JP2003035878A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003035878A
JP2003035878A JP2001222522A JP2001222522A JP2003035878A JP 2003035878 A JP2003035878 A JP 2003035878A JP 2001222522 A JP2001222522 A JP 2001222522A JP 2001222522 A JP2001222522 A JP 2001222522A JP 2003035878 A JP2003035878 A JP 2003035878A
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Manabu Kodama
学 小玉
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はレーザ光源の光出力を適切に制御する
画像形成装置を提供する。 【解決手段】画像形成装置1は、同期検知部8の出力す
る同期検知信号のパルス幅をパルス幅測定部14で測定
し、制御部11で、可変抵抗VRで予め設定されたレー
ザの規定設定光量を記憶して、パルス幅測定部14の測
定したパルス幅に基づいて、LD変調部12に出力する
設定光量を変更してレーザダイオードLDの発光光量を
規定設定光量にレーザを調整する。したがって、レーザ
ダイオードLDの出射するレーザの光量を設定する可変
抵抗VRの調整位置がずれた場合にも、可変抵抗VRの
再調整を行うことなく、レーザダイオードLDの発光光
量を可変抵抗VRで予め設定された規定設定光量に調整
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、詳細には、レーザ光源の光出力を適切に制御する画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビームプリンタやデジタル
複写機などの画像形成装置では、半導体レーザを光源と
して用い、感光体上にレーザビームを照射、露光して画
像を形成する。その際、画像品質を良好なものとするた
めには、半導体レーザから出射されるレーザビームの光
強度を感光体やレンズ、ミラーなどの特性から求められ
る適正値に安定させることが重要である。
【0003】ところが、半導体レーザの電気的光学的特
性には、個体差によるバラツキが非常に大きい項目があ
り、同一規格の半導体レーザであっても、3倍程度のバ
ラツキが発生する。そのため、半導体レーザの制御装置
には光出力強度を一定値に調整し、かつ、個体差による
バラツキを吸収させる必要がある。
【0004】そして、半導体レーザのレーザ光強度制御
としては、従来、可変抵抗器やトリマブル抵抗器などを
用いた方式がある(特開平6−30198号公報、特開
平8−162699号公報等参照)。
【0005】このような可変抵抗器やトリマブル抵抗器
等を用いたLD光量調整にあっては、サービスマン等が
特定の操作モードを使用してLDの光量を調整するが、
このLDの光量調整の際に、設定値を最大にしてしまう
というミスを起こすこともあり、このように設定値を最
大にしてしまうと、LDの過発光を招き、LD破壊を引
き起こすという危険があった。このような情況は、LD
を搭載したLD制御板上のボリュームスイッチを回して
LDの光量調整を行なう場合にも、起こり得ることであ
った。
【0006】そこで、本出願人は、先に、レーザダイオ
ードによって画像情報を感光体に書き込み、潜像を形成
する書き込み手段と、形成された潜像を顕像化し、転写
媒体に転写して画像を形成する画像形成手段と、前記レ
ーザダイオードの発光光量を変更する光量変更手段とを
有し、この光量変更手段によってレーザの発光光量の調
整を行なう画像形成装置において、レーザダイオードの
種類に応じた定格光量に対応して予め設定された光量変
更のための定格値と前記光量変更手段によって設定され
た光量値とを比較する比較手段を備えた画像形成装置を
提案している(特開平11−10948号公報参照)。
【0007】すなわち、この画像形成装置は、レーザダ
イオードの種類に応じた定格光量に対応して予め設定さ
れた光量変更のための定格値と前記光量変更手段によっ
て設定された光量値とを比較して、LDの光量調整の際
にLDが破壊することを防止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置にあっては、半導体レーザの光
強度の調整を半導体レーザ側の可変抵抗器で行っている
ため、可変抵抗器の調整を適切に行ったとしても、調整
後に可変抵抗器の調整位置がずれてしまうことがあり、
レーザ光量が変動するおそれがあった。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、レーザダ
イオードから出射されたレーザを、光走査手段で、周期
的に偏向走査させて副走査される感光体面を主走査方向
に走査させ、感光体面の主走査方向書込領域外に配設さ
れた同期検知信号生成手段で、主走査されるレーザを検
知して主走査方向の書込開始位置を規定する同期検知信
号を生成し、光量調整手段で、可変抵抗で設定されたレ
ーザの設定光量と光量検出素子の検出する光量を比較し
て、レーザダイオードの発光光量を調整するに際して、
同期検知信号生成手段の出力する同期検知信号のパルス
幅をパルス幅測定手段で測定し、光量調整手段で、可変
抵抗で予め設定されたレーザの規定設定光量を記憶し
て、パルス幅測定手段の測定したパルス幅に基づいて、
設定光量を変更してレーザダイオードの発光光量を規定
設定光量にレーザを調整することにより、レーザダイオ
ードの出射するレーザの光量を設定する可変抵抗の調整
位置がずれた場合にも、可変抵抗の再調整を行うことな
く、レーザダイオードの発光光量を可変抵抗で予め設定
された規定設定光量に調整し、レーザ光量の変動による
異常画像の発生を防止して、画像品質の良好な画像形成
を行うことのできる画像形成装置を提供することを目的
としている。
【0010】請求項2記載の発明は、複数のレーザダイ
オードと光量検出素子を備えたものとすることにより、
複数のレーザダイオードの光量を可変抵抗の再調整を行
うことなく調整し、レーザ光量の変動による異常画像の
発生を防止して、画像品質の良好なカラー等の画像形成
を行うことのできる画像形成装置を提供することを目的
としている。
【0011】請求項3記載の発明は、レーザダイオード
と光量検出素子を、1つのパッケージ内に収納すること
により、レーザダイオードの出射するレーザの光量を設
定する可変抵抗の調整位置がずれた場合にも、可変抵抗
の再調整を行うことなく、より一層簡単な構成でレーザ
ダイオードの発光光量を可変抵抗で予め設定された規定
設定光量に調整し、レーザ光量の変動による異常画像の
発生を防止して、画像品質の良好な画像形成を行うこと
のできる小型で安価な画像形成装置を提供することを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、レーザを出射するレーザダイオードと、
前記レーザダイオードから出射されたレーザを周期的に
偏向走査させて副走査される感光体面を主走査方向に走
査させる光走査手段と、前記感光体面の主走査方向書込
領域外に配設されて前記主走査されるレーザを検知して
主走査方向の書込開始位置を規定する同期検知信号を生
成する同期検知信号生成手段と、前記レーザダイオード
の光量を検出する光量検出素子と、前記レーザの光量設
定用の可変抵抗と、前記レーザダイオードの発光光量を
調整する光量調整手段と、を備え、前記光量調整手段
が、前記可変抵抗で設定された前記レーザの設定光量と
前記光量検出素子の検出する光量を比較して、前記レー
ザダイオードの発光光量を調整する画像形成装置におい
て、前記同期検知信号生成手段の出力する前記同期検知
信号のパルス幅を測定するパルス幅測定手段を備え、前
記光量調整手段が、前記可変抵抗で予め設定された前記
レーザの規定設定光量を記憶し、前記パルス幅測定手段
の測定したパルス幅に基づいて、前記設定光量を変更し
て前記レーザダイオードの発光光量を前記規定設定光量
に前記レーザを調整することにより、上記目的を達成し
ている。
【0013】上記構成によれば、レーザダイオードから
出射されたレーザを、光走査手段で、周期的に偏向走査
させて副走査される感光体面を主走査方向に走査させ、
感光体面の主走査方向書込領域外に配設された同期検知
信号生成手段で、主走査されるレーザを検知して主走査
方向の書込開始位置を規定する同期検知信号を生成し、
光量調整手段で、可変抵抗で設定されたレーザの設定光
量と光量検出素子の検出する光量を比較して、レーザダ
イオードの発光光量を調整するに際して、同期検知信号
生成手段の出力する同期検知信号のパルス幅をパルス幅
測定手段で測定し、光量調整手段で、可変抵抗で予め設
定されたレーザの規定設定光量を記憶して、パルス幅測
定手段の測定したパルス幅に基づいて、設定光量を変更
してレーザダイオードの発光光量を規定設定光量にレー
ザを調整するので、レーザダイオードの出射するレーザ
の光量を設定する可変抵抗の調整位置がずれた場合に
も、可変抵抗の再調整を行うことなく、レーザダイオー
ドの発光光量を可変抵抗で予め設定された規定設定光量
に調整することができ、レーザ光量の変動による異常画
像の発生を防止して、画像品質の良好な画像形成を行う
ことができる。
【0014】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記画像形成装置は、複数の前記レーザダイオー
ドと前記光量検出素子を備えていてもよい。
【0015】上記構成によれば、複数のレーザダイオー
ドと光量検出素子を備えたものとしているので、複数の
レーザダイオードの光量を可変抵抗の再調整を行うこと
なく調整することができ、レーザ光量の変動による異常
画像の発生を防止して、画像品質の良好なカラー等の画
像形成を行うことができる。
【0016】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記レーザダイオードと前記光量検出素子は、1つ
のパッケージ内に収納されていてもよい。
【0017】上記構成によれば、レーザダイオードと光
量検出素子を、1つのパッケージ内に収納しているの
で、レーザダイオードの出射するレーザの光量を設定す
る可変抵抗の調整位置がずれた場合にも、可変抵抗の再
調整を行うことなく、より一層簡単な構成でレーザダイ
オードの発光光量を可変抵抗で予め設定された規定設定
光量に調整することができ、レーザ光量の変動による異
常画像の発生を防止して、画像品質の良好な画像形成を
行うことのできる画像形成装置を小型で安価なものとす
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0019】図1〜図3は、本発明の画像形成装置の一
実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画像形成
装置の一実施の形態を適用した画像形成装置1の画像出
力部2の概略構成図である。
【0020】図1において、画像形成装置1の画像出力
部2は、光源ユニット3、コリメートレンズ4、ポリゴ
ンスキャナ5、fθレンズ6、感光体7及び同期検知部
8等を備えている。
【0021】光源ユニット3は、図2に示すように、発
光素子としてのレーザダイオードLDと光量検出素子と
してのフォトダイオードPDが1つのパッケージ内に組
み込まれており、レーザダイオードLDからレーザビー
ムをコリメートレンズ4方向に出射する。
【0022】コリメートレンズ4は、光源ユニット3の
レーザダイオードLDから出射された発散性レーザ光を
平行性レーザ光に変換してポリゴンスキャナ5に照射さ
せ、ポリゴンスキャナ5は、図示しないポリゴンモータ
により回転駆動されて、入射されるレーザ光を主走査方
向に偏向させて、fθレンズ6に入射させる。
【0023】fθレンズ6は、ポリゴンスキャナ5で反
射偏向されたレーザ光を感光体7上に結像させるととも
に、レーザ光の走査線上であって画像形成領域から外れ
た位置でかつ感光体7に近接して配設された同期検知部
8にも照射させる。
【0024】感光体7は、回転駆動されて、図示しない
帯電部で一様に帯電された後、上記レーザ光が照射され
ることで、静電潜像が形成され、その後、図示しない現
像部でトナー(現像剤)が付与されてトナー画像が形成
される。
【0025】画像形成装置1は、感光体7上のトナー画
像を記録紙に転写し、記録紙上のトナー画像を定着部で
定着させることで画像形成する。そして、画像形成装置
1は、トナー画像の転写された感光体7をクリーニング
した後、帯電部で一様に帯電させて、再度、画像形成を
行う。
【0026】そして、画像形成装置1は、図2に示すよ
うに、制御部11、LD変調部12、DAC(デジタル
/アナログ・コンバータ)13、可変抵抗VR及びパル
ス幅測定部14等を備えており、レーザダイオードLD
から出射されたレーザ光が、上述のように、フォトダイ
オードPD及び同期検知部8に入射される。
【0027】フォトダイオードPDは、レーザダイオー
ドLDからのレーザ光を光電変換して、入射光量に応じ
た光量検出電流を可変抵抗VRに流し、可変抵抗VR
は、この光量検出電流を電圧変換して、光量検出電圧と
してLD変調部12に出力する。この可変抵抗VRは、
レーザダイオードLDの出射するレーザ光が所望の光量
になるように予め調整されている。
【0028】上記同期検知部(同期検知信号生成手段)
8は、フォトダイオード等の受光素子で形成され、入射
されるレーザビームを光電変換して、画像を感光体7上
に書込む主走査方向の開始位置を一定に保つための同期
検知信号に変換して、パルス幅測定部14及び制御部1
1に出力する。特に、同期検知部8は、入射光量が予め
設定された閾値光量を超えている間だけオンとなるパル
ス状の同期検知信号をパルス幅測定部14及び制御部1
1に出力する。
【0029】パルス幅測定部(パルス幅測定手段)14
は、入射光量が予め設定された閾値光量を超えている間
だけオンとなる同期検知部8からのパルス状の同期検知
信号のパルス幅を測定して、デジタルのパルス幅信号と
して制御部11に出力する。
【0030】制御部11には、同期検知部8からの同期
検知信号、パルス幅測定部14からのパルス幅信号及び
図示しない画素クロック等の各種信号が入力され、制御
部11は、これらの各種信号によって、画像データ及び
その他の信号をLD変調部12に出力するとともに、レ
ーザダイオードLDの光量を制御するデジタルの光量制
御信号をDAC13に出力する。
【0031】DAC13は、制御部11から入力される
デジタルの光量制御信号をアナログの光量制御電圧に変
換してLD変調部12に出力する。
【0032】LD変調部12は、DAC13から入力さ
れる光量制御電圧と可変抵抗VRによって電圧に変換さ
れたフォトダイオードPDの出力電流(光量検出電流)
の電圧変換値である光量検出電圧を比較し、レーザダイ
オードLDに流す駆動電流の電流値を制御して光量を調
整するとともに、当該電流値の駆動電流で、制御部11
から入力される画像データに基づいてレーザダイオード
LDを駆動する。
【0033】上記制御部11、DAC13及びLD変調
部12は、全体として光量調整手段として機能してい
る。
【0034】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態の画像形成装置1は、予め設定された可変抵
抗VRの光量検出電圧とDAC13を介して制御部11
から入力される光量制御電圧を比較してレーザダイオー
ドLDの駆動電流の電流値を制御するが、制御部11
が、パルス幅測定部14から入力される同期検知部8の
出力する同期検知信号のパルス幅に基づいてDAC13
に出力する光量制御信号を制御して、可変抵抗VRが変
動した場合にもレーザダイオードLDの出射光量を目標
の光量に制御するところにその特徴がある。
【0035】すなわち、画像形成装置1は、レーザダイ
オードLDの発光光量が可変抵抗VRの調整で予め設定
されており、制御部11は、この設定された発光光量を
内部メモリ等に記憶する。
【0036】画像形成装置1は、制御部11が同期検知
部8からの同期検知信号、パルス幅測定部14からのパ
ルス幅信号及び図示しない画素クロック等の各種信号に
基づいて、画像データ及びその他の信号をLD変調部1
2に出力するとともに、レーザダイオードLDの光量を
制御するデジタルの光量制御信号をDAC13に出力
し、DAC13は、制御部11から入力される光量制御
信号をアナログ変換して、LD変調部12に出力する。
【0037】LD変調部12は、DAC13から入力さ
れる光量制御電圧と可変抵抗VRによって電圧に変換さ
れたフォトダイオードPDの出力電流(光量検出電流)
の電圧変換値である光量検出電圧を比較し、レーザダイ
オードLDに流す駆動電流の電流値を制御するととも
に、当該電流値の駆動電流で、制御部11から入力され
る画像データに基づいてレーザダイオードLDを駆動す
る。
【0038】そして、可変抵抗VRの設定値が予め設定
された規定設定値から変動して、レーザダイオードLD
の発光光量が変動することがある。
【0039】ところが、本実施の形態の画像形成装置1
は、レーザダイオードLDの出射したレーザ光が同期検
知部8にも入射され、同期検知部8は、入射光量が予め
設定された閾値光量を超えている間だけオンとなるパル
ス状の同期検知信号をパルス幅測定部14及び制御部1
1に出力する。
【0040】したがって、同期検知部8の出力する同期
検知信号は、レーザダイオードLDの出射するレーザ光
の光量に応じて、そのパルス幅が、図3(a)及び図3
(b)に示すように、変化し、図3では、図3(a)
が、レーザ光の光量が少なくパルス幅w1が短い場合を
示しており、図3(b)が、レーザ光の光量が多くパル
ス幅w2が長い場合を示している。
【0041】この同期検知部8の出力する同期検知信号
のパルス幅を、パルス幅測定部14が測定して制御部1
1に出力する。
【0042】そして、制御部11は、上述のように、可
変抵抗VRで設定された発光光量を内部メモリ等に記憶
するが、このときのパルス幅をも内部メモリ等に記憶し
ており、可変抵抗VRの規定設定値から位置ズレする等
によりレーザダイオードLDの光量が変動すると、制御
部11がこのパルス幅が規定設定値の光量時のパルス幅
となるように、DAC13に出力する光量制御信号を調
整して、DAC13でアナログ変換されてLD変調部1
2に入力される光量制御電圧を調整する。
【0043】LD変調部12は、この調整された光量制
御電圧と可変抵抗VRによって電圧に変換されたフォト
ダイオードPDの出力電流(光量検出電流)の電圧変換
値である光量検出電圧を比較し、レーザダイオードLD
に流す駆動電流の電流値を制御するとともに、当該電流
値の駆動電流で、制御部11から入力される画像データ
に基づいてレーザダイオードLDを駆動する。
【0044】このように、本実施の形態の画像形成装置
1は、光源ユニット3のレーザダイオードLDから出射
されたレーザを、ポリゴンスキャナ5で、周期的に偏向
走査させて副走査される感光体7の表面を主走査方向に
走査させ、感光体7面の主走査方向書込領域外に配設さ
れた同期検知部8で、主走査されるレーザを検知して主
走査方向の書込開始位置を規定する同期検知信号を生成
し、LD変調部12で、可変抵抗VRで設定されたレー
ザの設定光量とフォトダイオードPDの検出する光量を
比較して、レーザダイオードLDの発光光量を調整する
に際して、同期検知部8の出力する同期検知信号のパル
ス幅をパルス幅測定部14で測定し、制御部11で、可
変抵抗VRで予め設定されたレーザの規定設定光量を記
憶して、パルス幅測定部14の測定したパルス幅に基づ
いて、LD変調部12に出力する設定光量を変更してレ
ーザダイオードLDの発光光量を規定設定光量にレーザ
を調整している。
【0045】したがって、レーザダイオードLDの出射
するレーザの光量を設定する可変抵抗VRの調整位置が
ずれた場合にも、可変抵抗VRの再調整を行うことな
く、レーザダイオードLDの発光光量を可変抵抗VRで
予め設定された規定設定光量に調整することができ、レ
ーザ光量の変動による異常画像の発生を防止して、画像
品質の良好な画像形成を行うことができる。
【0046】なお、上記実施の形態においては、レーザ
ダイオードLDとフォトダイオードPDとが1つのパッ
ケージに組み込まれた光源ユニット3を用いているが、
光源としては、レーザダイオードLDとフォトダイオー
ドPDが1つのパッケージに組み込まれているものに限
るものではないが、このように、レーザダイオードLD
とフォトダイオードPDが1つのパッケージに組み込ま
れていると、部品点数を削減することができ、画像形成
装置1を安価なものとすることができる。
【0047】また、本実施の形態においては、光原ユニ
ット3として、発光素子としてのレーザダイオードLD
が1つのみを有しているものを用いているが、発光素子
であるレーザダイオードLDは、1つに限るものではな
く、2つ以上を有して、複数ラインを同時に感光体7に
書き込むものであってもよい。この場合、レーザダイオ
ードLDの数だけ可変抵抗VR、LD変調部12及びD
AC13を設け、同期検知部8及びパルス幅測定部14
を各レーザダイオードLDに共通で使用する。そして、
主走査方向における書き出し位置の調整を同期検出部8
の出力する複数のレーザ光に応じてそれぞれのパルスの
間隔を測定することにより行う。このとき、制御部11
が、パルス幅測定部14により測定されたパルス幅に基
づいて、それぞれDAC13の出力電圧を調整し、同じ
にそろえることにより、複数のレーザダイオードLDの
レーザ光量を等しくして、色むらを抑えることができ
る。また、同期検出をパルスのエッジで行う場合は、各
レーザダイオードLDの書出位置をそろえることができ
る。
【0048】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像形成装置によ
れば、レーザダイオードから出射されたレーザを、光走
査手段で、周期的に偏向走査させて副走査される感光体
面を主走査方向に走査させ、感光体面の主走査方向書込
領域外に配設された同期検知信号生成手段で、主走査さ
れるレーザを検知して主走査方向の書込開始位置を規定
する同期検知信号を生成し、光量調整手段で、可変抵抗
で設定されたレーザの設定光量と光量検出素子の検出す
る光量を比較して、レーザダイオードの発光光量を調整
するに際して、同期検知信号生成手段の出力する同期検
知信号のパルス幅をパルス幅測定手段で測定し、光量調
整手段で、可変抵抗で予め設定されたレーザの規定設定
光量を記憶して、パルス幅測定手段の測定したパルス幅
に基づいて、設定光量を変更してレーザダイオードの発
光光量を規定設定光量にレーザを調整するので、レーザ
ダイオードの出射するレーザの光量を設定する可変抵抗
の調整位置がずれた場合にも、可変抵抗の再調整を行う
ことなく、レーザダイオードの発光光量を可変抵抗で予
め設定された規定設定光量に調整することができ、レー
ザ光量の変動による異常画像の発生を防止して、画像品
質の良好な画像形成を行うことができる。
【0050】請求項2記載の発明の画像形成装置によれ
ば、複数のレーザダイオードと光量検出素子を備えたも
のとしているので、複数のレーザダイオードの光量を可
変抵抗の再調整を行うことなく調整することができ、レ
ーザ光量の変動による異常画像の発生を防止して、画像
品質の良好なカラー等の画像形成を行うことができる。
【0051】請求項3記載の発明の画像形成装置によれ
ば、レーザダイオードと光量検出素子を、1つのパッケ
ージ内に収納しているので、レーザダイオードの出射す
るレーザの光量を設定する可変抵抗の調整位置がずれた
場合にも、可変抵抗の再調整を行うことなく、より一層
簡単な構成でレーザダイオードの発光光量を可変抵抗で
予め設定された規定設定光量に調整することができ、レ
ーザ光量の変動による異常画像の発生を防止して、画像
品質の良好な画像形成を行うことのできる画像形成装置
を小型で安価なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施の形態を適用し
た画像形成装置の画像出力部の概略構成図。
【図2】図1の画像形成装置の光量制御系の回路ブロッ
ク図。
【図3】図1の同期検知部の出力するレーザ光の光量が
少ない場合(a)とレーザ光の光量が多い場合(b)の
同期検知信号の一例を示す図。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 画像出力部 3 光源ユニット 4 コリメートレンズ 5 ポリゴンスキャナ 6 fθレンズ 7 感光体 8 同期検知部 LD レーザダイオード PD フォトダイオード 11 制御部 12 LD変調部 13 DAC VR 可変抵抗 14 パルス幅測定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザを出射するレーザダイオードと、前
    記レーザダイオードから出射されたレーザを周期的に偏
    向走査させて副走査される感光体面を主走査方向に走査
    させる光走査手段と、前記感光体面の主走査方向書込領
    域外に配設されて前記主走査されるレーザを検知して主
    走査方向の書込開始位置を規定する同期検知信号を生成
    する同期検知信号生成手段と、前記レーザダイオードの
    光量を検出する光量検出素子と、前記レーザの光量設定
    用の可変抵抗と、前記レーザダイオードの発光光量を調
    整する光量調整手段と、を備え、前記光量調整手段が、
    前記可変抵抗で設定された前記レーザの設定光量と前記
    光量検出素子の検出する光量を比較して、前記レーザダ
    イオードの発光光量を調整する画像形成装置において、
    前記同期検知信号生成手段の出力する前記同期検知信号
    のパルス幅を測定するパルス幅測定手段を備え、前記光
    量調整手段が、前記可変抵抗で予め設定された前記レー
    ザの規定設定光量を記憶し、前記パルス幅測定手段の測
    定したパルス幅に基づいて、前記設定光量を変更して前
    記レーザダイオードの発光光量を前記規定設定光量に前
    記レーザを調整することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記画像形成装置は、複数の前記レーザダ
    イオードと前記光量検出素子を備えていることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記レーザダイオードと前記光量検出素子
    は、1つのパッケージ内に収納されていることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008216292A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Kyocera Mita Corp 光走査装置、画像形成装置
JP2018196942A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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