JP2003044376A - ネットワーク接続システム、ネットワーク接続方法、および、プログラム - Google Patents

ネットワーク接続システム、ネットワーク接続方法、および、プログラム

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JP2003044376A
JP2003044376A JP2001228677A JP2001228677A JP2003044376A JP 2003044376 A JP2003044376 A JP 2003044376A JP 2001228677 A JP2001228677 A JP 2001228677A JP 2001228677 A JP2001228677 A JP 2001228677A JP 2003044376 A JP2003044376 A JP 2003044376A
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Sadaaki Sakito
禎明 前刀
Miller Theodore
ミラー セオドール
Yosuke Ito
洋介 伊東
Haruhiko Ohashi
晴彦 大橋
Yoshiaki Watanabe
佳明 渡邉
Takashi Asami
敬 浅見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットプロバイダ等のネットワーク
接続システムにおいて、利用者毎のニーズ等を詳細に把
握等することにより、利用者毎のシステム利用を維持強
化すること等のできる、ネットワーク接続システム等を
提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明にかかるネットワーク接続システ
ムは、複数の利用者のクライアント装置400を、イン
ターネット500に対して、通信可能に接続するための
ネットワーク接続システム100であって、クライアン
ト装置400の接続状態を維持または強化するためのタ
イミングの到来を検知する維持強化タイミング検知部1
68と、このタイミングが到来したと判断された場合
に、インターネット500に対するクライアント装置4
00の接続状態を維持または強化するための所定制御を
行う維持強化制御部169とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末装置を所
定のネットワークに接続するインターネットプロバイダ
等のネットワーク接続システム、ネットワーク接続方
法、および、プログラムに関連する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットを用いたIT技術
が急速に普及しており、一般家庭等のコンピュータをイ
ンターネットに接続する通信事業者(インターネットプ
ロバイダ、以下、ISP)の役割が拡大している。この
ISPにとっては、自社の利用者数や各利用者のISP
の利用内容等を知ることが戦略上も重要である。
【0003】特に、各利用者の接続料金を無料とする代
わりに、各利用者に対して広告を提示等して当該広告の
掲載料金を収入源とする無料ISPにとっては、単に利
用者が会員として登録してくれるだけでなく、無料IS
Pを実際に利用して広告を閲覧等してくれること自体が
重要である。したがって、各ISPは、自社のシステム
を利用者にできるだけ長時間利用してもらう必要があ
り、そのため、アンケート等にて利用者から意見聴取を
行い、その結果に基づいて従来のサービスの改善や新サ
ービスの提供を検討し、これらサービス改善等を実行す
ることによって、利用者に対する利便性を高めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アンケ
ート等によって利用者から得られる情報は、利用者自身
の表層意識に現れた要望等であることが多いため、この
ような方法では利用者の潜在的な要望等を把握すること
が困難である。また、一般に、利用者からの情報取得
後、数週間〜数ヶ月の検討期間を経て、サービスの改善
等が実行されることが多いが、これでは近年の迅速な変
化に対応することができない。特に、従来は、利用者の
全体的な傾向を把握してこれに対応することを中心とし
ており、利用者個々の各時刻毎のニーズに対応すること
が困難であった。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、インターネットプロバイダ等のネットワーク接続シ
ステムにおいて、利用者毎のニーズ等を詳細に把握等す
ることにより、利用者毎のシステム利用を維持強化する
こと等のできる、ネットワーク接続システム、ネットワ
ーク接続方法、および、プログラムを提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載のネットワーク接続システム
は、複数の利用者の情報端末装置を、所定のネットワー
クに対して、通信可能に接続するためのネットワーク接
続システムであって、上記ネットワークに対する上記情
報端末装置の接続状態を維持または強化するためのタイ
ミングの到来を検知する維持強化タイミング検知手段
と、上記維持強化タイミング検知手段にて上記タイミン
グが到来したと判断された場合に、上記ネットワークに
対する上記情報端末装置の接続状態を維持または強化す
るための所定制御を行う維持強化制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0007】このシステムによれば、端末装置の接続状
態を維持または強化するためのタイミングが到来した場
合に、ネットワークに対する上記情報端末装置の接続状
態を維持または強化するための所定制御が行われる。し
たがって、利用者毎に接続状態の維持強化の必要性を判
断して適切な対応を取ることができるので、利用者に対
する利便性を高めることができ、ひいては、ネットワー
クに対する上記情報端末装置の接続状態を継続させ、ネ
ットワークの広告媒体としての価値を高めること等がで
きる。
【0008】また、請求項2に記載のネットワーク接続
システムは、請求項1に記載のネットワーク接続システ
ムにおいて、上記維持強化タイミング検知手段は、上記
各利用者の当該ネットワーク接続システムに対する貢献
度数を算定し、この貢献度数が所定基準値に達したか否
かに基づいて、上記タイミングの到来を検知する貢献度
検知手段を備えることを特徴とする。
【0009】これは維持強化タイミング検知手段の構成
例を一層具体的に示すものである。このシステムによれ
ば、各利用者の当該ネットワーク接続システムに対する
貢献度数に基づいて、タイミングの到来が検知される。
したがって、利用者が本システムを利用すること自体が
本システムへの貢献として高く評価できるレベルに達し
た場合等に、この利用者の接続状態の維持強化を行い、
貢献度の高い利用者にさらに本システムを利用してもら
うことができる。なお、「ネットワーク接続システムに
対する貢献度」における「ネットワーク接続システム」
には、当該ネットワーク接続システムに対する提案、投
資、開設、所有、あるいは、運営を行う任意の組織また
は個人が含まれるものとする。
【0010】また、請求項3に記載のネットワーク接続
システムは、請求項1または2に記載のネットワーク接
続システムにおいて、上記維持強化タイミング検知手段
は、上記ネットワークに対する上記情報端末装置の接続
時の通信状態を検知し、この通信状態が所定状態に達し
たか否かに基づいて、上記タイミングの到来を検知する
通信状態検知手段を備えることを特徴とする。
【0011】これは維持強化タイミング検知手段の他の
構成例を一層具体的に示すものである。このシステムに
よれば、例えば、利用者のトラフィック量が本システム
をストレスなく送受信できるトラフィック量を超えてい
る場合には、この利用者の接続状態の維持強化を行う
等、利用者がトラフィックストレスを理由として本シス
テムの利用を中止してしまう事態を回避することができ
る。
【0012】また、請求項4に記載のネットワーク接続
システムは、請求項1〜3のいずれか一つに記載のネッ
トワーク接続システムにおいて、上記ネットワークに対
する上記情報端末装置の利用履歴に関する利用履歴情報
を格納する利用履歴情報格納手段を備え、上記維持強化
タイミング検知手段は、上記利用履歴情報格納手段に格
納された利用履歴情報に基づいて、上記情報端末装置の
接続が終了するタイミングを予測する終了予測検知手段
を備えることを特徴とする。
【0013】これは維持強化タイミング検知手段の他の
構成例を一層具体的に示すものである。このシステムに
よれば、例えば、利用者がクライアント装置の接続をこ
れまでに高頻度で終了させていた時間帯が間近である場
合には、この利用者の接続状態の維持強化を行う等、利
用者が何らかの慣行・習慣を理由として本システムの利
用を中止してしまう事態を回避することができる。
【0014】また、請求項5に記載のネットワーク接続
システムは、請求項1〜4のいずれか一つに記載のネッ
トワーク接続システムにおいて、上記ネットワーク以外
の外部メディアによる情報提供の時間に関するメディア
情報を格納するメディア情報格納手段を備え、上記維持
強化タイミング検知手段は、上記メディア情報格納手段
に格納されたメディア情報に基づいて、上記タイミング
の到来を検知するメディア流出検知手段を備えることを
特徴とする。
【0015】これは維持強化タイミング検知手段の他の
構成例を一層具体的に示すものである。このシステムに
よれば、例えば、利用者に見せたくないTVプログラム
の放映時間が間近である場合には、この利用者の接続状
態の維持強化を行う等、この外部のメディアによる利用
者への悪影響を低減することができる。
【0016】また、請求項6に記載のネットワーク接続
システムは、請求項1〜5のいずれか一つに記載のネッ
トワーク接続システムにおいて、上記各利用者が当該ネ
ットワーク接続システムを利用するために上記情報端末
装置に導入する接続プログラムに関するプログラム情報
を格納するプログラム情報格納手段を備え、上記維持強
化制御手段は、上記プログラム情報格納手段に格納され
たプログラム情報に基づいて、上記接続プログラムを更
新するための制御を行う接続プログラム更新手段を備え
ることを特徴とする。
【0017】これは維持強化制御手段の構成例を一層具
体的に示すものである。このシステムによれば、例え
ば、維持強化タイミングが到来したと判断された場合、
格納されたプログラム情報に基づいて、利用者のクライ
アント装置の接続プログラムのバージョンupを行い、
利用者の興味を引いたり、利用者の利便性を高めること
により、本システムを利用する上でのインセンティブを
利用者に与えることができ、利用者の接続を維持強化す
ることができる。
【0018】また、請求項7に記載のネットワーク接続
システムは、請求項1〜6のいずれか一つに記載のネッ
トワーク接続システムにおいて、上記維持強化制御手段
は、上記情報端末装置を上記ネットワークに接続する際
の接続環境を変更する接続環境変更手段を備えることを
特徴とする。
【0019】これは維持強化制御手段の他の構成例を一
層具体的に示すものである。このシステムによれば、例
えば、維持強化タイミングが到来したと判断された場
合、広告データ等の送信を削減して通信トラフィックを
向上させる等、利用者の利便性を高めることにより、本
システムを利用する上でのインセンティブを利用者に与
えることができ、利用者の接続を維持強化することがで
きる。
【0020】また、請求項8に記載のネットワーク接続
システムは、請求項1〜7のいずれか一つに記載のネッ
トワーク接続システムにおいて、上記各利用者による当
該ネットワーク接続システムの利用を促進するための促
進情報を格納する促進情報格納手段を備え、上記維持強
化制御手段は、上記促進情報格納手段に格納された促進
情報を上記情報端末装置に提供する促進情報提供手段を
備えることを特徴とする。
【0021】これは維持強化制御手段の他の構成例を一
層具体的に示すものである。このシステムによれば、例
えば、維持強化タイミングが到来したと判断された場
合、利用者が特に興味を持ちそうな情報や、特別なオフ
ァーに関する情報を提示する等、接続システムに対する
利用者の興味を高めることにより、本システムを利用す
る上でのインセンティブを利用者に与えることができ、
利用者の接続を維持強化することができる。
【0022】また、本発明はネットワーク接続方法に関
するものであり、請求項9に記載の本発明は、複数の利
用者の情報端末装置を、所定のネットワークに対して、
通信可能に接続するためのネットワーク接続方法であっ
て、ネットワーク接続を管理するネットワーク接続装置
において、上記ネットワークに対する上記情報端末装置
の接続状態を維持または強化するためのタイミングの到
来を検知する維持強化タイミング検知手順と、上記維持
強化タイミング検知手順において上記タイミングが到来
したと判断された場合に、上記ネットワークに対する上
記情報端末装置の接続状態を維持または強化するための
所定制御を行う維持強化制御手順とを備えることを特徴
とする。
【0023】この方法によれば、端末装置の接続状態を
維持または強化するためのタイミングが到来した場合
に、ネットワークに対する上記情報端末装置の接続状態
を維持または強化するための所定制御が行われる。した
がって、利用者毎に接続状態の維持強化の必要性を判断
して適切な対応を取ることができるので、利用者に対す
る利便性を高めることができ、ひいては、ネットワーク
に対する上記情報端末装置の接続状態を継続させ、ネッ
トワークの広告媒体としての価値を高めること等ができ
る。
【0024】また、請求項10に記載の本発明は、請求
項9に記載の本発明において、上記維持強化タイミング
検知手順は、上記各利用者の上記ネットワーク接続を行
う仲介者に対する貢献度数を算定し、この貢献度数が所
定基準値に達したか否かに基づいて、上記タイミングの
到来を検知する貢献度検知手順を備えることを特徴とす
る。
【0025】これは維持強化タイミング検知手順の処理
例を一層具体的に示すものである。この方法によれば、
各利用者の上記ネットワーク接続を行う仲介者に対する
貢献度数に基づいて、タイミングの到来が検知される。
したがって、利用者が本システムを利用すること自体が
本システムへの貢献として高く評価できるレベルに達し
た場合等に、この利用者の接続状態の維持強化を行い、
貢献度の高い利用者にさらに本システムを利用してもら
うことができる。
【0026】また、請求項11に記載の本発明は、請求
項9または10に記載の本発明において、上記維持強化
タイミング検知手順は、上記ネットワークに対する上記
情報端末装置の接続時の通信状態を検知し、この通信状
態が所定状態に達したか否かに基づいて、上記タイミン
グの到来を検知する通信状態検知手順を備えることを特
徴とする。
【0027】これは維持強化タイミング検知手順の他の
処理例を一層具体的に示すものである。この方法によれ
ば、例えば、利用者のトラフィック量が本システムをス
トレスなく送受信できるトラフィック量を超えている場
合には、この利用者の接続状態の維持強化を行う等、利
用者がトラフィックストレスを理由として本システムの
利用を中止してしまう事態を回避することができる。
【0028】また、請求項12に記載の本発明は、請求
項9〜11のいずれか一つに記載の本発明において、上
記ネットワークに対する上記情報端末装置の利用履歴に
関する利用履歴情報を上記ネットワーク接続装置に格納
する利用履歴情報格納手順を備え、上記維持強化タイミ
ング検知手順は、上記利用履歴情報格納手順において格
納された利用履歴情報に基づいて、上記情報端末装置の
接続が終了するタイミングを予測する終了予測検知手順
を備えることを特徴とする。
【0029】これは維持強化タイミング検知手順の他の
処理例を一層具体的に示すものである。この方法によれ
ば、例えば、利用者がクライアント装置の接続をこれま
でに高頻度で終了させていた時間帯が間近である場合に
は、この利用者の接続状態の維持強化を行う等、利用者
が何らかの慣行・習慣を理由として本システムの利用を
中止してしまう事態を回避することができる。
【0030】また、請求項13に記載の本発明は、請求
項9〜12のいずれか一つに記載の本発明において、上
記ネットワーク以外の外部メディアによる情報提供の時
間に関するメディア情報を上記ネットワーク接続装置に
格納するメディア情報格納手順を備え、上記維持強化タ
イミング検知手順は、上記メディア情報格納手順におい
て格納されたメディア情報に基づいて、上記タイミング
の到来を検知するメディア流出検知手順を備えることを
特徴とする。
【0031】これは維持強化タイミング検知手順の他の
処理例を一層具体的に示すものである。この方法によれ
ば、例えば、利用者に見せたくないTVプログラムの放
映時間が間近である場合には、この利用者の接続状態の
維持強化を行う等、この外部のメディアによる利用者へ
の悪影響を低減することができる。
【0032】また、請求項14に記載の本発明は、請求
項9〜13のいずれか一つに記載の本発明において、上
記各利用者が上記ネットワーク接続を行うために上記情
報端末装置に導入する接続プログラムに関するプログラ
ム情報を上記ネットワーク接続装置に格納するプログラ
ム情報格納手順を備え、上記維持強化制御手順は、上記
プログラム情報格納手順において格納されたプログラム
情報に基づいて、上記接続プログラムを更新するための
制御を行う接続プログラム更新手順を備えることを特徴
とする。
【0033】これは維持強化制御手順の処理例を一層具
体的に示すものである。この方法によれば、例えば、維
持強化タイミングが到来したと判断された場合、格納さ
れたプログラム情報に基づいて、利用者のクライアント
装置の接続プログラムのバージョンupを行い、利用者
の興味を引いたり、利用者の利便性を高めることによ
り、本システムを利用する上でのインセンティブを利用
者に与えることができ、利用者の接続を維持強化するこ
とができる。
【0034】また、請求項15に記載の本発明は、請求
項9〜14のいずれか一つに記載の本発明において、上
記維持強化制御手順は、上記情報端末装置を上記ネット
ワークに接続する際の接続環境を変更する接続環境変更
手順を備えることを特徴とする。
【0035】これは維持強化制御手順の他の処理例を一
層具体的に示すものである。この方法によれば、例え
ば、維持強化タイミングが到来したと判断された場合、
広告データ等の送信を削減して通信トラフィックを向上
させる等、利用者の利便性を高めることにより、本シス
テムを利用する上でのインセンティブを利用者に与える
ことができ、利用者の接続を維持強化することができ
る。
【0036】また、請求項16に記載の本発明は、請求
項9〜15のいずれか一つに記載の本発明において、上
記各利用者による当該ネットワーク接続システムの利用
を促進するための促進情報を上記ネットワーク接続装置
に格納する促進情報格納手順を備え、上記維持強化制御
手順は、上記促進情報格納手順において格納された促進
情報を上記情報端末装置に提供する促進情報提供手順を
備えることを特徴とする。
【0037】これは維持強化制御手順の他の構成例を一
層具体的に示すものである。このシステムによれば、例
えば、維持強化タイミングが到来したと判断された場
合、利用者が特に興味を持ちそうな情報や、特別なオフ
ァーに関する情報を提示する等、接続システムに対する
利用者の興味を高めることにより、本システムを利用す
る上でのインセンティブを利用者に与えることができ、
利用者の接続を維持強化することができる。
【0038】また、本発明はプログラムに関するもので
あり、請求項17に記載のプログラムは、上記請求項9
〜16のいずれか一つに記載されたネットワーク接続方
法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0039】このプログラムによれば、当該プログラム
をサーバ装置等の情報処理装置にインストール等して実
行することにより、請求項9〜16のいずれか一つに記
載されたネットワーク接続方法をコンピュータを利用し
て実現することができ、これら各方法と同様の効果を得
ることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るネットワー
ク接続システム(以下、本システム)、ネットワーク接
続方法(以下、本方法)、および、プログラムの実施の
形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施
の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0041】(全体の概要)以下、本システムの全体の
概要について説明し、その後、本システムの構成および
処理等について詳細に説明する。図1はこの実施形態に
かかる本システムの全体構成図である。図1に示すよう
に、本システム100は、ISP機能を達成するシステ
ムであり、公衆回線網200および複数のアクセスポイ
ント300を介して本システム100に接続されたクラ
イアント装置400を、インターネット500に接続す
る。
【0042】このようなシステムにおいて、概略的に
は、利用者がクライアント装置400を本システム10
0を介してインターネット500に接続している際、当
該接続の維持または強化を図るためのタイミング(以
下、維持強化タイミング)の到来の有無を、本システム
側で監視する。そして、この維持強化タイミングが到来
した場合には、当該接続の維持または強化を図るための
所定の制御を行う。
【0043】ここで、維持強化タイミングとしては、種
々のものを挙げることができるが、ここでは、(1)利
用者の本システムに対する貢献度が所定基準値に達した
場合、(2)クライアント装置400の本システムに対
する通信状態が所定状態に達した場合、(3)過去の利
用履歴に基づいて、クライアント装置400の本システ
ムに対する接続が終了しそうなタイミングが到来した場
合、あるいは、(4)インターネット500以外の外部
メディアによる情報に基づいて、クライアント装置40
0の本システムに対する接続が終了しそうなタイミング
が到来した場合、を対象にしている。すなわち、これら
各タイミングが到来した場合には、利用者が本システム
の利用を一時的に中止してしまう可能性が高いと予測
し、この中止を回避して継続して利用してもらうべく、
上記接続の維持または強化を図るための所定の制御を行
う。
【0044】ここで、「貢献度」とは、各利用者が本シ
ステム100の収益性を高めることに寄与した度合いで
あり、直接的に本システム100の収益性を高める場合
のみならず、間接的に本システム100の収益性を高め
る場合、さらには、必ずしも収益性を高めることに結び
つかない場合であっても収益性向上に寄与し得る可能性
がある場合、の全ての場合における寄与度を表す概念で
ある。
【0045】この貢献度を算定する基準になる情報は、
「利用情報」と、「影響度情報」とに大別される。この
うち、「利用情報」とは、クライアント装置400をイ
ンターネット500に接続した際の利用状態に関する情
報であり、例えば、利用者が本システム100を利用し
ている日時、利用者が本システムに接続しているアクセ
スポイント300、利用者が本システム100に接続し
ている際にインターネット500以外の外部メディアに
よる情報提供(本実施の形態においては、一般的なTV
放送網で放映されている番組の視聴率)、利用者が本シ
ステム100に接続する際の通信トラフィックに関する
情報である。
【0046】また、「影響度情報」とは、各利用者が他
の利用者に与え得る上記ネットワークの利用上の影響度
に関する情報であり、例えば、各利用者の紹介によって
当該ネットワーク接続システムに加入した利用者の数に
関する情報や、利用者同士で形成する所定コミュニティ
に対して与える影響度に関する情報である。この情報の
具体的内容については後述する。
【0047】このシステムにおいて、接続の維持または
強化を図るための所定の制御としては、利用者がクライ
アント装置400を本システム100を介してインター
ネット500に接続することについての意欲を、直接的
または間接的に維持または強化し得る全ての制御を含め
ることができる。本実施の形態では、後述する接続コン
ソール471の内容をグレードアップし、あるいは、利
用者が本システム100に接続している際の通信上の優
先処理を行う。ここで、接続コンソール471とは、利
用者が本システム100を介してインターネット500
に接続するためのソフトウェアであり、本システム10
0から提供されクライアント装置400に格納されてい
る。
【0048】(システム構成)次に、本システム100
を用いたネットワーク構成について説明する。図1は、
本システム100を用いたネットワーク構成を示すブロ
ック図である。この図1に示すように、利用者のクライ
アント装置400は公衆回線網200を介して複数のア
クセスポイント300のいずれかにダイヤルアップ接続
され、さらに本システム100を介してインターネット
500に接続される。
【0049】(システム構成−本システム100)次
に、本システム100の各部の構成について説明する。
図1に示すように、本システム100は、複数のルータ
110と、認証サーバ120、DNSサーバ(DNS/
NISサーバ)130、WWWサーバ140、メールサ
ーバ150、および、接続維持強化サーバ160を専用
線等にて相互に接続して構成されている。
【0050】このうち、ルータ110は、IPアドレス
に基づくルーティングを行う情報処理装置である。ま
た、認証サーバ120は、利用者が正当な利用者である
か否かの認証を行う情報処理装置である。また、DNS
サーバ130は、IPアドレスとドメイン名の相互変換
(アドレス解決)を行う情報処理装置である。また、W
WWサーバ140は、HTML(Hyper Text Markup Lan
guage)にて記述されたドキュメントデータ等の格納およ
びその共有制御を行う情報処理装置である。また、メー
ルサーバ150は、電子メールデータの格納およびその
共有制御を行う情報処理装置である。そして、接続維持
強化サーバ160は、維持強化タイミングの到来を検知
し、この検知結果に応じて、この接続状態を維持または
強化するための所定制御を行う情報処理装置である。
【0051】このように構成された本システム100に
おいて、概略的には、各利用者のクライント装置400
から接続要求を受けると、認証サーバ120は、当該ク
ライント装置400から送信される利用者IDおよび利
用者パスワードに基づいて利用者認証を行う。そして、
正当な利用者である場合には、当該クライアント装置4
00をルータ110を介してインターネット500に接
続する。その後、クライント装置からのWebデータの
送信要求を受けた場合には、DNSサーバ130におい
て、アドレス解決を行う。また、クライアント装置から
の要求に基づいて、WWWサーバ140へのドキュメン
トデータ等の格納や、メールサーバ150への電子メー
ルデータの格納を行い、あるいは、これらデータの呼び
出しを行う。
【0052】(システム構成−接続維持強化サーバ16
0)次に、本システム100の各部の構成についてより
詳細に説明する。ただし、ルータ110、認証サーバ1
20、DNSサーバ130、WWWサーバ140、およ
び、メールサーバ150は、従来と同様に構成すること
ができるので、その説明を省略し、以下では、接続維持
強化サーバ160について説明する。図1において接続
維持強化サーバ160は、概略的に、利用者情報DB
(DB=データベース)161、利用情報DB162、
貢献度情報DB163、TV情報DB164、コンテン
ツ情報DB165、および、制御部166を備えて構成
されており、これら各部は任意の通信路を介して通信可
能に接続されている。
【0053】これら接続維持強化サーバ160の各構成
要素のうち、利用者情報DB161は、本システム10
0の利用者に関する情報(利用者情報)を格納する利用
者情報格納手段である。この利用者情報DB161に格
納される情報は、各利用者を一意に識別するための利用
者ID、各利用者の氏名、各利用者の上記影響度情報、
を相互に関連付けて構成されている。
【0054】ここで、影響度情報は、紹介利用者情報
と、コミュニティ影響度情報とに大別される。このう
ち、紹介利用者情報とは、各利用者の紹介によって本シ
ステム100に加入した利用者の数に関する情報であ
る。ここでは、紹介利用者情報として、各利用者が紹介
した他の利用者の数が格納されている。このような情報
は、例えば、各利用者が本システム100に入会する際
に、自己の紹介者を特定するための情報(氏名および住
所、利用者ID、あるいは、メールアドレス等)をアン
ケート形式等にて回答してもらい、当該紹介者として回
答された数を利用者毎に自動集計することによって取得
することができる。
【0055】また、コミュニティ影響度情報とは、各利
用者が利用者同士で形成する所定コミュニティに対して
与える影響度に関する情報である。ここでは、コミュニ
ティ影響度情報として、本システム100にて提供され
るホームページの開設サービスを利用して作成されたホ
ームページのアクセスカウンタ数が格納されている。す
なわち、ホームページのアクセスカウンタ数が多い程、
多くの利用者に影響を与える利用者であると想定してい
る。この他にも、コミュニティ影響度情報の具体的内容
は任意であり、例えば、利用者の入会時等に当該利用者
の所属組織や役職名を入力してもらい、所属組織の大き
さ(資本金や従業員数等)や役職の重要度を所定の算定
式に基づいて数値化してもよい。あるいは、利用者が各
種のフォーラムや電子会議室等に参加している場合に
は、その中での役割(システムオペレータであるか否
か、会議室の開設者であるか否か等)や、その中での活
動度(会議室での発言率等)を所定の算定式に基づいて
数値化してもよい。
【0056】また、利用情報DB162は、クライアン
ト装置400を本システム100を介してインターネッ
ト500に接続した際の利用履歴に関する情報(利用履
歴情報)を格納する利用履歴情報格納手段である。この
利用履歴情報は、具体的にはセッション記録であり、例
えば、各利用者の利用者ID、各利用者のセッション開
始日時および終了日時、各接続時に利用されたキャリア
のIPアドレス、各接続時に利用されたアクセスポイン
ト300のIPアドレス、を含んで構成されている。
【0057】また、貢献度情報DB163は、各利用者
の本システム100に対する貢献度に関する情報(貢献
度情報)を格納する貢献度情報格納手段である。この貢
献度情報は、例えば、各利用者の利用者IDと、後述す
る貢献度検知部170にて算定された貢献度数と、を相
互に関連付けて構成されている。
【0058】また、TV情報DB164は、インターネ
ット500以外の所定メディア(ここでは、TV=Tele
vision)による情報提供の時間に関する情報(メディア
情報)を格納するメディア情報格納手段である。このメ
ディア情報は、例えば、TVプログラムの番組表と、各
TVプログラムを見せたくない利用者の属性情報と、を
相互に関連付けて構成されている。
【0059】このうち、番組表についての情報は、例え
ば、TV局等の設定する情報提供サーバから必要に応じ
て自動取得することができる。また、各TVプログラム
を見せたくない利用者の属性情報とは、例えば、各TV
プログラムを見せたくない利用者の年齢、性別、あるい
は、居住地域等の属性情報である。このような属性情報
は、「当該属性に合致する利用者が各TVプログラムを
見ることが、本システムの運営者や本システムにて提供
する広告の広告主等にとって不利益になり得るか否か」
の観点から定めることができる。例えば、あるTVプロ
グラムPG1の前後に放映される広告が、20代の女性
をターゲットにした化粧品Aの広告であり、かつ、本シ
ステムの広告主が化粧品A以外の化粧品Bを製造等して
いる場合には、TVプログラムPG1を20代の女性の
利用者に見せることは、化粧品Bの広告主にとって好ま
しくない。したがって、TVプログラムPG1に対し
て、「20代、女性」という属性情報を格納しておく。
【0060】また、コンテンツ情報DB165は、利用
者に対して利益として提供するコンテンツ(ここでは、
接続コンソール471に関連するバージョンアップソフ
トウェアやプラグインウェア)に関する情報(コンテン
ツ情報、ここではプログラム情報)を格納するプログラ
ム情報格納手段である。この情報は、例えば、本システ
ム100の設置するコンテンツサーバから必要に応じて
自動取得することができる。
【0061】また、図1において、制御部166は、当
該接続維持強化サーバ160の各部を制御する制御手段
であり、機能概念的に、セッション記録部167、維持
強化タイミング検知部168、および、維持強化制御部
169を備えて構成されている。
【0062】このうち、セッション記録部167は、ク
ライアント装置400をインターネット500に接続し
た際のセッション履歴を記録するセッション記録手段で
ある。また、維持強化タイミング検知部168は、維持
強化タイミングの到来を検知する維持強化タイミング検
知手段である。また、維持強化制御部169は、維持強
化タイミング検知部168にて維持強化タイミングが到
来したと判断された場合に、インターネット500に対
するクライアント装置400の接続状態を維持または強
化するための所定制御を行う維持強化制御手段である。
【0063】ここで、図1に示すように、維持強化タイ
ミング検知部168は、機能概念的に、貢献度検知部1
70、通信状態検知部171、終了予測検知部172、
および、メディア流出検知部173を備えて構成されて
いる。このうち、貢献度検知部170は、各利用者の本
システムに対する貢献度を算定し、この貢献度が所定基
準値に達したか否かに基づいて、維持強化タイミングの
到来を検知する貢献度検知手段である。また、通信状態
検知部171は、インターネット500に対するクライ
アント装置400の接続時の通信状態を検知し、この通
信状態が所定状態に達したか否かに基づいて、維持強化
タイミングの到来を検知する通信状態検知手段である。
また、終了予測検知部172は、利用情報DB162に
格納された利用履歴情報に基づいて、クライアント装置
400の接続が終了するタイミングを予測する終了予測
検知手段である。また、メディア流出検知部173は、
TV情報DB164に格納されたメディア情報に基づい
て、維持強化タイミングの到来を検知するメディア流出
検知手段である。
【0064】また、図1に示すように、維持強化制御部
169は、機能概念的に、接続プログラム更新部17
4、および、接続環境変更部175を備えて構成されて
いる。このうち、接続プログラム更新部174は、コン
テンツ情報DB165に格納されたプログラム情報に基
づいて、接続コンソール471を更新するための制御を
行う接続プログラム更新手段である。また、接続環境変
更部175は、クライアント装置400をインターネッ
ト500に接続する際の接続環境を変更する接続環境変
更手段である。なお、これら制御部166の各部によっ
て行なわれる処理の詳細については、後述する。
【0065】(システム構成−クライアント装置40
0)次に、クライアント装置400の構成について説明
する。図2はクライアント装置400の要部構成を概念
的に示すブロック図である。この図2に示すように、ク
ライアント装置400は、概略的には、RAM410、
HD420、入力装置430、出力装置440、入出力
制御IF450、通信制御IF460、および、制御部
470を備えて構成されており、これら各部がバスを介
してデータ通信可能に接続されている。
【0066】このうち、RAM410は、クライアント
装置400の各部を制御するために必要になるプログラ
ムおよびデータを揮発的に記憶する記憶手段である。ま
た、HD420は、クライアント装置400の各部を制
御するために必要になるプログラムおよびデータを不揮
発的に記憶する記憶手段である。
【0067】また、入力装置430としては、キーボー
ド、マウス、および、マイク等を用いることができる。
また、後述するモニタ440も、マウスと協働してポイ
ンティングディバイス機能を実現する。また、出力装置
440は、モニタ(家庭用テレビを含む)を備えて構成
されている。この他、出力装置440としては、スピー
カやプリンタを用いることができる。なお、以下、必要
に応じて出力装置440をモニタ440と記載する。ま
た、入出力制御IF450は、これら入力装置430お
よび出力装置440によるデータの入出力制御を行う。
【0068】また、通信制御IF460は、クライアン
ト装置400とインターネット500(またはルータ等
の通信装置)との間における通信制御を行う。また、制
御部470は、クライアント装置400の各部を制御す
る制御手段であり、機能概念的に、接続コンソール47
1を備えて構成されている。この接続コンソール471
は、基本的には、Webデータを解釈してモニタ440
に表示させる表示制御(ブラウズ処理)を行うWebブ
ラウザとして機能する。この接続コンソール471の導
入方法は任意であるが、例えば、CD−ROM等の記憶
媒体にて配布され、あるいは、インターネット500を
介してダウンロードされて、利用者によってクライアン
ト装置400にインストールされる。
【0069】(処理の内容)次に、このように構成され
た本システム100を用いて行なわれる処理の内容につ
いて説明する。この処理は、(1)利用者のクライアン
ト装置400をインターネット500に接続する際のセ
ッション処理、および、(2)利用者の貢献度を算定す
る貢献度算定処理、に大別される。以下、各処理につい
て順次説明する。なお、これら各処理の前提として、利
用者情報DB161には利用者情報、TV情報DB16
4にはメディア情報、コンテンツ情報DB165にはプ
ログラム情報が予め格納されているものとする。
【0070】(処理の内容−セッション処理)最初に、
セッション処理について説明する。この処理のフローチ
ャートを図3に示す。まず、利用者は、クライアント装
置400の接続コンソール471を入力装置430を介
して所定方法にて起動し、インターネット500への接
続を所定方法で指定する。すると、接続コンソール47
1は、ダイヤルアップ接続によって公衆回線網200を
介してアクセスポイント300にアクセスし、本システ
ム100の認証サーバ120による認証を経た後、本シ
ステム100との間において接続確立を行い、本システ
ム100を介してインターネット500に接続される
(セッション開始)。
【0071】ここで、セッション記録部167は、セッ
ション開始の有無を監視しており(ステップSA−
1)、上記のようにセッションが開始された場合には、
セッション開始日時を利用者IDに関連付けて利用情報
DB162に格納する(ステップSA−2)。また、セ
ッション記録部167は、クライアント装置400から
送信されるIPパケットのヘッダに含まれるアクセスポ
イント300毎に固有のIPアドレスと、キャリア毎に
固有のIPアドレスとを、それぞれ利用者IDに関連付
けて利用情報DB162に格納する(ステップSA−
3、SA−4)。
【0072】その後、維持強化タイミング検知部168
は、維持強化タイミングの到来の有無を検知する(ステ
ップSA−5〜SA−8)。具体的には、まず、貢献度
検知部170は、後述する貢献度算定処理にて算定した
利用者の貢献度を貢献度情報DB163から呼び出し、
この貢献度が所定基準値以上であるか否かを判断する
(ステップSA−5)。この基準値としては、例えば、
利用者が本システムのヘビーユーザであり、当該利用者
が本システムを利用すること自体が本システムへの貢献
(本システムの接続コンソールを介して利用者に提示す
る広告価値を高める等)として高く評価できるレベルの
貢献度を数値化し、設定する。このような貢献度は、実
験的または経験的に取得して数値化して設定することが
できる。
【0073】そして、利用者の貢献度が、所定基準値以
上である場合には、当該利用者の接続を維持強化する必
要性が高いと判断し、維持強化タイミングが到来したと
判断して、後述するステップSA−10に移行し、所定
基準値以上でない場合には、当該利用者の接続を維持強
化する必要性が特に高くないと判断し、維持強化タイミ
ングが到来していないと判断して、次の基準に基づく維
持強化タイミングの判断を行うため、ステップSA−6
に移行する。
【0074】このステップSA−6において、通信状態
検知部171は、インターネット500に対するクライ
アント装置400の接続時の通信状態を検知し、この通
信状態が所定状態に達したか否かを判断する。具体的に
は、通信状態検知部171は、本システムを介してイン
ターネット500に接続されている各クライアント装置
400の送受信トラフィック量を公知の方法で取得し、
このトラフィック量が、当該各クライアント装置400
にてストレスなく送受信できる所定トラフィック量を超
えているか否かを判断する。このようなトラフィック量
は、実験的または経験的に取得して数値化して設定する
ことができる。
【0075】そして、通信状態検知部171は、このよ
うなトラフィック量を超えている場合には、利用者がト
ラフィックストレスを理由として本システムの利用を中
止してしまう可能性が高いと判断し、維持強化タイミン
グが到来したと判断して、後述するステップSA−10
に移行する。一方、このようなトラフィック量を超えて
いない場合には、利用者がトラフィックストレスを理由
として本システムの利用を中止するには至らないと判断
し、ステップSA−7に移行する。
【0076】このステップSA−7において、終了予測
検知部172は、利用情報DB162に格納された利用
履歴情報に基づいて、クライアント装置400の接続が
終了するタイミングを予測する。すなわち、クライアン
ト装置400の接続の終了が間近(10分以内等の所定
時間以内に接続が終了する)であるか否かを判断する。
【0077】具体的には、終了予測検知部172は、各
利用者の過去のセッション時のセッション終了日時を利
用情報DB162から呼び出す。そして、過去のセッシ
ョン終了時間(あるいは、一定の幅を持たせた終了時間
帯)の出現頻度を求め、所定出現頻度以上のセッション
終了時間が存在する場合には、このセッション終了時間
と同時間が、クライアント装置400の接続が終了する
タイミングであると判断する。例えば、過去10回のセ
ッションのうち、5回のセッションのセッション終了時
間が20:50〜21:00の間に該当する場合には、
この終了時間帯が、クライアント装置400の接続が終
了するタイミングであると判断する。このような判断
は、公知の統計アルゴリズムまたはマーケティングアル
ゴリズムを用いて行うことができる。
【0078】そして、終了予測検知部172は、接続の
終了が間近である場合には、利用者が何らかの慣行・習
慣を理由として本システムの利用を中止してしまう可能
性が高いと判断し、維持強化タイミングが到来したと判
断して、後述するステップSA−10に移行する。一
方、接続の終了が間近でない場合には、利用者が慣行・
習慣を理由として本システムの利用を中止するには至ら
ないと判断し、ステップSA−8に移行する。
【0079】このステップSA−8において、メディア
流出検知部173は、TV情報DB164に格納された
メディア情報に基づいて、維持強化タイミングの到来を
検知する。すなわち、利用者に見せたくないTVプログ
ラムの放映時間が間近(10分以内等の所定時間以内に
放映される)であるか否かを判断する。
【0080】具体的には、メディア流出検知部173
は、TV情報DB164のメディア情報を参照し、その
時点の所定時間後(例えば、10分後)に放映が開始さ
れるTVプログラムがあるか否かを判断する。そして、
TVプログラムがある場合には、利用者に見せたくない
TVプログラムの放映時間が到来し、維持強化タイミン
グが到来したと判断して、後述するステップSA−10
に移行する。
【0081】その後、セッション記録部167によって
セッションが終了したと判断されるまで、ステップSA
−5〜SA−8を繰り返し、維持強化タイミングが到来
する毎に、後述するステップSA−10に移行する。そ
して、セッションが終了すると(ステップSA−9)、
セッション記録部167は、セッション終了日時を利用
者IDに関連付けて利用情報DB162に格納する(ス
テップSA−11)。これにてセッション処理が終了す
る。
【0082】次に、ステップSA−10の処理について
説明する。この処理は、上記のように維持強化タイミン
グが到来したと判断された場合に行われる処理であり、
インターネット500に対するクライアント装置400
の接続状態を維持または強化するため、当該維持強化タ
イミングが到来したと判断された利用者のクライアント
装置400の接続コンソールのバージョンup、また
は、当該クライアント装置400のインターネット50
0に対する接続環境の変更を行う。
【0083】このうち、接続コンソールのバージョンu
pは、接続プログラム更新部174にて行われる。この
バージョンupの内容としては、例えば、接続コンソー
ル471のLook&Feel用(デザイン用)の特別データ、
このデザイン用の多種のデータをクライアント装置40
0にて保持させて利用者の嗜好等に応じて選択可能にす
るためのソフトウェア、接続コンソール471のメニュ
ーから起動できるポートレットの数を増やすことのでき
るソフトウェア、あるいは、接続コンソール471のメ
ニューにおけるファンクションキー(利用者が頻繁に利
用するオンラインソフトを起動させるキー等)の数を増
やすことのできるソフトウェア、当該接続コンソールか
ら実行できる各種アプリケーションを増やすこと、接続
コンソールやポートレットで表示される各種画像や使用
できる機能メニューを変更したりその選択肢を増やすこ
と、を挙げることができる。なお、ポートレットとは、
接続コンソールとは別個に表示される機能ウィンドであ
り、検索エンジンを利用するための入力窓、各種機能の
ためのボタン、Webサイトへのリンク、広告バナー等
を含んで構成される。
【0084】また、バージョンupの方法としては、例
えば、各バージョンupを行うためのプログラムモジュ
ールや、パラメータや画像データ等の各種データをクラ
イアント装置400に送信してそのHDに格納させる。
あるいは、これらプログラムモジュール等を、当該セッ
ション処理とは別個の任意のタイミングで、予めクライ
アント装置400に導入してそのHDに格納させる。そ
して、当該ステップSA−10においてクライアント装
置400の接続コンソールに所定の制御指示を送信す
る。これを受けた接続コンソールは、上記HDに格納し
たプログラムモジュールの起動、パラメータの設定変
更、あるいは、画像の読み込み等を行う。あるいは、こ
の時点で、必要なプログラムモジュール等を接続維持強
化サーバ160からダウンロードし、その起動等を行
う。このように接続コンソールのバージョンupを行う
ことにより、接続コンソールの利便性等を高め、利用者
が本システムの利用を継続することのインセンティブを
高めて、接続の維持強化を図る。
【0085】また、インターネット500に対する接続
環境の変更は、メディア検知部にて行われる。この接続
環境の変更の内容としては、利用者の接続環境を改善し
得る可能性のある任意の内容を含むことができる。例え
ば、クライアント装置400に対する広告データの送信
を削減する。すなわち、無料ISPの場合、通常は、ク
ライアント装置400に広告を表示することを条件とし
てインターネット500への接続料金を無料化している
関連上、この広告データをクライアント装置400に定
期送信している。あるいは、広告データのデータ送信量
をミニマイズするため、クライアント装置400側で表
示すべき広告の広告データのIDのみをクライアント装
置400に送信し、このIDに対応する広告データがク
ライアント装置400側で未取得の場合だけ、この広告
データをクライアント装置400に送信する。
【0086】このように取得された広告データは、クラ
イアント装置400の接続コンソール471により、モ
ニタ440の所定領域に表示される。この場合、広告デ
ータの受信に要する帯域分だけ、クライアント装置40
0の受信帯域が狭められることになる。このため、この
ステップでは、広告データの送信を一時的に中止し、あ
るいは、送信頻度を減らす。このことにより、広告デー
タの受信に要する帯域分が開放され、クライアント装置
400におけるデータ受信速度が向上する。これにて、
ステップSA−10の処理が終了する。
【0087】(処理の内容−貢献度算定処理)次に、貢
献度算定処理について説明する。この処理のフローチャ
ートを図4に示す。この処理は、任意のタイミングで行
われる。まず、貢献度検知部170は、各利用者が利用
したアクセスポイント300のIPアドレスを取得する
(ステップSB−1)。このIPアドレスは、クライア
ント装置400から送信されているIPパケットのヘッ
ダから逐一取得してもよいが、ここでは利用者IDに基
づいて利用情報DB162を参照することによって取得
する。この点は、後述するキャリアのIPアドレスにつ
いての同様である。
【0088】次に、貢献度検知部170は、上記取得し
たアクセスポイント300のIPアドレスに基づく貢献
度数を算定する(ステップSB−2)。例えば、各アク
セスポイント300の利用回数や、この利用回数にアク
セスポイント300毎の所定係数を乗じた数等を、アク
セスポイント300に基づく貢献度数とすることができ
る。
【0089】次に、貢献度検知部170は、各利用者が
利用したキャリアのIPアドレスを取得する(ステップ
SB−3)。そして、貢献度検知部170は、上記取得
したキャリアのIPアドレスに基づく貢献度数を算定す
る(ステップSB−4)。例えば、各キャリアの利用回
数や、この利用回数にアクセスポイント300毎の所定
係数を乗じた数等を、キャリアに基づく貢献度数として
もよい。
【0090】次に、貢献度検知部170は、各利用者の
セッション時間に対応した時間に放映されていたTVプ
ログラムを、見せたくない利用者の属性情報を取得する
(ステップSB−5)。具体的には、各利用者のセッシ
ョン時間を取得する。このセッション時間は、各利用者
の利用者IDに基づいて利用情報DB162からセッシ
ョン開始日時およびセッション終了日時を取得し、これ
らセッション開始日時およびセッション終了日時に基づ
いて算定する。そして、このセッション時間に基づいて
TV情報DB164を参照し、このセッション時間に対
応するTVプログラムを見せたくない利用者の属性情報
を取得する。
【0091】そして、貢献度検知部170は、外部メデ
ィア(ここでは、TV)との関係に基づく貢献度数を算
定する(ステップSB−6)。ここでは、まず、各利用
者の利用者IDに基づいて、利用者情報DB161から
各利用者の属性情報を取得する。そして、この属性情報
が、上記TVプログラムを見せたくない利用者の属性情
報に合致する場合には、TVプログラムを見せたくない
利用者が、TVプログラムを見ずに本システムを利用し
てくれたと判断し、本システム100に対する貢献度が
高いと判断できるので、貢献度数を高くする。例えば、
このようなTVプログラムの数や放映時間に応じて、貢
献度数を高くする。なお、この他にも、TVプログラム
の視聴率等をTV情報DB164に格納しておき、視聴
率が高いTVプログラムが放映されているにも関わら
ず、本システムを利用してくれた利用者がいる場合に
は、当該利用者の貢献度を高くするようにしてもよい。
【0092】なお、メディア情報を用いることなく、単
に時間情報のみを用いて貢献度を算定してもよい。例え
ば、本システムの如きシステムは、通常、ピーク時のト
ラフィックに合わせた能力を満たすように構成する必要
があるため、ピーク時以外の利用量が増えた場合には、
システム構築のコストが増えることになるが、ピーク時
以外の利用量が増えた場合には、システム構築コストを
増大させることがないので、本システムに対する貢献度
が高いといえる。したがって、単に、ピーク時以外に利
用している利用者の貢献度を高くするように、貢献度の
算定を行ってもよい。
【0093】次に、貢献度検知部170は、各利用者の
セッション時間に対応したトラフィック率を取得する
(ステップSB−7)。例えば、ステップSB−5で取
得した各利用者のセッション時間に基づいて、各時間帯
毎にセッションを行った利用者数を判断し、この利用者
数に基づいてトラフィック率を算定する。あるいは、単
に一般的に行われるトラフィック管理により取得される
トラフィック率を用いることができる。
【0094】そして、貢献度検知部170は、トラフィ
ック率との関係に基づく貢献度数を算定する(ステップ
SB−8)。ここでは、トラフィック率が低い時間帯に
本システム100を利用している利用者程、本システム
100に対する貢献度が高い(本システム100のトラ
フィック能力を有効に利用している)と判断できるの
で、トラフィック率が低い程、貢献度数を高くする。例
えば、トラフィック率の逆数を貢献度数とする。
【0095】次に、貢献度検知部170は、各利用者が
紹介した他の利用者の数を取得する(ステップSB−
9)。ここでは、利用者IDに基づいて利用者情報DB
161を参照することで、他の利用者の数を取得するこ
とができる。そして、貢献度検知部170は、紹介した
他の利用者の数に基づく貢献度数を算定する(ステップ
SB−10)。ここでは、紹介した他の利用者の数が多
い利用者程、本システム100に対する貢献度が高いと
判断できるので、紹介した他の利用者の数が多い程、貢
献度数を高くする。例えば、紹介した他の利用者の数
を、そのまま貢献度数とする。
【0096】次に、貢献度検知部170は、各利用者の
コミュニティ影響度、すなわち、ホームページのアクセ
スカウンタ数を取得する(ステップSB−11)。ここ
では、利用者IDに基づいて利用者情報DB161を参
照することで、アクセスカウンタ数を取得することがで
きる。そして、貢献度検知部170は、コミュニティ影
響度、すなわち、ホームページのアクセスカウンタ数に
基づく貢献度数を算定する(ステップSB−12)。こ
こでは、アクセスカウンタ数が多い利用者程、本システ
ム100にて提供されるホームページサービスを積極的
に利用しており、また、他の利用者の注目を集める力が
あるため、本システム100に対する貢献度が高いと判
断できるので、アクセスカウンタ数が多い程、貢献度数
を高くする。例えば、アクセスカウンタ数を、そのまま
貢献度数とする。
【0097】そして、貢献度検知部170は、ステップ
SB−2、SB−4、SB−6、SB−8、SB−1
0、SB−12にて算定した貢献度数の和を求め、これ
を最終的な各利用者の貢献度数とする(ステップSB−
13)。そして、この最終的な貢献度数を、利用者ID
に関連付けて貢献度情報DB163に格納する(ステッ
プSB−14)。これにて貢献度算定処理が終了する。
その後、上述のセッション処理のステップSA−5にお
いて、上記のように算定して貢献度情報DB163に格
納した貢献度数を用いて、判断を行う。
【0098】(他の実施の形態)さて、これまで本発明
の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した
実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技
術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて
実施されてよいものである。
【0099】例えば、本システム100は、無料ISP
に限定されず、有料ISPについても同様に適用するこ
とができる。この場合には、本システム100内に、利
用者の契約内容やクライアント装置400の接続状態に
応じて、各利用者に対する課金処理を行うための課金シ
ステムを設けることができる。また、本システム100
は、接続事業者以外にも、クライアント装置400とイ
ンターネット500との間に介在し得る全てのサービス
に適用することができる。
【0100】また、上記利用情報は、予め取得してサー
バ装置に格納しておく以外に、必要に応じて動的に取得
することができる。また、利用情報の内容としては、上
記の情報に限定されず、利用者の年齢や性別等の属性、
利用者のセッション時間、接続コンソール471を介し
て表示された広告の表示回数、当該広告を介して商品購
入やサービス利用を行った回数やその金額等を用いるこ
ともできる。
【0101】また、貢献度の算出方法については、上記
と異なる方法を適用することもできる。例えば、貢献度
には、継続的・累積的に評価したいもの、利用中のある
時点では評価していても当該利用中に評価が変わってし
まうもの、他の貢献度と容易に加算できないもの等があ
る。例えば、夕方にインターネット500へのアクセス
を開始した場合、一定時間以上継続してアクセスしてい
る利用者の貢献度が向上するが、深夜迄アクセスを続け
ていると逆に本システムへの貢献度が低下すると考える
こともできる。あるいは、利用者の獲得貢献について、
利用者獲得キャンペーン期間中には貢献度を通常期間よ
りも増やしてあげたり、特定の貢献についてはその評価
の累積に上限を設けたい場合がある。したがって、ユー
ザー毎の貢献度は、単純加算(和)ではなく、上記各種
の事情を加味して決定した関数(加減乗除とはかぎらな
い)に基づいて算定したり、各種の事情に応じて算定パ
ラメータを変えて計算を行ってもよい。
【0102】また、維持強化タイミングを検知する具体
的判断基準としては、上述した以外のアルゴリズムに基
づいて判断することもできる。例えば、通信状態に関し
ては、トラフィック量ではなく、一般回線、ISDN、
あるいは、光ケーブル等の回線種別に基づいて判断して
もよい。また、接続終了の予測は、各利用者毎の過去の
利用履歴以外にも、全体の利用者の利用履歴から求めた
全体的な終了傾向等に基づいて判断してもよい。また、
メディア流出検知部173による検知は、TVプログラ
ム以外にも、ラジオ放送等の任意のメディアの予定を考
慮して行うことができる。
【0103】また、利用者の接続を維持強化するための
処理としては、上述した処理以外にも、任意の利益を行
うことができる。例えば、特別な情報を掲載した電子メ
ールのメールデータを自動生成して送信したり、特定の
時間帯に接続を維持している利用者に対しては、各利用
者が電子決済やその他の任意の取り引きで使用できる各
種のポイントを付与すること等ができる。例えば、有料
ISPを利用する際の利用料金を減額したり、各利用者
にとって価値が高いと思われる情報(例えば、限定品の
発売情報、チケットの優先販売等)を優先的または限定
的に提供することができる。あるいは、貢献度が高い利
用者には、一般の利用者が利用できるアクセスポイント
300とは別のトラフィック能力の高いアクセスポイン
ト300を選択して接続する権利を与えたり、このよう
なアクセスポイント300を選択できる接続コンソール
471のソフトウェアをダウンロード可能としたり、絶
対に込まないアクセスポイント300へ利用者を誘導す
ることができるアクセスポイントリストをダウンロード
可能とすること等ができる。
【0104】あるいは、電子メールの各アカウントあた
りのメッセージ蓄積量や添付ファイルのサイズリミット
の上限値、フリーホームページの容量貢等を、貢献度の
高い利用者には上方調整すること等もできる。その他、
接続コンソール471を介して利用者を誘導するポータ
ルサイトにおいて、貢献度の高い利用者には一部有償コ
ンテンツを時間限定等で無償あるいは割引額で使っても
らうこともできる。
【0105】あるいは、利用者による当該ネットワーク
接続システムの利用を促進するための促進情報を提供す
るようにしてもよい。例えば、促進情報として、各種サ
ービスの告知情報や、利用者に提示する特別なオファー
の情報(接続サービスの利用をあと10分継続した場合
に、特別な会員ポイントを付与したり、あるいは、数分
後に、利用者の利益になるような情報を提示する等)を
コンテンツ情報DBに格納しておく。また、制御部16
6には、コンテンツ情報DBに格納された促進情報をク
ライアント装置400に提供する促進情報提供手段とし
ての促進情報提供部を設ける。そして、促進情報提供部
は、維持強化タイミングが到来した場合に、利用者情報
DBに格納した利用者属性や、利用情報DBに格納した
利用履歴情報に基づいて、利用者が興味を引きそうな新
しいサービスの告知の情報、利用者が過去に比較的長時
間利用したサービス(ゲーム、エンタテインメント情
報、スポーツニュース)の告知の情報、あるいは、利用
者が過去に購入した本と同じ本を購入した他の利用者
が、最近読んでいる書籍に関する情報等を取得して、ク
ライアント装置400に送信する。
【0106】また、実施形態において説明した各処理の
うち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の全
部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手
動的に行なわれるものとして説明した処理の全部または
一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この
他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、
具体的名称、各種の登録データや検索条件等のパラメー
タを含む情報については、特記する場合を除いて任意に
変更することができる。
【0107】また、図示したサーバ装置またはクライア
ント装置400の構成は、機能概念的なものであり、必
ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しな
い。例えば、処理機能、特に制御部166、470にて
行なわれる各処理機能については、その全部または任意
の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当
該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現するこ
とができ、あるいは、ワイヤードロジックによるハード
ウェアとして実現することも可能である。なお、プログ
ラムは、図示しない本記録媒体に記録されており、必要
に応じてサーバ装置またはクライアント装置400に機
械的に読み取られる。
【0108】さらに、サーバ装置またはクライアント装
置400の分散・統合の具合的形態は図示のものに限ら
れず、その全部または一部を、各種の負荷等に応じた任
意の単位で、機能的または物理的に分散・統合して構成
することができる。例えば、コンテンツ情報DB165
をソフトウェア更新サーバとして独立配置したり、上記
した貢献度評価処理を複数の機能特化型サーバから構成
される貢献度評価サーバ群上で稼動させてもよい。ま
た、接続情報については、トランズアクションサーバが
各データベースサーバと連動したプロセスを介して記録
し、このセション記録をトランズアクションログから必
要に応じて抽出して利用するようにしてもよい。また、
広告データを配信するための広告配信サーバ、STOR
AGEサーバ等を設けてもよい。
【0109】また、クライアント装置400は、たとえ
ば、パーソナルコンピュータやワークステーション、家
庭用ゲーム機、インターネットTV等のインターネット
家電、PDA(Personal Digital Assistant)、あるい
は、携帯電話やPHS(Personal Handy Phone System)
の如き移動体通信端末によって実現することができる。
【0110】(ネットワーク)また、サーバ装置とクラ
イアント装置400とを接続するネットワークとして
は、図示した公衆回線網200以外にも、任意のネット
ワークを利用することができる。例えば、限定されたエ
リア内でLAN、WANあるいは地域および広域IP網
を用いて、本システム100を構築することができる。
また、その他にも、インターネット、地上波、CAT
V、CS、BS、DSL、ADSL、ISDN、FLE
TS−ISDN、あるいは、その他ブロードバンド通信
網を用いて、各種データを送受信することができる。す
なわち、ネットワークには、有線ネットワークのみなら
ず、これら無線・通信ネットワークを含めることができ
る。
【0111】また、本発明にかかる「プログラム」は、
任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法で
あり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わな
い。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成され
るものに限られず、複数のモジュールやライブラリとし
て分散構成されるものや、OS(Operating System)に
代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成
するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置に
おいて記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取
り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等に
ついては、周知の構成や手順を用いることができる。
【0112】また、上記プログラムは、コンピュータ読
み取り可能な記録媒体に格納することもできる。ここ
で、「記録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディス
ク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPRO
M、CD−ROM、MO、DVD、家庭用ゲーム機のメ
モリーカード、メモリースティック、スマートカード、
あるいは、ICカード等の任意の「可搬用の物理媒体」
や、各種コンピュータシステムに内蔵されるROM、R
AM、HD等の任意の「固定用の物理媒体」、あるい
は、LAN、WAN、インターネットに代表されるネッ
トワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線
や搬送波のように、短期にプログラムを保持する「通信
媒体」を含むものとする。
【0113】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、端末装置の接続状態を維持または強化するためのタ
イミングが到来した場合に、ネットワークに対する上記
情報端末装置の接続状態を維持または強化するための所
定制御が行われる。したがって、利用者毎に接続状態の
維持強化の必要性を判断して適切な対応を取ることがで
きるので、利用者に対する利便性を高めることができ、
ひいては、ネットワークに対する上記情報端末装置の接
続状態を継続させ、ネットワークの広告媒体としての価
値を高めること等ができる。
【0114】また、本発明によれば、各利用者の当該ネ
ットワーク接続システムに対する貢献度数に基づいて、
タイミングの到来が検知される。したがって、利用者が
本システムを利用すること自体が本システムへの貢献と
して高く評価できるレベルに達した場合等に、この利用
者の接続状態の維持強化を行い、貢献度の高い利用者に
さらに本システムを利用してもらうことができる。
【0115】また、本発明によれば、例えば、利用者の
トラフィック量が本システムをストレスなく送受信でき
るトラフィック量を超えている場合には、この利用者の
接続状態の維持強化を行う等、利用者がトラフィックス
トレスを理由として本システムの利用を中止してしまう
事態を回避することができる。
【0116】また、本発明によれば、例えば、利用者が
クライアント装置の接続をこれまでに高頻度で終了させ
ていた時間帯が間近である場合には、この利用者の接続
状態の維持強化を行う等、利用者が何らかの慣行・習慣
を理由として本システムの利用を中止してしまう事態を
回避することができる。
【0117】また、本発明によれば、例えば、利用者に
見せたくないTVプログラムの放映時間が間近である場
合には、この利用者の接続状態の維持強化を行う等、こ
の外部のメディアによる利用者への悪影響を低減するこ
とができる。
【0118】また、本発明によれば、例えば、維持強化
タイミングが到来したと判断された場合、格納されたプ
ログラム情報に基づいて、利用者のクライアント装置の
接続プログラムのバージョンupを行い、利用者の興味
を引いたり、利用者の利便性を高めることにより、本シ
ステムを利用する上でのインセンティブを利用者に与え
ることができ、利用者の接続を維持強化することができ
る。
【0119】また、本発明によれば、例えば、維持強化
タイミングが到来したと判断された場合、広告データ等
の送信を削減して通信トラフィックを向上させる等、利
用者の利便性を高めることにより、本システムを利用す
る上でのインセンティブを利用者に与えることができ、
利用者の接続を維持強化することができる。
【0120】また、本発明によれば、例えば、維持強化
タイミングが到来したと判断された場合、利用者が特に
興味を持ちそうな情報や、特別なオファーに関する情報
を提示する等、接続システムに対する利用者の興味を高
めることにより、本システムを利用する上でのインセン
ティブを利用者に与えることができ、利用者の接続を維
持強化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるネットワーク接続
システムの全体構成図である。
【図2】図1のクライアント装置の要部構成を概念的に
示すブロック図である。
【図3】セッション処理のフローチャートである。
【図4】貢献度算定処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100 ネットワーク接続システム 110 ルータ 120 認証サーバ 130 DNSサーバ 140 WWWサーバ 150 メールサーバ 160 接続維持強化サーバ 161 利用者情報データベース 162 利用情報データベース 163 貢献度情報データベース 164 TV情報データベース 165 コンテンツ情報データベース 166 制御部 167 セッション記録部 168 維持強化タイミング検知部 169 維持強化制御部 170 貢献度検知部 171 通信状態検知部 172 終了予測検知部 173 メディア流出検知部 174 接続プログラム更新部 175 接続環境変更部 200 公衆回線網 300 アクセスポイント 400 クライアント装置 500 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 洋介 東京都港区南青山5−9−19 株式会社ラ イブドア内 (72)発明者 大橋 晴彦 東京都港区南青山5−9−19 株式会社ラ イブドア内 (72)発明者 渡邉 佳明 東京都港区南青山5−9−19 株式会社ラ イブドア内 (72)発明者 浅見 敬 東京都港区南青山5−9−19 株式会社ラ イブドア内 Fターム(参考) 5B085 BC00 BG02 BG03

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の利用者の情報端末装置を、所定の
    ネットワークに対して、通信可能に接続するためのネッ
    トワーク接続システムであって、 上記ネットワークに対する上記情報端末装置の接続状態
    を維持または強化するためのタイミングの到来を検知す
    る維持強化タイミング検知手段と、 上記維持強化タイミング検知手段にて上記タイミングが
    到来したと判断された場合に、上記ネットワークに対す
    る上記情報端末装置の接続状態を維持または強化するた
    めの所定制御を行う維持強化制御手段と、 を備えることを特徴とするネットワーク接続システム。
  2. 【請求項2】 上記維持強化タイミング検知手段は、上
    記各利用者の当該ネットワーク接続システムに対する貢
    献度数を算定し、この貢献度数が所定基準値に達したか
    否かに基づいて、上記タイミングの到来を検知する貢献
    度検知手段を備えること、 を特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記維持強化タイミング検知手段は、上
    記ネットワークに対する上記情報端末装置の接続時の通
    信状態を検知し、この通信状態が所定状態に達したか否
    かに基づいて、上記タイミングの到来を検知する通信状
    態検知手段を備えること、 を特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク接
    続システム。
  4. 【請求項4】 上記ネットワークに対する上記情報端末
    装置の利用履歴に関する利用履歴情報を格納する利用履
    歴情報格納手段を備え、 上記維持強化タイミング検知手段は、上記利用履歴情報
    格納手段に格納された利用履歴情報に基づいて、上記情
    報端末装置の接続が終了するタイミングを予測する終了
    予測検知手段を備えること、 を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のネッ
    トワーク接続システム。
  5. 【請求項5】 上記ネットワーク以外の外部メディアに
    よる情報提供の時間に関するメディア情報を格納するメ
    ディア情報格納手段を備え、 上記維持強化タイミング検知手段は、上記メディア情報
    格納手段に格納されたメディア情報に基づいて、上記タ
    イミングの到来を検知するメディア流出検知手段を備え
    ること、 を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のネッ
    トワーク接続システム。
  6. 【請求項6】 上記各利用者が当該ネットワーク接続シ
    ステムを利用するために上記情報端末装置に導入する接
    続プログラムに関するプログラム情報を格納するプログ
    ラム情報格納手段を備え、 上記維持強化制御手段は、上記プログラム情報格納手段
    に格納されたプログラム情報に基づいて、上記接続プロ
    グラムを更新するための制御を行う接続プログラム更新
    手段を備えること、 を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のネッ
    トワーク接続システム。
  7. 【請求項7】 上記維持強化制御手段は、上記情報端末
    装置を上記ネットワークに接続する際の接続環境を変更
    する接続環境変更手段を備えること、 を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のネッ
    トワーク接続システム。
  8. 【請求項8】 上記各利用者による当該ネットワーク接
    続システムの利用を促進するための促進情報を格納する
    促進情報格納手段を備え、 上記維持強化制御手段は、上記促進情報格納手段に格納
    された促進情報を上記情報端末装置に提供する促進情報
    提供手段を備えること、 を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のネッ
    トワーク接続システム。
  9. 【請求項9】 複数の利用者の情報端末装置を、所定の
    ネットワークに対して、通信可能に接続するためのネッ
    トワーク接続方法であって、 ネットワーク接続を管理するネットワーク接続装置にお
    いて、 上記ネットワークに対する上記情報端末装置の接続状態
    を維持または強化するためのタイミングの到来を検知す
    る維持強化タイミング検知手順と、 上記維持強化タイミング検知手順において上記タイミン
    グが到来したと判断された場合に、上記ネットワークに
    対する上記情報端末装置の接続状態を維持または強化す
    るための所定制御を行う維持強化制御手順と、 を備えることを特徴とするネットワーク接続方法。
  10. 【請求項10】 上記維持強化タイミング検知手順は、
    上記各利用者の上記ネットワーク接続を行う仲介者に対
    する貢献度数を算定し、この貢献度数が所定基準値に達
    したか否かに基づいて、上記タイミングの到来を検知す
    る貢献度検知手順を備えること、 を特徴とする請求項9に記載のネットワーク接続方法。
  11. 【請求項11】 上記維持強化タイミング検知手順は、
    上記ネットワークに対する上記情報端末装置の接続時の
    通信状態を検知し、この通信状態が所定状態に達したか
    否かに基づいて、上記タイミングの到来を検知する通信
    状態検知手順を備えること、 を特徴とする請求項9または10に記載のネットワーク
    接続方法。
  12. 【請求項12】 上記ネットワークに対する上記情報端
    末装置の利用履歴に関する利用履歴情報を上記ネットワ
    ーク接続装置に格納する利用履歴情報格納手順を備え、 上記維持強化タイミング検知手順は、上記利用履歴情報
    格納手順において格納された利用履歴情報に基づいて、
    上記情報端末装置の接続が終了するタイミングを予測す
    る終了予測検知手順を備えること、 を特徴とする請求項9〜11のいずれか一つに記載のネ
    ットワーク接続方法。
  13. 【請求項13】 上記ネットワーク以外の外部メディア
    による情報提供の時間に関するメディア情報を上記ネッ
    トワーク接続装置に格納するメディア情報格納手順を備
    え、 上記維持強化タイミング検知手順は、上記メディア情報
    格納手順において格納されたメディア情報に基づいて、
    上記タイミングの到来を検知するメディア流出検知手順
    を備えること、 を特徴とする請求項9〜12のいずれか一つに記載のネ
    ットワーク接続方法。
  14. 【請求項14】 上記各利用者が上記ネットワーク接続
    を行うために上記情報端末装置に導入する接続プログラ
    ムに関するプログラム情報を上記ネットワーク接続装置
    に格納するプログラム情報格納手順を備え、 上記維持強化制御手順は、上記プログラム情報格納手順
    において格納されたプログラム情報に基づいて、上記接
    続プログラムを更新するための制御を行う接続プログラ
    ム更新手順を備えること、 を特徴とする請求項9〜13のいずれか一つに記載のネ
    ットワーク接続方法。
  15. 【請求項15】 上記維持強化制御手順は、上記情報端
    末装置を上記ネットワークに接続する際の接続環境を変
    更する接続環境変更手順を備えること、 を特徴とする請求項9〜14のいずれか一つに記載のネ
    ットワーク接続方法。
  16. 【請求項16】 上記各利用者による当該ネットワーク
    接続システムの利用を促進するための促進情報を上記ネ
    ットワーク接続装置に格納する促進情報格納手順を備
    え、 上記維持強化制御手順は、上記促進情報格納手順におい
    て格納された促進情報を上記情報端末装置に提供する促
    進情報提供手順を備えること、 を特徴とする請求項9〜15のいずれか一つに記載のネ
    ットワーク接続方法。
  17. 【請求項17】 上記請求項9〜16のいずれか一つに
    記載されたネットワーク接続方法をコンピュータに実行
    させることを特徴とするプログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130199704A1 (en) * 2012-02-07 2013-08-08 Scott Damon System and Method for Customizing Vehicle Tires on Demand at Point-of-Sale

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JP2001043282A (ja) * 1999-06-17 2001-02-16 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 分散データ処理システム

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