JP2003024843A - 噴霧器 - Google Patents

噴霧器

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JP2003024843A
JP2003024843A JP2001210119A JP2001210119A JP2003024843A JP 2003024843 A JP2003024843 A JP 2003024843A JP 2001210119 A JP2001210119 A JP 2001210119A JP 2001210119 A JP2001210119 A JP 2001210119A JP 2003024843 A JP2003024843 A JP 2003024843A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
mixing chamber
spout
air
circular mixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001210119A
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English (en)
Inventor
Satoshi Yazaki
智 矢崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitani Valve Co Ltd
Original Assignee
Mitani Valve Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴霧器において、微細な霧をつくり、内容液
を均一に噴霧するとともに、噴霧した内容液が垂れ落ち
たりするおそれをなくす。 【解決手段】 容器10の口部12に取り付ける口栓1
4と、噴口27を有し、口栓に被せてその口栓との間に
噴口に通ずる吐出通路を形成するノズルカバー28とか
らなる。そして、吐出通路には、噴口と対向する位置
に、円形混合室20を設けるとともに、容器内の内容液
を通して円形混合室内に接線方向から流入する液溝21
と、容器内の空気を通して円形混合室内に接線方向から
流入する空気溝22とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マウススプレ
ー、消毒液スプレー、局部の汚れ取りスプレーなど、容
器の胴部を手で潰すことにより、少量の内容液を噴口か
ら霧状に吐出する噴霧器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の噴霧器の中には、例えば
図5に示すように、中栓1で吐出パイプ2を保持して液
路3を形成し、それに、噴口4を有するヘッド5を被せ
て、内室6を形成するとともに、その内室6に通ずる空
気路7を形成する。噴口4位置には、ヘッド5の、内室
6を区画する内面に図6に示すようなスパイラル溝8を
形成していた。
【0003】そして、使用するときは、容器の外形を潰
して、容器内の内容液を吐出パイプ2内を通して内室6
に導き、また容器内の空気を空気路7を通して内室6に
導き、それらを内室6で混合してスパイラル溝8で激し
い渦流とし、噴口4から霧状として吐出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の噴霧器では、微細な霧をつくることができず、内
容液を均一に噴霧できなかったり、噴霧した内容液が垂
れ落ちたりする問題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、噴霧器におい
て、微細な霧をつくり、内容液を均一に噴霧するととも
に、噴霧した内容液が垂れ落ちたりするおそれをなくす
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、請求項1に記載の発明は、容器の口部に取り付ける
口栓と、噴口を有し、口栓に被せてその口栓との間に噴
口に通ずる吐出通路を形成するキャップとからなる噴霧
器にあって、吐出通路には、噴口と対向する位置に、円
形混合室を設けるとともに、容器内の内容液を通して円
形混合室内に接線方向から流入する液溝と、容器内の空
気を通して円形混合室内に接線方向から流入する空気溝
とを設けてなる、ことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の噴霧器において、口栓には、下端を容器内にのばす吐
出パイプの上端を取り付け、その吐出パイプと液溝とを
連通してなる、ことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の噴霧器において、口栓には、連通孔をあけ、その連通
孔を介して容器内の空気収納空間と空気溝とを連通して
なる、ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる噴霧器の、不使用状態における縦断面を示す。
【0010】図中符号10は、三角体形状の容器であ
る。容器10は、プラスチック材料で、胴部を手で潰す
ことができるようにつくり、内部に内容液を収納する。
【0011】容器10の口部12には、口栓14を取り
付ける。口栓14は、図2からも判るとおり、大筒部1
5と中筒部16と小筒部17とでつくり、大筒部15と
中筒部16との間には鍔部18を設ける。そして、大筒
部15を容器10の口部12内に入れ、鍔部18を口部
12の頂端面に突き当てて取り付ける。
【0012】この口栓14の小筒部17外面には、凹部
を設けて円形混合室20を形成し、その円形混合室20
に対して接線方向に液溝21を上向きに、空気溝22を
下向きに真っ直ぐ設ける。空気溝22は、中筒部16と
小筒部17との間の連通孔23を介して中筒部16内の
空気収納空間24と連通する。
【0013】この口栓14の中筒部16内面には、上下
にのびる4つの突条25を周方向に90度置きに設け
る。そして、中筒部16内に吐出パイプ26の上端を圧
入してその先端面を小筒部17に突き当て、吐出パイプ
26内と小筒部17内とを連通して図3に示すように4
つの突条25で吐出パイプ26を保持する。吐出パイプ
26の下端は、容器10内に向けてのばす。
【0014】このような口栓14の小筒部17には、噴
口27を有するノズルカバー28を被せる。そして、噴
口27を、口栓14の小筒部17外面に形成した円形混
合室20と対向する。これにより、吐出パイプ26内か
ら小筒部17内を通して液溝21から噴口27に通ずる
内容液の吐出通路と、大筒部15および中筒部16内を
通して連通孔23から空気溝22を通して噴口27に通
ずる空気の吐出通路を形成する。
【0015】ノズルカバー28の上には、キャップ30
を被せ、容器10の口部12にねじ付ける。キャップ3
0内には筒部31があり、図4からも判るとおりその筒
部31でノズルカバー28および中筒部16を被うよう
にする。
【0016】いま、この図示噴霧器を使用するときは、
キャップ30を外して噴口27を噴霧目的部位に向け
る。そして、手で容器10の胴部を潰す。すると、実線
矢印で示すように容器10内の内容液が吐出パイプ26
内を上昇し、小筒部17内を通過して、口栓14とノズ
ルカバー28の間から液溝21に入り、円形混合室20
内に接線方向から流入する。また、容器10内の空気収
納空間24の空気が、点線矢印で示すように大筒部15
および中筒部16内を通過して連通孔23から空気溝2
2に入り、円形混合室20内に接線方向から流入する。
【0017】上下から円形混合室20内に流入した内容
液と空気は、円形混合室20内で渦巻き状に混ぜ合わさ
れ、噴口27から噴霧目的部位に向けて霧状となって吐
出される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、噴口と対向する位置に、円形混合室を設けるととも
に、容器内の内容液を通して円形混合室内に接線方向か
ら流入する液溝と、容器内の空気を通して円形混合室内
に接線方向から流入する空気溝とを設け、内容液と空気
を、円形混合室内で渦巻き状に混ぜ合わせ、噴口から霧
状として吐出するから、微細な霧をつくり、内容液を均
一に噴霧するとともに、噴霧した内容液が垂れ落ちたり
するおそれをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による噴霧器の、不使用状態における
縦断面図である。
【図2】それに備える口栓とノズルカバーの分解斜視図
である。
【図3】図4のA−A線断面図である。
【図4】図1に示す噴霧器の部分拡大断面図である。
【図5】従来の噴霧器の部分縦断面図である。
【図6】その噴霧器の噴口位置内面に設けるスパイラル
溝を示す図である。
【符号の説明】
10 容器 12 容器の口部 14 口栓 20 円形混合室 21 液溝 22 空気溝 23 連通孔 24 空気収納空間 26 吐出パイプ 27 噴口 28 ノズルカバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の口部に取り付ける口栓と、噴口を
    有し、前記口栓に被せてその口栓との間に前記噴口に通
    ずる吐出通路を形成するノズルカバーとからなり、 前記吐出通路には、前記噴口と対向する位置に、円形混
    合室を設けるとともに、前記容器内の内容液を通して前
    記円形混合室内に接線方向から流入する液溝と、前記容
    器内の空気を通して前記円形混合室内に接線方向から流
    入する空気溝とを設けてなる、噴霧器。
  2. 【請求項2】 前記口栓には、下端を前記容器内にのば
    す吐出パイプの上端を取り付け、その吐出パイプと前記
    液溝とを連通してなる、請求項1に記載の噴霧器。
  3. 【請求項3】 前記口栓には、連通孔をあけ、その連通
    孔を介して前記容器内の空気収納空間と前記空気溝とを
    連通してなる、請求項1に記載の噴霧器。
JP2001210119A 2001-07-11 2001-07-11 噴霧器 Pending JP2003024843A (ja)

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