JP2003031890A - バーコードリーダ用レーザモジュール - Google Patents

バーコードリーダ用レーザモジュール

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JP2003031890A JP2001219303A JP2001219303A JP2003031890A JP 2003031890 A JP2003031890 A JP 2003031890A JP 2001219303 A JP2001219303 A JP 2001219303A JP 2001219303 A JP2001219303 A JP 2001219303A JP 2003031890 A JP2003031890 A JP 2003031890A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズホルダの溶接性を維持し且つ切削性を
向上させることができるレーザモジュールを提供し、バ
リ発生を防止して、光学的精度の向上、バーコード読み
取り精度の向上、生産性の向上、製品コストの低減を図
る。 【解決手段】 発光素子と投光レンズ53とを備えたパ
ッケージ化構造を有し、発光素子から出射した光線を投
光レンズ53で集束して被照射対象に照射するバーコー
ドリーダ用レーザモジュールにおいて、発光素子を一端
側に嵌着する筒状のハウジング49と、内部に投光レン
ズ53を保持しハウジング49の他端側に嵌着する筒状
のレンズホルダ51とを具備する。そして、レンズホル
ダ51を、内部に投光レンズ53を保持する切削性良好
な金属で形成した内筒部57と、この内筒部57の外周
に嵌着して内筒部57と一体となり外周部をハウジング
49に溶着する溶接性良好な金属で形成した外筒部59
とにより構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光素子と投光レ
ンズとを備え、出射した光線を被照射対象であるバーコ
ードに照射するバーコードリーダ用レーザモジュールに
関し、特に、投光レンズを保持するレンズホルダの改良
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、店舗や工場等の多くでは、デジタ
ル情報を表すバーコードを物品に付し、これを光学的に
走査して情報を読み取ることで、商品の販売管理や製品
の生産管理等を行っている。一般にこの種のバーコード
は、バーコードに光を照射し、その反射光の強弱を光電
変換することで、その検出信号の組み合わせから情報を
読み取る。
【0003】このような光学的読み取りを行う装置とし
て、例えば図7に示す機構を要部に備えたバーコードリ
ーダがある。このバーコードリーダは、構成の主要部
に、投受光部1と、可動ミラー3とを有する。投受光部
1は、レーザモジュール5と、受光モジュール7とを基
板9に実装してなる。
【0004】レーザモジュール5は、さらに、発光素子
11と、ハウジング13と、レンズホルダ15とからな
る。レンズホルダ15は、円筒体の一端にスリット17
を有し、内部に投光レンズ19をリテーナ21によって
固定保持している。また、受光モジュール7は、受光素
子23と、ハウジング25と、受光レンズ27と、バン
ドパスフィルタ(BPF)29とを有している。バンド
パスフィルタ29は、読み取り精度向上のため、発光光
周波数以外の不要な光の採光を防止するよう作用する。
【0005】可動ミラー3は、被照射対象である図示し
ないバーコードの全域に亘って光を照射するため、ミラ
ー33を揺動させる。すなわち、揺動支点35を中心に
揺動自在に支持したミラー33には図示しないマグネッ
トを固定し、このマグネットを図示しない駆動コイル内
に嵌挿し、駆動コイルに例えば一定周期で正負の電流を
流すことで、駆動コイルに対しマグネットを吸着・反発
させ、揺動支点35を支軸にしてミラー33を揺動させ
る。
【0006】このバーコードリーダでは、発光素子11
から出射した光を投光レンズ19で絞り、この光を可動
ミラー3のミラー33で反射し、バーコードの全域に亘
って照射する。一方、バーコード面に照射した光は、乱
反射しながらもバーコードの白黒による光量変化をもっ
て再びミラー33に戻り、そこで反射された光は受光レ
ンズ27により集光され、受光素子23で光量変化が電
気的に変換されて出力される。この出力信号を図示しな
いコンピュータにより処理することで、バーコード情報
の解読を可能にする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザモジ
ュールは、光学的な精度を高めるため、発光素子とレン
ズホルダとを高精度に位置決めすることが必要になる。
このため、従来では、予め発光素子をハウジングの一端
に固定しておき、レンズホルダをハウジングの他端で中
心軸方向に移動させて位置調整を行い、最適位置でレー
ザ溶接によりレンズホルダとハウジングとを溶接固定し
ていた。このような理由から、レンズホルダには、溶接
良好な金属で、且つ耐食性、耐熱性にも優れるオーステ
ナイト系SUS304等を用いていた。しかしながら、
SUS304は、溶接性が良い反面、切削性が悪い。一
方でレンズホルダには、図8に示す投光レンズの保持段
部15aや投光レンズを通過した光を出射させるための
図9に示すスリット17を切削加工によって形成する必
要がある。このため、切削性の悪いSUS304を用い
たレンズホルダに対して切削加工を施すことから、高精
度な加工が困難となった。また、バリ40が生じ易く、
レーザモジュール組立後の光路にバリ40が突出した
り、或いはこのバリ40が崩落すれば、ビーム特性に悪
影響を及ぼし(特にスリット部にバリが存在した場
合)、読み取り精度を低下させるなど、品質欠陥となる
虞があった。このため、従来のレーザモジュールは、レ
ンズホルダの切削加工後、バリ取り等の二次加工、さら
には顕微鏡によるバリ除去確認を全品に対して行わなけ
ればならず、量産性が低く、同時に歩留まりも悪いこと
から製品コストが増大する問題を有していた。本発明は
上記状況に鑑みてなされたもので、レンズホルダの溶接
性を維持し且つ切削性を向上させることができるレーザ
モジュールを提供し、もって、バリ発生を防止して、光
学的精度の向上、バーコード読み取り精度の向上、生産
性の向上、製品コストの低減を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1記載のバーコードリーダ用レー
ザモジュールは、発光素子と投光レンズとを備えたパッ
ケージ化構造を有し、前記発光素子から出射した光線を
前記投光レンズで集束して被照射対象に照射するバーコ
ードリーダ用レーザモジュールであって、両端が開口し
前記発光素子を一端側の開口内部に嵌着する筒状のハウ
ジングと、内部に前記投光レンズを保持し該ハウジング
の他端側の開口内部に嵌着する筒状のレンズホルダとを
具備し、該レンズホルダが、内部に前記投光レンズを保
持する切削性良好な金属で形成した内筒部と、該内筒部
の外周に嵌着して該内筒部と一体となり外周部を前記ハ
ウジングに溶着する溶接性良好な金属で形成した外筒部
とからなることを特徴とする。
【0009】このバーコードリーダ用レーザモジュール
では、レンズホルダが切削性良好な内筒部と、この内筒
部の外周に嵌着する溶接性良好な外筒部とからなること
で、レンズホルダの溶接性を維持し且つ切削性を向上さ
せることが可能となる。これにより、高精度な切削加工
が可能になり、発光素子とハウジング、及びハウジング
と投光レンズを高精度に位置決めできるようになり、光
学的精度を向上させることができる。また、バリが生じ
なくなるので、光路内へのバリ侵入による品質欠陥や、
ビーム特性にバリが悪影響を及ぼすことによるバーコー
ド読み取り精度の低下を防止できる。さらに、バリ除去
の二次加工が不要になるので量産性が高まり、同時に歩
留まりも改善するので製品コストが安価になる。
【0010】請求項2記載のバーコードリーダ用レーザ
モジュールは、前記切削性良好な金属が黄銅であり、前
記溶接性良好な金属がステンレス鋼であることを特徴と
する。
【0011】このバーコードリーダ用レーザモジュール
では、内筒部が黄銅からなり、良好な切削性が得られ、
バリが発生せず、発光素子嵌着部、投光レンズ保持部、
ビーム出射部(例えばスリット)の高精度な切削加工が
可能になる。また、外筒部がステンレス鋼からなり、良
好な溶接性が維持され、ハウジングとレンズホルダとが
溶着によって高精度に位置決め可能となる。さらに、黄
銅、ステンレス鋼は、共に耐食性に優れることから腐食
による位置精度の低下や、錆びによる悪影響が防止でき
る。
【0012】請求項3記載のバーコードリーダ用レーザ
モジュールは、前記外筒部の一部分を外側から局所的に
加圧して該外筒部の一部分を前記内筒部の肉厚の範囲内
で突出させた突起部を有することを特徴とする。
【0013】このバーコードリーダ用レーザモジュール
では、外筒部の一部分を外側から局所的に加圧すること
で、この外筒部の一部分が、突起部となって内筒部の素
材中に突出する。つまり、外筒部から突出した突起部が
内筒部に埋入した状態となる。これにより、嵌着した内
筒部と外筒部とが、構造的にも中心軸方向及び円周方向
に相対移動しなくなり、内筒部と外筒部との嵌着強度が
さらに高まる。
【0014】請求項4記載のバーコードリーダ用レーザ
モジュールは、発光素子と投光レンズとを備えたパッケ
ージ化構造を有し、前記発光素子から出射した光線を前
記投光レンズで集束して被照射対象に照射するバーコー
ドリーダ用レーザモジュールであって、両端が開口し前
記発光素子を一端側の開口内部に嵌着する筒状のハウジ
ングと、内部に前記投光レンズを保持し該ハウジングの
他端側の開口内部に嵌着する筒状のレンズホルダとを具
備し、該レンズホルダが、内部に前記投光レンズを保持
する切削性良好な金属で形成した内筒部と、該内筒部の
外周に被着し前記ハウジングへの溶接性を促進する金属
皮膜とからなることを特徴とする。
【0015】このバーコードリーダ用レーザモジュール
では、レンズホルダが切削性良好な内筒部と、この内筒
部の外周に被着し溶接性を促進する金属皮膜とからなる
ことで、レンズホルダの溶接性を維持し且つ切削性を向
上させることが可能となる。これにより、高精度な切削
加工が可能になり、発光素子とハウジング、及びハウジ
ングと投光レンズを高精度に位置決めできるようにな
り、光学的精度を向上させることができる。また、バリ
が生じなくなるので、光路内へのバリ侵入による品質欠
陥や、ビーム特性にバリが悪影響を及ぼすことによるバ
ーコード読み取り精度の低下を防止できる。さらに、バ
リ除去の二次加工が不要になるので量産性が高まり、同
時に歩留まりも改善するので製品コストが安価になる。
【0016】請求項5記載のバーコードリーダ用レーザ
モジュールは、前記金属皮膜がニッケルめっきであるこ
とを特徴とする。
【0017】このバーコードリーダ用レーザモジュール
では、ハウジングと内筒部とが異種金属同士であり、内
筒部に使用した金属がレーザ溶接のビーム吸収率の低い
金属であっても、この内筒部の外周にニッケルめっきを
被着することで、内筒部のビーム吸収率を高めて(内筒
部のビーム吸収率をハウジングのビーム吸収率に近づけ
て)、双方の金属のビーム吸収率の差を小さくすること
ができる。これにより、ハウジングと内筒部とがビーム
吸収率の異なる異種金属であっても、溶接性を向上させ
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るバーコードリ
ーダ用レーザモジュール(以下、単に「レーザモジュー
ル」と称す)の好適な実施の形態を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明に係るレーザモジュールの要
部断面図、図2はレーザモジュールの外観図、図3は図
2のB−B矢視図、図4はレーザモジュールの分解側面
図、図5はレンズホルダの断面図である。
【0019】図2、図3に示すように、本実施の形態に
よるレーザモジュール41は、本体部が円柱状のパッケ
ージとなり、一端である後端(図2の左端)から発光素
子43のリード45を導出し、他端である先端(図2の
右端)に発光素子43からのビームを出射するためのス
リット47を穿設している。このレーザモジュール41
は、図4に示すように、発光素子43と、ハウジング4
9と、レンズホルダ51とを同軸上に組み付けて本体部
を構成している。なお、本実施の形態では、発光素子4
3からのビームを出射するための開口として円柱状のパ
ッケージの先端面に、直径方向の切り込み溝である上記
スリット47を穿設する場合を例に説明するが、ビーム
を出射するための開口は、この他、パッケージ先端面の
中心に同心円状に穿設した丸穴であってもよい。
【0020】発光素子43は、大径円板状の基台43a
と、この基台43aに同軸状に連設した小径円柱状の基
部43bとからなる。発光素子43は、基部43bの先
端面に図示しないレーザ光の出射部を有する。素子内部
の各電極に接続した複数のリード45は、基台43aを
貫通して後端面から突出している。発光素子43は、基
部43bの外径がハウジング49の内径と略一致してい
る。発光素子43は、基部43bをハウジング49の後
端から装着し、基台43aをハウジング49の後端面に
当接することで、出射部をハウジング49の中心軸上で
且つ中心軸方向の所定の位置で位置決めしている。な
お、発光素子43とハウジング49との固定は、発光素
子43を樹脂パッケージとした場合には接着剤を用いて
行う。
【0021】ハウジング49は、両端の開口した円筒状
となっている。このハウジング49は、レンズホルダ5
1と溶接によって接合するため、溶接性良好な金属から
なることが好ましい。また、バーコードリーダに内蔵す
るため耐食性、耐熱性、耐衝撃性に優れ、光学的精度を
維持するためにも高強度であることが好ましい。ハウジ
ング49の材質は、これらの条件を満足し、且つレンズ
ホルダ51との溶接適合性も考慮して選定する必要があ
り、後述するように種々の組み合わせが考えられる。そ
の中でも本実施の形態では、比較的入手の容易なステン
レス鋼(SUS304)を用いる場合を例に説明する。
【0022】後端に発光素子43を嵌着したハウジング
49の先端には、レンズホルダ51を嵌着する。レンズ
ホルダ51は、図5に示すように、内部に投光レンズ5
3を挿入し、リテーナ55を嵌入することで、投光レン
ズ53をレンズホルダ51の中心軸上で且つ中心軸方向
の所定の位置で位置決め固定している。
【0023】このレンズホルダ51は、図1に示すよう
に、円筒状の内筒部57の外周に、円筒状の外筒部59
を嵌着した一体の二重管構造となっている。内筒部57
と外筒部59とは、発光素子駆動時或いはハウジング4
9との溶接時の熱的な相対変形やバーコードリーダ使用
時の物理的外力(衝撃等)によっても剥離することのな
い強度で嵌着している。
【0024】また、内筒部57と外筒部59とは、異種
金属からなる。すなわち、内筒部57は、切削性良好な
金属からなり、外筒部59は、溶接性良好な金属からな
っている。これは内筒部57が、内部に投光レンズ保持
用の段部58、先端面に、スリット47を切削加工する
必要があるためであり、外筒部59が外周をハウジング
49と溶接する必要があるためである。
【0025】本実施の形態において、内筒部57には切
削性良好な金属として黄銅(C3604)を用いてい
る。黄銅は、電気・熱伝導性が高く、耐食性、塑性加工
(延展性、切削性)も良い。この他、切削性の良好な黄
銅としては、特に快削黄銅であるC3560、C356
1、C3710、C3717等を好適に用いることがで
きる。
【0026】一方、外筒部59には溶接性良好な金属と
してステンレス鋼(SUS304)を用いている。ステ
ンレス鋼は、鉄(Fe)を主成分としてこれに約12%
以上のクロム(Cr)を含みさらに必要に応じてニッケ
ル(Ni)やその他の元素を配合添加して作る。ステン
レス鋼は、美観、強度、耐食性、耐熱性、耐衝撃性等の
点でFeより優れた特性を有する。
【0027】ステンレス鋼は、マルテンサイト系、フェ
ライト系、オーステナイト系、二相系(フェライト+オ
ーステナイト)に大別できる。代表的なマルテンサイト
系ステンレス鋼は、SUS410(<0.15%C,11.5〜
13%Cr)である。マルテンサイト系ステンレス鋼の溶
接部はマルテンサイト変態により硬化するので低温割れ
が発生し易い。フェライト系ステンレス鋼は、Alを添
加した低Cr系(11〜14%Cr)、中Cr系(14〜19%
Cr)及び高Cr系(19%Cr以上)のステンレス鋼に
大別できる。本系のステンレス鋼は、Cr含有量の増加
にともなって、475°C(748K)ぜい化やσ相ぜい化が
生じやすくなる。
【0028】オーステナイト系ステンレス鋼の代表例は
上記したSUS304(18%Cr,8%Ni)である。
SUS304の溶接熱影響部では、973〜1173Kに加熱
された領域で、M236形のCr系炭化物の粒界析出に
ともなう若干の耐食性の劣化が懸念される。このため、
より好ましくはSUS304の炭素含有量を低減させ
た、SUS304L(<0.03%C)や、SUS304に
TiやNbを添加して、炭素をそれぞれの炭化物として
固定したSUS321(5×C%Ti)並びにSUS3
47(10×C%Nb+Ta)が好適となる。その他、S
US309S(22〜24%Cr,12〜15%Ni,<0.08%
C)、310S(24〜26%Cr,19〜22%Ni,<0.08
%C)、316(16〜18%Cr,10〜14%Ni,2〜3%
Mo,<0.08%C)なども本系ステンレス鋼の範ちゅう
に入り、外筒部59として好適に用いることができる。
また、耐応力腐食割れ性、耐酸化性を改善したSUSX
M15J1(17〜20%Cr,11.5〜15%Ni,3〜5%S
i,<0.08%C)や耐孔食性の改善を図ったSUS30
4N1(18%Cr,8%Ni,0.2%N)、317J1(1
6〜19%Cr,15〜17%Ni,4〜6%Mo,<0.04%
C)なども好適に用いることができる。
【0029】外筒部59は、その外周を、ハウジング4
9の先端面エッジ部61とレーザ溶接により溶着固定す
る。レーザ溶接のレーザビームは、金属表面に当たると
一部が反射し、一部が吸収されるが、吸収されたレーザ
ビームと金属原子との相互作用の結果発熱し熱源とな
る。レーザビームを金属表面にレンズで集光すること
で、高いエネルギー密度(10E3〜10E13w/c
2)を得ることができる。このようにレーザ溶接は、
高エネルギー密度のレーザービームを集中熱源とするこ
とから、溶接時の材料に熱影響が少なく、変形も少な
い。すなわち、ハウジング49と外筒部59とを高精度
に且つ瞬時に固定することができる。
【0030】ハウジング49及び外筒部59には、この
他の金属を使用することも考えられる。その例として
は、例えばタングステン(W)、タンタル(Ta)、モ
リブデン(Mo)、クロム(Cr)、コバルト(C
o)、チタン(Ti)、ベリリウム(Be)、鉄(F
e)、白金(Pt)、ニッケル(Ni)、パラジウム
(Pd)、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、マグ
ネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、亜鉛(Z
n)、カドミウム(Cd)、鉛(Pb)、スズ(Sn)
などの金属又はこれらを主材とした合金を挙げることが
できる。
【0031】この場合、ハウジング49と外筒部59に
用いる金属同士は、溶接性が良好に確保できる異種金属
である必要がある。図6はこれら異種金属同士の溶接性
の優劣を表している。図中、Eはexcellent
(優)、Gはgood(良)、Fはfair(可)、P
はpoor(劣)、−はno data availa
ble(不可)を表す。すなわち、溶接性の観点ではハ
ウジング49と外筒部59とに用いる異種金属材料の組
み合わせは、「E」「G」「F」となる異種金属を選定
することが好ましく、「E」「G」となる異種金属を選
定することがより好ましい。なお、これら金属の同種同
士をハウジング49と外筒部59との金属材料に用いる
ことは勿論可能であり、一般的に同種金属同士の溶接性
は良好となる。
【0032】このように本実施の形態において、レンズ
ホルダ51は、内筒部57と外筒部59とが、黄銅とス
テンレス鋼との異種金属からなる二重管構造を有する。
上記したように、これら内筒部57と外筒部59とは、
溶接時の熱的な相対変形や物理的外力(衝撃等)によっ
ても剥離することのない強度で嵌着している必要があ
る。本実施の形態では、これら内筒部57と外筒部59
とを引き抜き加工により一体に嵌着している。なお、本
実施の形態においては、外筒部59の素材となる管体
に、両端の開口した管体を用い、内筒部57の素材とな
る管体に、一端を閉塞した管体(つまり筒体)を用い
る。
【0033】引き抜き加工では、所定の穴形状を有する
ダイスに、予め内筒部57外周に外筒部59を挿入した
二重管を通して引き抜くことにより行う。このような二
重管を予め加工材料として作製しておき、それを用いて
スリット47、段部58等の切削を行うことで、生産性
を高めることができる。なお、本実施の形態におけるレ
ンズホルダ51は、外筒部59に溶接性良好な金属を用
い、内筒部57に切削性良好な金属を用いることを要件
とするものであり、切削加工済みの内筒部57と外筒部
59とを嵌着するものであってもよい。
【0034】また、レンズホルダ51は、外筒部59の
一部分を外側から局所的に加圧し、この外筒部59の一
部分を内筒部57の肉厚の範囲内で、内筒部57の素材
中に突出させた図示しない突起部を有するものであるこ
とが好ましい。この突起部は、例えば内筒部57の内径
を変形させない程度で、外筒部59の外側から行うポン
チングなどによって形成することができる。このような
突起部を設けることにより、嵌着した内筒部57と外筒
部59とが、構造的にも中心軸方向及び円周方向に相対
移動しなくなり、内筒部57と外筒部59との嵌着強度
をより向上させることができる。
【0035】したがって、このレーザモジュール41に
よれば、レンズホルダ51が切削性良好な内筒部57
と、この内筒部57の外周に嵌着する溶接性良好な外筒
部59とからなることで、レンズホルダ51の溶接性を
維持し且つ切削性を向上させることができる。これによ
り、高精度な切削加工が可能になり、発光素子43とハ
ウジング49、及びハウジング49と投光レンズ53を
高精度に位置決めできるようになり、光学的精度を向上
させることができる。また、スリット47や段部58の
切削加工時にバリが生じなくなるので、光路内へのバリ
侵入による品質欠陥や、ビーム特性にバリが悪影響を及
ぼすことによるバーコード読み取り精度の低下を防止で
きる。さらに、バリ除去の二次加工が不要になるので量
産性が高まり、同時に歩留まりも改善するので製品コス
トを安価にすることができる。
【0036】その具体例として、内筒部57の良好な切
削性、外筒部59の良好な溶接性は、黄銅、ステンレス
鋼を用いることにより実現できる。この場合、黄銅、ス
テンレス鋼は、共に耐食性に優れることから腐食による
位置精度の低下や、錆びによる光学精度への悪影響も防
止することができる。
【0037】なお、上記の実施の形態では、内筒部57
の外周にステンレス鋼からなる外筒部59を嵌着するこ
とにより、良好な溶接性を確保したが、本発明に係るレ
ーザモジュールは、内筒部57の外周に、溶接性を促進
する金属皮膜を被着するものであってもよい。すなわ
ち、金属皮膜を被着することにより、レンズホルダ外周
面に対するレーザ溶接のビーム吸収率を高め、溶接性を
向上させることができる。
【0038】この場合の金属皮膜としては、耐食性、耐
薬性に優れ、浴の種類の多いニッケルめっき等を好適に
用いることができる。特にニッケルめっきの場合、その
浴の種類によって無光沢、つや消し、半光沢、黒ニッケ
ル、複合めっき(分散めっき)が可能となるのでレーザ
溶接ビームの吸収率を高めるのに好適となる。このよう
な、金属皮膜を被着したレーザモジュールによれば、ハ
ウジング49と内筒部57とが異種金属同士であり、内
筒部57に使用した金属がレーザ溶接のビーム吸収率の
低い金属であっても、この内筒部57の外周にニッケル
めっきを被着することで、内筒部57のビーム吸収率を
高めて(内筒部57のビーム吸収率をハウジング49の
ビーム吸収率に近づけて)、双方の金属のビーム吸収率
の差を小さくすることができる。これにより、ハウジン
グ49と内筒部57とがビーム吸収率の異なる異種金属
であっても、溶接性を向上させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るバーコードリーダ用レーザモジュールによれば、レン
ズホルダが切削性良好な内筒部と、この内筒部の外周に
嵌着する溶接性良好な外筒部とからなるので、レンズホ
ルダの溶接性を維持し且つ切削性を向上させることがで
きる。これにより、高精度な切削加工が可能になって、
光学的精度を向上させることができる。また、バリが生
じなくなるので、光路内へのバリ侵入による品質欠陥
や、ビーム特性にバリが悪影響を及ぼすことによるバー
コード読み取り精度の低下を防止できるとともに、バリ
除去の二次加工が不要になるので量産性を高めることが
でき、同時に歩留まりも改善することから製品コストを
安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザモジュールの要部断面図で
ある。
【図2】レーザモジュールの外観図である。
【図3】図2のB−B矢視図である。
【図4】レーザモジュールの分解側面図である。
【図5】レンズホルダの断面図である。
【図6】異種金属同士の溶接性の優劣を表した説明図で
ある。
【図7】従来のレーザモジュールを備えたバーコードリ
ーダの要部断面図である。
【図8】従来のレーザモジュールに用いられるレンズホ
ルダの断面図である。
【図9】図8のA−A矢視図である。
【符号の説明】
41…バーコードリーダ用レーザモジュール、43…発
光素子、49…ハウジング、51…レンズホルダ、53
…投光レンズ、57…内筒部、59…外筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 次著 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 新沢 滋 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 松浦 民明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 相澤 秀邦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 鈴木 圭吾 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大畑 秀夫 埼玉県朝霞市膝折町1−5−22 有限会社 大秀精機工業所内 Fターム(参考) 5B072 CC24 DD02 LL00 LL07 LL12 5F073 AB27 BA09 DA35 FA08 FA15 FA16 FA22 FA23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と投光レンズとを備えたパッケ
    ージ化構造を有し、前記発光素子から出射した光線を前
    記投光レンズで集束して被照射対象に照射するバーコー
    ドリーダ用レーザモジュールであって、 両端が開口し前記発光素子を一端側の開口内部に嵌着す
    る筒状のハウジングと、内部に前記投光レンズを保持し
    該ハウジングの他端側の開口内部に嵌着する筒状のレン
    ズホルダとを具備し、 該レンズホルダが、 内部に前記投光レンズを保持する切削性良好な金属で形
    成した内筒部と、 該内筒部の外周に嵌着して該内筒部と一体となり外周部
    を前記ハウジングに溶着する溶接性良好な金属で形成し
    た外筒部とからなることを特徴とするバーコードリーダ
    用レーザモジュール。
  2. 【請求項2】 前記切削性良好な金属が黄銅であり、前
    記溶接性良好な金属がステンレス鋼であることを特徴と
    する請求項1記載のバーコードリーダ用レーザモジュー
    ル。
  3. 【請求項3】 前記外筒部の一部分を外側から局所的に
    加圧して該外筒部の一部分を前記内筒部の肉厚の範囲内
    で突出させた突起部を有することを特徴とする請求項1
    記載のバーコードリーダ用レーザモジュール。
  4. 【請求項4】 発光素子と投光レンズとを備えたパッケ
    ージ化構造を有し、前記発光素子から出射した光線を前
    記投光レンズで集束して被照射対象に照射するバーコー
    ドリーダ用レーザモジュールであって、 両端が開口し前記発光素子を一端側の開口内部に嵌着す
    る筒状のハウジングと、内部に前記投光レンズを保持し
    該ハウジングの他端側の開口内部に嵌着する筒状のレン
    ズホルダとを具備し、 該レンズホルダが、 内部に前記投光レンズを保持する切削性良好な金属で形
    成した内筒部と、 該内筒部の外周に被着し前記ハウジングへの溶接性を促
    進する金属皮膜とからなることを特徴とするバーコード
    リーダ用レーザモジュール。
  5. 【請求項5】 前記金属皮膜がニッケルめっきであるこ
    とを特徴とする請求項4記載のバーコードリーダ用レー
    ザモジュール。
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