JP2003027674A - ソーラーパネル付き屋根材及びソーラー発電屋根構造 - Google Patents

ソーラーパネル付き屋根材及びソーラー発電屋根構造

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roof material
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節夫 佐藤
Tatsue Mikuni
達栄 三国
Kazuo Ishii
一雄 石井
Koji Suzuki
鈴木  孝治
Kiyokazu Handa
清和 半田
Hidetoshi Kaneko
英敏 金子
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SankoTechno Co Ltd
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    • F24S25/20Peripheral frames for modules
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のソーラーパネル付き屋根材は屋根に施
工した後は問題が無いが、施工前には運搬中に捩れやす
く、傷む虞れがあった。 【解決手段】 捩れや曲げに弱いソーラーパネル11
を、剛性に富む金属製枠12で一体的に囲うことで、パ
レット状のソーラーパネル付き屋根材10にした。 【効果】 この屋根材は捩れや曲げを受けてもダメージ
を受ける心配はない。この結果、ソーラーパネル付き屋
根材はあまり注意を払うこと無く容易に取扱うことがで
きる。また、本発明の屋根材は矩形パレットの形状を呈
するため、段積みが可能であり、梱包が簡単であるか
ら、梱包費の節約及び輸送費の節約が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソーラーパネルを備
えた屋根材及びこれを用いた屋根構造の改良技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】水力発電、火力発電及び原子力発電を補
う発電方法として、風力発電や太陽光発電(ソーラー発
電)が普及しつつあり、特に屋根にソーラーパネルを敷
いたソーラー発電屋根構造の実用化が進んでいる。
【0003】屋根にソーラーパネルを敷いたソーラー発
電屋根構造としては、例えば特開平11−181977
号公報「ソーラー横葺外囲体」が提案されており、この
技術は同公報の図1(B)に示される通り、吊子Bの構
造を改良して、吊子Bに設けた支持部11と野地板15
との間に、コネクタケーブル6を通すようにしたことを
特徴とする。ここで用いたソーラー横葺建材用板の形状
を明確にするために公報の図1(A),(B)に基づい
て斜視図を作成した。この斜視図を次に示す。
【0004】図15は特開平11−181977号公報
で用いたソーラー横葺建材用板の斜視図である。後述の
実施例と区別するために符号1を101、符号Aを10
0Aと読み直すように、符号には100を加えた。ま
た、説明は同公報の要約書を参照した。すなわち、図1
5に示す通りに、ソーラー横葺建材用板100Aは、ソ
ーラー部材104を装着した主板101、水下側係止部
102、水上側係止部103、主板101の裏面側のジ
ャンクションボックス105及びケーブル106を備え
る。水下側係止部102及びジャンクションボックス1
05は下へ張出し、水上側係止部103は上へ張出して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図16は従来のソーラ
ー横葺建材用板の荷姿を示す図であり、前記ソーラー横
葺建材用板100Aは、水下側係止部102が下へ張出
し、水上側係止部103が上へ張出している。そして、
重要部材であるジャンクションボックス105が下へ張
出しているため、パネル製造工場から建築現場まで運搬
するには、図示するごとく、丈夫な箱110の内側面
に、クッション材111,111を貼り、床112に枕
113,113を載せた上に一段目の葺建材用板100
Aを載せ、この葺建材用板100Aに枕113,113
を介して二段目の葺建材用板100Aを載せる要領で、
例えば3個の葺建材用板100Aを箱に詰める。
【0006】十分に高い枕113・・・(・・・は複数個を示
す。以下、同じ)を使用するのは、大事なジャンクショ
ンボックス105を傷めないようにするための配慮であ
る。図から明らかなごとく梱包が面倒であり、箱110
の大きさの割に葺建材用板100Aの充填密度は小さい
ので、梱包費用並びに輸送コストが嵩む。そこで、本発
明の第1の目的は梱包が容易であって輸送コストを抑え
ることのできるソーラーパネル付き屋根材及びこれを用
いたソーラー発電屋根構造を提供することにある。
【0007】また、図15において葺建材用板100A
は、幅寸法Wに比較して長さ寸法Lが十分に大きな長尺
材であり、捩りに弱い。そこで、屋根に取付けるまでの
持ち運び、すなわち、建設現場で開梱し屋根まで移動す
る間に、葺建材用板100Aを捻らぬように取扱いを注
意しなければならず、作業者の負担が大きくなる。
【0008】若しくは、過大な捩りを加えるなど取扱い
が悪くてソーラー部材104にダメージを与えた、その
ことに気付かずに捩りを戻し、平坦になった葺建材用板
100Aで屋根を葺くこともある。後の電気的検査で不
具合が分かり、葺建材用板100Aの交換作業が発生す
る。これは葺建材用板100Aがダメージを受けやすい
ソーラー部材104を備えているにも拘らず捩れ剛性が
小さいからである。そこで、本発明の第2の目的は剛性
の高いソーラーパネル付き屋根材及びこれを用いたソー
ラー発電屋根構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1・2の目的を達
成するために請求項1のソーラーパネル付き屋根材は、
太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する横長矩形
のソーラーパネルと、電気エネルギーを取り出すために
ソーラーパネルの下面に取付けた端子部と、ソーラーパ
ネルに端子部を加えた厚さより厚い金属製枠とからな
り、この金属製枠にソーラーパネルを嵌合し一体化した
ことを特徴とする。
【0010】捩れや曲げに弱いソーラーパネルを、剛性
に富む金属製枠で一体的に囲ったため、この屋根材は捩
れや曲げを受けてもダメージを受ける心配はない。この
結果、取扱いが容易になる。また、本発明の屋根材は矩
形パレットの形状を呈するため、段積みが可能になり、
梱包が簡単であるから梱包費の節約及び輸送費の節約が
図れる。
【0011】請求項2のソーラー発電屋根構造は、屋根
の一部を横葺きする請求項1記載のソーラーパネル付き
屋根材と、屋根の残部を横葺する通常の金属板屋根材
と、この金属板屋根材の上面をソーラーパネル付き屋根
材の上面に合せるために野地板から金属板屋根材を嵩上
げする嵩上げ金具とからなる。
【0012】横葺金属屋根の一部をソーラーパネル付き
屋根材で横葺した新しい屋根構造である。そして、嵩上
げ金具を採用して金属板屋根材の上面をソーラーパネル
付き屋根材の上面に合せるたので、屋根の外観性が高ま
る。
【0013】請求項3のソーラー発電屋根構造は、屋根
の一部を横葺きする請求項1記載のソーラーパネル付き
屋根材と、屋根の残部を横葺する通常の金属板屋根材と
からなり、ソーラーパネル付き屋根材を金属板屋根材よ
り上へ突出させたことを特徴とする。
【0014】横葺金属屋根の一部をソーラーパネル付き
屋根材で横葺した新しい屋根構造である。ただし、ソー
ラーパネル付き屋根材が金属板屋根材より上へ突出する
ため、外観性の点では請求項2より劣る。しかし、既設
の平板葺屋根を対象にソーラーパネル付き屋根材に改造
できるため、実用上有益である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るソーラーパネル付き屋
根材の斜視図であり、ソーラーパネル付き屋根材10
は、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する横長
矩形のソーラーパネル11と、このソーラーパネル11
を囲う金属製枠12とを基本構成物とする横長矩形材で
ある。この金属製枠12の詳細構造は後述する。
【0016】図2は図1の2−2線断面図であり、電気
エネルギーを取り出すためにソーラーパネル11の下面
に端子部13を取付け、この端子部13からケーブル1
4を引出した断面構造を示す。ここでソーラーパネル1
1に端子部13を加えた厚さをh1とし、金属製枠12
の厚さをH1としたときに、h1<H1の関係にする。
即ち、金属製枠12の厚さH1を、ソーラーパネル11
に端子部13を加えた厚さをh1より、十分に大きくし
たことを特徴とする。なお、金属製枠12のうち、水上
側枠部16と水下側枠部17とで厚さに差がある場合
は、薄い方の厚さをH1とする。
【0017】金属製枠12の厚さH1は、好ましくはh
1の1.1倍〜2.0倍にする。1.1倍未満では端子
部13がダメージを受けやすくなるので好ましくない。
また、2.0倍を超えると屋根の上面が野地板から離れ
過ぎるので好ましくない。
【0018】前記端子部13は、端子ボックスや中継ボ
ックスを含む電気部品であり、ソーラーパネルに普通に
付属させる電気部品を意味する。
【0019】図3は図1の3−3線断面図であり、金属
製枠12の左枠部18及び右枠部19にソーラーパネル
11の左右端を嵌合することで、金属製枠12にソーラ
ーパネル11を一体化したことを示す。なお、左枠部1
8には張出しを設け、この張出し上に溝21,22を形
成し、また右枠部19には水平部23と立下り部24と
からなる張出しを形成する。
【0020】図2に示した水上側枠部16及び水下側枠
部17は中空押出材が好適であり、図3に示した左・右
枠部18,19も中空押出材が適用でき、所定長さに切
断した後の4本の押出材を口の字状に組み、この際にソ
ーラーパネル11を抱込ませ、リベット止め、ねじ止め
若しくは溶接止めすることで容易に金属製枠12を得る
ことができる。
【0021】そして、金属製枠12は十分に大きなH1
の高さを有するので、曲げ剛性並びに捩り剛性は大くな
る。この結果、図1に示すソーラーパネル付き屋根材1
0は、運搬の際に捩れて変形する虞れが無く、取扱いに
それほどの注意を払う必要が無い。
【0022】以下の説明で、同一部品が複数個出現し、
これらを区分けする必要のある場合には、便宜的に10
A,10Bのごとく符号にA,B,・・・を添える。
【0023】図4は本発明のソーラーパネル付き屋根材
の荷姿の一例を示す図であり、例えば一段目のソーラー
パネル付き屋根材10Aの水下側枠部17Aに、二段目
のソーラーパネル付き屋根材10Bの水上側枠部16B
を載せ、この水上側枠部16Bに三段目のソーラーパネ
ル付き屋根材10Cの水下側枠部17Cを載せるごと
く、複数のソーラーパネル付き屋根材10A,10B,
10Cを積層し、樹脂フィルム(図示せず)で覆った
後、コーナーにコーナー材26・・・を当てつつバンド2
7で結束すれば、最も単純な荷姿が完成する。
【0024】すなわち、本発明のソーラーパネル付き屋
根材10A,10B,10Cはそれ自体が段積みに好適
なパレット形状を呈しているため、簡易梱包が可能とな
る。無論、本発明のソーラーパネル付き屋根材10A,
10B,10Cを段ボールや木箱に収納することは差支
えない。
【0025】図16で説明した従来の荷姿と比較すれ
ば、図4の荷姿は簡便であって梱包費を低減できると共
に、充填率が高いため輸送コストを低減できることは明
らかである。
【0026】次に、本発明のソーラーパネル付き屋根材
10・・・を巧みに利用した屋根構造を説明する。図5は
本発明に係るソーラー発電屋根の施工要領図であり、野
地板28に桟木29A,29Bを取付けると共に、ハッ
ト型の嵩上げ金具31A,31Bを載せる。そして、水
下側の金属板屋根材32Aの上端33Aを、嵩上げ金具
31Aに載せ、上端33Aに吊子34Aを掛け、この吊
子34と嵩上げ金具31とを野地板28に止めること
で、水下側の金属板屋根材32Aを取付ける。
【0027】この金属板屋根材32Aにソーラーパネル
付き屋根材10Aの水下側枠部17Aを載せるととも
に、水上側枠部16Aを桟木29Aに掛けることで、ソ
ーラーパネル付き屋根材10Aを取付ける。
【0028】このソーラーパネル付き屋根材10Aにソ
ーラーパネル付き屋根材10Bの水下側枠部17Bを載
せるとともに、水上側枠部16Bを桟木29Bに掛ける
ことで、ソーラーパネル付き屋根材10Bを取付ける。
【0029】このソーラーパネル付き屋根材10Bに掛
け金具35を取付け、この掛け金具35に水下側折曲部
36を差込むと共に、水上側折曲部37を嵩上げ金具3
1Bに載せ、水上側折曲部37に吊子34Bを掛け、こ
の吊子34Bと嵩上げ金具31Bとを野地板28に止め
ることで、金属板屋根材32Bを取付ける。この要領で
1段のソーラーパネル付き屋根材10又は3段以上のソ
ーラーパネル付き屋根材10・・・を野地板28に取付け
ることができるとともに、この様なソーラーパネル付き
屋根10に金属板屋根材32を連続させることができ
る。
【0030】図6は本発明に係るソーラー発電屋根の断
面図であり、ソーラーパネル付き屋根材10A,10B
のプロフィール(外観)と金属板屋根材32A,32B
のプロフィールとが同一であることを示す。プロフィー
ルを同じにするために、嵩上げ金具31A,31Bにて
金属板屋根材32A,32Bを嵩上げしたとも言える。
なお、図示しないがソーラーパネル付き屋根材10A,
10Bや金属板屋根材32A,32Bの下面に、発泡プ
ラスチック、木毛セメント板、不燃性材、金属板又は相
当材からなる裏打ち材を設ける。
【0031】図7は本発明に係るソーラー発電屋根の斜
視図であり、屋根の一部を左右2列上下3段の合計6毎
のソーラーパネル付き屋根材10・・・で横葺きし、これ
らのソーラーパネル付き屋根材10・・・を通常の金属板
屋根材32・・・で囲い、且つこれらの金属板屋根材32・
・・を含めてプロフィールを画一化にした屋根構造を示
す。
【0032】プロフィールを画一化したので、図の屋根
は従来の屋根と見掛け上、同一となり外観性を高めるこ
とができる。
【0033】図8は図7の8−8線断面図であり、
(a)はその分解図、(b)は完成図である。(a)に
おいて、右枠部19の水平部23に穴38を開け、シー
ルテープ39を載せ、金属板屋根材32を載せた後に、
特型リベット41を矢印のごとく挿入する。(b)にお
いて、特型リベット41のロッド42を強く引くこと
で、リベットの先(下部)を丸めることができる。この
後にロッド42は破断して矢印のごとく外れるため邪魔
にならない。なお、リベット41はビスであってもよ
い。
【0034】図9は図7の9−9線断面図であり、
(a)はその分解図、(b)は完成図である。(a)に
おいて、左枠部18に一体形成した溝21,22のうち
の溝22にシールテープ39A及びZ型板44を載せて
特型リベット41Aで連結する。次に、Z型板44にシ
ールテープ39Bを載せ、金属板屋根材32を載せた後
に、特型リベット41Bで連結する。なお、リベット4
1Aはビスであってもよい。(b)は完成図であり、仮
に金属板屋根材32と左枠部18との間の隙間45から
雨水が進入した場合には、この雨水を溝21で受け、水
下へ排出させる。
【0035】図10は図4の別実施例図であり、本発明
の屋根構造は、いわゆる一文字葺と称する平板葺にも適
用できる。すなわち、屋根の一部をソーラーパネル付き
屋根材10・・・で横葺きし、これらのソーラーパネル付
き屋根材10・・・を通常の平板葺式金属板屋根材46・・・
で囲う。ソーラーパネル付き屋根材10・・・は必然的に
金属板屋根材46・・・より上へ突出する。
【0036】図11は図10の11線断面図であり、
(a)はその分解図、(b)は完成図である。(a)に
おいて、左枠部18に一体形成した溝21,22のうち
の溝22にシールテープ39A及びZ型板44を載せて
特型リベット41Aで連結する。次に、Z型板44にシ
ールテープ39Bを載せ、大型のZ型板48の水平部4
8aを載せる。同時に金属板屋根材32のエッジを上へ
折曲げて、左枠部18に当て、ここにシールテープ39
Cを介して大型のZ型板48の垂直部48bを当て、そ
の後、特型リベット41B,41Cをセットする。な
お、リベット41A,41B,41Cはビスであっても
よい。(b)は完成図であり、仮に大型のZ型板48と
左枠部18との間の隙間45から雨水が進入した場合に
は、この雨水を溝21で受け、水下へ排出させる。
【0037】図12は図10の12線断面図であり、
(a)はその分解図、(b)は完成図である。(a)に
おいて、金属板屋根材32の先を上へ折曲げて、右枠部
19に当てる。そして、右枠部19の水平部23及びそ
の先の立下り部24に穴38,38を開け、大型のZ型
プレート49の水平部49aをシールテープ39を介し
て水平部23に載せるとともに、Z型プレート49の垂
直部49bを立下り部24に添え、特型リベット41,
41を矢印のごとくセットする。(b)は施工完成図で
あり、右枠部19がZ型プレート49を介して金属板屋
根32に繋がっていることを示す。
【0038】図13は図10の13線断面図であり、
(a)はその分解図、(b)は完成図である。(a)に
おいて、屋根に渡した太い桟木51に、縦片52aと横
片52bとを基本とする折曲板52を被せ、その上にソ
ーラパネル付き屋根材10の水下側枠部17を載せる。
(b)は完成図であり、水下側枠部17が折曲板52を
介して金属板屋根32に繋がっていることを示す。
【0039】図14は図10の14線断面図であり、
(a)はその分解図、(b)は完成図である。(a)に
おいて、桟木29に水上側枠部16を引っ掛ける様にし
て載せると共に、水上側枠部16の上面にシールテープ
39を介してほぼ平坦な繋ぎ板53を載せ、この繋ぎ板
53の中央部を太い桟木51で支える。そしてリベット
41で繋ぎ板53を水上側枠部16に結合する。(b)
は完成図であり、水上側枠部16が繋ぎ板53を介して
金属板屋根32に繋がっていることを示す。
【0040】図10に戻って、ソーラーパネル付き屋根
材10・・・が上へ突出するが、以上の繋ぎ構造を採用す
ることにより、既設の平板葺屋根の一部にソーラーパネ
ル付き屋根材10・・・を割り込ませることができる。無
論、図の屋根構造を新設することは差支えない。
【0041】尚、図1に示したソーラーパネル付き屋根
材10の形状は一例を示したものであり、別の形状のも
のを本発明に適用することは差支えない。同じく、図2
及び図3に示した金属製枠12の断面構造及び細部形状
は、これらの例に限定するものではない。
【0042】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1のソーラーパネル付き屋根材は、捩れや
曲げに弱いソーラーパネルを、剛性に富む金属製枠で一
体的に囲ったため、この屋根材は捩れや曲げを受けても
ダメージを受ける心配はない。この結果、ソーラーパネ
ル付き屋根材はあまり注意を払うこと無く容易に取扱う
ことができる。また、本発明の屋根材は矩形パレットの
形状を呈するため、段積みが可能であり、梱包が簡単で
あるから、梱包費の節約及び輸送費の節約が図れる。
【0043】請求項2のソーラー発電屋根構造は、横葺
金属屋根の一部をソーラーパネル付き屋根材で横葺した
新しい屋根構造である。そして、嵩上げ金具を採用して
金属板屋根材の上面をソーラーパネル付き屋根材の上面
に合せるたので、屋根の外観性が高まる。
【0044】請求項3のソーラー発電屋根構造も、横葺
金属屋根の一部をソーラーパネル付き屋根材で横葺した
新しい屋根構造である。ただし、ソーラーパネル付き屋
根材が金属板屋根材より上へ突出するため、外観性の点
では請求項2より劣る。しかし、既設の平板葺屋根を対
象にソーラーパネル付き屋根材に改造できるため、実用
上有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るソーラーパネル付き屋根材の斜視
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図1の3−3線断面図
【図4】本発明のソーラーパネル付き屋根材の荷姿の一
例を示す図
【図5】本発明に係るソーラー発電屋根の施工要領図
【図6】本発明に係るソーラー発電屋根の断面図
【図7】本発明に係るソーラー発電屋根の斜視図
【図8】図7の8−8線断面図であり、(a)はその分
解図、(b)は完成図
【図9】図9は図7の9−9線断面図であり、(a)は
その分解図、(b)は完成図
【図10】図4の別実施例図
【図11】図10の11線断面図であり、(a)はその
分解図、(b)は完成図
【図12】図10の12線断面図であり、(a)はその
分解図、(b)は完成図
【図13】図10の13線断面図であり、(a)はその
分解図、(b)は完成図
【図14】図10の14線断面図であり、(a)はその
分解図、(b)は完成図
【図15】特開平11−181977号公報で用いたソ
ーラー横葺建材用板の斜視図
【図16】従来のソーラー横葺建材用板の荷姿を示す図
【符号の説明】
10…ソーラーパネル付き屋根材、11…ソーラーパネ
ル、12…金属製枠、13…端子部、14…ケーブル、
28…野地板、31A,31B…嵩上げ金具、32,4
6…金属板屋根材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 一雄 東京都荒川区東日暮里1丁目24番10号 サ ンコーテクノ株式会社内 (72)発明者 鈴木 孝治 東京都荒川区東日暮里1丁目24番10号 サ ンコーテクノ株式会社内 (72)発明者 半田 清和 東京都荒川区東日暮里1丁目24番10号 サ ンコーテクノ株式会社内 (72)発明者 金子 英敏 東京都荒川区東日暮里1丁目24番10号 サ ンコーテクノ株式会社内 Fターム(参考) 2E108 AA02 AS03 BB04 BN02 CC01 ER14 FF01 FG10 GG16 KK04 LL09 MM04 NN07 5F051 BA03 JA02 JA09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光エネルギーを電気エネルギーに変
    換する横長矩形のソーラーパネルと、電気エネルギーを
    取り出すためにソーラーパネルの下面に取付けた端子部
    と、前記ソーラーパネルに端子部を加えた厚さより厚い
    金属製枠とからなり、この金属製枠に前記ソーラーパネ
    ルを嵌合し一体化したことを特徴とするソーラーパネル
    付き屋根材。
  2. 【請求項2】 屋根の一部を横葺きする請求項1記載の
    ソーラーパネル付き屋根材と、屋根の残部を横葺する通
    常の金属板屋根材と、この金属板屋根材の上面を前記ソ
    ーラーパネル付き屋根材の上面に合せるために野地板か
    ら金属板屋根材を嵩上げする嵩上げ金具とからなるソー
    ラー発電屋根構造。
  3. 【請求項3】 屋根の一部を横葺きする請求項1記載の
    ソーラーパネル付き屋根材と、屋根の残部を横葺する通
    常の金属板屋根材とからなり、ソーラーパネル付き屋根
    材を金属板屋根材より上へ突出させたことを特徴とする
    ソーラー発電屋根構造。
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