JP2003035599A - カラープリンタにおけるカラーコントロールシステムに用いられる色画像形成バーに基づく色修正システムおよび分光光度計 - Google Patents

カラープリンタにおけるカラーコントロールシステムに用いられる色画像形成バーに基づく色修正システムおよび分光光度計

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良された低コスト色分光光度計であって、
特にオンラインカラープリントカラーコントロールシス
テムに適する低コスト分光光度計を提供する。 【解決手段】 画像形成チップ14は通常、スキャナに
用いられる3列で3色の文書画像形成バーの一部のみを
形成し、3列の少なくとも3個の異なる色フィルタを備
える。この複数光サイトチップD12C,D12D,D
12Eを修正して、フィルタ無しの光サイトD12Fを
設ける。この分光光度計は、顕著に減らした数の異なる
LEDまたはその他のスペクトル照射源を有する。該L
EDまたは照射源の1個は白色光でもよい。更にこの分
光光度計は、制限された数のLEDによって順次照射さ
れた色テストターゲット領域からの反射光によって同時
に照射される、異なるフィルタを備える光サイトから多
数のスペクトルデータ出力を送出し、広域スペクトル情
報を提供し、カラーコントロールを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本明細書の実施形態では、色
較正または色修正システム用の改良された低コストの分
光光度計を開示する。この分光分光計は多様なカラープ
リントシステムその他のオンラインカラーコントロール
/カラー処理システムにおける色較正またはカラーコン
トロールに使用され、またシステムに内蔵できる。本明
細書で開示する例示的な分光光度計は、商用的に入手で
きる低コストの複数光サイト(センサ)や複数スペクト
ル反応画像形成列またはバー(多様なスキャナ、デジタ
ルコピー機、多機能製品において従来色付き文書の画像
形成に使用された物等)の低コスト構成物または部品を
所望に活用(部分的に内蔵)する。更に、これらを比較
的簡単に変更して、異なるスペクトルに反応する追加的
な光サイトを提供することも開示する。
【0002】さらに本明細書では、少数の制限された数
の異なるスペクトルLEDまたはそれ以外の照射源を用
いた低コスト分光光度計を開示する。さらに、この分光
光度計では、これらの照射源によって色付きテストター
ゲット領域を順次照射し(または、継続的に白色光で照
射し)た反射光を検出する複数の異なるスペクトル反応
光サイトを有する分光光度計から多数のデータ出力を供
給して、色付きテスト面からの広範スペクトルデータを
迅速に提供する。
【0003】
【従来の技術】背景として、例示的なフルカラー文書画
像形成バーは、ゼロックス社の(選択的に白黒画像の形
成にも使用される製品も含む)多様な周知製品の多様な
文書走査システムに用いられるバーを含む。このような
周知の製品は、Document Center 25
5DC(登録商標)製品、Document Cent
er Color Series50(登録商標)製品
等である。これらの半導体カラーイメージャバーまたは
セグメントおよび、その動作または回路に関する特許の
例は、ゼロックス社の米国特許第5,808,297号
(1998年9月15日発行)、米国特許第5,54
3,838号(1996年8月6日発行)、米国特許第
5,550,653号(1996年8月27日発行)、
米国特許第5,604,362号(1997年2月18
日発行)、米国特許第5,519,514号(1996
年5月21日発行)を含む。通常、このような色画像形
成バーは、空間をあけて近接配置された光センサ要素
(光サイト)の上に設けられた少なくとも3個の異なる
色フィルタ(赤、緑、青等)を備え、走査対象の文書画
像の色に対応する電子出力信号を出力する。このような
画像形成バーは通常、各々が、近接した多数の小型光サ
イトを有する個別画像チップを近接配置して形成する。
通常、このようなチップの各々には、組立られた画像形
成バーと同様、このような光サイトが3列に設けられ、
それぞれの列は赤、緑、青のフィルタを有する。
【0004】このような商用の色画像形成バーはこうし
た製品に対して非常に大量に製造されるので、これらの
製造業者は、こうした単画像形成チップ構成物を低コス
トで提供できる商業上の供給源となってきた。このよう
なチップの各々が、比較的狭い面積の照射源によって同
時に照射できる程近接して配置された少なくとも3列
の、異なるスペクトル反応を有する複数光センサ要素
(光サイト)から電子信号を出力できるということを、
本明細書で開示する実施形態の分光光度計は効果的に活
用する。(本明細書において「チップ」という用語は、
一体的に隣接または離れて配置された複数個のチップの
使用を含む)。
【0005】しかし、文書走査用の画像形成バーとして
通常は列状に配置され、複数の色を検知するこのような
複数のセンサチップは、これまで分光光度計に使用され
なかった。こうしたチップは通常個々に販売されてすら
いない。本明細書で開示する実施例は、これをどのよう
に行って、移動する印刷済シートまたはその他の色物質
の色を検知するオンラインカラーコントロールシステム
に特に適するコンパクトで低コストの分光光度計を提供
するかを説明する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本明細書に開示する本
実施形態の例示的な分光光度計を図示すると共に(ただ
しこれに限定されるわけではない)、これをカラープリ
ンタの自動オンライン連続式色テーブル修正システムの
一部として、所望の組合せで説明する。このような低コ
ストの分光光度計は、カラープリンタの各々の出力パス
に手ごろな値段で装着して、プリンタ出力の印刷済色テ
ストパッチを自動的に測定してもよい。この時、手作業
や人の介入を必要としない。このような色制御システム
は、特許に更に開示されている。例えば、ゼロックス社
の米国特許第6,178,007B1(2001年1月
23日発行、Steven J. Harringto
n、アトーニードケット番号D/96644、「Met
hod For Continuous Increm
ental Color CalibrationFo
r Color Document Output T
erminals」)等である。
【0007】したがって、本明細書に開示するような低
コストであって比較的単純な分光光度計は、オンライン
プリンタ色補正システムの「比色分析的計測(colorimet
ry)」機能等において非常に望ましい(がこれに限定さ
れるわけではない)。各プリンタには少なくとも1個の
専用分光光度計が装着されるが、費用その他の要因は、
実験用の分光光度計が通常必要とする高い費用(および
オンライン使用には不適切であること)に比べると、よ
り重要になる。
【0008】上記の引例に開示するように、自動オンラ
イン色再較正システムは、分光光度計をプリンタのシー
ト移動用ペーパパス(好適には融着または乾燥後の出力
パス)に装着する以外はプリンタを変更する必要がな
く、通常のプリント処理や印刷済シートが該ペーパーパ
スを通過する通常の移動を干渉妨害せず、分光光度計を
通過するシートに印刷されたテストパッチの色を正確に
測定できるオンライン色測定システムにおいて、より効
果的である。これによってプリンタの完全な閉ループカ
ラーコントロールができる。
【0009】しかし、カラー測定を行うことおよび/ま
たは様々な質または濃度(consistency)の制御機能に
対して色測定を行うことは、これら以外の多くの技術や
応用(織物、壁紙、プラスチック、塗料、インク等の製
造等)でも重要である。したがって、本明細書に開示す
る色検出システムは、これらの物質や物体の色テストを
行う上記以外の様々な分野でも適用できるだろう。本明
細書に開示する特定の例示的実施形態はオンラインカラ
ープリンタ用の色分光光度計を有する好適な自動再較正
システムの一部であるが、開示する分光光度計はこの応
用のみに限定されるわけでないことが分かるだろう。
【0010】専用のオンラインン分光光度計とその回路
とを各プリンタに設ける必要があるカラープリンタのU
MC(単位製造コスト)を維持または削減するために、
適切に迅速であって適切に広いスペクトル範囲を有する
分光光度計のコストを更に削減する必要がある。分光光
度計のコストを十分に削減できれば、今後、多くのまた
は大抵のカラープリンタや比較的低コストのカラープリ
ンタに対してまでもオンライン出力カラーコントロール
システムを提供することが現実的になり、望ましいこと
にもなるだろう。つまり、本明細書他で引用する技術に
おいて教示するように、そのようなオンラインプリンタ
カラーコントロールシステムのその他の構成要素や特徴
のほとんどは、ソフトウェアやデジタルメモリにおける
色修正テーブル、ステップおよび/またはアルゴリズム
を実行することで、UMCの増加が少ないソフトウェア
によって実施できる。
【0011】本明細書で開示する、UMCが低く商用的
に入手できる色画像センサ列またはバー(文書スキャナ
において商用的に使用するために大量生産されたイメー
ジャバー(imager bar)等)を適切なLEDまたはそれ以
外の光源と組み合わせて活用し、適切な速度およびスペ
クトル出力を有する分光光度計となる新規の分光光度計
は、さらに安いコストでさらに迅速な処理を行える可能
性がある。
【0012】特許請求の範囲ならびに本願明細書の他の
部分において、他に指示が無い限り、「分光光度計」と
いう用語は、本願明細書中で広く規定されるように、分
光光度計、比色計(色彩計;colorimeter)および濃度
計(デンシトメータ;densitometer)を含む。つまり、
請求項において「分光光度計」という用語は、請求項の
他の部分と一貫して、可能な限り最も広い定義と適用範
囲とを与えられている。このような上記用語の定義また
は用途は、様々な科学者や技術者の間でも異なるかもし
れないが、これを全て含む。
【0013】本明細書に開示する実施形態の分光光度計
は、カラープリンタの印刷済シート出力パスの一方の側
に装着され、色が印刷された出力シートが該分光光度計
との間隔を変えながらこれを通過する際に、該シートに
接触したりシートの通常の動きを干渉したりせずにその
色を光学的に評価することに特に適する。特に、プリン
タ動作の通常の合間、または選択した合間(通常の印刷
作業または印刷ジョブの合間)に、プリンタの実際の印
刷済みシート出力にプリンタが印刷する限定数の色テス
トパッチサンプルをこの分光光度計を用いて測定しても
よい。このような色テストシートを印刷する間隔は規則
的に測定してもよいし、各機械の「サイクルアップ」毎
でもよいし、システムソフトウエアの指定どおりでもよ
い。分光光度計は機械のペーパパスの片側に装着しても
よいし、二重色テストシートを用いることが望ましけれ
ば、2個の分光光度計をペーパーパスの対向する両側に
装着してもよい。
【0014】カラープリンタを比較的頻繁に色再較正す
ることが非常に望ましい。これは、出力媒体に実際に印
刷される色は、(印刷しようとする色と比較して)非常
に異なる可能性があるし、様々な周知の原因、例えば選
択または装填した印刷媒体の違い(紙またはプラスチッ
クシートの種類が異なる等)や物質、重さ、カレンダリ
ング、コーティング、湿度等の違い等によって、時間の
経過と共に較正した色から変化し逸脱し得るからだ。ま
た、プリンタの周辺条件や画像現像物質の違い、プリン
タ部品の新旧および磨耗の状態、印刷される色の相互反
応の変動等々も原因となる。したがって、色コントロー
ルするカラープリントジョブと同じ相対時間および印刷
条件で同じ印刷媒体のテストシートにテストカラーパッ
チを印刷することが非常に望ましい。
【0015】また、本明細書に開示する特徴や構成要素
の幾つかを交互に用いてグレースケールバランシングや
2個以上の照射源を同時に点灯する等の機能を行っても
よい。
【0016】ここでは、カラープリンタの較正および周
期的な再較正、および/またはカラー修正テーブルの改
良という所望の適用を参照しながら特定の実施形態を説
明するが、この開示内容は色テストおよび色修正システ
ムや関連する業界において、他にも様々に適用されるこ
とが分かる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本明細書に開示する特定
の実施形態の特定の特徴によると、印刷済色テストパッ
チを有する印刷済テストシートを含む印刷済色シートを
移動させる出力パスを有するカラープリンタ用色修正シ
ステムを提供する。該色修正システムでは、分光光度計
が前記出力パスに隣接して装着されて、前記印刷済テス
トシートが通過する際に前記印刷済テストシート上の前
記印刷済色カラーテストパッチに印刷された色を検知
し、制限された複数個の照射源が設けられて、異なる照
射スペクトルによって前記色テストパッチを順次照射
し、光検出器システムが設けられて、前記テストパッチ
に対して順次なされる前記照射により前記テストパッチ
の色に応じた反射を受け、これに対応する電気出力信号
を出力し、前記光検出器システムは、少なくとも3個の
異なる電気出力信号を提供する少なくとも3個の異なる
スペクトル反応を有し同時に照射される少なくとも3個
の異なる組の光サイトを含む、同時に照射される多数の
光サイトを有する。
【0018】更に本明細書に開示する単独または組合せ
による特徴は、以下を含む。前記光検出器システムは、
文書色画像形成バーの一部として設計され、赤、緑、青
の色フィルタをそれぞれ備える近接した3列の小型光サ
イトを有し、前記少なくとも3個の異なるスペクトルに
対して少なくとも3個の異なる平行な電子出力信号を提
供する。および/または、前記光検出チップを修正する
ことで、赤、緑、青の色フィルタを備える一体型光サイ
トからのスペクトル反応とは異なる第4のスペクトル反
応を提供する広範スペクトル反応サイトである同時に照
射される複数の前記光サイトを加える。前記制限された
複数個の照射源の少なくとも1個は白色光を生じる。お
よび/または、前記制限された複数個の照射源は、対応
する制限された数の異なるスペクトル照射を提供する4
個以下のLEDと、前記LED用の順次作動回路とを有
する。および/または、色テストターゲット領域を照射
するように配置された、異なるスペクトル照射を有する
制限された複数個の照射源と、前記制限された複数個の
照射源を順次作動する順次作動回路と、自身の少なくと
も一部が前記照射された色テストターゲット領域からの
反射光を受光するように配置された商用的に入手可能な
少なくとも1個の低コスト光検出チップと、を有し、前
記光検出チップは文書色画像形成バーの構成物であり、
前記光検出チップは、異なる色フィルタをそれぞれ備え
る近接した少なくとも3列の複数光サイトを有し、前記
3列の複数光サイトの各列の少なくとも一部が前記照射
された色テストターゲットからの反射光に同時に露光さ
れて、前記少なくとも3個の異なるスペクトル反応に対
して前記少なくとも3個の異なる電気出力信号を提供す
る、低コスト広範スペクトル分光光度計。および/また
は、前記制限された複数個の照射源は、対応する制限さ
れた数の異なるスペクトル照射を行う4個以下のLED
を有する。および/または、前記制限された複数個の照
射源は、1個の広域スペクトル白色照射源を含む。およ
び/または、前記分光光度計は、印刷済シート出力パス
を有するカラープリンタのカラーコントロールシステム
の一部であり、前記カラープリンタの印刷済シート出力
パスの少なくとも一方の側に隣接して装着される。前記
照射された色テストターゲット領域は、前記プリンタで
印刷された印刷済色テストシート上に印刷され、前記カ
ラープリンタの前記印刷済シート出力パス内にある前記
分光光度計を通過して移動する。および/または、前記
制限された複数個の照射源は、対応する制限された数の
異なるスペクトルの照射を提供する4個以下のLEDを
有する。該LEDは、前記光検出チップの周りに、前記
テストターゲット領域から間隔をあけて装着され、前記
色テストターゲット領域を対向する方向から実質的に同
じ角度で有角で照射する。および/または、前記制限さ
れた複数個の照射源は、前記光検出チップを取り巻く略
円形パターンに装着されて中央軸を規定し、前記色テス
トターゲット領域から間隔をあけて配置され、これを対
向する方向から実質的に同じ角度で有角をもって照射す
る。前記光検出チップは前記中央軸と整列する。レンズ
システムが前記中央軸に装着され、前記色テストターゲ
ット領域からの反射光を、前記複数光サイトの3列の各
々の少なくとも一部を含む前記光検出チップの制限され
た領域に、伝える。および/または、前記商用的に入手
可能な少なくとも1個の低コスト光検出チップは通常文
書色画像形成バーの構成物であり、赤、緑、青の色フィ
ルタをそれぞれ備える近接した3列の小型光サイトを有
し、前記少なくとも3個の異なるスペクトルに対する少
なくとも3個の異なるスペクトルの電子出力信号を並列
して提供する。および/または、色テスト領域の広域ス
ペクトル色測定方法は、限られた複数個の異なるスペク
トル照射によって前記色テスト領域を順次照射し、前記
順次照射された色テスト領域からの反射光を複数光サイ
ト検出器の複数光サイトに同時に照射することで、該反
射光を順次測定することを含む。該方法では、同時に露
光される複数光サイトは、3個の異なる照射反応スペク
トル反応と、該スペクトル反応の3個の異なる平行な照
射反応信号出力とを有する少なくとも3つの異なる組の
光サイトを有する。および/または、前記制限された複
数個の異なるスペクトル照射は、前記色テスト領域に対
して対応する制限された数の異なるスペクトル照射を提
供する4個以下のLEDによって提供される。および/
または、前記制限された複数個の異なるスペクトル照射
の1個は広域スペクトル白色光である。および/また
は、制限された複数個の異なるスペクトル照射で色テス
ト領域を順次照射する手段と、前記順次照射された色テ
スト領域からの反射光を複数光サイト光検出器の多数の
光サイトに同時に適用することで、前記反射光を順次測
定する手段と、を有し、前記同時に露光される複数光サ
イトは、少なくとも3個の異なる照射反応スペクトル反
応と、該スペクトルの3個の異なる平行な照射反応信号
出力とを有する少なくとも3個の異なる組の光サイトを
有する、低コスト広域スペクトル分光光度計。および/
または、前記制限された複数個の異なるスペクトル照射
は、対応する制限された個数の異なるスペクトル照射を
提供する3個〜4個の異なるLEDと、前記LED用の
順次作動回路とによって提供される。および/または、
前記複数光サイト検出器は、通常は文書色画像掲載バー
の構成物である商用的に入手可能な低コスト光検出チッ
プである赤、緑、青の一体型色フィルタをそれぞれ備え
る近接した3列の小型光サイトを有し、前記少なくとも
3個の異なるスペクトルに対して該スペクトルの少なく
とも3個の異なる平行な電子出力信号を提供する。およ
び/または、色テスト領域の変位に対して不感性の高い
光学手段を有する。および/または、低コスト分光光度
計は、色テストターゲット領域を照射する広域スペクト
ル白色光照射器と、少なくとも1個の複数光サイト光検
器とを有し、前記複数光サイト光検出器は、通常は、
赤、緑、青の色フィルタをそれぞれ備え、空間を空けて
近接配置された少なくとも3列の小型光サイトを有して
少なくとも3個の異なる電気出力信号の少なくとも3個
の異なるスペクトル反応を提供する文書色画像形成バー
の構成部分である、商用的に入手できる低コストの光検
出器チップである。前記複数光サイト光検出器は、前記
広域スペクトル白色光照射器によって照射された前記色
テスト領域からの反射光を受光するように光学的に配置
される。および/または、複数の異なるスペクトルLE
D照射器と、LED順次作動回路とを含む。および/ま
たは、レンズシステムを有し、前記光検出器チップは、
前記レンズシステムを介して反射する光の画像の平面の
実質的に内部に配向される。
【0019】本明細書で開示するシステムは、従来の制
御システムの適切な動作によって接続、作動、制御して
もよい。従来または汎用マイクロプロセッサ用のソフト
ウエア命令を用いて様々な制御機能および論理をプログ
ラミングして実行することは公知であって好適である。
これは、多数の従来技術特許や商業製品に教示されると
おりである。そのようなプログラミングやソフトウエア
は、もちろん、特定の機能、ソフトウエアの種類、使用
するマイクロプロセッサその他のコンピュータシステム
によって異なるが、それらは入手できるか、本願明細書
の中で開示するような機能の説明および/または従来技
術である機能の説明をもとにした過度な実験を行うこと
なく、ソフトウエアおよびコンピュータの分野で一般的
である知識をもって容易にプログラムできる。あるい
は、本明細書で開示する制御システムまたは方法を、標
準的な論理回路またはシングルチップVLSI設計を用
いて、部分的または全体をハードウエアで実現してもよ
い。
【0020】
【発明の実施の形態】図面に示すように分光光度計1
2、12’(図13)を有し、色テスト領域をテストす
る色検知システム10の特定の例示的実施の形態を詳細
に説明する。最初に図1〜図4を参照する。前述のよう
に、分光光度計12の実施の形態(または代替形態)
は、効率的かつ経済的なオンラインまたは「リアルタイ
ム」カラー印刷色較正または色補正システムの一部に特
に適する。このシステムは、カラープリンタ(図6の2
0等)によってバナーやその他の印刷済テストシート3
0(図4)に印刷されつつある実際の色を、印刷するた
めにプリンタ20に入力しつつある、電子文書画像の意
図または選択した「本物」の色と比較して、定期的に測
定できる。しかし、上述のように、本明細書に開示する
分光光度計12,12’は、開示されたこのような組合
わせ、適用、用途にのみ限定されるものではない。
【0021】これらの分光光度計12、12’の実施形
態では、図4に示すような例示的なテストシート上の例
示的な色テストターゲット31の領域35を順次照射す
るために適切な異なる色のスペクトル発光出力を有する
僅かの数のLED(例えば、D1,D2,D3,D4等
の3個か4個のみ)しか必要でない。更に、この分光光
度計12’では、反射照射レベルの検出を1個の光セル
で行うのではなく、図5の例に示すチップ14のよう
な、多スペクトル反応光サイトを有する1個以上の低コ
スト色画像センサ列で行う。このサイトは、複数の異な
る一体型色フィルタ(無し、青、緑、赤)を備え近接し
て配置された近接した複数のカラーセンサ列(光サイト
D12F,D12E,D12C、D12D)を有し、異
なる複数のスペクトル反応性を示し、個々の(単セル)
光センサから1個の出力信号を出力するのではなく複数
の出力信号を平行に出力する。異なる色出力のLED
D1,D2,D3,D4を所定の順番(図3他に示す)
でオンにして、図7〜図12に示すような可視波長内の
複数の特定の異なるスペクトルを提供してもよい。これ
によって、通常の色検知を低コストで迅速に行うことが
できる。
【0022】所望であれば、テストターゲット領域のこ
うしたスペクトル測定値を変換して真の広域反射率スペ
クトルを提供してもよい。これは周知またはそれ以外の
再構成および外挿アルゴリズムで行える。LED照射部
や光センササイトの数やスペクトルは適切に変えてもよ
く、ここに示す例示的実施形態での特定の数や波長に限
定する必要はない。
【0023】本明細書では、特に画像形成チップの記述
に関して、「光センササイト」「光サイト」「感光性セ
ル」「セル」「検出器」または「センサ」という用語
を、他に説明が無い限り、可変的に相互交換可能に用い
ている。これは従来例と同じである。
【0024】上述のように、商用の低コストで大量生産
される文書画像形成バーは通常、個々の(individual)画
像チップを複数個纏めてその端部を近接配置(edge butt
ing)して形成する。各チップは、近接された多数の小さ
な光サイトを有する。このようなチップ14の一例を拡
大して概略的に図5に示す。通常、このようなチップ1
4の各々は、それぞれ赤、緑、青のフィルタを一体的に
備えるように製造された3列の光サイト(D12D,D
12C,D12E)と、サンプルおよびホールド回路等
の集積回路とを有する。分光光度計12はこうした低コ
スト画像チップ14の少なくとも1つ(分光光度計の設
計によっては1つ以上)を所望に利用する。ここで、チ
ップが纏めて文書画像形成バーとして一体化される前
に、製造者からこれらのチップ14を個別に入手するこ
とが良い。
【0025】周知の文書画像形成バーの一例として、こ
れを各々が16mm長である画像チップ14を20個使
って作ってもよい。各チップは400x660画素を読
め、248個の感光性セルが63.5マイクロメータの
セル間ピッチで設けられている。これらのセルは3本の
平行な列をなし、赤、緑、青のフィルタがそれぞれの列
に設けられている。この例を図5に示す。これらのチッ
プは一体型電気リードを有するように形成され、既に設
けられている電気機器を248個全ての光サイトに接続
する。
【0026】所望であれば、図5の例にも示すように、
これら以外のこのような光サイトD12Fをこれらのチ
ップに加えて白色(広域スペクトル)を検知してもよ
い。これは比較的簡単な変更で実現できる。つまり、同
様のシリコンセミコンダクタの製造ステップ(またはそ
の他)においてこのような平行なセル列をもう一本単純
に加えて、カラーフィルタ層がセルの上に設けられてい
ない点以外は他のセル列と同一または同様である光サイ
トを設ける。あるいは、このように加えた第4の列の光
サイトに異なるフィルタを重ねてよいし、こうしたチッ
プを既存の3列のセルから作ってもよい。つまり、各列
の4個毎のセルにフィルタを設けないか、異なるフィル
タを設けてもよい。さらに所望であれば、無フィルタの
セルに絞り(部分的にマスキングすることで露光領域を
減らす)を設けてもよい。
【0027】適切な画像センサチップまたは上述のよう
な変形は、非商用の光センサと比べて非常に低コストで
あり、非常に高いレベルの回路集積を実現できる。した
がって、個別の光センサを用いた場合より、このような
画像センサチップを用いた場合に、よりコスト効率が良
い分光光度計を製作でき、多数の平行な検知出力を出力
できる。
【0028】上述のように、例示的なカラー画像センサ
チップ14は、カラー画像センサ列の光サイト(D12
F)にカバーが無く、色フィルタ層が無い点で従来の文
書カラー画像センサ列またはバーとは幾分異なる。この
ようにすることで、チップが、異なる3色の色フィルタ
付光サイトD12E,D12C、D12Dから提供する
異なる3つのスペクトルの測定に加え、これらのフィル
タ無し光サイトから第4の広帯域スペクトル測定を行う
ことができる。上述のように、商用的に入手できる色画
像センサ列チップは通常、異なる3色(赤、緑、青)の
色フィルタ層で覆われた3列の光サイトを有し、3色の
スペクトルを測定できる性能を有するので、これらと同
様のセンサ列チップを低コストで単純に変更して、追加
的な4番目のスペクトル測定を行う性能を実現できる。
つまり、光サイトの幾つかに色フィルタが設けられてい
ないように変更する。白光LED等の広域スペクトル照
射源を分光光度計の構成においてこれと共に用いてもよ
い。これについては、以下で更に説明する。
【0029】図示するように、比較的少数のLEDおよ
び同時に露光される複数の光サイトと、これらのLED
を順番にオン/オフする適切なLEDスイッチとを組み
合わせて用いる分光光度計により、多数のテストターゲ
ット色測定を迅速に行うことができる。測定数が増えれ
ば色測定性能もより正確になる。
【0030】特定の色修正または色較正システムの必要
性に応じて、異なる数のLEDを用いてもよい。しか
し、わずか2個以上の異なる型の光サイトの検知領域を
カバーするスペクトル出力を有する僅かの数のLED
と、白色LEDまたは他の光源とにより、全体の部品数
が少なく、したがってコストが少なく、比較的多くの数
のスペクトルを測定できる分光光度計を実現できること
が分かった。
【0031】これは、図7〜12に示す例示的なスペク
トル曲線と、これらの図に関連する上記の記載とを参照
すれば更に理解できる。図7〜12では、例示的LED
に対応する曲線のそれぞれに、例示的LED、D1,D
2,D4またはD5と同じ参照番号を付す。利便性およ
び図の明確化のために、これらと同じ参照番号を図3の
例示的な回路で使用する。一方、図3のD12は、色検
知チップ14の複数光サイトの入力の組合せを概略的に
示す。
【0032】上述のように、図5は、図1および図2に
示す例示的な分光光度計12に用いてもよい例示的な色
画像センサ列チップ14の一部を拡大して概略的に示
す。同図はこのチップ14の例示的な照射領域34を示
す。この領域34は、LED照射によって照射される。
この照射は、図2および図4に示す照射されたテストタ
ーゲット31の領域35から反射したものであり、チッ
プ14の4列の複数光サイトを同時に照射する。同時に
照射されるこれらの光サイトは、赤、緑、青の光サイト
D12D、D12C、D12Eを含み、フィルタ無しの
光サイトD12Fがチップ14に設けられている場合
は、これも含む。
【0033】図13の分光光度計12’に代わる実施形
態として、図4では、円形のターゲット領域35’(ダ
ッシュ線)がレンズ13’を介して照射される。この反
射光がレンズ18’および19’を通って、図5のチッ
プ14全体の上に円形領域34’(ダッシュ線)を照射
する。
【0034】下の表は、異なる数の特定のLEDと、異
なる光サイトフィルタを有する画像センサチップ14と
の組合せ例によって実行できるスペクトル測定の数を示
す。
【表1】 この表の最後(下の列)の例から分かるように、4色の
画像センサチップ14(赤、緑、青のフィルタ光サイト
に加えてフィルタ無しの光サイト)を用いれば、僅か4
個のLED(白、595nmピーク、505nmピー
ク、430nmピーク)による色テストターゲット31
の照射を検出することで、少なくとも4,3,3,2
(合計12)組のスペクトル測定を行うことができる。
つまり、僅か4個のLEDと、1個の低コスト多画素
(複数光サイト)画像センサ列(チップ)14とを有す
る分光光度計を用いて、少なくとも12個のスペクトル
組合せを測定できる。さらに低いレベルの信号を(例え
ば、図10および図12のD3)用いれば、この例で
は、最大で16個のスペクトルの組合せを測定できる。
【0035】画像センサ列のチップ14の多様な列に用
いる積分時間(integration times)を個々に制御してL
EDのパワーレベルを合わせ、センサ列から適切な出力
信号を得ることができる。
【0036】上述のように、これらの複数列の中の1列
以上の光サイトの幾つかをカバーが設けられていない状
態にして(色フィルタ無し)、それ以外は従来通りであ
る3列の画像センサ列から4個のスペクトル出力を得る
ことが所望である。通常、色フィルタで覆われていない
光サイトはフィルタ付サイトより遥かに大きな信号を出
力するので、これを補償するために、こうしたカバー無
し(無フィルタ)光サイトの検知領域の一部を製造時に
不透明物質または3色フィルタ層の多層で光学的に覆っ
て、光反応を鈍くする。
【0037】もちろん、センサチップ14の任意または
全ての出力を較正/再構成して、真の反射率値を得ても
よい。例えば、米国特許出願第09/562,072
(2000年5月1日出願、Lingappa K.M
estha等「Systemand Method f
or Reconstruction of Spec
tral Curves, Using Measur
ements from a Color Senso
r and Statistical Techniq
ues」アトーニードケット番号D/99803)に開
示される。
【0038】低コストの多スペクトル画像センサ14の
スペクトル弁別性能と、比較的少数の異なるLEDから
のスペクトル出力とを組み合わせたて、高コスト効率と
高性能とを実現した新規の分光光度計12が開示されて
いるように見えるだろう。こうした分光光度計は、次に
説明する効果および/あるいはその他の効果が得られる
だろう。つまり、色画像センサからの平行な3個または
4個の異なる出力に応じて多数の測定を行い、出力を平
行に送出できる。LEDの数を減らし、検出器および検
出電子回路のコストを抑えることで、コストを軽減でき
る。3または4列画像センサの3列または4列の積分時
間を個々に調整して、異なるLEDのパワーレベルを合
わせることができる。
【0039】上記の表の1行目を参照して、代替できる
適用、機能、選択肢は、その時点で読込み中の色テスト
パッチ全てに対して白色照射源のみをオンにした状態を
維持し、チップ14の出力からRGN値の「比色計(co
lorimeter)」機能を実現することである。
【0040】例示的分光光度計12を使用する例示的な
色検知システム10の例示的な動作を説明する。この動
作のある態様は、上記の引例およびクロスレファレンス
された米国特許出願第09/535,007号(200
0年3月23日出願、Fred F. Hubble,
IIIおよびJoel A.Kubby,アトーニード
ケット番号D/99511i)にも開示される。
【0041】図示する例では、分光光度計12を図3等
に示す回路と共に用いて、図4等に示す移動する色テス
トシート30上に印刷された1個以上の異なる色テスト
パッチ(31等)からの反射光を正確に読んでもよい。
テストシート30は従来のプリントペーパやプラスチッ
ク、好適にはこれから行う予定あるいは同時に行ってい
るプリントジョブと同様の印刷媒体等の様々な印刷媒体
に従来のように印刷してもよい。色テストパッチ31
は、多様な異なる従来のカラープリンタまたはプリント
システムによって行われる通常のプリントジョブと同じ
方法および同じプリント装置で印刷してもよい。図6は
こうしたプリンタまたはプリントシステムの一例である
電子写真プリンタ20を示す。
【0042】さらに説明するように、本明細書に開示す
る分光光度計12は、色測定中にテストシート30が分
光光度計12との間隔を変えながら移動しても、テスト
パッチ31の色を正確に測定できる。したがって、この
色測定は、プリンタの標準ペーパパス上のシート面の位
置の通常の変動には影響されない。そのため、分光光度
計12をプリンタ20(またはこれ以外の多様な再生シ
ステム)の標準の印刷済シート出力パス40の一方の側
に単純に装着できる。
【0043】図6に示す例示的なカラープリンタ20を
初めに簡単に説明する。図6は、他の点は従来通りであ
る電子写真レーザカラープリンタを概略的に示す。この
プリンタの幾つかの詳細は当業者には周知なので、ここ
で詳述する必要はない。更なる説明は上記のゼロックス
社による米国特許第5,748,221号や、本明細書
で引用したその他の文献に開示される。モータMによっ
て光受容体ベルト26を駆動し、充電後、ROSポリゴ
ン走査システム24(またはLEDバー)によってレー
ザ潜像を形成または露光する。黒色トナー画像現像ステ
ーション41および/または3個の異なる色トナー画像
現像ステーション42A,42B,42Cの1個以上に
おいてそれぞれの画像を現像する。転写ステーション3
2において、入力トレイスタック36から供給されたコ
ピーペーパシートにこのトナー画像を転写する。通常の
文書画像の代わりに1枚以上のテストシート30を(コ
ントローラ100によって選択した回数および色テスト
を用いて)印刷する場合、このようなテストシート30
の各々を同じまたは他のシート供給スタック36から供
給し、通常の方法でテスト画像を転写してもよい。次に
このテストシート30を、他の通常のシートをカラープ
リントしているかのように、融着装置を通して同じ標準
出力パス40に出力する。テストシート30は、(ユー
ザ名、文書タイトル、日時等の1個以上の)標準的な印
刷済バナーシート情報を有する、プリントジョブの区切
り紙ともなる二重形式シート(dual mode sheet)でもよ
い。
【0044】ここでは、分光光度計12を出力パス40
の一方の側に装着し(出力トレイ44の上に装着しても
よい)、実際に印刷され融着された最終的な色を検知す
る。分光光度計の出力信号はオンライン色検知および色
修正システム10へ入力される。ここでこのシステム1
0はマイクロプロセッサコントローラ100および/ま
たは相互作用回路および/またはソフトウェアを有す
る。コントローラ100は従来、機械20のペーパパス
に沿ったシートセンサと共に、シート供給やプリンタペ
ーパパス内のシート位置を制御する。コントローラ10
0および/またはテストシート30上の基準マーク33
等を検知する従来のセンサから分光光度計12回路に制
御信号または作動信号を供給すると、分光光度計12
は、出力パス40に設けられた分光光度計12をテスト
シート30が通過する際に、このテストシート30の各
テストパッチ31の各々の色を順次テストする、または
読み取る。テストパッチ31は様々な位置にあってもよ
く、デジタル的に選択された固体色画像のブロック、ス
トリップ等、様々な構成でもよい。
【0045】したがって本明細書に開示する実施形態で
は、カラープリンタ20によって印刷される紙等の画像
基板物質の複数のテストシート30に、規定された1色
以上の色であって事前にプログラムされた複数のテスト
パッチ31を自動的に印刷できる。この時、テストシー
ト上の各色テストパッチの読み位置を示す簡単な参照マ
ークと関連させて行うことが好適である。各テストシー
ト30は通常、固定位置にある分光光度計12を通過す
る。この時分光光度計12は、出力パス40の一方の側
に邪魔にならないように装着され、これを通過するシー
トを照射し観測する。こうした分光光度計12は、テス
トシートを取り除いたり、静止したまま保持したり、標
準的なコントラスト比色計または分光光度計をテストシ
ートの上で移動させたりしなければならない従来システ
ムとは対照的である。
【0046】図1および2に示すように、この例に示す
コンパクトな例示的分光光度計12は僅か4個の異なる
色サンプリング照射源を有する。これらの照射源は、共
通してターゲットに向いてはいるが順次操作されるLE
D D1〜D4によって提供される。こうしたLEDの
各々は異なる色スペクトル範囲を出力する。LEDの各
々は、LEDからの光を同じテストターゲット領域(図
4では、楕円の照射領域によって示す)に向けるための
同一の単純な集光レンズを有してもよい(図2の18、
19等)。スペクトル範囲を更に制御したい場合には、
LEDに対してカラーフィルタを(16,17等)設け
る場合もあるが、これは必須要件ではない。このシステ
ム10において通常のターゲット領域とは、それ以外は
通常に印刷されて出力されるペーパシートに印刷された
色テストパッチ31の部分である。これに代わる領域ま
たは較正ターゲット領域は、テストペーパシートの印刷
されていない部分、つまり白、グレー、黒等の標準的な
テストタイルまたはテスト面であって、ソレノイドによ
って自動的に(または手動で)、分光光度計の実効視野
に挿入される部分であり得る。
【0047】特に図2に示すように、任意の1個のLE
Dによってテストターゲットを照射すると、テストパッ
チの色や選択された照射源に応じた多様なレベルの反射
光がテストターゲットから得られる。このような反射光
の一部は、一枚の中央レンズ13によって収束され、こ
のレンズ13によって一枚の光センサチップ14上に合
焦させられて、上述のように、3個または4個の異なる
色のフィルタを有する複数光サイト列を露光してもよ
い。図2の点線は、LEDによる照射と、この照射部分
で反射した光の一部が投射レンズ13(この例では単純
な2要素による光学系)によって3個の例示的ターゲッ
ト点A,B,Cをレンズ13の焦面上にC’、B’、
A’として合焦する光線とを示す。
【0048】図1および図2の分光光度計12では従来
のガラスまたはプラスチック製のレンズを示すが、他の
適用では光ファイバやセルフォック(selfoc)レンズを使
えることがわかる。光ファイバを用いてLEDからの照
射を行ってもよい。また、所望であれば、集光光ファイ
バを用いて、検出光センサをレンズ13の焦面から離し
て配置してもよい。
【0049】本明細書に開示するオンライン色検知シス
テム10の実施形態で利用されるように、この低コスト
分光光度計12をプリンタ20のコピーシート出力パス
40に装着して色修正システムの一部とし、数枚の印刷
済テストシート30を用いて、プリンタ20によるCM
YK色生成のカラー印刷を、精度を維持するように、自
動的に制御および駆動してもよい。色修正システムは、
コピーシートが出力される際に、これに印刷された比較
的短い色テストパターン列を順次調べることができる。
分光光度計が検出する各色パッチに対する多数の出力色
信号を入力信号として色誤差修正のための1つ以上の数
学的技術を実行すると、上記の引用文献に示す通り、必
要な印刷済テストパッチの数を大幅に軽減できる。つま
り、各LEDによってテストパッチを連続的に照射しな
がら、検出器列から出力される多数の出力を記録するこ
とで、異なる波長の関数としての該テストパッチの反射
率を検出でき、異なる波長の関数としての該テストパッ
チの反射率を可視スペクトル全般にわたって外挿または
内挿できる。
【0050】したがって、本明細書に開示する正確な色
制御システムは、カラー印刷入力信号(最新モデル)に
対する現在の機械カラー印刷反応を定期的またはほぼ恒
常的にテストおよび記録して、「装置に無関係な」LA
B(またXYZ)カラー入力をリマップ(印刷のため、
後で装置依存のRGGまたはCMYK色空間に変換す
る)できるようにする。この情報も、異なる機械毎にシ
ステムやネットワークサーバに記録(および/または色
操作のためにCRTコントローラに表示)できる。
【0051】上記のクロスレファレンスの出願に更に開
示されるように、図1および図2に示される例示的な分
光光度計12は、ターゲット光学系13の倍率を約1:
1にすることで、検知ヘッドとテストパッチターゲット
シートとの間の分離に対して敏感でなくすように光学的
に所望に設計してもよく、本明細書ではそのような設計
になっている。(レンズシステム13の例示的な焦点距
離は、約32mmである。)こうした設計によって提供
される、空間に対する不感性の程度により、分光光度計
12からの距離を変えながら移動する印刷済シートを非
接触で測定でき、したがって、障害物がないプリンタペ
ーパパスにできる。しかし、変位の不変性がそれほど重
要でない適用もあり、そうした場合はレンズは必要でな
い。
【0052】所望の最大露光を行い、かつターゲットと
の間の距離が広がることによって画像チップ14上の露
光領域が拡大する影響を避けるために、接続回路を設定
し、部分的にしか露光されないセル(光サイト)を無視
または制限してもよい。さらに/または、ターゲットか
らの反射光によって照射されていたとしても外部のセル
からの信号を無視して、中央で露光される固定の最小数
のセルのみを調べてもよい。
【0053】図5に示すチップ14の、異なる色のフィ
ルタを備えるセルによって、接続回路は、どのセルが、
照射されたテストパッチからのどの色に露光されている
かが分かる。したがって、図4に示すように、複数の色
テストパッチを同時に照射しても、これらを所望に利用
してデータを増やすことができる。つまり、この分光光
度計12によって一度に2個以上の個別色テストパッチ
を調べることができる。しかし、ここではこれは必須で
はなく、上記のクロスレファレンス出願や引用文献に示
すように、一度に1個の色テストパッチのみを露光(検
知)してもよい。複数の異なる光フィルタを備える複数
光サイトからの多数の信号を用いて、任意の種類のテス
トターゲットからの反射光を分析してもよい。
【0054】図1および図2の実施形態の分光光度計1
2では、テストパッチ31の照射は、色テストパッチが
印刷された媒体の表面に対して45度で行う。また、検
知システムは、(光が拡散的に散乱するように照射され
た)テストパッチからの拡散的に散乱された光束を、こ
の色テストパッチ面に対して90度(直角)で検出す
る。しかし、以下で説明し、図13に示すように、この
構成に限定されるものではない。
【0055】多様の異なる技術、構成、および/または
構成要素を用いても良い。例えば、図13に示すよう
に、LED D1,D2,D3,D4の全てを単オンボ
ードチップまたはボードによって提供してもよい。この
構成では、可視スペクトルをカバーする異なる波長を有
するLEDダイを適切に選び、これをPWB上に円形パ
ターンに形成してもよい。
【0056】各LEDからの光束をコリメートし、中央
に向けて、分光光度計12、12’の中央部の下にある
同一のテストパッチ領域を照射する。図1に示すよう
に、この位置はレンズ13または13’の光軸上であ
り、レンズ13、13’はLEDの輪または環の中心に
位置する。これによって図2では、照射されたパッチの
画像を、同じ中央軸上の1本(single)の一体型検出器列
14に投射できる。図13のレンズ13’は、IRフィ
ルタ13Aを有してもよい。
【0057】図3は、分光光度計12(図1および図
2)12’(図13)の例示的なLED駆動装置の模式
的なブロック図である。ここでは便宜上、コントローラ
100の一部とするが、この全体または一部を、好適に
は分光光度計自身の全てのLEDに対して1個のドライ
バチップまたはダイを有する、別個の回路としてもよ
い。「LEDドライブ」と印された回路110からの通
常のタイミング信号に応じて各LEDは、それぞれのト
ランジスタドライバQ1〜Q4を短時間オンすることで
順次パルスを与える。これにより、それぞれ異なるスペ
クトルのLED D1〜D4が共通電圧源からの電流に
よって抵抗R1〜R4を介してオンにされる。図3で
は、これら4個のLEDからの4個の異なる例示的光出
力を、これらのLEDの隣に記す。これによって一度に
1個のLEDが順次駆動されて、集光レンズ(図2の1
8および19、図13の13’の)を通して光を順次伝
える。
【0058】この例におけるLEDは一度に1個ずつ順
番にオンにされるが、システムはこれに限定されるわけ
ではないことがわかる。同じターゲット領域に対して2
個以上のLEDまたはその他の照射源を一度にオンにす
ることが望ましい測定モードもあるだろう。
【0059】オンにされた各LEDの色または波長の相
対的反射率を従来の回路またはソフトウエアで測定し、
集積型サンプルおよびホールド回路も有する光サイト列
のフォトダイオード検出器列14のそれぞれの出力を増
幅および積分してもよい。上述のように、LEDのパル
ス速度や検出器のサンプリング速度は、移動する通常サ
イズのコピーシート上の適当な大きさの多数の色テスト
パッチの各々を分光光度計によってサンプリングするた
めにはあまり重要でなく、十分に早い。これは高速プリ
ンタのペーパパスを高速移動するシートを測定する場合
でも十分に早い。しかし、共通LEDドライバの電圧源
に短いパルスを与えることで、継続電流モードで維持で
きるレベルより上のレベルで短LED駆動電流を与えれ
ば、より高い光束検出信号が得られ、より短い時間でテ
ストパッチを測定できる。いずれの場合も、出力信号に
閾値を適用する、および/または、出力信号を積分する
ことで、S/N比を改善できる。図3に示す回路が比較
的単純で直接的な一例に過ぎないことが分かるだろう。
この回路やその多様な代替回路をオンボードハイブリッ
ドチップその他の構成によって容易に実現できる。
【0060】更に、従来のLED発光体および検出器を
一体的または別個に追加的に装着して、図4のテストシ
ート30に印刷された黒の基準マークまたはタイミング
マーク33を検出することで、それぞれの色テストパッ
チ領域内の照射および読み込みに対するイネーブル信号
を提供してもよい。これらの基準マーク33は、隣接す
るテストパッチ31が分光光度計12の視界内に存在す
ることを示す。しかし、プリント20のコントローラ1
10や分光光度計の出力データによって従来から提供さ
れているシートタイミングや位置情報は十分に正確であ
り、これらを用いればこのような基準マーク33は必要
ないかもしれない。これらの基準マーク33は、図4に
示すように、対応する色テストパッチまたはパッチ領域
の横に設けても良く、または(間隔をあけた)色テスト
領域の間に設けてもよい。つまり、この基準マークは分
光光度計に対するテストシートの動き方向においてテス
トパッチと平行あるいは、これに整列して設けてもよ
い。
【0061】分光光度計のLEDスペクトルエネルギー
出力の各々に対する個々の較正は、分光光度計が各LE
Dの測定値を絶対反射率値に変換するように、反射率が
既知である標準的な白色(またはその他)タイルテスト
ターゲットを用いて行っても良い。この較正は頻繁かつ
自動的に行うことができる。この較正は、標準的な白色
較正タイルテスト面(例えば図7の47)を有するプリ
ンタから分光光度計を取り外さずに行うことができる。
この白色較正タイルテスト面は、光センサ列およびその
レンズシステム13の視野内であってペーパパス40
の、分光光度計12とは反対の側にこれと対向するよう
に手動または好適には(ソレノイド等によって)自動で
設けられる。したがって、シートとシートの間の任意ま
たは全ての合間において(プリンタのシートパス上にお
ける印刷済みシート同士の通常の間隔)較正を行うこと
ができ、分光光度計を取り除いたり、焦点を合わせ直し
たりする必要がない。
【0062】上記またはこれ以外の較正システムは、較
正タイル47上のその点で遅延なく(in time)各LED
の出力エネルギーを、光センサ列D12から出力される
個々の反射率測定値に変換できる。次にこの較正データ
を、コントローラ100またはその他の場所に以前から
保管しておいた標準特性と電気的に比較して、分光光度
計12に対する較正データを提供する。このデータを、
その他の色テストパッチによって生成したデータの較正
に用いてもよい。また、この較正データを用いて個々の
LEDの出力エネルギーを調整し、LEDの経年による
変化やその他の出力変化を補償してもよい。これは、
(もし個々にプログラム可能であれば)適用する電流ま
たは電圧を調整するか、LEDをオンにする時間を増や
して行う。この時、分光光度計D12の出力信号をこの
実施形態のように積分する。
【0063】所望であれば、分光光度計の初期較正デー
タを、分光光度計と共に出荷される一体型PRM IC
に保存してもよい。あるいは、LEDの出力初期較正デ
ータは、分光光度計の出力分析に用いるソフトウェア
に、プリンタコントローラ100またはシステムプリン
トサーバのディスク記憶部またはプログラム可能なメモ
リにそれをロードするといった他の既知の方法で、プロ
グラムしてもよい。
【0064】従来の異なる色の光ファイバを異なる色の
LED分光光度計のターゲット照射源の各々に用いるこ
とは周知である。特に、このような色フィルタを用いて
LEDからの二次照射を排除する、あるいは/またはL
ED照射源の出力スペクトルをより狭めることは周知で
ある。この目的のために、このような色フィルタを、例
えばAccuracy Microsensors(登
録商標)LEDベースの商品に用いることができる。し
かし、当業者は、バンド幅が十分に細いLEDや抑制し
なければならない二次照射を伴わないLEDについては
このような色フィルタが不必要なことが分かるだろう。
したがって、主題の分光光度計にフィルタを用いてもよ
いが、必ず必要なわけではない。
【0065】分光光度計はこれまで、LED以外の照射
源を用いて作られてきた。例えば、ヒューレットパッカ
ード社の米国特許第5,671,059号(1997年
9月23日発行)に開示されたフィルタおよび活性層を
有する多エレクトロルミネセンス(EL)エミッタや、
白熱灯である。また、導入部で言及したように(狭スペ
クトルでなく)白色LEDの照射部や、異なる色フィル
タを有する複数のセンサ等がEP0921381A2
(1999年9月6日発行、新聞および他の印刷物上に
印刷された色の検査用色センサ)に開示されている。
【0066】図2に示す特定の分光光度計実施形態12
では、説明するように、光センサ(検出器)が分光光度
計の中央軸またはゼロ軸上にあって、テストターゲット
の照射領域からの反射を垂直(90度)に受光する。こ
の照射は、中央軸周りに間隔をあけて該テストターゲッ
トに対して45度の角度を以て設けられた複数のLED
によってなされる。これに代わる所望の実施形態は、図
13に示すように、図示する分光光度計12’における
こうした構成要素の位置を逆にする。つまり、複数の異
なる色の発光LEDの全てを纏めて1つの中央ユニット
ボードまたはチップにして、分光光度計12’の中央軸
またはゼロ軸に沿って平行にテストターゲット(例え
ば、移動するシートペーパ上のカラーパッチ)に対して
90度で光を投射して、テストターゲット31に(楕円
35ではなくて)略円形35’の照射領域を形成する。
また、図13に示すように、テストターゲット平面に対
して物理的に90度に1個以上の光センサチップ14を
配向して、テストターゲットに対して光学的に45度の
配向でテストターゲットからの反射を受光する。このよ
うに、45−0度システムから0−45度システムへ変
更したことで、分光光度計12’に対するテストターゲ
ットの角度または方向角整列誤差に因る測定誤差を軽減
できることがわかった。
【0067】図13に示す代替形態を更に説明すると、
間隔をあけて設けられたバッフルを有する標準プリンタ
ペーパパスでは、分光光度計の中央軸に対するテストペ
ーパシート面の角度は様々な理由で幾分変化し得る。全
てのLEDを中央に配置することで、テストターゲット
を約90度(ターゲットに対して垂直)で照射する光に
よって、このテストターゲット上の照射領域を形成して
もよい。これによって、ターゲット面が意図通り90度
であれば、該ターゲット上の選択した領域に円形または
略円形の照射パターンが形成される。ペーパの先端また
は後端部の巻きやネジレ、センサの取り付け誤差等によ
ってターゲット面が90度から外れても、このLED照
射パターンは僅かに楕円になるにすぎず、その面積は1
/cos(シータ)の係数で円形より大きくなる。この
場合、シータは90度からの偏差である。例えば、入射
角が93度の場合、シータは3度になり、照射面積はA
/cos(3)=1.001Aになるだろう。ここで、
Aは選択された照射領域である。ターゲットに反射し、
検出器で集められる光束は、放射照度に比例する。この
3度の例では、放射照度(単位領域あたりのエネルギ
ー)はあまり変化せず(0.001の変化にすぎな
い)、同様に、検出器からの信号もあまり変化しないだ
ろう。
【0068】上記の代替実施形態において、ターゲット
の様々な角度に対する分光光度計の測定精度の改良にお
いて更に開示する特徴は、あまり重要ではないとして
も、上記の特徴に加え、図1に示すLEDの配置と同様
の光センサの配置のように、照射領域の周りの異なる位
置から観測する複数の光検出器の出力を平均化してター
ゲット領域の多様な方向角反射力(azimuthal reflectiv
ity)を平均化することで、該ターゲット領域の角度的な
整列誤差に対して更に敏感でないようにすることであ
る。上述の3度傾いたターゲット面の例では、分光光度
計の中央軸の一方の側にある光検出器は照射ターゲット
領域を(45−3)度で観測し、他方の光検出器は(4
5+3)度で観測することになるが、図3に示すよう
に、これらの分光光度計の出力信号を総計することで、
その出力信号を平均化してその効果を相殺してもよい。
間隔をあけて配置されたこれらの複数の検出器は、本明
細書に詳述したような低コストの単チップ多画素多カラ
ー光検出器14でもよいことが分かる。
【0069】本明細書に開示された実施形態が好適であ
るが、当業者は、多様な代替、修正、変形または改良型
を作成できることが分かるだろう。これらは請求項に含
まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一例を含む分光光度計の一例示的な
実施の形態を示す上面図である。
【図2】 図1の分光光度計の線2−2に沿った断面図
であり、例示的なカラープリンタ出力パスを移動するテ
ストシートのテストパッチの色測定の様子を示す図であ
る。
【図3】 図1および図2または図13の例示的な分光
光度計のLEDが動作する回路の一例の模式図である。
【図4】 図1および図2に示す分光光度計によって読
み取られる複数の色テストパッチが、例示的なカラープ
リンタによって印刷されるバナーその他のテストシート
を、米国特許庁の標準的な白黒断面パッチ記号で表現し
た一例を示す図である。
【図5】 周知の方法でそれぞれ赤、緑、青で透過的に
フィルタされた3列の光センササイトであって、これら
3色の個別のスペクトルを検知する光センササイトを備
え、図1および図2の例示的分光光度計において使用さ
れる、例示的なシリコンカラー画像センサ列チップ(通
常、販売されている文書画像形成バーの一部)を、フィ
ルタ無しの白色検知用(光学的な)第4の列をテストタ
ーゲットに反射したLED源の光で照射する該センサ列
チップの、円形で規定した領域と共に示す拡大概略平面
図である。
【図6】 シート出力パスの、較正テストターゲット面
とは反対の側に分光光度計が装着される以外は従来と同
様であるカラープリンタを示す図であって、図4の色テ
ストシートを印刷し、色テストシートがこのプリンタの
標準出力パスを移動する際に、図1および図2の分光光
度計によってこれらの色テストシートを順次読み出す様
子を示す概略平面図である。
【図7】 無フィルタセンサ(実線)、青フィルタセン
サ(ダッシュ線)、緑フィルタセンサ(一点鎖線)、赤
フィルタセンサ(点線)のそれぞれに対する、図5の例
示的画像センサ列チップの4つの例示的スペクトル反応
を、横軸に波長、縦軸に相対反応をとったグラフで示す
図である。
【図8】 図7と似ているが、上記の図の例示的分光光
度計と一体形成されてもよい4個の異なる例示的LED
照射源のスペクトル出力(以下の表に説明する)(白L
ED(長ダッシュ線)、430nmLED(細線)、5
05nmLED(四角線)、595nmLED(ニ点鎖
線))を、図7の曲線に重ねて示すグラフである。
【図9】 図5の異なる4個のLEDの内、白色LED
のみ照射して順次露光した場合の、図6のセンサチップ
の異なる4個の光サイト全ての反応の組合せを示す図で
ある。
【図10】 図5の異なる4個のLEDの内、430n
mLEDのみ照射して順次露光した場合の、図5のセン
サチップの異なる4個の光サイト全ての反応の組合せを
示す図である。
【図11】 図5の異なる4個のLEDの内、505n
mLEDのみ照射して順次露光した場合の、図5のセン
サチップの異なる4個の光サイト全ての反応の組合せを
示す図である。
【図12】 図5の異なる4個のLEDの内、595n
mLEDのみ照射して順次露光した場合の、図5のセン
サチップの異なる4個の光サイト全ての反応の組合せを
示す図である。
【図13】 クロスレファレンスされた同時に提出され
た出願のように、LEDの位置が図5の分光光度計チッ
プの位置と反対になって、テストターゲット面の角度変
位に対する改良された鈍感さ(insensitivity)を実現す
る、図2の分光光度計構成に代わる実施形態を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 カラープリンタ、12 分光光度計、13 共通
集光レンズ、14 画像チップ、18,19 投射レン
ズ、30 テストシート、31 テストパッチ、34
照射領域、40 印刷済シート出力パス、47 較正タ
イル、100コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレッド エフ ハッブル ザ サード アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター ビーコンビュー コート 180 Fターム(参考) 2C061 AR01 KK12 KK18 KK28 2G020 AA08 DA02 DA03 DA04 DA05 DA13 DA22 DA24 DA32 DA33 DA43 DA65

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷済色テストパッチを有する印刷済テ
    ストシートを含む印刷済色シートを移動させる出力パス
    を有するカラープリンタ用色修正システムであって、 前記出力パスに隣接して装着され、前記印刷済テストシ
    ートが通過する際に、前記印刷済テストシート上の前記
    印刷済色カラーテストパッチに印刷された色を検知する
    分光光度計と、 異なる照射スペクトルによって前記色テストパッチを順
    次照射する複数個の照射源と、 前記テストパッチに対して順次なされる異なるスペクト
    ルの照射により、前記テストパッチの色に応じた反射を
    受け、これに対応する電気出力信号を出力する光検出器
    システムと、を含み、 前記光検出器システムは、少なくとも3個の異なる電気
    出力信号を提供する少なくとも3個の異なるスペクトル
    反応を有する同時に照射される少なくとも3個の異なる
    光サイトを含む、カラープリンタ用色修正システム。
  2. 【請求項2】 前記光検出器システムは、文書色画像形
    成バーの一部として構成され、赤、緑、青の色フィルタ
    をそれぞれ備える近接した3列の小型光サイトを有し、
    前記少なくとも3個の異なるスペクトルに対して少なく
    とも3個の異なる電子出力信号を並列出力する、請求項
    1に記載の色修正システム。
  3. 【請求項3】 赤、緑、青の色フィルタを備える光サイ
    トからのスペクトル反応とは異なる第4のスペクトル反
    応を提供する広範スペクトル反応サイトであり、3個の
    光サイトと同時に照射される光サイトを加え、前記複数
    個の照射源の少なくとも1個は白色光を生じる、請求項
    2に記載のカラープリンタ用色修正システム。
  4. 【請求項4】 前記複数個の照射源は、対応する制限さ
    れた数の異なるスペクトル照射を提供する4個以下のL
    EDと、前記LED用の順次作動回路とを有する、請求
    項2に記載のカラープリンタ用色修正システム。
  5. 【請求項5】 色テストターゲット領域を照射するよう
    に配置された、異なるスペクトル照射を有する複数個の
    照射源と、 前記複数個の照射源を順次作動する順次作動回路と、 前記照射された色テストターゲット領域からの反射光を
    受光するように配置された少なくとも1個の光検出チッ
    プと、 を有し、 前記光検出チップは文書色画像形成バーの構成物であ
    り、 前記光検出チップは異なる色フィルタをそれぞれ備える
    近接した少なくとも3列の小型の複数光サイトを有し、 前記3列の複数光サイトの各列の少なくとも一部が前記
    照射された色テストターゲットからの反射光に同時に露
    光されて、前記少なくとも3個の異なるスペクトル反応
    に対して前記少なくとも3個の異なる電気出力信号を提
    供する、広域スペクトル分光光度計。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1個の光検出チップは通
    常、文書色画像形成バーの構成物であり、赤、緑、青の
    色フィルタをそれぞれ備える近接した3列の小型光サイ
    トを有し、前記少なくとも3個の異なるスペクトルに対
    して該スペクトルの少なくとも3個の異なる電子出力信
    号を提供する、請求項5に記載の広域スペクトル分光光
    度計。
  7. 【請求項7】 複数個の異なるスペクトル照射で色テス
    ト領域を順次照射する手段と、 前記順次照射された色テスト領域からの反射光を複数光
    サイト光検出器の多数の光サイトに同時に供給すること
    で、前記反射光を順次測定する手段と、 を有し、 前記同時に露光される複数光サイトは、少なくとも3個
    の異なる照射反応スペクトル反応と、該スペクトルの3
    個の異なる照射反応信号出力とを有する少なくとも3個
    の異なる光サイトを有する、広域スペクトル分光光度
    計。
  8. 【請求項8】 前記複数光サイト検出器は、通常は文書
    色画像形成バーの構成物である光検出チップである赤、
    緑、青の色フィルタをそれぞれ備える近接した3列の小
    型光サイトを有し、前記少なくとも3個の異なるスペク
    トルに対して該スペクトルの少なくとも3個の異なる電
    子出力信号を並行に提供する、請求項7に記載の広域ス
    ペクトル分光光度計。
  9. 【請求項9】 広域スペクトル白色照射器を更に有す
    る、請求項7に記載の広域スペクトル分光光度計。
  10. 【請求項10】 レンズシステムを有し、前記光検出器
    チップは、前記レンズシステムを介して反射する光の画
    像の平面の実質的に内部に配向される、前記請求項5か
    ら9項のいずれか1項に記載の分光光度計。
  11. 【請求項11】 前記チップは、前記色テスト領域に略
    垂直に装着される、前記請求項5から10項のいずれか
    1項に記載の分光光度計。
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