JP2003036088A - 音声変換の辞書管理装置 - Google Patents

音声変換の辞書管理装置

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JP2003036088A
JP2003036088A JP2001221894A JP2001221894A JP2003036088A JP 2003036088 A JP2003036088 A JP 2003036088A JP 2001221894 A JP2001221894 A JP 2001221894A JP 2001221894 A JP2001221894 A JP 2001221894A JP 2003036088 A JP2003036088 A JP 2003036088A
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Takashi Aso
隆 麻生
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    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
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    • G10L13/08Text analysis or generation of parameters for speech synthesis out of text, e.g. grapheme to phoneme translation, prosody generation or stress or intonation determination
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字データを音声合成するための辞書を最適
化すること。 【解決手段】 文字データを音声変換するための辞書を
管理する辞書管理装置であって、音声変換の対象となる
文字データが、前記辞書に未登録の文字データを含むか
否かを判定し(S3)、未登録の文字データを含む場合
に、その文字データついて、別の辞書を用いて新たな辞
書データ作成し(S4)、作成した新たな辞書データを
前記辞書に追加する(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、文字デ
ータを音声変換する技術に関し、特に、音声変換に必要
な辞書の管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子化された文字データ(漢字かな混じ
り文)を音声変換する音声合成システムが提案されてい
る。漢字かな混じり文を合成音声に変換するためには、
読みやアクセントなどの情報を抽出するために言語解析
が必要とされる。この言語解析では、言語解析用の辞書
を用いるのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この辞書に
は、日本語を解析するのに必要な語彙が数万語から数十
万語の規模で収録されている場合が多く、データ量が多
い。従って、これをコンピュータ上で記憶すると、約数
Mバイトのメモリが必要となり、メモリの効率的な活用
ができない。
【0004】また、流行語と呼ばれるように、時々刻々
と変化する社会情勢を反映して出現した単語は、一時的
には使用頻度が高くなり、これを辞書に登録する必要性
が高いが、ある時期を過ぎれば、使用頻度は極めて低く
なる。このような単語を辞書に半永久的に登録すれば、
無駄なデータが増大すると共に誤解析などの原因とな
り、解析精度を落とす要因となる。
【0005】従って、本発明の主たる目的は、文字デー
タを音声合成するための辞書を最適化し得る辞書管理技
術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明によれば、文字デ
ータを音声変換するための辞書を管理する辞書管理装置
であって、音声変換の対象となる文字データが、前記辞
書に未登録の文字データを含むか否かを判定する手段
と、前記未登録の文字データを含む場合に、その文字デ
ータついて、別の辞書を用いて新たな辞書データ作成す
る手段と、作成した新たな辞書データを前記辞書に追加
する手段と、を備えたことを特徴とする辞書管理装置が
提供される。
【0006】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための辞書を管理する辞書管理装置であって、
前記辞書の辞書データ毎に、その使用頻度を記録する手
段と、使用頻度の低い前記辞書データを前記辞書から削
除する手段と、を備えたことを特徴とする辞書管理装置
が提供される。
【0007】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための辞書を管理する辞書管理装置であって、
前記辞書の辞書データ毎に有効期限を設定する手段と、
有効期限の切れた前記辞書データを前記辞書から削除す
る手段と、を備えたことを特徴とする辞書管理装置が提
供される。
【0008】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための辞書を管理するために、コンピュータ
を、音声変換の対象となる文字データが、前記辞書に未
登録の文字データを含むか否かを判定する手段と、前記
未登録の文字データを含む場合に、その文字データつい
て、別の辞書を用いて新たな辞書データ作成する手段
と、として機能させるプログラムが提供される。
【0009】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための辞書を管理するために、コンピュータ
を、前記辞書の辞書データ毎に、その使用頻度を記録す
る手段、使用頻度の低い前記辞書データを前記辞書から
削除する手段、として機能させるプログラムが提供され
る。
【0010】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための辞書を管理するために、コンピュータ
を、前記辞書の辞書データ毎に有効期限を設定する手
段、有効期限の切れた前記辞書データを前記辞書から削
除する手段、として機能させるプログラムが提供され
る。
【0011】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための第1の辞書を有するクライアント端末
に、文字データを音声変換するための第2の辞書を有す
るサーバから、ネットワークを介して文字データを提供
するデータ提供方法であって、前記サーバにより、前記
クライアント端末に対して提供する文字データが、前記
第2の辞書に未登録の文字データを含むか否かを判定す
る工程と、前記サーバにより、前記未登録の文字データ
を含む場合に、その文字データついて、新たな辞書デー
タを作成する工程と、前記サーバにより、前記新たな辞
書データとその追加指示とを含む更新データを作成する
工程と、前記サーバにより、作成した前記更新データを
前記クライアント端末に提供する提供工程と、を含むこ
とを特徴とするデータ提供方法が提供される。
【0012】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための第1の辞書を有するクライアント端末
に、文字データを音声変換するための第2の辞書を有す
るサーバから、ネットワークを介して前記第1の辞書を
更新するためのデータを提供するデータ提供方法であっ
て、前記第2の辞書の辞書データには、それぞれ有効期
限が付されており、前記サーバにより、前記有効期限の
切れた前記辞書データを抽出する工程と、前記サーバに
より、抽出された前記辞書データとその削除指示とを含
む更新データを作成する工程と、前記サーバにより、作
成した前記更新データを前記クライアント端末に提供す
る提供工程と、を含むことを特徴とするデータ提供方法
が提供される。
【0013】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための第1の辞書を有するクライアント端末
に、文字データを音声変換するための第2の辞書を有す
るサーバから、ネットワークを介して前記第1の辞書を
更新するためのデータを提供するデータ提供方法であっ
て、前記サーバにより、前記第2の辞書の辞書データ毎
に、その使用頻度を記録する工程と、前記サーバによ
り、使用頻度の低い前記辞書データを抽出する工程と、
前記サーバにより、抽出された前記辞書データとその削
除指示とを含む更新データを作成する工程と、前記サー
バにより、作成した前記更新データを前記クライアント
端末に提供する提供工程と、を含むことを特徴とするデ
ータ提供方法が提供される。
【0014】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための第1の辞書を有するクライアント端末
に、ネットワークを介して文字データを提供するサーバ
であって、文字データを音声変換するための第2の辞書
を記憶する手段と、前記クライアント端末に対して提供
する文字データが、前記第2の辞書に未登録の文字デー
タを含むか否かを判定する手段と、前記未登録の文字デ
ータを含む場合に、その文字データついて、新たな辞書
データを作成する手段と、前記新たな辞書データとその
追加指示とを含む更新データを作成する手段と、作成し
た前記更新データを前記クライアント端末に提供する手
段と、を備えたことを特徴とするサーバが提供される。
【0015】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための第1の辞書を有するクライアント端末
に、ネットワークを介して前記第1の辞書を更新するた
めのデータを提供するサーバであって、文字データを音
声変換するための第2の辞書であって、各辞書データに
有効期限が付された第2の辞書を記憶する手段と、前記
有効期限の切れた前記辞書データを抽出する手段と、抽
出された前記辞書データとその削除指示とを含む更新デ
ータを作成する手段と、作成した前記更新データを前記
クライアント端末に提供する手段と、を備えたことを特
徴とするサーバが提供される。
【0016】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための第1の辞書を有するクライアント端末
に、ネットワークを介して前記第1の辞書を更新するた
めのデータを提供するサーバであって、文字データを音
声変換するための第2の辞書を記憶する手段と、前記第
2の辞書の辞書データ毎に、その使用頻度を記録する手
段と、使用頻度の低い前記辞書データを抽出する手段
と、抽出された前記辞書データとその削除指示とを含む
更新データを作成する手段と、作成した前記更新データ
を前記クライアント端末に提供する手段と、を備えたこ
とを特徴とするサーバが提供される。
【0017】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための第1の辞書を有するクライアント端末
に、ネットワークを介して文字データを提供するため
に、コンピュータを、文字データを音声変換するための
第2の辞書を記憶する手段、前記クライアント端末に対
して提供する文字データが、前記第2の辞書に未登録の
文字データを含むか否かを判定する手段、前記未登録の
文字データを含む場合に、その文字データついて、新た
な辞書データを作成する手段、前記新たな辞書データと
その追加指示とを含む更新データを作成する手段、作成
した前記更新データを前記クライアント端末に提供する
手段、として機能させるプログラムが提供される。
【0018】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための第1の辞書を有するクライアント端末
に、ネットワークを介して前記第1の辞書を更新するた
めのデータを提供するために、コンピュータを、文字デ
ータを音声変換するための第2の辞書であって、各辞書
データに有効期限が付された第2の辞書を記憶する手
段、前記有効期限の切れた前記辞書データを抽出する手
段、抽出された前記辞書データとその削除指示とを含む
更新データを作成する手段、作成した前記更新データを
前記クライアント端末に提供する手段、として機能させ
るプログラムが提供される。
【0019】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための第1の辞書を有するクライアント端末
に、ネットワークを介して前記第1の辞書を更新するた
めのデータを提供するために、コンピュータを、文字デ
ータを音声変換するための第2の辞書を記憶する手段、
前記第2の辞書の辞書データ毎に、その使用頻度を記録
する手段、使用頻度の低い前記辞書データを抽出する手
段、抽出された前記辞書データとその削除指示とを含む
更新データを作成する手段、作成した前記更新データを
前記クライアント端末に提供する手段、として機能させ
るプログラムが提供される。
【0020】また、本発明によれば、文字データを音声
変換するための辞書を記憶する手段と、ネットワークを
介してサーバから提供される、文字データを含むデータ
を受信する手段と、前記サーバから提供された前記デー
タに、前記辞書を更新するための更新データが含まれて
いる場合に、当該更新データを抽出する手段と、抽出し
た前記更新データにより前記辞書を更新する手段と、を
備えたことを特徴とする辞書管理装置が提供される。
【0021】また、本発明によれば、コンピュータを、
文字データを音声変換するための辞書を記憶する手段、
ネットワークを介してサーバから提供される、文字デー
タを含むデータを受信する手段、前記サーバから提供さ
れた前記データに、前記辞書を更新するための更新デー
タが含まれている場合に、当該更新データを抽出する手
段、抽出した前記更新データにより前記辞書を更新する
手段、として機能させるプログラムが提供される。
【0022】
【発明の好適な実施の形態】以下、図面を参照して本発
明の好適な実施の形態について説明する。 <第1実施形態>図1は、本発明の一実施形態の辞書管
理機能を含む音声合成装置のブロック図である。この音
声合成装置は、文字データを音声合成して出力する装置
であって、一般的なパーソナルコンピュータと同様のハ
ードウエア構成を含み、後で説明する辞書管理の処理を
実行する他、装置全体の制御を行うCPU1、データや
プログラムを記憶するRAM2、ROM3及びハードデ
ィスク6、情報の表示を行うディスプレイ4、キーボー
ド・マウス等からなる入力デバイス5、フロッピー(登
録商標)ディスクから情報を読み取り又は書き込むフロ
ッピーディスクドライブ(FDD)7、音声を出力する
スピーカ8、インターネット等を介して、別の装置と通
信を行うための通信デバイス9、を含む。
【0023】ハードディスク6には、文字データを音声
合成する際に用いる言語解析用の辞書6aと、言語解析
用の他の辞書である大語彙辞書6bと、が格納されてい
る。辞書6aは、本実施形態における辞書管理方法によ
って管理される辞書であって、データ量がなるべく小さ
くなるように管理される。大語彙辞書6bは、辞書6a
よりもデータ量の多い辞書であり、例えば、地名、人名
等を含む50万語以上の辞書データが記録されている。
音声合成のときには、辞書6aのみを用い、大語彙辞書
6bは用いない。
【0024】図2は、辞書6aに登録されている辞書デ
ータの例を示した図である。各辞書データは、単語、熟
語或いは句といった文字列毎に、その読みと、品詞と、
アクセント型と、有効期限と、その他の情報と、が記録
されている。有効期限とは、その辞書データの有効期限
を示し、後で説明するように、有効期限の切れた辞書デ
ータは、辞書6aから削除されることとなる。流行語の
ように短命と考えられる文字列の辞書データには、短期
間の有効期限が与えられ、将来的にも長く用いられると
考えられる文字列の辞書データには、長期間の有効期限
か、若しくは、期限なしが与えられる。その設定は、音
声合成装置が自動的に行ってもよいし、ユーザが行うよ
うにしてもよい。アクセント型とは、文字列中のアクセ
ントの位置を示す情報である。大語彙辞書6bに登録さ
れている辞書データも、図2に示したものと同様である
が、有効期限はない。
【0025】なお、これらの辞書6a及び6bは、ハー
ドディスク6以外の他の種類の記憶デバイスに格納され
ていてもよく、それぞれ別々の記憶デバイスに格納され
ていてもよい。更に、装置外部の記憶デバイスに、取得
可能に格納するようにしてもよい。
【0026】図3は、図1の音声合成装置による音声合
成処理の例を示すフローチャートである。
【0027】ステップS1では、音声変換の対象となる
文字データが入力される。文字データの入力は、例え
ば、入力デバイス5からのユーザの入力の場合や、FD
D7によりフロッピーディスクに格納された文字データ
を読み取る場合、或いは、通信デバイス9を介して、イ
ンターネット上の文字データを取得する場合、等があ
る。本書において文字データとは、およそ文字を表すデ
ータをいい、代表的にはテキストデータであるが、ワー
プロソフトの文書データ等も含まれる。
【0028】ステップS2では、入力された文字データ
に言語解析処理を実行する。言語解析処理は、音声合成
に必要な文字の読み、アクセント等を解析する公知の処
理を採用することができ、例えば、形態素解析、句関係
解析などの言語解析を施して、文字の読み、アクセント
等が付与される。本実施形態において、この言語解析処
理は、辞書6aを用いて行う。なお、この言語解析処理
において、辞書6aに登録された辞書データのうち、有
効期限の切れているものは、使用しないようにすること
もできる。
【0029】ステップS3では、ステップS2における
言語解析処理において、入力された文字データの中に辞
書6aに未登録の文字列があったか否かを判定する。未
登録の文字列があった場合、ステップS4へ進み、ない
場合はステップS6へ進む。
【0030】ステップS4では、辞書6aに未登録の文
字列について、辞書データを作成する。辞書データは、
収録語彙数の大きい大語彙辞書6bを用いて、該当する
単語、熟語等の辞書データを抽出し、作成する。なお、
作成する辞書データの有効期限は、自動的に設定しても
よいし、ユーザにディスプレイ4を介して新たな辞書デ
ータの文字列を提示し、ユーザが任意に設定するように
してもよい。ステップS5では、ステップS4で作成さ
れた辞書データを辞書6aに追加する。
【0031】ステップS6では、ステップS2の言語解
析処理の結果に基づいて、入力された文字データに対応
する音声データを作成する。なお、入力された文字デー
タが、辞書6aに未登録の文字列を含み、上述したステ
ップS4及びS5の処理が実行された場合には、ステッ
プS2の処理結果のみでは、読み間違いやアクセント間
違いが生じるおそれが高いので、ステップS4で作成さ
れた新たな辞書データの内容を反映するように再度語解
析処理をしてもよい。
【0032】ステップS7では、ステップS6で作成し
た音声データによる音声をスピーカ8から出力する。
【0033】このように、本実施形態では、入力された
文字データが、辞書6aに未登録の文字列を含む場合
に、新たに辞書データを作成して辞書6aに追加するの
で、実際に使用する辞書データが効率よく登録され、デ
ータ量の削減及び誤解析の防止が実現され、辞書を最適
化することができる。
【0034】次に、図4は、有効期限の切れた辞書デー
タを辞書6aから削除する場合の処理を示したフローチ
ャートである。この処理は、定期的に自動起動すること
により実行することができる。
【0035】ステップS11では、辞書6aの辞書デー
タを一つ選択して、その有効期限を取得する。ステップ
S12では、現在の日付と辞書データの有効期限とを比
較する等して、取得した有効期限が切れているかどうか
を判定する。切れていた場合、ステップS13へ進み、
その辞書データを辞書6aから削除する。また、切れて
いない場合は、ステップS14へ進む。
【0036】ステップS14では、辞書6aの全ての辞
書データについてこれらの処理が終わったか否かを判定
し、終わっていなければ、ステップS11へ戻って、次
の辞書データについて処理を行う。このように、各辞書
データに有効期限を設けて、有効期限が切れたら辞書6
aから削除することにより、流行語等のように経年的に
使用頻度が低下する文字列の辞書データを効果的に削除
でき、データ量の削減及び誤解析の防止が実現され、辞
書を最適化することができる。
【0037】なお、本実施形態では、各辞書データに有
効期限を設定したが、これに代えて、使用頻度を記録す
るようにしてもよい。この場合、各辞書データの有効期
限の欄には、例えば、その辞書データの使用回数が記録
され、上述したステップS2の言語解析処理において利
用される毎に、使用回数が加算されていくこととなる。
また、上述したステップS2の言語解析処理において
は、辞書6aに登録された辞書データのうち、有効期限
の切れているものは、使用しないようにすることもでき
ることを説明したが、有効期限に代えて使用頻度を採用
した場合には、同様に、使用頻度がある閾値よりも低い
辞書データは使用しないようにすることもできる。
【0038】図5は、図4の辞書データの削除処理にお
いて、有効期限に代えて使用回数を採用した場合の処理
を示すフローチャートである。
【0039】ステップS21では、辞書6aの辞書デー
タを一つ選択して、その使用回数を取得する。ステップ
S22では、取得した使用回数が、予め定めた閾値より
も小さいかどうかを判定する。小さい場合、ステップS
23へ進み、その辞書データを辞書6aから削除する。
また、小さくない場合は、ステップS24へ進む。
【0040】ステップS24では、辞書6aの全ての辞
書データについてこれらの処理が終わったか否かを判定
し、終わっていなければ、ステップS21へ戻って、次
の辞書データについて処理を行う。このように、各辞書
データの使用頻度を記録することにより、使用頻度の低
い辞書データを効果的に削除でき、データ量の削減及び
誤解析の防止が実現され、辞書を最適化することができ
る。
【0041】なお、本実施形態では、文字データを音声
変換するまでの装置として説明したが、辞書を更新(辞
書データの追加、削除)する処理のみを独立して構成す
ることもできることは言うまでもない。 <第2実施形態>図6は、本発明の他の実施形態に係る
ネットワークシステムの概略図である。このネットワー
クシステムは、インターネット、LAN等のネットワー
ク11にサーバ12とクライアントコンピュータ13と
が接続されている。本実施形態のネットワークシステム
は、サーバ12が、文字データをクライアントコンピュ
ータ13に提供すると共に、その文字データをクライア
ントコンピュータ13において音声合成するために必要
な辞書データが生じた場合や、不要な辞書データが生じ
た場合に、クライアントコンピュータ13が有する辞書
を更新する更新データをも提供するものである。
【0042】サーバ12は、例えば、ニュース記事等の
文字データをクライアント端末13に配信するサーバで
あり、そのハードウエア構成は、一般的なサーバコンピ
ュータと同等のもので足りる。
【0043】サーバ12によって配信する文字データ
は、例えば、ネットワーク11に接続されたクライアン
トコンピュータ14からサーバ12へアップロードする
ことによりサーバ12内に格納することができ、本実施
形態では、この形式を採用する。尤も、サーバ12のキ
ーボード等から直接サーバ12へ入力したり、あるい
は、文字データを記録したCD−ROMを介してサーバ
12内へ文字データを格納することも可能であることは
言うまでもない。
【0044】サーバ12は、配信する文字データを、音
声合成するために必要な言語解析用の辞書12aと、言
語解析用の他の辞書である大語彙辞書12bと、を備え
ている。これらの辞書12a及び12bはサーバ12上
で音声合成をするためのものではなく、クライアントコ
ンピュータ13が有する辞書を更新する更新データを作
成するためのものである。
【0045】これらの辞書12aと大語彙辞書12bと
は、図1に示した辞書6aと大語彙辞書6bとに相当す
るもので、大語彙辞書12bは、辞書12aよりもデー
タ量が多い辞書である。なお、本実施形態では、辞書1
2aに、図2に示す構成の辞書データが登録されている
ものとして説明する。
【0046】サーバ12は、また、辞書12aから削除
すべき辞書データを格納する削除用ファイル12cを備
える。この削除用ファイル12cには、辞書12aの辞
書データのうち、有効期限が切れた辞書データが格納さ
れる。これらの処理を図8を参照して説明する。図8
は、サーバ12において実行される辞書データの有効期
限チェック処理を示すフローチャートである。この処理
は、定期的に自動起動することにより実行することがで
きる。
【0047】ステップS51では、辞書12aの辞書デ
ータを一つ選択して、その有効期限を取得する。ステッ
プS52では、現在の日付と辞書データの有効期限とを
比較する等して、取得した有効期限が切れているかどう
かを判定する。切れていた場合、ステップS53へ進
み、その辞書データを削除用ファイル12cへ書き込
む。また、切れていない場合は、ステップS54へ進
む。ステップS54では、辞書12aの全ての辞書デー
タについてこれらの処理が終わったか否かを判定し、終
わっていなければ、ステップS51へ戻って、次の辞書
データについて処理を行う。
【0048】このように、有効期限が切れた辞書データ
を削除用ファイル12cへ格納するのは、後で説明する
ように、クライアントコンピュータ13の辞書を更新す
るための更新データを作成するためである。なお、図5
において説明したように、辞書データには、有効期限に
代えて使用頻度を記録するようにしてもよい。この場
合、図8の処理は、ステップS52の処理が図5のステ
ップS22に置きかえればよい。
【0049】次に、クライアントコンピュータ13は、
サーバ12から配信される文字データを受け取り、これ
を音声合成して出力する機能を有するものである。その
ハードウエア構成としては、一般的なパーソナルコンピ
ュータと同様のもので足り、例えば、図1に示したブロ
ック図程度のハードウエア構成を具備したものである。
このクライアントコンピュータ13には、サーバ12か
ら配信される文字データを言語解析して音声合成するた
めの、言語解析用の辞書13aを備える。この辞書13
aは、サーバ12が有する辞書12aと同じ辞書データ
を有するものか、若しくは、当初の辞書データは同じで
あるが、その後の更新により異なる辞書データを有する
ようになったものである。
【0050】この辞書13aは、予めサーバ12からダ
ウンロードするか、或いは、サーバ12にから文字デー
タの配信を運営する者から提供されるCD−ROM等を
介して、クライアントコンピュータ13内に格納され
る。なお、クライアントコンピュータ13は、図6では
一つだけ表しているが、複数存在し得ることはいうまで
もない。
【0051】次に、係るネットワークシステム上で実行
される処理について説明する。図7は、その処理を示す
フローチャートである。
【0052】ステップS31では、クライアントコンピ
ュータ14から、クライアントコンピュータ13に配信
するニュース記事等の文字データがサーバ12へアップ
ロードされる。ステップS32では、サーバ12におい
て、クライアントコンピュータ14からの文字データが
受信され、ハードディスク等の記憶デバイスに格納され
る。
【0053】ステップS33では、サーバ12が、受信
した文字データに対して言語解析処理を実行する。この
言語解析処理では、辞書12aのみが使用され、大語彙
辞書12bは使用されない。言語解析処理としては、例
えば、上述したステップS2における処理で説明したも
のと同様の処理を実行することができる。この場合、辞
書12aに登録されたデータのうち、有効期限の切れて
いるもの(使用頻度を採用した場合は、使用頻度が所定
の閾値に達していないもの)は、使用しないようにして
もよい。
【0054】ステップS34では、ステップS33にお
ける言語解析処理において、文字データの中に辞書12
aに未登録の文字列があったか否かを判定する。未登録
の文字列があった場合、ステップS35へ進み、ない場
合はステップS36へ進む。
【0055】ステップS35では、辞書12aに未登録
の文字列について、辞書データを作成する。辞書データ
は、収録語彙数の大きい大語彙辞書12bを用いて、該
当する単語、熟語等の辞書データを抽出し作成する。
【0056】ステップS36では、クライアントコンピ
ュータ13に提供する辞書の更新データを作成する。更
新データは、ステップS35で辞書データを作成した場
合は、その辞書データとその追加指示とを含む。また、
サーバ12は、削除用ファイル12cを参照して、ここ
に削除すべき辞書データが格納されていれば、その辞書
データと削除指示とを更新データに含める。要するに、
辞書13aの差分データを更新データとしてクライアン
トに提供するのである。
【0057】ステップS37では、ステップS36で作
成した更新データと、ステップS32で受信した文字デ
ータと、を含むデータをクライアントコンピュータ13
に配信することにより提供する。図9は、配信するデー
タの一例を示す図である。図9は、サーバ12が配信す
るデータの一例を示す図である。図9のデータにおい
て、データ301及び302は、クライアントコンピュ
ータ13の辞書13aに追加すべき辞書データと追加指
示(<追加語 begin>)とを示している。また、データ
303は、削除すべき辞書データと削除指示(<削除語
begin>)とを示している。更に、データ304は、配
信の対象である文字データを示している。
【0058】サーバ12によるデータの配信は、例え
ば、電子メールにより行うことができる。また、クライ
アントコンピュータ13からサーバ12へアクセスされ
た場合に、配信するようにしてもよい。
【0059】ステップS38では、サーバ12が、ステ
ップS36で作成した更新データに基づいて、自己の辞
書12aを更新する。クライアントコンピュータ13が
有する辞書13aとの同一性を維持するためである。
【0060】次に、ステップS39では、クライアント
コンピュータ13において、サーバ12からのデータが
受信され、ハードディスク等の記憶デバイスに格納され
る。ステップS40では、サーバ12からのデータに辞
書(13a)の更新データが含まれているかを判定す
る。含まれている場合は、ステップS41へ進み、含ま
れていない場合は、ステップS43へ進む。
【0061】ステップS41では、サーバ12からのデ
ータから、辞書の更新データを抽出し、その更新データ
と文字データとを分離する。更新データは、例えば、図
9に示したデータ中のタグ(<追加語 begin>)により
識別することができる。ステップS42では、ステップ
S41で抽出した更新データにより、辞書13aを更新
する。
【0062】ステップS43では、サーバ12からの文
字データを辞書13aにより音声合成して音声出力する
処理といった処理を行う。尤も、辞書の更新をした後、
何もしないで終了する場合もあり得る。
【0063】このように、本実施形態のネットワークシ
ステムでは、クライアントコンピュータ13の辞書13
aのデータ量の削減及び誤解析の防止が実現され、辞書
を最適化することができる。
【0064】なお、上記実施形態では、文字データと、
辞書の更新データと、を同時に配信するようにしたが、
これらを別々に送信することも可能であり、例えば、更
新データのみを送信するようにして、文字データはクラ
イアントコンピュータ13からの要求に従って送信する
ようにすることもできる。
【0065】また、上記実施形態では、削除すべき辞書
データを定期的にチェックし(図8)、これをサーバ1
2の削除用ファイル12cに格納しておき、ステップS
36の更新データ作成時にこれを更新データに含むよう
に構成したが、削除すべき辞書データを定期的にチェッ
クするのではなく、ステップS36の更新データ作成時
に図8に示したような処理を実行して削除すべき辞書デ
ータを抽出し、該当する辞書データがあれば、これを更
新データに含ませるようにしてもよい。この場合、削除
用ファイル12cは不要である。
【0066】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明の目的は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを、例え
ば、記憶媒体(または記録媒体)等を介して、システム
あるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が、そのプログラ
ムコードを読み出し実行することによっても、達成され
ることは言うまでもない。
【0067】この場合、当該プログラムコード自体が前
述した実施形態の機能を実現することになり、そのプロ
グラムコード、或いは、これを記憶した記憶媒体は、本
発明を構成することになる。また、コンピュータが読み
出したプログラムコードを実行することにより、前述し
た実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログ
ラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働して
いるオペレーティングシステム(OS)などが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって前述した
実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言う
までもない。
【0068】さらに、該プログラムコードが、コンピュ
ータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続
された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた
後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡
張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば、
文字データを音声合成するための辞書を最適化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の辞書管理機能を含む音声
合成装置のブロック図である。
【図2】辞書6aに登録されている辞書データの例を示
した図である。
【図3】図1の音声合成装置による音声合成処理の例を
示すフローチャートである。
【図4】有効期限の切れた辞書データを辞書6aから削
除する場合の処理を示したフローチャートである。
【図5】図4の辞書データの削除処理において、有効期
限に代えて使用回数を採用した場合の処理を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の他の実施形態に係るネットワークシス
テムの概略図である。
【図7】図6のネットワークシステム上で実行される処
理を示すフローチャートである。
【図8】図8は、サーバ12において実行される辞書デ
ータの有効期限チェック処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】サーバ12が配信するデータの一例を示す図で
ある。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字データを音声変換するための辞書を
    管理する辞書管理装置であって、 音声変換の対象となる文字データが、前記辞書に未登録
    の文字データを含むか否かを判定する手段と、 前記未登録の文字データを含む場合に、その文字データ
    ついて、別の辞書を用いて新たな辞書データ作成する手
    段と、 作成した新たな辞書データを前記辞書に追加する手段
    と、を備えたことを特徴とする辞書管理装置。
  2. 【請求項2】 文字データを音声変換するための辞書を
    管理する辞書管理装置であって、 前記辞書の辞書データ毎に、その使用頻度を記録する手
    段と、 使用頻度の低い前記辞書データを前記辞書から削除する
    手段と、を備えたことを特徴とする辞書管理装置。
  3. 【請求項3】 文字データを音声変換するための辞書を
    管理する辞書管理装置であって、 前記辞書の辞書データ毎に有効期限を設定する手段と、 有効期限の切れた前記辞書データを前記辞書から削除す
    る手段と、を備えたことを特徴とする辞書管理装置。
  4. 【請求項4】 文字データを音声変換するための辞書を
    管理するために、コンピュータを、 音声変換の対象となる文字データが、前記辞書に未登録
    の文字データを含むか否かを判定する手段と、 前記未登録の文字データを含む場合に、その文字データ
    ついて、別の辞書を用いて新たな辞書データ作成する手
    段と、として機能させるプログラム。
  5. 【請求項5】 文字データを音声変換するための辞書を
    管理するために、コンピュータを、 前記辞書の辞書データ毎に、その使用頻度を記録する手
    段、 使用頻度の低い前記辞書データを前記辞書から削除する
    手段、として機能させるプログラム。
  6. 【請求項6】 文字データを音声変換するための辞書を
    管理するために、コンピュータを、 前記辞書の辞書データ毎に有効期限を設定する手段、 有効期限の切れた前記辞書データを前記辞書から削除す
    る手段、として機能させるプログラム。
  7. 【請求項7】 文字データを音声変換するための第1の
    辞書を有するクライアント端末に、文字データを音声変
    換するための第2の辞書を有するサーバから、ネットワ
    ークを介して文字データを提供するデータ提供方法であ
    って、 前記サーバにより、前記クライアント端末に対して提供
    する文字データが、前記第2の辞書に未登録の文字デー
    タを含むか否かを判定する工程と、 前記サーバにより、前記未登録の文字データを含む場合
    に、その文字データついて、新たな辞書データを作成す
    る工程と、 前記サーバにより、前記新たな辞書データとその追加指
    示とを含む更新データを作成する工程と、 前記サーバにより、作成した前記更新データを前記クラ
    イアント端末に提供する提供工程と、を含むことを特徴
    とするデータ提供方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の辞書と前記第2の辞書とは、
    同じ辞書データを有することを特徴とする請求項に記載
    のデータ提供方法。
  9. 【請求項9】 前記提供工程では、前記文字データと前
    記更新データとを提供することを特徴とする請求項に記
    載のデータ提供方法。
  10. 【請求項10】 文字データを音声変換するための第1
    の辞書を有するクライアント端末に、文字データを音声
    変換するための第2の辞書を有するサーバから、ネット
    ワークを介して前記第1の辞書を更新するためのデータ
    を提供するデータ提供方法であって、 前記第2の辞書の辞書データには、それぞれ有効期限が
    付されており、 前記サーバにより、前記有効期限の切れた前記辞書デー
    タを抽出する工程と、 前記サーバにより、抽出された前記辞書データとその削
    除指示とを含む更新データを作成する工程と、 前記サーバにより、作成した前記更新データを前記クラ
    イアント端末に提供する提供工程と、を含むことを特徴
    とするデータ提供方法。
  11. 【請求項11】 文字データを音声変換するための第1
    の辞書を有するクライアント端末に、文字データを音声
    変換するための第2の辞書を有するサーバから、ネット
    ワークを介して前記第1の辞書を更新するためのデータ
    を提供するデータ提供方法であって、 前記サーバにより、前記第2の辞書の辞書データ毎に、
    その使用頻度を記録する工程と、 前記サーバにより、使用頻度の低い前記辞書データを抽
    出する工程と、 前記サーバにより、抽出された前記辞書データとその削
    除指示とを含む更新データを作成する工程と、 前記サーバにより、作成した前記更新データを前記クラ
    イアント端末に提供する提供工程と、を含むことを特徴
    とするデータ提供方法。
  12. 【請求項12】 文字データを音声変換するための第1
    の辞書を有するクライアント端末に、ネットワークを介
    して文字データを提供するサーバであって、文字データ
    を音声変換するための第2の辞書を記憶する手段と、 前記クライアント端末に対して提供する文字データが、
    前記第2の辞書に未登録の文字データを含むか否かを判
    定する手段と、 前記未登録の文字データを含む場合に、その文字データ
    ついて、新たな辞書データを作成する手段と、 前記新たな辞書データとその追加指示とを含む更新デー
    タを作成する手段と、 作成した前記更新データを前記クライアント端末に提供
    する手段と、を備えたことを特徴とするサーバ。
  13. 【請求項13】 文字データを音声変換するための第1
    の辞書を有するクライアント端末に、ネットワークを介
    して前記第1の辞書を更新するためのデータを提供する
    サーバであって、 文字データを音声変換するための第2の辞書であって、
    各辞書データに有効期限が付された第2の辞書を記憶す
    る手段と、 前記有効期限の切れた前記辞書データを抽出する手段
    と、 抽出された前記辞書データとその削除指示とを含む更新
    データを作成する手段と、 作成した前記更新データを前記クライアント端末に提供
    する手段と、を備えたことを特徴とするサーバ。
  14. 【請求項14】 文字データを音声変換するための第1
    の辞書を有するクライアント端末に、ネットワークを介
    して前記第1の辞書を更新するためのデータを提供する
    サーバであって、 文字データを音声変換するための第2の辞書を記憶する
    手段と、 前記第2の辞書の辞書データ毎に、その使用頻度を記録
    する手段と、 使用頻度の低い前記辞書データを抽出する手段と、 抽出された前記辞書データとその削除指示とを含む更新
    データを作成する手段と、 作成した前記更新データを前記クライアント端末に提供
    する手段と、を備えたことを特徴とするサーバ。
  15. 【請求項15】 文字データを音声変換するための第1
    の辞書を有するクライアント端末に、ネットワークを介
    して文字データを提供するために、コンピュータを、 文字データを音声変換するための第2の辞書を記憶する
    手段、 前記クライアント端末に対して提供する文字データが、
    前記第2の辞書に未登録の文字データを含むか否かを判
    定する手段、 前記未登録の文字データを含む場合に、その文字データ
    ついて、新たな辞書データを作成する手段、 前記新たな辞書データとその追加指示とを含む更新デー
    タを作成する手段、 作成した前記更新データを前記クライアント端末に提供
    する手段、として機能させるプログラム。
  16. 【請求項16】 文字データを音声変換するための第1
    の辞書を有するクライアント端末に、ネットワークを介
    して前記第1の辞書を更新するためのデータを提供する
    ために、コンピュータを、 文字データを音声変換するための第2の辞書であって、
    各辞書データに有効期限が付された第2の辞書を記憶す
    る手段、 前記有効期限の切れた前記辞書データを抽出する手段、 抽出された前記辞書データとその削除指示とを含む更新
    データを作成する手段、 作成した前記更新データを前記クライアント端末に提供
    する手段、として機能させるプログラム。
  17. 【請求項17】 文字データを音声変換するための第1
    の辞書を有するクライアント端末に、ネットワークを介
    して前記第1の辞書を更新するためのデータを提供する
    ために、コンピュータを、 文字データを音声変換するための第2の辞書を記憶する
    手段、 前記第2の辞書の辞書データ毎に、その使用頻度を記録
    する手段、 使用頻度の低い前記辞書データを抽出する手段、 抽出された前記辞書データとその削除指示とを含む更新
    データを作成する手段、 作成した前記更新データを前記クライアント端末に提供
    する手段、として機能させるプログラム。
  18. 【請求項18】 文字データを音声変換するための辞書
    を記憶する手段と、 ネットワークを介してサーバから提供される、文字デー
    タを含むデータを受信する手段と、 前記サーバから提供された前記データに、前記辞書を更
    新するための更新データが含まれている場合に、当該更
    新データを抽出する手段と、 抽出した前記更新データにより前記辞書を更新する手段
    と、を備えたことを特徴とする辞書管理装置。
  19. 【請求項19】 コンピュータを、 文字データを音声変換するための辞書を記憶する手段、 ネットワークを介してサーバから提供される、文字デー
    タを含むデータを受信する手段、 前記サーバから提供された前記データに、前記辞書を更
    新するための更新データが含まれている場合に、当該更
    新データを抽出する手段、 抽出した前記更新データにより前記辞書を更新する手
    段、として機能させるプログラム。
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