JP2003021071A - ガス昇圧装置 - Google Patents

ガス昇圧装置

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JP2003021071A
JP2003021071A JP2001209309A JP2001209309A JP2003021071A JP 2003021071 A JP2003021071 A JP 2003021071A JP 2001209309 A JP2001209309 A JP 2001209309A JP 2001209309 A JP2001209309 A JP 2001209309A JP 2003021071 A JP2003021071 A JP 2003021071A
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gas
pressure
discharge
measuring
motor
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JP2001209309A
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Katsumi Shimizu
勝見 清水
Shoichi Abe
正一 阿部
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Nagano Keiki Co Ltd
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Nagano Keiki Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト及びエネルギ効率の向上を図るガス
昇圧装置の提供。 【解決手段】モータ110の回転を往復運動に変換してガ
ス圧縮するダイアフラム111を有するポンプ手段11と、
モータ110の回転数又はダイアフラム111の往復動数を計
測する計測手段12と、ポンプ手段11の吸入側ガス圧力を
測定する吸入圧力測定手段13と、ポンプ手段11の吐出側
ガス圧力を測定する吐出圧力測定手段14と、ポンプ手段
11の吸入側ガスの温度を測定する温度測定手段15と、回
転数又は往復動数、吸入側ガス圧力、吐出側ガス圧力及
び吸入側ガス温度を基に、所定の理論式からポンプ手段
11の吐出流量を演算し、この演算結果に基づいてモータ
110の回転数を制御する制御手段16と、を備え、流量セ
ンサ及び流量調整弁を用いることなく、圧力や吸入側の
ガス温度により吐出量を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、燃料電池
システムに燃料ガスを供給するためのガス昇圧装置に関
する。
【0002】
【背景技術】従来、家庭や小規模事業所の発電や給湯、
暖房等の熱を効率良く供給システムとして、都市ガスを
燃料とする燃料電池システムが知られている。この燃料
電池システムは、都市ガスから生成(改質)した水素を
燃料電池セルに供給し、この燃料電池セルで水素と酸素
とを化学反応させることによって発電しながら、同時に
発生する熱エネルギを給湯や暖房に利用するものであ
る。
【0003】ところで、我が国の一般家庭への都市ガス
の供給圧力は低圧であるため、都市ガス管を直接に燃料
電池システムに繋いでも、燃料電池システムに十分な都
市ガス流量を供給することができないので、燃料電池シ
ステムにはガス昇圧装置が設けられている。従来のガス
昇圧装置が特開2000-299120に示されている。この特開2
000-299120の概略構成が図6に示されている。
【0004】図6において、燃料電池システムは、ガス
供給管51から供給される都市ガスと水蒸気発生器52
から供給される水蒸気とを改質器53に供給し、この改
質器53で都市ガスを改質し、この改質ガスを一酸化炭
素変成器54及び一酸化炭素除去器55を通過させ、一
酸化炭素を除去した後の水素と空気中の酸素とを燃料電
池本体56に供給する基本構成であり、ガス供給管51
に加圧ポンプ57及び流量調整弁58が設けられてい
る。図6で示される加圧ポンプ57と流量調整弁58と
はガス昇圧装置を構成するものであって、流量調整弁5
8は差圧流量計、熱線式流量計等の流量センサを用いて
流量を検出し、その値が所定の流量となるように調整す
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】小型の都市ガス用燃料
電池システムにおいては、燃料ガス及び空気流量を流量
センサを用いて制御しているが、流量が20リットル/
min以下程度の小型ポンプを用いた昇圧装置では、流量
センサ及び流量調整弁58自体の価格が高く、装置全体
としての低コスト化に限界がある。また、流量調整弁5
8で流量制御を行う場合、ポンプ自体の供給電力を制御
しないので、流量を少なくしてもポンプの消費電力は減
らず、エネルギ効率が悪いものになっている。
【0006】本発明の目的は、低コスト及びエネルギ効
率の向上を図ることができるガス昇圧装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、本件のガス昇
圧装置にかかる第1発明は、燃料ガスから生成された水
素ガスを酸素と反応させて発電する燃料電池システムに
設けられるガス昇圧装置であって、モータ及びこのモー
タの回転を往復運動に変換して前記ガスを圧縮する圧縮
機構を有するポンプ手段と、前記モータの回転数又は前
記圧縮機構の往復動数を計測する計測手段と、前記ポン
プ手段の吸入側ガスの圧力を測定する吸入圧力測定手段
と、前記ポンプ手段の吐出側ガスの圧力を測定する吐出
圧力測定手段と、前記ポンプ手段の吸入側ガスの温度を
測定する温度測定手段と、前記計測手段で計測された回
転数又は往復動数、前記吸入圧力測定手段で測定された
吸入側ガスの圧力、前記吐出圧力測定手段で測定された
吐出側ガスの圧力及び温度測定手段で測定された吸入側
ガスの温度を基に、前記ポンプ手段の吐出流量を演算
し、この演算結果に基づいて前記モータの回転数又は前
記圧縮機構の往復動数を制御する制御手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0008】また、本件のガス昇圧装置にかかる第2発
明は、燃料ガスから生成された水素ガスを酸素と反応さ
せて発電する燃料電池システムに設けられるガス昇圧装
置であって、モータ及びこのモータの回転を往復運動に
変換して前記ガスを圧縮する圧縮機構を有するポンプ手
段と、前記モータの回転数又は前記圧縮機構の往復動数
を計測する計測手段と、前記ポンプ手段の吸入側ガスの
温度を測定する温度測定手段と、前記ポンプ手段の吐出
側ガスの圧力を大気圧力を基準として測定する吐出圧力
測定手段と、前記計測手段で計測された回転数又は往復
動数、前記吐出圧力測定手段で測定された吐出側ガスの
圧力及び前記温度測定手段で測定された吸入側ガスの温
度を基に、前記ポンプ手段の吐出流量を演算し、この演
算結果に基づいて前記モータの回転数又は前記圧縮機構
の往復動数を制御する制御手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0009】このような本発明では、ガスの吐出流量を
次の理論式で求める。
【0010】
【数1】
【0011】この数1を変形すると、次の理論式とな
る。
【0012】
【数2】
【0013】ここで、Qth=Vs・N、ε=(Vc/V
s)である。Qは標準状態に換算した吐出量、Pdは吐
出圧力、Psは吸入圧力、nは圧縮係数、Qthはピスト
ン又はダイアフラムからなる圧縮機構のディスプレース
メント(排気量)、Toは273K、Tsは吸入温度、Poは
標準状態の圧力(101.3KPa)、Vsはピストン又はダイ
アフラムからなる有効吸入容積、Vcはすきま容積、N
はポンプ手段の往復動数、εは隙間比である。有効吸入
容積Vs及び隙間比εは定数項であり、この定数項は、
ポンプ手段のポンプ室形状が複雑である場合、寸法測定
から正確に求めることができない。そのため、これらの
定数項の値Vs及びεを、予め実験を行い、この実験値
から求めておく。
【0014】第1発明では、計測手段で回転数又は往復
動数を計測し、吸入圧力測定手段で吸入側ガスの絶対圧
力を測定し、前記吐出圧力測定手段で吐出側ガスの絶対
圧力を測定し、温度測定手段で吸入側ガスの温度を測定
し、これらの測定データと予め実験で求められた前記定
数項とから前述の理論式に基づいてポンプ手段の吐出流
量を演算し、この演算結果に基づいてモータの回転数又
は圧縮機構の往復動数を制御する。従って、第1発明で
は、圧力や吸入側のガス温度により吐出量が求められる
ため、実際に燃料電池システムに設置されるガス昇圧装
置には高価な流量センサ及び流量調整弁が不要とされ、
装置全体のコストダウンを図ることができる。しかも、
モータの回転数を直接制御することで、無駄なくガスの
吐出量を制御でき、エネルギ効率を良いものにできる。
【0015】また、第2発明では、吸入圧力を大気圧力
とし、吐出圧力のみゲージ圧力で測定する。つまり、第
2発明では、モータの回転数又は圧縮機構の往復動数を
計測手段で計測し、ポンプ手段の吸入側ガスの温度を温
度測定手段で測定し、前記ポンプ手段の吐出側ガスの圧
力を大気圧力を基準として吐出圧力測定手段で測定し、
これらの測定値と前記定数項とから前述の理論式に基づ
いてポンプ手段の吐出流量を演算し、この演算結果に基
づいてモータの回転数又は前記圧縮機構の往復動数を制
御する。従って、第2発明では、吐出圧力測定手段とし
て絶対圧力センサより安価なゲージ圧センサを利用する
ことができるため、第1発明の効果に加えて、装置全体
のコストをより低下させることができる。
【0016】ここで、前述の構成の第1及び第2発明で
は、前記制御手段で演算される式の定数項の値を、実験
値から最小二乗法によって予め求める構成が好ましい。
この構成の発明では、前述の理論式に基づいて、最小二
乗法で求める基本式から吐出量を求める。この基本式は
次式となる。
【0017】
【数3】
【0018】ここで、b0はゼロ点補正係数、b1はディ
スプレースメント係数(=Vs・(1+ε))、b2は隙
間比係数(=ε・Vs)である。本発明では、b0
1、b 2をポンプ手段を作動させて種々の条件でQ、
N、Ps、Pd、Tsを測定し、この測定結果に基づいて
0、b1、b2を最小二乗法により求める。b0、b1
2が求まったなら、数3で示す式にN、Ps(絶対圧
力)、Pd(絶対圧力)、Tsの測定値並びにToを入力
して吐出流量を制御手段で演算し、これを基にモータの
回転数を制御し、流量制御をする。また、N、Pd(ゲ
ージ圧)、Tsを測定して吐出流量を制御するものでも
よい。従って、この構成の発明では、演算式の定数項を
求めるにあたり、最小二乗法という汎用されている方式
を用いるので、この方式をコンピュータの演算プログラ
ムに組み込むことで、容易に定数項を求めることができ
る。
【0019】また、本発明では、前記モータは直流ブラ
シレスモータであり、かつ、前記計測手段は前記直流ブ
ラシレスモータの極性切り換え信号を検出して前記モー
タの回転数を測定する構成としてもよい。この構成の発
明では、直流ブラシレスモータの極性の切り換え信号に
より、モータの正確な回転数を電気的に把握することが
できるので、制御手段における演算処理を正確に実行す
ることができる。
【0020】さらに、本発明では、前記計測手段は前記
圧縮機構の往復動数を吐出圧力の変動から測定する構成
としてもよい。この構成の発明では、圧縮機構の往復動
に伴って吐出圧力が正確に変動するため、この吐出圧力
を測定することで、往復動数の測定を正確に行える。そ
のため、制御手段における演算処理を正確に実行するこ
とができる。
【0021】また、本発明では、前記制御手段は、吐出
流量値を演算する演算部と、この演算部で演算された吐
出流量における吐出圧力と前記演算された吐出流量にお
いて予め設定された吐出圧力との差が所定値以上となっ
た場合に警報信号を出力する警報部とを備えた構成とし
てもよい。この構成の発明では、吐出圧力が予め設定さ
れた吐出圧力より所定値以上の差が生じた場合には警報
信号が発せられることで、装置の故障を未然に防止する
ことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1には第1実施形態のガス昇圧装
置10が組み込まれた燃料発電装置1のブロック図が示
されている。図1において、燃料発電装置1は、住宅内
に設けられ、住宅の敷地外にあるガス本管とガス管2を
介して接続されたガス昇圧装置10と、このガス昇圧装
置10とガス管2を介して接続された燃料電池システム
20とを備えている。
【0023】燃料電池システム20は、ガス昇圧装置1
0で昇圧された都市ガスと水蒸気発生器21から供給さ
れた水蒸気とから水素リッチなガスを生成する改質器2
2と、この改質器22に接続された一酸化炭素変成器2
3と、この一酸化炭素変成器23に接続された一酸化炭
素除去器24と、この一酸化炭素除去器24に接続され
た燃料電池本体25と、この燃料電池本体25に空気を
供給するファン26とを備えている。
【0024】一酸化炭素変成器23は、改質器22で生
成された水素リッチなガスの成分のうち一酸化炭素成分
を二酸化炭素成分に変成させるものである。一酸化炭素
除去器24は、CO変成器23で変成された水素リッチ
なガスから一酸化炭素成分を除去して水素ガスを取り出
すものである。燃料電池本体25は一酸化炭素除去器2
4を通過した水素と、ファン26から供給される空気中
の酸素とから化学反応により電気エネルギを発生させ
る。
【0025】ガス昇圧装置10は、ガス管2を通して供
給された燃料ガスとしての都市ガスを昇圧し、ガス管2
を通して燃料電池システム20に供給するものであり、
その構成は、モータ110及びダイアフラム111を有
するポンプ手段11と、モータ110の回転数を計測す
る計測手段12と、ポンプ手段11のガス圧力を測定す
る吸入圧力測定手段13及び吐出圧力測定手段14と、
ポンプ手段11の内部温度を測定する温度測定手段15
と、モータ110の回転数を制御してポンプ手段11の
吐出量を制御する制御手段16とを備えたものである。
【0026】ポンプ手段11は有効吸入容積Vs及び隙
間比εのポンプ室を有するダイアフラム式ポンプであ
る。モータ110は直流ブラシレスモータである。ダイ
アフラム111はモータ110の回転を往復運動に変換
して都市ガスを圧縮する圧縮機構を構成するものであ
り、本実施形態では、ダイアフラム111に代えてピス
トンを圧縮機構として用いてもよい。計測手段12は、
モータ110の極性切り換え信号を検出してモータ11
0の回転数を測定する構成である。
【0027】本実施形態では、この構成に代えて計測手
段12を、ダイアフラム111又はピストンの往復動数
を吐出圧力の変動から測定する構成としてもよい。この
場合、ダイアフラム111又はピストンの往復動数は、
吐出圧力測定手段14の出力から直流成分を差し引い
て、その脈動成分の周波数を測定することで求められ
る。つまり、図2のグラフに示される通り、所定圧力
(10KPa)を中心として、圧力が周期的に変化してい
る。これは、ポンプの吐出工程で吐出圧力が上がる一
方、吸入工程で吐出圧力が下がっていることを示すもの
である。このように、吐出圧力の変動周波数の交流成分
からポンプ往復動数を算定できる。
【0028】吸入圧力測定手段13は、ポンプ手段11
の上流側、つまり、吸入側ガスの絶対圧力を測定するも
のであり、半導体式圧力センサ、その他の公知の圧力計
が使用される。吐出圧力測定手段14は、ポンプ手段1
1の下流側、つまり、吐出側ガスの絶対圧力を測定する
ものであり、半導体式圧力センサ、その他の公知の圧力
計が使用される。温度測定手段15は、ポンプ手段11
の上流側、つまり、吸入側のガス温度を測定するもので
あり、電気抵抗の変化を利用した抵抗温度計、熱起電力
の変化を利用した熱電温度計、その他の公知の温度計が
使用される。
【0029】制御手段16は、吐出流量値を演算する演
算部161と、この演算部161で演算された吐出流量
となるようにポンプ手段11のモータ110の回転駆動
を制御する駆動部162と、演算された吐出流量値にお
ける吐出圧力と演算された吐出流量値において予め設定
された吐出圧力との差が所定値以上となった場合に警報
信号を出力する警報部163とを有する。駆動部162
は、モータ110の回転数を制御するために、モータ1
10の印加電圧又はモータ電流を変化させてモータ消費
電力を制御する。例えば、ガス流量を少なくする場合に
は、モータ消費電力を少なくしてモータ回転数を少なく
する。なお、モータ110に交流モータを使用する場合
には、モータ110への印加電圧の周波数を制御回路で
調整する。
【0030】警報部163は、警報音の発生や警報灯の
点滅、その他の適宜な信号を発する手段から構成され
る。演算部161は、計測手段12で計測された回転数
又は往復動数、吸入圧力測定手段13で測定された吸入
側ガスの圧力、吐出圧力測定手段14で測定された吐出
側ガスの圧力及び温度測定手段15で測定された吸入側
ガスの温度を基に、ポンプ手段11の吐出流量値を演算
するものである。演算部161で演算するために用いら
れる理論式は次の通りである。
【0031】
【数4】
【0032】ここで、Qth=Vs・N、ε=(Vc/V
s)である。この数4を変形すると、次式となる。
【0033】
【数5】
【0034】以上の式において、Qは標準状態に換算し
た吐出量、Pdは吐出圧力、Psは吸入圧力、nは圧縮係
数、Qthはピストン又はダイアフラムからなる圧縮機構
のディスプレースメント(排気量)、Toは273K、Ts
は吸入温度、Poは標準状態の圧力(101.3KPa)、Vs
はピストン又はダイアフラムからなる圧縮機構の有効吸
入容積、Vcはすきま容積、Nはポンプ手段の往復動
数、εは隙間比である。有効吸入容積Vs及び隙間比ε
は定数項であり、この定数項は本実施形態のポンプ手段
11では、そのポンプ室形状が複雑であるため、寸法測
定から正確に求めることができない。そのため、これら
の定数項の値Vs及びεを、予め行う実験から求めてお
く。本実施形態では、数5で展開された理論式に基づい
て、最小二乗法で求める基本式から吐出量を求める。こ
の基本式は次式である。
【0035】
【数6】
【0036】ここで、b0はゼロ点補正係数、b1はディ
スプレースメント係数(=Vs・(1+ε))、b2は隙
間比係数(=ε・Vs)であり、ともに定数項である。
本実施形態では、b0、b1、b2の定数項を実験装置を
用いて予め求めておく。定数項を求めるための実験装置
を図3に基づいて説明する。図3において、実験装置
は、ポンプ手段31と、このポンプ手段31のガス圧力
を測定する吸入圧力測定手段33及び吐出圧力測定手段
34と、ポンプ手段31の内部温度を測定する温度測定
手段35とを備えている。
【0037】ポンプ手段31は、モータ310及びダイ
アフラム311を有するものであり、ポンプ手段11と
同様の構造である。モータ310の回転数は、計測手段
12と同様構造の計測手段32で計測される。吸入圧力
測定手段33、吐出圧力測定手段34及び温度測定手段
35は、それぞれ、吸入圧力測定手段13、吐出圧力測
定手段14及び温度測定手段15と同様の構造である。
ポンプ手段31の上流側、つまり、吸入側には減圧弁4
1が設けられ、ポンプ手段31の下流側、つまり、吐出
側には可変絞り42及び流量センサ43が設けられてい
る。
【0038】実験にあたり、ポンプ手段31を種々の条
件で作動し、その際の吸入圧力、吐出圧力、吸入温度及
びモータ310の回転数と、流量センサ43で求められ
る吐出流量とから定数項b0、b1、b2を最小二乗法で
求める。最小二乗法を用いて定数項b0、b1、b2を求
めるにあたり、図示しないコンピュータを用いても良
く、この場合、コンピュータの演算プログラムに最小二
乗法の数式を組み込むものとしてもよい。なお、吸入圧
力は減圧弁41で変化させ、吐出圧力は可変絞り42で
変化させる。
【0039】定数項が求まったなら、数6で示す数式を
基に、実際に燃料電池システム20に設けるポンプ手段
11の吐出流量を演算部161で求める。つまり、実験
で求められた定数項b0、b1、b2を演算部161の演
算プログラムに入力しておき、この演算部161では、
計測手段12で計測された回転数又は往復動数、吸入圧
力測定手段13で測定された吸入側ガスの圧力、吐出圧
力測定手段14で測定された吐出側ガスの圧力及び温度
測定手段15で測定された吸入側ガスの温度の各測定値
が入力されると、これらの測定値と、予め入力されてい
る定数項b0、b1、b2とから数6で示される数式を基
に、ポンプ手段11の吐出流量値Qを演算する。
【0040】従って、第1実施形態では、次の作用効果
を奏することができる。 1)モータ110及びこのモータ110の回転を往復運
動に変換してガスを圧縮するダイアフラム111を有す
るポンプ手段11と、モータ110の回転数又はダイア
フラム111の往復動数を計測する計測手段12と、ポ
ンプ手段11の吸入側ガスの圧力を測定する吸入圧力測
定手段13と、ポンプ手段11の吐出側ガスの圧力を測
定する吐出圧力測定手段14と、ポンプ手段11の吸入
側ガスの温度を測定する温度測定手段15と、計測手段
12で計測された回転数又は往復動数、吸入圧力測定手
段13で測定された吸入側ガスの圧力、吐出圧力測定手
段14で測定された吐出側ガスの圧力及び温度測定手段
15で測定された吸入側ガスの温度を基に、所定の理論
式からポンプ手段11の吐出流量を演算し、この演算結
果に基づいてモータ110の回転数を制御する制御手段
16と、を備えてガス昇圧装置10を構成したから、流
量センサ及び流量調整弁を用いることなく、圧力や吸入
側のガス温度により吐出量が求められるため、ガスの流
量制御を精度良く行うことができる。そのため、実際に
燃料電池システム20に設置されるガス昇圧装置10に
は高価な流量センサ及び流量調整弁が不要とされるの
で、装置全体のコストダウンを図ることができる。しか
も、モータ110の回転数を直接制御することで、無駄
なくガスの吐出量を制御でき、エネルギ効率を良いもの
にできる。
【0041】2)制御手段16で演算される式の定数項
の値を、実験値から最小二乗法によって予め求める構成
であるため、最小二乗法という汎用されている方式をコ
ンピュータの演算プログラムに組み込むことで、容易か
つ正確に定数項を求めることができる。そのため、この
点からも、ガスの流量制御を精度良く行うことができ
る。
【0042】3)モータ110は直流ブラシレスモータ
であり、かつ、計測手段12は直流ブラシレスモータの
極性切り換え信号を検出してモータ110の回転数を測
定するので、直流ブラシレスモータの極性の切り換え信
号により、モータ110の正確な回転数を電気的に把握
し、制御手段16における演算処理を正確に実行するこ
とができる。
【0043】4)計測手段12はダイアフラム111の
往復動数を吐出圧力の変動から測定する構成であるた
め、ダイアフラム111等の往復動に伴って吐出圧力が
正確に変動するため、この吐出圧力を測定することで、
往復動数の測定を正確に行える。そのため、制御手段に
おける演算処理を正確に実行することができる。
【0044】5)制御手段16は、吐出流量を演算する
演算部161と、この演算部161で演算された吐出流
量における吐出圧力と演算された吐出流量において予め
設定された吐出圧力との差が所定値以上となった場合に
警報信号を出力する警報部163とを備えた構成である
ため、吐出圧力が予め設定された吐出圧力より所定値以
上の差が生じた場合には警報信号が発せられることで、
装置の故障を未然に防止することができる。つまり、ポ
ンプ手段11自体、並びにポンプ手段11から吐出圧力
測定手段14の間でガス漏れが生じている場合、モータ
110の回転数に対して吐出圧力が上昇しないので、演
算される流量値が多くなる。換言すれば、モータ110
の回転数が同じ場合に、初期状態において演算される流
量に対してガス漏れが発生している場合には演算される
流量が多くなる。また、燃料電池システム20の圧力損
失は、改質器22等の劣化により徐々に増加する。その
ため、モータ110の回転数が同じ場合に、初期状態に
おいて演算されるガス流量に対して流路の圧力損失が多
くなった場合に演算される流量は少なくなる。ここで、
モータ110の回転数と吐出圧力と吐出流量を初期状態
から監視することで、ガス流路の異常を判別し、異常が
あった場合には、警報部163で警報信号を発信し、装
置の故障を防止できる。
【0045】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
第1実施形態では、吐出圧力及び吸入圧力を絶対圧力で
測定していたが、第2実施形態では、吐出圧力のみゲー
ジ圧力で測定し、吸入圧力測定手段を用いない点で第1
実施形態と異なる。第2実施形態は第1実施形態とは吸
入圧力測定手段13を用いない点で相違するが、他の構
成は同じであるため、図1を参照して説明する。
【0046】第2実施形態は、計測手段12で計測され
た回転数又は往復動数と、吐出圧力測定手段14で測定
された大気圧力を基準として測定された吐出側ガスの圧
力と、温度測定手段15で測定された吸入側ガスの温度
とを基に、演算部161でポンプ手段11の吐出流量を
演算する構成である。吸入圧力は一般的に大気圧力を基
準とした圧力(ゲージ圧)で1〜2KPaの範囲で安定し
ている。ゲージ圧で測定してガスの流量を求める場合、
数6で示す式では、吸入圧力Psを1気圧(101.3KPa)
とする。吐出圧力Pdは1気圧+吐出圧力(ゲージ圧)
である。定数項は絶対圧で算出した値と異なるが、最小
二乗法で定数項を求めることで、大気圧が950〜1100hP
aの範囲では算出誤差に対して影響がない。
【0047】図4には、吸入圧力を950〜1100hPaの範
囲で変化させた場合に、吐出圧力、吸入圧力を絶対圧力
で計算した算出流量の誤差が示されている。図5には、
図4と同じ測定データを使用し、吐出圧力をゲージ圧
で、吸入圧力を1気圧で計算した場合の算出流量の誤差
が示されている。図4及び図5では、ともに、算出誤差
が+4%から−4%に位置しており、両者の算出誤差に
変わりがないことがわかる。
【0048】第2実施形態では、第1実施形態と同様
に、図3で示される実験装置であって吸入圧力測定手段
を省略したものを利用して数6の理論式の定数項を求
め、この定数項を予め制御手段16の演算部161に記
憶させるとともに、数6の理論式に基づいてガスの吐出
流量を制御する。従って、第2実施形態では、第1実施
形態の1)から5)の作用効果に加えて次の作用効果を
奏することができる。 6)モータ110及びこのモータ110の回転を往復運
動に変換してガスを圧縮するダイアフラム111を有す
るポンプ手段11と、モータ110の回転数又はダイア
フラム111の往復動数を計測する計測手段12と、ポ
ンプ手段11の吐出側ガスの圧力を大気圧力を基準とし
て測定する吐出圧力測定手段14と、ポンプ手段11の
吸入側ガスの温度を測定する温度測定手段15と、計測
手段12で計測された回転数又は往復動数、吐出圧力測
定手段14で測定された吐出側ガスの圧力及び温度測定
手段15で測定された吸入側ガスの温度を基に、所定の
理論式からポンプ手段11の吐出流量を演算し、この演
算結果に基づいてモータ110の回転数を制御する制御
手段16と、を備えてガス昇圧装置10を構成したか
ら、吐出圧力測定手段14として絶対圧力センサより安
価なゲージ圧センサを利用することができるため、装置
全体のコストをより低下させることができる。
【0049】即ち、ゲージ圧力センサは絶対圧力センサ
よりもコストが低く、測定範囲が狭くても十分な精度を
得ることができるため、装置全体のコストを低いものに
できる。しかも、第2実施形態では、第1実施形態に比
べて使用される圧力測定手段の種類が少ないので、この
点からも、装置全体のコストを低いものにできる。
【0050】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、数3から図6で示される数
式に基づいてガスの吐出量を演算したが、本発明では、
他の数式を用いてガス吐出量を演算するものでもよい。
仮に、数3から数6の数式を用いるとしても、本発明で
は、数6で示される式において、補正項を設けてもよ
い。また、制御手段16に必ずしも警報部163を設け
ることを要しない。さらに、制御手段16で演算される
式の定数項の値を実験値から求めるにあたり、必ずしも
最小二乗法を用いることを要しない。
【0051】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
燃料ガスから生成された水素ガスを酸素と反応させて発
電する燃料電池システムに設けられるガス昇圧装置であ
って、モータ及びこのモータの回転を往復運動に変換し
て前記ガスを圧縮する圧縮機構を有するポンプ手段と、
前記モータの回転数又は前記圧縮機構の往復動数を計測
する計測手段と、前記ポンプ手段の吸入側ガスの圧力を
測定する吸入圧力測定手段と、前記ポンプ手段の吐出側
ガスの圧力を測定する吐出圧力測定手段と、前記ポンプ
手段の吸入側ガスの温度を測定する温度測定手段と、前
記計測手段で計測された回転数又は往復動数、前記吸入
圧力測定手段で測定された吸入側ガスの圧力、前記吐出
圧力測定手段で測定された吐出側ガスの圧力及び温度測
定手段で測定された吸入側ガスの温度を基に、前記ポン
プ手段の吐出流量を演算し、この演算結果に基づいて前
記モータの回転数又は前記圧縮機構の往復動数を制御す
る制御手段と、を備えたから、圧力や吸入側のガス温度
により吐出量が求められるため、実際に燃料電池システ
ムに設置されるガス昇圧装置には高価な流量センサ及び
流量調整弁が不要とされ、装置全体のコストダウンを図
ることができる。しかも、モータの回転数を直接制御す
ることで、無駄なくガスの吐出量を制御でき、エネルギ
効率を良いものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるガス昇圧装置が組み
込まれた燃料発電装置のブロック図である。
【図2】時間と吐出圧力との関係を示すグラフである。
【図3】定数項を求める実験装置のブロック図である。
【図4】絶対圧で計算した算出誤差を示すグラフであ
る。
【図5】ゲージ圧で計算した算出誤差を示すグラフであ
る。
【図6】従来例のガス昇圧装置が組み込まれた燃料発電
装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 燃料発電装置 10 ガス昇圧装置 11 ポンプ手段 12 計測手段 13 吸入圧力測定手段 14 吐出圧力測定手段 15 温度測定手段 16 制御手段 20 燃料電池システム 110 モータ 111 ダイアフラム(圧縮機構) 161 演算部 162 駆動部 163 警報部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H045 AA02 AA09 AA12 AA25 BA00 BA32 CA02 CA03 CA09 CA19 DA05 EA38 5H027 AA02 BA17 KK01 KK31 MM09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスから生成された水素ガスを酸素
    と反応させて発電する燃料電池システムに設けられるガ
    ス昇圧装置であって、 モータ及びこのモータの回転を往復運動に変換して前記
    ガスを圧縮する圧縮機構を有するポンプ手段と、前記モ
    ータの回転数又は前記圧縮機構の往復動数を計測する計
    測手段と、前記ポンプ手段の吸入側ガスの圧力を測定す
    る吸入圧力測定手段と、前記ポンプ手段の吐出側ガスの
    圧力を測定する吐出圧力測定手段と、前記ポンプ手段の
    吸入側ガスの温度を測定する温度測定手段と、前記計測
    手段で計測された回転数又は往復動数、前記吸入圧力測
    定手段で測定された吸入側ガスの圧力、前記吐出圧力測
    定手段で測定された吐出側ガスの圧力及び温度測定手段
    で測定された吸入側ガスの温度を基に、前記ポンプ手段
    の吐出流量を演算し、この演算結果に基づいて前記モー
    タの回転数又は前記圧縮機構の往復動数を制御する制御
    手段と、を備えたことを特徴とするガス昇圧装置。
  2. 【請求項2】 燃料ガスから生成された水素ガスを酸素
    と反応させて発電する燃料電池システムに設けられるガ
    ス昇圧装置であって、 モータ及びこのモータの回転を往復運動に変換して前記
    ガスを圧縮する圧縮機構を有するポンプ手段と、前記モ
    ータの回転数又は前記圧縮機構の往復動数を計測する計
    測手段と、前記ポンプ手段の吸入側ガスの温度を測定す
    る温度測定手段と、前記ポンプ手段の吐出側ガスの圧力
    を大気圧力を基準として測定する吐出圧力測定手段と、
    前記計測手段で計測された回転数又は往復動数、前記吐
    出圧力測定手段で測定された吐出側ガスの圧力及び前記
    温度測定手段で測定された吸入側ガスの温度を基に、前
    記ポンプ手段の吐出流量を演算し、この演算結果に基づ
    いて前記モータの回転数又は前記圧縮機構の往復動数を
    制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするガス昇
    圧装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のガス昇圧装置にお
    いて、 前記制御手段で演算される式の定数項の値を、実験値か
    ら最小二乗法によって予め求めることを特徴とするガス
    昇圧装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のガス
    昇圧装置において、前記モータは直流ブラシレスモータ
    であり、前記計測手段は前記直流ブラシレスモータの極
    性切り換え信号を検出して前記モータの回転数を測定す
    ることを特徴とするガス昇圧装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から3のいずれかに記載のガス
    昇圧装置において、前記計測手段は前記圧縮機構の往復
    動数を吐出圧力の変動から測定することを特徴とするガ
    ス昇圧測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載のガス
    昇圧装置において、前記制御手段は、吐出流量値を演算
    する演算部と、この演算部で演算された吐出流量におけ
    る吐出圧力と前記演算された吐出流量において予め設定
    された吐出圧力との差が所定値以上となった場合に警報
    信号を出力する警報部とを備えたことを特徴とするガス
    昇圧装置。
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