JP2003038384A - ペーパーホルダー - Google Patents

ペーパーホルダー

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JP2003038384A
JP2003038384A JP2001232533A JP2001232533A JP2003038384A JP 2003038384 A JP2003038384 A JP 2003038384A JP 2001232533 A JP2001232533 A JP 2001232533A JP 2001232533 A JP2001232533 A JP 2001232533A JP 2003038384 A JP2003038384 A JP 2003038384A
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paper
roll
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English (en)
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Yoji Kato
庸二 加藤
Toshiaki Fukuda
俊明 福田
Nobuo Tsuda
信雄 津田
Masanori Miyata
雅則 宮田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロールペーパーの使用量を求め、予め設定し
た適正量以上を使用したときに使い過ぎを抑制する報知
および処置の可能なペーパーホルダーを実現する。 【解決手段】 ロールペーパー31の表面に赤外線を照
射して、その反射光の強度の強弱を検出する赤外線発光
素子36aおよび赤外線受光素子36bと、この赤外線
受光素子36bの検出された動作状態のうち、所定時間
を超えるロールペーパー31が引き出される動作状態が
所定回数を超えるときに、ロールペーパー31の使用量
が予め設定された所定値を超えたときに、過多使用の指
令信号を出力する制御装置37とを有することにより使
い過ぎを抑制する報知および処置ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロールペーパーを
回転可能に保持するペーパーホルダーに関するものであ
って、特にロールペーパーの使用量を求めて使い過ぎを
抑制する報知および処置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のペーパーホルダーでは、
便器近傍の壁面に設置され、巻き物(ロール)状に形成
されたロールペーパーの芯部に円筒状の保持部材が挿入
され、ロールペーパーが回転するように保持されてい
る。
【0003】そして、ロールペーパーの末端を適当な長
さに引き出してカットするようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ペーパーホルダーによれば、ロールペーパーの引き出し
が容易に引き出せるため、比較的多めに引き出して使用
後に便器内に投入しているのが一般的である。しかも、
使用者の個人差によってロールペーパーの引き出し頻度
および一回あたりの引き出し量が異なるが、概して多め
に使用されるのが一般的と考えられる。
【0005】また、一般的に一回あたりの排便における
適切なロールペーパーの使用量は、健康な排便の人にお
いて、一回の切り取り量が約80cm程度で3〜5回程
度できれいに洗浄できるといわれているが、特に神経質
な人やお腹の状態がすぐれない人などでは多量のロール
ペーパーが使用される。このようなときに水洗トイレに
おいては、使用後の多量のロールペーパーと汚物を一気
に排水すると、便器の排水管が詰まってしまう排水詰ま
りの故障が希に起きることがある。
【0006】また、発明者は、或るオフィスビルにおけ
る水洗トイレの不具合について調査をしてみた。その結
果、一年間に在籍者1000人あたり22件の排水詰ま
りの故障が発生していた。その22件の故障の原因の内
訳は、82%がロールペーパーの使い過ぎによる紙詰ま
りであり、残りがポールペンなどその他の事務用品など
の異物を落としてしまい排水管のトラップ部での排水詰
まりであった。これらの排水詰まりは、設備管理者の点
検維持の煩わしさのみならず、使用者にとっても不便、
不快が伴なう問題である。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記点を鑑みた
もので、ロールペーパーの使用量を求め予め設定した適
正量以上を使用したときに使い過ぎを抑制する報知およ
び処置の可能なペーパーホルダーを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1ないし請求項12に記載の技術的手段を採
用する。すなわち、請求項1の記載の発明では、トイレ
内に設置され、ロールペーパー(31)を回転可能に保
持するペーパーホルダーにおいて、ロールペーパー(3
1)の使用量を検出する検出手段(36)と、この検出
手段(36)により検出されたロールペーパー(31)
の使用量が予め設定された所定値を超えたときに、過多
使用の指令信号を出力する制御手段(37)とを有する
ことを特徴としている。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、ロールペ
ーパー(31)の使用量を検出し、その使用量が所定値
を超えたときに過多使用の指令信号を出力する制御手段
(37)とを有することにより、概して無意識に多めに
使用されてしまうロールペーパー(31)の使用量を抑
制することができるとともに、所定値を超えたペーパー
が水洗トイレ内に投入される頻度が少なくなり紙詰まり
による排水詰まりを未然に防止できる。
【0010】請求項2に記載の発明では、検出手段(3
6)は、ロールペーパー(31)が引き出されたときと
ロールペーパー(31)が静止しているときとの動作状
態が判別できることを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、検出手段
(36)が引き出されたときと静止しているときとの動
作状態が判別できることにより、動作状態のうちで引き
出されたときの状態を検出することで、例えば引き出さ
れたときの状態の所用時間を求めることで、ロールペー
パー(31)の引き出し量を求めることができる。
【0012】請求項3に記載の発明では、制御手段(3
7)は、検出手段(36)により検出された動作状態の
うち、所定時間を超えるロールペーパー(31)が引き
出される動作状態が所定回数を超えるときに、ロールペ
ーパー(31)の使用量が予め設定された所定値を超え
たとして過多使用の指令信号を出力することを特徴とし
ている。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、一回あた
りの引き出し量や引き出し回数などを予め設定しておい
て、この設定された所定時間および所定回数を超えたと
きに、過多使用の指令信号を出力することにより、従
来、無意識に多めに引き出されてしまうロールペーパー
(31)の使用量を抑制することができる。
【0014】請求項4に記載の発明では、便器に洗浄水
を放水するための開閉手段(11)が設けられるととも
に、開閉手段(11)を自動開弁するアクチュエータを
有する水洗トイレ洗浄装置と組み合わされ、ロールペー
パー(31)の使用量が所定値を超えたときに、制御手
段(37)は、過多使用の指令信号が放水指令信号であ
って、アクチュエータに放水指令信号が出力され、開閉
手段(11)が自動開弁されるように制御することを特
徴としている。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、所定値を
超えたロールペーパー(31)が投入される前に水洗ト
イレが排水されてしまうため、紙詰まりによる排水詰ま
りを未然に防止することが可能となる。
【0016】請求項5に記載の発明では、ロールペーパ
ー(31)の過多使用の警告をトイレ使用者に報知する
ための報知手段(39a、39b)が設けられ、ロール
ペーパー(31)の使用量が所定値を超えたときに、制
御手段(37)は、過多使用の指令信号が報知指令信号
であって、報知手段(39a、39b)に報知指令信号
が出力され、報知手段(39a、39b)が作動される
ように制御することを特徴としている。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、また、報
知手段(39a、39b)が作動されるように制御する
ことにより、水洗トイレ使用者に使い過ぎの報知できる
ためロールペーパー(31)の使用量を抑制できる。
【0018】請求項6に記載の発明では、報知手段(3
9a、39b)は、警告音や音声を発する報知器(39
a)または警告を目視によって表示する警告表示器(3
9b)のいずれかひとつが設けられ、ロールペーパー
(31)の使用量が所定値を超えたときに、制御手段
(37)により報知器(39a)または警告表示器(3
9b)のいずれかが作動されトイレ使用者に報知するこ
とを特徴としている。
【0019】請求項6に記載の発明によれば、具体的な
報知手段(39a、39b)として報知器(39a)ま
たは警告表示器(39b)によって報知することによ
り、水洗トイレ使用者に確実に使い過ぎの報知ができ
る。
【0020】請求項7に記載の発明では、一端がロール
ペーパー(31)の芯部(31a)に挿入されてロール
ペーパー(31)を回転可能に保持するとともに、他端
にロールペーパー(31)の回転を抑制する制動手段
(40)を有する保持部材(32a)が設けられ、報知
手段(40)は、ロールペーパー(31)の使用量が所
定値を超えたときに、制御手段(37)により制動手段
(40)が作動されトイレ使用者に報知することを特徴
としている。
【0021】請求項7に記載の発明によれば、ロールペ
ーパー(31)の回転を抑制する制動手段(40)を作
動させることで、一回毎の引き出し量が抑制されること
になるので使用量の抑制とともに、使い過ぎの報知がで
きる。
【0022】請求項8に記載の発明では、ロールペーパ
ー(31)の表面に赤外線または超音波のいずれかを照
射して、その反射光または反射波のいずれかの強度の強
弱を検出する赤外線センサー(36a、36b)または
超音波センサーのいずれかが設けられ、検出手段(3
6)は、赤外線センサー(36a、36b)または超音
波センサーのいずれかによってロールペーパー(31)
の動作状態を検出することを特徴としている。
【0023】請求項8に記載の発明によれば、赤外線セ
ンサー(36)や超音波センサーの検出値は、ロールペ
ーパー(31)が引き出されたときとロールペーパー
(31)が静止しているときとの判別が確実に区別でき
るため、使用量を求める時に正確な使用量を求めること
ができる。
【0024】請求項9に記載の発明では、ロールペーパ
ー(31)の回転を検出する回転センサー(36d)お
よびロールペーパー(31)のロール外径の変位量を検
出する変位量検出手段(36e)が設けられ、検出手段
(36)は、回転センサー(36d)および変位量検出
手段(36e)によってロールペーパー(31)の使用
量を検出することを特徴としている。
【0025】請求項9に記載の発明によれば、ロールペ
ーパー(31)が引き出されるとロール外径が小さくな
る。そこで、本発明ではロールペーパー(31)の回転
数およびロール外径の変位量を検出する回転センサー
(36d)および変位量検出手段(36e)により容易
に使用量を求めることができる。
【0026】請求項10に記載の発明では、回転センサ
ー(36d)は、一端がロールペーパー(31)の芯部
(31a)に挿入されてロールペーパー(31)を回転
可能に保持する保持部材(32a)に設けられ、ロール
ペーパー(31)の回転を検出することを特徴としてい
る。
【0027】請求項10に記載の発明によれば、また、
回転センサー(36d)が保持部材(32a)に設けら
れることにより、上記赤外線センサー(36)や超音波
センサーと同様に正確な使用量を求めることができる。
【0028】請求項11に記載の発明では、ロールペー
パー(31)が引き出されているときにロールペーパー
(31)の振動を検出する振動センサー(36c)が設
けられ、検出手段(36)は、振動センサー(36c)
によってロールペーパー(31)の動作状態を検出する
ことを特徴としている。
【0029】請求項11に記載の発明によれば、また、
振動センサー(36c)においても上記同様に正確な使
用量を求めることができる。
【0030】請求項12に記載の発明では、ロールペー
パー(31)の上方に覆い被さるように、ロールペーパ
ー(31)を切るための紙切り部材(35)が配設され
るとともに、検出手段(36)は、紙切り部材(35)
に設けられ、ロールペーパー(31)の動作状態を検出
することを特徴としている。
【0031】請求項12に記載の発明によれば、ロール
ペーパー(31)が引き出されたときとロールペーパー
(31)が静止しているときとで、紙切り部材(35)
の動きは、確実に異なるため、この紙切り部材(35)
に検出手段(36)を設けることにより、動作状態の検
出が容易に検出できる。
【0032】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0033】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
第1実施形態を図1ないし図5に基いて説明する。ま
ず、図1は、本発明のペーパーホルダーを洋式便器タイ
プの水洗トイレに適用したものである。図1に示すよう
に、1は自動水栓付き洋式便器、2はこの自動水栓付き
洋式便器1のリモートコントローラである。3は、ロー
ルペーパーを保持するペーパーホルダーである。リモー
トコントローラ2およびペーパーホルダー3は、自動水
栓付き洋式便器1の近傍の壁面に設置されている。
【0034】自動水栓付き洋式便器1には、局部洗浄器
(図示せず)、暖房シート(図示せず)、温風乾燥器
(図示せず)および便器洗浄用の洗浄水を放水するため
の開閉手段である吐水弁11が設けられている。
【0035】これらの機能は、リモートコントローラ2
からの指令信号により制御されている。本実施形態で
は、リモートコントローラ2に設けられた発信部材21
から自動水栓付き洋式便器1に設けられた受信部材12
に向けて指令信号が通信によって出力されて各機能が実
行されるように構成されている。
【0036】次に、ペーパーホルダー3は、使用者が便
器を使用した後に局部を洗浄するためのトイレットペー
パーであって、一般的にはロール状(巻き紙)に形成さ
れたロールペーパー31が回転可能に保持されている。
【0037】そして、本実施形態では、このペーパーホ
ルダー3は、ロールペーパー31が引き出されるとき
と、静止しているときとを判別してロールペーパー31
の動作状態を検出し、検出された動作状態のうち、所定
時間を超える引き出される動作状態が所定回数を超える
ときに、ロールペーパー31の使用量が予め設定された
所定値を超えたときに、過多使用の指令信号を出力する
ように構成されている。
【0038】まず、このロールペーパー31は、図2お
よび図3に示すように、ロールペーパー31の芯部31
aに、保持部材である第1および第2保持部材32a、
32bが左右から挿入されて回転可能に保持されてい
る。また、この第1および第2保持部材32a、32b
には、それぞれ第1、第2クリップ部材32c、32d
が設けられ、その第1、第2クリップ部材32c、32
dにより芯部31aの内周に摩擦を有して接している。
【0039】さらにこの第1、第2保持部材32a、3
2bは、それぞれ第1、第2支持枠33a、33bに支
持されている。これにより、ロールペーパー31と第1
および第2保持部材32a、32bとが一体に結合され
て回転可能に第1、第2支持枠33a、33bに支持さ
れている。
【0040】そして、第2支持枠33bが台座34に固
定され、第1支持枠33aは、蝶番(図示せず)を介し
て台座34に開閉自在に固定されている。これにより、
ロールペーパー31の装着時には、第1支持枠33aを
外側に開いて、ロールペーパー31の芯部31aに第2
保持部材32bを挿入させた後、一方の芯部31aに第
1保持部材32aを挿入しながら第1支持枠33aを内
側に閉じるようにして装着する。
【0041】なお、脱着については第1支持枠33aを
外側に開くことにより、芯部31aを脱着できるように
してある。また、第1および第2保持部材32a、32
bには、それぞれクリップ32bを有し、そのクリップ
32bが芯部31aの内周を押すように挿入されてい
る。
【0042】また、ロールペーパー31の上方に覆い被
さるように紙切り部材35が配設されている。この紙切
り部材35は、引き出されたロールペーパー31を押さ
えながら切るための板材であって、切断部にこの板材の
先端を押えながら引っ張ることでロールペーパー31の
切断ができる。
【0043】次に、本発明の要部である引き出されたと
きと、静止しているときとの動作状態によりロールペー
パー31の使用量を検出する検出手段と、検出された動
作状態のうち引き出されたときを判別し、ロールペーパ
ー31の使用量を使用量演算手段で求め、この使用量演
算手段により求められた使用量が予め設定された所定値
を超えたときに、過多使用の指令信号を出力する制御手
段について説明する。
【0044】まず、検出手段である赤外線センサー36
を用いてロールペーパー31の動作状態を検出するよう
に配設されている。すなわち、図3に示すように、紙切
り部材35の回転軸35aの近傍に、赤外線センサー3
6を構成する赤外線発光素子36aと赤外線受光素子3
6bとをロールペーパー31に向けて配設してある。
【0045】これにより、ロールペーパー31の表面に
向けて赤外線発光素子36aから赤外線を発光させ、そ
の反射光を赤外線受光素子36bによって反射光の強度
が検出される。なお、赤外線発光素子36aおよび赤外
線受光素子36bは、台座34に設けられた制御手段で
ある制御装置37に電気的に接続されている。そして、
制御装置37は、赤外線発光素子36aに赤外線の発光
を指令するとともに、赤外線受光素子36bからその反
射光の強度を入力するものである。
【0046】また、この制御装置37は、紙切り部材3
5の上方のカバー部35bに設けられた発信部38に電
気的に接続されており、検出手段で検出された動作状態
を表わす検出値を入力して、使用量演算手段によるロー
ルペーパー31の使用量を求め、この使用量が所定値を
超えたときに発信部38から過多使用の指令信号を出力
するように構成されている。
【0047】なお、この過多使用の指令信号は、図示し
ない通信回路に送られ通信信号(ここでは放水指令信
号)に変換されて発信部38に出力されている。これに
より、発信部38から赤外線などの通信によって発信さ
れた放水指令信号は、受信部材12が受信されること
で、図示しないアクチュエータが作動され吐水弁11が
開かれて自動水栓付き洋式便器1の便器内に所定の洗浄
水が放水される。この結果、ロールペーパー31および
汚物が排水されるように構成されている。
【0048】なお、ここでは、過多使用の指令信号fを
通信信号に変換させて放水指令信号として発信部38か
ら受信部材12に向けて発信したが、これに限らず、別
の方法として電気的な接続による有線通信を行なっても
良い。この時には、リモートコントローラ2内に設けら
れる図示しない通信部に放水指令信号を出力するように
構成させると良い。これにより、リモートコントローラ
2の他の機能と同じ方法で自動水栓付き洋式便器1の制
御ができる。
【0049】ここで、本発明の制御手段である制御装置
37の制御処理について図4および図5に基づいて説明
する。まず、図4は赤外線受光素子36bで検出された
反射光の検出値hと経過時間との関係を示す特性図であ
る。なお、この特性は使用者のペーパーホルダー3の使
われ方、すなわち、ロールペーパー31が適当な長さに
引き出されて切断された後に使用され、かつこの動作が
数回繰り返されるときのロールペーパー31の動作状態
に着目したものである。
【0050】従って、検出値hが振れている部分がロー
ルペーパー31が引き出されるときであり、検出値hに
振れがなくほぼ一定の部分がロールペーパー31が静止
しているときである。この静止しているときが切り取っ
たロールペーパー31を使用している時間である。
【0051】そこで、本発明では、検出値hが振れてい
る部分の所用時間である引き出し時間taをカウントす
ることで、予め設定した所定時間である引き出し時間定
数(後述する)tqと繰り返し回数nとを比較してロー
ルペーパー31の使用量が所定値を超えたか否かを判定
させて、所定値を超えたときに、過多使用の指令信号f
を出力するようになっている。
【0052】因みに、この所定値の判定は、例えばロー
ルペーパー31の一回の切り取り長さ80cmを切り取
るための最小時間である引き出し時間定数(後述する)
tqと繰り返し回数nが5回以上と設定されている。
【0053】次に、図5は制御装置37に設けられた使
用量演算手段である制御処理のフローチャートであっ
て、本発明の作動をフローチャートに基づいて説明す
る。まず、赤外線受光素子36bから検出値hを取り込
む(ステップ100)。そして、指令信号fのカウンタ
を0にセット(ステップ110)し、繰り返し回数nを
0にセット(ステップ120)する。
【0054】次に、ステップ130の使用時間tbは、
検出値hの振れが無い時を確認すると0にセットされて
カウント開始するタイマーである。この使用時間tb
は、使用者がロールペーパー31を使用している時間で
ある。
【0055】次に、ステップ140の引き出し時間ta
は、検出値hの振れが始まると0にセットされてカウン
トを開始するタイマーである。そして、次のステップ1
50が検出値hに振れがあるか否かを判定するもので振
れがなければ上記引出し時間taのタイマーが0にセッ
トされ、振れがあれば、次にステップ160において、
引出し時間定数tpとの比較を行なう。
【0056】この引出し時間定数tpは、ロールペーパ
ー31を80cm引出す時間を実験で測定した最小時間
であって、ここでは、例えば1.7秒程度が適切であっ
た。そして、振れがあって、かつ引出し時間定数tpよ
り以下であれば、引出し時間taが引出し時間定数tp
に達するまで繰り返され、振れがなくなればそのときの
taが保持(ステップ170)される。なお、ここで、
tcはサイクルタイムであって振れの検出を行なうサイ
クルタイムである。
【0057】次に引出し時間taが引出し時間定数tp
を超過した時には、次のステップ180に移行しここで
振れがなくなるまで継続している。振れがなくなれば、
ステップ190に移行して使用時間定数tqと比較され
る。
【0058】この使用時間定数tqは、切り取られたロ
ールペーパー31を用いて局部を洗浄する使用時間を実
験で測定した最小時間であって、ここでは、例えば0.
6秒程度が適切であった。そして、振れがなくて、かつ
使用時間定数tqより以下であれば、使用時間tbが使
用時間定数tqに達するまで繰り返され、振れが開始さ
れると、そのときのtbが保持(ステップ200)され
る。
【0059】次に引出し時間taが引出し時間定数tp
を超過した時には、次のステップ210に移行し繰り返
し回数定数nf(ここでは、例えば5回)と比較され繰
り返し回数定数nfより以下であれば繰り返し回数nに
1が加算(ステップ220)される。
【0060】そして、繰り返し回数定数nfが5回以上
となれば、ステップ230に移行して過多使用の指令信
号fが出力される。
【0061】以上の構成によるペーパーホルダー3によ
れば、ロールペーパー31の表面に向けて赤外線発光素
子36aから赤外線を発光させ、その反射光を赤外線受
光素子36bによって反射光の強度が検出されるよう
に、赤外線発光素子36aおよび赤外線受光素子36b
を設けることにより、ロールペーパー31が引き出され
たときとロールペーパー31が静止しているときとで、
反射光の強度が異なるため、ロールペーパー31の動作
状態の判別が可能である。
【0062】従って、ロールペーパー31が引き出され
たとき、すなわち、赤外線受光素子36bで検出された
検出値hが振れている部分の所用時間である引き出し時
間taをカウントして、その引き出し時間taが予め設
定しておいた所定時間を超える繰り返し回数定数nfが
所定値を超えたときに、放水指令信号を発信し便器内に
洗浄水を放水するため、ロールペーパー31の使用量が
所定値以上投入される前に自動水栓付き洋式便器1が排
水されてしまうため、紙詰まりによる排水詰まりを未然
に防止することが可能となる。
【0063】(第2実施形態)以上の第1実施形態で
は、ロールペーパー31の使用量が所定値を超えたとき
に、過多使用の指令信号fを通信信号に変換させて放水
指令信号として発信部38から受信部材12に向けて発
信したが、これに限らず、警告音や音声を発する報知手
段である報知器や警告を目視によって表示する報知手段
である警告表示器などを設けて、制御装置37から報知
指令信号を出力させて報知器や警告表示器などの報知手
段を作動させても良い。
【0064】前者の報知手段は、図6(a)に示すよう
に、紙切り部材35の上方のカバー部35bに警告音や
音声を発する報知器39aが設けられ、制御装置37と
電気的に接続されている。そして、ここでは、制御装置
37から出力される過多使用の指令信号fを報知指令信
号に置換させて、ロールペーパー31の使用量が所定値
を超えたときに、報知指令信号により報知器39aを作
動させ使用者に警告を報知するものである。
【0065】また、後者の報知手段は、図6(b)に示
すように、紙切り部材35の上方のカバー部35bに警
告を目視によって表示する警告表示器39bを設けて使
用者に目視によって報知することでも良い。なお、警告
表示器39bは、表示灯などで点滅させて報知しても良
い。
【0066】これにより、従来、使い過ぎの警告が報知
できることで、無意識に多めに引き出されてしまうロー
ルペーパー31の使用量を抑制することができるととも
に、紙詰まりによる排水詰まりを未然に防止することが
可能となる。
【0067】(第3実施形態)以上の第2実施形態で
は、報知手段として報知器39aや警告表示器39bな
どを用いて説明したが、これに限らず、ロールペーパー
31の使用量が所定値を超えたときに、ロールペーパー
31の引き出し力がやや重くなるようにブレーキなどの
制動手段を設けることでも良い。
【0068】具体的には、図7(a)および(b)に示
すように、一端がロールペーパー31の芯部31aに挿
入される第1保持部材32aの他端側に、この第1保持
部材32aの回転を抑制するための制動手段40が設け
られている。この制動手段の構成は、第1保持部材32
aの外周側にブレーキドラム40aおよびブレーキシュ
ー40bが設けられ、このブレーキシュー40bに摩擦
力を掛けるレバー40cと、このレバー40cを吸引す
る電磁ソレノイド40dとが設けられている。そして、
電磁ソレノイド40dは、制御装置37と電気的に接続
され、制御装置37により制御される。
【0069】以上の構成による制動手段40は、制御装
置37によりロールペーパー31の使用量が所定値を超
えたときに、電磁ソレノイド40dを作動させて第1保
持部材32aの回転を抑制させるように制御する。
【0070】これにより、上記第2実施形態では、音も
しくは表示によって使い過ぎの警告が報知されていた
が、ロールペーパー31を引き出し難いようにする報知
を行なうことで、使用者に重たい感覚が伝達され、ロー
ルペーパー31の使い過ぎの認識ができるとともに使い
過ぎを抑制できる。
【0071】(第4実施形態)以上の実施形態では、ロ
ールペーパー31の動作状態の検出を検出手段である赤
外線センサー36を用いて説明したが、これに限らず、
振動センサーを紙切り部材35に設けても良い。
【0072】具体的には、図8に示すように、紙切り部
材35に一体となるように振動センサー36cが設けら
れている。これにより、ロールペーパー31が引き出さ
れるときと、ロールペーパー31が静止のときとが異な
った検出値h(図5参照)を得ることができる。
【0073】これにより、ロールペーパー31の動作状
態を検出する検出手段として、赤外線センサ36と同様
の検出値hができる。なお、本実施形態では、振動セン
サー36cを紙切り部材35に設けたが、紙切り部材3
5の上方のカバー部35bに設けても検出値hを増幅さ
せることにより、ロールペーパー31が引き出されると
きと、ロールペーパー31が静止のときとが判別できる
検出値hであることが確認されている。
【0074】また、図9に示すように、紙切り部材35
に一体となるように赤外線発光素子36aおよび赤外線
受光素子36bをロールペーパー31に向けて設けても
良い。これにより、以上の実施形態と同様にロールペー
パー31の動作状態を検出することができる。
【0075】(他の実施形態)以上の実施形態では、ロ
ールペーパー31の動作状態を検出する検出手段として
赤外線センサー36と振動センサー36cについて説明
したが、これらの他に超音波をロールペーパー31の表
面に発振させて、その反射波の強度を検出する超音波セ
ンサーを用いても良い。
【0076】また、赤外線センサー36、振動センサー
36cおよび超音波センサーの他の検出手段として、ロ
ールペーパー31を引き出すことでロールペーパー31
が回転するため、ロールペーパー31の回転を検出する
回転センサーおよびロールペーパー31のロール外径の
変位量を検出する変位量検出手段を設けることでも良
い。
【0077】ここで、ロールペーパー31の引き出し量
は、L=π・d・n(dはロール外径、nは回転数)よ
り求められる。従って、回転数nとロール外径dの変位
量を検出することによりロールペーパー31の使用量が
求めることができる。
【0078】そこで、回転数nを検出するためには、例
えば図10(a)に示すように、一端がロールペーパー
31の芯部31aに挿入される第1保持部材32aの他
端の外周方向にホール素子で形成された回転センサー3
6dが設けられている。この回転センサー36dは、磁
気の強弱により電気信号が出力されるものであり、ロー
ルペーパー31が引き出されるときのロールペーパー3
1の回転数nを検出する。
【0079】また、ロール外径dの変位量を検出するた
めには、例えば図10(b)に示すように、ロールペー
パー31の表面に向けて赤外線発光素子36aから赤外
線を発光させ、その反射光を赤外線受光素子36bによ
って反射光の強度が検出されるように、赤外線発光素子
36aおよび赤外線受光素子36bを設けることによっ
て、引き出される前の距離L1と引き出された後の距離
L2とを検出してロール外径dの変位量を求め、上記回
転数nより使用量を演算しても良い。
【0080】また、赤外線センサーの代わりに超音波セ
ンサーでも良い。さらに、ロールペーパー31を被って
いる紙切り部材35の回転軸35aがロール外径dの変
位量によって回動するため、この回転軸35aの角度を
検出する回転角度ポテンションセンサーなどの角度セン
サー36eを配設し、引き出される前の角度θ1と引き
出された後の角度θ2とを検出してロール外径dの変位
量を求め、上記回転数nより使用量を演算しても良い。
【0081】また、第3実施形態では、ブレーキドラム
40aを用いた制動手段40を説明したが、ディスク式
の制動手段でも良い。具体的には、図10(a)に示す
ように、第1保持部材32aの左端面に制動手段40で
あるディスク式のブレーキ40eおよび電磁ソレノイド
40eが設けられ、制御装置37と電気的に接続され、
制御装置37により制御される。これにより、第3実施
形態と同じように使用者に重たい感覚が伝達され、ロー
ルペーパー31の使い過ぎの認識ができるとともに使い
過ぎを抑制できる。
【0082】また、第1実施形態では、ペーパーホルダ
3に設けた発信部38から放水指令信号を通信信号によ
り自動水栓付き洋式便器1に発信させて洗浄水の放水を
説明したが、これに限らず、自動水栓付き和式便器にも
適用される。和式便器タイプの水洗トイレでは、図11
に示すように、和式便器1aの近傍に便器内に洗浄水を
放水するための排水管が11が設けられ、この排水管1
1に図示しない吐水弁および受信部材12aが設けられ
ている。また、和式便器1aの近傍の壁面には、受信部
材12aに向けて放水指令信号を発信する発信部材21
aを有するリモートコントローラ2aが設置されてい
る。これにより、リモートコントローラ2aを操作する
ことで、放水指令信号を受信部材12aに発信させて洗
浄水の放水を行なうものである。
【0083】そこで、本発明によるペーパーホルダー3
をリモートコントローラ2aの近傍に設置させ、第1実
施形態と同じように図示しない吐水弁を制御することで
紙詰まりによる排水詰まりを未然に防止することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるペーパーホルダー
3を洋式便器に適用した設置形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるペーパーホルダー
3の全体構成を示す正面図である。
【図3】図2に示すペーパーホルダー3の側面を示す縦
断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態による赤外線センサ36
による検出値hと経過時間との関係を示す特性図であ
る。
【図5】本発明の第1実施形態による制御装置37の制
御処理を示すフローチャートである。
【図6】(a)および(b)は本発明の第2実施形態に
よる報知手段の全体構成を示す正面図である。
【図7】本発明の第3実施形態による制動手段の全体構
成を示す(a)は、側面図、(b)は縦断面図である。
【図8】本発明の第4実施形態による振動センサー36
cの搭載状態を示す側面図である。
【図9】本発明の第4実施形態による赤外線発光素子3
6aおよび赤外線受光素子36bの搭載状態を示す側面
図である。
【図10】他の実施形態による(a)は回転センサー3
6dおよび制動手段40の搭載状態を示す縦断面図、
(b)は変位量検出手段の搭載状態を示す縦断面図であ
る。
【図11】他の実施形態によるペーパーホルダー3を和
式便器1aに適用した設置形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
11…吐水弁(開閉手段) 31…ロールペーパー 31a…芯部 32a…保持部材 35…紙切り部材 36…赤外線センサー、検出手段 36a…赤外線発光素子(赤外線センサー) 36b…赤外線受光素子(赤外線センサー) 36c…振動センサー 36d…回転センサー 37…制御装置(制御手段) 39a…報知器(報知手段) 39b…警告表示器(報知手段) 40…制動手段(報知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 信雄 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 宮田 雅則 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 2D039 AA02 CD00 DB00 EA00 FA00 FC00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレ内に設置され、ロールペーパー
    (31)を回転可能に保持するペーパーホルダーにおい
    て、 前記ロールペーパー(31)の使用量を検出する検出手
    段(36)と、 前記検出手段(36)により検出された前記ロールペー
    パー(31)の使用量が予め設定された所定値を超えた
    ときに、過多使用の指令信号を出力する制御手段(3
    7)とを有することを特徴とするペーパーホルダー。
  2. 【請求項2】 前記検出手段(36)は、前記ロールペ
    ーパー(31)が引き出されたときと前記ロールペーパ
    ー(31)が静止しているときとの動作状態が判別でき
    ることを特徴とする請求項1に記載のペーパーホルダ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記制御手段(37)は、前記検出手段
    (36)により検出された動作状態のうち、所定時間を
    超える前記ロールペーパー(31)が引き出される動作
    状態が所定回数を超えるときに、前記ロールペーパー
    (31)の使用量が予め設定された所定値を超えたとし
    て過多使用の指令信号を出力することを特徴とする請求
    項2に記載のペーパーホルダー。
  4. 【請求項4】 便器に洗浄水を放水するための開閉手段
    (11)が設けられるとともに、前記開閉手段(11)
    を自動開弁するアクチュエータを有する水洗トイレ洗浄
    装置と組み合わされ、前記ロールペーパー(31)の使
    用量が所定値を超えたときに、前記制御手段(37)
    は、過多使用の指令信号が放水指令信号であって、前記
    アクチュエータに放水指令信号が出力され、前記開閉手
    段(11)が自動開弁されるように制御することを特徴
    とする請求項1または請求項3に記載のペーパーホルダ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記ロールペーパー(31)の過多使用
    の警告をトイレ使用者に報知するための報知手段(39
    a、39b)が設けられ、前記ロールペーパー(31)
    の使用量が所定値を超えたときに、前記制御手段(3
    7)は、過多使用の指令信号が報知指令信号であって、
    前記報知手段(39a、39b)に報知指令信号が出力
    され、前記報知手段(39a、39b)が作動されるよ
    うに制御することを特徴とする請求項1または請求項3
    に記載のペーパーホルダー。
  6. 【請求項6】 前記報知手段(39a、39b)は、警
    告音や音声を発する報知器(39a)または警告を目視
    によって表示する警告表示器(39b)のいずれかひと
    つが設けられ、前記ロールペーパー(31)の使用量が
    所定値を超えたときに、前記制御手段(37)により前
    記報知器(39a)または前記警告表示器(39b)の
    いずれかが作動されトイレ使用者に報知することを特徴
    とする請求項5に記載のペーパーホルダー。
  7. 【請求項7】 一端が前記ロールペーパー(31)の芯
    部(31a)に挿入されて前記ロールペーパー(31)
    を回転可能に保持するとともに、他端に前記ロールペー
    パー(31)の回転を抑制する制動手段(40)を有す
    る保持部材(32a)が設けられ、前記報知手段(4
    0)は、前記ロールペーパー(31)の使用量が所定値
    を超えたときに、前記制御手段(37)により前記制動
    手段(40)が作動されトイレ使用者に報知することを
    特徴とする請求項5に記載のペーパーホルダー。
  8. 【請求項8】 前記ロールペーパー(31)の表面に赤
    外線または超音波のいずれかを照射して、その反射光ま
    たは反射波のいずれかの強度の強弱を検出する赤外線セ
    ンサー(36a、36b)または超音波センサーのいず
    れかが設けられ、前記検出手段(36)は、前記赤外線
    センサー(36a、36b)または前記超音波センサー
    のいずれかによって前記ロールペーパー(31)の動作
    状態を検出することを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載のペーパーホルダー。
  9. 【請求項9】 前記ロールペーパー(31)の回転を検
    出する回転センサー(36d)および前記ロールペーパ
    ー(31)のロール外径の変位量を検出する変位量検出
    手段(36e)が設けられ、前記検出手段(36)は、
    前記回転センサー(36d)および変位量検出手段(3
    6e)によって、前記ロールペーパー(31)の使用量
    を検出することを特徴とする請求項1に記載のペーパー
    ホルダー。
  10. 【請求項10】 前記回転センサー(36d)は、一端
    が前記ロールペーパー(31)の芯部(31a)に挿入
    されて前記ロールペーパー(31)を回転可能に保持す
    る保持部材(32a)に設けられ、前記ロールペーパー
    (31)の回転を検出することを特徴とする請求項9に
    記載のペーパーホルダー。
  11. 【請求項11】 前記ロールペーパー(31)が引き出
    されているときに前記ロールペーパー(31)の振動を
    検出する振動センサー(36c)が設けられ、前記検出
    手段(36)は、前記振動センサー(36c)によって
    前記ロールペーパー(31)の動作状態を検出すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のペーパー
    ホルダー。
  12. 【請求項12】 前記ロールペーパー(31)の上方に
    覆い被さるように、前記ロールペーパー(31)を切る
    ための紙切り部材(35)が配設されるとともに、前記
    検出手段(36)は、前記紙切り部材(35)に設けら
    れ、前記ロールペーパー(31)の動作状態を検出する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のペー
    パーホルダー。
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