JP2003045587A - L型回転同軸コネクタプラグ - Google Patents

L型回転同軸コネクタプラグ

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JP2003045587A
JP2003045587A JP2001233832A JP2001233832A JP2003045587A JP 2003045587 A JP2003045587 A JP 2003045587A JP 2001233832 A JP2001233832 A JP 2001233832A JP 2001233832 A JP2001233832 A JP 2001233832A JP 2003045587 A JP2003045587 A JP 2003045587A
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和美 田續
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 特殊な先端形状の同軸コネクタでも取付状態
においてコネクタ部がプラグ部に対して回転可能とす
る。 【解決手段】 コネクタ部10は、断面が略円筒状とさ
れたコネクタ用収納室2b内に嵌着された絶縁性のコネ
クタ用筒状絶縁体12と、該コネクタ用筒状絶縁体12
で保持された中心コンタクト13とからなり、プラグ部
20は、略直交して配置されたプラグ用収納室2a内に
嵌着された絶縁性のプラグ用筒状絶縁体23と、該プラ
グ用筒状絶縁体23で保持された中心導体22と、コネ
クタプラグ本体2の先端に回転可能に固着された回転取
付体21からなる。回転取付体21の内周面には所定高
さのリング状立設部21cが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体の一方にコネ
クタ部が備えられ、他方にプラグ部が備えられたL字状
の形状とされたL型回転同軸コネクタプラグに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信機器やCATV機器等におい
ては、ラックに各回路が収納され、ラックの前面には各
回路のパネルが設けられている。このような機器におい
て、各回路同士を接続する際には、パネルに設けられて
いる同軸コネクタに同軸ケーブルの一側の先端に設けら
れた同軸プラグを接続すると共に、同軸ケーブルの他側
に設けられた同軸プラグを接続したい回路のパネルに設
けられた同軸コネクタに接続するようにしている。この
場合、接続する2つの同軸コネクタが近接配置されてい
る際には、同軸ケーブルをU字状に折り曲げて接続する
ことになるが、このように同軸ケーブルをU字状に折り
曲げると高周波特性が劣化することがあった。
【0003】そこで、これに替える手段としてL型同軸
コネクタプラグを用いて、同軸ケーブルをほぼパネルに
並行になるよう配置することが行われていた。L型同軸
コネクタプラグは、一端にコネクタ部が設けられ、他端
にプラグ部が設けられ全体がL字状の形状とされてい
る。このため、L型同軸コネクタプラグでは、本体内部
においてプラグ部における中心導体とコネクタ部におけ
る中心コンタクトとが直交して配置される必要があり、
L型同軸コネクタプラグ内において中心導体と中心コン
タクトとを接続する作業が繁雑な作業になると共に、L
型同軸コネクタプラグ自体の構成が複雑になっていた。
【0004】そこで、本出願人は中心導体と中心コンタ
クトとを接続する作業を簡易化することのできるL型同
軸コネクタプラグを、特願2000−117545号と
して提案している。このL型同軸コネクタプラグにおい
ては、中心導体と中心コンタクトとを接続する作業を簡
易化することができるという従来なし得なかった作用を
奏することができる。しかし、プラグ部を外部の同軸コ
ネクタに螺着した際に、同軸コネクタの先端がプラグ部
内に圧接されるようになる。これにより、圧接されたプ
ラグと同軸コネクタの先端との間の摩擦力により、L型
同軸コネクタプラグは取り付けられた同軸コネクタに対
して回転できないようになる。したがって、L型同軸コ
ネクタプラグにおけるコネクタ部に接続されている同軸
ケーブルに捻れ等により応力が発生した際に、その応力
が同軸ケーブルに印加されたままとなり、同軸ケーブル
に悪影響を与えたり、L型同軸コネクタプラグや同軸コ
ネクタの破損や緩みの原因になってしまっていた。ま
た、L型同軸コネクタプラグにおけるプラグ部に緩みが
発生すると同軸コネクタとのアースの接続が不完全とな
り、L型同軸コネクタプラグの挿入損失特性および反射
損失特性が劣化し、信号の授受に支障を与えるようにな
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願人は、
取付状態においてコネクタ部がプラグ部に対して回転す
ることのできるL型回転同軸コネクタプラグを特願20
00−255042号として提案している。このL型回
転同軸コネクタプラグは、取付状態においてコネクタ部
がプラグ部に対して回転することができるという画期的
な作用を奏することができる。しかし、L型回転同軸コ
ネクタプラグが取り付けられる同軸コネクタの先端形状
が特殊な形状をしていた場合には、取付状態においてコ
ネクタ部がプラグ部に対して回転することができない場
合が生じるおそれがあった。さらに、同軸コネクタが特
殊な作用を有するための構造を有している場合には、L
型回転同軸コネクタプラグが取り付けられた際に、その
特殊な作用を奏さないおそれがある場合があった。
【0006】以下に、この問題点について図12ないし
図15を参照しながら説明する。図12には、L型回転
同軸コネクタプラグ100が同軸コネクタ150に取り
付けられている状態が断面図で示されている。この図に
示すようにL字状に形成されたコネクタプラグ本体10
2の一方にコネクタ部110が備えられ、他方にプラグ
部120が備えられている。コネクタ部110は、コネ
クタプラグ本体102における断面が略円筒状とされた
コネクタ用収納室102b内に嵌着された絶縁性のコネ
クタ用筒状絶縁体112を備えている。このコネクタ用
筒状絶縁体112は中心コンタクト113を保持してお
り、これによりコネクタ用収納室102bの略中心軸上
に中心コンタクト113が配置されるようになされてい
る。また、プラグ部120は断面が略円筒状とされてい
ると共に、コネクタ用収納室102bと略直交して配置
されたコネクタプラグ本体102におけるプラグ用収納
室102a内に絶縁性のプラグ用筒状絶縁体123が嵌
着されている。このプラグ用筒状絶縁体123は中心導
体122を保持しており、これによりプラグ用収納室1
02aの略中心軸上に中心導体122が配置されるよう
になる。
【0007】この中心導体122の後端は、中心コンタ
クト113の後端に形成されている抱持部113d内に
挿着されて、中心導体122と中心コンタクト113と
は電気的に接続されている。コネクタプラグ本体102
の一端部にはリング状スプリング124が介在されて回
転取付体121が取り付けられている。この場合、コネ
クタプラグ本体102の先端部が拡径されるようにカー
ル加工されて、回転取付体121の内周面に形成されて
いるリング状回転係合部に回転可能に係合されるように
なる。これにより、コネクタプラグ本体102の一端部
に回転可能に回転取付体121が固着されるようにな
る。回転取付体121の内周面には、リング状回転係合
部より先端側に停止用リング状突起121eが形成され
ている。
【0008】このような構成のL型回転同軸コネクタプ
ラグ100を、図13に示すような同軸コネクタ150
に螺着すると、L型回転同軸コネクタプラグ100の停
止用リング状突起121eに同軸コネクタ150の先端
部150aが衝合した際に、同軸コネクタ150にL型
回転同軸コネクタプラグ100が取り付けられるように
なる。この場合、取付状態において同軸コネクタ150
の先端部150aとプラグ用筒状絶縁体123との間に
は間隙が生じるようになることから、L型回転同軸コネ
クタプラグ100が同軸コネクタ150に取り付けられ
た状態において、コネクタプラグ本体102が回転取付
体121に対して回転可能となる。ところが、このよう
なL型回転同軸コネクタプラグ100が、図14に示す
ように先端テーパ部160aが長く形成され、その先端
における径がすぼまっている特殊な形状の同軸コネクタ
160に取り付けられると図12に示す状態となってし
まう。この場合には、同軸コネクタ160の先端テーパ
部160aの先端の径がすぼまっているために、図示す
るようにその先端テーパ部160aが停止用リング状突
起121eを超えてプラグ用筒状絶縁体123の先端面
に衝合するようになる。すると、先端テーパ部160a
とプラグ用筒状絶縁体123の先端面との間の摩擦によ
り、取付状態においてはコネクタプラグ本体102は回
転取付体121に対して回転できないようになってしま
うことになる。
【0009】これを防止するには、プラグ用筒状絶縁体
123の前面を図示する場合より後方に後退すればよい
と考えられる。しかし、プラグ用筒状絶縁体123の前
面を後方に後退させると、特許第2978144号にか
かる図15(a)に示すようなダミー内蔵同軸コネクタ
200にL型回転同軸コネクタプラグ100を取り付け
た際に、ダミーで終端されたままになってしまうように
なる。この理由をダミー内蔵同軸コネクタ200の動作
を簡単に説明することにより述べる。ダミー内蔵同軸コ
ネクタ200にL型回転同軸コネクタプラグ100を取
り付けると、L型回転同軸コネクタプラグ100の停止
用リング状突起121eにダミー内蔵同軸コネクタ20
0における本体部210の先端が衝合する。
【0010】この際に、可動絶縁体211がプラグ用筒
状絶縁体123の先端面に当接すれば弾性体214の弾
力に抗して本体部210内に押し込まれ、図17(b)
に示すようにスイッチ基板213が後方に移動するよう
になる。すると、スイッチ基板213と本体部210と
の電気的接続が絶たれて、スイッチ基板213に組み込
まれたダミーによる終端が解除されるようになる。とこ
ろが、プラグ用筒状絶縁体123の前面を後方に後退さ
せると、L型回転同軸コネクタプラグ100の停止用リ
ング状突起121eにダミー内蔵同軸コネクタ200に
おける本体部210の先端が衝合した際に、可動絶縁体
211の先端面がプラグ用筒状絶縁体123の先端面に
届かず、可動絶縁体211が図17に示すように後方に
移動しないおそれが生じるようになる。この場合は、ダ
ミー内蔵同軸コネクタ200はダミーにより終端され続
けることになり、ダミー内蔵同軸コネクタ200におい
て信号が減衰してしまうようになる。
【0011】そこで、本発明は、特殊な先端形状の同軸
コネクタでも取付状態においてコネクタ部がプラグ部に
対して回転することができると共に、特殊な作用を有す
る構造の同軸コネクタに取り付けた際にその作用を奏す
ることのできるL型回転同軸コネクタプラグを提供する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のL型回転同軸コネクタプラグは、L字状に
形成された本体の一方にコネクタ部が備えられ、他方に
プラグ部が備えられたL型同軸コネクタプラグであっ
て、前記コネクタ部は、前記本体における断面が略円筒
状とされたコネクタ用収納室内に嵌着された絶縁性のコ
ネクタ用筒状絶縁体と、該コネクタ用筒状絶縁体で保持
されることにより、前記コネクタ用収納室の略中心軸上
に配置された中心コンタクトとからなり、前記プラグ部
は、断面が略円筒状とされていると共に、前記コネクタ
用収納室と略直交して配置された前記本体におけるプラ
グ用収納室内に嵌着された絶縁性のプラグ用筒状絶縁体
と、該プラグ用筒状絶縁体で保持されることにより、前
記プラグ用収納室の略中心軸上に配置されて、後端が前
記中心コンタクトの後端に電気的に接続されている中心
導体と、前記本体の一端部に回転可能に固着されている
と共に、外部の同軸コネクタに固着可能とされている回
転取付体と、該回転取付体の内周面に形成された前記中
心導体に接触しないように所定の高さでほぼ垂直に立設
されているリング状立設部とからなり、前記回転取付体
を外部の同軸コネクタに取り付けた際に、該同軸コネク
タの先端が前記リング状立設部に衝合することにより、
前記本体が前記回転取付体に対して回転可能とされてい
る。
【0013】また、上記本発明のL型回転同軸コネクタ
プラグにおいて、前記本体の先端縁が拡径されるように
加工されることにより、前記先端縁が前記回転取付体の
内周面に形成されている回転係合部に回転可能に係合さ
れて、前記回転取付体が前記本体に対して回転可能に固
着されており、前記回転取付体の内周面と前記本体の先
端部における嵌合筒状部の外周面との間にリング状スプ
リングが介在されていてもよい。さらに、本発明のL型
回転同軸コネクタプラグにおいて、前記リング状スプリ
ングは、前記回転取付体の内周面に形成されたスプリン
グ収納部の溝内から抜け出ないように収納されていても
よい。
【0014】このような本発明によれば、プラグ部にお
ける回転取付体を外部の同軸コネクタに取り付けた際
に、同軸コネクタの先端が回転取付体の内周面に形成さ
れているリング状立設部に衝合するようになる。これに
より、同軸コネクタの先端の径が細くされている図14
に示すような同軸コネクタであっても、取付状態におい
てコネクタ部をプラグ部に対して回転可能とすることが
できる。また、同軸コネクタが図15に示すような構造
を有していても、可動絶縁体はリング状立設部により確
実に押し込められるようになるので、その作用を確実に
奏することができるようになる。
【0015】この結果、L型回転同軸コネクタプラグに
おけるコネクタ部に接続されている同軸ケーブルに応力
が発生してもその応力は、本体と共に同軸ケーブルが回
転することにより取り除かれ、同軸ケーブルに悪影響が
残らないようになる。さらに、応力が取り除かれるため
L型回転同軸コネクタプラグが緩むことを防止すること
ができるようになる。また、このようにL型回転同軸コ
ネクタプラグを取り付けた状態において本体が回転可能
に構成されていても、回転取付体内に収納されたリング
状スプリングにより確実なアース接続を行うことができ
るため、L型回転同軸コネクタプラグの電気的特性が劣
化することはない。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかるL型
回転同軸コネクタプラグ全体の構成を図1に示す。ただ
し、図1(a)は本発明にかかるL型回転同軸コネクタ
プラグの平面図であり、図1(b)はその正面図であ
り、図1(c)はその底面図である。図1(a)(b)
(c)に示すように本発明にかかるL型回転同軸コネク
タプラグ1は、導電性の例えば金属製とされたL字状の
コネクタプラグ本体2からなり、その一端がプラグ部2
0とされ、プラグ部20にほぼ直交する他端部にコネク
タ部10が形成されている。このコネクタ部10は、外
周にネジが形成された円筒状のコネクタネジ部11を備
えており、このコネクタネジ部11内には図1(c)に
示すように、同軸状に中心コンタクト13と、中心コン
タクト13を保持するコネクタ用筒状絶縁体12とが収
納配置されている。また、プラグ部20は外形が六角形
とされた回転取付体21と、図1(b)に示すように回
転取付体21に略同軸に配置された中心導体22と、中
心導体22を保持する後述するプラグ用筒状絶縁体23
とが収納配置されている。プラグ用筒状絶縁体23の前
面に位置して、図1(b)に示すようにリング状立設部
21cが回転取付体21の内周面からほぼ垂直に立設さ
れている。この回転取付体21は、コネクタプラグ本体
2に回転可能に固着されており、パネル等に設けられた
同軸コネクタに螺着される部分である。
【0017】このような本発明にかかるL型回転同軸コ
ネクタプラグ1の詳細な構成を、図2に示す分解組み立
て図、図3ないし図5に示すL型回転同軸コネクタプラ
グ1の構成を示す断面図、および、図6ないし図11に
示す部品図を参照しながら以下に説明する。ただし、図
3は本発明にかかるL型回転同軸コネクタプラグの構成
を断面図で表した平面図であり、図4は本発明にかかる
L型回転同軸コネクタプラグを特殊な機能を有する同軸
コネクタに取り付けた状態を断面図で表した平面図であ
り、図5は本発明にかかるL型回転同軸コネクタプラグ
を特殊な先端形状の同軸コネクタに取り付けた状態を断
面図で表した上面図であり、図6は中心コンタクトを保
持するコネクタ用筒状絶縁体12の構成を示す図であ
り、図7はコネクタプラグ本体2の構成を示す図であ
り、図8は回転取付体21の構成を示す図であり、図9
はプラグ用筒状絶縁体23の構成を示す図であり、図1
0は中心導体22の構成を示す図であり、図11は中心
コンタクト13の構成を示す図である。
【0018】まず、本発明の実施の形態に係るL型回転
同軸コネクタプラグ1の組立方法を説明する。コネクタ
プラグ本体2は、図2および図7に示すようにL字状に
ダイキャスト等により作成されている。L型回転同軸コ
ネクタプラグ1を組み立てる際には、まず、このL型の
コネクタプラグ本体2の一端に形成されているプラグ用
収納室2a内に、プラグ用筒状絶縁体23を嵌着する。
この際に、図9(c)に示すように合成樹脂製とされた
プラグ用筒状絶縁体23の後部は上下がカットされて上
下対称に構成されており、プラグ用収納室2aの断面形
状が図7(b)(d)に示すように中途からD字状、奥
はプラグ用筒状絶縁体23の後部と同様の形状とされて
いるので、プラグ用筒状絶縁体23はプラグ用収納室2
aに対して位置決めされて嵌着されるようになる。この
ように、プラグ用筒状絶縁体23をプラグ用収納室2a
に対して位置決めするのは、図9(a)(b)(e)に
示すようにプラグ用筒状絶縁体23の後部23cに、中
心コンタクト13の後端に形成されている抱持部13d
が収納される抱持部収納部23dが形成されているから
である。
【0019】ついで、図2に示すようにコネクタプラグ
本体2の他端にほぼ直交して形成されたコネクタネジ部
11におけるコネクタ用収納室2b内に、中心コンタク
ト13をほぼ中心軸に沿って保持した状態の合成樹脂製
とされたコネクタ用筒状絶縁体12を嵌着する。この場
合、図7(c)(d)に示すようにコネクタ用収納室2
b内の奥には三角状に突出する三角突部2eが対向して
2つ形成されており、この三角突部2eの斜辺の壁に沿
って案内される第1突部12eおよび第2突部12d
が、図6(a)に示すようにコネクタ用筒状絶縁体12
における筒状部本体12aの後端部に形成されている。
このため、コネクタ用筒状絶縁体12はコネクタ用収納
室2bに対して所定の角度で位置決めされて嵌着される
ようになる。このように、コネクタ用筒状絶縁体12を
コネクタ用収納室2bに対して位置決めするのは、コネ
クタ用筒状絶縁体12に保持されている中心コンタクト
13の抱持部13dをコネクタプラグ本体2内に所定の
角度で配置するためである。
【0020】このようにして、コネクタ用収納室2b内
にコネクタ用筒状絶縁体12を嵌着すると、コネクタ用
筒状絶縁体12の後端部に形成された第1突部12eお
よび第2突部12dにより、コネクタ用収納室2bの奥
に形成されたリング状の突部を、図3および図4に示す
ように挟持するようになる。さらに、コネクタ用筒状絶
縁体12における第1突部12eが形成されている後端
部が、プラグ用筒状絶縁体23の後部23cに嵌入され
るようになる。これにより、図3および図4に示すよう
にコネクタ用筒状絶縁体12がコネクタ用収納室2b内
から抜け出せないように嵌着されると共に、プラグ用筒
状絶縁体23もプラグ用収納室2a内から抜け出せない
ように嵌着されることになる。さらに、コネクタ用筒状
絶縁体12の貫通孔12c内に保持されている中心コン
タクト13における抱持部13dが予め定められた所定
の向きになるように配置されることになる。また、コネ
クタ用筒状絶縁体12における筒状部本体12aの前端
には環状突部12bが形成されており、この環状突部1
2bの外周縁がコネクタ用収納室2bの内周面に当接す
ることにより、貫通孔12c内に保持されている中心コ
ンタクト13がコネクタ用収納室2bのほぼ中心軸上に
配置されると共に、コネクタ用収納室2bは閉塞される
ようになる。
【0021】ここで、中心コンタクト13について図1
1を参照しながら説明する。コネクタ部10に同軸ケー
ブルの先端に設けられた同軸プラグが取り付けられた際
に、中心コンタクト13には当該同軸プラグの中心導体
が挿入されて両者の電気的接続が行われるようにされて
いる。中心コンタクト13は金属板を加工して作成され
ており、図11(e)に示すように断面が例えば6角形
の内の5辺からなるコンタクト基部13aと、コンタク
ト基部13aから前方へ延伸する挟持部13bと、コン
タクト基部13aから後方へ延伸する延伸部13cから
構成されている。また、延伸部13cの先端には中心コ
ンタクト13の中心軸とほぼ直交する方向にプラグ部2
0における中心導体22を弾性的に保持する抱持部13
dが形成されている。挟持部13bは図11(g)に示
されているように断面がくの字状に折曲されて十分な挟
持力を有するようにされており、その先端は拡開されて
同軸プラグの中心導体を挿入しやすくされている。さら
に、挟持部13bはその構造上、ある程度径の異なる中
心導体であっても挟持して電気的接続を確実に行うこと
ができる。また、抱持部13dには縦方向にスリットが
全体にわたり形成されており、これにより抱持部13d
は弾性を持って中心導体22を確実に抱持することがで
きるようにされている。
【0022】このような中心コンタクト13が、コネク
タ用筒状絶縁体12により保持されてコネクタ用収納室
2b内に収納されると、その抱持部13dがプラグ用収
納室2a内に収納されたプラグ用筒状絶縁体23の抱持
部収納部23dに位置するようになる。この際に、抱持
部13dは予め定められた向きになるように配置され、
この状態において図2に示すように中心導体22をプラ
グ用筒状絶縁体23に挿通する。中心導体22は、図2
の拡大図および図10に示すように、細長い棒状とされ
ており、金メッキ等された金属製とされている。中心導
体22のほぼ半ばまでには中心導体部22aが形成さ
れ、この中心導体部22aに連接して径が太くされた嵌
合部22cが形成されており、嵌合部22cの中途には
テーパ部22bが形成されている。さらに、嵌合部22
cは延伸されて若干径が細くされた接続部22dが形成
されている。また、図9に示すようにプラグ用筒状絶縁
体23の円筒状の筒状前部23bには、ほぼ中央に嵌挿
孔23aが形成されており、この嵌挿孔23aは後部2
3cに形成された抱持部収納部23dまで連通してい
る。すなわち、中心導体22をプラグ用筒状絶縁体23
の嵌挿孔23aに挿通していくと、テーパ部22bが形
成されている中心導体22の嵌合部22cがプラグ用筒
状絶縁体23に形成された嵌挿孔23aに挿通されるよ
うになる。さらに、挿通していくと中心導体22の接続
部22dが抱持部収納部23dに達して、抱持部収納部
23dに位置している抱持部13d内に嵌入されるよう
になる。
【0023】そして、接続部22dの先端が、図9
(e)に示すプラグ用筒状絶縁体23における後面壁部
23eに形成された保持穴内に図3に示すように挿入さ
れるまで、中心導体22は嵌挿孔23a内に挿入されて
いく。この場合、嵌合部22cに形成されているテーパ
部22bの作用により、中心導体22は嵌挿孔23aか
ら抜け出ないように確実に係合されるようになる。ま
た、中心コンタクト13における抱持部13dには、図
11(b)(c)に示すようにスリットが形成されて弾
性を有するようにされているので、抱持部13dに挿入
された接続部22dとは確実に電気的に接続されるよう
になる。これによりコネクタ部10が構成され、中心導
体22における接続部22dが、中心コンタクト13に
おける抱持部13dに電気的に接続されるため、ほぼ直
交配置された中心導体22と中心コンタクト13とが電
気的に接続されるようになる。このように、本発明にか
かるL型回転同軸コネクタプラグ1においては、ほぼ直
交配置された中心導体22と中心コンタクト13との接
続を簡単な作業により行うことができる。
【0024】ついで、コネクタプラグ本体2におけるプ
ラグ用収納室2aの外周に形成された嵌合筒状部2dに
回転取付体21を取り付けるのであるが、回転取付体2
1の外形は六角ナットと同様に六角形とされており、金
属製とされている。回転取付体21は、図8(b)に示
すように、回転取付体21の内周面の前部に外部の同軸
コネクタに螺着する取付ネジ部21dが切られている。
また、回転取付体21の内周面の後部にはリング状スプ
リング24が収納されるスプリング収納部21aが形成
されており、内周面の取付ネジ部21dの後にリング状
に立設している所定高さとされたリング状立設部21c
が形成され、さらにその後に前側がテーパ状に形成され
ている断面くさび状のリング状回転係合部21bが形成
されている。さらにまた、後端にはリング状スプリング
24が抜け出ないように係止するための係止突起21e
が形成されており、前端には突出部21fが形成されて
いる。
【0025】このように構成された回転取付体21にお
けるスプリング収納部21aにリング状スプリング24
を収納する。この状態において、回転取付体21をコネ
クタプラグ本体2におけるプラグ用収納室2aの嵌合筒
状部2dに嵌挿する。次いで、図7(a)(b)(c)
に示すようにコネクタプラグ本体2の先端に形成されて
いるカール加工部2cが拡径されるようにカール加工を
施す。この場合、カール加工を施す工具は回転取付体2
1の前面側から挿入する。カール加工が施されることに
より、カール加工部2cが図3に示すように拡径され
て、回転取付体21の内周面に断面くさび状に形成され
たリング状回転係合部21bに回転可能に係合するよう
になる。これにより、回転取付体21がコネクタプラグ
本体2に回転可能に固着されて、プラグ部20が構成さ
れるようになる。なお、この際に回転取付体21内に収
納されたリング状スプリング24がコネクタプラグ本体
2の嵌合筒状部2dに弾接するため、回転取付体21と
コネクタプラグ本体2とは、相互に回転可能とされてい
てもリング状スプリング24を介して電気的に確実に接
続されるようになる。これにより、プラグ部20が図3
に示すように構成されるようになる。
【0026】このようにして組み立てられた本発明にか
かるL型回転同軸コネクタプラグ1を、パネル等に設け
られた特殊な機能を有するダミー内蔵同軸コネクタ20
0に取り付けた状態を断面図で表した平面図が図4に示
されている。図4に示すように、本発明にかかるL型回
転同軸コネクタプラグ1をダミー内蔵同軸コネクタ20
0に螺着した際に、ダミー内蔵同軸コネクタ200にお
ける本体部210の先端が回転取付体21の内周面から
立設されているリング状立設部21cの前面に衝合され
ると共に、前部に設けられている可動絶縁体211もリ
ング状立設部21cの前面に衝合されるようになる。こ
れにより、ダミー内蔵同軸プラグ200のそれ以上の進
入は停止されると共に、可動絶縁体211が図示するよ
うに後方に移動するようになる。さらに、スイッチ基板
213が弾性体214に抗して後方に移動してスイッチ
基板213上に搭載されたダミーによる終端が解除され
るようになる。このような取付状態において、ダミー内
蔵同軸コネクタ200の先端とプラグ用筒状絶縁体23
との間には図4に示すようにリング状立設部21cが介
在していると共に、リング状立設部21cとプラグ用筒
状絶縁体23との間には間隙が存在するようになる。こ
の構成が、本発明の実施の形態のL型回転同軸コネクタ
プラグ1において、特徴的な構成とされている。
【0027】これにより、回転取付体21がダミー内蔵
同軸コネクタ200に螺着されて固着された際に、上記
した間隙の存在によりコネクタプラグ本体2は回転取付
体21に対して回転可能となり、コネクタプラグ本体2
は被取付体であるダミー内蔵同軸コネクタ200に対し
て回転可能となる。すなわち、コネクタ部10に同軸ケ
ーブルの先端に設けられた同軸プラグが接続されてい
て、この同軸ケーブルに捻れ等が発生して応力が発生さ
れた際に、同軸ケーブルがコネクタプラグ本体2と共に
回転して応力を取り除くことができるようになる。
【0028】また、本発明にかかるL型回転同軸コネク
タプラグ1を、パネル等に設けられた特殊な先端形状の
同軸コネクタ160に取り付けた状態を断面図で表した
上面図が図5に示されている。図5に示すように、本発
明にかかるL型回転同軸コネクタプラグ1を同軸コネク
タ160に螺着した際に、同軸コネクタ160のテーパ
が形成されて径がすぼめられている先端テーパ部160
aが、回転取付体21の内周面から立設されているリン
グ状立設部21cの前面に衝合されるようになる。これ
により、同軸コネクタ160の径がすぼめられた先端テ
ーパ部160aのそれ以上の進入は停止される。この状
態において、同軸コネクタ160の先端とプラグ用筒状
絶縁体23との間には図5に示すようにリング状立設部
21cが介在していると共に、リング状立設部21cと
プラグ用筒状絶縁体23との間には間隙が存在するよう
になる。
【0029】これにより、回転取付体21が同軸コネク
タ160に螺着されて固着された際に、上記した間隙の
存在によりコネクタプラグ本体2は回転取付体21に対
して回転可能となり、コネクタプラグ本体2は被取付体
である同軸コネクタ160に対して回転可能となる。す
なわち、コネクタ部10に同軸ケーブルの先端に設けら
れた同軸プラグが接続されていて、この同軸ケーブルに
捻れ等が発生して応力が発生された際に、同軸ケーブル
がコネクタプラグ本体2と共に回転して応力を取り除く
ことができるようになる。なお、リング状立設部21c
の高さは、可動絶縁体211の外径や先端テーパ部16
0aの径より高いと共に、中心導体22に接触しないよ
うな高さとすればよいが、カール加工用の工具をリング
状立設部21cを通してカール加工を施す都合上から、
それらの兼ね合いで決定するようにする。
【0030】以上説明したように、L型回転同軸コネク
タプラグ1のプラグ部20を同軸コネクタ160やダミ
ー内蔵同軸コネクタ200に取り付けた状態において、
プラグ部20に対してコネクタ部10が回転可能とされ
ていても、コネクタプラグ本体2と回転取付体21との
電気的接続は、その間に介在するリング状スプリング2
4により行われるようになる。これにより、同軸コネク
タ160やダミー内蔵同軸コネクタ200の本体部、回
転取付体21およびコネクタプラグ本体2を介して行わ
れるアースの接続が確実に行われるようになる。また、
リング状スプリング24は、所定高さを有する係止突起
21eにより形成される溝内に収納されているため、平
らになるまで押し潰されることはなく、スプリング作用
を失うことがないようにされている。
【0031】また、L型回転同軸コネクタプラグ1を同
軸コネクタ160やダミー内蔵同軸コネクタ200に取
り付ける際には、回転取付体21を回転させて、回転取
付体21の取付ネジ部21dを同軸コネクタ160やダ
ミー内蔵同軸コネクタ200の外周面に形成された雄ネ
ジに螺着することにより行われる。この場合、回転取付
体21の長さが長く形成されているので、同軸コネクタ
160やダミー内蔵同軸コネクタ200が壁等に埋め込
まれるように設けられていても、指で回転取付体21を
確実に把持して容易に螺着することができるようにな
る。ところで、何らかの原因により回転取付体21が同
軸コネクタ160やダミー内蔵同軸コネクタ200に対
して緩んだとしても、同軸コネクタ160やダミー内蔵
同軸コネクタ200とコネクタプラグ本体2とは、同軸
コネクタ160(ダミー内蔵同軸コネクタ200)−回
転取付体21−リング状スプリング24−コネクタプラ
グ本体2の経路により確実に接続されるようになる。こ
のため、L型回転同軸コネクタプラグ1が緩んでしまっ
た場合でも、その挿入損失特性および反射損失特性は広
帯域にわたり良好とすることができる。
【0032】以上説明した本発明にかかるL型回転同軸
コネクタプラグは、通信機器やCATV機器等のラック
に収納されている回路同士を接続する際のL型プラグと
して用いて好適なものとなる。さらに、本発明にかかる
L型回転同軸コネクタプラグは、住宅内の壁面に設けら
れたテレビコンセントに接続するL型プラグとしても用
いることができる。なお、本発明にかかるL型回転同軸
コネクタプラグにおける回転取付体21は、上記の説明
では外形が六角形とされているとしたが、本発明はこれ
に限るものではなく外形が六角形以外の多角形とした
り、外周面に平目や綾目のローレット加工を施した円形
としてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、プラグ部
における回転取付体を外部の同軸コネクタに取り付けた
際に、同軸コネクタの先端が回転取付体の内周面に形成
されているリング状立設部に衝合するようになる。これ
により、同軸コネクタの先端の径が細くされている図1
4に示すような同軸コネクタであっても、取付状態にお
いてコネクタ部をプラグ部に対して回転可能とすること
ができる。また、同軸コネクタが図15に示すような構
造を有していても、可動絶縁体はリング状立設部により
確実に押し込められるようになるので、その作用を確実
に奏することができるようになる。
【0034】この結果、L型回転同軸コネクタプラグに
おけるコネクタ部に接続されている同軸ケーブルに応力
が発生してもその応力は、本体と共に同軸ケーブルが回
転することにより取り除かれ、同軸ケーブルに悪影響が
残らないようになる。さらに、応力が取り除かれるため
L型回転同軸コネクタプラグが緩むことを防止すること
ができるようになる。また、このようにL型回転同軸コ
ネクタプラグを取り付けた状態において本体が回転可能
に構成されていても、回転取付体内に収納されたリング
状スプリングにより確実なアース接続を行うことができ
るため、L型回転同軸コネクタプラグの電気的特性が劣
化することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるL型回転同軸コネ
クタプラグ全体の構成を示す平面図、正面図および底面
図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかるL型回転同軸コネ
クタプラグの分解組み立て図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかるL型回転同軸コネ
クタプラグの構成を断面図で表した平面図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかるL型回転同軸コネ
クタプラグを同軸コネクタに取り付けた際の構成を断面
図で表した平面図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかるL型回転同軸コネ
クタプラグを同軸コネクタに取り付けた際の構成を断面
図で表した上面図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかるL型回転同軸コネ
クタプラグにおける中心コンタクトを収納したコネクタ
用筒状絶縁体の構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態にかかるL型回転同軸コネ
クタプラグにおけるコネクタプラグ本体の構成を示す図
である。
【図8】本発明の実施の形態にかかるL型回転同軸コネ
クタプラグにおける回転取付体の構成を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態にかかるL型回転同軸コネ
クタプラグにおけるプラグ用筒状絶縁体の構成を示す図
である。
【図10】本発明の実施の形態にかかるL型回転同軸コ
ネクタプラグにおける中心導体の構成を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態にかかるL型回転同軸コ
ネクタプラグにおける中心コンタクトの構成を示す図で
ある。
【図12】従来提案されているL型同軸コネクタプラグ
を同軸コネクタに取り付けた際の構成を断面図で表した
平面図である。
【図13】一般的な同軸コネクタの構成を断面図で表し
た平面図である。
【図14】特殊な先端形状の同軸コネクタの構成を断面
図で表した平面図である。
【図15】特殊な機能を備える同軸コネクタの構成を断
面図で表した平面図である。
【符号の説明】
1 L型回転同軸コネクタプラグ、2 コネクタプラグ
本体、2a プラグ用収納室、2b コネクタ用収納
室、2c カール加工部、2d 嵌合筒状部、2e三角
突部、10 コネクタ部、11 コネクタネジ部、12
コネクタ用筒状絶縁体、12a 筒状部本体、12b
環状突部、12c 貫通孔、12d 第2突部、12
e 第1突部、13 中心コンタクト、13a コンタ
クト基部、13b 挟持部、13c 延伸部、13d
抱持部、20 プラグ部、21 回転取付体、21a
スプリング収納部、21b リング状回転係合部、21
cリング状立設部、21d 取付ネジ部、21e 係止
突起、21f 突出部、22 中心導体、22a 中心
導体部、22b テーパ部、22c 嵌合部、22d
接続部、23 プラグ用筒状絶縁体、23a 嵌挿孔、
23b 筒状前部、23c 後部、23d 抱持部収納
部、23e 後面壁部、24 リング状スプリング、5
0 同軸コネクタ、100 L型回転同軸コネクタプラ
グ、102コネクタプラグ本体、102a プラグ用収
納室、102b コネクタ用収納室、110 コネクタ
部、112 コネクタ用筒状絶縁体、113 中心コン
タクト、113d 抱持部、120 プラグ部、121
回転取付体、121e 停止用リング状突起、122
中心導体、123 プラグ用筒状絶縁体、124リン
グ状スプリング、150 同軸コネクタ、150a 先
端部、160 同軸コネクタ、160a 先端テーパ
部、200 ダミー内蔵同軸コネクタ、200ダミー内
蔵同軸プラグ、210 本体部、211 可動絶縁体、
213 スイッチ基板、214 弾性体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L字状に形成された本体の一方にコネク
    タ部が備えられ、他方にプラグ部が備えられたL型同軸
    コネクタプラグであって、 前記コネクタ部は、前記本体における断面が略円筒状と
    されたコネクタ用収納室内に嵌着された絶縁性のコネク
    タ用筒状絶縁体と、該コネクタ用筒状絶縁体で保持され
    ることにより、前記コネクタ用収納室の略中心軸上に配
    置された中心コンタクトとからなり、 前記プラグ部は、断面が略円筒状とされていると共に、
    前記コネクタ用収納室と略直交して配置された前記本体
    におけるプラグ用収納室内に嵌着された絶縁性のプラグ
    用筒状絶縁体と、該プラグ用筒状絶縁体で保持されるこ
    とにより、前記プラグ用収納室の略中心軸上に配置され
    て、後端が前記中心コンタクトの後端に電気的に接続さ
    れている中心導体と、前記本体の一端部に回転可能に固
    着されていると共に、外部の同軸コネクタに固着可能と
    されている回転取付体と、該回転取付体の内周面に形成
    された前記中心導体に接触しないように所定の高さでほ
    ぼ垂直に立設されているリング状立設部とからなり、 前記回転取付体を外部の同軸コネクタに取り付けた際
    に、該同軸コネクタの先端が前記リング状立設部に衝合
    することにより、前記本体が前記回転取付体に対して回
    転可能とされていることを特徴とするL型回転同軸コネ
    クタプラグ。
  2. 【請求項2】 前記本体の先端縁が拡径されるように加
    工されることにより、前記先端縁が前記回転取付体の内
    周面に形成されている回転係合部に回転可能に係合され
    て、前記回転取付体が前記本体に対して回転可能に固着
    されており、前記回転取付体の内周面と前記本体の先端
    部における嵌合筒状部の外周面との間にリング状スプリ
    ングが介在されていることを特徴とする請求項1記載の
    L型回転同軸コネクタプラグ。
  3. 【請求項3】 前記リング状スプリングは、前記回転取
    付体の内周面に形成されたスプリング収納部の溝内から
    抜け出ないように収納されていることを特徴とする請求
    項1記載のL型回転同軸コネクタプラグ。
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