JP2003023633A - 画像復号化方法及び装置 - Google Patents

画像復号化方法及び装置

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JP2003023633A JP2002119631A JP2002119631A JP2003023633A JP 2003023633 A JP2003023633 A JP 2003023633A JP 2002119631 A JP2002119631 A JP 2002119631A JP 2002119631 A JP2002119631 A JP 2002119631A JP 2003023633 A JP2003023633 A JP 2003023633A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンテントの境界部を含むブロックについて解
像度変換を行うことができる画像復号化装置を提供す
る。 【解決手段】コンテントの位置および形状を表すアルフ
ァマップ信号に従って画像信号のうち内部ブロックは全
画素の信号、エッジブロックはコンテントの内部に含ま
れる画素の信号のみをそれぞれ2次元直交変換して変換
係数を符号化すると共にマップ信号を符号化しておき、
復号化装置においては復号し解像度変換したマップ信号
に基づいて、復号した直交変換係数から所望解像度の画
像を再生するために必要な直交変換係数を選択し、内部
ブロックは全ての係数、エッジブロックはコンテントの
内部に含まれる係数をそれぞれ2次元逆直交変換して、
解像度変換された再生画像信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号を高能率
に符号化して伝送または蓄積することを可能とする画像
復号化方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像符号化装置、例えばMPEG
で規定された動画像符号化装置では、図32に示すよう
に入力された画像信号を8×8画素の正方ブロックに分
割した後、2次元離散コサイン変換(DCT)を施して
符号化している。
【0003】一方、J.Y.A.Wang et.al“Applying Mid-l
evel Vision Techniques for VideoData Compression a
nd Manipulation”,M.I.T.MediaLab.Tech.Report No.2
63,Feb.1994(文献1)には、図33に示すように背景
と被写体(以後、コンテントと呼ぶ)を分けて符号化す
る技術が開示されている。このように背景やコンテント
を別々に符号化するために、コンテントの形状や画面内
の位置を表すアルファマップと呼ばれるマップ信号が用
意される。この符号化法によると、コンテント毎に画質
を変えたり、特定のコンテントのみを再生したりするこ
とができる。ただし、図32に示したように画面内を正
方ブロックに分割して符号化する場合には、図34に示
すようにコンテントの境界部を含むブロック、すなわち
コンテントの内部と外部にまたがるエッジブロックにつ
いては別個に処理を行う必要がある。
【0004】また、画面内の統計的性質や被写体の形状
に合わせて、画面内を任意形状のブロックに分割して符
号化する方法が提案されている。このような任意形状の
直交変換方法は、“松田他、「DCTを用いた画像の可
変ブロックサイズ形状変換符号化の検討」、信学秋季全
大D-146,1992”(文献2)に記載されている。本明細書
では、この変換法をAS−DCTと呼ぶことにする。A
S−DCTでは、まず図35(a)に示すように水平
(または垂直)方向に1次元のDCTを施し、次に図3
5(b)に示すように低域のDCT係数から順に並べ換
えた後、垂直(または水平)方向に1次元DCTを施し
ている。
【0005】また、“松田他、「DCTを用いた画像の
可変ブロック形状変換符号化の性能評価」、PCSJ92,7-1
0,1992”(文献3)では、水平方向と垂直方向の変換の
順序として、実際に符号化を行ってみて符号化効率の高
い方の変換順序を選択することで符号化効率の改善を図
っている。
【0006】さらに、“K.R.Rao/P.Yip 共著、安田浩/
藤原洋共訳「画像符号化技術−DCTとその国際標準
−」,7.3,pp.164〜165,オーム社”(文献4)には、2
次元DCTを利用して画像信号の解像度変換を実現する
方法が記載されている。すなわち、図36に示すよう
に、2次元DCTによって得られたDCT係数の一部を
取り出し、次数の異なるDCTで逆変換することで解像
度の変換が実現できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】グラフィックディスプ
レイのような画像システムにおいては、多様な画像効果
を実現するために、画面内のコンテントを解像度変換し
て縮小や拡大を行うことが望まれる。コンテントの形状
は種々のものがあり、これら任意形状のコンテントにつ
いて解像度変換を行う必要がある。しかし、例えば文献
2に記載された任意形状の直交変換法であるAS−DC
Tでは、変換対象のブロックがエッジブロック、つまり
コンテントの境界部を含むブロックである場合には、解
像度変換を実現することができない。
【0008】また、AS−DCTその他の任意形状の直
交変換法では、エッジブロックに対する符号化効率が低
いという問題があった。本発明の目的は、コンテントの
境界部を含むブロックについて解像度変換を行うことが
できる画像復号化方法及び装置を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、コンテントの境界部を含むブ
ロックの符号化効率が高い画像復号化方法及び装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明では画像信号の方形状のブロック毎に入力さ
れる画面内のコンテントの位置および形状を表す符号化
されたマップ信号を復号し(第1の復号化)、この第1
の復号化により復号されたマップ信号を解像度変換す
る。一方、符号化された直交変換係数を復号し(第2の
復号化)、この第2の復号化により復号された直交変換
係数から解像度変換されたマップ信号に基づいて所定解
像度の画像を再生するために必要な直交変換係数を選択
し、この選択された直交変換係数を逆直交変換して、逆
直交変換結果から解像度変換された再生画像信号を得
る。そして、前記逆直交変換において、選択された直交
変換係数のうちコンテントの内部に位置するブロックに
ついては全ての係数を2次元逆直交変換し、コンテント
の境界部を含むブロックについてはコンテントの内部に
含まれる係数を2次元または1次元逆直交変換すること
を特徴とする。
【0010】ここで、逆直交変換においては例えばコン
テントの境界部を含むブロックについては、コンテント
の内部に含まれる変換係数を水平または垂直方向に並べ
換えた後、水平または垂直方向に1次元逆直交変換を行
い、元の画素位置に並べ換えを行った後、垂直または水
平方向に1次元逆直交変換を行う。
【0011】また、画像符号化側においてコンテント内
部の画像信号の水平および垂直方向の相関が大きいと判
定された方向から先に1次元直交変換を行うように1次
元直交変換の方向を切り換えた場合は、その切り換え情
報に基づいて第1の画像復号化装置において1次元逆直
交変換の方向を切り換えるようにする。
【0012】このように本発明では、コンテントの位置
および形状を表すマップ信号に従って画像信号のうちコ
ンテントの内部に位置するブロック(内部ブロック)は
全画素の信号、コンテントの境界部を含むブロック(エ
ッジブロック)はコンテントの内部に含まれる画素の信
号をそれぞれ2次元直交変換して変換係数を符号化する
と共に、マップ信号を符号化しておき、マップ信号を復
号し解像度変換したマップ信号に基づいて、復号した直
交変換係数から所望解像度の画像を再生するために必要
な直交変換係数を選択し、内部ブロックは全ての係数、
エッジブロックはコンテントの内部に含まれる係数をそ
れぞれ2次元逆直交変換して、解像度変換された再生画
像信号を得ることにより、任意形状のコンテントを含む
エッジブロックについて解像度変換を行うことができ
る。
【0013】この場合、2次元直交変換における水平お
よび垂直方向の1次元直交変換の順序を切り換えられる
ようにしておき、コンテント内部の画像信号の水平およ
び垂直方向のそれぞれの相関を検出して、相関の高い方
向について先に1次元直交変換を行うことで、符号化効
率を向上させることができる。
【0014】
【実施形態】以下、図面を参照して本発明の実施形態を
説明する。 (第1の実施形態)図1は、第1の実施形態に係る画像
符号化装置の構成を示すブロック図である。入力の画像
信号10は、図示しないブロック化回路により複数の正
方ブロックに分割された後、減算回路100に供給され
る。減算回路100では、動き補償予測回路110より
供給される動き補償予測信号と入力画像信号10との差
分である予測誤差信号30が求められ、直交変換回路2
00に供給される。
【0015】直交変換回路200では、予測誤差信号3
0をブロック毎に供給されるアルファマップ信号20に
従って直交変換係数に変換した後、量子化回路120に
供給する。量子化回路120で量子化された変換係数
は、可変長符号化回路140により符号化されると共
に、逆量子化回路130によって逆量子化される。逆量
子化された変換係数40は、逆直交変換回路300によ
って逆変換された後、加算回路150において動き補償
予測回路110より供給される動き補償予測信号と加算
される。
【0016】加算回路150の出力である局部復号画像
信号は、動き補償予測回路110内のフレームメモリに
蓄えられる。可変長符号化回路140で符号化された変
換係数と、アルファマップ符号化回路160により符号
化されたアルファマップ信号は、多重化回路170にお
いて動きベクトル情報等のサイド情報と共に多重化さ
れ、符号化ビットストリーム50として出力される。な
お、アルファマップ信号は二値画像の符号化法、例えば
MMR(Modified Modified Read)により符号化され
る。
【0017】次に、図1における直交変換回路200お
よび逆直交変換回路300について詳細に説明する。図
2および図3は、それぞれ直交変換回路200および逆
直交変換回路300の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【0018】図2に示す直交変換回路200はスイッチ
回路210、AS−DCT回路220およびDCT回路
230からなり、アルファマップ信号20はスイッチ回
路210とAS−DCT回路220に供給される。スイ
ッチ回路210では、入力される予測誤差信号30のブ
ロックが図34中に示した外部ブロック、内部ブロッ
ク、エッジブロックのいずれかであるかを判定し、内部
ブロックである場合には予測誤差信号30をDCT回路
230に供給し、エッジブロックつまりコンテントの境
界部を含むブロックである場合には予測誤差信号30を
AS−DCT回路220に供給する。なお、該ブロック
が外部ブロックである場合には符号化しないか、または
他の方法で符号化するものとする。
【0019】図4はAS−DCT回路220の構成を示
す図であり、図6はAS−DCTの変換手順の例であ
る。図6に示すように、入力されたエッジブロック中で
斜線で示されるコンテントの内部に含まれる画素を最初
に並べ換え回路221により左端に寄せ集める。次に、
DCT回路222において斜線で示される画素について
水平方向に1次元DCTを行う。次に、並べ換え回路2
23において網線で示される変換係数を上端に寄せ集め
る。最後に、DCT回路224において網線で示される
変換係数について垂直方向に1次元DCTを行う。な
お、並べ換えおよびDCTの順序を入れ替えて処理する
ことも可能である。
【0020】図3に示す逆直交変換回路300は、スイ
ッチ回路310、AS−IDCT回路320およびID
CT回路330からなり、アルファマップ信号20はス
イッチ回路310とAS−IDCT回路320に供給さ
れる。
【0021】図5は、AS−IDCT回路320の構成
を示す図であり、IDCT回路321、並べ換え回路3
22、IDCT回路323および並べ換え回路324か
らなる。このように、逆直交変換回路300では直交変
換回路200と逆の操作が行われる。
【0022】次に、本実施形態における画像復号化装置
について説明する。図7は、図1の画像符号化装置に対
応する解像度変換機能を有する画像復号化装置の構成を
示すブロック図である。入力される符号化ビットストリ
ーム60は、分離化回路400において変換係数やアル
ファマップ信号の成分に分離される。変換係数の符号は
可変長復号回路410により復号された後、逆量子化回
路420により逆量子化される。一方、アルファマップ
信号はアルファマップ復号化回路430により復号され
た後、解像度変換回路440によって所望の解像度に変
換される。
【0023】解像度変換回路440は、二値画像信号で
あるアルファマップ信号を解像度変換する。このような
2値画像の解像度変換法としては、例えば、“画像処理
ハンドブック、p.630、昭晃堂”(文献5)に記載
されている拡大縮小法を用いることができる。係数選択
回路450では、解像度変換回路440で解像度が変換
されたアルファマップ信号を前述したAS−DCTの変
換手順と同様に、図8に示すように水平方向に並べ換え
た後、垂直方向に並べ換えることで、該解像度の再生画
像を得るのに必要な変換係数の帯域を求める。なお、図
8は解像度を水平・垂直共に5/8に解像度変換した例
である。
【0024】次に、逆量子化回路420より供給される
変換係数から必要な帯域の係数を選択し、逆直交変換回
路460に供給する。逆直交変換回路460では、内部
ブロックの変換係数については5×5の2次元IDCT
を施し、エッジブロックの変換係数については解像度変
換回路440より供給される解像度変換されたアルファ
マップ信号に従ってAS−IDCTを施し、逆変換した
信号を加算回路740に供給する。加算回路470で
は、動き補償回路480より供給される動き補償予測信
号と逆直交変換回路460から供給される信号とを加算
して得られた再生画像信号70を出力する。
【0025】(第2の実施形態)次に、図9〜図15を
用いて第2の実施形態を説明する。図9は、本実施形態
に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態において、直交変換回路250および逆直交
変換回路350は、図2中のAS−DCT回路220お
よび図3中のAS−IDCT回路320の変換の順序を
切り換えられるようにしたAS−DCT回路およびAS
−IDCT回路を構成要素として有する。そして、予測
誤差信号30の水平および垂直方向のそれぞれの相関を
相関検出回路180により検出し、相関の高い方向を表
す信号(切り換え信号)21を直交変換回路250、逆
直交変換回路350および多重化回路170に供給す
る。相関検出回路180において相関を検出する手段と
しては、例えば水平方向と垂直方向とで各々隣接画素間
の2乗誤差を計算する方法がある。
【0026】図10および図11は、それぞれ直交変換
回路250および逆直交変換回路350の詳細な構成を
示すブロック図である。図10に示す直交変換回路25
0は図2と同様に、スイッチ回路210、AS−DCT
回路260およびDCT回路230からなり、アルファ
マップ信号20はスイッチ回路210とAS−DCT回
路260に供給され、切り換え信号21はAS−DCT
回路260に供給される。図11に示す逆直交変換回路
350はスイッチ回路310、AS−IDCT回路36
0およびIDCT回路330からなり、アルファマップ
信号20はスイッチ回路310とAS−IDCT回路3
60に供給され、切り換え信号21はIDCT回路33
0に供給される。
【0027】図12および図13は、それぞれ図10中
のAS−DCT回路260および図11中のAS−ID
CT回路360の構成を示すブロック図であり、図14
はAS−DCT回路260およびAS−IDCT回路3
60において、変換の順序を切り換える方法を詳細に説
明する図である。変換の順序は、図12および図13内
の第1のスイッチ回路261,361および第2のスイ
ッチ回路262,362を図14図(a)および(b)
のように切り換えることで変更される。具体的には、ス
イッチ回路261,262および361,362は切り
換え信号21により水平方向の相関が高い場合には図1
4(a)のように切り換えられ、垂直方向の相関が高い
場合には図14(b)のように切り換えられる。なお、
切り換え信号21はブロック毎に1ビットで符号化して
変更してもよいし、フレーム毎に1ビットで符号化して
変更しても良い。
【0028】次に、本実施形態における画像復号化装置
について説明する。図15は、図9の画像符号化装置に
対応する解像度変換機能を有する画像復号化装置の構成
を示すブロック図である。図7に示した第1の実施形態
の画像復号化装置と異なる点は、入力される符号化ビッ
トストリーム60から分離化回路400において分離さ
れた変換順序の切り換え信号61を逆直交変換回路46
1に供給しているところである。逆直交変換回路461
は、図11に示す画像符号化装置内の逆直交変換回路3
50と同様に構成され、切り換え信号61により図14
で説明したように逆変換の順序を切り換えている。
【0029】次に、図16および図17を用いてAS−
DCTの変換係数のスキャン法の具体例を説明する。一
般に、正方ブロックのDCT係数を符号化する場合に
は、ジグザグスキャンした後、係数の大きさとゼロラン
レングスの合成事象を2次元可変長符号化を用いて符号
化している(「画像符号化技術−DCTとその国際標準
−」、pp.288〜290 参照)。一方、AS−DCTではブ
ロックの形状により、図16に示すように変換係数の分
布が水平方向hや垂直方向vに偏在する場合がある。従
って、本実施形態ではアルファマップ信号により特定で
きる変換係数の分布に適合させてスキャンの順序を画像
符号化装置および画像復号化装置双方においてそれぞれ
決定している。
【0030】図16は、スキャン順序決定手順の例であ
る。まず、アルファマップ信号20(0:コンテント外
部、1:コンテント内部)を水平方向hおよび垂直方向
vに並べ換え、変換係数の分布(map[v][h]:
v、h=0〜size−1)を得る。次に、以下にC言
語で記述する手順により、スキャン順序(order
[v][h]:v、h=0〜size−1)を決定す
る。
【0031】 cnt=0; for(s=0; s<2*size−1; s++){ for(v=0; v<size; v++) for(h=0; h<size; h++){ seq= i + j; if(s == seq && map[v][h]){ cnt++; order[v][h] = cnt; } } } 更に、符号化データにスケーラブル機能を実現するため
に数々のスキャン方法が提案されている(「画像符号化
技術−DCTとその国際標準−」、図7.144 参照)。
【0032】図17は、AS−DCTにおけるスケーラ
ブル機能を実現するためのスキャン方法決定回路のブロ
ック図である。解像度変換回路440においては、アル
ファマップ信号80を解像度変換し(例えば、水平・垂
直方向共に1/2)、第1の水平・垂直並べ換え回路4
41に供給する。また、第2の水平・垂直並べ換え回路
442には解像度変換されないアルファマップ信号80
が供給される。水平・垂直並べ換え回路441,442
では、図16に示されているような並べ換えが行われ、
その結果(map[v][h])が各々第1のスキャン
順序決定回路444および排他的論理和計算回路443
に供給される。
【0033】第1のスキャン順序決定回路444では、
図16に示した手順で解像度変換されたアルファマップ
信号のスキャン順序(低域成分の順序)を決定し、その
スキャン順序の情報81を第2のスキャン順序決定回路
445に供給する。排他的論理和計算回路443では、
第1の水平・垂直並べ換え回路441より供給される低
解像度のmap[v][h]と、第2の水平・垂直並べ
換え回路442より供給される高解像度のmap[v]
[h]との差分がとられ、この差分82が第2のスキャ
ン順序決定回路445に供給される。
【0034】第2のスキャン順序決定回路445では、
第1のスキャン順序決定回路444で決定された低域成
分のスキャン順序に引き続いて、高域成分スキャン順序
が決定され、低域と高域成分を合わせたスキャン順序を
示す情報83が出力される。このアルゴリズムは、更に
多段階に分割してスキャン順序を決定する場合にも適用
可能である。
【0035】(第3の実施形態)次に、図18〜図21
を用いて第3の実施形態を説明する。図18は、本実施
形態に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図であ
る。平均値分離回路500では、アルファマップ信号2
0に従って予測誤差信号30がエッジブロックの信号で
あれば、平均値分離回路500でコンテントの内部の信
号(図19の斜線部)の平均値を算出して分離し、コン
テントの外部の信号は全て0にする。この処理により、
図19の中央の正方ブロックのブロック内平均値は0と
なる。このブロック内平均値0の信号32をDCT回路
230に供給して2次元DCTを施すと、図19の右側
の正方ブロックのようにDC成分は0となる。この際、
コンテント外部の信号を平均値が0となる条件の下で、
外挿した信号に置き換えてもよい。
【0036】平均値分離回路500において算出された
平均値31は、DCT回路230より供給されるDCT
の交流変換係数と共に量子化回路121に供給され、量
子化された後に逆量子化回路131および可変長符号化
回路140に供給される。逆量子化回路131では、平
均値および交流変換係数を逆量子化する。量子化された
平均値41は平均値合成回路510に、また量子化され
た交流変換係数42は逆DCT回路330にそれぞれ供
給される。
【0037】平均値合成回路510では、逆DCT回路
330において逆変換された信号をアルファマップ信号
20に従って、コンテントの内部の信号に平均値41を
合成することで再生画像信号を得る。この際、コンテン
トの外部の信号は、例えば0にリセットしておく。
【0038】次に、本実施形態における画像復号化装置
について説明する。図20は、図18の画像符号化装置
に対応する解像度変換機能を有する画像復号化装置の構
成を示すブロック図であり、図21は解像度変換された
信号を再生する手順を示す図である。図20において、
逆量子化回路421では平均値および交流変換係数を逆
量子化し、平均値62を介して平均値合成回路511
に、交流変換係数63を係数選択回路451へそれぞれ
供給する。逆DCT回路462では、係数選択回路45
1において選択された所望の解像度を得るのに必要な帯
域の変換係数に対してDCTを施す(図21の例では、
5×5の2次元IDCT)。
【0039】平均値合成回路511では、逆DCT回路
462によって逆変換された信号を解像度変換回路44
0より供給される解像度変換されたアルファマップ信号
に従って、コンテント内部の信号に平均値62を合成す
ることで、再生画像信号を得る。
【0040】(第4の実施形態)次に、図22〜図25
を用いて第4の実施形態を説明する。図22は、本実施
形態に係る画像符号化装置の構成を示すブロック図であ
る。平均値算出回路501では、アルファマップ信号2
0に従って予測誤差信号30がエッジブロックの信号で
あれば、コンテントの内部の画素(図23の斜線部)の
平均値aを算出してし、平均値挿入回路502に供給す
る。この平均値挿入回路502では、図23に示すよう
にコンテントの外部の画素値を全てコンテントの内部の
画素値の平均値aにする処理を行う(平均値挿入)。こ
の処理により、図23の中央の正方ブロックのブロック
内平均値はaとなる。このブロック内平均値aの信号を
DCT回路230に供給して2次元DCTを施すと、図
23の右側の正方ブロックのようにDC成分はA(=8
×a)となる。この際、コンテント外部の信号を平均値
がaとなる条件の下で、外挿した信号に置き換えてもよ
い。
【0041】平均値挿入回路502の出力はDCT回路
230に供給され、DCT係数に変換された後、量子化
回路120に供給され、量子化される。量子化された変
換係数は、逆量子化回路130および可変長符号化回路
140に供給される。逆量子化回路130では、量子化
回路120より供給される変換係数を逆量子化し、逆D
CT回路330に供給する。
【0042】画素分離回路512では、逆DCT回路3
30において逆変換された信号をアルファマップ信号2
0に従って、コンテントの内部の画素信号を分離するこ
とで再生画像信号を得る。この際、コンテントの外部の
信号は、例えば0にリセットしておく。
【0043】次に、本実施形態における画像復号化装置
について説明する。図24は、図22の画像符号化装置
に対応する解像度変換機能を有する画像復号化装置の構
成を示すブロック図であり、図25は解像度変換された
信号を再生する手順を示す図である。図24において、
逆量子化回路420では変換係数を逆量子化して係数選
択回路451へ供給する。逆DCT回路462では、係
数選択回路451において選択された所望の解像度を得
るのに必要な帯域の変換係数に対してDCTを施す(図
25の例では、5×5の2次元IDCT)。
【0044】画素分離回路513では、逆DCT回路4
62によって逆変換された信号を解像度変換回路440
より供給される解像度変換されたアルファマップ信号に
従って、コンテント内部の画素の信号を分離すること
で、再生画像信号を得る。
【0045】(第5の実施形態)次に、図26〜図30
を用いて第5の実施形態を説明する。本実施形態は、ベ
クトル量子化(VQ)による任意形状ブロックの符号化
法を用いた例である。図22は、本実施形態に係る画像
符号化装置の構成を示すブロック図であり、図23はエ
ッジブロックにおける符号化手順を示す図である。
【0046】図26において、ベクトル量子化器600
は予測誤差信号30とコードブックに蓄えられているコ
ードベクトルとをマッチングして、予測誤差信号30と
最も相関の高いコードベクトルを選択する。この際、図
27に示したようにエッジブロックに関しては、アルフ
ァマップ信号20に従ってコンテントの内部の信号(図
の斜線部)のみでコードベクトルとのマッチングを行
い、最も相関の高いコードベクトルのインデックス(図
27の例では、“2”)を出力する。
【0047】符号化回路141では、ベクトル量子化器
600より供給されるインデックスを可変長あるいは固
定長で符号化して、多重化回路170に出力する。逆ベ
クトル量子化器610においては、図28に示すように
ベクトル量子化器600より供給されるインデックスに
対応するコードベクトルから、アルファマップ信号20
に従ってコンテントの内部の信号(図の斜線部)を切り
出して再生画像信号を出力する。
【0048】次に、本実施形態における画像復号化装置
について説明する。図29は、図26の画像符号化装置
に対応する解像度変換機能を有する画像復号化装置の構
成を示すブロック図であり、図30は逆ベクトル量子化
器620に設けられるコードブックである。入力される
符号化ビットストリーム60から分離回路400により
分離されたアルファマップ信号は、アルファマップ復号
化回路430により復号され、解像度変換回路440に
より各サブバンド画像信号の解像度に解像度変換され
る。一方、分離回路400により分離されたインデック
スは復号化回路411により復号され、逆ベクトル量子
化器620に供給される。
【0049】逆ベクトル量子化器620では、図30に
示すようにインデックスに対応する多重解像度表現され
たコードベクトルの中から所望の解像度のコードベクト
ルを選択し、解像度変換回路440より供給される解像
度変換されたアルファマップ信号に従って、コンテント
の内部の信号(図の斜線部)を切り出す。この信号に基
づいて、加算回路470および動き補償回路480によ
り再生画像信号70が得られる。
【0050】(第6の実施形態)次に、図31〜図34
を用いて第6の実施形態を説明する。図31および図3
2は、画像信号のサブバンド分割を説明する図である。
入力画像信号は、帯域分割とダウンサンプリングにより
サブバンド分割される。図31は、入力画像を4帯域
(LL,LH,HL,HH)や、帯域LLを更に4帯域
に分割して7帯域にサブバンド分割した例である。ま
た、図32は4帯域にサブバンド分割した際の各成分の
空間周波数軸上における配置である。ここでは、入力画
像信号を4帯域にサブバンド分割した例について述べ
る。
【0051】図33は、本実施形態に係る画像符号化装
置の構成を示すブロック図であり、入力画像信号10は
サブバンド分割回路700において複数のサブバンド画
像信号に分割された後、任意形状符号化回路710,7
11,712,713に入力される。任意形状符号化回
路710においてはサブバンド画像信号LL、任意形状
符号化回路711においてはサブバンド画像信号LH、
任意形状符号化回路712においてはサブバンド画像信
号HL、任意形状符号化回路713においてはサブバン
ド画像信号HHをそれぞれ第1〜第4の実施形態のいず
れかで説明した任意形状の符号化法により符号化する。
この際、アルファマップ信号は解像度変換回路446に
より各サブバンド画像の解像度に変換され、任意形状符
号化回路710,711,712,713にそれぞれ供
給される。符号化されたアルファマップ信号およびサブ
バンド画像信号は多重化回路170を介して符号化ビッ
トストリーム50として出力される。
【0052】図34は、図33の画像符号化装置に対応
する本実施形態に係る画像復号化装置の構成を示すブロ
ック図である。入力される符号化ビットストリーム60
から分離回路400により分離されたアルファマップ信
号は、アルファマップ復号化回路430により復号さ
れ、解像度変換回路446により各サブバンド画像信号
の解像度に解像度変換される。
【0053】一方、分離回路400により分離されたサ
ブバンド画像信号は任意形状復号化回路720,72
1,722,723に入力され、解像度変換回路446
から供給されるアルファマップ信号に従って、任意形状
復号化回路720においてはサブバンド画像信号LL、
任意形状復号化回路721においてはサブバンド画像信
号LH、任意形状復号化回路722においてはサブバン
ド画像信号HL、任意形状復号化回路723においては
サブバンド画像信号HHがそれぞれ第1〜第4の実施形
態で説明した任意形状の復号化法により再生される。す
なわち、例えばエッジブロックについては、サブバンド
画像信号のうちコンテントの内部の信号のみが復号化さ
れる。
【0054】再生された各サブバンド画像信号は、サブ
バンド合成回路730において所定解像度を得るために
必要なサブバンド画像信号のみが合成され、再生画像信
号70として出力される。ここで、例えば再生画像信号
70としてサブバンド画像LLのみを出力すれば、低解
像度の画像が再生される。
【0055】次に、本発明の応用例として、本発明によ
る画像符号化/復号化装置を適用した画像伝送システム
の実施形態を図35を用いて説明する。パーソナルコン
ピュータ(PC)1001に備えら付けられたカメラ1
002より入力された画像信号は、PC1001に組み
込まれた画像符号化装置によって符号化される。この画
像符号化装置から出力される符号化データは、他の音声
やデータの情報と多重化された後、無線機1003によ
り無線で送信され、他の無線機1004によって受信さ
れる。無線機1004で受信された信号は、画像信号の
符号化データおよび音声やデータの情報に分解される。
これらのうち、画像信号の符号化データはワークステー
ション(EWS)1005に組み込まれた画像復号化装
置によって復号され、EWS1005のディスプレイに
表示される。
【0056】一方、EWS1005に備え付けられたカ
メラ1006より入力された画像信号は、EWS100
6に組み込まれた画像符号化装置を用いて上記と同様に
符号化される。符号化データは、他の音声やデータの情
報と多重化され、無線機1004により無線で送信さ
れ、無線機1003によって受信される。無線機100
3によって受信された信号は、画像信号の符号化データ
および音声やデータの情報に分解される。これらのう
ち、画像信号の符号化データはPC1001に組み込ま
れた画像復号化装置によって復号され、PC1001の
ディスプレイに表示される。なお、データの送受信は無
線でなく、有線伝送系を用いても構わない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば任
意形状のコンテントを含むエッジブロックについて解像
度変換を行うことができ、またエッジブロックにおいて
従来の符号化法と比べて符号化効率を低下させずに符号
化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る画像符号化装置の構成を
示すブロック図
【図2】図1における直交変換回路の構成を示すブロッ
ク図
【図3】図1における逆直交変換回路の構成を示すブロ
ック図
【図4】図2におけるAS−DCT回路の構成を示すブ
ロック図
【図5】図2におけるAS−IDCT回路の構成を示す
ブロック図
【図6】AS−DCTの変換手順を示す図
【図7】同実施形態に係る画像復号化装置の構成を示す
ブロック図
【図8】同実施形態における解像度変換手順を示す図
【図9】第2の実施形態に係る画像符号化装置の構成を
示すブロック図
【図10】図9における直交変換回路の構成を示すブロ
ック図
【図11】図9における逆直交変換回路の構成を示すブ
ロック図
【図12】図10におけるAS−DCT回路の構成を示
すブロック図
【図13】図11におけるAS−IDCT回路の構成を
示すブロック図
【図14】同実施形態におけるAS−DCTの変換順序
切り換え動作を示す図
【図15】同実施形態に係る画像復号化装置の構成を示
すブロック図
【図16】第1および第2の実施形態におけるスキャン
順序決定手順の例を示す図
【図17】AS−DCTにおけるスケーラブル機能を実
現するためのスキャン方法決定回路のブロック図
【図18】第3の実施形態に係る画像符号化装置の構成
を示すブロック図
【図19】同実施形態に係る画像符号化装置における平
均値分離手順を示す図
【図20】同実施形態に係る画像復号化装置の構成を示
すブロック図
【図21】同実施形態に係る画像復号化装置における平
均値合成手順を示す図
【図22】第4の実施形態に係る画像符号化装置の構成
を示すブロック図
【図23】同実施形態に係る画像符号化装置における平
均値挿入手順を示す図
【図24】同実施形態に係る画像復号化装置の構成を示
すブロック図
【図25】同実施形態に係る画像復号化装置における画
素分離手順を示す図
【図26】第4の実施形態に係る画像符号化装置の構成
を示すブロック図
【図27】図26におけるベクトル量子化器での任意形
状ブロックのベクトル量子化法を説明するための図
【図28】図26における逆ベクトル量子化器での任意
形状ブロックの逆ベクトル量子化法を説明するための図
【図29】同実施形態に係る画像復号化装置の構成を示
すブロック図
【図30】図29における逆ベクトル量子化器に設けら
れるコードブックを示す図
【図31】第5の実施形態に係る画像信号のサブバンド
分割を説明する図
【図32】同実施形態において画像信号を4帯域にサブ
バンド分割した際の各成分の空間周波数軸上における配
置を示す図
【図33】同実施形態に係る画像符号化装置の構成を示
すブロック図
【図34】同実施形態に係る画像復号化装置の構成を示
すブロック図
【図35】本発明による画像符号化装置および画像復号
化装置が適用される画像伝送システムの一例を示す図
【図36】従来の画像符号化装置の原理説明図
【図37】従来の背景とコンテントを分けて符号化する
方法を説明するための図
【図38】従来のコンテントベース符号化を説明する図
【図39】従来の任意形状直交変換法を説明する図
【図40】直交変換を用いて解像度変換を実現する方法
を説明する図
【符号の説明】
1,100…減算回路 2,110,480…動き補償予測回路 3,222,224,230…離散コサイン変換回路 4,120,121…量子化回路 5,130,131,420,421…逆量子化回路 6,321,323,330,462…逆離散コサイン
変換回路 7,140…可変長符号化回路 8,150,470…加算回路 9,170…多重化回路 10…画像信号 20…アルファマップ信号 30…予測誤差信号 40…変換係数 50…符号化ビットストリーム 60…符号化ビットストリーム 70…再生画像信号 80…アルファマップ信号 141…符号化回路 160…アルファマップ符号化回路 200,250…直交変換回路 210,310…スイッチ回路 220,260…AS−DCT回路 300,350…逆直交変換回路 320,360…逆AS−DCT回路 400…分離化回路 410…可変長復号化回路 430…アルファマップ復号化回路 440…解像度変換回路 441,442…水平・垂直並べ換え回路, 443…排他的論理和計算回路 444,445…スキャン順序決定回路 450,451…係数選択回路 500…平均値分離回路 510,511…平均値合成回路 501…平均値算出回路 502…平均値挿入回路 512,513…画素分離回路 600…ベクトル量子化回路 610,620…逆ベクトル量子化回路 700…サブバンド分割回路 710,711,712,713…任意形状符号化回路 720,721,722,723…任意形状復号化回路 730…サブバンド合成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK38 MA05 MA23 MB14 MB23 MC01 MC11 PP04 RC19 SS06 SS26 TA42 TB08 TB18 TC00 UA05 5J064 AA02 BA16 BC08 BC18 BC21 BC25 BC27 BD01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号の方形状のブロック毎に入力され
    る画面内のコンテントの位置および形状を表す符号化さ
    れたマップ信号を復号する第1の復号化ステップと、 前記第1の復号化手段により復号されたマップ信号を解
    像度変換する解像度変換ステップと、 符号化された直交変換係数を復号する第2の復号化ステ
    ップと、 前記第2の復号化ステップにより復号された直交変換係
    数から前記解像度変換ステップにより解像度変換された
    マップ信号に基づいて所定解像度の画像を再生するため
    に必要な直交変換係数を選択する係数選択ステップと、 前記係数選択ステップにより選択された直交変換係数を
    逆直交変換する逆直交変換ステップと、 前記逆直交変換ステップによる逆直交変換結果から解像
    度変換された再生画像信号を得る再生ステップとを備
    え、 前記逆直交変換ステップは、前記係数選択ステップによ
    り選択された直交変換係数のうちコンテントの内部に位
    置するブロックについては全ての係数を2次元逆直交変
    換し、コンテントの境界部を含むブロックについてはコ
    ンテントの内部に含まれる係数を逆直交変換することを
    特徴とする画像復号化方法。
  2. 【請求項2】前記逆直交変換ステップは、前記コンテン
    トの境界部を含むブロックについては、コンテントの内
    部に含まれる変換係数を水平または垂直方向に並べ換え
    た後、水平または垂直方向に1次元逆直交変換を行い、
    元の画素位置に並べ換えを行った後、垂直または水平方
    向に1次元逆直交変換を行うことを特徴とする請求項1
    記載の画像復号化方法。
  3. 【請求項3】前記逆直交変換ステップは、前記コンテン
    ト内部の画像信号の水平および垂直方向の相関が大きい
    と判定された方向から先に1次元直交変換を行うように
    1次元直交変換の方向が切り換えられている場合は、該
    切り換え情報に基づいて前記1次元逆直交変換の方向を
    切り換えることを特徴とする請求項2記載の画像復号化
    方法。
  4. 【請求項4】画像信号の方形状のブロック毎に入力され
    る画面内のコンテントの位置および形状を表す符号化さ
    れたマップ信号を復号する第1の復号化手段と、 前記第1の復号化手段により復号されたマップ信号を解
    像度変換する解像度変換手段と、 符号化された直交変換係数を復号する第2の復号化手段
    と、 前記第2の復号化手段により復号された直交変換係数か
    ら前記解像度変換手段により解像度変換されたマップ信
    号に基づいて所定解像度の画像を再生するために必要な
    直交変換係数を選択する係数選択手段と、 前記係数選択手段により選択された直交変換係数を逆直
    交変換する逆直交変換手段と、 前記逆直交変換手段による逆直交変換結果から解像度変
    換された再生画像信号を得る再生手段とを備え、 前記逆直交変換手段は、前記係数選択手段により選択さ
    れた直交変換係数のうちコンテントの内部に位置するブ
    ロックについては全ての係数を2次元逆直交変換し、コ
    ンテントの境界部を含むブロックについてはコンテント
    の内部に含まれる係数を逆直交変換することを特徴とす
    る画像復号化装置。
  5. 【請求項5】前記逆直交変換手段は、前記コンテントの
    境界部を含むブロックについては、コンテントの内部に
    含まれる変換係数を水平または垂直方向に並べ換えた
    後、水平または垂直方向に1次元逆直交変換を行い、元
    の画素位置に並べ換えを行った後、垂直または水平方向
    に1次元逆直交変換を行うことを特徴とする請求項4記
    載の画像復号化装置。
  6. 【請求項6】前記逆直交変換手段は、前記コンテント内
    部の画像信号の水平および垂直方向の相関が大きいと判
    定された方向から先に1次元直交変換を行うように1次
    元直交変換の方向が切り換えられている場合は、該切り
    換え情報に基づいて前記1次元逆直交変換の方向を切り
    換えることを特徴とする請求項5記載の画像復号化装
    置。
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