JP2003023087A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2003023087A JP2001207171A JP2001207171A JP2003023087A JP 2003023087 A JP2003023087 A JP 2003023087A JP 2001207171 A JP2001207171 A JP 2001207171A JP 2001207171 A JP2001207171 A JP 2001207171A JP 2003023087 A JP2003023087 A JP 2003023087A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】PLL回路を搭載する半導体集積回路に関し、
プロセス条件や温度変動による特性変動抑圧対象回路の
特性変動を抑圧することによる性能向上を図る。 【解決手段】PLL回路1の電圧制御型発振器2に供給
される制御電圧VCTRLを特性変動情報として特性変
動抑圧対象回路であるRAM7に対して、RAM7が設
計中心値の速度で動作するような電源電圧Voutを出力
する特性変動抑圧回路8を搭載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLL(Phase Lo
cked Loop)回路を搭載する半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路において、PLL回路
は、クロック周波数の逓倍やクロックのスキュー調整な
どの機能を果たしており、半導体集積回路の高速化及び
大規模化を実現させるために必須の回路である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】PLL回路を搭載する
半導体集積回路については、プロセス条件や温度変動や
電源電圧変動による各種セルの特性変動を抑えることに
よる性能向上が要請されている。しかし、従来、各種セ
ルのプロセス条件や温度変動や電源電圧変動による特性
変動対策は、製造工程での精度向上や動作マージンを考
慮した設計を行うことによる特性保証を行うに留まり、
回路的な対策は特に行われていなかった。また、PLL
回路を搭載する半導体集積回路については、PLL回路
のパワーダウン解除後の再ロック時間の短縮化による性
能向上も要請されている。
【0004】本発明は、かかる点に鑑み、PLL回路を
搭載する半導体集積回路であって、プロセス条件や温度
変動による特性変動抑圧対象回路の特性変動を抑圧する
ことによる性能向上を図ることができるようにした半導
体集積回路を提供することを第1の目的とし、PLL回
路のパワーダウン解除後の再ロック時間の短縮化による
性能向上を図ることができるようにした半導体集積回路
を提供することを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明中、第1の発明
は、PLL回路と特性変動抑圧対象回路を搭載する半導
体集積回路であって、前記特性変動抑圧対象回路は、前
記PLL回路の発振器に供給される制御信号を特性変動
情報とする特性変動抑圧回路によりプロセス条件や温度
変動による特性変動が抑圧されるというものである。
【0006】本発明中、第2の発明は、PLL回路を搭
載する半導体集積回路であって、前記PLL回路のロッ
ク時に前記PLL回路の発振器に供給される制御信号の
値を記憶する記憶回路と、前記PLL回路のパワーダウ
ン解除時に、前記発振器に対して前記記憶回路に記憶さ
れている値の制御信号を一時的に供給するPLL制御回
路を搭載しているというものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図15を参照して、
第1の発明の第1実施形態〜第4実施形態及び第2の発
明の第1実施形態、第2実施形態について説明する。
【0008】(第1の発明の第1実施形態・・図1〜図
8)図1は第1の発明の第1実施形態の要部の回路図で
ある。図1中、1は電源電圧Vdd_pllとして定電圧が供
給されるPLL回路であり、2は電圧制御型発振器、3
は電圧制御型発振器2の出力を分周する分周器、4は入
力信号CKと分周器3の出力との位相差を検出する位相
差検出器、5は位相差検出器4の出力を受けて制御電圧
VCTRLを電圧制御型発振器2に供給するチャージポ
ンプ回路、6はチャージポンプ回路5の出力から高周波
成分を除去するローパスフィルタ回路である。
【0009】また、7は特性変動抑圧対象回路であるR
AM(random access memory)、8はプロセス条件や温
度変動によるRAM7の特性変動を抑圧する特性変動抑
圧回路であり、この特性変動抑圧回路8は、チャージポ
ンプ回路5が出力する電圧制御型発振器2の制御電圧V
CTRLを特性変動情報としてRAM7に供給する電源
電圧Voutの電圧値を変化させることにより、プロセス
条件や温度変動によるRAM7の特性変動を抑圧すると
いうものである。
【0010】特性変動抑圧回路8において、9はチャー
ジポンプ回路5が出力する制御電圧VCTRLをデジタ
ル化して3ビットの特性変動情報信号BHを出力するA
/D(アナログ/デジタル)変換器、10はA/D変換
器9が出力する特性変動情報信号BHをデコードしてス
イッチ制御信号Switchを出力するデコーダ、11はス
イッチ制御信号Switchに制御された電圧値の電源電圧
VoutをRAM7に供給する電源電圧供給回路である。
【0011】図2は電源電圧供給回路11の回路図であ
る。図2中、12−1〜12−8は直流電圧V1〜V8
を出力する直流電圧源、13はスイッチ制御信号Switc
hにより切換動作が制御される切換スイッチである。V
1〜V8はV1<V2<V3<V4<V5<V6<V7
<V8の関係にあり、V5はプロセス条件や温度が設計
中心値である場合にRAM7に供給すべき電源電圧Vou
tの電圧値である。
【0012】また、14は電源電圧Vdd_vreg(但し、
Vdd_vreg>V8)を降圧してRAM7に供給すべき電
源電圧Voutを出力するpMOSトランジスタ、15は
オペアンプであり、その非反転入力端子を切換えスイッ
チ13のノードaに接続し、その反転入力端子をpMO
Sトランジスタ14のドレインに接続し、その出力端子
をpMOSトランジスタ14のゲートに接続し、pMO
Sトランジスタ14のドレインに電源電圧Voutとし
て、オペアンプ15の非反転入力端子に印加される直流
電圧と同一電圧値の電圧を得ることができるようにされ
ている。
【0013】図3は電圧制御型発振器2の入出力特性の
温度依存性を示す図であり、横軸に制御電圧VCTR
L、縦軸に出力周波数Foutを示している。図3中、C
1はプロセス条件及び温度が設計中心値である場合の入
出力特性、C2はプロセス条件は設計中心値であるが、
温度が設計中心値よりも低い場合の入出力特性、C3は
プロセス条件は設計中心値であるが、温度が設計中心値
よりも高い場合の入出力特性、VA1はプロセス条件及
び温度が設計中心値である場合の制御電圧VCTRLの
電圧値(制御電圧VCTRLの設計中心値)、f1はプ
ロセス条件及び温度が設計中心値である場合において制
御電圧VCTRLがVA1である場合の出力周波数Fou
t(出力周波数Foutの設計中心値)である。
【0014】ここで、例えば、温度が設計中心値よりも
低くなると、電圧制御型発振器2の動作速度が速くなる
ため、制御電圧VCTRLの電圧値がVA1のままだ
と、出力周波数Foutはf1よりも高い周波数、例え
ば、f2となるが、PLL回路1は出力周波数Foutが
f1となるように電圧制御型発振器2の出力信号をフィ
ードバックして誤差を修正するように動作するので、制
御電圧VCTRLの電圧値は電圧制御型発振器2の動作
速度が速くなった分だけ下降して、例えば、VA2とな
り、出力周波数Foutは設計中心値のf1となる。
【0015】逆に、温度が設計中心値よりも高くなる
と、電圧制御型発振器2の動作速度が遅くなるため、制
御電圧VCTRLの電圧値がVA1のままだと、出力周
波数Foutはf1よりも低い周波数、例えば、f3とな
るが、PLL回路1は出力周波数Foutがf1になるよ
うに電圧制御型発振器2の出力信号をフィードバックし
て誤差を修正するように動作するので、制御電圧VCT
RLの電圧値は電圧制御型発振器2の動作速度が遅くな
った分だけ上昇して、例えば、VA3となり、出力周波
数Foutは設計中心値のf1となる。
【0016】図4は電圧制御型発振器2の入出力特性の
プロセス依存性を示す図であり、横軸に制御電圧VCT
RL、縦軸に出力周波数Foutを示している。図4中、
C4は温度は設計中心値であるが、プロセス条件がトラ
ンジスタのスイッチング速度を設計中心値よりも速くす
るような条件であった場合の入出力特性、C5は温度は
設計中心値であるが、プロセス条件がトランジスタのス
イッチング速度を設計中心値よりも遅くするような条件
であった場合の入出力特性である。
【0017】ここで、例えば、プロセス条件がトランジ
スタのスイッチング速度を設計中心値よりも速くするよ
うな条件であった場合、電圧制御型発振器2の動作速度
が速くなるため、制御電圧VCTRLの電圧値がVA1
であると、出力周波数Foutはf1よりも高い、例え
ば、f4になるが、PLL回路1は出力周波数Foutが
f1になるように電圧制御型発振器2の出力信号をフィ
ードバックして誤差を修正するように動作するので、制
御電圧VCTRLの電圧値は電圧制御型発振器2の動作
速度が速くなった分だけ下降して、例えば、VA4とな
り、出力周波数Foutは設計中心値のf1となる。
【0018】逆に、プロセス条件がトランジスタのスイ
ッチング速度を設計中心値よりも遅くするような条件で
あった場合には、電圧制御型発振器2の動作速度が遅く
なるため、制御電圧VCTRLの電圧値がVA1である
と、出力周波数Foutはf1よりも低い、例えば、f5
になるが、PLL回路1は出力周波数Foutがf1にな
るように電圧制御型発振器2の出力信号をフィードバッ
クして誤差を修正するように動作するので、制御電圧V
CTRLの電圧値は電圧制御型発振器2の動作速度が遅
くなった分だけ上昇して、例えば、VA5となり、出力
周波数Foutはf1となる。
【0019】このように、PLL回路1では、プロセス
条件及び温度が設計中心値である場合には、制御電圧V
CTRLの電圧値は設計中心値となり、出力周波数Fou
tは設計中心値のf1となる。また、プロセス条件や温
度変動が内部回路の動作速度を速くさせるものである場
合には、制御電圧VCTRLの電圧値が低くなり、出力
周波数Foutは設計中心値のf1となり、プロセス条件
や温度変動が内部回路の動作速度を遅くさせるものであ
る場合には、制御電圧VCTRLの電圧値が高くなり、
出力周波数Foutは設計中心値のf1となる。
【0020】図5はA/D変換器9の入出力特性を示す
図であり、横軸に制御電圧VCTRL、縦軸に特性変動
情報信号BHを示している。すなわち、制御電圧VCT
RLの電圧値がVA1の場合(プロセス条件及び温度が
設計中心値である場合)には、特性変動情報信号BH=
“100”となり、制御電圧VCTRLの電圧値がVA
1よりも小さい値の場合(プロセス条件や温度変動が内
部回路の動作速度を設計中心値よりも速くするようなも
のである場合)には、特性変動情報信号BHは“10
0”よりも小さい値となり、制御電圧VCTRLの電圧
値がVA1よりも大きい値の場合(プロセス条件や温度
変動が内部回路の動作速度を設計中心値よりも遅くする
ようなものである場合)には、特性変動情報信号BHは
“100”よりも大きい値となる。
【0021】図6はデコーダ10の入出力特性を示す図
であり、横軸に特性変動情報信号BH、縦軸にスイッチ
切換信号Switchの内容を示している。すなわち、デコ
ーダ10は、例えば、特性変動情報信号BH=“10
0”の場合には、切換スイッチ13のノードa、b5間
をONとするスイッチ制御信号Switchを出力し、例え
ば、特性変動情報信号BH=“000”の場合には、切
換スイッチ13のノードa、b1間をONとするスイッ
チ制御信号Switchを出力し、特性変動情報信号BH=
“111”の場合には、切換スイッチ13のノードa、
b8間をオンとするスイッチ制御信号Switchを出力す
る。
【0022】図7はRAM7の一般的なVdd(電源電
圧)−tAAC(クロックが入力されてから、指定データ
が出力されるまでの時間)特性の温度依存性を示す図で
あり、横軸にVdd、縦軸にtAACを示している。図7
中、C11はプロセス条件及び温度が設計中心値である場
合のVdd−tAAC特性、C12はプロセス条件は設計中心
値であるが、温度が設計中心値よりも低い場合のVdd−
tAAC特性、C13はプロセス条件は設計中心値である
が、温度が設計中心値よりも高い場合のVdd−tAAC特
性である。
【0023】すなわち、例えば、温度が設計中心値より
も低い場合には、tAACは設計中心値のT1より小さい
値、例えば、T2となる。この場合には、電源電圧Vdd
を設計中心値のV5よりも低い電圧、例えば、V2とす
ることにより、tAACを設計中心値のT1とすることが
できる。これに対して、温度が設計中心値よりも高い場
合には、tAACは設計中心値のT1より大きい値、例え
ば、T3となる。この場合には、電源電圧VddをV5よ
りも高い電圧、例えば、V7とすることにより、tAAC
を設計中心値のT1とすることができる。
【0024】図8はRAM7の一般的なVdd−tAAC特
性のプロセス依存性を示す図であり、横軸にVdd、縦軸
にtAACを示している。図8中、C14は温度は設計中心
値であるが、プロセス条件がトランジスタのスイッチン
グ速度を設計中心値よりも速くするような条件であった
場合のVdd−tAAC特性、C15は温度は設計中心値であ
るが、プロセス条件がトランジスタのスイッチング速度
を設計中心値よりも遅くするような条件であった場合の
Vdd−tAAC特性である。
【0025】すなわち、例えば、プロセス条件がトラン
ジスタのスイッチング速度を速くするようなものであっ
た場合には、tAACは設計中心値のT1より小さい値、
例えば、T2となる。この場合には、電源電圧VddをV
5よりも低い電圧、例えば、V2とすることにより、t
AACを設計中心値のT1とすることができる。これに対
して、プロセス条件がトランジスタのスイッチング速度
を遅くするようなものであった場合には、tAACは設計
中心値のT1より大きな値、例えば、T3となる。この
場合には、電源電圧VddをV5よりも高い電圧、例え
ば、V7とすることにより、tAACを設計中心値のT1
とすることができる。
【0026】そこで、特性変動抑圧回路8(A/D変換
器9、デコーダ10及び電源電圧供給回路11)は、制
御電圧VCTRLを特性変動情報として、RAM7が設
計中心値の速度で動作するような電源電圧Voutを出力
するように入出力特性が設定される。
【0027】このように構成された本実施形態において
は、プロセス条件及び温度が設計中心値である場合、制
御電圧VCTRLの電圧値は設計中心値のVA1とな
り、特性変動情報信号BH=“100”となる。この結
果、スイッチ制御信号Switchは切換スイッチ13のノ
ードa、b5間の接続を指示する内容となり、電源電圧
供給回路11の出力電圧Voutの電圧値は設計中心値の
V5となる。したがって、RAM7を設計中心値の速度
で動作させることができる。
【0028】これに対して、プロセス条件や温度変動が
内部回路の動作速度を設計中心値よりも速くするような
ものである場合には、制御電圧VCTRLの電圧値は設
計中心値のVA1よりも小さい値となり、特性変動情報
信号BHは“100”よりも小さい値で、かつ、スイッ
チ制御信号SwitchがRAM7を設計中心値の速度で動
作させる直流電圧を出力する直流電圧源を選択する値と
なる。したがって、この場合にも、RAM7を設計中心
値の速度で動作させることができる。
【0029】また、プロセス条件や温度変動が内部回路
の動作速度を設計中心値よりも遅くするようなものであ
る場合には、制御電圧VCTRLの電圧値は設計中心値
のVA1よりも大きい値となり、特性変動情報信号BH
は“100”よりも大きい値で、かつ、スイッチ制御信
号SwitchがRAM7を設計中心値の速度で動作させる
直流電圧を出力する直流電圧源を選択する値となる。し
たがって、この場合にも、RAM7を設計中心値の速度
で動作させることができる。
【0030】以上のように、本実施形態によれば、制御
電圧VCTRLを特性変動情報としてRAM7が設計中
心値の速度で動作するような電源電圧Voutを出力する
特性変動抑圧回路8を搭載しているので、プロセス条件
や温度が設計中心値から変化している場合であっても、
RAM7を設計中心値の速度で動作させることができ、
この点から、電圧制御型発振器2を有するPLL回路1
及びRAM7を搭載する半導体集積回路に関し、性能の
向上を図ることができる。
【0031】(第1の発明の第2実施形態・・図9)図
9は第1の発明の第2実施形態の要部の回路図である。
本実施形態は、図1に示すPLL回路1及び特性変動抑
圧回路8の代わりに、これらPLL回路1及び特性変動
抑圧回路8と回路構成の異なるPLL回路16及び特性
変動抑圧回路17を設け、その他については、図1に示
す第1の発明の第1実施形態と同様に構成したものであ
る。
【0032】PLL回路16は、図1に示す電圧制御型
発振器2の代わりに、電流制御型発振器18を設けると
共に、チャージポンプ回路5が出力する制御電圧VCT
RLを制御電流ICTRLに変換するV/I(電圧/電
流)変換器19を設け、その他については、図1に示す
PLL回路1と同様に構成したものである。
【0033】特性変動抑圧回路17は、A/D変換器9
の前段に、制御電流ICTRLを電圧に変換するI/V
(電流/電圧)変換器20を設け、その他については、
図1に示す特性変動抑圧回路8と同様に構成したもので
ある。
【0034】本実施形態においては、プロセス条件及び
温度が設計中心値である場合、制御電流ICTRLの電
流値は設計中心値となり、I/V変換器20の出力電圧
は設計中心値のVA1となり、特性変動情報信号BH=
“100”となる。この結果、スイッチ制御信号Switc
hは切換スイッチ13のノードa、b5間の接続を指示
する内容となり、電源電圧供給回路11の出力電圧Vou
tの電圧値は設計中心値のV5となる。したがって、R
AM7を設計中心値の速度で動作させることができる。
【0035】これに対して、プロセス条件や温度変動が
内部回路の動作速度を設計中心値よりも速くするような
ものである場合には、制御電流ICTRLの電流値は設
計中心値よりも小さい値となり、I/V変換器20の出
力電圧は設計中心値のVA1よりも小さい値となる。こ
の結果、特性変動情報信号BHは“100”よりも小さ
い値で、かつ、スイッチ制御信号SwitchがRAM7を
設計中心値の速度で動作させる直流電圧を出力する直流
電圧源を選択する値となる。したがって、この場合に
も、RAM7を設計中心値の速度で動作させることがで
きる。
【0036】また、プロセス条件や温度変動が内部回路
の動作速度を設計中心値よりも遅くするようなものであ
る場合には、制御電流ICTRLの電流値は設計中心値
よりも大きい値となり、I/V変換器20の出力電圧は
設計中心値のVA1よりも大きい値となる。この結果、
特性変動情報信号BHは“100”よりも大きい値で、
かつ、スイッチ制御信号SwitchがRAM7を設計中心
値の速度で動作させる直流電圧を出力する直流電圧源を
選択する値となる。したがって、この場合にも、RAM
7を設計中心値の速度で動作させることができる。
【0037】以上のように、本実施形態によれば、制御
電流ICTRLを特性変動情報としてRAM7が設計中
心値の速度で動作するような電源電圧Voutを出力する
特性変動抑圧回路17を搭載しているので、プロセス条
件や温度が設計中心値から変化している場合であって
も、RAM7を設計中心値の速度で動作させることがで
き、この点から、電流制御型発振器18を有するPLL
回路16及びRAM7を搭載する半導体集積回路に関
し、性能の向上を図ることができる。
【0038】(第1の発明の第3実施形態・・図10)
図10は第1の発明の第3実施形態の要部の回路図であ
る。図10中、21は本実施形態であり、本実施形態2
1は、特性変動抑圧回路8を構成する電源電圧供給回路
11を本実施形態を構成するチップに搭載せず、電源電
圧供給回路11を外部回路として使用するようにし、そ
の他については、図1に示す第1の発明の第1実施形態
と同様に構成したものである。
【0039】本実施形態によれば、第1の発明の第1実
施形態と同様に、プロセス条件や温度が設計中心値から
変化している場合であっても、RAM7を設計中心値の
速度で動作させることができ、この点から、電圧制御型
発振器2を有するPLL回路1及びRAM7を搭載する
半導体集積回路に関し、性能の向上を図ることができ
る。
【0040】なお、第1の発明の第2実施形態におい
て、電源電圧供給回路11を外部回路とするようにして
も良い。また、制御電圧VCTRLや制御電流ICTR
Lを特性変動情報信号としてRAM7のバックバイアス
電圧を変化させることによりRAM7の特性変動を抑圧
するようにしても良い。
【0041】(第1の発明の第4実施形態・・図11、
図12)図11は第1の発明の第4実施形態の要部の回
路図である。本実施形態は、特性変動抑圧対象回路とし
て、図1に示すRAM7の代わりに、アナログ回路22
を設けると共に、図1に示す特性変動抑圧回路8の代わ
りに、特性変動抑圧回路8と回路構成の異なる特性変動
抑圧回路23を設け、その他については、図1に示す第
1の発明の第1実施形態と同様に構成したものである。
【0042】特性変動抑圧回路23は、図1に示す特性
変動抑圧回路8が備える電源電圧供給回路11の代わり
に、アナログ回路22にバイアス電圧VBを供給するバ
イアス回路24を設け、その他については、図1に示す
特性変動抑圧回路8と同様に構成したものである。
【0043】図12はバイアス回路24の回路図であ
る。図12中、Vdd_biasは定電圧の電源電圧、25〜
27はpMOSトランジスタ、28−1〜28−8は抵
抗値をR1〜R8とする抵抗、29はスイッチ制御信号
Switchにより切換動作が制御される切換スイッチであ
る。このバイアス回路24は、切換スイッチ29を図2
に示す切換スイッチ13と同様に制御し、アナログ回路
22の利得が設計中心値となるようなバイアス電圧VB
を出力するというものである。
【0044】以上のように、本実施形態によれば、制御
電圧VCTRLを特性変動情報としてアナログ回路22
の利得が設計中心値となるようなバイアス電圧VBを出
力する特性変動抑圧回路23を搭載しているので、プロ
セス条件や温度が設計中心値から変化している場合であ
っても、利得が設計中心値となるようにアナログ回路2
2を動作させることができ、この点から、電圧制御型発
振器2を有するPLL回路1及びアナログ回路22を搭
載する半導体集積回路に関し、性能の向上を図ることが
できる。
【0045】なお、PLL回路1の代わりに図9に示す
PLL回路16を有するものである場合には、A/D変
換器9の前段に制御電流を電圧に変換するI/V変換器
を設けることにより、電流制御型発振器を有するPLL
回路及びアナログ回路22を搭載する半導体集積回路に
関し、性能の向上を図ることができる。
【0046】(第2の発明の第1実施形態・・図13、
図14)図13は第2の発明の第1実施形態の要部の回
路図である。図14中、30はPLL回路であり、31
は電圧制御型発振器、32は電圧制御型発振器31の出
力を分周する分周器、33は入力信号CKと分周器32
の出力との位相差を検出する位相差検出器、34は位相
差検出器33の出力を受けて制御電圧VCTRLを出力
するチャージポンプ回路、35は切換スイッチ、36は
ローパスフィルタである。
【0047】また、37はPLL制御回路であり、38
は制御電圧VCTRLをデジタル化するA/D変換器、
39はA/D変換器38から出力される制御電圧VCT
RLのデジタル値を記憶するRAM、40はRAM39
から読み出した制御電圧VCTRLのデジタル値をアナ
ログ値に変換するD/A変換器である。
【0048】また、41はカウンターであり、このカウ
ンター41は、PLL回路30がパワーダウン後、パワ
ーオンとされた時にカウントを開始し、分周器32、位
相差検出器33及びチャージポンプ回路34の合計遅延
時間と同一時間をカウントするまでは、切換スイッチ3
5のノードc、d2間をオンとし、その他の期間は、切
換スイッチ35のノードc、d1間をオンとするもので
ある。
【0049】なお、PLL回路30は、チャージポンプ
回路34がパワーダウン信号PDによってパワーダウン
とされることによりパワーダウンとされる。また、A/
D変換器38、D/A変換器40及びカウンタ41は、
パワーダウン信号PDにより、PLL回路30のパワー
ダウンと同時にパワーダウンとされ、PLL回路30の
パワーオンと同時にパワーオンとされる。
【0050】本実施形態においては、電源が投入される
と、切換スイッチ35は、ノードc、d1間がオンとさ
れ、その後、PLL回路30がロック状態になると、制
御電圧VCTRLの電圧値がA/D変換器38によりデ
ジタル化されてRAM39に記憶される。
【0051】その後、PLL回路30、A/D変換器3
8、D/A変換器40及びカウンター41がパワーダウ
ンとされた後、PLL回路30、A/D変換器38、D
/A変換器40及びカウンター41のパワーダウンが解
除されてパワーオンとされると、切換スイッチ35のノ
ードc、d2間がONとされると共に、RAM39から
記憶されている制御電圧VCTRLの電圧値のデジタル
値が出力され、これがD/A変換器40でアナログ値に
変換されて電圧制御型発振器31に供給される。
【0052】その後、カウンター41が分周器32、位
相差検出器33及びチャージポンプ回路34の合計遅延
時間と同一時間をカウントすると、切換スイッチ35の
ノードc、d1間がONとされ、この結果、チャージポ
ンプ回路34の出力である制御電圧VCTRLが電圧制
御型発振器31に供給されるようになり、PLL回路3
0はロック状態となる。
【0053】図14は第2の発明の第1実施形態の効果
を説明するための波形図であり、図14Aは切換スイッ
チ35及びPLL制御回路37を搭載しない場合に電圧
制御型発振器31に供給される制御電圧VCTRLの時
間的変化、図14Bは本実施形態において電圧制御型発
振器31に供給される制御電圧VCTRLの時間的変化
を示している。
【0054】以上のように、本実施形態によれば、PL
L回路30のパワーオン時に、電圧制御型発振器31に
対して、PLL回路30のロック時に電圧制御型発振器
31に供給される電圧値の制御電圧VCTRLを、分周
器32、位相差検出器33及びチャージポンプ回路34
の合計遅延時間と同一時間だけ、PLL制御回路37か
ら供給するようにしているので、パワーダウン解除後の
再ロック時間の短縮化を図ることができ、この点から、
PLL回路30を搭載する半導体集積回路に関し、性能
の向上を図ることができる。
【0055】(第2の発明の第2実施形態・・図15)
図15は第2の発明の第2実施形態の要部の回路図であ
る。本実施形態は、図13に示すPLL制御回路37の
代わりに、PLL制御回路37と回路構成の異なるPL
L制御回路42を設け、その他については、図13に示
す第2の発明の第1実施形態と同様に構成したものであ
る。
【0056】PLL制御回路42は、図13に示すRA
M39の代わりに、不揮発性メモリ43を設けると共
に、カウンター41は、電源が再投入された時と、PL
L回路30のパワーダウンが解除された時に、それぞ
れ、同時にカウントを開始し、分周器32、位相差検出
器33及びチャージポンプ回路34の合計遅延時間と同
一時間をカウントするまでは、切換スイッチ35のノー
ドc、d2間をオンとし、その他の期間は、切換スイッ
チ35のノードc、d1間をオンとするように動作さ
せ、その他については、図13に示すPLL制御回路3
7と同様に構成したものである。
【0057】本実施形態においては、電源が投入される
と、切換スイッチ35は、ノードc、d1間がオンとさ
れ、その後、PLL回路30がロック状態になると、制
御電圧VCTRLの電圧値がA/D変換器38によりデ
ジタル化されて不揮発性メモリ43に記憶される。
【0058】その後、PLL回路30、A/D変換器3
8、D/A変換器40及びカウンター41がパワーダウ
ンとされた後、PLL回路30、A/D変換器38、D
/A変換器40及びカウンター41のパワーダウンが解
除されてパワーオンとされると、切換スイッチ35のノ
ードc、d2間がONとされると共に、不揮発性メモリ
43から記憶されている制御電圧VCTRLの電圧値の
デジタル値が出力され、これがD/A変換器40でアナ
ログ値に変換されて電圧制御型発振器31に供給され
る。
【0059】その後、カウンター41が分周器32、位
相差検出器33及びチャージポンプ回路34の合計遅延
時間と同一時間をカウントすると、切換スイッチ35の
ノードc、d1間がONとされ、この結果、チャージポ
ンプ回路34の出力である制御電圧VCTRLが電圧制
御型発振器31に供給されるようになり、PLL回路3
0はロック状態となる。
【0060】また、その後、電源がOFFとされ、再び
電源が投入されると、切換スイッチ35のノードc、d
2間がONとされると共に、不揮発性メモリ43から記
憶されている制御電圧VCTRLの電圧値のデジタル値
が出力され、これがD/A変換器40でアナログ値に変
換されて電圧制御型発振器31に供給される。
【0061】その後、カウンター41が分周器32、位
相差検出器33及びチャージポンプ回路34の合計遅延
時間と同一時間をカウントすると、切換スイッチ35の
ノードc、d1間がONとされ、この結果、チャージポ
ンプ回路34の出力である制御電圧VCTRLが電圧制
御型発振器31に供給されるようになり、PLL回路3
0はロック状態となる。
【0062】以上のように、本実施形態によれば、電源
の再投入時及びPLL回路30のパワーダウン解除時
に、電圧制御型発振器31に対して、PLL回路30の
ロック時に電圧制御型発振器31に供給される電圧値の
制御電圧VCTRLを、分周器32、位相差検出器33
及びチャージポンプ回路34の合計遅延時間と同一時間
だけ、PLL制御回路42から供給するようにしている
ので、電源の再投入後のロック時間及びパワーダウン解
除後の再ロック時間の短縮化を図ることができ、この点
から、PLL回路30を搭載する半導体集積回路に関
し、性能の向上を図ることができる。
【0063】なお、第2の発明の第1実施形態及び第2
実施形態においては、電圧制御型発振器31を使用した
場合について説明したが、電圧制御型発振器31の代わ
りに電流制御型発振器を使用しても良く、この場合に
は、チャージポンプ回路34が出力する制御電圧VCT
RLを制御電流ICTRLに変換するV/I変換器を設
けると共に、A/D変換器38の前段にI/V変換器を
設け、D/A変換器40の後段にV/I変換器を設ける
ようにする。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明中、第1の発明に
よれば、PLL回路と特性変動抑圧対象回路を搭載する
半導体集積回路に関し、プロセス条件や温度変動による
特性変動抑圧対象回路の特性変動を抑圧することによる
性能向上を図ることができる。
【0065】また、本発明中、第2の発明によれば、P
LL回路を搭載する半導体集積回路に関し、PLL回路
のパワーダウン解除後の再ロック時間の短縮化による性
能向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明中、第1の発明の第1実施形態の要部の
回路図である。
【図2】本発明中、第1の発明の第1実施形態が搭載す
る特性変動抑圧回路を構成する電源電圧供給回路の回路
図である。
【図3】本発明中、第1の発明の第1実施形態が備える
PLL回路を構成する電圧制御型発振器の入出力特性の
温度依存性を示す図である。
【図4】本発明中、第1の発明の第1実施形態が備える
PLL回路を構成する電圧制御型発振器の入出力特性の
プロセス依存性を示す図である。
【図5】本発明中、第1の発明の第1実施形態が搭載す
る特性変動抑圧回路を構成するA/D変換器の入出力特
性を示す図である。
【図6】本発明中、第1の発明の第1実施形態が備える
特性変動抑圧回路を構成するデコーダの入出力特性を示
す図である。
【図7】本発明中、第1の発明が備えるRAMの一般的
なVdd(電源電圧)−tAAC特性の温度依存性を示す図
である。
【図8】本発明中、第1の発明が備えるRAMの一般的
なVdd(電源電圧)−tAAC特性のプロセス依存性を示
す図である。
【図9】本発明中、第1の発明の第2実施形態の要部の
回路図である。
【図10】本発明中、第1の発明の第3実施形態の要部
の回路図である。
【図11】本発明中、第1の発明の第4実施形態の要部
の回路図である。
【図12】本発明中、第1の発明の第4実施形態が備え
る特性変動抑圧回路を構成するバイアス回路の回路図で
ある。
【図13】本発明中、第2の発明の第1実施形態の要部
の回路図である。
【図14】本発明中、第2の発明の第1実施形態の効果
を説明するための波形図である。
【図15】本発明中、第2の発明の第2実施形態の要部
の回路図である。
【符号の説明】 VCTRL 制御電圧 BH 特性変動情報信号 Switch スイッチ制御信号 ICTRL 制御電流
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 秀明 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通エルエスアイテクノロジ株式会社 内 (72)発明者 小澤 直樹 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通エルエスアイテクノロジ株式会社 内 Fターム(参考) 5F038 AV08 AV13 BB08 BG02 BG05 CD06 DF01 DF03 DF05 DF06 DF08 DF12 EZ20 5J106 AA04 CC01 CC24 CC41 CC52 DD32 KK11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PLL回路と特性変動抑圧対象回路を搭載
    する半導体集積回路であって、 前記特性変動抑圧対象回路は、前記PLL回路の発振器
    に供給される制御信号を特性変動情報とする特性変動抑
    圧回路によりプロセス条件や温度変動による特性変動が
    抑圧されることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】前記特性変動抑圧回路の一部分を搭載して
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】PLL回路を搭載する半導体集積回路であ
    って、 前記PLL回路のロック時に前記PLL回路の発振器に
    供給される制御信号の値を記憶する記憶回路と、 前記PLL回路のパワーダウン解除時に、前記発振器に
    対して前記記憶回路に記憶されている値の制御信号を一
    時的に供給するPLL制御回路を搭載していることを特
    徴とする半導体集積回路。
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