JP2003047065A - 外部からデータ漏洩防止操作が可能な端末 - Google Patents
外部からデータ漏洩防止操作が可能な端末Info
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- JP2003047065A JP2003047065A JP2001234114A JP2001234114A JP2003047065A JP 2003047065 A JP2003047065 A JP 2003047065A JP 2001234114 A JP2001234114 A JP 2001234114A JP 2001234114 A JP2001234114 A JP 2001234114A JP 2003047065 A JP2003047065 A JP 2003047065A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 たとえ携帯電話機などの端末が盗難などで第
三者に渡った場合でも、端末に記憶されている電話番号
などのデータが第三者に漏れるのを防止することができ
る外部からデータ漏洩防止操作が可能な端末を提供す
る。 【解決手段】 所定のデータ及び照合用パスワードが記
憶された記憶手段と、他の端末から照合用パスワードと
特定のコマンドを受信した際に、受信した照合用パスワ
ードと前記記憶手段に記憶されている照合用パスワード
とを照合する照合手段と、前記照合手段の照合結果が一
致した場合に、前記特定のコマンドに基づいたデータ情
報漏洩防止処理を実行するデータ漏洩防止処理手段を備
えていることを特徴とする。
三者に渡った場合でも、端末に記憶されている電話番号
などのデータが第三者に漏れるのを防止することができ
る外部からデータ漏洩防止操作が可能な端末を提供す
る。 【解決手段】 所定のデータ及び照合用パスワードが記
憶された記憶手段と、他の端末から照合用パスワードと
特定のコマンドを受信した際に、受信した照合用パスワ
ードと前記記憶手段に記憶されている照合用パスワード
とを照合する照合手段と、前記照合手段の照合結果が一
致した場合に、前記特定のコマンドに基づいたデータ情
報漏洩防止処理を実行するデータ漏洩防止処理手段を備
えていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機などの
端末が盗難などにあったりして、第三者にその端末が渡
った場合でも、端末に記憶されている電話番号などのデ
ータが不正に漏洩されるのを防止することができる外部
からデータ漏洩防止操作が可能な端末に関する。
端末が盗難などにあったりして、第三者にその端末が渡
った場合でも、端末に記憶されている電話番号などのデ
ータが不正に漏洩されるのを防止することができる外部
からデータ漏洩防止操作が可能な端末に関する。
【0002】携帯電話機などの端末は、いつでもどこへ
でも持ち運んで使用することができて便利である反面、
うっかりどこかに置き忘れて第三者に持っていかれた
り、また簡単に盗難に会うなどの危険性も高い。その場
合、携帯情報端末機などの端末に記憶されている電話番
号などのデータが、本人が知らない間に第三者に漏れて
悪用されるなどセキュリティー上の危険性があり問題で
ある。
でも持ち運んで使用することができて便利である反面、
うっかりどこかに置き忘れて第三者に持っていかれた
り、また簡単に盗難に会うなどの危険性も高い。その場
合、携帯情報端末機などの端末に記憶されている電話番
号などのデータが、本人が知らない間に第三者に漏れて
悪用されるなどセキュリティー上の危険性があり問題で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、たとえ携帯
電話機などの端末が盗難などで第三者に渡った場合で
も、端末に記憶されている電話番号などのデータが第三
者に漏れるのを防止することができる外部からデータ漏
洩防止操作が可能な端末を提供する。
電話機などの端末が盗難などで第三者に渡った場合で
も、端末に記憶されている電話番号などのデータが第三
者に漏れるのを防止することができる外部からデータ漏
洩防止操作が可能な端末を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の外部からデータ
漏洩防止操作が可能な端末は、所定のデータ及び照合用
パスワードが記憶された記憶手段と、他の端末から照合
用パスワードと特定のコマンドを受信した際に、受信し
た照合用パスワードと前記記憶手段に記憶されている照
合用パスワードとを照合する照合手段と、前記照合手段
の照合結果が一致した場合に、前記特定のコマンドに基
づいたデータ情報漏洩防止処理を実行するデータ漏洩防
止処理手段を備えていることを特徴とする。
漏洩防止操作が可能な端末は、所定のデータ及び照合用
パスワードが記憶された記憶手段と、他の端末から照合
用パスワードと特定のコマンドを受信した際に、受信し
た照合用パスワードと前記記憶手段に記憶されている照
合用パスワードとを照合する照合手段と、前記照合手段
の照合結果が一致した場合に、前記特定のコマンドに基
づいたデータ情報漏洩防止処理を実行するデータ漏洩防
止処理手段を備えていることを特徴とする。
【0005】また、本発明の外部からデータ漏洩防止操
作が可能な端末は、所定のデータが記憶された記憶手段
と、公開鍵暗号方式を利用して、他の端末から電子署名
を付加した特定のコマンドが受信された際に、前記電子
署名を検証する電子署名検証手段と、公開鍵が登録され
た公開鍵登録手段と、前記電子署名検証手段で検証され
た場合に、前記特定のコマンドに基づいたデータ情報漏
洩防止処理を実行するデータ漏洩防止処理手段を備えて
いることを特徴とする。
作が可能な端末は、所定のデータが記憶された記憶手段
と、公開鍵暗号方式を利用して、他の端末から電子署名
を付加した特定のコマンドが受信された際に、前記電子
署名を検証する電子署名検証手段と、公開鍵が登録され
た公開鍵登録手段と、前記電子署名検証手段で検証され
た場合に、前記特定のコマンドに基づいたデータ情報漏
洩防止処理を実行するデータ漏洩防止処理手段を備えて
いることを特徴とする。
【0006】更に、本発明は、前記データ漏洩防止処理
手段が、前記特定のコマンドに対応して、前記記憶手段
に記憶されているデータの消去処理を行なうデータ消去
手段である特徴とする。また、本発明は、前記データ漏
洩防止処理手段が、前記特定のコマンドに対応して、前
記記憶手段に記憶されているデータの読み取りを一時的
に停止、または停止状態を解除させる機能を有するデー
タ読取停止/解除手段である特徴とする。
手段が、前記特定のコマンドに対応して、前記記憶手段
に記憶されているデータの消去処理を行なうデータ消去
手段である特徴とする。また、本発明は、前記データ漏
洩防止処理手段が、前記特定のコマンドに対応して、前
記記憶手段に記憶されているデータの読み取りを一時的
に停止、または停止状態を解除させる機能を有するデー
タ読取停止/解除手段である特徴とする。
【0007】更に、本発明は、前記データ漏洩防止処理
手段が、前記特定のコマンドに対応して、前記端末の電
源を一時的にOFF状態とし、又はOFF状態からON
状態に戻す機能を有する電源制御手段である特徴とす
る。
手段が、前記特定のコマンドに対応して、前記端末の電
源を一時的にOFF状態とし、又はOFF状態からON
状態に戻す機能を有する電源制御手段である特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の外部から
データ漏洩防止操作が可能な端末にかかる第1実施形態
のシステムブロック図、図2は、本発明の第1実施形態
の端末を用いて、外部からデータの漏洩防止の操作を行
なう場合を説明する図、図3は、本発明の外部からデー
タ漏洩防止操作が可能な端末にかかる第2実施形態のシ
ステムブロック図、図4は、本発明の第2実施形態の端
末を用いて、外部からデータの漏洩防止の操作を行なう
場合を説明する図である。
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の外部から
データ漏洩防止操作が可能な端末にかかる第1実施形態
のシステムブロック図、図2は、本発明の第1実施形態
の端末を用いて、外部からデータの漏洩防止の操作を行
なう場合を説明する図、図3は、本発明の外部からデー
タ漏洩防止操作が可能な端末にかかる第2実施形態のシ
ステムブロック図、図4は、本発明の第2実施形態の端
末を用いて、外部からデータの漏洩防止の操作を行なう
場合を説明する図である。
【0009】以下、本発明の第1実施形態に係る端末に
ついて説明する。ここでは、説明しやすいように端末と
して、携帯電話機を一例として以下説明する。
ついて説明する。ここでは、説明しやすいように端末と
して、携帯電話機を一例として以下説明する。
【0010】本発明の端末である携帯電話機1は、図1
のシステムブロック図に示されているように、通信無線
用アンテナ2、制御手段3、ディスプレイからなる表示
手段4、スピーカ5及びマイク6の音声を制御する音声
制御手段7、入力手段8、記憶手段9、データ漏洩防止
手段12、電池16、照合手段17とを備えている。
のシステムブロック図に示されているように、通信無線
用アンテナ2、制御手段3、ディスプレイからなる表示
手段4、スピーカ5及びマイク6の音声を制御する音声
制御手段7、入力手段8、記憶手段9、データ漏洩防止
手段12、電池16、照合手段17とを備えている。
【0011】記憶手段9には、予め照合用パスワードを
記憶させておく。また、データ漏洩防止手段12として
は、例えばデータ消去手段13、データ読取停止/解除
手段14、電源制御手段15が備えられている。これら
のデータ漏洩防止手段12は、必ずしも、上記のデータ
消去手段13、データ読取停止/解除手段14、電源制
御手段15の全てを備えていなくてもよく、これらの手
段の中から少なくとも1つの手段を備えていればよいも
のである。
記憶させておく。また、データ漏洩防止手段12として
は、例えばデータ消去手段13、データ読取停止/解除
手段14、電源制御手段15が備えられている。これら
のデータ漏洩防止手段12は、必ずしも、上記のデータ
消去手段13、データ読取停止/解除手段14、電源制
御手段15の全てを備えていなくてもよく、これらの手
段の中から少なくとも1つの手段を備えていればよいも
のである。
【0012】このデータ消去手段13は、記憶手段9に
記憶された電話番号やメールなどの所定のデータを消去
処理する機能を有するが、データ消去手段13がこれら
の消去処理を行なうためには、予め定められた特定のコ
マンドを他の携帯電話機から受信することが前提とな
る。
記憶された電話番号やメールなどの所定のデータを消去
処理する機能を有するが、データ消去手段13がこれら
の消去処理を行なうためには、予め定められた特定のコ
マンドを他の携帯電話機から受信することが前提とな
る。
【0013】また、データ読取停止/解除手段14は、
記憶手段9に記憶されているデータの読み取りを一時的
に停止、または停止状態を解除させる機能を有するもの
であり、データの読み取りを停止させる場合の処理とデ
ータの読み取りを停止解除させる場合の処理を実行する
際には、それぞれ予め定められた特定のコマンドが入力
されることを条件とする。
記憶手段9に記憶されているデータの読み取りを一時的
に停止、または停止状態を解除させる機能を有するもの
であり、データの読み取りを停止させる場合の処理とデ
ータの読み取りを停止解除させる場合の処理を実行する
際には、それぞれ予め定められた特定のコマンドが入力
されることを条件とする。
【0014】これにより、他の携帯電話機から受信した
コマンドに対応して、記憶手段9に記憶されているデー
タに対する読み取りの停止処理、または停止状態を解除
する処理が行なわれる。停止状態を解除する処理は、例
えば紛失した携帯電話機が戻ってきた場合に、再度携帯
電話機の記憶手段9に記憶されているデータを使用でき
るようにするための機能である。
コマンドに対応して、記憶手段9に記憶されているデー
タに対する読み取りの停止処理、または停止状態を解除
する処理が行なわれる。停止状態を解除する処理は、例
えば紛失した携帯電話機が戻ってきた場合に、再度携帯
電話機の記憶手段9に記憶されているデータを使用でき
るようにするための機能である。
【0015】また、電源制御手段は、他の携帯電話機か
ら受信したそれぞれの特定のコマンドに対応して、携帯
電話機の電源を一時的にOFF状態とし、又は電源を一
時的にOFF状態とした後は、店舗に持っていって特殊
な処理をしないと再度電源ON状態に戻すことができな
い機能を有するものである。携帯電話機の電源を一時的
にOFF状態とすることで、記憶手段9に記憶されたデ
ータの読み取りができなくなり、データの漏洩が防止さ
れる。また、再度ON状態に戻す機能は、例えば紛失し
た携帯電話機が戻ってきた場合に、再度携帯電話機の使
用ができるようにするための機能である。
ら受信したそれぞれの特定のコマンドに対応して、携帯
電話機の電源を一時的にOFF状態とし、又は電源を一
時的にOFF状態とした後は、店舗に持っていって特殊
な処理をしないと再度電源ON状態に戻すことができな
い機能を有するものである。携帯電話機の電源を一時的
にOFF状態とすることで、記憶手段9に記憶されたデ
ータの読み取りができなくなり、データの漏洩が防止さ
れる。また、再度ON状態に戻す機能は、例えば紛失し
た携帯電話機が戻ってきた場合に、再度携帯電話機の使
用ができるようにするための機能である。
【0016】照合手段17は、他の携帯電話機から受信
した照合用パスワードと、利用者本人の携帯電話機の記
憶手段9に記憶されている照合用パスワードとを照合す
るもので、照合手段17による照合結果が一致した場合
にだけ、他の携帯電話機から受信したコマンドに対応し
た種々の処理が行なわれる。
した照合用パスワードと、利用者本人の携帯電話機の記
憶手段9に記憶されている照合用パスワードとを照合す
るもので、照合手段17による照合結果が一致した場合
にだけ、他の携帯電話機から受信したコマンドに対応し
た種々の処理が行なわれる。
【0017】次に、利用者本人の携帯電話機が盗難など
で第三者に渡った場合の処理手順について説明する。利
用者は、他の携帯電話機を使用して、利用者本人の携帯
電話機に対して電話をかけるが、その際に、電話番号に
続けて照合用パスワードとコマンドを入力する。そし
て、電話番号と照合用パスワードとコマンドを、他の携
帯電話機から利用者本人の携帯電話機に対して送信す
る。
で第三者に渡った場合の処理手順について説明する。利
用者は、他の携帯電話機を使用して、利用者本人の携帯
電話機に対して電話をかけるが、その際に、電話番号に
続けて照合用パスワードとコマンドを入力する。そし
て、電話番号と照合用パスワードとコマンドを、他の携
帯電話機から利用者本人の携帯電話機に対して送信す
る。
【0018】利用者本人の携帯電話機では、受信した照
合用パスワードと、予め記憶手段9に記憶させておいた
照合用パスワードを照合手段17で照合する。そして、
この照合手段17での照合での結果が一致した場合、他
の携帯電話機から利用者本人の携帯電話機に送信した特
定のコマンドに基づき、データ漏洩防止手段12による
記憶手段に記憶されたデータの漏洩防止の処理が行なわ
れる。
合用パスワードと、予め記憶手段9に記憶させておいた
照合用パスワードを照合手段17で照合する。そして、
この照合手段17での照合での結果が一致した場合、他
の携帯電話機から利用者本人の携帯電話機に送信した特
定のコマンドに基づき、データ漏洩防止手段12による
記憶手段に記憶されたデータの漏洩防止の処理が行なわ
れる。
【0019】データ漏洩防止手段12によるデータの漏
洩防止の処理としては、種々の手段による処理を平行し
て行なうことができる。例えば、データ漏洩防止手段1
2として、データ消去手段13、データ読取停止/解除
手段14、電源制御手段15を備えた場合には、1種類
の特定のコマンドに基づき、データ消去手段13で記憶
手段に記憶されているデータの消去を行なう処理が実施
され、また、データ読取停止/解除手段14で、記憶さ
れているデータの読取停止処理が行なわれ、更に、電源
制御手段15で携帯電話機の電源が切られるなどが行な
われる。
洩防止の処理としては、種々の手段による処理を平行し
て行なうことができる。例えば、データ漏洩防止手段1
2として、データ消去手段13、データ読取停止/解除
手段14、電源制御手段15を備えた場合には、1種類
の特定のコマンドに基づき、データ消去手段13で記憶
手段に記憶されているデータの消去を行なう処理が実施
され、また、データ読取停止/解除手段14で、記憶さ
れているデータの読取停止処理が行なわれ、更に、電源
制御手段15で携帯電話機の電源が切られるなどが行な
われる。
【0020】上記のデータ消去手段13、データ読取停
止/解除手段14、電源制御手段15によるデータ漏洩
防止手段12は、特定のコマンドとの関係により各手段
の処理を選択することが可能になっている。例えば、デ
ータ漏洩防止手段12の各手段毎に異なるコマンドを定
めておくことで、操作する手段と命令実行する機能を選
択できるようにすることもできる。
止/解除手段14、電源制御手段15によるデータ漏洩
防止手段12は、特定のコマンドとの関係により各手段
の処理を選択することが可能になっている。例えば、デ
ータ漏洩防止手段12の各手段毎に異なるコマンドを定
めておくことで、操作する手段と命令実行する機能を選
択できるようにすることもできる。
【0021】次に、本発明の第2実施形態にかかる端末
について説明する。図3には、本発明の第2実施形態に
かかる端末である携帯電話機20のシステムブロック図
が示されている。本発明の第2実施形態における携帯電
話機20は、本発明の第1実施形態における携帯電話機
1に備えている照合手段17を有していないが、その代
わりにICカード10のメモリに記憶されたデータの読
み取り又はメモリへのデータの書き込みを行なう読取書
込手段11と、公開鍵登録手段18と、電子署名検証手
段19とを有している。
について説明する。図3には、本発明の第2実施形態に
かかる端末である携帯電話機20のシステムブロック図
が示されている。本発明の第2実施形態における携帯電
話機20は、本発明の第1実施形態における携帯電話機
1に備えている照合手段17を有していないが、その代
わりにICカード10のメモリに記憶されたデータの読
み取り又はメモリへのデータの書き込みを行なう読取書
込手段11と、公開鍵登録手段18と、電子署名検証手
段19とを有している。
【0022】また、第2実施形態における携帯電話機2
0に使用するICカード10には、公開鍵暗号方式を用
いることが可能な暗号処理機能と秘密鍵が記憶された記
憶手段とを有している。この暗号処理機能と秘密鍵によ
り、携帯電話機20で送信するコマンドに電子署名を付
し、送信することができるようにしてある。
0に使用するICカード10には、公開鍵暗号方式を用
いることが可能な暗号処理機能と秘密鍵が記憶された記
憶手段とを有している。この暗号処理機能と秘密鍵によ
り、携帯電話機20で送信するコマンドに電子署名を付
し、送信することができるようにしてある。
【0023】第2実施形態では、他の携帯電話から利用
者本人の携帯電話機20に送信されるコマンドを公開鍵
方式を利用して行なう場合を前提としている。携帯電話
機20に備えられた公開鍵登録手段18と電子署名検証
手段19は、他の携帯電話機から送信され、携帯電話機
20で受信した電子署名を付したコマンドを、公開鍵登
録手段18に登録された公開鍵で復号した後、復号した
コマンドと最初から暗号化されずに送信されてきたコマ
ンドを照合して検証するためのものである。
者本人の携帯電話機20に送信されるコマンドを公開鍵
方式を利用して行なう場合を前提としている。携帯電話
機20に備えられた公開鍵登録手段18と電子署名検証
手段19は、他の携帯電話機から送信され、携帯電話機
20で受信した電子署名を付したコマンドを、公開鍵登
録手段18に登録された公開鍵で復号した後、復号した
コマンドと最初から暗号化されずに送信されてきたコマ
ンドを照合して検証するためのものである。
【0024】次に、利用者本人の携帯電話機が盗難など
で第三者に渡った場合の処理手順について説明する。図
4には、盗難などで第三者に渡った利用者本人の携帯電
話機20Aに対して、利用者が、他の携帯電話機20B
を使用して電話をかけた場合について示している。この
場合、利用者は、ICカードは紛失しないで所持してい
るものとする。
で第三者に渡った場合の処理手順について説明する。図
4には、盗難などで第三者に渡った利用者本人の携帯電
話機20Aに対して、利用者が、他の携帯電話機20B
を使用して電話をかけた場合について示している。この
場合、利用者は、ICカードは紛失しないで所持してい
るものとする。
【0025】利用者は、他の携帯電話機20BにICカ
ード10をセットし、携帯電話機20Bの読取書込手段
11によりデータの読取り及び書込みを行なえる状態と
した後、入力手段8からデータ漏洩防止手段12の漏洩
防止を図るために予め定められた特定のコマンドを入力
する。
ード10をセットし、携帯電話機20Bの読取書込手段
11によりデータの読取り及び書込みを行なえる状態と
した後、入力手段8からデータ漏洩防止手段12の漏洩
防止を図るために予め定められた特定のコマンドを入力
する。
【0026】入力手段8から入力されたこのコマンド
は、ICカード10の暗号処理機能により、秘密鍵で暗
号化されて電子署名が付される。そして、電子署名が付
されたコマンドは、他の携帯電話機20Bから利用者本
人の携帯電話機20Aに対して、メール送信される。
は、ICカード10の暗号処理機能により、秘密鍵で暗
号化されて電子署名が付される。そして、電子署名が付
されたコマンドは、他の携帯電話機20Bから利用者本
人の携帯電話機20Aに対して、メール送信される。
【0027】次に、電子署名が付されたコマンドのメー
ルを受信した利用者本人の携帯電話機20Aでは、公開
鍵登録手段18に記憶されている公開鍵を使用して、電
子署名検証手段19により受信したデータの改ざんが行
なわれていないかの検証が行なわれる。
ルを受信した利用者本人の携帯電話機20Aでは、公開
鍵登録手段18に記憶されている公開鍵を使用して、電
子署名検証手段19により受信したデータの改ざんが行
なわれていないかの検証が行なわれる。
【0028】上記の電子署名検証手段19による検証結
果が一致した場合には、受信したコマンドに基づいたデ
ータ漏洩防止手段12であるデータ消去手段13、デー
タ読取停止/解除手段14、電源制御手段15の各手段
による漏洩防止の処理が実行される。第2実施形態にお
ける携帯電話機20では、公開鍵暗号方式を用いてデー
タ漏洩防止手段12の実行に必要なコマンドの送受信が
行なわれるので、利用者本人でなければ送信するコマン
ドに電子署名を付すことができないので、データのセキ
ュリティーが保持できる。
果が一致した場合には、受信したコマンドに基づいたデ
ータ漏洩防止手段12であるデータ消去手段13、デー
タ読取停止/解除手段14、電源制御手段15の各手段
による漏洩防止の処理が実行される。第2実施形態にお
ける携帯電話機20では、公開鍵暗号方式を用いてデー
タ漏洩防止手段12の実行に必要なコマンドの送受信が
行なわれるので、利用者本人でなければ送信するコマン
ドに電子署名を付すことができないので、データのセキ
ュリティーが保持できる。
【0029】上記の実施形態では、携帯情報端末機とし
て携帯電話機の場合について説明したが、携帯電話機に
限定されるものではなく、その他様々な携帯情報端末機
に適応することができるものである。
て携帯電話機の場合について説明したが、携帯電話機に
限定されるものではなく、その他様々な携帯情報端末機
に適応することができるものである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の本発明の
外部からデータ漏洩防止操作が可能な端末は、たとえ携
帯電話機などの端末が盗難などで第三者に渡った場合で
も、外部からこの端末に特定のコマンドを送信すること
で、端末の記憶手段に記憶されたデータの漏洩防止を図
ることができるという効果がある。
外部からデータ漏洩防止操作が可能な端末は、たとえ携
帯電話機などの端末が盗難などで第三者に渡った場合で
も、外部からこの端末に特定のコマンドを送信すること
で、端末の記憶手段に記憶されたデータの漏洩防止を図
ることができるという効果がある。
【図1】本発明の外部からデータ漏洩防止操作が可能な
端末にかかる第1実施形態のシステムブロック図であ
る。
端末にかかる第1実施形態のシステムブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態の端末を用いて、外部か
らデータの漏洩防止の操作を行なう場合を説明する図で
ある。
らデータの漏洩防止の操作を行なう場合を説明する図で
ある。
【図3】本発明の外部からデータ漏洩防止操作が可能な
端末にかかる第2実施形態のシステムブロック図であ
る。
端末にかかる第2実施形態のシステムブロック図であ
る。
【図4】、本発明の第2実施形態の端末を用いて、外部
からデータの漏洩防止の操作を行なう場合を説明する図
である。
からデータの漏洩防止の操作を行なう場合を説明する図
である。
1,1A,1B,20,20A,20B 携帯電話機
2 通信無線用アンテナ
3 制御手段
4 表示手段
5 スピーカ
6 マイク
7 音声制御手段
8 入力手段
9 記憶手段
10 ICカード
11 読取書込手段
12 データ漏洩防止手段
13 データ消去手段
14 データ読取停止/解除手段
15 電源制御手段
16 電池
17 照合手段
フロントページの続き
Fターム(参考) 5B017 AA07 BA05 BA08 CA14
5B019 GA10 HF10
5J104 AA07 AA09 KA02 KA05 LA06
NA02 NA05 PA02
5K067 AA30 AA32 BB04 DD27 HH22
HH23 HH24 HH36
Claims (5)
- 【請求項1】 所定のデータ及び照合用パスワードが記
憶された記憶手段と、他の端末から照合用パスワードと
特定のコマンドを受信した際に、受信した照合用パスワ
ードと前記記憶手段に記憶されている照合用パスワード
とを照合する照合手段と、前記照合手段の照合結果が一
致した場合に、前記特定のコマンドに基づいたデータ情
報漏洩防止処理を実行するデータ漏洩防止処理手段を備
えていることを特徴とする外部からデータ漏洩防止操作
が可能な端末。 - 【請求項2】 所定のデータが記憶された記憶手段と、
公開鍵暗号方式を利用して、他の端末から電子署名を付
加した特定のコマンドが受信された際に、前記電子署名
を検証する電子署名検証手段と、公開鍵が登録された公
開鍵登録手段と、前記電子署名検証手段で検証された場
合に、前記特定のコマンドに基づいたデータ情報漏洩防
止処理を実行するデータ漏洩防止処理手段を備えている
ことを特徴とする外部からデータ漏洩防止操作が可能な
端末。 - 【請求項3】 前記データ漏洩防止処理手段が、前記特
定のコマンドに対応して、前記記憶手段に記憶されてい
るデータの消去処理を行なう消去手段である特徴とする
請求項1又は請求項2に記載の外部からデータ漏洩防止
操作が可能な端末。 - 【請求項4】 前記データ漏洩防止処理手段が、前記特
定のコマンドに対応して、前記記憶手段に記憶されてい
るデータの読み取りを一時的に停止、または停止状態を
解除させる機能を有するデータ読取停止/解除手段であ
る特徴とする請求項1記載又は請求項2に記載の外部か
らデータ漏洩防止操作が可能な端末。 - 【請求項5】 前記データ漏洩防止処理手段が、前記特
定のコマンドに対応して、前記端末の電源を一時的にO
FF状態とし、又はOFF状態からON状態に戻す機能
を有する電源制御手段である特徴とする請求項1又は請
求項2に記載の外部からデータ漏洩防止操作が可能な端
末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001234114A JP2003047065A (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 外部からデータ漏洩防止操作が可能な端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001234114A JP2003047065A (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 外部からデータ漏洩防止操作が可能な端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003047065A true JP2003047065A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19065782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001234114A Withdrawn JP2003047065A (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | 外部からデータ漏洩防止操作が可能な端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003047065A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-08-01 JP JP2001234114A patent/JP2003047065A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |