JP2003035762A - 位置測定システムおよび位置測定方法 - Google Patents

位置測定システムおよび位置測定方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リピータ基地局を含む移動無線システムを利
用して、移動端末の現在位置を正確に測定できる位置測
定システムおよび位置測定方法を提供する。 【解決手段】 移動端末が受信する複数の基地局からの
パイロット信号の受信タイミングと、上記各基地局の位
置情報およびパイロット信号の送信タイミング情報に基
づいて、現在位置を算出する位置測定システムにおい
て、リピータ基地局の親局となる基地局からのパイロッ
ト信号とリピータ基地局から送信されるパイロット信号
とを識別し、リピータ基地局からのパイロット信号の受
信タイミングと、該リピータ基地局の位置情報およびパ
イロット信号の送信タイミング情報を利用して、移動端
末の位置を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動端末を利用し
た位置測定システムおよび位置測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人工衛星から発射される電波を利用した
GPSに代わる簡易型の位置測定システムとして、セル
ラ無線基地局を使った位置測定システムが知られてい
る。特に、送受信信号をPN符号系列によってスペクト
ル拡散するCDMA(Code Division Multiple Acces
s)方式を採用したディジタル・セルラシステムは、送
信側で使用するPN符号系列と受信機側で使用するPN
符号系列とを位相的にも一致させる必要があるため、受
信側で行うPN符号系列の位相合わせを利用して、各基
地局から移動局までの拡散符号の伝搬遅延時間差を測定
し、移動局の位置を測定することが可能となる。
【0003】CDMA方式のディジタル・セルラシステ
ムの各基地局は、基準時間t0に対してそれぞれが異な
ったオフセット時間tsでPN符号系列を発生させるこ
とにより、同一PN符号系列によるCDMAを実現して
いる。また、各基地局は、PN符号にウォルシュ符号を
掛け合わせることにより、複数のチャネルを形成してい
る。移動局と同期をとるためにPN符号が繰り返して送
信されるパイロット・チャネルでは、ウォルシュ符号は
ゼロとなっている。ウォルシュ符号を変えることによっ
て、時刻情報送信用のシンク・チャネルと、発/着信時
およびハンドオフ用の制御信号の送信に利用される複数
のページング・チャネルと、最大64通りのトラフィッ
ク・チャネルとが形成される。
【0004】上述したディジタル・セルラシステムにお
ける移動局の位置測定技術は、例えば、特開平7−18
1242号公報に記載されている。上記従来技術では、
移動局が、基地局毎に予め定められているスペクトル拡
散符号(PN符号系列)の差分(PNオフセット)を入
手し、複数の基地局からパイロット信号として送信され
たスペクトル拡散符号の受信時刻から上記差分(PNオ
フセット)に対応する時間を減算することによって、ス
ペクトル拡散符号の伝搬遅延時間差を得るようにしてい
る。
【0005】図2は、上記従来技術による測位方法の原
理を概略的に示した図であり、MSは移動局、BS1、
BS2、BS3は基地局、(X1、Y1)、(X2、Y
2)、(X3、Y3)は、基地局BS1、BS2、BS
3の位置座標、t0はPN符号系列の送信基準時刻、t
s1、ts2、ts3は、各基地局におけるPN符号の
オフセット時間、t1、t2、t3は、移動局MSにお
ける上記各基地局からのPN符号先頭の受信時刻を示し
ている。上記従来技術では、各基地局の位置を(X、
Y、Z)の三次元の座標で示しているが、ここでは、簡
単化のための二次元空間の座標となっている。
【0006】未知数である移動局MSの位置を(x、
y)とし、基地局BS1、BS2、BS3から移動局M
Sまでの電波の伝搬時間をそれぞれtp1、tp2、t
p3、電波の速度をcすると、次式が成り立つ。 (x−X1)+(y−Y1)=(tp1×c) ・・・(a) (x−X2)+(y−Y2)=(tp2×c) ・・・(b) (x−X3)+(y−Y3)=(tp3×c) ・・・(c) また、各基地局の受信タイミングは、t=t0+ts+
tpとなるので、基地局BS1からのPN符号の受信時
刻t1を基準にして、他の基地局BS2、BS3からの
PN符号受信時刻の時間差dt2、dt3を式で表す
と、次式のようになる。 dt2=(t0+ts2+tp2)−(t0+ts1+tp1) =ts2−ts1+tp2−tp1 ・・・(d) dt3=(t0+ts3+tp3)−(t0+ts1+tp1) =ts3−ts1+tp3−tp1 ・・・(e) ここで、各基地局の位置座標(X1、Y1)、(X2、
Y2)、(X3、Y3)と、PN符号のオフセット時間
ts1、ts2、ts3と、受信時刻の時間差dt2、
dt3が与えられれば、未知数x、y、tp1、tp
2、tp3の値は、上記5つの式(a)〜(e)から求
めることができる。
【0007】図3は、上述した原理で位置を測定する特
開平7−181242号公報に記載された移動端末(移
動局MS)の受信回路の1例を示す。62は、パイロッ
ト・チャネルで受信されるPN符号の到来タイミングを
決定するPN符号検出回路であり、シンク・チャネル復
調器60は、上記PN符号検出回路62が検出したPN
符号のタイミングに従ってシンク・チャネル復号用のP
N符号とウォルシュ符号を発生し、シンク・チャネルデ
ータを復調する。
【0008】この回路例では、通信中の基地局の位置を
示す座標情報とPNオフセットがシンク・チャネルで受
信されることを前提としている。また、各基地局が、自
局の座標情報とPNオフセットだけでなく、周辺に位置
する他の基地局の座標情報とPNオフセットも上記シン
ク・チャネルで送信することを前提としている。ここ
で、PNオフセットは、各基地局に固有の値となってお
り、基地局を識別するための情報となる。また、PNオ
フセットの値に所定の係数を掛けることにより、時刻t
0を基準としたPN符号のオフセット時間を算出でき
る。
【0009】通信中の基地局がもつPNオフセットは、
シンク・チャネル復調器60に接続されたPNオフセッ
ト量抽出回路(上記公報ではPN時間シフト量抽出回
路)61で抽出され、基地局別受信タイミング抽出回路
(上記公報では基地局別PN符号タイミング抽出回路)
63に供給される。また、上記シンク・チャネルで送信
された各基地局の座標情報が、基地局座標情報抽出回路
66で抽出され、基地局座標出力回路64でPNオフセ
ットと対応づけて記憶される。
【0010】基地局別受信タイミング抽出回路63は、
シンク・チャネル復調器60で復調された基地局(基準
基地局)の受信タイミングと、PNオフセット量抽出回
路61から受け取ったPNオフセットから基準のタイミ
ングを設定し、PN符号検出器62から与えられる各P
N符号タイミングの相関値に基づいて、各基地局と基準
基地局との受信時間差dt1、dt2、…を特定する。
一方、シンク・チャネル復調器より得られた基地局座標
は、基地局座標出力回路64を介して、位置計算回路6
5に供給される。また、基地局別受信タイミング抽出回
路63から位置計算回路65に、各基地局のPN符号オ
フセット時間ts1、ts2、…と受信時刻t1、t
2、…が供給され、基地局座標出力回路64は、上記基
地局座標出力回路64と基地局別受信タイミング抽出回
路63から供給されたデータに基づいて、移動局の現在
位置を計算する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話システムで
は、そのカバーエリアを拡充するために、通常の基地局
の他にリピータ基地局が設置される場合がある。リピー
タ基地局は、アンテナを介して親局と同様の信号を送受
信し、ケーブル等によって親局と接続される。リピータ
基地局は、屋内や建物密集地域など、親局となる基地局
からの電波が届きにくい場所に設置され、移動端末と親
局との間で送受信信号を中継する。
【0012】従来、リピータ基地局は、親局からの送信
信号をリピータ基地局圏内に中継しており、パイロット
信号も親局と同じものを送信している。このため、リピ
ータ基地局の圏内に位置して、リピータ基地局と親局の
両方からパイロット信号を受信した移動端末では、同一
の識別信号(パイロット信号)を持つ基地局が複数箇所
に存在しているように見える。上述した特開平7−18
1242号公報に記載された測位システムでは、リピー
タ基地局についての考慮はなされていない。
【0013】本発明の目的は、リピータ基地局を含む移
動無線システムを利用して、移動端末の現在位置を正確
に測定できる位置測定システムおよび位置測定方法を提
供することにある。本発明の他の目的は、リピータ基地
局と親局の両方から電波を受信した場合でも、移動端末
の現在位置を正確に測定できる位置測定システムおよび
位置測定方法を提供することにある。本発明の更に他の
目的は、リピータ基地局の信号しか受信できない位置に
いても、移動端末の現在位置を正確に測定できる位置測
定システムおよび位置測定方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、リピータ基地局の親局となる基地局か
ら送信されたパイロット信号の受信タイミングと、上記
リピータ基地局から送信されたパイロット信号の受信タ
イミングに関して、パイロット信号の送信元を識別し、
リピータ基地局を1つの基地局として取り扱って、移動
端末の位置測定に利用することを特徴とする。
【0015】更に具体的に言うと、本発明は、移動端末
が受信する複数の基地局からのパイロット信号の受信タ
イミングと、上記各基地局の位置情報およびパイロット
信号の送信タイミング情報に基づいて、現在位置を算出
する位置測定システムにおいて、上記移動端末が、リピ
ータ基地局の親局となる基地局からのパイロット信号と
上記リピータ基地局から送信されるパイロット信号とを
識別するための手段を有し、リピータ基地局からのパイ
ロット信号の受信タイミングと、該リピータ基地局の位
置情報およびパイロット信号の送信タイミング情報を利
用して、移動端末の位置を算出することを特徴とする。
【0016】本発明の1実施例では、上記移動端末が、
基地局のうちの1つを介して接続された特定のサーバか
ら、リピータ基地局を含む該移動端末近傍の複数の基地
局の位置情報とパイロット信号の送信タイミング情報を
取得する。また、上記識別手段が、リピータ基地局の親
局となる基地局からのパイロット信号の受信時に検出さ
れた受信タイミングについて、パイロット信号の送信元
が基地局かリピータ基地局かを尤度判定によって識別す
る。
【0017】本発明の他の特徴は、複数の基地局にネッ
トワークを介して接続されたサーバが、移動端末で検出
した複数の基地局からのパイロット信号の受信タイミン
グと、上記各基地局の位置情報およびパイロット信号の
送信タイミング情報に基づいて、移動端末の現在位置を
算出する端末位置測定システムにおいて、移動端末が、
リピータ基地局を含む複数の基地局からパイロット信号
の受信タイミングを上記サーバに通知するための手段を
有し、上記サーバが、リピータ基地局の親局となる基地
局から送信されたパイロット信号の受信タイミングと上
記リピータ基地局から送信されたパイロット信号の受信
タイミングとを識別し、上記移動端末における上記リピ
ータ基地局からのパイロット信号の受信タイミングと、
該リピータ基地局におけるパイロット信号の送信タイミ
ングおよび位置情報を利用して、移動端末の位置を算出
することにある。
【0018】また、本発明による位置測定方法は、リピ
ータ基地局の親局となる基地局から送信されたパイロッ
ト信号の受信タイミングと、上記リピータ基地局から送
信されたパイロット信号の受信タイミングに関して、パ
イロット信号の送信元を識別するためのステップと、上
記リピータ基地局を含む複数の基地局からのパイロット
信号の受信タイミングと、上記各基地局の位置情報およ
びパイロット信号の送信タイミングに基づいて、上記移
動端末の位置を算出するステップとを有することを特徴
とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。先ず、リピータ基地局が介在し
た場合の問題点について説明する。図4の(A)、
(B)は、リピータ基地局の圏内に位置した移動端末に
おけるパイロット信号の受信状態を示す。
【0020】(A)は、t0を基準タイミングとして、
時刻t1で基地局(親局)からのパイロット信号PSB
を受信し、これより弱いリピータ基地局からのパイロッ
ト信号PRPを時刻t1'で受信した場合を示す。(B)
は、時刻t1で受信した基地局からのパイロット信号P
SBよりも、時刻t1'で受信したリピータ基地局からの
パイロット信号PRPの方が強かった場合を示す。上記
何れの場合も、移動端末では、同じ基地局からのパイロ
ット信号が異なる伝搬遅延時間で2回受信されたように
見える。
【0021】図5は、基地局BS2に接続されたリピー
タ基地局RP2の圏内にある移動端末MSが、リピータ
基地局RP2からパイロット信号PRP2と、近傍の基
地局BS1、BS3からパイロット信号PBS1、P
BS3を受信した場合の位置測定結果を示す。移動端末
MSが、リピータ基地局RP2からのパイロット信号P
RP2を基地局BS2から送信されたパイロット信号と
誤って判断した場合、破線で示すように、パイロット信
号PRP2を基地局BS2の位置座標とPN符号のオフ
セット時間に関係付けて距離を計算し、移動端末MSの
位置を計算することになる。この場合、端末の現在位置
として、実際の位置P1とは異なるP2が算出される。
本発明は、このように基地局に付随してリピータ基地局
が存在した場合、受信したパイロット信号の発信元が親
局かリピータ基地局かを識別した上で、移動端末の位置
計算を行うようにしたものである。
【0022】図6は、本発明による位置測定システムの
全体構成の1例を示す。本発明による位置測定システム
は、ネットワーク3に接続された複数の無線基地局10
(10−1〜10−n)と移動端末20とからなり、基
地局10のうちの少なくとも1つ(この例では基地局1
0−1)がリピータ基地局11−1を有し、上記ネット
ワーク3に基地局情報記憶装置2を備えた基地局情報サ
ーバ1が接続されている。
【0023】本発明では、移動端末20が、基地局情報
サーバ1から、基地局情報として、接続中の基地局10
−1およびその周辺に位置した基地局の位置情報とPN
オフセットを入手する。この時、これらの基地局に付随
するリピータ基地局の位置情報とPNオフセット情報も
同時に入手し、これらの基地局情報に基づいて、パイロ
ット信号の発生元の確認と位置計算を行う。
【0024】図7は、移動端末20が基地局情報サーバ
1から入手する基地局情報40の1例を示す。基地局情
報40は、基地局毎の複数のエントリ40−iからな
り、各エントリは、基地局識別子(ID)41と、リピ
ータの有無42と、基地局の位置情報43と、オフセッ
ト44とからなる。基地局識別子41は、基地局番号4
1aとPNオフセット41bで表される。セルラシステ
ムでは、距離的に離れた複数の基地局に同一のPNオフ
セットが割当てられるため、システム全体として各基地
局を識別するために、基地局の識別子として基地局番号
41aが付される。但し、移動端末の周辺に位置した少
数の基地局に着目した場合、各基地局が互いに異なった
PNオフセットをもっているため、PNオフセットだけ
でも基地局を識別できる。
【0025】基地局の位置情報43は、緯度43xと経
度43yを含み、オフセット44は、PNオフセット4
1bとは別に各基地局で必然的に発生する送信パイロッ
ト信号(PN符号)の遅れ時間を意味している。本発明
の実施例では、上記オフセット44の値を含めた形で、
前述した式(d)、(e)に相当する時間差を計算す
る。
【0026】40−1、40−2、…は、一般基地局用
のエントリ、40−11、40−12、…は、リピータ
基地局用のエントリであり、基地局とこれに付随するリ
ピータ基地局との関係は、基地局識別子41に含まれる
基地局番号とPNオフセットによって識別できる。図7
の例では、一般基地局用のエントリにおいて付随するリ
ピータの有無を示し、リピータ基地局用のエントリで
は、リピータの有無42の値がリピータ無しの状態とな
っているが、このフィールドにリピータ基地局用のエン
トリであることを示す特定の値を設定するようにしても
よい。
【0027】図1は、移動端末20の1実施例を示すブ
ロック図である。移動端末20は、アンテナ21に接続
された送受信回路22と、上記送受信回路22に接続さ
れたページング・チャネル変復調器23、トラフィック
・チャネル変復調器24および測位部25と、上記測位
部25に接続されたメモリ26と、上記各変復調器に接
続された制御部27と、上記制御部27に接続された尤
度判定部28および位置計算部29とからなる。ページ
ング・チャネル変復調器23とトラフィック・チャネル
変復調器24は、それぞれのチャネル数に応じた複数の
変復調器からなっている。メモリ26には、図7に示し
た基地局情報40と、測位部25で検出した各基地局か
らのパイロット信号の受信タイミング情報が蓄積され
る。尚、移動端末20は、電話機能を実現するための送
受話器、表示画面、各種の入力ボタンを備えているが、
これらの要素は本発明の位置測定には直接関係しないた
め、図面では省略されている。
【0028】測位部25には、例えば、図3に示したよ
うに、シンク・チャネルから受信した基地局情報(基地
局座標情報とPNオフセット)と、シンク・チャネル復
調器で復調された基地局(基準基地局)の受信タイミン
グと、PN符号検出器で検出したPN符号タイミングの
相関値に基づいて、各基地局の座標、パイロット信号の
PNオフセット、パイロット信号の受信時間を特定する
従来形式の測位部を適用できる。但し、位置計算回路6
5は不要であり、位置計算回路85への出力は全てメモ
リ26に送られる。また、基地局情報は、上記シンク・
チャネルに代えて、例えば、ページング・チャネルや、
測位用として用意された他の特別のチャネルから受信す
るようにしてもよい。また、後述するように、制御部2
7からサーバ1に基地局情報の送信を要求し、トラフィ
ック・チャネルから基地局情報を受信してメモリ26、
若しくはその他の領域に記憶するようにしてもよい。
【0029】本発明では、測位部25で検出したパイロ
ット信号の受信タイミングを、例えば、図8に示すよう
に、基地局識別子(PNオフセット)と対応させてメモ
リ26に記憶する。図4で説明した基地局とリピータ基
地局のパイロット信号の受信タイミングt1、t1'につ
いては、例えば、エントリ50−1で示すように、これ
らの基地局とリピータ基地局がもつ同一のPNオフセッ
トに対応させて、t1とt1'を1組にして記憶する。受
信タイミングt1、t1'と送信元との対応関係は、後述
するように、尤度判定部28によって判定され、受信タ
イミングと送信元との関係を明らかにした上で、位置計
算部29による端末位置の計算が実行される。
【0030】図9は、移動端末20において、制御部2
7による制御の下に実行される位置測定動作のためのフ
ローチャートを示す。先ず、接続中の基地局を経由し
て、基地局情報サーバ1に基地局情報を要求し、例え
ば、図7に示した周辺基地局の基地局情報を取得し、メ
モリに記憶する(ステップ71)。次に、測位部25に
よって、周辺の各基地局(含むリピータ基地局)からの
パイロット信号の受信タイミングを検出する(ステップ
72)。パイロット信号の受信タイミング検出の詳細に
ついては、図10で後述する。
【0031】既に取得済みとなっている基地局情報か
ら、パイロット信号の受信タイミングが検出された基地
局群の中にリピータ基地局、若しくはリピータが接続さ
れている親基地局が含まれているか否かを判定し(ステ
ップ73)、もし、リピータ基地局がなければ、基地局
情報とパイロット信号の受信タイミングに基づいて、位
置計算部29により端末位置を計算する(ステップ7
5)。パイロット信号の発信元としてリピータ基地局、
若しくは親基地局が含まれる場合は、図11で後述する
尤度判定処理によって、パイロット信号と送信元との対
応関係を判定(ステップ74)した後、位置計算部29
により端末位置を計算する(ステップ75)。
【0032】図10は、受信タイミング検出(ステップ
72)の詳細を示す。受信タイミング検出は、PN符号
検出器62によってパイロット信号(PN符号の位相)
を1つの基地局のパイロット信号に設定した状態で、最
初の受信タイミングti1を検出する(ステップ72
1)。この時、上記パイロット信号のPNオフセットに
基づいて図7の基地局情報40を参照することにより、
上記基地局に付随したリピータ基地局の有無を判定する
(ステップ722)。リピータ基地局がなければ、PN
符号検出器でパイロット信号(PN符号の位相)を次の
基地局のパイロット信号に合わせ(ステップ725)、
ステップ721に戻って、上述した動作を繰り返す。
【0033】上記基地局に付随してリピータ基地局が存
在している場合は、PN符号検出器によって一定時間内
に次のパイロット信号が検出されるのを待ち(ステップ
723)、パイロット信号が検出された場合は、第2の
受信タイミングti'として記憶する(ステップ72
4)。ステップ723でパイロット信号が検出しないま
ま一定時間が経過した場合、または、ステップ724で
第2の受信タイミングti'を検出した場合は、パイロ
ット信号を次の基地局のパイロット信号に合わせ(ステ
ップ725)、ステップ721に戻って、上述した動作
を繰り返す。ステップ721、724で検出された受信
タイミングは、図8に示した形式で記憶され、全ての基
地局についてパイロット信号の検出動作を完了した時
(ステップ725)、受信タイミングの検出処理を終了
する。
【0034】次に、ステップ74で行う尤度判定につい
て説明する。基地局に付随してリピータ基地局が存在
し、最初の受信タイミングtiと第2の受信タイミング
ti'が検出された場合は、これらの受信タイミングが
基地局からのパイロット信号の受信タイミングTbsとリ
ピータ基地局からの送パイロット信号の受信タイミング
Trptのどちらに該当するかを尤度計算により判定する。
この場合、(1)タイミングtiが基地局からの受信タ
イミングTbsで、タイミングti'がリピータ基地局から
の受信タイミングTrptとなるケース:C( ti, ti' || Tb
s, Trpt )、(2)タイミングti'がリピータ基地局か
らの受信タイミングTrptで、タイミングtiが基地局か
らの受信タイミングTbsとなるケース:C( ti, ti' || T
rpt, Tbs )、の2つのケースについて、それぞれ尤度計
算を行い、最適となるものを選択する。
【0035】例えば、位置計算に最小自乗法を用いた場
合、尤度の計算は、以下のようになる。ここでは、信号
の発信元として、リピータ基地局を含めて合計M個の基
地局が観測され、且つ、測定距離の誤差が正規分布に従
うものと仮定する。また、基準となる基地局の測距結果
をrBASEとし、m番目の基地局の測距結果をrとす
る。m番目の基地局と基準基地局と端末迄の擬似測定距
離差rdif,mを測距結果r と基準基地局の測距結果を
BASEとの差分を取って
【0036】
【数1】 と表わす。移動端末の推定位置を(xcond,ycond)、m
番目の基地局の位置を(x,y)、基準基地局の位
置を(xBASE,yBASE)とする。各基地局間の擬似距離差
も同じく基準基地局との差分を取って
【0037】
【数2】 と表わす。ここで、dは、
【0038】
【数3】 であり、dBASEは、
【0039】
【数4】 である。
【0040】基準基地局の測定結果が正しいとすると、
正規分布を仮定した系の尤度は、真値との距離の2乗に
比例する。このことから、コスト関数Fは次式で表わす
ことができる。
【0041】
【数5】 従って、パイロット信号の基地局からの受信タイミング
をTbs、リピータ基地局からの受信タイミングをTrptと
した場合、基地局とリピータ基地局の受信タイミングの
組み合わせに対するコスト関数FTIMは、
【0042】
【数6】 で表すことができ、最も尤度の高い基地局とリピータ基
地局の受信タイミングの組み合わせは、
【0043】
【数7】 を与えるTbs、Trptとなる。
【0044】本発明では、例えば、上述した計算方式を
用いて、最も尤度の高い発信元と受信タイミングの組み
合わせを求めた上で、移動端末の位置を算出する。
【0045】第2の受信タイミングti'が検出されな
かった場合は、最初の受信タイミングtiが基地局から
の受信タイミングTbsとリピータ基地局からの受信タイ
ミングTrptのどちらに該当するかを尤度計算により判定
する。この場合に計算するケースは、(3)タイミング
tiが基地局からの受信タイミングTbsであるケース:C
( ti || Tbs )、(4)タイミングtiがリピータ基地
局からの受信タイミングTrptであるケース: C( ti ||
Trpt )の2つであり、これらの中で尤度の高いケースを
適用する。
【0046】図11は、尤度判定ステップ74の詳細を
示すフローチャートである。先ず、受信タイミングが2
つ検出されたか否かをチェックする(ステップ74
1)。2つの受信タイミングが検出された場合は、受信
タイミングtiが基地局のもの、ti'がリピータ基地
局のものと仮定して、コスト関数F1を算出する(ステ
ップ742)。次に、受信タイミングti'が基地局の
もの、tiがリピータ基地局のものと仮定して、コスト
関数F2を算出し(ステップ743)、得られた2つの
コスト関数F1、F2の値を比較する(ステップ74
4)。F1<F2の場合は、tiが基地局、ti'がリ
ピータ基地局の受信タイミングと決定し(ステップ74
5)、逆にF1>F2の場合は、ti'が基地局、ti
がリピータ基地局の受信タイミングと決定する(ステッ
プ746)。
【0047】受信タイミングが1つしか検出されなかっ
た場合は、受信タイミングtiが基地局のものと仮定し
て、コスト関数F3を算出する(ステップ752)し、
次に、受信タイミングtiがリピータ基地局のものと仮
定して、コスト関数F4を算出し(ステップ753)、
2つのコスト関数F3、F4の値を比較する(ステップ
754)。F3<F4の場合は、tiが基地局の受信タ
イミングと決定し(ステップ755)、逆にF3>F4
の場合は、tiがリピータ基地局の受信タイミングと決
定する(ステップ756)。
【0048】メモリ26に記憶されたリピータ付き基地
局からのパイロット信号の受信タイミングについて、上
述した尤度判定処理を繰り返し、リピータ付きの全ての
基地局について尤度判定を完了した時(ステップ76
0)、尤度判定処理を終了して、位置計算ステップ75
を実行する。位置計算には、リピータ基地局と親局の両
方のデータを使用することができる。
【0049】以上の実施例では、移動端末20の周辺に
位置した基地局の情報を基地局情報サーバ1から取得し
たが、測位機能が有効となる特定範囲内の基地局情報を
記憶した専用のメモリを移動端末ユーザに配布し、この
専用メモリを制御部27に接続して、位置計算に必要な
基地局情報を読み出すようにしてもよい。また、リピー
タ付きの基地局からのパイロット信号の受信タイミング
を検出中に、基地局またはリピータ基地局の何れか一方
のパイロット信号のみが受信された場合、例えば、パイ
ロット信号の検出に適用される閾値を変更するなど、受
信タイミングの検出方法を変えた状態で、もう一方の受
信タイミングを探すようにしてもよい。
【0050】上述した実施例では、移動端末20に位置
計算機能を設けたが、移動端末20の構造を簡単化する
ために、尤度判定部28と位置計算部29の機能を図6
に示した基地局情報サーバ1に設けておき、各移動端末
20の制御部27から、図8に示したタイミング情報5
0を含む位置計算要求メッセージを基地局情報サーバ1
に送信し、上記基地局情報サーバ1が基地局情報2を利
用して端末位置を算出し、計算結果(端末位置)を要求
元の移動端末に通知するようにしてもよい。端末位置の
計算は、ネットワーク3に接続された上記基地局情報サ
ーバ1とは別の位置計算専用のサーバによって実行する
ようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、移動端末で検出されたパイロット信号の送信
元を確認した上で位置計算を行うようにしているため、
基地局とリピータ基地局が同一のパイロット信号を送信
した場合でも、発信元の誤認による端末位置の誤計算を
防止できる。また、通常の基地局とリピータ基地局の双
方からパイロット信号を受信した場合、リピータ基地局
を1つの基地局として扱うことによって、測位に利用で
きる基地局数を増加することが可能となる。
【0052】本発明によれば、リピータ基地局の信号と
基地局の信号を区別して端末位置を測定できるため、例
えば、地下街のように、リピータ基地局からの信号しか
受信できない場所においても、端末位置を知ることが可
能となる。これによって、携帯電話で通話可能であるに
もかかわらず、位置測定ができないといった利用者の不
便を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動端末の1実施例を示すブロッ
ク図。
【図2】従来公知の移動端末の測位方法を説明するため
の図。
【図3】測位機能を備えた従来の移動端末の回路主要部
の1例を示す図。
【図4】リピータ基地局の圏内に位置した移動端末にお
けるパイロット信号の受信状態を説明するための図。
【図5】リピータ基地局から受信したパイロット信号に
よる位置測定の問題点を説明するための図。
【図6】本発明による位置測定システムの1実施例を示
す全体構成図。
【図7】本発明で位置測定に使用される基地局情報を示
す図。
【図8】本発明において検出されるパイロット信号の受
信タイミングの記憶形式を示す図。
【図9】本発明による位置測定の手順を示すフローチャ
ート。
【図10】図9における受信タイミング検出72の詳細
を示すフローチャート。
【図11】図9における受信タイミング尤度判定74の
詳細を示すフローチャート。
【符号の説明】
1:基地局情報サーバ、2:基地局情報データベース、
3:ネットワーク、10:基地局、11:リピータ基地
局、20:移動端末、21:アンテナ、22:送受信回
路、23:ページング・チャネル変復調器、24:トラ
フィック・チャネル変復調器、25:測位部、26:メ
モリ、27:制御部、28:尤度判定部、29:位置計
算部、60:シンク・チャネル復調器、61:PNオフ
セット抽出回路、62:PN符号検出器、63:基地局
別受信タイミング抽出回路、64:基地局座標出力回
路、65:位置計算回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石藤 智昭 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5J062 AA08 AA09 CC12 FF01 5K067 AA33 BB04 CC10 DD17 EE02 EE10 EE16 HH21 HH23 JJ52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動端末が受信する複数の基地局からのパ
    イロット信号の受信タイミングと、上記各基地局の位置
    情報およびパイロット信号の送信タイミング情報に基づ
    いて、移動端末の位置を算出する位置測定システムにお
    いて、 上記移動端末が、リピータ基地局の親局となる基地局か
    らのパイロット信号と上記リピータ基地局から送信され
    るパイロット信号とを識別するための手段を有し、リピ
    ータ基地局からのパイロット信号の受信タイミングと、
    該リピータ基地局の位置情報およびパイロット信号の送
    信タイミング情報を利用して、移動端末の位置を算出す
    ることを特徴とする位置測定システム。
  2. 【請求項2】前記移動端末が、前記基地局のうちの1つ
    を介して接続された特定のサーバから、前記リピータ基
    地局を含む該移動端末近傍の複数の基地局の位置情報と
    パイロット信号の送信タイミング情報を取得することを
    特徴とする請求項1に記載の位置測定システム。
  3. 【請求項3】前記識別手段が、リピータ基地局の親局と
    なる基地局からのパイロット信号の受信時に検出された
    受信タイミングについて、パイロット信号の送信元が基
    地局かリピータ基地局かを尤度判定によって識別するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の位置測
    定システム。
  4. 【請求項4】それぞれ固有のタイミングでパイロット信
    号を送信する複数の基地局と、 上記複数の基地局にネットワークを介して接続されたサ
    ーバと、 近傍の複数の基地局からパイロット信号を選択的に受信
    する移動端末とからなり、 上記サーバが、移動端末で検出した複数の基地局からの
    パイロット信号の受信タイミングと、上記各基地局の位
    置情報およびパイロット信号の送信タイミング情報に基
    づいて、移動端末の現在位置を算出する端末位置測定シ
    ステムにおいて、 上記基地局のうちの少なくとも1つがリピータ基地局を
    有し、 上記移動端末が、リピータ基地局を含む複数の基地局か
    らパイロット信号の受信タイミングを上記サーバに通知
    するための手段を有し、 上記サーバが、リピータ基地局の親局となる基地局から
    送信されたパイロット信号の受信タイミングと上記リピ
    ータ基地局から送信されたパイロット信号の受信タイミ
    ングとを識別するための手段を有し、上記移動端末にお
    ける上記リピータ基地局からのパイロット信号の受信タ
    イミングと、該リピータ基地局におけるパイロット信号
    の送信タイミングおよび位置情報を利用して、移動端末
    の位置を算出することを特徴とする位置測定システム。
  5. 【請求項5】移動端末が受信する複数の基地局からのパ
    イロット信号の受信タイミングと、上記各基地局の位置
    情報およびパイロット信号の送信タイミング情報に基づ
    いて、上記移動端末の位置を算出する端末位置の測定方
    法において、 リピータ基地局の親局となる基地局から送信されたパイ
    ロット信号の受信タイミングと、上記リピータ基地局か
    ら送信されたパイロット信号の受信タイミングに関し
    て、パイロット信号の送信元を識別するためのステップ
    と、 上記リピータ基地局を含む複数の基地局からパイロット
    信号の受信タイミングと、上記各基地局の位置情報およ
    びパイロット信号の送信タイミングに基づいて、上記移
    動端末の位置を算出するステップとを有することを特徴
    とする位置測定方法。
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