JP2003044369A - 擬似i/oシステムおよび擬似i/o方法 - Google Patents

擬似i/oシステムおよび擬似i/o方法

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JP2003044369A
JP2003044369A JP2001227801A JP2001227801A JP2003044369A JP 2003044369 A JP2003044369 A JP 2003044369A JP 2001227801 A JP2001227801 A JP 2001227801A JP 2001227801 A JP2001227801 A JP 2001227801A JP 2003044369 A JP2003044369 A JP 2003044369A
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博史 山口
Shoichi Suzuki
正一 鈴木
Kayoko Isshi
佳代子 一志
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    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、試験装置に接続して実I/Oを擬
似する擬似I/Oシステムおよび擬似I/O方法に関
し、設定ファイルを設けて変更するだけて多種多様の擬
似対象装置を擬似すると共に、各種設定ファイルを試験
対象インタフェースとは別のインタフェースを介して設
定することで実際の運用上と同じ動作をさせながらテス
トを可能にした装置を実現すると共に安価に提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 擬似対象のエラー内容を定義して設定し
たファイルを受信して設定ファイルに設定する設定手段
と、試験装置からのコマンドを受信する受信手段と、受
信手段で受信したコマンドについて、設定ファイルを参
照して設定されているときは当該設定に従い処理し、設
定されていないときは通常の応答処理を行う擬似I/O
手段と、処理後のデータを要求元の試験装置に返送する
送信手段とを備えたことを特徴とする擬似I/O装置お
よび擬似I/O方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試験装置に接続し
て実I/Oを擬似する擬似I/Oシステムおよび擬似I
/O方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、SCSIインタフェースあるいは
FCインタフェースに接続するI/O装置を備えたシス
テム、例えばイニシエータ装置の各種試験を行う場合、
以下の3つの手法がある。
【0003】(1) ハードディスク装置などの実I/
O装置を接続して試験を行う(図31の(a)参照)。 (2) イニシエータ装置と実I/O装置との間に試験
機能を備えたアナライザ装置を接続して各種試験を行う
(図31の(b)参照)。
【0004】(3) 特開平6-52072号公報や特
開平5−73446号公報に記載されているような擬似
I/Oシステムを接続して各種試験を行う(図31の
(c)参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の(1)の図31
の(a)の実I/O装置を接続してイニシエータ装置の
各種試験を行う場合、試験を行なおうとしているハード
ディスク装置やテープ装置などの全ての接続対象装置を
準備しなければならないと共に、同じ種類の例えばハー
ドディスク装置であってもセクタサイズの異なる試験を
行うとすると該当する複数種類のセクタサイズのハード
ディスク装置を準備する必要があるという問題があっ
た。また、実I/Oでは無応答やタイムアウトなどの異
常動作を起こさせてイニシエータ装置の試験を行おうと
しても実I/Oでは極めて困難であるという問題があっ
た。
【0006】上述の(2)の図31の(b)のイニシエ
ータ装置と実I/O装置との間にアナライザ装置を接続
してイニシエータ装置の各種試験を行う場合、実I/O
装置の種類を変更したり、同じ種類でもセクタサイズを
変更したりなどするときに、対応する実I/O装置をそ
れぞれ準備する必要があるという問題があった。
【0007】上述した(3)の図31の(c)の公報記
載の擬似I/Oをイニシエータ装置に接続して各種試験
を行う場合、当該公報ではSCSIインタフェースなど
のインタフェース自身の試験のみを対象としており、擬
似I/Oシステムと接続した試験システムとが扱うデー
タがテスト用に作られたデータであって、実際の運用上
のデータとは異なってしまい、実運用上の試験を行なえ
ないという問題があった。また、・被試験装置にテスト
機能を追加しないと動作しなかったり、・実際の運用中
に起きた問題がデータを書き込むアドレスやデータの内
容に依存する場合は、その問題の再現ができなかった
り、・各種試験の設定をSCSIインタフェースなどの
試験対象インタフェースを介して擬似I/Oシステムに
送信する必要があるため、実際の運用上のデータ以外の
データを試験対象インタフェース上に流さなければなら
なかったりなどの問題があった。
【0008】本発明は、これらの問題を解決するため、
設定ファイルを設けて変更するだけて多種多様の擬似対
象装置を擬似すると共に、各種設定ファイルを試験対象
インタフェースとは別のインタフェースを介して設定す
ることで実際の運用上と同じ動作をさせながらテストを
可能にした装置を実現すると共に安価に提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、擬似I/
O装置1は、I/O装置を擬似するものであって、ここ
では、PI/Oプロセス2、制御プロセス5、アダプタ
7、ドライバ8などから構成されるものである。
【0010】PIOプロセス2は、設定ファイル4に設
定された情報に従い、各種I/O装置のエラーなどの擬
似を制御するものであって、ここでは、擬似I/O手段
3および設定ファイル4などから構成されるものであ
る。
【0011】擬似I/O手段3は、設定ファイル4に設
定されたエラー内容に従い、エラーを発生させたりなど
するものである(図2から図30を用いて後述する)。
設定ファイル4は、擬似しようとするI/O装置のエラ
ー内容などを定義して設定したものである(図2から図
30を用いて後述する)。
【0012】制御プロセス5は、設定ファイル4にI/
O装置のエラー内容を設定したりなどするものである。
ドライバ8は、アダプタ7を介して所定のインタフェー
スでデータの送受信を行うものである。
【0013】イニシエータ装置14は、I/O装置(こ
こでは、擬似I/O装置1)を接続して各種エラーを発
生させてそのときに実行する各種処理の試験を行う対象
の装置である。
【0014】次に、動作を説明する。制御プロセス5が
擬似対象のエラー内容を定義して設定したファイルを受
信して設定ファイル4に設定し、アダプタ擬似I/O手
段3が試験装置から受信したコマンドについて、設定フ
ァイル4を参照して設定されているときは当該設定に従
い処理し、設定されていないときは通常の応答処理を行
い、処理後のデータを要求元の試験装置に返送するよう
にしている。
【0015】この際、設定ファイル4に、擬似するI/
O装置情報を定義して設定したファイルを設定するよう
にしている。また、設定ファイル4を参照して設定され
ているときは当該設定に従い処理した後、当該設定を削
除あるい通常の設定に戻し、次回は通常の応答処理を自
動的に行わせるようにしている。
【0016】また、設定ファイル4にハードウェアのエ
ラー内容が設定されていたときに、該当ハードウェアに
エラーを発生させるようにしている。また、設定ファイ
ル4にプロトコルのエラー内容が設定されていたとき
に、該当プロトコルを処理する部分に当該設定されてい
るプロトコルのエラーを発生させるようにしている。
【0017】また、試験装置からコマンドを受信して処
理中に、ハードウェアエラーを発生させるタイミングあ
るいはプロトコルエラーを発生させるタイミングを指定
するようにしている。
【0018】また、エラーを発生させるタイミングを指
定として、処理しようとするアドレスが設定ファイル4
に設定されているアドレスと一致したとき、あるいはエ
ラーを起こしたときに記憶しておいたエラーアドレスと
一致したときとするようにしている。
【0019】また、エラーを発生させるタイミングを指
定として、設定ファイル4にエラー内容を設定した直
後、データを受信したとき、データ転送中に指定された
データ転送サイズになったとき、ステータス信号を送信
するときのいずれかとするようにしている。
【0020】また、ハードウェアエラーあるいはプロト
コルエラーとして、設定ファイル4の設定に従い、フレ
ーム(データ)の送信開始時間の遅延、フレームの一部
あるいは全部を送信しない、フレームの内容を変更、デ
ータ転送情報を変更、データ転送の方法を変更、リンク
の状態を変更のいずれかとするようにしている。
【0021】従って、擬似I/O装置1に設定ファイル
4を設けて変更するだけて多種多様の擬似対象装置を擬
似すると共に実際の運用上と同じ動作をさせながらテス
トを行うことが可能となると共に安価な擬似I/O装置
を提供することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図1から図30を用いて本
発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、擬似I/O装置1は、イニシエータ装置
14にバス(例えばSISIバス)に接続して擬似のI
/O装置として動作し、エラーなどを発生させて、当該
イニシエータ装置14のエラーに対する処理の試験を行
うためのものであって、複数のPIOプロセス2、制御
プロセス5、アダプタ7、ドライバ8、外部記憶装置
9、キーボード10、表示装置11、イーサネット(登
録商標)アダプタ12、OS13などから構成されるも
のである。
【0024】PIOプロセス2は、擬似I/Oとして各
種処理を行うプロセスであって、ここでは、擬似I/O
手段3および設定ファイル4などから構成されるもので
ある。
【0025】擬似I/O手段3は、設定ファイル4に設
定されている内容に従い、I/O装置のエラーを発生さ
せたりなどするものである(図3から図30を用いて後
述する)。
【0026】設定ファイル4は、I/O装置に発生させ
るエラーの情報などを設定したものである(図2から図
30を用いて後述する)。制御プロセス5は、PIOプ
ロセス2の設定ファイル4に該当情報を設定したりなど
を行うものであって、制御手段6などから構成されるも
のである。
【0027】制御手段6は、ネットワークを介してI/
O装置に発生させる定義されたエラー内容を設定したフ
ァイルを受信し、PIOプロセス2の設定ファイル4に
設定したりなどするものである。
【0028】アダプタ7は、所定のインタフェース(例
えばSCSI,ファイバーチャネルなど)のバスと接続
して信号の送受信を行うものである。ドライバ8は、ア
ダプタ7を介してデータを送受信するものである。
【0029】外部記憶装置9は、各種データを記憶する
ものであって、例えば設定ファイル4の内容を保存した
りなどするものである。キーボード10は、各種指示を
入力したり、データや文字を入力したりなどするもので
ある。
【0030】表示装置11は、各種情報を表示するもの
である。イーサネットアダプタ12は、ネットワークを
接続してデータの送受信を行うアダプタである。
【0031】OS13は、オペレーティングシステムで
あって、全体を統括制御するプログラムである。イニシ
エータ装置14は、I/O装置をバスに接続して各種処
理を行うものであって、ここでは、擬似I/O装置1を
接続してエラー発生時の処理の試験を行う対象の装置で
ある。
【0032】図2は、本発明の詳細システム構成図を示
す。図示の構成図は、図1のPIOプロセス2とその周
辺の構成の詳細例を示す。図2において、PIOプロセ
ス2は、図1のPIOプロセスの詳細構成例であって、
初期設定ファイル21、FREEデータエリア22、構
成情報設定ファイル23、トレースファイル24、I/
Oデータエリア25、LINKエラー設定ファイル2
6、応答データエリア27、エラー設定ファイル28、
処理設定ファイル29、エラースケジュールファイル3
0、プロトコル処理手段31、シグナルハンドラ32、
プロセス間通信手段33などから構成されるものであ
る。
【0033】初期設定ファイル21は、使用するファイ
ルを指定するものであって、下記のファイルを指定す
る。 ・トレースファイル24 ・構成情報設定ファイル23 ・LINKエラー設定ファイル26 ・エラー設定ファイル28 ・FREEデータエリア22 ・I/Oデータエリア25 ・応答データエリア27 ・処理設定ファイル ・エラースケジュールファイル30 ・プロトコル処理手段31 ・シグナルハンドラ32 ・プロセス間通信手段33 FREEデータエリア22は、作業用のデータエリアで
ある。
【0034】構成情報設定ファイル23は、擬似しよう
とするI/O装置などの構成情報を設定するファイルで
ある。トレースファイル24は、履歴を保存するもので
ある。
【0035】I/Oデータエリア25は、I/Oデータ
を格納するエリアである。LINKエラー設定ファイル
26は、LINKエラーを設定するファイルである。
【0036】応答データエリア27は、応答データを格
納するエリアである。エラー設定ファイル28は、エラ
ー内容を設定するファイルである。処理設定ファイル2
9は、エラーに対する処理内容を設定するファイルであ
る。
【0037】エラースケジュールファイル30は、エラ
ーを発生させるスケジュールを設定するファイルであ
る。プロトコル処理手段31は、処理設定ファイ29に
従い各種処理を行うものである。
【0038】シグナルハンドラ32は、ドライバ8を経
由してデータを送受信するものである。プロセス間通信
手段33は、プロセス間でデータの送受信を行うもので
ある。
【0039】次に、図3から図30を用いて図1の構成
の動作を順次詳細に説明する。図3は、本発明の動作説
明フローチャートを示す。これは、プロセスレベルでの
エラー発生させる場合のフローチャートである。
【0040】図3において、S1は、オペレータがキー
ボードで、または、外部のテストプログラムがネットワ
ーク経由で、エラー内容を設定したファイルをPIOプ
ロセスに渡す。これは、図1の擬似I/O装置1のキー
ボード10をオペレータが操作してI/O装置のエラー
内容を設定したファイル、あるいはイニシエータ装置1
4からネットワークを経由してイーサネットアダプタ1
2を経て受信したエラー内容を設定したファイルを制御
プロセス5が一旦受け取り、PIOプロセス2の設定フ
ァイル4に設定する。
【0041】S2は、イニシエータはSCSIコマンド
を発行する。これは、図1のイニシエータ装置14がバ
ス(この場合は、SCSIバス)にSCSIコマンドを
送出する。
【0042】S3は、イニシエータと擬似I/Oの間で
SCSIプロトコルに基づいてデータのやり取りを行
う。これは、S2で送出したSCSIコマンド、あるい
は更に続いて送出したコマンドで、SCSIプロトコル
(SCSIインタフェース)で通常の正常時のデータの
送受信(ライトコマンドを送出してデータを擬似I/O
装置1に書き込んだり、リードコマンドを送出して擬似
I/O装置1からデータを読み出したりのデータの送受
信)を行う。
【0043】S4は、指定されたエラー発生タイミング
になったら、PIOプロセスは指定されたエラー内容を
実行する。これは、図4から図30を用いて後述するよ
うに、例えば擬似I/O装置1のPIOプロセス2が、
S1で設定された指定されたエラー発生タイミングにな
ったときに、設定ファイル4に設定されているエラー内
容を実行し、エラーを発生させる。そして、イニシエー
タ装置14はエラーを検出し、当該エラーに対する処理
(例えばリードエラーの場合には、再度、リードコマン
ドを発行して再読取りを実行する処理)を行い、当該イ
ニシエータ装置14の試験を行うことが可能となる。
【0044】以上のように、イニシエータ装置14は、
ネットワークを介してあるいはキーボードより擬似I/
O装置1のPIOプロセス2の設定ファイル4にエラー
内容を設定した後、コマンドを擬似I/O装置1に発行
して該当エラーが帰ってきたときに当該エラーに対応す
る処理を実行することを確認(試験)することで、当該
イニシエータ装置14の各種試験を簡易に行うことが可
能となる。以下各種エラーについて順次詳細に説明す
る。
【0045】図4は、本発明の動作説明フローチャート
(データの変更によるエラー発生例)を示す。ここで、
左側の擬似I/Oは下段の処理を図1の擬似I/O装置
1が実行する旨を表し、右側のイニシエータは下段の処
理を図1のイニシエータ装置14が実行する旨を表す、
以下の図面でも同様である。
【0046】図4において、S11は、オペレータがキ
ーボードで、または、外部のテストプログラムがネット
ワーク経由で、「応答データの変更」によるエラー発生
を設定したファイルをPIOプロセス2に渡す。これ
は、図1の擬似I/O装置1のキーボード10をオペレ
ータが操作してI/O装置のエラー内容を設定したファ
イル、あるいはイニシエータ装置14からネットワーク
を経由してイーサネットアダプタ12を経て受信したエ
ラー内容を設定したファイルを制御プロセス5が一旦受
け取り、PIOプロセス2の設定ファイル4に設定す
る。例えば後述する図5の(a)、(b)のように処理
設定ファイル29、28に設定する。以下同様である。
【0047】S12は、イニシエータはSCSIコマン
ド「TEST UNIT READY」を発行する(図
5の(c)参照)。S13は、SCSIコマンドを受け
取ったPIOプロセス2は、エラー設定に従って、応答
データの内容を変更(たとえば、SCSI STATU
S=BUSY(0x08)にし、応答データの送信をド
ライバに指示する。これは、PIOプロセス2がバスを
経由して受信したSCSIコマンドについて、設定ファ
イルにS11で設定されたエラー内容(図5の(a),
(b)参照)に従い応答データの内容を変更、たとえば
SCSIのステータスをBUSY(0x08)にした応
答データ(図5の(d)参照)の送信をドライバ8に指
示する。尚、S13で、PIOプロセス2は、一度ある
いは指定された回数だけエラー処理を繰り返した後(今
回では1回)、当該エラー情報を削除あるいは正常の元
に戻し、次の処理では正常応答するようにする。
【0048】S14は、S13で送信された応答データ
を受信したイニシエータはエラーが設定された応答デー
タを受け取り、リカバリ動作をする。S15は、S14
のリカバリ動作として、SCSI STATUS=BU
SY(0x08)の場合は、リトライ(SCSIコマン
ド再発行)をする。
【0049】S16は、S15で再発行されたSCSI
コマンドを受け取ったPIOプロセス2は、通常の動作
をする(正常終了を示す応答データを送信する)。S1
7は、イニシエータ装置14が正常終了の応答データを
受け取り、SCSIコマンドの完了を確認する。
【0050】以上のように、擬似I/O装置1のPIO
プロセス2の設定ファイル4にエラー内容(応答データ
の変更によりエラー発生)を設定した後、イニシエータ
装置14がコマンドを発行してエラー応答データを返答
させ、イニシエータ装置14が当該エラー応答に対応す
るリカバリ処理としてコマンドを再発行し、PIOプロ
セスが正常応答データを返してイニシエータ装置14が
正常終了することにより、当該イニシエータ装置14内
の図示外のテストプログラムは当該イニシエータ装置1
4がエラーに対するリカバリ処理を正常に行ったことを
試験することが可能となる。
【0051】図5は、本発明の説明図(図4)を示す。
これは、図4の動作を説明するものである。図5の
(a)は、処理設定ファイル29の例を示す。これは、
既述した図4のS11でPIOプロセス2の設定ファイ
ル4に設定した内容例を示し、図示の下記の情報を設定
する。
【0052】・コマンド:TEST UNIT REA
DY ・有効/無効:有効 ・動作:Control系 ・エラーファイル名:error_file1 図5の(b)は、エラー設定ファイル(error_f
ile1)の例を示す。これは、図5の(a)の処理設
定ファイル29に設定したエラーファイル名のエラー内
容を設定したものであって、図示の下記の情報を設定す
る。
【0053】・タイミング:応答データを返すとき ・エラー内容:応答データ変更(例えばGOOD(0x
00)−BUSY(0x08) 以上の2つの設定ファイル29,28にエラー内容を設
定することにより、イニシエータ装置14から発行され
たコマンドに対して、PIOプロセス2がこれら設定フ
ァイル29,28に設定されたエラー内容に従ったエラ
ーを発生(設定されているエラータイミングのときに設
定されているエラーを発生)させることが可能となる。
尚、1回あるいは指定回数エラー発生後にエラー内容を
削除(あるいは無効に設定)し、次の回に正常応答が返
るようにする。
【0054】図5の(c)は、イニシエータSCSIコ
マンドの例を示す。これは、既述した図4のS12でイ
ニシエータ装置14が発行するSCSIコマンドの例を
示し、図示の下記の情報を設定する。
【0055】・コマンド:TEST UNIT REA
DY ・内容: 00 00 00 00 00 00 図5の(d)は、STATUSの例を示す。これは、既
述した図4のS13でエラー応答を返したときの情報を
示し、図示の下記の情報を設定する。
【0056】・ステータス:GOOD あるいは BU
SY ・値 : 0 8 図6は、本発明の動作説明フローチャート(SCSIプ
ロトコルに規定された手順をスキップすることによるエ
ラー発生例)を示す。
【0057】図6において、S21は、オペレータがキ
ーボードで、または、外部のテストプログラムがネット
ワーク経由で、「データ転送スキップ」によるエラー発
生を設定したファイルをPIOプロセス2に渡す。これ
により、PIOプロセス2の設定ファイル4には、後述
する図7の(a),(b)が設定されたこととなる。
【0058】S22は、イニシエータはSCSIコマン
ド「READ」を発行する(図7の(c)参照)。S2
3は、SCSIコマンドを受け取ったPIOプロセス2
は、エラー設定に従って、データ転送をスキップし、応
答データを送信する。エラーを起こしたので、エラー設
定を削除する。これは、PIOプロセス2がバスを経由
して受信したSCSIコマンドについて、設定ファイル
にS21に設定されたエラー内容(図7の(a),
(b)参照)に従い、データ転送をスキップし、応答デ
ータを送信する。そして、エラー内容を削除(あるいは
無効に)する。
【0059】S24は、S23で送信された応答データ
をイニシエータは受け取ると、データ転送がスキップさ
れたという異常を検出する。以上のように、擬似I/O
装置1のPIOプロセス2の設定ファイル4にエラー内
容(データ転送をスキップ)を設定した後、イニシエー
タ装置14がコマンドを発行してエラー応答データを返
答させ、イニシエータ装置14が当該エラー応答データ
でデータ転送がスキップされたという異常を検出するこ
とにより、当該イニシエータ装置14内の図示外のテス
トプログラムは当該イニシエータ装置14が転送スキッ
プを検出できたという試験をすることが可能となる。
【0060】図7は、本発明の説明図(図6)を示す。
これは、図6の動作を説明するものである。図7の
(a)は、処理設定ファイル29の例を示す。これは、
既述した図6のS21でPIOプロセス2の設定ファイ
ル4に設定した内容例を示し、図示の下記の情報を設定
する。
【0061】・コマンド:READ ・有効/無効:有効 ・動作:Read系 ・エラーファイル名:error_file2 図7の(b)は、エラー設定ファイル(error_f
ile2)の例を示す。これは、図7の(a)の処理設
定ファイル29に設定したエラーファイル名のエラー内
容を設定したものであって、図示の下記の情報を設定す
る。
【0062】・タイミング:なし ・エラー内容:データ転送をしない 以上の2つの設定ファイル29,28にエラー内容を設
定することにより、イニシエータ装置14から発行され
たコマンドに対して、PIOプロセス2がこれら設定フ
ァイル29,28に設定されたエラー内容に従ったエラ
ーを発生(データ転送をしないというエラーを発生)さ
せることが可能となる。
【0063】図7の(c)は、イニシエータSCSIコ
マンドの例を示す。これは、既述した図6のS22でイ
ニシエータ装置14が発行するSCSIコマンドの例を
示し、図示の下記の情報を設定する。
【0064】・コマンド:READ ・内容: 28 00 01 23 45 67 00
00 01 00 図7の(d)は、STATUSの例を示す。これは、既
述した図6のS23でエラー応答を返したときの情報を
示し、図示の下記の情報を設定する。
【0065】・ステータス:GOOD ・値 : 0 図8は、本発明の動作説明フローチャート(SCSIプ
ロトコルの途中で処理を止めることによるエラー発生
例)を示す。
【0066】図8において、S31は、オペレータがキ
ーボードで、または、外部のテストプログラムがネット
ワーク経由で、「送信処理停止」によるエラー発生を設
定したファイルをPIOプロセス2に渡す。これによ
り、PIOプロセス2の設定ファイル4には、後述する
図9の(a),(b)が設定されたこととなる。
【0067】S32は、イニシエータはSCSIコマン
ド「READ」を発行する(図9の(c)参照)。S3
3は、SCSIコマンドを受け取ったPIOプロセス2
は、エラー設定に従って、データ転送を設定値まで行
い、中断する。エラーを実行したので、エラー設定を削
除する。これは、PIOプロセス2がバスを経由して受
信したSCSIコマンドについて、設定ファイルにS2
1に設定されたエラー内容(図9の(a),(b)参
照)に従い、データ転送を所定値まで行い、中断する。
そして、エラー内容を削除(あるいは無効に)する。
【0068】S34は、S33で送信された応答データ
をイニシエータは受け取ると、データ転送が中断するの
で、タイムアウトを検出する。イニシエータはエラー処
理動作をする。
【0069】S35は、タイムアウトを検出した場合、
イニシエータはターゲットにコマンドの中止を指示する
ため、SCSIメッセージABORTを送信する。S3
6は、PIOプロセスはSCSIメッセージABORT
を受信し、ABORTの処理(実行中のコマンド処理の
中止)を行う。
【0070】以上のように、擬似I/O装置1のPIO
プロセス2の設定ファイル4にエラー内容(送信処理中
止)を設定した後、イニシエータ装置14がコマンドを
発行しても送信処理が中止されてしまい、タイムアウト
となるので当該タイムアウトを検出して対応処理である
SCSIメッセージABORTを送信して実行中のコマ
ンド処理を中止させることにより、当該イニシエータ装
置14内の図示外のテストプログラムは当該イニシエー
タ装置14が送信停止したときにSCSIメッセージA
BORTを送信して実行中コマンドの停止させるという
試験をすることが可能となる。
【0071】図9は、本発明の説明図(図8)を示す。
これは、図8の動作を説明するものである。図9の
(a)は、処理設定ファイル29の例を示す。これは、
既述した図8のS31でPIOプロセス2の設定ファイ
ル4に設定した内容例を示し、図示の下記の情報を設定
する。
【0072】・コマンド:READ ・有効/無効:有効 ・動作:Read系 ・エラーファイル名:error_file3 図9の(b)は、エラー設定ファイル(error_f
ile3)の例を示す。これは、図9の(a)の処理設
定ファイル29に設定したエラーファイル名のエラー内
容を設定したものであって、図示の下記の情報を設定す
る。
【0073】・タイミング:データ転送時 ・エラー内容:0x200バイトまで転送したら転送を
中止する。 以上の2つの設定ファイル29,28にエラー内容を設
定することにより、イニシエータ装置14から発行され
たコマンドに対して、PIOプロセス2がこれら設定フ
ァイル29,28に設定されたエラー内容に従ったエラ
ーを発生(0x200バイトまでデータ転送したらデー
タ転送を中止するというエラーを発生)させることが可
能となる。
【0074】図9の(c)は、イニシエータSCSIコ
マンドの例を示す。これは、既述した図8のS32でイ
ニシエータ装置14が発行するSCSIコマンドの例を
示し、図示の下記の情報を設定する。
【0075】・コマンド:READ ・内容: 28 00 01 23 45 67 00
00 02 00 図9の(d)は、SCSIメッセージの例を示す。これ
は、既述した図8のS35でイニシエータがSCSIメ
ッセージを送信したときの情報を示し、図示の下記の情
報を設定する。
【0076】・メッセージ:ABORT ・値 : 06 図10は、本発明の動作説明フローチャート(SCSI
プロトコルに規定されていない余分の手順を実施するこ
とによるエラー発生例)を示す。
【0077】図10において、S41は、オペレータが
キーボードで、または、外部のテストプログラムがネッ
トワーク経由で、「送信データを2回送る」によるエラ
ー発生を設定したファイルをPIOプロセス2に渡す。
これにより、PIOプロセス2の設定ファイル4には、
後述する図11の(a),(b)が設定されたこととな
る。
【0078】S42は、イニシエータはSCSIコマン
ド「TEST UNIT READY」を発行する(図
9の(c)参照)。S43は、SCSIコマンドを受け
取ったPIOプロセス2は、エラー発生タイミングでな
いので、応答データを送信する。これは、PIOプロセ
ス2がバスを経由して受信したSCSIコマンドについ
て、設定ファイルにS21に設定されたエラー内容(図
11の(a),(b)参照)に従い、今回はタイミング
が該当しないので、応答データを送信する。
【0079】S44は、イニシエータは応答データを受
け取り、コマンドの完了を認識する。S45は、PIO
プロセスは、エラー設定に従って、もう1度応答データ
を送信する。これは、S41で設定した図11の
(a),(b)のタイミングの応答データ送信時に相当
するので、もう1度、応答データを送信する。
【0080】S46は、イニシエータは予期しない応答
データを受け取り、異常を検出する。以上のように、擬
似I/O装置1のPIOプロセス2の設定ファイル4に
エラー内容(応答データを2回送る)を設定した後、イ
ニシエータ装置14がコマンドを発行して応答データが
送信されてイニシエータ装置14がコマンド完了を認識
するが、更に設定ファイル4に従いPIOプロセス2が
応答データをもう1度送信するのでイニシエータ装置1
4が2度目の応答データを受信して異常を検出すること
により、当該イニシエータ装置14内の図示外のテスト
プログラムは当該イニシエータ装置14が2度目の応答
データを受信し異常検出するという試験をすることが可
能となる。
【0081】図11は、本発明の説明図(図10)を示
す。これは、図10の動作を説明するものである。図1
1の(a)は、処理設定ファイル29の例を示す。これ
は、既述した図10のS41でPIOプロセス2の設定
ファイル4に設定した内容例を示し、図示の下記の情報
を設定する。
【0082】・コマンド:TEST UNIT REA
DY ・有効/無効:有効 ・動作:Control系 ・エラーファイル名:error_file4 図11の(b)は、エラー設定ファイル(error_
file4)の例を示す。これは、図11の(a)の処
理設定ファイル29に設定したエラーファイル名のエラ
ー内容を設定したものであって、図示の下記の情報を設
定する。
【0083】・タイミング:応答データ送信時 ・エラー内容:応答データを再度送信する。 以上の2つの設定ファイル29,28にエラー内容を設
定することにより、イニシエータ装置14から発行され
たコマンドに対して、PIOプロセス2がこれら設定フ
ァイル29,28に設定されたエラー内容に従ったエラ
ーを発生(応答データを2度送信するというエラーを発
生)させることが可能となる。
【0084】図11の(c)は、イニシエータSCSI
コマンドの例を示す。これは、既述した図10のS42
でイニシエータ装置14が発行するSCSIコマンドの
例を示し、図示の下記の情報を設定する。
【0085】・コマンド:TEST UNIT REA
DY ・内容: 00 00 00 00 00 00 図11の(d)は、STATUSの例を示す。これは、
既述した図10のS44,S45で擬似I/O装置1が
送信する応答データの例を示し、図示の下記の情報を設
定する。
【0086】・ステータス:GOOD ・値 : 0 図12は、本発明の動作説明フローチャート(無限にデ
ータ転送を続けることによるエラー発生例)を示す。
【0087】図12において、S51は、オペレータが
キーボードで、または、外部のテストプログラムがネッ
トワーク経由で、「無限データ転送」によるエラー発生
を設定したファイルをPIOプロセス2に渡す。これに
より、PIOプロセス2の設定ファイル4には、後述す
る図13の(a),(b)が設定されたこととなる。
【0088】S52は、イニシエータはSCSIコマン
ド「READ」を発行する(図13の(c)参照)。S
53は、PIOプロセスは、エラー設定に従って、無限
にデータ転送を繰り返す。これは、PIOプロセス2が
バスを経由して受信したSCSIコマンドについて、設
定ファイルにS21に設定されたエラー内容(図12の
(a),(b)参照)に従い、無限にデータ転送を繰り
返す。
【0089】S54は、イニシエータは期待以上にデー
タを受信するため、異常を検出する。以上のように、擬
似I/O装置1のPIOプロセス2の設定ファイル4に
エラー内容(無限データ転送)を設定した後、イニシエ
ータ装置14がコマンドを発行してデータ送信され、イ
ニシエータ装置14が期待以上にデータを受信して異常
を検出することにより、当該イニシエータ装置14内の
図示外のテストプログラムは当該イニシエータ装置14
が期待以上にデータ受信したときに異常検出するという
試験をすることが可能となる。
【0090】図13は、本発明の説明図(図12)を示
す。これは、図12の動作を説明するものである。図1
3の(a)は、処理設定ファイル29の例を示す。これ
は、既述した図12のS51でPIOプロセス2の設定
ファイル4に設定した内容例を示し、図示の下記の情報
を設定する。
【0091】・コマンド:READ ・有効/無効:有効 ・動作:Read系 ・エラーファイル名:error_file5 図13の(b)は、エラー設定ファイル(error_
file5)の例を示す。これは、図12の(a)の処
理設定ファイル29に設定したエラーファイル名のエラ
ー内容を設定したものであって、図示の下記の情報を設
定する。
【0092】・タイミング:データ転送時 ・エラー内容:無限にデータを転送する。 以上の2つの設定ファイル29,28にエラー内容を設
定することにより、イニシエータ装置14から発行され
たコマンドに対して、PIOプロセス2がこれら設定フ
ァイル29,28に設定されたエラー内容に従ったエラ
ーを発生(無限にデータを転送するというエラーを発
生)させることが可能となる。
【0093】図13の(c)は、イニシエータSCSI
コマンドの例を示す。これは、既述した図12のS52
でイニシエータ装置14が発行するSCSIコマンドの
例を示し、図示の下記の情報を設定する。
【0094】・コマンド:READ ・内容: 28 00 01 23 45 67 00
00 02 00 図14は、本発明の動作説明フローチャート(データ転
送を分割して行うことによるエラー発生例)を示す。
【0095】図14において、S61は、オペレータが
キーボードで、または、外部のテストプログラムがネッ
トワーク経由で、「分割データ転送」によるエラー発生
を設定したファイルをPIOプロセス2に渡す。これに
より、PIOプロセス2の設定ファイル4には、後述す
る図15の(a),(b)が設定されたこととなる。
【0096】S62は、イニシエータはSCSIコマン
ド「READ」を発行する(図15の(c)参照)。S
63は、PIOプロセスは、エラー設定に従って、分割
したサイズのデータを送信する。これは、PIOプロセ
ス2がバスを経由して受信したSCSIコマンドについ
て、設定ファイルにS21に設定されたエラー内容(図
15の(a),(b)参照)に従い、分割したサイズの
データを送信する。
【0097】S64は、イニシエータは分割されたデー
タを受信する。S65は、PIOプロセスは、エラー設
定に従って、分割したサイズのデータを送信する。以
下、すべてのデータを送るまで、分割転送を続ける。
【0098】S66は、イニシエータは分割されたデー
タを受信しつづける。分割転送に対応していなければ、
エラーとなる。S67は、PIOプロセスは、分割デー
タの送信を完了したので、応答データを送信する。
【0099】S68は、イニシエータは応答データを受
け取り、コマンドの完了を検出する。以上のように、擬
似I/O装置1のPIOプロセス2の設定ファイル4に
エラー内容(分割データ転送)を設定した後、イニシエ
ータ装置14がコマンドを発行して分割データを順次受
信し、分割データ転送が終了すると応答データを受信す
るので、当該イニシエータ装置が分割データ送信に対応
していなければエラー、対応していれば正常となること
により、当該イニシエータ装置14内の図示外のテスト
プログラムは当該イニシエータ装置14が分割データ受
信に対応しているか、否かの試験をすることが可能とな
る。
【0100】図15は、本発明の説明図(図14)を示
す。これは、図14の動作を説明するものである。図1
5の(a)は、処理設定ファイル29の例を示す。これ
は、既述した図14のS61でPIOプロセス2の設定
ファイル4に設定した内容例を示し、図示の下記の情報
を設定する。
【0101】・コマンド:READ ・有効/無効:有効 ・動作:Read系 ・エラーファイル名:error_file6 図15の(b)は、エラー設定ファイル(error_
file6)の例を示す。これは、図15の(a)の処
理設定ファイル29に設定したエラーファイル名のエラ
ー内容を設定したものであって、図示の下記の情報を設
定する。
【0102】・タイミング:データ転送時 ・エラー内容:0x200バイトごとに分割転送する。 以上の2つの設定ファイル29,28にエラー内容を設
定することにより、イニシエータ装置14から発行され
たコマンドに対して、PIOプロセス2がこれら設定フ
ァイル29,28に設定された内容に従った処理(分割
データ転送)させ、イニシエータ装置14が分割データ
転送に対応しているか、否かの試験を行うことが可能と
なる。
【0103】図15の(c)は、イニシエータSCSI
コマンドの例を示す。これは、既述した図14のS62
でイニシエータ装置14が発行するSCSIコマンドの
例を示し、図示の下記の情報を設定する。
【0104】・コマンド:READ ・内容: 28 00 01 23 45 67 00
00 0a 00 図16は、本発明の動作説明フローチャート(データ転
送長を変更することによるエラー発生例)を示す。
【0105】図16において、S71は、オペレータが
キーボードで、または、外部のテストプログラムがネッ
トワーク経由で、「データ転送長変更」によるエラー発
生を設定したファイルをPIOプロセス2に渡す。これ
により、PIOプロセス2の設定ファイル4には、後述
する図17の(a),(b)が設定されたこととなる。
【0106】S72は、イニシエータはSCSIコマン
ド「READ」を発行する(図17の(c)参照)。S
73は、PIOプロセスは、エラー設定どおりのサイズ
のデータを送信する。これは、PIOプロセス2がバス
を経由して受信したSCSIコマンドについて、設定フ
ァイル4に設定された内容(図17の(a),(b)参
照)に従い、設定されたサイズのデータを送信する。
【0107】S74は、イニシエータは期待とは異なる
サイズのデータを受信する。S75は、PIOプロセス
は、応答データを送信する。S76は、イニシエータ
は、コマンドの完了を認識し、データサイズが異なった
場合の処理をする。
【0108】以上のように、擬似I/O装置1のPIO
プロセス2の設定ファイル4に内容(データ転送長変
更)を設定した後、イニシエータ装置14がコマンドを
発行してデータを受信し、データ転送が終了すると応答
データを受信するので、当該イニシエータ装置がデータ
サイズの異なったことを検出して該当処理を行うことに
より、当該イニシエータ装置14内の図示外のテストプ
ログラムは当該イニシエータ装置14がデータ転送長変
更された場合の処理が行われるか、否かの試験をするこ
とが可能となる。
【0109】図17、本発明の説明図(図16)を示
す。これは、図16の動作を説明するものである。図1
7の(a)は、処理設定ファイル29の例を示す。これ
は、既述した図16のS71でPIOプロセス2の設定
ファイル4に設定した内容例を示し、図示の下記の情報
を設定する。
【0110】・コマンド:READ ・有効/無効:有効 ・動作:Read系 ・エラーファイル名:error_file7 図17の(b)は、エラー設定ファイル(error_
file7)の例を示す。これは、図17の(a)の処
理設定ファイル29に設定したエラーファイル名のエラ
ー内容を設定したものであって、図示の下記の情報を設
定する。
【0111】・タイミング:データ転送時 ・エラー内容:データ転送サイズを0x200バイトに
する。 以上の2つの設定ファイル29,28にエラー内容を設
定することにより、イニシエータ装置14から発行され
たコマンドに対して、PIOプロセス2がこれら設定フ
ァイル29,28に設定された内容に従った処理(デー
タ長を変更)させ、イニシエータ装置14がデータ転送
長変更に対応する処理が行われたか否かの試験を行うこ
とが可能となる。
【0112】図17の(c)は、イニシエータSCSI
コマンドの例を示す。これは、既述した図16のS72
でイニシエータ装置14が発行するSCSIコマンドの
例を示し、図示の下記の情報を設定する。
【0113】・コマンド:READ ・内容: 28 00 01 23 45 67 00
00 0a 00 図17の(d)は、STATUSの例を示す。これは、
既述した図16のS75で擬似I/O装置1が送信する
応答データの例を示し、図示の下記の情報を設定する。
【0114】・ステータス:GOOD ・値 : 0 図18は、本発明の動作説明フローチャート(PIOプ
ロセスでのエラー発生タイミングのバリエーション:そ
の1)を示す。
【0115】図18において、S81は、オペレータが
キーボードで、または、外部のテストプログラムがネッ
トワーク経由で、「応答データの変更」によるエラー発
生を設定したファイルをPIOプロセス2に渡す。これ
により、PIOプロセス2の設定ファイル4には、後述
する図19の(a),(b)が設定されたこととなる。
【0116】S82は、イニシエータはSCSIコマン
ド「READ」(LBA=0x11111111)を発
行する.S83は、PIOプロセスは、エラー設定に設
定されたLBA(=0x22222222)と受信した
SCSIコマンドのLBAが異なるので、通常のREA
Dコマンド処理(データ送信と、応答データ送信)をす
る。これは、PIOプロセス2がバスを経由して受信し
たSCSIコマンドについて、設定ファイル4に設定さ
れた内容(図19の(a),(b)参照)に設定された
内容(LBA=0x22222222)と異なるので、
エラー処理しなくて通常のREAD処理(データ送信
と、応答データ送信)をする。
【0117】S84は、イニシエータはSCSIコマン
ドREAD(LBA=0x11111111)の処理が
完了したことを認識する。S85は、イニシエータはS
CSIコマンド「READ」(LBA=0x22222
222)を発行する.S86は、PIOプロセスは、エ
ラー設定に設定されたLBA(=0x2222222
2)と受信したSCSIコマンドのLBAが一致するの
で、エラー設定に従った動作をする。READコマンド
の場合には、応答データを送信する前にデータの送信を
行う。データ送信は通常どおり。
【0118】S87は、イニシエータはデータを受信す
る。S88は、PIOプロセスはエラー設定に従って、
応答データの内容を変更(例えば、SCSI STAT
US=BUSY(0x08)し、応答データを送信す
る。エラー設定を削除する。
【0119】S89は、イニシエータはエラーが設定さ
れた応答データを受け取り、リカバリ動作する。S90
は、SCSI STATUS=BUSY(0x08)の
場合は、リトライ(SCSIコマンドの再発行)をす
る。
【0120】S91は、SCSIコマンドを受け取った
PIOプロセスは、通常の動作をする(正常終了を示す
応答データを送信する)。S92は、イニシエータは正
常終了の応答コマンドを受け取り、SCSIコマンドの
完了を認識する。
【0121】以上のように、擬似I/O装置1のPIO
プロセス2の設定ファイル4に内容(応答データの変
更)を設定した後、イニシエータ装置14がコマンドを
発行して設定内容と一致したときに応答データを変更し
て送信し、イニシエータ装置14のリカバリ動作として
リトライによるコマンド再発行させることにより、当該
イニシエータ装置14内の図示外のテストプログラムは
当該イニシエータ装置14が応答データの変更された場
合の処理が行われるか、否かの試験をすることが可能と
なる。
【0122】図19は、本発明の説明図(図18)を示
す。これは、図18の動作を説明するものである。図1
9の(a)は、処理設定ファイル29の例を示す。これ
は、既述した図18のS81でPIOプロセス2の設定
ファイル4に設定した内容例を示し、図示の下記の情報
を設定する。
【0123】・コマンド:READ ・有効/無効:有効 ・動作:Read系 ・エラーファイル名:LBA=0x22222222の
ときerror_file8 図19の(b)は、エラー設定ファイル(error_
file8)の例を示す。これは、図19の(a)の処
理設定ファイル29に設定したエラーファイル名のエラ
ー内容を設定したものであって、図示の下記の情報を設
定する。
【0124】・タイミング:応答データを返すとき ・エラー内容:応答データ変更(例:GOOD(x0
0)→BUSY(0x08)) 以上の2つの設定ファイル29,28にエラー内容を設
定することにより、イニシエータ装置14から発行され
たコマンドに対して、PIOプロセス2がこれら設定フ
ァイル29,28に設定された内容に従った処理(応答
データの変更)をさせ、イニシエータ装置14が応答デ
ータ変更に対応する処理が行われたか否かの試験を行う
ことが可能となる。
【0125】図19の(c)は、イニシエータSCSI
コマンドの例を示す。これは、既述した図18のS82
でイニシエータ装置14が発行するSCSIコマンドの
例を示し、図示の情報を設定する。
【0126】図19の(d)は、STATUSの例を示
す。これは、既述した図18のS88、S91で擬似I
/O装置1が送信する応答データの例を示す。図20
は、本発明の動作説明フローチャート(PIOプロセス
でのエラー発生タイミングのバリエーション:その2)
を示す。
【0127】図20において、S101は、オペレータ
がキーボードで、または、外部のテストプログラムがネ
ットワーク経由で、「応答データの変更」によるエラー
発生を設定したファイルをPIOプロセス2に渡す。こ
れにより、PIOプロセス2の設定ファイル4には、後
述する図21の(a),(b)が設定されたこととな
る。
【0128】S102は、イニシエータはSCSIコマ
ンド「READ」(LBA=0x11111111)を
発行する.S103は、PIOプロセスは、最初の受信
したSCSIコマンドのLBAに関わらず、エラー設定
に従った動作をする。READコマンドの場合は、応答
データを送信する前にデータの送信を行う。データ送信
は通常どおり行う。
【0129】S104は、イニシエータはデータを受信
する。S105は、PIOプロセスは、エラー設定に従
って、応答データの内容を変更(SCSI STATU
S=BUSY(0x08)し、応答データを送信する。
PIOプロセスは、エラー設定はそのままにし、エラー
を設定したSCSIコマンドのLBA(ここでは、0x
11111111)を記憶する。
【0130】S106は、イニシエータはエラーが設定
された応答データを受け取り、リカバリ動作する。S1
07は、SCSI STATUS=BUSY(0x0
8)の場合は、リトライ(SCSIコマンドの再発行)
をする。READ(LBA=0x11111111)を
再発行する。
【0131】S108は、PIOプロセスは、記憶して
あるLBAと受信したLBAが一致しているので、エラ
ー設定に従って、応答データの内容を変更(例えば、S
CSI STATUS=BUSY(0x08)し、応答
データを送信する。エラー設定は削除する。もしLBA
が一致しないREADコマンドを受信した場合は、通常
のREADコマンド処理(データの送信と応答データの
送信)する。
【0132】S109は、イニシエータは通常のデータ
を受信した後、エラーが設定された応答データを受け取
り、リカバリ動作をする。S110は、SCSI ST
ATUS=BUSY(0x08)の場合は、リトライ
(SCSIコマンドの再発行)をする。READ(LB
A=0x11111111)を再発行する。
【0133】S111は、PIOプロセスは、通常のR
EADコマンド処理(データの送信と応答データの送
信)をする。S112は、イニシエータは、SCSIコ
マンドの完了を認識する。
【0134】以上のように、擬似I/O装置1のPIO
プロセス2の設定ファイル4に内容(応答データの変
更)を設定した後、イニシエータ装置14がコマンドを
発行してS103からS112の手順により、イニシエ
ータ装置14内の図示外のテストプログラムは当該イニ
シエータ装置14が応答データの変更された場合の処理
が行われるか、否かの試験をすることが可能となる。
【0135】図21は、本発明の動作説明図(図20)
を示す。これは、図20の動作を説明するものである。
図21の(a)は、処理設定ファイル29の例を示す。
これは、既述した図20のS101でPIOプロセス2
の設定ファイル4に設定した内容例を示し、図示の下記
の情報を設定する。
【0136】・コマンド:READ ・有効/無効:有効 ・動作:Read系 ・リトライエラー:あり ・エラーファイル名:LBA=0x22222222の
ときerror_file9 図21の(b)は、エラー設定ファイル(error_
file9)の例を示す。これは、図21の(a)の処
理設定ファイル29に設定したエラーファイル名のエラ
ー内容を設定したものであって、図示の下記の情報を設
定する。
【0137】・タイミング:応答データを返すとき ・エラー内容:応答データ変更(例:GOOD(x0
0)→BUSY(0x08)) 以上の2つの設定ファイル29,28にエラー内容を設
定することにより、イニシエータ装置14から発行され
たコマンドに対して、PIOプロセス2がこれら設定フ
ァイル29,28に設定された内容に従った処理(応答
データの変更)させ、イニシエータ装置14が応答デー
タ変更に対応する処理が行われたか否かの試験を行うこ
とが可能となる。
【0138】図21の(c)は、イニシエータSCSI
コマンドの例を示す。これは、既述した図20のS10
2でイニシエータ装置14が発行するSCSIコマンド
の例を示し、図示の情報を設定する。
【0139】図21の(d)は、STATUSの例を示
す。これは、既述した図20のS108、S111で擬
似I/O装置1が送信する応答データの例を示す。図2
2は、本発明の動作説明フローチャート(ドライバレベ
ルでのエラー発生例)を示す。
【0140】図22の(a)において、S121は、オ
ペレータがキーボードで、または、外部のテストプログ
ラムがネットワーク経由で、「ハードウェアエラー発
生」を設定したファイルをPIOプロセス2に渡す。こ
れにより、PIOプロセス2の設定ファイル4にはハー
ドウェアエラー発生が設定されることとなる。
【0141】S122は、イニシエータはSCSIコマ
ンドを発行する。S123は、イニシエータと擬似I/
Oの間でSCSIプロトコルに基づいてデータのやり取
りを行う。
【0142】S124は、指定されたエラー発生タイミ
ングになったら、PIOプロセスはドライバにエラーの
発生を指示する。S125は、ドライバはエラー発生処
理を行う。
【0143】以上によって、PIOプロセスの設定ファ
イルにハードウェアエラー発生を設定し、イニシエータ
装置14がコマンドを発行して擬似I/O装置1との間
でデータの送受信を行っているときに、設定ファイルに
設定されたタイミングになったときにPIOプロセスが
ドライバに指示してエラーを発生させ、イニシエータ装
置が当該ハードウェアエラーを認識して該当処理を行う
ことにより、イニシエータ装置14内の図示外のテスト
プログラムは当該イニシエータ装置14が擬似I/O装
置1にハードウェアエラー発生を検出して該当処理が行
われるか、否かの試験をすることが可能となる。
【0144】図22の(b)において、S131は、オ
ペレータがキーボードで、または、外部のテストプログ
ラムがネットワーク経由で、「ハードウェアエラー発
生」を設定したファイルをPIOプロセス2に渡す。こ
れにより、PIOプロセス2の設定ファイル4にはハー
ドウェアエラー発生が設定されることとなる。
【0145】S132は、設定されたエラー発生タイミ
ングが、ドライバにしか検出できないタイミングの場
合、PIOプロセスは、ドライバにエラーの設定を渡
す。S133は、イニシエータはSCSIコマンドを発
行する。
【0146】S134は、イニシエータと擬似I/Oの
間でSCSIプロトコルに基づいてデータのやり取りを
行う。S135は、指定されたエラー発生タイミングに
なったら、ドライバはエラーの発生処理を行う。
【0147】以上によって、PIOプロセスの設定ファ
イルに設定したハードウェアエラーの設定内容をドライ
バに渡し、イニシエータ装置14がコマンドを発行して
擬似I/O装置1との間でデータの送受信を行っている
ときに、ドライバが設定ファイルに設定されたタイミン
グを検出したときにエラーを発生させ、イニシエータ装
置が当該ハードウェアエラーを認識して該当処理を行う
ことにより、イニシエータ装置14内の図示外のテスト
プログラムは当該イニシエータ装置14が擬似I/O装
置1にハードウェアエラー発生を検出して該当処理が行
われるか、否かの試験をすることが可能となる。
【0148】図23は、本発明の動作説明フローチャー
ト(アダプタの用意するハードウェアエラー発生機能を
起動することによるエラー発生例)を示す。図23にお
いて、S141は、オペレータがキーボードで、また
は、外部のテストプログラムがネットワーク経由で、
「ハードウェアエラー発生」を設定したファイルをPI
Oプロセス2に渡す。これにより、PIOプロセス2の
設定ファイル4には、後述する図24の(a),(b)
が設定されたこととなる。
【0149】S142は、イニシエータはSCSIコマ
ンド「TEST UNIT READY」を発行する.
S143は、SCSIコマンドを受け取ったPIOプロ
セスは、エラーを発生させるタイミングになったら、ド
ライバにエラー発生を指示する。
【0150】S144は、ドライバは、アダプタのハー
ドウェアエラーを発生させるレジスタをアクセスし、エ
ラーを発生させる。S145は、イニシエータは、エラ
ーを検出し、リカバリ動作をする。
【0151】以上のように、擬似I/O装置1のPIO
プロセス2の設定ファイル4にエラー内容(ハードウェ
アエラー発生)を設定した後、イニシエータ装置14が
コマンドを発行して設定したタイミングが検出されたと
きにハードウェアエラーを発生させてイニシエータ装置
14が検出してリカバリ処理を行うことにより、イニシ
エータ装置14内の図示外のテストプログラムは当該イ
ニシエータ装置14が擬似I/O装置1にハードウェア
エラー発生したときに検出してリカバリ処理が行われる
か、否かの試験をすることが可能となる。
【0152】図24は、本発明の動作説明図(図23)
を示す。これは、図23の動作を説明するものである。
図24の(a)は、処理設定ファイル29の例を示す。
これは、既述した図23のS141でPIOプロセス2
の設定ファイル4に設定した内容例を示し、図示の下記
の情報を設定する。
【0153】・コマンド:TEST UNIT REA
DY ・有効/無効:有効 ・動作:Contol系 ・エラーファイル名:error_file10 図24の(b)は、エラー設定ファイル(error_
file10)の例を示す。これは、図24の(a)の
処理設定ファイル29に設定したエラーファイル名のエ
ラー内容を設定したものであって、図示の下記の情報を
設定する。
【0154】・タイミング:応答データを返すとき ・エラー内容:ケーブル上を伝送する信号に異常を起こ
す(例:LinkFailureを起こす) 以上の2つの設定ファイル29,28にエラー内容を設
定することにより、イニシエータ装置14から発行され
たコマンドに対して、エラー発生のタイミングのときに
設定ファイル29,28に設定された内容に従ったエラ
ー(ハードウェアエラー、例えばLink Failu
re)を発生させ、イニシエータ装置14がハードウェ
アエラーを検出してリカバリ処理が行われたか否かの試
験を行うことが可能となる。
【0155】図24の(c)は、イニシエータSCSI
コマンドの例を示す。これは、既述した図23のS14
2でイニシエータ装置14が発行するSCSIコマンド
の例を示し、図示の情報を設定する。
【0156】図24の(d)は、STATUSの例を示
す。これは、既述した図23の例えばS144で擬似I
/O装置1が送信する応答データの例を示す。図24の
(e)は、レジスタアクセスによるエラー発生例を示
す。
【0157】図24の(e−1)は、アダプタのレジス
タのLink Failureを発生させるビットを0
(エラー発生させない)を設定した状態を示す。この状
態では、図1のアダプタ7にLink Failure
というハードウェアエラーを発生させない状態である。
【0158】図24の(e−2)は、アダプタのレジス
タのLink Failureを発生させるビットを1
(エラー発生させる)を、エラー設定のタイミング「設
定した状態を示す。この状態では、図1のアダプタ7に
Link Failureというハードウェアエラーを
発生させる状態であり、図1のバスにリンク異常が発生
する。これにより、既述した図23のS144のハード
ウェアエラーを発生させることが可能となる。
【0159】図25は、本発明の動作説明フローチャー
ト(Lower Levelプロトコル違反によるエラ
ー発生例:その1)を示す。図25において、S151
は、オペレータがキーボードで、または、外部のテスト
プログラムがネットワーク経由で、「Lower Le
velプロトコル違反」を設定したファイルをPIOプ
ロセス2に渡す。これにより、PIOプロセス2の設定
ファイル4には、後述する図26の(a)が設定された
こととなる。
【0160】S152は、エラー設定タイミングがドラ
イバにしか検出できない場合は、PIOプロセスはドラ
イバにエラー設定を渡す。S153は、イニシエータは
SCSIコマンドを「TEST UNIT READ
Y」を発行する。
【0161】S154は、ドライバは、エラー発生させ
るタイミングになったらエラー発生処理をする。ここで
は、一定時間、OPN信号に対してCLS信号を返す。
S155は、イニシエータは、OPN信号に対して、C
LS信号をが出つづけるので、SCSIコマンドTES
T UNIT READYを発行できない。
【0162】以上のように、擬似I/O装置1のPIO
プロセス2の設定ファイル4にエラー内容(Lower
Levelプロトコル違反)を設定した後、イニシエ
ータ装置14がコマンドを発行しようとするが、エラー
設定に従いOPN信号に対してCLS信号が出つづけて
おり、コマンド(TEST UNIT READY)を
発行することができないことを認識することにより、イ
ニシエータ装置14内の図示外のテストプログラムは当
該イニシエータ装置14が擬似I/O装置1にプロトコ
ルエラー違反が発生してコマンドを発行できなくエラー
処理などが行われるか、否かの試験をすることが可能と
なる。
【0163】図26は、本発明の動作説明図(図25)
を示す。これは、図25の動作を説明するものである。
図26の(a)は、LINKエラー設定ファイル26の
例を示す。これは、既述した図25のS151でPIO
プロセス2の設定ファイル4に設定した内容例を示し、
図示の下記の情報を設定する。
【0164】・タイミング:OPN信号を受信したとき ・エラー内容:1分間CLS信号を送信する。 図26の(b)は、イニシエータSCSIコマンドの例
を示す。これは、既述した図25のS153でイニシエ
ータ装置14が発行するSCSIコマンドの例を示し、
図示の情報を設定する。
【0165】図27は、本発明の動作説明フローチャー
ト(Lower Levelプロトコル違反によるエラ
ー発生例:その2)を示す。図27において、S161
は、オペレータがキーボードで、または、外部のテスト
プログラムがネットワーク経由で、「Lower Le
verプロトコル違反」を設定したファイルをPIOプ
ロセス2に渡す。これにより、PIOプロセス2の設定
ファイル4には、後述する図28の(a)が設定された
こととなる。
【0166】S162は、エラー設定タイミングがドラ
イバにしか検出できない場合は、PIOプロセスはドラ
イバにエラー設定を渡す。S163は、イニシエータは
ABTSフレームを発行する。
【0167】S164は、ドライバは、エラー発生させ
るタイミングになったらエラー発生処理をする。ここで
は、ABTSフレームに対してBA_RJTフレームを
返す。
【0168】S165は、イニシエータは、BA_RJ
Tフレームを受け取ると、ABTSフレームによる指示
が失敗したことを検出する。以上のように、擬似I/O
装置1のPIOプロセス2の設定ファイル4にエラー内
容(Lower Levelプロトコル違反)を設定し
た後、イニシエータ装置14がコマンドを発行してS1
64、S65の手順によりエラー検出することにより、
イニシエータ装置14内の図示外のテストプログラムは
当該イニシエータ装置14が擬似I/O装置1にプロト
コル違反によるエラー発生を検出して該当処理が行われ
るか、否かの試験をすることが可能となる。
【0169】図28は、本発明の動作説明図(図27)
を示す。これは、図27の動作を説明するものである。
図28の(a)は、LINKエラー設定ファイル26の
例を示す。これは、既述した図27のS161でPIO
プロセス2の設定ファイル4に設定した内容例を示し、
図示の下記の情報を設定する。
【0170】・タイミング:ABTSフレームを受信し
たとき ・エラー内容:BA_RJTフレームを送信する。 図28の(b)は、イニシエータSCSIコマンドの例
を示す。これは、既述した図27のS163でイニシエ
ータ装置14が発行するSCSIコマンドの例を示し、
図示の情報を設定する。
【0171】図29は、本発明の説明図を示す。これ
は、処理設定ファイル29を変えることにより、多様な
類似対象装置を擬似するための設定例を示す。ここで、
装置固有のコマンドを有効にしたり、無効にしたりする
ことで、擬似対象装置のSCSIコマンドの処理を擬似
することが可能となる。
【0172】図29の(a)は、磁気ディスク装置用の
処理設定ファイルの設定例を示す。この磁気ディスク装
置用の場合には、図示の下記のコマンドを有効に設定す
る。 ・TEST UNIT READY ・SEEK ・その他 図29の(b)は、磁気テープ用の処理設定ファイルの
設定例を示す。この磁気テープ装置用の場合には、図示
の下記のコマンドを有効に設定する。
【0173】・TEST UNIT READY ・ERASE ・その他 以上のように、コマンドのうち擬似するI/O装置で使
用するコマンドを有効に処理設定ファイル29に設定す
ることにより、該当するI/O装置用の処理設定ファイ
ル29を作成することが可能となる。
【0174】図30は、本発明の説明を示す。これは、
エラースケジュールファイル30の例を示す。ここで
は、エラースケジュールファイル30には、図示のよう
に設定の種類、コマンド、LUN,設定内容の情報がそ
れぞれ設定されている。
【0175】図30の(a)は、エラースケジュールフ
ァイル30に複数のスケジュールをまとめて設定した例
(Schedule00)を示す。ここで、先頭から設
定完了まで、設定完了から次の設定完了までをまとめて
PIOプロセスが読み込み、エラーの発生を順次行うよ
うにしている。
【0176】図30の(b)は、PIOプロセスによっ
て読み込まれた一連のエラースケジュールファイル30
の例(Schedule01)の例を示す。以上のよう
に、エラースケジュールファイル30にエラースケジュ
ールを設定して順番に実行することにより、図1から図
29で説明した1つのエラー処理と同様に、設定されて
いる数のコマンドのエラー処理が連続して自動的に実行
されることとなる。
【0177】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
擬似I/O装置1に設定ファイル4を設けて変更するだ
けて多種多様の擬似対象装置を擬似すると共に実際の運
用上と同じ動作をさせながらテストを行うことが可能と
なると共に安価な擬似I/O装置を提供することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の詳細システム構成図である。
【図3】本発明の動作説明フローチャートである。
【図4】本発明の動作説明フローチャートである。
【図5】本発明の説明図(図4)である。
【図6】本発明の動作説明フローチャートである。
【図7】本発明の説明図(図6)である。
【図8】本発明の動作説明フローチャートである。
【図9】本発明の説明図(図8)である。
【図10】本発明の動作説明フローチャートである。
【図11】本発明の説明図(図10)である。
【図12】本発明の動作説明フローチャートである。
【図13】本発明の説明図(図12)である。
【図14】本発明の動作説明フローチャートである。
【図15】本発明の説明図(図14)である。
【図16】本発明の動作説明フローチャートである。
【図17】本発明の説明図(図16)である。
【図18】本発明の動作説明フローチャートである。
【図19】本発明の説明図(図18)である。
【図20】本発明の動作説明フローチャートである。
【図21】本発明の説明図(図20)である。
【図22】本発明の動作説明フローチャートである。
【図23】本発明の動作説明フローチャートである。
【図24】本発明の説明図(図23)である。
【図25】本発明の動作説明フローチャートである。
【図26】本発明の説明図(図25)である。
【図27】本発明の動作説明フローチャートである。
【図28】本発明の説明図(図27)である。
【図29】本発明の説明図である。
【図30】本発明の説明図である。
【図31】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:擬似I/O装置 2:PIOプロセス 3:擬似I/O手段 4:設定ファイル 5:制御プロセス 6:制御手段 7:アダプタ 8:ドライバ 9:外部記憶装置 10:キーボード 11:表示装置 12:イーサネットアダプタ 13:OS 14:イニシエータ装置 21:初期設定ファイル 26:LINKエラー設定ファイル 28:エラー設定ファイル 29:処理設定ファイル 30:エラースケジュールファイル 31:プロトコル処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一志 佳代子 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B048 AA04 CC05 DD08 DD17 5B083 AA05 BB06 BB12 CC12 EE06 EE07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験装置に接続して実I/Oを擬似する擬
    似I/Oシステムにおいて、 擬似対象のエラー内容を定義して設定したファイルを受
    信して設定ファイルに設定する設定手段と、 試験装置からのコマンドを受信する受信手段と、 上記受信手段で受信したコマンドについて、上記設定フ
    ァイルを参照して設定されているときは当該設定に従い
    処理し、設定されていないときは通常の応答処理を行う
    擬似I/O手段と、 上記処理後のデータを要求元の試験装置に返送する送信
    手段とを備えたことを特徴とする擬似I/O装置。
  2. 【請求項2】上記設定ファイルに、擬似するI/O装置
    情報を定義して設定したファイルを設定することを特徴
    とする請求項1記載の擬似I/O装置。
  3. 【請求項3】上記設定ファイルを参照して設定されてい
    るときは当該設定い従い処理した後、当該設定を削除あ
    るい通常の設定に戻し、次回は通常の応答処理を自動的
    に行わせる手段を備えたことを特徴とする請求項1ある
    いは請求項2記載の擬似I/O装置。
  4. 【請求項4】上記設定ファイルにハードウェアのエラー
    内容が設定されていたときに、該当ハードウェアにエラ
    ーを発生させるハードウェアエラー発生手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の擬似I/O装置。
  5. 【請求項5】上記設定ファイルにプロトコルのエラー内
    容が設定されていたときに、該当プロトコルを処理する
    部分に当該設定されているプロトコルのエラーを発生さ
    せるプロトコルエラー発生手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれかに記載の擬似I/O
    装置。
  6. 【請求項6】試験装置からコマンドを受信して処理中
    に、請求項4のハードウェアエラーを発生させるタイミ
    ングあるいは請求項5のプロトコルエラーを発生させる
    タイミングを指定するエラー発生タイミング指定手段を
    備えたことを特徴とする擬似I/O装置。
  7. 【請求項7】請求項6のエラーを発生させるタイミング
    を指定として、処理しようとするアドレスが上記設定フ
    ァイルに設定されているアドレスと一致したとき、ある
    いはエラーを起こしたときに記憶しておいたエラーアド
    レスと一致したときとしたことを特徴とする請求項6記
    載の擬似I/O装置。
  8. 【請求項8】請求項6のエラーを発生させるタイミング
    を指定として、上記設定ファイルにエラー内容を設定し
    た直後、データを受信したとき、データ転送中に指定さ
    れたデータ転送サイズになったとき、ステータス信号を
    送信するときのいずれかとしたことを特徴とする擬似I
    /O装置。
  9. 【請求項9】上記ハードウェアエラーあるいは上記プロ
    トコルエラーとして、上記設定ファイルの設定に従い、
    フレーム(データ)の送信開始時間の遅延、フレームの
    一部あるいは全部を送信しない、フレームの内容を変
    更、データ転送情報を変更、データ転送の方法を変更、
    リンクの状態を変更のいずれかとしたことを特徴とする
    請求項4から請求項8のいずれかに記載の擬似I/O装
    置。
  10. 【請求項10】試験装置に接続して実I/Oを擬似する
    擬似I/O方法において、 擬似対象のエラー内容を定義して設定したファイルを受
    信して設定ファイルに設定する設定ステップと、 試験装置からのコマンドを受信する受信ステップと、 上記受信手段で受信したコマンドについて、上記設定フ
    ァイルを参照して設定されているときは当該設定に従い
    処理し、設定されていないときは通常の応答処理を行う
    擬似I/Oステップと、 上記処理後のデータを要求元の試験装置に返送する送信
    ステップとを有する擬似I/O方法。
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