JP2003029963A - 1ビット乱数発生装置および多数ビット乱数発生装置ならびに確率発生装置 - Google Patents

1ビット乱数発生装置および多数ビット乱数発生装置ならびに確率発生装置

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JP2003029963A JP2001216704A JP2001216704A JP2003029963A JP 2003029963 A JP2003029963 A JP 2003029963A JP 2001216704 A JP2001216704 A JP 2001216704A JP 2001216704 A JP2001216704 A JP 2001216704A JP 2003029963 A JP2003029963 A JP 2003029963A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 科学技術計算などに利用される乱数発生装置
および確率発生装置において、乱数データの出現一様性
を手軽に検証して信頼性を高める。 【解決手段】 乱数データとして「1」と「0」を出力
する乱数発生器2に、一定回数を計数する第1のカウン
ター3と、乱数データの出現回数を計数して回数データ
を生成する第2のカウンター4とを備える。第1のカウ
ンター3で計数された周期ごとに第2のカウンター4の
回数データをレジスター5が保持し、レジスター5に保
持された回数データを出力回路6が検証データとして出
力する。これにより、乱数データの出現一様性を自ら検
証でき、使用者が統計処理を行う必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、科学技術計算、ゲ
ーム機、或いは暗号化処理などに利用するに好適な1ビ
ット乱数発生装置および多数ビット乱数発生装置と、こ
れらを用いた確率発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、乱数発生器を備えた乱数発生装
置(1ビット乱数発生装置、多数ビット乱数発生装置)
や確率発生装置において、その製品としての信頼性を高
めるためには、乱数発生器から送出される乱数データに
前後関係、規則性、周期性がないことに加えて、この乱
数データに出現一様性(乱数によって出現率に差異が生
じないこと)があることが重要となる。そのため従来
は、乱数発生器から連続的に送出された膨大の乱数デー
タを使用者が統計処理してその出現一様性を検証してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは乱数
データの統計処理が面倒で煩雑となるので、出現一様性
の検証に手間がかかるという不都合があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑み、乱数デ
ータの出現一様性を手軽に検証して信頼性を高めること
が可能な1ビット乱数発生装置および多数ビット乱数発
生装置ならびに確率発生装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、1ビット乱
数発生装置および多数ビット乱数発生装置ならびに確率
発生装置の製品としての信頼性を高めるべく、乱数デー
タの出現一様性を自ら検証できる機能を内蔵することに
着目した。
【0006】すなわち、本発明のうち請求項1に係る発
明は、乱数データとして「1」と「0」を出力する乱数
発生器(2)を有し、一定回数を計数する第1のカウン
ター(3)と、前記乱数発生器から出力された乱数デー
タの出現回数を計数して回数データを生成する第2のカ
ウンター(4)とを備え、第1のカウンターで計数され
た周期ごとに第2のカウンターの回数データを保持する
レジスター(5)を備え、このレジスターに保持された
回数データを検証データとして出力する出力回路(6)
を備えて構成される。
【0007】また、本発明のうち請求項2に係る発明
は、上記出力回路(6)に代えて、予め設定された上限
比較データおよび下限比較データと上記レジスター
(5)に保持されたデータとを比較して検証信号を出力
する比較器(7)を備えて構成される。
【0008】また、本発明のうち請求項3に係る発明
は、乱数データとして「1」と「0」を出力する乱数発
生器(2)を有し、この乱数発生器から出力された前回
の乱数データを保持するデータ保持器(8)を備え、前
記乱数発生器から出力された今回の乱数データと前記デ
ータ保持器に保持された前回の乱数データとを比較し
て、両者が同一のときにカウントアップ信号を出力する
とともに、両者が異なるときにカウントクリア信号を出
力する比較器(9)を備え、前記比較器からカウントア
ップ信号を受けたときにカウントアップするとともに、
前記比較器からカウントクリア信号を受けたときにカウ
ントクリアするカウンター(10)を備え、このカウン
ターに保持されたデータを検証データとして出力する出
力回路(6)を備えて構成される。
【0009】また、本発明のうち請求項4に係る発明
は、乱数データとして「1」と「0」を出力する乱数発
生器(2)を有し、この乱数発生器から出力された前回
の乱数データを保持するデータ保持器(8)を備え、前
記乱数発生器から出力された今回の乱数データと前記デ
ータ保持器に保持された前回の乱数データとを比較し
て、両者が同一のときにカウントアップ信号を出力する
とともに、両者が異なるときにカウントクリア信号を出
力する第1の比較器(11)を備え、第1の比較器から
カウントアップ信号を受けたときにカウントアップする
とともに、第1の比較器からカウントクリア信号を受け
たときにカウントクリアするカウンター(10)を備
え、このカウンターの出力データを保持するレジスター
(12)を備え、このレジスターのデータと前記カウン
ターの出力データとを比較して、前者より後者の方が大
きいときにデータ上書き信号を出力するとともに、それ
以外のときにデータ保持信号を出力する第2の比較器
(13)を備え、第2の比較器からデータ上書き信号を
受けたときに前記カウンターの出力データを前記レジス
ターに書き込むとともに、第2の比較器からデータ保持
信号を受けたときに前記レジスターのデータを保持する
ように制御する制御回路(14)を備え、前記レジスタ
ーに保持されたデータを検証データとして出力する出力
回路(15)を備えて構成される。
【0010】また、本発明のうち請求項5に係る発明
は、上記出力回路(15)に代えて、予め設定された比
較データと上記レジスター(12)に保持されたデータ
とを比較して検証信号を出力する第3の比較器(16)
を備えて構成される。
【0011】また、本発明のうち請求項6に係る発明
は、乱数データとして「1」と「0」を出力する乱数発
生器(2)を有し、一定回数を計数する第1のカウンタ
ー(17)を備え、前記乱数発生器から出力された前回
の乱数データを保持するデータ保持器(8)を備え、前
記乱数発生器から出力された今回の乱数データと前記デ
ータ保持器に保持された前回の乱数データとを比較し
て、両者が同一のときにカウントアップ信号を出力する
とともに、両者が異なるときにカウントクリア信号を出
力する比較器(9)を備え、前記比較器からカウントア
ップ信号を受けたときにカウントアップするとともに、
前記比較器からカウントクリア信号を受けたときにカウ
ントクリアする第2のカウンター(18)を備え、第2
のカウンターの出力データをデコードして各信号長ごと
に出力するデコーダー(19)を備え、このデコーダー
の出力データを各信号長ごとにそれぞれカウントする複
数個の第3のカウンター(20)を備え、第1のカウン
ターで計数された一定回数ごとに第3の各カウンターの
出力データをそれぞれ保持する複数個のレジスター(2
1)を備え、第1のカウンターで計数された一定回数ご
との信号と前記比較器の出力データとに基づいて前記各
レジスターから検証データを出力するように制御する制
御回路(22)を備えて構成される。
【0012】また、本発明のうち請求項7に係る発明
は、上記レジスター(21)の出力データを選択して出
力する選択回路(23)を付設して構成される。
【0013】また、本発明のうち請求項8に係る発明
は、上記1ビット乱数発生装置(1)を複数個並列に接
続し、これら1ビット乱数発生装置から出力された検証
データをビットごとに選択して出力する選択回路(2
6)を付設して構成される。
【0014】また、本発明のうち請求項9に係る発明
は、上記1ビット乱数発生装置(24)を複数個並列に
接続し、これら1ビット乱数発生装置から出力された検
証信号をビットごとに選択して出力する選択回路(2
7)を付設して構成される。
【0015】また、本発明のうち請求項10に係る発明
は、上記1ビット乱数発生装置(1、24)を有し、こ
の1ビット乱数発生装置から出力された乱数データをシ
リアルデータからパラレルデータへ変換するシフトレジ
スター(31)を備え、一定のパラレルデータのビット
長を計数するカウンター(32)を備え、このカウンタ
ーで計数された周期ごとに前記シフトレジスターのパラ
レルデータを保持するレジスター(33)を備え、予め
設定された確率上限データおよび確率下限データと前記
レジスターに保持されたパラレルデータとを比較して確
率信号を出力する比較器(34)を備えて構成される。
【0016】さらに、本発明のうち請求項11に係る発
明は、上記多数ビット乱数発生装置(25)を有し、予
め設定された確率上限データおよび確率下限データと前
記多数ビット乱数発生装置から出力された乱数データと
を比較して確率信号を出力する比較器(35)を備えて
構成される。
【0017】これらの構成において、データ保持器の代
表例としてDタイプフリップフロップを挙げることがで
き、比較器の代表例としては排他的論理和素子(EXCLUS
IVE-OR素子)を挙げることができる。そして、こうした
構成を採用することにより、乱数データの出現一様性を
自ら検証することが可能となり、使用者が統計処理を行
う必要がなくなるように作用する。
【0018】なお、括弧内の符号は図面において対応す
る要素を表す便宜的なものであり、したがって、本発明
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。このこ
とは「特許請求の範囲」の欄についても同様である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0020】図1は本発明に係る1ビット乱数発生装置
の第1の実施形態を示す回路図である。
【0021】この1ビット乱数発生装置1は、図1に示
すように、乱数発生器2、第1のカウンター3、第2の
カウンター4、レジスター5および出力回路6から構成
された検証データ出力型であり、乱数発生器2に同期信
号が入力されると、乱数発生器2から乱数データとして
「1」または「0」が出力される。このとき、乱数発生
器2の入力信号が第1のカウンター3にも入力され、第
1のカウンター3は一定回数を計数して第2のカウンタ
ー4およびレジスター5に出力する。一方、第2のカウ
ンター4は、乱数発生器2から出力された乱数データの
出現回数を計数して回数データを生成する。そして、レ
ジスター5は、第1のカウンター3で計数された周期ご
とに第2のカウンター4の回数データを保持し、出力回
路6は、レジスター5に保持された回数データを検証デ
ータとしてシリアルまたはパラレルに出力する。
【0022】したがって、この1ビット乱数発生装置1
では、使用者が面倒で煩雑な統計処理を行わなくても乱
数データの出現一様性を自ら検証することが可能とな
る。
【0023】図2は本発明に係る1ビット乱数発生装置
の第2の実施形態を示す回路図である。
【0024】この1ビット乱数発生装置24は、図2に
示すように、乱数発生器2、第1のカウンター3、第2
のカウンター4、レジスター5および比較器7から構成
された検証信号出力型であり、乱数発生器2に同期信号
が入力されると、乱数発生器2から乱数データとして
「1」または「0」が出力される。このとき、乱数発生
器2の入力信号が第1のカウンター3にも入力され、第
1のカウンター3は一定回数を計数する。一方、第2の
カウンター4は、乱数発生器2から出力された乱数デー
タの出現回数を計数して回数データを生成する。そし
て、レジスター5は、第1のカウンター3で計数された
周期ごとに第2のカウンター4の回数データを保持す
る。さらに、比較器7は、レジスター5に保持されたデ
ータと予め設定された上限比較データおよび下限比較デ
ータとを比較し、レジスター5内のデータが上限比較デ
ータと下限比較データとの間にある場合には乱数データ
の出現一様性が高い旨の検証信号を出力し、それ以外の
場合には乱数データの出現一様性が低い旨の検証信号を
出力する。
【0025】したがって、この1ビット乱数発生装置2
4では、使用者が面倒で煩雑な統計処理を行わなくても
乱数データの出現一様性を自ら検証することが可能とな
る。
【0026】図3は本発明に係る1ビット乱数発生装置
の第3の実施形態を示す回路図である。
【0027】この1ビット乱数発生装置1は、乱数発生
器2の出力が一様であれば“0”または“1”が出る確
率は1/2であるため、各々の数字がk回連続して出現
する確率は(1/2)k であり、例えば30回連続して
同じ数字が出現する確率は1/1073741824
(すなわち、ほとんどゼロ)となるので、もし30回連
続して同じ数字が出現したら、この乱数発生器2は正常
ではないと判断できるという考え方に基づくものであ
る。
【0028】すなわち、この1ビット乱数発生装置1
は、図3に示すように、乱数発生器2、Dタイプフリッ
プフロップなどのデータ保持器8、排他的論理和素子な
どの比較器9、カウンター10および出力回路6から構
成された検証データ出力型であり、乱数発生器2に同期
信号が入力されると、乱数発生器2から乱数データとし
て「1」または「0」が出力される。このとき、乱数発
生器2の入力信号および出力信号がデータ保持器8にも
入力され、データ保持器8は、乱数発生器2から出力さ
れた前回の乱数データを保持して比較器9に出力する。
また、比較器9には乱数発生器2の出力信号も入力さ
れ、比較器9は、乱数発生器2から出力された今回の乱
数データとデータ保持器8に保持された前回の乱数デー
タとを比較し、両者が同一のときにはカウントアップ信
号をカウンター10に出力するとともに、両者が異なる
ときにはカウントクリア信号をカウンター10に出力す
る。そして、カウンター10には乱数発生器2の入力信
号も入力され、カウンター10はそのデータを出力回路
6に出力し、出力回路6はそのデータを同一信号長の検
証データとしてシリアルまたはパラレルに逐次出力す
る。
【0029】したがって、この1ビット乱数発生装置1
では、出力された同一信号長の検証データによって、乱
数の一様性を検証するための統計処理が容易になる。
【0030】図4は本発明に係る1ビット乱数発生装置
の第4の実施形態を示す回路図である。
【0031】この1ビット乱数発生装置1は、図4に示
すように、乱数発生器2、Dタイプフリップフロップな
どのデータ保持器8、排他的論理和素子などの第1の比
較器11、カウンター10、レジスター12、排他的論
理和素子などの第2の比較器13、制御回路14および
出力回路15から構成された検証データ出力型であり、
乱数発生器2に同期信号が入力されると、乱数発生器2
から乱数データとして「1」または「0」が出力され
る。このとき、乱数発生器2の入力信号および出力信号
がデータ保持器8にも入力され、データ保持器8は、乱
数発生器2から出力された前回の乱数データを保持して
第1の比較器11に出力する。また、第1の比較器11
には乱数発生器2の出力信号も入力され、第1の比較器
11は、乱数発生器2から出力された今回の乱数データ
とデータ保持器8に保持された前回の乱数データとを比
較し、両者が同一のときにはカウントアップ信号をカウ
ンター10に出力するとともに、両者が異なるときには
カウントクリア信号をカウンター10に出力する。そし
て、カウンター10には乱数発生器2の入力信号も入力
され、カウンター10はそのデータを第2の比較器13
に出力し、第2の比較器13は、レジスター12のデー
タとカウンター10の出力データとを比較し、前者より
後者の方が大きいときにはデータ上書き信号を制御回路
14に出力するとともに、それ以外のときにはデータ保
持信号を制御回路14に出力する。制御回路14は、デ
ータ上書き信号を受けたときにはカウンター10の出力
データをレジスター12に書き込むとともに、データ保
持信号を受けたときにはレジスター12のデータを保持
するように制御し、出力回路15は、レジスター12に
保持されたデータを最長の同一信号長の検証データとし
てシリアルまたはパラレルに逐次出力する。
【0032】したがって、この1ビット乱数発生装置1
では、出力された最長の同一信号長の検証データによっ
て、乱数の一様性を検証するための統計処理が容易にな
る。
【0033】図5は本発明に係る1ビット乱数発生装置
の第5の実施形態を示す回路図である。
【0034】この1ビット乱数発生装置24は、図5に
示すように、乱数発生器2、Dタイプフリップフロップ
などのデータ保持器8、排他的論理和素子などの第1の
比較器11、カウンター10、レジスター12、排他的
論理和素子などの第2の比較器13、制御回路14およ
び排他的論理和素子などの第3の比較器16から構成さ
れた検証信号出力型であり、乱数発生器2に同期信号が
入力されると、乱数発生器2から乱数データとして
「1」または「0」が出力される。このとき、乱数発生
器2の入力信号および出力信号がデータ保持器8にも入
力され、データ保持器8は、乱数発生器2から出力され
た前回の乱数データを保持して第1の比較器11に出力
する。また、第1の比較器11には乱数発生器2の出力
信号も入力され、第1の比較器11は、乱数発生器2か
ら出力された今回の乱数データとデータ保持器8に保持
された前回の乱数データとを比較し、両者が同一のとき
にはカウントアップ信号をカウンター10に出力すると
ともに、両者が異なるときにはカウントクリア信号をカ
ウンター10に出力する。そして、カウンター10には
乱数発生器2の入力信号も入力され、カウンター10は
そのデータを第2の比較器13に出力し、第2の比較器
13は、レジスター12のデータとカウンター10の出
力データとを比較し、前者より後者の方が大きいときに
はデータ上書き信号を制御回路14に出力するととも
に、それ以外のときにはデータ保持信号を制御回路14
に出力する。制御回路14は、データ上書き信号を受け
たときにはカウンター10の出力データをレジスター1
2に書き込むとともに、データ保持信号を受けたときに
はレジスター12のデータを保持するように制御し、第
3の比較器16は、レジスター12に保持されたデータ
と予め設定された比較データとを比較して最長の同一信
号長の検証信号を逐次出力する。
【0035】したがって、この1ビット乱数発生装置2
4では、使用者が面倒で煩雑な統計処理を行わなくても
乱数データの出現一様性を自ら検証することが可能とな
る。
【0036】図6は本発明に係る1ビット乱数発生装置
の第6の実施形態を示す回路図である。
【0037】この1ビット乱数発生装置1は、図6に示
すように、乱数発生器2、Dタイプフリップフロップな
どのデータ保持器8、排他的論理和素子などの比較器
9、第1のカウンター17、第2のカウンター18、デ
コーダー19、複数個(n個)の第3のカウンター2
0、複数個(n個)のレジスター21および制御回路2
2から構成された検証データ出力型であり、乱数発生器
2に同期信号が入力されると、乱数発生器2から乱数デ
ータとして「1」または「0」が出力される。このと
き、第1のカウンター17が計数する一定回数での各同
一信号長(1〜n)の出現率をカウントし、第1のカウ
ンター17が計数する一定回数ごとにレジスター21に
書き込み、各同一信号長の分布を逐次出力する。
【0038】すなわち、乱数発生器2の入力信号および
出力信号がデータ保持器8にも入力され、データ保持器
8は、乱数発生器2から出力された前回の乱数データを
保持して比較器9に出力する。また、比較器9には乱数
発生器2の出力信号も入力され、比較器9は、乱数発生
器2から出力された今回の乱数データとデータ保持器8
に保持された前回の乱数データとを比較し、両者が同一
のときにはカウントアップ信号を制御回路22に出力す
るとともに、両者が異なるときにはカウントクリア信号
を制御回路22に出力する。一方、乱数発生器2の入力
信号は第1のカウンター17および制御回路22にも入
力され、第1のカウンター17は一定回数を計数して制
御回路22に出力する。さらに、乱数発生器2の入力信
号は第2のカウンター18にも入力され、第2のカウン
ター18は、比較器9からカウントアップ信号を受けた
ときにはカウントアップしてデコーダー19に出力する
とともに、比較器9からカウントクリア信号を受けたと
きにはカウントクリアしてデコーダー19に出力する。
これを受けてデコーダー19は、第2のカウンター18
の出力データをデコードして各信号長ごとに第3の各カ
ウンター20へ出力し、各カウンター20はこの出力デ
ータをカウントして各レジスター21に出力する。そし
て、各レジスター21は、制御回路22による制御下
で、比較器9の出力データと第1のカウンター17で計
数された一定回数ごとの信号とに基づいて同一信号長の
検証データをシリアルまたはパラレルに逐次出力する。
【0039】したがって、この1ビット乱数発生装置1
では、出力された各カウント数(検証データ)によっ
て、乱数の一様性を検証するための統計処理が容易にな
る。
【0040】図7は本発明に係る1ビット乱数発生装置
の第7の実施形態を示す回路図である。
【0041】この1ビット乱数発生装置1は、図7に示
すように、乱数発生器2、Dタイプフリップフロップな
どのデータ保持器8、排他的論理和素子などの比較器
9、第1のカウンター17、第2のカウンター18、デ
コーダー19、複数個(n個)の第3のカウンター2
0、複数個(n個)のレジスター21、制御回路22お
よび選択回路23から構成された検証データ出力型であ
り、乱数発生器2に同期信号が入力されると、乱数発生
器2から乱数データとして「1」または「0」が出力さ
れる。このとき、第1のカウンター17が計数する一定
回数での各同一信号長(1〜n)の出現率をカウント
し、第1のカウンター17が計数する一定回数ごとにレ
ジスター21に書き込み、各同一信号長の分布を外部か
らの選択データで選択できる選択回路23にて逐次出力
する。
【0042】すなわち、乱数発生器2の入力信号および
出力信号がデータ保持器8にも入力され、データ保持器
8は、乱数発生器2から出力された前回の乱数データを
保持して比較器9に出力する。また、比較器9には乱数
発生器2の出力信号も入力され、比較器9は、乱数発生
器2から出力された今回の乱数データとデータ保持器8
に保持された前回の乱数データとを比較し、両者が同一
のときにはカウントアップ信号を制御回路22に出力す
るとともに、両者が異なるときにはカウントクリア信号
を制御回路22に出力する。一方、乱数発生器2の入力
信号は第1のカウンター17および制御回路22にも入
力され、第1のカウンター17は一定回数を計数して制
御回路22に出力する。さらに、乱数発生器2の入力信
号は第2のカウンター18にも入力され、第2のカウン
ター18は、比較器9からカウントアップ信号を受けた
ときにはカウントアップしてデコーダー19に出力する
とともに、比較器9からカウントクリア信号を受けたと
きにはカウントクリアしてデコーダー19に出力する。
これを受けてデコーダー19は、第2のカウンター18
の出力データをデコードして各信号長ごとに第3の各カ
ウンター20へ出力し、各カウンター20はこの出力デ
ータをカウントして各レジスター21に出力する。そし
て、各レジスター21は、制御回路22による制御下
で、比較器9の出力データと第1のカウンター17で計
数された一定回数ごとの信号とに基づいて同一信号長の
検証データを選択回路23にシリアルまたはパラレルに
逐次出力する。さらに、選択回路23に外部から選択デ
ータが入力されると、選択回路23はレジスター21の
出力データをその選択データに基づいて適宜選択して出
力する。
【0043】したがって、この1ビット乱数発生装置1
では、出力された同一信号長の分布データによって、乱
数の一様性を検証するための統計処理が容易になる。
【0044】図8は本発明に係る多数ビット乱数発生装
置の第1の実施形態を示す回路図である。
【0045】この多数ビット乱数発生装置25は、図8
に示すように、上述した検証データ出力型の1ビット乱
数発生装置1を複数個(n個)並列に接続し、これに選
択回路26を付設したものであり、選択回路26に外部
から選択データが入力されると、選択回路26は、1ビ
ット乱数発生装置1から出力された検証データをその選
択データに基づいてビットごとに選択して出力する。
【0046】したがって、この多数ビット乱数発生装置
25では、出力された一様性検証データによって、乱数
の一様性を検証するための統計処理が容易になる。
【0047】図9は本発明に係る多数ビット乱数発生装
置の第2の実施形態を示す回路図である。
【0048】この多数ビット乱数発生装置25は、図9
に示すように、上述した検証信号出力型の1ビット乱数
発生装置24を複数個(n個)並列に接続し、これに選
択回路27を付設したものであり、選択回路27に外部
から選択データが入力されると、選択回路27は、1ビ
ット乱数発生装置24から出力された検証信号をその選
択データに基づいてビットごとに選択して出力する。
【0049】したがって、この多数ビット乱数発生装置
25では、使用者が面倒で煩雑な統計処理を行わなくて
も乱数データの出現一様性を自ら検証することが可能と
なる。
【0050】図10は本発明に係る確率発生装置の第1
の実施形態を示す回路図である。
【0051】この確率発生装置30は、図10に示すよ
うに、上述した検証データ出力型の1ビット乱数発生装
置1、シフトレジスター31、カウンター32、レジス
ター33および比較器34から構成されており、1ビッ
ト乱数発生装置1からから出力された乱数データはシフ
トレジスター31に入力され、シフトレジスター31は
この乱数データをシリアルデータからパラレルデータへ
変換してレジスター33に出力する。一方、1ビット乱
数発生装置1の入力信号はカウンター32にも入力さ
れ、カウンター32は一定のパラレルデータのビット長
を計数してレジスター33に出力する。すると、レジス
ター33は、カウンター32で計数された周期ごとにシ
フトレジスター31のパラレルデータを保持する。そし
て、比較器34は、レジスター33に保持されたデータ
と予め設定された確率上限データおよび確率下限データ
とを比較し、レジスター33内のデータが確率上限デー
タと確率下限データとの間にある場合には“当たり”、
それ以外の場合には“外れ”の確率信号を出力する。
【0052】したがって、この確率発生装置30では、
使用者が面倒で煩雑な統計処理を行わなくても乱数デー
タの出現一様性を検証することが容易であることから、
確率の信頼性を評価することも容易になる。
【0053】図11は本発明に係る確率発生装置の第2
の実施形態を示す回路図である。
【0054】この確率発生装置30は、図11に示すよ
うに、上述した検証信号出力型の1ビット乱数発生装置
24、シフトレジスター31、カウンター32、レジス
ター33および比較器34から構成されており、1ビッ
ト乱数発生装置24から出力された乱数データはシフト
レジスター31に入力され、シフトレジスター31はこ
の乱数データをシリアルデータからパラレルデータへ変
換してレジスター33に出力する。一方、1ビット乱数
発生装置24の入力信号はカウンター32にも入力さ
れ、カウンター32は一定のパラレルデータのビット長
を計数してレジスター33に出力する。すると、レジス
ター33は、カウンター32で計数された周期ごとにシ
フトレジスター31のパラレルデータを保持する。そし
て、比較器34は、レジスター33に保持されたデータ
と予め設定された確率上限データおよび確率下限データ
とを比較し、レジスター33内のデータが確率上限デー
タと確率下限データとの間にある場合には“当たり”、
それ以外の場合には“外れ”の確率信号を出力する。
【0055】したがって、この確率発生装置30では、
使用者が面倒で煩雑な統計処理を行わなくても乱数デー
タの出現一様性を検証することが容易であることから、
確率の信頼性を評価することも容易になる。
【0056】図12は本発明に係る確率発生装置の第3
の実施形態を示す回路図、図13は本発明に係る確率発
生装置の第4の実施形態を示す回路図である。
【0057】これらの確率発生装置30は、図12およ
び図13に示すように、上述した多数ビット乱数発生装
置25および比較器35から構成されており、多数ビッ
ト乱数発生装置25から出力された乱数データ(パラレ
ルデータ)は比較器35に入力され、比較器35は、こ
の乱数データと予め設定された確率上限データおよび確
率下限データとを比較し、乱数データが確率上限データ
と確率下限データとの間にある場合には“当たり”、そ
れ以外の場合には“外れ”の確率信号を出力する。
【0058】したがって、この確率発生装置30では、
使用者が面倒で煩雑な統計処理を行わなくても乱数デー
タの出現一様性を検証することが容易であることから、
確率の信頼性を評価することも容易になる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1〜7に係る発明によれば、乱数データの出現一様性
を自ら検証することができ、使用者が統計処理を行う必
要がなくなることから、乱数データの出現一様性を手軽
に検証して信頼性を高めることが可能な1ビット乱数発
生装置を提供することができる。
【0060】また、本発明のうち請求項8、9に係る発
明によれば、乱数データの出現一様性を自ら検証するこ
とができ、使用者が統計処理を行う必要がなくなること
から、乱数データの出現一様性を手軽に検証して信頼性
を高めることが可能な多数ビット乱数発生装置を提供す
ることができる。
【0061】さらに、本発明のうち請求項10、11に
係る発明によれば、乱数データの出現一様性を自ら検証
することができ、使用者が統計処理を行う必要がなくな
ることから、乱数データの出現一様性を手軽に検証して
信頼性を高めることが可能な確率発生装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1ビット乱数発生装置の第1の実
施形態を示す回路図である。
【図2】本発明に係る1ビット乱数発生装置の第2の実
施形態を示す回路図である。
【図3】本発明に係る1ビット乱数発生装置の第3の実
施形態を示す回路図である。
【図4】本発明に係る1ビット乱数発生装置の第4の実
施形態を示す回路図である。
【図5】本発明に係る1ビット乱数発生装置の第5の実
施形態を示す回路図である。
【図6】本発明に係る1ビット乱数発生装置の第6の実
施形態を示す回路図である。
【図7】本発明に係る1ビット乱数発生装置の第7の実
施形態を示す回路図である。
【図8】本発明に係る多数ビット乱数発生装置の第1の
実施形態を示す回路図である。
【図9】本発明に係る多数ビット乱数発生装置の第2の
実施形態を示す回路図である。
【図10】本発明に係る確率発生装置の第1の実施形態
を示す回路図である。
【図11】本発明に係る確率発生装置の第2の実施形態
を示す回路図である。
【図12】本発明に係る確率発生装置の第3の実施形態
を示す回路図である。
【図13】本発明に係る確率発生装置の第4の実施形態
を示す回路図である。
【符号の説明】
1……1ビット乱数発生装置 2……乱数発生器 3……第1のカウンター 4……第2のカウンター 5……レジスター 6……出力回路 7……比較器 8……データ保持器 9……比較器 10……カウンター 11……第1の比較器 12……レジスター 13……第2の比較器 14……制御回路 15……出力回路 16……第3の比較器 17……第1のカウンター 18……第2のカウンター 19……デコーダー 20……第3のカウンター 21……レジスター 22……制御回路 23……選択回路 24……1ビット乱数発生装置 25……多数ビット乱数発生装置 26……選択回路 27……選択回路 30……確率発生装置 31……シフトレジスター 32……カウンター 33……レジスター 34……比較器 35……比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 隆邦 東京都港区新橋5丁目36番11号 いわき電 子株式会社内 (72)発明者 鯉渕 美佐子 東京都港区新橋5丁目36番11号 いわき電 子株式会社内 Fターム(参考) 5J104 FA00 GA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乱数データとして「1」と「0」を出力
    する乱数発生器(2)を有し、 一定回数を計数する第1のカウンター(3)と、前記乱
    数発生器から出力された乱数データの出現回数を計数し
    て回数データを生成する第2のカウンター(4)とを備
    え、 第1のカウンターで計数された周期ごとに第2のカウン
    ターの回数データを保持するレジスター(5)を備え、 このレジスターに保持された回数データを検証データと
    して出力する出力回路(6)を備えたことを特徴とする
    1ビット乱数発生装置。
  2. 【請求項2】 出力回路(6)に代えて、 予め設定された上限比較データおよび下限比較データと
    レジスター(5)に保持されたデータとを比較して検証
    信号を出力する比較器(7)を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の1ビット乱数発生装置。
  3. 【請求項3】 乱数データとして「1」と「0」を出力
    する乱数発生器(2)を有し、 この乱数発生器から出力された前回の乱数データを保持
    するデータ保持器(8)を備え、 前記乱数発生器から出力された今回の乱数データと前記
    データ保持器に保持された前回の乱数データとを比較し
    て、両者が同一のときにカウントアップ信号を出力する
    とともに、両者が異なるときにカウントクリア信号を出
    力する比較器(9)を備え、 前記比較器からカウントアップ信号を受けたときにカウ
    ントアップするとともに、前記比較器からカウントクリ
    ア信号を受けたときにカウントクリアするカウンター
    (10)を備え、 このカウンターに保持されたデータを検証データとして
    出力する出力回路(6)を備えたことを特徴とする1ビ
    ット乱数発生装置。
  4. 【請求項4】 乱数データとして「1」と「0」を出力
    する乱数発生器(2)を有し、 この乱数発生器から出力された前回の乱数データを保持
    するデータ保持器(8)を備え、 前記乱数発生器から出力された今回の乱数データと前記
    データ保持器に保持された前回の乱数データとを比較し
    て、両者が同一のときにカウントアップ信号を出力する
    とともに、両者が異なるときにカウントクリア信号を出
    力する第1の比較器(11)を備え、 第1の比較器からカウントアップ信号を受けたときにカ
    ウントアップするとともに、第1の比較器からカウント
    クリア信号を受けたときにカウントクリアするカウンタ
    ー(10)を備え、 このカウンターの出力データを保持するレジスター(1
    2)を備え、 このレジスターのデータと前記カウンターの出力データ
    とを比較して、前者より後者の方が大きいときにデータ
    上書き信号を出力するとともに、それ以外のときにデー
    タ保持信号を出力する第2の比較器(13)を備え、 第2の比較器からデータ上書き信号を受けたときに前記
    カウンターの出力データを前記レジスターに書き込むと
    ともに、第2の比較器からデータ保持信号を受けたとき
    に前記レジスターのデータを保持するように制御する制
    御回路(14)を備え、 前記レジスターに保持されたデータを検証データとして
    出力する出力回路(15)を備えたことを特徴とする1
    ビット乱数発生装置。
  5. 【請求項5】 出力回路(15)に代えて、 予め設定された比較データとレジスター(12)に保持
    されたデータとを比較して検証信号を出力する第3の比
    較器(16)を備えたことを特徴とする請求項4に記載
    の1ビット乱数発生装置。
  6. 【請求項6】 乱数データとして「1」と「0」を出力
    する乱数発生器(2)を有し、 一定回数を計数する第1のカウンター(17)を備え、 前記乱数発生器から出力された前回の乱数データを保持
    するデータ保持器(8)を備え、 前記乱数発生器から出力された今回の乱数データと前記
    データ保持器に保持された前回の乱数データとを比較し
    て、両者が同一のときにカウントアップ信号を出力する
    とともに、両者が異なるときにカウントクリア信号を出
    力する比較器(9)を備え、 前記比較器からカウントアップ信号を受けたときにカウ
    ントアップするとともに、前記比較器からカウントクリ
    ア信号を受けたときにカウントクリアする第2のカウン
    ター(18)を備え、 第2のカウンターの出力データをデコードして各信号長
    ごとに出力するデコーダー(19)を備え、 このデコーダーの出力データを各信号長ごとにそれぞれ
    カウントする複数個の第3のカウンター(20)を備
    え、 第1のカウンターで計数された一定回数ごとに第3の各
    カウンターの出力データをそれぞれ保持する複数個のレ
    ジスター(21)を備え、 第1のカウンターで計数された一定回数ごとの信号と前
    記比較器の出力データとに基づいて前記各レジスターか
    ら検証データを出力するように制御する制御回路(2
    2)を備えたことを特徴とする1ビット乱数発生装置。
  7. 【請求項7】 レジスター(21)の出力データを選択
    して出力する選択回路(23)を付設したことを特徴と
    する請求項6に記載の1ビット乱数発生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項3または請求項4
    または請求項6または請求項7に記載の1ビット乱数発
    生装置(1)を複数個並列に接続し、 これら1ビット乱数発生装置から出力された検証データ
    をビットごとに選択して出力する選択回路(26)を付
    設したことを特徴とする多数ビット乱数発生装置。
  9. 【請求項9】 請求項2または請求項5に記載の1ビッ
    ト乱数発生装置(24)を複数個並列に接続し、 これら1ビット乱数発生装置から出力された検証信号を
    ビットごとに選択して出力する選択回路(27)を付設
    したことを特徴とする多数ビット乱数発生装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項7までのいずれか
    に記載の1ビット乱数発生装置(1、24)を有し、 この1ビット乱数発生装置から出力された乱数データを
    シリアルデータからパラレルデータへ変換するシフトレ
    ジスター(31)を備え、 一定のパラレルデータのビット長を計数するカウンター
    (32)を備え、 このカウンターで計数された周期ごとに前記シフトレジ
    スターのパラレルデータを保持するレジスター(33)
    を備え、 予め設定された確率上限データおよび確率下限データと
    前記レジスターに保持されたパラレルデータとを比較し
    て確率信号を出力する比較器(34)を備えたことを特
    徴とする確率発生装置。
  11. 【請求項11】 請求項8または請求項9に記載の多数
    ビット乱数発生装置(25)を有し、 予め設定された確率上限データおよび確率下限データと
    前記多数ビット乱数発生装置から出力された乱数データ
    とを比較して確率信号を出力する比較器(35)を備え
    たことを特徴とする確率発生装置。
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