JP2003023913A - 給水方法 - Google Patents

給水方法

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JP2003023913A
JP2003023913A JP2001217791A JP2001217791A JP2003023913A JP 2003023913 A JP2003023913 A JP 2003023913A JP 2001217791 A JP2001217791 A JP 2001217791A JP 2001217791 A JP2001217791 A JP 2001217791A JP 2003023913 A JP2003023913 A JP 2003023913A
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water
water supply
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tank
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JP2001217791A
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Toshihiko Nakao
俊彦 中尾
Takashi Nakamura
隆 中邨
Yasuhisa Okuyama
康久 奥山
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水槽を備えた湿式空気清浄機の給水時におい
て、給水による水の噴射音の発生を防止することを目的
とする。 【解決手段】 給水部12は直管部13に給水孔14が
3箇所、管の長手方向に等間隔に直線状に並んで配置さ
れ直管部13は水道配管15に給水弁11を介して接続
されている。給水部給水弁10が開くと水は給水孔14
から斜め下方向30°の角度で壁面16に給水され、壁
面を伝わって水槽4の底部に達し水が給水される。この
時水道水圧は3つの給水孔14によって減圧されるため
壁面16に給水されるときの衝撃が弱まり給水音が抑え
られる。また壁面16に対して傾斜して噴射されている
ため水滴の飛散が低減され水飛沫が水面に落下して生じ
る音の発生が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水の給水機構を擁
した水関連装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭やビルのオフィスなどの住環
境において、有害な化学物質が人体に与える影響の問題
が取り沙汰される中、様々な空気清浄技術が開発され、
その除去対象が従来の粉塵や埃だけでなく、空中に浮遊
している様々な化学物質や菌なども含まれるようになり
総合的空気浄化能力が求められている。空気清浄機は産
業分野において、公害問題を背景として工場排ガスの処
理を目的に発達してきたが、この技術を家庭や住環境、
あるいは半導体工場の超高清浄度空間の実現に応用され
てきているが、中でも水を用いた湿式空気清浄機が最近
注目されている。湿式の空気清浄機は水を空気と接触さ
せ粉塵、ガス成分、菌等の空気中の不純物を水側へ移行
して除去し空気を清浄化する。除去された不純物は水中
に蓄積されていき一定量の濃度になったとき水を交換す
れば性能を維持できるため、他の空気清浄化方法のよう
にフィルター交換などの必要が無くメンテナンスが容易
であり、水質の管理をすることにより空気清浄能力の状
態を把握することができる利点もある。給水は通常水道
水あるいはイオン交換樹脂などの浄水器から送水された
純水を使用し水の入換えは水槽に対して手動あるいは自
動で行うが、自動の場合は一定周期に自動的に給排水を
行う機構を備えた機器も存在している。湿式空気清浄機
の給水方法としては例えば特開平09−38439に公
開されているようなスクラバー装置に用いるものが一般
的である。図5は従来の湿式空気清浄機を模式的に表し
ており水槽104に溜められた水が減少するとフロート
スイッチ111が開放され水道管115より水が水槽1
04に供給される。また水の入れ換え時は排水弁106
を開放して水を排水口110より排水した後にフロート
スイッチ111を開放して水槽104内に給水される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来この種の給
水方法では、溜まっていく水に対して鉛直方向に高水圧
で水が噴射されて給水するため初めに水が水槽底面に激
しく叩きつけられて水破砕音が発生し、水が溜まると今
度は水と水が接触して水音が発生するという課題があ
り、給水時に水音を発生させずに給水できる給水方法が
要求されている。
【0004】また、給水時に水飛沫が発生し水面に落下
する音が発生するという課題があり、水飛沫が発生しな
い給水方法が要求されている。
【0005】また、給水したときに高水圧で水が分裂し
たときに生じる破砕音が発生する課題があり、水の破砕
音が生じない給水方法が要求されている。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、水音が発生せずに給水でき、水飛沫が水面
に落ちる音が発生せずに給水でき、水の破砕音が発生せ
ずに給水できる給水方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の給水方法は水槽
への水の給水時に、給水音低減化手段により給水音の低
減化を図ることを特徴としたものである。
【0008】本発明によれば、給水音を低減あるいは消
音させ、水を給水できる給水方法が得られる。
【0009】また他の手段は、水槽の内壁面に水を沿わ
して給水するとしたものである。
【0010】本発明によれば、水と水が接触して生じる
音を防止できる給水方法が得られる。
【0011】また他の手段は、2個以上の吹出し孔から
水槽の内壁面に斜めに水を当て給水するとしたものであ
る。
【0012】本発明によれば、水飛沫が発生しない給水
方法が得られる。
【0013】また他の手段は、水を当てて給水する水槽
の内壁面が吸音作用を有するとしたものである。
【0014】本発明によれば、給水した水が壁面に接触
したときの音を抑制できる給水方法が得られる。
【0015】また他の手段は、水を当てて給水する水槽
の壁面の板厚が他の壁面より厚いとしたものである。
【0016】本発明によれば、発生した水滴の音を低減
できる給水方法が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1の発明は、水槽への水の
給水時に、給水音低減化手段により給水音の低減化を図
るとしたものであり、給水時に音が低減あるいは消音と
いう作用を有する。
【0018】請求項2の発明は、水槽の内壁面に水を沿
わして給水するとしたものであり、水面ではなく壁面に
沿わして水を給水するもので水同士が接触して発生する
音の発生を防止するという作用を有する。
【0019】請求項3の発明は、少なくとも2個以上の
吹出し孔から、水槽の内壁面に斜めに水を当て給水する
ものであり、水を給水する部分を複数にすることにより
水の給水圧力を低減し、また、斜めに給水して水と壁面
との衝撃を弱めることにより水飛沫の発生を抑制できる
作用を有する。
【0020】請求項4の発明は、水を当てて給水する水
槽の内壁面が吸音作用を有するものであり、給水された
水が壁に衝突したときに発生する音を吸収して給水時の
水音の発生を抑制できる作用を有する。
【0021】請求項5の発明は、水を当てて給水する水
槽の壁面の板厚が他の壁面より厚いとしたものであり、
板圧が厚くなることにより水が壁に衝突した時生じる音
を遮断して給水時の水音の発生を抑制できる作用を有す
る。
【0022】
【実施例】(実施例1)以下に本発明の実施例を図によ
って説明する。図1は湿式空気清浄機を模式的に示して
いる。吸いこみ口1からファン2によって吸引された空
気は空気清浄筒3へ送られる。水槽4からポンプ5によ
って送られた水は水噴射ノズル6によって空気清浄筒内
3で噴射され空気と激しく接触する、このとき空気中の
埃やガス等の不純物は水側へ移行し、空気清浄筒3に接
続された水滴分離部7により余分な水滴が遠心分離され
清浄な空気が吹出し口8より送出される。一方不純物を
含んだ水滴は空気清浄筒3内を落下して水槽4へ回収さ
れる。除去された空気中の不純物が水槽4の水に蓄積さ
れていくにつれ不純物の除去能力が低下していく。汚染
物の濃度が上昇すると逆に空気中に不純物を噴霧する恐
れがあるため定期的に水の入換えが必要となる。水の入
換えを行うときは装置の運転を停止し排水弁9を開放し
て水槽4内の水を排水口10より排水する。排水終了後
に排水弁9を閉じ、給水弁11を開放して給水部12か
ら水を給水する。図2(a)は給水部12を表してお
り、直管部13に給水孔14が3箇所、管の長手方向に
等間隔に直線状に並んで配置され直管部13は水道配管
15に給水弁11を介して接続されている。給水部12
と水道管15を接続する場合、給水部12の位置は水道
法施工令第四条第7号「水の逆量を防止するための給水
装置システムの基準」で規定されており、水道管の内径
が13〜20mmの場合は水槽4の上面で満水時の水面
から給水孔の中心の距離が40mm以上の高さ、壁面と
水平に40mm以上の距離に図2(b)のように配置し
なければならない。給水孔14は水槽4の壁面16に対
して下方に傾斜して配置されておりその角度は給水孔1
4から給水された水が水面に当たらない角度から壁面1
6に垂直にあたる範囲であり、望ましくは壁に垂直な方
向から30°の位置である。給水弁10が開くと水は給
水孔14から斜め下方向30°の角度で内壁面16に給
水され、内壁面を伝わって水槽4の底部に達し水が給水
される。この時水道水圧は3つの給水孔14によって減
圧されるため内壁面16に給水されるときの衝撃が弱ま
り水音が抑えられる。また内壁面16に対して傾斜して
給水されているため水滴の飛散が低減され水飛沫が水面
に落下して生じる音の発生が低減される。
【0023】尚、給水孔14の数、径、給水部12の長
さ、径、位置、給水角度などは水槽4、給水水圧等によ
る条件に左右されるため、上記の目的を達成できる範囲
であれば自由に変更することができる。
【0024】また、内壁面16の代わりに水槽4の底面
まで導かれたガイドを有したついたてを給水部12の前
に設けても同様の効果が期待できる。
【0025】また、今回は湿式の空気清浄機について説
明したが、給排水機構がある水槽を備えた機器であれば
同様の効果が期待できる。
【0026】(実施例2)図3は水槽4の内壁面16の
給水される位置に吸音材17を貼り付けた場合である。
図のように給水部12から給水された水が当たる部分に
吸音効果のある材料、例えばウレタンを貼り付けると給
水された水はウレタンで衝撃吸収されると供に発生した
音が吸音され給水音が低減される。尚、吸音効果のある
材料であればウレタン以外の材料も同様の効果が期待で
きる。
【0027】(実施例3)図4は給水部12が配置され
た水槽4の壁面18の板厚が他の壁面より厚い場合を示
している。給水部12より給水された水の給水音は水槽
4の厚い壁面18に遮断されるため給水音の低減が期待
できる。尚、水が当たる部分のみ板厚を厚くしてもよい
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、水槽の内
壁面に水を沿わして給水することにより、給水時に音が
低減あるいは消音できる効果が得られる。
【0029】また、本発明によれば、少なくとも2個以
上の吹出し孔から、水槽の内壁面に斜めに水を当て給水
することにより、水同士が接触して発生する音の発生を
防止する効果が得られる。
【0030】また、本発明によれば水を当てて給水する
水槽の壁面の板厚が他の壁面より厚いことにより、給水
時の水音の発生を抑制できる作用を有するする効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】湿式の空気清浄機を模式的に示す図
【図2】給水部とその配置を示す図
【図3】給水する内壁面に吸音材を貼り付けた図
【図4】給水する壁面の板厚を厚くした図
【図5】従来の給水装置を有する湿式空気清浄機を示す
【符号の説明】
4 水槽 11 給水弁 12 給水部 13 直管部 14 給水孔 15 水道管 16 内壁面 17 吸音材 18 壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 康久 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 Fターム(参考) 2B104 CA03 CB01 CB22 CB41 EA01 4D032 AC10 DA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽への水の給水時に、給水音低減化手
    段により給水音の低減化を図ることを特徴とした給水方
    法。
  2. 【請求項2】 水槽の内壁面に水を沿わして給水するこ
    とを特徴とした請求項1記載の給水方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも2個以上の吹出し孔から、水
    槽の内壁面に斜めに水を当て給水することを特徴とした
    請求項2記載の給水方法。
  4. 【請求項4】 水を当てて給水する水槽の内壁面が吸音
    作用を有することを特徴とした請求項2記載の給水方
    法。
  5. 【請求項5】 水を当てて給水する水槽の壁面の板厚が
    他の壁面より厚いことを特徴とした請求項2記載の給水
    方法。
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Citations (4)

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JP2000064379A (ja) * 1998-06-09 2000-02-29 Noriatsu Kojima 排水管継手の制振構造及び制振方法
JP2001162125A (ja) * 1999-12-07 2001-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気質調和装置

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