JP2003043030A - 試料採取用器具 - Google Patents

試料採取用器具

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JP2003043030A
JP2003043030A JP2001236156A JP2001236156A JP2003043030A JP 2003043030 A JP2003043030 A JP 2003043030A JP 2001236156 A JP2001236156 A JP 2001236156A JP 2001236156 A JP2001236156 A JP 2001236156A JP 2003043030 A JP2003043030 A JP 2003043030A
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stool
tubular
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holding plate
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JP2001236156A
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Toshiro Okuno
敏郎 奥野
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TFB Inc
Original Assignee
TFB Inc
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/0038Devices for taking faeces samples; Faecal examination devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料の採取に際して、少量又は多量に拘らず
任意な必要量の試料を簡単に採取できると共に、採取し
た試料から簡単に均一な懸濁液等を別の容器に移さずと
も簡単に作れ、更に検査に際して例えば該懸濁液等を簡
単に取り出して検査を行えると共に器具内への試料の残
存を防止するという多くの利点を有する試料採取用器具
の提供を課題とするものである。 【解決手段】 把持部と連結部と採便保持板とからなる
採便棒と、管状スクイズ筒とを有する試料採取用器具で
あって、採便保持板は少なくとも二つの板状の採便保持
板を間隔を有してその面同志を向かい合わせて配設し、
採取すべき試料をこの採便保持板間に位置させた上、管
状スクイズ筒により液密状態で密封可能に覆う試料採取
用器具によって解決できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、採便検査等におい
て試料を採取し、運搬可能に保存し、検査のための撹拌
機等への移し替えを容易にした試料採取用器具に関し、
例えば便中のヘリコバクターピロリ検査のための試料採
取用器具に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、採便用の試料採取用器具に関し
ては、例えば綿棒やスティック等で便を刮げ取って採取
し、小型容器内にこの採便を密封封入し、これを検査に
際して容器内から取り出して緩衝液等や検査溶剤等に付
けた上で検査するものや、例えば特開平6−20168
4号に示すように一端が閉塞し、他端に開口を有する管
状体と、前記管状体の開口を密封可能な栓体と、前記管
状体に収納可能な大きさの試料採取用の匙部と、前記匙
部と前記栓体とを連結する連結部とを備えた試料採取用
器具において、前記連結部の延長線と前記匙部とのなす
角度が0〜20°である試料採取用器具がある。この他
採取した試料を保存運搬を行う方法として特開平5−1
26827号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】まず、従来の綿棒やス
ティック等で便を刮げ取って採取する方法について、棒
状のものを用いる場合には、一定量を刮げ取ることが難
しく、採取にコツがいるという欠点がある。この場合、
一旦採取した試料についてはこの棒状のものから小型容
器内に移し代えた上、密封する事が必要であり、試料を
採取し、必要容器内に移し替えなければならないという
不便さがある。更にこの容器内の試料を他の容器に移し
た上で懸濁液等を作り、試料を馴染ませるものであり、
この馴染ませた試料を更に撹拌機の試験管などに移し替
えて、更に撹拌機にて撹拌した上で初めて検査等を行な
うものであり、試料の移し替えなどが多く極めて取扱い
ずらいものであった。特に、棒状のもの等で採取する場
合には、少量ずつしか採取できず、例えば潜血反応を見
るために極めて少量で足りる場合であればともかく、例
えばヘリコバクターピロリ検査のためのように採取量が
一定量以上必要な場合には、必要量を採取するのは極め
て難しいものであった。
【0004】この他例えば、管状容器内にそのまま棒状
のものを挿入保持するものもあるが、実際上の検査のた
めにはこの管状容器内からこの棒状のものを取り出し
て、棒状のものに付着している試料を改めて別容器にて
緩衝液や安定剤、検査溶剤等につけて馴染ませ、例えば
懸濁液等を作り必要に応じて更に撹拌機等に移し替えて
撹拌し、その後に検査等を行うものであり、その取扱が
繁雑であり不便であった。また、これらの棒状のものに
付着させる試料はどうしても小量となり、逆に一定量以
上の試料を付着させると棒状のものから容器に付いてし
まったり落ちてしまったりして、不都合が生ずるもので
ある。この場合、棒状のものの先端部分を匙部とした場
合であっても、一定量以上この匙部上に付着させておく
ことは難しく、匙部上に付着可能な量であって、この匙
部から落ちてしまうような量や容器に付いてしまうよう
な量を求める場合には、それに応じて全体を大きく構成
することが必要になってしまう。
【0005】また、匙部状形状で試料を付着保持させた
場合には、懸濁液等に馴染ませる場合には、この匙部か
ら試料をこそげおとすことが必要であり、試料を改めて
緩衝液や検査溶剤等内に入れて混合して、懸濁液等を作
った上で、更に撹拌機の試験管などに移し替えて撹拌す
ることにより、初めて匙部上の試料を用いることができ
るものである。従って、どうしても試料採取、容器内封
入、運搬保持、容器内の試料を取り出して懸濁液等を作
成し、その上で撹拌機の容器例えば試験管等に移し替え
る、撹拌機にて撹拌する、撹拌した試料を検査する、と
いう一つずつの移し替えなどの作業が必要になってしま
うものである。また、採取すべき試料も小量しか採取で
きず、一定量以上の試料を要求する場合には不向きであ
るものであった。
【0006】次にこの様な採取した試料を検査用に保管
運搬する場合にも、前述のように小型容器に移し替えた
り、或いは棒状のもの自体を容器内に封入する方法もあ
るが、これらに関しては、試料単体を容器内に保持する
ので変質等の可能性もあり、長時間の保管には向かない
ものである。これに対して例えば試料を乾燥させるもの
もあるが、懸濁液等に馴染ませるのに手間が掛ってしま
うものである。従って、従前の採便検査等において試料
を採取し、運搬保存し、かつ懸濁液等の作成を容易にし
て馴染ませた試料を簡単に得ることができ、また検査の
ための撹拌機等への移し替えを容易にする試料採取用器
具が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】係るため請求項1に係る
発明は、把持部とこの把持部に連接する連結部とこの連
結部に連接する採便保持板とからなる採便棒と、この少
なくとも採便棒の採便保持板を着脱自在に挿入し、少な
くとも該採便保持板を液密状態で密封可能に覆う管状ス
クイズ筒とを有する試料採取用器具であって、前記採便
保持板は少なくとも二つの板状の採便保持板を間隔を有
してその面同志を向かい合わせて配設し、採取すべき試
料を前記採便保持板間に位置させた上、管状スクイズ筒
により液密状態で密封可能に覆う試料採取用器具により
達成でき、採取すべき試料の量が多い場合であっても二
つの板状の採便保持板の間隔又は板状の採便保持板の大
きさ、形状等を任意に定めることにより採取すべき試料
の量が少ない場合であっても或いは逆に多い場合であっ
ても必要量を適量採取できるものである。この場合請求
項2に係る発明の様に採便棒は、円柱形状の把持部と、
この把持部に連接する円柱形状の連結部と、この連結部
に連接する採便保持板とからなり、採便棒の採便保持板
部分と連結部を管状スクイズ筒に挿入することにより液
密状態に密封可能である試料採取用器具であってもよ
い。
【0008】この液密状態については請求項3に係る発
明の様に採便棒の連結部にパッキングを有し、このパッ
キングにより管状スクイズ筒と採便棒とを液密状態で密
封可能に覆うものであってもよい。また請求項4に係る
発明の様に採便棒の連結部に突設部を有し、管状スクイ
ズ筒に採便棒の採便保持板を液密状態で密封した際に前
記突設部に接する位置に前記管状スクイズ筒の凹部を有
し、液密状態で密封した場合には前記突設部が前記凹部
に嵌入し、液密位置を位置決め可能とした試料採取用器
具でもよい。この場合請求項5に係る発明の様に連結部
の突設部が輪状突設部であり、筒状スクイズ筒の凹部が
輪状凹部であってもよい。この他請求項6に係る発明の
様に採便棒の連結部に略輪状の突起部を設け、管状スク
イズ筒に採便棒の採便保持板を挿入した際に、この突起
部の外周が管状スクイズ筒の内周面に接することにより
管状スクイズ筒の空洞内の試料等の内容物が外部に漏れ
ることを防止するものであってもよい。
【0009】これらの管状スクイズ筒に関し、請求項7
に係る発明の様に管状スクイズ筒に排出孔を有し、該排
出孔に着脱自在に被さるキャップを有する試料採取用器
具によって、管状スクイズ筒内の試料或いは懸濁液等を
容易に排出できる。また請求項8に係る発明の様に前記
採便保持板は三つの板状の採便保持板をそれぞれ間隔を
有してその面同志を向かい合わせて並設して、板状の採
便保持板間に構成された間隔を二つ設け、該間隔内に採
取すべき試料を位置させるものであってもよい。これら
の場合請求項9に係る発明の様に前記面同志を向かい合
わた採便保持板の少なくとも一面に凸部を設けたもので
あっても、或いは請求項10に係る発明の様にシボ加工
を施したものであってもよい。また請求項11に係る発
明の様に採便保持板と連結部との連接部分に切れ込み又
はスリットを有する試料採取用器具によって、管状スク
イズ筒内での採便保持板の切り離しの容易化が図れる。
【0010】また請求項12に係る発明の様に管状スク
イズ筒は軟質合成樹脂より構成されていても、或いは請
求項13に係る発明の様に管状スクイズ筒が透明又は半
透明の部材により構成されていてもよい。管状スクイズ
筒については更に請求項14に係る発明の様に前記管状
スクイズ筒内に予め緩衝液や安定剤、検査溶剤等を入れ
ておくと共に、この管状スクイズ筒内の採便棒を挿入す
る開口部を開封自在に密封しておき、使用時に前記開口
部を開封して試料を位置させた採便保持板を該管状スク
イズ筒に挿入することにより、試料を緩衝液や安定剤、
検査溶剤等と混合可能とした試料採取用器具によって
も、使用時に簡単に試料と緩衝液等と混合可能である。
以上、本器具は極めて多様であるが請求項15に係る発
明の様に管状スクイズ筒内に緩衝液や安定剤、検査溶剤
等を入れると共に、この管状スクイズ筒に試料を位置さ
せた採便保持板を挿入し、管状スクイズ筒を折り曲げ又
は揉むことにより採便保持板を採便棒の連結部と切り離
し、管状スクイズ筒内で試料と緩衝液や安定剤、検査溶
剤等とを混合可能とした試料採取用器具であり、いわゆ
る懸濁液等を容易に採取でき、かつ検査等のために他の
容器に移し代え易いものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る試料採取用
器具の一実施例を示す図である。1は採便棒であり、そ
の一端方向は略円柱形の把持部11と、この把持部11
よりやや小径の連結部12、及び連結部12の外周面に
配設された輪状突設部121及びパッキング14を有し
ている。この採便棒1の他端方向には細長板状の採便保
持板13がその面同志を向かい合わせて三枚各々間隔を
有して配置されている。この採便棒1で小径の連結部1
2及び採便保持板13の部分にはこの部分を覆い、着脱
可能に嵌着する管状スクイズ筒2を嵌着する。この管状
スクイズ筒2の採便棒1に嵌着する空洞20部分の他端
には排出孔21を有すると共にキャップ3を螺合するた
めの捩子部23が設けられている。この管状スクイズ筒
2の排出孔21部分には、この部分を覆い管状スクイズ
筒2の捩子部23に螺合して排出孔21を塞いでおくた
めのキャップ3を有する。即ち採便棒1にて試料を採取
するが、その採取に際して、この採便棒の把持部11を
持った状態で採便保持板13の部分にて例えば便を突き
刺し或いは便をなぞることにより、この採便保持板13
間に試料を位置定着できる。
【0012】例えば、採便保持板13間以外の部分にも
試料が粘着した場合には紙等にて拭き取ることにより、
不要な試料は排除可能である。この場合、採便保持板1
3間には一定の容積を有しており、この部分に試料を位
置定着させることから、この容積分の試料を採取でき
る。この様に採便保持板13間に試料を定着させた状態
で、キャップ3を螺合している管状スクイズ筒2に挿入
する。この場合採便棒1には輪状突設部121及びパッ
キング14を有しており、例えば管状スクイズ筒2の内
周部分の定位置に輪状凹部24を有している場合には、
採便棒1を管状スクイズ筒2に挿入して定位置に位置さ
せると輪状突設部121が前記輪状凹部24に嵌め込ま
れることになり、定位置を定められることとなる。また
パッキング14により管状スクイズ筒2内を密封でき、
試料が外部に零れることはない。
【0013】なお、本図では輪状突設部121を明示す
るが、このほか例えば単なる突設部121を有するもの
であってもよく、この場合には対応する管状スクイズ筒
2の位置にはその突設部に適合する凹部24を有してい
ればよい。これによっても、これらの嵌合により採便棒
1を管状スクイズ筒2に挿入して定位置に位置させるこ
とができる。この他、予め管状スクイズ筒2内に緩衝液
や安定剤、検査溶剤等を入れておくことにより、採便保
持板13間に試料を定着させた状態で挿入することか
ら、試料をこれらの溶剤などに簡単に漬けることを可能
とする。従って、緩衝液等や安定剤、検査溶剤等に試料
を付けた状態で容器を密封でき、運搬保存を図れる。こ
の場合、キャップ3を外すことにより、内部の試料を懸
濁液等として例えば撹拌機などに移し代えできる。ま
た、この密封状態で管状スクイズ筒2を揉むことによ
り、試料と緩衝液や安定剤、検査溶剤等とを簡単に混合
し、馴染ませることができ懸濁液等として用いることが
できる。
【0014】特に採便保持板13と連結部12の間例え
ば採便保持板13の付け根の部分等に切れ込み130や
スリットを入れておくことにより管状スクイズ筒2を折
り曲げ或いは揉むと、採便保持板13が連結部12から
切り離されて、採便保持板13間に挟まれている試料が
この部分から押し出されると共に切り離された採便保持
板13が空洞20部分内で撹拌翼となり、試料と緩衝液
や安定剤、検査溶剤等との混合の促進が図れ、簡単に懸
濁液等を得ることことができる。この場合、懸濁液等を
簡単に得られることから、事後の検査のための移し代え
に際しては、試料が空洞20内に不要に残余してしまう
のを防止できると共に撹拌機等にての例えば試験用溶液
等と懸濁液との撹拌混合の促進が容易かつ短時間ででき
る。検査の内容により、撹拌機等を用いずにそのまま試
験を行うことも可能である。尚、採便保持板13が薄板
状であれば、切り込み等を用いなくとも、管状スクイズ
筒2を折り曲げ或いは揉むことにより切り離しは可能で
ある。
【0015】以上のように、試料の採取が極めて容易で
あり、かつ採取した試料から容易に懸濁液を得られ、か
つ運搬保存できるものであり、例えば保存のための溶液
を用いた場合には試料の長期保存を可能とし、試料の変
質を防止できる。特に懸濁液と試験液との撹拌混合も容
易となる。またこの様に懸濁液として得られることか
ら、本器具から他の容器への移し代えに際しても極めて
容易であるばかりでなく試料全体を効率的に移し代えで
きる。例えば撹拌機などの試験管内に移し代える場合に
も、本器具のキャップ3を外して排出孔21から懸濁液
を出せばよいものであり、極めて容易である。これらの
他、採便保持板13により試料を位置させて定着できる
ものであり、試料の量を一定量確保することが極めて容
易となり、必要量に応じて採便保持板13の大きさや、
採便保持板13の間の間隔や広さを定めればよいもので
ある。特に検査のために必要とする試料の量が多い場
合、例えば便中のヘリコバクターピロリ検査のための試
料を採取する場合は、便中の潜血反応をみるための試料
の採取よりも極めて多くの試料が必要であるが、この様
な場合にも対応可能であり、必要量を的確に採取でき
る。
【0016】図2は、採便棒1を示す図である。一端方
向には略円柱形の把持部11を有しており、この部分を
手で掴んで試料の採取や管状スクイズ筒2への挿入を可
能とする。特に試料に直接手を触れたり、他の部材を用
いなくとも試料の採取ができる。またこの把持部11に
つづいて連結部12を有しており、この連結部12には
管状スクイズ筒2の内周の凹部24に嵌合する突設部1
21を有している。また、このほか連結部12の外周に
輪状に設けられた突部間にパッキング14が嵌め込まれ
ており、このパッキング14により管状スクイズ筒2に
挿入した際に管状スクイズ筒2内の試料が外部に漏れる
ことを防止する。尚、これらの部分は一例であり、管状
スクイズ筒2に嵌入した際に内部の試料や緩衝液や安定
剤、検査溶剤等が外部に漏れないものであればよい。こ
の様な採便棒1には更にその他端方向に細長板状の採便
保持板13がその面同志を向かい合わせて三枚各々間隔
を有して配設されている。この採便保持板13の内、両
端部分に位置する二枚の採便保持板13は、その先端部
分が若干中央部方向に湾曲しており、管状スクイズ筒2
への挿入時の挿入をより容易にしている。
【0017】この様な先端が湾曲している二枚の採便保
持板13間の中央部にも採便保持板13を有しており、
これらはそれぞれ間隔を有して配設されている。即ち、
この採便棒1を用いて試料に対して採便保持板13の部
分を突き刺し又はなぞることにより、試料をこそげとる
ことができると共にこそげとった試料は、この三枚の採
便保持板13間の隙間に挟み込んで定着することとな
る。従って、この三枚の採便保持板13間の隙間の容積
に応じた量の試料を採取できるものである。尚、中央部
分の採便保持板13には小さい凸部131を設けてお
り、この凸部131により試料のずれを防止し、試料が
抜け落ちてしまうことを防止できる。この場合この凸部
131は必要に応じて有すればよく、試料の採取量が多
く採便保持板13間の間隔が大きい場合や各採便保持板
13の面積が大きい場合等に、凸部131を任意に設け
ることにより、試料の定着安定性を高めることができ
る。この他、採便保持板13の表面はシボ加工されてお
り、小さい凹凸を有しているものであってもよく、これ
により試料の定着性をより高めることができる。
【0018】尚もちろんこのシボ加工はなされていない
ものであってもよい。尚、三枚の採便保持板13には、
その付け根の部分に切れ込み130がいれてあり、管状
スクイズ筒2内に緩衝液や安定剤、検査溶剤等を入れて
おいた状態で、採便保持板13間に試料を挟み込んだ採
便棒1を挿入し、密閉した状態で管状スクイズ筒2の部
分を折り曲げると、この三枚の採便保持板13が採便棒
1から切り外されることとなる。これにより三枚の採便
保持板13間に定着してある試料は、その採便保持板1
3が自由移動することから採便保持板13間からずれて
又は抜けて緩衝液や安定剤、検査溶剤等との混合が可能
となるものである。この場合管状スクイズ筒2を揉んだ
り曲げたりすることにより、試料と緩衝液や安定剤、検
査溶剤等との混合の促進が図れると共に三枚の採便保持
板13が自由移動することから撹拌翼として空洞20内
部をより撹拌することとなる。これにより、例えば採便
保持板13に付着している試料についても緩衝液や安定
剤、検査溶剤等と混合することができ、必要定量の試料
を効率よく混合して懸濁液を得ることができる。
【0019】尚、検査などのため必要な試料の量につい
ては、採便保持板13の面積や採便保持板13の間隔、
或いは採便保持板13の数を変動することにより任意に
定めることができ、採取に際しても気を使わずに簡単に
必要量の試料を定量確保できることとなる。従って本図
に示す例は一例であり、例えば採便保持板13が三枚で
はなく二枚のものであっても或いは四枚以上であっても
よく、又その形状は長板状に限らず四角形状のものであ
っても円盤形状のものであっても板状形状であればよ
い。また板状形状においては平板状に限らず厚みが一定
ではない板状例えば中央軸心部分がやや厚めであり、端
部周辺が薄板状等の厚みが均一でないものであってもよ
い。もちろん平板状であっても、厚平板状であっても薄
平板状であってもよい。採取すべき試料の内容や、採取
量及び採取時の採取方法等に応じて任意に定めればよい
ものである。少なくとも二枚以上の採便保持板13を有
し、両者の面を向き合わせて、かつ両者間に間隔を有し
て、かつその間隔間に試料を定着可能なものであればよ
い。
【0020】尚、本図では採便保持板13の付け根に切
れ込み130を入れてあるが、この他、例えばスリット
を入れたものであってもよく、採便保持板13が薄い場
合には何もいれないものであってもよい。採便保持板が
薄ければ、管状スクイズ筒2を折り曲げることにより十
分に採便保持板13が切りはずされるからである。図3
は、図2の横方向から視認した状態を示す図である。採
便保持板13は長板状であり、この部分に試料を挟み込
むことが可能である。又、この様に板状であり、試料の
採取に際してはこの板状の採便保持板13の間隙を通す
ことにより間隙間に定着させることができる。なお、両
側に位置する採便保持板13の外側面に不要な試料が付
着した場合には、拭き取ることにより必要量の試料を入
手できると共に管状スクイズ筒2に試料が不用意に付く
ことを防止でき挿入しやすくなる。図4は、管状スクイ
ズ筒2の断面図である。管状スクイズ筒2は略筒状より
なり、空洞20内に採便棒1を挿入可能に構成されてい
る。
【0021】従って、その一端には採便棒1の挿入可能
な開口部22を有している。尚、管状スクイズ筒2内周
面の開口部22近傍には採便棒1の連結部12の外周面
に配設された輪状突設部121と嵌着する輪状凹部24
を有しており、この部分により採便棒1の輪状突設部1
21が嵌着されることにより、管状スクイズ筒2に挿入
した採便棒1の不用意なる抜けや外れを防止できる。ま
た、採便棒1の連結部12の外周面に配設されたパッキ
ング14が管状スクイズ筒2内周面と液密状に密着する
ことから、採便棒1の採便保持板13部分に定着位置さ
せた試料が外部に漏れることを防止できる。次に管状ス
クイズ筒2の開口部22の他端方向には試料或いは緩衝
液や安定剤、検査溶剤等と試料が混合した懸濁液等を外
部に排出するための排出孔21を有しており、これによ
り管状スクイズ筒2内の例えば懸濁液等を容易に任意の
別の容器等に移すことができる。尚、この排出孔21の
部分には管状スクイズ筒2内部を液密に保つためのキャ
ップ3を螺合できるものであり、このキャップ3を着脱
自在に装着するための捩子部23を有している。
【0022】従って、必要に応じてキャップ3を締め、
また内容物を外部に排出するために取り外すことができ
る。尚、管状スクイズ筒2に予めキャップ3を締めてお
き、この管状スクイズ筒2内部に緩衝液や安定剤、検査
溶剤等を入れておいた上で、この開口部22に封をする
ことで、予め必要な溶剤等を管状スクイズ筒2を入れて
おくことができる。即ち、本器具の使用者が採便棒1に
より試料を採取した後、この管状スクイズ筒2の封を取
り外し、内部に必要な溶剤等を入れてある管状スクイズ
筒2に試料を採取した採便棒1をそのまま挿入でき、試
料を緩衝液や安定剤、検査溶剤等に簡単に漬けておくこ
とができる。この場合、使用者の使い勝手が向上するば
かりでなく試料が緩衝液や安定剤、検査溶剤等と混合し
やすくなることから懸濁液等の採取が容易になると共
に、試料の変質を防止できる等の多くの利点を有するこ
ととなる。併せて、管状スクイズ筒2を折り曲げ或いは
揉み或いは捩じる等により懸濁液等の採取が簡単にでき
る。この場合管状スクイズ筒2を折り曲げ或いは揉み或
いは捩じる等により採便保持板13が採便棒1の連結部
12から外され、採便保持板13間の試料が撹拌しやす
くなると共に採便保持板13が撹拌翼の役割を担い、懸
濁液等の採取がより容易かつ確実にできる。
【0023】この場合管状スクイズ筒2が例えば軟質樹
脂等にて構成されていると折り曲げ或いは揉み或いは捩
じるなどに際して極めて使い勝手が向上する。また管状
スクイズ筒2を透明や半透明な部材にて構成することに
より混合の状態が視認しやすくなる。これにより懸濁の
状態が判明し、必要に応じて管状スクイズ筒を揉み或い
は捩じる等して必要な状態にまで混合できる。図5は、
管状スクイズ筒2内部において採便保持板13が採便棒
1の連結部12から外れた状態を示す図である。従っ
て、採便保持板13間に位置していた試料はこの部分か
ら押し出され或いは剥がれて緩衝液や安定剤、検査溶剤
等と混合し、試料が全て混合されることとなり、均一な
懸濁液を得られる。即ちこの様な状態で必要に応じて更
に管状スクイズ筒2を揉み或いは捩じる等して混合で
き、かつ採便保持板13が空洞20内で掻き回され、撹
拌を促進し、懸濁液等を得ることができ、この後キャッ
プ3を外すことにより、この懸濁液等を他の容器などに
移すことができる。
【0024】図6は、採便棒1の他の実施例を示す図で
ある。本図に示す採便棒1は、その一端方向に略円柱形
の把持部11を有し、この把持部11よりやや小径の連
結部12及びこれに続く細長板状の採便保持板13から
なる。この連結部12には、まず把持部11方向にパッ
キング14を有しており、これに続いて若干間隔を開け
て輪状突設部121を有し、それに続いて連結部12自
体を管状スクイズ筒2の内径にほぼ合致する程度の任意
の幅の太径部123を設け、それに続いて連結部12を
太径部123よりやや細径となしている。この細径に続
いてまた管状スクイズ筒2の内径にほぼ合致する程度の
任意の幅の太径部123を設け、それに続いて二条の輪
状突起部122を有している。この輪状突起部122の
外周径は管状スクイズ筒2の内径にほぼ合致する程度径
を有するものである。この輪状突起部122に続いて連
結部12は徐々に細径となり、採便保持板13が続いて
配設されている。この採便保持板13と連結部12との
接続部分には切れ込み130を有する。この様な採便棒
1を採便保持板13方向から管状スクイズ筒2の空洞2
0内に挿入すると、パッキング14により連結部12と
管状スクイズ筒2とが閉鎖されることとなり、管状スク
イズ筒2の空洞20内を液密状に密封できる。
【0025】次に連結部12の輪状突設部121が管状
スクイズ筒2の凹部24に嵌め込まれ、これにより前記
挿入の際の位置決めを可能とする。尚、輪状突設部12
1と凹部24とが凹凸状態で嵌め込まれることから、管
状スクイズ筒2の空洞20内の例えば懸濁液等の外部へ
の流出を防止できる。次に連結部12の太径部123に
よっても管状スクイズ筒2の内周面と接触状態となるこ
とから、密封の程度を上げることができると共に管状ス
クイズ筒2の空洞20内の例えば懸濁液等の外部への流
出を防止できる。更に連結部12の輪状突起部122に
よっても管状スクイズ筒2の内周面と接触状態となるこ
とから、密封の程度を上げることができると共に管状ス
クイズ筒2の空洞20内の例えば懸濁液等の外部への流
出を防止できる。以上の様に輪状突設部121やパッキ
ング14により管状スクイズ筒2の空洞20内の密封性
を高めて外部への漏れを防止でき、かつ必要に応じて太
径部123や輪状突起部122を設け密封の程度や漏れ
の防止を適宜定めることができる。
【0026】尚、管状スクイズ筒2の空洞20内の密封
性は高いものであることは必要であるが、必要に応じて
適宜空洞20内の懸濁液等の外部への流出を防止できる
程度の液密性を保つ密封状態であってもよい。即ち、余
りにも密封性を高めた場合には、管状スクイズ筒2内に
採便棒1を挿入した際に、管状スクイズ筒2の空洞20
内が高圧状態となり、例えばキャップを外す際に内部溶
液が噴出してしまうなどの恐れがある。従って、液密性
を保つ密封状態であれば良く、管状スクイズ筒2の空洞
20内の液体等が外部に漏れない程度の液密性を保つ密
封状態であればよい。この場合、太径部123や輪状突
起部122の外径は、管状スクイズ筒2の内径よりもや
や太径であってもよい反面、これと同形程度であって
も、或いは空洞20内の液体等が外部に漏れない程度の
管状スクイズ筒2の内径よりもやや細径であってもよい
ものである。前述の様にパッキング14により液密性を
保つ密封状態を得られればこれだけを有するものであっ
てもよく、必要に応じて輪状突設部121、太径部12
3、輪状突起部122を任意に用いればよい。また、パ
ッキング14を用いずに輪状突設部121、太径部12
3、輪状突起部122のいずれか一又は任意の複数を用
いるものであってもよい。
【0027】
【発明の効果】1、本発明に係る試料採取用器具により
試料の採取に際して、試料の必要量に応じた採取を可能
とし、少量の試料の採取の他一定量以上の任意の量の試
料の採取ができると共、必要とする定量をきっちりと採
取出来るという第一の効果を有する。特に板状の採便保
持板の大きさや形状、或いは間隔を任意に定められ、採
取すべき量の調整が簡単にできる。 2、次に、採取した試料を管状スクイズ筒内で混合で
き、別の容器等に移さずとも懸濁液を容易に得られると
いう第二の効果を有する。特に管状スクイズ筒を折り曲
げ或いは揉むなどを行うことにより管状スクイズ筒内で
の混合を簡単に行えるばかりでなく採便保持板が連結部
より外れて、採便保持板間の試料がより混合しやすくな
ると共に採便保持板が撹拌翼として、更なる混合の促進
が図れ、均一な懸濁液が簡単に得られる。 3、試料の運搬及び保存に極めて便利であるという第三
の効果を有する。 4、更に使用者にとっては簡単な試料の採取を可能とす
ると共に、検査に際しても簡単に均一な懸濁液が簡単に
得られていることから、この器具から検査用具に移し代
えればそのまま検査が行え、かつ本器具内に試料が残存
するという弊害を防げるものであり、使用者の便と共に
より簡単かつ確実なる検査の便にも期するという第四の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る試料採取用器具の一実施の状態
を示す図
【図2】 本発明に係る試料採取用器具の採便棒の一実
施の状態を示す図
【図3】 本発明に係る試料採取用器具の採便棒の一実
施の状態を示す図
【図4】 本発明に係る試料採取用器具の管状スクイズ
筒の一実施の断面状態を示す図
【図5】 本発明に係る試料採取用器具の使用時におけ
る採便保持板が外れた状態を示す図
【図6】 本発明に係る試料採取用器具の採便棒の他の
一実施の状態を示す図
【符号の説明】
1 採便棒 11 把持部 12 連結部 121 突設部 122 突起部 123 太径部 13 採便保持板 130 切れ込み 131 凸部 14 パッキング 2 管状スクイズ筒 20 空洞 21 排出孔 22 開口部 23 捩子部 24 凹部 3 キャップ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部11とこの把持部11に連接する
    連結部12とこの連結部12に連接する採便保持板13
    とからなる採便棒1と、 この採便棒1の採便保持板13を着脱自在に挿入し、少
    なくとも該採便保持板13を液密状態で密封可能に覆う
    管状スクイズ筒2とを有する試料採取用器具であって、 前記採便保持板13は少なくとも二つの板状の採便保持
    板を間隔を有してその面同志を向かい合わせて配設し、 採取すべき試料を前記採便保持板13間に位置させた
    上、管状スクイズ筒2により液密状態で密封可能に覆う
    ことを特徴とする試料採取用器具。
  2. 【請求項2】 前記採便棒1は、円柱形状の把持部11
    と、この把持部11に連接する円柱形状の連結部12
    と、この連結部12に連接する採便保持板13とからな
    り、採便棒1の採便保持板13部分と連結部12を管状
    スクイズ筒2に挿入することにより液密状態に密封可能
    であることを特徴とする請求項1記載の試料採取用器
    具。
  3. 【請求項3】 採便棒1の連結部12にパッキング14
    を有し、このパッキング14により管状スクイズ筒2と
    採便棒1とを液密状態で密封可能に覆うことを特徴とす
    る請求項1又は2のいずれかに記載の試料採取用器具。
  4. 【請求項4】 採便棒1の連結部12に突設部121を
    有し、管状スクイズ筒2に採便棒1の採便保持板13を
    液密状態で密封した際に前記突設部121に接する位置
    に前記管状スクイズ筒2の凹部24を有し、 液密状態で密封した場合には前記突設部121が前記凹
    部24に嵌入し、液密位置を位置決め可能としたことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の試料採取
    用器具。
  5. 【請求項5】 採便棒1の連結部12の突設部121が
    輪状突設部であり、筒状スクイズ筒2の凹部24が輪状
    凹部であることを特徴とする請求項4に記載の試料採取
    用器具。
  6. 【請求項6】 採便棒1の連結部12に略輪状の突起部
    122を設け、管状スクイズ筒2に採便棒1の採便保持
    板13を挿入した際に、この突起部122の外周が管状
    スクイズ筒2の内周面に接することにより管状スクイズ
    筒2の空洞20内の試料等の内容物が外部に漏れること
    を防止することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    に記載の試料採取用器具。
  7. 【請求項7】 管状スクイズ筒2に排出孔21を有する
    と共に、該排出孔21に着脱自在に被さるキャップ3を
    有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
    載の試料採取用器具。
  8. 【請求項8】 前記採便保持板13は、三つの板状の採
    便保持板13をそれぞれ間隔を有してその面同志を向か
    い合わせて並設して、板状の採便保持板13間に構成さ
    れた間隔を二つ設け、該間隔内に採取すべき試料を位置
    させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記
    載の試料採取用器具。
  9. 【請求項9】 前記面同志を向かい合わた採便保持板1
    3の、少なくとも一面に凸部131を設けたことを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれかに記載の試料採取用器
    具。
  10. 【請求項10】 前記面同志を向かい合わた採便保持板
    13の、少なくとも一面にシボ加工を施したことを特徴
    とする請求項1乃至9のいずれかに記載の試料採取用器
    具。
  11. 【請求項11】 前記採便保持板13と連結部12との
    連接部分に切れ込み130又はスリットを有することを
    特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の試料採
    取用器具。
  12. 【請求項12】 前記管状スクイズ筒2が軟質合成樹脂
    より構成されたことを特徴とする請求項1乃至11のい
    ずれかに記載の試料採取用器具。
  13. 【請求項13】 前記管状スクイズ筒2が透明又は半透
    明の部材により構成されたことを特徴とする請求項1乃
    至12のいずれかに記載の試料採取用器具。
  14. 【請求項14】 前記管状スクイズ筒2内に予め緩衝液
    や安定剤、検査溶剤等を入れておくと共に、この管状ス
    クイズ筒2内の採便棒1を挿入する開口部22を開封自
    在に密封しておき、使用時に前記開口部22を開封して
    試料を位置させた採便保持板13を該管状スクイズ筒2
    に挿入することにより、試料を緩衝液や安定剤、検査溶
    剤等と混合可能としたことを特徴とする請求項1乃至1
    3のいずれかに記載の試料採取用器具。
  15. 【請求項15】 前記管状スクイズ筒2内に緩衝液や安
    定剤、検査溶剤等を入れると共に、この管状スクイズ筒
    2に試料を位置させた採便保持板13を挿入し、管状ス
    クイズ筒2を折り曲げ又は揉むことにより採便保持板1
    3を採便棒1の連結部12と切り離し、管状スクイズ筒
    2内で試料と緩衝液や安定剤、検査溶剤等とを混合可能
    としたことを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに
    記載の試料採取用器具。
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