JP2003030134A - バスアービタ及びバスアービトレーション方法 - Google Patents

バスアービタ及びバスアービトレーション方法

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JP2003030134A
JP2003030134A JP2001212648A JP2001212648A JP2003030134A JP 2003030134 A JP2003030134 A JP 2003030134A JP 2001212648 A JP2001212648 A JP 2001212648A JP 2001212648 A JP2001212648 A JP 2001212648A JP 2003030134 A JP2003030134 A JP 2003030134A
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cycle
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arbitration
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JP2001212648A
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English (en)
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直樹 ▲よし▼松
Naoki Yoshimatsu
Naohisa Miyakai
尚央 宮廻
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のデバイスが優先度を伴うバス要求を行う
場面において、高優先のバス要求が絶え間なくあるとき
にも、低優先のバス要求にバス使用権を与えることバス
アービタを提供する。 【解決手段】 バスアービタ10は通常高優先のバス要
求に対してバス許可を与えるよう動作し、優先度毎に定
められた比率のバスサイクルにおいてはその優先度を他
のどれよりも優先させてバス許可を与えるよう動作を切
り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデバイスの
バス使用権を優先度に応じて調停するバスアービタ及び
バスアービトレーション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、マスタ装置と複数のスレーブ装
置とがバス接続された構成の一例を示す図である。同図
において、各スレーブ装置はバスサイクルごとに優先度
に応じたバス要求信号をマスタ102に出力する。マス
タ102はバスアービタ100を備える。バスアービタ
100は各スレーブ装置から受け取ったバス要求信号を
調停して1バスサイクルに1つのスレーブ装置に対して
バス許可信号を送出する。バス許可信号を受け取ったス
レーブ装置はバス使用権を得る。
【0003】バスアービタ100において、優先度に応
じたバス要求に対するバスアービトレーション方法とし
て、リニア判定方式がある。リニア判定方式は、受け取
ったバス要求の中から1番優先度の高いものに対してバ
ス使用を許可するものであり、高優先の要求に対して優
先的に許可を与える。このリニア判定方式では高優先度
のバス要求が続いた時に、低優先のバス要求がいつまで
も許可されない。
【0004】リニア判定方式を改良した方法として、直
前にバス使用権を獲得したデバイスの優先度を一時的に
下げる方法がある。この方法では、一つのデバイスが高
優先のバス要求を出し続ける場合に、当該デバイスがバ
スを継続して使用するのを避けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術における、直前にバス使用権を獲得したデバイス
の優先度を一時的に下げる方法では、複数のデバイスが
高優先の要求を出していると、結局低優先のバス要求は
受けつけられないという問題がある。本発明は、優先度
に応じたバス調停を行う場面において、高優先のバス要
求が続いたときにも、低優先のバス要求に許可を与える
ことができ、かつ柔軟な優先度レベルの重み設定を実現
するバスアービタ及びバスアービトレーション方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のバスアービタは、優先度が付与された複数の
バス要求線から入力されるバス要求を調停する調停手段
と、複数の優先度毎に定められた比率を保持する保持手
段と、優先度毎に前記比率で現れるバスサイクルを指定
する指定手段と、指定手段に指定されたバスサイクルに
おいて、当該優先度のバス要求を他のどの優先度のバス
要求よりも優先させて調停手段に調停させる切替手段と
を有する。
【0007】また、各バス要求線には複数のデバイスか
らのバス要求が出力され、前記調停手段は、複数の優先
度に対応する複数の調停部を備え、各調停部は、対応す
る優先度の複数のバス要求を調停し、前記切替手段は、
指定手段に指定されたバスサイクルにおいて、当該優先
度に対応する調停部を他の調停部よりも最も優先して動
作させるよう各調停部の動作を制御するようにしてもよ
い。
【0008】ここで、各調停部は、対応する優先度のバ
ス要求を出力する複数のデバイスに対しては均等にバス
使用を許可するよう調停するようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】<実施の形態1> <全体構成>図1は本発明の実施の形態1におけるバス
システムの全体構成を示す図である。
【0010】同図のようにバスシステムは、複数のスレ
ーブ装置3−1〜3−Nとマスター装置2とを含む。ス
レーブ装置3−1〜3−Nはバス1に接続され、バス上
の他の装置とデータの送受を行う。各スレーブ装置は、
優先度レベルの数だけのバス要求信号と、1本のバス許
可信号によりマスター装置2に接続される。この例で
は、各スレーブ装置は、バス要求信号の優先度として高
優先/低優先の2つのバス要求信号を出力できるものと
する。つまり、各スレーブ装置は、バスに出力するデー
タの内容又は緊急度に応じて、各バスサイクルごとに高
優先バス要求信号と低優先バス要求信号のうちどちらか
をアサートする。
【0011】マスター装置2はバスアービタ10を備え
る。バスアービタ10は、各スレーブ装置からのバス要
求信号を受け取り、バス調停を行った上で、どれか1つ
のスレーブ装置に対してバス使用許可信号を送出(アサ
ート)する。その際、バスアービタ10は、複数回のバ
スサイクル中の一定回数のバスサイクルにおいて低優先
のバス要求を高優先のバス要求よりも優先させて調停
し、それ以外のバスサイクルにおいて優先度レベルが示
す優劣の通りに調停する。すなわち、低優先のバス要求
は一定回数のバスサイクルでは一時的に最も優先され
る。
【0012】本実施形態では、優先度レベル1(高優
先)、優先度レベル2(低優先)の2つの優先度がある
場合を説明する。低優先度のバス要求を最も優先させる
バスサイクルを特別サイクル、それ以外のバスサイクル
を通常サイクルと呼ぶ。これにより、複数のスレーブ装
置からの低優先のバス要求信号が競合する場合も、複数
のスレーブ装置から高優先のバス要求信号が競合する場
合も、特別サイクルにおいて低優先レベルのスレーブ装
置がバス使用権を獲得することができる。
【0013】バス許可信号によりバス使用権を獲得した
スレーブ装置は、バスを使用してデータの送受を行う。
なお、バスサイクルはフレームとも呼ばれる。 <バスアービタ10の構成>図2は、バスアービタ10
の具体的な構成を示すブロック図である。同図のよう
に、バスアービタ10は、調停部11、優先度切替部1
2、比率設定レジスタ13とを備える。
【0014】バスアービタ10は、高優先ラウンドロビ
ン部111、低優先ラウンドロビン部112、OR回路
113とを備え、各スレーブ装置からの高優先バス要求
信号と低優先バス要求信号の2つの要求信号線に接続さ
れ、複数回のバスサイクル中の一定回数のバスサイクル
(特別サイクル)において低優先レベルのバス要求を高
優先レベルのバス要求よりも優先させて調停する。
【0015】高優先ラウンドロビン部111は、各スレ
ーブ装置からの上記2つの要求信号線のうち高優先バス
要求信号と、優先度切替部12からの第1イネーブル信
号とが入力され、第1イネーブル信号がアサートされて
いるときに、複数スレーブ装置からの高優先バス要求信
号をラウンドロビン方式により調停し、調停結果に従っ
てスレーブ装置に対してバス許可信号をアサートする。
これにより、第1イネーブル信号がアサートされている
とき、高優先ラウンドロビン部111は複数の高優先バ
ス要求信号に対して公平に均等にバス使用権を与えるこ
とになる。
【0016】低優先ラウンドロビン部112は、各スレ
ーブ装置からの上記2つの要求信号線のうち低優先バス
要求信号と、優先度切替部12からの第2イネーブル信
号とが入力され、複数の低優先バス要求信号をラウンド
ロビン方式により調停する。これにより、第2イネーブ
ル信号がアサートされているとき、低優先ラウンドロビ
ン部112は複数の低優先バス要求信号に対して優劣を
つけることなく公平に均等にバス使用権を与えることに
なる。
【0017】優先度切替部12は、比率設定レジスタ1
3の比率、高優先バス要求信号及び低優先バス要求信号
に応じて、高優先ラウンドロビン部111への第1イネ
ーブル信号と低優先ラウンドロビン部112への第2イ
ネーブル信号の何れか一方をアサートする。すなわち、
優先度切替部12は、比率設定レジスタ13に設定され
た比率に応じて、特別サイクルと通常サイクルとを判別
し、判別結果が通常サイクルである場合には、高優先バ
ス要求信号の少なくとも1つがアサートされているとき
は、第1イネーブル信号をアサートし、高優先バス要求
信号のいずれもがアサートされてなく低優先バス要求信
号の少なくとも1つがアサートされているときは、第2
イネーブル信号をアサートする。
【0018】また、判別結果が特別サイクルである場合
には、低優先バス要求信号の少なくとも1つがアサート
されているときは、第2イネーブル信号をアサートし、
低優先バス要求信号のいずれもがアサートされてなく高
優先バス要求信号の少なくとも1つがアサートされてい
るときは、第1イネーブル信号をアサートする。これに
より、特別サイクルでは優先度切替部12は、低優先バ
ス要求信号を高優先バス要求信号よりも優先して許可す
ることになる。
【0019】比率設定レジスタ13は、複数回のバスサ
イクル中の一定回数のバスサイクルを比率として記憶す
るレジスタである。例えば、設定される比率は「バスサ
イクル4回に1回」であれば‘4’というデータを記憶
しておく構成でも良いし、「16回に5回」であれば1
6回の連続するバスサイクルを‘0010010010
010010’というビットパターンで表してもよい。
この場合、‘0’は通常サイクルを示し、‘1’は特別
サイクルを示す。このビットパターン中のMSBからL
SBまでの各ビットは、優先度切替部12により順次読
み出され、バスサイクル毎に通常サイクルか特別サイク
ルかが判定される。比率設定レジスタ13が記憶する比
率又はビットパターンは予め又は動的に設定される。
【0020】OR回路113は、高優先ラウンドロビン
部111及び低優先ラウンドロビン部112から出力さ
れるバス許可信号を選択する。前記優先度切り替え手段
から出力されるイネーブル信号により、常にどらか一つ
からのバス許可信号しかアサートされないので、単純に
信号のORを取る構成により選択することができる。 <優先度切替部12の制御論理>図3は、優先度切替部
12の制御論理を示す説明図である。
【0021】同図において”バスサイクル”欄は比率設
定レジスタ13に従って優先度切替部12がバスサイク
ル毎に判別される結果すなわちバスサイクルが通常サイ
クルであるか特別サイクルであるかを示す。”高優先バ
ス要求”欄は、高優先バス要求があるかないか、つまり
複数のスレーブ装置からの高優先バス要求信号のうち少
なくとも1つがアサートされている場合は○(あり)、
1つもアサートされていない場合は×(なし)を意味す
る。Don't careは高優先バス要求信号のアサートされて
いてもアサートされていなくてもどちらでもよい(高優
先バス要求信号は無視される)ことを意味する。
【0022】”低優先バス要求”欄は、低優先バス要求
について、上記と同様である。”高優先ラウンドロビン
部111”欄は、優先度切替部12が第1イネーブル信
号をアサートするか否か、つまり高優先ラウンドロビン
部111を動作させるか停止させるかを意味する。”低
優先ラウンドロビン部112”欄は、優先度切替部12
が第2イネーブル信号をアサートするか否か、つまり低
優先ラウンドロビン部112を動作させるか停止させる
かを意味する。
【0023】同図のように、優先度切替部12は、通常
サイクルと特別サイクルとで高優先バス要求信号と低優
先バス要求信号との優先度レベルの優劣を逆転させる。
より詳しくいうと、通常サイクルでは、優先度切替部1
2は、高優先バス要求があれば、低優先バス要求の有無
に関りなく、第1イネーブル信号をアサートし(図中の
通常サイクルの第1行目)、高優先バス要求がない場合
に低優先バス要求があれば、第2イネーブル信号をアサ
ートする(通常サイクルの2行目)。
【0024】これに対して特別サイクルでは、優先度切
替部12は、低優先バス要求があれば、高優先バス要求
の有無に関りなく、第2イネーブル信号をアサートする
(図中の通常サイクルの第1行目)。これにより特別サ
イクルにおいて優先度切替部12は、優先度の優劣を逆
転つまり低優先バス要求を高優先バス要求よりも優先す
るよう高優先ラウンドロビン部111及び低優先ラウン
ドロビン部112を制御する。また、低優先バス要求が
ない場合に高優先バス要求があれば、第1イネーブル信
号をアサートする(通常サイクルの2行目)。
【0025】なお、通常サイクルおよび特別サイクルに
おいて高優先バス要求も低優先バス要求もない場合に
は、優先度切替部12は第1イネーブル信号も第2イネ
ーブル信号もアサートしない。<バスアービタ10の動
作タイミング>図4は、バスアービタ10の動作タイミ
ングを示すタイムチャートである。
【0026】同図において”クロック”は基本動作クロ
ック信号、”フレーム”はマスター装置2からから各ス
レーブ装置に出力されるフレーム信号である。各スレー
ブ装置は、このフレーム信号により1バスサイクルを認
識する。同図は、最初のフレームT1でスレーブ装置3
−1、3−2が高優先のバス要求を、スレーブ装置3−
3が低優先のバス要求を出力している。
【0027】また、バスサイクルはフレームT1、T2
では通常サイクル、フレームT3では特別サイクルであ
るものとする。また、比率設定レジスタ13には、”0
010010010010010”というビットパター
ンが設定されているものとする。バスアービタ10は、
これら3つのバス要求を受け取り、バス調停動作を行
う。フレームT1は通常サイクルであるので、優先度切
替部12は、第1イネーブル信号をアサートすることに
より高優先ラウンドロビン部111を動作させる。この
とき第2イネーブル信号はアサートされないので低優先
ラウンドロビン部112は停止している。
【0028】高優先ラウンドロビン部111は、ラウン
ドロビン方式に従いスレーブ装置3−1にバス許可を与
える。許可されたスレーブ装置3−1は次のフレームT
2においてバスを使用する。フレームT2において、新
たにスレーブ装置3−4から高優先のバス要求がアサー
トされている。バスアービタ10はフレームT1と同様
に、受け取ったバス要求の中から高優先のものを選び、
スレーブ装置3−2にバス許可を与える。許可されたス
レーブ装置3−2はフレームT3においてバスを使用す
る。
【0029】フレームT2からフレームT3の切り替わ
りと同時に、優先度切替部12は、バスサイクルを通常
サイクルから特別サイクルに切り替える。フレームT3
において、優先度切替部12は、スレーブ装置3−4か
らの高優先のバス要求信号があるにもかかわらず、第2
イネーブル信号をアサートすることにより低優先ラウン
ドロビン部112を動作させる。このとき高優先ラウン
ドロビン部111は停止している。その結果、低優先ラ
ウンドロビン部112は、スレーブ装置3−3からの低
優先のバス要求に優先的にバス許可を与える。
【0030】このように、特別サイクルでは、高優先の
バス要求が出され続けていても、低優先のバス要求に許
可が下りる機会が生まれる。 <調停動作>図5は、バスアービタ10の1バスサイク
ルにおける調停動作を示すフローチャートである。
【0031】優先度切替部12は、バスサイクル(フレ
ーム)の開始時点において、比率設定レジスタ13を参
照して、通常サイクルであるか特別サイクルであるかを
判定する(ステップ51)。通常サイクルである場合に
は、優先度切替部12は、まず高優先のバス要求がある
かどうかを判定し(ステップ52)、ある場合には高優
先ラウンドロビン部111を動作させる(ステップ5
3)。その結果、高優先ラウンドロビン部111は、高
優先のバス要求の中からラウンドロビン方式によりバス
許可を出力する(ステップ54)。
【0032】また、高優先のバス要求がなかった場合に
は(ステップ52)優先度切替部12は、低優先のバス
要求があるかどうかを判定し(ステップ55)、ある場
合には低優先ラウンドロビン部112を動作させる(ス
テップ56)。その結果、低優先ラウンドロビン部11
2は、低優先のバス要求の中からラウンドロビン方式に
よりバス許可を出力する。 特別サイクルである場合に
は、優先度切替部12は、まず低優先のバス要求がある
かどうかを判定し(ステップ57)、あった場合には低
優先ラウンドロビン部112を動作させる(ステップ5
6)。その結果、低優先ラウンドロビン部112は、低
優先のバス要求の中からラウンドロビン方式によりバス
許可を出力する。
【0033】また、低優先のバス要求がなかった場合は
(ステップ57)優先度切替部12は、高優先のバス要
求があるかどうかを判定し(ステップ58)、あれば高
優先ラウンドロビン部111を動作させる(ステップ5
3)。その結果、高優先ラウンドロビン部111は、高
優先のバス要求の中からラウンドロビン方式によりバス
許可を出力する(ステップ54)。
【0034】このように、バスアービタ10は、バスサ
イクル毎に比率設定レジスタ13を参照して通常サイク
ルと特別サイクルの何れであるかを判定し、特別サイク
ルであれば低優先バス要求信号を高優先バス要求信号よ
りも優先してバス許可を出力する。以上説明してきたよ
うに本実施の形態におけるバスシステムによれば、複数
の高優先バス要求が複数のスレーブ装置から連続的に出
力されている場合でも、複数回のバスサイクルのうち一
定回数のバスサイクルでは低優先レベルのバス要求を高
優先レベルのバス要求よりも優先させる(特別サイク
ル)ので、特別サイクルにおいて低優先バス要求を許可
することができる。
【0035】また、各スレーブ装置は、バス転送すべき
データの種類に応じて高優先のバス要求と低優先のバス
要求とを選択でき、複数のスレーブ装置からの高優先バ
ス要求が競合した場合には、当該スレーブ装置相互の関
係においてラウンドロビン方式により公平に均等に調停
される。つまり、複数の高優先バス要求信号が競合した
場合には、何れかのスレーブ装置に偏ってバス許可が出
力されることはない。また、複数のスレーブ装置からの
低優先バス要求が競合した場合にも、当該スレーブ装置
相互の関係ではラウンドロビン方式により公平に均等に
調停される。 (適用例)上記バスシステムの適用例について説明す
る。
【0036】図6は、無線基地局内部に備えられるバス
システムの構成を示したブロック図である。前記無線基
地局には種々の機能を持つカード4−1〜4−Nが実装
される。各カードにはバスインターフェースを司るスレ
ーブ装置3−1〜3−Nがそれぞれ実装されている。各
スレーブ装置3−1〜3−Nのハードウェア構成は同等
である。
【0037】バス1には各スレーブ装置3−1〜3−N
とバスマスタ2が接続される。このマスター装置2の内
部のバスアービタ10がバス調停を行う。このような無
線基地局においては、各カードは各種サービスに関わる
データを相互にやり取りする。データの内容はサービス
の内容に依存し、例えば音声データやパケットデータな
どがある。
【0038】前記音声データはその性質によりリアルタ
イム性が高く、遅延が起こると音声が途切れるという問
題があるため、優先的にバス使用権を得られなければな
らない。一方、前記パケットデータは、多少の遅延があ
っても最終的に伝達される情報に欠落がなければ良く、
前記音声データほど優先度は高くない。つまり、各スレ
ーブ装置は音声データをバスに出力したいときには高優
先のバス要求を出力し、パケットデータをバスに出力し
たいときには低優先のバス要求を出力する。
【0039】各サービスによるデータのやり取りは任意
に発生するため、バースト的にデータが発生することが
起こりうる。例えば音声データが大量に発生するような
場面では、高優先のバス要求が続く状況が発生する。こ
のとき、パケットデータは優先度が低く設定されている
とはいえ、いつまでもバス許可が与えられず遅延が増大
するようでは問題があり、高優先のバス要求が絶え間な
く発生してもバス使用権を得る機会がなければならな
い。
【0040】バスアービタ10は、既に説明したように
比率設定レジスタ13に設定された比率で特別サイクル
を発生させるので、上述した高優先のバス要求が連続し
て発生する場面においても、低優先のバス要求にバス使
用権が与えられる機会が生まれる。また、その割合はバ
ス1のデータに対する許容量や各種サービスの内容を考
慮した上で、必要に応じて任意に比率設定レジスタ13
に設定することができる。 <実施の形態2>実施の形態1では優先度レベルが2つ
の場合について説明したが、本実施の形態では、優先度
レベルが4つある場合のバスシステムにおいてバス要求
を調停するバスアービタについて説明する。
【0041】図7は、本実施の形態におけるバスアービ
タ200の構成を示すブロック図である。バスアービタ
200は、図1に示したバスシステム100におけるバ
スアービタ10の代わりに備えられる。なお、各スレー
ブ装置は、第1〜第4バス要求の何れかを任意に出力す
るものとする。バスアービタ200は、各優先レベル毎
に定められた比率で現れるバスサイクルにおいて、その
優先レベルのバス要求を他の優先レベルのバス要求より
も優先させて調停する。つまり、第1から第4バス要求
の順に優先度が高いものとする(この場合を通常サイク
ルと呼ぶ)。第2バス要求に対応して定められた比率で
現れるバスサイクル(この場合をAサイクルと呼ぶ)で
は、第2バス要求の優先度が他のどのバス要求よりも高
く扱われる。第3バス要求に対応して定められた比率で
現れるバスサイクル(この場合をBサイクルと呼ぶ)で
は、第3バス要求の優先度が他のどのバス要求よりも高
く扱われる。第4バス要求に対応して定められた比率で
現れるバスサイクル(この場合をCサイクルと呼ぶ)も
同様である。
【0042】同図においてバスアービタ200は、第1
〜第4ラウンドロビン部211a〜211dからなる調
停部211と、OR回路213と、優先度切替部22
と、比率設定部23とを備える。第1ラウンドロビン部
211aは、優先度切替部22からの第1イネーブル信
号がアサートされている場合に、各スレーブ装置からの
第1バス要求をラウンドロビン方式により均等に調停
し、第1イネーブル信号がアサートされていない場合に
は動作しない。
【0043】第2〜第4ラウンドロビン部211b〜2
11dについても、優先度切替部22からの第2〜第4
イネーブル信号に従って同様に動作する。OR回路21
3は、第1〜第4ラウンドロビン部211a〜211d
からの調停結果をORをとって出力する。もっとも第1
〜第4ラウンドロビン部211a〜211dは択一的に
動作するので、同時に調停結果を出力することはない。
【0044】比率設定部23は、第1〜第4バス要求毎
に定められた比率を保持し、現バスサイクルが、通常サ
イクル、A〜Cサイクルの何れであるか優先度切替部2
2に指定する。ただし、第1バス要求は通常サイクルで
は最高の優先度が与えられるので、第1要求に対する比
率は保持する必要がない。優先度切替部22は、各スレ
ーブ装置からの第1〜第4バス要求と、比率設定部23
からの通常サイクル、A〜Cサイクルの何れであるかの
指定とに従って、第1〜第4ラウンドロビン部211a
〜211dの何れかをイネーブルにする。図8は、優先
度切替部22の制御論理を示す説明図である。同図のよ
うに、優先度切替部23は、通常サイクルでは第1、第
2、第3、第4バス要求の順に、Aサイクルでは第2、
第1、第3、第4バス要求の順に、Bサイクルでは第
3、第1、第2、第4バス要求の順に、Cサイクルでは
第4、第1、第2、第3バス要求の順に優先するよう第
1〜第4イネーブル信号を出力する。なお、A〜Cサイ
クルでは第2〜第4バス要求がそれぞれ最も優先されれ
ばよいので、2位以下の優先順位はどの順番でもよい。
【0045】なお、実施形態1では比率設定レジスタ1
3は比率を示す値又はビットパターンを保持している
が、この代わりにリング状のシフトレジスタで構成して
もよい。このシフトレジスタは、図4に示したフレーム
信号に応じて1ビットシフトすればよい。これにより、
優先度切替部12は比率設定レジスタ13を参照して通
常サイクルか特別サイクルかを判定する回路を削減する
ことができる。
【0046】また、各スレーブ装置は、バス上に転送す
べきデータの種類に応じて高優先と低優先とのバス要求
を選択可能であるが、何れか1つの優先度のバス要求の
みを出力する構成でもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明のバスアービタは、優先度が付与
された複数のバス要求線から入力されるバス要求を調停
する調停手段と、複数の優先度毎に定められた比率を保
持する保持手段と、優先度毎に前記比率で現れるバスサ
イクルを指定する指定手段と、指定手段に指定されたバ
スサイクルにおいて、当該優先度のバス要求を他のどの
優先度のバス要求よりも優先させて調停手段に調停させ
る切替手段とを備える。
【0048】この構成によれば、複数のスレーブ装置か
ら高い優先度のバス要求が連続するときでも、どの低い
優先度のバス要求に対して確実にバス許可を与えること
ができるという効果がある。また、各バス要求線には複
数のデバイスからのバス要求が出力され、前記調停手段
は、複数の優先度に対応する複数の調停部を備え、各調
停部は、対応する優先度の複数のバス要求を調停し、前
記切替手段は、指定手段に指定されたバスサイクルにお
いて、当該優先度に対応する調停部を他の調停部よりも
最も優先して動作させるよう各調停部の動作を制御する
ようにしてもよい。
【0049】この構成によれば、各優先度に対して多数
のデバイスからのバス要求が競合する場合に、複数の調
停部が各優先度のバス要求を調停しつつ、切替手段が調
停部の動作を制御することによって、どの低い優先度の
バス要求に対しても確実にバス許可を与えることができ
る。ここで、各調停部は、対応する優先度のバス要求を
出力する複数のデバイスに対しては均等にバス使用を許
可するよう調停するようにしてもよい。
【0050】この構成によれば、同一優先度のバス要求
が複数同時に出力される場合でも、同一優先度のバス要
求に対しては均等にバス使用を許可することができる。
しかも、異なる優先度のバス要求については優先度を一
時的に最高とすることができる。また、本発明のバスア
ービタは、音声データ及び非音声データを処理しバスを
介して相互にデータ転送する複数のデバイスに対して、
各デバイスから音声データについて第1優先度で、非音
声データについて第2優先度で出力されるバス要求を調
停するバスアービタであって、第1優先度のバス要求を
調停する第1調停部と、第2優先度のバス要求を調停す
る第2調停部と、バスサイクル毎に当該バスサイクルが
通常のバスサイクルであるか特別のバスサイクルである
かを指定する指定手段と、通常のバスサイクルでは第1
優先度を最も優先させ、特別のバスサイクルでは第2優
先度を最も優先させて調停手段に調停させる切替手段と
を備える。前記切替手段は、通常のバスサイクルでは第
1優先度のバス要求が存在する場合には第1調停部を動
作させ、第1優先度のバス要求が存在しないで第2優先
度のバス要求が存在する場合には第2調停部を動作さ
せ、特別のバスサイクルでは第2優先度のバス要求が存
在する場合には第2調停部を動作させ、第2優先度のバ
ス要求が存在しないで第1優先度のバス要求が存在する
場合には第1調停部を動作させる。
【0051】この構成によれば、リアルタイム性の要求
される音声データについては第2優先度よりも優先され
る第1優先度でバス要求が出力されるので、スレーブ装
置の音声データのためのバス使用を確保しつつ、音声デ
ータのためのバス使用が連続する場合であっても、特別
のバスサイクルでは非音声データのためにバス使用を確
保することができるという効果がある。
【0052】また、本発明のバスアービトレーション方
法は、複数のスレーブ装置から入力されるバス要求をそ
の優先度に応じて調停する調停部におけるバスアービト
レーション方法であって、バスサイクル毎に当該バスサ
イクルが通常のバスサイクルであるか特別のバスサイク
ルであるかを判定するステップと、通常のバスサイクル
と判定された場合に、第1優先度を最も優先させて調停
部に調停させるステップと、特別のバスサイクルと判定
された場合に、第2優先度を最も優先させて調停部に調
停させるステップとを有する。
【0053】この構成によれば、複数のスレーブ装置か
ら高い優先度のバス要求が連続するときでも、低い優先
度のバス要求に対して確実にバス許可を与えることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるバスシステムの全
体構成を示す図である。
【図2】バスアービタ10の具体的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】優先度切替部12の制御論理を示す説明図であ
る。
【図4】バスアービタ10の動作タイミングを示すタイ
ムチャートである。
【図5】バスアービタ10の1バスサイクルにおける調
停動作を示すフローチャートである。
【図6】無線基地局に備えられるバスシステムの構成を
示したブロック図である。
【図7】他の優先度切替部の制御論理を示す説明図を示
す。
【図8】優先度切替部22の制御論理を示す説明図であ
る。
【図9】従来のマスタ装置と複数のスレーブ装置とがバ
ス接続された構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 バス 2 マスター装置 3 スレーブ装置 3 バススレーブ装置 4 カード 10 バスアービタ 11 調停部 12 優先度切替部 13 比率設定レジスタ 111 高優先ラウンドロビン部 112 低優先ラウンドロビン部 113 OR回路 22 優先度切替部 23 比率設定部 211 調停部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮廻 尚央 愛知県名古屋市中区栄2丁目6番1号 白 川ビル別館5階 株式会社松下電器情報シ ステム名古屋研究所内 Fターム(参考) 5B061 BA01 BB16 BB43 BC03 BC10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 優先度が付与された複数のバス要求線か
    ら入力されるバス要求を調停する調停手段と、 複数の優先度毎に定められた比率を保持する保持手段
    と、 優先度毎に前記比率で現れるバスサイクルを指定する指
    定手段と、 指定手段に指定されたバスサイクルにおいて、当該優先
    度のバス要求を他のどの優先度のバス要求よりも優先さ
    せて調停手段に調停させる切替手段とを有することを特
    徴とするバスアービタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバスアービタであって、 各バス要求線には複数のデバイスからのバス要求が出力
    され、 前記調停手段は、複数の優先度に対応する複数の調停部
    を備え、 各調停部は、対応する優先度の複数のバス要求を調停
    し、 前記切替手段は、指定手段に指定されたバスサイクルに
    おいて、当該優先度に対応する調停部を他の調停部より
    も最も優先して動作させるよう各調停部の動作を制御す
    ることを特徴とするバスアービタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のバスアービタであって、 各調停部は、対応する優先度のバス要求を出力する複数
    のデバイスに対しては均等にバス使用を許可するよう調
    停することを特徴とするバスアービタ。
  4. 【請求項4】 音声データ及び非音声データを処理しバ
    スを介して相互にデータ転送する複数のデバイスに対し
    て、各デバイスから音声データについて第1優先度で、
    非音声データについて第2優先度で出力されるバス要求
    を調停するバスアービタであって、 第1優先度のバス要求を調停する第1調停部と、 第2優先度のバス要求を調停する第2調停部と、 バスサイクル毎に当該バスサイクルが通常のバスサイク
    ルであるか特別のバスサイクルであるかを指定する指定
    手段と、 通常のバスサイクルでは第1優先度を最も優先させ、特
    別のバスサイクルでは第2優先度を最も優先させて調停
    手段に調停させる切替手段とを備え、 前記切替手段は、 通常のバスサイクルでは第1優先度のバス要求が存在す
    る場合には第1調停部を動作させ、第1優先度のバス要
    求が存在しないで第2優先度のバス要求が存在する場合
    には第2調停部を動作させ、 特別のバスサイクルでは第2優先度のバス要求が存在す
    る場合には第2調停部を動作させ、第2優先度のバス要
    求が存在しないで第1優先度のバス要求が存在する場合
    には第1調停部を動作させることを特徴とするバスアー
    ビタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のバスアービタであって、 第1、第2調停部は、それぞれ対応する優先度のバス要
    求を出力する複数のデバイスに対しては均等にバス使用
    を許可するよう調停することを特徴とするバスアービ
    タ。
  6. 【請求項6】 複数のスレーブ装置から入力されるバス
    要求をその優先度に応じて調停する調停部におけるバス
    アービトレーション方法であって、 バスサイクル毎に当該バスサイクルが通常のバスサイク
    ルであるか特別のバスサイクルであるかを判定するステ
    ップと、 通常のバスサイクルと判定された場合に、第1優先度を
    最も優先させて調停部に調停させるステップと特別のバ
    スサイクルと判定された場合に、第2優先度を最も優先
    させて調停部に調停させるステップと、 を有することを特徴とするバスアービトレーション方
    法。
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