JP2003052394A - 酵素反応解析方法及び解析装置 - Google Patents

酵素反応解析方法及び解析装置

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JP2003052394A
JP2003052394A JP2001241534A JP2001241534A JP2003052394A JP 2003052394 A JP2003052394 A JP 2003052394A JP 2001241534 A JP2001241534 A JP 2001241534A JP 2001241534 A JP2001241534 A JP 2001241534A JP 2003052394 A JP2003052394 A JP 2003052394A
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vmax
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enzyme reaction
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Kazuya Shinya
和也 新屋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大反応速度Vmax及びミカエリス定数Kmを
正確に算出する。 【解決手段】 酵素活性を有する試料溶液について一定
波長での吸光度の時間変化の測定結果に基づいて基質濃
度siとそれに対する酵素反応の反応速度vi(但しi=
1〜n)とが与えられたとき、下記式を満たすようなK
mを算出し、 Σ(vi/si)・〔1/(1+Km/si)〕/{Σ(1/si)・
〔1/(1+Km/si)2〕−Σ(vi/si2)・〔1/(1+Km
/si)2〕/{Σ(1/si2)・〔1/(1+Km/si)3〕=0 次いで前記Kmを下記式に適用してVmaxを算出する。 Vmax=Σ(vi/si)・〔1/(1+Km/si)〕/{Σ(1/
si)・〔1/(1+Km/si)2

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酵素活性を有する
試料について一定波長の光に対する吸光度の時間変化を
分光光度計を用いて測定し、その結果に基づいて酵素反
応の最大反応速度やミカエリス定数といった指標値を算
出するための酵素反応解析方法及び解析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の酵素による活性反応を調べる方法
として、基質に酵素を添加した後に酵素反応の生じてい
るその溶液の吸光度の時間変化を分光光度計によって測
定し、その時間変化率に基づいて活性値を算出するとい
う方法が従来より用いられている。例えば、酵素活性値
は、吸光度の時間変化(Abs/min)に吸光度−濃度の換
算係数を乗じ、必要に応じて希釈率などを補正するため
の補正係数を乗じることにより求めることができる。
【0003】また、こうした酵素反応はミカエリス−メ
ンテンの式に従うことがよく知られている。すなわち、
酵素反応の速度をv、基質の濃度をsとしたとき、 v=Vmax・s/(Km+s) …(1) となる関係である。ここで、Vmaxは最大反応速度、Km
はミカエリス定数と呼ばれる定数である。この式の意味
するところは、酵素反応の反応速度vは基質濃度sが増
加するに伴って増大し、その最大値、つまり最大反応速
度Vmaxに漸近するということであり、反応速度vが最
大反応速度Vmaxの1/2となるような基質濃度をミカエ
リス定数Kmとして定義している。
【0004】したがって、酵素反応の特性を知るには、
最大反応速度Vmax及びミカエリス定数Kmが重要な指標
値である。従来、最大反応速度Vmax及びミカエリス定
数Kmを求めるために最もよく用いられている方法は、
ラインウェーバー・バーク(Lineweaver-Burk)プロッ
トによる方法である。すなわち、上記(1)式は次式に書
き換えることができる。 1/v=(1/Vmax)+(Km/Vmax)・(1/s) …(2) この式がラインウェーバー・バークの式であり、基質濃
度sの相違する複数の試料に関して1/vと1/sとの関
係をプロットしたグラフがラインウェーバー・バークプ
ロットである。
【0005】(1)式から(2)式への変換はs→1/s,v
→1/vという軸変換操作であり、1/s−1/vのグラ
フ上では各プロット点より回帰直線を引くことができ
る。そこで、各プロット点の最小二乗誤差を最小にする
ように直線を引き、その直線の傾きと縦軸(つまり1/
v)との交点の値からVmaxとKmとを求める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した算出方法は簡
便であって計算の手間も小さくてすむ。しかしながら、
軸変換操作を行った上で回帰直線を引いているため、グ
ラフ上の各プロット点の誤差の影響を均一にすることが
できない。そのため、Vmax、Kmともに真値からずれる
傾向にある。また、このことは、(1)式のミカエリス−
メンテンの式に従ったグラフを描出したときに、s,v
の関係を示す曲線がVmaxに漸近していると捉えにくい
グラフになることを意味する。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、分光光
度計により測定した吸光度の時間変化を基に最大反応速
度Vmax及びミカエリス定数Kmを算出する酵素活性解析
方法及び解析装置において、最大反応速度Vmax及びミ
カエリス定数Kmを従来よりも精度よく求めることがで
きる酵素反応解析方法及び解析装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者は、基質濃度sと反応速度vとの組(s,
v)から最大反応速度Vmax及びミカエリス定数Kmを算
出する際に、軸変換を行うことなく最小二乗近似法によ
り誤差解析を実行することに想到した。
【0009】すなわち、本発明に係る酵素反応解析方法
は、酵素活性を有する試料溶液について一定波長での吸
光度の時間変化の測定結果に基づいて、酵素反応に関す
る指標値である最大反応速度Vmaxとミカエリス定数Km
とを算出する酵素反応解析方法であって、前記測定の結
果として基質濃度siとそれに対する酵素反応の反応速
度vi(但しi=1〜n)とが与えられたとき、 a)下記式又はその変形式を満たすようなKmを算出する
ステップと、 Σwi・vi・〔1/(1+Km/si)〕/{Σwi・〔1/(1
+Km/si)2〕=Σwi2・vi・〔1/(1+Km/si)2〕/
{Σwi2・〔1/(1+Km/si)3〕 (ただし、wiは(si,vi)に対する重み付け係数で
あり、重み付けをしない場合にi=1〜nにおけるwiは
等しい) b) 前記Kmを下記式に適用してVmaxを算出するステッ
プと、 Vmax=Σwi・vi・〔1/(1+Km/si)〕/{Σwi・
〔1/(1+Km/si)2〕 を含むことを特徴としている。
【0010】この発明に係る酵素反応解析方法では、基
質濃度siが低い領域では高い領域よりも前記両式にお
ける寄与度が高くなるような重み付けを行うことが好ま
しい。
【0011】また、本発明に係る酵素反応解析装置は、 a)基質濃度の相違する複数種類の酵素活性を有する試料
について、一定波長での吸光度の時間変化を測定する分
光測定手段と、 b)前記吸光度の時間変化より各試料における酵素反応の
反応速度を求める第1の演算処理手段と、 c)前記各試料に対応して算出された、基質濃度siとそ
れに対する酵素反応の反応速度vi(但しi=1〜n)の
データを受け、 c1)下記式又はその変形式を満たすようなミカエリス定
数Kmを算出し、 Σwi・vi・〔1/(1+Km/si)〕/{Σwi・〔1/(1
+Km/si)2〕=Σwi2・vi・〔1/(1+Km/si)2〕/
{Σwi2・〔1/(1+Km/si)3〕 (ただし、wiは(si,vi)に対する重み付け係数で
あり、重み付けをしない場合にi=1〜nにおけるwiは
等しい) c2)次いで、前記Kmを下記式に適用して最大反応速度V
maxを算出する第2の演算処理手段と、 Vmax=Σwi・vi・〔1/(1+Km/si)〕/{Σwi・
〔1/(1+Km/si)2〕 を備えることを特徴としている。
【0012】この発明に係る酵素反応解析装置では、前
記第2の演算処理手段は、基質濃度siが低い領域では
高い領域よりも前記両式における寄与度が高くなるよう
な重み付けを行うことが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、本発明に係る酵素反応解析
方法において最大反応速度Vmax及びミカエリス定数Km
を算出する原理について説明する。
【0014】上記(1)式は次のように書き換えることが
できる。 v=Vmax・s/(Km+s) =Vmax・〔1/(1+Km/s)〕 …(3) したがって、Vmax,Kmを未知として、最小二乗法の意
味で最適な値を与えるVmax,Kmを求めればよい。
【0015】いま、測定点として、 (si,vi) 但し1≦i≦n が与えられている。ここで、求めようとする曲線は、低
濃度の領域でより効率よく一致してほしいので、1/si
(上記wi)を重み付け係数として与えることとする。
すなわち、上記命題は次の(4)式を最小にするVmax,K
mを求めることになる。 Δ2=Σ(1/si)・{vi−Vmax・〔1/(1+Km/s)〕}2 …(4)
【0016】(4)式で誤差が最小になるときには局値を
とるから、Vmax,Kmによる偏微分は0でなければなら
ない。まず、(4)式に対するVmaxによる偏微分により
(5)式が得られる。 ∂Δ2/∂Vmax=−2Σ〔1/si(1+Km/si)〕・{vi−Vmax・〔1/(1 +Km/si)〕}=0 …(5) これより、VmaxとKmとの関係として次の(6)式が得られる。 Vmax=Σ(vi/si)・〔1/(1+Km/si)〕/{Σ(1/si)・〔1/(1+Km /si)2〕 …(6)
【0017】一方、(4)式に対するKmによる偏微分によ
り(7)式が得られる。 ∂Δ2/∂Km=−2Σ(Vmax/si2)・〔1/(1+Km/si)2〕・{vi−Vmax ・〔1/(1+Km/si)〕}=0 …(7) Vmaxは非ゼロであると仮定してよいので、VmaxとKm
との関係として次の(8)式が得られる。 Vmax=Σ(vi/si2)・〔1/(1+Km/si)2〕/{Σ(1/si2)・〔1/(1+ Km/si)3〕 …(8)
【0018】上記(6),(8)式より次の(9)式が得られ
る。 F(Km)=Σ(vi/si)・〔1/(1+Km/si)〕/{Σ(1/si)・〔1/(1+ Km/si)2〕−Σ(vi/si2)・〔1/(1+Km/si)2〕/{Σ(1/si2)・〔1/(1 +Km/si)3〕=0 …(9) この(9)式を満たすKmが求めようとしている値である。
このKmが求まれば、上記(6)式よりVmaxも同様に求め
ることができる。
【0019】なお、重み付け係数は必須ではないもの
の、ミカエリス−メンテンの式の性質上、低濃度領域で
の値の寄与度を高くしたほうが、より確からしい近似を
行うことができる。もちろん、重み付け係数を与える場
合でも、1/siでなく、他の値としてもよい。
【0020】上記本発明による演算方法と従来方法とで
計算を行った場合の結果の相違について具体例を挙げて
説明する。
【0021】いま、(si,vi)として、(5.71,0.156
6),(6.67,0.1737),(8,0.2176),(10,0.2615),(1
3.3,0.3188),(20,0.4)という6個の測定データが得
られたものとする。このとき従来のラインウェーバー・
バークの方法による計算では、Vmax=1.3215,Km=4
2.3869と求まる。また、この解析結果に基づいてミカエ
リス−メンテン式に従った関係を示すと図4のグラフに
なる。このグラフでは、最大基質濃度であるs=20で漸
近線Vmaxとの乖離は約0.9215となっている。
【0022】これに対し、本発明による方法では、(9)
式に従って横軸をKm、縦軸をvにとったグラフをKm=
0から50の範囲に亘って描くと、図2に示すようにな
る。この図2より、Km=32.5でゼロラインと交差する
ことがわかる。すなわち、求めたいミカエリス定数Km
は32.5である。更に、(6)式により最大反応速度Vmaxを
求めると、Vmax=1.073442と求まる。このようにして
求めたKm,Vmaxを用いてミカエリス−メンテンの関係
を示すと図3のようになる。この図3では、s=20で漸
近線Vmaxとの乖離は約0.67であり、上述した従来方法
と比べて著しく改善されていることがわかる。
【0023】次に、上記酵素反応解析方法を利用した酵
素反応解析装置の一実施例を説明する。図1は本実施例
による酵素反応解析装置の構成図である。この酵素反応
解析装置は大別して分光測定部1と演算処理部6とから
構成されており、分光測定部1は光源部2、分光部3、
試料セル4、光検出部5を含み、演算処理部6は吸光度
演算部7、酵素反応解析演算部8を含む。演算処理部6
の実体は、ハードウエアとしてはCPUを中心に構成さ
れるパーソナルコンピュータであって、吸光度演算部7
や酵素反応解析演算部8はそのコンピュータ上で実行さ
れる所定のソフトウエアによりその動作が達成される。
また、演算処理部6には、入力操作を行うためのキーボ
ードやポインティングデバイスなどの入力部9、解析結
果のグラフなどを表示するためのモニタ10が接続され
ている。
【0024】試料セル4には基質に酵素を添加した試料
溶液が収容される。光源部2から放射された白色光のう
ち、分光部3により特定波長の単色光を取り出して試料
セル4に照射する。この単色光は酵素による活性反応を
生じている試料溶液中を通過し、その過程で光の一部が
吸収され、この透過光の光強度を光検出部5で検出す
る。この検出信号は吸光度演算部7へ送られ、照射光と
透過光との比に基づいて吸光度が計算される。この吸光
度の測定は所定時間間隔毎に、所定の測定時間に達する
まで繰り返し行われる。これにより吸光度の時間変化曲
線が作成される。
【0025】最大反応速度Vmaxやミカエリス定数Kmを
求めたい場合には、基質濃度の相違する複数の試料溶液
についてそれぞれ吸光度の時間変化を求め、基質濃度s
iと反応速度viとの値の組を酵素反応解析演算部8に与
える。酵素反応解析演算部8は上述したような演算を実
行することにより、最大反応速度Vmax及びミカエリス
定数Kmを算出し、モニタ10の画面上にこれを数値と
して表示するとともに、ミカエリス−メンテンの式に従
った図3に示したようなグラフを描出する。
【0026】なお、上記実施例は本発明の一例にすぎ
ず、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行えること
は明らかである。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明による酵素反応解
析方法及び解析装置によれば、基質濃度sと反応速度v
を組とする複数種類の測定データが与えられたときに、
軸変換を行うことなく最小二乗法により最大反応速度V
max及びミカエリス定数Kmを算出することができる。そ
のため、最大反応速度Vmax及びミカエリス定数Kmの算
出精度が向上し、より正確性の高い、基質濃度sと反応
速度vとの関係を示すグラフを描くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による酵素反応解析装置の
構成図。
【図2】 本発明の酵素反応解析方法を説明するための
グラフ。
【図3】 本発明の酵素反応解析方法により描かれるミ
カエリス−メンテンの式に従ったグラフ。
【図4】 従来のラインウェーバー・バークプロットに
よる方法により描かれるミカエリス−メンテンの式に従
ったグラフ。
【符号の説明】 1…分光測定部 2…光源部 3…分光部 4…試料セル 5…光検出部 6…演算処理部 7…吸光度演算部 8…酵素反応解析演算部 9…入力部 10…モニタ
フロントページの続き Fターム(参考) 2G054 AA10 AB03 EA04 EB01 GA07 GB01 2G059 AA02 AA10 BB04 CC16 EE01 EE12 FF04 HH02 JJ01 KK01 MM01 MM02 MM10 4B029 AA07 BB16 FA10 FA12 4B063 QA01 QQ15 QQ16 QQ18 QQ21 QQ61 QR01 QR41 QR50 QR57 QS24 QS28 QX01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酵素活性を有する試料溶液について一定
    波長での吸光度の時間変化の測定結果に基づいて、酵素
    反応に関する指標値である最大反応速度Vmaxとミカエ
    リス定数Kmとを算出する酵素反応解析方法であって、 前記測定の結果として基質濃度siとそれに対する酵素
    反応の反応速度vi(但しi=1〜n)とが与えられたと
    き、 a)下記式又はその変形式を満たすようなKmを算出する
    ステップと、 Σwi・vi・〔1/(1+Km/si)〕/{Σwi・〔1/(1
    +Km/si)2〕=Σwi2・vi・〔1/(1+Km/si)2〕/
    {Σwi2・〔1/(1+Km/si)3〕(ただし、wiは(s
    i,vi)に対する重み付け係数であり、重み付けをしな
    い場合にi=1〜nにおけるwiは等しい) b) 前記Kmを下記式に適用してVmaxを算出するステッ
    プと、 Vmax=Σwi・vi・〔1/(1+Km/si)〕/{Σwi・
    〔1/(1+Km/si)2〕 を含むことを特徴とする酵素反応解析方法。
  2. 【請求項2】 基質濃度siが低い領域では高い領域よ
    りも前記両式における寄与度が高くなるような重み付け
    を行うことを特徴とする請求項1に記載の酵素反応解析
    方法。
  3. 【請求項3】 a)基質濃度の相違する複数種類の酵素活
    性を有する試料について、一定波長での吸光度の時間変
    化を測定する分光測定手段と、 b)前記吸光度の時間変化より各試料における酵素反応の
    反応速度を求める第1の演算処理手段と、 c)前記各試料に対応して算出された、基質濃度siとそ
    れに対する酵素反応の反応速度vi(但しi=1〜n)の
    データを受け、 c1)下記式又はその変形式を満たすようなミカエリス定
    数Kmを算出し、 Σwi・vi・〔1/(1+Km/si)〕/{Σwi・〔1/(1
    +Km/si)2〕=Σwi2・vi・〔1/(1+Km/si)2〕/
    {Σwi2・〔1/(1+Km/si)3〕 (ただし、wiは(si,vi)に対する重み付け係数で
    あり、重み付けをしない場合にi=1〜nにおけるwiは
    等しい) c2)次いで、前記Kmを下記式に適用して最大反応速度V
    maxを算出する第2の演算処理手段と、 Vmax=Σwi・vi・〔1/(1+Km/si)〕/{Σwi・
    〔1/(1+Km/si)2〕 を備えることを特徴とする酵素反応解析装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の演算処理手段は、基質濃度s
    iが低い領域では高い領域よりも前記両式における寄与
    度が高くなるような重み付けを行うことを特徴とする請
    求項3に記載の酵素反応解析装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101788462A (zh) * 2010-03-09 2010-07-28 清华大学 一种单通道酶活自动检测装置
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