JP2003050655A - 解像度混合ディスプレイ - Google Patents

解像度混合ディスプレイ

Info

Publication number
JP2003050655A
JP2003050655A JP2002133169A JP2002133169A JP2003050655A JP 2003050655 A JP2003050655 A JP 2003050655A JP 2002133169 A JP2002133169 A JP 2002133169A JP 2002133169 A JP2002133169 A JP 2002133169A JP 2003050655 A JP2003050655 A JP 2003050655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display area
display
information data
image information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002133169A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4109012B2 (ja
Inventor
Patrick Baudisch
ボーディッシュ パトリック
Nathaniel S Good
エス グッド ナサニエル
Paul Joseph Stewart
ジョセフ ステワート ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US10/015,677 external-priority patent/US7333071B2/en
Priority claimed from US10/015,613 external-priority patent/US7629945B2/en
Priority claimed from US10/015,642 external-priority patent/US7546540B2/en
Priority claimed from US10/015,680 external-priority patent/US7475356B2/en
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JP2003050655A publication Critical patent/JP2003050655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4109012B2 publication Critical patent/JP4109012B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/1423Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display
    • G06F3/1438Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display using more than one graphics controller
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/1423Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display
    • G06F3/1446Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display display composed of modules, e.g. video walls
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2300/00Aspects of the constitution of display devices
    • G09G2300/02Composition of display devices
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/0693Calibration of display systems
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2340/00Aspects of display data processing
    • G09G2340/04Changes in size, position or resolution of an image
    • G09G2340/0407Resolution change, inclusive of the use of different resolutions for different screen areas
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/006Electronic inspection or testing of displays and display drivers, e.g. of LED or LCD displays

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の表示ユニットにわたって表示される画
像が実質的に連続して見えるように組み合わせる。 【解決手段】 解像度の異なる2つ以上の表示ユニット
290を、複数の表示ユニット290にわたって表示さ
れる画像のジオメトリを保つとともに、画像を見る者に
とって画像が実質的に連続して見えることを、異なる表
示ユニット290上の画像要素のサイズの互換性は、表
示ユニット290固有のスケーリングを利用して、個々
の表示ユニット290上の異なる画素サイズを補償する
ことで達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、少なくとも
1つの表示領域が少なくとも1つの他の表示領域よりも大
きい画素サイズを有するマルチ表示領域環境におけるウ
ィンドウおよび画像の表示および管理に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なコンピュータシステムは、中央
処理装置と、入出力装置と、オペレーティングシステム
や1つ以上のアプリケーションプログラム等のコンピュ
ータが使用する種々のプログラムを含むメモリとを有す
るコンピュータを含む。コンピュータシステムのエンド
ユーザは種々の入力デバイス(キーボード、マウス、ペ
ン、タッチスクリーン、音声など)によってコンピュー
タと通信し、これら入力デバイスが入出力装置を介して
コンピュータに情報を転送する。コンピュータは、中で
も、エンドユーザに応答出力を与えること、例えば表示
モニタのスクリーン上に適切なテキストおよび画像を表
示すること等によって、この入力データに応答する。
【0003】オペレーティングシステムは、それによっ
てオペレーティングシステムおよびそれが実行している
可能性のある任意のアプリケーション(例えば文書処理
プログラム)がエンドユーザと通信できるグラフィカル
ユーザインタフェース(GUI)を含むことが多い。一
般的に使用されているGUIの実現例では、モニタの画
面が仮想デスクトップと見なされるデスクトップメタフ
ァを用いる。デスクトップは、1つ以上の表示領域を含
む、種々のグラフィカルオブジェクトをサポートする本
質的に2次元の作業テンプレート領域である。情報は表
示領域(例えば、ウィンドウ、ダイアログボックス、ポ
ップアップメニュー、プルダウンメニュー、ドロップダ
ウンリスト、アイコンなど)内のデスクトップ上に表示
され、これら領域の形状は一般的には矩形であるが、多
くの形状および大きさが可能である。各表示領域は、特
定のアプリケーションまたはアプリケーションを実行す
るオペレーティングシステム専用であっても良い。カー
ソル操作(例えば標準的なポイントおよびクリック技術
など)によって、エンドユーザは、新しい表示領域を作
成したり、古い領域を削除することで、またはそのニー
ズに合うように表示領域のサイズや配置を変えたりする
ことで、思いのままに表示領域を管理することができ
る。エンドユーザは、特定の表示領域およびその関連の
アプリケーションを、例えばその所望の領域内に現れた
ときにカーソルを「クリック」することにより「アクテ
ィブ」にできる。
【0004】消費者が入手できる画面のサイズおよび解
像度は過去数年で発達したが、ユーザがより大きなデー
タオブジェクトを扱うのを可能にしたコンピュータのパ
ワーおよび記憶容量の増大と比較すると、さほど速いも
のでもない。視覚表現を伴う多くのタスクについて、そ
れによる表示はコンピュータシステムのネックとなっ
た。ユーザのディスプレイが一度に所望の情報すべてを
表示するのに必要な画素数の表示が得られない場合、ユ
ーザには以下の選択肢がある。 (a)手動でディスプレイを操作(ズームおよびパンな
ど)し、順次情報を取得してもよい。さらに操作するこ
とは、さらにユーザが努力することを意味する。 (b)現在のディスプレイを必要な画素数を表示できる
ディスプレイ、すなわち「大型高解像度ディスプレイ」
に変えても良い。現在の技術で大型高解像度ディスプレ
イを提供することは可能だが、このようなディスプレイ
に対してこれまで提案されている技術はまだコスト集約
型、空間集約型、またはその両方で、それによりこれら
の技術が一般市場に出回ることができていない。 (c)無関係な情報に割り当てられた空間を削減するこ
とによって、必要なデータを小さな画面に合わせること
ができる適切な視覚化技術を用いても良い。情報視覚化
技術で使用される2つの主な手法は、概観プラス詳細図
(overview plus detail views)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】概観プラス詳細な視覚
化では2つの別個のビューを用いる。すなわち、一つは
クローズアップ(大写し)を示し、もう一つは文書全体
を示す。この手法の欠点は、ユーザが2つの異なるビュ
ーの間で視覚的に行ったり来たり切り替えることが必要
とされるうえ、切り替えるたびに方向づけをやり直さな
くてはならない点である。魚眼ビューでは隣接した情報
を一緒に扱うことにより、2つのビューの区別をなく
し、それにより、詳細な領域とその周辺との切り替えが
加速される。しかし、この手法の欠点は、歪みをもたら
すことであり、内容によって、たとえば写真のような内
容では認識しにくくなる。これらの視覚化技術はいずれ
も、異なる表示領域に対するスケーリングが異なってい
るため、異なる領域内のオブジェクト間で目視的に大き
さや長さを比較するのが難しい。
【0006】
【課題を解決するための手段】この問題を緩和するた
め、「解像度混合ディスプレイ」と称するディスプレイ
を伴うコンピュータシステムが使用されている。解像度
混合ディスプレイでは、解像度の異なる2つの表示ユニ
ットを、表示画像のジオメトリが保たれるように組み合
わせている。複数の表示ユニットにわたって表示される
オブジェクトは、その解像度は異なるものの、大きさお
よび形状は保たれている。
【0007】解像度の異なる2つ以上の表示ユニット
が、複数の表示ユニットにわたって表示される画像のジ
オメトリが保たれるとともに画像を見る者にとってそれ
が実質的に連続して見えるように、組み合わされる。異
なる表示ユニット上の画像要素のサイズの互換性は、表
示ユニット固有のスケーリングを用いて個々の表示ユニ
ット上の異なる画素サイズを補償することによって実現
される。そのうちの少なくとも2つは異なるサイズの画
素を用いる複数の表示ユニットを解像度混合ディスプレ
イに組み合わせるためのいくつかの実施形態を説明す
る。一実施形態では、LCD等のフラット高解像度ディ
スプレイと投影ディスプレイを、高解像度ディスプレイ
の表示領域が投影ディスプレイの表示領域に囲まれるよ
うに組み合わせる。最小限の空間およびコスト効率のよ
い構成を用いながら、2つの表示ユニット間の目に見え
る間隙を最小限にする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はいくつかの表示ユニット2
90からなる解像度混合ディスプレイ上に画像を表示す
るのに必要な画像化システム200のアーキテクチャを
示す。
【0009】画像という用語は、任意のグラフィックコ
ンテンツと定義する。画像は静的なもの(写真など)で
あっても、動的なもの(映像または連続的にグラフィッ
ク出力を生成するプログラムの出力など)であってもよ
いし、デジタルでもアナログでもよい。画像は、ラスタ
ベース、ベクトルベース、走査線ベース、または他の表
現等のいかなるタイプの表現を用いてもよい。画像はい
かなる符号化機構で符号化されてもよく、たとえば、ビ
ットマップ形式、gif、jpeg、mpegや、AV
I、DV、NTSC、PAL等の任意のビデオ形式、ま
たは画像を符号化するのに用いる他のいかなる形式であ
ってもよい。画像はいかなる形状または形態であっても
よく、たとえば、矩形、円形、不規則な形状、または符
号化技術で符号化できるいかなる形状であってもよい。
画像は英数字、文字、符号、グラフィック、ピクチャ、
図形、またはこれらの何らかの組み合わせを含んでもよ
い。画像は人間が見るよう意図するものであってもよい
し、機械可読であっても、その両方であってもよい。
【0010】画像化システム200は、いくつかの表示
ユニット290にわたって画像または一連の画像を、そ
の角度、長さ、および表面の関係が元の画像と対応する
ように表示するのに使用されるが、ここで表示ユニット
290は図2に示されるように異なる画素サイズを用い
る。図2は、この例では文字「k」の画像である画像1
0が、画素15を有する表示領域25と画素20を有す
る表示領域35にわたって表示されるのを示し、ここで
表示領域25、35の画素15、20のサイズは異なっ
ている。この例では、画素15は画素20の16倍の面
積を有する。より大きな画素15を有する表示領域25
を「コンテクスト領域」と称し、より小さい画素20を
有する表示領域35を「フォーカス領域」と称すること
がある。フォーカス領域はより高い解像度で表示される
全体画像10の一部を含む。
【0011】図2を見てわかるように、フォーカス領域
およびコンテクスト領域に表示される画像が正しく整列
されるとともに、正しい大きさにされなければ、画像は
連続して見えない。たとえば、フォーカス領域に表示さ
れる画像がコンテクスト領域に表示される画像に対して
ずれていたり、変換されたりしていると、画像が不整列
となったり、不連続となる。さらに、フォーカス領域に
おける画像がコンテクスト領域に表示される画像に対し
て拡大されていても縮小されていても、画像は不連続と
なってしまう。さらに、フォーカスおよびコンテクスト
領域における画像の色、陰影、回転方位が異なっていて
も、画像は不連続となる。
【0012】図1は画像化システム200の実施形態を
実現するのにどの構成要素を使用することができるかを
示す、例示的な全体図である。画像化システム200は
アプリケーションに依って種々の態様で実現でき、図1
に示される構成要素すべてが必要なわけではない。たと
えば、バッファ295、入力コレクタ220、または1
つ以上の画像プロセッサ240、255は、実施形態に
よっては必要でないかもしれない。図1に示される種々
の構成要素同士の間で非同期でデータを処理するのに、
さらにバッファ295を加えてもよい。どの構成要素も
専用ハードウェアまたはソフトウェアとして実現されて
も、カスタマイズ可能なハードウェアまたはソフトウェ
アとして実現されてもよい。
【0013】すべての構成要素が単一のマシン内で実現
されても、分散型システム内で実現されてもよい。たと
えば、図示されるすべての処理装置は同じ物理マシン内
に配置されてもよいし、複数のマシンに分散されてもよ
い。
【0014】グラフィックデータ通信チャネル205お
よびユーザ入力通信チャネル245は、データを表示ユ
ニット290および画像化システム200内の種々の構
成要素間で転送するのを可能にする。通信チャネル20
5はマシン内のソフトウェア接続、たとえばソケット接
続、名前付きパイプ(named pipes)、クリ
ップボード、プログラムインタフェースや、ソフトウェ
アプログラムがハードウェア装置と、または互いに、通
信するのを可能にする他のソフトウェア機構であっても
よい。ハードウェアにおいては、通信チャネルは、ケー
ブル、RFネットワーク、IR接続、ファイバチャネル
コネクタ、回路板によって、または十分な帯域幅でデー
タを転送して図1において説明したように構成部材間で
信頼性の高い通信チャネルとなる他の方法によって実現
できる。さらに、ネットワークケーブルおよびネットワ
ークプロトコルのようなソフトウェアとハードウェアの
組み合わせであってもよい。
【0015】アプリケーション230、画像プロセッサ
240、画像レプリケータ250、およびビューワ26
0は、ソフトウェア、デジタルハードウェア、またはア
ナログハードウェアを用いて実現できる。表示ユニット
290はデジタルまたはアナログハードウェアを用いて
実現できる。個々の構成要素がすべてアナログまたはデ
ジタルではない場合には、それらの間に、アナログ−デ
ジタルおよびデジタル−アナログコンバータ等の整合さ
せるコンバータを挿入する必要がある。
【0016】次に画像化システム200の動作に移る
と、入力生成エンティティ210が、通信チャネル24
5によってユーザ入力を入力コレクタ220に与える。
入力生成エンティティ210は種々のソース、たとえば
マウス、キーボード、ジョイスティック、音声認識シス
テム、または他の周辺装置を使用している1以上のユー
ザ等を含み、ユーザ入力、コンピュータファイルシステ
ム、およびデータストリームを生成する。入力生成エン
ティティ210によって供給された入力はアナログデー
タからなるものでもデジタルデータからなるものでもよ
い。
【0017】入力コレクタ220は種々の入力生成エン
ティティからのすべての入力を集め、その入力をデータ
として画像化システム200内の他の種々の構成要素に
適切に転送するとともに、表示の較正を乱し得るある種
の入力を抑制する。入力コレクタ220は1つ以上のプ
ログラムとしてソフトウェアにおいて実現されてもよい
し、(たとえばカスタマイズされた入力装置のような)
ハードウェアにおいて実現されてもよいし、複数のソフ
トウェアプログラムおよび/または複数のハードウェア
装置の組み合わせとして実現されてもよい。入力コレク
タがデータを転送する構成要素のうちの1つがアプリケ
ーション230である。アプリケーション230は入力
コレクタ220から送られたデータを用いて、画像、画
像データ、または画像命令、または画像に変形すること
ができる他の画像情報を生成する。次に、アプリケーシ
ョン230は生成された画像を画像プロセッサ240に
送り、必要であればさらなる処理、形式変換などを行
う。アプリケーション230が画像レプリケータにとっ
てすぐに利用できる形式で画像情報を生成する場合に
は、システムによっては画像プロセッサ240は必要な
いかもしれない。画像プロセッサ240は単一の画像プ
ロセッサを用いて実現されても、または一連の画像プロ
セッサ240として実現されてもよく、その間にバッフ
ァを有していても、有していなくてもよい。画像プロセ
ッサ240は、そのタスクを完了すると、データを画像
フォーク280に送る。
【0018】画像フォーク280は、画像レプリケータ
250と2つ以上のビューワ260を含む。画像レプリ
ケータ250は画像データを受け取り、これを用いて複
数の画像を生成し、ビューワ260に送る。各ビューワ
260は、単一の画像変形ブランチ225、および表示
ユニット290と関連付けられる。図1には、各画像変
形ブランチ225および表示ユニット290に1つず
つ、2つのビューワ260が示されているが、実施形態
によってはより多くの表示ユニット290を有すること
が望まれるかもしれない。3つ以上の表示ユニット29
0が所望される場合には、相当する数の画像変形ブラン
チ225を設け、各画像変形ブランチ225がビューワ
260を有することになる。一実施形態では、ビューワ
260は、表示入力を受けてディスプレイ290上で見
るのに必要な変形を決定することができるアプリケーシ
ョンからなるものであった。そのため、画像ビューワ2
60は、その表示ユニット290に適切にデータを変形
するのに使用された。別の実施形態では、ビューワ26
0は周囲から画像情報を受けてこれをディスプレイ29
0上で見るための適切な形態に変換するハードウェア装
置からなるものであった。
【0019】画像フォーク280は多くの態様で実現で
き、たとえば複数のウィンドウで画像を示すことができ
る単一のプログラムや、単一のコンピュータ上で動作す
る複数のプログラム、ネットワーク上で接続される複数
のマシン、画像処理ハードウェアの通信チャネルを介し
て接続される1つ以上のピース等である。
【0020】画像フォーク280のビューワ260を出
た後、画像データは画像プロセッサ255に送られる。
画像プロセッサ255は単一の画像プロセッサ255を
用いても、その間にバッファ295を有していても有し
ていなくてもよい一連の画像プロセッサ255としても
実現できる。これらの画像プロセッサ255の各々は固
有のディスプレイ290と関連づけられる。各画像プロ
セッサ255は、その表示ユニット290と関連するビ
ューワ260からデータを受け取り、ディスプレイ29
0を駆動するように適切にデータを変形する。しかし、
ビューワ260からのデータが表示ユニット290を個
別に駆動できる場合には、画像プロセッサ255は不要
であろうことに注目されたい。
【0021】表示画像が所望のように連続した表示とし
て認識されるためには、ビューワ260から始まって後
続の画像プロセッサ255を含む画像変形ブランチの各
々は、その関連のディスプレイ290に対して正しい画
像を生成しなくてはならない。表示ユニット290が互
いに関して回転されず同じ面にあり、同じ色を生成する
場合には、その目的のための変換、スケーリング、およ
びクリッピング機能を行えば十分である。異なるタイプ
の表示ユニットを含む、より複雑な構成の場合には、色
補正、回転、歪み、または他の機能が必要な場合があ
る。種々の実施形態において、適切なスケーリングファ
クタや、関連の表示ユニット290上に別個の画像をそ
れぞれ正しく表示するのに必要な他の画像操作は、画像
レプリケータ250、またはビューワ260もしくは画
像プロセッサ255等の画像変形ブランチ225内の何
らかの要素、またはその組み合わせによって行われる。
画像プロセッサ255が一連の画像プロセッサとして実
現される場合には、そのうちの最後の画像プロセッサ2
55が画像をそれぞれの表示ユニット290に送る。
【0022】説明した入力生成エンティティ210から
アプリケーション230、画像プロセッサ240、画像
フォーク280、画像プロセッサ240、表示ユニット
290へ、すなわち画像変形階層235への経路は画像
データのためのものである。実施形態によっては、対話
的な動作を含めて、これが表示ユニット290に必要な
画像データを提供するのに必要なものすべてであるかも
しれないが、システムが画像変換階層235をバイパス
するナビゲーション入力または非画像入力を用いて対話
的動作を示す事を可能にし得る実施形態もある。このよ
うなシステムでは、処理のためにそれぞれの構成要素に
ナビゲーション入力を転送しなくてはならない。このよ
うな場合、ナビゲーション入力に基づいて画像データを
受け取り、操作する機能を有する適切な構成要素にナビ
ゲーション入力が転送される。これらの構成要素は、ビ
ューワ260または画像プロセッサ255またはこれら
の要素の任意の組み合わせであってもよい。これは、入
力フォークおよび変形ユニット270を用いて、ナビゲ
ーション入力をビューワ260および画像プロセッサ2
55に供給することによって示される。画像フォークお
よび変形ユニットは、画像変形ブランチ内のあるポイン
トにおいてすべての要素が同じデータをナビゲーション
入力から受けることを確実にするように用いられること
に留意されたい。非画像またはナビゲーション入力は、
マウス動作、キーボード入力、パニング、および領域の
選択、または他のなんらかの形態のナビゲーションタス
クからなるものでもよい。
【0023】入力コレクタ220は上述のように入力生
成エンティティ210からナビゲーション入力を集め
る。どの入力がナビゲーション入力であるかを判断した
後、入力コレクタ220はその入力を入力フォークおよ
び変形ユニット270に転送する。入力コレクタ220
は、入力生成エンティティ210から受け取った入力
を、それがどの変形ユニット270に対するものである
かに従って分類する。入力フォークおよび変形ユニット
270は入力コレクタ220から入力を受け、この入力
をしかるべく変形する。変形機能の例としては、スケー
リング、パニング、スクローリング、領域選択、または
データに他の方法を適用して入力値を別の値にして出力
することによる。入力フォークおよび変形ユニット27
0は、ソフトウェア、たとえばマウスの動きをある割合
でスケーリングし、適切にスケーリングされた動きを適
切なビューワ260に送るプログラム等として実現され
てもよい。入力フォークおよび変形ユニット270はハ
ードウェア、たとえば電気信号をスケーリングするのを
可能にする装置内に組み込まれた回路等として実現され
てもよい。これは画像レプリケータ250における分岐
点が単一の場合である。これに代わって、複数の画像レ
プリケータ250を伴う複数の分岐点を用いてツリー状
のシステムを得るようにシステムを実現してもよい。
【0024】入力フォークおよび変形ユニット270、
ビューワ260、および画像プロセッサ255は、知覚
される連続画像を歪ませるようなアーチファクトまたは
境界等のいかなる付加的な画像コンテンツも、もたらし
てはならない。このようなコンテンツがあれば、ディス
プレイ290上で表示する前に除去しなくてはならな
い。たとえば、表示画像の周りに境界が形成されると、
表示領域間で人工的な分離ができてしまい、効果の上で
各ディスプレイ290が境界を有するのに類似する。こ
れは、知覚される連続画像に干渉しないように画像をス
ケーリングすることによって避けることができる。たと
えば、アプリケーションは、もしあれば、フルスクリー
ンモードを用いてもよいし、または画像プロセッサ25
5におけるクリッピングおよび/またはスケーリングを
用いて後の変形の際に付加的な画像コンテンツを除去し
てもよい。または、重畳ディスプレイ290の構成を用
いてもよい。
【0025】表示ユニット290上の画像が互いに整列
され、解像度が混合された単一の知覚画像を提供するた
めには、表示ユニット290を較正する必要がある。一
般に、較正は、変換の値を決定することと、画像のスケ
ーリングとを含むが、構成に依存して、回転、歪み、明
るさ、および色についての値をも含み得る。システムの
較正中、入力コレクタ220および入力フォークおよび
変形ユニット270は非活性化されて、個々のブランチ
の画像トランスフォーマに独立してアクセスするのを可
能にする。図3は画像変形ブランチ225のシステムの
較正のためのフローチャートを示す。
【0026】個々の表示ユニット290上の画素が異な
るアスペクト比を有する場合には、スケーリングは水平
スケーリングと、垂直スケーリングの2段階で行われて
もよい。
【0027】各次元を較正するために、個々のディスプ
レイ290の各々においてその次元の特徴を示すテスト
画像が必要である。たとえば、スケーリングを較正する
際には、テスト画像は各表示ユニットにおいてサイズが
わかっている少なくとも1つの画像要素を示さなくては
ならない。幾何学的な次元のスケーリング、変換、回
転、および歪みを較正するために再利用できるテキスト
画像は、たとえば、ラベル付き格子である。さらに、明
るさ、コントラスト、ホワイトバランス、またはカラー
バランス等の色に関する次元の較正を可能にするため、
ラベル付き色勾配をテスト画像に加えてもよい。このよ
うなテスト画像がすでに利用できるわけではない場合に
は、ユーザが画像処理ソフトウェアを用いて作成でき
る。
【0028】較正する各次元について、図3に示される
ように較正を行うことができる。システムの中には、ス
ケーリングが変換に影響を及ぼし得るため、スケーリン
グの較正をまず行うのが好都合であるかもしれないもの
もあろう。まず、ボックス310で示されるように解像
度混合ディスプレイ上にテスト画像を表示する必要があ
る。テキスト画像が表示されると、ボックス320に示
されるように、ユーザはその特徴についての基準値と許
容差を選択する。垂直スケーリングの場合には、基準値
はテスト画像に含まれる画像要素の所望の高さをミリメ
ートルで表したものとなろう。許容差は、ソフトウェア
およびハードウェアによって得られる精度に従って選択
される必要がある。
【0029】基準値および許容差が選択されると、ボッ
クス330に示されるように、個々のディスプレイ29
0に現在表示されている特徴の値を測定、または推定し
なくてはならない。スケーリングの場合には、これはル
ーラを用いて異なる表示ユニットにおける基準画像要素
のサイズを測定することで行える。測定値が許容差の範
囲外である場合には、ボックス350に示されるよう
に、それぞれの表示ユニットについてその特徴を変形で
きる画像トランスフォーマのうちの1つを、誤差を補償
するように調整しなくてはならない。この要素はビュー
ワ260、入力フォークおよび変形ユニット270、画
像プロセッサ255またはこれらの何らかの組み合わせ
であってもよい。どの表示ユニットを調整するかは使用
する個々のシステムに依存する。たとえば、テスト画像
要素の所望サイズと測定サイズの比が5/3であれば、
それぞれの画像変形ブランチ225における画像トラン
スフォーマはその逆数、すなわち3/5だけ調整すべき
である。その後、測定値が許容差内となるまで、そのデ
ィスプレイおよび次元について調整手順を繰り返す。
【0030】ディスプレイ290のうちの1つが較正さ
れると、ユーザはボックス360に移り、較正すべき表
示ユニット290がさらにあるかどうかを確認する。も
しあれば、ユーザはすべてのディスプレイ290が較正
されるまで上述の処理を繰り返す。この時点で、ある特
定の特徴についてすべてのディスプレイ290が較正さ
れた。ユーザは次に、ボックス370に示されるよう
に、さらに較正すべき特徴があるかどうかを判断し、も
しあれば、すべての特徴についてすべてのディスプレイ
290が較正されるまで手順を繰り返す。
【0031】システムを概説したので、以下、具体的な
実施形態のいくつかの例を説明する。
【0032】[実施形態1:VNC実現]図4はネット
ワーク上で互いにリンクされるいくつかのコンピュータ
システムで実現される画像化システム200の一実施形
態を示す。この実施形態は図1に示すのと同じ構成要素
に言及するため、同様の構成要素には同じ参照番号を用
いる。ディスプレイ290は投影システムおよびLCD
スクリーンを用いて実現された。画像化システム200
の大部分を実現するのに、GNU公共使用許諾の下でA
T&Tから入手できるVirtual Network Computing (V
NC)ソフトウェアを用いた。本質的に、VNCソフト
ウェアは、ユーザが、実行しているマシン上だけでなく
インターネット上のどの場所からも、そして各種のマシ
ンアーキテクチャからもコンピュータの「デスクトッ
プ」環境を見るのを可能にするリモート表示システムで
ある。VNCサーバプログラムは、Linux(R)オ
ペレーティングシステムを実行するコンピュータシステ
ム(Linuxコンピュータ)で実行され、入力コレクタ2
20、アプリケーション230、画像プロセッサ24
0、および画像レプリケータ250の一部を実現した。
VNCクライアントプログラムの2つのインスタンシエ
ーションはマイクロソフトのWindows(R)を用
いたコンピュータシステム(マイクロソフトコンピュー
タ)で実行され、入力コレクタおよびビューワ260の
残りの部分を実現した。VNCサーバプログラムは大き
な仮想フレームバッファを形成し、これが画像全体を保
持するためのLinuxコンピュータのメモリ内の空間とな
った。Linuxコンピュータもマイクロソフトコンピュー
タも画像化システム200の他の要素と通信するのを可
能にするネットワーク能力を有した。
【0033】上述のように、入力生成エンティティ21
0は、周辺装置を用いてユーザ入力を生成するユーザで
あってもよい。これらの装置がマイクロソフトコンピュ
ータに接続され、VNCビューワのインスタンシエーシ
ョンのうちのいずれか1つがユーザ入力を受ける。VN
CビューワソフトウェアはLinuxコンピュータ上で実行
しているVNCサーバソフトウェアにユーザ入力を直ち
に渡す。ユーザ入力が直ちに渡されるVNCサーバとと
もに、ユーザ入力を最初に受け取るVNCビューワは、
入力コレクタ220の機能を実行する。VNCサーバ
は、入力先であるサーバ上で実行される所望のデスクト
ップアプリケーション230と通信する。デスクトップ
アプリケーション230がVNCサーバによって渡され
たユーザ入力を受け取り、処理する機会を持つと、結果
として生じる画像情報をVNCサーバに戻すべく通信す
る。次にVNCサーバは、次の段階のために適切にデー
タの形式変更を行って画像プロセッサ240の役割を行
い、かつ画像データのコピーを2部作成することで画像
レプリケータ250の役割を行う。その結果、VNCサ
ーバによってビットマップ画像データのコピーが2部作
成される。VNCサーバは次に画像データのコピー2部
をビューワ260であるVNCビューワソフトウェアの
2つのインスタンシエーションに与えるが、これは1つ
はLCDディスプレイのため、もう1つは投影ディスプ
レイのためのものである。VNCビューワソフトウェア
の2つのインスタンシエーションはそれぞれの表示ユニ
ット290に対してデータをスケーリングし、スケーリ
ングされた画像データをマイクロソフトコンピュータに
含まれるドライバを介して2つの画像プロセッサ255
に供給する。画像プロセッサ255はマイクロソフトコ
ンピュータにおいて2つのグラフィック表示アダプタを
用いて実現された。2つの画像プロセッサ255はスケ
ーリングされた画像データを、そのそれぞれの表示ユニ
ット290を駆動するのに適切な形式に変換し、LCD
ディスプレイおよび投影システムと直接通信する。
【0034】LCDディスプレイおよび投影システム
は、通信チャネル205を介して2頭ディスプレイとし
てマイクロソフトコンピュータに接続された。このタイ
プの構成の例として、Wallsらによる2000年7月11日発行
の米国特許第6,088,005号(名称 "Design and Method f
or Large Virtual Workspace")と、Hogle, IVによる19
99年7月13日発行の米国特許第5,923,307号(名称 "Logi
cal Monitor Configuration in a Multiple Monitor En
vironment")を参照されたい。通信チャネル205はケ
ーブルとして実現された。このようなフォークドライバ
の一例として、Wallsらによる2000年7月11日発行の米国
特許第6,088,005号(名称 "Design andMethod for Larg
e Virtual Workspace")を参照されたい。さらにデータ
はグラフィック表示アダプタからケーブルを介してLC
Dディスプレイおよび投影ディスプレイへと送られた。
【0035】この実施形態において、入力コレクタ22
0によって集められたすべてのデータは上述のように経
路上において直接処理、転送されたことに注目された
い。したがって、入力フォークおよび変形ユニット27
0は不要であるとともに、入力フォークおよび変形ユニ
ットに対して接続するユーザ入力通信チャネル245も
不要であった。さらに、入力コレクタ220から画像レ
プリケータ250へのユーザ入力通信チャネル245も
不要であった。このように、これらの構成要素はこの実
施形態では実現されなかった。
【0036】VNCビューワのスケーリングは以下のよ
うに較正された。
【0037】まず、LCDディスプレイおよび投影ディ
スプレイにわたってテスト画像が表示された。より小さ
い画素を用いるディスプレイ290、この場合にはLC
Dディスプレイのスケーリングを基準値として定義し
た。テスト画像要素のサイズが投影ユニット上で測定さ
れ、VNCビューワにおいて適切なスケーリングファク
タを設定することによってVNCビューワのスケーリン
グが調整された。VNCビューワスケーリングファクタ
は、セッティングウィンドウにおける「Scaled
by」ファクタを設定することによって調整された。変
換は、LCDディスプレイおよび投影ディスプレイに関
連した表示領域に2つのVNCビューワウィンドウをド
ラッグしてから、スクロールバーを用いてVNCビュー
ワウィンドウのコンテンツを調整することで較正され
た。最後に、ウィンドウをフルサイズに拡大した。この
実現例は、画像ビューワ、ゲーム、スライドプレゼンテ
ーションプログラム、ビデオ再生などを含む、Linuxコ
ンピュータ上で任意のLinuxアプリケーションを実行す
るのに実施可能であった。
【0038】[実施形態2:アンリアルトーナメント実
現]図5は、単一のアプリケーションの同じビューを共
有するネットワークにおいてリンクされる2つのコンピ
ュータシステムを用いて3Dゲームシナリオを実現する
のにも画像化システム200を利用することができる実
施形態を示す。前回同様、フォーカスプラスコンテクス
ト表示にわたって視覚的な連続性を維持するために、ビ
ューのスケーリングは異なるものにする必要がある。こ
の実現例では、Epic Gamesによるアンリアルトーナメン
ト(Unreal Tournament)ソフトウェアを用いて、どち
らもマイクロソフトWindows(R)を実行する2
つの別個のコンピュータシステム(マイクロソフトコン
ピュータ1およびマイクロソフトコンピュータ2)にイ
ンストールした。マイクロソフトコンピュータ1および
マイクロソフトコンピュータ2は、ネットワーク化され
た設定によって互いに接続された。マイクロソフトコン
ピュータ1におけるアンリアルトーナメントソフトウェ
アは、入力コレクタ220および画像変形ステム215
として用いた。データは、マイクロソフトコンピュータ
1のアンリアルトーナメントソフトウェアが一方の画像
変形ブランチ225を実現し、マイクロソフトコンピュ
ータ2のアンリアルトーナメントソフトウェアが他方の
画像変形ブランチ225を実現するように、両方のコン
ピュータで共有された。または、観客モードでアンリア
ルトーナメントソフトウェアを実行する第3のコンピュ
ータを用いて、マイクロソフトコンピュータ1を用いる
代わりに他方の画像変形ブランチを実現してもよい。上
述のように、各マイクロソフトコンピュータ内のグラフ
ィック表示アダプタを用いて画像プロセッサ255を実
現し、ケーブルを介してディスプレイ290に接続し
た。さらに上述のように、ディスプレイ290はLCD
ディスプレイおよび投影システムを用いて実現された。
【0039】ディスプレイ290上の画像同士の同期を
維持するため、マイクロソフトコンピュータ2のゲーム
ソフトウェアは「観客モード」で実行された。観客モー
ドはマイクロソフトコンピュータ2がネットワークをわ
たってマイクロソフトコンピュータ1のアンリアルトー
ナメントソフトウェアに接続し、マイクロソフトコンピ
ュータ1によって生成された画像のビューパラメータを
得るのを可能にする。この実施形態は図4に関して説明
したVNC実施形態と非常に似ているが、アプリケーシ
ョン230は画像レプリケータ250が直接操作できる
形態で画像出力を供給しており、そのため、図4では画
像レプリケータ250のために適切な形式に画像データ
を変形するのに用いた画像プロセッサ240はここでは
省略されたことに留意されたい。
【0040】さらに上述のように、画像は視覚的な均一
性を保つために較正される必要がある。較正は、マイク
ロソフトコンピュータ1またはマイクロソフトコンピュ
ータ2の画像を(コマンドtooglefullscreenを用いて)
windowed(ウィンドウ)モードに切り替え、その「視
野」を(コマンドfov30を用いて)調整することでウィ
ンドウのコンテンツをスケーリングし、ウィンドウをマ
ウスで動かすことによって、対話形式で行われた。2つ
のコンピュータそれぞれへのゲームのインストールは、
その独自の画像データのベースを有するものであった。
VNCソフトウェアを用いた実現例のように、入力フォ
ークおよびスケーリングプログラムは不要であり、従っ
て省略された。実行の際、双方のコンピュータのディス
プレイに表示画像が表示された状態で、ユーザはマイク
ロソフトコンピュータ1と対話することでゲームをする
ことができる。
【0041】[実施形態3:ACDsee]図6は、以
前に構築されたグラフィックデータを見るのに用いる実
施形態の図を示す。従って、サブシステム215内に含
まれる入力生成エンティティ210、入力コレクタ22
0、アプリケーション230、画像プロセッサ240、
および画像レプリケータ250によって行われるシステ
ムへの初期入力がすべてオフラインで行われ、初期画像
データを生成したのが見てとれる。これは、標準的なコ
ンピュータの構成で実行されるAdobe Systems から入手
可能なPhotoshopを用いて行われ、2つの画像ファイル
を生成、保存した。この実現例では画像ファイルを生成
するのにPhotoshopを用いたが、単に例示の目的のため
であり、いかなる形式のいかなる画像ファイルを用いる
ことも可能であった。
【0042】この実施形態では、画像化システム200
の残りは、非同期構成を用いる3つのコンピュータを利
用して実現された。コンピュータのうちの2つは、AC
Dシステムから市販されているACDsee画像ビューワおよ
びマイクロソフトのWindows(R)を実行するよ
うに構成された。3台目のコンピュータはLinuxオペレ
ーティングシステム(Linuxコンピュータ)と、入力コ
レクタ220ならびに入力フォークおよび変形ユニット
270として作用する、以下に説明するカスタムサーバ
プログラムとを実行するように構成された。上述の実施
形態とは対照的に、初期画像ファイルを形成する際に画
像変形ステム215の機能が先にオフラインで行われて
おり、もう入手できないため、画像ファイルを見る際に
は、すべてのユーザ入力は入力コレクタ220によって
受け取られ、入力フォークおよび変形ユニット270に
送られることに留意されたい。
【0043】マイクロソフトコンピュータ1およびマイ
クロソフトコンピュータ2は、ネットワークを介して保
存されたPhotoshopファイルへのアクセスが許可され
た。これは、ACDsee画像ビューワソフトウェアをビュー
ワ260として使用して行われた。やはり先の実施形態
で説明したように、2つの画像プロセッサ255が2つ
のマイクロソフトコンピュータ1およびマイクロソフト
コンピュータ2におけるグラフィック表示アダプタとし
て実現され、ディスプレイ290はLCDディスプレイ
および投影システムを用いて実現された。この構成で
は、入力生成エンティティ210としてLinuxコンピュ
ータにトラックボール装置が接続された。ユーザはトラ
ックボール装置を用いて、画像全体を解像度混合ディス
プレイにパンすることができる。入力フォークおよび変
形ユニット270において、トラックボールからの変換
事象が複製され、スケーリングファクタに従ってスケー
リングされた。
【0044】入力フォークおよび変形ユニット270を
実現するカスタムサーバプログラムは、トラックボール
等の入力生成エンティティ210からのマウス事象とし
て入力を受けた。カスタムサーバプログラムは、次にス
ケーリングおよびフォーキングによってデータを適切に
変形した。次に、カスタムサーバプログラムは、マイク
ロソフトコンピュータ1およびマイクロソフトコンピュ
ータ2にあるカスタムクライアントソフトウェアにデー
タを転送した。マイクロソフトコンピュータ1およびマ
イクロソフトコンピュータ2のいずれも本質的にマウス
事象に関してネットワークを「LISTEN」すること
ができないため、カスタムクライアントプログラムが必
要であった。カスタムクライアントプログラムはスケー
リングおよびフォーキングされた入力データを受け、そ
れをマイクロソフトコンピュータ1およびマイクロソフ
トコンピュータ2のオペレーティングシステムに転送
し、これが通常の態様でACDseeプログラムと対話する。
【0045】画像を較正するため、システム200は、
先に測定された所定のスケーリングファクタで初期化さ
れた。次に、表示すべき画像を、ACDsee画像処理プログ
ラムを用いて適切に複製、スケーリング、変換し、2つ
のバージョンをディスクに保存した。画像を見るため
に、2台の異なるコンピュータ上で動作するACDsee画像
ビューイングソフトウェアの2つのインスタンスの実行
を開始し、ネットワーク接続を介して保存されたファイ
ルへのアクセスが許可された。2つの画像は、画像ビュ
ーワプログラム内にそのうちの1つをパンすることによ
って整列された。
【0046】[実施形態4:映像送信]図7は、ビデオ
画像を見るための実施形態の図を示す。画像化システム
200はビューワ260と画像プロセッサ255に縮小
されている。ビューワ260は2つのビデオカメラを用
いて実現されており、各カメラをズームして正しいスケ
ーリングファクタを得た後、ビデオ画像を作成するのに
用いた。従って、一方のカメラは大きいコンテクストデ
ィスプレイ上に表示する大きな画像を撮るのに使用し、
他方のカメラはフォーカスディスプレイ上に表示する画
像のより小さな部分を撮るのに使用する。アナログカメ
ラでもデジタルカメラでも使用可能である。カメラの出
力形式がディスプレイの入力形式と一致する場合には、
記録しながら同期して画像を見るのを可能にする画像プ
ロセッサ205としてカメラ内部のドライバを用いて、
カメラの出力をそれぞれの表示ユニット290に直接接
続してもよい。または、ビデオ画像は、たとえばVCR
などの再生装置を用いての後の同期送信に備えて保存し
てもよい。または、たとえばAVIファイルを形成して
メディアプレイヤを用いることによる将来の再生に備え
て、アナログまたはデジタルのいずれの画像ファイルで
保存してもよい。上述のように、ディスプレイはLCD
ディスプレイおよび投影システムを用いて実現された。
【0047】画像化システム200の較正は、テスト画
像が適切に記録されるまで、撮った画像をモニタしなが
らカメラを動かし、傾け、ズームさせて行う。システム
が較正されると、カメラは、ともに動き、正しい画像を
維持するように互いに結合させる必要がある。さらに、
可能であればカメラは視差を最小限にするように配置し
てもよい。特に、より小さいフォーカスディスプレイに
使用する画像を撮影するのに用いるカメラは、コンテク
ストディスプレイのためのより大きい画像を撮影するの
に使用するカメラの前に直接配置してもよいが、フォー
カスディスプレイのための画像を撮影するのに用いるカ
メラがコンテクストディスプレイ上で表示する画像のい
かなる部分も黒くしてはならない。
【0048】上述の例はいずれもLCDディスプレイお
よび投影システムを用いてフォーカスプラスコンテクス
トディスプレイシステムにおける解像度混合ディスプレ
イ290を実現したが、これらのフォーカスプラスコン
テクストディスプレイシステムは様々な構成での配置が
可能であるとともに、解像度混合ディスプレイを得るの
に様々な異なるディスプレイタイプを用いることができ
る。解像度混合ディスプレイはどのような向きにおいて
も利用できる。たとえば、机の上に位置するものや壁に
かけられるなどといった解像度混合ディスプレイにおけ
るもののように表示領域は実質的に垂直であっても良
い。解像度混合ディスプレイはまた、机状の構成または
ある角度で傾斜される場合のように表示領域を水平にし
て用いても良いし、その表示領域をユーザが見ることを
可能にする他のいかなる向きであっても良い。
【0049】以下、種々のディスプレイの組み合わせ
と、少なくとも2つの表示ユニットであって、そのうち
の少なくとも一方が他方とは異なる画素サイズを有して
解像度混合ディスプレイを形成する表示ユニットの空間
配置について説明する。
【0050】図8は、表示ユニット100を示す。表示
ユニット100は、ボーダー180内の表示幅Dwを有
する表示領域145からなる。ボーダー180はボーダ
ー幅Bwとボーダー奥行Bdを有し、たとえば表示ユニ
ットのケーシングであっても良い。ボーダー奥行Bd
は、ボーダー180の表示領域145からの突出量の尺
度である。表示ユニット100は、ボーダー180の奥
行を含む総奥行Dtを有する。図8では表示ユニット1
00は矩形で示されているが、実用においてはいかなる
形状、たとえば、正方形、円形、凹形、凸形、他の曲線
形、または不規則な形状であってもよく、または他の規
則的および不規則な三次元形状であってもよい。表示領
域145は様々なタイプのディスプレイで実現でき、投
影画像、LCD、LEDディスプレイ、CRTディスプ
レイ、有機ディスプレイ、エレクトリックペーパーディ
スプレイ、プラズマディスプレイ、またはこれらのディ
スプレイと鏡およびレンズとの組み合わせなどでもよ
い。エレクトリックペーパーディスプレイは、ジリコン
(Gyricon)ディスプレイまたは電気泳動ディス
プレイとして知られるタイプや、または他の将来のエレ
クトリックペーパーの方法によるものであってもよい。
【0051】表示ユニット100はボーダレス(ボーダ
ーがないもの)でも良い。ボーダレスディスプレイの場
合、ボーダー幅Bwおよびボーダー奥行Bdはゼロであ
る。図8ではボーダー180は矩形で示されているが、
実用においてはいかなる形状、たとえば、正方形、円
形、凹形、凸形、他の曲線形、または不規則な形状であ
ってもよく、または他の規則的および不規則な三次元形
状であってもよい。
【0052】図9−図14は、2つ以上のディスプレイ
を組み合わせたいくつかの構成を示す。以下の説明全体
において、同様の要素に言及するのに同じ参照番号を用
いる。
【0053】図9は、互いに異なる画素サイズを有する
表示領域130、140を備えた2つのディスプレイ1
10、120を組み合わせた構成を示す。一方の表示ユ
ニット120は他方の表示ユニット110の前方に配置
される。表示ユニット110はボーダー150を有し、
表示ユニット120はボーダー160を有する。ディス
プレイ120のボーダー160がゼロを上回る(すなわ
ちボーダレスでない)場合には、ボーダー160は、デ
ィスプレイ110の表示領域130の一部を覆い、表示
画像における間隙ができる。この間隙をx/y間隙と称
する。表示ユニット120のボーダー160のボーダー
幅Bwおよびボーダー奥行Bdが表示ユニット110の
ボーダー150のボーダー幅Bwおよびボーダー奥行B
dよりも小さいと、この構成では、ディスプレイ11
0、120の前に位置する人にとってディスプレイ12
0のボーダー160によってできる画像内の間隙が最小
になる。
【0054】2つのディスプレイ110、120間のz
間隙の距離は、少なくとも、前の表示ユニット120の
ディスプレイ厚さDtと後ろのディスプレイのボーダー
150のボーダー奥行Bdを加えたものから前のディス
プレイ120のボーダー奥行Bdを減じたものである。
前のディスプレイ120が後ろのディスプレイ110に
完全に囲まれて後ろのディスプレイ110の表示領域1
30に当接し、そのボーダー160、150が重ならな
いような特殊な場合には、z間隙は少なくとも前のディ
スプレイ120のディスプレイ厚さDtからそのボーダ
ー奥行Bdを減じたものである。
【0055】図10は、それぞれ表示領域130、14
0を有する画素サイズの異なる2つの隣接するディスプ
レイ110、120を組み合わせた構成を示す。この配
置は、その表示領域140、130が同じ面にあること
でz間隙を最小にするように双方のディスプレイ11
0、120を構成するのを可能にする。しかしこの構成
では、x/y間隙は少なくともディスプレイ110のボ
ーダー150のボーダー幅Bwと他方のディスプレイ1
20のボーダー160のボーダー幅Bwとの和となる。
2つ以上の共面ディスプレイの他の組み合わせも可能で
あるが、図10および図11に示されるものよりもx/
y間隙およびz間隙が大きくなる。
【0056】図9および図10について説明した例のよ
うに、ディスプレイがそのそれぞれのボーダーまたはケ
ーシング内に収っても良いが、x/y間隙およびz間隙
の両方を最小にするために、単一のボーダーまたはケー
シング内に収るようにしても良い。ボーダーまたはケー
シングを除去して、表示ユニットの厚さDtおよびボー
ダー幅Bwを小さくしても良い。表示ユニットは、たと
えば単一のボーダーまたはケーシングに組み合わされる
プラズマパネルおよびLCDディスプレイのように、別
々に製造し、後で組み立てても良い。2つ以上の表示ユ
ニット100は、表示領域内の異なる区域において異な
る画素サイズを与えるLCDディスプレイのように、単
一のプロセスで製造されても良い。
【0057】図11は、2つのディスプレイであって、
前のディスプレイ120が後ろのディスプレイ110に
完全に囲まれ、後ろのディスプレイ110の表示領域1
30に当接する2つのディスプレイの組み合わせの正面
図である。上述のように、表示ユニット110、120
はいかなる形状または向きであっても良い。図示の目的
のため、より小さい表示ユニット120は大きい表示ユ
ニット110のほぼ中央に配置されているが、実用にお
いては、より大きい表示ユニット120のどの場所に配
置しても良い。
【0058】図12、図13、および図14は、図11
に示すディスプレイ110、120の組み合わせの3つ
の異なる実施形態の3つの可能な側面図である。
【0059】図12は、すでに図9で説明したように、
より小さいディスプレイ120がより大きいディスプレ
イ110の前に配置された実施形態を示す。この構成
は、単に一方のディスプレイ120を別のディスプレイ
110の前に配置するだけなので、構築が最も簡単であ
るかもしれない。
【0060】図13は、より小さい表示ユニット120
をディスプレイ110内に一体にはめ込むのを可能にす
るのに十分な大きさの開口135をより大きい表示ユニ
ット110が有する実施形態を示す。表示ユニット11
0上の表示領域140の一部は、表示領域120と組み
合わせる前に除去されてもよく、製造プロセス中に開口
を形成しても良い。この組み合わせは、表示領域140
と表示領域130が実質的に互いに同一平面にあり、z
間隙を最小にすることができる。ディスプレイ120に
ボーダーがあれば、まだx/y間隙が生じる。
【0061】図14は、より大きいディスプレイ110
がディスプレイ120よりも小さい開口135を有し、
ディスプレイ120がディスプレイ110の後方に配置
されて、表示領域140が開口135を通して見えるよ
うにされた実施形態を示す。この構成は、ディスプレイ
間に生じるz間隙が十分に小さい場合には隠すのが望ま
しいボーダーをディスプレイ120が有する状況で有用
かもしれない。ディスプレイ110の開口135はディ
スプレイ120の表示領域140と実質的に同じサイズ
および形状に形成しても良い。ディスプレイ120は、
開口135を通してディスプレイ120の表示領域14
0のみが見えるように、開口135と整列させても良
い。
【0062】図12、図13、および図14に示される
実施形態は、解像度の異なる複数のLCDディスプレ
イ、別の形態のディスプレイと組み合わされた有機ディ
スプレイ、および他のディスプレイと組み合わされたC
RTディスプレイからなるものでも良い。別の実施形態
として、プラズマディスプレイに埋め込まれた高解像度
LCDディスプレイからなり、LCDディスプレイが小
さな表示ユニット120、プラズマディスプレイが大き
な表示ユニット110であってもよい。さらに別の実施
形態として、エレクトリックペーパータイプのディスプ
レイに囲まれたLCDまたは同様のディスプレイからな
るものでも良い。別のディスプレイの組み合わせとし
て、互いに干渉することのない表示ユニットを含む解像
度混合ディスプレイとなるような態様で組み合わされ
た、上で定義したいかなる表示技術からなるものでも良
い。
【0063】図15は図11に示される構成で、投影ユ
ニット155およびディスプレイ110の表示面130
としての投影材料シート、および小さいディスプレイ1
20としてのLCDを備えたものを実現した実施形態を
示す。表示領域130は開口を有する、ボーダレスであ
るといった形状を含む、任意の形状でよい。投影面は種
々の材料、たとえば、カンバス、紙、ボール紙、プラス
チック、金属等の被覆材料等でできていても良い。投影
面は、大きな材料片を任意の形状に切断したり、複数の
材料片から組み合わせたり、または上述の何らかの組み
合わせによって任意の所望の形状で形成されて良い。投
影は、光線の通り道に物理的な物体をおくことでその領
域の投影を遮るといった物理的な態様、または画像化シ
ステム200(図1参照)において画像プロセッサ24
0を用いて投影面130に至らない投影像の部分へのヌ
ル画像の付加によって、その一部を遮ることで投影面の
形状に適合させても良い。たとえば、より小さいディス
プレイ120上への画像の投影を防ぐ事が望ましい場合
もあるであろう。
【0064】ヌル画像を生成する画像プロセッサ240
はソフトウェアで実現されても、ハードウェアで実現さ
れても良い。ヌル画像を生成する画像プロセッサ240
の実施形態では、ヌル画像は、ソフトウェアウィンドウ
イングプログラムで作成され、黒い画像、本質的にはタ
イトルまたはボーダーのない黒いウィンドウで、手動ま
たは自動でサイズ合わせ、移動が可能であって、より小
さいディスプレイ120の領域内の投影画像を遮る。ヌ
ル画像は、誤って選択、サイズ合わせ、移動、または変
更されないように選択不可能であった。ヌル画像は、領
域内のすべての画像を遮るように最上部の画像またはウ
ィンドウ層上に存在した。ヌル画像は、Windows
(R)またはXwindows等のいかなるウインドウイングシ
ステムによって形成されても良い。ディスプレイ120
上に示される要素の選択を可能にするために、ヌル画像
はまた、マウス事象に対してトランスペアレントでなく
てはならない。ヌル画像が適切なサイズおよび位置に設
定されると、上述のような形態をとって投影システム1
55が画像をディスプレイ120に投影するのを防ぐ。
投影面はボーダレスで非常に薄く形成しても良く、たと
えば、紙またはプラスチックで形成されると、2つ以上
のディスプレイをディスプレイ間のx/y間隙が実質的
になく、Z間隙が小さい解像度混合ディスプレイに統合
することが容易であり、ユーザが画像を2つのディスプ
レイにわたって連続するように知覚することができる。
【0065】図16は図15に示される解像度混合ディ
スプレイの実施形態の別の斜視図であって、ディスプレ
イ110が、プロジェクタ155およびより広い表示領
域130のための投影面を含む投影システムを用いて実
現された。投影システム155はユーザUの上方に配置
され、ユーザUが投影画像に陰を作ったり、投影画像の
一部を遮ったりするのを最小限にしている。より小さい
表示ユニット120は、実質的に平らな表示領域と小さ
いボーダー奥行Bdを有する表示ユニット、たとえば、
フラットCRT、LCD、プラズマディスプレイ、逆投
影ディスプレイ、LEDディスプレイ、有機ディスプレ
イ、エレクトリックペーパーディスプレイなどを用い
て、表示画像間のz間隙を最小にするよう実現された。
ディスプレイ110の表示面130は、フォームコアと
紙の組み合わせを用いて、ディスプレイ120を収容す
る開口を備えて組み立てられた。
【0066】図16に示される構成は図13で説明した
構成原理を用いたが、これが必須なわけではなく、図1
2または図14に関して説明した配置も可能である。図
12に示される構成を用いると、投影面の開口は必要な
かったであろう。この場合、投影面に広範囲の材料、た
とえば壁などの固い材料を用いることが可能である。
【0067】ディスプレイ120のボーダー160が見
える場合には、ディスプレイ120のボーダー160上
にさらに投影面を作成する材料でボーダー160を覆
う。間隙を最小にするため、付加的な投影面は表示ユニ
ット120にきっちりと適合させ、表示ユニット120
のボーダー160全体をふさぐようにする必要がある。
しかし、付加的な投影面をボーダー160より大きくし
て、投影面に重なるようにしても良い。その場合、投影
システム155からの投影画像は、表示面130とボー
ダー160を覆う付加的な投影面を組み合わせた投影面
に投影するように調整しなくてはならない。表示ユニッ
ト120のボーダー160上の付加的な投影面は、表示
ユニット130に用いる大きな投影面と同じ材料ででき
ていても異なる材料でできていても良く、相互交換可能
としても良い。
【0068】上述の実施形態において、解像度混合ディ
スプレイのディスプレイハードウェアは2つのディスプ
レイからなるものであったが、解像度混合ディスプレイ
は3つ以上のディスプレイを配置して形成されても良
い。図17、図18、および図19は3つ以上のディス
プレイからなる実施形態を示す。
【0069】図17はそれぞれ表示面160、161を
有し、表示面150を有する大きな表示ユニット110
に囲まれる複数のより小さいディスプレイ120、12
1を伴った実施形態を示す。この種の実施形態は、ディ
スプレイのタイル配置を用いたビデオウォールや、会議
用テーブルのような各ユーザ用の1つ以上の小さいディ
スプレイ120、121と大きなディスプレイ110と
を組み合わせた対話型の設備を構築するのに用いること
ができる。さらに、各ユーザ用の1つ以上の小さいディ
スプレイ120、121と大きなディスプレイ110と
を組み合わせたものを含む対話型のホワイトボードに使
用することもできる。表示ユニット110、120、1
21はそれぞれ単一のディスプレイとして実現されても
良いし、複数のディスプレイの構成として実現されても
良い。
【0070】図18は、その表示領域161が表示ユニ
ット120内に入れ子になったディスプレイ121と、
その表示領域160が第3のディスプレイ110内に入
れ子になった表示ユニット120と、表示領域150を
有する第3のディスプレイとを備えた別の実施形態を示
す。ここでも、ディスプレイは単一のディスプレイとし
て実現されても良いし、複数のディスプレイの構成とし
て実現されても良い。
【0071】図19は、表示領域160を有する単一の
ディスプレイ120を囲む表示領域150、151、1
52、153を有する4つのディスプレイ110、11
1、112、113のタイル構成を示す。ディスプレイ
110、111、112、113は図9および図10に
示されるように組み合わされても良い。ディスプレイ1
20を図12−図13に示されるように加えても良い。
ここでも各ディスプレイは単一のディスプレイとして実
現されても良いし、複数のディスプレイの構成として実
現されても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像化システムの図である。
【図2】 解像度混合システム上に表示される画像の図
である。
【図3】 解像度混合ディスプレイの較正プロセスを示
すフローチャートである。
【図4】 本発明の一実施形態を示す図である。
【図5】 本発明の別の実施形態を示す図である。
【図6】 本発明のさらに別の実施形態を示す図であ
る。
【図7】 本発明のさらに別の実施形態を示す図であ
る。
【図8】 表示ユニットの斜視図である。
【図9】 2つのディスプレイの組み合わせを示す一実
施形態の斜視図である。
【図10】 2つのディスプレイの組み合わせを示す別
の実施形態の斜視図である。
【図11】 2つのディスプレイの組み合わせの別の実
施形態を示す正面図である。
【図12】 2つのディスプレイの一実施形態を示す側
面図である。
【図13】 2つのディスプレイの組み合わせの別の実
施形態を示す側面図である。
【図14】 2つのディスプレイの組み合わせの別の実
施形態を示す側面図である。
【図15】 投影システムを用いた2つのディスプレイ
の組み合わせの一実施形態の斜視図である。
【図16】 投影システムを用いた2つのディスプレイ
の組み合わせの別の実施形態の斜視図である。
【図17】 3つのディスプレイを組み合わせた実施形
態の正面図である。
【図18】 3つのディスプレイを組み合わせた別の実
施形態の正面図である。
【図19】 5つのディスプレイを組み合わせた実施形
態の正面図である。
【符号の説明】
110,120 ディスプレイ、130,140 表示
領域、200 画像化システム、210 入力生成エン
ティティ、220 入力コレクタ、230 アプリケー
ション、240,255 画像プロセッサ、250 画
像レプリケータ、260 ビューワ、270 入力フォ
ークおよび変形ユニット、290 表示ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 10/015,680 (32)優先日 平成13年12月17日(2001.12.17) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 10/015,677 (32)優先日 平成13年12月17日(2001.12.17) (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 ナサニエル エス グッド アメリカ合衆国 カリフォルニア州 パロ アルト アラスタデロ ストリート 636 (72)発明者 ポール ジョセフ ステワート アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サニ ーベイル ルイス ドライブ 864 Fターム(参考) 5B069 AA01 CA03 CA13 KA02 5C082 AA34 BA12 BB13 BB42 BD02 CA32 CA55 CA81 DA22 DA42 DA86 MM09 MM10 5E501 AA02 BA03 CA03 EA34 FA14 FA23 FA44 FB45

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイであって、 a)第1の画素サイズの画素および第1の境界を有する
    第1の表示領域と、 b)前記第1の画素サイズとは異なる第2の画素サイズ
    の画素および第2の境界を有する第2の表示領域とを含
    み、 c)前記第1および第2の表示領域の少なくとも一部に
    表示された画像が、該画像を見るように位置された観察
    者にとって実質的に連続して見えるように、前記第1お
    よび第2の表示領域が構成、配置されることを特徴とす
    るディスプレイ。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の境界が少なくとも
    部分的に接触していることを特徴とする請求項1に記載
    のディスプレイ。
  3. 【請求項3】 一方の表示領域が別の表示領域に隣接し
    ていることを特徴とする請求項1に記載のディスプレ
    イ。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つの表示領域を含むディス
    プレイであって、各表示領域は画素サイズを有する画素
    と境界を有し、少なくとも1つの表示領域の画素サイズ
    は少なくとも1つの他の表示領域の画素サイズとは異な
    り、各表示領域の境界は少なくとも1つの他の表示領域
    の境界と少なくとも部分的に接触しており、少なくとも
    2つの表示領域にわたって表示される画像が、画像を見
    るように位置された観察者にとって実質的に連続して知
    覚され得るように前記表示領域が構成、配置されること
    を特徴とするディスプレイ。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの表示領域が別の表示領
    域に囲まれることを特徴とする請求項4に記載のディス
    プレイ。
  6. 【請求項6】 ディスプレイであって、 a)第1の画素サイズの画素と第1の境界を有する第1
    の表示領域に第1の画像を表示する手段と、 b)前記第1の画素サイズとは異なる第2の画素サイズ
    の画素と第2の境界を有する第2の表示領域に第2の画
    像を表示する手段とを含み、 c)前記第1の画像の少なくとも一部と前記第2の画像
    の少なくとも一部を含む組み合わせ画像が、画像を見る
    ように位置された観察者にとって実質的に連続して見え
    るように、前記第1および第2の画像を表示する手段が
    構成、配置されることを特徴とするディスプレイ。
  7. 【請求項7】 少なくとも2つの表示領域にわたって知
    覚される連続画像を表示する方法であって、各表示領域
    は所与のサイズの画素を有し、少なくとも1つの表示領
    域の画素サイズは少なくとも1つの他の表示領域の画素
    サイズとは異なり、前記方法は、 a)画像についての画像情報データを提供するステップ
    と、 b)画像情報を複製して、各表示領域と関連する画像情
    報データを提供するステップと、 c)関連の画像情報データから各表示領域上に画像が表
    示される際、少なくとも2つの表示領域上に生じる画像
    が、画像を見るように位置された観察者にとって実質的
    に連続して見えるように、関連の画像情報データの少な
    くとも1つを変形するステップと、を含むことを特徴と
    する方法。
  8. 【請求項8】 前記関連の画像情報データの少なくとも
    1つを変形するステップが、画像情報データから画像が
    表示される際に、表示画像のサイズがスケーリングされ
    るように、画像情報データを変形するステップを含むこ
    とを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 画像情報データを提供するステップの前
    に、ユーザ入力データを受け取るステップをさらに含
    み、前記ユーザ入力データは前記画像情報データを提供
    するのに使用されることを特徴とする請求項7に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 第1および第2の表示領域にわたって
    知覚される連続画像を表示する方法であって、各表示領
    域は所与のサイズの画素を有し、一方の表示領域の画素
    サイズは他方の表示領域の画素サイズとは異なり、前記
    方法は、 a)画像についての画像情報データを提供するステップ
    と、 b)画像情報を複製して、前記第1の表示領域に関連す
    る第1の画像情報データと前記第2の表示領域に関連す
    る第2の画像情報データを提供するステップと、 c)関連の画像情報データから各表示領域上に画像が表
    示される際、前記2つの表示領域上に生じる画像が、画
    像を見るように位置された観察者にとって実質的に連続
    して見えるように、第1の画像情報データを変形するス
    テップと、を含むことを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも2つの表示領域にわたって
    知覚される連続画像を表示するためのシステムであっ
    て、各表示領域は所与のサイズの画素を有し、少なくと
    も1つの表示領域の画素サイズは少なくとも1つの他の
    表示領域の画素サイズとは異なり、 a)画像についての画像情報データを提供するアプリケ
    ーションと、 b)前記アプリケーションのための画像情報データを受
    け取り、前記画像情報を複製して、各表示領域に関連す
    る画像情報データを提供するように配置、構成された画
    像レプリケータと、 c)各表示領域と関連したビューワであって、各表示領
    域と関連する関連の画像情報データを受け取る画像レプ
    リケータから前記画像情報データを受け取るように構
    成、配置され、関連の画像情報データから各表示領域上
    に画像が表示される際、少なくとも2つの表示領域上に
    生じる画像が画像を見るように位置された観察者にとっ
    て実質的に連続して見えるように、少なくとも1つのビ
    ューワが関連の画像情報データを変形するビューワと、
    を含むことを特徴とするシステム。
  12. 【請求項12】 ユーザ入力データを受け取るための入
    力コレクタをさらに含み、前記アプリケーションが前記
    ユーザ入力データを受け取り、これに応答して、画像情
    報データを提供することを特徴とする請求項11に記載
    のシステム。
  13. 【請求項13】 第1および第2の表示領域にわたって
    知覚される連続画像を表示するためのシステムであっ
    て、各表示領域は所与のサイズの画素を有し、一方の表
    示領域の画素サイズは他方の表示領域の画素サイズとは
    異なり、 a)画像についての画像情報データを提供するアプリケ
    ーションと、 b)画像情報を複製して、前記第1の表示領域に関連す
    る第1の画像情報データと前記第2の表示領域に関連す
    る第2の画像情報データを提供する画像レプリケータ
    と、 c)前記第1の表示領域と関連し、第1の画像情報デー
    タを受け取る第1のビューワと、 d)前記第2の表示領域と関連し、第2の画像情報デー
    タを受け取る第2のビューワとを含み、前記第1および
    第2の画像情報データから前記第1および第2の表示領
    域に画像が表示される際、前記第1および第2の表示領
    域上に生じる画像が画像を見るように位置された観察者
    にとって実質的に連続して見えるように、前記第1およ
    び第2のビューワの少なくとも一方が前記関連の画像情
    報データを変形することを特徴とするシステム。
  14. 【請求項14】 第1および第2の表示領域にわたって
    知覚される連続画像を表示するためのシステムであっ
    て、各表示領域は所与のサイズの画素を有し、一方の表
    示領域の画素サイズは他方の表示領域の画素サイズとは
    異なり、前記システムは a)ユーザ入力データを受け取るための入力コレクタ
    と、 b)前記ユーザ入力データに応じて、画像についての画
    像情報データを提供するアプリケーションと、 c)画像情報を複製して、前記第1の表示領域に関連す
    る第1の画像情報データと前記第2の表示領域に関連す
    る第2の画像情報データを提供する画像レプリケータ
    と、 d)前記第1の表示領域と関連し、第1の画像情報デー
    タを受け取る第1のビューワと、 e)前記第2の表示領域と関連し、第2の画像情報デー
    タを受け取る第2のビューワとを含み、前記第1および
    第2の画像情報データから前記第1および第2の表示領
    域に画像が表示される際、前記第1および第2の表示領
    域上に生じる画像が画像を見るように位置された観察者
    にとって実質的に連続して見えるように、前記第1およ
    び第2のビューワの少なくとも一方が前記画像情報デー
    タを変形し、さらに f)前記第1のビューワに応じて、画像を表示するため
    の第1の表示領域と、 g)前記第2のビューワに応じて、画像を表示するため
    の第2の表示領域と、を含むことを特徴とするシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 第1および第2の表示領域にわたって
    知覚される連続画像を表示するための方法であって、各
    表示領域は所与のサイズの画素を有し、一方の表示領域
    の画素サイズは他方の表示領域の画素サイズとは異な
    り、前記方法は a)第1の表示領域に表示する第1の画像を提供するス
    テップと、 b)第2の表示領域に表示する第2の画像を提供するス
    テップであって、前記画像が前記第1および第2の表示
    領域に表示される際、生じる画像が、画像を見るように
    位置された観察者にとって実質的に連続して見えるよう
    に、前記第2の画像は前記第1の画像のスケーリングさ
    れた一部であるステップと、 c)前記第1の画像を前記第1の表示領域に、前記第2
    の画像を前記第2の表示領域に送信するステップと、を
    含むことを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 n個の表示領域にわたって知覚される
    連続画像を表示するための方法であって、各表示領域は
    所与のサイズの画素を有し、少なくとも1つの表示領域
    の画素サイズは少なくとも1つの他の表示領域の画素サ
    イズとは異なり、前記方法は a)第1の表示領域に表示する第1の画像を提供するス
    テップと、 b)n個の表示領域に表示するn個の画像を提供するス
    テップであって、前記画像が前記n個の表示領域に表示
    される際、生じる画像が、画像を見るように位置された
    観察者にとって実質的に連続して見えるように、n個の
    画像のうちの少なくとも1つは前記第1の画像のスケー
    リングされた一部であるステップと、 c)前記n個の画像を前記n個の表示領域に送信するス
    テップと、を含むことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 第1および第2の表示領域にわたって
    知覚される連続ビデオ画像を表示するための方法であっ
    て、各表示領域は所与のサイズの画素を有し、一方の表
    示領域の画素サイズは他方の表示領域の画素サイズとは
    異なり、前記方法は a)第1の表示領域に表示する第1のビデオ画像を撮る
    ステップと、 b)第2の表示領域に表示する第2のビデオ画像を撮る
    ステップであって、前記画像が前記第1および第2の表
    示領域に表示される際、生じる画像が、画像を見るよう
    に位置された観察者にとって実質的に連続して見えるよ
    うに、前記第2の画像は前記第1の画像のスケーリング
    された一部であるステップと、 c)前記第1のビデオ画像を前記第1の表示領域に、前
    記第2のビデオ画像を前記第2の表示領域に送信するス
    テップと、を含むことを特徴とする方法。
JP2002133169A 2001-05-11 2002-05-08 解像度混合ディスプレイ Expired - Fee Related JP4109012B2 (ja)

Applications Claiming Priority (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US29049301P 2001-05-11 2001-05-11
US60/290,493 2001-05-11
US10/015,613 2001-12-17
US10/015,680 2001-12-17
US10/015,677 2001-12-17
US10/015,677 US7333071B2 (en) 2001-05-11 2001-12-17 Methods of using mixed resolution displays
US10/015,613 US7629945B2 (en) 2001-05-11 2001-12-17 Mixed resolution displays
US10/015,642 2001-12-17
US10/015,642 US7546540B2 (en) 2001-05-11 2001-12-17 Methods of using mixed resolution displays
US10/015,680 US7475356B2 (en) 2001-05-11 2001-12-17 System utilizing mixed resolution displays

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003050655A true JP2003050655A (ja) 2003-02-21
JP4109012B2 JP4109012B2 (ja) 2008-06-25

Family

ID=27533647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002133169A Expired - Fee Related JP4109012B2 (ja) 2001-05-11 2002-05-08 解像度混合ディスプレイ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1256873A3 (ja)
JP (1) JP4109012B2 (ja)
CA (1) CA2385906C (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004318139A (ja) * 2003-04-08 2004-11-11 Microsoft Corp ディスプレイソースデバイダ
JP2005107681A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Seiko Epson Corp 複数画面画像表示システム、複数画像表示装置の相対位置検出方法、複数画像表示装置の相対位置検出プログラムおよび複数画像表示装置の相対位置検出プログラムを記録した記録媒体
JP2011008255A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives 表示装置、表示方法、およびこの表示方法のための記録媒体
JPWO2020179529A1 (ja) * 2019-03-04 2020-09-10
WO2021053716A1 (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 シャープNecディスプレイソリューションズ株式会社 表示制御装置、表示装置、表示制御方法
JP7507353B2 (ja) 2019-03-04 2024-06-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 映像表示システム及び映像表示方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7475356B2 (en) 2001-05-11 2009-01-06 Xerox Corporation System utilizing mixed resolution displays
US7546540B2 (en) 2001-05-11 2009-06-09 Xerox Corporation Methods of using mixed resolution displays
US7629945B2 (en) 2001-05-11 2009-12-08 Xerox Corporation Mixed resolution displays
US7333071B2 (en) 2001-05-11 2008-02-19 Xerox Corporation Methods of using mixed resolution displays
KR102220825B1 (ko) 2013-09-05 2021-03-02 삼성전자주식회사 전자 장치와 전자 장치의 콘텐트 표시방법

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4634384A (en) * 1984-02-02 1987-01-06 General Electric Company Head and/or eye tracked optically blended display system
US5220429A (en) * 1987-08-27 1993-06-15 Saab Instruments Aktiebolag Vision system for detecting a picture and reproducing said picture as a picture within a picture
JP3047404B2 (ja) * 1988-09-09 2000-05-29 富士ゼロックス株式会社 表示装置
JPH05108036A (ja) * 1991-10-18 1993-04-30 Sony Corp 表示装置
GB9201949D0 (en) * 1992-01-30 1992-03-18 Jenkin Michael Large-scale,touch-sensitive video display
JPH0638219A (ja) * 1992-07-20 1994-02-10 Olympus Optical Co Ltd 映像表示装置
JPH0777665A (ja) * 1993-03-29 1995-03-20 Canon Inc 画像表示装置及びその為の画像撮影装置
US5808589A (en) * 1994-08-24 1998-09-15 Fergason; James L. Optical system for a head mounted display combining high and low resolution images
US5831614A (en) * 1996-07-01 1998-11-03 Sun Microsystems, Inc. X-Y viewport scroll using location of display with respect to a point
JPH10123550A (ja) * 1996-10-16 1998-05-15 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示システム
US6104414A (en) * 1997-03-12 2000-08-15 Cybex Computer Products Corporation Video distribution hub

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004318139A (ja) * 2003-04-08 2004-11-11 Microsoft Corp ディスプレイソースデバイダ
JP4647230B2 (ja) * 2003-04-08 2011-03-09 マイクロソフト コーポレーション ディスプレイソースデバイダ
JP2005107681A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Seiko Epson Corp 複数画面画像表示システム、複数画像表示装置の相対位置検出方法、複数画像表示装置の相対位置検出プログラムおよび複数画像表示装置の相対位置検出プログラムを記録した記録媒体
JP2011008255A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives 表示装置、表示方法、およびこの表示方法のための記録媒体
JPWO2020179529A1 (ja) * 2019-03-04 2020-09-10
JP7507353B2 (ja) 2019-03-04 2024-06-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 映像表示システム及び映像表示方法
WO2021053716A1 (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 シャープNecディスプレイソリューションズ株式会社 表示制御装置、表示装置、表示制御方法
JPWO2021053716A1 (ja) * 2019-09-17 2021-03-25
JP7193653B2 (ja) 2019-09-17 2022-12-20 シャープNecディスプレイソリューションズ株式会社 表示制御装置、表示装置、表示制御方法
US11984060B2 (en) 2019-09-17 2024-05-14 Sharp Nec Display Solutions, Ltd. Display control device, display device, display control method

Also Published As

Publication number Publication date
EP1256873A2 (en) 2002-11-13
CA2385906C (en) 2008-12-30
CA2385906A1 (en) 2002-11-11
JP4109012B2 (ja) 2008-06-25
EP1256873A3 (en) 2006-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7475356B2 (en) System utilizing mixed resolution displays
US7546540B2 (en) Methods of using mixed resolution displays
US7629945B2 (en) Mixed resolution displays
US7333071B2 (en) Methods of using mixed resolution displays
Baudisch et al. Focus plus context screens: combining display technology with visualization techniques
US6917348B2 (en) Video display mode for dual displays
US7411610B2 (en) Method and system for generating detail-in-context video presentations using a graphical user interface
Ni et al. A survey of large high-resolution display technologies, techniques, and applications
US6911975B2 (en) Stereo image display apparatus and method, and storage medium
US8400450B2 (en) Method and system for displaying stereoscopic detail-in-context presentations
US6690337B1 (en) Multi-panel video display
US20170131963A1 (en) System and method for display mirroring
US7667699B2 (en) Fast rendering of pyramid lens distorted raster images
JP2005039788A (ja) 投影システム
JP2003520357A (ja) 3d効果を達成するためのビデオサンプルレート変換
US20080012880A1 (en) Graphics items that extend outside a background perimeter
JP6160305B2 (ja) 画像処理装置、プログラム、画像処理システムおよび画像処理方法
US6714198B2 (en) Program and apparatus for displaying graphical objects
JP4109012B2 (ja) 解像度混合ディスプレイ
US6344860B1 (en) Methods and apparatus for a stereoscopic graphic user interface
WO2008043037A2 (en) Aspect-ratio independent, multimedia capture and editing systems and methods thereof
JP2019146155A (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2004259247A (ja) マルチユーザコラボラティブ円形グラフィカルユーザインタフェース
US5812125A (en) Method and apparatus for selectively generating display images
WO2000076210A1 (en) Multi-panel video display

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050506

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050506

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees