JP2003050876A - 車輌用部品の交換時期判定装置 - Google Patents
車輌用部品の交換時期判定装置Info
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Abstract
データベース化し、サービス工場からの納品書チェック
を電子化し、適切か不適切かの判断を実現する。 【解決手段】車輌用部品の交換項目データを入力するス
キャナ11と、スキャナ11により入力されたデータに
基づいて、車輌の交換項目データベースに集中管理され
ている交換項目データを検索する交換項目検索部18
と、この交換項目検索部18による検索に基づいて演算
を行った結果、前記データに対応する交換項目データが
前記交換項目データベース16に存在している場合であ
って、前回の部品交換日と今回の部品交換日との間の期
間が所定日数よりも少ないという演算結果が出た場合に
は、不適切な部品交換がなされたとして取り扱う部品交
換正否の判定を行う判定部19とを有する。
Description
期判定技術に関する。
会社」という)では、年間数千台あるいはそれ以上の車
輌をリースする。このため、車検・点検・故障修理・事
故処理の数も多い。
は、リース会社が整備委託契約している多数のサービス
工場で行う。
ービス工場から収集される車輌用部品納品書や請求書の
中身の妥当性については、サービス工場を信頼するしか
なかった。
換した時点から交換するにはまだ期間が間もなく、よっ
てまだ十分使用できると思われる部品であるのにも拘わ
らず新たな部品と交換されたりする虞がある。
した部品をシステム管理していないことに起因する。そ
こで交換部品の妥当性のチェックを正確に行う技術の提
案が望まれていた。
であり、その解決しようとする課題は、レンタカー会社
が保有する車輌についてその定期点検や修理を行った際
に交換された部品をシステムに登録・管理し、交換部品
について予めわかっている情報、例えばいつどこのサー
ビス工場でどんな部品をいくらで何個交換したか等、交
換した部品の履歴を出力できるようにし、交換不要の部
品までが交換されていないか否かのチェックを行い、そ
の結果経費削減に寄与することにある。
課題を解決するために以下のようにした。
られてきた納品書や請求書の内容をコンピュータに入力
し、当該入力されたデータと予めデータベースに集中管
理されている部品に関するデータとを比較することによ
り、前記納品書等に挙げられた部品の交換時期の妥当性
を判断するものである。
い部品についてまで、適切な部品整備や交換が行われた
かのように記載された不正請求書の検出が可能となる。
この結果、サービス工場から納品書等が送付された場合
においてその妥当性を判断することができる。
例と共に説明する。
期判定装置であるコンピュータを用いて、例えば車輌用
交換部品納品書の妥当性を判断する技術を示す概念図で
ある。
きた車輌用交換部品納品書(以下「納品書」という)1
の内容を例えばスキャナで読み込んでそこに記入されて
いる交換部品に関するデータをコンピュータ2に入力す
る(納品書入力)。納品書1に記入されている前記交換
部品に関するデータを交換項目データと呼称する。
ータと、コンピュータ2のデータベースに予め登録され
て集中管理されている、納品書の妥当性判断に必要な交
換部品に関するデータ(以下「チェック用データ」とい
う)とを比較して、車輌用交換部品納品書の中身の妥当
性をチェックする。なおデータベースを便宜上、交換項
目データベースということにする。
たと判断された場合には、交換項目データは適切なもの
としての取り扱いを受ける。
た場合には、前記交換項目データは不適切なものとして
の取り扱いを受け、特定の情報ファイル(この実施形態
では「不適切情報ファイル」と称する。)に保存され
る。またその内容は例えばCRTに表示され、また必要
に応じてプリントアウトされる。
し、これを帳票としてもよい。
サービス工場にその妥当性を確認する。
ウェア構成の概念図を示す。
ーボード上の電子部品を連繋する転送路としてのバス
(BUS)である。
Oポートコネクタ(以下「I/Oポート」という)33
を経由して入力手段であるスキャナ11が連結されてい
る。
モリ36,CRT9,VRAM38と、交換項目データ
ベース16やコンピュータ2を車輌用部品の交換時期判
定装置として機能させるためのプログラム39が書き込
まれた補助記憶装置であるハードディスク40が連結さ
れている。
た文字情報や画像情報は、ケーブルを通じて一旦メイン
メモリ36へ送られる。
ス16に集中管理されている前記チェック用データはメ
インメモリ36へ送られる。
の交換時期判定装置としてコンピュータ2が機能するた
めのプログラム39が記憶される。
従いながら必要な情報をCPU34へ送ったり、作成中
のデータや演算処理の途中経過、あるいはCPU34が
処理した結果を保存する。
は、常に情報のやり取りが行われる。
6にある対象となるデータをもとに、プログラムの命令
(処理すべき内容)に従って演算・処理し、出てきた結
果をメインメモリ36へ送り返すという作業を繰り返し
行う。
8を経由してCRT9の画面に表示される。
図を参照して本実施形態の機能をさらに詳しく説明す
る。なお、コンピュータ2には、コンピュータ本体だけ
に限らずスキャナ等周辺機器も含むものとする。
主要部であるデータ処理機能部であり、データ処理機能
部5に対して画像情報を入力するスキャナ11と、スキ
ャナ11から入力された情報に基づいてデータ処理機能
部5によって処理されたデータを表示する表示装置とし
てのCRT9とがケーブルを介して接続されている。
認識する画像情報認識部12と、画像情報認識部12に
よって認識された画像情報のうちデータを抽出する文字
データ抽出部14と、文字データ抽出部14が抽出した
データに基づいて、交換項目データベース16に集中管
理されている前記チェック用データを検索する検索手段
としての検索部18と、策出されたデータに基づいて、
前回の部品交換日と今回の部品交換日との間の期間を算
出し、算出された日数が交換要日数(所定日数)よりも
少ない場合には、不適切な部品交換がなされたという判
定をする判定部19と、判定部19の判定結果に基づい
てCRT9への表示情報を生成する表示制御手段として
の表示制御部20とからなる。なお、交換要日数とは、
ある部品について交換を要する標準的日数のことであ
る。
ス16の構成を示すファイルの一例である。また、この
実施形態では、ファイル22の中に車種ごとに取り決め
た、部品名,前回交換日,今回交換日,交換要日数,値
段その他部品交換にあたって必要な事項が、チェック用
データとして例示してある。またチェック用データはこ
れをコンピュータ2が処理し易い形態で格納されてい
る。
タ処理機能部5に係る一連の処理を行うプログラム39
について説明する。本プログラムは、ステップ101〜
ステップ108からなる。
する。他のステップについても同様の取扱いを行う。)
では、スキャナ11によって画像を読み込み、コンピュ
ータ2に入力する。よって、S101は、入力ステップ
といえる。
てデータ処理機能部5の画像情報認識部12によって画
像情報(納品書に記載された情報)がコンピュータ2に
認識される。よってステップ102は画像情報認識ステ
ップということができる。
像情報認識部12によって認識された画像情報の中から
文字データを抽出する。文字データを抽出するとは、画
像情報認識部12によって認識された画像情報の中から
文字を既定の文字コードに置き換えるということであ
る。
品書に記載されている部品名や前回の部品交換日,次回
の部品交換日,部品金額等)をデータベースから検索す
る。よってステップ104は検索ステップということが
できる。
果、前記データに対応する交換項目データが交換項目デ
ータベース16に存在するか否かを判定する。索出した
すなわち肯定判定した場合はS106に進み、否定判定
した場合は、S108に進む。
データベース16に登録されていない部品の交換がされ
たとみなされ、この場合、その旨がCRT9に表示され
る。表示内容の具体例は後述する。
換日と今回の部品交換日との間の期間よりも大きいか否
かを、不等式(1)で示す。 交換要日数>今回交換日−前回交換日・・・・式(1)
進み、否定判定した場合は本プログラムを終了する。
れてきた車輌用交換部品納品書は不適切なものとして取
り扱われる。また否定判定した場合、前記納品書は適切
なものとして取り扱われる。
部品納品書1の部品名に、例えば、スパークプラグと記
載されていた場合であって交換項目データベース16に
スパークプラグの項目がある場合を想定する。
果、交換要日数≦今回交換日−前回交換日の場合は、交
換部品とされたスパークプラグはまだ使用できるにも拘
わらず、交換されたので不適切に交換されたという判定
がなされる。よってS106を部品交換正否判定ステッ
プと呼称する。
果を表示情報として生成(表示制御)する。
索結果を表示する。
は次のような内容を挙げられる。 例1:『不適切な部品交換と思われる部品情報検索結果
のお知らせです。
回交換日は○年○月○日であり、 今回交換日と比
較して○ヶ月ほど早い交換がなされたと思われます。』 例2:『部品情報検索結果のお知らせです。
い合わせてみてはいかがでしょう。』
る。
と、納品書の交換項目データと交換項目データベース1
6のチェック用データとを判定部19によって判定する
ことで車輌用交換部品納品書1の中身の妥当性を判断す
る。
データベース16に存在している場合であって前回の部
品交換日と今回の部品交換日との間の期間が所定日数よ
りも少ないという演算結果が出た場合や、検索したが策
出されなかった場合は、不適切に部品交換がなされたと
判定する。よって判定部19は部品交換正否判定手段と
いえる。
なかった、車輌用交換部品納品書1についてのものであ
るので、車輌用交換部品納品書1についてその妥当性を
判断できる。しかもその妥当性の判定結果はCRT9の
表示画面に映し出される。よって、必要のない部品交換
が行われたり、してもいない点検が実際には行われたか
のように記載された不正納品書の検出が可能となる。
部品をいくらで何個交換したか等、交換した部品の履歴
を出力し、交換不要の部品までが交換されていないか否
かのチェックを行うようにすれば、経費削減に寄与する
ことも可能である。
品書について例示したが、車輌用交換部品請求書につい
ての妥当性判断にも適用できるのは勿論である。
たが、前回の部品交換日における車輌走行距離と今回の
部品交換日における車輌走行距離との差が所定距離より
も少ないか否かで正否を判定してもよい。この場合、チ
ェック用データには、部品名,前回交換日,今回交換
日,所定日数,前回の部品交換日における車輌走行距
離,今回の部品交換日における車輌走行距離,所定距離
である交換要距離を含む。そして、この場合前記不等式
(1)は、
輌走行距離−前回の部品交換日における車輌走行距離と
なる。
すなわちある部品について交換を要する標準的車輌走行
距離のことであり、当該部品の交換から車輌の走行距離
が所定距離に達した場合に前記部品の交換を要する目安
となるものである。
ンタカー会社が保有する車輌の定期点検や修理を行った
際に整備委託契約している提携先サービス工場で交換さ
れた部品をシステムに登録・管理し、交換された部品に
ついて予めわかっている情報、例えばいつどこのサービ
ス工場でどんな部品をいくらで何個交換したか等、交換
部品の履歴を帳票に出力する。この結果、交換不要の部
品までが交換されていないか否かのチェックができる。
よって不適切な部品交換がなされていた場合にはサービ
ス工場に問い合わせ適切な指導を行える。また延いては
経費削減に寄与することもできる。
である。
ンピュータのハードウェア構成を示す概念図である。
ク図である。
ログラムについてのフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】車輌用交換部品に関するデータを入力する
入力手段と、 この入力手段により入力されたデータに基づいて、デー
タベースに集中管理されている交換部品に関するデータ
を検索する検索手段と、 策出されたデータに基づいて、前回の部品交換日と今回
の部品交換日との間が所定日数よりも少ない場合には、
不適切な部品交換がなされたと判定する部品交換正否判
定手段とを有する、車輌用部品の交換時期判定装置。 - 【請求項2】車輌用交換部品に関するデータを入力する
入力手段と、 この入力手段により入力されたデータに基づいて、デー
タベースに集中管理されている交換部品に関するデータ
を検索する検索手段と、 索出されたデータに基づいて、前回の部品交換日におけ
る車輌走行距離と今回の部品交換日における車輌走行距
離との差が所定距離よりも少ない場合には、不適切な部
品交換がなされたと判定する部品交換正否判定手段とを
有する、車輌用部品の交換時期判定装置。 - 【請求項3】車輌用交換部品に関するデータを入力する
入力ステップと、 この入力ステップにより入力されたデータに基づいて、
データベースに集中管理されている交換部品に関するデ
ータを検索する検索ステップと、 策出されたデータに基づいて、前回の部品交換日と今回
の部品交換日との間が所定日数よりも少ない場合には、
不適切な部品交換がなされたと判定する部品交換正否判
定ステップとを有する、車輌用部品納品書に記載の部品
判定方法。 - 【請求項4】車輌用交換部品に関するデータを入力する
入力ステップと、 この入力ステップにより入力されたデータに基づいて、
データベースに集中管理されている交換部品に関するデ
ータを検索する検索ステップと、 索出されたデータに基づいて、前回の部品交換日におけ
る車輌走行距離と今回の部品交換日における車輌走行距
離との差が所定距離よりも少ない場合には、不適切な部
品交換がなされたと判定する部品交換正否判定ステップ
とを有する、車輌用部品納品書に記載の部品判定方法。 - 【請求項5】車輌用交換部品に関するデータを入力する
入力ステップと、 この入力ステップにより入力されたデータに基づいて、
データベースに集中管理されている交換部品に関するデ
ータを検索する検索ステップと、 策出されたデータに基づいて、前回の部品交換日と今回
の部品交換日との間が所定日数よりも少ない場合には、
不適切な部品交換がなされたと判定する部品交換正否判
定ステップとを有する、コンピュータ実行可能なプログ
ラム。 - 【請求項6】車輌用交換部品に関するデータを入力する
入力ステップと、 この入力ステップにより入力されたデータに基づいて、
データベースに集中管理されている交換部品に関するデ
ータを検索する検索ステップと、 索出されたデータに基づいて、前回の部品交換日におけ
る車輌走行距離と今回の部品交換日における車輌走行距
離との差が所定距離よりも少ない場合には、不適切な部
品交換がなされたと判定する部品交換正否判定ステップ
とを有する、コンピュータ実行可能なプログラム。
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JP2001237963A JP4666835B2 (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | 車輌用部品の交換時期判定装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4666835B2 JP4666835B2 (ja) | 2011-04-06 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5572296A (en) * | 1978-11-27 | 1980-05-30 | Automobile Antipollution | Alarm |
JPH1038605A (ja) * | 1996-07-19 | 1998-02-13 | Denso Corp | 車両保守時期報知装置 |
JP2000211484A (ja) * | 1999-01-22 | 2000-08-02 | Techno Sangyo:Kk | 車輌管理用情報出力装置 |
JP2001109808A (ja) * | 1999-10-12 | 2001-04-20 | Tsubasa System Co Ltd | サービス取引情報処理システム及びサービス取引情報処理方法 |
JP2001173496A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-26 | Suzuki Motor Corp | O2センサ診断装置 |
-
2001
- 2001-08-06 JP JP2001237963A patent/JP4666835B2/ja not_active Expired - Fee Related
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