JP2003032293A - 通信ネットワーク、ノード装置及びパス経路計算方法 - Google Patents

通信ネットワーク、ノード装置及びパス経路計算方法

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JP2003032293A JP2001218903A JP2001218903A JP2003032293A JP 2003032293 A JP2003032293 A JP 2003032293A JP 2001218903 A JP2001218903 A JP 2001218903A JP 2001218903 A JP2001218903 A JP 2001218903A JP 2003032293 A JP2003032293 A JP 2003032293A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の領域にまたがって光パスを設定する際
に、各領域内部で光XC装置間の接続性に制限があっ
て、領域内部で必ずしも任意のパスの径路を設定するこ
とができない場合でも、光パスの設定に失敗することの
ない通信ネットワークを提供する。 【解決手段】 領域内部の光XC装置44が領域内部の
光XC装置間の接続性を管理する接続性管理表453を
保持している。ルーティングプロトコル処理部452は
隣接する領域から公告された中継径路情報と接続性管理
表453とから、設定することができない径路を除外し
て新たな中継径路情報を算出し、隣接する領域に公告す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信ネットワーク、
ノード装置及びパス経路計算方法に関し、特にXC(c
ross−connect:クロスコネクト)装置を相
互接続して構成した領域(domain)を複数含む通
信ネットワークにおいて、XC装置の物理的な特性や管
理上の制約に起因して、各領域内部でXC装置間の接続
性(connectivity)に制限があって、領域
内部で必ずしも任意のパスの径路を設定することができ
ない場合に複数の領域にまたがるパスの経路計算方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光通信ネットワークにおいては、
光リンクによって多数のXC(クロスコネクト)装置を
メッシュ状に相互接続した網から構成されている。XC
装置間に波長多重伝送装置を配置して、光リンク上に複
数の波長チャネルが波長多重されて伝送される場合もあ
る。
【0003】XC装置は特定の入力インタフェースの波
長チャネル上を伝送されてきたデータ信号を、複数の出
力インタフェースから選択された特定の出力インタフェ
ースの波長チャネルへ切替えて、データ信号を波長チャ
ネル単位で転送するための装置である。XC装置にはイ
ンタフェースにおいて光−電気変換によって波長チャネ
ル上のデータ信号をいったん光信号から電気信号へ変換
して処理する電気XC装置と、光−電気変換を使用しな
い光XC装置とがある。
【0004】光XC装置には任意の速度やフォーマット
のデータ信号を処理することができるという特徴がある
反面、データ信号が多数の光XC装置を経由したり、長
い距離を伝送されたりすると、ノイズの蓄積等によって
データ信号のビットエラーレート等の品質が劣化すると
いう問題がある。
【0005】XC装置は他のXC装置と相互接続される
だけでなく、SONET(synchronous o
ptical network)多重・分離装置、AT
M(asynchronous transfer m
ode)スイッチ、IP(internet prot
ocol)ルータ等の光通信ネットワークのクライアン
トとなる装置とも接続される。
【0006】光通信ネットワークは一つ以上の波長を使
用して、複数のクライアント装置の間に光パスを提供す
るサービスを実現する。光パスはクライアント装置の接
続された送信側XC装置から複数の中継XC装置を経由
し、他のクライアント装置の接続された受信側XC装置
へ至るように設定される。このようなXC装置に関する
技術については、特開2000−004460号公報に
開示されている。
【0007】光通信ネットワークは効率的なネットワー
クの制御や事業者間の管理の都合から、一般に、複数の
領域に分割される。領域は複数のXC装置を含む。した
がって、異なる領域に属するXC装置に接続されたクラ
イアント装置間の光パスは複数の領域にまたがって設定
される。
【0008】このような光通信ネットワークの例を図2
2に示す。図22に示す光通信ネットワーク2には、4
個の領域(#1〜#4)が配置されている。領域#1,
#3,#4に属するXC装置にはクライアント装置5
1,61,62,71,72が接続されている。領域#
1〜#4とクライアント装置51,61,62,71,
72との間にはデータ信号を伝送するための光リンクと
制御チャネルとが配置されている。制御チャネルは装置
間のさまざまな制御メッセージの転送に使用される。
【0009】クライアント装置51,61,62,7
1,72は制御チャネルを通して光通信ネットワーク2
に光パスの設定や開放を要求することができる。領域#
1〜#4とクライアント装置51,61,62,71,
72との境界をUNI(user―to―networ
k interface)と呼ぶ。
【0010】領域#1〜#4の間にも、上記と同様に、
光リンクと制御チャネル111,112,211,21
2,311,312とが配置される。領域#1〜#4の
間の境界をNNI(network−to−netwo
rk interface)と呼ぶ。
【0011】各領域#1〜#4内のクロスコネクト装置
または領域#1〜#4内を管理する管理システムは光パ
スの目的地装置毎の中継径路を記述した中継径路管理表
81〜84を維持している。中継径路管理表81〜84
には目的地装置に到達するまでに経由する一連の領域#
1〜#4の組が記載されており、径路表(routin
g table)とも呼ばれる。クライアント装置5
1,61,62,71,72毎に経由する一連の領域#
1〜#4の組を記載した中継径路管理表81〜84の例
を図23〜26に示す。
【0012】領域#1の中継径路管理表81には、図2
3に示すように、クライアント装置51の中継経路とし
て「領域#1」が、クライアント装置61の中継経路と
して「領域#1−領域#2−領域#4」が、クライアン
ト装置62の中継経路として「領域#1−領域#2−領
域#4」が、クライアント装置71の中継経路として
「領域#1−領域#2−領域#3」が、クライアント装
置72の中継経路として「領域#1−領域#2−領域#
3」がそれぞれ記載されている。
【0013】領域#2の中継径路管理表82には、図2
4に示すように、クライアント装置51の中継経路とし
て「領域#2−領域#1」が、クライアント装置61の
中継経路として「領域#2−領域#4」が、クライアン
ト装置62の中継経路として「領域#2−領域#4」
が、クライアント装置71の中継経路として「領域#2
−領域#3」が、クライアント装置72の中継経路とし
て「領域#2−領域#3」がそれぞれ記載されている。
【0014】領域#3の中継径路管理表83には、図2
5に示すように、クライアント装置51の中継経路とし
て「領域#3−領域#2−領域#1」が、クライアント
装置61の中継経路として「領域#3−領域#4」が、
クライアント装置62の中継経路として「領域#3−領
域#4」が、クライアント装置71の中継経路として
「領域#3」が、クライアント装置72の中継経路とし
て「領域#3」がそれぞれ記載されている。
【0015】領域#4の中継径路管理表84には、図2
6に示すように、クライアント装置51の中継経路とし
て「領域#4−領域#2−領域#1」が、クライアント
装置61の中継経路として「領域#4」が、クライアン
ト装置62の中継経路として「領域#4」が、クライア
ント装置71の中継経路として「領域#4−領域#3」
が、クライアント装置72の中継経路として「領域#4
−領域#3」がそれぞれ記載されている。
【0016】UNIを通して光パスの設定が要求される
と、領域#1〜#4は中継径路管理表81〜84を参照
して目的地までの径路を計算し、制御チャネル111,
112,211,212,311,312を使用して光
パスの設定を要求する制御メッセージを径路に沿って送
信する。
【0017】例えば、クライアント装置51がクライア
ント装置71へ至る光パス#1の設定を領域#1に要求
すると、領域#1は中継径路管理表81に記載された径
路「領域#1−領域#2−領域#3」に沿って制御メッ
セージが転送され、光パス#1を設定する。光パス#1
が経由する領域#2,#3の内部の詳細な径路に関して
は、領域#2,#3が独立に決定することができる。
【0018】このような複数の領域#1〜#4にまたが
った経路計算に使用される中継径路管理表81〜84を
維持するために領域#1〜#4間で動作するルーティン
グプロトコルの代表的な例として、IP(intern
et−protocol)通信ネットワークのEGP
(exterior−gateway−protoco
l)として使用されているBGP(border−ga
teway−protocol)ルーティングプロトコ
ルがある。BGPルーティングプロトコルはTCP(t
ransmission control proto
col)/IP上で動作する距離ベクトル型(dist
ance vector)ルーティングプロトコルであ
る。
【0019】BGPルーティングプロトコルでは、BG
P Open制御メッセージとBGP Keepali
ves制御メッセージとを使用し、隣接領域間での相互
の接続関係の発見と維持とを行う。また、BGPルーテ
ィングプロトコルでは、BGP update制御メッ
セージを使用して隣接領域から公告(advertis
e)された目的地装置毎の中継経路情報と自領域内部の
中継径路管理表とから、新規の中継径路情報を算出して
公告すると同時に、中継径路管理表の更新を行う。公告
の動作を何回も繰返すと、中継径路管理表は一定の状態
に収束し、径路計算に使用することができるようにな
る。
【0020】BGPルーティングプロトコルの詳細につ
いては、IPの国際標準化機間であるIETF(int
ernet−engineering−task−fo
rce)において規定されたRFC(request−
for−comments)における、Y.Rehke
rとT.LiとのRFC1771「A BorderG
ateway Protocol 4 (BGP4)」
(1995年3月)に記述されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光通信ネットワークでは、各領域内部でXC装
置間の接続性(connectivity)に制限があ
って、領域内部で必ずしも任意のパスの径路を設定する
ことができない場合が起こる。例えば、領域内部の光X
C装置を多数経由するために、データ信号の信号伝送品
質が劣化してパスが設定できない場合がある。
【0022】また、OADM(optical add
−drop multiplexer)型の光XC装置
では特定波長しかadd−dropできない場合があ
り、光XC装置がそもそも完全な接続性、つまりノンブ
ロッキング特性を提供していない場合もある。図22に
示す光パス#2は領域#4の接続性の制限によって光パ
スの設定に失敗する例である。
【0023】したがって、従来の光通信ネットワークで
は、BGPルーティングプロトコル等を使用して計算し
た経路に沿って光パスを設定しようとしても、光パスの
経由する各領域内部で光パスの設定が失敗する場合があ
る。
【0024】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、各領域内部で光パスの設定に失敗することのない
通信ネットワーク、ノード装置及びパス経路計算方法を
提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明による通信ネット
ワークは、各々パスのクロスコネクト機能を実行する複
数のノード装置が相互接続された複数の領域から構成さ
れ、前記パスを動的に設定・開放するサービスを提供す
る通信ネットワークであって、前記領域内部の前記ノー
ド装置間の接続可能性を記述した接続性管理表と、前記
パスの目的地装置への中継径路に関する領域及び前記領
域外部の装置と接続されているエッジ装置を記載した中
継径路管理表と、前記中継径路管理表を隣接する領域へ
公告するための制御チャネルと、前記パスの目的地装置
への中継径路を算出するために設定された経路選択規則
の下で前記接続性管理表と隣接する領域から公告された
中継径路管理表とから前記中継径路管理表を更新して維
持する中継径路処理部とを前記複数の領域各々に備えて
いる。
【0026】本発明によるノード装置は、パスを動的に
設定・開放するサービスを提供する通信ネットワークに
おいて、前記パスのクロスコネクト機能を実行しかつ隣
接する装置に相互接続されることで領域を構成するノー
ド装置であって、前記領域内部において隣接する装置間
の接続可能性を記述した接続性管理表と、前記パスの目
的地装置への中継径路に関する領域及び前記領域外部の
装置と接続されているエッジ装置を記載した中継径路管
理表と、前記中継径路管理表を隣接する領域へ公告する
ための制御チャネルと、前記パスの目的地装置への中継
径路を算出するために設定された経路選択規則の下で前
記接続性管理表と隣接する領域から公告された中継径路
管理表とから前記中継径路管理表を更新して維持する中
継径路処理部とを備えている。
【0027】本発明によるパス経路計算方法は、各々パ
スのクロスコネクト機能を実行する複数のノード装置が
相互接続された複数の領域から構成され、前記パスを動
的に設定・開放するサービスを提供する通信ネットワー
クのパス経路計算方法であって、前記領域内部の前記ノ
ード装置間の接続可能性を記述した接続性管理表と、前
記パスの目的地装置への中継径路に関する領域及び前記
領域外部の装置と接続されているエッジ装置を記載した
中継径路管理表と、前記中継径路管理表を隣接する領域
へ公告するための制御チャネルとを前記複数の領域各々
に有し、前記パスの目的地装置への中継径路を算出する
ために設定された経路選択規則の下で前記接続性管理表
と隣接する領域から公告された中継径路管理表とから前
記中継径路管理表を更新して維持するようにしている。
【0028】すなわち、本発明の通信ネットワークは、
領域内部のXC(クロスコネクト)装置が隣接する領域
に属するXC装置との関係を記載した隣接領域管理表
と、領域内部のXC装置間の接続性を管理する接続性管
理表と、目的地装置毎の光パスの中継径路とその径路上
の領域エッジに位置するXC装置とを記載した中継径路
管理表とを維持し、隣接する領域から公告された中継径
路に関する情報と領域内部の接続性管理表とから新たな
中継径路を算出し、隣接する領域に中継径路に関する情
報として公告する。この場合、領域内部の接続性の制限
で設定することができない径路は中継径路に関する情報
から除外される。
【0029】この公告の動作を繰返すことによって、す
べての領域の接続性管理表を考慮した設定可能な径路の
みを記述する中継経路に関する情報が得られ、これを最
終的な中継径路管理表として各XC装置が保持すること
を特徴としている。したがって、各領域の中継径路管理
表は全ての領域の接続性管理表を考慮しており、この中
継径路管理表に記載された径路の光パスは必ず設定可能
で、光パスの設定の失敗を回避することが可能となる。
【0030】上記のように、領域内部の接続性の制限を
考慮した中継径路管理表の維持方法及びそれに基づいた
径路計算方法を実現することによって、光パスの設定に
失敗することのない光通信ネットワークが提供可能とな
る。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
光通信ネットワークの構成を示すブロック図である。図
1において、光通信ネットワーク1にはそれぞれ4つの
光XC装置11〜14,21〜24,31〜34,41
〜44を含む4つの領域#1〜#4が配置され、3つの
クライアント装置51,61,62が接続されている。
【0032】ここで、領域外部の装置と接続されている
光XC装置をエッジ装置と呼ぶ。光パスはエッジ装置を
通して領域外部へと転送される。各領域#1〜#4には
領域固有の接続性の制限があり、領域#1〜#4内の任
意の光XC装置11〜14,21〜24,31〜34,
41〜44間でパスを設定することができるとは限らな
い。
【0033】領域#1〜#4間の境界はNNI(net
work−to−networkinterface)
で、NNIを介して経路計算や光パスの設定に必要な制
御メッセージが交換される。光XC装置11,43,4
4とクライアント装置51,61,62との境界、また
は領域#1,#4とクライアント装置51,61,62
との境界はUNI(user―to―network
interface)で、クライアント装置51,6
1,62はUNIを通して光通信ネットワーク1に対し
て光パスの設定や開放を要求する制御メッセージを送信
する。NNIやUNIにはデータ信号を伝送するための
光リンクと、制御メッセージを交換するための制御チャ
ネルとが備えられている。光リンク及び制御チャネルは
上り下り2本で1組とし、双方向通信が可能であるとす
る。
【0034】図2は図1に示す光XC装置44の詳細な
構成を示すブロック図である。図2において、光XC装
置44は入力インタフェース(IF#1〜#4)441
〜444と、4×4光スイッチ445と、出力インタフ
ェース(IF#1〜#4)446〜449と、スイッチ
制御部450と、制御メッセージ処理部451と、隣接
領域管理表453と、接続性管理表454と、中継径路
管理表455と、管理表を維持しかつ径路計算を行うル
ーティングプロトコル処理部452とから構成されてい
る。
【0035】光XC装置44等のエッジ装置のルーティ
ングプロトコル処理部452では領域#1〜#4間で動
作するルーティングプロトコルと、領域#1〜#4内部
で動作するルーティングプロトコルとの2つが処理され
ている。
【0036】光XC装置44のインタフェースには光−
電気変換器及び電気−光変換器を使用しない。スイッチ
制御部450で制御される4×4光スイッチ445が光
リンク上のデータ信号を波長チャネル単位で切替え、光
パスの設定と開放とを行う。インタフェースが波長チャ
ネル毎の光強度検出器(図示せず)を備え、光パスの信
号品質や光リンクの障害を監視する。
【0037】インタフェースは制御チャネル終端部(図
示せず)を備え、制御メッセージ処理部451で処理さ
れる制御メッセージを制御チャネルへと送受信する。制
御チャネルは領域#1〜#4内部の光XC装置11〜1
4,21〜24,31〜34,41〜44及びクライア
ント装置51,61,62を含む領域#1〜#4外部の
装置と接続される。領域#1〜#4外部の装置と接続さ
れた制御チャネルは、NNIまたはUNIとして動作す
る。制御チャネルには光リンクとは別に用意された専用
のアウトバンドチャネルを使用することができる。
【0038】制御メッセージはIPパケットに格納して
制御チャネル上を伝送される。特に、光パスの設定と開
放とに関する制御メッセージの交換には、RSVP(r
esource−reservation−proto
col)やLDP(label−distributi
on−protocol)等のプロトコルが使用され
る。制御チャネルには入力インタフェース441〜44
4に波長分離器を、出力インタフェース446〜449
に波長多重器をそれぞれ配置し、光リンクに波長多重さ
れて伝送されるインバンドチャネルを制御チャネルとし
て使用することもできる。
【0039】NNIまたはUNIとして動作する制御チ
ャネルは、光通信ネットワーク1全体に対して設けられ
た集中制御装置(図示せず)と各領域#1〜#4及びク
ライアント装置51,61,62との間に配置すること
もできる。この場合には、領域#1〜#4間で交換され
る制御メッセージは集中制御装置を経由して転送され
る。
【0040】インタフェースに光−電気変換器及び電気
−光変換器を使用する場合には、光リンク上を伝送され
る信号のSONET(synchronous opt
ical network)フレームに含まれるオーバ
ヘッド内のデータコミュニケーションチャネル(dat
a communication channel:D
CC)をインバンドチャネルとして使用することもでき
る。適切なプロトコルを採用すれば、制御メッセージを
複数の領域、または複数の光XC装置にマルチキャスト
転送することもできる。
【0041】隣接領域管理表453には自装置が属する
領域#4内部のエッジ装置とそのエッジ装置に接続され
た領域#4外部の装置との接続関係が記載されている。
尚、図示していないが、他の光XC装置11〜14,2
1〜24,31〜34,41〜43も上記の光XC装置
44と同様の構成となっている。
【0042】図3は図2に示す光XC装置44に格納さ
れた領域#4の隣接領域管理表453の構成例を示す図
である。例えば、光XC装置44のインタフェース#3
には、領域#3の光XC装置34のインタフェース#4
が接続されている。
【0043】すなわち、領域#4の隣接領域管理表45
3には、自領域エッジ装置「光XC装置41」の自領域
エッジ装置IF「#2」に対応して隣接領域「#2」
と、隣接領域エッジ装置「光XC装置23」の隣接領域
エッジ装置IF「#4」とが、自領域エッジ装置「光X
C装置42」の自領域エッジ装置IF「#3」に対応し
て隣接領域「#3」と、隣接領域エッジ装置「光XC装
置33」の隣接領域エッジ装置IF「#4」とが、自領
域エッジ装置「光XC装置43」の自領域エッジ装置I
F「#4」に対応して隣接領域「クライアント領域」
と、隣接領域エッジ装置「クライアント装置61」の隣
接領域エッジ装置IF「#1」とが、自領域エッジ装置
「光XC装置44」の自領域エッジ装置IF「#3」に
対応して隣接領域「#3」と、隣接領域エッジ装置「光
XC装置34」の隣接領域エッジ装置IF「#4」と
が、自領域エッジ装置「光XC装置44」の自領域エッ
ジ装置IF「#4」に対応して隣接領域「クライアント
領域」と、隣接領域エッジ装置「クライアント装置6
2」の隣接領域エッジ装置IF「#1」とがそれぞれ記
載されている。
【0044】隣接領域管理表453は領域#1〜#4間
で動作するルーティングプロトコルの隣接発見(nei
ghbor−discovery)機能を使用して自動
的に生成することができるが、集中制御装置が予め作成
しておいてもよい。また、隣接領域管理表453は光通
信ネットワーク1が起動した時に作成され、新規光XC
装置が追加される等、領域#1〜#4の構成が変更され
た時に更新され、通常、それ以外には変更されることが
ない。
【0045】隣接領域管理表453にエッジ装置の番号
とインタフェース番号とを示す代わりに、光通信ネット
ワーク1全体で割当てられた固有のIPアドレスや領域
#1〜#4をまたぐ光リンクの番号を使用することもで
きるし、光リンクの波長や使用コスト等の付随情報を追
加することもできる。
【0046】図3に示す例では、領域#4内部のすべて
のエッジ装置が記載されているが、各エッジ装置が自装
置のみを記載した隣接領域管理表を保持し、必要に応じ
て制御チャネルを使用して他のエッジ装置の隣接領域管
理表を入手するようにした構成もある。
【0047】接続性管理表454には自装置が属する領
域#4内部の全ての光XC装置41〜44間の光パス設
定の可能性が記載されている。光XC装置44は領域#
4内部の接続性管理表454を保持する。他の光XC装
置41〜43も光XC装置44と同じ領域#4内部の接
続性管理表454を保持しているが、いづれか1つの装
置が代表して保持し、必要に応じて制御チャネルを使用
して接続性管理表454を入手するようにした構成もあ
る。
【0048】各光XC装置11〜14,21〜24,3
1〜34,41〜44の接続性管理表454は自装置か
らの接続可能性のみを記載して、必要に応じて制御チャ
ネルを使用して他の装置間の接続性管理表を入手するよ
うにした構成もある。
【0049】図4は図1の領域#1の接続性管理表の例
を示す図であり、図5は図1の領域#2の接続性管理表
の例を示す図であり、図6は図1の領域#3の接続性管
理表の例を示す図であり、図7は図1の領域#4の接続
性管理表の例を示す図である。例えば、領域#1では全
ての光XC装置11〜14間に光パスの設定が可能であ
り、領域#2では光XC装置21と光XC装置24との
間には光パスを設定することができず、領域#3では光
XC装置31と光XC装置34との間及び光XC装置3
2と光XC装置33との間には光パスを設定することが
できず、領域#4では光XC装置41と光XC装置44
との間には光パスを設定することができない。
【0050】上記の各領域#1〜#4の接続性管理表は
光通信ネットワーク1が起動した時に作成され、新規光
XC装置が追加される等の領域#1〜#4の構成が変更
された時に更新され、通常、それ以外には変更されるこ
とがない。
【0051】接続性管理表は集中制御装置によって作成
されるが、領域#1〜#4毎に接続性の制限を定式化し
た制約(constraint)として表現することが
できるのであれば、領域#1〜#4内部で動作するルー
ティングプロトコルが光XC装置11〜14,21〜2
4,31〜34,41〜44間の接続可能性を判断して
自動的に作成することもできる。例えば、領域#3内部
で中継できる光XC装置の最大ホップ数が1と決まって
いれば、この条件の下で領域#3内部で動作するルーテ
ィングプロトコルが接続可能性を判定して、図6に示す
領域#3内部の接続性管理表を自動的に作成することが
できるし、領域#3の構成が変更されても即座に接続性
管理表を更新することができる。
【0052】中継径路管理表455はクライアント装置
51,61,62毎に自領域からの中継径路を表す一連
の領域の組(「中継径路」)と、その中継経路上の「自
領域からの出力エッジ装置」と、自領域を中継する径路
の場合の「自領域への入力エッジ装置」とが記載されて
いる。領域#1〜#4間で動作するルーティングプロト
コルが領域#1〜#4間で制御チャネルを使用して中継
径路情報を公告しながら自動的に中継径路管理表を作成
していく。
【0053】中継径路管理表455は光通信ネットワー
ク1が起動した時に作成され、新規光XC装置が追加さ
れる等の領域#1〜#4の構成が変更された時に、また
は一定周期で公告された新しい中継径路情報を参照して
逐次更新される。
【0054】図8は図1の中継経路管理表の公告(1)
後の領域#4の中継経路管理表の例を示す図であり、図
9は図1の中継経路管理表の公告(1)後の領域#2の
中継経路管理表の例を示す図であり、図10は図1の中
継経路管理表の公告(1)後の領域#3の中継経路管理
表の例を示す図である。また、図11は図1の中継経路
管理表の公告(2)後の領域#2の中継経路管理表の例
を示す図であり、図12は図1の中継経路管理表の公告
(3)後の領域#1の中継経路管理表の例を示す図であ
り、図13は本発明の一実施例による中継径路管理表の
作成処理の流れを示すフローチャートである。これら図
8〜図13を参照して領域#1〜#4においてクライア
ント装置61,62を記載した中継径路管理表を作成し
ていく手順について説明する。
【0055】クライアント装置61,62が接続された
領域#4内部の光XC装置41〜44のルーティングプ
ロトコル処理部は、図8に示す領域#4の中継経路管理
表455を作成する(図13ステップS41)。クライ
アント装置61に対して、「自領域からの出力エッジ装
置」は「光XC装置43」である。この関係は、図3に
示す領域#4内部の隣接領域管理表453に記載されて
いる。「自領域への入力エッジ装置」は「自領域からの
出力エッジ装置」である「光XC装置43」へ接続可能
な「光XC装置41,42,44」である。この関係
は、図7に示す領域#4内部の接続性管理表454に記
載されている。「中継径路」は「領域#4」のみであ
る。
【0056】クライアント装置62に対して、「自領域
からの出力エッジ装置」は「光XC装置44」である。
この関係は、図3に示す領域#4内部の隣接領域管理表
453に記載されている。「自領域への入力エッジ装
置」は「自領域からの出力エッジ装置」である「光XC
装置44」へ接続可能な「光XC装置42,43,4
4」である。この関係は、図7に示す領域#4内部の接
続性管理表454に記載されている。「中継径路」は
「領域#4」のみである。
【0057】領域#4のエッジ装置である光XC装置4
1,42,44は、領域#4内部の中継径路管理表45
5を中継径路情報として制御メッセージに格納して隣接
する領域#2,#3へ公告する[図1の公告(1)参
照](図13ステップS42)。光XC装置42,44
はいずれも領域#3に接続されているので、公告(1)
はどちらか一方からのみでもよい。
【0058】中継径路管理表455に記載された「自領
域からの出力エッジ装置」は他の領域における中継径路
管理表の作成に必ずしも必要ではなく、省略しても良
い。また、制御チャネルとしてインバンドチャネルを使
用して「自領域への入力エッジ装置」に記載されたエッ
ジ装置のみが公告を行う場合には、中継径路情報に「自
領域への入力エッジ装置」を明示的に示さなくても良
い。
【0059】領域#4から中継径路情報が公告された光
XC装置23は中継径路情報をさらに領域#2内部の光
XC装置21,22,24へ転送する(図13ステップ
S21)。光XC装置21〜24のルーティングプロト
コル処理部452は公告された中継径路情報を使用して
図9に示す領域#2の中継径路管理表を作成する(図1
3ステップS22)。クライアント装置61に対して、
領域#4から公告された「自領域への入力エッジ装置」
が「光XC装置41,42,44」であることから、
「自領域からの出力エッジ装置」は「光XC装置23」
となり、光XC装置23に接続可能な「光XC装置2
1,22,24」が「自領域への入力エッジ装置」とな
る。「中継径路」は「領域#2−領域#4」である。
【0060】一方、クライアント装置62に対して、領
域#4から公告された「自領域への入力エッジ装置」の
「光XC装置42、43,44」は領域#2とは接続さ
れておらず、中継経路なしで「到達不可能」となる。
【0061】領域#3においても、上記の処理と同様の
処理が行われ、図10に示す領域#3の中継径路管理表
が作成される(図13ステップS31,S32)。つま
り、クライアント装置61に対して、領域#4から公告
された「自領域への入力エッジ装置」が「光XC装置4
1,42,44」であることから、「自領域からの出力
エッジ装置」は「光XC装置33」及び「光XC装置3
4」となり、光XC装置33に接続可能な「光XC装置
33,34」が「自領域への入力エッジ装置」となり、
光XC装置34に接続可能な「光XC装置33」が「自
領域への入力エッジ装置」となる。「中継径路」は「領
域#3−領域#4」である。
【0062】一方、クライアント装置62に対して、領
域#4から公告された「自領域への入力エッジ装置」が
「光XC装置42,43,44」であることから、「自
領域からの出力エッジ装置」は「光XC装置33」及び
「光XC装置34」となり、光XC装置33に接続可能
な「光XC装置33,34」が「自領域への入力エッジ
装置」となり、光XC装置34に接続可能な「光XC装
置33」が「自領域への入力エッジ装置」となる。「中
継径路」は「領域#3−領域#4」である。このよう
に、「自領域からの出力エッジ装置」と「自領域への入
力エッジ装置」との組合せが複数ある場合には、それら
を全て中継径路管理表に記載しておく。
【0063】領域#2,#3は作成した中継径路管理表
を中継径路情報として隣接する領域へ公告する[図1の
公告(2)参照](図13ステップS23,S33)。
領域#3から領域#2へ公告されたクライアント装置6
2に対する中継径路情報には「自領域への入力エッジ装
置」として「光XC装置33」が記載されている。そこ
で、領域#2は「到達不可能」と記載されていた中継径
路管理表を更新する(図13ステップS24)。
【0064】図11に領域#2の中継径路管理表を示
す。「自領域からの出力エッジ装置」は光XC装置33
と接続されている「光XC装置24」で、「中継径路」
は「領域#2―領域#3―領域#4」となる。
【0065】一方、領域#3では中継径路管理表の更新
は行われない。領域#3から領域#2を経由してクライ
アント装置61に到達することが可能であるが、領域#
2を経由する分遠回りになるので、この径路は選択され
ない。
【0066】中継径路管理表を更新する際の経路の選択
規則として、「経由する領域の数がより少ない径路を選
択する」ことを採用する。この規則は、「同一の領域を
2回以上経由する径路は選択しない」ことを意味する。
同一の領域を2回以上経由する径路はループと呼ばれ、
他の選択規則を適用する場合にも一般に除外される。経
路の選択規則として、制御ポリシーを反映した他の規則
を採用することもできるし、可能な径路はすべて中継径
路管理表に保持しても良い。
【0067】領域#2は更新した中継径路管理表を中継
径路情報として隣接する領域#1へ公告する[図1の公
告(3)参照](図13ステップS25)。中継径路情
報が公告された領域#1は、図12に示す領域#1の中
継径路管理表を作成する(図13ステップS11,S1
2)。この段階で、全ての領域#1〜#4での中継径路
管理表の作成が完了する。以後、それぞれの領域#1〜
#4は各領域内部で構成の変更がある場合や、または一
定周期で中継径路情報を公告して、中継径路管理表を最
新の状態に維持する。
【0068】クライアント装置51から領域#1へ光パ
スの設定の要求があると、光XC装置11は中継径路管
理表を参照して径路計算を行い、隣接領域へ光パスの設
定を要求する制御メッセージを送信する。例えば、目的
地装置がクライアント装置62の場合には、中継径路は
「領域#1−領域#2−領域#3−領域#4」で、領域
#1から領域#2への出力エッジ装置は光XC装置13
ではなく、光XC装置14でなければならない。
【0069】領域#2,#3,#4内部での径路設定
は、各領域が中継径路管理表と領域内部で動作するルー
ティングプロトコルとを使用して独立に行う。もし、光
XC装置13を出力エッジ装置として光パスを設定しよ
うとすると、領域#2または領域#4内部の接続性の制
限によって、光パスがクライアント装置41まで到達す
ることができず、設定に失敗する。しかしながら、本実
施例では各領域#1〜#4の接続性の制限が予め中継径
路管理表に考慮されており、光パスの設定の失敗は起こ
らない。
【0070】このように、本実施例では、各領域の中継
径路管理表が全ての領域内部の接続性管理表を考慮して
おり、この中継径路管理表に記載された径路の光パスは
必ず設定可能で、光パスの設定の失敗を回避することが
できる。また、光パスの設定の失敗を回避することがで
きるため、異なる経路での設定の再試行を行う必要がな
く、光パスの設定時間や障害発生時に迂回光パスが設定
されるまでの非導通時間を短縮することができる。
【0071】図14は本発明の他の実施例による光通信
ネットワークの構成を示すブロック図である。本発明の
他の実施例はその基本的構成が上記の通りであるが、中
継径路管理表における中継径路の選択についてさらに工
夫している。図14において、光通信ネットワーク1は
4つの光XC装置11〜14,21〜24,31〜3
4,41〜44を含む4つの領域#1〜#4からなり、
図1に示す構成と同様の構成となっており、3つのクラ
イアント装置51,71,72が接続されている。これ
ら光XC装置11〜14,21〜24,31〜34,4
1〜44の構成は、図2に示す構成と同様である。
【0072】図15は図14の中継経路管理表の公告
(1)後の領域#3の中継経路管理表の例を示す図であ
り、図16は図14の中継経路管理表の公告(1)後の
領域#2の中継経路管理表の例を示す図であり、図17
は図14の中継経路管理表の公告(1)後の領域#4の
中継経路管理表の例を示す図である。また、図18は図
14の中継経路管理表の公告(2)後の領域#3の中継
経路管理表の例を示す図であり、図19は図14の中継
経路管理表の公告(3)後の領域#2の中継経路管理表
の例を示す図であり、図20は図14の中継経路管理表
の公告(4)後の領域#1の中継経路管理表の例を示す
図であり、図21は本発明の他の実施例による中継径路
管理表の作成処理の流れを示すフローチャートである。
これら図15〜図21を参照して領域#1〜#4におい
てクライアント装置71,72を記載した中継径路管理
表を作成していく手順について説明する。
【0073】クライアント装置71,72が接続された
領域#3内部の光XC装置31〜34のルーティングプ
ロトコル処理部は領域#3内部の隣接領域管理表及び接
続性管理表を参照し、図15に示す領域#3の中継経路
管理表を作成する(図21ステップS131)。
【0074】クライアント装置71に対して、「自領域
からの出力エッジ装置」は「光XC装置31」であり、
「自領域への入力エッジ装置」は「自領域からの出力エ
ッジ装置」である「光XC装置31」へ接続可能な「光
XC装置32,33」であり、「中継径路」は「領域#
3」のみである。
【0075】クライアント装置72に対して、「自領域
からの出力エッジ装置」は「光XC装置32」であり、
「自領域への入力エッジ装置」は「自領域からの出力エ
ッジ装置」である「光XC装置32」へ接続可能な「光
XC装置31,34」であり、「中継径路」は「領域#
3」のみである。
【0076】領域#3のエッジ装置である光XC装置3
3,34は、領域#3内部の中継径路管理表を中継径路
情報として制御メッセージに格納して隣接する領域#
2,#4へ公告する[図14の公告(1)参照](図2
1ステップS132)。
【0077】中継径路情報が公告された領域#2の光X
C装置24は中継径路情報をさらに領域#2内部の光X
C装置21,22,23へ転送する(図21ステップS
122)。光XC装置21〜24のルーティングプロト
コル処理部は公告された中継径路情報を使用し、図16
に示す領域2の中継径路管理表を作成する(図21ステ
ップS122)。
【0078】クライアント装置71に対して、領域#3
から公告された「自領域への入力エッジ装置」が「光X
C装置32,33」であることから、「自領域からの出
力エッジ装置」は「光XC装置24」となり、光XC装
置24に接続可能な「光XC装置22,23」が「自領
域への入力エッジ装置」となる。「中継径路」は「領域
#2−領域#3」である。
【0079】一方、クライアント装置72に対して、領
域#3から公告された「自領域への入力エッジ装置」が
光XC装置31,34は領域#2とは接続されておら
ず、中継経路なしで「到達不可能」となる。
【0080】領域#4においても、上記の処理と同様の
処理が行われ、図17に示す領域#4の中継径路管理表
が作成される(図21ステップS141,S142)。
つまり、クライアント装置71に対して、領域#3から
公告された「自領域への入力エッジ装置」が「光XC装
置32,33」であることから、「自領域からの出力エ
ッジ装置」は「光XC装置42」となり、光XC装置4
2に接続可能な「光XC装置41,42,43」が「自
領域への入力エッジ装置」となる。「中継径路」は「領
域#4−領域#3」である。
【0081】一方、クライアント装置72に対して、領
域#3から公告された「自領域への入力エッジ装置」が
「光XC装置31,34」であることから、「自領域か
らの出力エッジ装置」は「光XC装置44」となり、光
XC装置44に接続可能な「光XC装置42,43」が
「自領域への入力エッジ装置」となる。「中継径路」は
「領域#4−領域#3」である。
【0082】領域#2,#4は作成した中継径路管理表
を中継径路情報として隣接する領域へ公告する[図14
の公告(2)参照](図21ステップS123,S14
3)。領域#4から領域#3へ公告されたクライアント
装置72に対する中継径路情報には、「自領域への入力
エッジ装置」として「光XC装置42,43」が記載さ
れている。図18において、クライアント装置72に対
する領域#3の中継径路管理表では「自領域への入力エ
ッジ装置」が「光XC装置31,34」及び「光XC装
置33」、「自領域からの出力エッジ装置」が「光XC
装置32」及び「光XC装置33」である。
【0083】一方、領域#4から公告された中継径路情
報では「自領域への入力エッジ装置」は「光XC装置4
2,43」であり、つまり領域#3における「自領域か
らの出力エッジ装置」は「光XC装置42」に接続され
た「光XC装置33」であることを意味する。これは、
図15の中継径路管理表には記載されていない光XC装
置33からクライアント装置72へ至る新しい径路が発
見されたことになる。
【0084】ここで、中継径路管理表を更新する際の経
路の選択規則として、「同一の領域を2回以上経由する
径路は選択しない」とすると、この新しい径路は領域#
3を2回経由するため除外される。この径路を除外する
と、領域#2からクライアント装置72には到達するこ
とができなくなる。
【0085】そこで、選択規則を改良して、「同一の領
域内部で同一の入力エッジ装置または同一の出力エッジ
装置を2回以上経由する径路は除外する」という条件の
下で、「経由する領域の数がより少ない径路を選択す
る」ことにする。こうすると、領域レベルではループし
ているが装置レベルではループしていない径路が選択肢
に加わり、光パスの設定の自由度が高まる。もし、領域
#3内部に接続性の制限がなければ、すべての光XC装
置31,33,34からエッジ出力装置である光XC装
置32へ接続可能で、領域#3を2回以上経由する径路
は無駄であり、除外するのが妥当である。接続性の制限
があるために、上に述べたような選択規則が必要にな
る。領域#3は図17に示す中継経路管理表を更新する
(図21ステップS133)。
【0086】領域#3は更新した中継径路管理表を中継
径路情報として隣接する領域#2へ公告する[図14の
公告(3)参照](図21ステップS134)。この中
継径路情報が公告された領域#2は、図19に示す領域
#2の中継径路管理表を更新し、クライアント装置72
は「到達不可能」ではなくなる。領域#2は更新した中
継径路管理表を中継径路情報として隣接する領域#1へ
公告する[図14公告(4)参照](図21ステップS
134)。
【0087】この中継径路情報が公告された領域#1
は、図20に示す領域#1の中継径路管理表を作成する
(図21ステップS111,S112)。この段階で、
全ての領域での中継径路管理表の作成が完了する。以
後、それぞれの領域#1〜#4は各領域内部で構成の変
更がある場合や、または一定周期で中継径路情報を公告
し、中継径路管理表を最新の状態に維持する。
【0088】上記のように、本実施例では、領域レベル
ではループしているが、装置レベルではループしていな
い径路を選択できるよう径路の選択規則に改良したた
め、領域内部の接続性の制限を考慮したより複雑な中継
径路を見つけることができ、目的地装置へ到達すること
ができる領域が増えるという効果が得られる。これは、
径路計算がより高度になったことを意味する。
【0089】また、接続性管理表には、領域内部の光X
C装置間の光パス設定の可能性だけでなく、より詳細に
領域内部の光XC装置の出力インタフェースと他の光X
C装置の入力インタフェースとの間の光パス設定の可能
性を記載することができる。さらに、光XC装置内部の
入力インタフェースと出力インタフェースとの間の光パ
ス設定の可能性も記載することができる。同様に、中継
径路管理表には、中継経路上の「自領域からの出力エッ
ジ装置」と「自領域への入力エッジ装置」だけでなく、
より詳細に「自領域からの出力エッジ装置の出力インタ
フェース」と「自領域への入力エッジ装置の入力インタ
フェース」とを記載することができる。
【0090】このような場合には、経路の選択規則とし
て「同一の領域内部で同一の入力エッジ装置または出力
エッジ装置の同一のインタフェースを2回以上経由する
経路は除外する」という条件の下で、「経由する領域の
数または装置の数がより少ない経路を選択する」ことを
採用することができる。この選択規則を用いると、領域
レベル及び装置レベルではループしているが、インタフ
ェースレベルではループしていない経路が選択肢に加わ
り、光パスの設定の自由度がさらに高くなる。
【0091】このように、本発明による光通信ネットワ
ークでは各領域#1〜#4の中継径路管理表が全ての領
域内部の接続性管理表を考慮しており、この中継径路管
理表に記載された径路の光パスは必ず設定可能で、複数
の領域にまたがって光パスを設定する際に、各領域内部
で光XC装置間の接続性に制限があって、領域内部で必
ずしも任意のパスの径路を設定することができない場合
でも、光パスの設定の失敗を回避することができる。
【0092】また、本発明による光通信ネットワークで
は、光パスの設定の失敗を回避することができるため、
異なる経路での設定の再試行を行う必要がなく、光パス
の設定時間や障害発生時に迂回光パスが設定されるまで
の非導通時間を短縮することができる。
【0093】さらに、本発明による光通信ネットワーク
では、領域レベルではループしているが、装置レベルで
はループしていない径路を選択可能とし、領域内部の接
続性の制限を考慮したより複雑な中継径路を見つけるこ
とができ、より高度な径路計算を実現することができ
る。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各々パス
のクロスコネクト機能を実行する複数のノード装置が相
互接続された複数の領域から構成され、パスを動的に設
定・開放するサービスを提供する通信ネットワークにお
いて、領域内部のノード装置間の接続可能性を記述した
接続性管理表と、パスの目的地装置への中継径路に関す
る領域及び領域外部の装置と接続されているエッジ装置
を記載した中継径路管理表と、中継径路管理表を隣接す
る領域へ公告するための制御チャネルとを複数の領域各
々に配設し、パスの目的地装置への中継径路を算出する
ために設定された経路選択規則の下で接続性管理表と隣
接する領域から公告された中継径路管理表とから中継径
路管理表を更新して維持することによって、各領域内部
で光パスの設定に失敗することのない通信ネットワーク
を実現することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光通信ネットワークの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す光XC装置44の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図3】図2に示す光XC装置に格納された領域#4の
隣接領域管理表の構成例を示す図である。
【図4】図1の領域#1の接続性管理表の例を示す図で
ある。
【図5】図1の領域#2の接続性管理表の例を示す図で
ある。
【図6】図1の領域#3の接続性管理表の例を示す図で
ある。
【図7】図1の領域#4の接続性管理表の例を示す図で
ある。
【図8】図1の中継経路管理表の公告(1)後の領域#
4の中継経路管理表の例を示す図である。
【図9】図1の中継経路管理表の公告(1)後の領域#
2の中継経路管理表の例を示す図である。
【図10】図1の中継経路管理表の公告(1)後の領域
#3の中継経路管理表の例を示す図である。
【図11】図1の中継経路管理表の公告(2)後の領域
#2の中継経路管理表の例を示す図である。
【図12】図1の中継経路管理表の公告(3)後の領域
#1の中継経路管理表の例を示す図である。
【図13】本発明の一実施例による中継径路管理表の作
成処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】本発明の他の実施例による光通信ネットワー
クの構成を示すブロック図である。
【図15】図14の中継経路管理表の公告(1)後の領
域#3の中継経路管理表の例を示す図である。
【図16】図14の中継経路管理表の公告(1)後の領
域#2の中継経路管理表の例を示す図である。
【図17】図14の中継経路管理表の公告(1)後の領
域#4の中継経路管理表の例を示す図である。
【図18】図14の中継経路管理表の公告(2)後の領
域#3の中継経路管理表の例を示す図である。
【図19】図14の中継経路管理表の公告(3)後の領
域#2の中継経路管理表の例を示す図である。
【図20】図14の中継経路管理表の公告(4)後の領
域#1の中継経路管理表の例を示す図である。
【図21】本発明の他の実施例による中継径路管理表の
作成処理の流れを示すフローチャートである。
【図22】従来例による光通信ネットワークの構成を示
すブロック図である。
【図23】図22の領域#1の中継径路管理表の例を示
す図である。
【図24】図22の領域#2の中継径路管理表の例を示
す図である。
【図25】図22の領域#3の中継径路管理表の例を示
す図である。
【図26】図22の領域#4の中継径路管理表の例を示
す図である。
【符号の説明】
1 光通信ネットワーク 11〜14,21〜24,31〜34,41〜44 光
XC装置 51,61,62,71,72 クライアント装置 441〜444 入力インタフェース 445 4×4光スイッチ 446〜449 出力インタフェース 450 スイッチ制御部 451 制御メッセージ処理部 452 ルーティングプロトコル処理部 453 隣接領域管理表 454 接続性管理表 455 中継径路管理表

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々パスのクロスコネクト機能を実行す
    る複数のノード装置が相互接続された複数の領域から構
    成され、前記パスを動的に設定・開放するサービスを提
    供する通信ネットワークであって、 前記領域内部の前記ノード装置間の接続可能性を記述し
    た接続性管理表と、 前記パスの目的地装置への中継径路に関する領域及び前
    記領域外部の装置と接続されているエッジ装置を記載し
    た中継径路管理表と、 前記中継径路管理表を隣接する領域へ公告するための制
    御チャネルと、 前記パスの目的地装置への中継径路を算出するために設
    定された経路選択規則の下で前記接続性管理表と隣接す
    る領域から公告された中継径路管理表とから前記中継径
    路管理表を更新して維持する中継径路処理部とを前記複
    数の領域各々に有することを特徴とする通信ネットワー
    ク。
  2. 【請求項2】 前記ノード装置は、光クロスコネクト装
    置であることを特徴とする請求項1記載の通信ネットワ
    ーク。
  3. 【請求項3】 前記中継径路処理部が前記隣接する領域
    から公告された中継径路に関する情報と領域内部の接続
    性管理表とから新たな中継径路を算出し、この算出結果
    を隣接する領域に中継径路に関する情報として公告する
    ようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の通信ネットワーク。
  4. 【請求項4】 前記中継径路に関する情報から前記領域
    内部の接続性の制限で設定することができない径路を除
    外するようにしたことを特徴とする請求項3記載の通信
    ネットワーク。
  5. 【請求項5】 前記接続性管理表を前記複数のノード装
    置各々に配設したことを特徴とする請求項1から請求項
    4のいずれか記載の通信ネットワーク。
  6. 【請求項6】 前記接続性管理表を前記複数のノード装
    置に共通に配設したことを特徴とする請求項1から請求
    項4のいずれか記載の通信ネットワーク。
  7. 【請求項7】 前記接続性管理表に自装置からの接続可
    能性のみを記載し、必要に応じて制御チャネルを使用し
    て他のノード装置間の接続性管理表を入手するようにし
    たことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記
    載の通信ネットワーク。
  8. 【請求項8】 前記接続性管理表は、前記複数の領域各
    々を制御する集中制御装置によって予め作成されるよう
    にしたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれ
    か記載の通信ネットワーク。
  9. 【請求項9】 前記接続性管理表は、前記領域内部で動
    作するルーティングプロトコルが前記ノード装置間の接
    続可能性を判断して自動的に作成するようにしたことを
    特徴とする請求項1から請求項7のいずれか記載の通信
    ネットワーク。
  10. 【請求項10】 前記経路選択規則は、領域レベルでは
    ループしているが、装置レベルではループしていない径
    路を選択可能に設定されるようにしたことを特徴とする
    請求項1から請求項9のいずれか記載の通信ネットワー
    ク。
  11. 【請求項11】 パスを動的に設定・開放するサービス
    を提供する通信ネットワークにおいて、前記パスのクロ
    スコネクト機能を実行しかつ隣接する装置に相互接続さ
    れることで領域を構成するノード装置であって、 前記領域内部において隣接する装置間の接続可能性を記
    述した接続性管理表と、 前記パスの目的地装置への中継径路に関する領域及び前
    記領域外部の装置と接続されているエッジ装置を記載し
    た中継径路管理表と、 前記中継径路管理表を隣接する領域へ公告するための制
    御チャネルと、 前記パスの目的地装置への中継径路を算出するために設
    定された経路選択規則の下で前記接続性管理表と隣接す
    る領域から公告された中継径路管理表とから前記中継径
    路管理表を更新して維持する中継径路処理部とを有する
    ことを特徴とするノード装置。
  12. 【請求項12】 光クロスコネクト装置であることを特
    徴とする請求項11記載のノード装置。
  13. 【請求項13】 前記中継径路処理部が前記隣接する領
    域から公告された中継径路に関する情報と領域内部の接
    続性管理表とから新たな中継径路を算出し、この算出結
    果を隣接する領域に中継径路に関する情報として公告す
    るようにしたことを特徴とする請求項11または請求項
    12記載のノード装置。
  14. 【請求項14】 前記中継径路に関する情報から前記領
    域内部の接続性の制限で設定することができない径路を
    除外するようにしたことを特徴とする請求項13記載の
    ノード装置。
  15. 【請求項15】 前記接続性管理表を前記隣接する装置
    と共通に配設したことを特徴とする請求項11から請求
    項14のいずれか記載のノード装置。
  16. 【請求項16】 前記接続性管理表に自装置からの接続
    可能性のみを記載し、必要に応じて制御チャネルを使用
    して他の装置間の接続性管理表を入手するようにしたこ
    とを特徴とする請求項11から請求項15のいずれか記
    載のノード装置。
  17. 【請求項17】 前記接続性管理表は、前記複数の領域
    各々を制御する集中制御装置によって予め作成されるよ
    うにしたことを特徴とする請求項11から請求項16の
    いずれか記載のノード装置。
  18. 【請求項18】 前記接続性管理表は、前記領域内部で
    動作するルーティングプロトコルが前記隣接する装置間
    の接続可能性を判断して自動的に作成するようにしたこ
    とを特徴とする請求項11から請求項16のいずれか記
    載のノード装置。
  19. 【請求項19】 前記経路選択規則は、領域レベルでは
    ループしているが、装置レベルではループしていない径
    路を選択可能に設定されるようにしたことを特徴とする
    請求項11から請求項18のいずれか記載のノード装
    置。
  20. 【請求項20】 各々パスのクロスコネクト機能を実行
    する複数のノード装置が相互接続された複数の領域から
    構成され、前記パスを動的に設定・開放するサービスを
    提供する通信ネットワークのパス経路計算方法であっ
    て、前記領域内部の前記ノード装置間の接続可能性を記
    述した接続性管理表と、前記パスの目的地装置への中継
    径路に関する領域及び前記領域外部の装置と接続されて
    いるエッジ装置を記載した中継径路管理表と、前記中継
    径路管理表を隣接する領域へ公告するための制御チャネ
    ルとを前記複数の領域各々に有し、前記パスの目的地装
    置への中継径路を算出するために設定された経路選択規
    則の下で前記接続性管理表と隣接する領域から公告され
    た中継径路管理表とから前記中継径路管理表を更新して
    維持するようにしたことを特徴とするパス経路計算方
    法。
  21. 【請求項21】 前記ノード装置は、光クロスコネクト
    装置であることを特徴とする請求項20記載のパス経路
    計算方法。
  22. 【請求項22】 前記中継径路処理部が前記隣接する領
    域から公告された中継径路に関する情報と領域内部の接
    続性管理表とから新たな中継径路を算出し、この算出結
    果を隣接する領域に中継径路に関する情報として公告す
    るようにしたことを特徴とする請求項20または請求項
    21記載のパス経路計算方法。
  23. 【請求項23】 前記中継径路に関する情報から前記領
    域内部の接続性の制限で設定することができない径路を
    除外するようにしたことを特徴とする請求項22記載の
    パス経路計算方法。
  24. 【請求項24】 前記接続性管理表を前記複数のノード
    装置各々に配設したことを特徴とする請求項20から請
    求項23のいずれか記載のパス経路計算方法。
  25. 【請求項25】 前記接続性管理表を前記複数のノード
    装置に共通に配設したことを特徴とする請求項20から
    請求項23のいずれか記載のパス経路計算方法。
  26. 【請求項26】 前記接続性管理表に自装置からの接続
    可能性のみを記載し、必要に応じて制御チャネルを使用
    して他のノード装置間の接続性管理表を入手するように
    したことを特徴とする請求項20から請求項25のいず
    れか記載のパス経路計算方法。
  27. 【請求項27】 前記接続性管理表は、前記複数の領域
    各々を制御する集中制御装置によって予め作成されるよ
    うにしたことを特徴とする請求項20から請求項26の
    いずれか記載のパス経路計算方法。
  28. 【請求項28】 前記接続性管理表は、前記領域内部で
    動作するルーティングプロトコルが前記ノード装置間の
    接続可能性を判断して自動的に作成するようにしたこと
    を特徴とする請求項20から請求項26のいずれか記載
    のパス経路計算方法。
  29. 【請求項29】 前記経路選択規則は、領域レベルでは
    ループしているが、装置レベルではループしていない径
    路を選択可能に設定されるようにしたことを特徴とする
    請求項20から請求項28のいずれか記載のパス経路計
    算方法。
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