JP2003028037A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

内燃機関用点火装置

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JP2003028037A
JP2003028037A JP2001218323A JP2001218323A JP2003028037A JP 2003028037 A JP2003028037 A JP 2003028037A JP 2001218323 A JP2001218323 A JP 2001218323A JP 2001218323 A JP2001218323 A JP 2001218323A JP 2003028037 A JP2003028037 A JP 2003028037A
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current
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昇 長瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来では、CDI+多重点火を行う点火装置
において、故障箇所を適切にモニターすることができな
かった。 【解決手段】 第2スイッチ手段12の作動によってコ
ンデンサ1が放電された際に、電流値モニター手段16
によって検出される電流i1 が第1電流値より大きい場
合は、ECU11が点火コイルショート異常の発生を検
出する。また、検出される電流i1 が第2電流値より小
さい場合は、ECU11がコンデンサ充電異常の発生を
検出する。このような異常が検出されると、ECU11
の放電区間信号IGwが最大5ボルトから12ボルトへ
切り替えられ、通常モードからフェイルモードに切り替
わる。また、フェイルモード時、補助回路13の作動に
よって1次コイル3aが通電される際に、電流値モニタ
ー手段16によって検出される電流i1 が第3電流値に
達しない場合は、ECU11が点火コイル3あるいは点
火回路4の故障の発生を検出し、乗員に警告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサに電気
エネルギーを充電させ、コンデンサに蓄えられた電気エ
ネルギーを利用して点火プラグで点火を行う内燃機関用
点火装置に関するものであり、特に故障時のモニターに
関する。
【0002】
【従来の技術】コンデンサに電気エネルギーを充電さ
せ、コンデンサに蓄えられた電気エネルギーを利用して
点火プラグで点火を行うCDIタイプの点火装置(CD
I+多重点火タイプの点火装置を含む)が知られてい
る。このCDIタイプの点火装置は、多気筒エンジンで
あっても1つのコンデンサの充放電を用いるものである
ため、搭載される1つのコンデンサや、このコンデンサ
の充電回路が故障すると、走行が不能になってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】点火装置に搭載される
部品の故障や配線の異常といったフェイル時において退
避走行できるようにすることが求められている。そのた
めには、フェイルを検出すると、退避走行用に設けられ
た補助回路によって点火コイルの1次コイルにエネルギ
ーを供給することが考えられる。しかし、その実現のた
めには、点火装置が故障箇所を判別して、退避走行に切
り換える等の適切な処理を行う必要がある。つまり、点
火装置に故障箇所を判別する能力が要求される。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、CDIタイプの点火装置におい
て、故障箇所の判別を可能とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔請求項1の手段〕第2
スイッチ手段の作動によってコンデンサが放電された際
に、電流値モニター手段によって検出される電流値が予
め設定された第1電流値より大きい場合は、故障判断手
段が点火コイルショート異常の発生を検出する。また、
第2スイッチ手段の作動によってコンデンサが放電され
た際に、電流値モニター手段によって検出される電流値
が、第2電流値より小さい場合は、故障判断手段がコン
デンサ充電異常の発生を検出する。つまり、請求項1の
発明を採用することによって、CDIタイプの点火装置
において、点火コイルショート異常とコンデンサ充電異
常の発生を検出することができる。
【0006】〔請求項2の手段〕請求項2の手段を採用
し、充電回路に対して並列にフルトラ用の補助回路を設
けて退避走行可能にしても良い。そして、補助回路の作
動によって1次コイルが通電される際に、電流値モニタ
ー手段によって検出される電流値が第3電流値より小さ
い場合は、故障判断手段が点火回路または点火コイルの
故障の発生を検出することができる。
【0007】〔請求項3の手段〕請求項3の手段を採用
し、1次コイルおよび第2スイッチ手段が複数搭載され
る場合、電流値モニター手段は、複数の1次コイルおよ
び第2スイッチ手段を複数の組に分割し、各組における
1次コイルを流れる電流値を1つにまとめてOR検出す
るように設けても良い。このように設けることにより、
電流値モニター手段による電流値のモニター数が減るた
め、回路をシンプル化でき、コストを抑えることが可能
になる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、実施例お
よび変形例を用いて説明する。 〔実施例〕図1の内燃機関用点火装置の概略図、および
図2、図3のタイムチャートを参照して本実施例の内燃
機関用点火装置の基本作動を説明する。本実施例に示す
内燃機関用点火装置は、CDI+多重点火を行う点火装
置であり、高電圧を蓄えるコンデンサ1に電気エネルギ
ーを充電させるCDI用の充電回路2と、コンデンサ1
に蓄えられた電気エネルギーを各気筒毎に設けられた点
火コイル3の1次コイル3aに断続供給する点火回路4
とを備える。
【0009】充電回路2は、車載バッテリ5のプラス端
子とグランドアースとの間に直列接続されたエネルギー
コイル6、第1スイッチ手段7(例えば、IGBT、パ
ワートランジスタ、MOS−FET、接点式スイッチ
等)、電流の逆流を防ぐダイオード8、およびコンデン
サ1と並列に接続された還流ダイオード9を備える。エ
ネルギーコイル6は、インダクタンスが大きいものであ
る。
【0010】第1スイッチ手段7は駆動回路10の出力
する駆動信号Aによって断続制御される。駆動回路10
は、図2(A)に示すように、各種のセンサ信号に基づ
いてエンジンを制御するエンジンコントロールユニット
11(以下、ECU)からHiのエネルギー蓄積信号IG
tが与えられている間に第1スイッチ手段7をONさせる
ものである。また、駆動回路10は、図2(A)に示す
ように、後述する第2スイッチ手段12がON-OFFを繰り
返す際に、第2スイッチ手段12のON-OFFに対して反転
させて第1スイッチ手段7をON-OFFさせるとともに、第
2スイッチ手段12のON-OFFが停止した直後に、コンデ
ンサ1を充電させて待機させるために第1スイッチ手段
7を1度ON-OFFさせるものである。
【0011】第1スイッチ手段7がON-OFFすると、ON時
にエネルギーコイル6に電流i0 が流れ、OFF 時にエネ
ルギーコイル6に蓄えられた電気エネルギー(フライバ
ックエネルギー)が、a点→ダイオード8→b点を介し
てコンデンサ1に充電される。ここで、a点はエネルギ
ーコイル6と第1スイッチ手段7の間の接続点であり、
b点はコンデンサ1の充放電側の接続点である。
【0012】ECU11からHiのエネルギー蓄積信号I
Gtが与えられている間は、図2(i0 )に示すよう
に、第1スイッチ手段7がONして電流i0 が徐々に大き
くなる。そして、第1スイッチ手段7のOFF 時にエネル
ギーコイル6に蓄積された高電圧エネルギーがダイオー
ド8を介して点火コイル3の1次コイル3aに供給さ
れ、点火プラグで火花放電(点火)が行われる。
【0013】点火回路4は、エンジンの気筒毎に設けら
れた点火コイル3の1次コイル3aをそれぞれ断続する
ための第2スイッチ手段12(例えば、IGBT、パワ
ートランジスタ、MOS−FET、接点式スイッチ等)
を備える。各第2スイッチ手段12は、駆動回路10の
出力する気筒別駆動信号B♯1 、B♯2 ・・B♯n(n
は気筒数であり、図1では便宜上2気筒の図面を開示し
ている)によって断続制御される。駆動回路10は、例
えば図2(B♯1 )に示すように、ECU11からHiの
放電区間信号IGwが与えられている間、第2スイッチ
手段12を短い周期で繰り返してON-OFFさせるものであ
る。
【0014】第2スイッチ手段12がONすると、コンデ
ンサ1に充電された電気エネルギーによって、点火コイ
ル3の1次コイル3aに電流i1 が流れ、この時に点火
コイル3に電気エネルギーが蓄積される。この時の突入
電流により、点火コイル3の2次コイル3bに大きな2
次電流i2 が流れ、点火プラグで火花放電(CDI点
火)が行われる。続いて、第2スイッチ手段12がOFF
すると、点火コイル3に蓄えられた電気エネルギーによ
って、点火コイル3の2次コイル3bに先ほどとは逆方
向に大きな2次電流i2 が流れ、点火プラグで火花放電
(フルトラ点火)が行われる。
【0015】つまり、この実施例に示される点火装置
は、ECU11から与えられたエネルギー蓄積信号IG
tがHiからLoへ切り替わった直後にCDIによる点火動
作を行うとともに、ECU11からHiの放電区間信号I
Gwが与えられている間、第2スイッチ手段12と第1
スイッチ手段7が短い周期で交互に繰り返してON-OFFす
ることで、フルトラによる多重点火の動作を行うもので
ある。
【0016】一方、上記で示した点火装置は、コンデン
サ1や、充電回路2(エネルギーコイル6、第1スイッ
チ手段7、ダイオード8等)が故障すると、走行が不能
になってしまう。そこで、この実施例の点火装置は、コ
ンデンサ1や充電回路2の故障の発生時に点火動作を行
うための補助回路13が搭載されている。
【0017】この補助回路13は、充電回路2に対して
並列に設けられ、1次コイル3aの通電の断続を行う第
3スイッチ手段14(例えば、IGBT、パワートラン
ジスタ、MOS−FET、接点式スイッチ等)とダイオ
ード15から構成される。第3スイッチ手段14は駆動
回路10の出力する切替駆動信号SG1 によって断続制
御される。ECU11は、後述するように故障判断手段
の機能を有するものであり、ECU11がコンデンサ1
や充電回路2の故障を検出すると、駆動回路10に出力
する放電区間信号IGwを、それまでの最大5ボルトか
ら12ボルトへ切り替える(図3参照)。
【0018】駆動回路10は、ECU11から与えられ
る放電区間信号IGwの入力電圧をモニターしており、
5ボルトから12ボルトに切り替わると、通常モード
(CDI+多重点火)からフェイルモード(フルトラ)
の動作に切り替わる。駆動回路10は、通常モードから
フェイルモードへ切り替わる(図3ではt1で切り替わ
る)と、切替駆動信号SG1 をHi信号にして第3スイッ
チ手段14をONさせるとともに、第1スイッチ手段7へ
の駆動信号の出力を停止する。また、駆動回路10は、
フェイルモードへ切り替わると、ECU11から与えら
れるエネルギー蓄積信号IGtを、各気筒毎に振り分け
て気筒別駆動信号B♯1 、B♯2 ・・B♯nとして出力
する。
【0019】この気筒別駆動信号B♯1 、B♯2 ・・B
♯nによって、各気筒毎において第2スイッチ手段12
がON-OFFする。この時の作動を第1気筒で説明する。図
3に示すように、ECU11からHiのエネルギー蓄積信
号IGtが与えられている間、駆動回路10の気筒別駆
動信号B♯1 がHi信号になる。すると、第2スイッチ手
段12がONして1次コイル3aを流れる電流i1 が徐々
に大きくなる。そして、第2スイッチ手段12がOFF す
ると、点火コイル3に蓄積された電圧エネルギーによっ
て、点火コイル3の2次コイル3bに大きな2次電流i
2 が流れ、点火プラグで火花放電(フルトラ点火)が行
われる。以下、各気筒毎に上記の作動が行われる。
【0020】ECU11には、次の表1に示すように、
点火装置の各部の故障部位を検出するための故障判断手
段の機能が設けられている。
【表1】
【0021】この表1に示すように、第2スイッチ手段
12を流れる電流i1 を読み取ることで、点火装置の全
ての故障をモニターすることができる。そこで、点火装
置には、1次コイル3aを流れる電流i1 を検出する電
流値モニター手段16が設けられている。この電流値モ
ニター手段16は、第2スイッチ手段12に直列に接続
された電流値検出用抵抗体17と、この電流値検出用抵
抗体17で得られる電圧をECU11に導く配線類18
とで構成される。
【0022】ECU11は、電流値モニター手段16に
よって検出される電圧、つまり第2スイッチ手段12を
流れる電流i1 に基づいて点火装置の各部の故障を検出
している。なお、電流値モニター手段16は電圧を検出
するものであるが、便宜上電流i1 を求めるものとして
説明する。ECU11には、正常時におけるピーク電流
値よりも大きい値に設定された第1電流値P1 (符号は
図4参照、実際は第1電流値P1 に応じた第1電圧値)
と、正常時におけるピーク電流値よりも小さい値に設定
された第2電流値P2 (符号は図4参照、実際は第2電
流値P2 に応じた第2電圧値)とが設定されている。
【0023】そして、通常モード時にCDI点火を行っ
た際、電流値モニター手段16によって検出される電流
i1 が第1電流値P1 よりも大きい場合、ECU11
は、1次コイル3aがショートした異常の発生を検出す
る。また、通常モード時にCDI点火を行った際、電流
値モニター手段16によって検出される電流i1 が第2
電流値P2 よりも小さい場合、ECU11は、コンデン
サ1が充電不足した異常の発生を検出する。なお、コン
デンサ充電異常は、コンデンサ1および充電回路2の故
障の場合と、1次コイル3aおよび点火回路4の故障の
場合とがあるが、電流i1 が第2電流値P2 に所定回数
連続して達しない場合は、コンデンサ1および充電回路
2の故障と判断する。コンデンサ1および充電回路2の
故障の発生を検出すると、ECU11は、駆動回路10
をフェイルモードに切り替えるとともに、モニターパネ
ル等によって視覚的に点火装置に異常が発生した旨を表
示する。
【0024】ECU11は、フェイルモード時にフルト
ラ点火を行う際、つまり補助回路13の作動によって1
次コイル3aが通電される際にも、電流値モニター手段
16によって検出される電流i1 をモニターしている。
ECU11には、フェイルモード時における最大電流値
よりも小さい値に設定された第3電流値P3 (符号は図
5参照)が設定されており、フェイルモード時に1次コ
イル3aが通電される際、電流値モニター手段16によ
って検出される電流i1 が第3電流値P3 よりも小さい
場合、ECU11は、1次コイル3aのショートかオー
プン、あるいは第2スイッチ手段12のショートかオー
プンによる故障を検出する。
【0025】多気筒エンジンの場合、一部の気筒が点火
しない場合であっても、退避走行できる場合がある。つ
まり、4気筒であれば1気筒が点火しない場合であって
も退避走行できるし、6気筒であれば2気筒が点火しな
い場合であっても退避走行できる。そこで、ECU11
は、退避走行不能な気筒数の点火異常を検出した場合
に、乗員に視覚的および聴覚的に警告するように設けら
れている。
【0026】1次コイル3aのショートかオープン、お
よび第2スイッチ手段12のショートかオープンを検出
するためには、各気筒別に電流i1 をモニターする必要
がある。すると、各電流値検出用抵抗体17の数に応じ
た配線類18や接続端子が必要になり、コストが高くな
ってしまう。そこで、多気筒エンジンの場合、複数の第
2スイッチ手段12を複数の組に分割し、各組における
1次コイル3aを流れる電流i1 を1つにまとめてOR
検出するようにした。具体的にこの実施例では、第2ス
イッチ手段12を2つづつペアにし、ペアリングされた
第2スイッチ手段12を流れる電流i1 を1つにまとめ
てOR検出した。このペアリング検出における適正表
を、次の表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】この表2に示されるように、ペアリングす
る場合は、各第2スイッチ手段12ごとに電流値検出用
抵抗体17を設け、各電流値検出用抵抗体17にコンデ
ンサ19を介在させて電流i1 を検出するAC検出
(2)の方法を用いることにより、電流値検出用抵抗体
17が断線した場合も、断線しない場合も、適切に電流
i1 を読み取って異常検出できる。
【0029】(実施例の効果)本実施例で示す点火装置
は、上述したように、第2スイッチ手段12の作動によ
ってコンデンサ1が放電された際に、電流値モニター手
段16によって検出される電流i1 が予め設定された第
1電流値P1 より大きい場合は、ECU11が点火コイ
ルショート異常の発生を検出し、検出される電流i1 が
第2電流値P2より小さい場合は、ECU11がコンデ
ンサ充電異常の発生を適切に検出して、通常モードから
フェイルモードに切り替えることができる。
【0030】また、フェイルモード時に補助回路13の
作動によって1次コイル3aが通電される際に、電流値
モニター手段16によって検出される電流i1 が第3電
流値P3 より小さい場合は、ECU11が点火コイル3
あるいは点火回路4の故障の発生を適切に検出し、乗員
に警告することができる。
【0031】さらに、本実施例では、第2スイッチ手段
12を2つづつペアにし、ペアリングされた第2スイッ
チ手段12を流れる電流i1 を1つにまとめてAC的に
OR検出するため、電流値モニター手段16による電流
i1 のモニター数が減る。これによって、点火装置の回
路をシンプル化でき、コストを抑えることができる。
【0032】〔変形例〕補助回路13の一例として1次
コイル3aの通電の断続を行う第3スイッチ手段14を
用いた例を示したが、第3スイッチ手段14を廃止して
ダイオード15のみとしても良い。このように、実施例
に開示した回路は、形態の一例を説明するための一例で
あって、適宜変更可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関用点火装置の概略回路図である。
【図2】通常モード時の作動を示すタイムチャートであ
る。
【図3】フェイルモード時の作動を示すタイムチャート
である。
【図4】通常モード時における点火コイルの電流波形を
示すグラフである。
【図5】フェイルモード時における点火コイルの電流波
形を示すグラフである。
【符号の説明】
1 コンデンサ 2 充電回路 3 点火コイル 3a 1次コイル 4 点火回路 6 エネルギーコイル 7 第1スイッチ手段 11 ECU(故障判断手段) 12 第2スイッチ手段 13 補助回路 14 第3スイッチ手段 16 電流値モニター手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)エネルギー蓄積コイルの通電の断続
    を行う第1スイッチ手段を有し、前記エネルギー蓄積コ
    イルの通電の断続によって得られた電気エネルギーをコ
    ンデンサに充電させるCDI用の充電回路と、 (b)前記コンデンサに蓄えられた電気エネルギーが印
    加される点火コイルの1次コイルの通電を断続させる第
    2スイッチ手段を有した点火回路と、 (c)前記1次コイルを流れる電流値を検出する電流値
    モニター手段と、 (d)前記第2スイッチ手段の作動によって前記コンデ
    ンサが放電された際に、前記電流値モニター手段によっ
    て検出される電流値が予め設定された第1電流値より大
    きい場合に、前記1次コイルにショートが発生した点火
    コイルショート異常の発生を検出するとともに、 前記第2スイッチ手段の作動によって前記コンデンサが
    放電された際に、前記電流値モニター手段によって検出
    される電流値が、前記第1電流値よりも小さく設定され
    た第2電流値より小さい場合に、前記コンデンサの充電
    不足が発生したコンデンサ充電異常の発生を検出する故
    障判断手段と、を備える内燃機関用点火装置。
  2. 【請求項2】請求項1の内燃機関用点火装置は、 前記充電回路に対して並列に設けられ、前記1次コイル
    の通電の断続を行う第3スイッチ手段を有したフルトラ
    用の補助回路を具備し、 前記故障判断手段は、前記補助回路の作動によって前記
    1次コイルが通電される際に、前記電流値モニター手段
    によって検出される電流値が、予め設定された第3電流
    値より小さい場合に、前記点火回路または前記点火コイ
    ルの故障の発生を検出することを特徴とする内燃機関用
    点火装置。
  3. 【請求項3】請求項2の内燃機関用点火装置において、 前記1次コイルおよび前記第2スイッチ手段が複数搭載
    される場合、 前記電流値モニター手段は、複数の前記1次コイルおよ
    び前記第2スイッチ手段を複数の組に分割し、各組にお
    ける前記1次コイルを流れる電流値を1つにまとめてO
    R検出することを特徴とする内燃機関用点火装置。
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