JP2003044670A - ローン設計システム,装置,方法,プログラム,並びにローン - Google Patents

ローン設計システム,装置,方法,プログラム,並びにローン

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JP2003044670A
JP2003044670A JP2001232523A JP2001232523A JP2003044670A JP 2003044670 A JP2003044670 A JP 2003044670A JP 2001232523 A JP2001232523 A JP 2001232523A JP 2001232523 A JP2001232523 A JP 2001232523A JP 2003044670 A JP2003044670 A JP 2003044670A
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Toshio Sueki
利男 末木
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、将来起こるかもしれない事
態を予測し、返済に無理のないローン設計を行うことが
可能な、ローン設計システム,装置,方法,プログラム
並びにローンを提供する。 【解決手段】 インターネットを含む通信回線網を使用
してローン設計を行うシステムSであって、サーバーコ
ンピュータ100と、このサーバーコンピュータ100
に通信回線網を介して接続されたユーザーコンピュータ
200とを備え、サーバーコンピュータ100は、ユー
ザーの個別情報から、ユーザのライフプランを想定して
ローン設計を行う演算部と、情報またはローン設計の結
果について、通信回線網を介してユーザーコンピュータ
200との間で送受信する送受信部とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はローン設計システ
ム,装置,方法,プログラム並びにローンに係り、特に
個人のライフスタイル,ライフプランに応じ、無理なく
返済ができるようなローン設計を行う、ローン設計シス
テム,装置,方法,プログラム並びにローンに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅を建築する際には、多額の資金が必
要となるため、多くの場合、住宅ローンを組んで資金が
調達される。住宅ローンを組んだ場合、完済するまで、
20〜30数年の期間をかけて月々の返済を行うことと
なる。
【0003】住宅ローンの返済方法としては、元利均等
方式または元金均等方式がある。元利均等方式は、月々
決められた額を返済していく仕組みである。また、元金
均等方式は、初回の返済額が最も多く、年数を経るにし
たがって、全体の返済額が減少していく返済方法であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、完済
するまで住宅ローンの返済を行うが、住宅を購入してか
ら年数が経過するうちに、増改築や、子供の教育費など
の資金が必要になることがあり、この場合、上記したよ
うな返済方法では、図19に示すように、住宅ローンに
加えて、増改築ローンや教育ローンの支出が加算され、
家計を圧迫することがあった。
【0005】また、近年では、終身雇用制が崩壊し、企
業の合理化政策などにより、定年を迎えるまで給与が上
昇し続けるということがなくなってきている。このよう
な中で、将来起こるかもしれない事態に対応するという
観点から、個人それぞれのライフプランを想定し、これ
に基づいて、返済オーバーがなく、家計を圧迫しない返
済プランを設計することが求められている。
【0006】本発明の目的は、将来起こるかもしれない
事態を予測し、返済に無理のないローン設計を行うこと
が可能な、ローン設計システム,装置,方法,プログラ
ム並びにローンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の請
求項1に係るローン設計システムによれば、インターネ
ットを含む通信回線網を使用してローン設計を行うシス
テムであって、サーバーコンピュータと、該サーバーコ
ンピュータに前記通信回線網を介して接続されたユーザ
ーコンピュータとを備え、前記サーバーコンピュータ
は、ユーザーの個別情報から、ユーザのライフプランを
想定してローン設計を行う演算部と、前記情報またはロ
ーン設計の結果について、前記通信回線網を介して前記
ユーザーコンピュータとの間で送受信する送受信部と、
を備えたことにより解決される。
【0008】このように、本発明のローン設計システム
によれば、ユーザー個人の属性や家族構成に基づいて、
ユーザーのライフプランを想定し、このライフプランに
合致したローン設計を行うように構成されている。した
がって、ユーザーは、将来に渡って、無理のない返済を
することが可能となる。
【0009】なお、前記ローン設計は、全てのローンの
総額が、前記ユーザーの担保により保証される範囲内ま
たは前記ユーザーの生涯の返済可能額内で設計されるも
のである。このため、複数のローンがあったとしても、
この返済可能額内で組合せられるため、無理なく返済を
行うことが可能となる。
【0010】また、前記ローン設計において、より具体
的には、前記ローン設計において、前記ユーザーのライ
フプランに基づいて必要なローンの種類を設定する。ま
た、、前記ユーザーの月間または年間の返済について
は、その限度額を前記ユーザーの収入に沿ったものとす
る。
【0011】さらに、前記ローン設計において、前記限
度額内で一つ以上のローンの返済額を組合せる。本発明
では、複数のローンが組まれている場合は、一つのロー
ンの返済額を減額し、減額分を他のローンの返済額とす
るものである。このとき、減額分を支払うためにローン
の期間を長期化し、さらに必要であれば、ローンの残額
を前記ユーザーの後継人に譲渡する。本発明では、減額
の対象は住宅ローンとされる。
【0012】本発明のローン設計システムを実現するた
めの装置として、請求項10に係る装置は、インターネ
ットを含む通信回線網を使用して、ローンの設計を行う
装置であって、ユーザーの個別情報が入力される入力部
と、該情報に基づいて、ユーザーのライフプランを設定
する処理と、該ライフプランに基づいて必要なローンの
種類を設定する処理と、前記ローンの総額を前記ユーザ
ーの担保により保証される範囲内または前記ユーザーの
生涯の返済可能額内で設定する処理と、前記ユーザーの
月間または年間の返済の限度額を前記ユーザーの収入に
合わせて設定する処理と、該限度額内で前記ローンの組
合せを行う処理と、を行う演算部と、前記演算部により
算出された結果を出力する出力部と、を備えたことを特
徴とする。
【0013】なお、前記入力部または出力部は通信回線
網に接続されており、ユーザーの個別情報、または前記
演算部により算出された結果について、通信回線網を介
して送受信することができる。
【0014】本発明の請求項12に係る方法は、インタ
ーネットを含む通信回線網を使用して、ローン設計を行
う方法であって、前記通信回線網を介して得られたユー
ザーの個別情報からユーザーのライフプランを想定し、
該ライフプランに基づいてユーザーに必要なローンを設
定し、前記ローンの総額を前記ユーザーの担保により保
証される範囲内または前記ユーザーの生涯の返済可能額
内で設定し、前記ユーザーの収入に応じて月間または年
間の返済限度額を算出し、該返済限度額内で一つ以上の
ローンの返済額を組み合わせ、前記返済限度額または前
記ローンの返済額の組合せを前記通信回線網を介してユ
ーザーに報知することを特徴とする。
【0015】なお、複数のローンを組合せるときは、少
なくとも一つのローンの返済額を減額し、該減額分を他
のローンの返済額として、月間または年間の返済限度額
を超えないようにする。また、前記減額分を支払うため
にローンの期間を長期化することもできる。さらに必要
であれば、ローンの残額を前記ユーザーの後継人に譲渡
する。ここで、前記減額の対象となるローンは住宅ロー
ンである。
【0016】本発明の請求項17に係るプログラムは、
インターネットを含む通信回線網に接続されたコンピュ
ータにおいて、ユーザーの個別情報を取得する処理、該
情報に基づいて、ユーザーのライフプランを設定する処
理、該ライフプランに基づいて必要なローンの種類を設
定する処理、前記ローンの総額を前記ユーザーの担保に
より保証される範囲内または前記ユーザーの生涯の返済
可能額内で設定する処理、前記ユーザーの月間または年
間の返済の限度額を前記ユーザーの収入に合わせて設定
する処理、該限度額内で前記ローンの組合せを行う処
理、前記返済の限度額または該限度額内でのローンの組
合せを出力する処理、を前記コンピュータに実行させる
ものである。
【0017】前記ローンの組合せを行う処理では少なく
とも一つのローンの返済額を減額し、該減額分を他のロ
ーンの返済額とする処理がなされる。また、前記ローン
の減額分について、追加の支払期間を設定する処理を行
う。
【0018】なお、前記プログラムを、CD−ROM或
いはハードディスク等の記録媒体に記録した構成として
も良い。
【0019】請求項21記載のローンは、ユーザーの担
保により保証される範囲内または前記ユーザーの生涯の
返済可能額内で設定された総額内に複数の個別ローンが
含まれ、該個別ローンのうち少なくとも一つについて月
間または年間の返済額を前記ユーザーの収入に応じて変
動させたことを特徴とする。
【0020】前記個別ローンは、住宅ローン、自動車ロ
ーン、リフォームローン、教育ローンの少なくとも一つ
である。そして、前記収入の減少により発生する返済減
額分について、該返済減額分を支払い可能な延長返済期
間が付加されている。また、前記収入の減少により発生
する返済減額分について、前記ユーザーの後継人に譲渡
することも可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、以下に説明する処理ステ
ップ、装置等は本発明を限定するものでなく、本発明の
趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0022】図1乃至図18は本発明の一実施の形態例
を示すものであり、図1はローン設計システムの概念
図、図2はローン設計システムを実現するハード構成を
示す説明図、図3はユーザの個別情報の一例を示す表、
図4は教育ローンの要否を決定するために用いられる
表、図5は教育ローンの要否判断の一例、図6はユーザ
ーのライフプランを示す説明図、図7及び図8は統計資
料を示す説明図、図9は住宅性能表示制度に基づく評価
等級を示す一覧表、図10は評価等級に対して定められ
た指数を示す一覧表、図11は住宅の基本耐用年数を示
す一覧表、図12はローンプランを示す説明図、図13
乃至図15はユーザーコンピュータに表示される画面の
一例を示す説明図、図16乃至図18はプログラムによ
る処理の流れを示すフローチャートである。
【0023】本例のローン設計システムSは、図1の波
線矢印で示すように、通信回線網を介してユーザー10
から必要な情報を収集し、この情報に基づいて、住宅ロ
ーンをベースとしたローンプランを作成し、提示するも
のである。
【0024】図1は、ローン設計システムSが、ローン
の貸主側に設けられている例を示すものであり、不動産
物件の調査、融資、返済などの業務の流れ(図中実線矢
印)も含んで表示されている。
【0025】本例のローン設計システムSにより作成さ
れるローンは、図12に示すように、ユーザーの担保に
より保証される範囲内またはユーザーの生涯の返済可能
額内で設定された総額内に、住宅ローン、自動車ロー
ン、リフォームローン、教育ローンなどの個別ローンが
含まれており、これら個別ローンのうち住宅ローンにつ
いて月間または年間の返済額を前記ユーザーの収入に応
じて変動させるように構成されている。
【0026】本例のローンは、収入の減少により発生す
る返済減額分について、返済減額分を支払い可能な延長
返済期間を付加することが可能である。また、収入の減
少により発生する返済減額分について、ユーザーの後継
人に譲渡することも可能である。
【0027】本例のローン設計システムSは、通信回線
網を利用して、上記ローンについて、ユーザーのライフ
プランに合わせた最適なローンプランを設計するもので
ある。ローン設計システムSは、図2に示すように、サ
ーバーコンピュータ100と、ユーザーコンピュータ2
00と、情報通信網(インターネット)Iなどを少なく
とも含んで構成されている。また、必要に応じて、住宅
格付け会社のコンピュータや、維持管理会社のコンピュ
ータ等と接続された、情報センターのコンピュータ30
0を含んで構成されている。
【0028】サーバーコンピュータ100は、本発明に
おけるローン設計システムSの装置を構成するものであ
り、CPU101,入力部102,出力部103,送受
信部104,記憶部110を備えている。
【0029】記憶部110は、ROM112,RAM1
13を備えており、ROM112には、コンピュータシ
ステムのハードウェア制御のための基本的な各種プログ
ラムが格納されている。また、RAM113は、後述す
るアプリケーションプログラムのワークエリアとして機
能するように構成されている。
【0030】サーバーコンピュータ100は、家族に発
生する事態を予測するとともに、ローン設計を行うため
に必要な基本情報として、職業別平均賃金額、年齢別平
均賃金額、住宅の基準耐用年数、中古住宅の評価基準、
などの情報を有している。
【0031】上記基本情報は、白書や統計に基づいて作
成され、随時最新のデータに書き換えられるものであ
る。これらの情報は、記憶部110のHDD111にお
いて、基本情報記憶部111aに記憶されている。な
お、これらの情報については、CD−ROM等の媒体に
記録された情報を読み込んで使用する構成としても良
い。
【0032】また、HDD111には、ユーザーのライ
フプランを算定する計算式や、ローンの返済額を算出す
る計算式を有している。これらの計算式は、計算式記憶
部111bに記憶されている。
【0033】HDD111には、上記データの他、ユー
ザーの個別情報が記憶される個別情報記憶部111cが
設けられている。ユーザーの個別情報は、サーバーコン
ピュータ100に直接入力されるか、或いは、通信回線
網Iを介してユーザーコンピュータ200から送信され
る。
【0034】ユーザーの個別情報としては、年齢,職業
(業種),家族構成,車の有無,車が有る場合は買換え
希望の有無と、買い換え希望がある場合はおおよその時
期、購入する不動産の価格,支払い可能な頭金の額等の
情報が含まれている。なお、可能であれば、ユーザーか
らより具体的な情報、例えば年収,次の買い換えで希望
している車種,子供を進学させたい学校名などの情報を
取得する。
【0035】さらに、HDD111には、本例のローン
設計システムによって作成されたローンプランが記憶さ
れるローンプラン記憶部111dが設けられている。
【0036】ユーザーの個別情報がユーザーコンピュー
タ200から送信された場合、サーバーコンピュータ1
00の送受信部104で受信される。送受信部104
は、例えばモデムであり、通信回線網Iに接続され、サ
ーバーコンピュータ100とユーザーコンピュータ20
0との間でのデータの送受信を行うように構成されてい
る。通信回線網Iとしては、インターネット、電話線、
ISDN回線、専用線、無線などが使用される。
【0037】さらに、HDD111には、オペレーティ
ングシステムプログラム及びアプリケーションプログラ
ムが格納されている。アプリケーションプログラムは、
本例のローン設計システムSの基本的機能を実現するた
めの基本プログラムである。
【0038】アプリケーションプログラムにより、CP
U101は、ユーザーの個別情報に基づいて、ユーザー
のライフプランの設定を行う。ここでは、ユーザーがあ
と何年働けるかその期間を算出する処理、子供の教育資
金が必要になる時期を設定する処理、住宅の増改築が必
要になる時期を設定する処理、自動車の購入時期を設定
する処理、が行われる。なお、ユーザーが独身である場
合は、結婚資金が必要になる時期を設定する処理を行う
ようにしても良い。
【0039】上記処理における計算式は次の通りであ
る。ユーザーがあと何年働けるかその期間は、60才か
らユーザーの現在の年齢を減ずることにより得られる。
また、子供の教育資金が必要になる時期については、 子供の教育資金が必要となる時期(小学校の場合)=6
−子供の年齢 子供の教育資金が必要となる時期(中学校の場合)=1
2−子供の年齢 子供の教育資金が必要となる時期(高校の場合)=15
−子供の年齢 子供の教育資金が必要となる時期(大学の場合)=18
−子供の年齢 から得られる。なお、まだ子供がいない場合は、数年後
に子供が誕生したと想定して、教育資金が必要となる時
期をシュミレーションするようにしても良い。
【0040】自動車の購入時期については、ユーザーか
ら具体的な時期が提示されていない限り特定できないの
で、ユーザーから具体的な時期の提示がない場合は、3
年後、5年後、7年後、10年後など、所定期間後に購
入されるものと想定して、時期の設定を行う。
【0041】住宅の増改築の時期については、住宅の増
改築を行う時期と、住宅の修繕を行う時期に分けて設定
される。住宅の増改築については、ユーザーが親と同居
する予定である場合は、同居の開始時期を増改築の時期
として特定し、また、ユーザーに複数の子供がいる場合
は、子供が成長した段階で増改築を行うものとして時期
を設定する。
【0042】また、住宅の修繕を行う時期としては、住
宅の基準耐用年数を参照し、住宅の築年数が所定期間経
過した段階で、修繕を行うものとして時期を設定する。
このように、適切な時期に修繕を行っておくことによ
り、住宅の価値を高く保持しておくことができ好適であ
る。
【0043】次に、ユーザー側で使用されるユーザーコ
ンピュータ200について説明する。ユーザーコンピュ
ータ200は、CPU201,入力部202,出力部2
03,送受信部204,記憶部210を備えている。
【0044】ユーザーコンピュータ200は、送受信部
204からインターネットIへ接続することにより、サ
ーバーコンピュータ100へアクセスできるように構成
されている。
【0045】なお、ユーザーコンピュータ200から、
サーバーコンピュータ100へのアクセスと、サーバー
コンピュータ100からの情報の取得は、インターネッ
ト閲覧ソフトを介して行うものとする。
【0046】ユーザーコンピュータ200からは、入力
部202から、住宅の個別情報の入力などが行われ、入
力された情報は、送受信部204からサーバーコンピュ
ータ100へ送出されるように構成されている。
【0047】また、サーバーコンピュータ100では、
ユーザーコンピュータ200から得られた情報につい
て、出力部203から出力されるように構成されてい
る。なお、このような情報のやりとりは、ホームページ
上で行われるので、ユーザーはいつでも、どこにいても
サーバーコンピュータ100から情報の提供を受けるこ
とが可能となる。
【0048】記憶部210は、HDD211,ROM2
12,RAM213から構成されている。HDD211
には、サーバーコンピュータから受け取ったローン設計
の結果情報などが記憶される。
【0049】また、ROM212には、コンピュータシ
ステムのハードウェア制御のための基本的な各種プログ
ラムが格納されている。RAM213は、アプリケーシ
ョンプログラムのワークエリアとして機能するように構
成されている。
【0050】ユーザーコンピュータ200は、通信回線
網Iを介して、サーバーコンピュータ100との間で情
報の送受信を行う。ユーザーコンピュータ200からサ
ーバーコンピュータ100へ送信される情報としては、
上記したように、ユーザーの個別情報がある。また、サ
ーバーコンピュータ100からユーザーコンピュータ2
00に送信される情報としては、ユーザーの個別情報か
ら形成されたローンプランがある。
【0051】ユーザーコンピュータ200としては、デ
スクトップ型のパソコンの他、モバイル端末を使用した
構成としても良い。モバイル端末としては、ノートパソ
コン、電子手帳型携帯情報ツールの他、携帯型ゲーム
機、携帯電話を含み、さらに本例のローン設計システム
専用の携帯用端末を含むものである。
【0052】このように、ユーザーコンピュータ200
をモバイル端末とすることにより、ユーザーはどこにい
ても本例のシステムを利用することが可能となり、タイ
ムリーな情報通信が可能となる。
【0053】ここで、図3の表に示すデータを有するユ
ーザーAについて、将来起こるかもしれない事態を予測
してライフプランを作成し、このライフプランをふまえ
て、住宅ローンをベースとしたローン設計を行う場合に
基づいて説明する。
【0054】ユーザーAは、年齢は30才、職業はサー
ビス業、年収は未記入、家族構成は妻(収入なし)、長
男(2才)、長女(0才)、子供を進学させたい学校名
については未記入、車所有、数年以内に車を買い換える
意思がある、希望車種については未定、両親の年齢は、
父(64才)、母(60才)とのことである。また、今
回購入する不動産の価格は2500万円、頭金は500
万円である。
【0055】はじめに、ユーザーAの定年時期について
設定する。ユーザーAの定年時期については、ユーザー
Aの年齢に基づいて計算する。また、上記ユーザーAの
情報から、将来的に、どのようなローンが必要になるの
かが検証される。ユーザーAの場合、住宅ローンの他、
教育ローン、自動車ローン、リフォームローンが必要に
なる場合が想定される。
【0056】ここで、ユーザーAのライフプランに沿っ
て、各ローンの要否が検証される。教育ローンについて
は、はじめに、教育ローンを組む必要があるかどうかに
ついて検証される。教育ローンの必要の有無について
は、図4の表に示されるように、ユーザーAの年収、子
供の数、進学する学校に応じて決められる。
【0057】なお、図4の表は一例を示したものであ
り、年収300万円〜500万円未満、或いは年収50
0万円以上のユーザーについて、教育ローンの必要性を
まとめたものである。
【0058】表に示されているように、年収300万円
〜500万円未満のユーザーでは、一人が私立学校また
は大学に属する場合はローンを組むとの基準が設定され
ている。また、年収500万円以上のユーザーでは、二
人が私立大学または大学に属する場合はローンを組むと
の基準が設定されている。
【0059】したがって、ユーザーAの場合は、図5に
示すように、小学校,中学校,高校については、子供が
二人とも公立に進学した場合は、教育ローンを組む必要
がないと判断され、一人が私立に進学する場合は、早く
て5年後に教育ローンを組む必要が発生すると判断され
る。
【0060】さらに、小学校,中学校,高校について、
長女も私立に進学する予定である場合は、7年後には二
人分の教育ローンが必要になると判断される。そして、
子供が二人とも大学に進学する場合は、遅くて22年後
以降まで、教育ローンの返済がなされる可能性があると
判断される。
【0061】自動車ローンについては、自動車を購入す
る場合は、基本的にローンを組むものとして検証する。
自動車ローンについては、100万円〜1000万円く
らいまでの範囲で検証が行われる。なお、具体的な車種
が決まっている場合は、その車種の価格に沿って検証が
行われる。
【0062】車の買い換えが発生する時期については、
ユーザーAが希望している買い換え時期から設定する。
ユーザーAが買い換え時期を特定していない場合は、3
年後、5年後、7年後、10年後などの複数のパターン
を想定して検証する。
【0063】リフォームローンについては、増改築のた
めのリフォームローンと、修繕のためのリフォームロー
ンが想定される。リフォームローンについては、ユーザ
ーの家族構成,家族の年齢と、購入した建物の耐用年数
により、ローンを組む時期が特定される。
【0064】増改築のためのリフォームローンは、親と
の同居や子供の成長に合わせて増改築を行うときに発生
するものである。増改築のためのリフォームローンは、
例えば、親が75才以上になったとき、或いは、子供が
20才以上になったとき等、家族の年齢に基づいて想定
される。
【0065】住宅の修繕のためのリフォームローンは、
住宅の修繕を行うときに発生するものである。修繕のた
めのリフォームローンについては、住宅の基準耐用年数
から時期が特定される。よって、住宅が新築であるか、
中古であるか、または住宅の種類等によって時期が変化
する。このため、ユーザーの購入した住宅に合わせて、
ローンを組む時期が設定される。
【0066】住宅の基準耐用年数は、例えば大蔵省令に
よる耐用年数に基づいて設定されており、例えば、図1
1に示すように、RC造で60年、鉄骨造(9mm以
上)で70年、鉄骨造(4mm以上)で50年、鉄骨造
(4mm未満)で30年、木造で30年とされる。した
がって、この耐用年数の範囲内で1回以上は修繕のため
のリフォームが行われるものとして、リフォームローン
の時期が設定される。
【0067】ユーザーAのライフプランは、例えば、図
6に示すように設定される。なお、図6に示すユーザー
Aのライフプランは一例であり、これに限定されないも
のであり、例えば、自動車ローンを3年後に組むパター
ンや、10年後に組むパターンとしてプランを作成した
り、子供が小学校から私立学校に進学するパターンや、
二人とも大学に進学しないパターンなど、複数のプラン
が想定されるものである。
【0068】このようにして特定されたユーザーAのラ
イフプランに合わせて、ローンの具体的額の設定が行わ
れる。ここで先ず、ユーザーAのローンの限度額が算出
される。この限度額内に、上記全てのローンが納まるよ
うにする。ローンの限度額は、現在の住宅金融公庫の基
準では、年収の20%までに抑えておくのが無難といわ
れているので、本例でもその基準を採用する。
【0069】ユーザーAの年収は未記入であるため、業
種別の平均値をとって算出する。業種別の平均値につい
ては、図7に示すように、国税庁により出されている統
計値を利用するものであり、この統計値データは、HD
D111の基本情報記憶部111aに記憶されている。
【0070】ユーザーAの年収については、サービス業
の平均値をとって433万円とする。また、ユーザーの
生涯の返済可能期間として、定年後5年を含めて35年
としてローンを組むと、433万円×20%×35年=
3031万円となり、最大で3000万くらいの額が目
安となる。
【0071】なお、ローンの総額については、ユーザー
の購入物件の額や、ユーザーのライフプラン、或いは、
ユーザの希望などを考慮して、最大額までであれば自由
に設定することが可能である。
【0072】なお、ローン総額を決定するとき、担保価
値についても、十分であるかどうかが検討される。担保
価値とは、土地や建物の値段に、所定の掛け目を設定し
て算出されるものである。なお、掛け目は、一般的に7
割から8割に設定される。
【0073】ユーザーAの購入する物件が新築である場
合は、その物件の価値はまだ下がっていないので、その
物件を担保とすることができるが、購入物件が中古物件
である場合、特に建物部分については、償却率や、市場
での流通性などを考慮して、現時点でどのくらいの価値
があるのかを適性に判定する必要がある。
【0074】本例では、中古建物について、新築のとき
に住宅性能表示制度に基づいて付された、評価情報に基
づいて評価を行う。新築時の評価情報から、住宅の耐用
年数や償却率を求め、さらに、市場流通性や管理状態を
考慮して、住宅の現在の建物価値を求めるものである。
【0075】住宅性能表示制度に基づく住宅の評価情報
は、図9に示すように、住宅の構造,火災対策,劣化対
策,設備維持管理,温熱環境,空気環境,光視環境,音
環境,高齢者対策に関する情報を含んでおり、それぞれ
に関して、住宅の性能を各等級で表している。
【0076】また、建物の評価を行うために、建物の個
別情報が必要とされる。個別情報としては、前記新築時
に付された評価情報の他、住宅の種類(戸建て又は共同
住宅)、建設年月日、住所、管理費制度に関する情報が
使用される。
【0077】そして、本例では、上記のように新築時に
付されていた等級に対応して、現在での等級が設定され
ている。例えば、「構造の安定に関すること」を例にす
ると、耐震について新築時での評価が等級1であった場
合、現在での評価等級は2として設定されている。よっ
て、新築時に付されていた等級から、住宅の現在での評
価等級を得ることができる。
【0078】さらに、上記現在の等級について、各項目
別の現在評価等級の平均値に対応して、図10に示すよ
うに、所定の指数が設定されている。例えば、構造の安
定に関することについて、平均値が3以上であった場合
は指数1.20、平均値が2以上であった場合は指数
1.10、平均値が1以上であった場合は指数1.0、
平均値が0以上であった場合は指数0.85、平均値が
0未満であった場合は指数0.70として定められてい
る。
【0079】そして、これらの指数は、構造の安定に関
すること,火災時の安全に関すること,劣化の軽減に関
すること、に係る指数が、住宅の耐用年数を算出すると
きに使用されるものとして設定されている。
【0080】また、維持管理への配慮に関すること,温
熱環境に関すること,空気環境に関すること,光・視環
境に関すること,音環境に関すること,高齢者等への配
慮に関すること、に係る指数が、住宅の建物価値を算出
するときに使用するものとして設定されている。
【0081】住宅の耐用年数を算出するためには、住宅
の基本耐用年数に関するデータが用いられる。基本耐用
年数は、図11に示すように、RC造で60年、鉄骨造
(9mm以上)で70年、鉄骨造(4mm以上)で50
年、鉄骨造(4mm未満)で30年、木造で30年とさ
れている。
【0082】さらにまた、現在の建物価値を算出するた
めのデータとして、建物の流通性を示す情報が使用され
る。これらの流通性を示す指数については、住宅の住所
から特定される。建物の流通性を示す情報は、各地域毎
に、買い物の利便性、交通の利便性、人口動向、インフ
ラの充実度、公共機関の利便性を示す指数から構成され
ている。
【0083】これらのデータは、国勢調査資料等を利用
して作成したり、或いは、ウェブ上で供給されている既
存の地図情報サービスのデータなどに基づいて作成さ
れ、随時最新のデータが使用されるものである。
【0084】上記指数は、買い物の利便性を示す場合
は、例えば、半径100m〜300m以内にスーパーな
どの量販店がある場合は指数1.1、量販店まで300
m〜500mの間である場合は1.0、量販店まで50
0m以上ある場合は0.8として定められている。
【0085】また、上記指数は、交通の利便性を示す場
合は、例えば、半径100m〜300m以内に駅がある
場合は指数1.1、駅まで300m〜500mの間であ
る場合は1.0、駅まで500m以上ある場合は0.8
として定められている。
【0086】さらに、人口動向を示す場合は、前年の人
口と比較し、増加している場合は1.1、変化がない場
合は1.0、減少している場合は0.8として定められ
ている。
【0087】インフラの充実度を示す場合は、例えば、
半径100m〜300m以内に公園がある場合は指数
1.1、公園まで300m〜500mの間である場合は
1.0、公園まで500m以上ある場合は0.8として
定められている。インフラの充実度としては、公園の
他、CATVの普及率などから指数を定めても良い。
【0088】公共機関の利便性を示す場合は、例えば、
半径100m〜300m以内に図書館がある場合は指数
1.1、図書館まで300m〜500mの間である場合
は1.0、図書館まで500m以上ある場合は0.8と
して定められている。公共機関の充実度としては、図書
館の他、学校,市民会館,市民病院までの距離から指数
を定めても良い。
【0089】なお、流通性を示す指数については、上記
項目や値に限定されるものではなく、自由に設定するこ
とが可能である。
【0090】また、建物の現在価値を算出するために
は、その建物を、現時点で建築したと想定した場合の施
工費用が必要となる。施工費用は、標準タイプで住宅を
建築する場合の施工費用をベースとして、材料変更、設
計変更などを加味して算出される。
【0091】上記各データから、中古住宅の現時点での
建物価値を算出することができる。算出式は次の通りで
ある。 耐用年数=耐用年数算出指数の平均×基本耐用年数 償却率=1−使用年数/耐用年数 現在の建物価値=現時点での建築費×環境指数の平均値
×維持管理指数×流通性指数×償却率 なお、維持管理指数は、維持管理を行っている場合は
1.1、維持管理を行っていない場合は0.8として定
められている。
【0092】上記各データや計算式は、サーバーコンピ
ュータのHDDに格納されており、プログラムに従って
CPUにより計算がなされる。新築時の評価情報や住宅
の個別情報などについては、サーバーコンピュータ10
0に直接入力されるか、或いは、ユーザーコンピュータ
200から、通信回線網Iを介して、サーバーコンピュ
ータ100へ送信される。
【0093】なお、上記のように、中古住宅の価値算定
について、システムS内で行う他、図1に示すように、
外部の格付け会社Cや維持管理会社Cのデータを利
用するようにしても良い。
【0094】このようにして、担保価値が算出され、ロ
ーン総額が適性であることが確認されると、このローン
総額の中で、住宅ローン、自動車ローン、リフォームロ
ーン、教育ローンのそれぞれの額が決められる。
【0095】ユーザーAの場合は、将来的に複数のロー
ンが発生することが想定されるため、一般的な額に基づ
いて、それぞれのローンの額が設定される。ユーザーA
の場合は、購入した不動産の価格が2500万円、頭金
が500万円であるから、住宅ローンは2000万円で
特定される。
【0096】したがって、残り1000万円が、自動車
ローン、リフォームローン、教育ローンそれぞれに振り
分けられる。本例では、自動車ローン200万円、リフ
ォームローン300万円、教育ローン500万円とす
る。
【0097】そして、上記ローンについて、月間または
年間の支払額が設定される。ユーザーAの場合、ローン
の払い始めの時期は、年齢が若く多くの年収が望めない
ため、返済額は低めに設定される。
【0098】そして、住宅ローンの支払いを行っている
途中で、自動車ローン、リフォームローン、教育ローン
など、他のローンを組む必要が出てきた場合は、住宅ロ
ーンの返済額を減少させ、そこに、他のローンの返済を
組み込むようにする。
【0099】また、図8に示すような統計データを参照
して、ユーザーAの収入が増加する時期を特定する。そ
して、収入が高くなる時期について、ローンの支払額の
上限額も高く設定する。統計データから見ると、一般的
に、45〜59才のとき最も賃金が高くなる傾向がある
ので、その時期を前後して支払額が最も高くなるように
設定する。
【0100】図12に、ユーザーAのローンプランの一
例を示す。このように、本例のローン設計システムによ
るローンプランでは、ユーザーのライフプランに基づい
て将来的に発生するローンが予測されており、返済に関
しては、ユーザーの収入に合わせて無理なく行えるよう
に構成されている。
【0101】このローンプランでは、現時点から40代
半ばまで、支払い額が低く設定されている。そして、ユ
ーザーAが35才のときに、自動車ローンが組み込まれ
る。自動車ローンが組まれている間は、住宅ローンの返
済額を低めにし、この部分に自動車ローンを組み込むよ
うにする。
【0102】ユーザーAが40才を過ぎたときに、両親
との同居が想定されるため、増築が必要となり、リフォ
ームローンが組み込まれる。リフォームローンが組まれ
ている間は、住宅ローンの返済額を低めにし、この部分
にリフォームローンを組み込むようにする。
【0103】ユーザーAが45才を過ぎたとき、収入が
増加することが想定されるため、ローン返済額の上限が
高めに設定される。このように高めに設定された返済額
は、ユーザーAが60才を過ぎるまで持続される。
【0104】また、ユーザーAが47才を過ぎたとき、
長男が19才であり、大学進学が想定されるため、教育
ローンの組み込みが設定される。教育ローンが組まれて
いる間は、住宅ローンの返済額を低めにし、この部分に
教育ローンを組み込むようにする。
【0105】さらに、ユーザーAが58才を過ぎたと
き、住宅の改修のために、再度リフォームローンが組ま
れる。この場合も、リフォームローンが組まれている間
は、住宅ローンの返済額を低めにし、この部分にリフォ
ームローンを組み込むようにする。
【0106】そして、ユーザーAが定年間近になり、収
入額が減少すると予測される時期には、ローンの上限額
が低くなるように設定する。そして、最終的にローンが
残ってしまう場合を想定し、ローンが残ってしまう場合
には、住宅を売却して残額の返済に当てるか、或いは、
子供にローンを譲渡する場合を想定してシュミレーショ
ンを行う。
【0107】住宅を売却する際の価値については、前記
したように、住宅性能表示制度に基づく評価等級に基づ
いて、住宅の耐用年数と償却率を算出し、これらを用い
て住宅の価値を算出すると良い。なお、ローンプランに
ついては、数年毎に見直しを行い、調整を行うようにす
ると良い。
【0108】なお、情報の秘匿性を確保するために、制
御部としてのCPU101に認証処理を行わせる構成と
しても良い。この処理では、認証プログラムに基づい
て、サーバーコンピュータ100からユーザーコンピュ
ータ200へ認証フォームが送付される。認証フォーム
には、ユーザー側でIDやパスワードが入力される。
【0109】この場合、HDD111には、ユーザ基本
情報として、ユーザーの氏名や住所等の基本情報を格納
した記憶部と、ユーザーに付されたID及びパスワード
を記憶した認証情報記憶部とが設けられる。
【0110】ここで、ユーザーコンピュータ200の表
示部に表示される画面遷移とともに、本例のローン設計
システムSの動作について説明する。
【0111】ユーザーコンピュータ200においてイン
ターネット閲覧ソフトを立ち上げて所定のアドレスを入
力し、サーバーコンピュータ100へアクセスすると、
先ず図13に示すような認証ページが送付される。認証
は、ユーザーのログイン情報が正しいかどうか調べて、
正しければアクセス権を与えるプロセスである。
【0112】この認証画面においてユーザーそれぞれに
付されたID及びパスワードの入力がなされる。そし
て、正しいID及びパスワードが入力されて初めて、ホ
ームページのメイン画面が表示されるように構成されて
いる。
【0113】メイン画面では、ユーザーの個別情報の入
力が行われる。図14に、情報入力用フォームの一例を
示す。ユーザーは、フォームの空欄に必要な情報を入力
する。情報としては、年齢,職業(業種),家族構成,
家族の年齢,購入不動産の価格,頭金の額,現在継続中
のローンの額等の情報が入力される。
【0114】なお、可能であれば、車の有無,車が有る
場合は買換え希望の有無と、買い換え希望がある場合は
おおよその時期、走行距離、車が無い場合は購入予定が
あるかどうか、子供の進学予定,両親との同居可能性な
どの情報が入力される。
【0115】上記情報がユーザーコンピュータ200か
らサーバーコンピュータ100へ送出されると、サーバ
ーコンピュータ100では入力情報に基づいて、ユーザ
ーのライフプランを設定し、ライフプランに沿ったロー
ンプランを作成する。なお、結果は、例えば、図15に
示すような画面で提示される。
【0116】このとき、ローンではないが、月間または
年間で決められた額を支払うものとして、火災保険,生
命保険などの保険料を、同時に表示するようにしても良
い。
【0117】ここで、本例のローン設計システムにおけ
るプログラム処理について説明する。図16のフローチ
ャートは認証からサービス開始までのプログラム処理の
流れを示すものである。
【0118】先ず、ステップS1で、ユーザーからシス
テムへの接続がなされたことが確認されると、ステップ
S2で、サーバーコンピュータ100からユーザーコン
ピュータ200へ認証ページの送付が行われる。
【0119】ステップS3で、上記認証ページにおい
て、ユーザーからパスワードとIDの入力が行われたこ
とが確認されると、ステップS4で、パスワードとID
が一致しているかどうかが判定される。
【0120】パスワードとIDが一致していない場合
(ステップS4;No)、一致するまで入力が促される
が、このとき、3回入力しても一致しない場合は、処理
を終了するようにしても良い。
【0121】パスワードとIDが一致していると判定さ
れた場合(ステップS4;Yes)、ステップS5で、
パスワードまたはIDを参照して、ユーザーの氏名など
基本的な情報が読み出され、ステップS6でサービスが
開始される。
【0122】なお、本例では、認証画面にパスワードと
IDを入力することにより認証が行われる構成を示した
が、音声による認証を行う構成としても良い。この場合
は、予め、ユーザーの音声をサーバーコンピュータ10
0の記憶部110に登録しておき、ユーザーコンピュー
タ200において入力された音声と、登録された音声を
比較して、認証を行うようにする。
【0123】以下、サーバーコンピュータにおいて、ロ
ーン設計を行う処理の流れについて図17のフローチャ
ートに従って説明する。先ずステップS11で、必要な
情報を入力するためのフォームがユーザーコンピュータ
200へと送出される。
【0124】なお、上記認証処理で、ユーザの氏名など
基本的な情報が読み込まれている場合は、予め、入力フ
ォームの該当欄にそれらの情報を入力しておくようにし
ても良い。そして、入力フォームへユーザーにより入力
が行われ、ユーザーコンピュータ200からフォームが
返送されると、ステップS12でサーバーコンピュータ
100の送受信部104で入力済みのフォームが受信さ
れる。
【0125】次に、上記フォームに入力された情報に基
づいて、ユーザーのライフプランの設定が行われる。ス
テップS13で、ユーザーに子供がいるかどうかが判定
される。子供がいる場合(ステップS13;Yes)、
ステップS15に進む。
【0126】子供がいない場合(ステップS13;N
o)、ステップS14に進み、数年後に子供が誕生する
ものと想定して、子供の人数別に教育ローンが必要にな
る時期が設定される。
【0127】ステップS15では、教育ローンの要否が
検証される。教育ローンが必要であると判定された場合
(ステップS15;Yes)、ステップS16で、教育
ローンが必要になる時期が設定される。
【0128】次に、ステップS17で、ユーザーに車購
入の予定があるかどうかが判定される。車購入の予定が
ある場合(ステップS17;Yes)、ステップS18
で所定期間後に自動車ローンが必要になる時期が設定さ
れる。
【0129】このとき、ユーザーが購入時期を特定して
いない場合は、3年後、5年後、7年後、10年後、な
ど自動車ローンが組み込まれる時期について複数パター
ンを設定するようにしても良い。
【0130】車購入の予定がない場合(ステップS1
7;No)、ステップS19に進む。ステップS19で
は、リフォームローンの導入時期を設定するために、ユ
ーザーに親との同居の意思や可能性があるかどうかが判
定される。
【0131】ユーザーの回答から、同居の可能性がある
と判定された場合(ステップS19;Yes)は、ステ
ップS21で、ユーザーの親の年齢から同居の可能性が
発生する時期、すなわち、増改築のためのリフォームロ
ーンの発生時期の設定が行われる。
【0132】ユーザーの回答から、同居の可能性がない
と判定された場合(ステップS19;No)は、ステッ
プS20に進み、他に、増改築の可能性が発生するかど
うか検証される。このため、ステップS20では、子供
の数が複数であるかどうかが判定される。
【0133】子供の数が複数であると判定された場合
(ステップS20;Yes)、子供が成長したときに増
築が必要になる可能性が高いものとされ、ステップS2
1で、子供の年齢に基づいて、リフォームローンの発生
時期が特定される。
【0134】次に、修繕のためのリフォームローンの導
入時期が設定される。ステップS22で、ユーザーの購
入した住宅が新築であるかどうかが判定される。新築で
あると判定された場合(ステップS22;Yes)、ス
テップS24で、予め想定された所定期間後に、改修の
ための増改築ローンが必要になるものとして、リフォー
ムローンを組む時期が設定される。
【0135】また、ユーザーの購入した住宅が中古住宅
であると判定された場合(ステップS22;No)、ス
テップS23で築年数を考慮してから、リフォームロー
ンを組む時期が設定される。
【0136】このようにして、ユーザーのライフプラン
に合わせてローンの導入時期が設定されると、次に、ロ
ーン設定額の算定が行われる。
【0137】以下、ローン設定額の算定を行う処理の流
れについて図18のフローチャートに従って説明する。
先ず、ステップS31で、ユーザーの年収と、残りの労
働期間に対応して、ローンの上限額が設定される。な
お、ここでは、住宅金融公庫の基準に基づいて、年収の
20%を上限としてローン上限額の設定を行う。
【0138】次に、ステップS32で、購入不動産の担
保価値の計算が行われる。次いで、ステップS33で、
住宅ローンの限度額が適性であるかどうかが判定され
る。住宅ローンの額が適性であると判定された場合(ス
テップS33;Yes)は、ステップS35へ進む。適
性でないと判定された場合(ステップS33;No)
は、ステップS34で適性額になるように再計算された
後、ステップS35へ進む。
【0139】次に、上記限度額内で、住宅ローン,自動
車ローン,リフォームローン,教育ローンについて、ロ
ーンの額が設定される。住宅ローンについては、購入物
件の価格から、頭金を引いた額を設定し、他のローンに
ついては、限度額を超えないように金額が設定される。
【0140】次に、ステップS36で、住宅ローンにつ
いて、月々または毎年の支払額が設定される。支払額の
上限は、ユーザーの収入の20%内になるように設定さ
れる。したがって、ユーザーAが45才になるまでは、
収入が低いため、支払額の上限は低めになり、高い収入
が見込まれる45才以降には支払額の上限は高めにな
る。そして、再び収入が減少する定年間際には、再度、
支払額の上限は低めになる。
【0141】次に、ステップS37で、自動車ローン,
リフォームローン,教育ローンの組み込みを行う。これ
らのローンは、ステップS36で定めた支払い上限額を
超えないように組み込まれる。
【0142】そして、自動車ローン,リフォームロー
ン,教育ローンが組み込まれた時期では、住宅ローンは
その分だけ、支払額が減少される。ステップS38で
は、住宅ローンを減額する場合において、減額分を多め
に設定することにより、最初に設定した返済期間をオー
バーするかどうかが判定される。返済期間をオーバーす
る場合(ステップS38;Yes)、ステップS39及
びステップS40で、超過額の算定と、ローン返済期間
がどれくらい延長されるかについて計算が行われる。
【0143】このようにして、ローンプランが作成され
る。ローンプランは、一つだけではなく、ユーザーのラ
イフスタイルについて想定されるものに関して、複数の
プランが作成される。そして、ステップS41で、これ
らのローンプランがユーザーコンピュータ側に提示され
る。さらに、ステップS42では、ユーザーから修正要
請があったかどうか判定される。
【0144】ステップS42で、ユーザーから修正要請
があったと判定された場合(ステップS42;Ye
s)、ステップS43でプランの修正と再提示を行う。
修正要請がなかった場合(ステップS42;No)、処
理を終了する。
【0145】
【発明の効果】以上のように、本発明のローン設計シス
テムによれば、ユーザー個人の属性や家族構成に基づい
て、ユーザーのライフプランを想定し、このライフプラ
ンに合致したローン設計を行うように構成されている。
したがって、ユーザーは、将来に渡って、無理のない返
済をすることが可能となる。
【0146】また、本発明のローン設計システムによれ
ば、ユーザーのライフプランにおいて発生する全てのロ
ーンについて、ユーザーの担保により保証される範囲内
または前記ユーザーの生涯の返済可能額内で設計される
ので、新たなローンを組む度に担保の設定を行う必要が
なく、また無理なく返済を行うことが可能である。
【0147】さらに、月間または年間の返済の限度額に
ついて、ユーザーの収入に合わせて増減させるように構
成されているので、現代のように変化が激しい競争社会
に適したローンプランを得ることが可能である。
【0148】そして、同時期に複数のローンの支払いを
しなければならない場合であっても、上記限度額内で、
一つのローンの返済額を減額し、この減額分を他のロー
ンの返済額とするように構成されているので、家計を圧
迫することなく返済を行うことが可能となる。
【0149】さらに、状況に応じて減額分を多めにする
ことができるが、減額分を多めにすることにより、返済
期間を超過することがあっても、ローンの期間を長期化
したり、必要であれば、減額分を前記ユーザーの後継人
に譲渡するローンプランとすることができる。現在で
は、環境問題を配慮して建物の寿命を長くする動きがあ
り、このように、時代の流れから見ても、適切なローン
プランとなっているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のローン設計システムの概念図である。
【図2】本発明のローン設計システムを実現するハード
構成を示す説明図である。
【図3】ユーザの個別情報の一例を示す表である。
【図4】教育ローンの要否を決定するために用いられる
表である。
【図5】教育ローンの要否判断の一例である。
【図6】ユーザーのライフプランを示す説明図である。
【図7】統計資料を示す説明図である。
【図8】統計資料を示す説明図である。
【図9】住宅性能表示制度に基づく評価等級を示す一覧
表である。
【図10】評価等級に対して定められた指数を示す一覧
表である。
【図11】住宅の基本耐用年数を示す一覧表である。
【図12】ローンプランを示す説明図である。
【図13】ユーザーコンピュータに表示される画面の一
例を示す説明図である。
【図14】ユーザーコンピュータに表示される画面の一
例を示す説明図である。
【図15】ユーザーコンピュータに表示される画面の一
例を示す説明図である。
【図16】プログラムによる処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図17】プログラムによる処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図18】プログラムによる処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図19】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 サーバーコンピュータ 200 ユーザーコンピュータ 300 補修工事業者側に設けられるコンピュータ 101,201 CPU 102,202 入力部 103,203 出力部 104,204 送受信部 110,210 記憶部 I インターネット S ローン設計システム

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを含む通信回線網を使用
    して、ローンの設計を行うシステムであって、 サーバーコンピュータと、該サーバーコンピュータに前
    記通信回線網を介して接続されたユーザーコンピュータ
    とを備え、前記サーバーコンピュータは、ユーザーの個
    別情報から、ユーザのライフプランを想定してローン設
    計を行う演算部と、前記情報またはローン設計の結果に
    ついて、前記通信回線網を介して前記ユーザーコンピュ
    ータとの間で送受信する送受信部と、を備えたことを特
    徴とするローン設計システム。
  2. 【請求項2】 前記ローン設計は、前記ユーザーの担保
    により保証される範囲内または前記ユーザーの生涯の返
    済可能額内で設計されることを特徴とする請求項1記載
    のローン設計システム。
  3. 【請求項3】 前記ローン設計において、前記ユーザー
    のライフプランに基づいて必要なローンの種類を設定す
    ることを特徴とする請求項1記載のローン設計システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記ローン設計において、前記ユーザー
    の月間または年間の返済の限度額を前記ユーザーの収入
    に合わせて増減させることを特徴とする請求項1記載の
    ローン設計システム。
  5. 【請求項5】 前記限度額内で一つ以上のローンの返済
    額を組合せることを特徴とする請求項1記載のローン設
    計システム。
  6. 【請求項6】 前記ローンの組合せでは少なくとも一つ
    のローンの返済額を減額し、該減額分を他のローンの返
    済額としたことを特徴とする請求項5記載のローン設計
    システム。
  7. 【請求項7】 前記減額分を支払うためにローンの期間
    を長期化することを特徴とする請求項6記載のローン設
    計システム。
  8. 【請求項8】 前記減額分を前記ユーザーの後継人に譲
    渡することを特徴とする請求項6記載のローン設計シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記減額の対象となるローンは住宅ロー
    ンであることを特徴とする請求項6乃至8いずれか記載
    のローン設計システム。
  10. 【請求項10】 インターネットを含む通信回線網を使
    用して、ローンの設計を行う装置であって、 ユーザーの個別情報が入力される入力部と、 該情報に基づいて、ユーザーのライフプランを設定する
    処理と、該ライフプランに基づいて必要なローンの種類
    を設定する処理と、前記ローンの総額を前記ユーザーの
    担保により保証される範囲内または前記ユーザーの生涯
    の返済可能額内で設定する処理と、前記ユーザーの月間
    または年間の返済の限度額を前記ユーザーの収入に合わ
    せて設定する処理と、該限度額内で前記ローンの組合せ
    を行う処理と、を行う演算部と、 前記演算部により算出された結果を出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 前記入力部または出力部は通信回線網
    に接続されたことを特徴とする請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 インターネットを含む通信回線網を使
    用して、ローンの設計を行う方法であって、 前記通信回線網を介して得られたユーザーの個別情報か
    らユーザーのライフプランを想定し、該ライフプランに
    基づいてユーザーに必要なローンを設定し、前記ローン
    の総額を前記ユーザーの担保により保証される範囲内ま
    たは前記ユーザーの生涯の返済可能額内で設定し、前記
    ユーザーの収入に応じて月間または年間の返済限度額を
    算出し、該返済限度額内で一つ以上のローンの返済額を
    組み合わせ、前記返済限度額または前記ローンの返済額
    の組合せを前記通信回線網を介してユーザーに報知する
    ことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 前記ローンの組合せでは少なくとも一
    つのローンの返済額を減額し、該減額分を他のローンの
    返済額としたことを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記ローンの減額分を支払うためにロ
    ーンの期間を長期化することを特徴とする請求項13記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 前記ローンの減額分を前記ユーザーの
    後継人に譲渡することを特徴とする請求項13記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 前記減額の対象となるローンは住宅ロ
    ーンであることを特徴とする請求項13乃至15いずれ
    か記載の方法。
  17. 【請求項17】 インターネットを含む通信回線網に接
    続されたコンピュータにおいて、 ユーザーの個別情報を取得する処理、 該情報に基づいて、ユーザーのライフプランを設定する
    処理、 該ライフプランに基づいて必要なローンの種類を設定す
    る処理、 前記ローンの総額を前記ユーザーの担保により保証され
    る範囲内または前記ユーザーの生涯の返済可能額内で設
    定する処理、 前記ユーザーの月間または年間の返済の限度額を前記ユ
    ーザーの収入に合わせて設定する処理、 該限度額内で前記ローンの組合せを行う処理、 前記返済の限度額または該限度額内でのローンの組合せ
    を出力する処理、を前記コンピュータに実行させるため
    のプログラム。
  18. 【請求項18】 前記ローンの組合せを行う処理では少
    なくとも一つのローンの返済額を減額し、該減額分を他
    のローンの返済額とする処理がなされることを特徴とす
    る請求項17記載のプログラム。
  19. 【請求項19】 前記ローンの減額分について、追加の
    支払期間を設定する処理を行うことを特徴とする請求項
    18記載のプログラム。
  20. 【請求項20】 ユーザーの担保により保証される範囲
    内または前記ユーザーの生涯の返済可能額内で設定され
    た総額内に複数の個別ローンが含まれ、該個別ローンの
    うち少なくとも一つについて月間または年間の返済額を
    前記ユーザーの収入に応じて変動させたことを特徴とす
    るローン。
  21. 【請求項21】 前記個別ローンは、住宅ローン、自動
    車ローン、リフォームローン、教育ローンの少なくとも
    一つであることを特徴とする請求項20記載のローン。
  22. 【請求項22】 前記収入の減少により発生する返済減
    額分について、該返済減額分を支払い可能な延長返済期
    間が付加されたことを特徴とする請求項20記載のロー
    ン。
  23. 【請求項23】 前記収入の減少により発生する返済減
    額分について、前記ユーザーの後継人に譲渡することを
    特徴とする請求項20記載のローン。
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