JP2003046685A - 画像処理装置、その制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、その制御方法および記憶媒体

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JP2003046685A
JP2003046685A JP2001233347A JP2001233347A JP2003046685A JP 2003046685 A JP2003046685 A JP 2003046685A JP 2001233347 A JP2001233347 A JP 2001233347A JP 2001233347 A JP2001233347 A JP 2001233347A JP 2003046685 A JP2003046685 A JP 2003046685A
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JP2001233347A
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Takashi Imai
貴 今井
Nobuyuki Hirai
信行 平井
Hidetaka Shimizu
英貴 志水
Shoji Usukura
将司 臼倉
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理端末と画像処理装置との設置場所の
自由度を、飛躍的に向上させることができ、これによっ
て、ユーザが各装置を使い易いように、自由にレイアウ
トすることができる画像処理装置、その制御方法および
記憶媒体を提供することを目的とする。 【解決手段】 無線接続可能な端末を探索する指示を受
け付け、無線接続可能な端末の探索を、初期接続手順で
要求し、この探索に対して応答した端末に、無線接続を
要求し、この無線接続要求に対する接続結果を検出した
後に、端末の属性を交換し、この交換した端末の属性を
オペレータに報知し、この報知された無線端末の情報に
基づいて、接続すべき無線端末を選択し、この選択され
た無線端末に無線接続を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、そ
の制御方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の情報処理端
末に接続可能なファクシミリ装置として、特開平7−2
88625号公報〜特開平7−288630号公報、特
開平7−288637号公報〜特開平7−288645
号公報、特開平7−288671号公報、特開平8−3
07702号公報等に記載されているように、セントロ
ニクス等の双方向パラレルポート(IEEE1284準
拠)インタフェース、または、ユニバーサルシリアルバ
ス(Universal Serial BUS(US
B))インタフェース等の有線インタフェースで接続す
るファクシミリ装置が知られている。
【0003】上記ファクシミリ装置と情報処理端末とに
よって構成されている画像処理システムでは、ファクシ
ミリ装置と情報処理端末との接続形態は、単一の有線イ
ンタフェースに限られている。
【0004】また、USBインタフェースでは、ホスト
主導のツリー状に接続することによって、複数のデバイ
スを接続することが可能であるが、上記画像処理システ
ムでは、基本的には、情報処理端末とファクシミリ装置
とが1対1で接続されることを前提としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の画
像処理システムでは、接続ケーブルの長さに制限があ
り、これによって、たとえば情報処理端末とファクシミ
リ装置とを隣接して設置しなければならない等、ユーザ
にとっては、必ずしも装置の設置が容易であるとは言え
ないという問題がある。
【0006】また、上記従来の画像処理システムでは、
無線インタフェース、有線インタフェースを問わず、複
数の情報処理端末がファクシミリ装置に接続されるとい
うことを想定していないので、複数の情報処理端末が接
続された場合の操作や処理の手順が決められていないと
いう問題がある。
【0007】また、上記問題は、ファクシミリ装置以外
の画像処理装置においても生じる問題である。
【0008】本発明は、情報処理端末と画像処理装置と
の設置場所の自由度を、飛躍的に向上させることがで
き、これによって、ユーザが各装置を使い易いように、
自由にレイアウトすることができる画像処理装置、その
制御方法および記憶媒体を提供することを第1の目的と
する。
【0009】さらに、無線インタフェースまたは有線イ
ンタフェースを用いて、複数の情報処理端末と1つの画
像処理装置とによって画像処理システムを形成した場合
でも、問題なく動作することが可能な画像処理装置、そ
の制御方法および記憶媒体を提供することを第2の目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線接続可能
な端末を探索する指示を受け付け、無線接続可能な端末
の探索を、初期接続手順で要求し、この探索に対して応
答した端末に、無線接続を要求し、この無線接続要求に
対する接続結果を検出した後に、端末の属性を交換し、
この交換した端末の属性をオペレータに報知し、この報
知された無線端末の情報に基づいて、接続すべき無線端
末を選択し、この選択された無線端末に無線接続を行
う。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例である画像処理システムIDS1を構成する
ファクシミリ装置201の概略構成を示すブロック図で
ある。
【0012】ファクシミリ装置201において、CPU
101は、システム制御部であり、ファクシミリ装置2
01の全体を制御する。
【0013】ROM102は、CPU101が実行する
制御プログラムやオペレーティングシステム(OS)プ
ログラム等を格納する。
【0014】RAM103は、SRAM(static
RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納
し、また、オペレータが登録した設定値やファクシミリ
装置201の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッ
ファ領域が設けられている。
【0015】画像メモリ104は、DRAM(dyna
mic RAM)等で構成され、画像データを蓄積す
る。上記実施例では、ROM102に格納されている各
制御プログラムは、ROM102に格納されているOS
の管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソ
フトウエア制御を行う。
【0016】データ変換部105は、ページ記述言語
(PDL)等の解析や、キャラクタデータのCG(co
mputer graphics)展開等、画像データ
の変換を行う。
【0017】読取制御部106は、読取部107が、C
Sイメージセンサ(密着型イメージセンサ)によって原
稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換した
画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値
化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な
画像データを出力する。なお、上記実施例では、読取制
御部106は、原稿を搬送しながら読取りを行うシート
読取制御方式と、原稿台にある原稿をスキャンするブッ
ク読取制御方式の両制御方式に対応している。
【0018】操作部108は、各種キー、LED(発光
ダイオード)とLCD(液晶ディスプレイ)等によって
構成され、オペレータによる各種入力操作や、ファクシ
ミリ装置201の動作状況、ステータス状況の表示等を
行う。
【0019】通信制御部109は、MODEM(変復調
装置)や、NCU(網制御装置)等によって構成されて
いる。上記実施例では、通信制御部109は、アナログ
の通信回線(PSTN)203に接続され、T30プロ
トコルでの通信制御、通信回線に対する発呼と着呼等の
回線制御を行っている。
【0020】留守録制御部110は、音声IC(int
egrated circuit)や、音声録音再生制
御部(図示せず)等によって構成され、留守番電話機能
を提供する。
【0021】解像度変換処理部111は、画像データの
ミリ−インチ解像度変換等の解像度変換制御を行う。な
お、解像度変換部111において、画像データの拡大縮
小処理も可能である。
【0022】符号復号化処理部112は、ファクシミリ
装置201で扱う画像データ(MH、MR、MMR、J
BIG、JPEG等)を符号復号化処理したり、拡大縮
小処理を行う。
【0023】記録制御部113は、レーザビームプリン
タやインクジェットプリンタ等からなるカラープリンタ
114によって印刷される画像データに対し、図示しな
い画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃
度補正処理、色補正等の各種画像処理を施し、高精細な
画像データに変換し、カラープリンタ114に出力す
る。もちろん、カラープリンタ114の代わりに、モノ
クロ出力しか能力がないプリンタを使用するようにして
もよい。
【0024】Bluetooth制御部115は、Bl
uetoothの通信制御を行うものであり、Blue
toothの規格に従って、プロトコル制御を行い、C
PU101が実行するBluetooth制御タスク
(後述する図3参照)からのコマンドを、Blueto
othパケットにしてBluetoothベースバンド
処理部116に送信したり、逆に、Bluetooth
ベースバンド処理部116からのパケットを、Blue
toothコマンドとしてCPU101に送信したりす
る。
【0025】Bluetoothベースバンド処理部1
16は、Bluetoothの周波数ホッピング処理
や、フレームの組立・分解処理を行う。
【0026】2.4GHz高周波部117は、Blue
toothが使用する2.4GHz帯の電波を送受信す
る。
【0027】USB制御部118は、USBインタフェ
ースの通信制御を行うものであり、USBの規格に従っ
て、プロトコル制御を行い、CPU101が実行するU
SB制御タスク(後述する図3参照)からのコマンド
を、パケットにし、外部の情報処理端末に、USBパケ
ットを送信したり、逆に、外部の情報処理端末からのU
SBパケットを、コマンドとしてCPU101に送信し
たりする。
【0028】上記構成要素101〜106、108〜1
13、115、118は、バスBを介して、相互に接続
されている。
【0029】図2は、上記実施例である画像処理システ
ムIDS1の構成の一例を示すブロック図である。
【0030】画像処理システムIDS1は、画像処理装
置としてのファクシミリ装置201と、パーソナルコン
ピュータ(PC)とに代表される複数(上記実施例で
は、3つ)の情報処理端末202a〜202cと、上記
通信回線203と、この通信回線203に接続されてい
る相手側端末(たとえばファクシミリ装置やPC等)2
04とによって構成されている。
【0031】ファクシミリ装置201は、通信回線20
3に接続され、相手側端末204とファクシミリ通信を
行うことができ、また、無線で各情報処理端末202a
〜202bとも接続することができる。
【0032】上記実施例において、無線部分は、Blu
etoothインタフェースであるので、各情報処理端
末202a〜202bに、それぞれBluetooth
通信用のユニットが内蔵されているか、または、Blu
etooth通信用のユニットが各情報処理端末202
a〜202bに接続されていれば、各情報処理端末20
2a〜202bとの間で、画像データ、各種データ、プ
ログラムを送受信することができる。
【0033】また、ファクシミリ装置201は、情報処
理端末202cとの間を、有線で接続することができ
る。上記実施例では、有線部分は、USBインタフェー
スであるので、情報処理端末202cに、それぞれ、U
SB通信用のユニットが内蔵されているか、または、U
SB通信用のユニットが情報処理端末202cに接続さ
れていれば、情報処理端末202cとの間で、画像デー
タ、各種データ、プログラムを送受信することができ
る。
【0034】さらに、上記実施例では、画像処理装置と
してファクシミリ装置を採用しているが、これに限ら
ず、たとえばスキャナ機能とプリンタ機能と具備するマ
ルチファンクション装置であってもよく、また、スキャ
ナやプリンタ機能が付加されたE−Mail端末等、他
の画像処理装置であってもよい。
【0035】図3は、ファクシミリ装置201のCPU
101が実行する制御ソフトウエアの階層構造の一例を
示す図である。
【0036】図3に示すように、制御ソフトウエアの最
上位レイヤには、Scanner制御タスク301、P
rinter制御タスク302、FAX制御タスク30
3、MMI制御タスク304、Phone制御タスク3
05の5種類の制御タスクがあり、各制御タスク301
〜305は、ファクシミリ装置201のデバイス制御や
ユーザ操作部分を制御する。
【0037】その下位レイヤには、ジョブコントロール
タスク306があり、ジョブコントロールタスク306
は、その下位レイヤであるイベントコントロールタスク
307からのジョブを解析して振り分け、上記最上位レ
イヤの制御タスク301〜305にキューイングを行
う。
【0038】イベントコントロールタスク307は、そ
の下位のBluetooth制御タスク308またはU
SB制御タスク321から受け取ったイベントを解析
し、上記最上位レイヤの制御タスク301〜305のう
ちで、対応する制御タスクに対して、コマンドのキュー
イングを行う。
【0039】Bluetooth制御タスク308は、
その上位レイヤのイベントコントロールタスク307か
ら情報処理端末202へ、Bluetoothインタフ
ェースによって送信しようとする情報を受け取ると、そ
の下位レイヤのBluetoothコントローラ309
へその情報を引き渡す。また、Bluetooth制御
タスク308は、その下位レイヤのBluetooth
コントローラ309から上位レイヤ宛ての情報を受け取
ると、その上位レイヤのイベントコントロールタスク3
07へ情報を引き渡す。
【0040】Bluetoothコントローラ309
は、Bluetoothドライバ310とともに、Bl
uetoothコントローラ309の上位レイヤから受
け取った情報を、Bluetoothの“Generi
c Access Profile”とその下位概念で
ある“Serial Port Profile”に従
った無線情報に変換するいわゆるエアインタフェースを
形成する。エアインタフェースに関しては、公知の技術
であるので、その説明を割愛する。
【0041】一方、USB制御タスク321は、その上
位レイヤのイベントコントロールタスク307から情報
処理端末202へ、USBインタフェースによって送信
しようとする情報を受け取ると、その下位レイヤのUS
Bコントローラ322へその情報を引き渡す。また、U
SB制御タスク321は、その下位レイヤのUSBコン
トローラ322から上位レイヤ宛ての情報を受け取る
と、その上位レイヤのイベントコントロールタスク30
7へ情報を引き渡す。
【0042】USBコントローラ322は、USBドラ
イバ323とともに、USBコントローラ322の上位
レイヤから受け取った情報をUSB規格に従った有線情
報に変換するいわゆるUSBインタフェースを形成す
る。USBインタフェースに関しては公知の技術である
ので、その説明を割愛する。
【0043】OS311は、ファクシミリ装置201の
機器組み込み型のオペレーティングシステムであり、上
記制御ソフトウエアの各階層に対するタスクスイッチン
グやイベント管理、メモリ管理等を行う公知の機能を有
している。OSは、たとえば、μITRONである。
【0044】図4は、各情報処理端末202a〜202
cにおける図示しない各CPUが実行する制御ソフトウ
エアの階層構造の一例を示す図である。
【0045】各情報処理端末202a〜202cは、無
線インタフェースであるBluetoothと有線イン
タフェースであるUSBの双方を実装した情報処理端末
であるが、必ずしも2つのインタフェースを実装する必
要はない。
【0046】図4において、各情報処理端末202a〜
202cとファクシミリ装置201との間で制御情報を
授受する場合、最上位レイヤにあるファクシミリマネー
ジャ401、プリンタアプリケーション404、スキャ
ナアプリケーション406等が生成する情報を、インボ
ックス402、アウトボックス403、プリンタドライ
バ405、スキャナドライバ407を経由し、インタフ
ェースモジュール408に受け渡すことによって、制御
情報が授受される。
【0047】制御が、ファクシミリマネージャ401に
よって行われているのか、ドライバの1つによって行わ
れているのかに拘わらず、インタフェースモジュール4
08は、送信するファクシミリ画像やスキャンする画像
等のファイルの転送、ファクシミリ受信画像の読み込
み、プリントする画像の転送等を、一括して管理する。
【0048】Bluetooth制御タスク409は、
その上位レイヤのインタフェースモジュール408から
ファクシミリ装置201へ、Bluetoothインタ
フェースによって送信しようとする情報を受け取ると、
その下位レイヤのBluetoothコントローラ41
0へ、その情報を引き渡す。また、Bluetooth
制御タスク409は、その下位レイヤのBluetoo
thコントローラ410から、上位レイヤ宛ての情報を
受け取ると、その上位レイヤのインタフェースモジュー
ル408へ、情報を引き渡す。
【0049】Bluetoothコントローラ410
は、Bluetoothドライバ411とともに、Bl
uetoothコントローラ410の上位レイヤから受
け取った情報を、Bluetoothの“Generi
c Access Profile”と、その下位概念
である“Serial Port Profile”に
と従った無線情報に変換するいわゆるエアインタフェー
スを形成する。
【0050】一方、USB制御タスク421は、その上
位レイヤのインタフェースモジュール408から、ファ
クシミリ装置201へ、USBインタフェースによって
送信しようとする情報を受け取ると、その下位レイヤの
USBコントローラ422へその情報を引き渡す。ま
た、USB制御タスク421は、その下位レイヤのUS
Bコントローラ422から、上位レイヤ宛ての情報を受
け取ると、その上位レイヤのインターフェースモジュー
ル408へ、情報を引き渡す。
【0051】USBコントローラ422は、USBドラ
イバ423とともに、USBコントローラ422の上位
レイヤから受け取った情報を、USB規格に従った有線
情報に変換するいわゆるUSBインタフェースを形成す
る。
【0052】OS412は、各情報処理端末202a〜
202c内にインストールされているオペレーティング
システムであり、上記制御ソフトウエアの各階層やアプ
リケーションの制御サービスにおける基盤部分を管理す
る。OSは、たとえば、Windows(登録商標)で
ある。
【0053】図5は、上記実施例である画像処理システ
ムISD1を起動させたときにおける無線通信動作を示
すタイミングチャートである。
【0054】図5には、ファクシミリ装置201の電源
を立ち上げたときに、ファクシミリ装置201と、上記
複数のBluetoothインタフェース付き情報処理
端末202a〜202bのうちで一方の情報処理端末
(たとえば、情報処理端末202a)とが共働して行う
初期化処理と、待機状態に移行するまでの処理とを示し
てある。
【0055】ファクシミリ装置201、情報処理端末2
02a〜202bは、それぞれPiconetを形成す
るので、ファクシミリ装置201の電源を立ち上げたと
きに、この処理が行われる。なお、このときに、情報処
理端末202a〜202bは、既に電源が立ち上げられ
ているものとする。
【0056】ファクシミリ装置201の電源が立ち上が
ると、まず、ファクシミリ装置201内の各タスクが初
期化される。Bluetooth制御タスク308が初
期化されると、Bluetooth制御タスク308
は、Bluetoothコントローラ309の初期化を
行う。Bluetoothコントローラ309が初期化
されると、Bluetoothコントローラ309は、
Bluetoothドライバ310を初期化する。初期
化を終えたBluetooth制御タスク308は、情
報処理端末202aと接続するための処理を行う。
【0057】すなわち、接続先の情報処理端末202a
が通信できる状態にあることを確認するために、Blu
etooth制御タスク308は、Inquiry送出
要求を、Bluetoothコントローラ309に送信
する。このときに、Inquiryコマンド内の“Cl
ass of Device”情報を、「シリアル通信
端末」として送信する。
【0058】Inquiry送出要求を受けると、Bl
uetoothコントローラ309は、Bluetoo
thドライバ310の無線通信機能を用い、Bluet
oothの接続手順に従ってInquiry手順を行
い、その結果(“Inquiry Result”)を
Bluetooth制御タスク308に通知する。
【0059】Bluetooth制御タスク308は、
“Inquiry Result”を受信すると、その
内容から、情報処理端末202aと接続することができ
るか否かを判断し、接続できると判断すれば、情報処理
端末202aのアドレスを指定し、Bluetooth
コントローラ309に接続要求を行う。一方、“Inq
uiry Result”の内容から、接続に失敗した
とき、または接続先の情報処理端末202aが見つから
ないときには、その旨のメッセージをファクシミリ装置
201の表示部(図示せず)に表示する。
【0060】Bluetoothコントローラ309
は、接続要求を受けると、情報処理端末202aのBl
uetoothドライバ411経由で、Bluetoo
thコントローラ410に対して、Bluetooth
の規格に基づいて、“Serial Port Pro
file”を使用するコネクションを確立する。そし
て、コネクションが確立すると、Bluetoothコ
ントローラ309は、その結果を、Bluetooth
制御タスク308に通知する。
【0061】Bluetooth制御タスク308は、
接続結果から、情報処理端末202aとのコネクション
が確立できたことを検知すると、その旨のメッセージ
を、イベントコントロールタスク307、ジョブコント
ロールタスク306経由で、MMI制御タスク304に
通知し、MMI制御タスク304は、操作部108に表
示する。
【0062】また、接続手順の属性(プリンタ、スキャ
ナ、ファクシミリ等)を、イベントコントロールタスク
307、ジョブコントロールタスク306経由で、MM
I制御タスク304に通知し、MMI制御タスク304
で、操作部108に表示することもできる。また、RA
M103にある接続先リストに、コネクションが確立し
た情報処理端末202a(そのアドレス、属性等)を登
録する。そして、情報処理端末202aからのコマンド
を待つ。
【0063】一方、コネクションに失敗すると、Blu
etooth制御タスク308は、コネクションが確立
するまで待ち状態になる。
【0064】また、Bluetooth制御タスク30
8は、接続結果から、コネクションの確立に失敗した旨
のメッセージを受け取ると、このメッセージを、イベン
トコントロールタスク307、ジョブコントロールタス
ク306経由で、MMI制御タスク304に通知し、M
MI制御タスク304は、操作部108に表示する。
【0065】情報処理端末202aのBluetoot
hコントローラ410は、ファクシミリ装置201との
コネクション確立手順の結果を、Bluetooth制
御タスク409に通知する。Bluetooth制御タ
スク409は、コネクション確立手順の結果から、コネ
クションが確立されたことを検知すると、Ready信
号を、ファクシミリマネージャ401に送信する。Re
ady信号を受信したファクシミリマネージャ401
は、コネクションが確立した旨のメッセージを、情報処
理端末202aの上記表示部に表示する。
【0066】また、接続手順の属性(プリンタ、スキャ
ナ、ファクシミリ等)を、情報処理端末202aの上記
表示部に表示することもできる。また、情報処理端末2
02aの記憶部(不図示)の接続先リストにコネクショ
ンが確立したファクシミリ装置201(そのアドレス、
属性等)を登録する。また、Bluetooth制御タ
スク409は、接続結果から、コネクションの確立に失
敗した旨のメッセージを受け取ると、それを情報処理端
末202aの上記表示部に表示する。
【0067】ファクシミリマネージャ401は、Blu
etooth制御タスク409からReady信号を受
信すると、情報処理端末202aが有する日付情報やフ
ァクシミリマネージャ401に登録されている名称等の
データをファクシミリ装置201に転送するためのコマ
ンドを、Bluetooth制御タスク409に送信す
る。
【0068】Bluetooth制御タスク409は、
受信したコマンドをそのままBluetoothコント
ローラ410に転送し、Bluetoothコントロー
ラ410は、Bluetoothドライバ411経由
で、“Serial PortProfile”を使
い、ファクシミリ装置201に転送する。
【0069】ファクシミリ装置201のBluetoo
thコントローラ309は、情報処理端末202aから
送信されたコマンドを、Bluetooth制御タスク
308に送信し、Bluetooth制御タスク308
は、そのコマンドをそのままイベントコントロールタス
ク307に渡す。
【0070】イベントコントロールタスク307は、受
信したコマンドを解析し、その結果をBluetoot
h制御タスク308に送信する。
【0071】上記のようにして初期化処理が終了する
と、ファクシミリマネージャ401は、ファクシミリ装
置201に受信画像があるか否かを調べるために、受信
情報取得コマンドを発行する。受信情報取得コマンドを
受信したイベントコントロールタスク307は、RAM
103に記憶されている画像管理レコードに受信した画
像があるか否か検索する。受信した画像があれば、Bl
uetooth制御タスク308が発行する受信情報取
得コマンドに対し、「画像あり」のレスポンスを返し、
受信した画像がなければ、「画像なし」のレスポンスを
返す。
【0072】ファクシミリマネージャ401は、受信情
報取得コマンドに対するレスポンスによって、画像あり
と判断したときには、後述する図7の処理に従って、受
信画像転送処理を行う。
【0073】一方、受信画像なしと判断すると、ファク
シミリマネージャ401は、ファクシミリ装置201の
状態を記憶しておくために、状態情報取得コマンドを発
行する。状態情報取得コマンドを受けたイベントコント
ロールタスク307は、プリンタの状態、スキャナの状
態、メモリの状態等の、ファクシミリ装置201に関す
る状態をチェックし、その旨のレスポンスを返す。
【0074】ファクシミリマネージャ401は、状態情
報取得コマンドのレスポンスに基づいて、エラー状態で
あると判断すると、そのエラー状態を示すメッセージ
を、情報処理端末202aの上記表示部に表示し、エラ
ー状態が解消されるまで受信情報取得コマンドと状態情
報取得コマンドとを、周期的に、イベントコントロール
タスク307に発行する。
【0075】受信画像がなく、ファクシミリ装置201
の状態も正常である場合には、ファクシミリ装置201
が受信するまで、またはスキャン操作があるまで、情報
処理端末202aとファクシミリ装置201との間の通
信を接続しておく必要がないので、ファクシミリ装置2
01は、消費電力モードであるParkモードに移行す
るようにしてもよい。
【0076】すなわち、まず、ファクシミリ装置201
のBluetooth制御タスク308が、Bluet
oothコントローラ309に、Parkモード移行を
要求する。Parkモード移行要求を受けたBluet
oothコントローラ309は、Bluetoothの
規格に従い、Bluetoothコントローラ410と
の間で、Parkモード移行手順を実行する。
【0077】移行手順が終了すると、各Bluetoo
thコントローラ309、410は、それぞれ各Blu
etooth制御タスク308、409に、Parkモ
ードに移行した旨を通知する。
【0078】なお、上記実施例では、省電力モードとし
てParkモードを選択しているが、これに限らず、他
の省電力モード、すなわちSniffモードまたはHo
ldモードのいずれかを選択するようにしてもよい。
【0079】なお、初期化処理時、または、情報処理端
末202aで登録データを変更し、ファクシミリ装置2
01に登録データを転送したときに、受信画像が情報処
理端末202aに転送しないと設定されている場合、フ
ァクシミリマネージャ401とファクシミリ装置201
とのBluetooth制御タスク308は、受信情報
取得コマンドと状態情報取得コマンドとの発行を行わ
ず、Parkモードに移行したままの状態で待機するよ
うにしてもよい。
【0080】また、図5には、ファクシミリ装置201
の電源を立ち上げた時に、ファクシミリ装置201と、
上記複数のBluetoothインタフェース付き情報
処理端末202a〜202bの一方の情報処理端末(た
とえば、情報処理端末202a)とで共働してなされる
初期化処理と待機状態に移行するまでの処理とが示され
ているが、ファクシミリ装置201の電源立ち上げ時の
みならず、任意のタイミング(オペレータによるボタン
操作、機器移動による通信圏内に入った場合等)による
無線ネットワーク構築についても、上記と同様の処理が
行われる。
【0081】また、情報処理端末202aから初期化処
理の起動をかけることが可能であり、この場合は、コネ
クションが確立するまでの手順、方向が、全て反対にな
ると考えればよい。
【0082】図6は、上記実施例である画像処理システ
ムIDS1を起動させたときにおける有線通信動作を示
すタイミングチャートである。
【0083】図6には、情報処理端末202の電源を立
ち上げたときに、ファクシミリ装置201と、上記US
Bインタフェース付き情報処理端末202cの情報処理
端末とが共働して行う初期化処理と待機状態に移行する
までの処理とが示されている。ファクシミリ装置20
1、情報処理端末202cは、それぞれ、USBファン
クション、USBホストを形成するもので、情報処理端
末202cの電源を立ち上げたときに、この処理が行わ
れる。なお、このときに、ファクシミリ装置201は、
既に電源が立ち上げられているものとする。
【0084】情報処理端末202cの電源が立ち上がる
と、まず、情報処理端末202c内の各タスクが初期化
される。USB制御タスク421が初期化されると、U
SB制御タスク421は、USBコントローラ422の
初期化を行う。USBコントローラ422が初期化され
ると、USBコントローラ422は、USBドライバ4
23を初期化する。初期化を終えたUSB制御タスク4
21は、ファクシミリ装置201と接続するための処理
を行う。
【0085】すなわち、接続先のファクシミリ装置20
1が通信できる状態にあることを確認するために、US
B制御タスク421は、属性送出要求を、USBコント
ローラ422に送信する。このときに、USBデバイス
クラスの「プリンティングクラス」として送信する。
【0086】属性送出要求を受けると、USBコントロ
ーラ422は、USBドライバ423の有線通信機能を
用い、USBインタフェースのネゴシエーション手順に
従って属性取得手順を実行し、その結果を、USB制御
タスク421に通知する。
【0087】一方、ファクシミリ装置201内のUSB
制御タスク321は、接続結果から、情報処理端末20
2cとのコネクションが確立できたことを検知すると、
RAM103にある接続先リストに、コネクションが確
立した情報処理端末202c(そのアドレス)を登録す
る。そして、情報処理端末202cからのコマンドを待
つ。
【0088】また、コネクションに失敗すると、情報処
理端末202c内のUSB制御タスク421は、コネク
ションが確立するまで待ち状態になる。
【0089】また、USB制御タスク321は、接続結
果から、コネクションの確立に失敗した旨のメッセージ
を受け取ると、このメッセージをイベントコントロール
タスク307、ジョブコントロールタスク306経由
で、MMI制御タスク304に通知し、MMI制御タス
ク304は、操作部108に表示する。
【0090】情報処理端末202cのUSBコントロー
ラ422は、ファクシミリ装置201とのコネクション
確立手順の結果を、USB制御タスク421に通知す
る。USB制御タスク421は、コネクション確立手順
の結果から、コネクションが確立されたことを検知する
と、Ready信号をファクシミリマネージャ401に
送信する。また、USB制御タスク421は、接続結果
から、コネクションの確立に失敗した旨のメッセージを
受け取ると、それを情報処理端末202cの上記表示部
に表示する。
【0091】ファクシミリマネージャ401は、USB
制御タスク421からReady信号を受信すると、情
報処理端末202cが有する日付情報やファクシミリマ
ネージャ401に登録されている名称等のデータをファ
クシミリ装置201に転送するためのコマンドを、US
B制御タスク421に送信する。
【0092】USB制御タスク421は、受信したコマ
ンドを、そのままUSBコントローラ422に転送し、
USBコントローラ422は、USBドライバ423経
由で、ファクシミリ装置201に転送する。
【0093】ファクシミリ装置201のUSBコントロ
ーラ322は、情報処理端末202cから送信されたコ
マンドを、USB制御タスク321に送信し、USB制
御タスク321は、そのコマンドを、そのままイベント
コントロールタスク307に渡す。
【0094】イベントコントロールタスク307は、受
信したコマンドを解析し、その結果をUSB制御タスク
321に送信する。
【0095】上記のようにして、初期化処理が終了する
と、ファクシミリマネージャ401は、ファクシミリ装
置201に受信画像があるか否かを検査するために、受
信情報取得コマンドを発行する。受信情報取得コマンド
を受信したイベントコントロールタスク307は、RA
M103に記憶されている画像管理レコードに対して、
受信した画像があるか否かを調べる。受信した画像があ
れば、USB制御タスク321が発行する受信情報取得
コマンドに対して、「画像あり」のレスポンスを返し、
受信した画像がなければ、「画像なし」のレスポンスを
返す。
【0096】ファクシミリマネージャ401は、受信情
報取得コマンドに対するレスポンスに基づいて、画像あ
りと判断すれば、後述する図7の処理に従って、受信画
像転送処理を行う。
【0097】一方、受信画像なしと判断すれば、ファク
シミリマネージャ401は、ファクシミリ装置201の
状態を記憶するために、状態情報取得コマンドを発行す
る。状態情報取得コマンドを受けたイベントコントロー
ルタスク307は、プリンタの状態、スキャナの状態、
メモリの状態等の、ファクシミリ装置201に関する状
態をチェックし、その旨のレスポンスを返す。
【0098】ファクシミリマネージャ401は、状態情
報取得コマンドのレスポンスに基づいて、エラー状態で
あると判断すれば、そのエラー状態を示すメッセージ
を、情報処理端末202cの上記表示部に表示し、エラ
ー状態が解消されるまで受信情報取得コマンドと状態情
報取得コマンドとを、周期的に、イベントコントロール
タスク307に発行する。
【0099】図7は、ファクシミリ装置201におい
て、相手側端末204から通信回線203経由で、ファ
クシミリ文書を受信し、受信画像を無線インタフェース
で情報処理端末202aに転送するファクシミリデータ
転送処理時における無線通信を示すタイミングチャート
である。
【0100】イベントコントロールタスク307は、フ
ァクシミリ装置201の状態に変化があったか否かを定
期的にチェックしている。ファクシミリ装置201は、
相手側端末204から通信回線203経由で、ファクシ
ミリ文書を受信した場合、情報処理端末202aに転送
すべき受信画像が存在する旨を示すフラグを、FAX制
御タスク303が、RAM103にセットする。
【0101】イベントコントロールタスク307は、R
AM103のフラグをチェックし、情報処理端末202
aへ転送する画像があることを認識すると、ファクシミ
リ受信した画像データを情報処理端末202aに転送す
るために、Bluetooth制御タスク308に、フ
ァクシミリ画像転送命令を送出する。
【0102】ファクシミリ画像の転送命令を受信したB
luetooth制御タスク308は、ファクシミリ装
置201と情報処理端末202aとの間における通信を
復帰させる。通信を復帰させるために、Bluetoo
thコントローラ309に、Active復帰要求を送
る。Active復帰要求を受信したBluetoot
hコントローラ309は、Bluetoothの通信復
帰手順に従って、情報端末処理202aのBlueto
othコントローラ410と通信する。
【0103】通信が復帰すると、従来のセントロニクス
(IEEE1284等に既定の標準インタフェース)等
のパラレスインタフェースのような有線で接続されたと
きと同じコマンドインタフェースを介して、ファクシミ
リ受信画像データの転送処理を行う。
【0104】ファクシミリ受信画像データの転送処理が
終了すると、ファクシミリマネージャ401は、ファク
シミリ装置201に、状態情報取得コマンドを発行す
る。状態情報取得コマンドを受信したイベントコントロ
ールタスク307は、RAM103に記憶されているフ
ラグ等によって、ファクシミリ受信した画像があるか否
かを調べ、ファクシミリ受信画像があれば、「ファクシ
ミリ受信画像あり」のレスポンスを返す。
【0105】ファクシミリマネージャ401は、状態情
報取得コマンドに対するレスポンスから、ファクシミリ
受信画像があると判断すると、ファクシミリ受信画像転
送の処理を再度実行する。
【0106】ファクシミリ受信画像がないと判断する
と、状態情報取得コマンドを受信したイベントコントロ
ールタスク307は、プリンタの状態、スキャナの状
態、メモリの状態等の、ファクシミリ装置201に関す
る状態をチェックし、正常状態のレスポンスを返す。
【0107】ファクシミリマネージャ401は、状態情
報取得コマンドに対するレスポンスに基づいて、エラー
状態であると判断すると、そのエラー状態を示すメッセ
ージを、情報処理端末202aの上記表示部に表示し、
エラー状態が解消されるまで、受信情報取得コマンドと
状態情報取得コマンドを、周期的にイベントコントール
タスク307に発行する。一方、ファクシミリマネージ
ャ401は、ファクシミリ装置201の状態が正常であ
ると判断すれば、消費電力モードであるParkモード
に再び移行するまで、状態情報取得コマンドと受信情報
取得コマンドとの発行を一時停止する。
【0108】ファクシミリ装置201は、状態が正常で
あると判断すれば、消費電力モードであるParkモー
ドに、再び移行する。
【0109】そして、ファクシミリ装置201のBlu
etooth制御タスク308は、Bluetooth
コントローラ309に、Parkモード移行要求を行
う。Parkモード移行要求を受けたBluetoot
hコントローラ309は、Bluetoothの仕様に
従って、Bluetoothコントローラ410とPa
rkモード移行手順を実行する。
【0110】この移行手順が終了すると、各Bluet
oothコントローラ309、410は、Blueto
oth制御タスク308、409のそれぞれに、Par
kモードに移行した旨を通知する。
【0111】そして、情報処理端末202a〜202b
においてユーザがファクシミリ送信、スキャン指示、プ
リント等のサービスを再び開始するか、または、ファク
シミリ装置201でファクシミリ受信、スキャン操作が
あるまで、省電力Parkモードを維持する。
【0112】また、スキャン画像の転送を、図7に示す
無線通信タイミングチャートに当てはめることができ
る。すなわち、上記無線通信タイミングチャートにおい
て、ファクシミリ受信画像をスキャン読取画像に置き換
えることができる。
【0113】また、単なる状態情報の転送を、図7に示
す無線通信タイミングチャートに当てはめることができ
る。すなわち、上記無線通信タイミングチャートにおい
て、ファクシミリ受信画像を状態情報の変化に置き換え
ることができる。
【0114】図8は、ファクシミリ装置201におい
て、相手側端末204から通信回線203経由で、ファ
クシミリ文書を受信し、受信画像を有線インタフェース
で情報処理端末202cに転送するファクシミリデータ
転送処理時における有線通信を示すタイミングチャート
である。
【0115】イベントコントロールタスク307は、フ
ァクシミリ装置201の状態に変化があったか否かを、
定期的にチェックする。ファクシミリ装置201では、
相手側端末204から通信回線203経由で、ファクシ
ミリ文書を受信すると、FAX制御タスク303が、情
報処理端末202cに転送すべき受信画像が存在する旨
を示すフラグを、RAM103にセットする。
【0116】イベントコントロールタスク307は、R
AM103のフラグをチェックし、情報処理端末202
cへ転送する画像が存在していることを認識すると、情
報処理端末202cに、ファクシミリ受信した画像デー
タを転送するために、USB制御タスク321に、ファ
クシミリ画像転送命令を送出する。
【0117】ファクシミリ画像の転送命令を受信したU
SB制御タスク321は、情報処理端末202cに転送
すべきファクシミリ受信画像が存在している旨を通知す
る。この通知を行うためには、USBコントローラ32
2に通知要求を送る。通知要求を受信したUSBコント
ローラ322は、USBのインタラプトモード転送手順
に従って、情報端末処理202cのUSBコントローラ
422との間で通信を行う。
【0118】ファクシミリ受信画像の転送通知が行われ
ると、従来のセントロニクス(IEEE1284等に既
定の標準インタフェース)等のパラレスインタフェース
で、有線で接続されたときと同じコマンドインタフェー
スで、ファクシミリ受信画像データの転送処理を行う。
【0119】ファクシミリ受信画像データの転送処理が
終了すると、ファクシミリマネージャ401は、ファク
シミリ装置201に状態情報取得コマンドを発行する。
状態情報取得コマンドを受信したイベントコントロール
タスク307は、RAM103に記憶されているフラグ
等に基づいて、ファクシミリ受信した画像があるか否か
調べ、ファクシミリ受信画像があれば、「ファクシミリ
受信画像あり」のレスポンスを返す。
【0120】ファクシミリマネージャ401は、状態情
報取得コマンドに対するレスポンスに基づいて、ファク
シミリ受信画像ありと判断すると、ファクシミリ受信画
像転送の処理を再度実行する。
【0121】ファクシミリ受信画像がないことを判断す
ると、状態情報取得コマンドを受信したイベントコント
ロールタスク307は、プリンタの状態、スキャナの状
態、メモリの状態等の、ファクシミリ装置201に関す
る状態をチェックし、正常状態のレスポンスを返す。
【0122】ファクシミリマネージャ401は、状態情
報取得コマンドに対するレスポンスに基づいて、エラー
状態であることを判断すると、このエラー状態を示すメ
ッセージを、情報処理端末202cの上記表示部に表示
し、エラー状態が解消されるまで、受信情報取得コマン
ドと状態情報取得コマンドとを、周期的にイベントコン
トロールタスク307に発行する。
【0123】そして、情報処理端末202cにおいてユ
ーザが、ファクシミリ送信、スキャン指示、プリント等
のサービスを再び開始するか、ファクシミリ装置201
でファクシミリ受信、スキャン操作があるまで、USB
通信は待機状態を維持する。
【0124】また、スキャン画像の転送を、上記と同様
の有線通信フローに当てはめることができる。すなわ
ち、図8に示すタイミングチャートにおいて、ファクシ
ミリ受信画像をスキャン読取画像に置き換えることがで
きる。
【0125】また、単なる状態情報の転送を、図8に示
す有線通信タイミングチャートに当てはめることができ
る。すなわち、図8に示すタイミングチャートにおい
て、ファクシミリ受信画像を、状態情報の変化に置き換
えることができる。
【0126】図9は、ファクシミリ装置201におい
て、相手側端末204から通信回線203経由で、ファ
クシミリ文書を受信し、この受信したファクシミリミリ
画像を、ファクシミリ装置201から情報処理端末20
2へ転送する場合における転送方法判定動作を示すフロ
ーチャートである。
【0127】ステップS101で、ファクシミリ装置2
01は、相手側端末からのファクシミリ文書の受信があ
るか否かを判断する。ファクシミリ受信がなければ、判
断を繰り返す。もしファクシミリ受信があれば、ステッ
プS102に進む。
【0128】ステップS102では、ファクシミリ文書
の受信画像の転送を、Bluetooth通信で行うの
か、USB通信で行うのかを判定する。この判定を行う
場合、ファクシミリ装置201の操作部108からの入
力信号に基づいて判定し、受信画像を転送するようにし
てもよい。この際、ファクシミリ装置201の操作部1
08の表示装置に、判定状況を表示するようにしてもよ
い。
【0129】また、ファクシミリ文書の受信画像の転送
を、Bluetooth通信で行うのか、USB通信で
行うのかを判定する場合における判定基準に、優先順位
を予め決め、その優先順位の高い順に、可能な方法で受
信画像の転送を行うようにしてもよい。さらに、上記判
定基準の優先順位を予め登録し、その優先順位の高い順
に、可能な方法で受信画像の転送を行ってもよい。ま
た、Bluetooth通信の無線通信状況を加味して
受信画像の転送を行ってもよい。
【0130】ステップS103では、ステップS102
で転送方法を判定した結果に基づいて、イベントコント
ロールタスク307は、Bluetooth制御タスク
308またはUSB制御タスク321に画像転送要求を
出す。もし、Bluetooth通信が選択された場
合、ステップS104に進み、USB通信が選択された
場合、ステップS105に進む。
【0131】ステップS104では、図7に示すような
タイミングチャートに従って、ファクシミリ受信画像を
Bluetooth通信で情報処理端末202に転送す
る。
【0132】ステップS105では、図8に示すような
シーケンスに従って、ファクシミリ受信画像を、USB
通信で情報処理端末202に転送する。
【0133】また、スキャン画像の転送を、図9に示す
フローチャートに当てはめることができる。すなわち、
図9に示すフローチャートにおいて、ファクシミリ受信
画像をスキャン読取画像に置き換えることができる。
【0134】また、単なる状態情報の転送を、図9に示
すフローチャートに当てはめることができる。すなわ
ち、図9に示すフローチャートにおいて、ファクシミリ
受信画像を、状態情報の変化に置き換えることができ
る。
【0135】なお、上記各実施例の機能を実現するソフ
トウェアのプログラム(プログラムコード)を記憶した
記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステ
ムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)
が、記憶媒体に格納されているプログラムコードを読出
し、実行するようにしてもよい。
【0136】この場合、上記記憶媒体から読出された上
記プログラム自体が、上記実施例における新規な機能を
実現することになり、そのプログラムと、そのプログラ
ムを記憶している記憶媒体とは、本発明を構成する。
【0137】上記プログラムを記憶する記憶媒体として
は、たとえば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM等を考えることができる。また、通信ネットワー
クを介して、サーバコンピュータから上記プログラムが
供給されるようにしてもよい。
【0138】また、コンピュータが読出したプログラム
を実行することによって、上記実施例の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムの指示に基づいて、コン
ピュータ上で稼働しているOS等が、実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって、上記各実施例の
機能が実現される場合も含まれる。
【0139】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや、コ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモ
リに書込まれた後に、そのプログラムの指示に基づき、
その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU
等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って、上記各実施例の機能が実現される場合も含まれ
る。
【0140】なお、上記実施例を、ファクシミリ装置以
外の画像処理装置に適用するようにしてもよい。
【0141】上記実施例によれば、無線接続可能な端末
の探索を行い、応答した端末の属性をオペレータに報知
することによって、接続する無線端末を選択することが
可能になる。
【0142】また、上記実施例によれば、上記応答した
端末の使用可能な属性と使用不可能な属性とを区別可能
に表示することが可能になる。
【0143】さらに、上記実施例によれば、探索指示要
求は、任意のタイミングで受け付けできる。
【0144】そして、上記実施例によれば、上記応答を
検出した端末を登録することができる。
【0145】また、上記実施例によれば、識別情報を記
憶した端末に対する無線接続要求に対しては、上記初期
接続手順を用いないようにすることができる。
【0146】さらに、端末の属性を交換した後に、上記
端末との間で、無線接続が再度要求されるまで無線接続
を切断することができる。
【0147】
【発明の効果】本発明によれば、情報処理端末と画像処
理装置との設置場所の自由度を、飛躍的に向上させるこ
とができ、これによって、ユーザが各装置を使い易いよ
うに、自由にレイアウトすることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である画像処理システム
IDS1を構成するファクシミリ装置201の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】上記実施例である画像処理システムIDS1の
構成の一例を示すブロック図である。
【図3】ファクシミリ装置201のCPU101が実行
する制御ソフトウエアの階層構造の一例を示す図であ
る。
【図4】各情報処理端末202a〜202cにおける図
示しない各CPUが実行する制御ソフトウエアの階層構
造の一例を示す図である。
【図5】上記実施例である画像処理システムISD1を
起動させたときにおける無線通信動作を示すタイミング
チャートである。
【図6】上記実施例である画像処理システムIDS1を
起動させたときにおける有線通信動作を示すタイミング
チャートである。
【図7】ファクシミリ装置201において、相手側端末
204から通信回線203経由で、ファクシミリ文書を
受信し、受信画像を無線インタフェースで情報処理端末
202aに転送するファクシミリデータ転送処理時にお
ける無線通信を示すタイミングチャートである。
【図8】ファクシミリ装置201において、相手側端末
204から通信回線203経由で、ファクシミリ文書を
受信し、受信画像を有線インタフェースで情報処理端末
202cに転送するファクシミリデータ転送処理時にお
ける有線通信を示すタイミングチャートである。
【図9】ファクシミリ装置201において、相手側端末
204から通信回線203経由で、ファクシミリ文書を
受信し、この受信したファクシミリミリ画像を、ファク
シミリ装置201から情報処理端末202へ転送する場
合における転送方法判定動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
IDS1…画像処理システム、 201…ファクシミリ装置、 202…情報処理端末、 204…相手端末。
フロントページの続き (72)発明者 志水 英貴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 臼倉 将司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA37 AC13 AC42 AE14 AF12 AF14 AF15 BA00

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線接続可能な端末を探索する指示であ
    る端末探索指示を受け付ける端末探索指示受付手段と;
    上記無線接続可能な端末の探索を、初期接続手順で要求
    する端末探索要求手段と;上記初期接続手順で要求した
    探索に対する応答を検出する応答検出手段と;上記応答
    した端末に、無線接続を要求する無線接続要求手段と;
    上記無線接続要求に対する接続結果を検出する接続結果
    検出手段と;上記接続結果を検出した後に、上記端末の
    属性を交換する端末属性交換手段と;上記属性を交換し
    た端末の属性を、オペレータに報知する属性報知手段
    と;上記報知された無線端末の情報に基づいて、接続す
    べき無線端末を選択する接続無線端末選択手段と;上記
    選択された無線端末に無線接続を行う無線接続手段と;
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記無線接続可能な端末は、Bluetooth通信規
    格に対応している端末であることを特徴とする画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記初期接続手順
    は、Bluetooth通信規格のInquiryコマ
    ンドであることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記属性の交換は、Bluetooth通信規格の属性
    交換手順であることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記属性報知手段は、上記画像処理装置で使用可能な属
    性と、使用不可能な属性とを区別可能に表示する手段で
    あることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 上記端末探索指示受付手段は、任意のタイミングで、上
    記端末探索指示を受け付け可能であることを特徴とする
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 上記属性を交換した端末のうちで、少なくとも1つの端
    末における無線接続のための識別情報を記憶する手段を
    有することを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記無線接続のための識別情報は、上記初期接続手順に
    必要な情報であることを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 上記無線接続のための識別情報が記憶されている端末
    に、上記画像処理装置が無線接続を要求した場合、上記
    初期接続手順を用いないことを特徴とする画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 上記無線接続のための識別情報が記憶されている端末に
    行う無線接続要求は、Bluetooth通信規格のP
    ageコマンドで行うことを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項7において、 上記端末の属性を交換した後に、上記端末との間で無線
    接続が再度要求されるまで、無線接続を切断することを
    特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項1において、 有線で接続された有線接続手段を有し、 上記無線接続手段または上記有線接続手段を選択的に用
    いて、上記無線接続した端末または上記有線接続した端
    末のいずれかと通信することを特徴とする画像処理装
    置。
  13. 【請求項13】 無線接続可能な端末を探索する指示で
    ある端末探索指示を受け付ける端末探索指示受付ステッ
    プと;上記無線接続可能な端末の探索を、初期接続手順
    で要求する端末探索要求ステップと;上記初期接続手順
    で要求した探索に対する応答を検出する応答検出ステッ
    プと;上記応答した端末に、無線接続を要求する無線接
    続要求ステップと;上記無線接続要求に対する接続結果
    を検出する接続結果検出ステップと;上記接続結果を検
    出した後に、上記端末の属性を交換する端末属性交換ス
    テップと;上記属性を交換した端末の属性をオペレータ
    に報知する属性報知ステップと;上記報知された無線端
    末の情報に基づいて、接続すべき無線端末を選択する接
    続無線端末選択ステップと;上記選択された無線端末に
    無線接続を行う無線接続ステップと;を有することを特
    徴とする画像処理装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 上記無線接続可能な端末は、Bluetooth通信規
    格に対応している端末であることを特徴とする画像処理
    装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 上記初期接続手順は、Bluetooth通信規格のI
    nquiryコマンドであることを特徴とする画像処理
    装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項14において、 上記属性の交換は、Bluetooth通信規格の属性
    交換手順であることを特徴とする画像処理装置の制御方
    法。
  17. 【請求項17】 請求項13において、 上記属性報知ステップは、上記画像処理装置で使用可能
    な属性と、使用不可能な属性とを区別可能に表示するス
    テップであることを特徴とする画像処理装置の制御方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項13において、 上記端末探索指示受付ステップは、任意のタイミング
    で、上記端末探索指示を受け付け可能であることを特徴
    とする画像処理装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 請求項13において、 上記属性を交換した端末のうちで、少なくとも1つの端
    末における無線接続のための識別情報を記憶するステッ
    プを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、 上記無線接続のための識別情報は、上記初期接続手順に
    必要な情報であることを特徴とする画像処理装置の制御
    方法。
  21. 【請求項21】 請求項19において、 上記無線接続のための識別情報が記憶されている端末
    に、上記画像処理装置が無線接続を要求した場合、上記
    初期接続手順を用いないことを特徴とする画像処理装置
    の制御方法。
  22. 【請求項22】 請求項19において、 上記無線接続のための識別情報が記憶されている端末に
    行う無線接続要求は、Bluetooth通信規格のP
    ageコマンドで行うことを特徴とする画像処理装置の
    制御方法。
  23. 【請求項23】 請求項19において、 上記端末の属性を交換した後に、上記端末との間で無線
    接続が再度要求されるまで、無線接続を切断することを
    特徴とする画像処理装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 請求項13において、 有線で接続された有線接続ステップを有し、 上記無線接続ステップまたは上記有線接続ステップを選
    択的に用いて、上記無線接続した端末または上記有線接
    続した端末のいずれかと通信することを特徴とする画像
    処理装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 無線接続可能な端末を探索する指示で
    ある端末探索指示を受け付ける端末探索指示受付手順
    と;上記無線接続可能な端末の探索を、初期接続手順で
    要求する端末探索要求手順と;上記初期接続手順で要求
    した探索に対する応答を検出する応答検出手順と;上記
    応答した端末に、無線接続を要求する無線接続要求手順
    と;上記無線接続要求に対する接続結果を検出する接続
    結果検出手順と;上記接続結果を検出した後に、上記端
    末の属性を交換する端末属性交換手順と;上記属性を交
    換した端末の属性を、オペレータに報知する属性報知手
    順と;上記報知された無線端末の情報に基づいて、接続
    すべき無線端末を選択する接続無線端末選択手順と;上
    記選択された無線端末に無線接続を行う無線接続手順
    と;をコンピュータに実行させるプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  26. 【請求項26】 請求項25において、 上記無線接続可能な端末は、Bluetooth通信規
    格に対応している端末であることを特徴とする記憶媒
    体。
  27. 【請求項27】 請求項25において、 上記初期接続手順は、Bluetooth通信規格のI
    nquiryコマンドであることを特徴とする記憶媒
    体。
  28. 【請求項28】 請求項25において、 上記属性の交換は、Bluetooth通信規格の属性
    交換手順であることを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 請求項25において、 上記属性報知手順は、画像処理装置で使用可能な属性
    と、使用不可能な属性とを区別可能に表示する手順であ
    ることを特徴とする記憶媒体。
  30. 【請求項30】 請求項25において、 上記端末探索指示受付手順は、任意のタイミングで、上
    記端末探索指示を受け付け可能であることを特徴とする
    記憶媒体。
  31. 【請求項31】 請求項25において、 上記属性を交換した端末のうちで、少なくとも1つの端
    末における無線接続のための識別情報を記憶する手順を
    有することを特徴とする記憶媒体。
  32. 【請求項32】 請求項31において、 上記無線接続のための識別情報は、上記初期接続手順に
    必要な情報であることを特徴とする記憶媒体。
  33. 【請求項33】 請求項31において、 上記無線接続のための識別情報が記憶されている端末
    に、画像処理装置が無線接続を要求した場合、上記初期
    接続手順を用いないことを特徴とする記憶媒体。
  34. 【請求項34】 請求項31において、 上記無線接続のための識別情報が記憶されている端末に
    行う無線接続要求は、Bluetooth通信規格のP
    ageコマンドで行うことを特徴とする記憶媒体。
  35. 【請求項35】 請求項31において、 上記端末の属性を交換した後に、上記端末との間で無線
    接続が再度要求されるまで、無線接続を切断することを
    特徴とする記憶媒体。
  36. 【請求項36】 請求項25において、 有線で接続された有線接続手順を有し、 上記無線接続手順または上記有線接続手順を選択的に用
    いて、上記無線接続した端末または上記有線接続した端
    末のいずれかと通信することを特徴とする記憶媒体。
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