JP2003046484A - 近距離無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

近距離無線通信装置及び無線通信方法

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JP2003046484A
JP2003046484A JP2001230177A JP2001230177A JP2003046484A JP 2003046484 A JP2003046484 A JP 2003046484A JP 2001230177 A JP2001230177 A JP 2001230177A JP 2001230177 A JP2001230177 A JP 2001230177A JP 2003046484 A JP2003046484 A JP 2003046484A
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近距離無線通信を行う場合に、通信品質を維
持しながら内部電源を使用するスレーブ無線通信機器側
での送信電力を低減する。 【解決手段】スレーブ無線通信機器で(7,4)、(1
5,10)、(15,11)等のハミング符号の符号化
を行って送信データを形成してマスタ無線通信機器に送
信し、マスタ無線通信機器で通信状態を検出し、通信状
態が良好であるときには硬判定復号部51Aで硬判定復
号を行い、通信状態が不良であるときに軟判定復号部5
1Bでビタビ復号等の軟判定復号を行う。軟判定復号す
る場合には、ビット誤り率が設定値を維持するようにス
レーブ無線通信機器の送信電力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス内、家庭
内、車両内等でマスター無線通信機器及びスレーブ無線
通信機器間で近距離無線通信を行うようにした近距離無
線通信装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の近距離無線通信装置としては、
例えば2001−128246号公報に記載されている
ものが知られている。この従来例には、2.4GHz帯
のISMバンドを用いて近距離無線通信する際に、無線
通信装置の無線通信装置制御部で、モード選択スイッチ
によって指示されるモードに応じた無線通信性能、すな
わち無線送信能力と無線受信能力を切換えるために、送
信アンプと受信アンプのゲインを夫々段階的に設定し、
一定の通信品質を確保しながら無線通信能力を変更する
ことにより、接続が不要な機器からの送信データを受信
しないように無線受信能力を下げるようにした、通信シ
ステムが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、マスター無線通信機器となるパーソナ
ルコンピュータとこれに無線接続されるマウス、キーボ
ード、携帯電話等のスレーブ無線通信機器を特定するこ
とができると共に、無線通信品質を維持しながら不要な
電力消費や処理負荷の発生を防止することができるもの
であるが、マスター無線通信機器に対してスレーブ無線
通信機器が遠くにある場合や、マスター無線通信機器と
スレーブ無線通信機器の無線通信状態が不良であるとき
には送信アンプ及び受信アンプのゲインを夫々上げて通
信能力を高める必要があり、この場合には電力消費を低
減することはできないという未解決の課題がある。
【0004】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、マスター無線通信
機器での受信感度を向上させることにより、スレーブ無
線通信機器での無線通信能力を低下させて省電力化を図
ることができる近距離無線通信装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る近距離無線通信装置は、通信情報を
符号化して近距離無線通信を行うマスター無線通信機器
とスレーブ無線通信機器とを少なくとも有する近距離無
線通信装置において、前記マスター無線通信機器は、ス
レーブ無線通信機器から受信した受信通信情報を硬判定
復号する硬判定復号手段と、前記受信通信情報を軟判定
復号する軟判定復号手段と、前記スレーブ無線通信機器
との通信状態を検出する通信状態検出手段と、該通信状
態検出手段でスレーブ無線通信機器との通信状態が良好
であるときに前記硬判定復号手段を選択し、通信状態が
不良であるときに前記軟判定復号手段を選択する復号選
択手段とを備えていることを特徴としている。
【0006】また、請求項2に係る近距離無線通信装置
は、請求項1に係る発明において、前記通信状態検出手
段が、受信通信情報の受信信号強度を測定するように構
成されていることを特徴としている。さらに、請求項3
に係る近距離無線通信装置は、請求項1に係る発明にお
いて、前記通信状態検出手段が、硬判定復号手段及び軟
判定復号手段のうちの選択された一方で復号した受信通
信情報のビットエラー率を測定するように構成されてい
ることを特徴としている。
【0007】さらにまた、請求項4に係る近距離無線通
信装置は、通信情報を符号化して近距離無線通信を行う
マスター無線通信機器とスレーブ無線通信機器とを少な
くとも有する近距離無線通信装置において、前記マスタ
ー無線通信機器は、スレーブ無線通信機器から受信した
受信通信情報を軟判定復号する軟判定復号手段と、該軟
判定復号手段で復号した受信通信情報の通信品質が予め
設定した設定通信品質以下であるか否かを判定する通信
品質判定手段と、該通信品質判定手段で、受信通信情報
の通信品質が設定通信品質以上であるときに、前記スレ
ーブ無線通信機器に対して送信電力の低下を要求する電
力低下要求情報を送信する通信相手電力制御手段とを備
え、前記スレーブ無線通信機器は、前記マスター無線通
信機器から電力低下要求情報を受信したときに、自己の
送信電力を段階的に減少させる送信電力低下手段を備え
ていることを特徴としている。
【0008】なおさらに、請求項5に係る近距離無線通
信装置は、請求項4に係る発明において、前記通信品質
判定手段が、受信通信情報のビットエラー率を測定し、
該ビット誤り率が予め設定した設定ビット誤り率以下で
あるか否かを判定するように構成されていることを特徴
としている。また、請求項6に係る近距離無線通信装置
は、請求項1乃至5の何れかの発明において、前記軟判
定復号手段が、最尤復号を行う最尤復号手段で構成され
ていることを特徴としている。
【0009】さらに、請求項7に係る近距離無線通信装
置は、請求項1乃至5の何れかの発明において、前記軟
判定復号手段が、ビタビ復号を行うビタビ復号手段で構
成されていることを特徴としている。さらにまた、請求
項8に係る近距離無線通信装置は、請求項7に係る発明
において、前記ビタビ復号手段がスレーブ無線通信機器
から受信する(15,10)ハミング符号をビタビ復号
するように構成されていることを特徴としている。
【0010】なおさらに、請求項9に係る近距離無線通
信装置は、請求項7に係る発明において、前記ビタビ復
号手段がスレーブ無線通信機器から受信する(15,1
1)ハミング符号をビタビ復号するように構成されてい
ることを特徴としている。また、請求項10に係る近距
離無線通信方法は、マスター無線通信機器及びスレーブ
無線通信機器間で通信情報を符号化して送受信する近距
離無線通信方法において、前記マスター無線通信機器
は、スレーブ無線通信機器から受信した受信通信情報
を、通信状態が良好であるときに硬判定復号し、通信状
態が不良であるときに軟判定復号することを特徴として
いる。
【0011】また、請求項11に係る近距離無線通信方
法は、マスター無線通信機器及びスレーブ無線通信機器
間で通信情報を符号化して送受信する近距離無線通信方
法において、前記マスター無線通信機器は、スレーブ無
線通信機器から受信した受信通信情報を軟判定復号し、
該軟判定復号時の受信通信情報の通信品質が予め設定し
た設定通信品質以下であるか否かを判定し、受信通信情
報の通信品質が設定通信品質を維持しているときに、前
記スレーブ無線通信機器に対して送信電力の減少を要求
することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を伴って説明する。図1は、本発明の第1の実施形態を
示す概略構成図であって、図中、1はマスター無線通信
機器としてのプリンタ、2はスレーブ無線通信機器とし
ての内部電源で駆動される携帯型情報端末、3はスレー
ブ無線通信機器としての内部電源で駆動されるノート型
パーソナルコンピュータであり、携帯型情報端末2及び
ノート型パーソナルコンピュータ3の印刷データをプリ
ンタ1に近距離無線送信して印刷可能に構成されてい
る。
【0013】プリンタ1は、図2に示すように、近距離
無線通信装置10と、送受信データを処理するベースバ
ンド信号処理装置50とを備えている。近距離無線通信
装置10は、送受信アンテナ21が帯域通過型のアンテ
ナフィルタ22を介して送受切換回路23に接続され、
この送受切換回路23の受信側出力端子が受信回路24
に接続され、送信側入力端子が送信回路25に接続され
ている。
【0014】受信回路24は、送受切換回路23から出
力される受信信号が入力されるローノイズアンプ(LN
A)26と、このローノイズアンプ26の出力信号を後
述する周波数ホッピング用の周波数シンセサイザ15か
らバッファアンプ27を介して入力される局部発振信号
とミキシングして中間周波信号に変換するミキサ28
と、このミキサ28から出力される中間周波信号が入力
されてミキシングする際に発生するイメージ信号を除去
するバンドパスフィルタ29と、このバンドパスフィル
タ29のフィルタ出力を増幅する中間周波(IF)アン
プ30と、この中間周波アンプ30にバンドパスフィル
タ31を介して接続された出力を定振幅にするリミッタ
アンプ32と、このリミッタアンプ32の増幅出力が入
力される検波回路33とを備えており、検波回路33か
ら出力される受信データがベースバンド処理部50に入
力されると共に、中間周波アンプ30及びリミッタアン
プ32から出力される受信信号レベルを表すRSSI(R
eceiver Signal Strength Indicator)信号もベースバン
ド信号処理装置50に入力される。
【0015】一方、送信回路25は、周波数シンセサイ
ザ15から出力される送信信号が入力されるパワーアン
プ35を有し、このパワーアンプ35から出力される送
信信号が送受信切換回路23の送信側入力端子に供給さ
れる。さらに、周波数シンセサイザ15は、ベースバン
ド信号処理装置50から出力される周波数ホッピングを
設定する設定信号が入力されるフェーズロックドループ
(PLL)回路41と、このフェーズロックドループ回
路41の出力信号が入力されるローパスフィルタ42
と、このローパスフィルタ42のフィルタ出力とベース
バンド信号処理装置11からの送信データがアンプ43
及びローパスフィルタ44を介して入力され、周波数ホ
ッピングされる送信信号を形成する電圧制御発振器(V
CO)45と、この電圧制御発振器45から出力される
送信信号を2逓倍する2逓倍回路46とを備えており、
電圧制御発振器45から出力される送信信号がフェーズ
ロックドループ回路41に帰還されると共に、2逓倍回
路46から出力される2逓倍信号を送信回路25のパワ
ーアンプ35に供給すると共に、バッファアンプ27を
介して受信回路24のミキサ28に局部発振信号として
供給する。
【0016】また、ベースバンド信号処理装置50は、
受信回路24から入力される受信データを処理する受信
データ処理部51と、周波数シンセサイザ40に対して
周波数が2.4GHz帯のISM(Industrial Scientif
ic Medical)バンドの周波数ホッピングを予め設定され
た所定パターンで制御する周波数ホッピング制御部52
と、入力されるユーザーデータを送信処理する送信デー
タ処理部53と、受信回路24の中間周波アンプ30及
びリミッタアンプ32から出力される受信信号レベルを
表すRSSI信号が加算されて入力されるRSSI信号
に基づいて通信状態を検出し、検出結果を受信データ処
理部51に出力する通信状態検出部54と、他の機器と
の近距離無線通信ネットワークを構築するための通信制
御部55とを備えている。
【0017】ここで、送信データ処理部53は、説明を
簡単にするため(7,4)ハミングコードを生成するF
EC(Forward error correction)コーダで構成される誤
り訂正符号化回路53aを有する。この誤り訂正符号化
回路53aは、図3に示すように、3段のシフトレジス
タSR0〜SR2と、最終段のシフトレジスタSR2に
送信データを加算する加算器AD1と、この加算器AD
1の出力及び送信データの何れかを選択するスイッチS
W1と、加算器AD1の出力及び接地電位即ち“0”の
何れかを選択してシフトレジスタSR0に入力する前記
スイッチSW1と同期するスイッチSW2と、このスイ
ッチSW2の選択出力をシフトレジスタSR0の出力に
加算する加算器AD2とを備え、符号化率が4/7のF
ECコーダの構成を有する。
【0018】そして、送信データを4ビットずつに区切
り、スイッチSW1及びSW2を常閉端子NC側に切換
えた状態で、区切られた4ビットのデータを順次加算器
AD1に入力することにより、入力された4ビットのデ
ータがそのまま送信データとして出力され、且つ加算器
AD1でシフトレジスタSR2の出力に加算されたデー
タがシフトレジスタSR0に入力されると共に、加算器
AD2でシフトレジスタSR0の出力に加算される。
【0019】その後、スイッチSW1及びSW2を共に
常開接点NO側に切換えてから各シフトレジスタSR0
〜SR2に格納されている3ビット分のデータを出力し
て計7ビットの送信データを形成し、これをアンプ43
及びローパスフィルタ44を介して周波数シンセサイザ
40に供給され、送信回路25、送受切換回路23を通
じてアンテナ21から送信することを繰り返して、送信
データを4ビットずつ送信する。
【0020】一方、受信データ処理部51は、受信デー
タの硬判定復号を行う硬判定復号回路51Aと、受信デ
ータの軟判定復号を行うビタビ復号器で構成される軟判
定復号回路51Bと、これら硬判定復号回路51A及び
軟判定回路51Bを選択する選択回路51Cと、この選
択回路51Cを制御する選択制御回路51Dとを備えて
いる。
【0021】ここで、硬判定復号回路51Aは、図4に
示すように、受信データが入力される6段のバッファレ
ジスタBR0〜BR6と、割算器を構成する受信データ
が入力されるゲート回路G、3段のシフトレジスタSR
B0〜SRB2、加算器AD1〜AD3、NOT回路N
T1,NT2及びAND回路ANで構成される割り算回
路DVとを有する。
【0022】この硬判定復号回路51Aでは、ゲート回
路Gを開状態とした状態で、7ビットの受信系列を順次
バッファレジスタBR0〜BR6と割算器DVとに同時
に入力すると、7ビットの受信系列の入力が終了した時
点で、割算器DVの中にシンドロームが得られる。この
時点で、割算器DVの入力ゲート回路Gをオフにし、バ
ッファレジスタBR0〜BR6からデータを読出すと同
時に割算器DVの内容を右にシフトして、NOT回路N
T1,NT2及びAND回路ANで「001」が検出さ
れたときに、加算器AD3に“1”を供給することによ
り、この加算器AD3でmod2の演算を行って誤りビ
ットを訂正し、誤りビットを訂正した受信データを印刷
データ処理装置61に出力する。
【0023】また、軟判定復号回路51Bは、図5に示
すように、A/D変換され、入力される受信系列RT
各ブランチで予測される符号系列との符号距離(ブラン
チメトリック)を計算するブランチメトリック演算部5
5と、各状態へのブランチメトリックの累算値(パスメ
トリック)を計算し、生き残りパスを選択するACS
(add-compare Select)演算部56と、このACS演算
部で逐次算出されるパスメトリックを一次的に遅延さ
せ、算出時と異なる時系列にパスメトリックを並び換え
るパスメトリック並び換え部57と、各状態でのパスメ
トリックを記憶するパスメトリック記憶部58と、選択
したパスの情報を記憶するパス選択信号記憶部59と、
このパス選択信号記憶部59の内容に基づいて最尤の生
き残りパスを探索するトレースバック演算部60とで構
成され、トレースバック演算部60で復号された受信デ
ータを印刷データ処理部61に出力する。
【0024】さらに、選択制御回路51Dは、通信状態
検出部54で検出した受信強度信号に基づいて受信強度
RSSIが予め設定した受信強度閾値TH以上であるか
否かを判定し、RSSI≧THであるときには、受信強
度が十分であるものと判定して、選択回路51Cに対し
て硬判定復号回路51Aを選択する例えば論理値“0”
の選択信号SLを出力し、RSSI<THであるときに
は受信強度が不足しているものと判断して、選択回路5
1Cに対して軟判定復号回路51Bを選択する例えば論
理値“1”の選択信号SLを出力する。
【0025】また、スレーブ無線通信機となる携帯型情
報端末2及びノート型パーソナルコンピュータ3には、
ベースバンド信号処理装置50における受信データ処理
部51で軟判定復号回路51B、選択回路51C及び選
択制御回路51Dが省略されていることを除いてはプリ
ンタ1と同様の無線通信装置10及びベースバンド信号
処理装置50を備えている。
【0026】次に、上記第1の実施形態の動作を説明す
る。今、マスタ無線通信機器となるプリンタ1の回りに
スレーブ無線通信機器となる携帯型情報端末2又はノー
ト型パーソナルコンピュータ3が存在しない場合には、
プリンタ1のベースバンド信号処理装置50内の通信制
御部55で、周辺に存在するスレーブ無線通信機器の認
証作業を定期的に行い、スレーブ無線通信機器が存在し
ない場合には、近距離無線通信ネットワークが構築され
ないが、図1に示すように、プリンタ1の通信範囲内に
携帯型情報端末2及びノート型パーソナルコンピュータ
3が存在する場合には、認証作業を開始したときに、存
在を認識した携帯型情報端末2及びノート型パーソナル
コンピュータ3に対して所定ビットのアドレスを割当
て、このアドレスが割当てられたスレーブ無線通信機器
のうちプリンタ1との通信を行うスレーブ無線通信機器
に対して所定ビットの近距離無線通信ネットワークのア
ドレスを割当てる。
【0027】その後、暗号鍵による認証を行ってからス
レーブ無線通信機器が近距離無線ネットワークに参加し
てマスタ無線通信機器との間でデータの送受信が可能な
状態となる。この状態で、例えば携帯型情報端末2でプ
リンタ1で印刷する印刷データが発生した場合には、こ
の携帯型情報端末2から印刷データをプリンタ1に送信
する。このとき、ベースバンド信号処理装置50におけ
る送信データ処理部53の誤り訂正符号化回路53a
で、送信データを4ビットずつに区切り、これを情報ビ
ットとし、これに3ビットの冗長ビットを付加して
(7,4)符号化処理を行って計7ビットの送信データ
を作成し、これを周波数シンセサイザ40の電圧制御発
進器45に供給することにより、周波数ホッピングパタ
ーンで送信データが送信回路25、切換回路23を介し
てアンテナ21から送信される。
【0028】マスタ無線通信機器となるプリンタ1で
は、携帯型情報端末2からの送信データをアンテナ21
で受信すると、この受信データがアンテナフィルタ22
に供給されて必要な帯域のみを抽出し、抽出した受信デ
ータが切換回路23を介して受信回路24に供給され
る。この受信回路24では、受信データをローノイズア
ンプ26で増幅してからミキサ28で電圧制御発振器4
5の発振出力を2逓倍した高周波信号とミキシングして
中間周波信号に変換し、これを2段の中間周波アンプ3
0,32で増幅するが、この間に低域通過フィルタ31
でミキシング時に発生するイメージ信号を除去してから
検波回路33に供給して、検波した受信信号がベースバ
ンド信号処理装置50に入力される。一方、2段の中間
周波アンプ30,32から出力される受信強度を表すR
SSI信号が互いに加算されてベースバンド信号処理装
置50の通信状態検出部54に供給される。
【0029】このプリンタ1での受信開始時に、通信状
態検出部54で検出した受信データの受信強度RSSI
が予め設定した受信強度閾値TH以上である通信が良好
な状態であるときには、選択制御回路51Dから論理値
“0”の選択信号が選択回路51Cに供給されることに
より、この選択回路51Cで硬判定復号回路51Aが選
択される。
【0030】このため、受信データが硬判定復号回路5
1Aに供給されて、割算回路DVで(7,4)ハミング
符号のシンドロームを算出し、この割算回路DVの1,
x,x-2に対応する項が0,0,1となったときに、加
算器AD3に“1”を供給して、該当するバッファレジ
スタBR0〜BR5のシフト出力とmod2の演算を行
うことにより、誤り符号を訂正することができ、誤り訂
正された受信データが印刷データ処理装置61に供給さ
れて、印刷処理される。
【0031】ところが、受信開始時における受信回路2
4の中間周波アンプ30及び32から出力されるRSS
Iが予め設定した受信強度閾値THより小さい場合に
は、受信データ処理部51の選択制御部51Dで通信状
態が不良であると判断して、論理値“1”の選択信号S
Lを選択回路51Cに供給することにより、この選択回
路51Cで軟判定復号回路51Bが選択され、受信デー
タが軟判定復号回路51Bに供給されてビタビ復号され
る。
【0032】ここで、スレーブ無線通信機器となる携帯
型情報端末2から送信される(7,4)ハミング符号の
パリティ符号列検査列Hは下記(1)式で表すことがで
き、生成行列Gは下記(2)式で表すことができる。
【0033】
【数1】
【0034】これら(1)式及び(2)式において、左
側の4ビットが情報ビットであり、右側の3ビットが冗
長ビットである。そして、生成行列式Gにおける冗長ビ
ットの状態即ち符号化回路53aにおけるシフトレジス
タSR0〜SR2の各状態を縦軸にとり、横軸の上段に
時刻kをとり、下段にパリティ検査行列Hにおける情報
ビットの各列ビットをとることにより、図6のトレリス
線図を作成することができる。
【0035】そして、送信データが「0000000」
であって、この送信データの2番目に符号誤りが発生し
て、受信データとして「0100000」が受信された
場合、前述した硬判定復号では、受信系列YT にパリテ
ィ検査行列Hを乗算してシンドローム系列S T を算出
したときに、これが「011」となり、パリティ検査ビ
ットの第2列目に相当することから受信系列YS T の第
2番目の符号と“1”とのmod2演算を行うことによ
り、符号誤りを訂正することができる。
【0036】一方、受信データを軟判定復号回路51B
でビタビ復号する場合には、ブランチメトリック演算部
55で受信系列における各受信符号夫々の受信符号パタ
ーンのメトリック(ブランチメトリック)を求め、AC
S演算部56で前時刻のメトリック(パスメトリック)
と組み合わせて、パスの尤度を求め、生き残りパスの選
択を行うと共に、次の時刻のためのパスメトリックをパ
スメトリック記憶部59に記憶して保持する。そして、
トレースバック演算部60でパス選択信号記憶部59か
らパス選択信号データを読出し、パス選択信号から取出
したパス選択信号によって、次サイクルでシフトレジス
タを更新するトレースバック処理を行って、ビタビ復号
を行い、復号された受信データを印刷データ処理装置6
1に供給して印刷処理を行う。
【0037】このように、通信状態検出部54で受信強
度RSSIが受信強度閾値THより小さいときに、受信
した(7,4)ハミング符号の受信データを軟判定復号
回路51Bで軟判定復号することにより、情報1ビット
当たりの受信電力対雑音電力密度比(Eb /N0 )とビ
ット誤り率(BER)との関係は、図7に示すように、
破線図示の硬判定復号を行う場合に比較して、実線図示
の軟判定復号を行う場合の方が、ビット誤り率が10-5
である場合の符号化利得を1.5dB程度改善すること
ができ、受信強度が小さい場合でも、正確なデータ伝送
を確保することができる。
【0038】なお、上記第1の実施形態においては、説
明を簡単にするために、(7,4)ハミング符号でデー
タの送受信を行う場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、通常の近距離無線通信ネットワー
クで使用する(15,10)短縮ハミング符号について
も、ベースバンド信号処理装置50における送信データ
処理部53での符号化回路53aを図8に示すように、
5段のシフトレジスタSR0〜SR4と、その最終段の
シフトレジスタSR4の出力側に設けた送信データとの
加算器AD1と、送信データと加算器AD1の加算出力
とを選択するスイッチSW1と、加算器AD1の加算出
力と接地電位即ち“0”とを選択し、選択出力を前記シ
フトレジスタSR0に入力するスイッチSW1と連動す
るスイッチSW2と、このスイッチSW2の選択出力を
シフトレジスタSR1及びSR3の出力に加算する加算
器AD2及びAD3とで構成する。
【0039】この場合には、送信データを10ビットず
つに区切り、スイッチSW1及びSW2を常閉端子NC
側に切換えた状態で、区切られた10ビットのデータを
順次加算器AD1に入力することにより、入力された1
0ビットのデータがそのまま送信データとして出力さ
れ、且つ加算器AD1でシフトレジスタSR4の出力に
加算されたデータがシフトレジスタSR0に入力される
と共に、加算器AD2及びAD3でシフトレジスタSR
1及びSR3の出力に加算される。
【0040】その後、スイッチSW1及びSW2を共に
常開接点NO側に切換えてから各シフトレジスタSR0
〜SR4に格納されている5ビット分のデータを出力し
て計15ビットの送信データを形成し、これをアンプ4
3及びローパスフィルタ44を介して周波数シンセサイ
ザ40に供給され、送信回路25、送受切換回路23を
通じてアンテナ21から送信することを繰り返して、送
信データを10ビットずつ送信する。
【0041】同様に、データ受信回路51の硬判定復号
回路51A及び軟判定復号回路51Bも(15,10)
短縮ハミング符号の復号が可能な構成とする。この(1
5,10)短縮ハミング符号を使用する場合にも、パリ
ティ検査行列Hは下記(3)式で表すことができ、生成
行列Gは下記(4)式で表すことができる。
【0042】
【数2】
【0043】ここで、生成多項式G(x)は G(x)=(1+x)(1+x+x4) =1+x2+x4+x5 となる。この(15,10)短縮ハミング符号について
も、5ビットの冗長ビットの各ステートを縦軸に、時刻
を横軸の上方に、パリティ検査行列Hの情報ビットにお
ける各列ビット列を横軸の下方に夫々とったトレリス線
図は、図9に示すように形成することができる。
【0044】したがって、(15,10)短縮ハミング
符号についても、硬判定復号は勿論のこと軟判定復号も
容易に行うことができる。この場合も、受信電力対雑音
電力密度比Eb /E0 とビット誤り率BERとの関係は
図10に示すように破線図示の硬判定復号に対して実線
図示の軟判定復号ではビット誤り率10-5における符号
化利得が約2dB改善されることが実証された。
【0045】同様に、(15,11)ハミング復号につ
いても、図11に示すようにトレリス線図を作成するこ
とができ、硬判定復号及び軟判定復号を行うことができ
る。この場合も、受信電力対雑音電力密度比Eb /E0
とビット誤り率BERとの関係は図12に示すように破
線図示の硬判定復号に対して実線図示の軟判定復号では
ビット誤り率10-5における符号化利得が約1.5dB
改善されることが実証された。
【0046】また、上記第1の実施形態においては、通
信状態を中間周波アンプ30及び32から出力される受
信強度信号RSSIの大きさによって判断する場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、誤り
訂正前のビット誤り率BERを検出し、このビット誤り
率が所定値以下であるときに通信状態が良好であると判
断し、所定値を超えたときに通信不良と判断するように
してもよい。さらに、,ビタビ復号した場合には、軟判
定のレベルが受信信号のレベルと比例し、且つ、ブロッ
ク符号のため、符号長分受信するごとに、各受信データ
フレームの後縁においては全てのパスは特定の状態に収
束することになるので、このときのACS演算部56か
ら出力されるパスメトリック値をもとに予め設定したパ
スメトリック値と受信信号レベルとの関係を示す受信信
号レベル算出マップを参照して受信信号レベルを算出す
るようにしてもよい。
【0047】次に、本発明の第2の実施形態を図13〜
図15について説明する。この第2の実施形態は、スレ
ーブ無線通信機器で(15,10)短縮ハミング符号を
使用して送信を行い、マスタ無線通信機器で軟判定復号
するようにしたものである。すなわち、第2の実施形態
では、スレーブ無線通信機器としての携帯型情報端末2
及びノード型パーソナルコンピュータ3の送信データ処
理部53では、送信データを(15,10)短縮ハミン
グ符号に符号化して送信するように構成されている。
【0048】また、マスタ無線通信機器となるプリンタ
1のベースバンド信号処理装置50が、図13に示すよ
うに、受信データ処理部51が受信回路24から入力さ
れる(15,10)短縮ハミング符号でなる受信データ
を軟判定復号する軟判定復号部51Bと、受信データの
例えば硬判定時のシンドロームを演算することによりビ
ット誤り率BERを測定するビット誤り率測定部51E
と、このビット誤り率測定部51Eで測定したビット誤
り率測定部51Eで測定したビット誤り率BERに基づ
いてスレーブ無線通信機器に対して送信電力を指示する
送信電力制御部51Fとで構成されている。
【0049】そして、送信電力制御部51Fでは、図1
4に示す送信電力制御処理を実行する。この送信電力制
御処理は、先ず、ステップS1で、ビット誤り測定部5
1Eで測定したビット誤り率BERを読込み、次いでス
テップS2に移行して、ビット誤り率BERが予め設定
した所定値THb以上であるか否かを判定し、BER≧
THbであるときには、通信状態が不良であると判断し
てステップS3に移行し、通信相手となるスレーブ無線
通信機器に対して送信電力を1ステップ増加させる電力
増加要求データを送信データ処理部53に出力してスレ
ーブ無線通信機器に送信し、次いでステップS4に移行
して、ビット誤り率BERが設定値THbより大きい状
態から小さい状態に状態変化したことを表す状態変化フ
ラグFを“0”にリセットしてから前記ステップS1に
戻る。
【0050】また、前記ステップS2の判定結果がBE
R<THbであるときには、通信状態が良好であるもの
と判断してステップS5に移行し、前回ビット誤り率B
ERが設定値THb以上であったか否かを判定し、BE
R<THbであるときにはステップS7に移行し、BE
R≧THbであったときにはステップS6に移行して、
状態変化フラグFを“1”にセットしてから前記ステッ
プS1に戻る。
【0051】ステップS7では、状態変化フラグFが
“1”にセットされているか否かを判定し、これが
“0”にリセットされているときには直接ステップS1
0に移行し、“1”にセットされているときにはステッ
プS8に移行して、今回のビット誤り率BER(n)が
前回のビット誤り率BER(n−1)より小さい値であ
るか否かを判定し、BER(n)≧BER(n−1)で
あるときにそのまま前記ステップS1に戻り、BER
(n)<BER(n−1)であるときにはステップS9
に移行して状態変化フラグFを“0”にリセットしてか
らステップS10に移行する。
【0052】ステップS10では、例えばLMP(Link
Manager Protocol)を利用して、通信相手となるスレー
ブ無線通信機器に対して送信電力を1ステップ減少させ
る電力減少要求データを送信データ処理部53に出力し
てスレーブ無線通信機器に送信してから前記ステップS
1に戻る。次に、上記第2の実施形態の動作を説明す
る。
【0053】今、前述した第1の実施形態と同様にマス
タ無線通信機器となるプリンタ1が構築する近距離無線
通信ネットワークに、スレーブ無線通信機器となる携帯
型情報端末2及びノート型パーソナルコンピュータ3が
参加しており、例えばノート型パーソナルコンピュータ
3で印刷データが発生し、これをプリンタ1に送信する
場合について説明する。
【0054】このとき、スレーブ無線通信機器となるノ
ート型パーソナルコンピュータ3では、送信データを1
0ビットずつに区切って、図8に示す符号化回路53a
に入力することにより、先ず、スイッチSW1及びSW
2を常閉接点NC側として、最初の情報ビットとなる1
0ビットをそのまま出力し、その後にスイッチSW1及
びSW2を常開接点NO側に切換えてから各シフトレジ
スタSR0〜SR4に、記憶されている各ビットを順次
冗長ビットとして出力することにより、計15ビットの
(15,10)短縮ハミング符号でなる送信データを形
成し、この送信データを周波数シンセサイザ40に供給
し、送信回路25、切換回路23、アンテナフィルタ2
2を介してアンテナ21からマスタ側無線通信機器とな
るプリンタ1に送信する。
【0055】プリンタ1では、ノート型パーソナルコン
ピュータ3から送信される印刷データを受信すると、受
信回路24で受信データに変換し、これを受信データ処
理部51に供給する。この受信データは軟判定復号部5
1Bでビタビ復号されて復号データが印刷データ処理装
置60に供給されることにより、印刷が開始される。一
方、受信データ処理部51に受信データが入力される
と、これがビット誤り測定部51Eでビット誤り率BE
Rを測定し、測定したビット誤り率BERが送信電力制
御部51Fに供給される。
【0056】この送信電力制御部51Fでは、図15で
実線図示のように、入力されたビット誤り率BERが予
め設定した設定値THbを下回る場合には、通信品質が
良好であるもの判断して、ステップS2からステップS
3に移行してスレーブ無線通信機器であるノート型パー
ソナルコンピュータ3に対して送信電力を1ステップ減
少させる送信電力減少要求データを送信データ処理部5
3に供給する。
【0057】この送信データ処理部53では、1フレー
ムの受信データの受信が完了した時点で、送信電力減少
要求データを周波数シンセサイザ40に供給し、送信回
路25を介し、送受信切換回路23及びアンテナフィル
タ22を介してアンテナ21からノート型パーソナルコ
ンピュータ3に送信電力減少要求データを無線送信す
る。
【0058】ノート型パーソナルコンピュータ3では、
受信回路24で送信電力減少要求データを受信すると、
これを受信データ処理部51に供給することにより、こ
の受信データ処理部51で、送信電力減少要求データを
認識すると、送信回路25の送信電力を1ステップ分減
少させる。そして、ノート型パーソナルコンピュータ3
では、送信電力減少要求データの受信を完了すると、印
刷データの送信を継続する。プリンタ1では、印刷デー
タの受信を継続し、この間にビット誤り率測定部51E
で測定したビット誤り率BERが設定値THbを下回る
状態を継続する場合に、通信品質が良好であると判断し
て、送信電力減少要求データを送信データ処理部53に
供給し、これをノート型パーソナルコンピュータ3に送
信することにより、ノート型パーソナルコンピュータ3
の送信電力を順次減少させる。
【0059】その後、時点t1でプリンタ1の受信デー
タ処理部51におけるビット誤り測定部51Eで測定さ
れたビット誤り率BERが設定値THb以上となると、
通信品質が悪化したものと判断して、ステップS2から
ステップS5に移行し、前回ビット誤り率BERが設定
値THb未満であったのでステップS7に移行し、状態
変化フラグFが“0”にリセットされているので、ステ
ップS10に移行して、送信電力増加要求データを送信
処理部53に供給し、これをノート型パーソナルコンピ
ュータ3に送信することにより、ノート型パーソナルコ
ンピュータ3の送信電力を1ステップ増加させる。
【0060】これにより、プリンタ1でのビット誤り率
BERが改善されて時点t2で設定値THb未満となる
と、前回BER≧THbであったので、ステップS5か
らステップS6に移行して、状態変化フラグFが“1”
にセットされる。次いで、時点t3でビット誤り率BE
R(n)が前回値BER(n−1)を維持しているとき
には、ステップS5からステップS7に移行し、状態変
化フラグFが“1”にセットされているので、ステップ
S8に移行し、BER(n)=BER(n−1)である
ので、そのままステップS1に戻り、ノート型パーソナ
ルコンピュータ3の送信電力が前回値を維持する。
【0061】その後、時点t4で、ビット誤り率BER
(n)が前回値BER(n−1)より下回ると、ステッ
プS8からステップS9に移行して、状態変化フラグF
を“0”にリセットしてからステップS10に移行し
て、送信電力減少要求データを送信データ処理部53に
出力することにより、ノート型パーソナルコンピュータ
3の送信電力を増加させ、この送信電力増加処理をビッ
ト誤り率BERが設定値THbを上回るまで継続され、
BER≧THbとなると、前述した時点t1と同様の処
理を行う。
【0062】また、ノート型パーソナルコンピュータ3
で印刷データをプリンタ1に送信したときに、ビット誤
り率BERが図15で点線図示のように設定値THbを
大きく上回っているときには、図14の処理において、
ステップS2からステップS3に移行して、送信電力増
加要求データを送信データ処理部53に出力することに
より、ノート型パーソナルコンピュータ3の送信電力を
増加させ、この送信電力増加処理をビット誤り率BER
が設定値THbを下回るまで継続し、ビット誤り率BE
Rが設定値を下回った時点で、前述した時点t2と同様
の処理を行って、ビット誤り率BERが設定値THbを
やや下回る状態を継続して、ノート型パーソナルコンピ
ュータ3の送信電力を必要最小限の状態に維持する。
【0063】このように、第2の実施形態によると、内
部電源で駆動されるノート型パーソナルコンピュータ3
で(15,10)短縮ハミング符号で印刷データをプリ
ンタ1に送信し、プリンタ1の受信データ処理部51に
おける軟判定復号部51Bでビタビ復号するようにして
いるので、プリンタ1での受信感度を高くすることがで
き、スレーブ無線通信機器としての携帯型情報端末2や
ノート型パーソナルコンピュータ3の送信電力を通常の
硬判定を行う場合に比較して十分に小さくすることがで
き、省電力化を図ることができる。
【0064】すなわち、搬送波帯における信号対ノイズ
電力比C/Nとビット誤り率BERとの関係は、図16
示すように、一点鎖線図示の符号化率1/3の繰り返し
符号に比較して、(15,10)ハミング符号を硬判定
復号した場合には破線図示のようにビット誤り率10-5
における利得が約0.5dB悪化することになるが、
(15,10)ハミング符号を軟判定復号した場合には
実線図示のようにビット誤り率10-5における利得が約
2dB改善することができる。
【0065】ここで、FSK、BPSK、PSK、QA
M等のデジタル変調を行う場合、1シンボル当たりkビ
ットの情報を送ることを想定した場合のC/NとEb
0との関係式は下記(5)式で表すことができる。 C/N=(kEb /N0 )(1/BnT) …………(5) ここで、Bnは受信フィルタの等価雑音帯域幅で、受信
フィルタをマッチトフィルタとした理想的な場合BnT
=1となる。この場合には、前記(5)式は、 C/N=kEb /N0 …………(6) となる。
【0066】2値のFSK変調の場合、1シンボル当た
り1ビットの情報が伝送される。この場合、符号化率R
=1/3の繰り返し符号の場合における1ビット当たり
の信号電力をAとし、符号化率R=2/3の(15,1
0)ハミング符号の1ビット当たりの信号電力をBとす
ると、上記(6)式より、 C/N=(1/3)(A/N0 ) …………(7) C/N=(2/3)(B/N0 ) …………(8) となる。
【0067】この(7)式及び(8)式からAとBとの
関係を求めるとC/Nが同じ場合のシミュレーション条
件での1ビット当たりの信号電力の関係は、A=2Bと
なる。すなわち、符号化率R=1/3の繰り返し符号に
おける1ビット当たりの信号電力は(15,10)のハ
ミング符号における1ビット当たりの電力の2倍を使用
していることになる。
【0068】したがって、送信側では符号化率R=1/
3の繰り返し符号を使用する代わりに(15,10)短
縮ハミング符号を使用し、受信側では軟判定復号したほ
うが、送信電力を節約することができると共に、ビット
誤り率BERも高くなるという効果が得られる。なお、
上記第2の実施形態においては、ビット誤り率測定部5
1Eで硬判定時のシンドロームを演算することにより、
ビット誤り率BERを算出する場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、硬判定時のビット
誤り率と軟判定時のビット誤り率とを測定し、両者のう
ちビット誤り率の大きい値を選択して、選択したビット
誤り率と設定値THbと比較するようにしてもよい。
【0069】また、上記第2の実施形態においては、受
信データのビット誤り率を測定する場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、プリンタ1から
所定のビット誤り率測定用データをスレーブ無線通信機
器に送信し、スレーブ無線通信機器でビット誤り率測定
用データをそのままプリンタ1側に送信するループバッ
ク機能を利用して、プリンタ1で受信したビット誤り率
測定用データと送信したビット誤り率測定用データとを
比較することにより、ビット誤り率を正確に測定するよ
うにしてもよい。
【0070】さらに、上記第2の実施形態においては、
送信データを(15,10)短縮ハミング符号化する場合
について説明したが、これに限定されるものではなく、
(15,11)ハミング符号化するようにしてもよく、
その他の任意のハミング符号化を適用することもでき
る。さらにまた、上記第1及び第2の実施形態において
は、スレーブ無線通信機器として携帯型情報端末2やノ
ート型パーソナルコンピュータ3を適用した場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、内部電
源で駆動されるマウス、キーボードやその他の内部電源
で駆動されるコンピュータ周辺機器、内部電源で駆動さ
れるリモートコントロール機器等の内部電源で駆動され
る任意の機器を適用することができる。
【0071】なおさらに、上記第1及び第2の実施形態
においては、マスタ無線通信機器としてプリンタ1を適
用した場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、イ
メージスキャナ、オーバーヘッドプロジェクタ、家電機
器等の外部電源を使用する機器を適用することができ
る。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る近
距離無線通信装置によれば、マスター無線通信機器は、
スレーブ無線通信機器から受信した受信通信情報を硬判
定復号する硬判定復号手段と、前記受信通信情報を軟判
定復号する軟判定復号手段と、前記スレーブ無線通信機
器との通信状態を検出する通信状態検出手段と、該通信
状態検出手段でスレーブ無線通信機器との通信状態が良
好であるときに前記硬判定復号手段を選択し、通信状態
が不良であるときに前記軟判定復号手段を選択する復号
選択手段とを備えているので、通信状態が良好であると
きには硬判定復号することにより、データ受信処理を簡
略化し、通信状態が不良であるときには軟判定復号する
ことにより、ビット誤り率を小さくして高感度のデータ
受信処理を行うことができるという効果が得られる。
【0073】また、請求項2に係る近距離無線通信装置
によれば、通信状態検出手段が、受信通信情報の受信信
号強度を測定するように構成されているので、マスタ無
線通信機器での受信状況を正確に検出することができる
という効果が得られる。さらに、請求項3に係る近距離
無線通信装置によれば、通信状態検出手段が、硬判定復
号手段及び軟判定復号手段のうちの選択された一方で復
号した受信通信情報のビット誤り率を測定するように構
成されているので、受信データを復号する際の実際のビ
ット誤り率を測定ので、受信状態を正確に検出すること
ができるという効果が得られる。
【0074】さらにまた、請求項4に係る近距離無線通
信装置によれば、マスター無線通信機器は、スレーブ無
線通信機器から受信した受信通信情報を軟判定復号する
軟判定復号手段と、該軟判定復号手段で復号した受信通
信情報の通信品質が予め設定した設定通信品質以下であ
るか否かを判定する通信品質判定手段と、該通信品質判
定手段で、受信通信情報の通信品質が設定通信品質以下
であるときに、前記スレーブ無線通信機器に対して送信
電力の低下を要求する電力低下要求情報を送信する通信
相手電力制御手段とを備え、前記スレーブ無線通信機器
は、前記マスター無線通信機器から電力低下要求情報を
受信したときに、自己の送信電力を段階的に減少させる
送信電力低下手段を備えているので、所定の通信品質を
維持しながら内部電源で駆動されるスレーブ無線通信機
器側での送信電力を必要最小限に低減させることができ
るという効果が得られる。
【0075】なおさらに、請求項5に係る近距離無線通
信装置によれば、通信品質判定手段が、受信通信情報の
ビット誤り率を測定し、該ビット誤り率が予め設定した
設定ピット誤り率以下であるか否かを判定するように構
成されているので、受信データの受信強度が低い場合で
あっても、ビット誤り率が小さいときには、スレーブ無
線通信機器の低送信電力状態を保持することができると
いう効果が得られる。
【0076】また、請求項6に係る近距離無線通信装置
によれば、軟判定復号手段が、最尤復号を行う最尤復号
手段で構成されているので、高品質の復号を行うことが
できるという効果が得られる。さらに、請求項7に係る
近距離無線通信装置によれば、軟判定復号手段が、ビタ
ビ復号を行うピタビ復号手段で構成されているので、上
記請求項6と同様に高品質の復号を行うことができると
いう効果が得られる。
【0077】さらにまた、請求項8に係る近距離無線通
信装置によれば、ビタビ復号手段がスレーブ無線通信機
器から受信する(15,10)ハミング符号をビタビ復
号するように構成されているので、高品質の復号を行う
ことができると共に、スレーブ無線通信機器での送信電
力をより低減することができるという効果が得られる。
【0078】なおさらに、請求項9に係る近距離無線通
信装置によれば、ビタビ復号手段がスレーブ無線通信機
器から受信する(15,11)ハミング符号をビタビ復
号するように構成されているので、高品質の復号を行う
ことができると共に、スレーブ無線通信機器での送信電
力を低減することができるという効果が得られる。ま
た、請求項10及び11に係る近距離無線通信方法によ
れば、請求項1及び請求項4に係る発明と同様の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す概略構成図であ
る。
【図2】マスタ無線通信機器としてのプリンタの無線通
信装置を示すブロック図である。
【図3】送信データ処理部の(7,4)短縮ハミング符
号の符号化回路を示すブロック図である。
【図4】受信データ処理部の硬判定復号回路を示すブロ
ック図である。
【図5】受信データ処理部の軟判定復号回路を示すブロ
ック図である。
【図6】(7,4)短縮ハミング符号のトレリス線図を
示す説明図である。
【図7】(7,4)短縮ハミング符号を硬判定復号した
場合及び軟判定復号した場合の受信電力対雑音電力密度
比とビット誤り率との関係を示す特性線図である。
【図8】送信データ処理部の(15,10)短縮ハミン
グ符号の符号化回路を示すブロック図である。
【図9】(15,10)短縮ハミング符号のトレリス線
図を示す説明図である。
【図10】(15,10)短縮ハミング符号を硬判定し
た場合及び軟判定した場合の受信電力対雑音電力密度比
とビット誤り率との関係を示す特性線図である。
【図11】(15,11)ハミング符号のトレリス線図
を示す説明図である。
【図12】(15,11)ハミング符号を硬判定した場
合及び軟判定した場合の受信電力対雑音電力密度比とビ
ット誤り率との関係を示す特性線図である。
【図13】本発明の第2の実施形態を示す無線通信装置
のブロック図である。
【図14】第2の実施形態における送信電力制御部の制
御処理手順を示すフローチャートである。
【図15】第2の実施形態における動作の説明に供する
タイムチャートである。
【図16】第2の実施形態の搬送波帯における信号対ノ
イズ電力比とビット誤り率との関係を示す特性線図であ
る。
【符号の説明】
1 プリンタ(マスタ無線通信機器) 2 携帯型情報端末(スレーブ無線通信機器) 3 ノート型パーソナルコンピュータ(スレーブ無線通
信機器) 10 無線通信装置 21 送受信アンテナ 22 送受信切換回路 24 受信回路 25 送信回路 26 ローノイズアンプ 27 ミキサー 30,32 中間周波アンプ 33 検波回路 40 周波数シンセサイザ 50 ベースバンド信号処理装置 51 受信データ処理部 51A 硬判定復号部 51B 軟判定復号部 51C 選択部 51D 選択制御部 51E ビット誤り測定部 51F 送信電力制御部 52 周波数ホッピング制御部 53 送信データ処理部 54 通信状態検出部 55 通信制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 5J065 AA01 AB01 AC02 AD01 AD10 AF03 AG02 AG03 AG05 AH21 AH23 5K014 AA01 BA10 EA08 FA11 GA01 5K067 AA23 AA43 DD44 DD45 DD46 EE02 EE25 EE35 GG08 HH22 HH26

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信情報を符号化して近距離無線通信を
    行うマスター無線通信機器とスレーブ無線通信機器とを
    少なくとも有する近距離無線通信装置において、 前記マスター無線通信機器は、スレーブ無線通信機器か
    ら受信した受信通信情報を硬判定復号する硬判定復号手
    段と、前記受信通信情報を軟判定復号する軟判定復号手
    段と、前記スレーブ無線通信機器との通信状態を検出す
    る通信状態検出手段と、該通信状態検出手段でスレーブ
    無線通信機器との通信状態が良好であるときに前記硬判
    定復号手段を選択し、通信状態が不良であるときに前記
    軟判定復号手段を選択する復号選択手段とを備えている
    ことを特徴とする近距離無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記通信状態検出手段は、受信通信情報
    の受信信号強度を測定するように構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の近距離無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記通信状態検出手段は、硬判定復号手
    段及び軟判定復号手段のうちの選択された一方で復号し
    た受信通信情報のビットエラー率を測定するように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の近距離無線
    通信装置。
  4. 【請求項4】 通信情報を符号化して近距離無線通信を
    行うマスター無線通信機器とスレーブ無線通信機器とを
    少なくとも有する近距離無線通信装置において、 前記マスター無線通信機器は、スレーブ無線通信機器か
    ら受信した受信通信情報を軟判定復号する軟判定復号手
    段と、該軟判定復号手段で復号した受信通信情報の通信
    品質が予め設定した設定通信品質以下であるか否かを判
    定する通信品質判定手段と、該通信品質判定手段で、受
    信通信情報の通信品質が設定通信品質以上であるとき
    に、前記スレーブ無線通信機器に対して送信電力の低下
    を要求する電力低下要求情報を送信する通信相手電力制
    御手段とを備え、前記スレーブ無線通信機器は、前記マ
    スター無線通信機器から電力低下要求情報を受信したと
    きに、自己の送信電力を段階的に減少させる送信電力低
    下手段を備えていることを特徴とする近距離無線通信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記通信品質判定手段は、受信通信情報
    のビットエラー率を測定し、該ビット誤り率が予め設定
    した設定ビット誤り率以下であるか否かを判定するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項4記載の近距
    離無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記軟判定復号手段は、最尤復号を行う
    最尤復号手段で構成されていることを特徴とする請求項
    1乃至5の何れかに記載の近距離無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記軟判定復号手段は、ビタビ復号を行
    うビタビ復号手段で構成されていることを特徴とする請
    求項1乃至5の何れかに記載の近距離無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記ビタビ復号手段は、スレーブ無線通
    信機器から受信する(15,10)ハミング符号をビタ
    ビ復号するように構成されていることを特徴とする請求
    項7記載の近距離無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記ビタビ復号手段は、スレーブ無線通
    信機器から受信する(15,11)ハミング符号をビタ
    ビ復号するように構成されていることを特徴とする請求
    項7記載の近距離無線通信装置。
  10. 【請求項10】 マスター無線通信機器及びスレーブ無
    線通信機器間で通信情報を符号化して送受信する近距離
    無線通信方法において、 前記マスター無線通信機器は、スレーブ無線通信機器か
    ら受信した受信通信情報を、通信状態が良好であるとき
    に硬判定復号し、通信状態が不良であるときに軟判定復
    号することを特徴とする近距離無線通信方法。
  11. 【請求項11】 マスター無線通信機器及びスレーブ無
    線通信機器間で通信情報を符号化して送受信する近距離
    無線通信方法において、 前記マスター無線通信機器は、スレーブ無線通信機器か
    ら受信した受信通信情報を軟判定復号し、該軟判定復号
    時の受信通信情報の通信品質が予め設定した設定通信品
    質以下であるか否かを判定し、受信通信情報の通信品質
    が設定通信品質を維持しているときに、前記スレーブ無
    線通信機器に対して送信電力の減少を要求することを特
    徴とする近距離無線通信方法。
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