JP2003023576A - テレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機Info
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- JP2003023576A JP2003023576A JP2001205170A JP2001205170A JP2003023576A JP 2003023576 A JP2003023576 A JP 2003023576A JP 2001205170 A JP2001205170 A JP 2001205170A JP 2001205170 A JP2001205170 A JP 2001205170A JP 2003023576 A JP2003023576 A JP 2003023576A
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- JP
- Japan
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- channel
- television receiver
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- television
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のテレビジョン受像機は、１種類のプリ
セットデータを記憶するのみであるので、多チャンネル
化が進んで選局ボタンの数よりもチャンネル数が多くな
ると、直接選局するのが困難となり、視聴者が所望する
テレビ放送を受像機画面上に表示するまでに手間がかか
るという課題があった。 【解決手段】 テレビジョン受像機において、それぞれ
がいずれか１つのテレビ放送を特定するための選局情報
を出力可能であるように複数個設けられた選局手段をそ
れぞれ識別する選局番号と、テレビ放送を特定するチャ
ンネル番号とを対応付けるチャンネル設定データを少な
くとも有しているＴＶ設定情報ファイルを複数個記憶す
る記憶手段を備える。
セットデータを記憶するのみであるので、多チャンネル
化が進んで選局ボタンの数よりもチャンネル数が多くな
ると、直接選局するのが困難となり、視聴者が所望する
テレビ放送を受像機画面上に表示するまでに手間がかか
るという課題があった。 【解決手段】 テレビジョン受像機において、それぞれ
がいずれか１つのテレビ放送を特定するための選局情報
を出力可能であるように複数個設けられた選局手段をそ
れぞれ識別する選局番号と、テレビ放送を特定するチャ
ンネル番号とを対応付けるチャンネル設定データを少な
くとも有しているＴＶ設定情報ファイルを複数個記憶す
る記憶手段を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、地上波放送、Ｂ
Ｓデジタル放送、ＣＳデジタル放送、あるいはＣＡＴＶ
放送等の多チャンネルのテレビ放送信号を受信するテレ
ビジョン受像機に係り、特にリモートコントローラまた
はテレビジョン受像機のフレーム前面部等に設けられた
選局手段と視聴頻度の高いチャンネルとをそれぞれ対応
付けることで視聴者が所望する多くのテレビ放送の直接
選局を可能とするプリセットチャンネル機能を備えたテ
レビジョン受像機に関するものである。
Ｓデジタル放送、ＣＳデジタル放送、あるいはＣＡＴＶ
放送等の多チャンネルのテレビ放送信号を受信するテレ
ビジョン受像機に係り、特にリモートコントローラまた
はテレビジョン受像機のフレーム前面部等に設けられた
選局手段と視聴頻度の高いチャンネルとをそれぞれ対応
付けることで視聴者が所望する多くのテレビ放送の直接
選局を可能とするプリセットチャンネル機能を備えたテ
レビジョン受像機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えばリモートコントローラに具備され
た選局ボタンのような選局手段と、テレビジョン受像機
に入力されるテレビ放送信号を特定するチャンネルとを
それぞれ対応付けるプリセットチャンネル機能について
は、従来のテレビジョン受像機は１種類のプリセットデ
ータを記憶するのみであった。また、画質や音質に係る
設定については、前回視聴時の最終的な画質状態および
音質状態を規定するデータが記憶されて、次にテレビジ
ョン受像機を起動した場合には前回視聴時の最終的な画
質状態および音質状態が再現される。
た選局ボタンのような選局手段と、テレビジョン受像機
に入力されるテレビ放送信号を特定するチャンネルとを
それぞれ対応付けるプリセットチャンネル機能について
は、従来のテレビジョン受像機は１種類のプリセットデ
ータを記憶するのみであった。また、画質や音質に係る
設定については、前回視聴時の最終的な画質状態および
音質状態を規定するデータが記憶されて、次にテレビジ
ョン受像機を起動した場合には前回視聴時の最終的な画
質状態および音質状態が再現される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】現在、ＢＳデジタル放
送が既に開始されているとともに、ＣＳデジタル放送お
よび地上波デジタル放送についても今後実施が予定され
ている。また、ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）放送の普及
率も増加している。このような状況下において、テレビ
ジョン受像機が受信するテレビ放送信号に係るチャンネ
ル数は増大し、例えばリモートコントローラに設けられ
ていてそれぞれ１つのチャンネルを特定する選局ボタン
の数よりもテレビ放送に係るチャンネルの数がはるかに
多くなるので、所望のテレビ放送に応じたチャンネルを
選局する際に、直接選局することができずに所定の切換
ボタンを操作して昇方向または降方向に順次チャンネル
番号を切り換えるか、あるいは“０”〜“９”の数字キ
ーから成るテンキーを操作して所望のチャンネル番号を
数字により特定する必要が生じるケースが多々発生し
て、視聴者が所望するテレビ放送を受像機画面上に表示
するまでに手間がかかるという課題があった。
送が既に開始されているとともに、ＣＳデジタル放送お
よび地上波デジタル放送についても今後実施が予定され
ている。また、ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）放送の普及
率も増加している。このような状況下において、テレビ
ジョン受像機が受信するテレビ放送信号に係るチャンネ
ル数は増大し、例えばリモートコントローラに設けられ
ていてそれぞれ１つのチャンネルを特定する選局ボタン
の数よりもテレビ放送に係るチャンネルの数がはるかに
多くなるので、所望のテレビ放送に応じたチャンネルを
選局する際に、直接選局することができずに所定の切換
ボタンを操作して昇方向または降方向に順次チャンネル
番号を切り換えるか、あるいは“０”〜“９”の数字キ
ーから成るテンキーを操作して所望のチャンネル番号を
数字により特定する必要が生じるケースが多々発生し
て、視聴者が所望するテレビ放送を受像機画面上に表示
するまでに手間がかかるという課題があった。
【０００４】また、プリセットチャンネル機能を用い
て、例えば視聴する頻度の多いチャンネルをそれぞれ選
局ボタンに対応付けることで直接選局できる割合を増や
すことが可能であるが、例えば一家族で一台のテレビジ
ョン受像機を所有する場合のように視聴者が複数いる際
には各視聴者毎のテレビ放送に対する嗜好に差異があっ
て視聴頻度の多いチャンネルがそれぞれ異なるために、
所望のチャンネルを選局ボタンにより直接選局できない
ケースが多々生じるという課題があった。
て、例えば視聴する頻度の多いチャンネルをそれぞれ選
局ボタンに対応付けることで直接選局できる割合を増や
すことが可能であるが、例えば一家族で一台のテレビジ
ョン受像機を所有する場合のように視聴者が複数いる際
には各視聴者毎のテレビ放送に対する嗜好に差異があっ
て視聴頻度の多いチャンネルがそれぞれ異なるために、
所望のチャンネルを選局ボタンにより直接選局できない
ケースが多々生じるという課題があった。
【０００５】また、視聴者の多少にかかわらず、それぞ
れのチャンネルの視聴頻度は曜日や時間帯毎に変わるた
めに、１種類のプリセットデータを基に直接選局を支援
するのみでは、各曜日別または各時間帯別の視聴傾向の
偏りに対応することができないという課題があった。
れのチャンネルの視聴頻度は曜日や時間帯毎に変わるた
めに、１種類のプリセットデータを基に直接選局を支援
するのみでは、各曜日別または各時間帯別の視聴傾向の
偏りに対応することができないという課題があった。
【０００６】また、視聴者が複数いる場合等において
は、各視聴者毎のテレビ放送に係る画質および音質に対
する嗜好に差異があるために、テレビジョン受像機を起
動した際に前回視聴時の最終的な画質および音質を再現
するのみでは、所望の画質状態および音質状態を得るこ
とができないケースが多々生じて、その都度画質状態お
よび音質状態を変更する必要が生じて手間がかかるとい
う課題があった。
は、各視聴者毎のテレビ放送に係る画質および音質に対
する嗜好に差異があるために、テレビジョン受像機を起
動した際に前回視聴時の最終的な画質および音質を再現
するのみでは、所望の画質状態および音質状態を得るこ
とができないケースが多々生じて、その都度画質状態お
よび音質状態を変更する必要が生じて手間がかかるとい
う課題があった。
【０００７】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、視聴者が所望するテレビ放送を迅
速かつ簡便に受像機画面上に表示することを可能とする
テレビジョン受像機を得ること、並びに視聴者が所望す
る画質状態および音質状態を迅速かつ簡便に実現するこ
とを可能とするテレビジョン受像機を得ることを目的と
する。
めになされたもので、視聴者が所望するテレビ放送を迅
速かつ簡便に受像機画面上に表示することを可能とする
テレビジョン受像機を得ること、並びに視聴者が所望す
る画質状態および音質状態を迅速かつ簡便に実現するこ
とを可能とするテレビジョン受像機を得ることを目的と
する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテレビジ
ョン受像機は、それぞれがいずれか１つのテレビ放送を
特定するための選局情報を出力可能であるように複数個
設けられた選局手段をそれぞれ識別する選局番号と、テ
レビ放送を特定するチャンネル番号とを対応付けるチャ
ンネル設定データを少なくとも有しているＴＶ設定情報
ファイルを複数個記憶する記憶手段を備えるようにした
ものである。
ョン受像機は、それぞれがいずれか１つのテレビ放送を
特定するための選局情報を出力可能であるように複数個
設けられた選局手段をそれぞれ識別する選局番号と、テ
レビ放送を特定するチャンネル番号とを対応付けるチャ
ンネル設定データを少なくとも有しているＴＶ設定情報
ファイルを複数個記憶する記憶手段を備えるようにした
ものである。
【０００９】この発明に係るテレビジョン受像機は、Ｔ
Ｖ設定情報ファイル内に所望の画質状態を規定する画質
設定データを含むようにしたものである。
Ｖ設定情報ファイル内に所望の画質状態を規定する画質
設定データを含むようにしたものである。
【００１０】この発明に係るテレビジョン受像機は、Ｔ
Ｖ設定情報ファイル内に所望の音質状態を規定する音質
設定データを含むようにしたものである。
Ｖ設定情報ファイル内に所望の音質状態を規定する音質
設定データを含むようにしたものである。
【００１１】この発明に係るテレビジョン受像機は、放
送される特定のジャンルに対応するＴＶ設定情報ファイ
ルを記憶手段に記憶するようにしたものである。
送される特定のジャンルに対応するＴＶ設定情報ファイ
ルを記憶手段に記憶するようにしたものである。
【００１２】この発明に係るテレビジョン受像機は、特
定の曜日、時間帯、あるいは曜日と時間帯に対応するＴ
Ｖ設定情報ファイルを記憶手段に記憶するようにしたも
のである。
定の曜日、時間帯、あるいは曜日と時間帯に対応するＴ
Ｖ設定情報ファイルを記憶手段に記憶するようにしたも
のである。
【００１３】この発明に係るテレビジョン受像機は、複
数個のＴＶ設定情報ファイルを記憶する記憶手段とし
て、テレビジョン受像機に着脱可能な外部記憶媒体を用
いるようにしたものである。
数個のＴＶ設定情報ファイルを記憶する記憶手段とし
て、テレビジョン受像機に着脱可能な外部記憶媒体を用
いるようにしたものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本願
発明に係る実施の形態を説明する。なお、以下の説明に
おいては、本願発明の実施の形態に係る各手段と、特許
請求の範囲に記載された発明の各手段との対応関係を明
らかにするために、実施の形態に係る各手段にそれぞれ
対応する特許請求の範囲に記載された発明の各手段を適
宜かっこ書きにより示すものとする。
発明に係る実施の形態を説明する。なお、以下の説明に
おいては、本願発明の実施の形態に係る各手段と、特許
請求の範囲に記載された発明の各手段との対応関係を明
らかにするために、実施の形態に係る各手段にそれぞれ
対応する特許請求の範囲に記載された発明の各手段を適
宜かっこ書きにより示すものとする。
【００１５】実施の形態１．図１は、この発明の実施の
形態１によるテレビジョン受像機を有するＴＶシステム
の構成を示す斜視図である。図１において、１はテレビ
ジョン受像機、２は表示画面、３は例えばMemory Stick
（ソニー（株）の登録商標）等のメモリカードとして与
えられるテレビジョン受像機１に対して着脱可能な外部
記憶媒体（記憶手段）、４は外部記憶媒体挿入口、５は
複数の選局ボタン（選局手段）を備えたリモートコント
ローラ、６はユーザ変更ボタンである。図２は、この発
明の実施の形態１によるテレビジョン受像機の構成を示
すブロック図である。図２において、１１はＵ／Ｖアン
テナまたはＣＡＴＶ同軸ケーブルから入力するテレビ放
送に係るＲＦ信号を周波数変換して中間周波信号を出力
するチューナ回路、１２はチューナ回路１１から入力す
る中間周波信号を映像中間周波増幅するＶＩＦ回路、１
３は映像中間周波増幅の過程において取り出される音声
第２中間周波信号をＦＭ検波した後適宜増幅して音声信
号を出力するオーディオＩＣ回路、１４はスピーカ、１
５はＶＩＦ回路１２から入力する映像中間周波信号の映
像検波、検波出力に基づく水平および垂直同期信号の分
離、色再生処理等を実施するビデオＩＣ回路、１６はＣ
ＲＴディスプレイ、１７はテレビジョン受像機に係る種
々の制御・演算処理等を実施するマイクロコンピュー
タ、１８はマイクロコンピュータ１７と外部記憶媒体３
との間のデータの入出力制御等を実施するインタフェー
ス回路、１９はマイクロコンピュータ１７に接続され書
き込み可能な不揮発性の内部メモリとして与えられるＥ
ＥＰＲＯＭ（記憶手段）、２０は例えばテレビジョン受
像機のフレーム前面部に設けられる電源スイッチ、選局
キー（選局手段）、ボリュームスイッチ等から成るスイ
ッチ群である。また、図３は、この発明の実施の形態１
によるテレビジョン受像機において使用されるＴＶ設定
情報ファイルの一例を示す図である。
形態１によるテレビジョン受像機を有するＴＶシステム
の構成を示す斜視図である。図１において、１はテレビ
ジョン受像機、２は表示画面、３は例えばMemory Stick
（ソニー（株）の登録商標）等のメモリカードとして与
えられるテレビジョン受像機１に対して着脱可能な外部
記憶媒体（記憶手段）、４は外部記憶媒体挿入口、５は
複数の選局ボタン（選局手段）を備えたリモートコント
ローラ、６はユーザ変更ボタンである。図２は、この発
明の実施の形態１によるテレビジョン受像機の構成を示
すブロック図である。図２において、１１はＵ／Ｖアン
テナまたはＣＡＴＶ同軸ケーブルから入力するテレビ放
送に係るＲＦ信号を周波数変換して中間周波信号を出力
するチューナ回路、１２はチューナ回路１１から入力す
る中間周波信号を映像中間周波増幅するＶＩＦ回路、１
３は映像中間周波増幅の過程において取り出される音声
第２中間周波信号をＦＭ検波した後適宜増幅して音声信
号を出力するオーディオＩＣ回路、１４はスピーカ、１
５はＶＩＦ回路１２から入力する映像中間周波信号の映
像検波、検波出力に基づく水平および垂直同期信号の分
離、色再生処理等を実施するビデオＩＣ回路、１６はＣ
ＲＴディスプレイ、１７はテレビジョン受像機に係る種
々の制御・演算処理等を実施するマイクロコンピュー
タ、１８はマイクロコンピュータ１７と外部記憶媒体３
との間のデータの入出力制御等を実施するインタフェー
ス回路、１９はマイクロコンピュータ１７に接続され書
き込み可能な不揮発性の内部メモリとして与えられるＥ
ＥＰＲＯＭ（記憶手段）、２０は例えばテレビジョン受
像機のフレーム前面部に設けられる電源スイッチ、選局
キー（選局手段）、ボリュームスイッチ等から成るスイ
ッチ群である。また、図３は、この発明の実施の形態１
によるテレビジョン受像機において使用されるＴＶ設定
情報ファイルの一例を示す図である。
【００１６】次に、本願発明によるテレビジョン受像機
を有するＴＶシステムに係る動作について説明する。ま
ず、図２に基づいてテレビジョン受像機の基本動作につ
いて説明する。チューナ回路１１は、テレビ放送信号の
入力源としてＵ／ＶアンテナまたはＣＡＴＶ同軸ケーブ
ルのいずれか一方に接続して、視聴対象のテレビ放送に
対応するチャンネルのＲＦ信号を周波数変換して中間周
波信号を出力する。ＶＩＦ回路１２は、チューナ回路１
１から入力する中間周波信号を映像中間周波増幅して、
映像中間周波増幅信号をビデオＩＣ回路１５に出力す
る。また、ＶＩＦ回路１２は、周波数変換して得られた
中間周波信号の周波数と基準中間周波数とのずれに応じ
たＡＦＴ信号を出力する。オーディオＩＣ回路１３は、
映像中間周波増幅の過程で音声中間周波信号から取り出
される第２音声中間周波信号を入力して、音声信号をＦ
Ｍ検波するとともに適宜増幅してスピーカ１４へ供給す
る。ビデオＩＣ回路１５は、入力する映像中間周波増幅
信号を映像検波して映像信号を取り出し当該映像信号か
ら水平および垂直同期信号ＳＹＮＣを分離出力するとと
もに、色再生処理を実施してＲＧＢ信号を供給しＣＲＴ
ディスプレイ１６をドライブする。マイクロコンピュー
タ１７は、リモートコントローラ５またはスイッチ群２
０等から入力されるコマンド、ＡＦＴ信号等に基づい
て、所望のチャンネルを選局して当該チャンネルに係る
周波数微調整を実施するように周波数データをチューナ
回路１１へ出力するとともに、所望の画質状態および音
質状態を得るように映像制御データおよび音声制御デー
タをそれぞれビデオＩＣ回路１５およびオーディオＩＣ
回路１３へ出力する。
を有するＴＶシステムに係る動作について説明する。ま
ず、図２に基づいてテレビジョン受像機の基本動作につ
いて説明する。チューナ回路１１は、テレビ放送信号の
入力源としてＵ／ＶアンテナまたはＣＡＴＶ同軸ケーブ
ルのいずれか一方に接続して、視聴対象のテレビ放送に
対応するチャンネルのＲＦ信号を周波数変換して中間周
波信号を出力する。ＶＩＦ回路１２は、チューナ回路１
１から入力する中間周波信号を映像中間周波増幅して、
映像中間周波増幅信号をビデオＩＣ回路１５に出力す
る。また、ＶＩＦ回路１２は、周波数変換して得られた
中間周波信号の周波数と基準中間周波数とのずれに応じ
たＡＦＴ信号を出力する。オーディオＩＣ回路１３は、
映像中間周波増幅の過程で音声中間周波信号から取り出
される第２音声中間周波信号を入力して、音声信号をＦ
Ｍ検波するとともに適宜増幅してスピーカ１４へ供給す
る。ビデオＩＣ回路１５は、入力する映像中間周波増幅
信号を映像検波して映像信号を取り出し当該映像信号か
ら水平および垂直同期信号ＳＹＮＣを分離出力するとと
もに、色再生処理を実施してＲＧＢ信号を供給しＣＲＴ
ディスプレイ１６をドライブする。マイクロコンピュー
タ１７は、リモートコントローラ５またはスイッチ群２
０等から入力されるコマンド、ＡＦＴ信号等に基づい
て、所望のチャンネルを選局して当該チャンネルに係る
周波数微調整を実施するように周波数データをチューナ
回路１１へ出力するとともに、所望の画質状態および音
質状態を得るように映像制御データおよび音声制御デー
タをそれぞれビデオＩＣ回路１５およびオーディオＩＣ
回路１３へ出力する。
【００１７】次に、テレビ放送に係る選局動作等のよう
な本願発明特有の動作について説明する。図３は、本願
発明で用いられるＴＶ設定情報ファイルの一例を示す図
である。本願発明は、図３に示されるようなＴＶ設定情
報ファイルを複数有することを特徴とするものであり、
このような複数のＴＶ設定情報ファイルは外部記憶媒体
３のようにテレビジョン受像機１に対して着脱可能な記
憶媒体に記憶されるか、あるいはＥＥＰＲＯＭ１９のよ
うにマイクロコンピュータ１７に接続されているテレビ
ジョン受像機内蔵の書き込み可能な不揮発性メモリに記
憶される。
な本願発明特有の動作について説明する。図３は、本願
発明で用いられるＴＶ設定情報ファイルの一例を示す図
である。本願発明は、図３に示されるようなＴＶ設定情
報ファイルを複数有することを特徴とするものであり、
このような複数のＴＶ設定情報ファイルは外部記憶媒体
３のようにテレビジョン受像機１に対して着脱可能な記
憶媒体に記憶されるか、あるいはＥＥＰＲＯＭ１９のよ
うにマイクロコンピュータ１７に接続されているテレビ
ジョン受像機内蔵の書き込み可能な不揮発性メモリに記
憶される。
【００１８】視聴者は、テレビジョン受像機を起動する
と、リモートコントローラ５のユーザ変更ボタン６を操
作して、所望のチャンネル設定、画質設定、音質設定等
がなされているＴＶ設定情報ファイルを選定する。例え
ば図３においてファイル名“ユーザ３”が付されたＴＶ
設定情報ファイルが選定されたとすると、マイクロコン
ピュータ１７は、インタフェース回路１８を介して外部
記憶媒体３に格納されたＴＶ設定情報ファイル“ユーザ
３”内のデータを参照して、あるいはＥＥＰＲＯＭ１９
に格納されたＴＶ設定情報ファイル“ユーザ３”内のデ
ータを参照して、チャンネル設定、画質設定、音質設定
等を実施する。なお、選定されたＴＶ設定情報ファイル
を参照するに際しては、選定されたＴＶ設定情報ファイ
ルを一旦外部記憶媒体３またはＥＥＰＲＯＭ１９から読
み出すとともにマイクロコンピュータ１７に接続された
図示されないＲＡＭに書き込んだうえで、当該ＲＡＭか
ら随時データ参照を実施するような方式をとることもで
きる。
と、リモートコントローラ５のユーザ変更ボタン６を操
作して、所望のチャンネル設定、画質設定、音質設定等
がなされているＴＶ設定情報ファイルを選定する。例え
ば図３においてファイル名“ユーザ３”が付されたＴＶ
設定情報ファイルが選定されたとすると、マイクロコン
ピュータ１７は、インタフェース回路１８を介して外部
記憶媒体３に格納されたＴＶ設定情報ファイル“ユーザ
３”内のデータを参照して、あるいはＥＥＰＲＯＭ１９
に格納されたＴＶ設定情報ファイル“ユーザ３”内のデ
ータを参照して、チャンネル設定、画質設定、音質設定
等を実施する。なお、選定されたＴＶ設定情報ファイル
を参照するに際しては、選定されたＴＶ設定情報ファイ
ルを一旦外部記憶媒体３またはＥＥＰＲＯＭ１９から読
み出すとともにマイクロコンピュータ１７に接続された
図示されないＲＡＭに書き込んだうえで、当該ＲＡＭか
ら随時データ参照を実施するような方式をとることもで
きる。
【００１９】チャンネル設定については、ＴＶ設定情報
ファイル“ユーザ３”を例として説明すると、マイクロ
コンピュータ１７は、ＴＶ設定情報ファイル“ユーザ
３”内のチャンネル設定データに基づいて、リモートコ
ントローラ５に設けられた選局ボタンやスイッチ群２０
内の選局キー等のようにそれぞれが１つのチャンネルに
割り当てられて当該チャンネルを特定する選局情報を出
力可能である選局手段をそれぞれ識別する番号（以下、
選局番号と称する）と、それぞれのテレビ放送を特定す
るチャンネル番号とを対応付ける。ＴＶ設定情報ファイ
ル“ユーザ３”を基にすると、選局番号１はチャンネル
番号１に相当し、選局番号２はチャンネル番号２に相当
し、選局番号３はチャンネル番号１８に相当する。した
がって、視聴者によりリモートコントローラ５の選局番
号３の選局ボタンが押下されれば、マイクロコンピュー
タ１７は、選局番号３に対応付けられているチャンネル
番号１８のテレビ放送を受像機画面上に表示するよう
に、チャンネル番号１８に係る周波数データをチューナ
回路１１へ出力する。このように、チャンネル番号３の
テレビ放送よりもチャンネル番号１８のテレビ放送を視
聴する頻度が多い視聴者にとっては、ＴＶ設定情報ファ
イル“ユーザ３”を用いたチャンネル設定を利用するこ
とで、チャンネル番号１８のテレビ放送を直接選局する
ことが可能となる。
ファイル“ユーザ３”を例として説明すると、マイクロ
コンピュータ１７は、ＴＶ設定情報ファイル“ユーザ
３”内のチャンネル設定データに基づいて、リモートコ
ントローラ５に設けられた選局ボタンやスイッチ群２０
内の選局キー等のようにそれぞれが１つのチャンネルに
割り当てられて当該チャンネルを特定する選局情報を出
力可能である選局手段をそれぞれ識別する番号（以下、
選局番号と称する）と、それぞれのテレビ放送を特定す
るチャンネル番号とを対応付ける。ＴＶ設定情報ファイ
ル“ユーザ３”を基にすると、選局番号１はチャンネル
番号１に相当し、選局番号２はチャンネル番号２に相当
し、選局番号３はチャンネル番号１８に相当する。した
がって、視聴者によりリモートコントローラ５の選局番
号３の選局ボタンが押下されれば、マイクロコンピュー
タ１７は、選局番号３に対応付けられているチャンネル
番号１８のテレビ放送を受像機画面上に表示するよう
に、チャンネル番号１８に係る周波数データをチューナ
回路１１へ出力する。このように、チャンネル番号３の
テレビ放送よりもチャンネル番号１８のテレビ放送を視
聴する頻度が多い視聴者にとっては、ＴＶ設定情報ファ
イル“ユーザ３”を用いたチャンネル設定を利用するこ
とで、チャンネル番号１８のテレビ放送を直接選局する
ことが可能となる。
【００２０】また、画質設定および音質設定について
は、マイクロコンピュータ１７は、ＴＶ設定情報ファイ
ル“ユーザ３”内の画質設定データおよび音質設定デー
タに基づいて、当該データにより規定される画質状態お
よび音質状態を実現するように、映像制御データをビデ
オＩＣ回路１５に出力するとともに、音声制御データを
オーディオＩＣ回路１３に出力する。
は、マイクロコンピュータ１７は、ＴＶ設定情報ファイ
ル“ユーザ３”内の画質設定データおよび音質設定デー
タに基づいて、当該データにより規定される画質状態お
よび音質状態を実現するように、映像制御データをビデ
オＩＣ回路１５に出力するとともに、音声制御データを
オーディオＩＣ回路１３に出力する。
【００２１】なお、ＴＶ設定情報ファイルは視聴者別に
のみ作成する必要はない。図４および図５は本願発明で
用いられるＴＶ設定情報ファイルの他の例を示す図であ
る。図４に示されるように、視聴するテレビ放送の内容
すなわちジャンル別に、例えば“ニュース”、“アニ
メ”等のファイル名を有するＴＶ設定情報ファイルを作
成してもよい。また、曜日あるいは時間帯によって通常
は視聴するテレビ放送が異なるから、図５に示されるよ
うに、曜日別、時間帯別、曜日および時間帯別に、例え
ば“土曜日”、“１８：００−２４：００”、“土曜日
１８：００−２４：００”等のファイル名を有するＴ
Ｖ設定情報ファイルを作成してもよい。なお、これらジ
ャンル等を基準として個別に作成されるＴＶ設定情報フ
ァイルについては、視聴者が作成可能であることは勿論
であるが、標準的なＴＶ設定情報ファイルを作成してお
いて当該ファイルを予め外部記憶媒体３やＥＥＰＲＯＭ
１９内に記憶させる方式をとることも可能である。
のみ作成する必要はない。図４および図５は本願発明で
用いられるＴＶ設定情報ファイルの他の例を示す図であ
る。図４に示されるように、視聴するテレビ放送の内容
すなわちジャンル別に、例えば“ニュース”、“アニ
メ”等のファイル名を有するＴＶ設定情報ファイルを作
成してもよい。また、曜日あるいは時間帯によって通常
は視聴するテレビ放送が異なるから、図５に示されるよ
うに、曜日別、時間帯別、曜日および時間帯別に、例え
ば“土曜日”、“１８：００−２４：００”、“土曜日
１８：００−２４：００”等のファイル名を有するＴ
Ｖ設定情報ファイルを作成してもよい。なお、これらジ
ャンル等を基準として個別に作成されるＴＶ設定情報フ
ァイルについては、視聴者が作成可能であることは勿論
であるが、標準的なＴＶ設定情報ファイルを作成してお
いて当該ファイルを予め外部記憶媒体３やＥＥＰＲＯＭ
１９内に記憶させる方式をとることも可能である。
【００２２】次に、ＴＶ設定情報ファイルを作成する動
作について説明する。図６は、ＴＶ設定情報作成画面の
表示例を示す図である。図１と同様に、１はテレビジョ
ン受像機、２は表示画面、５はリモートコントローラを
示し、２１はＴＶ設定情報作成画面を示す。また、図７
は、ＴＶ設定情報作成画面の画面変化の一例を示す図で
ある。視聴者は、例えばリモートコントローラ５に設け
られたメニューボタン等を操作することにより、表示画
面２上にＴＶ設定情報作成画面２１を表示する。ＴＶ設
定情報作成画面２１が表示されれば、視聴者は当該視聴
者用のＴＶ設定情報ファイル（ここでは、便宜上ファイ
ル名を“ユーザ１”としておく）の作成を指示する。図
７（ａ）に示されるように作成対象のＴＶ設定情報ファ
イルのファイル名を“ユーザ１”としたうえで、視聴者
はメニューボタン等を操作することでチャンネル設定デ
ータの入力を指示する。そして、図７（ｂ）に示される
ようにチャンネル設定データの入力画面が表示されれ
ば、例えばチャンネル番号３のテレビ放送をあまり見る
ことなく、チャンネル番号２１のテレビ放送をよく見る
ような場合には、視聴者は図７（ｃ）に示されるように
選局番号３に対応するチャンネル番号を３から２１に変
更して当該視聴者用のＴＶ設定情報ファイル“ユーザ
１”を作成する。
作について説明する。図６は、ＴＶ設定情報作成画面の
表示例を示す図である。図１と同様に、１はテレビジョ
ン受像機、２は表示画面、５はリモートコントローラを
示し、２１はＴＶ設定情報作成画面を示す。また、図７
は、ＴＶ設定情報作成画面の画面変化の一例を示す図で
ある。視聴者は、例えばリモートコントローラ５に設け
られたメニューボタン等を操作することにより、表示画
面２上にＴＶ設定情報作成画面２１を表示する。ＴＶ設
定情報作成画面２１が表示されれば、視聴者は当該視聴
者用のＴＶ設定情報ファイル（ここでは、便宜上ファイ
ル名を“ユーザ１”としておく）の作成を指示する。図
７（ａ）に示されるように作成対象のＴＶ設定情報ファ
イルのファイル名を“ユーザ１”としたうえで、視聴者
はメニューボタン等を操作することでチャンネル設定デ
ータの入力を指示する。そして、図７（ｂ）に示される
ようにチャンネル設定データの入力画面が表示されれ
ば、例えばチャンネル番号３のテレビ放送をあまり見る
ことなく、チャンネル番号２１のテレビ放送をよく見る
ような場合には、視聴者は図７（ｃ）に示されるように
選局番号３に対応するチャンネル番号を３から２１に変
更して当該視聴者用のＴＶ設定情報ファイル“ユーザ
１”を作成する。
【００２３】次に、ＴＶ設定情報ファイルの共有化につ
いて説明する。図８は、テレビジョン受像機間における
ＴＶ設定情報ファイルの共有化を説明する図である。図
８において、１，１’はテレビジョン受像機、３は外部
記憶媒体、４，４’は外部記憶媒体挿入口を示す。図８
に示されるように、視聴者はテレビジョン受像機１によ
り作成したＴＶ設定情報ファイルを記憶した外部記憶媒
体３を取り出し、その後に他のテレビジョン受像機１’
に外部記憶媒体３を取り付けて当該視聴者用のＴＶ設定
情報ファイルによる各種設定を実施することで、自らが
所望するテレビ放送を直接選局するとともに、所望する
画質状態および音質状態を実現することができる。これ
により、外出先で視聴するテレビジョン受像機および買
い換えられたテレビジョン受像機等のそれまでに視聴し
たことのないテレビジョン受像機に対してチャンネル設
定、画質設定、音質設定等を簡便に実施することが可能
となる。
いて説明する。図８は、テレビジョン受像機間における
ＴＶ設定情報ファイルの共有化を説明する図である。図
８において、１，１’はテレビジョン受像機、３は外部
記憶媒体、４，４’は外部記憶媒体挿入口を示す。図８
に示されるように、視聴者はテレビジョン受像機１によ
り作成したＴＶ設定情報ファイルを記憶した外部記憶媒
体３を取り出し、その後に他のテレビジョン受像機１’
に外部記憶媒体３を取り付けて当該視聴者用のＴＶ設定
情報ファイルによる各種設定を実施することで、自らが
所望するテレビ放送を直接選局するとともに、所望する
画質状態および音質状態を実現することができる。これ
により、外出先で視聴するテレビジョン受像機および買
い換えられたテレビジョン受像機等のそれまでに視聴し
たことのないテレビジョン受像機に対してチャンネル設
定、画質設定、音質設定等を簡便に実施することが可能
となる。
【００２４】以上のように、この実施の形態１によれ
ば、例えばリモートコントローラ５に設けられた選局ボ
タンあるいはテレビジョン受像機１のフレーム前面部に
設けられた選局キーのような複数の選局手段をそれぞれ
識別する選局番号と、テレビ放送を特定するチャンネル
番号とを対応付けるチャンネル設定データを少なくとも
有しているＴＶ設定情報ファイルを複数個記憶する外部
記憶媒体３、ＥＥＰＲＯＭ１９等の記憶手段を備えるよ
うに構成したので、例えば視聴者毎に当該視聴者の嗜好
に適合するように作成されたＴＶ設定情報ファイルを選
定する場合のように、視聴状況に応じて選定されるＴＶ
設定情報ファイルを用いてチャンネル設定を最適化する
ことで、視聴を意図する多くのテレビ放送を選局手段に
より直接選局することが可能となるから、視聴者が所望
するテレビ放送を迅速かつ簡便に受像機画面上に表示す
ることができるという効果を奏する。
ば、例えばリモートコントローラ５に設けられた選局ボ
タンあるいはテレビジョン受像機１のフレーム前面部に
設けられた選局キーのような複数の選局手段をそれぞれ
識別する選局番号と、テレビ放送を特定するチャンネル
番号とを対応付けるチャンネル設定データを少なくとも
有しているＴＶ設定情報ファイルを複数個記憶する外部
記憶媒体３、ＥＥＰＲＯＭ１９等の記憶手段を備えるよ
うに構成したので、例えば視聴者毎に当該視聴者の嗜好
に適合するように作成されたＴＶ設定情報ファイルを選
定する場合のように、視聴状況に応じて選定されるＴＶ
設定情報ファイルを用いてチャンネル設定を最適化する
ことで、視聴を意図する多くのテレビ放送を選局手段に
より直接選局することが可能となるから、視聴者が所望
するテレビ放送を迅速かつ簡便に受像機画面上に表示す
ることができるという効果を奏する。
【００２５】また、ＴＶ設定情報ファイルに、所望の画
質状態を規定する画質設定データおよび所望の音質状態
を規定する音質設定データを含めるように構成したの
で、視聴者は当該視聴者用に作成されたＴＶ設定情報フ
ァイルを選定するのみで所望の画質状態および音質状態
を迅速かつ簡便に実現することができるという効果を奏
する。
質状態を規定する画質設定データおよび所望の音質状態
を規定する音質設定データを含めるように構成したの
で、視聴者は当該視聴者用に作成されたＴＶ設定情報フ
ァイルを選定するのみで所望の画質状態および音質状態
を迅速かつ簡便に実現することができるという効果を奏
する。
【００２６】また、放送される特定のジャンルに対応す
るＴＶ設定情報ファイル、あるいは特定の曜日、時間
帯、または曜日と時間帯に対応するＴＶ設定情報ファイ
ルを記憶手段に記憶するように構成したので、一または
複数の視聴者に係る嗜好的または趣味的に偏った視聴傾
向あるいは一または複数の視聴者に係る時間的に偏った
視聴傾向に対応することができて、偏った視聴傾向が顕
現する状況においても、視聴者が所望するテレビ放送を
迅速かつ簡便に受像機画面上に表示することができると
いう効果を奏する。
るＴＶ設定情報ファイル、あるいは特定の曜日、時間
帯、または曜日と時間帯に対応するＴＶ設定情報ファイ
ルを記憶手段に記憶するように構成したので、一または
複数の視聴者に係る嗜好的または趣味的に偏った視聴傾
向あるいは一または複数の視聴者に係る時間的に偏った
視聴傾向に対応することができて、偏った視聴傾向が顕
現する状況においても、視聴者が所望するテレビ放送を
迅速かつ簡便に受像機画面上に表示することができると
いう効果を奏する。
【００２７】また、複数個のＴＶ設定情報ファイルを記
憶する外部記憶媒体３をテレビジョン受像機１に対して
着脱可能に構成したので、以前に視聴したことのないテ
レビジョン受像機についても、外部記憶媒体３を取り付
けるとともに外部記憶媒体３に記憶されたＴＶ設定情報
ファイルに基づく種々の設定を実施することで、迅速か
つ簡便に、所望する多くのテレビ放送の直接選局を可能
にするとともに、所望する画質状態および音質状態の実
現を可能にするという効果を奏する。
憶する外部記憶媒体３をテレビジョン受像機１に対して
着脱可能に構成したので、以前に視聴したことのないテ
レビジョン受像機についても、外部記憶媒体３を取り付
けるとともに外部記憶媒体３に記憶されたＴＶ設定情報
ファイルに基づく種々の設定を実施することで、迅速か
つ簡便に、所望する多くのテレビ放送の直接選局を可能
にするとともに、所望する画質状態および音質状態の実
現を可能にするという効果を奏する。
【００２８】なお、実施の形態１により説明されるテレ
ビジョン受像機は、本願発明を限定するものではなく、
例示することを意図して開示されているものである。本
願発明の技術的範囲は特許請求の範囲により定められる
ものであり、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内
において種々の設計的変更が可能である。例えば、図２
についてはアナログＴＶ放送を受信するテレビジョン受
像機を例として説明したが、チャンネル設定等を実現す
るための本願発明に特有な手段はアナログＴＶ放送を受
信する場合でもデジタルＴＶ放送を受信する場合でも同
一の構成を有するものであるから、本願発明がデジタル
ＴＶ放送を受信するテレビジョン受信機にも同様に適用
できることは明白であろう。また、上記実施の形態１に
おいては、リモートコントローラ５に設けられたユーザ
変更ボタンを操作することで種々のＴＶ設定情報ファイ
ルの切り換えおよび選定等を実施する構成としている
が、テレビジョン受像機の表示画面上において例えばメ
ニュー形式等として実現されている種々のユーザインタ
フェース機能を用いて実施する構成としてもよい。
ビジョン受像機は、本願発明を限定するものではなく、
例示することを意図して開示されているものである。本
願発明の技術的範囲は特許請求の範囲により定められる
ものであり、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内
において種々の設計的変更が可能である。例えば、図２
についてはアナログＴＶ放送を受信するテレビジョン受
像機を例として説明したが、チャンネル設定等を実現す
るための本願発明に特有な手段はアナログＴＶ放送を受
信する場合でもデジタルＴＶ放送を受信する場合でも同
一の構成を有するものであるから、本願発明がデジタル
ＴＶ放送を受信するテレビジョン受信機にも同様に適用
できることは明白であろう。また、上記実施の形態１に
おいては、リモートコントローラ５に設けられたユーザ
変更ボタンを操作することで種々のＴＶ設定情報ファイ
ルの切り換えおよび選定等を実施する構成としている
が、テレビジョン受像機の表示画面上において例えばメ
ニュー形式等として実現されている種々のユーザインタ
フェース機能を用いて実施する構成としてもよい。
【００２９】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、それ
ぞれがいずれか１つのテレビ放送を特定するための選局
情報を出力可能であるように複数個設けられた選局手段
をそれぞれ識別する選局番号と、テレビ放送を特定する
チャンネル番号とを対応付けるチャンネル設定データを
少なくとも有しているＴＶ設定情報ファイルを複数個記
憶する記憶手段を備えるように構成したので、例えば視
聴者毎に当該視聴者の嗜好に適合するように作成された
ＴＶ設定情報ファイルを選定する場合のように、視聴状
況に応じて選定されるＴＶ設定情報ファイルを用いてチ
ャンネル設定を最適化することで、視聴を意図するより
多くのテレビ放送を選局手段により直接選局することが
可能となるから、視聴者が所望するテレビ放送を迅速か
つ簡便に受像機画面上に表示することができるという効
果を奏する。
ぞれがいずれか１つのテレビ放送を特定するための選局
情報を出力可能であるように複数個設けられた選局手段
をそれぞれ識別する選局番号と、テレビ放送を特定する
チャンネル番号とを対応付けるチャンネル設定データを
少なくとも有しているＴＶ設定情報ファイルを複数個記
憶する記憶手段を備えるように構成したので、例えば視
聴者毎に当該視聴者の嗜好に適合するように作成された
ＴＶ設定情報ファイルを選定する場合のように、視聴状
況に応じて選定されるＴＶ設定情報ファイルを用いてチ
ャンネル設定を最適化することで、視聴を意図するより
多くのテレビ放送を選局手段により直接選局することが
可能となるから、視聴者が所望するテレビ放送を迅速か
つ簡便に受像機画面上に表示することができるという効
果を奏する。
【００３０】この発明によれば、ＴＶ設定情報ファイル
に、所望の画質状態を規定する画質設定データを含める
ように構成したので、視聴者は視聴者自身について作成
されたＴＶ設定情報ファイルを選定するのみで所望の画
質状態を迅速かつ簡便に実現することができるという効
果を奏する。
に、所望の画質状態を規定する画質設定データを含める
ように構成したので、視聴者は視聴者自身について作成
されたＴＶ設定情報ファイルを選定するのみで所望の画
質状態を迅速かつ簡便に実現することができるという効
果を奏する。
【００３１】この発明によれば、ＴＶ設定情報ファイル
に、所望の音質状態を規定する音質設定データを含める
ように構成したので、視聴者は視聴者自身について作成
されたＴＶ設定情報ファイルを選定するのみで所望の音
質状態を迅速かつ簡便に実現することができるという効
果を奏する。
に、所望の音質状態を規定する音質設定データを含める
ように構成したので、視聴者は視聴者自身について作成
されたＴＶ設定情報ファイルを選定するのみで所望の音
質状態を迅速かつ簡便に実現することができるという効
果を奏する。
【００３２】この発明によれば、放送される特定のジャ
ンルに対応するＴＶ設定情報ファイルを記憶手段に記憶
するように構成したので、一または複数の視聴者に係る
嗜好的または趣味的に偏った視聴傾向に対応することが
できて、嗜好的または趣味的に偏った視聴傾向が顕現す
るような状況においても、視聴者が所望するテレビ放送
を迅速かつ簡便に受像機画面上に表示することができる
という効果を奏する。
ンルに対応するＴＶ設定情報ファイルを記憶手段に記憶
するように構成したので、一または複数の視聴者に係る
嗜好的または趣味的に偏った視聴傾向に対応することが
できて、嗜好的または趣味的に偏った視聴傾向が顕現す
るような状況においても、視聴者が所望するテレビ放送
を迅速かつ簡便に受像機画面上に表示することができる
という効果を奏する。
【００３３】この発明によれば、特定の曜日、時間帯、
あるいは曜日と時間帯に対応するＴＶ設定情報ファイル
を記憶手段に記憶するように構成したので、一または複
数の視聴者に係る時間的に偏った視聴傾向に対応するこ
とができて、時間的に偏った視聴傾向が顕現するような
状況においても、視聴者が所望するテレビ放送を迅速か
つ簡便に受像機画面上に表示することができるという効
果を奏する。
あるいは曜日と時間帯に対応するＴＶ設定情報ファイル
を記憶手段に記憶するように構成したので、一または複
数の視聴者に係る時間的に偏った視聴傾向に対応するこ
とができて、時間的に偏った視聴傾向が顕現するような
状況においても、視聴者が所望するテレビ放送を迅速か
つ簡便に受像機画面上に表示することができるという効
果を奏する。
【００３４】この発明によれば、複数個のＴＶ設定情報
ファイルを記憶する記憶手段として、テレビジョン受像
機に着脱可能な外部記憶媒体を用いるように構成したの
で、以前に視聴したことのないテレビジョン受像機につ
いても、ＴＶ設定情報ファイルを記憶した外部記憶媒体
を取り付けるとともに外部記憶媒体に記憶されたＴＶ設
定情報ファイルに基づく種々の設定を実施することで、
迅速かつ簡便に、視聴を意図する多くのテレビ放送の直
接選局を可能にするとともに、所望する画質状態および
音質状態の実現を可能にするという効果を奏する。
ファイルを記憶する記憶手段として、テレビジョン受像
機に着脱可能な外部記憶媒体を用いるように構成したの
で、以前に視聴したことのないテレビジョン受像機につ
いても、ＴＶ設定情報ファイルを記憶した外部記憶媒体
を取り付けるとともに外部記憶媒体に記憶されたＴＶ設
定情報ファイルに基づく種々の設定を実施することで、
迅速かつ簡便に、視聴を意図する多くのテレビ放送の直
接選局を可能にするとともに、所望する画質状態および
音質状態の実現を可能にするという効果を奏する。
【図１】 この発明の実施の形態１によるテレビジョン
受像機を有するＴＶシステムの構成を示す斜視図であ
る。
受像機を有するＴＶシステムの構成を示す斜視図であ
る。
【図２】 この発明の実施の形態１によるテレビジョン
受像機の構成を示すブロック図である。
受像機の構成を示すブロック図である。
【図３】 本願発明で用いられるＴＶ設定情報ファイル
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図４】 本願発明で用いられるＴＶ設定情報ファイル
の他の例を示す図である。
の他の例を示す図である。
【図５】 本願発明で用いられるＴＶ設定情報ファイル
の他の例を示す図である。
の他の例を示す図である。
【図６】 ＴＶ設定情報作成画面の表示例を示す図であ
る。
る。
【図７】 ＴＶ設定情報作成画面の画面変化の一例を示
す図である。
す図である。
【図８】 テレビジョン受像機間におけるＴＶ設定情報
ファイルの共有化を説明する図である。
ファイルの共有化を説明する図である。
１ テレビジョン受像機、２ 表示画面、３ 外部記憶
媒体（記憶手段）、４外部記憶媒体挿入口、５ リモー
トコントローラ、６ ユーザ変更ボタン、１１チューナ
回路、１２ ＶＩＦ回路、１３ オーディオＩＣ回路、
１４ スピーカ、１５ ビデオＩＣ回路、１６ ＣＲＴ
ディスプレイ、１７ マイクロコンピュータ、１８ イ
ンタフェース回路、１９ ＥＥＰＲＯＭ（記憶手段）、
２０スイッチ群、２１ ＴＶ設定情報作成画面
媒体（記憶手段）、４外部記憶媒体挿入口、５ リモー
トコントローラ、６ ユーザ変更ボタン、１１チューナ
回路、１２ ＶＩＦ回路、１３ オーディオＩＣ回路、
１４ スピーカ、１５ ビデオＩＣ回路、１６ ＣＲＴ
ディスプレイ、１７ マイクロコンピュータ、１８ イ
ンタフェース回路、１９ ＥＥＰＲＯＭ（記憶手段）、
２０スイッチ群、２１ ＴＶ設定情報作成画面
Claims (6)
- 【請求項１】 それぞれがいずれか１つのテレビ放送を
特定するための選局情報を出力可能であるように複数個
設けられた選局手段をそれぞれ識別する選局番号と、テ
レビ放送を特定するチャンネル番号とを対応付けるチャ
ンネル設定データを少なくとも有しているＴＶ設定情報
ファイルを複数個記憶する記憶手段を備えたテレビジョ
ン受像機。 - 【請求項２】 ＴＶ設定情報ファイルが、所望の画質状
態を規定する画質設定データを有することを特徴とする
請求項１記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項３】 ＴＶ設定情報ファイルが、所望の音質状
態を規定する音質設定データを有することを特徴とする
請求項１記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項４】 放送される特定のジャンルに対応するＴ
Ｖ設定情報ファイルを記憶手段に記憶することを特徴と
する請求項１記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項５】 特定の曜日、時間帯、あるいは曜日と時
間帯に対応するＴＶ設定情報ファイルを記憶手段に記憶
することを特徴とする請求項１記載のテレビジョン受像
機。 - 【請求項６】 複数個のＴＶ設定情報ファイルを記憶す
る記憶手段が、テレビジョン受像機に着脱可能な外部記
憶媒体であることを特徴とする請求項１記載のテレビジ
ョン受像機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001205170A JP2003023576A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001205170A JP2003023576A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | テレビジョン受像機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003023576A true JP2003023576A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19041534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001205170A Pending JP2003023576A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003023576A (ja) |
Cited By (9)
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2001
- 2001-07-05 JP JP2001205170A patent/JP2003023576A/ja active Pending
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| JP2009005242A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Sony Corp | 映像音声処理装置および映像音声処理方法 |
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