JP2003040802A - イオントフォレーシス用の組成物 - Google Patents

イオントフォレーシス用の組成物

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JP2003040802A
JP2003040802A JP2001227082A JP2001227082A JP2003040802A JP 2003040802 A JP2003040802 A JP 2003040802A JP 2001227082 A JP2001227082 A JP 2001227082A JP 2001227082 A JP2001227082 A JP 2001227082A JP 2003040802 A JP2003040802 A JP 2003040802A
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pharmaceutical composition
iontophoresis
fatty acid
treatment
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Kenichi Goto
健一 後藤
Suehiro Hitani
季宏 檜谷
Yoshihiro Tokutome
嘉寛 徳留
Yasunori Inaoka
靖規 稲岡
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Pola Chemical Industries Inc
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電離性薬効成分の経皮吸収効果を
高める方法、及びイオントフォレーシス用の医薬組成物
を提供することを課題とする。 【解決手段】イオントフォレーシス用の医薬組成物に、
1)電離性薬効成分として、特に、デキサメタゾンリン
酸エステル及び/又はその塩、2)ショ糖の中鎖脂肪酸
エステル(炭素数6〜10)、特に、ショ糖カプリン酸
エステルを含有させ、更に、10mM〜20mMのく塩
酸緩衝液によりpHが4〜5に調整させることにより、
電離性薬効成分を効率的に経皮透過させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬組成物に関
し、更に詳細にはイオントフォレーシス用の医薬組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】イオントフォレーシスは、皮膚からの有
効成分の吸収において、電流を負荷することにより、前
記薬効成分の吸収を促進させる技術であり、この様な技
術の対象となる薬効成分としては、水などの媒体に溶け
たときにイオンを生ずる電離性の薬効成分が好ましいこ
とが既に知られている。この時、緩衝剤などを存在させ
pHを調整して、電離を促進することが、その効果を高
めることも既に知られている。この様なイオントフォレ
ーシスの対象薬剤となる電離性薬効成分としては、デキ
サメタゾンリン酸エステルとその塩やプラステロン硫酸
とその塩などの電離性ステロイド、特に、ステロイドの
リン酸エステル乃至硫酸エステル、ジクロフェナックと
その塩、イブプロフェンとその塩、ケトチフェンとその
塩、インドメタシンとその塩などの抗炎症剤が挙げられ
ている。しかしながら、pHの調整において、全ての電
離要素が電離するpHを設定することが重要な訳ではな
く、特定の電離状況を促すpHを設定することが重要で
あることは全く知られていなかったし、この様な特定の
電離を促すpHの設定に於いても、緩衝塩の濃度や種類
が重要な要素になることも全く知られていなかった。加
えて、この様なイオントフォレーシスに於ける非イオン
界面活性剤の役割については全く知られていなかった
し、かかる非イオン界面活性剤の内、ショ糖脂肪酸エス
テルが、ショ糖脂肪酸エステルでも中鎖の脂肪酸エステ
ルが好ましいことは全く知られていなかった。
【0003】従って、1)電離性薬効成分と2)ショ糖
の中鎖脂肪酸エステルを含有することを特徴とする、イ
オントフォレーシス用の医薬組成物、或いは、pHが4
〜5に調整されていることを特徴とする、イオントフォ
レーシス用の医薬組成物は全く知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、電離性薬効成分の経皮吸収効
果を更に高める、イオントフォレーシス用の医薬組成物
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、電離性薬効成分の経皮吸収効果を更に高める、イオ
ントフォレーシス用の医薬組成物を求めて、鋭意研究努
力を重ねた結果、1)電離性薬効成分と2)ショ糖の中
鎖脂肪酸エステルを含有することを特徴とする、イオン
トフォレーシス用の医薬組成物及び/又はpHが4〜5
に調整されていることを特徴とする、イオントフォレー
シス用の医薬組成物にその様な特性が具備されているこ
とを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明
は以下に示す技術に関するものである。 (1)1)電離性薬効成分と2)ショ糖の中鎖脂肪酸エ
ステルを含有することを特徴とする、イオントフォレー
シス用の医薬組成物。 (2)ショ糖中鎖脂肪酸エステルを構成する中鎖脂肪酸
が、炭素数6〜10であることを特徴とする、(1)に
記載のイオントフォレーシス用の医薬組成物。 (3)ショ糖中鎖脂肪酸エステルを構成する中鎖脂肪酸
がカプリン酸であることを特徴とする、(1)又は
(2)に記載のイオントフォレーシス用の医薬組成物。 (4)pHが、緩衝液により4〜5に調整されているこ
とを特徴とする、(1)〜(3)の何れか一に記載のイ
オントフォレーシス用の医薬組成物。 (5)緩衝液が、クエン酸緩衝液、リン酸緩衝液、乳酸
緩衝液の何れかであることを特徴とする、(1)〜
(4)の何れか一に記載のイオントフォレーシス用の医
薬組成物。 (6)緩衝塩の濃度が10〜20mMであることを特徴
とする、(4)又は(5)に記載のイオントフォレーシ
ス用の医薬組成物。 (7)(1)〜(3)何れか1項に記載の組成物である
ことを特徴とする、(4)〜(6)何れか1項に記載の
イオントフォレーシス用の医薬組成物。 (8)電離性薬効成分としてデキサメタゾンリン酸エス
テル及び/又はその塩を含有することを特徴とする、
(1)〜(7)何れか1項に記載のイオントフォレーシ
ス用の医薬組成物。 以下、本発明について詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)ショ糖中鎖脂肪酸エステル
を構成する中鎖脂肪酸の種類 イオントフォレーシス用の医薬組成物は、ショ糖中鎖脂
肪酸エステルを含有することを特徴とする。更に、中鎖
脂肪酸の炭素数は、6〜10であることを特徴とする。
ショ糖に結合する中鎖脂肪酸の種類は、カプロン酸、エ
ナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸から
選ばれ、好ましくは、カプリン酸である。ショ糖カプリ
ン酸エステルの含有量は、0.01〜100mMが好ま
しく、更に好ましくは、0.1〜10mMであり、最も
好ましくは、1〜5mMである。これは、多すぎても、
電離性薬効成分の経皮吸収促進効果が頭打ちとなり、少
なすぎると電離性薬効成分の経皮吸収促進効果を示さな
いからである。
【0007】(2)本発明で用いられるイオントフォレ
ーシス用の医薬組成物である電離性薬効成分 本発明に用いられる電離性薬効成分は、ステロイド系抗
炎症剤から選ばれることを特徴とする。電離性のステロ
イド系抗炎症剤の種類としては、コハク酸ヒドロコルチ
ゾンナトリウム、リン酸ヒドロコルチゾンナトリウム、
デキサメタゾンリン酸ナトリウム、デキサメタゾン硫酸
ナトリウム、デキサメタゾンメタスルホベンゾエートナ
トリウム、リン酸ベタメタゾンナトリウム、コハク酸プ
レドニゾロンナトリウム、リン酸プレドニゾロンナトリ
ウム、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウムから選
ばれることが好ましく、最も好ましくは、デキサメタゾ
ンリン酸ナトリウムである。イオントフォレーシス用の
医薬組成物中の電離性のステロイド系抗炎症剤の含有量
は、0.001〜10重量%が好ましく、更に好ましく
は、0.01〜5重量%であり、最も好ましくは、0.
1〜3重量%である。これは、多すぎても、電離性のス
テロイド系抗炎症剤の薬理効果が頭打ちとなり、少なす
ぎると十分な薬理効果を示さないからである。
【0008】(3)本発明に用いられるイオントフォレ
ーシス用の医薬組成物のpH値 本発明に用いられるイオントフォレーシス用の医薬組成
物は、電離性のステロイド系抗炎症剤の経皮吸収を効率
的に促進するために緩衝液によりpHが調製されること
を特徴とする。特に、電離性のステロイド系抗炎症剤と
して、デキサメタゾンリン酸ナトリウムを用いた場合、
pHは、4〜5が好ましく、最も好ましくは、pHが
4.5である。ここで用いられる緩衝液の種類は、リン
酸緩衝液、乳酸緩衝液、クエン酸緩衝液が挙げられ、好
ましくは、クエン酸緩衝液である。これは、クエン酸緩
衝液でpHを4.5に調製したときが、最もデキサメタ
ゾンリン酸ナトリウムの経皮吸収促進に効果的であった
からである。pH調製に用いる緩衝液の塩の濃度は、1
〜100mMが好ましく、更に好ましくは、10〜20
mMである。これは、この範囲が最も経皮吸収を効率的
に促進するからである。
【0009】(4)Franz型拡散セルを用いたイオ
ントフォレーシス実験方法 HWY系ヘアレスラットの腹部摘出皮膚をFranz型
拡散セルに装着する。電極は、リング型電極(銀)と針
型電極(塩化銀)を用い、リング型電極(銀)を摘出皮
膚真皮側に、針型電極(塩化銀)を摘出皮膚表皮側に接
触させる。Franz型拡散セルのレセプター側を生理
食塩水でsink状態に満たし、ドナー側に電離性の抗
炎症ステロイドである0.4%デキサメタゾンリン酸ナ
トリウム溶液を投与し、イオントフォレーシス用電源装
置にリング型電極(+、銀)と針型電極(―、塩化銀)
を接続し電流(mA)を流した。その後、一定時間毎に
レセプターの生理食塩水を採取し(採取後同量を補
充)、HPLCにより薬物透過量を測定した。更に、横
軸に通電後の時間、縦軸に薬物の累積透過量をとり、グ
ラフ化し、直線部分の傾きからflux(μg/cm2
/hr)を算出し、経皮透過促進効果を考察した。
【0010】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定されるものではない。
【0011】<実施例1> (デキサメタゾンリン酸ナトリウムの経皮透過に於ける
pHの影響)常法により、Franz型拡散セルを用い
たイオントフォレーシス実験を行い、20mMリン酸緩
衝液により、ドナー側に電離性の抗炎症ステロイドであ
る0.4%デキサメタゾンリン酸ナトリウム溶液のpH
を変えることにより、薬物の経皮透過に対する影響をみ
た。結果を表1に示す。尚、水溶液:pH7〜8に於け
る薬物のFluxを1として、他のものを換算した。p
H4.5の時にFluxが、1.28と最も薬物の経皮
透過を促進した。他に、Fluxについて、pH4の時
は1.24,pH5の時は1.13と良好な値が得られ
た。以上のように、pH4〜5の値の時に、薬物の経皮
透過が促進されることが分かる。
【0012】
【表1】
【0013】<実施例2> (デキサメタゾンリン酸ナトリウムの経皮透過に於ける
pH調製に用いられる緩衝液の種類の影響)常法によ
り、Franz型拡散セルを用いたイオントフォレーシ
ス実験を行い、ドナー側に電離性の抗炎症ステロイドで
ある0.4%デキサメタゾンリン酸ナトリウム溶液のp
Hを各種緩衝液により、4.5に設定し、薬物の経皮透
過のFluxに対する影響をみた。結果を表2に示す。
尚、水溶液:pH7〜8に於ける薬物のFluxを1と
して、他のものを換算した。10mMクエン酸緩衝液に
よりpHを調製することが、薬物のFluxに対して効
果的に促進することが分かった。
【0014】
【表2】
【0015】<実施例3> (デキサメタゾンリン酸ナトリウムの経皮透過に於ける
配糖体の種類の影響)常法により、Franz型拡散セ
ルを用いたイオントフォレーシス実験を行い、ドナー側
に電離性の抗炎症ステロイドである0.4%デキサメタ
ゾンリン酸ナトリウム溶液のpHをクエン酸緩衝液で
4.5に調製し、各種配糖体による薬物の経皮透過のF
luxに対する影響をみた。結果を表3に示す。尚、1
0mMクエン酸緩衝液で、pH4.5に於ける薬物のF
luxを1として、他のものを換算した。2mMショ糖
カプリン酸エステルにより薬物のFluxに対して効果
的に促進することが分かった。
【0016】
【表3】
【0017】<実施例4> (デキサメタゾンリン酸ナトリウムの経皮透過に於ける
ショ糖カプリン酸エステルの濃度の影響)常法により、
Franz型拡散セルを用いたイオントフォレーシス実
験を行い、ドナー側に電離性の抗炎症ステロイドである
0.4%デキサメタゾンリン酸ナトリウム溶液のpHを
クエン酸緩衝液で4.5に調製し、ショ糖カプリン酸エ
ステルの各種添加濃度に於ける薬物の経皮透過のFlu
xに対する影響をみた。結果を表4に示す。尚、10m
Mクエン酸緩衝液で、pH4.5に於ける薬物のFlu
xを1として、他のものを換算した。表4から2mMの
ショ糖カプリン酸エステルにより薬物のFluxに対し
て効果的に促進することが分かった。更に、1mM及び
4mMのショ糖カプリン酸エステルの添加による薬物の
Fluxも促進したが、2mM濃度が効果的であった。
ここで用いられたイオントフォレーシス用の医薬組成物
中においては、薬物のFluxを促進するショ糖カプリ
ン酸エステルの最適濃度があると思われる。
【0018】
【表4】
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、1)電離性薬効成分と
2)ショ糖の中鎖脂肪酸エステルを含有し、且つ、pH
を4〜5に調整することにより、イオントフォレーシス
用の医薬組成物中の電離性薬物を効率的に経皮透過させ
る方法及び組成物を提供することが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/24 A61K 47/24 47/26 47/26 A61P 29/00 A61P 29/00 43/00 105 43/00 105 (72)発明者 稲岡 靖規 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560番地 ポ ーラ化成工業株式会社戸塚研究所内 Fターム(参考) 4C076 AA11 BB31 CC04 CC26 DD22 DD26 DD43 DD68 FF11 FF33 FF61 FF68 4C084 AA02 AA17 AA27 BA36 BA44 CA59 MA05 MA17 MA63 NA05 NA10 NA11 NA14 ZA892 ZB112 ZB212 4C086 AA01 AA02 DA10 MA01 MA05 MA17 MA63 NA05 NA10 NA11 NA14 ZA89 ZB11 ZB21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1)電離性薬効成分と2)ショ糖の中鎖
    脂肪酸エステルを含有することを特徴とする、イオント
    フォレーシス用の医薬組成物。
  2. 【請求項2】 ショ糖中鎖脂肪酸エステルを構成する中
    鎖脂肪酸が、炭素数6〜10であることを特徴とする、
    請求項1に記載のイオントフォレーシス用の医薬組成
    物。
  3. 【請求項3】 ショ糖中鎖脂肪酸エステルを構成する中
    鎖脂肪酸がカプリン酸であることを特徴とする、請求項
    1又は2に記載のイオントフォレーシス用の医薬組成
    物。
  4. 【請求項4】 pHが、緩衝液により4〜5に調整され
    ていることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に
    記載のイオントフォレーシス用の医薬組成物。
  5. 【請求項5】 緩衝液が、クエン酸緩衝液、リン酸緩衝
    液、乳酸緩衝液の何れかであることを特徴とする、請求
    項1〜4の何れか一項に記載のイオントフォレーシス用
    の医薬組成物。
  6. 【請求項6】 緩衝塩の濃度が10〜20mMであるこ
    とを特徴とする、請求項4又は5に記載のイオントフォ
    レーシス用の医薬組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3何れか1項に記載の組成物
    であることを特徴とする、請求項4〜6何れか1項に記
    載のイオントフォレーシス用の医薬組成物。
  8. 【請求項8】 電離性薬効成分としてデキサメタゾンリ
    ン酸エステル及び/又はその塩を含有することを特徴と
    する、請求項1〜7何れか1項に記載のイオントフォレ
    ーシス用の医薬組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006298850A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Shiseido Co Ltd イオントフォレーシスによるトラネキサム酸の経皮送達
WO2007083664A1 (ja) 2006-01-17 2007-07-26 Nippon Soda Co., Ltd. 吸液性基材

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