JP2003051120A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003051120A
JP2003051120A JP2001237015A JP2001237015A JP2003051120A JP 2003051120 A JP2003051120 A JP 2003051120A JP 2001237015 A JP2001237015 A JP 2001237015A JP 2001237015 A JP2001237015 A JP 2001237015A JP 2003051120 A JP2003051120 A JP 2003051120A
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light beam
optical disk
recording
lpp
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JP2001237015A
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Satoshi Miyagawa
智 宮川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを記録/再生するためのグルーブと共
に、グルーブに隣接するランド部にプリピットが形成さ
れている光ディスクから、アドレス情報を有するプリピ
ット信号を正確に検出することが可能な光ディスク装置
を提供する。 【解決手段】 光ディスク装置において、光ディスクに
データを記録/再生するためのメインビームの他にラン
ド部をトレースする先行サブビームを出力する光ピック
アップ(図示せず)と、光ディスクに対する先行サブビ
ームの反射光に基づき、信号を作成する加算器10と、
加算器10の出力信号についてLPPスライスレベルを
設定するスライスレベル設定手段12と、加算器10の
出力信号を、スライスレベル設定手段12に設定される
LPPスライスレベルと比較して2値化信号を作成し、
プリピット信号を検出する比較器11とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アドレス情報をプ
リピットの形態で備えた記録型の記録媒体に対して情報
の記録、再生を行う光ディスク装置に関し、特に記録媒
体において記録データによるピットが存在する場合にお
いても、安定してプリピット情報を再生することが可能
なプリピット検出回路を備えた光ディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録型の光ディスクでは、未記録状態に
おいても情報の記録を可能にするために、あらかじめア
ドレス情報や、記録再生動作に用いるクロック信号を生
成するための基準信号が、プリピットやプリグルーブな
どの形態で記録されている。例えば、DVD−Rには、
ビデオデータやオーディオデータなどの本来記録すべき
情報が記録ピットとして記録される領域であるプリグル
ーブと共に、プリグルーブ間の領域であるランド部にプ
リピット(以下、ランドプリピット:LPPと称する)
が存在する。またプリグルーブは、DVD−Rの回転制
御に用いられ、基準クロックに基づいた周波数でディス
クの半径方向にわずかにウォブリングされている。DV
D−Rの回転制御を行う際には、このウォブリング周波
数を検出し、検出したウォブリング周波数が上記基準ク
ロックの周波数と合致するようにフィードバック制御す
る。
【0003】図17は光ディスク装置における光ディス
クの構成を示す図である。図18は従来の光ディスク装
置におけるLPP検出回路の構成を示すブロック図であ
る。図19はLPP検出回路で得られた信号の説明図で
ある。図17において、1はディスク上のプリグルーブ
2間の領域であるランド部に形成されているLPP、6
はプリグルーブ2に照射された光ビームである。
【0004】図18において、プリグルーブ2に照射し
た光ビーム6の反射光を、受光素子8にて受光する。受
光素子8は4分割に分割されており、受光素子8の各領
域からの信号を加減算器22により演算して、フォーカ
スエラー信号やトラッキングエラー信号などを生成す
る。加減算器22は、プリグルーブ2を中心として左右
に2分割された受光素子8の各領域からの出力信号の差
分を演算し((A+D)−(B+C))、プッシュプル
信号と呼ばれる差分信号を生成する。
【0005】このように光ビーム6をプリグルーブ2に
照射したとき、LPP1の存在する側と存在しない側と
で反射光量のアンバランスが生じるため、加減算器22
の差分演算により求めたプッシュプル信号によりLPP
1の成分が抽出される。プリグルーブ2を光ビーム6が
トレースする際、LPP1は光ビーム6の進行方向に対
して左右両側に存在するため、プッシュプル信号には正
側のLPP信号と負側のLPP信号が存在する。ただ
し、通常は、光ビーム6の進行方向に対して左右どちら
かのみにアドレス情報が埋め込まれているので、プッシ
ュプル信号の両極成分のうちいずれか一方(例えば負成
分)のみを所定の閾値と比較して得られる2値化信号か
らアドレス情報を得る。
【0006】図19において、上のグラフは、加減算器
22の出力であるプッシュプル信号を示し、プッシュプ
ル信号はグルーブで得られたWobble信号とLPP
の部分で得られたパルス的に変化するLPP信号から構
成される。比較器24が、このプッシュプル信号をスラ
イスレベル設定手段23に設定されるLPPスライスレ
ベルで2値化することにより、下のグラフに示す2値化
信号が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DVD−R
のような記録型の光ディスクでは、情報の記録ピットを
形成するために高出力の光ビームが照射されると、記録
用ビームの熱エネルギーによって照射位置の反射率が低
下する。つまり、記録ピットが形成されたプリグルーブ
位置における反射光量は、記録ピットが形成されないプ
リグルーブ位置の反射光量より小となる。
【0008】したがって、情報の記録時には、記録ピッ
トが形成されるプリグルーブ位置に隣接するランド部の
一部も記録用ビームで照射されることになるため、記録
ピットが形成されるプリグルーブ位置に隣接するランド
部にLPPが存在すると、LPPが存在するランド部の
反射率が低下する。そして、LPPの読み取りを行う際
には、LPPからの反射光量が低下することになり、上
記プッシュプル信号として抽出される差分信号の振幅レ
ベルも低下してしまうので、不要ノイズに対するLPP
信号のS/Nが悪化してしまうという問題があった。さ
らに、記録用ビームの光パワーがより強いと記録ピット
がより強く形成されるため、反射光量がより低下しさら
にLPP信号のS/Nが悪化してしまうという問題もあ
った。
【0009】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものであり、LPP信号の検出を簡単な構成で、精度
よく行うことが可能なLPP検出回路を備えた光ディス
ク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、請求項1に係る光ディ
スク装置は、データを記録/再生するためのグルーブを
有し、グルーブとグルーブとの間のランド部にプリピッ
トがあらかじめ形成されている光ディスクに、光ビーム
により記録再生を行う光ディスク装置であって、光ディ
スクにデータを記録/再生するための第1の光ビーム
と、ランド部をトレースする第2の光ビームとを出力す
る光ピックアップと、光ディスクに対する第2の光ビー
ムの反射光に基づき、アドレス情報を有するプリピット
信号を抽出するプリピット信号検出手段とを備えた、こ
とを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項2に係る光ディスク装置
は、請求項1に記載された光ディスク装置において、前
記プリピット信号検出手段は、光ディスクに対する第2
の光ビームの反射光に基づき、信号を作成する信号作成
手段と、前記信号作成手段の出力信号の閾値を設定する
閾値設定手段と、前記信号作成手段の出力信号を、前記
閾値設定手段に設定される閾値と比較してプリピット信
号を検出する比較手段とを備えた、ことを特徴とするも
のである。
【0012】本発明の請求項3に係る光ディスク装置
は、請求項2に記載された光ディスク装置において、前
記信号作成手段により作成された信号のうち、低周波成
分を抽出するローパスフィルタ手段と、光ディスクに対
する第2の光ビームの反射レベルの低下による、前記信
号作成手段の出力信号の振幅のボトムレベルを検出する
ボトム検出手段とを備え、前記閾値設定手段は、前記ロ
ーパスフィルタ手段による検出値と、前記ボトム検出手
段による検出値との間の値に閾値を設定する、ことを特
徴とするものである。
【0013】本発明の請求項4に係る光ディスク装置
は、請求項2に記載された光ディスク装置において、前
記信号作成手段の出力信号の振幅のピークレベルを検出
するピーク検出手段と、光ディスクに対する第2の光ビ
ームの反射レベルの低下による、前記信号作成手段の出
力信号の振幅のボトムレベルを検出するボトム検出手段
とを備え、前記閾値設定手段は、前記ピーク検出手段に
よる検出値と、前記ボトム検出手段による検出値との間
の値に閾値を設定する、ことを特徴とするものである。
【0014】本発明の請求項5に係る光ディスク装置
は、請求項3に記載された光ディスク装置において、前
記ローパスフィルタ手段による検出値と、前記ボトム検
出手段による検出値との差を演算し、前記信号作成手段
の出力信号の振幅を求める減算手段と、前記減算手段の
出力信号の閾値を設定する第2の閾値設定手段と、前記
減算手段の出力信号を、前記第2の閾値設定手段に設定
された閾値と比較する第2の比較手段と、前記信号作成
手段の出力信号の振幅が閾値以下である場合は、前記比
較手段によるプリピット信号の出力を禁止する出力禁止
手段とを備えた、ことを特徴とするものである。
【0015】本発明の請求項6に係る光ディスク装置
は、請求項4に記載された光ディスク装置において、前
記ピーク検出手段による検出値と、前記ボトム検出手段
による検出値との差を演算し、前記信号作成手段の出力
信号の振幅を求める減算手段と、前記減算手段の出力信
号の閾値を設定する第2の閾値設定手段と、前記減算手
段の出力信号を、前記第2の閾値設定手段に設定された
閾値と比較する第2の比較手段と、前記信号作成手段の
出力信号の振幅が閾値以下である場合は、前記比較手段
によるプリピット信号の出力を禁止する出力禁止手段と
を備えた、ことを特徴とするものである。
【0016】本発明の請求項7に係る光ディスク装置
は、データを記録/再生するためのグルーブを有し、グ
ルーブとグルーブとの間のランド部にプリピットがあら
かじめ形成されている光ディスクに、光ビームにより記
録再生を行う光ディスク装置であって、光ディスクにデ
ータを記録/再生するための第1の光ビームと、ランド
部をトレースする第2の光ビームとを出力する光ピック
アップと、光ディスクに対する第1の光ビームの反射光
に基づき、アドレス情報を有するプリピット信号を抽出
するプリピット信号検出手段と、光ディスクに対する第
2の光ビームの反射光に基づき、アドレス情報を有する
プリピット信号を検出する第2のプリピット信号検出手
段と、第2の光ビームによるプリピット信号と、第1の
光ビームによるプリピット信号との時間差を測定して記
憶する遅延量検出手段とを備えた、ことを特徴とするも
のである。
【0017】本発明の請求項8に係る光ディスク装置
は、請求項7に記載された光ディスク装置において、第
2の光ビームが第1の光ビームに対して先行する場合、
前記遅延量検出手段に記憶された第1の光ビームと第2
の光ビームとの時間差を用いて、第2の光ビームによる
プリピット信号を遅延させる遅延手段を備えた、ことを
特徴とするものである。
【0018】本発明の請求項9に係る光ディスク装置
は、請求項7または請求項8に記載された光ディスク装
置において、前記第1の光ビームによるプリピット信号
の検出は、光ディスクにおける未記録の領域にて第1の
光ビームを照射することにより行う、ことを特徴とする
ものである。
【0019】本発明の請求項10に係る光ディスク装置
は、請求項7に記載された光ディスク装置において、第
2の光ビームが第1の光ビームに対して先行する場合、
前記遅延量検出手段に記憶された第1の光ビームと第2
の光ビームとの時間差と、第2の光ビームによるプリピ
ット信号とを用いて、第1の光ビームがプリピット近傍
を記録するタイミングを検出するタイミング検出手段
と、第1の光ビームによりプリピット近傍を記録する際
に、第1の光ビームの記録パワーを減少させる記録パワ
ー制御手段とを備えた、ことを特徴とするものである。
【0020】本発明の請求項11に係る光ディスク装置
は、請求項10に記載された光ディスク装置において、
前記記録パワー制御手段は、前記第1の光ビームの記録
パワーを減少させる際に、該記録パワーがデータ記録前
の試し書きにより検出された最適記録パワーの範囲内に
なるように制御する、ことを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下に、本発明
の請求項1,2に記載された発明の実施の形態につい
て、図1、図2、図3を用いて説明する。図1は光ディ
スク装置における光ディスクの構成を示す図である。図
において、1はLPP(ランドプリピット)、2はプリ
グルーブである。
【0022】プリグルーブ2は記録再生を行うための案
内溝であり、DVD−Rではディスクの内周から外周に
わたって0.74μmのピッチで螺旋状に溝が刻まれて
いる。LPP(ランドプリピット)1はグルーブ2とグ
ルーブ2の間にあらかじめ形成されており、通常、グル
ーブ2に沿ってパターン化されて配置されることによ
り、アドレス情報が刻み込まれている。
【0023】3、4、5は光ディスク装置に搭載されて
いる光ピックアップ(図示せず)から照射される光ビー
ムであり、そのうち4はメインビームであり、データの
記録/再生に用いられ、3は先行サブビーム、5は後行
サブビームである。図中ハッチングの楕円状のものはメ
インビーム4により光ディスク上に形成された記録ピッ
トである。
【0024】メインビーム4がグルーブ2のセンタに位
置するときに、先行サブビーム3はメインビーム4のト
レース方向に対して前方、かつ、外周側に隣接するラン
ド部に配置され、後行サブビーム5はメインビーム4の
トレース方向に対して後方、かつ、内周側の隣接するラ
ンド部に配置される。これによってメインビーム4のト
レースする外周側のLPP上を先行サブビーム3がトレ
ースし、内周側のLPP上を後行サブビーム5がトレー
スする。アドレス情報がトレースするグルーブに対して
外周側のLPPに存在する場合は、先行サブビーム3に
よってLPP信号を検出することができる。ただし、内
周側のLPPにアドレス情報が存在する場合は、先行サ
ブビーム3を逆に内周側に配置する必要がある。
【0025】図2は光ディスク装置におけるLPP検出
回路の構成を示すブロック図である。図において、7、
8、9は受光素子であり、受光素子7は先行サブビーム
3の反射光を受光し、受光素子8はメインビーム4の反
射光を受光し、受光素子9は後行サブビーム5の反射光
を受光する。各受光素子7、8、9はフォーカスサーボ
信号、トラックサーボ信号を得るために多分割されてお
り、各素子からの信号はサーボ信号演算処理部13に入
力され演算されて、フォーカスサーボ信号、トラックサ
ーボ信号が生成される。10は加算器であり、先行サブ
ビーム3用の受光素子7から出力されるEとGの信号を
加算して、和信号を生成する。11は比較器であり、加
算器10の出力である和信号をスライスレベル設定手段
12に設定されるLPPスライスレベルを基準に2値化
して、2値化信号を生成する。
【0026】図3はLPP検出回路により得られた信号
の説明図である。図において、上のグラフは、加算器1
0の出力である和信号(E+G)を示し、先行サブビー
ム3の反射光レベルを示している。LPPが存在しない
部分では先行サブビーム3の反射光レベルが高く、同時
に和信号のレベルが高く、一方、LPPが存在する部分
では先行サブビーム3の反射光レベルが下がることによ
り、和信号のレベルが一時的に低下する。この和信号を
比較器11によりLPPスライスレベルで2値化するこ
とにより、下のグラフが示す2値化信号が得られる。
【0027】ここで、図1に示すように先行ビームはグ
ルーブ2とグルーブ2の間をトレースするため、記録デ
ータによるピットは存在しないため、ピットによる影響
を回避したLPP信号を検出することができる。また、
先行サブビーム3の大きさがグルーブ2間の距離に比べ
て大きい場合には先行サブビーム3の裾野が記録ピット
にかかってくるが、裾野の方のエネルギーは小さいた
め、メインビーム4が記録ピットの中央をトレースする
のに比べて、記録ピットの影響は小さいため、LPP信
号のS/N劣化を小さくすることができる。
【0028】このように、本発明の実施の形態1による
光ディスク装置によれば、3ビーム方式のピックアップ
を用いて、メインビーム4によるデータの記録時に、先
行サブビーム3は記録ピットの存在しないランド部をト
レースし、その反射光に基づきLPP信号を抽出するの
で、LPP信号をS/Nが良好な状態で検出することが
でき、アドレス情報をエラー無く読み取ることができ
る。
【0029】(実施の形態2)次に、本発明の請求項3
に記載された発明の実施の形態について、図4と図5を
用いて説明する。図4は光ディスク装置におけるLPP
検出回路の構成を示すブロック図である。図において、
11は比較器、14はローパスフィルタ、15はボトム
検出器、16はスライスレベル設定手段である。
【0030】ローパスフィルタ14は、加算器10から
入力される和信号の低周波成分を検出する。ボトム検出
器15は、加算器10から入力される和信号の振幅のボ
トムレベルを検出する。スライスレベル設定手段16
は、ローパスフィルタ14により検出されたレベルと、
ボトム検出器15により検出されたレベルの間のレベル
をLPPスライスレベルとして設定する。比較器11
は、加算器10から入力される和信号をスライスレベル
設定手段16に設定されたLPPスライスレベルを基準
にスライスして、2値化信号を生成する。
【0031】LPP検出回路により得られた信号につい
て図5を用いて説明する。図において、上のグラフは、
加算器10の出力である和信号(E+G)を示し、先行
サブビーム3の反射光レベルを示している。LPPが存
在しない部分では先行サブビーム3の反射光レベルが高
く、同時に和信号のレベルが高く、一方、LPPが存在
する部分では先行サブビーム3の反射光レベルが下がる
ことにより、和信号のレベルが一時的に低下する。
【0032】ローパスフィルタ14の出力レベルは、L
PPが存在する部分での和信号の低下は短時間であるた
め、LPPが存在しない部分での和信号のレベルで推移
する。ボトム検出器15の出力レベルは、LPPの存在
する部分で得られたLPP信号のボトムレベルで推移す
る。スライスレベル設定手段16により設定されるLP
Pスライスレベルは、ローパスフィルタ14の出力レベ
ルとボトム検出器15の出力レベルの間のレベルに設定
され、図5ではほぼ中間のレベルに設定されている。こ
のレベルの設定については、先行サブビーム3の和信号
に含まれるノイズにより、LPP部以外で偽のLPP信
号が検出されないよう、かつLPP信号の振幅のばらつ
きにより、LPP信号に抜けを生じないように調整する
ことができる。
【0033】そして、比較器11が加算器10から入力
される和信号を上記LPPスライスレベルで2値化する
ことにより、下のグラフが示す2値化信号が得られる。
このように、LPPスライスレベルを、和信号の振幅の
高いレベルとボトムレベルとの間に設定するので、和信
号の振幅が変動しても、正確にLPP信号を検出するこ
とができる。
【0034】このように本発明の実施の形態2による光
ディスク装置によれば、3ビーム方式のピックアップを
用いて、メインビーム4によるデータの記録時に、先行
サブビーム3は記録ピットの存在しないランド部をトレ
ースし、その反射光に基づきLPP信号を抽出するの
で、良好なS/NのLPP信号を検出することができ
る。
【0035】また、ローパスフィルタ14とボトム検出
器15により和信号の振幅の高いレベルとボトムレベル
とを検出し、その間の値をLPPスライスレベルとして
設定するので、LPPスライスレベルが和信号の振幅変
動に追従し、和信号の振幅が変動しても正確にLPP信
号を検出することができる。
【0036】(実施の形態3)次に、本発明の請求項4
に記載された発明の実施の形態について、図6と図7を
用いて説明する。図6は光ディスク装置におけるLPP
検出回路の構成を示すブロック図である。図において、
11は比較器、15はボトム検出器、16はスライスレ
ベル設定手段、17はピーク検出器である。
【0037】ピーク検出器17は、加算器10から入力
される和信号のピークレベルを検出する。ボトム検出器
15は、加算器10から入力される和信号の振幅のボト
ムレベルを検出する。スライスレベル設定手段16は、
ピーク検出器17により検出されたレベルと、ボトム検
出器15により検出されたレベルの間のレベルをLPP
スライスレベルとして設定する。比較器11は、加算器
10から入力される和信号をスライスレベル設定手段1
6に設定されたLPPスライスレベルを基準にスライス
して、2値化信号を生成する。
【0038】LPP検出回路により得られた信号につい
て図7を用いて説明する。図において、上のグラフは、
加算器10の出力である和信号(E+G)を示し、先行
サブビーム3の反射光レベルを示している。LPPが存
在しない部分では先行サブビーム3の反射光レベルが高
く、同時に和信号のレベルが高く、一方、LPPが存在
する部分では先行サブビーム3の反射光レベルが下がる
ことにより、和信号のレベルが一時的に低下する。
【0039】ピーク検出器17の出力レベルは、LPP
が存在する部分での和信号の低下は短時間であるため、
LPPが存在しない部分での和信号のレベルで推移す
る。ボトム検出器15の出力レベルは、LPPの存在す
る部分で得られたLPP信号のボトムレベルで推移す
る。スライスレベル設定手段16により設定されるLP
Pスライスレベルは、ピーク検出器17の出力レベルと
ボトム検出器15の出力レベルの間のレベルに設定さ
れ、図7ではほぼ中間のレベルに設定されている。この
レベル設定については、先行サブビーム3の和信号に含
まれるノイズにより、LPP部以外で偽のLPP信号が
検出されないよう、かつLPP信号の振幅のばらつきに
より、LPP信号に抜けを生じないように調整すること
ができる。
【0040】そして、比較器11が加算器10から入力
される和信号を上記LPPスライスレベルで2値化する
ことにより、下のグラフが示す2値化信号が得られる。
このように、LPPスライスレベルを、和信号の振幅の
ピークレベルとボトムレベルとの間に設定するので、和
信号の振幅が変動しても、正確にLPP信号を検出する
ことができる。
【0041】本発明の実施の形態3による光ディスク装
置によれば、3ビーム方式のピックアップを用いて、メ
インビーム4によるデータの記録時に、先行サブビーム
3は記録ピットの存在しないランド部をトレースし、そ
の反射光に基づきLPP信号を抽出するので、良好なS
/NのLPP信号を検出することができる。
【0042】また、ピーク検出器17とボトム検出器1
5により和信号の振幅のピークレベルとボトムレベルと
を検出し、その間の値をLPPスライスレベルとして設
定するので、LPPスライスレベルが和信号の振幅変動
に追従し、和信号の振幅が変動することがあっても正確
にLPP信号を検出することができる。
【0043】(実施の形態4)次に、本発明の請求項5
に記載された発明の実施の形態について、図8と図9を
用いて説明する。図8は光ディスク装置におけるLPP
検出回路の構成を示すブロック図であり、ローパスフィ
ルタ14、ボトム検出器15、スライスレベル設定手段
16、比較器11から構成される部分は、実施の形態2
と同じであり、機能、作用も同じなので、ここで改めて
説明はしない。図において、18は減算器、19は第2
の比較器、20は異常検出レベル設定手段、21は出力
禁止回路である。
【0044】減算器18は、ローパスフィルタ14の出
力レベルとボトム検出器15の出力のレベルの差、つま
り、加算器7で得られた和信号の振幅を検出する。第2
の比較器19は、異常検出レベル設定手段20の出力信
号と減算器18の出力信号とを比較して、和信号の振幅
が異常検出レベル設定手段20に設定される異常検出レ
ベルよりも小さい/大きいを判定する。出力禁止回路2
1は、第2の比較器19の出力に基づき、和信号の振幅
が異常検出レベルより小さい場合は異常な状態と判断
し、第1の比較器11から入力される2値化信号の出力
を停止し、逆に、和信号の振幅が異常検出レベルより大
きい場合は正常な状態であると判断し、第1の比較器1
1から入力される2値化信号をそのまま出力する。
【0045】図9はLPP検出回路において得られた信
号の説明図である。図において、最も上のグラフは、加
算器10の出力である和信号(E+G)を示し、先行サ
ブビーム3の反射光レベルを示している。前半ではLP
Pが存在しない部分では先行サブビーム3の反射光レベ
ルが高く、同時に和信号のレベルが高く、一方、LPP
が存在する部分では先行サブビーム3の反射光レベルが
下がることにより、和信号のレベルが一時的に低下す
る。さらに、後半では光ディスク上のゴミなどによるド
ロップアウトの発生によって、和信号のレベルが低下し
ている。この和信号を比較器11によりLPPスライス
レベルで2値化することにより、最下段のグラフが示す
2値化信号が得られる。
【0046】2段目のグラフは、減算器18の出力信号
を示すグラフであり、和信号の振幅を示している。3段
目のグラフは、第2の比較器19の出力信号を示すグラ
フであり、第2の比較器19の出力信号は、和信号の振
幅が異常検出レベルより大きい場合、正常状態を示すH
iの状態になり、和信号の振幅が異常検出レベルより小
さい場合は、異常な状態を示すLoの状態になる。そし
て、第2の比較器19から出力される信号がLoである
期間は、出力禁止回路21は第1の比較器11から入力
される2値化信号の出力を行わない。
【0047】このように、光ディスク上のゴミなどによ
って和信号の振幅が低下した場合に、異常検出を行わな
ければ、最下段のグラフにおいて点線の矢印が示すよう
な誤ったLPP信号を検出することになるが、上記のよ
うな構成にて異常検出を行うことによって、LPP信号
の誤検出を防止することができる。
【0048】このように本発明の実施の形態4による光
ディスク装置によれば、ローパスフィルタ14及びボト
ム検出器15により和信号の振幅を求め、光ディスク上
のゴミなどによるドロップアウトの発生によって、和信
号の振幅が一定値以下に低下した場合にはLPP信号の
検出を停止するので、LPP信号の誤検出を防止するこ
とができる。
【0049】(実施の形態5)次に、本発明の請求項6
に記載された発明の実施の形態について、図10と図1
1を用いて説明する。図10は光ディスク装置における
LPP検出回路の構成を示すブロック図であり、ピーク
検出器17、ボトム検出器15、スライスレベル設定手
段16、比較器11から構成される部分は、実施の形態
3と同じであり、機能、作用も同じなので、ここで改め
て説明はしない。図において、18は減算器、19は第
2の比較器、20は異常検出レベル設定手段、21は出
力禁止回路である。
【0050】減算器18は、ピーク検出器17の出力レ
ベルとボトム検出器15の出力レベルの差、つまり、加
算器7で得られた和信号の振幅を検出する。第2の比較
器19は、異常検出レベル設定手段20の出力信号と減
算器18の出力信号とを比較して、和信号の振幅が異常
検出レベル設定手段20に設定される異常検出レベルよ
りも小さい/大きいを判定する。出力禁止回路21は、
第2の比較器19の出力に基づき、和信号の振幅が異常
検出レベルより小さい場合は異常な状態と判断し、第1
の比較器11から入力される2値化信号の出力を停止
し、逆に、和信号の振幅が異常検出レベルより大きい場
合は正常な状態であると判断し、第1の比較器11から
入力される2値化信号をそのまま出力する。
【0051】図11はLPP検出回路において得られた
信号の説明図である。図において、最も上のグラフは、
加算器10の出力である和信号(E+G)を示し、先行
サブビーム3の反射光レベルを示している。前半ではL
PPが存在しない部分では先行サブビーム3の反射光レ
ベルが高く、同時に和信号のレベルが高く、一方、LP
Pが存在する部分では先行サブビーム3の反射光レベル
が下がることにより、和信号のレベルが一時的に低下す
る。さらに、後半では光ディスク上のゴミなどによるド
ロップアウトの発生によって、和信号のレベルが低下し
ている。この和信号を比較器11によりLPPスライス
レベルで2値化することにより、最下段のグラフが示す
2値化信号が得られる。
【0052】2段目のグラフは、減算器18の出力信号
を示すグラフであり、和信号の振幅を示している。3段
目のグラフは、第2の比較器19の出力信号を示すグラ
フであり、第2の比較器19の出力信号は、和信号の振
幅が異常検出レベルより大きい場合、正常状態を示すH
i状態になり、和信号の振幅が異常検出レベルより小さ
い場合は、異常な状態を示すLo状態になる。そして、
第2の比較器19から出力される信号がLoである期間
は、出力禁止回路21は第1の比較器11から入力され
る2値化信号の出力を行わない。
【0053】このように、光ディスク上のゴミなどによ
ってLPP信号の振幅が低下した場合に、異常検出を行
わなければ、最下段のグラフにおいて点線の矢印が示す
ような誤ったLPP信号を検出することになるが、上記
のような構成にて異常検出を行うことによって、LPP
信号の誤検出を防止することができる。
【0054】このように、本発明の実施の形態5による
光ディスク装置によれば、ピーク検出器17及びボトム
検出器15により和信号の振幅を求め、光ディスク上の
ゴミなどによるドロップアウトの発生によって、和信号
の振幅が一定値以下に低下した場合にはLPP信号の検
出を停止するので、LPP信号の誤検出を防止すること
ができる。
【0055】(実施の形態6)DVD−Rにおいては、
LPP信号と記録データの同期を取る必要があるが、記
録はメインビームで行うため、LPP信号を先行サブビ
ームで検出した場合にはズレが生じてしまう。このズレ
の補正を行うためにメインビームの先行ビームに対する
遅延量を求めて補正をする必要がある。
【0056】本発明の請求項7、請求項8、請求項9に
記載された発明の実施の形態について、図12と図13
を用いて説明する。図12は光ディスク装置におけるL
PP検出回路の構成を示すブロック図であり、受光素子
(先行サブビーム用)7、受光素子(メインビーム用)
8、受光素子(後行サブビーム用)9、加算器10、比
較器11、スライスレベル設定手段12から構成される
部分は、実施の形態1と同じであり、機能、作用も同じ
なので、ここで改めて説明はしない。
【0057】図において、22は加減算器、23は第2
のスライスレベル設定手段、24は第2の比較器、25
はdelay量検出回路、26はdelay回路であ
る。
【0058】光ピックアップ(図示しない)は、光ディ
スクにおいて記録ピットのない未記録領域にメインビー
ム4を出射する。加減算器22は、メインビーム4用の
受光素子8からの出力信号に基づき(A+D)−(B+
C)の演算を行い、プッシュプル信号を求める。第2の
比較器24では、受光素子8により求められたプッシュ
プル信号を、第2のスライスレベル設定手段23に設定
されるLPPスライスレベルにより2値化し、2値化信
号を得る。delay量検出回路25は、比較器11か
らの先行サブビーム3による2値化信号と、第2の比較
器24からのメインビーム4による2値化信号とを比較
して、メインビーム4の先行サブビーム3に対する遅延
量を測定して記憶する。delay回路26は、del
ay量検出回路25で測定した遅延量だけ、比較器11
からの先行サブビームによる2値化信号を遅延させるこ
とによってメインビーム4による2値化信号に相当する
信号を得る。
【0059】LPP検出回路により得られた信号につい
て図13を用いて説明する。図13において、最も上の
グラフは、加算器10の出力信号であり、先行サブビー
ム3の反射光レベルを示す和信号(E+G)を示してお
り、LPPが存在しない部分では先行サブビーム3の反
射光レベルが高く、LPPが存在する部分では先行サブ
ビーム3の反射光レベルが下がる様子を示している。こ
の和信号を比較器11によりLPPスライスレベルで2
値化することにより、2段目のグラフが示す先行サブビ
ーム3による2値化信号が得られる。
【0060】4段目のグラフは、加減算器22の出力で
あるメインビーム4のプッシュプル信号を示しており、
プッシュプル信号はグルーブで得られたWobble信
号と、LPPの部分で得られたパルス的に変化するLP
P信号から構成される。このプッシュプル信号を第2の
比較器24によりLPPスライスレベルで2値化するこ
とにより、最下段のグラフが示すメインビーム4による
2値化信号が得られる。
【0061】上述したように、先行サブビーム3とメイ
ンビーム4とは空間的に離れているため、先行サブビー
ム3により求めたLPP信号とメインサブビーム4によ
り求めたLPP信号には時間的にズレが生じる。del
ay回路26は、delay量検出回路25で測定した
メインビーム4の先行サブビーム3に対する遅延量だ
け、比較器11から入力される先行サブビーム3による
2値化信号を遅延させ、これにより、3段目のグラフが
示す2値化信号を得ることができ、最下段のグラフに示
すメインビーム4による2値化信号と時間的に一致した
信号を得ることができる。さらに、delay量検出回
路25により記憶されているメインビーム4の先行ビー
ムに対する遅延量だけ、メインビーム4による記録処理
を遅らせることにより、delay回路26により得ら
れたLPP信号と記録データの同期をとることができ
る。
【0062】このように、本発明の実施の形態6による
光ディスク装置によれば、3ビーム方式のピックアップ
を用いて、先行サブビーム3よりLPP信号を抽出する
ので、記録ピットに影響されることのないS/Nの良好
なLPP信号を検出することができる。さらに、del
ay量検出回路26によりメインビーム4の先行サブビ
ーム3に対する遅延量を取得し、その遅延量を用いて先
行サブビーム3によるLPP信号を遅らせると共に、メ
インビーム4によるデータ記録を遅らせるので、LPP
信号と記録データとの同期を得ることができる。
【0063】また、メインビーム4によるLPP信号の
検出処理を記録ピットのない未記録領域にて行うので、
メインビーム4によるLPP信号もS/Nが良好な状態
で検出することができ、メインビーム4の先行サブビー
ム3に対する遅延量の測定を正確に行うことができる。
【0064】(実施の形態7)次に、本発明の請求項1
0に記載された発明の実施の形態について、図14と図
15を用いて説明する。図14は光ディスク装置におけ
るLPP検出回路の構成を示すブロック図であり、受光
素子(先行サブビーム用)7、受光素子(メインビーム
用)8、受光素子(後行サブビーム用)9、加算器1
0、比較器11、スライスレベル設定手段12、加減算
器22、第2のスライスレベル設定手段23、第2の比
較器24、delay量検出回路25から構成される部
分は、実施の形態6と同じであり、機能、作用も同じな
ので、ここで改めて説明はしない。
【0065】27はゲート生成回路である。ゲート生成
回路27は、delay量検出回路25に基づいてゲー
ト信号を生成する。このゲート信号はメインビーム4が
LPP近傍に位置することを示す信号であり、このゲー
ト信号に基づいて図示しない記録パワー制御回路により
記録パワーを制御することができる。
【0066】このゲート信号の様子を図13に示す。図
中、上から1段目、2段目、5段目、6段目の信号につ
いては実施の形態6ですでに説明しており、機能、作用
は同じであるので、ここで改めて説明はしない。
【0067】3段目のグラフは、ゲート生成回路27の
出力を示すグラフであり、delay量検出回路25で
測定したdelay量より若干短い「delay−α」
だけ、先行サブビーム3による2値化信号に対して遅れ
てLoになっており、メインビーム4による2値化信号
がLoである期間よりも若干長い時間Loの状態が持続
している。このゲート生成回路27の出力であるゲート
信号がLoである期間は、メインビーム4がLPP近傍
にあることを示している。
【0068】4段目のグラフは、記録光出力波形を示し
ており、ゲート信号がLoの区間には若干波高値が下が
っており、記録パワー制御手段によりメインビーム4の
記録パワーが減少している様子を示している。
【0069】このようにして、LPP近傍の記録処理を
行う場合は、メインビーム4の記録パワーやストラテジ
を変更してLPPを潰さないような記録を行うことがで
きる。また、先行サブビーム3によりLPP信号を検出
するので、確実にLPPがある部分のみ記録パワーやス
トラテジを減少させることができる。
【0070】次に、本発明の請求項11に記載された発
明の実施の形態について、図16を用いて説明する。図
16はDVD−Rに対するデータ記録に先立って行う試
し書き処理であるOPC(Optimum Power Contorol)の
動作説明図である。DVD−Rにおいては、データの記
録に先だって最適な記録パワーを求めるためのOPCを
行う。OPCはディスクの最内周のPCA(Power Cali
bration Area)にて記録パワーを変えて試し書きを行
い、その試し書きをした部分を再生して再生信号のエン
ベロープを検出し、その対称性を表すβを求めて、最適
なβとなる試し書き部分に対応する記録パワーを最適記
録パワーとしている。
【0071】図16において、一番上のグラフは記録パ
ワーを示し、順次、記録パワーを増加させて15種類の
記録パワーで試し書きを行うことを示している。中段の
グラフは、上のグラフに対応する試し書き部分を再生し
たときの再生信号のエンベロープを示し、1〜3の弱い
記録パワーではほとんど記録できないため再生信号の振
幅はゼロであり、記録パワーが増加するに従って再生信
号の振幅が増加している。下段のグラフは、再生信号エ
ンベロープより求めたβを示し、βは記録パワーと共に
増加している。データを記録する際には最適なβがあ
り、そのβになるような記録パワーを最適記録パワーと
してこの試し書きにより決定する。例えば、図16中の
記録パワーが13の部分でのβが最適だった場合は、1
3の記録パワーを最適記録パワーに決定する。
【0072】ところで、本発明ではLPPでの記録パワ
ーを減ずることを特徴としているため、その記録パワー
が減少し、記録状態が悪くなることが考えられる。そこ
で、本発明の請求項11に係る発明の実施の形態では、
記録パワー制御回路により記録パワーの状態変動を記録
品質に問題の無いレベルに収めるようにする。具体的に
は、良好な記録品質を得るためのβにはある幅があるた
め、例えば、図16中、12〜14の記録パワーで良好
な記録品質を得るためのβになるとすれば、記録パワー
が12〜14の範囲に収まるように、記録パワーの減ず
る量を決定することができる。これにより、LPP部で
の記録パワーを減ずることによる記録品質の劣化を防止
することができる。
【0073】本発明の実施の形態7による光ディスク装
置によれば、先行サブビーム3によりあらかじめLPP
の存在を検出し、LPP近傍の記録処理を行う際に、メ
インビーム4の記録パワーやストラテジを変更してLP
Pを潰さないように記録処理を行うので、LPP信号の
S/N劣化をより低減させることができる。さらに、先
行サブビーム3によりLPP信号を検出するので、確実
にLPPがある部分のみを選択することができる。
【0074】さらに、OPCにおいて予めLPP近傍で
の最適記録パワーを求め、LPP近傍の記録処理を行う
際に、メインビーム4の記録パワーを上記最適記録パワ
ーの範囲内で減少させるので、光ディスクの記録品質の
劣化を最小限に抑えることができる。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
光ディスク装置によれば、データを記録/再生するため
のグルーブを有し、グルーブとグルーブとの間のランド
部にプリピットがあらかじめ形成されている光ディスク
に、光ビームにより記録再生を行う光ディスク装置であ
って、光ディスクにデータを記録/再生するための第1
の光ビームと、ランド部をトレースする第2の光ビーム
とを出力する光ピックアップと、光ディスクに対する第
2の光ビームの反射光に基づき、アドレス情報を有する
プリピット信号を抽出するプリピット信号検出手段とを
備えた構成としたので、データを記録/再生するための
ピットの影響を受けずに、良好なS/Nのプリピット信
号の抽出を行うことができる効果を有する。
【0076】本発明の請求項2に係る光ディスク装置に
よれば、請求項1に記載された光ディスク装置におい
て、前記プリピット信号検出手段は、光ディスクに対す
る第2の光ビームの反射光に基づき、信号を作成する信
号作成手段と、前記信号作成手段の出力信号の閾値を設
定する閾値設定手段と、前記信号作成手段の出力信号
を、前記閾値設定手段に設定される閾値と比較してプリ
ピット信号を検出する比較手段とを備えた構成としたの
で、データを記録/再生するためのピットの影響を受け
ずに、良好なS/Nのプリピット信号の抽出を行うこと
ができる効果を有する。
【0077】本発明の請求項3に係る光ディスク装置に
よれば、請求項2に記載された光ディスク装置におい
て、前記信号作成手段により作成された信号のうち、低
周波成分を抽出するローパスフィルタ手段と、光ディス
クに対する第2の光ビームの反射レベルの低下による、
前記信号作成手段の出力信号の振幅のボトムレベルを検
出するボトム検出手段とを備え、前記閾値設定手段は、
前記ローパスフィルタ手段による検出値と、前記ボトム
検出手段による検出値との間の値に閾値を設定するの
で、前記信号作成手段の出力信号の振幅が変動した場合
にでも、良好なS/Nのプリピット信号を検出すること
ができる効果を有する。
【0078】本発明の請求項4に係る光ディスク装置に
よれば、請求項2に記載された光ディスク装置におい
て、前記信号作成手段の出力信号の振幅のピークレベル
を検出するピーク検出手段と、光ディスクに対する第2
の光ビームの反射レベルの低下による、前記信号作成手
段の出力信号の振幅のボトムレベルを検出するボトム検
出手段とを備え、前記閾値設定手段は、前記ピーク検出
手段による検出値と、前記ボトム検出手段による検出値
との間の値に閾値を設定するので、前記信号作成手段の
出力信号の振幅が変動した場合にでも、良好なS/Nの
プリピット信号を検出することができる効果を有する。
【0079】本発明の請求項5に係る光ディスク装置に
よれば、請求項3に記載された光ディスク装置におい
て、前記ローパスフィルタ手段による検出値と、前記ボ
トム検出手段による検出値との差を演算し、前記信号作
成手段の出力信号の振幅を求める減算手段と、前記減算
手段の出力信号の閾値を設定する第2の閾値設定手段
と、前記減算手段の出力信号を、前記第2の閾値設定手
段に設定された閾値と比較する第2の比較手段と、前記
信号作成手段の出力信号の振幅が閾値以下である場合
は、前記比較手段によるプリピット信号の出力を禁止す
る出力禁止手段とを備えた構成としたので、光ディスク
上のゴミなどによるドロップアウト等が発生した場合で
も、良好なS/Nのプリピット信号を検出することがで
きる効果を有する。
【0080】本発明の請求項6に係る光ディスク装置に
よれば、請求項4に記載された光ディスク装置におい
て、前記ピーク検出手段による検出値と、前記ボトム検
出手段による検出値との差を演算し、前記信号作成手段
の出力信号の振幅を求める減算手段と、前記減算手段の
出力信号の閾値を設定する第2の閾値設定手段と、前記
減算手段の出力信号を、前記第2の閾値設定手段に設定
された閾値と比較する第2の比較手段と、前記信号作成
手段の出力信号の振幅が閾値以下である場合は、前記比
較手段によるプリピット信号の出力を禁止する出力禁止
手段とを備えた構成としたので、光ディスク上のゴミな
どによるドロップアウト等が発生した場合でも、良好な
S/Nのプリピット信号を検出することができる効果を
有する。
【0081】本発明の請求項7に係る光ディスク装置に
よれば、データを記録/再生するためのグルーブを有
し、グルーブとグルーブとの間のランド部にプリピット
があらかじめ形成されている光ディスクに、光ビームに
より記録再生を行う光ディスク装置であって、光ディス
クにデータを記録/再生するための第1の光ビームと、
ランド部をトレースする第2の光ビームとを出力する光
ピックアップと、光ディスクに対する第1の光ビームの
反射光に基づき、アドレス情報を有するプリピット信号
を抽出するプリピット信号検出手段と、光ディスクに対
する第2の光ビームの反射光に基づき、アドレス情報を
有するプリピット信号を検出する第2のプリピット信号
検出手段と、第2の光ビームによるプリピット信号と、
第1の光ビームによるプリピット信号との時間差を測定
して記憶する遅延量検出手段とを備えた構成としたもの
であり、前記遅延量検出手段に記憶された第1の光ビー
ムと第2の光ビームとの時間差を用いて、第2の光ビー
ムによるプリピット信号をもとに第1の光ビームによる
プリピット信号を求めるので、データを記録/再生する
ためのピットの影響を受けずに、良好なS/Nのプリピ
ット信号を検出することができる効果を有する。
【0082】本発明の請求項8に係る光ディスク装置に
よれば、請求項7に記載された光ディスク装置におい
て、第2の光ビームが第1の光ビームに対して先行する
場合、前記遅延量検出手段に記憶された第1の光ビーム
と第2の光ビームとの時間差分、第2の光ビームによる
プリピット信号を遅延させる遅延手段を備えた構成とし
たので、データを記録/再生するためのピットの影響を
受けずに、良好なS/Nのプリピット信号を検出するこ
とができる効果を有する。
【0083】本発明の請求項9に係る光ディスク装置に
よれば、請求項7または請求項8に記載された光ディス
ク装置において、前記第1の光ビームによるプリピット
信号の検出は、光ピックアップにより光ディスクの未記
録領域に第1の光ビームを出射することにより行うの
で、第1の光ビームによるプリピット信号をS/Nが良
好な状態で検出することができ、第1の光ビームと第2
の光ビームの時間差を正確に検出することができる効果
を有する。
【0084】本発明の請求項10に係る光ディスク装置
によれば、請求項7に記載された光ディスク装置におい
て、第2の光ビームが第1の光ビームに対して先行する
場合、前記遅延量検出手段に記憶された第1の光ビーム
と第2の光ビームとの時間差と、第2の光ビームによる
プリピット信号とを用いて、第1の光ビームがプリピッ
ト近傍を記録するタイミングを検出するタイミング検出
手段と、第1の光ビームによりプリピット近傍を記録す
る際に、第1の光ビームの記録パワーを減少させる記録
パワー制御手段とを備えた構成としたので、プリピット
信号のS/N劣化をより低減させることができる効果を
有する。
【0085】本発明の請求項11に係る光ディスク装置
によれば、請求項10に記載された光ディスク装置にお
いて、前記記録パワー制御手段は、前記第1の光ビーム
の記録パワーを減少させる際に、該記録パワーがデータ
記録前の試し書きにより検出された最適記録パワーの範
囲内になるように制御するので、プリピット信号のS/
N劣化をより低減させることができると共に、光ディス
クの記録品質の劣化を最小限に抑えることができる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置における光ディスクの
構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態1による光ディスク装置に
おけるLPP検出回路の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1による光ディスク装置に
おけるLPP検出回路で得られた信号の説明図
【図4】本発明の実施の形態2による光ディスク装置に
おけるLPP検出回路の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2による光ディスク装置に
おけるLPP検出回路で得られた信号の説明図
【図6】本発明の実施の形態3による光ディスク装置に
おけるLPP検出部の構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態3による光ディスク装置に
おけるLPP検出回路で得られた信号の説明図
【図8】本発明の実施の形態4による光ディスク装置に
おけるLPP検出回路の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態4による光ディスク装置に
おけるLPP検出回路で得られた信号の説明図
【図10】本発明の実施の形態5による光ディスク装置
におけるLPP検出回路の構成を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態5による光ディスク装置
におけるLPP検出回路で得られた信号の説明図
【図12】本発明の実施の形態6による光ディスク装置
におけるLPP検出回路の構成を示すブロック図
【図13】本発明の実施の形態6による光ディスク装置
におけるLPP検出回路で得られた信号の説明図
【図14】本発明の実施の形態7による光ディスク装置
におけるLPP検出回路の構成を示すブロック図
【図15】本発明の実施の形態7による光ディスク装置
におけるLPP検出回路で得られた信号の説明図
【図16】OPC(Optimum Power Contorol)の動作説
明図
【図17】従来の光ディスク装置における光ディスクの
構成を示す図
【図18】従来のLPP検出回路の構成を示すブロック
【図19】従来のLPP検出回路で得られた信号の説明
【符号の説明】
1 LPP(ランドプリピット) 2 プリグルーブ 3 先行サブビーム 4 メインビーム 5 後行サブビーム 6 光ビーム 7 受光素子(先行サブビーム用) 8 受光素子(メインビーム用) 9 受光素子(後行サブビーム用) 10 加算器 11 比較器 12 スライスレベル設定手段 13 サーボ信号演算処理部 14 ローパスフィルタ 15 ボトム検出器 16 レベル設定手段 17 ピーク検出器 18 減算器 19 比較器 20 異常検出レベル設定手段 21 出力禁止回路 22 加減算器 23 スライスレベル設定手段 24 比較器 25 delay量検出回路 26 delay回路 27 ゲート生成回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録/再生するためのグルーブ
    を有し、グルーブとグルーブとの間のランド部にプリピ
    ットがあらかじめ形成されている光ディスクに、光ビー
    ムにより記録再生を行う光ディスク装置であって、 光ディスクにデータを記録/再生するための第1の光ビ
    ームと、ランド部をトレースする第2の光ビームとを出
    力する光ピックアップと、 光ディスクに対する第2の光ビームの反射光に基づき、
    アドレス情報を有するプリピット信号を抽出するプリピ
    ット信号検出手段とを備えた、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された光ディスク装置に
    おいて、 前記プリピット信号検出手段は、 光ディスクに対する第2の光ビームの反射光に基づき、
    信号を作成する信号作成手段と、 前記信号作成手段の出力信号の閾値を設定する閾値設定
    手段と、 前記信号作成手段の出力信号を、前記閾値設定手段に設
    定される閾値と比較してプリピット信号を検出する比較
    手段とを備えた、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された光ディスク装置に
    おいて、 前記信号作成手段により作成された信号のうち、低周波
    成分を抽出するローパスフィルタ手段と、 光ディスクに対する第2の光ビームの反射レベルの低下
    による、前記信号作成手段の出力信号の振幅のボトムレ
    ベルを検出するボトム検出手段とを備え、 前記閾値設定手段は、 前記ローパスフィルタ手段による検出値と、前記ボトム
    検出手段による検出値との間の値に閾値を設定する、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された光ディスク装置に
    おいて、 前記信号作成手段の出力信号の振幅のピークレベルを検
    出するピーク検出手段と、 光ディスクに対する第2の光ビームの反射レベルの低下
    による、前記信号作成手段の出力信号の振幅のボトムレ
    ベルを検出するボトム検出手段とを備え、 前記閾値設定手段は、 前記ピーク検出手段による検出値と、前記ボトム検出手
    段による検出値との間の値に閾値を設定する、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載された光ディスク装置に
    おいて、 前記ローパスフィルタ手段による検出値と、前記ボトム
    検出手段による検出値との差を演算し、前記信号作成手
    段の出力信号の振幅を求める減算手段と、 前記減算手段の出力信号の閾値を設定する第2の閾値設
    定手段と、 前記減算手段の出力信号を、前記第2の閾値設定手段に
    設定された閾値と比較する第2の比較手段と、 前記信号作成手段の出力信号の振幅が閾値以下である場
    合は、前記比較手段によるプリピット信号の出力を禁止
    する出力禁止手段とを備えた、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載された光ディスク装置に
    おいて、 前記ピーク検出手段による検出値と、前記ボトム検出手
    段による検出値との差を演算し、前記信号作成手段の出
    力信号の振幅を求める減算手段と、 前記減算手段の出力信号の閾値を設定する第2の閾値設
    定手段と、 前記減算手段の出力信号を、前記第2の閾値設定手段に
    設定された閾値と比較する第2の比較手段と、 前記信号作成手段の出力信号の振幅が閾値以下である場
    合は、前記比較手段によるプリピット信号の出力を禁止
    する出力禁止手段とを備えた、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 データを記録/再生するためのグルーブ
    を有し、グルーブとグルーブとの間のランド部にプリピ
    ットがあらかじめ形成されている光ディスクに、光ビー
    ムにより記録再生を行う光ディスク装置であって、 光ディスクにデータを記録/再生するための第1の光ビ
    ームと、ランド部をトレースする第2の光ビームとを出
    力する光ピックアップと、 光ディスクに対する第1の光ビームの反射光に基づき、
    アドレス情報を有するプリピット信号を抽出するプリピ
    ット信号検出手段と、 光ディスクに対する第2の光ビームの反射光に基づき、
    アドレス情報を有するプリピット信号を検出する第2の
    プリピット信号検出手段と、 第2の光ビームによるプリピット信号と、第1の光ビー
    ムによるプリピット信号との時間差を測定して記憶する
    遅延量検出手段とを備えた、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載された光ディスク装置に
    おいて、 第2の光ビームが第1の光ビームに対して先行する場
    合、前記遅延量検出手段に記憶された第1の光ビームと
    第2の光ビームとの時間差を用いて、第2の光ビームに
    よるプリピット信号を遅延させる遅延手段を備えた、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載された光
    ディスク装置において、 前記第1の光ビームによるプリピット信号の検出は、光
    ディスクにおける未記録の領域にて第1の光ビームを照
    射することにより行う、ことを特徴とする光ディスク装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載された光ディスク装置
    において、 第2の光ビームが第1の光ビームに対して先行する場
    合、前記遅延量検出手段に記憶された第1の光ビームと
    第2の光ビームとの時間差と、第2の光ビームによるプ
    リピット信号とを用いて、第1の光ビームがプリピット
    近傍を記録するタイミングを検出するタイミング検出手
    段と、 第1の光ビームによりプリピット近傍を記録する際に、
    第1の光ビームの記録パワーを減少させる記録パワー制
    御手段とを備えた、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載された光ディスク装
    置において、 前記記録パワー制御手段は、 前記第1の光ビームの記録パワーを減少させる際に、該
    記録パワーがデータ記録前の試し書きにより検出された
    最適記録パワーの範囲内になるように制御する、ことを
    特徴とする光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100489546B1 (ko) * 2001-09-21 2005-05-16 티아크 가부시키가이샤 광 디스크장치
JP2009070490A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Nec Corp ピークレベル検出器、ピークレベル検出部、及び、2値化信号生成回路

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