JP2003031789A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその製造方法

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JP2003031789A JP2001216051A JP2001216051A JP2003031789A JP 2003031789 A JP2003031789 A JP 2003031789A JP 2001216051 A JP2001216051 A JP 2001216051A JP 2001216051 A JP2001216051 A JP 2001216051A JP 2003031789 A JP2003031789 A JP 2003031789A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズの集光効率を高めて画素の感度を向上
することができ、安定して高感度な画素を得ることがで
きる固体撮像装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 遮光膜6の開口部6aに隣接するゲート
電極部の重なりをなくして、その部分での遮光膜6の高
さを抑制し、レンズ8で集光された光に対して、そのけ
られを低減することにより、レンズ8の集光効率の向上
を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子としてC
CDなどの固体撮像素子を用いた固体撮像装置およびそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、固体撮像素子を用いた固体撮
像装置として、固体撮像素子にCCDを用いたCCD型
撮像装置が広く利用されている。
【0003】以下、固体撮像素子としてCCDを用いた
従来の固体撮像装置について説明する。図5は従来の固
体撮像装置の構成を示す平面図である。また、図6は従
来の固体撮像装置の構成を示す断面図であり、図6
(a)は図5のA−A’断面、図6(b)は図5のB−
B’断面、図6(c)は図5のC−C’断面を、それぞ
れ示している。図5および図6において、21は半導体
基板、22、22aは半導体基板21の表面に選択的に
形成された拡散層、23は拡散層22を含む半導体基板
21の表面全域に形成された酸化絶縁膜、24は第1の
ゲート電極、25は第2のゲート電極、26は遮光膜、
27は透明樹脂あるいはカラー樹脂、28はレンズであ
る。なお、レンズ28の形状は、各レンズ28の下面を
平坦化しているために画素ごとのばらつきは抑制されて
いる。
【0004】以上のように構成された固体撮像装置につ
いて、その動作を以下に説明する。被写体からの光は、
レンズ28で集光され、透明(またはカラー)樹脂27
を通過し、遮光膜26の開口部26aに対応する拡散層
22の受光領域に入ったものだけが光電変換されたの
ち、その信号電荷は、第2のゲート電極25に電圧を印
加することで転送領域に移動したのちに、隣接する第1
のゲート電極24に電圧を印加し、その後さらに隣接す
る第2のゲート電極25に順次電圧を印加していくこと
により、転送領域拡散層22a内を順次転送され、最終
的に、被写体からの光の強度変化に対応した波形を有す
る電気信号として、この装置から出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の固体撮像装置では、図6(a)のA−A’断
面図中に示すように、ゲート電極を第1のゲート電極2
4および第2のゲート電極25による2層のポリシリコ
ンを重ねた構造で形成しているため、拡散層22の受光
領域となる遮光膜26の開口部26aに隣接する部分に
は、2層のゲート電極の重なりが存在する。
【0006】そのため、遮光膜26がその重なり部分で
1層分のゲート電極の膜厚分だけ高くなり、レンズ28
で集光された光が阻害される所謂“けられ”の量が多く
なり、特に微細化された画素においては、感度の低下が
顕著になるという問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、微細化された画素においても、レンズの集光効率
を高めて画素の感度を向上することができ、安定して高
感度な画素を得ることができる固体撮像装置およびその
製造方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の固体撮像装置は、半導体基板上に形成され
た複数の受光領域を有し、その受光領域への入射光を光
電変換した信号電荷を、前記受光領域の近傍に形成され
た第1の電極および第2の電極に順次電圧を印加して、
前記半導体基板内の転送部領域を移動させながら、最終
的に前記入射光の強度に対応して変化する波形の電気信
号を出力する固体撮像装置において、前記第1の電極
を、前記半導体基板上に形成された絶縁膜により、前記
半導体基板と絶縁された状態で、前記半導体基板上に形
成し、前記第2の電極を、前記第1の電極と電気的に絶
縁された状態で、前記半導体基板上に形成し、前記第1
の電極および第2の電極を、少なくとも各受光領域の相
互間では、前記第2の電極が前記第1の電極の上にあ
り、前記転送部領域の主たる受光領域にかかる部分で
は、前記第1の電極上には前記第2の電極がないように
構成したことを特徴とする。
【0009】また、本発明の固体撮像装置の製造方法
は、半導体基板上に形成された複数の受光領域を有し、
その受光領域への入射光を光電変換した信号電荷を、前
記受光領域の近傍に形成された第1の電極および第2の
電極に順次電圧を印加して、前記半導体基板内の転送部
領域を移動させながら、最終的に前記入射光の強度に対
応して変化する波形の電気信号を出力する固体撮像装置
の製造方法であって、前記半導体基板上に絶縁膜を形成
する工程と、前記第1の電極を前記絶縁膜を介して前記
半導体基板上に形成する工程と、前記第2の電極を前記
第1の電極と電気的に絶縁された状態で、前記半導体基
板上に形成する工程と、前記第2の電極の前記第1の電
極と重なる部分の一部を除去する工程とからなる方法と
したことを特徴とする。
【0010】以上により、遮光膜の開口部に隣接するゲ
ート電極部の重なりをなくして、その部分での遮光膜の
高さを抑制し、レンズで集光された光に対して、そのけ
られを低減することにより、レンズの集光効率の向上を
可能とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の固体撮
像装置は、半導体基板上に形成された複数の受光領域を
有し、その受光領域への入射光を光電変換した信号電荷
を、前記受光領域の近傍に形成された第1の電極および
第2の電極に順次電圧を印加して、前記半導体基板内の
転送部領域を移動させながら、最終的に前記入射光の強
度に対応して変化する波形の電気信号を出力する固体撮
像装置において、前記第1の電極を、前記半導体基板上
に形成された絶縁膜により、前記半導体基板と絶縁され
た状態で、前記半導体基板上に形成し、前記第2の電極
を、前記第1の電極と電気的に絶縁された状態で、前記
半導体基板上に形成し、前記第1の電極および第2の電
極を、少なくとも各受光領域の相互間では、前記第2の
電極が前記第1の電極の上にあり、前記転送部領域の主
たる受光領域にかかる部分では、前記第1の電極上には
前記第2の電極がないように構成する。
【0012】請求項2に記載の固体撮像装置は、請求項
1に記載の第1の電極の第2の電極と重なる部分の一部
が半導体基板内に埋め込まれた状態に構成する。請求項
3に記載の固体撮像装置の製造方法は、半導体基板上に
形成された複数の受光領域を有し、その受光領域への入
射光を光電変換した信号電荷を、前記受光領域の近傍に
形成された第1の電極および第2の電極に順次電圧を印
加して、前記半導体基板内の転送部領域を移動させなが
ら、最終的に前記入射光の強度に対応して変化する波形
の電気信号を出力する固体撮像装置の製造方法であっ
て、前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記
第1の電極を前記絶縁膜を介して前記半導体基板上に形
成する工程と、前記第2の電極を前記第1の電極と電気
的に絶縁された状態で、前記半導体基板上に形成する工
程と、前記第2の電極の前記第1の電極と重なる部分の
一部を除去する工程とからなる方法とする。
【0013】請求項4に記載の固体撮像装置の製造方法
は、半導体基板上に形成された複数の受光領域を有し、
その受光領域への入射光を光電変換した信号電荷を、前
記受光領域の近傍に形成された第1の電極および第2の
電極に順次電圧を印加して、前記半導体基板内の転送部
領域を移動させながら、最終的に前記入射光の強度に対
応して変化する波形の電気信号を出力する固体撮像装置
の製造方法であって、前記半導体基板上に絶縁膜を形成
する工程と、前記第1の電極を前記絶縁膜を介して前記
半導体基板上に形成した後にその上に絶縁膜を形成する
工程と、前記第1の電極と一部が重なるように電極材料
を形成する工程と、前記電極材料を平坦化する工程と、
前記平坦化された電極材料から前記第2の電極を形成す
る工程と、前記第2の電極と接続された電極を形成する
工程とからなる方法とする。
【0014】請求項5に記載の固体撮像装置の製造方法
は、半導体基板上に形成された複数の受光領域を有し、
その受光領域への入射光を光電変換した信号電荷を、前
記受光領域の近傍に形成された第1の電極および第2の
電極に順次電圧を印加して、前記半導体基板内の転送部
領域を移動させながら、最終的に前記入射光の強度に対
応して変化する波形の電気信号を出力する固体撮像装置
の製造方法であって、前記半導体基板内に埋め込んだ状
態で電極を形成して前記第1の電極の一部とする工程
と、前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記
半導体基板上の絶縁膜にホールを形成する工程と、前記
第1の電極を前記絶縁膜を介して前記半導体基板上に形
成した後にその上に絶縁膜を形成する工程と、前記第1
の電極を前記埋め込み電極とホールを介して接続する工
程と、前記第1の電極を覆うように電極材料を形成する
工程と、前記電極材料を平坦化して前記第2電極とする
工程とからなる方法とする。
【0015】これらの構成および方法によると、遮光膜
の開口部に隣接するゲート電極部の重なりをなくして、
その部分での遮光膜の高さを抑制し、レンズで集光され
た光に対して、そのけられを低減することにより、レン
ズの集光効率の向上を可能とする。
【0016】以下、本発明の実施の形態を示す固体撮像
装置およびその製造方法について、図面を参照しながら
具体的に説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1の固体撮像装置
およびその製造方法を説明する。
【0017】図1は本実施の形態1の固体撮像装置の構
成を示す平面図である。また、図2は本実施の形態1の
固体撮像装置の構成を示す断面図であり、図2(a)は
図1のA−A’断面、図2(b)は図1のB−B’断
面、図2(c)は図1のC−C’断面を、それぞれ示し
ている。図1および図2において、1は半導体基板、
2、2aは半導体基板1の表面に選択的に形成された拡
散層、3は拡散層2を含む半導体基板1の表面全域に形
成された酸化絶縁膜、4は第1のゲート電極、5は第2
のゲート電極、6は遮光膜、7は透明樹脂(あるいはカ
ラー樹脂)、8はレンズである。
【0018】以上のように構成された固体撮像装置の製
造方法について、以下に説明する。図3は本実施の形態
1の固体撮像装置の製造方法を示す製造工程図である。
本実施の形態1の固体撮像装置は、図3(c)の工程
に示すように、半導体基板1上に第1のゲート電極4お
よび第2のゲート電極5を形成した後に、図3(c)の
工程に示すように、選択的に第1および第2のゲート
電極4、5の重なり部を含む部分が開口するようにレジ
ストパターンを形成する。
【0019】つぎに、図3(c)の工程に示すよう
に、ゲート電極4、5の重なり部を含む部分を等方性エ
ッチングにより除去する。このときのエッチング量を、
第2のゲート電極5の膜厚の140%以上200%の範
囲で行うことによって、所望の形状が得られる。その
後、図3(c)の工程に示すように、通常の層間絶縁
膜および遮光膜6を形成する。
【0020】以上のような構成および製造方法による固
体撮像装置について、その利点を以下に説明する。図2
(a)のA−A’断面図に示すように、開口部6aに隣
接する領域でけられを抑制できることによってレンズ8
による光の集光率を向上できる。特に、カメラ側の絞り
が開いた状態では、撮像装置の撮像面に入射する光には
斜め光成分が増加するため効果が顕著にあらわれる。け
られの割合を従来と比較するために、ゲート電極1層分
の遮光領域の画素に対する割合で示すと、3μmピッチ
の画素では、従来が20%程度であったのに対して40
%以上確保できる。
【0021】以上のようにして、上記の固体撮像装置を
撮像装置として構成することにより、遮光膜6の開口部
6aに隣接するゲート電極部の重なりをなくして、その
部分での遮光膜6の高さを抑制し、レンズ9で集光され
た光に対して、そのけられを低減することにより、レン
ズ8の集光効率の向上を可能とすることができる。
【0022】その結果、レンズ8の集光効率を高めて画
素の感度を向上することができ、安定して高感度な画素
が得られる撮像装置を実現することができる。この効果
は、特に微細化された画素において、顕著に現れる。
【0023】なお、実施の形態1において、第2のゲー
ト電極5の開口部6aでの第1のゲート電極4との重な
りを全て除去したが、開口部6aに隣接する部分のみに
ついて除去するようにしてもよい。
【0024】また、実施の形態1において、第1のゲー
ト電極4を形成した後に第2のゲート電極5となるポリ
シリコンを成長させ、このポリシリコンをCMPで平坦
化し、第2のゲート電極5を形成した後にこれらの第2
のゲート電極5を接続する配線を第1のゲート電極4上
に形成してもよい。 (実施の形態2)本発明の実施の形態2の固体撮像装置
およびその製造方法を説明する。
【0025】図4は本実施の形態2の固体撮像装置の構
成および製造方法を示す平面図ならびに断面図である。
なお、図4においては、従来構造と同様のため省略した
図面となっているが、図1および図2と同様に、半導体
基板1の表面に選択的に形成された拡散層2、および拡
散層2を含む半導体基板1の表面全域に形成された酸化
絶縁膜3を有している。図1と異なる点を以下に述べ
る。図4において、9は半導体基板1に埋め込まれた埋
め込みゲート電極、10は埋め込みゲート電極9と酸化
絶縁膜3上に形成された第1のゲート電極4とを電気的
に接続するためのコンタクトホール、5は第2のゲート
電極、6は遮光膜である。
【0026】以上のように構成された固体撮像装置の製
造方法について、以下に説明する。本実施の形態2の固
体撮像装置は、図4(a)の平面図および図4(b)の
D−D’断面図および図4(c)のC−C’断面図に示
すように、まず、図2と同様に、半導体基板1に拡散層
2を選択的に形成した後に、埋め込みゲート電極9を形
成しさらに酸化絶縁膜3を形成する。この後コンタクト
ホール10を形成する。
【0027】次に、図4(d)の工程に示すように、
半導体基板1上に第1のゲート電極4を形成した後にポ
リシリコンを成長させる。そして、図4(d)の工程
に示すように、ポリシリコンをCMPで平坦化して、ポ
リシリコンにより第2のゲート電極5を形成した後に、
図4(d)の工程に示すように、通常の遮光膜6、お
よび透明樹脂(あるいはカラー樹脂)、レンズを形成す
る。
【0028】以上のような構成および製造方法による固
体撮像装置について、その利点を以下に説明する。図4
(b)のD−D’断面図および図4(c)のC−C’断
面図に示すように、開口部6aに隣接するゲート電極の
重なりを全てなくすることにより、遮光膜6の高さを抑
制した構成をしているとともに、二次元的に配列された
ゲート電極を接続する部分(D−D’断面)においても
接続部の平面積を増加させることなく高さを抑制するこ
とができるため、開口部6aをY方向だけでなくX方向
にも拡大することが可能となるため、レンズの集光効率
がさらに向上させることができる。
【0029】以上のようにして、上記の固体撮像装置を
撮像装置として構成することにより、遮光膜6の開口部
6aに隣接するゲート電極部の重なりをなくして、その
部分での遮光膜6の高さを抑制し、レンズで集光された
光に対して、そのけられを低減することにより、レンズ
の集光効率の向上を可能とすることができる。
【0030】その結果、レンズの集光効率を高めて画素
の感度を向上することができ、安定して高感度な画素が
得られる撮像装置を実現することができる。この効果
は、特に微細化された画素において、顕著に現れる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、遮光膜の
開口部に隣接するゲート電極部の重なりをなくして、そ
の部分での遮光膜の高さを抑制し、レンズで集光された
光に対して、そのけられを低減することにより、レンズ
の集光効率の向上を可能とすることができる。
【0032】そのため、微細化された画素においても、
レンズの集光効率を高めて画素の感度を向上することが
でき、安定して高感度な画素が得られる撮像装置を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の固体撮像装置の構成を
示す平面図
【図2】同実施の形態1の固体撮像装置の構成を示す断
面図
【図3】同実施の形態1の固体撮像装置の製造方法を示
す製造工程図
【図4】本発明の実施の形態2の固体撮像装置の構成を
示す平面図および断面図ならびに製造方法を示す製造工
程図
【図5】従来の固体撮像装置の構成を示す平面図
【図6】同従来例の固体撮像装置の構成を示す断面図
【符号の説明】
1、21 半導体基板 2、22 拡散層 3、23 酸化絶縁膜 4、24 第1のゲート電極 5、25 第2のゲート電極 6、26 遮光膜 7、27 透明樹脂(あるいはカラー樹脂) 8、28 レンズ 9 埋め込みゲート電極 10 コンタクトホール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された複数の受光領
    域を有し、その受光領域への入射光を光電変換した信号
    電荷を、前記受光領域の近傍に形成された第1の電極お
    よび第2の電極に順次電圧を印加して、前記半導体基板
    内の転送部領域を移動させながら、最終的に前記入射光
    の強度に対応して変化する波形の電気信号を出力する固
    体撮像装置において、前記第1の電極を、前記半導体基
    板上に形成された絶縁膜により、前記半導体基板と絶縁
    された状態で、前記半導体基板上に形成し、前記第2の
    電極を、前記第1の電極と電気的に絶縁された状態で、
    前記半導体基板上に形成し、前記第1の電極および第2
    の電極を、少なくとも各受光領域の相互間では、前記第
    2の電極が前記第1の電極の上にあり、前記転送部領域
    の主たる受光領域にかかる部分では、前記第1の電極上
    には前記第2の電極がないように構成したことを特徴と
    する固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 第1の電極の第2の電極と重なる部分の
    一部が半導体基板内に埋め込まれた状態に構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成された複数の受光領
    域を有し、その受光領域への入射光を光電変換した信号
    電荷を、前記受光領域の近傍に形成された第1の電極お
    よび第2の電極に順次電圧を印加して、前記半導体基板
    内の転送部領域を移動させながら、最終的に前記入射光
    の強度に対応して変化する波形の電気信号を出力する固
    体撮像装置の製造方法であって、前記半導体基板上に絶
    縁膜を形成する工程と、前記第1の電極を前記絶縁膜を
    介して前記半導体基板上に形成する工程と、前記第2の
    電極を前記第1の電極と電気的に絶縁された状態で、前
    記半導体基板上に形成する工程と、前記第2の電極の前
    記第1の電極と重なる部分の一部を除去する工程とから
    なる固体撮像装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に形成された複数の受光領
    域を有し、その受光領域への入射光を光電変換した信号
    電荷を、前記受光領域の近傍に形成された第1の電極お
    よび第2の電極に順次電圧を印加して、前記半導体基板
    内の転送部領域を移動させながら、最終的に前記入射光
    の強度に対応して変化する波形の電気信号を出力する固
    体撮像装置の製造方法であって、前記半導体基板上に絶
    縁膜を形成する工程と、前記第1の電極を前記絶縁膜を
    介して前記半導体基板上に形成した後にその上に絶縁膜
    を形成する工程と、前記第1の電極と一部が重なるよう
    に電極材料を形成する工程と、前記電極材料を平坦化す
    る工程と、前記平坦化された電極材料から前記第2の電
    極を形成する工程と、前記第2の電極と接続された電極
    を形成する工程とからなる固体撮像装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に形成された複数の受光領
    域を有し、その受光領域への入射光を光電変換した信号
    電荷を、前記受光領域の近傍に形成された第1の電極お
    よび第2の電極に順次電圧を印加して、前記半導体基板
    内の転送部領域を移動させながら、最終的に前記入射光
    の強度に対応して変化する波形の電気信号を出力する固
    体撮像装置の製造方法であって、前記半導体基板内に埋
    め込んだ状態で電極を形成して前記第1の電極の一部と
    する工程と、前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程
    と、前記半導体基板上の絶縁膜にホールを形成する工程
    と、前記第1の電極を前記絶縁膜を介して前記半導体基
    板上に形成した後にその上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の電極を前記埋め込み電極とホールを介して接
    続する工程と、前記第1の電極を覆うように電極材料を
    形成する工程と、前記電極材料を平坦化して前記第2電
    極とする工程とからなる固体撮像装置の製造方法。
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