JP2003024958A - オゾンを用いた酸化分解処理における反応終点検知方法及び装置 - Google Patents
オゾンを用いた酸化分解処理における反応終点検知方法及び装置Info
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Abstract
解処理する方法において、汚水に含まれる発ガン性物質
または内分泌攪乱物質などの微量有害物質の常時モニタ
リングを可能とする手段を提供する。 【解決手段】 オゾンにより微量有害物質含有汚水を酸
化分解処理する方法において、酸化分解処理槽内の溶存
オゾン濃度を測定し、溶存オゾン濃度が所定値以上とな
ることで、微量有害物質の分解反応における反応終点を
検知することを特徴とするオゾンを用いた酸化分解処理
における反応終点検知方法、及び装置。前記汚水の酸化
分解処理方法は、回分式でも連続式でもどちらでも、ダ
イオキシン類を常時モニタリング可能である。
Description
終処分場の浸出水、洗煙排水等の汚水のうち、微量有害
物質を含有する汚水を、オゾンにより酸化分解処理する
方法における反応終点の検知方法及び装置に関するもの
である。詳細には、本発明は、微量有害物質の分解終点
を、酸化分解処理槽内の溶存オゾン濃度から間接的に検
知する方法及び装置に関する。
は、オゾン処理または、紫外線、オゾン、過酸化水素、
二酸化チタンなどを組み合わせた光化学的反応あるいは
化学反応によって、ヒドロキシラジカルのような活性酸
素を発生させる方法である促進酸化法(AOP法)が知
られている。
攪乱物質なども含まれる。内分泌攪乱物質および発ガン
性物質として疑われているものとしては、PCB類、ダ
イオキシン類、ポリ臭化ビフェニル、ヘキサクロロベン
ゼン、ペンタクロロフェノール、2,4,5−トリクロ
ロフェノキシ酢酸、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸、
アミトロール、アトラジン、シマジン、ヘキサクロロシ
クロヘキサン、エチルパラチオン、カルバリル、クロル
デン類、1,2−ジブロモ−3−クロロプロパン、DD
Tおよびその代謝物(DDE、DDD)、ケルセン、ア
ルドリン、エンドリン、ディルドリン、エンドサルファ
ン、ヘプタクロルおよびヘプタクロルエポキシド、マラ
チオン、メソミル、メトキシクロル、マイレックス、ニ
トロフェン、トキサフェン、カンフェクロル、有機スズ
(トリブチルスズなど)、トリフルラリン、アルキルフ
ェノール類、ビスフェノールA、フタル酸ジ(2−エチ
ルヘキシル)、フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ジブ
チル、フタル酸ジシクロヘキシル、フタル酸ジエチル、
ベンゾ(a)ピレン、カドミウム、鉛、水銀、2,4−
ジクロロフェノール、アジピン酸(2−エチルヘキシ
ル)、ベンゾフェノン、4−ニトロトルエン、ジオキサ
ン等が挙げられている。
g/リットル〜pg/リットルオーダーの濃度で環境水
中で検出されている。このような濃度レベルは、CO
D、TOC等から推測される水中有機物濃度のmg/リ
ットルオーダーに比べて非常に低いものであるが、これ
らの内分泌攪乱化学物質が、非常に微量な量で生殖機能
障害、悪性腫瘍などのような作用を引き起こすことが知
られていることから、環境水中あるいは環境に放出され
る以前の水に含まれる微量の内分泌攪乱化学物質を除去
する技術の開発が望まれている。また、これらの物質は
濃度が非常に低いため、通常の分析では溶媒抽出、濃縮
操作などの操作が必要で時間がかかるが、排水処理では
原水の性状が変化する場合もあり、常時モニタリングを
可能にする技術の開発は急務である。
り微量有害物質含有汚水を酸化分解処理する方法におい
て、汚水に含まれる発ガン性物質または内分泌攪乱物質
などの微量有害物質の常時モニタリングを可能とする方
法及び装置を提供することを課題とする。
学物質および発ガン性物質などの微量有害化学物質の常
時モニタリングが不可能であった原因として、(イ)濃
度が非常に低いため、可視光または紫外線吸光度で測定
する方法では直接測定することは不可能であること、
(ロ)ガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィ
ーなど機器分析は感度が高いものの共存物質の影響があ
り、溶媒抽出、濃縮操作などの前処理操作で時間がかか
ることに着目した。そして、微量有害物質含有汚水をオ
ゾンにより酸化分解する際に、酸化分解処理槽内の液の
溶存オゾン濃度が所定値以上となっているかによって微
量有害物質の分解反応における反応終点を検知すること
を見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。このように、本発明によれば、溶存オゾン濃度の測
定及び経時変化の観察により、間接的に微量有害物質の
濃度及び分解率を求めることができ、反応終点検知が可
能となる。
の課題を解決した。 (1)オゾンにより微量有害物質含有汚水を酸化分解処
理する方法において、酸化分解処理槽内の溶存オゾン濃
度を測定し、溶存オゾン濃度が所定値以上となること
で、微量有害物質の分解反応における反応終点を検知す
ることを特徴とするオゾンを用いた酸化分解処理におけ
る反応終点検知方法。 (2)分解対象とする微量有害物質が、ダイオキシン類
であることを特徴とする前記(1)に記載のオゾンを用
いた酸化分解処理における反応終点検知方法。 (3)酸化分解処理が、オゾン処理に紫外線照射または
過酸化水素注入を組み合わせた方法であることを特徴と
する前記(1)又は(2)に記載のオゾンを用いた酸化
分解処理における反応終点検知方法。
給管と、該供給管に設けられたオゾン添加装置とを備え
た、オゾンによる微量有害物質含有汚水の酸化分解処理
槽と、前記酸化分解処理槽から処理された汚水を取り出
し同槽へ返送する循環管と、前記酸化分解処理槽又は前
記循環管に接続された、前記処理された汚水の溶存オゾ
ン濃度測定手段を具備することを特徴とするオゾンを用
いた微量有害物質含有汚水の酸化分解処理における反応
終点検知装置。 (5)底部に微量有害物質含有汚水の供給管と、頂部に
排オゾンガス濃度測定手段への排オゾンガス管を備え
た、オゾンによる微量有害物質含有汚水の酸化分解処理
槽と、該酸化分解処理槽の上部から循環ポンプ、循環水
中にオゾンを添加する添加装置を経て前記酸化分解処理
槽の下部へ処理した汚水を返送する循環管と、該循環管
に接続された処理水排出管と、前記酸化分解処理槽又は
前記循環管に接続された前記処理された汚水の溶存オゾ
ン濃度測定手段を具備することを特徴とするオゾンを用
いた酸化分解処理における反応終点検知装置。
用いた酸化分解処理における反応終点検知が可能とな
る。要するに、微量有害物質の分解反応と、mg/リッ
トルオーダーで存在する共存有機物の分解反応は同時に
起こっており、例えば、微量有害物質の分解率と共存有
機物の分解率は、1対1の関係にある。これにより、微
量有害物質の分解率は、直接測定しなくとも、共存有機
物の分解率を求めることにより、微量有害物質の分解率
を求めることが可能となる。また、共存有機物の分解
は、オゾンの気液間物質移動現象およびオゾンと有機物
の反応により生じ、共存有機物濃度が高い場合は、オゾ
ンと有機物の反応が進行するため、溶存オゾン濃度は低
い値となるが、共存有機物濃度が低い場合は、オゾンと
有機物の反応が緩慢となるため、溶存オゾン濃度が高ま
る。要するに、共存有機物濃度と溶存オゾン濃度は、1
対1の関係になる。以上より、微量有害物質の濃度を直
接測定しなくとも、溶存オゾン濃度の測定および経時変
化観察により、微量有害物質の濃度および分解率が推測
可能となり、反応終点検知が可能となる。
式または回分式であっても良い。回分式とは、貯留タン
クと酸化分解処理槽との間を、水が循環する方式も含ま
れる。溶存オゾン濃度の測定方法は、溶存オゾンを液体
状態のまま直接測定する方法、又はガス状とした後に測
定する方法を挙げることができる。後者は水中共存物質
の影響を避けることができるので、より好ましい。汚水
の溶存オゾン濃度のサンプリング箇所は、酸化分解処理
槽内、酸化分解処理槽からの循環水配管のいずれであっ
てもよく、循環水配管からサンプリングする場合とは、
循環水配管に接続している処理水配管を介してサンプリ
ングする場合も含まれる。ここでいう、微量有害物質と
は、濃度がpg/リットル〜μg/リットルオーダーの
ものをいう。
定された絶対値、又は反応開始時点における値から、計
算で求めた溶存オゾン上昇率などの値であってもよい。
後者の場合は、原水中の微量有害物質濃度が変動した場
合においても、除去率の変動を抑えることができる。
法を採ることができる。 (a)溶存オゾン濃度がある値以上となったことを反応
終点とする方法 (b)溶存オゾン濃度がある値以上となった後一定時間
経過したことを反応終点とする方法 (c)溶存オゾン濃度の時間積算値(溶存オゾン濃度×
経過時間)が、ある値以上となったことを反応終点とす
る方法 (d)溶存オゾン濃度の時間積算値(溶存オゾン濃度×
経過時間)が、ある値以上となった後一定時間経過した
ことを反応終点とする方法 上記の方法から得られた値をもとにして、反応終点を定
められることはもちろんのこと、処理の最適化を目的と
して、入口オゾンガス濃度、循環水量、処理時間、滞留
時間を制御することも可能である。UVランプを併用す
る場合には、UVランプ強度も制御することも可能であ
る。
に基づいて説明する。図1は、貯留タンク2と酸化分解
処理槽(主反応槽)1との間に微量有害物質を含有する
水として汚水3が循環する回分型処理装置において、本
発明の反応終点検知方法を応用した一例である。この例
においては貯留タンク2と酸化分解処理槽1の間の循環
水ラインにおいて溶存オゾン濃度のモニタリングを行っ
ている。溶存オゾン濃度のモニタリングから得られる情
報より、反応終点を検知して回分処理を終了する。
は、汚水供給管4中に配設された循環ポンプ5により、
エゼクタ6からオゾンガス7が注入されて酸化分解処理
槽(主反応槽)1の底部に供給される。主反応槽1の上
部には邪魔板8が設けられていて、汚水3のオゾンガス
7による酸化分解の効率を向上させるように構成されて
いる。酸化処理を受けた汚水3は、次いで主反応槽1の
上部から、汚水循環配管9を経て貯留タンク2へ返送さ
れる途中に配設されたUVランプユニット10において
紫外線(UV光)を照射され、汚水3の酸化分解率を更
に向上されて貯留タンク2へ戻され、以後この工程を繰
り返す。そして、主反応槽1からUVランプユニット1
0に至る汚水循環配管9には、溶存オゾン濃度測定手段
11が接続され、常時モニタリングを継続し、上記4つ
の判定方法のいずれかにより反応終点を決定する。
る工程図である。図1で示した部分と同一部分は、同一
符号を用いて示す。微量有害物質を含有する汚水3は、
酸化分解処理槽(主反応槽)1の底部から供給され、主
反応槽1の上部から汚水循環配管9中に配設された循環
ポンプ5により、UVランプユニット10で紫外線を光
照射されて酸化分解率を向上させられ、次いでUVラン
プユニット10から主反応槽1へ至る汚水循環配管9中
に配設されたエゼクタ6からオゾンガス7を注入されて
主反応槽1の底部へ導入された循環水と共に主反応槽1
内を上向流で上昇し、汚水3中の微量有害物質が酸化分
解反応を受けるようにされる。その反応は主反応槽1の
上部に設けられた邪魔板8の作用により、オゾンガス7
による酸化分解の効率が更に向上するように構成されて
いる。主反応槽1の頂部には、排オゾンガス濃度測定の
ためのガス排出管12が設置されており、それは排オゾ
ンガス濃度測定手段15に接続している。
循環配管9を経て一部は配管経路から分岐した処理水排
出管14を経て処理水13として系外へ排出され、残部
は循環ポンプ5を経てUVランプユニット10によりU
V光を照射されて酸化分解効率をさらに高められた後、
オゾンガスを注入されて主反応槽1底部へ循環させられ
て、汚水3の酸化分解効率を高めるように構成されてい
る。なお、主反応槽1に接続された汚水循環配管9に
は、図1と同様に溶存オゾン濃度測定手段11が接続さ
れ、図1と同様の機能を果たすように構成されている。
あるが、溶存オゾン濃度測定手段11が主反応槽1に接
続されている形式である。この場合には、溶存オゾン濃
度測定手段11を接続する箇所は、主反応槽1内の汚水
3についてその反応の終点を検出するのに最も適した箇
所とすることが好ましい。この形式においても、図3の
溶存オゾン濃度測定手段11を汚水循環配管9に接続し
た場合と同様な効果が得られた。この溶存オゾン濃度測
定手段11を主反応槽1に接続する形式は、図1の回分
式の場合にも適用することができる。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
ル]の洗煙排水を原水とし、下記の第1表に示す条件で
図1に示す回分式のフローに従って処理した。
濃度は処理時間の経過と共に上昇し、その後5.8[m
g/リットル]の一定値で安定した。DXNs濃度は、
初期の10000[pg−TEQ/リットル]から処理
時間に対して指数的に減少し、溶存オゾン濃度が5.8
[mg/リットル]で安定後、14.5[hr]で排水
基準である10[pg−TEQ/リットル]となった。
同様の洗煙排水を用いて溶存オゾン濃度が5.8[mg
/リットル]で安定した後、15.0[hr]処理を継
続する運転を3回繰り返し実験を行ったところ、処理後
のDXNs濃度は、それぞれ9.5、9.0、9.0
[pg−TEQ/リットル]となり、いずれも10[p
g−TEQ/リットル]を安定して下回った。これよ
り、溶存オゾン濃度を指標として処理後のDXNs濃度
を推測可能であることが明らかとなった。また、本方法
では再現性があることも確認された。
排水を原水とし、下記の第2表に示す条件で図3に示す
連続式のフローに従って処理した。
濃度は処理水DXNs濃度の減少と共に増加し、溶存オ
ゾン濃度5.8[mg/リットル]の時点で、処理水D
XNs濃度10[mg/リットル]となった。同様の排
水を用いて溶存オゾン濃度6.0[mg/リットル]と
なるように、オゾンガス濃度を調整する運転を3回繰り
返して行ったところ、処理水DXNs濃度は、それぞれ
9.2、9.5、8.8[pg−TEQ/リットル]で
あった。これより、連続処理においても、溶存オゾン濃
度を指標として処理水DXNs濃度を推測可能であるこ
とが明らかとなった。また、連続処理においても再現性
があることが確認された。
水とし、第3表に示す条件で図5に示す連続式のフロー
に従って処理した。処理方法はオゾン処理とした。溶存
オゾン濃度の測定は、主反応槽から直接サンプリングし
て行った。
場合と同様に処理水ノニルフェノール濃度の減少と共に
増加し、溶存オゾン濃度0.4[mg/リットル]の時
点で処理水ノニルフェノール濃度1.0[mg/リット
ル]となった。同様の排水を用いて溶存オゾン濃度0.
5[mg/リットル]となるように、オゾンガス濃度を
調整する運転を2回繰り返して行ったところ、処理水D
XNs濃度はそれぞれ0.9,0.8[pg−TEQ/
リットル]であった。これにより、オゾン処理において
も溶存オゾン濃度を指標として微量有害物質の一種であ
る処理水ノニルフェノール濃度を推測可能であることが
明らかとなった。また、再現性があることが確認され
た。
理における反応終点検知法を用いることにより、微量有
害物質を対象とした場合においても常時モニタリングが
可能となる。すなわち、微量有害物質の分解率とmg/
リットルオーダーで存在する共存有機物の分解率は、1
対1の関係にあり、また、共存有機物の分解は、オゾン
の気液間物質移動現象およびオゾンと有機物の反応によ
り生じ、共存有機物濃度と溶存オゾン濃度も1対1の関
係にある。これにより、微量有害物質の濃度を直接測定
しなくとも、溶存オゾン濃度測定および経時変化観察に
より、微量有害物質の濃度および分解率が推測可能とな
り、反応終点検知が可能となる。通常の分析では、溶媒
抽出、濃縮操作などの操作が必要で時間がかかるが、本
発明によれば常時モニタリングが可能になることによ
り、原水性状の変化にも対応でき、処理もより確実に行
うことができる。
理における反応終点検知方法を示すフロー図。
の関係を示す図。
理における反応終点検知方法の別の一例を示すフロー
図。
図。
理において、酸化分離処理槽に溶存オゾン濃度測定手段
を設けた反応終点検知方法を示すフロー図。
Claims (5)
- 【請求項1】 オゾンにより微量有害物質含有汚水を酸
化分解処理する方法において、酸化分解処理槽内の溶存
オゾン濃度を測定し、溶存オゾン濃度が所定値以上とな
ることで、微量有害物質の分解反応における反応終点を
検知することを特徴とするオゾンを用いた酸化分解処理
における反応終点検知方法。 - 【請求項2】 分解対象とする微量有害物質が、ダイオ
キシン類であることを特徴とする請求項1に記載のオゾ
ンを用いた酸化分解処理における反応終点検知方法。 - 【請求項3】 酸化分解処理が、オゾン処理に紫外線照
射または過酸化水素注入を組み合わせた方法であること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のオゾンを用
いた酸化分解処理における反応終点検知方法。 - 【請求項4】 微量有害物質含有汚水を供給する供給管
と、該供給管に設けられたオゾン添加装置とを備えた、
オゾンによる微量有害物質含有汚水の酸化分解処理槽
と、前記酸化分解処理槽から処理された汚水を取り出し
同槽へ返送する循環管と、前記酸化分解処理槽又は前記
循環管に接続された、前記処理された汚水の溶存オゾン
濃度測定手段を具備することを特徴とするオゾンを用い
た微量有害物質含有汚水の酸化分解処理における反応終
点検知装置。 - 【請求項5】 底部に微量有害物質含有汚水の供給管
と、頂部に排オゾンガス濃度測定手段への排オゾンガス
管を備えた、オゾンによる微量有害物質含有汚水の酸化
分解処理槽と、該酸化分解処理槽の上部から循環ポン
プ、循環水中にオゾンを添加する添加装置を経て前記酸
化分解処理槽の下部へ処理した汚水を返送する循環管
と、前記循環管に接続された処理水排出管と、前記酸化
分解処理槽又は前記循環管に接続された前記処理された
汚水の溶存オゾン濃度測定手段を具備することを特徴と
するオゾンを用いた酸化分解処理における反応終点検知
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001219973A JP2003024958A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | オゾンを用いた酸化分解処理における反応終点検知方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001219973A JP2003024958A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | オゾンを用いた酸化分解処理における反応終点検知方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003024958A true JP2003024958A (ja) | 2003-01-28 |
Family
ID=19053866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001219973A Pending JP2003024958A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | オゾンを用いた酸化分解処理における反応終点検知方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003024958A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008087816A1 (ja) * | 2007-01-17 | 2010-05-06 | 学校法人日本大学 | ヒドロキシラジカル消去能の測定方法及び測定装置 |
JP2014195788A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 三浦工業株式会社 | 紫外線殺菌システム |
-
2001
- 2001-07-19 JP JP2001219973A patent/JP2003024958A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008087816A1 (ja) * | 2007-01-17 | 2010-05-06 | 学校法人日本大学 | ヒドロキシラジカル消去能の測定方法及び測定装置 |
JP2014195788A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 三浦工業株式会社 | 紫外線殺菌システム |
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