JP2003044666A - 生活情報提供システム及び生活情報提供方法 - Google Patents

生活情報提供システム及び生活情報提供方法

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JP2003044666A
JP2003044666A JP2001227240A JP2001227240A JP2003044666A JP 2003044666 A JP2003044666 A JP 2003044666A JP 2001227240 A JP2001227240 A JP 2001227240A JP 2001227240 A JP2001227240 A JP 2001227240A JP 2003044666 A JP2003044666 A JP 2003044666A
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JP2001227240A
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Shinji Marumoto
真嗣 丸本
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Sumitomo Life Insurance Co
Original Assignee
Sumitomo Life Insurance Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 契約時や保全変更時などに顧客から取得した
情報に基づいて、顧客に必要な生活情報を適切に提供で
きるような生活情報提供システムを構築する。 【解決手段】 生命保険会社は、顧客1からの保全変更
処理をホームページ2や携帯端末3により受け付ける
と、保全変更時の付加価値となり得る情報サービスを顧
客に提供できるように、予め、生活情報をホストコンピ
ュータ4の情報系データベース5に格納しておく。顧客
1が、パソコンなどを用いて生命保険会社のホームペー
ジ2にアクセスして、保全変更規定に基づいて住所変更
などの申し出を行う。すると、ホストコンピュータ4
は、顧客1の保全変更に関する事務処理などをその場で
完結すると共に、顧客1から提示された保全変更情報に
基づいて、顧客1の保全変更後の住所における生活環境
に必要と思われる生活情報を、インターネットにおける
Web環境で顧客に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客に対して居住
地域に関する生活情報を提供する生活情報提供システム
及びその方法に関し、特に、特定の契約者に対して、契
約情報に基づいて生活情報を提供する生活情報提供シス
テム及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住居移転などにより新しい地域に居住し
たときには、その地域の行政機関(例えば、市役所な
ど)で所定の手続きをすると、例えば『生活ガイド情
報』と称し、その地域における医療施設や学校や公民館
など、日常的に利用する施設の案内書が配布される場合
がある。しかし、このような情報は誰もが共通に必要と
する一般的な地域情報であって、住民個別に対応してい
るものではない。したがって、幼児や老人などにのみ必
要な保育施設とか老人施設などの個別の情報は、『生活
ガイド情報』が提供されたとしても、市役所とか隣近所
等に問い合わせるなどして取得しなければならない。ま
た、このような個別情報を提供するビジネスは採算が合
わず、一般的には成立しない。このため、現状では、転
居者等各自が必要に応じて個々の生活情報を入手して個
別に対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、住民個々の生
活情報をビジネスとして提供するのではなく、ある取引
契約を取り交わしている所定の顧客に対して、必要な生
活情報をサービスとして提供することにより、取引され
ている契約内容の付加価値を高めることができる。例え
ば、取引されている契約内容に含まれる顧客の情報に基
づいて、所望の顧客に対して必要な生活情報を提供する
などして、顧客の生活行動に役立てるようにすれば、顧
客への情報提供サービスという形で契約内容の付加価値
を高めることができる。また、顧客側にとっても必要な
生活情報を無料で手軽に入手できるメリットがある。し
かしながら、現状では、契約情報の中には顧客に関する
情報がかなり多く含まれているものがあるにも拘わら
ず、これらの情報は、顧客へのサービスという形では殆
ど還元されていない。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、契約時や保全変更時などに
顧客から取得した情報に基づいて、顧客に必要な生活情
報を適切に提供できるような生活情報提供システム及び
生活情報提供方法を構築することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、地域に関する情報を提供する生活情報
提供システムにおいて、地域に関する生活情報を記憶し
た生活情報記憶手段と、顧客の所定の情報に対応して、
前記生活情報記憶手段に記憶された前記地域に関する生
活情報を前記顧客に提供する情報提供手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0006】このような構成によれば、顧客が地域に関
する生活情報を欲するときに容易に提供することがで
き、顧客のロイヤリティ向上が図れる。
【0007】また、本発明の生活情報提供システムにお
いて、さらに、顧客に関する情報を記憶した顧客情報記
憶手段を備え、前記情報提供手段は、前記顧客情報記憶
手段に記憶された前記顧客に関する情報に関連付けて、
前記顧客に所定の地域に関する生活情報を提供すること
を特徴とするものである。
【0008】このような構成によれば、家族情報などの
顧客に関する情報と、保全変更情報などの顧客の所定の
情報に基づいて、顧客に対して居住地域などの地域の生
活情報を適宜提供することができる。これによって、顧
客は生活情報の提供サービスを受けることができる。
【0009】また、本発明の生活情報提供システムにお
いて、前記所定の顧客は有効契約を締結している顧客で
あり、前記顧客に関する情報は前記顧客の家族情報であ
り、前記顧客の所定の情報は前記有効契約における保全
変更情報であり、前記所定の地域は前記顧客の居住地域
であることを特徴とするものである。
【0010】このような構成によれば、有効契約におけ
る顧客のロイヤリティ(契約内容に対する忠誠度)が高
まって契約の継続性が向上し、結果的には、有効契約の
付加価値を高めることができる。一般的に、契約条件の
変更である保全変更を自ら申し出る顧客は、有効契約の
継続性が高い顧客である。また、申し出のあった保全変
更処理の対応に付加価値を付けることによって、顧客の
ロイヤリティが一段と高くなる。本発明は、このような
観点に立って、顧客が保全変更手続きを行ったときに、
有効契約を締結したときの顧客の個別情報とその顧客の
保全変更情報とに基づいて、顧客に役立つ生活情報を還
元することにより、さらに顧客のロイヤリティを向上さ
せて有効契約の継続率を向上させるものである。
【0011】また、本発明の生活情報提供システムにお
いて、前記居住地域の生活情報は、前記顧客の家族に関
係する施設の場所を示す地図情報であることを特徴とす
るものである。
【0012】このような構成によれば、家族にとって、
新居住地域での生活に際しての生活情報不足から生じる
不安が解消される。
【0013】また、本発明の活情報提供システムにおい
て、前記情報提供手段は、前記地図情報に示された施設
の場所を顕著に表示させる手段を備えることを特徴とす
るものである。
【0014】このような構成によれば、不慣れな地図情
報において必要な施設の場所が直ちに確認され得る。
【0015】また、本発明の生活情報提供システムにお
いて、前記保全変更情報は前記顧客の住所変更情報であ
り、前記地域の生活情報は住所変更後の居住地域の生活
情報であることを特徴とするものである。
【0016】このような構成によれば、新しく、不慣れ
な居住地域に移転する場合でも、その地域の生活情報を
容易に、且つ迅速に得られるので、極めて便利である。
【0017】また、本発明の生活情報提供システムにお
いて、前記顧客の家族情報は、前記顧客の家族全員の個
人情報であることを特徴とするものである。
【0018】このような構成によれば、家族の全員に共
通する、あるいは家族構成人員それぞれに必要な生活情
報を提供することができる。
【0019】また、本発明の生活情報提供システムにお
いて、前記顧客の家族情報は、前記顧客の家族の中で指
定された者の個人情報であることを特徴とするものであ
る。
【0020】このような構成によれば、家族の中で、特
にその生活情報を必要とする者を対象とした生活情報を
提供することができる。そして、生活情報を希望する者
の性別・年齢・趣味などの登録内容に応じ、関連性の深い
生活情報を検索して情報提供することができる。例え
ば、情報提供を希望する顧客の趣味情報から、ゴルフ練
習場の案内情報や近くの釣り場の案内情報などを提供し
たり、また、子供に対しては、例えば、保育園や小児科
医院の案内情報を提供したり、老人に対しては、例え
ば、老人クラブや介護施設の案内情報を提供するなど、
家族の構成員に対し個別に特に必要とされる生活情報を
選りだして提供することができる。
【0021】また、本発明の生活情報提供システムにお
いて、前記保全変更情報はインターネット又は電話回線
を介して取得され、前記地域の生活情報はインターネッ
ト又は電話回線を介して提供されることを特徴とするも
のである。
【0022】このような構成によれば、自宅に居ながら
にして、顧客は保全変更を行うことができると共に、地
域の生活情報を得ることができる。
【0023】また、本発明の生活情報提供システムにお
いて、前記有効契約は保険契約であることを特徴とする
ものである。
【0024】保険契約においては、契約後に保険会社か
ら提供される種々のサービスを享受するため、家族情報
を容易に、且つ正確に得ることができ、さらに契約期間
が長くて、その間に移転等の生じる場合も多く、本シス
テムの適用性に優れる。
【0025】また、本発明は、顧客端末と保険会社側シ
ステムとが通信回線で接続され、保険会社側システムよ
り顧客端末に顧客の居住地域に関する生活情報を提供す
る生活情報提供方法であって、前記保険会社側システム
には、予め、前記顧客の家族情報を記憶しておき、前記
顧客端末から、有効契約における保全変更情報として住
所変更情報を受けると、前記保険会社側システムでは、
前記保全変更情報と前記家族情報に基づき、住所変更後
の居住地域における前記家族に関係する生活情報を作成
し、前記顧客端末に提供することを特徴とするものであ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明における生活情報提
供システムについて詳細に説明するが、以下の実施の形
態では、生命保険業務における契約情報や保全変更情報
に基づいて生活情報を提供する生活情報提供システム及
びその方法について説明する。尚、保全変更とは、契約
時以降に発生した住所変更や名義変更などの契約条件の
変更であり、さらには、保険金や保険料の減額や解約な
どの契約形態の変更も含めている。
【0027】生命保険業務における契約情報には、契約
者に関する個人情報や医療情報などが含まれていると共
に、家族に関する情報も含まれているが、通常、これら
の情報は保険期間が満了するまで、例えば、20年、3
0年の間データベースに蓄積され、データを出し入れし
たり変更したりすることは殆どない。つまり、保全変更
や時間的に変化する内容を除いては変わることのない個
人情報として蓄積されている。一方、引越しや結婚など
に際しては、住所変更や名義変更などの保全変更情報を
提供する必要があるが、実際、このような保全変更情報
を提供してくれる顧客は生命保険会社へのロイヤリティ
の高い顧客であり、契約の継続性が高い顧客と考えられ
ている。さらに、顧客リサーチにおける顧客と営業職員
とのヒヤリングでは、顧客から保全変更情報が提供され
た場合に、その顧客への対応サービスを向上させること
により、その顧客における生命保険会社へのロイヤリテ
ィが一段と向上することが明らかになっている。
【0028】そこで、契約時における顧客の個人情報や
家族情報などと、その後の保全変更情報とを有効に活用
して、該当する顧客への生活情報の提供サービスを行う
ことにより、これらの顧客の契約継続性を一段と向上さ
せることができる。例えば、引越しなどによって保全変
更を行った顧客の家族情報などに基づいて、引越し先に
おける最適な病院や学校やスーパーマーケットや銀行な
どの地図情報を提供するなど、顧客毎にユニークな生活
情報を提供すれば、顧客の利便性が一段と向上する。さ
らには、顧客のロイヤリティの向上が図られ、結果とし
て、契約情報の付加価値を高めることができる。
【0029】すなわち、本発明では、生活情報の提供
を、ビジネスではなく、本来行われている契約業務の付
加価値を向上させるための手段として用いている。した
がって、保全変更は、契約内容を間違いのないように継
続させるためにのみ行うものである、という従来の考え
方を変革し、顧客の維持・拡大のために、保全変更情報
に基づいて顧客へ生活情報を還元するという認識に立っ
て、保全変更を顧客ロイヤリティの向上に利用するもの
である。
【0030】保全変更に基づいて顧客に生活情報を提供
する場合は、先ず、生命保険会社は、顧客からの保全変
更情報をホームページやコールセンターにより受け付け
るようにしておくと共に、顧客へ情報サービスするため
の生活情報をホストコンピュータのデータベースへ格納
しておく。なお、生活情報は各地域における公共機関等
のデータベースに準備されている場合は、それをインタ
ーネット等の通信回線を介して取り寄せるようにしても
良い。そして、顧客が、パソコンなどによって生命保険
会社のホームページにアクセスしたり、携帯端末よって
生命保険会社のコールセンターにアクセスしたりして、
住所変更などの保全変更の申し出を行う。
【0031】生命保険会社側のホストコンピュータは、
保全変更の事務処理を即時に終了すると共に、顧客から
提示された保全変更情報に基づいて、保全変更後の新住
所における生活環境に必要と思われる生活情報を、イン
ターネットにおけるWeb環境で顧客に提供する。
【0032】以下、図面を用いて本発明における生活情
報提供システムの実施の形態を説明する。図1は、本発
明における生活情報提供システムを生命保険業務に適用
したシステムブロック図の一例である。同図において、
生命保険会社側には、顧客情報を入力したり保全変更処
理などを行うホストコンピュータ4を備えており、この
ホストコンピュータ4は、顧客の生活情報を格納する生
活情報データベース5aと生活情報に関連する地図情報
を格納する地図情報データベース5bとを有する情報系
データベース5を備えている。また、ホストコンピュー
タ4は、ホームページ2を開設すると共に携帯端末(電
話)3と通信接続可能とされている。一方、顧客側に
は、不特定の顧客のパソコン(以下、単に顧客という)
1が存在し、顧客1とホストコンピュータ4はインター
ネットによって接続されている。尚、顧客1は複数存在
するが、ここでは代表して1つが描かれている。
【0033】顧客1は、ホームページ2や携帯端末3を
介してホストコンピュータ4にアクセスすることができ
る。一方、ホストコンピュータ4は、顧客1から取得し
た保全変更情報に基づいて、生活情報データベース5a
から顧客の生活情報を取得したり、地図情報データベー
ス5bから生活情報に関連する地図情報を取得して、こ
れらの情報をWeb上においてホームページ2や携帯端
末3を介して顧客1に提供する。尚、情報系データベー
ス5の情報は、Web上ではなく、郵送によって顧客1
に提供することもできる。
【0034】ここで、生活情報データベース5aには、
予め、保全変更などによって顧客のライフスタイルが変
化したときに新居住地で新たに必要になると思われる各
種の情報をデータベース化して格納しておく。また、生
活情報データベース5aの検索項目は、顧客1から入力
された郵便番号や電話番号などである。なお、住所その
ものを検索項目としても良いことは言うまでもない。さ
らに、生活情報データベース5aに格納されている情報
内容は、「学校・幼稚園」「病院」「スーパーマーケッ
ト」「コンビニエンスストア」「クリーニング店」「本
屋・ビデオ屋」「家具店」「市役所(出張所)」「警察
署」「地域別遊園地・温泉地」「カーショップ」「税金
申告関係機関」「婚姻・出産などの役所提出書類の夜間
休日提出機関」などである。また、生活情報データベー
ス5aは地図情報データベース5bと連動していて、上
記の各情報の所在地が地図上で表示される仕組みになっ
ている。
【0035】図1に示す生活情報提供システムの主な処
理の流れは次の4ステップよりなっている。先ず、第1
ステップは、保険契約において、所定の情報としての家
族情報を登録するステップである。第2ステップは、顧
客1からの保全変更の申し出であり、このステップにお
いて、顧客1が転居した場合に住所変更を申し出るステ
ップである。このときの対応チャネルとしては、生命保
険会社のホームページ2、または生命保険会社の営業職
員の携帯端末3、あるいは、生命保険会社の本社コール
センター(図示せず)への電話などである。次に、第3
ステップとして、生命保険会社側のホストコンピュータ
4による保全変更の事務処理のステップである。このス
テップにおいては、ホストコンピュータ4が、情報系デ
ータベース5に格納されている顧客情報に基づいて、W
eb等で本人認証をした後、その場で保全変更の事務処
理を完結させる。尚、このとき、住所変更の理由などを
顧客に尋ねる。ここまでは、従来から行われている保全
変更の手続きである。
【0036】さらに、本発明では第4ステップとして、
顧客1の所望に応じて生活情報サービスの提供を開始す
るステップである。このステップでは、保全変更の事務
処理を完了後に、生活情報サービスの利用有無の画面を
立ち上げ、顧客の家族構成に応じて、住所変更後の顧客
の生活環境に必要と思われる情報を提供する。この場
合、情報提供は、一般的には、Web上で顧客1のパソ
コンに表示させるが、希望により顧客宛に郵送で情報を
送ることもできる。
【0037】図1に基づいて、保全変更によって顧客1
へ生活情報を提供する処理の流れを説明する。先ず、生
命保険会社は、顧客1からの保全変更処理をホームペー
ジ2や携帯端末3により受け付け可能としておくと同時
に、保全変更時の付加価値となり得る情報サービスを顧
客1に提供できるように、予め、生活情報をホストコン
ピュータ4の情報系データベース5に格納しておく。そ
して、顧客1が、パソコンなどを用いて生命保険会社の
ホームページ2にアクセスしたり、携帯端末3より生命
保険会社のコールセンター(図示せず)にアクセスした
りして、保全変更規定に基づいて住所変更などの申し出
を行う。
【0038】次に、生命保険会社側のホストコンピュー
タ4は、顧客1の保全変更に関する事務処理などをその
場で完結すると共に、顧客1から提示された保全変更情
報に基づいて、顧客1の保全変更後の住所における生活
環境に必要と思われる生活情報をインターネットにおけ
るWeb環境で顧客1に提供する。
【0039】次に、フローチャートを用いて、図1に示
す生活情報提供システムの動作を説明する。図2は、図
1に示す生活情報提供システムの動作の流れを示すフロ
ーチャートである。先ず、顧客1が生命保険会社のホー
ムページ2にアクセスする(ステップS1)。次に、そ
のホームページ2上で顧客自身が「お客さま番号」と
「暗証番号」を入力すると(ステップS2)、生命保険
会社のホストコンピュータ4が本人認証を行い(ステッ
プS3)本人と認証されなければ(ステップS3,N
o)、エラーメッセージを表示して(ステップS4)処
理を終了する。
【0040】一方、ステップS3において、本人と認証
されれば(ステップS3,Yes)、顧客1が「保全変
更手続メニュー」から「住所・電話番号変更」を選択す
る(ステップS5)。この選択により、顧客1のパソコ
ンに住所・電話番号変更画面が表示されるので、顧客1
が「現住所・電話番号確認」ボタンを押すと、現在の登
録住所・電話番号の画面が表示される(ステップS
6)。そこで、顧客1は、表示されている現住所・電話
番号を確認した後、「住所・電話番号変更内容入力」ボ
タンを押して新しい住所・電話番号を入力する(ステッ
プS7)。そして、顧客1が、新しい住所・電話番号を
入力した後に送信ボタンを押すと、「新しい住所・電話
番号」の確認画面が表示される(ステップS8)。さら
に、顧客1が「承認」ボタンを押すと(ステップS9)、
「住所・電話番号変更完了メッセージ」が表示されると共
に、「生活情報サービス利用」有無のメッセージが表示さ
れる(ステップS10)。
【0041】ここで、「生活情報サービス利用」のメッセ
ージは、例えば、次のようなものである。『この度は住
所・電話番号変更のお手続き誠にありがとうございまし
た。お客さまの新天地での益々のご繁栄を祈念致しま
す。ところで、○○生命では、現在、お客さまの新天地
での生活に役立つ情報を無償で提供しております。内容
は、新住所周辺にある「市役所」 「学校(幼稚園・保育園)」
「病院」 「スーパーマーケット」 「クリーニング店」 「駐
車場」などを地図で分かりやすく表示するものです。引
越しなどでお忙しいお客さまに少しでもお役立て頂けれ
ば幸いです。』
【0042】そこで、顧客1が、「生活情報サービス」を
利用するか否かを判断し(ステップS11)、利用しな
ければ(ステップS11,No)処理を終了する。一
方、「生活情報サービス」を利用する場合は(ステップS
11,Yes)、顧客1が「生活情報サービス利用」のボ
タンを押すと、生活情報サービスの選択画面が表示され
る(ステップS12)。ここで表示される生活情報サー
ビスの選択画面は、一般的な周辺情報を定型で住所区域
ごとに表示する「新住所周辺一般情報」サービスや、入力
された住所と顧客の家族構成などに応じてカスタマイズ
されたユニークな情報を表示する「新住所周辺カスタマ
イズ情報」サービスなどである。
【0043】ここで、顧客1が「新住所周辺カスタマイ
ズ情報」を選択すると(ステップS13)、 「顧客登録
情報」の確認画面が表示される(ステップS14)。
尚、この場合、登録情報の開示内容は顧客単位のユニー
クなものである。図3は、顧客登録情報の一例である。
この図に示すように、家族構成や性別や年齢や趣味など
が個別に表示されるので、それぞれの者にマッチした新
住所周辺のカスタマイズ情報を提供することができる。
尚、図3のような「顧客登録情報」は新規契約時に登録さ
れるが、年齢などのように時間によって変化する情報は
自動的に更新され、趣味などの情報は顧客からの情報提
供によって随時に更新される。
【0044】次に、顧客1は、図3のような登録内容を
確認した後、「家族全員」か「本人」か「配偶者」かなど、誰
の情報を表示させるかを選択する(ステップS15)。
また、情報提供内容は「地図情報」と「文字情報」とを選択
することができる。さらに、カスタマイズ情報は、情報
提供を希望する顧客の性別・年齢・趣味などの登録内容に
応じ、関連性の深い情報を検索して情報提供することが
できる。例えば、図3のような家族構成において、本人
に関する情報提供を希望すれば、ゴルフ練習場の案内情
報や近くの釣り場の案内情報を提供することができる。
【0045】このようにして、顧客1の画面に選択され
た者に関する地域情報が表示されたら、これを印刷して
終了する。例えば、本人を選択した場合は、近くのゴル
フ練習場や、近くの池や川や海における釣り場を表示し
た地図情報または文字情報を印刷して終了する(ステッ
プS16)。尚、最終アウトプットイメージは、 例え
ば、「 HYPERLINK "http://www.navita.co.jp/map/mpO4
2121nlPO42121・pdf" http://www.navita.co.jp/map/mpO
42121nlPO42121・pdf」のようになる。また、郵送によっ
て情報送付を希望する場合は、 「郵送希望」ボタンを押
して、新住所の郵送先を確認して処理を完了する。
【0046】次に、カスタマイズ情報の抽出パターンに
ついて説明する。カスタマイズ情報を選択した顧客に
は、登録されている顧客情報及びその家族情報に応じて
表示する情報内容を変更する。図4は、カスタマイズ情
報の抽出パターンの一例である。例えば、情報内容が
「市役所」の場合は、情報の提供対象は「全員」とし、
情報内容が「学校(公立・私立)」の場合は、情報の提
供対象は「子供により変化」させ、情報提供条件は、
「子供のいる場合」に限定する。同様にして、情報内容
が「予備校」や「学習塾」や「幼稚園」や「保育園」や
「病院」の場合は、情報の提供対象は「年齢により変
化」させて、それぞれの年齢構成によって情報提供条件
を設定する。
【0047】また、情報内容が「図書館」や「スーパー
マーケット」や「コンビニエンスストア」や「クリーニ
ング店」や「レンタルビデオ店」や「本屋」や「家具
屋」や「○○生命の窓口」などの場合は、情報の提供対
象を「全員」とし、情報内容が「美容院」や「理容店
(散髪屋)」などの場合は、情報の提供対象を「性別に
よる変化」とし、「カーショップ」や「スポーツクラ
ブ」や「駐車場」などは、情報の提供対象を「趣味など
による変化」と設定する。このように、情報の抽出内容
を木目細かくすることにより、顧客にとっては一層使い
勝手のよい生活情報となる。なお、ホストコンピュータ
のメモリが大幅に使用されない範囲でソフトウエアのア
ルゴリズムを決定して、カスタマイズ情報を最適に区分
する。
【0048】顧客がカスタマイズ情報を希望しない場合
は、住所周辺の定型パターン情報を地図情報として提供
する。図5は、地図情報として表示される住所(◎で示
す)周辺の定型パターン情報である。例えば、JR○○
駅から1km以内に居住していれば、JR○○駅を中心
とした一般的な地図情報を定型パターン情報として表示
する。
【0049】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、保険の契約時に医療データなどが
取得されている場合は、これらの医療データに基づいて
最適な病院を表示させることもでききるし、また、適当
と思われる病院の診療科目を表示させることもできる。
さらには、生活情報データベースと地図情報データベー
スとを連動させて、顧客の所望する情報を地図上で点滅
させることもできる。例えば、趣味がゴルフである場合
には、近くにある全てのゴルフ練習場を点滅させて顕著
化することもできる。あるいは、老人のいる家族の場合
は、介護施設や老人憩いの施設を目立つように点滅表示
させることもできる。
【0050】また、上記の実施の形態は、顧客が保全変
更を行った場合について、保全変更に関連する最適な生
活情報を提供する場合について述べたが、これに限るも
のではない。例えば、契約時の顧客情報に基づいて顧客
に提供できるような情報があれば、どのような時点であ
っても随時に情報提供サービスを行うことができる。例
えば、子供の進学年齢毎に国公私立の中学校や高校や大
学の各種案内を表示することもできる。あるいは、家族
や子供の誕生日毎にお祝いのメッセージなどを表示する
こともできる。特に、顧客の家族構成の情報は、保険会
社がほぼ独占的に保有している情報であるので、これら
の情報を有効に活用して顧客の利用し易い情報に加工
し、顧客側に情報提供という形でサービスすれば、結果
的に、本来の契約業務の付加価値を高めることもでき
る。
【0051】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、顧客に必要な生活情報を適切に提供でき、付加的サ
ービスを高めることができて、顧客からの信用や評判を
高めることができ、もって、顧客ロイヤリティを一段と
高めることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における生活情報提供システムを生命
保険業務に適用したシステムブロック図の一例である。
【図2】 図1に示す生活情報提供システムの動作の流
れを示すフローチャートである。
【図3】 顧客登録情報の一例である。
【図4】 カスタマイズ情報の抽出パターンの一例であ
る。
【図5】 地図情報として表示される住所周辺の定型パ
ターン情報である。
【符号の説明】
1 顧客(顧客のパソコン)、2 ホームページ、3
携帯端末、4 ホストコンピュータ、5 情報系データ
ベース、5a 生活情報データベース、5b地域情報デ
ータベース。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地域に関する情報を提供する生活情報提
    供システムにおいて、 地域に関する生活情報を記憶した生活情報記憶手段と、 顧客の所定の情報に対応して、前記生活情報記憶手段に
    記憶された前記地域に関する生活情報を前記顧客に提供
    する情報提供手段とを備えたことを特徴とする生活情報
    提供システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の生活情報提供システム
    において、 さらに、顧客に関する情報を記憶した顧客情報記憶手段
    を備え、 前記情報提供手段は、前記顧客情報記憶手段に記憶され
    た前記顧客に関する情報に関連付けて、前記顧客に所定
    の地域に関する生活情報を提供することを特徴とする生
    活情報提供システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の生活情報
    提供システムにおいて、 前記所定の顧客は有効契約を締結している顧客であり、 前記顧客に関する情報は前記顧客の家族情報であり、 前記顧客の所定の情報は前記有効契約における保全変更
    情報であり、 前記所定の地域は前記顧客の居住地域であることを特徴
    とする生活情報提供システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の生活情報提供システム
    において、 前記居住地域の生活情報は、前記顧客の家族に関係する
    施設の場所を示す地図情報であることを特徴とする生活
    情報提供システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の生活情報提供システム
    において、 前記情報提供手段は、前記地図情報に示された施設の場
    所を顕著に表示させる手段を備えることを特徴とする生
    活情報提供システム。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至請求項5のいずれかに記載
    の生活情報提供システムにおいて、 前記保全変更情報は前記顧客の住所変更情報であり、 前記地域の生活情報は住所変更後の居住地域の生活情報
    であることを特徴とする生活情報提供システム。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至請求項6のいずれかに記載
    の生活情報提供システムにおいて、 前記顧客の家族情報は、前記顧客の家族全員の個人情報
    であることを特徴とする生活情報提供システム。
  8. 【請求項8】 請求項3又は請求項6のいずれかに記載
    の生活情報提供システムにおいて、 前記顧客の家族情報は、前記顧客の家族の中で指定され
    た者の個人情報であることを特徴とする生活情報提供シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至請求項10のいずれかに記
    載の生活情報提供システムにおいて、 前記保全変更情報はインターネット又は電話回線を介し
    て取得され、前記地域の生活情報はインターネット又は
    電話回線を介して提供されることを特徴とする生活情報
    提供システム。
  10. 【請求項10】 請求項2乃至請求項9のいずれかに記
    載の生活情報提供システムにおいて、 前記有効契約は保険契約であることを特徴とする生活情
    報提供システム。
  11. 【請求項11】 顧客端末と保険会社側システムとが通
    信回線で接続され、保険会社側システムより顧客端末に
    顧客の居住地域に関する生活情報を提供する生活情報提
    供方法であって、 前記保険会社側システムには、予め、前記顧客の家族情
    報を記憶しておき、 前記顧客端末から、有効契約における保全変更情報とし
    て住所変更情報を受けると、前記保険会社側システムで
    は、前記保全変更情報と前記家族情報に基づき、住所変
    更後の居住地域における前記家族に関係する生活情報を
    作成し、前記顧客端末に提供することを特徴とする生活
    情報提供方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004272720A (ja) * 2003-03-11 2004-09-30 Maki Kamida 生命保険加入者のための奨学金支給処理システム及びその処理理方法
JP2014063309A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Yahoo Japan Corp 施設選択装置、施設選択装置の動作方法、およびプログラム
JP2018169899A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 Hrソリューションズ株式会社 情報提供装置、情報提供方法、プログラム及び情報提供システム

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