JP2003035600A - 偏光度を判定する方法およびシステム - Google Patents
偏光度を判定する方法およびシステムInfo
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- G—PHYSICS
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- G01J4/00—Measuring polarisation of light
- G01J4/04—Polarimeters using electric detection means
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Abstract
るシステム及び方法を提供すること。 【解決手段】偏光の分からない光源光を偏光コントローラに入
力する。偏光コントローラは光源光を複数の異なる偏光に変換
する。変換された偏光コントローラの出力を固定偏光子に入力
する。固定偏光子は、最大透過強度の変換された光源光
を所定の変換において光源光の伝搬軸と直交する方向に
通過させる。偏光子は、最小透過強度の変換された光源
光を前記最大透過強度の光が通過する変換と直交する変
換において通過させる。固定偏光子により変換され弁別
された光源光の出力を光波ハ゜ワーメータに入力し、強度を測
定する。変換され弁別された光源光の最大透過強度及び
最小透過強度を用いて光源のDOPを判定することができ
る。代替として、偏光コントローラによって少なくとも4つの
偏光変換を実施し、偏光コントローラの1/2波長板及び1/4波長
板を回転させる場合、ミュラー計算法を用いてDOPを判定す
ることもできる。
Description
偏光を有する光の偏光度の判定に関し、詳しくは、光波
パワーメータにおける偏光依存性を最小にすることによ
る偏光度の判定に関する。 【0002】 【従来の技術】光は、伝播する電磁波である。光が特定
の固定面に位置する電界ベクトルをもつとき、その光
は、その特定の固定面において偏光されていると言われ
る。同一周波数を持つ2つの直交する偏光平面波は、偏
光された電界を発生する。光の偏光状態は、これらの2
つの光波の相対的な振幅および位相によって判定され
る。 【0003】例えば、太陽光などの偏光していない自然
光は、複数の不規則な配向の原子源であり、それぞれの
源が、わずか数十ナノ秒の偏光を発生させるような原子
源と概念付けられる。同じ周波数の電磁波を互いに重ね
合わせると、偏光された電磁波が生成される。例えば、
太陽などの自然光源によって非相関性の電磁波が連続的
に放射される場合、この自然光源によって放射される光
の偏光状態は、不規則に変化する。放射される光の偏光
状態の期間が知覚できる期間よりも短いとき、この光
は、偏光されていないと言われる。 【0004】光は、最も典型的には偏光と非偏光との混
合であるので、部分偏光と言われる。この部分的な偏光
のうちの数パーセントは、不規則ではない位相関係を有
している。光の偏光度(DOP:Degree of polarizati
on)は、 DOP=Ipol/(Ipol+Iunpol) (1) と定義され、ここでIpolおよびIunpolは、それぞれ偏
光成分と非偏光成分の測定された強度である。DOP
は、偏光成分(Iunpol)と全体光(Ipol+Iunpo l)
との比である。DOPは、0から1までの範囲にある。
DOPは、パーセンテージで表されることもある。 【0005】直線偏光の光源のDOPを測定したい場
合、直線偏光子を直線偏光の光路において回転させるこ
とができる。この直線偏光子の回転中、ある角度におい
て最大透過光強度が見つかる。最大透過光強度が得られ
た角度に直交する角度において、これに対応する最小透
過光強度が見つかる。光が100%直線偏光されていれ
ば、最小透過光強度は0になり、DOPは1になる。し
かし、偏光子を回転させながら全く偏光されていないD
OPを測定すると、伝達された光は、直線偏光子のすべ
ての向きについて同じ強度を示す。この場合、DOPは
0となる。 【0006】ほとんどの光は、完全に偏光された光や全
く偏光されていない光ではなく、その組み合わせであ
る。部分的に直線偏光された光を直線偏光子を通して伝
搬させ、直線偏光子を光の伝搬軸(光軸)の周りに回転
させると、部分的に直線偏光された光は、最大、およ
び、非ゼロの最小の透過強度を有する。最大透過強度お
よび非ゼロの最小の透過強度は、直線偏光子を光の伝搬
軸の周りに回転させる際に、互いに90°だけずれた位
置になる。 【0007】この光の偏光されて伝搬される強度成分
は、次のようになり、 Ipol=Imax−Imin (2) この光の偏光されない強度成分は、次のようになる 【0008】 Imin=Iunpol/2 (3) 【0009】従って、式2および式3を式1に代入する
と、 DOP=(Imax−Imin)/(Imax+Imin) (4) となる。 【0010】部分的な直線偏光のDOPを測定する上述
の技術は、多数の光学のテキストに記載されている。し
かしながら、直線偏光は、楕円偏光の極めて特殊な例で
ある。もっとも一般的には、光は、部分的な楕円偏光で
ある。上述の測定技術は、光の偏光された成分が直線で
あることを必要とするので、光が部分的に楕円偏光され
ている場合には満足な結果が得られない。あらゆる偏光
状態についてDOPを測定できるような、より一般的な
技術が求められている。 【0011】ミュラー計算法において、光のパワーおよ
び偏光は、光のストークスベクトルによって完全に定義
することができる。ストークスベクトル(S)は、4つ
のベクトル、即ちS0、S1、S2およびS3から成り、そ
れぞれ、強度、水平偏光成分、+45°偏光成分および
正しい円偏光成分を定義している。Sは、通常以下のよ
うな列ベクトルとして書かれる。 【数1】 いかなる光の偏光状態も、球の中心から球の表面を指す
ストークスベクトルによって、一意に表現することがで
きる。 【0012】例えば、波長板(例えば、リターダ)や偏
光子など、いかなる光学要素も、ミュラー行列と呼ばれ
る4×4行列によって表現することができる。以下に示
すのは、それぞれ、直線偏光子、1/4波長板および1
/2波長板に対するミュラー行列であり、光源の伝搬軸
を中心とする回転の関数になっている。 【数2】 直線偏光子(Mpol)は角度cだけ、1/4波長板(M
qwp)は角度eだけ、および、1/2波長板(Mhwp)は
角度bだけ、光源の伝搬軸を中心としてその周りに回転
している。 【0013】ストークスベクトルSinによって特徴付け
られる入射偏光波は、ミュラー行列Mdeviceによって特
徴付けられる光学要素と相互に作用し、これによって生
じる光波は、次のように出力ストークスベクトルSout
によって特徴付けることができる。 【0014】 Sout=Mdevice・Sin (9) 【0015】より一般的には、Sinによって表される入
射偏光波がMn....・M3・M2・M1によって表され
る一連の光学要素に入射すると、一連の光学要素によっ
て変換された光を表すストークスベクトルSoutは、次
のように表される。 【0016】 Sout=Mn....・M3・M2・M1・Sin (10) 【0017】偏光子は、基本的には、その偏光子の偏光
に一致する偏光状態をもつ光の最大透過強度を通過さ
せ、それに直交する偏光状態のとき光の最小透過強度を
通過させる弁別器として機能する。直線偏光子だけでな
く、楕円形偏光子および円形偏光子も知られている。 【0018】偏光子から生ずる光の強度は、一般に光波
パワーメータを用いて測定される。理想的な光波パワー
メータは、偏光依存性(PD:Polarization Dependanc
e)を持たず、また光波パワーメータの測定レンジ全域
にわたって完全な直線性を有している。未知の偏光の光
のDOPを正確に測定するために重要なことの1つは、
異なる偏光状態を弁別する偏光子の能力にある。 【0019】直線偏光のDOPを測定するためには、直
線偏光子は、光の伝搬軸を中心としてその周りに少なく
とも180°回転し、光の最小透過強度および最大透過
強度を捕捉できなければならない。しかし、偏光子を回
転させることは、問題を生じる。偏光子を回転させる
と、光波パワーメータは、複数の偏光状態の影響を受
け、光波パワーメータの偏光依存性(PD)に起因して
測定が不正確になる。PDは、入力光源の偏光が光波パ
ワーメータに対して変化するにつれて変化するパワー損
失の作用である。以下の説明とともに添付の図面を参照
することによって、本発明の実施例をより完全に理解す
ることができるであろう。本発明の実施例は、添付の図
面を用いて説明される。 【0020】 【発明が解決しようとする課題】多くのアプリケーショ
ンは、光のDOPを非常に正確に判定することを必要と
する。例えば、ラマン増幅器には、非常に小さなDOP
の光が必要とされる。他のアプリケーションは、非常に
大きなDOP、あるいは、0と1の間の正確なDOPを
必要とする。従って、上述したようなおよび他の欠点を
持たない未知の偏光をもつ光のDOPを正確に測定する
方法およびシステムが、必要とされている。 【0021】 【課題を解決するための手段】これらのおよび他の欠点
は、光波パワーメータの偏光依存性によって生じる測定
の不正確さを最小限にするとともに、光の偏光度(DO
P)を正確に判定するための方法およびシステムを提供
する本発明の実施例によって解決される。本発明の実施
例において、光源のDOPを判定する方法は、光源光を
偏光状態に変換し、変換された光源光を弁別し、およ
び、変換され弁別された光源光の透過強度を測定する。
変換、弁別および測定する各ステップは、少なくとも1
回繰り返され、これにより複数の透過強度が測定され
る。DOPは、この複数の測定された透過強度のうちの
少なくとも2つに基づいて判定される。 【0022】本発明の他の実施例において、光源光のD
OPを判定するシステムには、光源光の偏光状態を複数
の偏光状態に変換するように構成された偏光コントロー
ラと、変換された光源光を弁別するように構成された固
定の偏光子とが含まれる。また、このシステムには、変
換され弁別された光源光の透過強度を測定するように構
成された光波パワーメータと、変換され弁別された光源
光の複数の測定された透過強度のうちの少なくとも2つ
に基づいてDOPを判定するための手段とが含まれる。 【0023】本発明の他の実施例において、光源光のD
OPを判定する方法は、光源光を偏光状態に変換し、変
換された光源光を弁別し、変換され弁別された光源光の
透過強度を測定する。変換、弁別および測定するステッ
プは、少なくとも3回繰り返され、これにより少なくと
も4つの透過強度を測定する。DOPは、ミュラー計算
法を用いて少なくとも4つの測定された透過強度に基づ
いて判定される。 【0024】本発明の他の実施例において、光源光のD
OPを判定するシステムには、光源光の偏光状態を少な
くとも4つの偏光状態に変換するように構成された偏光
コントローラと、変換された光源光を弁別するように構
成された固定の偏光子と、変換され弁別された光源光の
透過強度を測定するように構成された光波パワーメータ
とが含まれる。また、このシステムは、変換され弁別さ
れた光源光の少なくとも4つの測定された透過強度に基
づいてミュラー計算法を用いてDOPを判定するための
手段も含む。 【0025】 【発明の実施の形態】直線偏光された光のいかなる偏光
状態も、その光を以下のような回転可能な1/2波長板
Mhwp(α)を通して伝搬させることによって、直線偏
光の任意の他の状態へ変換することができる。 【0026】 Slpol=Mhwp(α)・Sin (11) 【0027】1/2波長板(Slpol)を出た光波は、次
いでMlpolで表される固定の直線偏光子を通過し、固定
の直線偏光子(Sout)による光出力の透過強度は、光
波パワーメータによって以下のように測定される。 【0028】 Sout=Mlpol・Slpol (12) 【0029】 Sout=Mlpol・Mhwp(α)・Sin (13) 【0030】1/2波長板をαだけ回転させると、光波
パワーメータを用いて固定の直線偏光子による光出力の
最小透過強度及び最大透過強度を測定することができ、
これらの測定値からDOPを判定することができる。こ
の技術を用いてDOPを判定すると、光波パワーメータ
は単一の偏光状態にしか影響を受けなくなるので、光波
パワーメータのPDによってDOPの測定が不正確にな
ることがない。 【0031】いかなる偏光状態に対してもDOPを測定
するためには、他の変換が必要とされる。いかなる偏光
状態の楕円偏光(Sepol)も、以下に示すような1/4
波長板Mqwp(β)を通過させることによって、特定の
偏光状態の直線偏光(Slpol)に変換することができ
る。ここで、1/4波長板は、入射光波の伝搬軸の周り
に、βだけ回転され、直線偏光子は、δだけ回転される
ものとする。 【0032】 Slpol=Mqwp(β)・Sepol (14) 【0033】 Sout=Mlpol(δ)・Mqwp(β)・Sepol (15) 【0034】光波が直線偏光状態に変換された後、直線
偏光子を回転させて最小透過強度及び最大透過強度を見
つけ、これらを測定して記録し、これらの最小透過強度
及び最大透過強度からDOPを判定することができる。
しかし、上述のように、直線偏光子の回転は、DOP測
定にPDを生じさせて不正確にする。 【0035】代替として、直線偏光子は一定の姿勢にし
たまま、1/2波長板Mhwpを光波路に挿入して回転さ
せ、直線偏光の状態を変換することもできる。DOP
は、記録された最小透過強度及び最大透過強度から以下
のように計算することができる。ここで、1/2波長板
は、αだけ回転され、直線偏光子は、実質的に固定され
た状態を保ち、1/4波長板は、βだけ回転されるもの
とする。 【0036】 Sout=Mlpol・Mqwp(β)・Mhwp(α)・Sin (16) 【0037】直線偏光子が上述のように実質的に固定さ
れた状態に保たれる場合、単一の偏光状態の光が光波パ
ワーメータに伝達されるので、これによって、光波パワ
ーメータからDOP測定の不正確さを排除することがで
きる。従って、いかなる光源のDOPも、PDを最小に
して測定することができる。1/2波長板と1/4波長
板との組み合わせは、波長板を回転させることによっ
て、光源のいかなる偏光状態も、任意の所望の出力偏光
状態に変換することができる。直線偏光子は弁別器とし
て機能し、光が直線偏光子と同じ偏光をもつときに最大
透過強度で光を通過させ、直線偏光子が光の偏光と直交
しているときに最小透過強度で光を通過させる。偏光コ
ントローラは、いかなる入力偏光状態も任意の出力偏光
状態に変換することができる。従って、本明細書には、
説明のために固定の直線偏光子が時々記載されるが、本
発明の原理に従って、固定の偏光子には任意の(例え
ば、直線、円あるいは楕円の)固定の偏光子を用いるこ
とができる。 【0038】図1は、回転可能な1/2波長板と1/4
波長板とを備えた偏光コントローラを用いる本発明の実
施例のブロック図である。システム100は、偏光コン
トローラ104に入力される光源光102を備えてい
る。偏光コントローラ104は、回転可能な1/2波長
板106と回転可能な1/4波長板108とを備えてい
る。光源光102は、まず回転可能な1/2波長板10
6に遭遇して次に回転可能な1/4波長板108に遭遇
するように描かれているが、この回転可能な1/2波長
板106及び回転可能な1/4波長板108は本発明の
原理に従って逆の順序に配置することもでき、すなわ
ち、光源光102が、まず1/4波長板108に遭遇し
て次に回転可能な1/2波長板106に遭遇するように
構成することもできる。1/2波長板106および1/
4波長板108がいずれも回転可能であるので、光源光
102の偏光状態は、その偏光状態に関わらず、1/2
波長板106の回転と1/4波長板108の回転とによ
って、任意の偏光状態に変換することができる。 【0039】本発明の実施例において、回転可能な1/
2波長板106および回転可能な1/4波長板108
は、それぞれ複数の位置に回転される。これらの複数の
位置によって、複数の偏光をもつ変換された光が生じ
る。変換された光源光110は、偏光コントローラ10
4を出た後、固定の偏光子112に遭遇する。弁別器
(あるいはフィルタ)として機能する固定の偏光子11
2は、実質的に固定の位置に保たれ、特定の変換におい
て最大透過強度の偏光を通過させ、前記最大透過強度の
偏光が通過する角度に対して直交する変換において最小
透過強度の光を通過させるようになっている。 【0040】変換された光110が固定の偏光子112
を通過した後、変換されて弁別された光114がそこか
ら生じ、光波パワーメータ116に入力される。光波パ
ワーメータ116は、変換されて弁別された光114の
透過強度を測定する。本発明の実施例においては、光波
パワーメータ116を用いて、変換されて弁別された光
114の最大透過強度および最小透過強度を測定し、こ
れらを用いて光源光102のDOPを判定する。 【0041】本発明の他の実施例において、回転可能な
1/2波長板106および回転可能な1/4波長板を既
知の角度だけ回転させることによって、光源光102の
少なくとも4つの変換が実施される。その後、変換され
た光110を固定の偏光子112によって弁別し、光源
光102の少なくとも4つの偏光変換のそれぞれについ
て、変換されて弁別された光114の透過強度を光波パ
ワーメータ116によって測定する。DOPは、これら
少なくとも4つの変換、対応する波長板106,108
の既知の回転角度、および、これらに対応する透過強度
から、ミュラー計算法を用いて判定する。 【0042】図2は、調節可能な4ループ偏光コントロ
ーラを用いた本発明による実施例のブロック図である。
システム200は、光源光102、調節可能な4ループ
偏光コントローラ202、固定の偏光子204および光
波パワーメータ116を含んでいる。図1について説明
したのと同様のやり方で、光源光102は、偏光コント
ローラ202に入力される。偏光コントローラ202
は、光源光102の偏光状態を複数の偏光状態に変換す
るために用いられる。 【0043】偏光コントローラ202を出ると、変換さ
れた光源光206が、固定の偏光子204に入力され
る。弁別器として機能する固定の偏光子204は、実質
的に固定され、特定の変換において、固定の偏光子20
4から最大透過強度の変換されて弁別された光208が
生ずる。最大透過強度の光が通過するときの角度に対し
て直交する変換において、最小透過強度の光が固定の偏
光子204を通過する。 【0044】固定の偏光子204を出ると、変換されて
弁別された光源光208は、光波パワーメータ116に
入力され、変換されて弁別された光源光208の透過強
度が測定される。光源光102のDOPは、変換されて
弁別された光源光208の測定された最大透過強度及び
最小透過強度を用いて判定される。 【0045】調節可能な4ループ偏光コントローラ20
2では、回転可能な1/2波長板106の既知の角度お
よび回転可能な1/4波長板108の既知の角度に相当
するものを決めることができないので、4ループ偏光コ
ントローラ202に関しては、ミュラー計算法を用いて
光源光102のDOPを判定することができない。調節
可能な4ループ偏光コントローラ202を用いる場合、
光源光102のDOPは、光波パワーメータ116によ
って測定された最大透過強度及び最小透過強度を用いて
判定することができる。 【0046】また、図2に関連して示されているのは、
光源光102の透過強度を測定する第2の光波パワーメ
ータ210である。光波パワーメータ210は、例え
ば、ファイバカプラ212を介して光源光102に接続
することができる。光波パワーメータ210は、光源光
102の透過強度の変動を考慮し、光源光の変動が光源
光102のDOPの判定に誤差を生じさせないようにす
るために用いることができる。 【0047】例えば、光源光102のパワー変動によっ
て、光波パワーメータ116において変換されて弁別さ
れた光源光208の最大透過強度と最小透過強度との間
に変動が生じる場合、これらの変動を、光波パワーメー
タ210によって検出し、変換されて弁別された光源光
208の最大強度および最小強度を正常化することによ
って、変動を考慮することができる。しかしながら、光
源光102は一定のパワーを示すことが多いので、光波
パワーメータ210の使用はそれほど必要ではない。光
波パワーメータ210およびファイバカプラ212は、
図1に示されるシステム100にも同様に用いることが
できる。 【0048】例えば、偏光コントローラ104,202
などの偏光コントローラは、光の偏光状態を変換するた
めに普通に用いることができる。もっとも一般的なタイ
プは、波長板およびファイバループ型の偏光コントロー
ラであるが、本発明の原理に従って他のタイプの偏光コ
ントローラを用いることもできる。偏光の分からない光
源のDOPを測定するために、偏光コントローラは、そ
の光の偏光状態を偏光子の偏光状態に変換するように設
定され、光波パワーメータにおいて理論上最大透過強度
を発生させるように設定される場合がある。最大透過強
度の測定の後、次いで偏光コントローラは、最大透過強
度が検出された状態に対して理論上直交する状態になる
ように設定される。直交する状態において、見つかった
最小透過強度が測定される。そして、最小透過強度およ
び最小透過強度の測定値からDOPが計算される。しか
しながら、この手順は、前もって光源の偏光を知ってい
る必要があり、これが未知であるので、不可能である。
そのため、光源の偏光を判定する必要がある。上述の問
題を解決してDOPを判定するため、代わりに、偏光コ
ントローラは、光波パワーメータで透過強度を測定しつ
つ、複数の偏光変換を走査するように設定することがで
きる。 【0049】図3は、図1に示された本発明の実施例の
ブロック図である。システム300は、例えば、Agi
lent8169A偏光コントローラである偏光コント
ローラ302、および、例えば、Agilent816
35Aパワーセンサを備えたAgilent8164A
メインフレームコンピュータであるパワーセンサを備え
たメインフレームコンピュータ304を含む。光源光1
02は、偏光コントローラ302の1/2波長板106
あるいは1/4波長板108のいずれかである波長板入
力306に接続されている。偏光コントローラ302の
波長板入力306は、図1における1/2波長板あるい
は1/4波長板のいずれかに対応している。明確に図示
されてはいないが、偏光コントローラ302は、1/2
波長板および1/4波長板の両方を含み、これらは、そ
れぞれ1/2波長板108および1/4波長板106に
対応している。 【0050】特定の位置に固定されている偏光子ポート
308は、パワーセンサを備えたメインフレームコンピ
ュータ304のセンサ入力310に接続されている。パ
ワーセンサを備えたメインフレームコンピュータ304
は、光波パワーメータ116に対応するものであって、
センサ入力310に入力された最大透過強度及び最小透
過強度を測定および記録し、これらからDOPを判定す
るために用いることのできるコンピュータも含んでい
る。さらに、パワーセンサを備えたメインフレームコン
ピュータ304を用いて、少なくとも4つの測定された
透過強度と、これらに対応する1/2波長板106また
は1/4波長板108の回転とを記録し、これらからD
OPを判定するために必要なミュラー計算法を実施する
こともできる。パワーセンサを備えたメインフレームコ
ンピュータ304が図示されているが、本発明の原理に
従い、当業者にとって良く知られている汎用コンピュー
タを用いて必要な計算を実施して、光源光102のDO
Pを判定することもできる。 【0051】図4は、図2に示された本発明の実施例の
具体例のブロック図である。システム400は、例え
ば、Agilent11896A偏光コントローラであ
る偏光コントローラ402、固定の偏光子404およ
び、例えば、Agilent81635Aパワーセンサ
を備えたAgilent8164Aメインフレームコン
ピュータであるパワーセンサを備えたメインフレームコ
ンピュータ304を含む。Agilent11896A
ファイバループ偏光コントローラは、4ループの単一モ
ードファイバのストレス(外力)に基づく複屈折による
偏光遅延(すなわち、変換)を行う。4ループがその範
囲にわたって回転されるので、複数の偏光変換が発生す
る。偏光コントローラ402は、図2の偏光コントロー
ラ202に対応している。 【0052】光源光102は、偏光コントローラ402
の入力ポート406に入力される。偏光コントローラ4
02の出力ポート408は、固定の偏光偏光子204に
対応する固定の偏光子404に接続されている。固定の
偏光子404の出力は、パワーセンサを備えたメインフ
レームコンピュータ304のセンサ入力310に接続さ
れている。図3に関連して述べたように、パワーセンサ
を備えたメインフレームコンピュータ304は、変換さ
れて弁別された光源光208の最大透過強度および最小
透過強度を記録し、これらからDOPを判定するために
用いられる。 【0053】Agilent11896AおよびAgi
lent8169Aなど、市販の偏光コントローラは、
複数の偏光変換を走査できるような内蔵機能を有してい
る。測定時間は、偏光コントローラが十分な数の状態を
カバーするために要する時間に依存している。偏光コン
トローラは、一定の総パワーを維持しつつ光源光の複数
の偏光状態の変換を可能にするので、光学的な試験系の
重要な構成体である。 【0054】好ましい実施例において、光波パワーメー
タは、偏光コントローラの走査速度に遅れないくらい十
分な速度を持っていなければならない。偏光状態の変化
が光波パワーメータに対して速すぎて偏光コントローラ
と同じ速度を保てない場合、光波パワーメータは、捕捉
時間にわたって平均したパワーを返そうとする。これは
特に、最小透過強度を求めているときに、変化速度がほ
とんど常に最大になるので、問題となる。高いDOP測
定値に対しては、光波パワーメータの直線性が直接DO
P測定の不正確性に影響を及ぼすので、重要とされる。
低いDOP測定値に対しては、光波パワーメータの非直
線性による影響は、0に近づく傾向にある。 【0055】DOP判定の精度は、最小透過強度及び最
大透過強度を見つけて正確に測定するシステムの能力に
よって決まる。ImaxおよびIminを見つけることは、偏
光コントローラの走査時間および走査速度に依存してい
る。最大走査速度は、光波パワーメータの捕捉時間によ
って決まる。走査速度が速過ぎると、光波パワーメータ
がパワーを平均化してしまうので、最小強度を見つけら
れない。所望の測定値を正確に求めるため、走査時間
は、偏光コントローラが十分な変換状態を走査するくら
い十分に長くなければならない。 【0056】ここまで、入手しやすい機器を用いて、か
つ、偏光状態変換特性、偏光コントローラおよび偏光子
を用いて、最小透過強度および最大透過強度を含む変換
された光源光の偏光の状態を弁別するためのDOPの測
定を可能にするシステム及び方法を説明してきた。一定
の偏光を光波パワーメータに供給することによって、D
OP測定の精度からPDを排除することができる。 【0057】本発明の実施例を添付の図面とともに例示
・説明してきたが、本発明は、開示した実施例に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に規定する本発明か
ら逸脱することなく多数の構成、修正および置換を行い
得るものであることは、明らかであろう。 【0058】以下においては、本発明の種々の構成要件
の組み合わせからなる例示的な実施態様を示す。 1.光源光(102)の偏光度(DOP)を判定するための
方法であって、光源光(102)を偏光状態に変換するステ
ップと、変換された光源光(110,206)を弁別するステッ
プと、変換され弁別された光源光(114,208)の透過強度
を測定するステップと、前記変換するステップ、前記弁
別するステップおよび前記測定するステップを少なくと
も1回繰り返し、これによって複数の測定された透過強
度を生成するステップと、前記複数の測定された透過強
度のうちの少なくとも2つに基づいて前記DOPを判定
するステップと、からなる方法。 2.前記判定するステップは、前記複数の測定された透
過強度のうちの最大値および最小値を用いることを含
む、項番1の方法。 3.前記変換するステップは、偏光コントローラ(104,2
02)を使用することを含む、項番2の方法。 4.前記偏光コントローラ(104)が1/2波長板(106)お
よび1/4波長板(108)を含み、前記判定するステップ
がミュラー計算法の使用を含む、項番3の方法。 5.前記変換するステップは、前記偏光コントローラ(1
04)の1/2波長板(106)を回転させるステップと、前記
偏光コントローラ(108)の1/4波長板(108)を回転させ
るステップと、を含む、項番3の方法。 6.前記変換するステップは、前記偏光コントローラ(1
04)の1/4波長板(108)を回転させるステップと、前記
偏光コントローラ(104)の1/2波長板(106)を回転させ
るステップと、を含む、項番3の方法。 7.前記複数の測定された透過強度は、前記1/2波長
板(106)および前記1/4波長板(108)の複数の回転位置
の組み合わせによって生成される、項番5の方法。 8.前記複数の測定された透過強度は、前記1/2波長
板(106)および前記1/4波長板(108)の複数の回転位置
の組み合わせによって生成される、項番6の方法。 9.前記変換された光源光(110,206)を弁別するステッ
プは固定の偏光子によって実施される、項番3の方法。 10.前記偏光コントローラ(104,202)は、ファイバル
ープに基づく偏光コントローラ(202)である、項番3の
方法。 11.前記変換するステップは、複数のファイバループ
のストレスに基づく複屈折を利用することを含む、項番
10の方法。 12.前記変換された光源光(110,206)を弁別するステ
ップは、固定の偏光子によって実施される、項番11の
方法。 13.前記測定するステップは、光波パワーメータ(11
6)を用いて実施される項番1の方法。 14.前記固定の偏光子(112,204)は、変換され弁別さ
れた光源光(114,208)を一定の偏光状態で出力する、項
番9の方法。 15.前記固定の偏光子(112,204)は、変換され弁別さ
れた光源光(114,208)を一定の偏光状態で出力する、項
番12の方法。 16.光源光(102)の偏光度(DOP)を判定するため
のシステムであって、光源光(102)の偏光状態を複数の
偏光状態に変換する偏光コントローラ(104,202)と、変
換された光源光(110,206)を弁別する固定の偏光子(112,
204)と、変換され弁別された光源光(114,208)の透過強
度を測定する光波パワーメータ(116)と、前記変換され
弁別された光源光(114,208)の複数の測定された透過強
度のうちの少なくとも2つに基づいて前記DOPを判定
するための手段と、からなるシステム。 17.前記複数の測定された透過強度が最大値および最
小値を含み、該最大値および最小値が前記判定する手段
によって使用される、項番16のシステム。 18.前記偏光コントローラ(104,202)は、ファイバル
ープに基づく偏光コントローラ(202)である、項番17
のシステム。 19.前記偏光コントローラ(104,202)は、回転可能な
1/4波長板(108)及び回転可能な1/2波長板(106)を
含む、項番16のシステム。 20.前記光源光(102)の透過強度を測定する第2の光
波パワーメータをさらに含む、項番16のシステム。 21.前記光源光(102)を受光し、該光源光(102)を前記
第2の光波パワーメータに入力するファイバカプラをさ
らに含む、項番20のシステム。 22.前記DOPを判定する際に、前記光源光(102)の
透過強度の変動を考慮するための手段をさらに含む、項
番21のシステム。 23.前記複数の測定された透過強度は、前記1/2波
長板(106)及び前記1/4波長板(108)の複数の回転位置
の組み合わせによって生成される、項番19のシステ
ム。 24.前記固定の偏光子(112,204)は、前記変換され弁
別された光源光(114,208)を一定の偏光状態で出力す
る、項番16のシステム。 25.前記複数の測定された透過強度は、複数のファイ
バループのストレスに基づく複屈折を介して生成され
る、項番18のシステム。 26.光源光(102)の偏光度(DOP)を判定するため
の方法であって、光源光(102)を偏光状態に変換するス
テップと、変換された光源光(110,206)を弁別するステ
ップと、変換され弁別された光源光(114,208)の透過強
度を測定するステップと、前記変換するステップ、弁別
するステップおよび測定するステップを少なくとも3回
繰り返し、これによって少なくとも4つの測定された透
過強度を生成するステップと、前記少なくとも4つの測
定された透過強度に基づき、ミュラー計算法を用いて前
記DOPを判定するステップと、からなる方法。 27.前記偏光状態を変換するステップは、偏光コント
ローラ(104,202)を使用することを含む、項番26の方
法。 28.前記偏光状態を変換するステップは、前記偏光コ
ントローラ(104,202)の1/2波長板(106)を既知の角度
に回転させることと、前記偏光コントローラ(104,202)
の1/4波長板(108)を既知の角度に回転させること
と、を含む、項番27の方法。 29.前記偏光状態を変換するステップは、前記偏光コ
ントローラ(104,202)の1/4波長板(108)を既知の角度
に回転させることと、前記偏光コントローラ(104,202)
の1/2波長板(106)を既知の角度に回転させること
と、を含む、項番27の方法。 30.前記変換された光源光(110,206)を弁別するステ
ップは、固定の偏光子(112,204)を用いて実施される、
項番28の方法。 31.前記変換された光源光(110,206)を弁別するステ
ップは、固定の偏光子(112,204)を用いて実施される、
項番29の方法。 32.前記測定するステップは、光波パワーメータ(11
6)を用いて実施される、項番26の方法。 33.前記固定の偏光子(112,204)は、前記変換され弁
別された光源光(114,208)を一定の偏光状態で出力す
る、項番30の方法。 34.前記固定の偏光子(112,204)は、前記変換され弁
別された光源光(114,208)を一定の偏光状態で出力す
る、項番32の方法。 35.光源光(102)の偏光度(DOP)を判定するため
のシステムであって、光源光(102)の偏光状態を少なく
とも4つの偏光状態に変換する偏光コントローラ(104,2
02)と、変換された光源光(110,206)を弁別する固定の偏
光子(112,204)と、変換され弁別された光源光(114,208)
の透過強度を測定する光波パワーメータ(116)と、前記
変換され弁別された光源光(114,208)の前記少なくとも
4つの測定された透過強度に基づき、ミュラー計算法を
用いて前記DOPを判定するための手段と、からなるシ
ステム。 36.前記偏光コントローラ(104,202)は、回転可能な
1/4波長板(108)及び回転可能な1/2波長板(106)を
含む、項番35のシステム。 37.前記光源光(102)の透過強度を測定する第2の光
波パワーメータ(210)をさらに含む、項番35のシステ
ム。 38.前記光源光(102)を受光し、該光源光(102)を前記
第2の光波パワーメータ(210)に入力するファイバカプ
ラ(212)をさらに含む、項番37のシステム。 39.前記DOPを判定する際に、前記光源光(102)の
透過強度の変動を考慮するための手段をさらに含む、項
番38のシステム。 40.前記固定の偏光子(112,204)は、前記変換され弁
別された光源光(114,208)を一定の偏光状態で出力す
る、項番35のシステム。 41.光源光(102)の偏光度(DOP)を判定するため
の方法であって、複数の選択可能な偏光状態を選択する
ステップと、選択可能な偏光状態のそれぞれについて、
前記光源光(102)を前記選択可能な偏光状態の光に変換
し、前記選択可能な偏光状態の光をフィルタして固定偏
光状態の光を生成し、前記固定偏光状態の光の強度を測
定して強度測定値を得るステップと、前記DOPを前記
複数の選択可能な偏光状態について取得された前記強度
測定値の関数として判定するステップと、からなる方
法。 42.前記選択するステップにおいて、前記選択可能な
偏光状態のそれぞれは、1/2波長板(106)および1/
4波長板(108)からなる集合から選択された1以上の光
学要素の向きを変更することによって選択される、項番
35の方法。 【0059】 【発明の効果】本発明は、上記のように構成することに
よって、光の偏光度(DOP)を非常に正確に判定する
システムおよび方法を提供することができる。
偏光コントローラを用いる本発明の実施例のブロック図
である。 【図2】調節可能な4ループ偏光コントローラを用いる
本発明の実施例のブロック図である。 【図3】図1に示される本発明の実施例における具体例
のブロック図である。 【図4】図2に示される本発明の実施例における具体例
のブロック図である。 【符号の説明】 102 光源光 104、202 偏光コントローラ 106 1/2波長板 108 1/4波長板 110 変換された光源光 112、204 固定の偏光子 114 変換されて弁別された光源光 116 光波パワーメータ 206 変換された光源光 208 変換されて弁別された光源光 210 第2の光波パワーメータ 212 ファイバカプラ DOP 偏光度
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】光源光(102)の偏光度(DOP)を判定す
るための方法であって、 光源光(102)を偏光状態に変換するステップと、 変換された光源光(110,206)を弁別するステップと、 変換され弁別された光源光(114,208)の透過強度を測定
するステップと、 前記変換するステップ、前記弁別するステップおよび前
記測定するステップを少なくとも1回繰り返し、これに
よって複数の測定された透過強度を生成するステップ
と、 前記複数の測定された透過強度のうちの少なくとも2つ
に基づいて前記DOPを判定するステップと、 からなる方法。
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