JP2003033278A - 無煙加熱調理器及び無煙加熱調理システム - Google Patents

無煙加熱調理器及び無煙加熱調理システム

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JP2003033278A
JP2003033278A JP2001220241A JP2001220241A JP2003033278A JP 2003033278 A JP2003033278 A JP 2003033278A JP 2001220241 A JP2001220241 A JP 2001220241A JP 2001220241 A JP2001220241 A JP 2001220241A JP 2003033278 A JP2003033278 A JP 2003033278A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼肉店等の屋内からのエア排出量を抑え、ダ
クト等の設備場所の拡大、設備コストの増大を防ぐ。 【解決手段】 加熱調理部7の周囲上方から加熱調理部
7方向へエアを送風するエア送風口4cを有するトップ
プレート4を調理部装着部3に設け、エア送風口4cよ
り下方位置で加熱調理部7の周囲上方位置にエア吸気口
12aを有し、エア吸気口12aのエア通路下流側に集
塵装置10を設け、集塵装置10の下流側に循環排気分
岐部14を設けて循環エア通路5および外部排気ダクト
15に分岐連通させ、かつ循環エア通路5には循環用フ
ァン16と脱臭装置17を設けてエア吸気口12aから
の流通エアの一部を吸引して循環エアとして再びエア送
風口4cから加熱調理部7上方へエアを送風するととも
に、外部排気ダクト15に外部排気ファン151を設け
て、エア吸気口12aからの流通エアの残りの一部を吸
引して屋外へ排気させる無煙加熱調理器による。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焼肉、野菜、魚
などを煙を上げないで焼くことの出来る焼き物器、焼き
物用無煙ロースター等の無煙加熱調理器、及び無煙加熱
調理器を使用する無煙加熱調理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】焼肉用ロースター等肉、野菜等を焼いて
調理する加熱調理器は、従来から知られている。これら
の加熱調理器は、熱源としてガス、炭、あるいは電気を
利用し、直接、肉、野菜を加熱する装置である。
【0003】加熱が下方から行われるため、加熱され軽
くなったエア(空気)は当然上方へ上昇し、焼かれる肉
や魚などの食物から焼いた煙、臭い、油脂等が細かい粒
子になって上昇するエアに混入され、周囲および室内に
拡散する。
【0004】特に多数の加熱調理器が設置される焼肉店
においては、多量の肉を焼くことによる煙や臭い、油な
どの粒子が混じる加熱されたエアが、大量に発生するた
め室内に充満しやすく、換気装置を使用しても充分な換
気作用を行うことが難しかった。
【0005】その為、焼肉用ロースターは、熱源の下
方、あるいは熱源の周囲下方からシロッコファン等の吸
引機でエアを吸引し、焼肉用ロースターから吸気ダクト
及び排気ダクトを通して室外へ汚れたエアを放出できる
装置が開発され、上方へ立ち昇る煙は油等の細かい粒子
の混じるエアを室内に出さず、直接屋外へ出すことが可
能になった(従来技術1)。
【0006】しかしながら、従来技術1のように熱源の
下方、あるいは周囲下方から強力な吸引装置、例えばシ
ロッコファンなどを使用してエアを吸引すると、強力な
吸引力の為に室内の空気も一緒に吸引される。その為、
特に焼肉店などの常時焼肉用ロースターを使用するよう
な環境では夏季の冷房、冬季の暖房されたエアが、常時
多量に吸引されて室外に放出されてしまうため冷房装
置、暖房装置に非常に負担が掛かるとともに、これらの
装置をフルに稼働させるので冷暖房の可動費が非常に高
価になってしまう問題点があった。
【0007】この従来技術1の問題点の解決手段とし
て、本願出願人は、特許第2869455号の請求項1
(従来技術2)を提案した。従来技術2は、「テーブル
表面に天板を設け、天板のほぼ中央に開口する調理器装
着部の中央下部に熱源を設け、熱源の上部にある加熱調
理部の周囲上方から加熱調理部方向へエアを送風するエ
ア送風口を有するトッププレートを、上面を天板表面と
ほぼ同じ高さに調理器装着部に着脱自在に設け、エア送
風口としてトッププレート内周面に小孔を多数開口させ
て設け、かつエア送風口はエア通路上流側に送風機を有
し送風ダクトによって室外と連通するとともに、エア送
風口より下方位置で加熱調理部の周囲上方位置にエア吸
気口を有するエア吸気部を設け、エア吸気部は下流部で
排気ダクトによって室外と連通するとともに、排気ダク
トまでのエア通路中に、吸気ファン、集塵機、消臭部を
設け、送風機によってエア送風口から送風される単位時
間あたりのエア量と、吸気ファンによってエア吸気口か
ら吸引されるエア量とをほぼ同量とすることを特徴とす
る無煙加熱調理器」である。
【0008】同じく本願出願人は、特許第286945
5号の請求項2(従来技術3)を提案をした。従来技術
2は、「テーブル表面に天板を設け、天板のほぼ中央に
開口する調理器装着部の中央下部に熱源を設け、熱源の
上部にある加熱調理部の周囲上方から加熱調理部方向へ
エアを送風するエア送風口を有するトッププレートを、
上面を天板表面とほぼ同じ高さに調理器装着部に着脱自
在に設け、エア送風口としてトッププレート内周面に小
孔を多数開口させて設け、エア送風口より下方位置で加
熱調理部の周囲上方位置にエア吸気口を有するエア吸気
部を設けるとともに、エア吸気口より循環吸送ファンに
より、吸収されたエアが集塵機、冷却器、脱臭装置を通
過した後、再びエア送風口から加熱調理部方向へ送風さ
れる循環エア通路を有し、かつ熱源が無酸素で加熱可能
な熱源であることを特徴とする無煙加熱調理器」という
構成を有する。
【0009】
【この発明が解決しようとする課題】従来技術1では、
冷暖房された屋内のエアが、常時多量に吸引されて屋外
に放出されてしまうため冷房装置、暖房装置に非常に負
担が掛かるとともに、これらの装置をフルに稼働させる
ので冷暖房の可動費が非常に高価になってしまう問題点
があった。
【0010】従来技術1を解決した従来技術2の発明
は、無煙加熱調理器から直接2本のダクトで室外に連
通、すなわち、送風ダクトによって室外と連通するとと
もに、排気ダクトによって室外と連通している構成によ
り、室内の冷暖房の効いたエアが煙等と一緒に吸引され
ることがほとんどなく、冷暖房費が掛かる問題点を解決
することができた。しかし従来技術1では、送風ダクト
と排気ダクトの2本のダクト、及びそれらに取り付ける
ファン等の設備を室内外間に設ける必要があるため、2
本のダクト等の設置場所の確保、設置コストの増大とい
う課題があった。
【0011】又、従来技術3は、煙や臭い、油などの粒
子が混じる加熱されたエアを集塵機や脱臭装置などの空
気浄化装置によりクリーンにしてまた循環させるという
完全クローズド型の焼肉ロースターであり、店内の空気
を消費せず無煙加熱調理が行える画期的な装置である。
しかし、循環させるエアの浄化方法が大変難しく、商業
レベルの空気浄化装置ではエアの汚れを完全に捕りきれ
ないという問題点があった。例えば従来技術2の完全ク
ローズド型の無煙加熱調理器を、1店舗で平均20台前
後設置した場合、店舗内のエアは、汚れを含むようにな
る課題があり、又、空気浄化装置として設置される空気
清浄機は、通常オゾンを発生するものが多いため、発生
するオゾンにより目の痛みを生ずるなどの欠点があっ
た。更に従来技術3では、「熱源が無酸素で加熱可能な
熱源」であるため、炭火等が熱源として使用できない課
題があった。
【0012】
【課題を解決する為の手段】この課題を解決するため
に、テーブル表面に天板を設け、天板のほぼ中央に開口
する調理部装着部の中央下部に熱源を設け、熱源の上部
にある加熱調理部の周囲上方から加熱調理部方向へエア
を送風するエア送風口を有するトッププレートを調理部
装着部に着脱自在に設け、エア送風口より下方位置で加
熱調理部の周囲上方位置にエア吸気口を有するととも
に、エア吸気口のエア通路下流側に集塵装置を設け、集
塵装置の下流側に、循環排気分岐部を設けて循環エア通
路および外部排気ダクトに分岐連通させ、かつ循環エア
通路には循環用ファンと脱臭装置を設けてエア吸気口か
らの流通エアの一部を吸引して循環エアとして再びエア
送風口から加熱調理部上方へエアを送風するとともに、
外部排気ダクトに外部排気ファンを設けて、エア吸気口
からの流通エアの残りの一部を吸引して屋外又は室外へ
排気させることを特徴とする無煙加熱調理器を提案す
る。
【0013】又、テーブル表面に天板を設け、天板のほ
ぼ中央に開口する調理部装着部の中央下部に熱源を設
け、熱源の上部にある加熱調理部の周囲上方から加熱調
理部の上方中央部に向かい斜め上方へエアを送風するた
めの上昇気流用斜辺を設けたエア送風口を有するトップ
プレートを調理部装着部に着脱自在に設け、エア送風口
より下方位置で加熱調理部の周囲上方位置にエア吸気口
を有するとともに、エア吸気口のエア通路下流側に集塵
装置を設け、集塵装置の下流側に、循環排気分岐部を設
けて循環エア通路および外部排気ダクトに分岐連通さ
せ、かつ循環エア通路には循環用ファンと脱臭装置を設
けてエア吸気口からの流通エアの一部を吸引して循環エ
アとして再びエア送風口から加熱調理部上方へエアを送
風するとともに、外部排気ダクトに外部排気ファンを設
けて、エア吸気口からの流通エアの残りの一部を吸引し
て屋外又は室外へ排気させることを特徴とする無煙加熱
調理器を提案する。
【0014】更に、テーブル表面に天板を設け、天板の
ほぼ中央に開口する調理部装着部の中央下部に熱源を設
け、熱源の上部にある加熱調理部の周囲上方から加熱調
理部方向へエアを送風するエア送風口を有するトッププ
レートを調理部装着部に着脱自在に設け、エア送風口よ
り下方位置で加熱調理部の周囲上方位置にエア吸気口を
有するとともに、エア吸気口のエア通路下流側に集塵装
置を設け、集塵装置の下流側に、循環排気分岐部を設け
て循環エア通路および外部排気ダクトに分岐連通させる
とともに、循環エア通路と外部排気ダクトに分岐する流
通エア流量を変更可能なエア流量調整装置を有し、か
つ、かつ循環エア通路には循環用ファンと脱臭装置を設
けてエア吸気口からの流通エアの一部を吸引して循環エ
アとして再びエア送風口から加熱調理部上方へエアを送
風するとともに、外部排気ダクトに外部排気ファンを設
けて、エア吸気口からの流通エアの残りの一部を吸引し
て屋外又は室外へ排気させることを特徴とする無煙加熱
調理器を提案する。
【0015】更に又、屋内に複数の無煙加熱調理器を有
する無煙加熱調理システムにおいて、1つの無煙加熱調
理器は、テーブル表面に天板を設け、天板のほぼ中央に
開口する調理部装着部の中央下部に熱源を設け、熱源の
上部にある加熱調理部の周囲上方から加熱調理部方向へ
エアを送風するエア送風口を有するトッププレートを調
理部装着部に着脱自在に設け、エア送風口より下方位置
で加熱調理部の周囲上方位置にエア吸気口を有するとと
もに、エア吸気口のエア通路下流側に集塵装置を設け、
集塵装置の下流側に、循環排気分岐部を設けて循環エア
通路および外部排気ダクトに分岐連通させ、かつ循環エ
ア通路には循環用ファンと脱臭装置を設けてエア吸気口
からの流通エアの一部を吸引して循環エアとして再びエ
ア送風口から加熱調理部上方へエアを送風するととも
に、外部排気ダクトに外部排気ファンを設けて、エア吸
気口からの流通エアの残りの一部を吸引して屋外又は室
外へ排気させるとともに、それぞれの無煙加熱調理器の
外部排気ダクトの下流側を1つの外部総排気ダクトに連
通させ、外部排気ファンによって複数の無煙加熱調理器
からの排気を行うとともに、屋内外に連通するエア調整
用通路を設けたことを特徴とする無煙加熱調理システム
を提案する。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の1つの実施形態を示す
無煙加熱調理器の正面説明図である図1、及び図1の一
部拡大説明図である図2、同じく図1の一部斜視説明図
である図3、同じくこの発明の1つの実施形態を示す無
煙加熱調理システムのエア流路を示す説明図である図4
に基づいて説明する。
【0017】この発明の1の実施形態である焼肉無煙ロ
ースター(無煙加熱調理器)1は、テーブル表面に天板
2を設け、天板2のほぼ中央部分に開口して調理部装着
部3を設ける。調理部装着部3の中央下部に熱源(この
実施形態では炭火)6を設ける。調理部装着部3の平面
形状は、円形、正方形あるいは長方形に開口されていれ
ば良く、焼肉用テーブル面となる天板2の平面形状にも
よる。この実施形態では調理部装着部3は、平面視円形
に開口している。
【0018】調理部装着部3の上部周囲にはトッププレ
ート4を設ける。トッププレート4は、調理部装着部3
の平面形状にあわせて形成される。この実施形態では、
調理部装着部3が円形であるのでトッププレート4は平
面視輪状に形成される。
【0019】トッププレート4の上部は、平面状のエッ
ジ4aを設け、エッジ4a下面によって天板2中央部の
円形開口部である調理部装着部3の周辺部の天板表面に
密着するように取り付ける。トッププレート4のエッジ
4a内側から折り曲げられ下方に伸びた輪状側面部4b
を設け、輪状側面部4bと天板2の開口内周側面との間
に約10mm幅の平面視輪状空間からなる輪状エア送風
路50を設けている。輪状エア送風路50は、循環エア
通路5と接続されている。トッププレート4の下部は、
輪状側面部4bから内側に直角に折り曲げられ水平部を
形成する。このトッププレート4の水平部上面に着脱可
能な平面視輪状の吸気プレート12のエッジを載置して
吸気プレート12を設ける。
【0020】トッププレート4の輪状側面部4bには、
複数個のエア送風口4cを設ける。この実施例では17
個のエア送風口4cを設ける。エア送風口4cの孔の大
きさは、この実施例では高さ10mm幅60mmで5m
m間隔に設けられる。エア送風口4cは、口上部で輪状
側面部4b外周側、すなわち輪状エア送風路50側に約
45度程度の角度で突出するように設けた上昇気流用斜
片4dを設ける。
【0021】トッププレート4の下部に、着脱可能な平
面視輪状の吸気プレート12を設ける。吸気プレート1
2の輪状側面部に複数のエア吸気口12aを設ける。そ
れぞれのエア吸気口12aは、この実施例では高さ22
mm幅13mmの貫通孔であり、円周側面部に均等の間
隔で49個を設けている。それぞれのエア吸気口12a
は、吸気プレート12の輪状側面部の外周側に形成され
る輪状空間層であるエア吸気路12bに連通している。
エア吸気路12bは、チェンバー8に接続している。チ
ェンバー8は、インナーケーシング9の下部外周側に設
けられる長方形の箱状の空間である。チェンバー8の天
井上部に輪状の上流側開口部を設け、上流側開口部によ
ってエア吸気路12bに連通している。チェンバー8
は、上流側開口部との隣接面は溶接などを施し外部との
気密を保っている。この輪状の上流側開口部の上端は、
トッププレート4の輪状下端にぴったり外接して、輪状
内部と外部の気密をある程度保つようにしている。
【0022】インナーケーシング9は、チェンバー8の
中央下部に設けられる集塵装置である集塵フィルター1
0の上面側に載置されるように取り付けられている。イ
ンナーケーシング9は、平面視円筒形状で底面に鏡板を
張り、円筒状側面の一部に切り欠き孔を設け、切り欠き
孔により火起こし用送風ファン11に連通する火起こし
送風路11aと接続されている。
【0023】インナーケーシング9の内部には、珪藻土
コンロ60が着脱自在に置かれている。珪藻土コンロ6
0内はテーパー状にえぐられており、その中央部に目皿
61を設ける。その上に熱源6である炭(炭火)を乗せ
ている。珪藻土コンロ60の上端部にはそれよりも径の
大きい円形状の加熱調理部である焼き網7を設けてい
る。
【0024】トッププレート4、吸気プレート12、焼
き網7、珪藻土コンロ60、目皿61、炭火6、および
インナーケーシング9等の構成部分は、調理時に焼肉等
の油が垂れること等による汚れや、炭からの灰の飛び散
りなどの汚れが付着しやすく、これらの汚れを清掃する
ために調理部装着部3からそれぞれ着脱可能である。
【0025】チェンバー8の底部中央に直径100mm
の下流側開口部を設ける。下流側開口部には、集塵機で
ある集塵フィルター10を設ける。集塵フィルター10
は、錆を防止する目的から素材としてはステンレス材を
用い、このステンレス材にパンチングなどを行いメッシ
ュ構造のステンレス材10aを形成する。さらに集塵効
果を上げるために、合成繊維の素材からなる各種フィル
ター10bをメッシュ構造のメッシュ状ステンレス材1
0aでサンドイッチにして、このサンドイッチ構造を多
層にして形成される。
【0026】チェンバー8の下流側開口部は、円筒状の
第1ダクト13の上端と接続し、第1ダクト13の下端
は、循環排気分岐部である循環排気分岐ボックス14の
上流側吸気口140と接続している。
【0027】循環排気分岐ボックス14は、ほぼ正6面
体の立方体の箱状体であり、底面部に直径100mmの
外部排気口141を設け、外部排気ダクト15に接続し
ており、1つの側面部に直径100mmの循環排気口1
42を設け、循環排気口142は、循環用ファン16と
脱臭装置17を経て、循環エア通路5に連通する。
【0028】循環用ファン16は、この実施形態ではシ
ロッコファンを使用している。シロッコファンを用いて
循環排気分岐ボックス14内に流れてくるエアの一部を
吸引して脱臭装置17から循環エア通路5へエアを送
る。
【0029】循環排気分岐ボックス14は、その内部に
エア流量調整装置である回動自在の整流板143および
回動シャフト144を設ける。整流板143は回動シャ
フト144に固着されており、循環排気分岐ボックス1
4の外部から回動シャフト144を回動させることによ
り整流板143の角度を変えることが可能である。
【0030】外部排気ダクト15は、その下流側で外部
総排気ダクト150に連通する。外部総排気ダクト15
0は、屋外に外部排気ファン151を設けるとともに、
他の複数の無煙加熱調理器(無煙ロースター)1のそれ
ぞれの外部排気ダクト15と、それぞれ接続して、最下
流端部で屋外(又は室外)に開口してる。
【0031】脱臭装置17は、加熱調理時に発生する各
種の臭いを脱臭するための、種類の異なるフィルター1
7a、17b、17c等を多層構造として構成する。脱
臭装置17の上部に設けた下流側開口部17dにより、
循環エア通路5に接続している。
【0032】次に、請求項4に係る屋内に複数の無煙加
熱調理器を有する無煙加熱調理システムに付いて説明す
る。1つの無煙加熱調理器1は、テーブル表面に天板2
を設け、天板2のほぼ中央に開口する調理部装着部3の
中央下部に炭火、ガス加熱器、電気加熱器等の熱源6を
設ける。さらに、熱源6の上部にある焼き網等からなる
加熱調理部7の周囲上方から加熱調理部7方向へエアを
送風するエア送風口4cを有するトッププレート4を調
理部装着部3に着脱自在に設けている。エア送風口4c
より下方位置で加熱調理部7の周囲上方位置にエア吸気
口12aを有し、エア吸気口12aのエア通路下流側に
集塵装置である集塵フィルター10を設ける。集塵フィ
ルター10の下流側に循環排気分岐部である循環排気分
岐ボックス14を設けて循環エア通路5および外部排気
ダクト15に連通させる。
【0033】循環エア通路5には循環用ファン16と脱
臭装置17を設けて、エア吸気口12aからのエア流量
の一部を吸引して循環エアとして再びエア送風口4cか
ら加熱調理部7周囲上方から加熱調理部7方向へエアを
送風し、かつエア吸気口12aからのエア流量の残りの
一部を吸引して外部排気ダクト15を通じて屋外へ排気
させる。それぞれの無煙加熱調理器1の外部排気ダクト
15の下流側を1つの外部総排気ダクト150に連通さ
せ、屋外に設けた外部排気ファン151によって複数の
無煙加熱調理器1からの排気を行うとともに、屋内外に
連通するエア調整用通路であるエア給気路19を設けて
いる。エア給気路19により排気されたエアに対応する
エア量が自然と屋内へ供給される。
【0034】次に、この発明の実施形態の作用について
説明する。被調理物である肉、野菜18等を焼く場合、
まず熱源である炭6の火起しが必要であり、火種を入れ
て、火起し用ファン11を回転させる。火起こし用ファ
ン11により発生した風は、火起こし送風路11aを通
り、珪藻土コンロ60の通風路をとおり、炭6を乗せて
ある目皿61の間から炭6及び火種に当たる。この実施
例では熱源6は炭火を使用するが、ガス、電気によって
発生する熱源を使用することも可能である。
【0035】炭6の火を起こし始めると同時に外部排気
ダクト15の下流側に設けた屋外の外部排気ファン15
1と、循環用ファン16の双方2つのファンを同時に作
動させる。火起し用ファン11を作動させた後、約5分
前後で炭火が起き熱源6となり、焼き網7の温度が約3
00℃前後に上昇するので、焼き網7の上に置かれた被
調理物(肉、野菜等)18の調理が可能になる。被調理
物18が焼けて来ると、盛んに被調理物18から水蒸
気、油脂分、臭い、煙が発生してくる。
【0036】被調理物18から発生した水蒸気、油脂
分、臭い、煙は、外部排気ファン151および、循環用
ファン16の作動によって吸気プレート12に設けたエ
ア吸気口12aから吸引される。また、脂身の多い被調
理物18等は、油脂が大量に溶け出し炭火6の上に落ち
るので、油脂分が燃焼し、このため付近のエアが急激に
熱膨張をして、加熱調理部である焼き網7の上方へ吹き
上がる。急激に熱膨張し加熱調理部7の上方に吹き上が
った水蒸気、油脂分、臭い、煙を含むエアを吸引するた
めには、調理部装着部3の直径が約30cmの場合、エ
ア吸気口7a近傍においてエア吸気速度を9m/s前後
に設定する。
【0037】この時の外部排気ダクト15のエアの排気
量は、毎分6乃至7リットル/分のエアであり、従来の
無煙焼肉器の標準的なエア排気量である。エア吸気口1
2aから吸引され汚れたエアは、エア吸気路12bから
チェンバー8内を通り、チェンバー8の中央底部に設け
られた集塵フィルター10に吸引される。集塵フィルタ
ー10は、汚れたエアを浄化するために、メッシュ構造
にしたステンレス材10aと合成繊維フィルター10b
との多層フィルター構造にしており、比較的大きな粒子
である水滴、油脂などはメッシュ構造ステンレス材10
aにより捕捉し、比較的細かい粒子である水滴、油脂、
水蒸気などは合成繊維フィルター10bにより捕捉し、
汚れたエアを浄化する。
【0038】集塵フィルター10により浄化されたエア
は、循環排気分岐ボックス14に導かれる。循環排気分
岐ボックス14は、内部のエア通路中央部に回動自在な
整流板143を有しており、整流板143が上流側から
流れてくるエアとぶつかる角度を回動シャフト144に
よって変え調整する。循環排気分岐ボックス14は、容
積を大きくするとエアの分岐及び方向転換を図った場
合、流路抵抗を低く抑えることがより容易になる。
【0039】循環排気分岐ボックス14は、底面部の外
部排気口141から外部排気ダクト15にエアの一部を
排出し、側面部の循環排気口142からエアの残りの一
部を循環用ファン16により循環させている。循環排気
分岐ボックス14からの循環エアの吸引量を設定するた
めに整流板143の上流吸気口140から流れてくるエ
アに対する面角度を回動シャフト144の回動によって
決定する。すなわち上流吸気口140から垂直方向下方
へ流れてくるエアに対して整流板143の面角度が90
度に近い方(面が上下方向に向く)になればなるほど、
循環エア通路5へ流れるエアの量が多くなり、逆に整流
板143の面角度が0度に近く整流板143の面が左右
方向に向いている状態では外部排気口141へ流れるエ
ア量が多くなる。
【0040】この実施例では、集塵フィルター10から
上流吸気口140を経て循環排気分岐ボックス14へ流
入するエア総流量の約50%のエアを、循環エア通路5
へ吸引して循環させている。循環エアの流量は、循環用
ファン16の吸引流量能力を、インバーター等を用いて
連続的に変化させて行うとともに、整流板143の面角
度は、約45度に設定する。他の実施例としては、エア
流量調整装置としてエア流量調整ダンパー(図示せず)
を循環用ファン16と循環排気分岐ボックス14との間
に設けてもよい。又、別の実施例では外部排気ダクト1
5にエア流量調整ダンパー(図示せず)を設けてもよ
い。これらのエア流量調整ダンパーによって循環エア流
量と、外部排気ダクト16から外部へ排気される排気エ
ア流量との流量比率を変更することが可能である。これ
らのエア流量調整ダンパーを設けた実施例の場合では、
整流板143を有する循環排気分岐ボックス14の代わ
りにT字形分岐管を用いてもよい。
【0041】循環エア通路5内を通って循環するエア
は、エアの中に含まれる臭い等をさらに脱臭、殺菌する
ために、脱臭装置17を通過させる。脱臭装置17は、
多層構造の脱臭フィルターを数種類、この実施形態では
3種類17a、17b、17c設けているが、種類は1
乃至2種でも、4種以上でもよく、また集塵フィルター
10の能力との兼ね合いや、環境や必要性に対応させ
て、その種類の増減することが可能である。
【0042】脱臭装置17により脱臭・殺菌されたエア
は、脱臭装置17の下流側の上部開口部17dから循環
エア通路5に送られ、循環エア通路5から輪状エア送風
路50を介してトッププレート4のエア送風口4cから
放出される。
【0043】エア送風口4cは、口上部で輪状エア送風
路50側に約45度程度の角度で下方に突出するように
設けた上昇気流用斜片4dを設けてあるので、焼き網
(加熱調理部)7の上方に向かって、かつ周囲から円中
心に向かって約45度の角度でエアが吹き出すことがで
きる。エア送風口4cから上方へエアが放出されるた
め、エア送風口4cから吹き出すエアが被調理物18に
直接ぶつからず激しく吹き付けるようなことがないた
め、被調理物18の温度を著しく低下させることがな
い。したがって被調理物18の調理を損なうことがなく
風味を低下させることがない。
【0044】エア送風口4cから吹き上げられたエア
は、室内の外気とともに吸気プレート12の吸気口12
aから、吸気プレート12の輪状側面部の外周側に形成
される輪状空間層であるエア吸気路12bに吸引され、
そのままチェンバー8から、集塵フィルター10に吸引
される。これらの吸引エア総流量は、循環用ファン1
6、外部排気ファン151の吸引量によって調整され
る。
【0045】エア送風口4cからの吹付エアと、エア吸
気口12aからの吸引エアとは、それぞれ大きな特長が
ある。例えば秒速9m/Sの流量エアを考えた場合、吸
引エアではそのエアの影響範囲は約20cmであり、円
周辺から吸引することにより直径30cmの円形の焼き
網7をカバーすることが可能である。これに対して吹付
エアの場合では、吹付エアの影響範囲が吸引エアに比較
して数倍の広さの面積に及ぶ。このため吹付エアは、エ
ア放出速度を吸引エアの約半分以下に落として、汚れた
エアを包みこみ可能な限り外方へ逃がさないようなエア
の流れを作ることが必要になる。そのため、この実施形
態のように吹付エアは、約45度前後の角度で斜め上方
に吹き付けるとともに、吸引エアは水平状に吸引してい
る。
【0046】実施例として、7リットル/分のエアを循
環排気分岐ボックス14へ流入させ、循環排気分岐ボッ
クス14から約50%のエアを循環させ、残りの約50
%のエアを外部排気ダクト15から排気するように調整
すると、3.5リットル/分のエアは室外あるいは屋外
へ排気される。従って毎分3.5リットルのエア量が、
屋内(室内、店舗内)から屋外(室外)へ排気される。
このため屋外からこの発明の無煙加熱調理器一台当たり
3.5リットル/分のエアを屋内へ吸引する必要が生じ
る。これを配慮しないと店舗内が負圧になり、ドア面積
に負圧分の圧力が加わるためドアの開閉が重くなった
り、極端な場合ドアが開かなくなる場合を生じる。ま
た、厨房ではフード用の排気ファンが逆回転してしまう
ことがある。このため、屋内のエア調整用に屋内外を連
通するエア給気路19を別に設けることによって室外の
エアを自然吸引させ供給エアを得ることができる。これ
によりエア排出量に見合ったエアが自然供給される。エ
ア排気量が多いとエア給気量が多くなり、相当の冷暖房
の熱負荷が増大するため、エア排気量は少ないほど省エ
ネ効果が高い。
【0047】
【発明の効果】この発明は、従来技術1の課題である営
業中の焼肉店等の冷暖房された屋内のエアが、常時多量
に吸引されることを防ぐとともに、従来技術2の課題で
ある設備コストの増大、設備場所の拡大を防ぐという課
題を克服した効果を有する。
【0048】すなわち従来技術2では、送風ダクト、送
風ファン等の給気装置、及び排気ダクト、排気ファン等
の排気装置の2つの装置、2本のダクトを室内外間に設
ける必要があったが、この発明では排気ダクト、排気フ
ァン等の排気装置の1つの排気装置、排気ダクトの設置
で済むため、1つ分のダクトやファン等の装置の設置場
所が不要になるとともに、設備コスト、可動コストを非
常に廉価に行うことができ、更に屋内から吸引されるエ
アの量を従来技術に比べ、この実施形態では50%減ら
すことができるとともに、環境により排出エアと循環エ
アの流量比率を任意に変更させることが可能であるとい
う効果がある。
【0049】この発明は、エアを循環させるが完全クロ
ーズドタイプではなく、半循環タイプであるため、適度
に新鮮なエアが入るため、熱源にエアを必要とする炭火
やガス等も使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態を示す正面説明図
【図2】 同じく図1の一部拡大説明図
【図3】 同じく図1のトッププレート近傍の斜視図
【図4】 この発明の無煙加熱調理システムの説明図
【符号の説明】
1 無煙ロースター(無煙加熱調理器) 2 天板 3 調理部装着部 4 トッププレート 4a エッジ 4b 輪状側面部 4c エア送風口 4d 上昇気流用斜片 5 循環エア通路 50 輪状エア送風路 6 炭火(熱源) 60 珪藻土コンロ 61 目皿 7 加熱調理部(焼き網) 8 チェンバー 9 インナーケーシング 10 集塵フィルター(集塵装置) 11 火起こし用ファン 11a 火起こし送風路 12 吸気プレート 12a エア吸気口 12b エア吸気路 13 第1ダクト 14 循環排気分岐ボックス(循環排気分岐部) 140 上流吸気口 141 外部排気口 142 循環排気口 143 整流板(エア流量調整装置) 144 回動シャフト(エア流量調整装置) 15 外部排気ダクト 150 外部総排気ダクト 151 外部排気ファン 16 循環用ファン 17 脱臭装置 18 被調理物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル表面に天板を設け、天板のほぼ
    中央に開口する調理部装着部の中央下部に熱源を設け、
    熱源の上部にある加熱調理部の周囲上方から加熱調理部
    方向へエアを送風するエア送風口を有するトッププレー
    トを調理部装着部に着脱自在に設け、エア送風口より下
    方位置で加熱調理部の周囲上方位置にエア吸気口を有す
    るとともに、エア吸気口のエア通路下流側に集塵装置を
    設け、集塵装置の下流側に、循環排気分岐部を設けて循
    環エア通路および外部排気ダクトに分岐連通させ、かつ
    循環エア通路には循環用ファンと脱臭装置を設けてエア
    吸気口からの流通エアの一部を吸引して循環エアとして
    再びエア送風口から加熱調理部上方へエアを送風すると
    ともに、外部排気ダクトに外部排気ファンを設けて、エ
    ア吸気口からの流通エアの残りの一部を吸引して屋外又
    は室外へ排気させることを特徴とする無煙加熱調理器。
  2. 【請求項2】 テーブル表面に天板を設け、天板のほぼ
    中央に開口する調理部装着部の中央下部に熱源を設け、
    熱源の上部にある加熱調理部の周囲上方から加熱調理部
    の上方中央部に向かい斜め上方へエアを送風するための
    上昇気流用斜辺を設けたエア送風口を有するトッププレ
    ートを調理部装着部に着脱自在に設け、エア送風口より
    下方位置で加熱調理部の周囲上方位置にエア吸気口を有
    するとともに、エア吸気口のエア通路下流側に集塵装置
    を設け、集塵装置の下流側に、循環排気分岐部を設けて
    循環エア通路および外部排気ダクトに分岐連通させ、か
    つ循環エア通路には循環用ファンと脱臭装置を設けてエ
    ア吸気口からの流通エアの一部を吸引して循環エアとし
    て再びエア送風口から加熱調理部上方へエアを送風する
    とともに、外部排気ダクトに外部排気ファンを設けて、
    エア吸気口からの流通エアの残りの一部を吸引して屋外
    又は室外へ排気させることを特徴とする無煙加熱調理
    器。
  3. 【請求項3】 テーブル表面に天板を設け、天板のほぼ
    中央に開口する調理部装着部の中央下部に熱源を設け、
    熱源の上部にある加熱調理部の周囲上方から加熱調理部
    方向へエアを送風するエア送風口を有するトッププレー
    トを調理部装着部に着脱自在に設け、エア送風口より下
    方位置で加熱調理部の周囲上方位置にエア吸気口を有す
    るとともに、エア吸気口のエア通路下流側に集塵装置を
    設け、集塵装置の下流側に、循環排気分岐部を設けて循
    環エア通路および外部排気ダクトに分岐連通させるとと
    もに、循環エア通路と外部排気ダクトに分岐する流通エ
    ア流量を変更可能なエア流量調整装置を有し、かつ循環
    エア通路には循環用ファンと脱臭装置を設けてエア吸気
    口からの流通エアの一部を吸引して循環エアとして再び
    エア送風口から加熱調理部上方へエアを送風するととも
    に、外部排気ダクトに外部排気ファンを設けて、エア吸
    気口からの流通エアの残りの一部を吸引して屋外又は室
    外へ排気させることを特徴とする無煙加熱調理器。
  4. 【請求項4】 屋内に複数の無煙加熱調理器を有する無
    煙加熱調理システムにおいて、1つの無煙加熱調理器
    は、テーブル表面に天板を設け、天板のほぼ中央に開口
    する調理部装着部の中央下部に熱源を設け、熱源の上部
    にある加熱調理部の周囲上方から加熱調理部方向へエア
    を送風するエア送風口を有するトッププレートを調理部
    装着部に着脱自在に設け、エア送風口より下方位置で加
    熱調理部の周囲上方位置にエア吸気口を有するととも
    に、エア吸気口のエア通路下流側に集塵装置を設け、集
    塵装置の下流側に、循環排気分岐部を設けて循環エア通
    路および外部排気ダクトに分岐連通させ、かつ循環エア
    通路には循環用ファンと脱臭装置を設けてエア吸気口か
    らの流通エアの一部を吸引して循環エアとして再びエア
    送風口から加熱調理部上方へエアを送風するとともに、
    外部排気ダクトに外部排気ファンを設けて、エア吸気口
    からの流通エアの残りの一部を吸引して屋外又は室外へ
    排気させるとともに、それぞれの無煙加熱調理器の外部
    排気ダクトの下流側を1つの外部総排気ダクトに連通さ
    せ、外部排気ファンによって複数の無煙加熱調理器から
    の排気を行うとともに、屋内外に連通するエア調整用通
    路を設けたことを特徴とする無煙加熱調理システム。
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