JP2003046344A - 増幅装置 - Google Patents

増幅装置

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JP2003046344A JP2001233523A JP2001233523A JP2003046344A JP 2003046344 A JP2003046344 A JP 2003046344A JP 2001233523 A JP2001233523 A JP 2001233523A JP 2001233523 A JP2001233523 A JP 2001233523A JP 2003046344 A JP2003046344 A JP 2003046344A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィードフォワード増幅器の合成器における
出力損失、熱発生をなくす。 【解決手段】 入力信号は振幅位相調整器17−主増幅
器16を通り、増幅信号が分配合成器15より遅延線路
19へ出力され、また遅延線路18を通り、分配合成器
15へ供給され、主増幅器16で発生した歪成分が振幅
位相調整器22−補助増幅器23へ供給される。遅延線
路19の出力、補助増幅器23の出力はそれぞれアンテ
ナ31,32で電波として放射され、これら電波が空間
合成され、無線信号電波中の歪成分と、歪成分電波とが
逆位相段される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は主として高周波帯
で使用される線形増幅装置であって、主増幅器の非線形
特性に基づく歪成分を検出してその歪成分を補助増幅器
により増幅した後、主増幅器の出力信号と合成して歪成
分の相殺を行うフィードフォワード増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信用送信装置の出力段に用いられ
る複数の無線(高周波)信号を共通に増幅する高出力増
幅装置においては、高出力増幅装置の有する非線形性に
より次に記す運用上の制限が必要となる。一般に高出力
増幅装置は入力電力が上昇し出力飽和点に近づくに従い
歪発生量が増加するので、動作点をより低い入力レベル
に下げて動作させる。出力飽和点から動作点を下げるこ
とをバックオフといい、そのレベル低下量をバックオフ
量という。ここでは、入力に対する出力電力が線形的で
あると予想される点から2dB下の点である、2dB−
Compression pointを出力飽和点として考える。一方、
高出力増幅装置は動作点が出力飽和点近傍動作時に、電
力効率と出力電力が最大となり、動作点を下げる(バッ
クオフ量を大きくする)ほど電力効率と出力電力が低く
なる。そこで、歪補償回路を用いて高出力増幅装置で発
生する歪量の低減を図り、通信条件を満足する歪発生量
以下となるバックオフ量を小さくし、効率の高い動作点
で高出力増幅装置を運用することが行われている。
【0003】従来様々な歪補償方法が提案されている
が、フィードフォワード増幅装置は歪の補償量が大き
く、プリディストーション型やフィードバック型に比べ
帯域も広いため、移動体通信の基地局の増幅装置として
用いられている。従来のフィードフォワード増幅装置の
例を図6に示す。入力端子11よりの無線信号は分配器
12により主増幅器信号経路13と線形信号経路14と
に分配されて分配合成器15へ供給される。主増幅器信
号経路13には主増幅器16が挿入され、更にこの例で
は振幅位相調整器17が主増幅器16の前段側に挿入さ
れている。線形信号経路14には遅延線路18が挿入さ
れている。分配合成器15の一方の出力端よりの主増幅
器出力信号は遅延線路19を通じて合成器21へ供給さ
れ、分配合成器15の他方の出力端よりの歪成分は振幅
位相調整器22を通じ、更に補助増幅器23で増幅され
て合成器21へ供給され、合成器21の出力はアンテナ
24へ供給される。
【0004】主増幅器16で発生した相互変調歪成分の
みを、分配合成器15から取り出して補助増幅器23で
増幅し、主増幅器16の出力と補助増幅器23の出力を
合成器21で合成する際に相互変調歪成分が逆相となり
打消しあうように各振幅位相調整器17,22を調整す
る。例えば図7に示すように2波の無線信号S1,S2
が入力され、主増幅器16の出力に信号S1,S2以外
に歪成分Dが発生する。分配合成器15の一方の出力に
は、信号S1,S2が互いに逆位相で打消され、歪成分
Dのみが得られ、補助増幅器23の出力の歪成分Dは遅
延線路19の出力信号中の歪成分Dと同振幅逆位相とさ
れ、合成器21、この例では3dB方向性結合器で両信
号が合成され、歪成分Dが相殺され、主として無線信号
S1,S2が出力される。
【0005】なお分配合成器15で歪成分Dのみが得ら
れるように逆位相合成は振幅位相調整器17による調整
の他に、分配器12又は分配合成器15における入出力
端子間の移相量を適当に設定することにより実現する
か、主増幅器16での位相反転を利用するなどの方法で
実現する。しかし、従来のフィードフォワード増幅装置
では主増幅器16の出力と補助増幅器23の出力とを合
成する合成器21を用いるため、合成器21で電力損失
が生じるという問題点がある。例えば合成器21での電
力損失が10%の場合、主増幅器16の信号出力が1k
Wとすると合成器21で100Wの電力が失われ熱に変
る。
【0006】例えば一般的な合成器21として図7に示
すように3dB方向性結合器を用いた場合、相互変調歪
は抵抗素子25で熱に変るが、信号成分の約半分も、抵
抗素子25で熱に変ってしまう。主増幅器16の信号出
力が1kWの場合500Wは熱に変り、アンテナ24で
の出力は500Wしか得られない。また、主増幅器16
の信号成分の低減を抑えるため、図8に示すように合成
器21として10dB方向性結合器を用いた場合、主増
幅器16の損失は小さいが、主増幅器16の相互変調歪
成分を打消すために補助増幅器23で増幅する相互変調
歪成分Dは主増幅器16の出力の相互変調歪成分よりも
10dB高いレベルが要求される。このため補助増幅器
23はより高い飽和出力が必要となり、補助増幅器23
にかかる電力が増大する。電力効率が最も高くなる出力
飽和点近傍では信号対歪比が12dB程度となる。この
ような飽和点近傍の歪を10dB方向性結合器を用いた
フィードフォワード増幅装置で補償する場合、補助増幅
器23は主増幅器16と同程度の飽和出力が必要とな
る。さらに、補助増幅器23にかかる電力は全て熱とな
る。
【0007】これは特に通信衛星搭載増幅装置のように
kW級の大電力が要求され、電力容量、排熱容量が限ら
れたシステムでは非常に問題となる。また、従来のフィ
ードフォワード増幅装置は主増幅器1台に対し補助増幅
器を1台用いていたため、軽量化が求められる衛星搭載
用アクティブフェーズドアレーアンナテ用増幅器として
は適さないという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、従
来のフィードフォワード増幅装置で生じた主増幅器の出
力と補助増幅器の出力とを合成する電力合成器での電力
損失をなくし、または補助増幅器に必要な電力を低減
し、高効率かつ低歪の増幅装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明はフィードフォ
ワード増幅装置において主増幅器の出力と補助増幅器の
出力とを、合成器を用いず、各々アンテナより電波とし
て空間に放射し、空間的に合成する。この際に信号成分
のメインビーム(電波主ビーム)方向において歪成分が
逆相で合成され、歪成分が低減される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に請求項1記載の発明の実施
例を示し、図6と対応する部分に同一参照番号を付けて
ある。この実施例では遅延線路19の出力側がアンテナ
31に接続され、補助増幅器23の出力側がアンテナ3
2に接続される。アンテナ31とアンテナ32から放射
された複数無線信号および相互変調歪が空間的に合成
し、所望の信号伝送方向において、相互変調歪成分を、
空間的に逆相で合成させることにより低減させる。
【0011】図6に示した従来のフィードフォワード増
幅装置における、主増幅器の出力と補助増幅器の出力と
を合成する合成器を用いないで、主増幅器の出力と補助
増幅器の出力を各々アンテナ31とアンテナ32に供給
して空間的に合成し、所望の信号伝送方向において歪成
分が低減するように振幅位相調整器22を調整する。図
2に示すように、主増幅器信号経路13に遅延線路18
を挿入し、線形信号経路14に振幅位相調整器17を挿
入してもよい。次にN台の主増幅器で発生した歪成分を
1台の補助増幅器の出力で、打消すことを空間的に電力
合成により行う実施例を説明する。
【0012】複数の増幅器を用いてアクティブフェーズ
ドアレーアンテナシステムを構成する場合、図9に示す
ように、複数の入力信号はビーム形成回路34により、
振幅・位相が設定されて各増幅器35−1〜35−Nへ
供給される。このような場合、信号成分の位相を増幅器
35−1〜35−Nの内部で調整する回路構成は望まし
くない。この点より図1に示したように、主増幅器16
の前段に振幅位相調整器17を用いるのは好ましくな
く、図2に示したように主増幅器信号経路13には遅延
線路18を挿入し、線形信号経路14に振幅位相調整器
17を挿入する。このため歪成分の検出、歪成分の相殺
のための振幅・位相調整の際に、主増幅器に入力する信
号成分の振幅・位相が変化しない回路構成となってい
る。
【0013】この場合の実施例を図3に示す。入力され
た複数の無線信号ビーム形成回路34で分配、合成さ
れ、N(Nは2以上の整数)個の信号として出力され
る。これらN個の出力信号はN個の分配器12−1〜1
2−Nへ供給される。各分配器12−i(i=1,2,
…,N)より後段は、図2に示した構成に対し、補助増
幅器23及びアンテナ32が省略されている以外は同様
に構成される。つまり各分配器12−iに対し、遅延線
路18−i−主増幅器16−iと振幅位相調整器17−
iが接続され、これらの出力側に分配合成器15−iが
接続され、この分配合成器15−iに対し遅延線路19
−i−アンテナ31−iと振幅位相調整器22−iとが
接続されている。
【0014】この実施例ではN個の振幅位相調整器22
−1〜22−Nよりの各歪成分は合成器41で合成され
て補助増幅器23に供給され、補助増幅器23の出力が
アンテナ32より電波として放射される。アンテナ31
−1〜31−Nからの放射された各無線信号電波とアン
テナ32から放射された相互変調歪成分電波とが空間的
に合成され、所望の信号伝送方向において、相互変調歪
成分電波と無線信号電波中の相互変調歪成分電波とが空
間的に逆相で合成され、それぞれの無線信号電波中の相
互変調歪成分が低減される。
【0015】図1及び図2に示した各実施例では主増幅
器16の1台に対し補助増幅器23を1台用いたが図3
に示した実施例ではN台(Nは2以上の整数)の主増幅
器16−1〜16−Nに対し、1台の補助増幅器23を
用いている。この場合、飽和電力が大きい補助増幅器2
3が必要となるが、補助増幅器23の個数および補助増
幅器23を接続するアンテナ32の個数も各々1つで済
むため部品点数の削減につながる。これは装置の軽量化
が求められる衛星搭載機器にとって非常に有用である。
【0016】次に無線信号電波の歪成分と歪成分電波と
を空間的により確実に相殺させる実施例を図4Aに示
し、図2と対応する部分に同一参照番号を付けてある。
この実施例ではこの増幅装置の出力信号を電波として受
信する相手の受信機43の受信情報に基づき、振幅位相
調整器22の振幅位相を調整して空間的相殺作用がより
確実に行われるようにする。例えば主増幅器16におけ
る複数増幅段の途中に注入器44を挿入し、パイロット
信号発生器45から、無線信号周波数帯外であるが、主
増幅器16の増幅周波数帯の周波数のパイロット信号を
注入する。このパイロット信号は増幅器16の歪成分と
共に分配合成器15から振幅位相調整器22へ入力され
ることになる。受信機43でアンテナ31及び32より
両電波の合成されたものが受信され、受信機43の受信
信号からパイロット抽出器46によりパイロット信号を
取出し、そのパイロット信号を送信機47により増幅装
置の受信機48へ送信する。受信機48は受信したパイ
ロット信号を制御器49へ供給し、制御器49はパイロ
ット信号のレベルが小さくなるように振幅位相調整器2
2を調整する。
【0017】このようにして無線信号電波中の歪成分
と、歪成分電波との空間的合成による相殺をより確実に
行うことができる。なおパイロット抽出器46によるパ
イロット信号の抽出は必要に応じて受信信号を増幅した
後に行ってもよい。パイロット信号の制御器49への送
信は有線によってもよい。このような受信情報により、
歪成分の空間的相殺をより確実に行わせることは図1及
び図3に示した実施例にも適用でき、その場合は、図4
Aに示したように受信情報の伝送手段、振幅位相調整器
22又は22−iに対する制御器を設ければよい。例え
ば図4Bに示すように図3に示した増幅装置が通信衛星
51に搭載され、この通信衛星51の電波を受信する受
信局装置52−1〜52−Nより上述したような受信情
報も通信衛星51へ送信する。
【0018】図3に示した増幅装置において、図5Aに
示すように補助増幅器23の出力を電波として放射する
アンテナ32に対する、無線信号電波を放射する各アン
テナ31−1〜31−Nまでの各距離L1〜LNが L1=L2=L3=…=LN となるようなアンテナ31−1〜31−N,32をアレ
ーアンテナとすることが好ましい場合がある。衛星搭載
用機器は信頼性を高めるため部品点数を削減することが
望まれるため、アクティブフェーズドアレーアンテナで
は同じ特性の増幅器を用いることが多い。またアレーア
ンテナではグレーティングローブを抑えるために、アン
テナの素子間隔を半波長から1波長の間に設定すること
が多い。同様に歪成分のグレーティングローブを抑える
には、主増幅器が接続されたアンテナ31−iと補助増
幅器が接続されたアンテナ32との素子間隔も半波長か
ら1波長の間にすることが望ましい。複数無線信号の共
通増を行う場合どの主増幅器16−iも同じ周波数帯の
信号を出力するため、アンテナ素子間隔は等しい場合解
析や調整が単純である。そのため補助増幅器23が接続
されたアンテナ32を中心とした同心円上に主増幅器1
6−iが接続されたアンテナ31−iを配置する場合が
最も有用である。例えば図5Bに示すように三角配列7
素子平面アレーアンテナの場合の構成例を示す。アンテ
ナ31−1〜31−6はアンテナ32を中心とする円上
にこの例では等間隔で配される。アンテナ32は、主増
幅器16−1〜16−6の各相互変調歪成分を合成し補
助増幅器23により増幅して放射する。アンテナ31−
1〜31−6は主増幅器16−1〜16−6でそれぞれ
増幅された信号および発生した相互変調歪成分を放射す
る。アンテナ32とアンテナ31−1〜31−6からそ
れぞれ放射された電力は空間的に合成され、所望の信号
伝送方向においては相互変調歪成分は逆相となり打ち消
し合うように振幅位相調整器22−1〜22−6を調整
する。
【0019】
【発明の効果】この発明の効果を確認するための計算機
シミュレーションの結果を以下に示す。図5Bに示した
実施例において、アンテナ31−1〜アンテナ31−6
から信号成分のみを放射し、アンテナ32からは信号を
放射しない場合のアレーファクタを図10Aに示す。図
5Bにおいて、アンテナアンテナ31−1〜31−6、
32の中心、図においてはアンテナ32を示す円の中心
を座標の原点と、これらアンテナ31−1〜31−6、
32の配列面に直交するX軸、Y軸をとり、これらX軸
とY軸と直交するZ軸をとり、Y−Z面内のアレーファ
クタを示す。θはZ軸上を0度とし、Z軸に対する角度
である。θ=0度方向にピークがある。
【0020】一方、アンテナ31−1〜31−6から同
振幅、同位相で歪成分のみを放射し、中心アンテナ32
からその6倍の振幅で逆位相の歪成分を放射させた場合
のアレーファクタの計算結果を図10Bに示す。この図
10Bよりθ=0度、つまり信号の伝送方向では零点を
もち、歪成分がよく相殺され、信号伝送方向では信号対
歪比が高くなり、通信品質を高めることが理解できる。
以上述べたようにこの発明によれば、従来のフィードフ
ォワード増幅器における主増幅器の出力と補助増幅器の
出力とを合成する合成器を用いずに、これら両出力を空
間に放射し、空間的に合成して歪成分を相殺しているた
め、電力合成器が不要であり、その電力合成器での電力
損失が生じない。これにより増幅装置全体の高効率化が
可能となる。また従来熱に変っていた歪成分を空間に分
散することにより発生する熱を低減できるため、特に排
熱能力に限りのある衛星搭載用増幅器への適用において
非常に有用である。
【0021】また複数のフィードフォワード増幅器をア
レーに配列する場合において、1つの補助増幅器を共通
とする場合は、補助増幅器の数を削減できるため、増幅
器全体の軽量化が可能である。これは特に軽量化が要求
される衛星搭載用増幅器にとって非常に重要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すブロック図。
【図2】この発明の第2実施例を示すブロック図。
【図3】アレーアンテナを適用したこの発明の第3実施
例を示すブロック図。
【図4】受信情報で振幅位相調整するようにしたこの発
明の実施例を示すブロック図。
【図5】アンテナ配置を考慮したこの発明の実施例の要
部を示す図。
【図6】従来のフィードフォワード増幅器を示すブロッ
ク図。
【図7】従来のフィードフォワード増幅器の合成器の問
題点を説明するための図。
【図8】従来のフィードフォワード増幅器の合成器の問
題点を説明するための他の例を示す図。
【図9】ビーム形成回路を用いたアクティブフェーズド
アレー装置の構成例を示す図。
【図10】この発明の効果を説明するための計算機シミ
ュレーションによるアレーファクタを示す図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月30日(2001.8.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 克彦 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 中川 匡夫 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5J090 AA01 AA41 CA21 CA36 FA19 GN02 GN07 KA15 KA16 KA68 MA14 TA01 TA02 5J091 AA01 AA41 CA21 CA36 FA19 HA25 KA00 KA15 KA16 KA68 MA14 QA04 SA14 TA01 TA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力無線信号を2つの出力端に分配する
    分配器と、 その分配器の一方の出力端に一端が接続された主増幅器
    信号経路と、 上記分配器の他方の出力端に一端が接続された線形信号
    経路と、 上記主増幅器信号経路に挿入された主増幅器と、 上記主増幅器信号経路及び上記線形信号経路の一方に挿
    入された第1遅延線路と、 上記主増幅器信号経路及び上記線形信号経路の他方に挿
    入された第1位相調整器と、 上記主増幅器信号経路と上記線形信号経路の各他端に2
    つの入力端が接続され、一方の出力端に上記主増幅器信
    号経路の出力信号の一部を出力し、上記主増幅器信号経
    路の出力信号の一部と上記線形信号経路の出力信号とを
    逆相合成して、上記主増幅器で発生した歪成分を他方の
    出力端に出力する分配合成器と、 上記分配合成器の一方の出力端に一端が接続された第2
    遅延線路と、 上記分配合成器の他方の出力端に一端が接続された第2
    振幅位相調整器と、 その第2振幅位相調整器の他端に入力端が接続された補
    助増幅器と、 上記第2遅延線路の他端に接続された第1アンテナと、 上記補助増幅器の出力端に接続され、上記第1アンテナ
    の放射電波と空間的に合成される電波を放射する第2ア
    ンテナとを具備することを特徴とする増幅装置。
  2. 【請求項2】 複数の入力無線信号を分配、合成するビ
    ーム形成回路と、 そのビーム形成回路のN(Nは2以上の整数)個の出力
    端にそれぞれ接続されたN個の分配回路と、 これらN個の分配回路の各一方の出力端にそれぞれ一端
    が接続されたN個の第1遅延線路と、 上記N個の分配回路の各他方の出力端にそれぞれ一端が
    接続されたN個の第1振幅位相調整器と、 上記N個の遅延線路の各他端に入力端がそれぞれ接続さ
    れたN個の主増幅器と、 これらN個の主増幅器の出力端に一方の入力端がそれぞ
    れ接続され、上記N個の第1振幅位相調整器の他端に他
    方の入力端が接続され、主増幅器の出力信号の一部が一
    方の出力端へ出力され、かつ主増幅器の出力信号の一部
    と第1振幅調整器からの信号を各々逆相で合成して主増
    幅器で発生した歪成分を他方の出力端へ出力するN個の
    分配合成器と、 これらN個の分配合成器の一方の出力端に一端がそれぞ
    れ接続されたN個の第2遅延線路と、 これらN個の第2遅延線路の他端にそれぞれ接続された
    N個の第1アンテナ11と、 上記N個の分配合成器の他方の出力端にそれぞれ一端が
    接続されたN個の第2振幅位相調整器と、 これらN個の第2振幅位相調整器の他端にN個の入力端
    がそれぞれ接続され、そのN個の入力端に入力される信
    号を合成して出力端へ出力する合成器と、 その合成器の出力端に入力端が接続された補助増幅器
    と、 その補助増幅器の出力端に接続され、上記N個の第1ア
    ンテナから放射される電波と空間的に合成する電波を放
    射する第2アンテナと、を具備することを特徴とする増
    幅装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の増幅装置におい
    て、 上記第1アンテナ及び上記第2アンテナの放射合成電波
    を受信する受信機と、その受信機の受信情報を上記増幅
    装置へ伝送する伝送手段と、その伝送手段により伝送さ
    れた受信情報に基づき、上記振幅位相調整器を調整する
    制御器とを備えることを特徴とする増幅装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の増幅装置において、 上記第2アンテナとに対する上記N個の第1アンテナと
    の間の各距離が互いに等しくされ、上記N個の第1アン
    テナはアレーアンテナを構成していることを特徴とする
    増幅装置。
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