JP2003043687A - 感光性組成物および感光性平版印刷版材料 - Google Patents

感光性組成物および感光性平版印刷版材料

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JP2003043687A JP2001227623A JP2001227623A JP2003043687A JP 2003043687 A JP2003043687 A JP 2003043687A JP 2001227623 A JP2001227623 A JP 2001227623A JP 2001227623 A JP2001227623 A JP 2001227623A JP 2003043687 A JP2003043687 A JP 2003043687A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】解像度、感度、基体への密着性、感光体として
の感度の経時安定性、現像性およびその経時安定性に優
れたネガ型の感光性組成物を与えることおよびこれを利
用した感光性平版印刷版を与えることを課題とする。 【解決手段】(1)側鎖にスチレン性二重結合を有する
ポリマーおよびアジド化合物を含んでなることを特徴と
する感光性組成物。 (2)側鎖にビニルピリジニウム基を有するポリマーお
よび水溶性アジド化合物を含んでなることを特徴とする
感光性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネガ型の感光性組成
物に関し、アジド化合物により光硬化することにより、
特に水またはアルカリ性水溶液により現像が可能な感光
性組成物およびそれを用いた平版印刷版に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】アジド化合物として特に芳香族アジド基
を分子内に2個有する化合物(芳香族ビスアジド化合
物)を使用して環化ゴムを光硬化させるフォトレジスト
が従来より良く知られている。また、同様に芳香族アジ
ド化合物において分子内に水溶性基を導入することで水
溶性アジド化合物とし、これと各種水溶性ポリマーとの
組み合わせに於いて水溶性フォトレジストとして、特に
CRT用ブラックマトリックス形成用として広く利用さ
れている。
【0003】芳香族ビスアジド化合物により光硬化を行
う溶剤可溶型ポリマーとしてはポリイソプレンを環化さ
せた環化ゴムが代表的であるが、ポリクロロプレン(特
公昭46−27425号公報)、油変性アルキッド樹脂
(特公昭49−13444号公報)、側鎖に1,2−置
換スチリル基を有するポリマー(特公昭50−2088
2号、同51−13043号公報)等の例を挙げること
が出来る。上記のような例は有機溶剤を使用して現像を
行うものであるが、アルカリ水溶液で現像が可能なポリ
マーとしてノボラック樹脂(渡辺等、日本印刷学会論文
集、14号、p.56、1973年)、ポリビニルヒド
ロキシベンゾアート(特公昭50−8934号公報)、
ポリヒドロキシスチレン(特開昭50−95002号公
報)等が挙げられる。
【0004】アルカリ現像可能でアジド化合物により硬
化するポリマーとして、特に側鎖にエチレン性二重結合
を有し、かつカルボキシル基を導入した例が例えば特開
平10−115914号、特開平11−95425号公
報等に記載されている。これらの公報に於いては、アク
リレート基を導入したアルカリ可溶性ポリマーを使用し
て、前者の公報ではアジド化合物と光重合開始剤の両方
を使用し、後者においてはアジド化合物と赤外吸収性化
合物を併用する系が開示されている。アジド化合物と光
重合開始剤を併用する場合に於いては、硬化感度は相対
的に向上するものの感光体としての感度保存性に劣る問
題が有り、また赤外吸収性化合物を用いる場合には赤外
線レーザーを利用する場合に限られるという問題があ
り、またポリマー側鎖にアクリレート基を導入した場合
に於いて、硬化時に溶存する酸素の影響による硬化阻害
が発生したり、また硬化皮膜の耐溶剤性や耐アルカリ
性、耐酸性などの点で劣る場合があり、加えて感度が低
いため改良が必要であった。
【0005】一方、水により現像が可能な系として、水
溶性ビスアジド化合物と種々の水溶性ポリマーを組み合
わせた系が用いられ、こうした水溶性ポリマーの例とし
ては、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポ
リビニルアルコール、水溶性ブチラール樹脂、水溶性セ
ルロースなどの単独あるいはこれらを組み合わせた系が
知られている。
【0006】アジド化合物の光分解を増感する増感剤は
古くから知られており、ミヒラーケトンなどの芳香族ケ
トン化合物、ニトロピレン、2−ニトロフルオレンなど
の芳香族ニトロ化合物、ピレン−1,6−キノン、1,
2−ベンゾアントラキノンなどのキノン化合物、ピリリ
ウム塩化合物、チアピリリウム塩化合物、キサンテン系
色素等による増感が知られている。
【0007】上記何れの例に於いても解像度、感度、基
体への密着性、感光体としての感度の経時安定性、現像
性およびその経時安定性等の種々の項目において十分で
は無く、改良が望まれているのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、解像度、感
度、基体への密着性、感光体としての感度の経時安定
性、現像性およびその経時安定性に優れたネガ型の感光
性組成物を与えることおよびこれを利用した感光性平版
印刷版を与えることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は下記の感光性組成物を用いることで基本的に達
成された。 (1)側鎖にスチレン性二重結合を有するポリマーおよ
びアジド化合物を含んでなることを特徴とする感光性組
成物。 (2)側鎖にビニルピリジニウム基を有するポリマーお
よび水溶性アジド化合物を含んでなることを特徴とする
感光性組成物。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる側鎖にスチレン性二重結合を有する
ポリマーとは、ポリマーを構成する繰り返し単位中に置
換基として下記化1で示される官能基を含むものであ
る。
【0011】
【化1】
【0012】式中、R1は水素またはメチル基を表す。
2は置換可能な任意の基または原子を表す。kは0〜
4の整数を表す。
【0013】化1で示される基は任意の基または原子に
よりポリマー主鎖を構成する原子、基と結合しており、
結合の仕方は問わない。化1で示される基を有する繰り
返し単位として好ましい例を化2〜4に示すが、これら
の例に限定されるものではない。
【0014】
【化2】
【0015】
【化3】
【0016】
【化4】
【0017】上記の例に見られるように、主鎖との連結
の様式に依らず、側鎖にスチレン性二重結合(スチレン
およびαメチルスチレン系二重結合)を有する繰り返し
単位を有するポリマーを用いることが本発明の特徴の一
つである。
【0018】本発明に係わるポリマーとしては上記の場
合に加えて、さらに側鎖にビニルピリジニウム基を有す
るポリマーを同様に用いることによっても本発明に係わ
る課題を達成することが出来る。ここで言うポリマー
は、ポリマーを構成する繰り返し単位中に置換基として
下記化5で示される官能基を含むものである。
【0019】
【化5】
【0020】式中、R3は水素またはメチル基を表す。
4は置換可能な任意の基または原子を表す。mは0〜
4の整数を表す。A-はアニオンを表す。また、ピリジ
ニウム環は置換基としてベンゼン環を縮合したベンゾピ
リジニウムの形をとっても良く、この場合に於いてはキ
ノリウム基およびイソキノリウム基を含む。
【0021】化5で示される基は任意の基または原子に
よりポリマー主鎖を構成する原子、基と結合しており、
結合の仕方は問わない。化5で示される基を有する繰り
返し単位として好ましい例を化6に示すが、これらの例
に限定されるものではない。
【0022】
【化6】
【0023】上記化1または化5で示されるような官能
基を側鎖に有するポリマーは、これらの官能基が結合し
た繰り返し単位のみからなるホモポリマーであっても良
いが、これら以外の繰り返し単位として任意の繰り返し
単位を併せて含む共重合体ポリマーであっても良い。こ
の場合、他の繰り返し単位を与えるための共重合モノマ
ーとしては、例えば該ポリマーにアルカリ水溶液に対す
る可溶性を付与する目的等で、カルボキシル基含有モノ
マーを選択することが好ましく、アクリル酸、メタクリ
ル酸、アクリル酸2−カルボキシエチルエステル、メタ
クリル酸2−カルボキシエチルエステル、クロトン酸、
マレイン酸、フマル酸、マレイン酸モノアルキルエステ
ル、フマル酸モノアルキルエステル、4−カルボキシス
チレン等のような例が挙げられる。
【0024】カルボキシル基を有するモノマー以外にも
共重合体中に他のモノマー成分を導入して(多元)共重
合体として合成、使用することも好ましく行うことが出
来る。こうした場合に共重合体中に組み込むことが出来
るモノマーとして、スチレン、4−メチルスチレン、4
−ヒドロキシスチレン、4−アセトキシスチレン、4−
カルボキシスチレン、4−アミノスチレン、クロロメチ
ルスチレン、4−メトキシスチレン等のスチレン誘導
体、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸2
−エチルヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタ
クリル酸ドデシル等のメタクリル酸アルキルエステル
類、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ベンジル等の
メタクリル酸アリールエステル或いはアルキルアリール
エステル類、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタ
クリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸メトキ
シジエチレングリコールモノエステル、メタクリル酸メ
トキシポリエチレングリコールモノエステル、メタクリ
ル酸ポリプロピレングリコールモノエステル等のアルキ
レンオキシ基を有するメタクリル酸エステル類、メタク
リル酸2−ジメチルアミノエチル、メタクリル酸2−ジ
エチルアミノエチル等のアミノ基含有メタクリル酸エス
テル類、或いはアクリル酸エステルとしてこれら対応す
るメタクリル酸エステルと同様の例、或いは、リン酸基
を有するモノマーとしてビニルホスホン酸等、或いは、
アリルアミン、ジアリルアミン等のアミノ基含有モノマ
ー類、或いは、ビニルスルホン酸およびその塩、アリル
スルホン酸およびその塩、メタリルスルホン酸およびそ
の塩、スチレンスルホン酸およびその塩、2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸およびその塩等
のスルホン酸基を有するモノマー類、4−ビニルピリジ
ン、2−ビニルピリジン、N−ビニルイミダゾール、N
−ビニルカルバゾール等の含窒素複素環を有するモノマ
ー類、或いは4級アンモニウム塩基を有するモノマーと
して4−ビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、メタクリロイルオキシエチルトリメチル
アンモニウムクロライド、ジメチルアミノプロピルアク
リルアミドのメチルクロライドによる4級化物、N−ビ
ニルイミダゾールのメチルクロライドによる4級化物、
4−ビニルベンジルピリジニウムクロライド等、或いは
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、またアクリル
アミド、メタクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、
ジエチルアクリルアミド、N−イソプロピルアクリルア
ミド、ジアセトンアクリルアミド、N−メチロールアク
リルアミド、N−メトキシエチルアクリルアミド、4−
ヒドロキシフェニルアクリルアミド等のアクリルアミド
もしくはメタクリルアミド誘導体、さらにはアクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、フェニルマレイミド、ヒ
ドロキシフェニルマレイミド、酢酸ビニル、クロロ酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、ステアリン
酸ビニル、安息香酸ビニル等のビニルエステル類、また
メチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等のビニ
ルエーテル類、その他、N−ビニルピロリドン、アクリ
ロイルモルホリン、テトラヒドロフルフリルメタクリレ
ート、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アリルアルコー
ル、ビニルトリメトキシシラン、グリシジルメタクリレ
ート等各種モノマーを適宜共重合モノマーとして使用す
る。
【0025】上記のような共重合体を使用する場合、共
重合体組成中に於ける化1あるいは化5で示される官能
基を有する繰り返し単位の割合として好ましい範囲が存
在し、トータル組成100重量%中に於いて該繰り返し
単位の割合は20重量%以上であることが好ましく、こ
れ以下の割合ではその導入の効果が認められない場合が
ある。更に好ましくは40重量%以上の割合で該繰り返
し単位をポリマー中に含む場合であって、この場合には
高感度な架橋系を与えるため好ましい。
【0026】化1および化5で示される官能基を繰り返
し単位中に含むポリマーは、特に4級塩構造を繰り返し
単位中に含む場合に於いて水溶性である場合があり、後
述するパターン形成において水で現像することも可能と
なる。化1で示す官能基を繰り返し単位中に含む場合に
於いては、主鎖とこの官能基を連結する基において4級
塩構造を有する場合(例えば化2中P−6、化4中P−
23および−24等)にはこうした置換基を有するホモ
ポリマーであっても良いが、こうした場合以外では、共
重合体として、4級塩構造を有するモノマーとの共重合
体を用いることが好ましい。こうした目的で使用される
共重合用モノマーとして4−ビニルベンジルトリメチル
アンモニウムクロライド、アクリロイルオキシエチルト
リメチルアンモニウムクロライド、メタクリロイルオキ
シエチルトリメチルアンモニウムクロライド、ジメチル
アミノプロピルアクリルアミドのメチルクロライドによ
る4級化物、N−ビニルイミダゾールのメチルクロライ
ドによる4級化物、4−ビニルベンジルピリジニウムク
ロライド等が好ましく使用される。さらに化5で示され
る官能基を繰り返し単位中に含む場合に於いては、ホモ
ポリマーであっても上記のような共重合体であっても良
い。
【0027】或いは、共重合体としてカルボキシル基を
導入した場合に於いては、アルカリ水溶液で現像するこ
とも可能となる。何れの場合に於いても化1あるいは化
4で示される官能基を有する繰り返し単位の割合は20
重量%以上であることが好ましく、これら以外の繰り返
し単位の導入は目的に応じて自由に選択することが出来
る。
【0028】本発明に係わる、アジド化合物について説
明する。用いることの出来るアジド化合物としては分子
内に少なくとも1個のアジド基を有する化合物であり、
更に好ましくは分子内に少なくとも2個以上のアジド基
を有する低分子化合物あるいは高分子化合物を用いるこ
とが出来る。好ましいアジド化合物の例を下記に示すが
これらに限定されるものではない。
【0029】
【化7】
【0030】
【化8】
【0031】
【化9】
【0032】
【化10】
【0033】上記のようなアジド化合物と上述した該ポ
リマーとの量的な割合については好ましい範囲が存在
し、該ポリマー100重量部に対してアジド化合物は
0.1〜30重量部の範囲で使用されることが好まし
く、更には1〜20重量部の範囲で使用することが特に
好ましい。
【0034】化1および化5で示される官能基を繰り返
し単位中に含むポリマーは、特に4級塩構造を繰り返し
単位中に含む場合に於いて水溶性である場合があり、後
述するパターン形成において水で現像することも可能で
あるが、この場合に於いては使用するアジド化合物とし
て化9に示されるような水溶性アジド化合物を用いるこ
とが極めて好ましく行われる。
【0035】本発明に係わる感光性組成物において、そ
の硬化感度を一層高める目的で、公知の多官能性アクリ
レート化合物を併せて含むことも好ましいが、特に好ま
しい様態は、該組成物中に更に分子内にスチレン性二重
結合を2個以上有する化合物あるいは分子内にビニルピ
リジウム基を2個以上有する化合物を併せて含む場合に
於いて特に高感度な系を与えることから極めて好ましく
行われる。
【0036】分子内にスチレン性二重結合を2個以上有
する低分子化合物とは具体的には先に示した化1で表さ
れる官能基を分子内に2個以上含む分子量が数千以下の
化合物であり、好ましい例としては下記化11および1
2で示されるような化合物を挙げることが出来る。
【0037】
【化11】
【0038】
【化12】
【0039】分子内にビニルピリジウム基を2個以上有
する低分子化合物とは具体的には先に示した化4で表さ
れる官能基を分子内に2個以上含む分子量が数千以下の
化合物であり、好ましい例としては下記化13で示され
るような化合物を挙げることが出来る。
【0040】
【化13】
【0041】上記のような化合物と上述した該ポリマー
との量的な割合については好ましい範囲が存在し、該ポ
リマー100重量部に対して該化合物は100重量部以
下の割合で使用されることが好ましく、更には60重量
部以下の割合で使用することが特に好ましい。用いる量
の下限については特に定められないが、5重量部以下の
割合では添加したことによる効果が認められない場合が
ある。
【0042】以上示してきたような構成により、光照射
部に於いて感光体中の溶存酸素の影響を受けることなく
架橋反応が速やかに進行し、照射後にポストキュアなど
の後処理を何ら施すことなく十分に硬化した樹脂構造を
与えることが出来る。
【0043】本発明に係わる感光性組成物中に適当な増
感剤を添加することで、感度を飛躍的に増加することが
可能である。こうした増感剤としてはミヒラーケトンな
どの芳香族ケトン化合物、ニトロピレン、2−ニトロフ
ルオレンなどの芳香族ニトロ化合物、ピレン−1,6−
キノン、1,2−ベンゾアントラキノンなどのキノン化
合物、ピリリウム塩化合物、チアピリリウム塩化合物、
キサンテン系色素等の公知のものが好ましく使用され
る。
【0044】本発明に係わる感光性組成物中には、暗所
での反応を防止するために重合禁止剤や酸化防止剤、そ
の他の安定化剤を添加することが好ましく行われる。重
合禁止剤としては、ハイドロキノン類、カテコール類、
ナフトール類、クレゾール類等の各種フェノール性水酸
基を有する化合物やキノン類化合物、2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン−N−オキシル類、N−ニトロ
ソフェニルヒドロキシルアミン塩類等が好ましく使用さ
れる。この場合の重合禁止剤の添加量としては、該重合
体100重量部に対して0.1重量部から10重量部の
範囲で使用することが好ましい。
【0045】その他の添加剤として、本発明に係わる感
光性組成物中には、液物性、硬化反応性、硬化物の物理
的性質(力学的、光学的等)を改善する目的で種々の添
加剤が含有されていても良い。液物性を改善する目的
で、水、アルコール類、ケトン類、炭化水素溶媒、芳香
族溶媒、エーテル類、アミン類、アミド類等の種々の化
合物を添加することが好ましく行われる。更にはアクリ
ル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹
脂、ポリエステル樹脂、スチレン系樹脂等の種々の疎水
性樹脂や、或いはポリビニルアルコール、ポリエチレン
グリコール類、ポリプロピレングリコール類、ポリビニ
ルピロリドン、セルロース誘導体等の親水性樹脂を添加
して使用することも可能である。
【0046】硬化物の着色を目的として、カーボンブラ
ック、フタロシアニン系顔料、酸化チタン、群青、亜鉛
華、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、アルミナ白等の種
々の顔料や公知の各種染料を含むことも好ましく行われ
る。
【0047】本発明に係わる感光性組成物を使用したパ
ターン形成方法について述べる。感光性組成物を任意の
基板上に層として形成するためには、該樹脂組成物を溶
解する溶剤として水、アルコール類、ケトン類、炭化水
素溶媒、芳香族溶媒、エーテル類、アミン類、アミド類
等の種々の溶剤に適当な濃度で溶解し、スピンコート、
バーコート、スプレーコート、ロールコートなどの公知
の任意の方法で基板上に塗布乾燥することが好ましく行
われる。乾燥温度としては室温から百数十℃の間の条件
で乾燥を行うことが出来る。或いは反応性希釈剤として
各種アクリレートモノマーを添加し、揮発性有機溶剤を
使用しないで塗布を行うことも可能である。基板として
はフィルム、プラスチック、金属および金属張り合わせ
フィルム、シリコーンウェハー、クロム蒸着板、銅張り
積層板その他用途に応じて種々の基板が使用される。特
に平版印刷版材料として使用する場合に於いては、陽極
酸化層を設けたアルミニウム板が好ましく使用される。
【0048】上記のように作成されたレジスト層に可視
光線、紫外線、遠紫外線等の光をパターン状に照射する
ことで、照射部において選択的にレジスト層の架橋が行
われる。未照射部のレジスト層はポリマーを溶解する溶
剤あるいは水、アルカリ性水溶液を使用することで基板
から完全に除去することが行われる。水を現像液として
使用する場合には、必要に応じて界面活性剤やアルコー
ル等を数%もしくはこれ以下の割合で添加して使用する
ことも好ましく行われる。アルカリ性水溶液を使用する
場合に於いては、使用されるアルカリとしてはテトラメ
チルアンモニウムハイドロオキサイド、テトラブチルア
ンモニウムハイドロオキサイド、トリエタノールアミ
ン、トリエチルアミン等の有機アミン類や水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、ケイ酸カリウ
ム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム、メタケイ
酸ナトリウムなどの無機アルカリが好ましく使用され
る。この場合に於いても必要に応じて界面活性剤やアル
コール等を数%もしくはこれ以下の割合で添加して使用
することも好ましく行われる。
【0049】アルカリ性水溶液により現像が可能である
本発明に係わる好ましいポリマーの例を下記化14に例
示するがこれらの例に限定されるものではない。尚、式
中の数字は重量%を表す。
【0050】
【化14】
【0051】水により現像が可能である本発明に係わる
好ましいポリマーの例を下記化15および前記化6に例
示するがこれらの例に限定されるものではない。尚、式
中の数字は重量%を表す。
【0052】
【化15】
【0053】本発明に係わる感光性組成物は特に水もし
くはアルカリ性水溶液を使用してパターン形成を行った
場合に、像の膨潤が無く、高い解像度のパターンが得ら
れることから好ましく使用することが出来る。さらに形
成されたパターンの耐薬品性(酸、アルカリ、溶剤)が
高く、耐熱性にも優れるという利点を有する。
【0054】本発明により得られる感光性組成物をアル
ミニウム板上に塗布して感光性平版印刷版として利用す
る場合に於いては、露光部において架橋が進行し、現像
後にアルミニウム板上に架橋したポリマー皮膜が形成さ
れる。本発明の構成により得られる架橋皮膜は側鎖にス
チレン性二重結合あるいはビニルピリジニウム基を有す
るポリマーが架橋して形成されるため、皮膜のTgが高
く、また耐溶剤性に優れる強靱な皮膜を与えることか
ら、多数枚の印刷に於いても画像部の劣化が極めて少な
いという特徴を有する。また、特に水現像可能である感
光性平版印刷版材料を与える点でも特徴的である。
【0055】前記水現像が可能である感光性組成物を用
いて感光性平版印刷版材料を構成するためには、該感光
性組成物中に親油性化合物を導入することも好ましく行
われ、こうした目的で、ワックスエマルジョン、ポリエ
チレン分散物、高級脂肪酸およびその塩、長鎖アルキル
基置換ポリエチレングリコール等のような長鎖アルキル
基を有する化合物を併せて用いることも好ましく行われ
る。
【0056】(合成例1)化2中P−1の合成例 市販のポリ(p−ヒドロキシスチレン)(丸善石油化学
製マルカリンカー S−1P 重量平均分子量210
0)を120g秤取り、ジメチルホルムアミド(DM
F)400mlに溶解した。これにテトラブチルアンモ
ニウムヒドロキシドの40%メタノール溶液650gを
加え、さらにクロロメチルスチレンを160g添加し
て、窒素雰囲気下70℃で2時間加熱攪拌した。その
後、反応系を室温まで冷却し、均一な溶液を3リッター
のメタノール中に注ぎ、析出したポリマーをデカンテー
ションにより分離した。メタノールにより十分に洗浄し
た後、真空乾燥機中で室温で一昼夜乾燥を行い、重合禁
止剤としてN−ニトロソフェニルヒドロキシルアミン
アルミニウム塩(和光純薬工業製Q−1301)を0.
2g加え、さらにジオキサンを加えて固形分濃度20%
の溶液とした。尚、得られたポリマーの構造はプロトン
NMRおよびFT−IRから確認し、ほぼ完全にフェノ
ール性水酸基がクロロメチルスチレンにより結合してい
ることを確認した。
【0057】(合成例2)化3中P−15の合成例 上記合成例1においてポリ(p−ヒドロキシスチレン)
の代わりにクレゾールホルムアルデヒド樹脂を使用した
以外は全く同様にして反応を行い、P−15で示される
ポリマーを合成した。
【0058】(合成例3)化11中C−1の合成例 1,1,2,2−テトラキス(4−)ヒドロキシフェニ
ル)エタン100gをDMF500mlおよびp−クロ
ロメチルスチレン(セイミケミカル製CMS−14)1
60gに加熱しながら溶解し、重合禁止剤としてQ−1
301を0.5g加え、さらに40%テトラブチルアン
モニウムヒドロキシドのメタノール溶液を650g加え
て内温70℃で2時間加熱攪拌を行った。析出した結晶
を減圧下吸引濾過し、メタノールで十分に洗浄後、エー
テル置換し、風乾した。収量180gで目的とするC−
1で示される化合物を得た。
【0059】その他のポリマーおよび化合物の合成につ
いては同様な方法或いは周知の方法で容易に合成するこ
とが可能である。
【0060】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明の効果を更に
説明する。 (実施例1)プリント配線板への適用を想定した実験を
行った。即ち、合成例1で得られた化2中P−1で示さ
れるポリマーを固形分で1gとなるよう秤量し、これに
アジド化合物として化8中AD−8で示される化合物を
0.1g加え、追加溶剤として1,3−ジオキソランを
15g加え、感放射線硬化性樹脂組成物溶液を調製し
た。この液を、50ミクロン厚みのポリイミドフィルム
上に18ミクロンの銅を積層した銅箔ポリイミドフィル
ム上にドクターバーを使用して乾燥膜厚2ミクロンにな
るように塗布乾燥して試料を作成した。得られた試料を
高圧水銀ランプを利用した露光系を使用し、膜面での露
光量が3.5mW/cm2の条件でステップウェッジお
よび解像度パターンを形成したフィルムを通して2秒間
露光を行った。露光後、アセトン中に試料を浸漬し、未
照射部を完全に溶解除去したところ、ステップウェッジ
で4段まで露光部分が残膜した。解像度パターンでは2
0ミクロンピッチのラインアンドスペースのパターンが
明瞭に形成されていた。これをさらに塩化第二鉄水溶液
に浸漬し、紫外線未照射部において露出している銅部分
を完全にエッチング除去した。ついで、テトラメチルア
ンモニウムヒドロキサイド5%およびDMF10%を含
む水溶液を使用して銅箔上に存在する樹脂皮膜を除去し
た。その結果、ポリイミドフィルム上に明瞭に銅薄膜か
らなる解像度パターンおよびウェッジパターンが形成さ
れ、解像度は20ミクロンピッチのラインアンドスペー
スのパターンがそのまま鮮鋭に形成され、またウェッジ
パターンも4段まで形成されていた。
【0061】(実施例2)実施例1と同様にしてプリン
ト配線板への適用を想定した実験を行った。使用したポ
リマーは化14中AP−3(ポリカルボキシスチレンを
塩化チオニルで部分的に酸クロライドに変換し、p−ア
ミノスチレンを加えて合成した)で示されるポリマーを
使用した。また、実施例1で使用したアジド化合物を同
量使用し、全く同様にして銅箔ポリイミドフィルムを使
用して実験を行い、現像液としてアセトンに代えて2%
テトラメチルアンモニウムヒドロキサイド水溶液を使用
して未照射部の除去を行った後、塩化第二鉄水溶液を使
用してエッチングを行った結果、同様に良好な結果を得
た。
【0062】(実施例3)上記実施例で使用した塗液に
さらに化11中C−4で示した化合物を加えた以外は全
く同様にして上記実施例2を繰り返したところ、ウェッ
ジにおいて1段感度が向上した以外は全く同様に良好な
結果を得た。
【0063】(実施例4)ブラックマトリックスパター
ンの形成用途を想定した実験を行った。即ち、洗浄した
ガラス基板上に、化15中KP−5で示したポリマーを
1g、アジド化合物として化9中AD−13で示す化合
物を0.1g、カーボンブラック10%水分散液を2
g、シランカップリング剤(信越化学製KBM−60
3)を0.2gとり全体を10%水溶液となるよう水に
溶解した塗液を塗布乾燥し、乾燥膜厚2ミクロンの感光
層を形成した。得られた試料を高圧水銀ランプを利用し
た露光系を使用し、膜面での露光量が3.5mW/cm
2の条件でステップウェッジおよび解像度パターンを形
成したフィルムを通して2秒間露光を行った。露光後、
水中に試料を浸漬し、未照射部を完全に溶解除去したと
ころ、ステップウェッジで4段まで露光部分が残膜し
た。解像度パターンでは20ミクロンピッチのラインア
ンドスペースのパターンが明瞭に形成されていた。
【0064】(実施例5)上記実施例4において、ポリ
マーとして化6中PP−1で示したポリマーを用いた以
外は全く同様にして実施例4を繰り返したところ、同様
に良好な結果が得られた。
【0065】(実施例6)実施例5において更に化13
中PM−2で示す化合物を0.3g加えて同様に実験を
行い、良好な結果を得た。
【0066】(実施例7)感光性平版印刷版としての実
験を行った。厚みが0.24mmである砂目立て処理を
行った陽極酸化アルミニウム板を使用して、この上に下
記の処方で示される感光性塗工液を乾燥厚みが2.0ミ
クロンになるよう塗布を行い、75℃の乾燥器内にて5
分間乾燥を行った。 <感光性塗工液> ポリマー(AP−3) 12重量部 本発明のモノマー(C−1) 3重量部 アジド化合部 (AD−8) 1重量部 増感剤(トリフェニルピリリウムテトラフルオロボレート) 0.3重量部 10%フタロシアニン分散液(着色剤) 0.6重量部 ジオキサン 70重量部 シクロヘキサノン 20重量部
【0067】上記のようにして作成した感光性平版印刷
版材料を用い、PS版用密着露光機を使用してフィルム
原稿を透過して露光を行った。露光条件として、露光エ
ネルギーとして1mJ/cm2になるように露光を行っ
た。露光後のプレートはPS版用自動現像装置PD−9
12−M(大日本スクリーン製造(株)製)を使用し、
現像液としてケイ酸カリウムを1重量%および水酸化カ
リウム2重量%、ノニオン性界面活性剤0.1重量%を
含有するアルカリ性現像液を用いて現像を行った。プレ
ート上の画像は20ミクロン細線が明瞭に再現されてお
り、走査型電子顕微鏡観察においても画線のエッジ部分
が切り立った形で先鋭な画線プロファイルを示してい
た。このものを通常のオフセット印刷を行うため、印刷
機はRyobi−560を使用し、印刷インキは大日本
インキ(株)製Fグロス墨Bを使用し、湿し水は市販の
湿し水を希釈して使用した。印刷評価項目として刷り始
めからの紙へ転写するインキ濃度が十分でかつ安定化す
るまでの刷り枚数を以てインキ乗りとし、この枚数が少
ないほど良好と評価した。また耐刷性についてはテスト
画像中の微小網点および細線が欠落し始めるまでの刷り
枚数を以て評価を行った。また、地汚れの有無は印刷物
上の地汚れの有無を以て目視判定を行った。インキ乗り
はいずれも5枚以下で良好であり、耐刷性に関しては2
0万枚の印刷においても良好な印刷物が得られた。ま
た、地汚れの発生もなく良好な結果が得られた。更に、
本実施例において作成した感光性平版印刷版材料を50
℃で相対湿度80%の雰囲気下で1ヶ月保存した後、全
く同様にして露光および現像を行ったところ感度変化お
よび現像性変化は認められず、保存前の状態と同一であ
った。印刷試験を保存後の試料についても同様に実施し
たところ同様に良好な結果が得られた。
【0068】
【発明の効果】解像度、感度、基体への密着性、感光体
としての感度の経時安定性、現像性およびその経時安定
性に優れたネガ型の感光性組成物が得られる。さらに、
これを利用した感度、印刷性、解像度に優れた感光性平
版印刷版が得られる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側鎖にスチレン性二重結合を有するポリ
    マーおよびアジド化合物を含んでなることを特徴とする
    感光性組成物。
  2. 【請求項2】 上記請求項に於ける該ポリマーが4級塩
    構造を有し、かつ水溶性アジド化合物を含んでなること
    を特徴とする感光性組成物。
  3. 【請求項3】 側鎖にビニルピリジニウム基を有するポ
    リマーおよび水溶性アジド化合物を含んでなることを特
    徴とする感光性組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、更に分子内にスチレ
    ン性二重結合を2個以上有する低分子化合物を併せて含
    むことを特徴とする感光性組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1、2または3に於いて、更に分
    子内にビニルピリジニウム基を2個以上有する低分子化
    合物を併せて含むことを特徴とする感光性組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1から3に記載の該ポリマーが水
    溶性またはアルカリ可溶性である感光性組成物。
  7. 【請求項7】 上記何れかの請求項に記載される感光性
    組成物を用いることを特徴とする平版印刷版材料。
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