JP2003033265A - 古紙製割箸の製造方法及び古紙製割箸 - Google Patents

古紙製割箸の製造方法及び古紙製割箸

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JP2003033265A
JP2003033265A JP2001253689A JP2001253689A JP2003033265A JP 2003033265 A JP2003033265 A JP 2003033265A JP 2001253689 A JP2001253689 A JP 2001253689A JP 2001253689 A JP2001253689 A JP 2001253689A JP 2003033265 A JP2003033265 A JP 2003033265A
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JP
Japan
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chopsticks
chopstick
disposable
injection molding
waste paper
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JP2001253689A
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Masumi Goto
眞清 後藤
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SEA DREAMS KK
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SEA DREAMS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 割箸の殆どが一度使用すれば廃棄しまうのが
現状であり、これは木・竹等の資源の浪費であると共に
環境破壊にもつながるのを防ぎ、新しい素材である廃材
を用いて作ることが出来るようにする。 【解決手段】 原料としての古紙を射出可能に溶解し、
射出成形機にて箸置きを設けた割箸の型内に射出し、冷
却後射出成形機より成形品を取り出す射出成形工程と、
取り出した成形品のバリ取りを行なって外形を綺麗に仕
上げる仕上前処理工程と、ラッカー系塗料にてピッキン
グを行ない70℃で加熱し10分間その状態で放置する
表面処理工程と、表面処理を行なった後冷却して最終仕
上げをして割箸の完成品とする仕上工程との組合せとし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食事に使用する割箸
を古紙の利用にて製造するようにした古紙製割箸の製造
方法及び古紙製割箸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】割箸は竹製や木製が多く、先端を外袋に
差し込んで有り、使用するとき割って箸置きに置きなが
ら使用していた。家庭に於いては専用の箸を用い、正月
や来客など特別の場合に限って使用しており、一般的に
は外食時に使用されている。このように外食時に使用さ
れているが、箸置きを置いておくのが中々面倒でつい忘
れてしまう場合があるため、割箸に箸置きを色々な手段
で設け、割箸を使用するときに箸置きをその場で割って
使用するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】いずれにしも割箸には
木・竹製が主流であり、その殆どが一度使用すれば廃棄
しまうのが現状であり、これは木・竹等の資源の浪費で
あると共に環境破壊にもつながり、割箸の素材料調達上
非常に不都合を感じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解消するもので、廃材としての古紙を用い強度等木
や竹製に比べても劣らないようにした古紙製割箸製造方
法及び古紙製割箸を提供せんとするものである。古紙製
割箸の製造方法としては、原料としての古紙を射出可能
に溶解し、射出成形機にて箸置きを設けた割箸の型内に
射出し、冷却後射出成形機より成形品を取り出す射出成
形工程と、取り出した成形品のバリ取りを行なって外形
を綺麗に仕上げる仕上前処理工程と、ラッカー系塗料に
てピッキングを行ない70℃で加熱し10分間その状態
で放置する表面処理工程と、表面処理を行なった後冷却
して最終仕上げをして割箸の完成品とする仕上工程との
組合せとしたものである。
【0005】
【作用】古紙を射出可能としたことによって、射出可能
な形状であればどのような形状の割箸にでも成形するこ
とが出来る。そして成形品も曲がったり撓んだり或は捻
れたりすることなく綺麗な成形が出来ると共に、表面処
理も簡単に出来而も表面処理によって古紙を用いている
のが分からなく全く新しい素材を用いた状態となり、且
つ表面処理の手段によっては異なった感じに仕上げられ
る。
【0006】古紙製割箸としては、古紙を射出成形しそ
の表面にラッカー系塗料にてピッキング等の表面処理を
行なってなる箸置き、及び表裏両面長手方向に凹状の凹
溝を穿設した箸本体を、薄厚とした接続部にて箸本体の
元端を箸置きに箸本体二本を間隔を設けて平行となるよ
う接続したものである。
【0007】使用に当たっては、箸置きと箸本体を持っ
て折れば接続部にて折れ、箸置きはそのまま箸置きとし
て用い、箸本体は一対の二本を箸として用いる。この時
箸置き及び箸本体は表面処理によって古紙の概念を起こ
させないで新しい素材によって製造されたものとして使
用することが出来ると共に、射出成形による高密度と凹
溝によって捻れや曲がることなく真直ぐな箸本体となり
それなりの強度を持っているので安心して楽しく使用す
ることが出来る。
【0008】
【実施の形態】以下本発明の一実施例を図面について説
明する。本実施例は古紙製割箸の場合である。図中1は
割箸全体を示し、2は古紙を射出成形しその表面にラッ
カー系塗料にてピッキングを行なった箸置きであって、
表面に湾曲状に凹んだ箸置部3を設け、裏面に箸置部3
に沿った湾曲を凹にて形成する凹部4を設けている。5
は先端を細くし古紙を射出成形しその表面にラッカー系
塗料にてピッキングを行なった箸本体であって、表裏両
面長手方向に凹状の凹溝6を穿設し、前記箸置き2に二
本を一対として平行に間隔を設け薄厚とした接続部7に
て該箸本体5の元端を接続一体としている。
【0009】使用に当たっては、箸置き2と箸本体5を
持って折れば接続部7にて折れ、箸置き2はそのまま箸
置きとして用い、箸本体5は一対の二本を箸として用い
る。この時箸置き2及び箸本体5は表面処理によって古
紙の概念を起こさせないで新しい素材によって製造され
たものとして使用することが出来ると共に、射出成形に
よる高密度と凹溝6によって捻れや曲がることなく真直
ぐな箸本体5となりそれなりの強度を持っているので安
心して楽しく使用することが出来る。
【0010】
【発明の効果】上述の如く本発明の請求項1に於いて
は、射出可能な形状であればどのような形状の割箸にで
も成形することが出来、表面処理も簡単に出来而も表面
処理によって古紙を用いているのが分からなく全く新し
い素材を用いた状態となり、且つ表面処理の手段によっ
ては異なった感じに仕上げられるので従来の箸に比べて
も遜色のない割箸を製造することが出来る。請求項2及
び請求項3に於いては、射出成形による高密度と凹溝に
よって捻れや曲がることなく真直ぐな箸本体となりそれ
なりの強度を持っているので安心して楽しく使用するこ
とが出来る。更に古紙を用いるため廃材の利用が可能で
資源の節約と環境保護に役立たせることが出来る等多く
の特長があり産業利用上非常に優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の正面図である
【図2】本発明実施例の一部を破断した側面図である
【符号の説明】
1 割箸 2 箸置き 3 箸置部 4 凹部 5 箸本体 6 凹溝 7 接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料としての古紙を射出可能に溶解し、
    射出成形機にて箸置きを設けた割箸の型内に射出し、冷
    却後射出成形機より成形品を取り出す射出成形工程と、
    取り出した成形品のバリ取りを行なって外形を綺麗に仕
    上げる仕上前処理工程と、ラッカー系塗料にてピッキン
    グを行ない70℃で加熱し10分間その状態で放置する
    表面処理工程と、表面処理を行なった後冷却して最終仕
    上げをして割箸の完成品とする仕上工程との組合せとし
    たことを特徴とする古紙製割箸の製造方法。
  2. 【請求項2】 古紙を射出成形しその表面にラッカー系
    塗料にてピッキング等の表面処理を行なってなる箸置
    き、及び箸本体を、薄厚とした接続部にて箸本体の元端
    を箸置きに箸本体二本を間隔を設けて平行となるよう接
    続したことを特徴とする古紙製割箸。
  3. 【請求項3】 箸本体の表裏両面長手方向に凹状の凹溝
    を穿設してなる請求項2記載の古紙製割箸。
JP2001253689A 2001-07-19 2001-07-19 古紙製割箸の製造方法及び古紙製割箸 Pending JP2003033265A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148967A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Chuo Kagaku Co Ltd
CN104308935A (zh) * 2014-09-28 2015-01-28 李昌华 一种竹筷机
IT201900001067A1 (it) * 2019-01-24 2020-07-24 Arepla S R L Paletta monouso per mescolare bevande e metodo di produzione

Cited By (4)

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CN104308935B (zh) * 2014-09-28 2016-06-15 李昌华 一种竹筷机
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