JP2003019706A - 高強度パーティクルボード - Google Patents
高強度パーティクルボードInfo
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- JP2003019706A JP2003019706A JP2001205822A JP2001205822A JP2003019706A JP 2003019706 A JP2003019706 A JP 2003019706A JP 2001205822 A JP2001205822 A JP 2001205822A JP 2001205822 A JP2001205822 A JP 2001205822A JP 2003019706 A JP2003019706 A JP 2003019706A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 面内せん断性能が高くパネル面材に適
するとともに、吸湿・吸水による寸法変化量の小さなか
つ内部接着不良等のない高強度パーティクルボードを提
供すること。 【解決手段】 重量で、群内の80%以上が長さ:3
0mm〜5mm、幅:5mm〜0.5mm、厚さ:2m
m〜0.1mmである木質材粗大チップからなり、接着
剤を対絶乾チップ固形分比率で10%〜20%含有して
なる高強度パーティクルボード。
するとともに、吸湿・吸水による寸法変化量の小さなか
つ内部接着不良等のない高強度パーティクルボードを提
供すること。 【解決手段】 重量で、群内の80%以上が長さ:3
0mm〜5mm、幅:5mm〜0.5mm、厚さ:2m
m〜0.1mmである木質材粗大チップからなり、接着
剤を対絶乾チップ固形分比率で10%〜20%含有して
なる高強度パーティクルボード。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い面内せん断性
能を有しパネル面材としての適性に優れ、吸湿寸法変化
率が小さく吸湿・吸水による寸法変化量の小さなかつ内
部接着不良等のない高強度パーティクルボードに関す
る。
能を有しパネル面材としての適性に優れ、吸湿寸法変化
率が小さく吸湿・吸水による寸法変化量の小さなかつ内
部接着不良等のない高強度パーティクルボードに関す
る。
【0002】
【従来の技術】木質材チップ(木質小片)から製造され
るパーティクルボードは、均一な長大製品の製造が可能
であるという長所をもつとともに、木材工業における廃
材たとえば合板工場から派生する端切れや単板屑などの
廃材、製材工場から派生する背板等また、低質材、未利
用材等木材として利用価値の低い木質材のほか、バガ
ス、アマ茎などの繊維質原料さらには家屋の解体材や松
の枯損木(虫害材)を有効利用することができて、森林
資源の持続性ある利用という観点からも優れた建築材
料、家具材料である。
るパーティクルボードは、均一な長大製品の製造が可能
であるという長所をもつとともに、木材工業における廃
材たとえば合板工場から派生する端切れや単板屑などの
廃材、製材工場から派生する背板等また、低質材、未利
用材等木材として利用価値の低い木質材のほか、バガ
ス、アマ茎などの繊維質原料さらには家屋の解体材や松
の枯損木(虫害材)を有効利用することができて、森林
資源の持続性ある利用という観点からも優れた建築材
料、家具材料である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、パーティ
クボードは優れた建築・家具材料であるけれども、パネ
ル面材としての用途を考えた場合、優れた機械的強度わ
けても高い面内せん断性能を有することが必要である。
クボードは優れた建築・家具材料であるけれども、パネ
ル面材としての用途を考えた場合、優れた機械的強度わ
けても高い面内せん断性能を有することが必要である。
【0004】一方、従来、パーティクルボードは製品の
表面性状の良好さ(凹凸、異物混入等がないこと)を保
持すべくまた、曲げ強度確保のために、上下表層が重量
比で40%〜60%となる層構成とされていた。処が、
かかる層構成のパーティクルボードにあっては、相対的
に高密度である上下表層の比率が高いことに起因して、
吸湿・吸水による寸法変化を招き易い問題がある。ま
た、一般に、製造工程の熱圧成形過程において発生する
水蒸気が抜け難く、このことのために芯層用接着剤の吹
付け量は対絶乾チップ固形分比率で7%〜8%に抑えら
れ、8%を超えるといわゆるパンクや接着不良を生じ易
く、歩留り、生産性の低下を招く問題があった。
表面性状の良好さ(凹凸、異物混入等がないこと)を保
持すべくまた、曲げ強度確保のために、上下表層が重量
比で40%〜60%となる層構成とされていた。処が、
かかる層構成のパーティクルボードにあっては、相対的
に高密度である上下表層の比率が高いことに起因して、
吸湿・吸水による寸法変化を招き易い問題がある。ま
た、一般に、製造工程の熱圧成形過程において発生する
水蒸気が抜け難く、このことのために芯層用接着剤の吹
付け量は対絶乾チップ固形分比率で7%〜8%に抑えら
れ、8%を超えるといわゆるパンクや接着不良を生じ易
く、歩留り、生産性の低下を招く問題があった。
【0005】本発明は、上記従来技術における問題を解
決し、面内せん断性能が高くパネル面材に適するととも
に吸湿・吸水による寸法変化量の小さなかつ内部接着不
良等のない高強度パーティクルボードを提供することを
目的とする。
決し、面内せん断性能が高くパネル面材に適するととも
に吸湿・吸水による寸法変化量の小さなかつ内部接着不
良等のない高強度パーティクルボードを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、重量で、群内の80%以上
が長さ:30mm〜5mm、幅:5mm〜0.5mm、
厚さ:2mm〜0.1mmである木質材粗大チップから
なり、接着剤を対絶乾チップ固形分比率で10%〜20
%含有してなる高強度パーティクルボードである。
の請求項1に記載の発明は、重量で、群内の80%以上
が長さ:30mm〜5mm、幅:5mm〜0.5mm、
厚さ:2mm〜0.1mmである木質材粗大チップから
なり、接着剤を対絶乾チップ固形分比率で10%〜20
%含有してなる高強度パーティクルボードである。
【0007】請求項2に記載の発明は、重量で、群内の
80%以上が長さ:3mm〜0.5mm、幅:0.5m
m〜0.2mm、厚さ:0.3mm〜0.05mmであ
る微細木質材チップからなり、接着剤を対絶乾チップ固
形分比率で10%〜20%含有してなる上下表層が重量
比で30%以下であり、重量で、群内の80%以上が長
さ:30mm〜5mm、幅:5mm〜0.5mm、厚
さ:2mm〜0.1mmである木質材粗大チップからな
り、接着剤を対絶乾チップ固形分比率で10%〜20%
含有してなる芯層が重量比で70%以上であることを特
徴とする高強度パーティクルボードである。
80%以上が長さ:3mm〜0.5mm、幅:0.5m
m〜0.2mm、厚さ:0.3mm〜0.05mmであ
る微細木質材チップからなり、接着剤を対絶乾チップ固
形分比率で10%〜20%含有してなる上下表層が重量
比で30%以下であり、重量で、群内の80%以上が長
さ:30mm〜5mm、幅:5mm〜0.5mm、厚
さ:2mm〜0.1mmである木質材粗大チップからな
り、接着剤を対絶乾チップ固形分比率で10%〜20%
含有してなる芯層が重量比で70%以上であることを特
徴とする高強度パーティクルボードである。
【0008】
【作用】本発明は叙上の構成になるから、粗大チップの
高い使用比率および多量の接着剤の適用により高い面内
せん断性能を有して壁面材等パネル面材としての適性に
優れるとともに、相対的に高密度である上下表層の比率
が小さいから、吸湿・吸水による寸法変化率の大きな高
密度部分を小さくでき、吸湿・吸水による寸法変化や反
りを生じ難くし、パーティクルボードを床板等に用いる
ときも吸水・膨潤に起因する接合部での突き上げを招く
ことがない。また、芯層の相対厚さが重量比で70%以
上と従来のパーティクルボードよりも大幅に厚いから、
製造工程の熱圧成形過程でマット内からの水蒸気が相対
的に厚さの大きな芯層部分(疎な部分)両側面および木
口から抜け易く、接着剤の吹付け量を大幅に増加させて
もパンクや接着不良を生じ難い。
高い使用比率および多量の接着剤の適用により高い面内
せん断性能を有して壁面材等パネル面材としての適性に
優れるとともに、相対的に高密度である上下表層の比率
が小さいから、吸湿・吸水による寸法変化率の大きな高
密度部分を小さくでき、吸湿・吸水による寸法変化や反
りを生じ難くし、パーティクルボードを床板等に用いる
ときも吸水・膨潤に起因する接合部での突き上げを招く
ことがない。また、芯層の相対厚さが重量比で70%以
上と従来のパーティクルボードよりも大幅に厚いから、
製造工程の熱圧成形過程でマット内からの水蒸気が相対
的に厚さの大きな芯層部分(疎な部分)両側面および木
口から抜け易く、接着剤の吹付け量を大幅に増加させて
もパンクや接着不良を生じ難い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、その好ましい実
施形態に則して説明する。
施形態に則して説明する。
【0010】本発明においては、相対的に高密度である
上下表層の重量比率を30%未満としている。従って、
表層/芯層/表層の重量比率が15/70/15となる
上下表層の重量比率が最大となる。このように上下表層
を薄くし芯層を厚くすることによって、製造工程におけ
る熱圧成形過程で、マット内部から発生する水蒸気が芯
層部分両側面および木口から抜け易くなり、多量の接着
剤を適用してもパンクや接着不良が生じ難くなる。ま
た、吸湿・吸水による寸法変化率の大きな高密度部分で
ある上下表層の比率を小さくでき、吸湿・吸水による寸
法変化を生じ難くし得る。さらに、粗大チップの構成比
率が大となるため、高い面内せん断性能を有するパーテ
ィクルボードを得ることができる。このような理由か
ら、芯層の重量比率を70%以上とし、上下表層を30
%未満とした。
上下表層の重量比率を30%未満としている。従って、
表層/芯層/表層の重量比率が15/70/15となる
上下表層の重量比率が最大となる。このように上下表層
を薄くし芯層を厚くすることによって、製造工程におけ
る熱圧成形過程で、マット内部から発生する水蒸気が芯
層部分両側面および木口から抜け易くなり、多量の接着
剤を適用してもパンクや接着不良が生じ難くなる。ま
た、吸湿・吸水による寸法変化率の大きな高密度部分で
ある上下表層の比率を小さくでき、吸湿・吸水による寸
法変化を生じ難くし得る。さらに、粗大チップの構成比
率が大となるため、高い面内せん断性能を有するパーテ
ィクルボードを得ることができる。このような理由か
ら、芯層の重量比率を70%以上とし、上下表層を30
%未満とした。
【0011】一方、重量比率で30%未満の範囲内で相
対的に高密度である上下表層を有しているから、サンダ
ー仕上げ等により緻密で平滑な表面性状を有するパーテ
ィクルボードとすることができる。
対的に高密度である上下表層を有しているから、サンダ
ー仕上げ等により緻密で平滑な表面性状を有するパーテ
ィクルボードとすることができる。
【0012】本発明においては、芯層における接着剤の
適用量を多くできることがもう1つのポイントである。
接着剤は、パーティクルボードにおいて、クラックの進
行を阻止する要素として機能し、以ってパーティクルボ
ードの機械的強度を高からしめている。従って、本発明
においては、接着剤を対絶乾チップ固形分比率で少なく
とも10%適用するようにしている。
適用量を多くできることがもう1つのポイントである。
接着剤は、パーティクルボードにおいて、クラックの進
行を阻止する要素として機能し、以ってパーティクルボ
ードの機械的強度を高からしめている。従って、本発明
においては、接着剤を対絶乾チップ固形分比率で少なく
とも10%適用するようにしている。
【0013】しかしながら、たとえばホルマリン系の接
着剤はそれ自体多量の水を含有しており、パーティクル
ボードの製造工程における熱圧成形過程で、マット内部
からの多量の水蒸気発生をもたらし、熱圧成形過程での
パンクの発生や接着不良の原因を形成している。そして
本発明においては、芯層および上下表層を構成する木質
材チップへの接着剤の吹き付け量を対絶乾チップ固形分
量で最大20%となるようにしている。
着剤はそれ自体多量の水を含有しており、パーティクル
ボードの製造工程における熱圧成形過程で、マット内部
からの多量の水蒸気発生をもたらし、熱圧成形過程での
パンクの発生や接着不良の原因を形成している。そして
本発明においては、芯層および上下表層を構成する木質
材チップへの接着剤の吹き付け量を対絶乾チップ固形分
量で最大20%となるようにしている。
【0014】本発明においては、このように接着剤吹付
け量を増加させても、熱圧成形過程でのマット内部から
の水蒸気の抜けをよくすることで熱圧成形過程における
パンクの発生や接着不良を抑え得、接着剤吹き付け量を
増加させることによって、パーティクルボードに十分な
物性わけても高い面内せん断性能を付与できる。パネル
面材として要求される面内せん断性能を得るには、芯層
用木質材チップへの接着剤の吹付け量は対絶乾チップ固
形分量で20%で十分であり、これを超える接着剤の吹
付け量は、原料マットの形成(フォーミング)過程にお
いて原料の散布を困難なものにするのみならず、パーテ
ィクルボード製造コスト上昇の要因となる。
け量を増加させても、熱圧成形過程でのマット内部から
の水蒸気の抜けをよくすることで熱圧成形過程における
パンクの発生や接着不良を抑え得、接着剤吹き付け量を
増加させることによって、パーティクルボードに十分な
物性わけても高い面内せん断性能を付与できる。パネル
面材として要求される面内せん断性能を得るには、芯層
用木質材チップへの接着剤の吹付け量は対絶乾チップ固
形分量で20%で十分であり、これを超える接着剤の吹
付け量は、原料マットの形成(フォーミング)過程にお
いて原料の散布を困難なものにするのみならず、パーテ
ィクルボード製造コスト上昇の要因となる。
【0015】本発明の高強度パーティクルボードにおけ
る接着剤としては、ユリア樹脂、ユリアメラミン共縮合
樹脂をそれぞれ65%以下、フェノール樹脂を50%以
下の範囲内で複合して用いることができる。またMDI
(ジフェニルメタンジイソシアネート)を単味で或は上
記合成樹脂と複合して用いることができる。
る接着剤としては、ユリア樹脂、ユリアメラミン共縮合
樹脂をそれぞれ65%以下、フェノール樹脂を50%以
下の範囲内で複合して用いることができる。またMDI
(ジフェニルメタンジイソシアネート)を単味で或は上
記合成樹脂と複合して用いることができる。
【0016】次に、本発明の高強度パーティクルボード
の製造プロセスについて説明する。家屋解体材等の廃材
を解砕して厚さ:0.2mm〜0.8mm程度、長さ:
10mm〜20mm程度の木質材小片(チップ)を製造
し、これにフェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹
脂、イソシアネート樹脂等の熱硬化性合成樹脂を接着剤
として、2kg/m3〜10kg/m3噴霧した後、フ
ォーミングして熱圧締し冷却する。熱圧締条件は、温
度:150℃〜200℃、圧力:20kgf/cm2〜
30kgf/cm2、時間:3分間〜10分間である。
の製造プロセスについて説明する。家屋解体材等の廃材
を解砕して厚さ:0.2mm〜0.8mm程度、長さ:
10mm〜20mm程度の木質材小片(チップ)を製造
し、これにフェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹
脂、イソシアネート樹脂等の熱硬化性合成樹脂を接着剤
として、2kg/m3〜10kg/m3噴霧した後、フ
ォーミングして熱圧締し冷却する。熱圧締条件は、温
度:150℃〜200℃、圧力:20kgf/cm2〜
30kgf/cm2、時間:3分間〜10分間である。
【0017】木質材片のフォーミングに際しては、重量
比率で、表層/芯層/表層が、15/70/15未満の
上下表層比率となるように層構成を行う。また、芯層用
粗粒チップへの接着剤吹付け量は、対絶乾チップ固形分
比率で20%以下となるように噴霧する。その際、芯層
マットにおける含水率が10%以下となるように制御す
ることが必要である。さもないと、熱圧成形過程で、パ
ンクや接着不良を惹起する。
比率で、表層/芯層/表層が、15/70/15未満の
上下表層比率となるように層構成を行う。また、芯層用
粗粒チップへの接着剤吹付け量は、対絶乾チップ固形分
比率で20%以下となるように噴霧する。その際、芯層
マットにおける含水率が10%以下となるように制御す
ることが必要である。さもないと、熱圧成形過程で、パ
ンクや接着不良を惹起する。
【0018】本発明においては、芯層用チップのサイズ
を、重量で、群内の80%以上が長さ:30mm〜5m
m、幅:5mm〜0.5mm、厚さ:2mm〜0.1m
mと限定している。発明者らの知見によれば、パーティ
クルボードの面内せん断性能は、クラックの進行距離に
支配される。即ち、クラックの進行距離が長いほどパー
ティクルボードの面内せん断性能が高くなる。従って、
原料である木質材チップが粗大であるほどパーティクル
ボードの面内せん断性能を高くすることができる。発明
者らの知見によれば、芯層用チップのサイズは、重量
で、群内の80%以上が少なくとも、長さ:5mm、
幅:0.5mm、厚さ:0.1mmでなければならな
い。
を、重量で、群内の80%以上が長さ:30mm〜5m
m、幅:5mm〜0.5mm、厚さ:2mm〜0.1m
mと限定している。発明者らの知見によれば、パーティ
クルボードの面内せん断性能は、クラックの進行距離に
支配される。即ち、クラックの進行距離が長いほどパー
ティクルボードの面内せん断性能が高くなる。従って、
原料である木質材チップが粗大であるほどパーティクル
ボードの面内せん断性能を高くすることができる。発明
者らの知見によれば、芯層用チップのサイズは、重量
で、群内の80%以上が少なくとも、長さ:5mm、
幅:0.5mm、厚さ:0.1mmでなければならな
い。
【0019】一方、芯層用チップのサイズは可及的にそ
のサイズが大なる方がよいとはいえ、長さ:30mm、
幅:5mm、厚さ:2mmを超えて粗大となると、原料
マット形成(フォーミング)過程において、マットの成
型を困難なものとする。従って、本発明においては、芯
層用チップのサイズを上記のように限定した。
のサイズが大なる方がよいとはいえ、長さ:30mm、
幅:5mm、厚さ:2mmを超えて粗大となると、原料
マット形成(フォーミング)過程において、マットの成
型を困難なものとする。従って、本発明においては、芯
層用チップのサイズを上記のように限定した。
【0020】上下表層用木質材チップとしては、パーテ
ィクルボードの表面性状を緻密で平滑なものとすべく、
微細なものを用いる。本発明においては、上下表層用木
質材チップのサイズを重量で、群内の80%以上が長
さ:3mm〜0.5mm、幅:0.5mm〜0.2m
m、厚さ:0.3mm〜0.05mmと限定している。
パーティクルボードにおける上下表層の機能から、上下
表層用木質材チップのサイズは、重量で、群内の80%
以上が大きくとも、長さ:3mm、幅:0.5mm、厚
さ:0.3mmでなければならない。
ィクルボードの表面性状を緻密で平滑なものとすべく、
微細なものを用いる。本発明においては、上下表層用木
質材チップのサイズを重量で、群内の80%以上が長
さ:3mm〜0.5mm、幅:0.5mm〜0.2m
m、厚さ:0.3mm〜0.05mmと限定している。
パーティクルボードにおける上下表層の機能から、上下
表層用木質材チップのサイズは、重量で、群内の80%
以上が大きくとも、長さ:3mm、幅:0.5mm、厚
さ:0.3mmでなければならない。
【0021】パーティクルボードの表面性状を緻密で平
滑なものとするためとはいえ、過度に微細な木質材チッ
プを用いると、フォーミング過程において表層用チップ
が芯層用チップ内に沈み込むのみならず、製品パーティ
クルボードの面内せん断性能を低くする。かかる観点か
ら、上下表層用チップのサイズは、重量で、群内の80
%以上が小さくとも長さ:0.5mm、幅:0.2m
m、厚さ:0.05mmでなければならない。従って、
上下表層用木質材チップのサイズを上記のように限定し
た。
滑なものとするためとはいえ、過度に微細な木質材チッ
プを用いると、フォーミング過程において表層用チップ
が芯層用チップ内に沈み込むのみならず、製品パーティ
クルボードの面内せん断性能を低くする。かかる観点か
ら、上下表層用チップのサイズは、重量で、群内の80
%以上が小さくとも長さ:0.5mm、幅:0.2m
m、厚さ:0.05mmでなければならない。従って、
上下表層用木質材チップのサイズを上記のように限定し
た。
【0022】
【実施例】家屋解体材を常法にて解砕して得られた上下
表層用細粒チップならびに芯層用粗粒チップ各々をそれ
ぞれ横リボンミキサーに仕込み、尿素・メラミン共縮合
樹脂接着剤を、上下表層用細粒チップに対して対絶乾チ
ップ固形分量で10%、芯層用粗粒チップに対して対絶
乾チップ固形分量で15%の比率でスプレーを用いて吹
付け混合した。なお、接着剤には、硬化剤(塩化アンモ
ニウム)を上下表層用には接着剤有り姿に対し0.3重
量%、芯層用には2.0%となるように予め配合した。
表層用細粒チップならびに芯層用粗粒チップ各々をそれ
ぞれ横リボンミキサーに仕込み、尿素・メラミン共縮合
樹脂接着剤を、上下表層用細粒チップに対して対絶乾チ
ップ固形分量で10%、芯層用粗粒チップに対して対絶
乾チップ固形分量で15%の比率でスプレーを用いて吹
付け混合した。なお、接着剤には、硬化剤(塩化アンモ
ニウム)を上下表層用には接着剤有り姿に対し0.3重
量%、芯層用には2.0%となるように予め配合した。
【0023】次いで、製品厚さ:12mm、比重:0.
80を目標として、上下表層用:25重量%、芯層用:
75%の比率で計量し、散布してフォーミングを行い、
12mmのスペーサを用いて、温度:180℃、圧力:
30kgf/cm2、時間:5分間の条件で熱圧成形し
た。常態曲げ強さ:26.8N/mm2、湿潤曲げ強
さ:17.2N/mm2のパーティクルボードが得られ
た。また、面内せん断性能は、通常品の1.7倍、吸湿
寸法変化率は通常品の1/2であった。
80を目標として、上下表層用:25重量%、芯層用:
75%の比率で計量し、散布してフォーミングを行い、
12mmのスペーサを用いて、温度:180℃、圧力:
30kgf/cm2、時間:5分間の条件で熱圧成形し
た。常態曲げ強さ:26.8N/mm2、湿潤曲げ強
さ:17.2N/mm2のパーティクルボードが得られ
た。また、面内せん断性能は、通常品の1.7倍、吸湿
寸法変化率は通常品の1/2であった。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、内部接着不良がきわめ
て少なく高い面内せん断性能を有して壁面材等パネル面
材としての適性に優れるとともに、吸湿・吸水による寸
法変化や反りを生じ難く床板等に用いるときも吸水膨潤
に起因する接合部での突き上げを招くことがないパーテ
ィクルボードを提供できる。
て少なく高い面内せん断性能を有して壁面材等パネル面
材としての適性に優れるとともに、吸湿・吸水による寸
法変化や反りを生じ難く床板等に用いるときも吸水膨潤
に起因する接合部での突き上げを招くことがないパーテ
ィクルボードを提供できる。
【0025】また、芯層の相対厚さが重量比で70%超
と従来のパーティクルボードよりも大幅に厚いから、製
造工程の熱圧成形過程でマット内からの水蒸気が相対的
に厚さの大きな芯層部分(疎な部分)両側面および木口
から抜け易く、接着剤の吹付け量を大幅に増加させても
パンクや接着不良を生じ難く、高い歩留りおよび生産性
下での製造を可能ならしめる。
と従来のパーティクルボードよりも大幅に厚いから、製
造工程の熱圧成形過程でマット内からの水蒸気が相対的
に厚さの大きな芯層部分(疎な部分)両側面および木口
から抜け易く、接着剤の吹付け量を大幅に増加させても
パンクや接着不良を生じ難く、高い歩留りおよび生産性
下での製造を可能ならしめる。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、重量比率
で30%以下の範囲内で相対的に高密度である上下表層
を有しているから、サンダー仕上げ等により平滑な表面
性状をもちかつ、高い面内せん断性能を有して壁面材等
パネル面材としての適性に優れるとともに、吸湿・吸水
による寸法変化や反りを生じ難いパーティクルボードを
提供できる。
で30%以下の範囲内で相対的に高密度である上下表層
を有しているから、サンダー仕上げ等により平滑な表面
性状をもちかつ、高い面内せん断性能を有して壁面材等
パネル面材としての適性に優れるとともに、吸湿・吸水
による寸法変化や反りを生じ難いパーティクルボードを
提供できる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 吉田 繁夫
大阪府豊中市新千里西町一丁目1番4号
ナショナル住宅産業株式会社内
Fターム(参考) 2B260 AA03 AA12 BA01 BA18 CB01
CD02 CD04 CD06 EA01 EA05
EB02 EB06 EB19 EB21
Claims (2)
- 【請求項1】 重量で、群内の80%以上が長さ:30
mm〜5mm、幅:5mm〜0.5mm、厚さ:2mm
〜0.1mmである木質材粗大チップからなり、接着剤
を対絶乾チップ固形分比率で10%〜20%含有してな
ることを特徴とする高強度パーティクルボード。 - 【請求項2】 重量で、群内の80%以上が長さ:3m
m〜0.5mm、幅:0.5mm〜0.2mm、厚さ:
0.3mm〜0.05mmである微細木質材チップから
なり、接着剤を対絶乾チップ固形分比率で10%〜20
%含有してなる上下表層が重量比で30%未満であり、
重量で、群内の80%以上が長さ:30mm〜5mm、
幅:5mm〜0.5mm、厚さ:2mm〜0.1mmで
ある木質材粗大チップからなり、接着剤を対絶乾チップ
固形分比率で10%〜20%含有してなる芯層が重量比
で70%以上であることを特徴とする高強度パーティク
ルボード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001205822A JP2003019706A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 高強度パーティクルボード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001205822A JP2003019706A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 高強度パーティクルボード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003019706A true JP2003019706A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19042060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001205822A Withdrawn JP2003019706A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 高強度パーティクルボード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003019706A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN120152831A (zh) * | 2022-11-07 | 2025-06-13 | 瑞士克罗诺泰克股份公司 | 用于制造刨花板的方法以及刨花板 |
-
2001
- 2001-07-06 JP JP2001205822A patent/JP2003019706A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN120152831A (zh) * | 2022-11-07 | 2025-06-13 | 瑞士克罗诺泰克股份公司 | 用于制造刨花板的方法以及刨花板 |
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|---|---|---|---|
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