JP2003045122A - 記録媒体再生装置及びプログラム - Google Patents

記録媒体再生装置及びプログラム

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JP2003045122A
JP2003045122A JP2001228439A JP2001228439A JP2003045122A JP 2003045122 A JP2003045122 A JP 2003045122A JP 2001228439 A JP2001228439 A JP 2001228439A JP 2001228439 A JP2001228439 A JP 2001228439A JP 2003045122 A JP2003045122 A JP 2003045122A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD等を再生する記録媒体再生装置におい
て、一旦再生を中断した記録媒体の再生再開場所を利用
者が探す手間を省く。 【解決手段】 利用者が、再び再生を行うことを予定し
てDVD30の再生を停止するごとに、アクセス制御部
38及び書込み回路36は、そのDVD30の識別情報
とデータ再生の停止位置情報とを対応させてメモリ35
に書込む。利用者が過去に再生を停止したDVD30を
指定して再生指示を入力したときには、アクセス制御部
38及び読出し回路37が、DVD30の識別情報に基
づきメモリ35を検索し、指定されたDVD30の停止
位置情報をメモリ35から抽出し、再生部33bに、そ
の停止位置情報に対応する位置から再生を開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクを選択
し、選択した光ディスクに格納された一連のデータを再
生する光ディスクチェンジャ等の記録媒体再生装置及び
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、各種ニーズに応じて多くの記
録媒体が開発され、例えばデータ量が多い動画像を記録
する記録媒体としては、CD(Compact Disc)やDV
D(Digital Versatile Disc)が多く用いられている。
特に、長編の動画像及び音声データを記録する場合に
は、高密度にデータを記録できるDVDが主として用い
られている。DVDに記録されたデータを再生する再生
装置には、多数のDVDを搭載し、利用者から指定され
たDVDを選択して記録データを再生する光ディスクチ
ェンジャがある。DVDに記録された一連の記録データ
を再生する場合には、長時間を要するので、利用者が一
度に再生を行わないこともある。そのため、従来の光デ
ィスクチェンジャでは、このような利用者の利便性を考
慮し、次のようなレジューム再生を行う。
【0003】図13は、従来の光ディスクチェンジャが
行う再生方法を示す説明図である。DVDに記録されて
いる一連のデータ(data)10を、最初の位置Sか
ら最後の位置Lまで一度に再生せずに、一回目の再生1
1,2回目の再生12、…,N(Nは、正の整数)回目
の再生13の合計N回に再生を分けて行う場合がある。
一回目の再生11が終了した時刻tに、その再生11
でどこまでのデータ10が再生されたかを示す停止位置
情報を光ディスクチェンジャで記憶する。
【0004】2回目に再生12を開始するときには、そ
の記憶した停止位置情報に対応する位置から再生を行
う。2回目の再生12が終了した時tには、一回目及
び2回目の再生11,12でどこまでのデータが再生さ
れたかを示す停止位置情報を記憶する。3回目の再生を
開始するときには、時刻tで記憶した停止位置情報が
示す位置から再生を行う。以下、同様に再生が中断する
ごとに、停止位置情報を記憶し、再生を再開始するとき
には、その停止位置情報が示す位置から再生を開始す
る。このようにレジューム再生を行うことにより、無駄
な再生を行わなくてもよくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図14は、従来のディ
スクが異なるときの再生方法の課題の説明図である。光
ディスクチェンジャは、光ディスクに記録されているデ
ータのどこまでが再生されたかを示す停止位置情報を記
憶するが、それは最後に再生が中断された光ディスクに
関してのみである。ところが、現実には、利用者が再生
中の光ディスクの再生を一旦中断し、他の光ディスクの
再生を行い、それが終了したときに再び元の光ディスク
の再生を行うことがある。
【0006】例えば図14のように、一枚目の光ディス
クの再生21を時刻tで中断し、二枚目の光ディスク
の再生22と三枚目の光ディスクの再生23とを行い、
その後に再び一枚目の光ディスクの再生24を行うこと
がある。
【0007】この場合、光ディスクチェンジャは、一枚
目の光ディスクに関する停止位置情報を時刻tで記憶
するが、この一枚目の光ディスクに関する停止位置情報
は、二枚目の光ディスクの再生22が終了した時刻t
に、その二枚目の光ディスクに関する停止位置情報に更
新される。さらに、二枚目の光ディスクに関する停止位
置情報データは、三枚目の光ディスクの再生23が終了
した時刻tに、その三枚目の光ディスクに関する停止
位置情報に更新される。
【0008】よって、再び一枚目の光ディスクの再生2
4を始めるときには、この一枚目の光ディスクに関する
停止位置情報は消失しており、利用者は、再生を開始す
る位置を探し出す必要があった。
【0009】図15は、利用者が異なるときの課題を示
す説明図である。光ディスクチェンジャの利用者は、ひ
とりとは限らない。複数の利用者が光ディスクの再生を
行うこともある。例えば、図15のように、利用者aか
ら指定された光ディスクの再生25を光ディスクチェン
ジャが途中まで行い、時刻tで中断し、利用者bから
指定された光ディスクの再生26と利用者cから指定さ
れた光ディスクの再生27とを行い、その後に、再び一
旦中断していた利用者aから指定された光ディスクの再
生28を行うことがある。
【0010】この場合、光ディスクチェンジャは、利用
者aから指定された光ディスクに関する停止位置情報を
時刻tで記憶するが、この光ディスクチェンジャに記
憶された停止位置情報は、再生26が終了した時刻t
に、利用者bから指定された光ディスクに関する停止位
置情報に更新される。その利用者bから指定された光デ
ィスクに関する停止位置情報も、再生27が終了した時
刻tに、利用者cから指定された光ディスクに関する
停止位置情報に更新される。
【0011】よって、再び利用者aから指定された光デ
ィスクの再生28を始めるときには、この光ディスクに
関する停止位置情報は消失しており、利用者は、再生を
開始する位置を探し出し、そこから光ディスクチェンジ
ャに再生を行わせる必要があった。
【0012】本発明は、以上のような現状を鑑みてなさ
れたものであり、一旦再生が中断された記録媒体をレジ
ューム再生するときに、再生再開場所を探す手間を省く
ことが可能な記録媒体再生装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点に係る記録媒体再生装置は、記
録媒体を指定する指定情報を入力する入力部と、複数の
記録媒体のうちから前記指定情報に相当する記録媒体を
選択し、該選択した記録媒体に記録されている一連のデ
ータを再生する再生機構と、前記複数の記録媒体のそれ
ぞれについての情報を更新可能に記憶するメモリと、前
記再生機構による再生が前記一連のデータの途中で停止
されたことに応答し、該データにおける再生の停止位置
を示す停止位置情報と記録媒体を識別する媒体識別情報
とを対応させて前記メモリに書込む書込み部と、前記入
力部から入力された前記指定情報に対応する前記媒体識
別情報が前記メモリに書込まれていれば該媒体識別情報
に対応して該メモリに書込まれている前記停止位置情報
を前記再生機構に与え、該再生機構に該停止位置情報が
示す位置からデータを再生させる読出し制御部と、を備
えることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために、本発明の第2
の観点に係る記録媒体再生装置は、利用者を識別する利
用者識別情報と記録媒体を指定する指定情報とを含む指
示を入力する入力部と、複数の記録媒体のうちから前記
指定情報に相当する記録媒体を選択し、該選択した記録
媒体に記録されている一連のデータを再生する再生機構
と、前記複数の記録媒体のそれぞれについての情報を更
新可能に記憶するメモリと、前記再生機構による再生が
前記一連のデータの途中で停止されたことに応答し、該
データにおける再生の停止位置を示す停止位置情報と記
録媒体を識別する媒体識別情報と前記利用者識別情報と
を対応させて前記メモリに書込む書込み部と、前記入力
部から入力された前記指定情報及び前記利用者識別情報
に対応する前記媒体識別情報及び前記利用者識別情報の
組が前記メモリに書込まれていれば、該媒体識別情報及
び利用者識別情報の組に対応して該メモリに書込まれて
いる前記停止位置情報を前記再生機構に与え、該再生機
構に該停止位置情報で示す位置から前記データを再生さ
せる読出し制御部と、を備えることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するために、本発明の第3
の観点に係る記録媒体再生装置は、記録媒体を示す指定
情報を入力する入力部と、複数の記録媒体のうちから前
記指定情報に相当する記録媒体を選択し、該選択した記
録媒体に記録されている一連のデータを再生する再生機
構と、メモリを有する情報処理機器に通信可能に接続さ
れた通信部と、前記再生機構による再生が前記一連のデ
ータの途中で停止されたことに応答し、該データにおけ
る再生の停止位置を示す停止位置情報と記録媒体を識別
する媒体識別情報とを前記通信部から前記情報処理機器
に送信し、該停止位置情報に該媒体識別情報を対応させ
て前記メモリに書込ませる書込み部と、前記入力部から
入力された前記指定情報を前記通信部から前記情報処理
機器に送信し、該指定情報に相当する前記媒体識別情報
が前記メモリに書込まれていれば、該媒体識別情報に対
応して該メモリに書込まれている前記停止位置情報を、
該通信部を介して受信して前記再生機構に与え、該再生
機構に該停止位置情報に示す位置からデータを再生させ
る読出し制御部と、を備えることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために、本発明の第4
の観点に係る記録媒体再生装置は、利用者を識別する利
用者識別情報と記録媒体を指定する指定情報とを含む指
示を入力する入力部と、複数の記録媒体のうちから前記
指定情報に相当する記録媒体を選択し、該選択した記録
媒体に記録されている一連のデータを再生する再生機構
と、メモリを有する情報処理機器に通信可能に接続され
た通信部と、前記再生機構による再生が前記一連のデー
タの途中で停止されたことに応答し、該データにおける
再生の停止位置を示す停止位置情報と記録媒体を識別す
る媒体識別情報と前記利用者識別情報とを前記通信部か
ら前記情報処理機器に送信し、該媒体識別情報と該停止
位置情報と該利用者識別情報とを対応させて前記メモリ
に書込ませる書込み部と、前記入力部から入力された前
記指定情報及び前記利用者識別情報を前記通信部から前
記情報処理機器に送信し、該指定情報及び利用者識別情
報の組に対応する前記媒体識別情報及び利用者識別情報
が前記メモリに書込まれていれば、該媒体識別情報及び
利用者識別情報の組に対応して該メモリに書込まれてい
る前記停止位置情報を該前記通信部を介して受信して前
記再生機構に与え、該再生機構に該停止位置情報に示す
位置から前記データを再生させる読出し制御部と、を備
えることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するために、本発明の第5
の観点に係るプログラムは、記録媒体を指定する指定情
報を入力する入力部、複数の記録媒体のうちから前記指
定情報に相当する記録媒体を選択し、該選択した記録媒
体に記録されている一連のデータを再生する再生機構及
びメモリを備える記録媒体再生装置に設けられたコンピ
ュータに、前記再生機構による再生が前記一連のデータ
の途中で停止されたことに応答し、該データにおける再
生の停止位置を示す停止位置情報と該記録媒体を識別す
る媒体識別情報とを対応させて前記メモリに書込ませる
処理と、前記入力部から入力された前記指定情報に対応
する前記媒体識別情報が前記メモリに書込まれていれ
ば、該媒体識別情報に対応して該メモリに書込まれてい
る前記停止位置情報を読出して前記再生機構に与え、該
再生機構に該停止位置情報が示す位置から前記データを
再生させる処理と、を実施させることを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するために、本発明の第6
の観点に係るプログラムは、利用者を識別する利用者識
別情報と記録媒体を指定する指定情報とを含む指示を入
力する入力部、複数の記録媒体のうちから前記指定情報
に相当する記録媒体を選択し、該選択した記録媒体に記
録されている一連のデータを再生する再生機構、及びメ
モリを備える記録媒体再生装置に設けられたコンピュー
タに、前記再生機構による再生が前記一連のデータの途
中で停止されたことに応答し、該データにおける再生の
停止位置を示す停止位置情報と記録媒体を識別する媒体
識別情報と前記利用者識別情報とを対応させて前記メモ
リに書込ませる処理と、前記入力部から入力された前記
指定情報及び前記利用者識別情報に対応する前記媒体識
別情報及び利用者識別情報の組が前記メモリに書込まれ
ていれば、該媒体識別情報及び利用者識別情報の組に対
応して該メモリに書込まれている前記停止位置情報を読
出して前記再生機構に与え、該再生機構に該停止位置情
報で示す位置から前記データを再生させる処理と、を実
施させることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図1は、本発
明の第1の実施形態を示す光ディスクチェンジャの構成
図である。図2は、図1中のメモリの記憶領域を示す説
明図である。この光ディスクチェンジャは、記録媒体で
ある複数枚のDVD30,30,…,30(N
は、2以上の整数)を搭載し、利用者から指定されたD
VD30(nは、1以上N以下の整数)を選択して再
生する記録媒体再生装置である。この光ディスクチェン
ジャは、選択したDVD30の再生中に後述する特定
の操作が行われて再生が中断されると、その停止した位
置を示す停止位置情報S41を記憶し、次にそのDVD
30の再生を再開するときにはその停止位置情報S4
1に対応する位置から再生を開始するレジューム再生を
行う。
【0020】光ディスクチェンジャは、入力部31と、
入力部31に接続された選択指示部32と、再生機構3
3と、出力部34とを、備えている。入力部31には、
指示を光ディスクチェンジャに入力するための複数のボ
タンやスイッチ類が設けられている。例えば、DVD3
〜30の中からDVD30を指定するため操作
するキーボタン、再生を指示するための再生開始ボタ
ン、再生の停止を指示するための停止ボタン、電源をオ
ン、オフする電源スイッチ等が、入力部31に設けられ
ている。ここでは、電源スイッチは、電源のオン、オフ
ばかりでなく、レジューム再生を予定して、再生中のD
VD30の再生を停止する際にも操作されるものとす
る。
【0021】選択指示部32は、複数のDVD30
30から一枚のDVD30を選択するための選択信
号S32を生成する回路である。再生機構部33は、選
択信号S32に基づきDVD30を選択してそれに記
録されたデータを再生するものであり、搬送機構33a
と再生部33bとから構成されている。搬送機構33a
は、指定されたDVD30を搭載位置から選択して再
生部33bに搬送する。再生部33bには、再生された
データを出力するディスプレイ等で構成された出力部3
4が接続されている。
【0022】この光ディスクチェンジャは、さらに、メ
モリ35と、書込み回路36と、読出し回路37と、ア
クセス制御部(制御部)38とを、備えている。メモリ
35は、書込み回路36と読出し回路37とに接続され
ている。書込み回路36及び読出し回路37は、アクセ
ス制御部(制御部)38に接続されている。
【0023】書込み回路36は、アクセス制御部38と
相まって書込み部36Aを構成し、再生部33bから与
えらた情報をメモリ35に書込む機能を持つ。読出し回
路37は、アクセス制御部38と相まって読出し制御部
37Aを構成し、メモリ35から情報を読出して再生部
33bに与える機能を持つ。
【0024】メモリ35は、図2に示すように、各DV
D30〜30がそれぞれ搭載される搭載位置(スロ
ットル)ごとに分割された複数の記憶領域35aを持っ
ている。各記憶領域35aには、各DVD30〜30
を識別する媒体識別情報としてのTOC(Table Of C
ontents)情報S40と、各DVD30〜30の前
回の再生で停止した位置を示す停止位置情報S41と
が、レジューム情報として対応づけられて記憶される。
【0025】なお、選択指示部32、書込み回路36、
読出し回路37及びアクセス制御回路38は、個別回路
ではなく、プログラムで動作制御されるCPU(Centra
l Processing Unit)であってもよい。
【0026】次に、図1の光ディスクチェンジャの動作
を説明する。図3は、光ディスクチェンジャの基本動作
を示すフローチャートである。図4は、図3中の停止処
理の例を示すフローチャートである。図5は、図3中の
レジューム再生処理の例を示すフローチャートである。
光ディスクチエンジャでは、図3のステップST10〜
ステップST60を行うことにより、DVD30に記
録されたデータを再生すると共に、さらにステップST
70を行うことにより、レジューム再生を実現する。
【0027】利用者が光ディスクチェンジャを用いて、
一枚のDVD30の再生を行おうとするときには、利
用者が入力部31の再生開始ボタンやキーボタンを操作
して、再生の指示とDVD30を指定する指定情報S
31とを入力する。指定情報S31は、再生を希望する
DVD30の搭載位置のスロットルを示す情報であ
る。光ディスクチェンジャの入力部31は、再生の指示
及び指定情報S31を選択指示部32及びアクセス制御
部38へ与える。
【0028】ステップST10において、選択指示部3
2及びアクセス制御部38は、入力部31からの再生の
指示及び指定情報S31の入力を待っている。選択指示
部32は、再生の指示及び指定情報S31の入力が行わ
れて再生の指示があったと判断した(ステップST1
0:YES)ときには、指定情報S31に示されるDV
D30を選択するための選択信号S32を生成して搬
送機構33aに与える。搬送機構33aは、選択信号S
32に基づき、利用者が指定したDVD30を複数枚
のDVD30〜30から選択し、再生部33bでの
再生が可能な位置に、その選択したDVD30を搬送
する(ステップST20)。
【0029】一方、アクセス制御部38は読出し回路3
7を制御し、メモリ35から、指定情報S31で指定さ
れた搭載位置に対応する記憶領域35aのデータを読出
し、TOC情報S40が書込まれているか否かを判断す
る(ステップST30)。なお、記憶領域35aに書込
まれているTOC情報S40は、後述するステップST
69で、レジューム情報の一部として書込まれたもので
ある。アクセス制御部38は、このTOC情報S40が
メモリ35の記憶領域35aに書込まれていることを、
ステップST70の処理を行う際のトリガとしている。
即ち、記憶領域35aにTOC情報S40が書込まれて
いない(NO)ときにはレジューム情報がないとして処
理をステップST40に進め、書込まれている(YE
S)ときには、レジューム情報ありとして処理をステッ
プST70に進める。
【0030】DVD30のTOC情報S40がメモリ
35に書込まれていないと判断したアクセス制御部38
は、そのことを再生部33bに通知する。TOC情報S
40がメモリ35に書込まれていないことが知らされた
再生部33bは、搬送機構33aによって搬送されたD
VD30についての再生開始位置を、DVD30
記録された一連のデータの先頭に設定する(ステップS
T40)。そして、再生部33bは、そのDVD30の
一連のデータの先頭から再生を開始する(ステップST
50)。
【0031】ステップST50の後には、ステップST
60の停止処理が行われる。ステップST60の停止処
理は、図4のステップST61〜ステップST69から
構成されている。DVD30の再生が開始された後、
DVD30に記録されている一連のデータの再生が完
了すると、DVD30の再生が完了したことを示す信
号が再生部33bからアクセス制御部38に与えられ
る。アクセス制御部38は、ステップST61で、DV
D30の再生が完了したことを示す信号が再生部33
bから与えられたか否かを判断している。
【0032】一方、利用者が、意図的にDVD30
再生を中断することもある。この意図的に再生を中断す
る際には、利用者が入力部31のボタンやスイッチを操
作し、再生の中断するための指示を入力する。アクセス
制御部38は、ステップST62で、再生の中断するた
めの指示が入力されたか否かを判断している。ステップ
ST61とステップST62は、DVD30の再生の
完了或いはDVD30 の再生の中断をアクセス制御部
38が検出するまで、継続的に繰り返される。
【0033】再生部33bから与えられた信号により、
DVD30のすべてのデータの再生が完了したと判断
した(ステップST61:YES)とき、アクセス制御
部38は、読出し回路37により、そのDVD30
ついて、対応する記憶領域35aにTOC情報S40及
び停止位置情報S41が書込まれているか否か確認す
る。DVD30のTOC情報S40及び停止位置情報
S41がメモリ35の記憶領域35aにあれば、書込み
回路36を用いて消去(リセット)する(ステップST
63)。
【0034】ステップST63が終了した後のステップ
ST64及びステップST65では、アクセス制御部3
8が利用者の入力を待つ。入力部31を介して、再生の
指示とそれまで再生していたDVD30の代わりのD
VD30n+1を指定する指定情報S31とが入力され
たとき(ステップST64:YES)には、アクセス制
御部38は、DVD30n+1の再生を行うものと判断
し、処理を図3のステップST20に処理を進める。入
力部31の電源スイッチが操作されて電源オフが指示さ
れたとき(ステップST65:YES)には、アクセス
制御部38は停止処理ステップST60を終了する。
【0035】DVD30の再生を途中で停止するため
に、利用者が入力部31のボタンやスイッチを操作した
と判断したとき(ステップST62:YES)には、ア
クセス制御部38は、その操作内容に基づいた判断を行
う。(ステップST66)。
【0036】入力部31の停止ボタンが押下されたとき
には、アクセス制御部38はレジューム再生を予定して
いない(ステップST66:NO)ものと判断し、処理
をステップST64に進める。これに対し、入力部31
の電源スイッチが操作されたときには、アクセス制御回
路38は、レジューム再生を予定しているもの(ステッ
プST66:YES)と判断し、処理をステップST6
7へ進める。
【0037】ステップST67では、アクセス制御部3
8は、それまで再生を行っていた再生対象DVD30
のTOC情報S40を再生部33bから取得し、さら
に、DVD30の記録データにおける再生の停止位置
情報S41を再生部33bから取得する(ステップST
68)。この停止位置情報S41は、DVD30のト
ラックの先頭からの経過時間で示される。
【0038】TOC情報S40及び停止位置情報S41
を取得したアクセス制御回路38は、これらの情報S4
0,S41をレジューム情報とし、再生を停止したDV
D30の搭載位置に対応する記憶領域35aに、書込
み回路36を用いて書込む(ステップST69)。
【0039】以上のような停止処理で、ステップST6
6からステップST69を行うことにより、レジューム
再生が可能になる。レジューム再生は、図3のステップ
ST30において、再生を行おうとするDVD30
搭載位置に対応する記憶領域35aに、TOC情報S4
0が書込まれていると判断した(YES)ときに、ステ
ップST70で行われる。
【0040】ステップST70は、図5のステップST
71〜ステップST77から構成されている。ステップ
ST71では、アクセス制御部38は、再生部33bが
これから再生を行おうとする再生対象DVD30のT
OC情報を再生部33bから取得する。そして、ステッ
プST72において、再生対象DVD30の搭載位置
に対応する記憶領域35aに書込まれているTOC情報
S40を読出し回路37を用いて読出し、ステップST
71で取得したTOC情報と一致するか否かを判定す
る。
【0041】ステップST72の判定で、TOC情報が
一致すると判定した(YES)ときには、アクセス制御
回路38は、読出し回路37を制御し、メモリ35から
TOC情報S40に対応して書込まれている停止位置情
報S41を読出す(ステップST73)。さらに、アク
セス制御回路38は、読出し回路37がメモリ35から
読み出した停止位置情報S41を再生部33bに与え、
再生対象DVD30の再生の開始位置を、停止位置情報
S41で示される位置に設定させる(ステップST7
4)。
【0042】一方、ステップST72の判定で、一致し
ない(NO)と判定したときには、DVDの搭載位置が
入れ替えられて現在の再生対象DVDが、利用者が指定
しているDVD30とは異なることを示している。こ
の場合には、再生対象DVD30の搭載位置に対応して
メモリ35に書込まれているTOC情報S40及び停止
位置情報S41は以降不要になる。そのため、アクセス
制御部38は、それらの不要なTOC情報S40及び停
止位置情報S41を書込み回路36に消去させる(ステ
ップST75)。ステップST75の後のステップST
76において、アクセス制御回路38は再生対象DVD
30のデータの先頭を示す位置情報を再生部33bに与
え、再生対象DVD30の再生の開始位置を、一連のデ
ータの先頭に設定する。
【0043】ステップST74或いはステップST76
の後のステップST77において、再生部33bは、ス
テップST74,ST76で設定された再生開始位置か
ら、データの再生を再開を開始する。
【0044】以上のような、この第1の実施形態によれ
ば、DVDを変更して再生した後にでも、レジューム再
生を行うことができる。例えば、図14において、一枚
目のDVDの再生が時刻tで中断されたときに、図4
のステップST69で停止位置情報S41がメモリ51
に書込まれる。時刻t,tでは、二枚目及び三枚目
のDVDの停止位置情報S41がメモリ35に書込まれ
るが、記憶領域35aがそれぞれ異なるので、各DVD
の停止位置情報S41が消去されず、レジューム再生が
それぞれ可能である。
【0045】また、光ディスクチェンジャを複数の人が
共同で使用して、それぞれ別のDVDの再生を行って
も、レジューム再生が可能である。
【0046】[第2の実施形態]図6は、本発明の第2
の実施形態を示す光ディスクチェンジャの構成図であ
り、図1中の要素と共通する要素には、共通の符号が付
されている。この光ディスクチェンジャは、第1の実施
形態のメモリ35、書込み回路36、読出し回路37及
びアクセス制御部38を、図6のメモリ51、書込み回
路52、読出し回路53及びアクセス制御部(制御部)
54に置換したものであり、他の構成は、図1の光ディ
スクチェンジャと同様である。
【0047】図7は、図6中のメモリ51の記憶内容を
示す説明図である。メモリ51は、複数枚のDVD30
,30,…,30の搭載位置にそれぞれ対応した
複数の記憶領域51aを持っている。各記憶領域51a
には、TOC情報S40と停止位置情報S41と利用者
識別情報S43とが、対応して任意数記憶される。
【0048】書込み回路52は、アクセス制御部54と
相まって書込み部52Aを構成し、TOC情報S40と
停止位置情報S41と利用者識別情報S43とをメモリ
51に書込む。読出し回路53は、アクセス制御部54
と相まって読出し制御部53Aを構成し、TOC情報S
40と利用者識別情報S43とを参照して停止位置情報
S41を読み出す。
【0049】次に、この光ディスクチェンジャの動作を
説明する。図8は、光ディスクチェンジャの基本動作を
示すフローチャートである。図9は、図8中の停止処理
の詳細を示すフローチャートである。図10は、図8中
のレジューム再生処理の詳細を示すフローチャートであ
る。この光ディスクチエンジャでは、図8のステップS
T80〜ステップST130を行うことにより、利用者
が指定したDVD30に記録された記録データを再生
すると共に、さらにステップST140を行うことによ
り、レジューム再生を実現する。
【0050】利用者が光ディスクチェンジャを用いてD
VD30の一連のデータを再生しようとするときに
は、利用者が入力部31のキーボタン及び再生開始ボタ
ンを操作して、再生の指示と、利用者を識別するための
利用者識別情報S43と、再生しようとするDVD30
を指定する指定情報S31とを入力する。入力部31
は、再生の指示及び指定情報S31を選択指示部32へ
与え、再生の指示、指定情報S31及び利用者識別情報
S43をアクセス制御部54にへ与える。アクセス制御
部54は、利用者識別情報S43を保持する。
【0051】ステップST80において、選択指示部3
2は、入力部31からの再生の指示及び指定情報S31
の入力を待っている。再生を指示及び指定情報S31の
入力が行われて、再生の指示があったと判断した(ステ
ップST80:YES)ときには、指定情報S31に示
されるDVD30を搬送機構33aに選択させるため
の選択信号S32を生成して搬送機構33aに与える。
搬送機構33aは、選択信号S32に基づき、利用者が
指定したDVD30を選択し、再生部33bでの再生
が可能な位置に搬送する(ステップST90)。
【0052】一方、アクセス制御部54は、読出し回路
53を制御し、指定情報S31で指定されたDVD30
の搭載位置に対応する記憶領域51aのデータを読出
し、保持している利用者識別情報S43と同じ利用者識
別情報S43とDVD30のTOC情報S40とが組
になって書込まれているか否かを判断する(ステップS
T100)。これらの利用者識別情報S43及びTOC
情報S40は、後述するステップST139で書込まれ
たものである。
【0053】アクセス制御部54は、ステップST10
0の判断で、書込まれていないと判断した(NO)とき
には、DVD30のTOC情報S40とこれから再生
を行おうとする利用者の利用者識別情報S43とが組に
なってメモリ51に書込まれていないことを再生部33
bに通知する。再生部33bは、搬送機構33aから搬
送された再生対象DVD30についての再生開始位置
を、一連のデータの先頭に設定する(ステップST11
0)。そして、再生部33bは、そのDVD30の一
連のデータの先頭から再生を再生する(ステップST1
20)。
【0054】ステップST120の後には、ステップS
T130の停止処理が行われる。ステップST130の
停止処理は、図9のステップST131〜ST139か
ら構成されている。DVD30の再生が開始された
後、DVD30に記録されている一連のデータの再生
が完了すると、DVD30の再生が完了したことを示
す信号が再生部33bからアクセス制御部54に与えら
れる。アクセス制御部54は、ステップST131で、
再生部33bから与えられる信号により、DVD30
のデータがすべて再生されたか否かを判断している。
【0055】一方、利用者が、意図的にDVD30
再生を中断することもある。この意図的に再生を中断す
る際には、利用者が入力部31のボタンやスイッチを操
作し、再生の中断するための指示を入力する。アクセス
制御部54は、ステップST132で、再生を中断する
ための指示が入力されたか否かを判断している。ステッ
プST131とステップST132は、DVD30
再生の完了或いはDVD30の再生の中断をアクセス
制御部54が検出するまで、継続的に繰り返される。
【0056】再生部33bから与えられた信号により、
DVD30のすべてのデータの再生が完了したと判断
した(ステップST131:YES)とき、アクセス制
御部54は、再生部33bからDVD30のTOC情
報を取得する。アクセス制御部54は、読出し回路53
を制御し、再生部33bから取得したTOC情報及び保
持している利用者識別情報の組と同じTOC情報S40
及び利用者識別情報S43の組が、DVD30に対応
する記憶領域35aに書込まれているか否かを確認す
る。確認結果が、書込まれているときには、アクセス制
御部54は、書込み回路52を制御し、DVD30
対応する記憶領域35aに書込まれていたそのTOC情
報S40及び利用者識別情報S43と、これらに対応し
て書込まれていた停止位置情報S41とを消去(リセッ
ト)する(ステップST133)。
【0057】ステップST133が終了した後のステッ
プST134及びステップST135では、アクセス制
御部54が利用者の入力を待つ。入力部31を介して、
再生の指示とそれまで再生していたDVD30の代わ
りのDVD30n+1を指定する指定情報S31とが入
力されたとき(ステップST134:YES)には、ア
クセス制御部54は、DVD30n+1の再生を行うも
のと判断し、処理を図8のステップST90に処理を進
める。入力部31の電源スイッチが操作されて電源オフ
が指示されたとき(ステップST135:YES)に
は、アクセス制御部54は停止処理ステップST130
を終了する。
【0058】DVD30の再生を途中で停止するため
に、利用者が入力部31のボタンやスイッチを操作した
と判断したとき(ステップST132:YES)には、
アクセス制御部54は、その操作内容に基づいた判断を
行う。(ステップST136)。入力部31の停止ボタ
ンが押下されたときには、アクセス制御部54は、レジ
ューム再生を予定していない(ステップST136:N
O)ものと判断し、処理をステップST134に進め
る。これに対し、入力部31の電源スイッチが操作され
たときには、アクセス制御回路38は、レジューム再生
を予定しているもの(ステップST136:YES)と
判断し、処理をステップST137へ進める。
【0059】ステップST137では、アクセス制御部
54は、それまで再生を行っていたDVD30のTO
C情報S40を再生部33bから取得し、さらに、DV
D30の記録データにおける再生の停止位置情報S4
1を再生部33bから取得する(ステップST13
8)。この停止位置情報S41は、DVD30のトラ
ックの先頭からの経過時間で示される。
【0060】TOC情報S40及び停止位置情報S41
を取得したアクセス制御回路54は、保持している利用
者識別情報S43を情報S40,S41に加えてレジュ
ーム情報とし、再生を停止したDVD30の搭載位置
に対応する記憶領域35aに、書込み回路52を用いて
書込む(ステップST139)。
【0061】以上のような停止処理で、ステップST1
37からステップST139を行うことにより、レジュ
ーム再生が可能になる。レジューム再生は、図8のステ
ップST100において、アクセス制御回路54が、再
生を行おうとするDVD30の搭載位置に対応する記
憶領域51aに、TOC情報S40及び利用者識別情報
S43が書込まれていると判断した(YES)ときに、
ステップST140で行われる。
【0062】ステップST140は、図10のステップ
ST141〜ステップST148から構成されている。
ステップST141では、アクセス制御部54は、再生
部33bがこれから再生を行おうとする再生対象DVD
30のTOC情報S40をその再生部33bから取得
する。ステップST142において、アクセス制御部5
4は、読出し回路53を用い、再生対象DVD30
搭載位置に対応する記憶領域51aに書込まれているT
OC情報S40を読出し、ステップST141で取得し
たTOC情報と一致するか否かを判定する。
【0063】ステップST142の判定で、TOC情報
が一致する(YES)ときには、アクセス制御部54
は、保持している利用者識別情報S43とDVD30
の搭載位置に対応する記憶領域51aに書込まれている
利用者識別情報S43とが一致するレジューム情報を、
読出し回路53を用いてメモリ51から読出す(ステッ
プST143)。
【0064】アクセス制御部54は、ステップST14
3で読出したレジューム情報から停止位置情報S41を
読み出す(ステップST144)。アクセス制御部54
は、ステップST144で読出した停止位置情報S41
を再生部33bに与え、DVD30の再生開始位置を
その停止位置情報S41に対応する位置に設定させる
(ステップST145)。
【0065】一方、ステップST142の判定で、メモ
リ51の記憶領域51aに書込まれているTOC情報S
40とステップST141で取得したTOC情報とが一
致しない(NO)ときには、DVD30の搭載位置が
入れ替えられ、現在の再生対象DVDが、利用者が指定
しているDVD30とは異なることを示している。こ
の場合には、再生対象DVDの搭載位置に対応してメモ
リ51に書込まれているTOC情報S40、利用者識別
情報S43及び停止位置情報S41が以降不要になる。
そのため、アクセス制御部54は、ステップST146
において、それらの不要なTOC情報S40、利用者識
別情報S43及び停止位置情報S41を、書込み回路5
2に消去させる。そして、ステップST147におい
て、アクセス制御部54は、再生部33bに信号を送
り、再生部33bは、再生対象DVD30の再生開始位
置を記録データの先頭に設定する。
【0066】ステップST145或いはステップST1
47の後のステップST148において、再生部33b
は、設定された再生開始位置からDVD30の再生を開
始する。以上のような、この第2の実施形態によれば、
複数の利用者が同じDVD30 についてレジューム再
生を予定して再生を停止したときにも、レジューム再生
を行うことができる。
【0067】例えば、図15の再生25が、利用者aが
指定した図7のNo1スロットルのディスクAの再生で
あり、図15の再生26も、利用者bが指定した図7の
No1スロットルのディスクAの再生であったとする。
利用者aがレジューム再生を予定して時刻tで再生を
停止すると、ディスクAのTOC情報S40と利用者a
の利用者識別情報S43と停止位置情報S41とが、ス
テップST139でメモリ51aに書込まれる。同様
に、利用者bがレジューム再生を予定して時刻t で再
生を停止すると、ディスクAのTOC情報S40と利用
者bの利用者識別情報S43と停止位置情報S41と
が、ステップST139でメモリ51aに書込まれる。
【0068】ここで、利用者aと利用者bが指定したデ
ィスクAは、一致するのでTOC情報S40は一致する
が、利用者識別情報S43が異なる。そのため、時刻t
に書込まれたレジューム情報のディスクAのTOC情
報S40と利用者aの利用者識別情報S43と停止位置
情報S41とが、消去されない。よって、時刻tで、
利用者aがNo1スロットルのディスクAを指定して、
再生の指示を入力すると、ディスクAのレジューム再生
が行われる。
【0069】[第3の実施形態]図11は、本発明の第
3の実施形態を示す光ディスクチエンジャ及びパーソナ
ルコンピュータを示す接続図である。図12は、図11
中の光ディスクチェンジャの構成図である。前述の第1
及び第2の実施形態では、光ディスクチェンジャ内のメ
モリ35,51にレジューム情報を書込んでいたが、外
部のメモリを使用することも可能である。
【0070】図11に示す光ディスクチエンジャ100
には、パーソナルコンピュータ200が接続されてい
る。パーソナルコンピュータ200には、図示しないメ
モリと、そのメモリのアクセスを制御する制御部とが、
組込まれている。光ディスクチェンジャ100は、パー
ソナルコンピュータ200中のメモリを使用する。
【0071】図12に示すように、この光ディスクチェ
ンジャ100には、パーソナルコンピュータ200に送
受信可能な通信部60が設けられている。通信部60
が、メモリ51の代わりに、書込み回路52及び読出し
回路53に接続され、他の構成は、第2の実施形態と同
様になっている。
【0072】パーソナルコンピュータ200には、光デ
ィスクチエンジャ100と整合性のあるアプリケーショ
ンソフトウエアがインストールされ、書込み回路52及
び読出し回路53が、パーソナルコンピュータ200の
メモリにアクセスできるようになっている。また、パー
ソナルコンピュータ200は、光ディスクチェンジャ1
00に対して従属的な操作(スレーブ操作)を行えるよ
うにしてもよい。
【0073】この光ディスクチェンジャ100では、書
込み回路52及び読出し回路53が通信部60を介して
レジューム情報をパーソナルコンピュータ200内の制
御部に送受信し、制御部にメモリにアクセスさせる。こ
の他の光ディスクチェンジャの動作は、第2の実施形態
と同様である。
【0074】以上のような本実施形態の光ディスクチェ
ンジャでは、通信部60を設け、外部のパーソナルコン
ピュータ200のメモリにレジューム情報を格納するの
で、第2の実施形態と同様の作用効果を奏するととも
に、光ディスクチェンジャ100に大きな容量のメモリ
51を持つ必要がなくなる。
【0075】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。その変形例としては、次
のようなものがある。 (1) 第1〜第3の実施形態の光ディスクチェンジャ
は、記録媒体としてDVDを複数枚搭載し、これらに記
録された記録データを再生するが、他の記録媒体のCD
やフレキシブルディスク等のディスクに記録された記録
データ、さらには、テープ状の記録媒体に記録された記
録データを再生するチェンジャにも本発明は適用でき
る。
【0076】(2) 第1の実施形態の光ディスクチェ
ンジャのメモリ35の位置に、図12の通信部60を配
置してもよい。このようにすると、第3の実施形態と同
様に、パーソナルコンピュータ200のメモリにレジュ
ーム情報をアクセスすることが可能になる。よって、第
3の実施形態と同様に、光ディスクチェンジャ100に
大きな容量のメモリ51を持つ必要がなくなる。
【0077】(3) 第1〜第3は、DVDごとに、記
録されている記録データを一括して再生する場合を説明
したが、さらに、各DVD30に複数の一連の記録デー
タが例えばファイル単位で記録してある場合には、メモ
リ35,51にファイル単位でレジューム情報を書き込
めるようにしておけば、ファイル単位のレジューム再生
が可能になる。 (4) 入力部31のボタンやスイッチ類は、光ディス
クチェンジャの規模や機能に応じて設けられるものであ
り、第1及び第2の実施形態に限定されない。例えば、
レジューム再生を予定してDVD30の再生を中断す
るために、専用のボタンを設けてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、一旦再生が中断された記録媒体をレジューム再生
するときに、再生再開場所を探す手間を省くことが可能
な記録媒体再生装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す光ディスクチェ
ンジャの構成図である。
【図2】図1中のメモリの記憶領域を示す説明図であ
る。
【図3】光ディスクチェンジャの動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】図3中の停止処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図5】図3中のレジューム再生処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す光ディスクチェ
ンジャの構成図である。
【図7】図6中のメモリ51の記憶内容を示す説明図で
ある。
【図8】光ディスクチェンジャの動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】図8中の停止処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図10】図8中のレジューム再生処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施形態を示す光ディスクチ
エンジャ及びパーソナルコンピュータを示す接続図であ
る。
【図12】図11中の光ディスクチェンジャの構成図で
ある。
【図13】従来の光ディスクチェンジャが行う再生方法
を示す説明図である
【図14】従来のディスクが異なるときの再生方法の課
題の説明図である。
【図15】利用者が異なるときの課題を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
30 DVD 31 入力部 32 選択指示部 33a 搬送機構 33b 再生部 35,51 メモリ 36,52 書込み回路 37,53 読出し回路 36A,52A 書込み部 37A,53A 読出し部 38,54 アクセス制御部 200 情報処理機器としてのパーソナルコ
ンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC03 CC06 DE03 DE12 DE17 DE23 DE29 DE38 EF05 FG19 GK12 5D072 CB04 CB05 EB12 5D077 AA23 BA03 BA05 BA18 CB09 CB14 DC03 EA31 5D110 AA15 AA22 AA29 DA10 DA14 DA17 DB09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を指定する指定情報を入力する入
    力部と、 複数の記録媒体のうちから前記指定情報に相当する記録
    媒体を選択し、該選択した記録媒体に記録されている一
    連のデータを再生する再生機構と、 前記複数の記録媒体のそれぞれについての情報を更新可
    能に記憶するメモリと、 前記再生機構による再生が前記一連のデータの途中で停
    止されたことに応答し、該データにおける再生の停止位
    置を示す停止位置情報と記録媒体を識別する媒体識別情
    報とを対応させて前記メモリに書込む書込み部と、 前記入力部から入力された前記指定情報に対応する前記
    媒体識別情報が前記メモリに書込まれていれば該媒体識
    別情報に対応して該メモリに書込まれている前記停止位
    置情報を前記再生機構に与え、該再生機構に該停止位置
    情報が示す位置からデータを再生させる読出し制御部
    と、 を備えることを特徴とする記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】利用者を識別する利用者識別情報と記録媒
    体を指定する指定情報とを含む指示を入力する入力部
    と、 複数の記録媒体のうちから前記指定情報に相当する記録
    媒体を選択し、該選択した記録媒体に記録されている一
    連のデータを再生する再生機構と、 前記複数の記録媒体のそれぞれについての情報を更新可
    能に記憶するメモリと、 前記再生機構による再生が前記一連のデータの途中で停
    止されたことに応答し、該データにおける再生の停止位
    置を示す停止位置情報と記録媒体を識別する媒体識別情
    報と前記利用者識別情報とを対応させて前記メモリに書
    込む書込み部と、 前記入力部から入力された前記指定情報及び前記利用者
    識別情報に対応する前記媒体識別情報及び前記利用者識
    別情報の組が前記メモリに書込まれていれば、該媒体識
    別情報及び利用者識別情報の組に対応して該メモリに書
    込まれている前記停止位置情報を前記再生機構に与え、
    該再生機構に該停止位置情報で示す位置から前記データ
    を再生させる読出し制御部と、 を備えることを特徴とする記録媒体再生装置。
  3. 【請求項3】記録媒体を示す指定情報を入力する入力部
    と、 複数の記録媒体のうちから前記指定情報に相当する記録
    媒体を選択し、該選択した記録媒体に記録されている一
    連のデータを再生する再生機構と、 メモリを有する情報処理機器に通信可能に接続された通
    信部と、 前記再生機構による再生が前記一連のデータの途中で停
    止されたことに応答し、該データにおける再生の停止位
    置を示す停止位置情報と記録媒体を識別する媒体識別情
    報とを前記通信部から前記情報処理機器に送信し、該停
    止位置情報に該媒体識別情報を対応させて前記メモリに
    書込ませる書込み部と、 前記入力部から入力された前記指定情報を前記通信部か
    ら前記情報処理機器に送信し、該指定情報に相当する前
    記媒体識別情報が前記メモリに書込まれていれば、該媒
    体識別情報に対応して該メモリに書込まれている前記停
    止位置情報を、該通信部を介して受信して前記再生機構
    に与え、該再生機構に該停止位置情報に示す位置からデ
    ータを再生させる読出し制御部と、 を備えることを特徴とする記録媒体再生装置。
  4. 【請求項4】利用者を識別する利用者識別情報と記録媒
    体を指定する指定情報とを含む指示を入力する入力部
    と、 複数の記録媒体のうちから前記指定情報に相当する記録
    媒体を選択し、該選択した記録媒体に記録されている一
    連のデータを再生する再生機構と、 メモリを有する情報処理機器に通信可能に接続された通
    信部と、 前記再生機構による再生が前記一連のデータの途中で停
    止されたことに応答し、該データにおける再生の停止位
    置を示す停止位置情報と記録媒体を識別する媒体識別情
    報と前記利用者識別情報とを前記通信部から前記情報処
    理機器に送信し、該媒体識別情報と該停止位置情報と該
    利用者識別情報とを対応させて前記メモリに書込ませる
    書込み部と、 前記入力部から入力された前記指定情報及び前記利用者
    識別情報を前記通信部から前記情報処理機器に送信し、
    該指定情報及び利用者識別情報の組に対応する前記媒体
    識別情報及び利用者識別情報が前記メモリに書込まれて
    いれば、該媒体識別情報及び利用者識別情報の組に対応
    して該メモリに書込まれている前記停止位置情報を該前
    記通信部を介して受信して前記再生機構に与え、該再生
    機構に該停止位置情報に示す位置から前記データを再生
    させる読出し制御部と、 を備えることを特徴とする記録媒体再生装置。
  5. 【請求項5】記録媒体を指定する指定情報を入力する入
    力部、複数の記録媒体のうちから前記指定情報に相当す
    る記録媒体を選択し、該選択した記録媒体に記録されて
    いる一連のデータを再生する再生機構及びメモリを備え
    る記録媒体再生装置に設けられたコンピュータに、 前記再生機構による再生が前記一連のデータの途中で停
    止されたことに応答し、該データにおける再生の停止位
    置を示す停止位置情報と該記録媒体を識別する媒体識別
    情報とを対応させて前記メモリに書込ませる処理と、 前記入力部から入力された前記指定情報に対応する前記
    媒体識別情報が前記メモリに書込まれていれば、該媒体
    識別情報に対応して該メモリに書込まれている前記停止
    位置情報を読出して前記再生機構に与え、該再生機構に
    該停止位置情報が示す位置から前記データを再生させる
    処理と、 を実施させることを特徴とするプログラム。
  6. 【請求項6】利用者を識別する利用者識別情報と記録媒
    体を指定する指定情報とを含む指示を入力する入力部、
    複数の記録媒体のうちから前記指定情報に相当する記録
    媒体を選択し、該選択した記録媒体に記録されている一
    連のデータを再生する再生機構、及びメモリを備える記
    録媒体再生装置に設けられたコンピュータに、 前記再生機構による再生が前記一連のデータの途中で停
    止されたことに応答し、該データにおける再生の停止位
    置を示す停止位置情報と記録媒体を識別する媒体識別情
    報と前記利用者識別情報とを対応させて前記メモリに書
    込ませる処理と、 前記入力部から入力された前記指定情報及び前記利用者
    識別情報に対応する前記媒体識別情報及び利用者識別情
    報の組が前記メモリに書込まれていれば、該媒体識別情
    報及び利用者識別情報の組に対応して該メモリに書込ま
    れている前記停止位置情報を読出して前記再生機構に与
    え、該再生機構に該停止位置情報で示す位置から前記デ
    ータを再生させる処理と、 を実施させることを特徴とするプログラム。
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KR100940027B1 (ko) * 2003-05-19 2010-02-04 엘지전자 주식회사 프로그램별 리줌 마크 관리방법

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