JP2003021736A - 光回路、光ファイバ増幅器およびアド・ドロップモジュール装置 - Google Patents

光回路、光ファイバ増幅器およびアド・ドロップモジュール装置

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JP2003021736A
JP2003021736A JP2001209783A JP2001209783A JP2003021736A JP 2003021736 A JP2003021736 A JP 2003021736A JP 2001209783 A JP2001209783 A JP 2001209783A JP 2001209783 A JP2001209783 A JP 2001209783A JP 2003021736 A JP2003021736 A JP 2003021736A
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optical
optical waveguide
optically coupled
circuit
waveguide
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Taisuke Murakami
泰典 村上
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分岐および分波の際に生じる、透過光および反
射光の損失を低減できる光回路、光ファイバ増幅器およ
びADM装置を提供する。 【解決手段】光回路1は、第1〜第4の光導波路8,10,1
2,14と、光学フィルタ4とを備える。光導波路8,12は、
第1の16軸上に設けられ第1および第2の端部8a,8b,12
a,12bを有する。光導波路10,14は、第1の16軸上に設け
られ第1および第2の端部10a,10b,14a,14bを有する。
光学フィルタ4は、第1から第4の光導波路8,10,12,14
の第1の端部8a.10a,12a,14aに光学的に結合されるよう
配置されている。この光回路1では、第1〜4の光導波
路8,10,12,14の少なくともいずれかは、第2の端部から
第1の端部に向かってモードフィールド径(MFD)が増
加しており、また、第1〜4の光導波路の少なくともい
ずれかは、第2の端部から第1の端部に向かって光導波
路幅が減少している部分を有するようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光回路、光ファイ
バ増幅器およびアド・ドロップモジュール装置(以下、
ADM装置という)に関する。
【0002】
【従来の技術】光平面回路は、半導体基板上に形成され
たいくつかの同一幅の光導波路を有する。これらの光導
波路は、光学フィルタと光学的に結合されて光信号の処
理が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような光平面回路
では、光導波路の端部は、光学フィルタと光学的に結合
されている。この光学フィルタは、光信号に含まれる波
長成分のうち、ある成分を反射すると共に、残りの成分
を透過する。これによって、光平面回路によって、光信
号成分の分岐および分波が可能になる。しかしながら、
この分岐および分波においては、透過光および反射光の
損失が生じる。この損失を低減できれば、高性能な光学
部品を提供できる。
【0004】そこで、本発明の目的は、分岐および分波
の際に生じる、透過光および反射光の損失を低減する光
回路、光ファイバ増幅器およびADM装置を提供するこ
ととした。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一側面は、基板
に設けられた複数の光導波路を有する光回路に係わる。
光回路は、第1〜第3の光導波路と、光学フィルタとを
備える。第1の光導波路は、第1の軸上に設けられ第1
および第2の端部を有する。第2の光導波路は、基板上
に所定の点において第1の軸と交差する第2の軸上に設
けられ第1および第2の端部を有する。第3の光導波路
は、第1の軸上に設けられ第1および第2の端部を有す
る。光学フィルタは、第1、第2および第3の光導波路
の第1の端部に光学的に結合されるよう配置されてい
る。
【0006】光回路では、第1〜3の光導波路の少なく
ともいずれかは、第2の端部から第1の端部に向かって
モードフィールド径(MFD)が増加している部分を有す
るようにしてもよく、また、第1〜3の光導波路の少な
くともいずれかは、第2の端部から第1の端部に向かっ
て光導波路幅が減少している部分を有するようにしても
よい。
【0007】この光回路においては、光導波路および光
学フィルタが光学的に結合する部分の近傍においてMF
Dが拡大されている。発明者の実験によれば、この光回
路において光学的な損失が低減されることを発見した。
また、第1〜3の光導波路の少なくともいずれかは、所
定の点を含むように設けられた領域において第2の端部
から第1の端部に向かって減少している光導波路幅の部
分を有するようにしてもよい。光導波路幅を減少するこ
とにより、該光導波路のモードフィールド径が大きくで
きる。
【0008】また、上記の光回路は、第2の軸上に設け
られ第1および第2の端部を有する第4の光導波路を更
に備えることができる。第4の光導波路の第1の端部
は、光学フィルタと光学的に結合されるように配置され
ている。この光回路において、第4の光導波路は、第2
の端部から第1の端部に向かってモードフィールド径が
増加している部分を有することができ、また第4の光導
波路の第1の端部は、光学フィルタと光学的に結合され
るように配置されている。第4の光導波路は、第2の端
部から第1の端部に向かって光導波路幅が減少している
部分を有することができる。
【0009】上記の光回路は、光学フィルタを配置する
ための収容部を更に備えることができる。この収容部
は、第1および第2の光導波路の各々と光学フィルタと
が成す角度を規定するように設けられている。
【0010】本発明の更なる別の側面は、基板に設けら
れた複数の光導波路を有する光回路に係わる。光回路
は、第5および第6の光導波路と、光学フィルタとを備
える。第5の光導波路は、第3の端部および第4の端部
を有し第3の軸上に設けられている。第6の光導波路
は、第3の端部および第4の端部を有し第4の軸上に設
けられている。光学フィルタは、第5および第6の光導
波路の第3の端部に光学的に結合されるように基板に配
置されている。第5の光導波路の第3の端部は、第6の
光導波路の第3の端部と光学的に結合されている。
【0011】この光回路は以下の形態を有する。第5お
よび6の光導波路は、第4の端部から第3の端部に向か
ってMDFが増加している部分を有することができ、ま
た第5および6の光導波路は、第4の端部から第3の端
部に向かって光導波路幅が減少している部分を有する。
【0012】この光回路においては、光導波路および光
学フィルタが光学的に結合する部分の近傍においてMF
Dが拡大されている。また、第5および6の光導波路の
少なくともいずれかは、所定の点を含むように設けられ
た領域において第4の端部から第3の端部に向かって減
少している光導波路幅の部分を有するようにしてもよ
い。光導波路幅を減少することにより、該光導波路のモ
ードフィールド径が大きくできる。
【0013】本発明の更なる別の側面は、光ファイバ増
幅器に関する。この光ファイバ増幅器は、光信号を受け
るための入力ポートと、増幅された光信号を出力するた
めの出力ポートと、増幅用光ファイバと、既に説明され
た光回路またはこれから説明される光回路とを備える。
【0014】この光ファイバ増幅器においては、光回路
は、光信号を受けるように入力ポートに光学的に結合さ
れており、光回路は、励起光を受けるように励起光源に
光学的に結合されており、光回路は、光信号および励起
光を提供可能なように増幅用光ファイバに光学的に結合
されている。
【0015】あるいは、この光ファイバ増幅器において
は、光回路は、励起光を受けるように励起光源に光学的
に結合されており、光回路は、励起光を提供可能なよう
に増幅用光ファイバに光学的に結合されており、光回路
は、入力ポートからの光信号を増幅用光ファイバにおい
て増幅して生成された光信号を提供可能なように出力ポ
ートに光学的に結合されている。
【0016】本発明の更なる別の側面は、ADM装置に
関する。ADM装置は、入力ポートと、出力ポートと、
アドポートと、ドロップポートと、既に説明された光回
路またはこれから説明される光回路とを備える。光回路
は、光信号を受けるように入力ポートに光学的に結合さ
れている。光回路は、ドロップ光を取り出すことが可能
なように、ドロップポートに光学的に結合されている。
光回路は、アド光を導入することが可能なように、アド
ポートに光学的に結合されている。光回路は、アド・ド
ロップされた光信号を提供可能なように出力ポートに光
学的に結合されている。
【0017】本発明の上記の目的および他の目的、特
徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発
明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述からより容易
に明らかになる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の知見は、例示として示さ
れた添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮するこ
とによって容易に理解することができる。引き続いて、
本発明の実施の形態の光回路を添付図面を参照しながら
説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号
を付する。
【0019】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形態
に係わる光平面回路の構成要素を示す斜視図である。図
2は、本実施の形態に係わる光平面回路のための基板を
示す平面図である。光平面回路1は、基板2と、光学フ
ィルタ4とを備える。基板2は、その主面2a上に、光
学フィルタ4を収容するための収容部6、光導波路8お
よび光導波路12、並びに光導波路10および光導波路
14を有する。
【0020】収容部6は、光導波路8、10、12、1
4に対して光学フィルタ4を位置決めするように設けら
れている。収容部6は、例えば、軸20(図2参照)に沿
って主面2aに設けられた溝であることができ、この溝
の底部6cは、光導波路8、10、12、14の各々の
底部より深い。収容部6は、光導波路8と光導波路12
との間に配置されている。また、収容部6は、光導波路
10と光導波路14との間に配置されている。
【0021】光導波路8、10、12、14の屈折率
は、その周囲に設けられた物質の屈折率よりも大きい。
光導波路8は、所定の軸、例えば第1の軸16上に設け
られており、光導波路12は、所定の軸、例えば第1の
軸16上に設けられている。光導波路10は、所定の
軸、例えば第2の軸18上に設けられており、光導波路
14は、所定の軸、例えば第2の軸18上に設けられて
いる。第1の軸16および第2の軸18は、基板2にお
いて交差するように位置している。光導波路8は、基板
2の一端面2bから収容部6の一方の側面6aまで伸び
ている。光導波路10は、基板2の一端面2bから収容
部6の一方の側面6まで伸びている。光導波路12は、
基板2の他端面2cから収容部6の他方の側面6bまで
伸びている。光導波路14は、基板2の他端面2cから
収容部6の他方の側面6bまで伸びている。
【0022】光導波路8は、第1の端部8aおよび第2
の端部8bを有する。光導波路8は、第1の端部8aか
ら所定の長さを有する領域において、第1の端部8bか
ら第2の端部8aに向かって光導波路幅が減少してい
る。光導波路10、12、14も、光導波路8と同一ま
たは類似の形態を有することができる。この場合、光導
波路8、10、12、14は、それぞれの第1の端部か
ら所定の長さを有する領域において、それぞれの第2の
端部から第1の端部に向かってモードフィールド径が増
加する部分を有する。
【0023】図3は、本実施の形態に係わる光平面回路
を示す斜視図である。図3において、光学フィルタ4
は、図1に示された矢印に沿って収容部6に挿入され所
定の位置に配置される。これによって、軸16、18の
交差部に位置する。光学フィルタ4は、光導波路8、1
0の一端8a、10aが光学フィルタ4の一方の面4a
に対面するように収容部6に配置されており、これによ
って光導波路8、10の一端8a、10aは光学フィル
タ4と光学的に結合可能になる。光学フィルタ4は、光
導波路12、14の一端12a、14aが光学フィルタ
4の他方の面4bに対面するように収容部6に配置され
ており、これによって光導波路12、14の一端12
a、14aは光学フィルタ4と光学的に結合可能にな
る。光学フィルタ4に対面している光導波路の一端8
a、10a、12a、14aの近傍において、光導波路
8、10、12、14のモードフィード径が徐々に大き
くなっている。このため、光導波路8、10、12、1
4の交差部における各光導波路の光学的結合損失が低減
されると共に、光学フィルタ4と光導波路8、10、1
2、14との相対位置のズレが生じても、その位置ズレ
による損失増も抑制される。
【0024】図4は、光平面回路の機能を説明する模式
図である。光平面回路1は、合分波機能を有する。光導
波路8の他端8bは、外部の光導波路20と光学的に結
合されている。光導波路10の他端10bは、外部の光
導波路22と光学的に結合されている。光導波路12の
他端12bは、外部の光導波路24と光学的に結合され
ている。光導波路14の他端14bは、外部の光導波路
26と光学的に結合されている。これらの外部の光導波
路は、例えば、光ファイバを含むことができる。また、
外部の光導波路に代えて、光学フィルタ若しくは光学レ
ンズといった光学素子、または半導体受光素子若しくは
半導体発光素子といった半導体光素子を配置してもよ
い。光導波路8の他端8bのモードフィールド径は、光
導波路8の一端8aよりも、外部光導波路10のモード
フィールド径に近い値を有するようにしてもよい。この
ような形態は、光導波路10、12、14にも適用する
ことができる。これによって、光平面回路1の光導波路
8、10、12、14は、それぞれの外部光導波路2
0、22、24、26に効率的に結合される。
【0025】図4において、光導波路22は光導波路1
0に光学的に結合され、光導波路10に入射光Aを提供
している。光導波路20は光導波路8に光学的に結合さ
れ、光導波路8から出射光Bを受けている。光導波路2
4は光導波路12に光学的に結合され、光導波路12に
合波光Cを提供している。光導波路26は光導波路14
に光学的に結合され、光導波路14に分波光Dを受けて
いる。
【0026】例えば、入射光Aは、波長成分(λ1、…、
λi、…、λj-1、λj+1、…、λn)を有しており、合波
光Cは、波長成分(λj)を有する。光学フィルタ4は、
波長成分(λj)を透過すると共に残りの波長成分を反射
する光学スペクトルを有する。このため、出射光Bは、
入射光Aからの波長成分の一部分(λ1、…、λi-1、λ
i+1、…、λj-1、λj+1、…、λn)と、合波光Cの波長
成分(λj)とを含む。分波光Dは、波長成分(λi)を有す
る。したがって、光平面回路1によれば、光の波長成分
の分波および合波の少なくとも一方が可能である。この
ため、入力ポート(図3の28b)、出力ポート(図3の
28a)、アドポート(図3の28c)、ドロップポート
(図3の28d) と、光平面回路とにより、ADM装置
が構成される。
【0027】光平面回路1において、光導波路の一端8
a、10a、12a、14aのモードフィールド径は、
それぞれ、光導波路の一端8b、10b、12b、14
bののモードフィールド径より大きい。このため、この
ADM装置は、合波、分波および反射の際の光学的損失
が低減される。
【0028】(第2の実施の形態)図5は、本実施の形態
に係わる光平面回路を示す斜視図である。図6は、本実
施の形態に係わる光平面回路のための基板を示す平面図
である。光平面回路30は、基板32と、光学フィルタ
38とを備える。基板32は、その主面32a上に、光
導波路34および光導波路36を有する。
【0029】光学フィルタ38は、基板32の一端面3
2cに対面するように設けられている。また、光学フィ
ルタ38は、光導波路10と光導波路14との交差部に
配置されている。
【0030】光導波路34、36の屈折率は、その周囲
に設けられた物質の屈折率よりも大きい。光導波路34
は、所定の軸、例えば第3の軸40上に設けられてお
り、光導波路36は、所定の軸、例えば第4の軸42上
に設けられている。第3の軸40および第4の軸42
は、基板2において交差するように位置している。光導
波路34、36は、基板32の一端面32cから他端面
32bまで伸びている。
【0031】光導波路34は、第1の端部34aおよび
第2の端部34bを有する。光導波路34は、第1の端
部34aから所定の長さを有する領域において、第1の
端部34aから第2の端部34bに向かって光導波路幅
が増加する部分を有する。光導波路36は、第1の端部
36aから所定の長さを有する領域において、第1の端
部36aから第2の端部36bに向かって光導波路幅が
増加する部分を有する。この場合、光導波路34、36
は、それぞれの第1の端部から所定の長さを有する領域
において、それぞれの第2の端部から第1の端部に向か
ってモードフィールド径が増加する部分を有する。
【0032】図7は、本実施の形態に係わる光平面回路
を示す斜視図である。図7において、光学フィルタ38
は、図5に示された矢印に沿って基板32の一端面32
c上に配置されている。光学フィルタ38は、光導波路
34、36の一端34a、36aが光学フィルタ38の
一方の面38aに対面するように端面32cに配置され
ており、これによって、光導波路34、36の一端34
a、36aは光学フィルタ38と光学的に結合可能にな
る。光学フィルタ38の別の面38bには、軸42に合
わせて受光素子42が配置されており、軸40に合わせ
て発光素子44が配置されている。また、これらの光半
導体素子42、44と光学フィルタ38との間には、必
要な場合には、光学レンズ46、48といった光学素子
を配置するようにしてもよい。光学フィルタ38に対面
している光導波路の一端34a、36aの近傍におい
て、光導波路34、36のモードフィード径が徐々に大
きくなっている。このため、光導波路34、36の交差
部における各光導波路の光学的結合損失が低減されると
共に、光学フィルタ38と光導波路34,36と相対位
置にズレが生じても、その位置ズレによる損失増も抑制
される。
【0033】図8は、光平面回路の機能を説明する模式
図である。光平面回路30は、合分波機能を有する。光
導波路34の他端34bは、光ファイバといった外部の
光導波路48と光学的に結合されている。光導波路36
の他端36bは、光ファイバといった外部の光導波路4
6と光学的に結合されている。光導波路34の他端34
bのモードフィールド径は、光導波路34の一端34a
よりも、外部光導波路48のモードフィールド径に近い
値を有するようにしてもよい。このような形態は、光導
波路36にも適用することができる。これによって、光
平面回路30の光導波路34、36は、それぞれの外部
光導波路48、46に効率的に光学的に結合される。
【0034】図8において、光導波路46は光導波路3
6に光学的に結合され、光導波路36に入射光Eを提供
している。光導波路48は光導波路34に光学的に結合
され、光導波路34から出射光Fを受けている。光学フ
ィルタ38は、半導体受光素子といった受光素子42に
光学的に結合され、受光素子42に分波光Gを提供す
る。光学フィルタ38は、半導体発光素子といった発光
素子44に光学的に結合され、発光素子44から合波光
Hを受ける。光学フィルタ38は、光導波路34に光学
的に結合され、光導波路34に合波光Hを提供してい
る。光学フィルタ38は、光導波路34および光導波路
36に光学的に結合され、光導波路36からの入射光E
のうち反射光を光導波路34に提供する。
【0035】入射光Eは、波長成分(λ1、…、λi
…、λj-1、λj+1、…、λn)を有する。合波光Hは、波
長成分(λj)を有する。光学フィルタ38は、波長成分
j)を透過すると共に残りの波長成分を反射する光学
スペクトルを有する。このため、出射光Fは、入射光E
からの波長成分(λ1、…、λi-1、λi+1…、λj-1、λ
j+1、…、λn)と、合波光Hの波長成分(λj)とを含む。
分波光Gは、波長成分(λi)を有する。したがって、光
平面回路30によれば、光の波長成分の分波および合波
の少なくとも一方が可能な光学デバイスを得ることがで
きる。
【0036】光平面回路30において、光導波路の一端
34a、36aのモードフィールド径は、それぞれ、光
導波路の一端34b、36bのモードフィールド径より
大きい。このため、合波、分波および反射の際の光学的
損失が低減される。
【0037】(第3の実施の形態)図9は、光導波路幅と
モードフィールド径との関係を示す図面であり、光導波
路の深さが6.5μmであり、比屈折率差△nが0.4
%である場合の一例を示す。ここで 比屈折率差△n=((導波路部の屈折率)−(周辺部屈折
率))/(導波路部の屈折率) である。図9において、実線は、光導波路の横幅の方向
に関するモードフィールド径(2D−XY)を示してお
り、破線は、光導波路の深さの方向に関するモードフィ
ールド径(2D−Z)を示している。図9に示されるよう
に、光導波路の幅を小さくすることにより、両モードフ
ィールド径を大きくできる。また、光導波路の幅のみを
変化させることにより、モードフィールド径(2D−X
Y)および(2D−Z)を共に変更できる。光導波路の深
さよりもその幅を小さくすると、光導波路の幅を小さく
なるにつれて、両モードフィールド径が共に大きくな
る。
【0038】図10は、第1の実施形態に示された光平
面回路における光導波路の交差部の拡大図を示す。図1
0は、軸60と軸62との交差点に原点が配置された座
標系(XYZ)を含み、光学フィルタ4に沿ってY軸が取
られ、Y軸に直交し主面2aに沿った方向にX軸が取ら
れ、X軸およびY軸に直交する方向にZ軸が取られる。
軸60と軸62とのなす角をθとして規定する。この座
標系(XYZ)において、光導波路の深さは、Z軸に沿っ
て規定される。光導波路52、58は、軸60に沿って
設けられており、光導波路54、56は、軸62に沿っ
て設けられている。光学フィルタ50が、軸60と軸6
2との交差部に配置されている。図10の形態において
は、光導波路52を入射光Iが伝搬し、出射光Jが光導
波路54を伝搬し、合波光Kが光導波路56を伝搬し、
分波光Lが光導波路58を伝搬する。光学フィルタ50
の一方の面50aは反射面として働いているように見
え、他方の面50bは透過面として働いているように見
える。
【0039】図11(a)および図11(b)は、交差部近
傍におけるモードフィールド径が10μmである場合の
合波/分波損失および反射損失を示す。図12(a)およ
び図12(b)は、交差部近傍におけるモードフィールド
径が22μmである場合の合波/分波損失および反射損
失を示す。図11(a)、図11(b)、図12(a)および
図12(b)において、各光導波路は屈折率1.44のガ
ラスからなり、その比屈折率△nは0.3%であり、光
導波路幅は8.5μmであり、光学フィルタ5の厚さは
30μmである。光学フィルタ50の厚さをdとする。
横軸は、図10に座標系のY軸と面50aとの間隔を示
す。 反射光損失(dB)および合波/分波損失(dB)
は、下記の 反射光損失(dB) =入射光パワー(dBm)−出射光のうちの入射光成分パワー(dBm) 合波/分波損失(dB) =合波光パワー(dBm)−出射光のうちの合波光成分パワー(dBm) =入射光パワー(dBm)−分波光のうちの入射光成分パワー(dBm) のように規定される。
【0040】図11(a)と図12(a)とを比較すると、
図12(a)の反射損失が、図11(a)の反射損失に比べ
て小さい。つまり、モードフィールド径が大きい方が反
射損失が小さくなる。また、反射損失に関して、光学フ
ィルタ50の位置ズレに対する許容度が大きくなる。ま
た、図11(b)と図12(b)との比較からも、合波/分
波において同様に傾向が理解される。つまり、モードフ
ィールド径が大きい方が合波/分波損失が小さくなる。
また、合波/分波損失に関して、光学フィルタ50の位
置ズレに対する許容度が大きくなる。特に、図11(b)
および図12(b)からは、光学フィルタ50の正の位置
ズレdが大きくなるにつれて、負の位置ズレdの場合に
比べて、合波/分波損失が急激に大きくなることが理解
される。
【0041】(第4の実施の形態)図13は、集積型励起
ユニットを示す図面である。集積型励起ユニット70
は、光回路用基板72と、第1の光学フィルタ78と、
励起用光源84と、第2の光学フィルタ88と、入力光
を提供する光ファイバ90とを備える。増幅用光ファイ
バ80は、例えばエルビウム添加光ファイバ(EDF)で
あり、シリコン製基板といった別の基板82の溝におい
て2側面により支持されている。集積型励起ユニット7
0において、光回路用基板72、第1の光学フィルタ7
8および第2の光学フィルタ88は、WDM光カプラと
して働いている。
【0042】本実施の形態では、光回路用基板72は、
第2の実施の形態における光平面回路30と類似の形態
を有する。光回路用基板72は、その一端面72bから
他端面72cまで伸びる第7の光導波路74を有する。
第7の光導波路74の一端は、光学フィルタ78を介し
て励起用光源84に光学的に結合されている。光学フィ
ルタは。例えば1.48μm帯の光を透過させ、1.5
5μm帯の光を反射する。第7の光導波路74の他端
は、増幅用光ファイバ80に光学的に結合されている。
これにより、励起用光源84からの励起光が増幅用光フ
ァイバ80に提供される。この光学的な結合を実現する
ために、励起用光源84、光学フィルタ78、第7の光
導波路74、及び励起用光ファイバ80が所定の軸に沿
って配置されている。
【0043】また、光回路用基板72は、その一端面7
2bから他端面72cまで伸びる第8の光導波路76を
有する。第8の光導波路76の一端は、光学フィルタ7
8を介して第7の光導波路74に光学的に結合されてい
る。これによって、入射光用光ファイバ90からの入射
光は、光学フィルタ78の反射により第7の光導波路7
4を介して増幅用光ファイバ80に提供される。この光
学的な結合を実現するために、入射光用光ファイバ9
0、光学フィルタ88、および光導波路76が所定の軸
に沿って配置されている。なお、入射光用光ファイバ9
0と光学フィルタ88との間には、コリメータ92、ア
イソレータ94、結合レンズ96を配置してもよい。
【0044】さらに、光回路用基板72の主面72a上
には、モニタ用フォトダイオードといった受光素子86
が配置されている。受光素子86は、光導波路76と光
学的に結合され、入射光パワーを監視することにより励
起光のパワーを調整する。
【0045】光学フィルタ78は、励起光源の光波長を
透過すると共に、WDM波長成分を反射する光学スペク
トルを有する。また、光学フィルタ88は、励起光源の
光波長を反射すると共に、WDM波長成分を透過する光
学スペクトルを有する。
【0046】このような集積型励起ユニット70は、W
DM信号を入力用光ファイバ90から受けて、この入射
光を励起光を合波した後に励起用光ファイバ80に提供
する。図13は、前方励起のために利用できる集積型励
起ユニット70を示しているが、後方励起のために利用
できる集積型励起ユニットも同様に構成できる。
【0047】(第5の実施の形態)図14は、光ファイバ
増幅器の構成を示す図面である。光ファイバ増幅器10
0は、励起用光ファイバ80と、前方励起ユニット10
2と、後方励起ユニット112とを備える。なお、励起
用光ファイバ80は、前方励起ユニット102および後
方励起ユニット112により共用されている。前方励起
ユニット102は、入力ポート104と励起用光ファイ
バ80との間に配置されている。後方励起ユニット11
2は、励起用光ファイバ80と出力ポート114との間
に配置されている。この配置により、入力ポート104
からの光信号は、前方励起ユニット102および後方励
起ユニット112からの励起光により増幅され、増幅光
信号が出力ポート114に提供される。
【0048】前方励起ユニット102において、励起用
光源84は、モニタ用受光素子86からの信号をライン
108a介して受ける制御部110によりライン108
bを介して制御される。励起用光源84からの励起光
は、平面光回路106に提供され、入力ポートから光ア
イソレータ90を介して提供された入力光信号と合波さ
れた後に、励起用光ファイバ80に与えられる。
【0049】後方励起ユニット112において、励起用
光源112は、モニタ用受光素子114からの信号をラ
イン116a介して受ける制御部118によりライン1
16bを介して制御される。モニタ用受光素子114
は、増幅された光信号を監視している。励起用光源11
2からの励起光は、平面光回路120に提供された後に
励起用光ファイバ80に与えられる。増幅用光ファイバ
80において励起された光信号は、光平面回路120お
よび光アイソレータ122を介して出力ポート114に
提供される。
【0050】この光ファイバ増幅器では、光の合波/分
波に関する光損失が低減されているので、増幅特性が改
善される。図14においては、光ファイバ増幅器は、前
方励起ユニット102および後方励起ユニット112を
共に備えている。しかしながら、光ファイバ増幅器は、
前方励起ユニット102および後方励起ユニット112
のいずれか一方を有する場合でも、本実施の形態と同様
の作用および効果を得られる。
【0051】好適な実施の形態において本発明の原理を
図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から
逸脱することなく配置および詳細において変更できるこ
とは、当業者によって認識される。例えば、光導波路の
各々は、基板内に設けられているけれども、基板上に設
けられているようにしてもよい。したがって、特許請求
の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および
変更に権利を請求する。
【0052】
【発明の効果】本発明の光回路によれば、光導波路およ
び光学フィルタが光学的に結合する部分の近傍において
MFDが拡大されている。したがって、分岐および分波
の際に生じる、透過光および反射光の損失を低減できる
光回路、光ファイバ増幅器およびADM装置が提供され
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施の形態に係わる光平面回路を示
す斜視図である。
【図2】図2は、本実施の形態に係わる光平面回路のた
めの基板を示す平面図である。
【図3】図3は、本実施の形態に係わる光平面回路を示
す斜視図である。
【図4】図4は、光平面回路の機能を説明する模式図で
ある。
【図5】図5は、本実施の形態に係わる光平面回路を示
す斜視図である。
【図6】図6は、本実施の形態に係わる光平面回路のた
めの基板を示す平面図である。
【図7】図7は、本実施の形態に係わる光平面回路を示
す斜視図である。
【図8】図8は、光平面回路の機能を説明する模式図で
ある。
【図9】図9は、光導波路幅とモードフィールド径との
関係を示す図面である。
【図10】図10は、第1の実施形態に示された光平面
回路1における光導波路の交差部の拡大図を示す。
【図11】図11(a)および図11(b)は、交差部近傍
におけるモードフィールド径が10μmである場合の合
波/分波損失および反射損失を示す図面である。
【図12】図12(a)および図12(b)は、交差部近傍
におけるモードフィールド径が22μmである場合の合
波/分波損失および反射損失を示す図面である。
【図13】図13は、集積型励起ユニットを示す図面で
ある。
【図14】図14は、光ファイバ増幅器の構成を示す図
面である。
【符号の説明】
1…光平面回路、2…基板、4…光学フィルタ、6…収
容部、8、10、12,14…光導波路、20、22、
24、26…外部光導波路、28a、28b、28c、
28d…ポート、30…光平面回路、32…基板、3
4、36…光導波路、38…光学フィルタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に設けられた複数の光導波路を有す
    る光回路であって、 第1の軸上に設けられ第1および第2の端部を有する第
    1の光導波路と、 前記基板上の所定の点において前記第1の軸と交差する
    第2の軸上に設けられ第1および第2の端部を有する第
    2の光導波路と、 前記第1の軸上に設けられ第1および第2の端部を有す
    る第3の光導波路と、 前記第1、第2および第3の光導波路の第1の端部に光
    学的に結合されるように前記基板に配置された光学フィ
    ルタと、を備え、 前記第1〜3の光導波路の少なくともいずれかは、前記
    第2の端部から第1の端部に向かってモードフィールド径
    が増加している部分を有する、光回路。
  2. 【請求項2】 前記第2の軸上に設けられ第1および第
    2の端部を有する第4の光導波路を更に備え、 前記第4の光導波路の第1の端部は、前記光学フィルタ
    と光学的に結合されるように配置されており、 前記第4の光導波路は、前記第1の端部から前記第2の
    端部に向かってモードフィールド径が減少している部分
    を有する、請求項1に記載の光回路。
  3. 【請求項3】 基板に設けられた複数の光導波路を有す
    る光回路であって、 第1の軸上に設けられ第1および第2の端部を有する第
    1の光導波路と、 前記基板上の所定の点において前記第1の軸と交差する
    第2の軸上に設けられ第1および第2の端部を有する第
    2の光導波路と、 前記第1の軸上に設けられ第1および第2の端部を有す
    る第3の光導波路と、 前記第1、第2および第3の光導波路の第1の端部に光
    学的に結合されるように前記基板に配置された光学フィ
    ルタと、を備え、 前記第1〜3の光導波路の少なくともいずれかは、前記
    第2の端部から前記第1の端部に向かって光導波路幅が
    減少している部分を有する、光回路。
  4. 【請求項4】 前記第2の軸上に設けられ第1および第
    2の端部を有する第4の光導波路を更に備え、 前記第4の光導波路の第1の端部は、前記光学フィルタ
    と光学的に結合されるように配置されており、 前記第4の光導波路は、前記第1の端部から前記第2の
    端部に向かって光導波路幅が増加している部分を有す
    る、請求項3に記載の光回路。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の軸の各々と前記光
    学フィルタとが成す角度を規定するように設けられ前記
    光学フィルタを配置するための収容部を更に備える、請
    求項1から4のいずれかに記載の光回路。
  6. 【請求項6】 基板に設けられた複数の光導波路を有す
    る光回路であって、 第3の端部および第4の端部を有し第3の軸上に設けら
    れた第5の光導波路と、 第3の端部および第4の端部を有し第4の軸上に設けら
    れた第6の光導波路と、 前記第5および第6の光導波路の第3の端部に光学的に
    結合されるように前記基板に配置された光学フィルタ
    と、を備え、 前記第5の光導波路の第3の端部は、前記第6の光導波
    路の第3の端部と光学的に結合されており、 前記第5および6の光導波路は、前記第4の端部から前
    記第3の端部に向かってモードフィールド径が増加して
    いる部分を有する、光回路。
  7. 【請求項7】 基板に設けられた複数の光導波路を有す
    る光回路であって、 第3の端部および第4の端部を有し第3の軸上に設けら
    れた第5の光導波路と、 第3の端部および第4の端部を有し第4の軸上に設けら
    れた第6の光導波路と、 前記第5および第6の光導波路の第3の端部に光学的に
    結合されるように前記基板に配置された光学フィルタ
    と、を備え、前記第5の光導波路の第3の端部は、前記
    第6の光導波路の第3の端部と光学的に結合されてお
    り、 前記第5および6の光導波路は、前記第4の端部から前
    記第3の端部に向かって光導波路幅が減少している部分
    を有する、光回路。
  8. 【請求項8】 前記光学フィルタは、前記第5の光導波
    路の第3の端部および前記第6の光導波路の第3の端部
    に光学的に結合されるように、前記基板の端面に配置さ
    れている、請求項6または請求項7に記載の光回路。
  9. 【請求項9】 入力ポートと、 増幅された光信号を出力するための出力ポートと、 増幅用光ファイバと、 請求項1〜8のいずれかに記載の光回路とを備え、 前記光回路は、光信号を受けるように前記入力ポートに
    光学的に結合されており、 前記光回路は、励起光を受けるように励起光源に光学的
    に結合されており、 前記光回路は、前記光信号および前記励起光を提供可能
    なように前記増幅用光ファイバに光学的に結合されてい
    る、光ファイバ増幅器。
  10. 【請求項10】 光信号を受けるための入力ポートと、 出力ポートと、 増幅用光ファイバと、 請求項1〜8のいずれかに記載の光回路とを備え、 前記光回路は、励起光を受けるように励起光源に光学的
    に結合されており、前記光回路は、前記励起光を提供可
    能なように前記増幅用光ファイバに光学的に結合されて
    おり、 前記光回路は、前記入力ポートからの前記光信号を前記
    増幅用光ファイバにおいて増幅して生成された光信号を
    提供可能なように前記出力ポートに光学的に結合されて
    いる、光ファイバ増幅器。
  11. 【請求項11】 入力ポートと、 出力ポートと、 アドポートと、 ドロップポートと、 請求項1〜8のいずれかに記載の光回路とを備え、 前記光回路は、光信号を受けるように前記入力ポートに
    光学的に結合されており、 前記光回路は、ドロップ光を取り出すことが可能なよう
    に前記ドロップポートに光学的に結合されており、 前記光回路は、アド光を導入することが可能なように前
    記アドポートに光学的に結合されており、 前記光回路は、アド・ドロップされた光信号を提供可能
    なように前記出力ポートに光学的に結合されている、ア
    ド・ドロップモジュール装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11237517A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Fujitsu Ltd 光導波路素子
JP2000180646A (ja) * 1998-12-16 2000-06-30 Fujitsu Ltd 光回路装置

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