JP2003023466A - 有害サイトアクセス防止用インターネットサービスプロバイダ - Google Patents

有害サイトアクセス防止用インターネットサービスプロバイダ

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JP2003023466A
JP2003023466A JP2001208209A JP2001208209A JP2003023466A JP 2003023466 A JP2003023466 A JP 2003023466A JP 2001208209 A JP2001208209 A JP 2001208209A JP 2001208209 A JP2001208209 A JP 2001208209A JP 2003023466 A JP2003023466 A JP 2003023466A
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harmful site
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Isaku Sato
イサク 佐藤
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SANARU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ側の設定に頼らず、プロバイダ側で有
害サイトへのアクセスを防止できるインターネットサー
ビスプロバイダを提供する。 【解決手段】 プロバイダPに、有害サイトの識別デー
タが登録された有害サイトデータベース2と、ユーザ端
末5からアクセス要求されたサイトの識別データが、有
害サイトデータベース2に登録されている場合にはサイ
トへのアクセスを不可能とし、有害サイトデータベース
2に登録されていない場合にはサイトへのアクセスを可
能とする有害サイトアクセス防止手段と、ユーザ端末5
からアクセスされたサイトについて有害か否かを判定す
る判定手段と、有害と判定されたサイトの識別データを
前記有害サイトデータベース2に登録する有害サイト登
録手段と、を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有害サイトへのア
クセスを防止できるインターネットサービスプロバイダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポルノ等の有害サイトへのアクセ
スを防止する方法としては、有害サイトへのアクセスを
防止するプログラムをユーザのコンピュータにインスト
ールしたり、アクセスの度に有害サイトのURL情報が
格納されたデータベースを通過させることにより、有害
サイトにアクセスできないように、プログラムをユーザ
端末にインストールし、あるいは、外部デバイスからプ
ログラムを起動してユーザのコンピュータの設定を変え
たり、インターネットサービスプロバイダ内に配置され
た有害サイトへのアクセスを防止するためのコンテンツ
ウォールを通過するように、ユーザのコンピュータを設
定する等の方法が取られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の方法は、いずれもユーザ側のコンピュータにプログラ
ムをインストールし、または、ユーザ側のコンピュータ
の設定を変更するものであるので、有害サイトにアクセ
スしようとすれば、コンピュータを初期化する等の方法
により、子供であっても容易に設定を元に戻したり変更
したりして、有害サイトにアクセスすることができた。
したがって、保護者等が子供の有害サイトへのアクセス
を防止しようとしても、ユーザ側では防止することが困
難であった。
【0004】本発明のインターネットサービスプロバイ
ダ(以下、プロバイダと略す)は、上述した問題を解決
するものであり、ユーザ側のコンピュータの設定に頼ら
ず、インターネットへの入口であるプロバイダ側で有害
サイトへのアクセスを防止できるインターネットサービ
スプロバイダを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の有害サイトアク
セス防止用インターネットサービスプロバイダは、ユー
ザ端末をインターネット上のサイトにアクセス可能にす
るためのものであって、有害サイトの識別データが登録
された有害サイトデータベースと、前記ユーザ端末から
アクセス要求されたサイトの識別データが、前記有害サ
イトデータベースに登録されている場合には前記サイト
へのアクセスを不可能とし、前記有害サイトデータベー
スに登録されていない場合には前記サイトへのアクセス
を可能とする有害サイトアクセス防止手段と、前記ユー
ザ端末からアクセスされたサイトについて、有害か否か
を判定する判定手段と、有害と判定されたサイトの識別
データを前記有害サイトデータベースに登録する有害サ
イト登録手段と、を有することを特徴とする。
【0006】また、有害サイトの識別データを取得する
取得手段と、前記取得手段により取得された識別データ
の内、前記有害サイトデータベースに登録されていない
識別データを前記有害サイトデータベースに登録する有
害サイト予備登録手段と、をさらに有することが好まし
い。
【0007】また、有害な単語を検索するためのインデ
ックスとなる有害単語インデックスデータが登録された
有害単語インデックスデータベースをさらに有し、前記
判定手段において、判定対象となるサイトのWebペー
ジを検索して、前記Webページ中の単語のインデック
スとなる単語インデックスデータを作成し、前記単語イ
ンデックスデータと前記有害単語インデックスデータと
のマッチング率を所定のフィルタ通過ラインと比較する
ことにより、前記サイトが有害か否かを判定することが
好ましい。
【0008】また、有害サイトの識別データを取得する
取得手段と、前記取得手段により取得された識別データ
に基づいて有害サイトのWebページを検索し、前記W
ebページ中の有害単語に基づいて、前記有害単語イン
デックスデータを作成して前記有害単語インデックスデ
ータベースに登録する有害単語インデックス登録手段
と、をさらに有することが好ましい。
【0009】また、有害サイトの識別データを取得する
取得手段と、前記取得手段により取得された識別データ
に基づいて有害サイトのWebページを検索し、前記W
ebページ中の有害単語の割合に基づいて、前記フィル
タ通過ラインを設定するフィルタ通過ライン設定手段
と、をさらに有することが好ましい。
【0010】また、本発明のインターネットサービスプ
ロバイダは、ユーザ端末をインターネット上のサイトに
アクセス可能にするためのものであって、有害サイトの
識別データが登録された有害サイトデータベースと、前
記ユーザ端末からアクセス要求されたサイトの識別デー
タが、前記有害サイトデータベースに登録されている場
合には前記サイトへのアクセスを不可能とし、前記有害
サイトデータベースに登録されていない場合には前記サ
イトへのアクセスを可能とする有害サイトアクセス防止
手段と、前記ユーザ端末からアクセスされたサイトの識
別データを保存する識別データ保存手段と、前記ユーザ
端末からアクセスされたサイトの内、前記識別データ保
存手段に識別データが保存されていないサイトについ
て、有害か否かを判定する判定手段と、有害と判定され
たサイトの識別データを前記有害サイトデータベースに
登録する有害サイト登録手段と、を有することを特徴と
する。
【0011】また、有害サイトの識別データを取得する
取得手段と、前記取得手段により取得された識別データ
の内、前記識別データ保存手段に保存されてなく、か
つ、前記有害サイトデータベースに登録されていない識
別データを、前記有害サイトデータベースに登録する有
害サイト予備登録手段と、をさらに有することが好まし
い。
【0012】また、有害な単語を検索するためのインデ
ックスとなる有害単語インデックスデータが登録された
有害単語インデックスデータベースをさらに有し、前記
判定手段において、判定対象となるサイトのWebペー
ジを検索して、前記Webページ中の単語のインデック
スとなる単語インデックスデータを作成し、前記単語イ
ンデックスデータと前記有害単語インデックスデータと
のマッチング率を所定のフィルタ通過ラインと比較する
ことにより、前記サイトが有害か否かを判定することが
好ましい。
【0013】また、有害サイトの識別データを取得する
取得手段と、前記取得手段により取得された識別データ
の内、前記識別データ保存手段に保存されてなく、か
つ、前記有害サイトデータベースに登録されていない識
別データにより有害サイトのWebページを検索し、前
記Webページ中の有害単語に基づいて、前記有害単語
インデックスデータを作成して前記有害単語インデック
スデータベースに登録する有害単語インデックス登録手
段と、をさらに有することが好ましい。
【0014】また、有害サイトの識別データを取得する
取得手段と、前記取得手段により取得された識別データ
の内、前記識別データ保存手段に保存されてなく、か
つ、前記有害サイトデータベースに登録されていない識
別データにより有害サイトのWebページを検索し、前
記Webページ中の有害単語の割合に基づいて、前記フ
ィルタ通過ラインを設定するフィルタ通過ライン設定手
段と、をさらに有することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
プロバイダPについて図面に基づいて説明する。なお、
本実施形態においては、サイトの識別データとしてUR
L(Uniform Resource Locato
r)データを用いる。
【0016】プロバイダPは、図1に示すように、パー
ソナルコンピュータであるユーザ端末5をインターネッ
ト6に接続するためのシステムであり、ユーザ端末5か
らアクセスされたサイトのURLデータが登録されるプ
ロキシサーバ(以下、プロキシ)1と、有害サイトのU
RLデータが登録される有害サイトデータベース2と、
電話線を介してユーザ端末5が接続されるアクセスサー
バ3と、ユーザ端末5からのアクセスを認証する認証サ
ーバ4と、を備えている。
【0017】なお、後述するように、ユーザ端末5から
アクセスされたサイトの内、無害と判定されたサイトの
URLデータはプロキシ1に登録され、有害と判定され
たサイトのURLデータは有害サイトデータベース2に
登録される。すなわち、プロキシ1及び有害サイトデー
タベース2は、ユーザ端末5からアクセスされたサイト
の識別データの保存手段として機能する。なお、有害サ
イトデータベース2には、後述するように、画面から入
力された有害サイトのURLデータも登録される。ま
た、ユーザ端末5はプロバイダPに複数接続されるが、
説明の簡単のため、図1には1つしか図示していない。
【0018】このプロバイダPは、図2に示すように、
有害サイトデータベース作成システム7と有害サイトデ
ィフェンスプログラム8とを有している。
【0019】有害サイトデータベース作成システム7
は、ユーザ端末5からアクセスされたサイトのURLデ
ータ又は画面から入力された有害サイト情報9のURL
データに基づき、プロキシ1を参照しつつ、有害サイト
データベース2に有害サイトのURLデータを登録する
ためのシステムであり、有害サイト情報ファイル作成プ
ログラム11(図3参照)と新規アクセスファイル作成
プログラム12(図5参照)と有害サイトデータベース
作成プログラム13(図6及び図7参照)とを有してお
り、さらに、これらのプログラムによってデータが登録
される有害サイト情報ファイル15(図3参照)と新規
アクセスファイル16(図5参照)と有害単語インデッ
クスデータベース17(図6参照)とマッチング率情報
ファイル18(図6参照)とを有している。
【0020】すなわち、有害サイト情報ファイル作成プ
ログラム11によって、有害サイト情報ファイル15に
は、有害サイト情報ファイル入力画面(図4参照)14
から入力された有害サイトのURLデータの内、ユーザ
端末5からアクセスされたことがない有害サイトのUR
Lデータが登録される。
【0021】また、新規アクセスファイル作成プログラ
ム12によって、新規アクセスファイル16には、ユー
ザ端末5から初めて(すなわち、新規に)アクセスされ
たサイトのURLデータが登録される。なお、初めてア
クセスされたサイトとは、ユーザ端末が複数ある場合、
すべてのユーザ端末を通じて初めてアクセスされたサイ
トを言う。
【0022】さらに、有害サイトデータベース作成プロ
グラム13によって、有害単語インデックスデータベー
ス17には、有害サイトのWebページから作成された
有害単語インデックスデータ(以下、有害単語インデッ
クス)が登録され、マッチング率情報ファイル18に
は、後述する過去平均マッチング率、過去マッチング回
数、フィルタ通過ライン、及び、有害最低マッチング率
が登録される。
【0023】また、有害サイトディフェンスプログラム
8は、ユーザ端末5からアクセス要求されたサイトのU
RLデータを有害サイトデータベース2と照合すること
により、有害サイトへのアクセスを防止するためのプロ
グラムである。
【0024】次に、上記した有害サイトデータベース作
成システム7中の各プログラム及び有害サイトディフェ
ンスプログラム8によるプロバイダPの動作について説
明する。 1.有害サイト情報ファイル作成プログラム11 有害サイト情報ファイル作成プログラム11により、プ
ロバイダPは、図3に示すように、有害サイト情報ファ
イル入力画面14から入力された有害サイトのURLデ
ータを、有害サイトデータベース2に格納されている有
害サイトのURLデータ及びプロキシ1に格納されてい
る過去にアクセスされたサイトのURLデータと照合
し、有害サイトデータベース2及びプロキシ1のいずれ
にも無ければ、未だユーザ端末5からアクセスされたこ
とがない有害サイトとして有害サイト情報ファイル15
に登録する。
【0025】なお、有害サイト情報ファイル入力画面1
4はプロバイダPに設けられた端末上の画面であり、図
4に示すように、有害サイトURL入力欄21に有害サ
イトのURLデータを入力し、確認ボタン22を押下す
ることにより、入力されたURLデータを有害サイト情
報ファイル15に追加するための画面であり、追加され
たURLデータは有害サイト情報ファイル追加リスト2
3に一覧表示される。 2.新規アクセスファイル作成プログラム12 新規アクセスファイル作成プログラム12により、プロ
バイダPは、図5に示すように、アクセスされたサイト
のURLデータを、有害サイトデータベース2に格納さ
れている有害サイトのURLデータ及びプロキシ1に格
納されている過去にアクセスされたサイトのURLデー
タと照合し、有害サイトデータベース2及びプロキシ1
のいずれにも無ければ、初めてアクセスされたサイトと
して新規アクセスファイル16に登録する。 3.有害サイトデータベース作成プログラム13 有害サイトデータベース作成プログラム13は、有害サ
イト予備登録プログラム13a(図6参照)と有害サイ
ト登録プログラム13b(図7参照)とから構成されて
いる。
【0026】この有害サイト予備登録プログラム13a
により、プロバイダPは、図6に示すように、有害サイ
ト情報ファイル15中のURLデータを用いて有害サイ
トにアクセスし、そのWebページから有害単語インデ
ックスを作成し、有害単語インデックスデータベース1
7とのマッチングを行ってマッチング率情報ファイル1
8を更新する。そして、作成された有害単語インデック
スを有害単語インデックスデータベース17に登録す
る。
【0027】また、有害サイト登録プログラム13bに
より、プロバイダPは、図7に示すように、新規アクセ
スファイル16中のURLデータを用いてサイトにアク
セスして、そのWebページから単語インデックスデー
タ(以下、単語インデックス)を作成し、有害単語イン
デックスデータベース17とのマッチングを行って、そ
のマッチング率によりそのサイトが有害か否かを判定す
る。そして、有害と判定されたサイトのURLデータを
有害サイトデータベース2に登録し、無害と判定された
サイトのURLデータをプロキシ1に登録する。
【0028】上記した有害サイト登録プログラム13a
及び有害サイト登録予備プログラム13bによるプロバ
イダPの動作について、図8及び図9に基づいて詳細に
説明する。
【0029】(1) 有害サイト予備登録プログラム13a
(図8参照) 有害サイト予備登録プログラム13aにより、プロバイ
ダPは、有害サイト情報ファイル15からURLデータ
を読み込んで、そのURLデータを用いてインターネッ
ト6上のサイトにアクセスする。次に、プロバイダP
は、アクセスしたサイトのWebページのHTMLデー
タを全文検索して、名詞等のキーワードとなる有害単語
を抽出し、有害単語の索引となる有害単語インデックス
を作成する。この全文検索の方法としては、例えば表1
に示すような方法がある。
【0030】
【表1】
【0031】そして、プロバイダPは、作成した有害単
語インデックスと有害単語インデックスデータベース1
7に登録されている有害単語インデックスとのマッチン
グを行い(すなわち、一致するかどうかの照合を行
い)、そのマッチング率(一致率)を求める。なお、初
回のマッチングにおいては、有害単語インデックスデー
タベース17に登録されている有害単語インデックスが
無い状態なので、マッチング率を100%とする(S0
1)。
【0032】次に、プロバイダPは、作成された有害単
語インデックスのうち有害単語インデックスデータベー
ス17に登録されていないものを追加登録することによ
り、有害単語インデックスデータベース17を更新する
(S02)。
【0033】そして、プロバイダPは、今回求めたマッ
チング率(以下、今回マッチング率)と前回までの平均
マッチング率(以下、過去平均マッチング率)とに基づ
いて、次式のように平均マッチング率を求める。な
お、過去マッチング回数とは前回までに行われたマッチ
ングの総実行回数を言う。
【0034】 平均マッチング率 =(過去平均マッチング率*過去マッチング回数+今回マッチング率) /(過去マッチング回数+1) … さらに、プロバイダPは、平均マッチング率と有害最低
マッチング率とに基づいて、次式のように、フィルタ
通過最高ライン(以下、フィルタ通過ライン)を設定す
る(S03)。次式において、nは変数であり1以上
の値を取る。
【0035】 フィルタ通過ライン =平均マッチング率−(平均マッチング率−有害最低マッチング率)/n … ここで、有害最低マッチング率とは、上記した有害サイ
ト情報ファイル15のURLデータに基づくマッチング
におけるマッチング率の最低を言い、前回までの有害最
低マッチング率と今回マッチング率のいずれか低い方が
採られる。
【0036】また、フィルタ通過ラインとは、そのサイ
トが有害か否か(すなわち、そのサイトを通過させるか
否か)の判定基準となるラインを言い、後述するよう
に、サイト中の単語インデックスと有害単語インデック
スデータベース17中の有害単語インデックスとのマッ
チング率が、フィルタ通過ラインを上回るサイトは有害
とされて通過できず、フィルタ通過ラインを上回らない
サイトは無害とされて通過できることとなる。
【0037】また、nは1以上であるので、フィルタ通
過ラインは有害最低マッチング率以上であって平均マッ
チング率以下になるように設定される。これは、フィル
タ通過ラインが有害最低マッチング率よりも低い場合に
は、無害であるにもかかわらず有害と判定されて通過で
きないサイトが多くなり、平均マッチング率よりも高い
場合には、有害であるにもかかわらず無害と判定されて
通過してしまうサイトが多くなるからである。そして、
nが1に近づくほどフィルタ通過ラインは有害最低マッ
チング率に近づいて(すなわち、ラインが下がって)、
サイトの通過が難しくなり、1より大きくなるにしたが
って平均マッチング率に近づいて(すなわち、ラインが
上がって)、サイトの通過が容易となる。したがって、
nを適宜変更することにより、サイトの通過し易さを実
情に応じて変更できることとなる。
【0038】次に、プロバイダPは、上記マッチングを
行ったサイトのURLデータを有害サイトデータベース
2に追加登録することにより、有害サイトデータベース
2を更新する(S04)。
【0039】そして、プロバイダPは、有害サイト情報
ファイル15に登録されているすべてのURLデータに
ついて、上記したマッチングから有害サイトデータベー
ス2の更新までの処理(S01〜S04)を繰り返し、
すべてのURLデータについて上記した処理(S01〜
S04)が終了すれば(S05)、最終回において決定
された有害最低マッチング率、フィルタ通過ライン、及
び、平均マッチング率により、マッチング率情報ファイ
ル18中の有害最低マッチング率、フィルタ通過ライ
ン、過去平均マッチング率をそれぞれ更新し、また、行
われたマッチングの回数を加算することにより過去マッ
チング回数を更新する(S06)。
【0040】(2) 有害サイト登録プログラム13b(図
9) 有害サイト登録プログラム13bにより、プロバイダP
は、新規アクセスファイル16からURLデータを読み
込んで、そのURLデータを用いてインターネット6上
のサイトにアクセスする。そして、アクセスしたサイト
のWebページのHTMLデータを全文検索して名詞等
のキーワードとなる単語を抽出し、そのWebページ中
の単語の索引となる単語インデックスを作成する。次
に、プロバイダPは、作成した単語インデックスと有害
単語インデックスデータベース17に登録されている有
害単語インデックスとのマッチングを行い(S07)、
そのマッチング率とフィルタ通過ラインとを比較する
(S08)。
【0041】そして、プロバイダPは、マッチング率が
フィルタ通過ラインを上回っている場合には有害と判定
して、そのURLデータを有害サイトデータベース2に
登録し(S09)、マッチング率がフィルタ通過ライン
を上回っていない場合には無害と判定して、そのURL
データをプロキシ1に登録する(S10)。
【0042】そして、プロバイダPは、新規アクセスフ
ァイル16に登録されているすべてのURLデータにつ
いて、上記したマッチングから登録までの処理(S07
〜S10)を繰り返し、すべてのURLデータについて
上記した処理(S07〜S10)が終了すれば(S1
1)、処理を終える(S12)。 4.有害サイトディフェンスプログラム8 有害サイトディフェンスプログラム8により、プロバイ
ダPは、図10に示すように、ユーザ端末5からアクセ
ス要求されたサイトのURLデータを、有害サイトデー
タベース2に登録されている有害サイトのURLデータ
とマッチングして、一致するURLデータが有ればアク
セス要求されたサイトの情報を通過させないこととし、
一致するURLデータが無ければアクセス要求されたサ
イトの情報を通過させる。
【0043】以上説明したように動作するプロバイダP
を用いて、ユーザ端末5からの有害サイトへのアクセス
を防止する手順について、以下に説明する。
【0044】まず、ユーザ端末5からのアクセスに備え
て、予めプロバイダPの運営者は、有害サイト情報ファ
イル入力画面14から有害サイトのURLデータを入力
する。すると、プロバイダPは、有害サイト情報ファイ
ル作成プログラム11により、入力されたURLデータ
を有害サイト情報ファイル15に登録する。
【0045】そして、プロバイダPの運営者が有害サイ
トデータベース作成プログラム13を起動すると、プロ
バイダPは、有害サイト予備登録プログラム13aによ
り、有害サイト情報ファイル15から有害単語インデッ
クスを作成して有害単語インデックスデータベース17
に登録し、フィルタ通過ラインをマッチング率情報ファ
イル18に登録し、URLデータを有害サイトデータベ
ース2に登録する。このようにして、プロバイダPの運
営者は、予め有害単語インデックスデータベース17に
有害単語インデックスを登録し、有害サイトデータベー
ス2に有害サイトのURLデータを登録し、フィルタ通
過ラインを設定しておく。
【0046】一方、インターネット6上のサイトにアク
セスしたいユーザは、電話線を介してユーザ端末5をプ
ロバイダPのアクセスサーバ3に接続し、認証サーバ4
により認証を受ける。そして、ユーザがインターネット
6上のサイトへのアクセスを要求すると、プロバイダP
は、有害サイトディフェンスプログラム8により、アク
セス要求されたサイトのURLデータを有害サイトデー
タベース2中の有害サイトのURLデータと照合し、有
害でないサイトの情報のみ通過させる。したがって、ユ
ーザは有害でないサイトのみアクセス可能となる。この
ように、プロバイダP側で有害サイトへのアクセスを遮
断するので、ユーザ端末5の設定が変更されても有害サ
イトへのアクセスを防止できる。
【0047】そして、プロバイダPは、新規アクセスフ
ァイル作成プログラム12により、ユーザ端末5がアク
セスしたサイトのURLデータから、プロキシ1及び有
害サイトデータベース2に登録されていない(すなわ
ち、新規にアクセスされた)サイトのURLデータを抽
出して、新規アクセスファイル16に登録する。
【0048】また、プロバイダPの運営者は、随時、有
害サイトのURLデータを有害サイト情報ファイル入力
画面14から入力する。すると、プロバイダPは、有害
サイト情報ファイル作成プログラム11により、入力さ
れたURLデータの内、プロキシ1及び有害サイトデー
タベース2に登録されていないURLデータを有害サイ
ト情報ファイル15に登録する。
【0049】そして、プロバイダPの運営者が有害サイ
トデータベース作成プログラム13を起動すると、プロ
バイダPは、有害サイト予備登録プログラム13aによ
り、有害サイト情報ファイル15から作成された有害単
語インデックスを有害単語インデックスデータベース1
7に追加し、フィルタ通過ラインを更新し、有害サイト
データベース2に有害サイトのURLデータを追加す
る。このように、ユーザのアクセスを待たなくても有害
サイトのURLデータを有害サイトデータベース2に登
録できるので、有害サイトへのアクセスを未然に防止す
ることができる。また、有害単語インデックスを追加で
きるので、判定精度を上げることができる。さらに、有
害サイト中に有害単語が含まれる割合によってフィルタ
通過ラインが更新されるので、実情に応じたフィルタ通
過ラインを設定することができ、判定精度を上げること
ができるまた、プロバイダPは、有害サイト登録プログ
ラム13bにより、新規アクセスファイル16に登録さ
れているURLデータの内、有害と判定されたサイトの
URLデータを有害サイトデータベース2に追加する。
【0050】このように、プロキシ1及び有害サイトデ
ータベース2に登録されていないURLデータについて
のみ、有害サイトか否かを判定するので、プロキシ1及
び有害サイトデータベース2に登録されたURLデータ
が増加するにつれて判定が減ることになり、判定処理に
かかる負担が軽減される。また、新規にアクセスされた
サイトが有害と判定されれば、有害サイトデータベース
2に登録され2度とアクセスできないこととなるので、
有害サイトへのアクセスを最小限にとどめることができ
る。
【0051】なお、上記実施形態では、プロキシ1及び
有害サイトデータベース2のいずれにも識別データが登
録されていないサイト、すなわち、新規にアクセスされ
たサイトについてのみ有害か否かを判定したが、サイト
の内容が有害なものに変更された場合に対処できるよう
に、アクセスされたサイトすべてについて有害か否かを
判定するようにしてもよい。
【0052】また、上記実施形態では、有害サイト情報
ファイル入力画面14から入力された有害サイトの識別
データの内、プロキシ1及び有害サイトデータベース2
のいずれにも登録されていない識別データ、すなわち、
過去においてユーザ端末5からアクセスされたことも有
害サイト情報ファイル入力画面14から入力されたこと
も無い識別データについてのみ、Webページを検索し
有害単語インデックスを作成したが、サイトの内容が変
更された場合に対処できるように、有害サイト情報ファ
イル入力画面14から入力された有害サイトの識別デー
タすべてについて、Webページを検索し有害単語イン
デックスを作成してもよい。同様に、有害サイト情報フ
ァイル入力画面14から入力された有害サイトの識別デ
ータすべてについてWebページを検索し、作成された
有害単語インデックスと有害単語インデックスデータベ
ース17中の有害単語インデックスとのマッチング率に
基づいて、フィルタ通過ラインを設定してもよい。
【0053】また、上記実施形態では、有害サイト情報
ファイル入力画面14から予め有害であるとわかってい
るサイトの識別データを入力させることにより、有害サ
イトの識別データを取得したが、有害サイト情報ファイ
ル入力画面14から入力されたサイトの識別データによ
りそのサイトにアクセスし、そのサイトの有害無害を判
定することにより、有害サイトの識別データを取得して
もよい。
【0054】すなわち、特許請求の範囲を逸脱しない範
囲で構成は自由に変更できる。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載のインターネットサービス
プロバイダによれば、ユーザ端末の設定に頼らず、イン
ターネットへの入口であるプロバイダ側で有害サイトへ
のアクセスを防止できる。また、有害サイトデータベー
スに登録されてない有害サイトにユーザがアクセスして
しまっても、その有害サイトは有害サイトデータベース
に登録されて2度とアクセスできないこととなるので、
有害サイトへのアクセスを最小限にとどめることができ
る。
【0056】請求項2記載のインターネットサービスプ
ロバイダによれば、取得された有害サイトの識別データ
の内、有害サイトデータベースに登録されていない識別
データを有害サイトデータベースに登録するので、ユー
ザのアクセスを待たなくても有害サイトの識別データを
有害サイトデータベースに登録できることとなり、有害
サイトへのアクセスを未然に防止することができる。
【0057】請求項3記載のインターネットサービスプ
ロバイダによれば、ユーザ端末からアクセスされたサイ
トの単語インデックスと有害単語インデックスデータベ
ース中の有害単語インデックスとのマッチング率を、所
定のフィルタ通過ラインと比較することにより、サイト
が有害か否かを判定するので、有害か否かの判定を容易
に行うことができる。
【0058】請求項4記載のインターネットサービスプ
ロバイダによれば、取得した識別データに基づいて有害
サイトのWebページを検索し、有害単語インデックス
を作成して有害単語インデックスデータベースに登録す
るので、有害単語インデックスを増やすことができ、判
断精度を上げることができる。
【0059】請求項5記載のインターネットサービスプ
ロバイダによれば、取得した識別データに基づいて有害
サイトのWebページを検索し、そのWebページ中の
有害単語の割合に基づいてフィルタ通過ラインを設定す
るので、有害サイト中に有害単語が含まれる割合によっ
てフィルタ通過ラインが更新されることになり、実情に
応じたフィルタ通過ラインを設定することができる。
【0060】請求項6記載のインターネットサービスプ
ロバイダによれば、識別データ保存手段にユーザ端末か
らアクセスされたサイトの識別データを保存しておき、
ユーザ端末からアクセスされたサイトの内、識別データ
保存手段に保存されていないサイトについて有害か否か
を判定するので、新規にアクセスされたサイトについて
のみ有害か否かを判定することになり、判定処理にかか
る負担を軽減できる。
【0061】請求項7記載のインターネットサービスプ
ロバイダによれば、取得された有害サイトの識別データ
の内、識別データ保存手段に保存されてなく、かつ、有
害サイトデータベースに登録されていない識別データ
を、有害サイトデータベースに登録することになるの
で、有害サイトへのアクセスを未然に防止することがで
きる。また、過去にアクセスされたサイトは除かれるの
で、有害サイトデータベースへの登録処理にかかる負担
を軽減できる。
【0062】請求項8記載のインターネットサービスプ
ロバイダによれば、ユーザ端末からアクセスされたサイ
トの単語インデックスと有害単語インデックスデータベ
ース中の有害単語インデックスとのマッチング率を、所
定のフィルタ通過ラインと比較することにより、サイト
が有害か否かを判定するので、有害か否かの判定を容易
に行うことができる。
【0063】請求項9記載のインターネットサービスプ
ロバイダによれば、取得された有害サイトの識別データ
の内、識別データ保存手段に保存されてなく、かつ、有
害サイトデータベースに登録されていない識別データに
より、有害サイトのWebページを検索し、有害単語イ
ンデックスを作成して有害単語インデックスデータベー
スに登録するので、有害単語インデックスを増やすこと
ができ、判断精度を上げることができる。また、過去に
アクセスされたサイトは除かれるので、有害単語インデ
ックスの作成処理にかかる負担を軽減できる。
【0064】請求項10記載のインターネットサービス
プロバイダによれば、取得された有害サイトの識別デー
タの内、識別データ保存手段に保存されてなく、かつ、
有害サイトデータベースに登録されていない識別データ
により、有害サイトのWebページを検索し、そのWe
bページ中の有害単語の割合に基づいてフィルタ通過ラ
インを設定するので、実情に応じたフィルタ通過ライン
を設定することができる。また、過去にアクセスされた
サイトは除かれるので、フィルタ通過ラインの設定処理
にかかる負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のハードウェア構成図であ
る。
【図2】図1の実施形態において、有害サイトへのアク
セスを防止する仕組みを説明するための図である。
【図3】有害サイト情報ファイル作成プログラムによる
処理の説明図である。
【図4】有害サイト情報ファイル入力画面の一例であ
る。
【図5】新規アクセスファイル作成プログラムによる処
理の説明図である。
【図6】有害サイトデータベース作成プログラムの内の
有害サイト予備登録プログラムによる処理の説明図であ
る。
【図7】有害サイトデータベース作成プログラムの内の
有害サイト登録プログラムによる処理の説明図である。
【図8】有害サイトデータベース作成プログラムの内の
有害サイト予備登録プログラムのフローチャートであ
る。
【図9】有害サイトデータベース作成プログラムの内の
有害サイト登録プログラムのフローチャートである。
【図10】有害サイトディフェンスプログラムによる処
理の説明図である。
【符号の説明】
P…プロバイダ 1…プロキシサーバ 2…有害サイトデータベース 5…ユーザ端末 6…インターネット 7…有害サイトデータベース作成システム 8…有害サイトディフェンスプログラム 17…有害単語インデックスデータベース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末をインターネット上のサイト
    にアクセス可能にするためのインターネットサービスプ
    ロバイダであって、 有害サイトの識別データが登録された有害サイトデータ
    ベースと、 前記ユーザ端末からアクセス要求されたサイトの識別デ
    ータが、前記有害サイトデータベースに登録されている
    場合には前記サイトへのアクセスを不可能とし、前記有
    害サイトデータベースに登録されていない場合には前記
    サイトへのアクセスを可能とする有害サイトアクセス防
    止手段と、 前記ユーザ端末からアクセスされたサイトについて、有
    害か否かを判定する判定手段と、 有害と判定されたサイトの識別データを前記有害サイト
    データベースに登録する有害サイト登録手段と、 を有することを特徴とする有害サイトアクセス防止用イ
    ンターネットサービスプロバイダ。
  2. 【請求項2】 有害サイトの識別データを取得する取得
    手段と、 前記取得手段により取得された識別データの内、前記有
    害サイトデータベースに登録されていない識別データを
    前記有害サイトデータベースに登録する有害サイト予備
    登録手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項1記載の有害サ
    イトアクセス防止用インターネットサービスプロバイ
    ダ。
  3. 【請求項3】 有害な単語を検索するためのインデック
    スとなる有害単語インデックスデータが登録された有害
    単語インデックスデータベースをさらに有し、 前記判定手段において、判定対象となるサイトのWeb
    ページを検索して、前記Webページ中の単語のインデ
    ックスとなる単語インデックスデータを作成し、前記単
    語インデックスデータと前記有害単語インデックスデー
    タとのマッチング率を所定のフィルタ通過ラインと比較
    することにより、前記サイトが有害か否かを判定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の有害サイトアクセス防止
    用インターネットサービスプロバイダ。
  4. 【請求項4】 有害サイトの識別データを取得する取得
    手段と、 前記取得手段により取得された識別データに基づいて有
    害サイトのWebページを検索し、前記Webページ中
    の有害単語に基づいて、前記有害単語インデックスデー
    タを作成して前記有害単語インデックスデータベースに
    登録する有害単語インデックス登録手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項3記載の有害サ
    イトアクセス防止用インターネットサービスプロバイ
    ダ。
  5. 【請求項5】 有害サイトの識別データを取得する取得
    手段と、 前記取得手段により取得された識別データに基づいて有
    害サイトのWebページを検索し、前記Webページ中
    の有害単語の割合に基づいて、前記フィルタ通過ライン
    を設定するフィルタ通過ライン設定手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項3記載の有害サ
    イトアクセス防止用インターネットサービスプロバイ
    ダ。
  6. 【請求項6】 ユーザ端末をインターネット上のサイト
    にアクセス可能にするためのインターネットサービスプ
    ロバイダであって、 有害サイトの識別データが登録された有害サイトデータ
    ベースと、 前記ユーザ端末からアクセス要求されたサイトの識別デ
    ータが、前記有害サイトデータベースに登録されている
    場合には前記サイトへのアクセスを不可能とし、前記有
    害サイトデータベースに登録されていない場合には前記
    サイトへのアクセスを可能とする有害サイトアクセス防
    止手段と、 前記ユーザ端末からアクセスされたサイトの識別データ
    を保存する識別データ保存手段と、 前記ユーザ端末からアクセスされたサイトの内、前記識
    別データ保存手段に識別データが保存されていないサイ
    トについて、有害か否かを判定する判定手段と、 有害と判定されたサイトの識別データを前記有害サイト
    データベースに登録する有害サイト登録手段と、 を有することを特徴とする有害サイトアクセス防止用イ
    ンターネットサービスプロバイダ。
  7. 【請求項7】 有害サイトの識別データを取得する取得
    手段と、 前記取得手段により取得された識別データの内、前記識
    別データ保存手段に保存されてなく、かつ、前記有害サ
    イトデータベースに登録されていない識別データを、前
    記有害サイトデータベースに登録する有害サイト予備登
    録手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項6記載の有害サ
    イトアクセス防止用インターネットサービスプロバイ
    ダ。
  8. 【請求項8】 有害な単語を検索するためのインデック
    スとなる有害単語インデックスデータが登録された有害
    単語インデックスデータベースをさらに有し、 前記判定手段において、判定対象となるサイトのWeb
    ページを検索して、前記Webページ中の単語のインデ
    ックスとなる単語インデックスデータを作成し、前記単
    語インデックスデータと前記有害単語インデックスデー
    タとのマッチング率を所定のフィルタ通過ラインと比較
    することにより、前記サイトが有害か否かを判定するこ
    とを特徴とする請求項6記載の有害サイトアクセス防止
    用インターネットサービスプロバイダ。
  9. 【請求項9】 有害サイトの識別データを取得する取得
    手段と、 前記取得手段により取得された識別データの内、前記識
    別データ保存手段に保存されてなく、かつ、前記有害サ
    イトデータベースに登録されていない識別データにより
    有害サイトのWebページを検索し、前記Webページ
    中の有害単語に基づいて、前記有害単語インデックスデ
    ータを作成して前記有害単語インデックスデータベース
    に登録する有害単語インデックス登録手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項8記載の有害サ
    イトアクセス防止用インターネットサービスプロバイ
    ダ。
  10. 【請求項10】 有害サイトの識別データを取得する取
    得手段と、 前記取得手段により取得された識別データの内、前記識
    別データ保存手段に保存されてなく、かつ、前記有害サ
    イトデータベースに登録されていない識別データにより
    有害サイトのWebページを検索し、前記Webページ
    中の有害単語の割合に基づいて、前記フィルタ通過ライ
    ンを設定するフィルタ通過ライン設定手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項9記載の有害サ
    イトアクセス防止用インターネットサービスプロバイ
    ダ。
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