JP2003024335A - 閉鎖方法用の突き押し機構 - Google Patents

閉鎖方法用の突き押し機構

Info

Publication number
JP2003024335A
JP2003024335A JP2002156807A JP2002156807A JP2003024335A JP 2003024335 A JP2003024335 A JP 2003024335A JP 2002156807 A JP2002156807 A JP 2002156807A JP 2002156807 A JP2002156807 A JP 2002156807A JP 2003024335 A JP2003024335 A JP 2003024335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
pushing
pushing mechanism
pusher
closure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002156807A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4159805B2 (ja
Inventor
Per Egneloev
ペル・エグネロヴ
Dan Akerfeldt
ダン・オケルフェルト
Frederik Preinitz
フレドリク・プレイニッツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
St Jude Medical Systems AB
Original Assignee
Radi Medical Systems AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP01850106A external-priority patent/EP1266626B1/en
Application filed by Radi Medical Systems AB filed Critical Radi Medical Systems AB
Publication of JP2003024335A publication Critical patent/JP2003024335A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4159805B2 publication Critical patent/JP4159805B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/0057Implements for plugging an opening in the wall of a hollow or tubular organ, e.g. for sealing a vessel puncture or closing a cardiac septal defect
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/064Surgical staples, i.e. penetrating the tissue
    • A61B17/0643Surgical staples, i.e. penetrating the tissue with separate closing member, e.g. for interlocking with staple
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/0057Implements for plugging an opening in the wall of a hollow or tubular organ, e.g. for sealing a vessel puncture or closing a cardiac septal defect
    • A61B2017/00646Type of implements
    • A61B2017/00659Type of implements located only on one side of the opening

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本発明は、血管の穿刺箇所を閉鎖するのに必要
な2回又は3回の作用操作を1回の手動操作にて連続的
に実施することができるようにする突き押し機構が設け
られた装填装置に関する。 【解決手段】突き押し機構の1つの好ましい実施の形態
において、湾曲カム15は、プランジャ14の一端であ
る突き押し釦8の1回の手動操作を内側閉鎖具を血管内
に挿入するために使用されたプッシャー5の引込み動作
に変換し、次に、突き押し管10の前進動作に変換し、
突き押し管により外側閉鎖具が押されて血管の外壁と係
合する。突き押し釦8の端部位置において、プランジャ
14のリセス部23が、内側及び外側閉鎖具を共に中間
の血管壁の周りで突き押す糸3をリテーナ16から解放
し、これにより第3の操作ステップを完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血管の穿刺箇所の
閉鎖装置、より具体的には、血管の穿刺箇所を閉鎖する
のに必要な3つの作用操作を1回の手動操作にて連続的
に行うことのできるようにする突き押し機構が設けられ
た装填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】色々な外科的方法及び侵襲性の検査にお
いて、血管(動脈又は静脈)にアクセスすることが必要
である。かかる方法は、通常、動脈内に導入子を挿入す
ることができるように、動脈(又は静脈)を経皮的に穿
刺することを含む。この導入子は、基本的に、中空の管
から成っており、カテーテル及びトレーサのような、異
なる医療器具をこの中空の管を通じて動脈内に挿入する
ことができる。一度び操作が完了し且つ医療器具を除去
したならば、導入子を除去するが、その結果、動脈に開
口部が残り、何らかの措置を採らなければ、血液がこの
開口部から噴出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この出血を止める最も
簡単な方法は、教育を受けた外科医又はその他の適宜に
教育を受けた人間がその穿刺箇所に直接、指の力を加え
ることである。1つの代替法として、圧力調節手段が設
けられた大きいクランプにより直接的な圧力を機械的に
加えることができる。この直接的な加圧方法は、幾つか
の短所を伴い、その最も重要なことは、相当な時間に亙
って圧力を加えなければならないことである。大腿部動
脈への穿刺箇所の場合、止血効果が生じるまで45分間
もの長い間、圧力を加えなければならず、その結果、動
脈を通る血液の流れが著しく減少する。血栓症は、術後
の直後の期間に生じる可能性のある重大な合併症の1つ
であるため、動脈系又は静脈系を通る血液の流れが少し
でも減少することは極めて望ましくない。
【0004】出血を止めるより巧妙な方法は、血管の穿
刺箇所を直接、機械的に閉鎖することによる。閉鎖装置
は、この場合、血管壁の内面に配置すべき第一の要素
と、血管壁の外面に配置すべき第二の要素と、第一及び
第二の要素を共に保持し、これにより、中間の血管壁の
穿刺箇所を閉鎖するクランプ止め部材とから成るものと
することができる。通常、クランプ止め部材は、第二の
要素に対する案内部材としても機能し且つ外皮膚の外側
まで伸びている。かかる閉鎖装置の例は、米国特許第
5,350,399号及び米国特許第5,620,46
1号に開示されている。
【0005】このため、かかる装置の場合、血管壁の両
側部に閉鎖装置が配置される方法は、特に、次の基本的
ステップを備えている。すなわち、第一の要素を押し部
材により血管内に挿入する。次に、第一の要素が血管壁
の内面に着座する迄、押し部材及び第一の要素を引込め
る。次に、押し部材を引き戻し、案内及びクランプ止め
部材により案内される第二の要素は、第二の要素が血管
壁の外面に着座する迄、前方に押す。次に、第一及び第
二の要素は、案内及びクランプ止め部材により共に保持
され、中間血管壁が閉鎖される。次に、外皮面の外側に
ある案内及びクランプ止め部材の部分を解放して、案内
及びクランプ止め部材を外皮面の高さにて切断すること
ができる。
【0006】閉鎖装置を付与するのに必要とされるこれ
らの操作ステップ及びその他の操作ステップを手動にて
実施するためには、明らかに、相当な量の手の器用さを
必要とする。例えば、第一の要素を血管の内面と係合状
態に保持し且つこの血管の内面に沿って第二の要素が摺
動して血管の外面と係合するようにする、米国特許第
5,620,461号に開示されたように、案内及びク
ランプ止め部材が糸であると仮定するならばと、この糸
は、第一及び第二の要素が共に突き押される迄、きつく
保持しなければならないことが明らかである。更に、第
二の要素を所要位置に押すのに必要な力は、入念に調節
し、この力が第二の要素を押して血管壁の外側と接触さ
せるのに十分に大きいようにしなければならない。しか
し、この力が第二の要素を血管壁に対して過度に強く押
し、これにより、血管壁に貫入し且つ血管壁の穿刺穴を
拡張させることがないようにする措置を採らなければな
らない。上述した操作ステップの幾つかを容易にするた
め、幾つかの型式の挿入器具が開発されている。例え
ば、米国特許第5,350,399号、米国特許第5,
021,059号、米国特許第5,441,517号及
び米国特許第5,282,827号を参照するとよい。
これらの異なる挿入器具の特定の設計及び機能は、勿
論、相応する閉鎖装置の設計及び機能に依存する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した3つ
の操作ステップに関するものである。すなわち、押し部
材を引込めることと、第二の要素を血管壁の外面と係合
するように前進させることと、案内及びクランプ止め部
材を解放することとである。これら3つの操作ステップ
は、全体的な閉鎖手順に含められる操作ステップと相違
して、3つの本発明のステップと称される。このよう
に、本発明の3つのステップは、通常、全体的な閉鎖手
順に含まれる、一連の副次的ステップを構成する。本発
明の適用例の全体に亙って、押し部材は、プッシャーと
称し、第一及び第二の要素は、それぞれ内側閉鎖具及び
外側閉鎖具と称する。案内及びクランプ止め部材は、こ
の場合、外側閉鎖具の中央の穴を貫通して進み、また、
内側閉鎖具に取り付けられる糸から成っている。本発明
の最初の2つの操作ステップの間、内側閉鎖具を血管壁
の内面に対して強固に着座した状態に保持するのに十分
糸を締め付ける。外側閉鎖具を前方に押したとき、該外
側閉鎖具は、糸に沿って摺動し且つ案内されて血管壁の
外面と係合する。一度び外側閉鎖具が正確に配置された
ならば、外側閉鎖具の中心を貫通する穴の直径が糸の直
径よりも僅かに小さいことに起因する摩擦力は、外側閉
鎖具が再度、後方に動くのを防止する。本発明の第2の
操作ステップは、本明細書にて、突き押しステップと称
する。好ましくは、本発明の第3の操作ステップは、そ
の前の2つのステップの直後に行われる。これらの要素
の設計及び機能並びに異なる操作ステップ及びこれと関
係した必要条件については、以下により詳細に説明す
る。
【0008】勿論、本発明のすべてのステップは、閉鎖
装置の位置決めを最適にし且つ組織を誤って傷付ける危
険性を最小にし得るように可能な限り滑らかに且つ正確
に行う必要がある。その結果、これらのステップを安定
で且つ均一な方法にて行うことができるようにする装置
が必要とされている。この装置は、好ましくは、1回の
手動操作にて取り扱うことが容易であり、また、この装
置を使用する毎に、血管壁を満足し得るように完全に閉
鎖することが可能なものでなければならない。好ましく
は、この装置には、血管壁のそれぞれの側部に閉鎖具が
正確に配置される前に、外側及び内側閉鎖具を誤って突
き押すことを防止する安全機構が設けられるものとす
る。
【0009】上述した目的は、本発明による突き押し機
構が設けられた装填装置によって実現される。1つの好
ましい実施の形態において、突き押し機構は、プッシャ
ーと、糸と、突き押し管と、突き押し釦と、湾曲カムと
を備えている。上述したように、プッシャーは、内側閉
鎖具を動脈(又は静脈)内に挿入するために使用し、次
に、内側閉鎖具が動脈壁の内面に接触する迄、プッシャ
ー及び内側閉鎖具を引込める。従って、これは、本発明
の最初のステップに対する最初の位置である。この位置
において、糸を締め付け且つ内側閉鎖具を動脈の内壁に
強固に着座した状態に保持する。突き押し釦は、プラン
ジャの一端であり、この一端は、最初の位置にあると
き、円筒状ハウジングの基端から部分的に引込んでい
る。円筒状ハウジングの第二の端部は、導入子の円錐形
部分に接続される一方、該円錐形部分は、支管に接続さ
れている。この支管は、異なる医療器具を動脈内に挿入
したときに使用された最初の導入子に置換したものであ
る。プランジャ、プッシャー及び突き押し管は、円筒状
ハウジング内にて軸方向に摺動可能であるが、湾曲カム
の面に形成された溝内を摺動するピンによって湾曲カム
に接続されている。該湾曲カムは、円筒状であり且つ円
筒状ハウジング内にて回転可能である。
【0010】当初の位置にあるとき、突き押し管及びプ
ッシャーは、湾曲カムによって係止されている。突き押
し釦を押すと、すなわち、プランジャを円筒状ハウジン
グ内に押し込むと、湾曲カムは約90°回転してプッシ
ャーを強制的に後方に動かし、突き押し管を非係止状態
にする。突き押し釦を更に押すと、プランジャは、湾曲
カムから離れ、突き押し管を直接、押す一方、該突き押
し管は、外側閉鎖具に押し付けられる。端部位置におい
て、外側及び内側閉鎖具を共に突き押すと、円筒状ハウ
ジングの基端に固着された糸が解放される。このよう
に、湾曲カム機構は、突き押し釦の長手方向動作を連続
的に行われる3つの動作に変換する、すなわち、プッシ
ャーは、閉鎖具から突き押し管内に引込まれて戻る動作
と、突き押し管が外側閉鎖具を押して動脈壁の外面と係
合するようにし且つ外側及び内側閉鎖具を共に突き押し
する動作と、糸を解放する動作とである。
【0011】添付図面を参照しつつ、装填装置及び突き
押し機構について単に一例として更に詳細に説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の3つのステップは、全体
として、第一の要素を血管の内面に配置することと、第
二の要素を血管の外面に配置することと、クランプ止め
部材が第一及び第二の要素を共に保持することとを含む
多岐に亙る閉鎖方法に含まれる点にて汎用的なものであ
る。しかし、説明の目的のため、また、この説明の理解
を容易にするため、血管の穿刺箇所を密封する特別なシ
ステムに関して本発明の3つの操作ステップについて説
明する。操作に関係する異なる要素の設計及び機能の説
明と共に、この方法について簡単に説明する。
【0013】図1には、内側閉鎖具1が図示されてい
る。この一例としての閉鎖システムにおいて、内側閉鎖
具1は、ゴム状の弾性を有し且つ6ヶ月以内で再吸収可
能な生物分解性ポリマーにて成形されている。内側閉鎖
具1は、直径2mmの導入子内に折り畳むことができ
る。内側閉鎖具1が拡張したとき、該内側閉鎖具1はそ
の当初の形状を取り戻す。内側閉鎖具1は、内側閉鎖具
1が血管の内面に着座したとき、血管から引き出される
のを防止する、断面厚さが増大した中央ビームを備えて
いる。中央ビームの周りの薄く且つ可撓性のスカート部
は、内側閉鎖具1に対し血管壁に適合し且つ該血管壁を
閉鎖し得るようにする柔軟性を持たせる。クランプ止め
部材、この場合、糸又は縫合糸は、中央ビームを通って
長手方向に引き出されて、中央ビームの強度の低下を最
小にする。
【0014】図2には、外側閉鎖具2が図示されてい
る。この場合、外側閉鎖具2は、内側閉鎖具1と同一の
材料で成形されている。しかし、その他の閉鎖システム
において、内側及び外側閉鎖具は、異なる材料で形成す
ることができる。外側閉鎖具2は、中央部分の穴を貫通
して伸びる糸(縫合糸)の周りにて必要なクランプ止め
力を提供する、より厚い中央部分を備えている。中央部
分の周りの薄く且つ可撓性のスカート部は、動脈の外壁
に適合し且つ突き押し過程中、周囲の組織を通るための
可撓性を提供する。
【0015】図3には、内側及び外側閉鎖具(1、2)
を共に突き押すクランプ止め部材3が概略図的に図示さ
れている。この場合、クランプ止め部材3は、USサー
ジカル(US Surgical)から入手可能な、再
吸収可能な多数フィラメント糸、縫合糸ポリソーブ(P
olysorb)(登録商標名)から成っている。成形
したコアピンを編組糸3の中央に挿入する。このコアピ
ンは、糸3が外側閉鎖具2を貫通する部分にて糸3の直
径を拡大させる。このため、外側閉鎖具2は、外側閉鎖
具2が血管外壁と係合して、突き押しが為される迄、摩
擦を増大させることなく糸3の上を摺動することができ
る。
【0016】図4には、正確な長さの糸ループ内に共に
取り付けられた内側閉鎖具1、外側閉鎖具2及び糸3が
図示されている。糸3は、内側及び外側閉鎖具(1、
2)のそれぞれの穴を貫通して挿入される。糸3の端部
は糸3の端部の周りに押し付けられたステンレススチー
ル製クランプ4内にて接合されている。勿論、糸の端部
は接着剤又はテープのようなその他の手段により接合し
てもよく又は共に融着等させることができる。更に、外
側及び内側閉鎖具のその他の設計の場合、糸はループの
形態を採る必要はない。
【0017】上述したように、プッシャーは内側閉鎖具
1を血管内に案内する。図5に図示したプッシャー5
は、平坦とされ且つフォークのように形成された末端を
有するステンレススチールワイヤーから成っている。プ
ッシャー5は内側閉鎖具1付近にて糸3に押し付けられ
る。図5に図示するように、プッシャー5のフォーク端
部は糸3を取り巻き、糸3を締め付ける限り、プッシャ
ー5は閉鎖具を全ての方向に案内する。勿論、プッシャ
ーはプラスチックのようなその他の材料で形成してもよ
く、また、内側及び外側閉鎖具の設計並びにクランプ止
め部材の設計に依存して、管状のような何らかのその他
の形状であるようにしてもよい。
【0018】図6は全体として参照番号6で表示した装
填装置の概略図である。装填装置6は、導入子の円錐形
部分7と、突き押し釦8を有する突き押し機構(図示せ
ず)という2つの部品から基本的に成っている。突き押
し機構は円筒状ハウジング9内に受け入れられ、突き押
し釦8がこの円筒状ハウジングから部分的に引込む。突
き押し機構及び導入子の円錐形部分7は細長い突き押し
部材10を通じて接続されている。当該実施例におい
て、細長い突き押し部材10は可撓性の突き押し管10
から成っている。該突き押し管10は突き押し機構に取
り付けられ且つ導入子の円錐形部分7内に摺動可能であ
る。本発明の基本的な対象物を構成する突き押し機構に
ついては以下に詳細に説明する。
【0019】図7は図6に図示した導入子の円錐形部分
7の概略図である。内側及び外側閉鎖具(1、2)が折
り畳んだ状態で恒久的に格納されるならば、これら閉鎖
具は最終的にこの形状に適合し、展開した後その当初の
形状を完全に回復することはないであろう。これを防止
するため、閉鎖具(1、2)は導入子の円錐形部分7の
チャンバ内に展開した状態で格納されている。導入子の
円錐形部分7は矩形の形状から円形の形状に内部で漸進
的に変化し得る設計とされている。閉鎖具(1、2)を
導入子の円錐形部分7を通じて押し込むと、このため、
これら閉鎖具は折り畳まれて円形の形状となる。図7に
て理解し得るように、糸3及びプッシャー5は突き押し
管10内に受け入れられている。突き押し部材10のこ
の設計により、糸3及びプッシャー5は突き押し管10
内で便宜に案内される。しかし、別の設計の突き押し部
材を使用することも可能である。例えば、突き押し部材
はその末端にリングが設けられた細いロッドから成るも
のとしてもよく又はその他の何らかの設計としてもよ
い。
【0020】当初の状態、すなわち本発明の第1のステ
ップに対する開始位置にあるとき、導入子の円錐形部分
7はその一例を図8に図示した支管11に接続される。
閉鎖手順を開始すべきとき、すなわち、血管での医療措
置が完了したとき、最初の導入子は図9に図示するよう
に、この支管11と置換する。好ましくは、内側閉鎖具
1は血管内での内側閉鎖具1の操作に関係した危険性を
最小にし得るよう可能な限り血管壁に近く展開させる。
この目的のため、図8に図示した支管11には管壁に小
さい逆流通路が設けられ、また、先端から約1cmの距
離の末端入口12と、基端出口13とが設けられる。通
路出口13からの血液の垂れ落ちを観察することによ
り、支管11の先端を血管内への適宜な距離(この場合
1cm)の位置に配置することが可能である。当該技術
分野にて既知であるように、支管11の位置決めは色々
な異なる方法で行うことができる。更に、図8に図示し
た支管11には導入子の円錐形部分7にスナップ止め式
に接続するためのスナップ嵌め機構が設けられている
が、バイオネット継手のようなその他の型式の接続機構
を使用することも可能である。
【0021】上述したように、装填装置6はまた、突き
押し機構を備えている。その機能が本発明の必須の部分
であるこの突き押し機構については以下に完全に説明す
る。しかし、突き押し機構及びその機能の理解を容易に
するため、通常、全体的な閉鎖手順に含まれるステップ
(すなわち、本発明の3つのステップに限らないステッ
プ)について最初に極く簡単に説明する。
【0022】図9において、最初の導入子は支管11で
置換されている。当該技術分野の当業者はこの手順を行
う方法が理解されよう。説明の明確化のため、図9の右
側(及び図10乃至図14の右側)すなわち支管11の
末端は、図9の左側部(及び図10乃至図14)すなわ
ち支管11の基端に比べて拡大してある。全体的な閉鎖
手順のこの最初のステップにおいて、導入子の円錐形部
分7は、導入子の円錐形部分7及び支管11がスナップ
嵌め機構により共にスナップ止めされる迄、支管11内
に挿入する。
【0023】全体的な閉鎖手順における第2のステップ
は図10に図示されており、この場合、円筒状ハウジン
グ9内に受け入れられる突き押し機構は円筒状ハウジン
グ9及び導入子の円錐形部分7が共にスナップ止めする
迄、導入子の円錐形部分7内に挿入する。このステップ
によって内側閉鎖具1は血管内に展開される。
【0024】図11において、全体的な閉鎖手順の第3
のステップが図示されている。このステップにおいて、
内側閉鎖具1が血管内壁に対して着座する迄、装填装置
6を後方に引張る。装填装置6は安定状態に保持され、
糸3は締め付けられる。
【0025】全体的な閉鎖手順における第4のステップ
が図12に図示されている。全体的な閉鎖手順における
この第4のステップは同時に、本発明の3つのステップ
の最初のステップを構成する。本発明の最初のステップ
において、プッシャー5は内側閉鎖具1から突き押し管
10内に引込める。これにより、内側閉鎖具1は糸3に
より所要位置に保持される。
【0026】図13には、全体的な閉鎖手順の第5のス
テップ、すなわち本発明の第2のステップが図示されて
いる。本発明のこの第2のステップにおいて、突き押し
管10を前方に押し、突き押し管は内側閉鎖具1及び外
側閉鎖具2を共に突き押す。
【0027】図14には、全体的な閉鎖手順の第6のス
テップ、すなわち本発明の第3で且つ最後のステップが
図示されている。本発明の第3のステップにおいて、図
4に図示した糸ループを装填装置6から解放し、装填装
置6を除去して、穿刺箇所通路内に糸3のみが残るよう
にする。
【0028】図12、図13、図14から理解し得るよ
うに、装填装置6の突き押し釦8の位置は、本発明の3
つのステップの間、完全に引込んだ状態から完全に圧縮
した状態まで漸進的に変化する。換言すれば、突き押し
釦8を押し付ける1回の手動操作により本発明の3つの
ステップが開始され且つ完了する。勿論、本発明のステ
ップに関係した機能は連続的に行わなければならない、
すなわち、プッシャー5を引込めることから成る第1の
作用は、突き押し管10を血管の外壁と係合するように
前進させることを含む第2の作用の開始前に、完了させ
なければならない。一方、第2の作用は糸3を装填装置
6から解放することから成る第3の作用を開始する前に
完了させなければならない。本発明による突き押し機構
はこれらの必要条件を満足させるものである。
【0029】ある閉鎖システムでは、本発明の3つのス
テップが実質的に連続的な順序で行われるようにすれば
十分である。この場合、本発明の3つのステップの幾つ
かの間にて多少の程度の重複が許容される、すなわち、
その前のステップが完全に完了する前に、その後のステ
ップを開始することができる。
【0030】上記の説明から、突き押し機構は突き押し
釦8の前方への動作をプッシャー5の後方への動作、す
なわち引込み動作に変換し得るものでなければならない
ことが明らかであろう。この場合、前方方向は突き押し
部材10を前方に押して血管外壁と係合させる突き押し
釦8の方向である。この場合、突き押し部材10は可撓
性の突き押し管10から成るため、実際的であるように
思われるが、突き押し機構及び導入子の円錐形部分7を
整合状態に取り付ける必要はない。かかる場合、突き押
し管10及び突き押し釦8が整合されていないとき、こ
のため、突き押し管10を前方に押す突き押し釦8の動
作方向はまた、前方方向とみなしてもよい。
【0031】本発明による突き押し機構の1つの好まし
い実施の形態が図15に図示されている。該突き押し機
構は、プッシャー5と、糸3と、突き押し管10と、突
き押し釦8と、プランジャ14と、湾曲カム15(ca
m curve)とを備えている。図15から理解し得
るように、突き押し釦8はプランジャ14の一端であ
る。しかし、閉鎖装置の何らかのその他の実施の形態に
おいて、突き押し釦は、何らかの力伝達手段によりプラ
ンジャに作用可能に接続してもよい。
【0032】図15に図示した当初の位置において、プ
ランジャ14は円筒状ハウジング9から部分的に引込ん
でいる。図4に関して説明したように、糸3はループと
して形成されている。このループは、円筒状ハウジング
9の基端に取り付けられたリテーナ16の周りに固定さ
れている。湾曲カム15は円筒状であり、円筒状ハウジ
ング9内で回転可能である。プランジャ14、プッシャ
ー5及び突き押し管10は、円筒状ハウジング9内で軸
方向に摺動可能であるが、これらは、湾曲カム15の表
面の溝(20、21、22)内を摺動するピン(17、
18、19)により湾曲カム15に接続されている。当
初の位置において、突き押し管10及びプッシャー5は
湾曲カム15により係止されている。突き押し釦8が円
筒状ハウジング9に向けて前方に押されると、湾曲カム
15は約90°回転し、プッシャー5を強制的に後方に
動かし且つ突き押し管10を非係止状態にする。突き押
し釦8がプランジャ14を円筒状ハウジング9内に更に
押し込むと、プランジャ14は湾曲カム15から去って
且つ直接、突き押し管10に押し付けられる。
【0033】湾曲カム15の機能は、湾曲カム15の1
つの実施の形態を外方に押し拡げた状態で示す、図16
に図示した状態からより容易に理解される。湾曲カム1
5の溝20内を移動することのできるピン17は、突き
押し釦8を湾曲カム15に接続し、溝21内を移動する
ことのできるピン18はプッシャー5を湾曲カム15に
接続し、溝22内を移動することのできるピン19が突
き押し管10を湾曲カム15に接続する。突き押し釦8
がプランジャ14を第1の距離だけ円筒状ハウジング内
に押し込むと、突き押し釦8を湾曲カム15に接続する
ピン17は、図16に参照符号A1で示した位置から参
照符号A2で示した位置まで移動する。この最初の動作
の間、プッシャー5を湾曲カム15に接続するピン18
は、参照符号B1で示した位置から参照符号B2で示し
た位置まで移動している。このことは、プランジャ5が
円筒状ハウジング9内に引込んでいること、すなわち本
発明の最初のステップが完了したことを意味する。ピン
17が位置A1から位置A2まで移動したとき、突き押
し管10を湾曲カム15に接続するピン19は、参照符
号C1で示した位置から参照符号C2で示した位置まで
移動している。突き押し管の溝22はプランジャ14の
動作方向に対して垂直であるため、プランジャ14の最
初の動作は突き押し管19を血管外壁に接近するように
動かすことはない。突き押し釦8を円筒状ハウジング9
に向けて更に押すと、プランジャ14は湾曲カム15か
ら去って、直接、突き押し管10に押し付けられる一
方、該突き押し管は外側閉鎖具2を押して血管外壁と係
合させ、これにより、外側及び内側閉鎖具(1、2)を
共に突き押す。突き押し釦8がその最終位置まで押し込
まれたとき、本発明の第2のステップが完了する。この
最終位置において、リテーナ16は突き押し釦8に隣接
するプランジャ14のリセス部23内に下降し(図15
参照)、その結果、糸3はリテーナ16から解放され、
これにより本発明の第3のステップを完了する。
【0034】図16は単に説明の目的に過ぎないことを
認識すべきである。上述したように、湾曲カム15は円
筒状であり且つ円筒状ハウジング9内で回転することが
好ましい。このため、図16に図示した外方に押し拡が
った状態において、湾曲カム15の相応する動作は上向
きのものとなる。しかし、実際に、湾曲カム15が図1
6に図示した外方に押し拡げた形状を有するようにする
ことは、実際上、作用可能であるが、この外方に押し拡
げた形状は、円筒状の形状の場合よりも広い空間を占め
ることになる。勿論、湾曲カムが円筒状でないならば、
ハウジング9を円筒状にする特別な理由はない。
【0035】上記の説明から明らかであるように、本発
明の最後のステップは、本発明の第2のステップの直後
に行われ、このことは、血管壁又はその他の組織を傷付
ける危険性を最小にする点で望ましいことである。リテ
ーナ及び(又は)糸の特別な設計及びその取り付け状態
に依存して、プランジャ14のリセス部23はそれぞれ
の何らかのリテーナ作動手段23にて置換することがで
きる。何らかの理由のため、ユーザが別個の手動操作に
より糸3を解放することを欲するならば、リテーナ作動
手段23は、勿論、省略してよい。この場合、突き押し
機構は本発明の3つのステップの2つのみを実施する。
【0036】上述したように、突き押し手順を連続的に
行われる3つの動作に分割することは、血管壁の穿刺箇
所を正確に且つ安全に閉鎖する上で必要なことである。
しかし、ユーザは1回の簡単で且つ安定的な動作により
突き押し釦を円筒状ハウジング内に押し込むことを望む
であろうから、ユーザの視点からみると、この分割は、
余り興味を引かないことを認識すべきである。
【0037】上述したように、閉鎖具(1、2)が血管
壁のそれぞれの側部に正確に配置される前に、外側及び
内側閉鎖具(1、2)を誤って突き押すことを防止する
安全機構を装填装置に設けることが好ましい。かかる安
全機構の特別な設計及び機能は勿論、相応する突き押し
機構の特別な設計及び機能に依存する。更に、安全機構
は別個の操作にて手動で作動される機構としてもよく、
又は安全機構は、自動機構としてもよく、このことは、
ユーザによる何ら別個の動作を伴わずに、全体的な閉鎖
手順に含まれるステップの1つにて突き押し機構の解放
が自動的に行われることを意味する。図17には、かか
る安全機構の1つの実施の形態が図示されている。該安
全機構は、溝25が設けられた可撓性の捕捉部24と、
ピン26とを備えている。捕捉部24は、この実施の形
態においてプランジャ14の一部を構成し且つ湾曲カム
15と作用可能に係合するように取り付けられる。ピン
26は導入子の円錐形部分7内に取り付けられる。図1
7において、導入子の円錐形部分7及び円筒状ハウジン
グ9を共にスナップ止めする前、すなわち全体的な閉鎖
手順の第2のステップの前における安全機構が図示され
ている。図17に図示するように、捕捉部24は、僅か
に上方に傾き且つこれにより湾曲カム15が回転するの
を防止する。これと同時に、円筒状ハウジング9の内面
からの突起27に係合する溝25がプランジャ14が円
筒状ハウジング9内に摺動するのを防止する。全体的な
閉鎖手順の第2のステップが完了したとき、すなわち、
円筒状ハウジング9及び導入子の円錐形部分7が共にス
ナップ止めされたとき、可撓性の捕捉部24はピン26
によって押し付けられ、これにより、プランジャ14及
び湾曲カム15を解放する。勿論、この安全機能を実現
するその他の手段が存在する。
【0038】本発明による湾曲カムは、突き押し釦の前
進動作を連続的に行なわれる、本発明の3つのステップ
に変換するための実際的で且つ好ましい手段ではある
が、これを実現する多岐に亙るその他の手段が存在す
る。図18には、本発明による動作変換手段の1つの代
替的な実施の形態が概略図的に図示されている。この場
合、湾曲カム15は全体として参照番号28で示した歯
車機構と置換されている。この歯車機構28は、部分的
な歯付きとしたプランジャ29と、部分的な歯付きとし
たプッシャー30と、細長い突き押し部材10と、互い
に接続された2つの歯車(31、32)とを備えてい
る。プランジャ29の歯部分は、最初に、より大きい直
径の歯車31と作用可能に係合している。プッシャー3
0の歯部分は、最初に、より小さい直径の歯車32と作
用可能に係合している。矢印Aで示すように、歯付きプ
ランジャ29が前方に押されると、2つの歯車(31、
32)は、図18で示すように、時計方向に回転する。
このため、歯車32は、矢印Bで示すように、歯付きプ
ッシャー30を後方に押し、これにより、本発明の最初
のステップを実行する。プランジャ29が更に前方に押
されると、歯車31と作用可能に係合している歯部分は
存在せず、矢印Cで示すように、プランジャ29は、前
方に移動する突き押し部材10に直接、押し付けられ、
これにより本発明の第2のステップを実行する。2つの
歯車(31、32)の相対的直径を変更することによ
り、本発明の第2のステップを開始する前に、本発明の
最初のステップを完全に完了させることができる。勿
論、歯付きプランジャ(29)と突き押し部材(10)
との間の距離を調節することにより、本発明の最初のス
テップと第2のステップとの間の重複を調節することも
可能である。この場合、同一直径の2つの歯車を備える
ことも可能であり、このことは、実際には、1つの歯車
のみが使用されることを意味する。
【0039】添付図面に図示した、特定の実施の形態に
関して本発明を説明したが、当該技術分野の当業者に
は、本明細書に記載し且つ特許請求の範囲に記載した本
発明の範囲内で多数の変更例及び改変例が具体化可能で
あることが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】血管の内面と係合するように配置された、一例
としての内側閉鎖具の図である。
【図2】血管の外面と係合するように配置された、一例
としての外側閉鎖具の図である。
【図3】内側及び外側閉鎖具を共に突き押す糸の長手方
向断面図である。
【図4】糸によって共に取り付けられた内側及び外側閉
鎖具の概略図である。
【図5】内側閉鎖具を血管内に案内するプッシャーの概
略図である。
【図6】導入子の円錐形部分及び突き押し機構を有する
装填装置の概略図である。
【図7】図6の導入子の円錐形部分の概略図である。
【図8】支管の概略図である。
【図9】全体的な閉鎖手順の第1のステップを示す図で
ある。
【図10】全体的な閉鎖手順の第2のステップを示す図
である。
【図11】全体的な閉鎖手順の第3のステップを示す図
である。
【図12】本発明の第1のステップを示す図である。
【図13】本発明の第2のステップを示す図である。
【図14】本発明の第3のステップを示す図である。
【図15】本発明による突き押し機構の1つの好ましい
実施の形態の断面図である。
【図16】図15の突き押し機構に含まれる湾曲カムの
1つの実施の形態の図である。
【図17】図6の装填装置用の安全機構の図である。
【図18】本発明による突き押し機構の1つの代替的な
実施の形態の概略図である。
【符号の説明】
1 内側閉鎖具 2 外側閉鎖具 3 クランプ止め部材/編組糸 4 ステンレススチ
ール製クランプ 5 プッシャー 6 装填装置 7 導入子の円錐形部分 8 突き押し釦 9 円筒状ハウジング 10 突き押し管/
突き押し部材 11 支管 12 末端入口 13 基端出口 14 プランジャ 15 湾曲カム 16 リテーナ 17、18、19 ピン 20、21、22
溝 23 リセス部 24 可撓性の捕捉
部 25 溝 26 ピン 27 突起 28 歯車機構 29 プランジャ 30 プッシャー 31、32 歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダン・オケルフェルト スウェーデン国エスエー−755 92 ウプ サラ,ナイヴラ (72)発明者 フレドリク・プレイニッツ スウェーデン国エスエー−753 50 ウプ サラ,ティバストヴェーエン 14

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プッシャー(5;30)により内側閉鎖
    具(1)を血管内に挿入するステップと、外側閉鎖具
    (2)を押して血管の外壁と係合させるステップと、ク
    ランプ止め部材(3)によって中間の血管壁の周りにて
    内側閉鎖具(1)及び外側閉鎖具(2)を共に突き押す
    ステップとを備える、閉鎖方法により、血管壁の経皮的
    穿刺箇所を閉鎖する突き押し機構において、ハウジング
    (9)内に配設された突き押し機構が、プッシャー
    (5;30)と、クランプ止め部材(3)と、プランジ
    ャ(14;29)に作用可能に接続された突き押し釦
    (8)と、プランジャ(14;29)から外側閉鎖具
    (2)まで押圧力を伝達することのできる細長い突き押
    し部材(10)と、前方への突き押し釦(8)の1回の
    手動操作を2つの動作に変換する動作変換手段(15;
    28)とを備え、最初の動作が、プッシャー(5;3
    0)を引込めることから成り、第2の動作が外側閉鎖具
    (2)を前進させて血管の外壁と係合させることから成
    り、更に、突き押し機構には、選択的に、内側及び外側
    閉鎖具(1、2)を誤って突き押すことを防止する安全
    機構が設けられることを特徴とする突き押し機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の突き押し機構におい
    て、前記2つの動作が実質的に連続的な順序にて実施さ
    れることを特徴とする、突き押し機構。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の突き押し機構に
    おいて、前記クランプ止め機構(3)が、前記外側閉鎖
    具(2)の開口部を貫通して伸びる糸であり、該糸の末
    端が前記内側閉鎖具(1)に固定され且つ該糸(3)の
    末端が、前記ハウジング(9)に取り付けられたリテー
    ナ(16)により締め付けられ且つ固着されることを特
    徴とする、突き押し機構。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の突き押し機構におい
    て、前記リテーナ(16)が、前記突き押し釦(8)が
    その端部位置に入るとき、該リテーナの作動手段(2
    3)により作動され、これにより、前記糸(3)を該リ
    テーナ(16)から解放することを特徴とする、突き押
    し機構。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の突き押し機構におい
    て、前記リテーナの作動手段(23)が、プランジャ
    (14;28)のリセス部であり、前記突き押し釦
    (8)がその端部位置に入るとき、前記リテーナ(1
    6)が該リセス部内に下降し、これにより前記糸(3)
    を前記リテーナ(16)から解放することを特徴とす
    る、突き押し機構。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の突き押し機構に
    おいて、前記糸(3)を解放することが追加的な第3の
    動作を構成する、突き押し機構。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の突き押し機構におい
    て、前記3つの動作が実質的に連続的な順序にて実施さ
    れる、突き押し機構。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の突き押
    し機構において、動作変換手段(15)が、ハウジング
    (9)内を可動の湾曲カム(15)を備え、該湾曲カム
    (15)の表面に形成されたそれぞれの溝(20、2
    1、22)内を摺動可能なそれぞれのピン(17、1
    8、19)によってプッシャー(5)、プランジャ(1
    4)及び突き押し部材(10)が該湾曲カムに接続さ
    れ、溝(20、21、22)が、次のように配置され
    る、すなわち、突き押し釦(8)が押され且つプランジ
    ャ(14)が第一の方向に向けてハウジング(9)内に
    移動するとき、前記湾曲カム(15)が移動し且つプッ
    シャー(5)を強制的に後方に移動させ、また、前記プ
    ランジャ(14)が前記ハウジング(9)内に更に押し
    込まれるとき、前記プランジャ(14)が突き押し部材
    (10)に対して直接、押し付けられるように、配置さ
    れることを特徴とする、突き押し機構。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の突き押し機構におい
    て、前記湾曲カム(15)が円筒状であり且つ前記ハウ
    ジング(9)内にて回転可能であることを特徴とする、
    突き押し機構。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の突き押し機構におい
    て、前記突き押し機構には、導入子コア(7)の基端に
    取り付けられたピン(26)と、溝(25)が設けられ
    且つプランジャ(14)の末端に取り付けられた可撓性
    の捕捉部(24)とを備える安全機構が設けられ、前記
    導入子の円錐形部分(7)及び前記ハウジング(9)が
    共にスナップ止めされる前に、可撓性の捕捉部(24)
    が外方に傾き且つ湾曲カム(15)がハウジング(9)
    内のプランジャ(14)の周りにて回転するのを防止
    し、これと同時に、ハウジング(9)の内面からの突起
    (27)と係合する、可撓性の捕捉部(24)の溝(2
    5)が、プランジャ(14)がハウジング(9)内に摺
    動するのを防止し、また、導入子コア(7)及びハウジ
    ング(9)が共にスナップ止めされたとき、前記可撓性
    の捕捉部(24)が、ピン(26)により下方に押し付
    けられ、これにより、プランジャ(14)及び湾曲カム
    (15)を解放することを特徴とする、突き押し機構。
  11. 【請求項11】 請求項8又は9に記載の突き押し機構
    において、前記カム(15)が外方に押し拡げられて板
    材となるとき、プランジャピン(17)用の溝(20)
    及びプッシャーピン(18)用の溝(21)が全体的と
    してY字形の形態をとり、突き押し部材のピン(19)
    用の溝(22)が、Y字形部分の基部の底端部付近にて
    追加の溝(22)として提供され、プッシャーピン(1
    8)用の溝(21)が、追加の溝(22)の反対側のY
    字形部分の基部に側おけるY字形部分の上方支部分であ
    り、このため、当初の位置において、プランジャピン
    (17)が上端位置にあり、プッシャーピン(18)が
    Y字形部分の基部付近にあり、突き押し部材のピン(1
    9)が、プッシャーピン(18)用の溝(20)に対し
    て垂直であり且つ該溝(20)に対して開放した追加の
    溝(22)内の外端位置にあることを特徴とする、突き
    押し機構。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至7の何れかに記載の突き
    押し機構において、動作変換手段(28)が、突き押し
    部材(10)と、第二の歯車(32)に接続された第一
    の歯車(31)と係合した部分的な歯付きとしたプラン
    ジャ(29)と、第二の歯車(32)と係合した部分的
    な歯付きとしたプッシャー(30)とを備える歯車機構
    (28)から成り、歯付きプランジャ(29)が前方向
    に押され且つ第一及び第二の歯車(31、32)を回転
    させるとき、第二の歯車(32)が歯付きプッシャー
    (30)を後方に移動させ、これにより前記動作の最初
    の動作を実施し、歯付きプランジャ(29)が更に押さ
    れたとき、部分的な歯付きとしたプランジャ(29)に
    て歯が無い部分に入ることにより、第一の歯車(31)
    が歯付きプランジャ(29)から非係合状態となり、歯
    付きプランジャ(29)が突き押し部材(10)に対し
    て直接押し付けられ、これにより前記動作の第2の動作
    を実施することを特徴する、突き押し機構。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の突き押し機構にお
    いて、第一の歯車(31)及び第二の歯車(32)が異
    なる直径を有することを特徴とする、突き押し機構。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の突き押し機構にお
    いて、第一の歯車(31)及び第二の歯車(32)が同
    一の直径を有し、これにより、実際上、単一の歯車を構
    成することを特徴とする、突き押し機構。
JP2002156807A 2001-06-15 2002-05-30 閉鎖方法用の突き押し機構 Expired - Fee Related JP4159805B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP01850106A EP1266626B1 (en) 2001-06-15 2001-06-15 Tamping mechanism
EP01850106.4 2001-06-15
US29889901P 2001-06-19 2001-06-19
US60/298899 2001-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003024335A true JP2003024335A (ja) 2003-01-28
JP4159805B2 JP4159805B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=26077508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002156807A Expired - Fee Related JP4159805B2 (ja) 2001-06-15 2002-05-30 閉鎖方法用の突き押し機構

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6929655B2 (ja)
JP (1) JP4159805B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005177476A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Radi Medical Systems Ab 血管内切開部封止装置及び医療用縫合糸
JP2008535621A (ja) * 2005-04-12 2008-09-04 セイント ジュード メディカル プエルト リコ ビー ヴィー スクロールギヤ変速装置タンピングシステムを有する組織穿刺部閉鎖装置
JP2009219857A (ja) * 2008-02-21 2009-10-01 Terumo Corp 生体内組織閉鎖装置
JP2010503499A (ja) * 2006-09-18 2010-02-04 セント ジュード メディカル プエルトリコ ベスローテン フェンノートシャップ 可撓性充填装置

Families Citing this family (118)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7662161B2 (en) 1999-09-13 2010-02-16 Rex Medical, L.P Vascular hole closure device
US6391048B1 (en) 2000-01-05 2002-05-21 Integrated Vascular Systems, Inc. Integrated vascular device with puncture site closure component and sealant and methods of use
US6461364B1 (en) 2000-01-05 2002-10-08 Integrated Vascular Systems, Inc. Vascular sheath with bioabsorbable puncture site closure apparatus and methods of use
US7842068B2 (en) 2000-12-07 2010-11-30 Integrated Vascular Systems, Inc. Apparatus and methods for providing tactile feedback while delivering a closure device
US8758400B2 (en) 2000-01-05 2014-06-24 Integrated Vascular Systems, Inc. Closure system and methods of use
US9579091B2 (en) 2000-01-05 2017-02-28 Integrated Vascular Systems, Inc. Closure system and methods of use
ATE361702T1 (de) * 2000-09-08 2007-06-15 Nova Science Ltd Chirurgisches klammergerät
US6626918B1 (en) * 2000-10-06 2003-09-30 Medical Technology Group Apparatus and methods for positioning a vascular sheath
US7905900B2 (en) 2003-01-30 2011-03-15 Integrated Vascular Systems, Inc. Clip applier and methods of use
US6695867B2 (en) 2002-02-21 2004-02-24 Integrated Vascular Systems, Inc. Plunger apparatus and methods for delivering a closure device
US6623510B2 (en) 2000-12-07 2003-09-23 Integrated Vascular Systems, Inc. Closure device and methods for making and using them
US7211101B2 (en) 2000-12-07 2007-05-01 Abbott Vascular Devices Methods for manufacturing a clip and clip
US8690910B2 (en) 2000-12-07 2014-04-08 Integrated Vascular Systems, Inc. Closure device and methods for making and using them
IES20010547A2 (en) 2001-06-07 2002-12-11 Christy Cummins Surgical Staple
EP1513453B1 (en) 2002-06-04 2008-12-17 Abbott Vascular Inc Blood vessel closure clip and delivery device
EP1440656A3 (en) 2003-01-14 2004-10-06 Radi Medical Systems Ab Device for visually indicating a blood pressure
US8905937B2 (en) 2009-02-26 2014-12-09 Integrated Vascular Systems, Inc. Methods and apparatus for locating a surface of a body lumen
US8758398B2 (en) 2006-09-08 2014-06-24 Integrated Vascular Systems, Inc. Apparatus and method for delivering a closure element
US8398656B2 (en) 2003-01-30 2013-03-19 Integrated Vascular Systems, Inc. Clip applier and methods of use
US8202293B2 (en) 2003-01-30 2012-06-19 Integrated Vascular Systems, Inc. Clip applier and methods of use
US7717929B2 (en) * 2003-12-19 2010-05-18 Radi Medical Systems Ab Technique for securing a suture
US20050267520A1 (en) 2004-05-12 2005-12-01 Modesitt D B Access and closure device and method
IES20040368A2 (en) 2004-05-25 2005-11-30 James E Coleman Surgical stapler
US7678133B2 (en) 2004-07-10 2010-03-16 Arstasis, Inc. Biological tissue closure device and method
US8105352B2 (en) * 2004-12-16 2012-01-31 Radi Medical Systems Ab Medical sealing device
US20080114395A1 (en) * 2005-01-14 2008-05-15 Radi Medical Systems Ab Closure Device
US7988706B2 (en) 2005-04-11 2011-08-02 St. Jude Medical Puerto Rico Llc Tissue puncture closure device with automatic torque sensing tamping system
US7250057B2 (en) 2005-04-11 2007-07-31 St. Jude Medical Puerto Rico B.V. Tissue puncture closure device with automatic torque sensing tamping system
US7753935B2 (en) * 2005-04-29 2010-07-13 Vivasure Medical Limited Interventional medical closure device
US8088144B2 (en) * 2005-05-04 2012-01-03 Ensure Medical, Inc. Locator and closure device and method of use
US8241325B2 (en) 2005-05-12 2012-08-14 Arstasis, Inc. Access and closure device and method
US7837705B2 (en) * 2005-05-17 2010-11-23 St. Jude Medical Puerto Rico Llc Tissue puncture closure system with retractable sheath
US8926633B2 (en) 2005-06-24 2015-01-06 Abbott Laboratories Apparatus and method for delivering a closure element
US8313497B2 (en) 2005-07-01 2012-11-20 Abbott Laboratories Clip applier and methods of use
US7749247B2 (en) * 2005-08-04 2010-07-06 St. Jude Medical Puerto Rico, Llc Tissue puncture closure device with coiled automatic tamping system
US20070078432A1 (en) * 2005-09-06 2007-04-05 Halseth Thor R Adjustable medication infusion injection apparatus
US8382794B2 (en) 2006-01-04 2013-02-26 St. Jude Medical Puerto Rico Llc Balloon insertion apparatus and method of sealing a tissue puncture
US8808310B2 (en) 2006-04-20 2014-08-19 Integrated Vascular Systems, Inc. Resettable clip applier and reset tools
US8556930B2 (en) 2006-06-28 2013-10-15 Abbott Laboratories Vessel closure device
US20090043243A1 (en) * 2007-05-04 2009-02-12 Delipski Paul A Methods and devices for loading temporary hemostatic seals
WO2008152617A2 (en) 2007-06-15 2008-12-18 Zerusa Limited A closure device
US8333787B2 (en) 2007-12-31 2012-12-18 St. Jude Medical Puerto Rico Llc Vascular closure device having a flowable sealing material
US8568445B2 (en) 2007-08-21 2013-10-29 St. Jude Medical Puerto Rico Llc Extra-vascular sealing device and method
US8652166B2 (en) * 2007-11-30 2014-02-18 Radi Medical Systems Ab Insertion tool for a medical closure device
US20090157101A1 (en) * 2007-12-17 2009-06-18 Abbott Laboratories Tissue closure system and methods of use
US8893947B2 (en) 2007-12-17 2014-11-25 Abbott Laboratories Clip applier and methods of use
US7841502B2 (en) 2007-12-18 2010-11-30 Abbott Laboratories Modular clip applier
US8840640B2 (en) 2007-12-31 2014-09-23 St. Jude Medical Puerto Rico Llc Vascular closure device having an improved plug
US9282953B2 (en) 2007-12-31 2016-03-15 St. Jude Medical Puerto Rico Llc Systems and methods for locating and closing a tissue puncture
US9226738B2 (en) 2008-02-15 2016-01-05 Rex Medical, L.P. Vascular hole closure delivery device
US8920463B2 (en) * 2008-02-15 2014-12-30 Rex Medical, L.P. Vascular hole closure device
US8920462B2 (en) 2008-02-15 2014-12-30 Rex Medical, L.P. Vascular hole closure device
US8070772B2 (en) 2008-02-15 2011-12-06 Rex Medical, L.P. Vascular hole closure device
US8491629B2 (en) 2008-02-15 2013-07-23 Rex Medical Vascular hole closure delivery device
US20110029013A1 (en) 2008-02-15 2011-02-03 Mcguckin James F Vascular Hole Closure Device
US9282965B2 (en) 2008-05-16 2016-03-15 Abbott Laboratories Apparatus and methods for engaging tissue
CN102159126A (zh) 2008-07-21 2011-08-17 阿尔斯塔西斯公司 在组织中形成管道的装置、方法和成套用具
CA2734269A1 (en) 2008-08-26 2010-03-11 St. Jude Medical, Inc. Method and system for sealing percutaneous punctures
US9241696B2 (en) 2008-10-30 2016-01-26 Abbott Vascular Inc. Closure device
EP3305207B1 (en) * 2008-11-12 2020-08-26 Access Closure, Inc. Apparatus for sealing a vascular puncture
US8858594B2 (en) 2008-12-22 2014-10-14 Abbott Laboratories Curved closure device
US20100179567A1 (en) * 2009-01-09 2010-07-15 Abbott Vascular Inc. Closure devices, systems, and methods
US9173644B2 (en) * 2009-01-09 2015-11-03 Abbott Vascular Inc. Closure devices, systems, and methods
US20100179589A1 (en) 2009-01-09 2010-07-15 Abbott Vascular Inc. Rapidly eroding anchor
US9486191B2 (en) 2009-01-09 2016-11-08 Abbott Vascular, Inc. Closure devices
US9089311B2 (en) 2009-01-09 2015-07-28 Abbott Vascular Inc. Vessel closure devices and methods
US20110218568A1 (en) * 2009-01-09 2011-09-08 Voss Laveille K Vessel closure devices, systems, and methods
US9414820B2 (en) 2009-01-09 2016-08-16 Abbott Vascular Inc. Closure devices, systems, and methods
US20100185234A1 (en) 2009-01-16 2010-07-22 Abbott Vascular Inc. Closure devices, systems, and methods
US9913634B2 (en) 2009-02-20 2018-03-13 Boston Scientific Scimed, Inc. Locking element for vascular closure device
US8052914B2 (en) 2009-02-20 2011-11-08 Boston Scientific Scimed, Inc. Modified plug for arteriotomy closure
US8292918B2 (en) 2009-02-20 2012-10-23 Boston Scientific Scimed, Inc. Composite plug for arteriotomy closure and method of use
US8529598B2 (en) 2009-02-20 2013-09-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Tissue puncture closure device
US8317824B2 (en) 2009-02-20 2012-11-27 Boston Scientific Scimed, Inc. Tissue puncture closure device
US8375553B2 (en) 2009-02-20 2013-02-19 Boston Scientific Scimed, Inc. Locking element for vascular closure device
US20110054492A1 (en) 2009-08-26 2011-03-03 Abbott Laboratories Medical device for repairing a fistula
US8870950B2 (en) 2009-12-08 2014-10-28 Mitral Tech Ltd. Rotation-based anchoring of an implant
EP2519161B1 (en) 2009-12-30 2020-04-29 Vivasure Medical Limited Closure system
US8444673B2 (en) 2010-02-11 2013-05-21 Boston Scientific Scimed, Inc. Automatic vascular closure deployment devices and methods
US11653910B2 (en) 2010-07-21 2023-05-23 Cardiovalve Ltd. Helical anchor implantation
US8758399B2 (en) 2010-08-02 2014-06-24 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Expandable bioabsorbable plug apparatus and method
US8603116B2 (en) 2010-08-04 2013-12-10 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Closure device with long tines
US8597340B2 (en) 2010-09-17 2013-12-03 Boston Scientific Scimed, Inc. Torque mechanism actuated bioabsorbable vascular closure device
US8758402B2 (en) 2010-12-17 2014-06-24 Boston Scientific Scimed, Inc. Tissue puncture closure device
WO2012090069A2 (en) 2010-12-30 2012-07-05 Vivasure Medical Limited Surgical closure systems and methods
US9149276B2 (en) 2011-03-21 2015-10-06 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Clip and deployment apparatus for tissue closure
CN106913358B (zh) 2011-05-31 2021-08-20 光学实验室成像公司 多模式成像系统、设备和方法
US10648918B2 (en) 2011-08-03 2020-05-12 Lightlab Imaging, Inc. Systems, methods and apparatus for determining a fractional flow reserve (FFR) based on the minimum lumen area (MLA) and the constant
WO2013021374A2 (en) 2011-08-05 2013-02-14 Mitraltech Ltd. Techniques for percutaneous mitral valve replacement and sealing
EP3417813B1 (en) 2011-08-05 2020-05-13 Cardiovalve Ltd Percutaneous mitral valve replacement
US10307167B2 (en) 2012-12-14 2019-06-04 Corquest Medical, Inc. Assembly and method for left atrial appendage occlusion
US10813630B2 (en) 2011-08-09 2020-10-27 Corquest Medical, Inc. Closure system for atrial wall
US10314594B2 (en) 2012-12-14 2019-06-11 Corquest Medical, Inc. Assembly and method for left atrial appendage occlusion
US9332976B2 (en) 2011-11-30 2016-05-10 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Tissue closure device
US9572558B2 (en) 2012-02-29 2017-02-21 Vivasure Medical Limited Devices and methods for delivering implants for percutaneous perforation closure
US20130317438A1 (en) 2012-05-25 2013-11-28 Arstasis, Inc. Vascular access configuration
US20130317481A1 (en) 2012-05-25 2013-11-28 Arstasis, Inc. Vascular access configuration
US20140142689A1 (en) 2012-11-21 2014-05-22 Didier De Canniere Device and method of treating heart valve malfunction
US9364209B2 (en) 2012-12-21 2016-06-14 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Articulating suturing device
ES2934670T3 (es) 2013-01-24 2023-02-23 Cardiovalve Ltd Válvulas protésicas ancladas de forma ventricular
US9850013B2 (en) 2013-03-15 2017-12-26 Vivasure Medical Limited Loading devices and methods for percutaneous perforation closure systems
US10154835B2 (en) 2013-05-09 2018-12-18 Essential Medical, Inc. Vascular closure device with conforming plug member
US9566443B2 (en) 2013-11-26 2017-02-14 Corquest Medical, Inc. System for treating heart valve malfunction including mitral regurgitation
EP3125751B1 (en) 2014-04-04 2021-07-14 St. Jude Medical Systems AB Intravascular pressure and flow data diagnostic system
MA40946A (fr) 2014-11-14 2017-09-19 Access Closure Inc Appareil et procédés permettant de rendre étanche une ponction vasculaire
US10842626B2 (en) 2014-12-09 2020-11-24 Didier De Canniere Intracardiac device to correct mitral regurgitation
US11141142B2 (en) 2014-12-15 2021-10-12 Vivasure Medical Limited Implantable sealable member with mesh layer
US10433826B2 (en) 2014-12-15 2019-10-08 Vivasure Medical Limited Closure apparatus with flexible sealable member and flexible support member
CN110141399B (zh) 2015-02-05 2021-07-27 卡迪尔维尔福股份有限公司 带有轴向滑动框架的人工瓣膜
USD865166S1 (en) 2015-11-13 2019-10-29 Access Closure, Inc. Sheath adapter
USD847988S1 (en) 2015-11-13 2019-05-07 Access Closure, Inc. Handle grip
USD843573S1 (en) 2015-11-13 2019-03-19 Access Closure, Inc. Vascular closure apparatus
US11311280B2 (en) 2015-12-15 2022-04-26 Vivasure Medical Limited Arteriotomy closure apparatus with slotted shoe for advantageous pressure distribution
US10531866B2 (en) 2016-02-16 2020-01-14 Cardiovalve Ltd. Techniques for providing a replacement valve and transseptal communication
CN114587712A (zh) 2016-08-10 2022-06-07 卡迪尔维尔福股份有限公司 具有同轴框架的人工瓣膜
US10888421B2 (en) 2017-09-19 2021-01-12 Cardiovalve Ltd. Prosthetic heart valve with pouch
KR102667349B1 (ko) 2018-01-29 2024-05-20 액세스클로저, 아이엔씨. 혈관 천공부를 밀봉하기 위한 장치 및 방법
US11504105B2 (en) 2019-01-25 2022-11-22 Rex Medical L.P. Vascular hole closure device

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5620461A (en) * 1989-05-29 1997-04-15 Muijs Van De Moer; Wouter M. Sealing device
US5021059A (en) * 1990-05-07 1991-06-04 Kensey Nash Corporation Plug device with pulley for sealing punctures in tissue and methods of use
CA2078530A1 (en) * 1991-09-23 1993-03-24 Jay Erlebacher Percutaneous arterial puncture seal device and insertion tool therefore
US5282827A (en) * 1991-11-08 1994-02-01 Kensey Nash Corporation Hemostatic puncture closure system and method of use
US5411520A (en) * 1991-11-08 1995-05-02 Kensey Nash Corporation Hemostatic vessel puncture closure system utilizing a plug located within the puncture tract spaced from the vessel, and method of use
US5676689A (en) * 1991-11-08 1997-10-14 Kensey Nash Corporation Hemostatic puncture closure system including vessel location device and method of use
US5222974A (en) * 1991-11-08 1993-06-29 Kensey Nash Corporation Hemostatic puncture closure system and method of use
US5342393A (en) * 1992-08-27 1994-08-30 Duke University Method and device for vascular repair
USRE44297E1 (en) 1999-06-18 2013-06-11 Radi Medical Systems Ab Tool, a sealing device, a system and a method for closing a wound
ES2223679T3 (es) * 2001-05-09 2005-03-01 Radi Medical Systems Ab Obturador de una perforacion arterial.

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005177476A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Radi Medical Systems Ab 血管内切開部封止装置及び医療用縫合糸
JP4641790B2 (ja) * 2003-12-19 2011-03-02 ラディ・メディカル・システムズ・アクチェボラーグ 血管内切開部封止装置
JP2008535621A (ja) * 2005-04-12 2008-09-04 セイント ジュード メディカル プエルト リコ ビー ヴィー スクロールギヤ変速装置タンピングシステムを有する組織穿刺部閉鎖装置
JP4918540B2 (ja) * 2005-04-12 2012-04-18 セイント ジュード メディカル プエルト リコ ビー ヴィー スクロールギヤ変速装置タンピングシステムを有する組織穿刺部閉鎖装置
JP2010503499A (ja) * 2006-09-18 2010-02-04 セント ジュード メディカル プエルトリコ ベスローテン フェンノートシャップ 可撓性充填装置
JP2009219857A (ja) * 2008-02-21 2009-10-01 Terumo Corp 生体内組織閉鎖装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20030060846A1 (en) 2003-03-27
JP4159805B2 (ja) 2008-10-01
US6929655B2 (en) 2005-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4159805B2 (ja) 閉鎖方法用の突き押し機構
EP1266626B1 (en) Tamping mechanism
JP7395627B2 (ja) 縫合糸送達デバイス
US7803167B2 (en) Handle for suturing apparatus
US6641592B1 (en) System for wound closure
US8080034B2 (en) Vascular hemostasis device and deployment apparatus
US6042601A (en) Apparatus for vascular hole closure
US8652149B2 (en) Vascular hole closure
US20200107823A1 (en) Apparatus and methods for sealing a vascular puncture
JP2003502097A (ja) 創傷を閉塞する機器、閉鎖装置、装置及びその方法
KR102572760B1 (ko) 혈관 천자를 밀봉하기 위한 장치
US20230165578A1 (en) Vascular Closure Device with Removable Guide Member
EP2064999A2 (en) Insertion tool
JPH0767456B2 (ja) 止血インプラント導入器
US20030216755A1 (en) Wound suturing device
CN109862832A (zh) 带有用于填塞器的锁定组件的血管封堵装置
JP6914894B2 (ja) 経皮的縫合糸送達のためのシステム
EP4021310A1 (en) Medical apparatus and method for closing an aperture in a tissue
EP3785643A1 (en) Medical apparatus and method for closing an opening in a tissue

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080229

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080530

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080604

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080716

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees