JP2003022402A - インターネットアクセス料金課金および精算方法 - Google Patents

インターネットアクセス料金課金および精算方法

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JP2003022402A JP2001205464A JP2001205464A JP2003022402A JP 2003022402 A JP2003022402 A JP 2003022402A JP 2001205464 A JP2001205464 A JP 2001205464A JP 2001205464 A JP2001205464 A JP 2001205464A JP 2003022402 A JP2003022402 A JP 2003022402A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネット上で、利益を目的として情報や
サービスを提供する情報提供者から情報を得る使用者に
対する通信費の負担を軽減し、使用者による情報やサー
ビスの利用を促進すること、および使用者の情報提供者
に対する印象を良化させ、情報提供者が効果的に使用者
からの関心を惹きつけて顧客を獲得し、情報提供者の利
益に結びつけることを目的とする。 【解決手段】情報提供者102は、利益を得るために使用
者106に提供したい情報に、サービスコンテンツである
ことを示す属性を付加してインターネット上で公開す
る。使用者106がISP104を介してサービスコンテンツ
にアクセスすると、ISP104ではサービスコンテンツ
であることを識別した後、使用者106に対する還元ポイ
ントを発生させポイント記憶装置115に記憶する。使用
者106のISP利用料金の精算は、通常の利用料金から
還元ポイントから定まる額を差し引くことによって行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介して通信する際に発生する費用に関する課金および精
算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットを介して通信する
際に発生する費用のうち、使用者が負担する費用として
は、通信費用または専用線の場合は回線使用料、ISP
(Internet Service Provider)使用料、および有料の
コンテンツの使用料などがある。コンテンツが有料の場
合を除き、WWW接続をする使用者が負担する費用は、接
続時間だけに依存するか、または定額であるが、アクセ
スするコンテンツの内容には依存しない。例えば、ある
使用者がショッピングをするためにショッピングサイト
を訪れ、時間をかけて商品を調べ、買い物をした場合、
この間にかかった通信費用は、利益をあげたショッピン
グサイト運営側ではなく、使用者が負担する。
【0003】同様に、電子メールを利用するために使用
者が負担する費用は、接続時間だけに依存するか、また
は定額であるが、送受信するデータの内容には依存しな
い。例えば、希望もしない情報提供者からのダイレクト
電子メールを受けた場合、そのメールをISPのメール
サーバから読み出すのにかかる通信費用は、送り元の情
報提供者ではなくメールを受け取った使用者が負担す
る。
【0004】使用者の通信費用負担を軽減するための技
術として、特開2000-13371号公報に記載のものが知られ
ている。この公報に記載のものは、使用者がコンテンツ
プロバイダから有料コンテンツを取得する際に取得に要
した時間から還元ポイントを算出し、この還元ポイント
を元に、コンテンツ料金やISP接続料金のディスカウ
ントを行う、などの還元を行うものである。コンテンツ
を取得する時間に応じて使用者への還元を行うものであ
り、コンテンツの内容に応じた還元(例えば、情報提供
者が使用者に提供することが情報提供者自らの利益つな
がるようなコンテンツをポイント還元の対象とするな
ど)を行うものではない。また、この公報に記載の発明
では、有料コンテンツを使用者が取得する際の通信時間
に応じたポイントの還元を行っているため、ISPへの
接続回線として、速度と接続料金の異なる2種類の回線
を使用して、同一ISPを経由して同一有料コンテンツ
をダウンロードした場合、料金の高い接続回線を使用し
た場合よりも、料金の安い接続回線を使用した場合の方
が、ダウンロードにより時間がかかるために、より多く
のポイントの還元を受ける、という矛盾が生じている。
【0005】電子メール配送システムにおいて、通信費
用の削減をする技術として、特開平11-341047号公報に
記載のものが知られている。この公報に記載のものは、
着信メールの有無の確認、着信メールがある場合にそれ
が緊急度・重要度の高いメールであるかどうかの確認、
および送信者がだれであるかの確認を行うために必要な
通信費用を削減するためのものである。ただし、この公
報に記載のものは、一旦メールサーバに接続して受信メ
ールを読み出す場合、不要なメールを読み出すために使
用者が負担する通信費を削減するものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】使用者がショッピング
サイトにアクセスして買い物をしたり、検索サイトへア
クセスして広告バナー情報を得る、といった通信動作
は、ショッピングサイトや検索サイトを運営している情
報提供者に利益をもたらすものである。それにも拘わら
ず、アクセスにかかる通信費用は使用者が負担してい
る。これは、使用者が買い物などの操作にかかる時間を
気にするあまり、十分にサイトの情報が得ることができ
ない、という使用者に対するさらなる不利益につなが
る。通信費用が定額の場合でも、広告バナーなどの不要
な情報を取得するために通信時間を割くことは、使用者
による他のインターネットサービス使用可能時間を減ら
し、結果として使用者に対する不利益につながる。
【0007】また、情報提供者からのダイレクト電子メ
ールをISPのメールサーバから読み出すのにかかる通
信費用をメールを受け取った使用者が負担することは、
使用者に対して不利益をもたらす。
【0008】さらに、以上あげた使用者に対する不利益
は、サイト運営者やメール送信元である情報提供者に対
する不信感につながることもある。
【0009】本発明の目的は、上述した従来技術におけ
る問題点に鑑み、利益を目的として情報やサービスを提
供する情報提供者から情報を得る使用者に対する通信費
の負担を軽減し、使用者によるこれら情報やサービスの
利用を促進し、さらに使用者の情報提供者に対する印象
を良化させ、情報提供者が効果的に使用者からの関心を
惹きつけて顧客を獲得し情報提供者の利益に結びつける
ことができるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、インターネット接続サービ
スを提供するインターネットサービスプロバイダにおけ
るインターネットアクセス料金課金方法であって、使用
者が情報提供者から得る情報に付加された属性を読み取
るステップと、前記読み取られた情報の属性に基づき、
使用者への還元ポイントを算出し、これを記憶するステ
ップと、前記記憶された使用者への還元ポイントに基づ
く金銭的価値を前記使用者に還元するステップとを備え
たことを特徴とする。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
インターネットアクセス料金課金方法において、前記情
報提供者が前記使用者に提供する情報に、該情報に関す
る属性を、付加することを特徴とする。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
インターネットアクセス料金課金方法において、前記使
用者に還元するステップは、前記還元ポイントに基づく
金額を、前記使用者のインターネットサービスプロバイ
ダ使用料金から差し引くことで使用者に還元することを
特徴とする。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項1に記載の
インターネットアクセス料金課金方法で還元された金額
を精算する精算方法であって、前記インターネットサー
ビスプロバイダが、前記還元ポイントを発生させた情報
を提供した情報提供者から、前記還元ポイントに基づく
金額を徴収するステップを備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の一
形態を図面を参照して具体的に説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の一形態のインター
ネットアクセス料金負担方法を実現するシステムの全体
図である。本システムは、図1に示すように、インター
ネット101と、インターネット101に接続され顧客にサー
ビスを提供する情報提供者システム102と、インターネ
ットサービスプロバイダのシステム104と、このインタ
ーネットサービスプロバイダと契約している使用者が使
用する使用者システム106と、使用者システム106がIS
P104に接続するために使用する公衆回線107とを備え
る。使用者システム106の使用者は、インターネットサ
ービスプロバイダに対するインターネット使用料金支払
いのため、取引銀行108に取引口座113を持っている。ま
た、インターネットサービスプロバイダは、契約してい
る使用者からの使用料金振り込みを受けるなどのため、
取引銀行105に取引口座112を持っている。情報提供者シ
ステム102の情報提供者は、取引銀行103に取引口座111
を持っている。
【0016】なお、説明を簡単にするため、以下では、
使用者および当該使用者が使用する使用者システムの両
方を「使用者106」と、インターネットサービスプロバ
イダおよび当該インターネットサービスプロバイダのシ
ステムの両方を「ISP104」と、情報提供者および当
該情報提供者のシステムの両方を「情報提供者102」
と、それぞれ呼ぶものとする。
【0017】情報提供者102は、URL_1からURL
_Nよりなるwwwサービスサイト109およびダイレクトメ
ール発信装置110を備える。ISP104は、コンテンツタ
イプ識別装置114、および使用者106のインターネット使
用還元ポイントを記録する記憶装置115を有する。使用
者106は、公衆回線107を通じてISP104に接続し、イ
ンターネット101にアクセスすることができる。通常、
使用者が負担する料金は、公衆回線107の通信料金およ
びISP104の使用料金である。このうちISP104の使
用料金は、毎月所定の金額が取引口座113から取引口座1
12に振り込まれる。
【0018】本実施形態において、情報提供者102のサ
ービスサイト109に含まれる各コンテンツは、一般コン
テンツとサービスコンテンツに分類される。サービスコ
ンテンツである場合には、その旨を示す属性がコンテン
ツに付加されている。図2に、付加される属性の具体例
を示す。201は、このコンテンツがサービスコンテンツ
である旨を示す属性の記述である。これについては、後
に詳しく説明する。また、情報提供者102のダイレクト
メール発信装置110から発信されるメールは、通常メー
ルとサービスメールに分類される。サービスメールであ
る場合には、その旨を示す属性がメールに付加されてい
る。図3に、付加される属性の具体例を示す。301は、
このメールがサービスメールである旨を示す属性の記述
である。これについては、後に詳しく説明する。
【0019】使用者106がISP104を通じてインターネ
ット101のURLにアクセスする際、使用者106が取得した
情報のコンテンツタイプがコンテンツタイプ識別装置11
4によって判別され、それがサービスコンテンツ属性を
持つ場合、あらかじめ規定された方法によって当該使用
者106のインターネット使用還元ポイントを算出し、ポ
イント記憶装置115に加算する。この還元ポイントは、
当該使用者106にとって何らかの金銭的価値を与えるポ
イントである。ただし、同一サービスコンテンツが複数
回取得された場合は、2回目以降は除外される。
【0020】なお、使用者106が情報提供者102に送信し
た何らかの情報(例えば、ショッピングサイトに対して
使用者が送信する買い物申し込みデータ)に対しても、
これをサービスコンテンツとして還元処理を施すことが
考えられる。しかし、使用者が送信するデータ自身にサ
ービスコンテンツ属性を付加することは、使用者自身に
よる不正処理を可能とするため好ましくない。よって、
この場合は、使用者が送信した情報に対する情報提供者
の使用者への応答データにサービスコンテンツ属性を付
加することにより還元処理を行う。
【0021】また、使用者106がISP104を通じて受信
メールを読み込む際、使用者106あての各メールのコン
テンツタイプがコンテンツタイプ識別装置114によって
判別され、それがサービスコンテンツ属性を持つ場合、
あらかじめ規定された方法によって当該使用者106のイ
ンターネット使用還元ポイントを算出し、ポイント記憶
装置115に加算する。コンテンツタイプ識別装置114の動
作の詳細は図4で、ポイント記憶装置115の詳細は図5
および図6で、それぞれ詳しく説明する。
【0022】毎月の使用者106が支払うISP104の使用
料金の精算は、使用料金としての所定の金額から、ポイ
ント記憶装置115に記録されている当該使用者106の還元
ポイントに応じた額を差し引いた額を、使用者106の取
引口座113からISP104の取引口座112に対して引き落
とすことにより行う。さらに、前記還元ポイントに応じ
た額を、情報提供者102の取引口座111からISP104の
取引口座112に対して引き落とす。
【0023】図2を参照して、サービスコンテンツに付
加される属性の具体例を説明する。本例では、サービス
コンテンツに対応するHTMLドキュメント中に、コメント
行201を付加することによって、当該ドキュメントがサ
ービスコンテンツである旨を示している。コメント行20
1には、以下の情報が含まれている。
【0024】「SERVICE_CONTENTS」は、サービスコンテ
ンツ識別キーワードである。本キーワードがコメント行
の最初に現れることにより、当該コンテンツがサービス
コンテンツであることがわかり、かつ、本コメント行に
以下のサービスコンテンツ属性が含まれていることを示
す。「POINT」は、サービスコンテンツ属性の一つであ
る。情報提供者によって当該コンテンツに対応する還元
ポイントの値がセットされる。「CERTIFICATE」は、サ
ービスコンテンツ属性の一つである。情報提供者のディ
ジタル署名の検証に必要な証明書である。「SIGNATUR
E」は、情報提供者による本コンテンツに対するディジ
タル署名である。
【0025】「SIGNATURE」の値は、還元ポイントを含
むコンテンツの改竄防止のために、情報提供者が付加す
るディジタル署名であり、署名対象データは、図2のデ
ータ全体のうち、コメント行201内の「SIGNATURE」の値
を空文字列""で置き換えたものである。「CERTIFICAT
E」は、本例では証明書データそのものを与えている
が、証明書へのハイパーリンクやIDなど、証明書が一意
に確定できるものであれば何でも良い。
【0026】図3を参照して、サービスメールに付加さ
れる属性の具体例を説明する。本例では、サービスメー
ルに対応するメールヘッダ中に、サービスメール属性30
1を付加することによって、当該メールがサービスメー
ルである旨を示している。サービスメール属性301に
は、以下の情報が含まれている。
【0027】「X-SERVICE_MAIL_ATTR」は、サービスメ
ール識別フィールドである。本フィールドがメールヘッ
ダに現れることにより、当該メールがサービスメールで
あることがわかり、かつ、本フィールドに以下のサービ
スメール属性が含まれていることを示す。「point」
は、サービスメール属性の一つである。情報提供者によ
って当該メールに対応する還元ポイントの値がセットさ
れる。「certificate」は、サービスメール属性の一つ
である。情報提供者のディジタル署名の検証に必要な証
明書である。「signature」は、情報提供者による本メ
ールに対するディジタル署名である。
【0028】「signature」の値は、還元ポイントを含
むサービスメールの改竄防止のために、情報提供者が付
加するディジタル署名であり、署名対象データは、図3
のデータ全体のうち、サービスメール属性301内の「sig
nature」の値を空文字列""で置き換えたものである。
「certificate」は、本例では証明書データそのものを
与えているが、証明書へのハイパーリンクやIDなど、証
明書が一意に確定できるものであれば何でも良い。
【0029】図4は、コンテンツタイプ識別装置114の
処理の詳細を示す。使用者識別子uidの使用者がHTMLコ
ンテンツHを取得したとき(ステップ402)、以下の処理
を行う。まずステップ403では、当該HTMLコンテンツが
サービスコンテンツか否かを判定する。本判定結果が
「いいえ」の場合、当該HTMLコンテンツはサービスコン
テンツでないということになり、すぐに処理を抜ける。
判定結果が「はい」の場合、ステップ404で当該HTMLコ
ンテンツのサービスコンテンツ属性を取得し、ステップ
405〜ステップ407で前記属性を含むサービスコンテンツ
が正当なものであるかどうかを検証する。検証に失敗し
た場合は、コンテンツあるいは署名が不正であると判断
し、処理を抜ける。前記検証に成功した場合は、ステッ
プ408のポイント記憶装置更新処理を呼び出す。
【0030】なお、図4ではHTMLコンテンツのコンテン
ツタイプを識別する例で説明したが、メールの場合も同
様である。
【0031】図5は、ポイント記憶装置115の詳細であ
る。本装置は、ポイント記憶装置更新処理501、ポイン
ト還元処理502、使用者情報管理テーブル510、情報提供
者管理テーブル520、およびアクセス管理テーブル530を
備える。
【0032】使用者情報管理テーブル510は、使用者識
別子(UID)511、使用者名512、使用者のISP使用料金
自動引き落とし用取引口座513、等の使用者に関する情
報を格納したテーブルである。情報提供者管理テーブル
520は、情報提供者識別子(PID)521、情報提供者名522、
情報提供者とISP間の還元ポイント精算用取引口座52
3、等の情報提供者に関する情報を格納したテーブルで
ある。
【0033】アクセス管理テーブル530は、使用者がサ
ービスコンテンツにアクセス、またはサービスメールを
受け取ることで還元ポイントを得る毎にレコードが追加
される。1個のレコード(1行分)は、アクセスした使用
者を示すUID531、アクセス日時を示す日付532と時間53
3、取得したサービスコンテンツまたはサービスメール
を提供した情報提供者を示すPID534、サービスコンテン
ツまたはサービスメールに対する署名を示す署名535、
その還元ポイントを示すpoint 536、還元ポイントが還
元済かどうかを示すpaid 537 から構成される。paidは
最初「0」に初期化される。その後、使用者にポイント
が実際に還元された時点で値「1」がセットされる。
【0034】図6は、ポイント記憶装置更新処理501の
詳細な手順を示す。本処理は、図4で示したコンテンツ
タイプ識別装置114のポイント記憶装置更新処理408から
呼び出される。
【0035】使用者識別子uid、還元ポイントp、署名
s、および証明書cが与えられて本処理が呼び出されたと
き(ステップ602)、以降の処理を行う。まず、ステッ
プ603で、証明書cから情報提供者名を取得し、p_nameに
セットする。ステップ604で、情報提供者管理テーブル5
20から、提供者名522がp_nameである情報提供者を検索
し、その提供者ID521を取得して、pidにセットする。ス
テップ605で、アクセス管理テーブル530から、UID531が
与えられた使用者識別子uidで、PID534がステップ604で
取得した提供者IDであるpidで、署名535が与えられた署
名sで、point536が与えられた還元ポイントpであるよう
なレコードを検索する。ステップ606で該当するレコー
ドが見つかったかを判定する。見つかったときは、すで
に当該アクセスに関しては還元ポイントが登録されてい
ると言うことであるから、そのまま処理を終了する。ス
テップ606で見つからなかったときは、ステップ607で、
アクセス管理テーブル530に、UID531が与えられた使用
者識別子uidで、PID534がステップ604で取得した提供者
IDであるpidで、署名535が与えられた署名sで、point53
6が与えられた還元ポイントpで、paid537が初期値「0」
であるようなレコードを追加する。日付532と時間533
は、現在の日付と時間とする。
【0036】ステップ605から607の処理によって、同一
使用者が、あるサービスコンテンツを初めて取得した場
合にだけ、新しいレコードをアクセス管理テーブル530
に追加することになる。これにより、同一サービスコン
テンツを2回以上取得しても、2回目以降はポイント還
元の対象とならない。
【0037】次に、ポイント還元処理502について説明
する。本処理は、通常1回/月、定期的に実行される。
本処理では、アクセス管理テーブル530に基づいて1ヶ
月間に使用者に与えられた還元ポイントを合計し、これ
をあらかじめ定められたレートで現金換算し、これを当
該使用者の1ヶ月間のISP使用料金から差し引いた額
を計算して使用者のISPへの支払い金額として精算処
理を行う。還元処理が済んだレコードに対するpaid 517
には「1」をセットする。また、本処理において、還元
されたポイントの情報提供者IDごとの合計を計算し、そ
れぞれの合計に対して、前記あらかじめ定められたレー
トで現金換算し、これをそれぞれの情報提供者の1ヶ月
間のISPへの支払い金額として精算処理を行う。
【0038】上記実施の形態によれば、情報提供者は、
提供するコンテンツ毎にそのコンテンツに応じて還元ポ
イントを定めることができるので、使用者への多様な還
元の仕方が実現できる。なお、上記実施の形態では、還
元ポイントを使用者のISP使用料金から差し引く形で
還元しているが、別の形態で還元するようにしてもよ
い。要するに、還元ポイントに基づく金銭的価値を使用
者に還元するようにすればよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、利益を目的として
情報やサービスを提供する情報提供者が、本発明で示し
たサービスコンテンツによる情報提供を行うことによ
り、使用者への通信費の負担を軽減することができる。
このため、使用者による、これらサービスコンテンツを
含むインターネット上のサービスの利用が促進され、I
SPに利益をもたらす。一方、使用者の情報提供者に対
する印象は良化し、情報提供者は効果的に使用者からの
関心を惹きつけることができ、顧客の獲得すなわち情報
提供者の利益に結びつくことが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のインターネットアクセ
ス料金負担方法を示す図。
【図2】情報提供者から提供されたHTMLサービスコンテ
ンツに付加されるているサービスコンテンツ属性の具体
例を示す図。
【図3】情報提供者から提供されたサービスメールに付
加されているサービスメール属性の具体例を示す図。
【図4】コンテンツタイプ識別装置の動作の詳細を示す
フローチャートを示す図。
【図5】ポイント記憶装置の詳細を示す図。
【図6】ポイント記憶装置更新処理の詳細を示すフロー
チャートを示す図。
【符号の説明】
102…情報提供者、104…ISP、106…インターネット
使用者、109…情報提供者が提供するWWWコンテンツのU
RL群、110…情報提供者のダイレクトメール発信装
置、114…ISPにあるコンテンツタイプ識別装置、115
…ISPにある還元ポイント記憶装置、201…サービス
コンテンツ属性、301…サービスメール属性、501…ポイ
ント記憶装置の要素であるポイント記憶装置更新処理、
502…ポイント記憶装置の要素であるポイント還元処
理、530…ポイント記憶装置の要素であるアクセス管理
テーブル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネット接続サービスを提供するイ
    ンターネットサービスプロバイダにおけるインターネッ
    トアクセス料金課金方法であって、 使用者が情報提供者から得る情報に付加された属性を読
    み取るステップと、 前記読み取られた情報の属性に基づき、使用者への還元
    ポイントを算出し、これを記憶するステップと、 前記記憶された使用者への還元ポイントに基づく金銭的
    価値を前記使用者に還元するステップとを備えたことを
    特徴とするインターネットアクセス料金課金方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のインターネットアクセス
    料金課金方法において、 前記情報提供者が前記使用者に提供する情報に、該情報
    に関する属性を、付加することを特徴とするインターネ
    ットアクセス料金課金方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のインターネットアクセス
    料金課金方法において、 前記使用者に還元するステップは、前記還元ポイントに
    基づく金額を、前記使用者のインターネットサービスプ
    ロバイダ使用料金から差し引くことで使用者に還元する
    ことを特徴とするインターネットアクセス料金課金方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のインターネットアクセス
    料金課金方法で還元された金額を精算する精算方法であ
    って、 前記インターネットサービスプロバイダが、前記還元ポ
    イントを発生させた情報を提供した情報提供者から、前
    記還元ポイントに基づく金額を徴収するステップを備え
    たことを特徴とするインターネットアクセス料金課金お
    よび精算方法。
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