JP2003019698A - 穴明け用の型及びその型を備える穴明け装置 - Google Patents

穴明け用の型及びその型を備える穴明け装置

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JP2003019698A
JP2003019698A JP2001206640A JP2001206640A JP2003019698A JP 2003019698 A JP2003019698 A JP 2003019698A JP 2001206640 A JP2001206640 A JP 2001206640A JP 2001206640 A JP2001206640 A JP 2001206640A JP 2003019698 A JP2003019698 A JP 2003019698A
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die
punches
punching
inclined surface
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JP2001206640A
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Yoji Sakurai
洋治 桜井
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KATAYAMA SEISAKUSHO KK
RIKA SEIKI KK
YUTAKA HAITEKKU KK
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KATAYAMA SEISAKUSHO KK
RIKA SEIKI KK
YUTAKA HAITEKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動部材に対するポンチの交換頻度を減少さ
せて、穴明け装置の稼働率を向上させる。 【解決手段】 本発明に係る穴明け用の型は、可動部材
に設けられたポンチ12a,12bと固定部材に設けら
れたダイ43とにより、そのポンチ12a,12bとダ
イ43との間に配置されたワークWに穴を明ける穴明け
用の型であって、可動部材において、複数のポンチ12
a,12bを軸方向に変位可能に支持する支持機構と、
支持機構に支持された各々のポンチ12a,12bを軸
方向に変位させて、使用位置あるいは待機位置に保持す
る位置替え機構24,28,29とを有することを特徴
とする。このため、第一ポンチ12aが消耗した場合で
も、位置替え機構でポンチの位置替えを行えば、第二ポ
ンチ12bで操業を継続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動部材に設けら
れたポンチと固定部材に設けられたダイとにより、その
ポンチとダイとの間に位置決めされたワークに穴を明け
る穴明け用の型及びその型を備える穴明け装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6に示す従来の穴明け装置50では、
ポンチ51は可動部材であるポンチホルダ52に相対移
動不能な状態で堅固に取付けられている。このため、例
えばポンチ51を交換する場合には、穴明け装置50を
停止させてプレスヘッド60からポンチホルダ52を取
外し、特殊工具を使用してポンチ51の交換を行う必要
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、微配線基板で
あるセラミック基板W等の穴明けは一般的に高速(例え
ば10穴/秒)で行われることからポンチ51の寿命が短
い。このため、ポンチ51の寿命毎にポンチホルダ52
を取外してポンチ51の交換を行うのでは、穴明け装置
50の稼働率が低下し、経済的ではない。本発明は、上
記問題点に鑑みなされたもので、ポンチの交換頻度を減
少させて穴明け装置の稼働率の向上を図ることを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、各請求
項の発明によって解決される。請求項1の発明は、可動
部材に設けられたポンチと固定部材に設けられたダイと
により、そのポンチとダイとの間に位置決めされたワー
クに穴を明ける穴明け用の型であって、前記可動部材に
おいて、複数の前記ポンチを軸方向に変位可能に支持す
る支持機構と、前記支持機構に支持された各々の前記ポ
ンチを軸方向に変位させて、使用位置あるいは待機位置
に保持する位置替え機構とを有することを特徴とする。
【0005】本発明によると、位置替え機構により支持
機構に支持された各々のポンチを軸方向に変位させ、使
用位置あるいは待機位置に保持することができる。この
ため、使用位置にある第一のポンチが消耗して使用不能
になった場合でも、位置替え機構によりそのポンチを待
機位置まで戻し、待機位置にある第二のポンチを使用位
置まで変位させることができる。即ち、第一のポンチが
消耗した場合でも、位置替え機構でポンチの位置替えを
行えば、第二のポンチで操業を継続することができる。
そして、最終的に第二のポンチが消耗した時点で、第
一、第二のポンチの交換を行えば良い。このため、可動
部材に対するポンチの交換頻度を減少させることがで
き、穴明け装置の稼働率が向上する。
【0006】ここで、位置替え機構は、請求項2のよう
に、ポンチの一部が傾斜面に当接している状態で、前記
傾斜面を前記ポンチの軸心に対してほぼ直角方向に移動
させることにより、前記ポンチを軸方向に変位させる構
成にすれば、機構が簡単で信頼性が高くなる。また、請
求項3のように、平らな板の下面に形成された凹部に傾
斜面を設け、その傾斜面にポンチの上端面を当接させる
ようにすれば、板をスライドさせることでポンチを軸方
向に変位させることができる。
【0007】また、請求項4のように、傾斜面に当接す
るポンチの一部を球面状に形成すれば、傾斜面とポンチ
との摺動抵抗が小さくなって両者の摩耗が減少する。ま
た、請求項5のように、ポンチの一部を弾性力で傾斜面
に押付ける構成にすれば、ポンチと傾斜面との間でガタ
等が発生し難くなる。また、請求項6のように、請求項
1から請求項4のいずれかに記載された穴明け用の型を
使用して穴明け装置を構成することも可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、図1から図
5に基づいて本発明の実施形態1に係る穴明け用の型及
びその型を使用した穴明け装置の説明を行う。本実施形
態に係る穴明け用の型はセラミック基板W(ワーク)の
穴明けに使用される金型であり、図1に前記金型の要部
縦断面図(図3のIA矢視図、IB矢視図)、図2に金型の
横断面図、図3に金型の縦断面図が示されている。ま
た、図4、図5は金型のポンチ及びダイの働きを表す拡
大縦断面図である。ここで、本実施形態では図2におけ
る左右方向を金型の幅方向、図3における左右方向を金
型の前後方向とし、金型の幅方向をX方向、金型の前後
方向をY方向、金型の高さ方向をZ方向として以下の説
明を行う。
【0009】金型10は、図2、図3に示すように、可
動部材であるポンチホルダ20と、固定部材であるポン
チガイド30及びダイプレート40とを備えており、そ
のポンチホルダ20に複数のポンチ12a,12bが軸
方向に変位可能な状態で装着されている。ポンチ12
a,12bは、図1(A)等に示すように、基端部に設
けられた基軸13と、その基軸13よりも小径の長軸1
4とを備えており、その長軸14の先端に穴明部15が
基軸13及び長軸14と同軸に形成されている。ポンチ
12a,12bの基軸13と長軸14との境にはリング
状に段差16が形成されており、この段差16に後記す
るコイルスプリング18の一端が支持される。また、ポ
ンチ12a,12bの基軸13の端部13xは半球形に
形成されている。
【0010】ポンチホルダ20は、図2、図3等に示す
ように、ポンチ12a,12bを支持した状態で穴明け
装置のプレスヘッド(図示されていない)に水平にセッ
トされるように構成されており、押え板22と、その押
え板22上に配置されたホルダ板23と、そのホルダ板
23上にスライド可能に配置されたスライド板24と、
そのスライド板24を被うカバー板25等とから構成さ
れる。なお、前記プレスヘッドとポンチホルダ20との
連結には、例えば、電磁力等が使用される。
【0011】押え板22は、図1に示すように、コイル
スプリング18を介してポンチ12a,12bを下方か
ら支える板であり、ポンチ12a,12bの長軸14が
挿通されるガイド孔22hが所定位置に形成されてい
る。押え板22上に配置されたホルダ板23は、ポンチ
12a,12bの基軸13を上下方向に変位可能に支持
する厚板であり、押え板22のガイド孔22hに対応す
る位置にポンチ12a,12bの基軸13等を収納でき
る縦孔23hを備えている。
【0012】縦孔23hは、上側のガイド部23eと下
側の収納部23fとから構成されており、そのガイド部
23eにポンチ12a,12bの基軸13が摺動可能に
挿通されている。また、縦孔23hの収納部23fに
は、ポンチ12a,12bの長軸14の回りに装着され
たコイルスプリング18が収納されている。縦孔23h
の収納部23fに収納されたコイルスプリング18は、
上端がポンチ12a,12bの段差16に当接してお
り、下端が押え板22の上面に当接することにより押し
縮められている。このため、ポンチ12a,12bは、
常にコイルスプリング18の押上力を受けて、基軸13
の端部13xがスライド板24の下面24d等に押付け
られている。即ち、ホルダ板23の縦孔23h、押え板
22及びコイルスプリング18等が本発明の支持機構に
相当する。
【0013】スライド板24は、ポンチ12a,12b
を下限位置あるいは上限位置に保持する部材であり、図
2に示すように、一対のガイド板26によって幅方向両
側(X方向両側)からガイドされるとともに、カバー板
25によって上から押えられている。これによって、ス
ライド板24はホルダ板23の上を上下動することな
く、前後方向(Y方向)にスライド可能となる。
【0014】スライド板24には、図3に示すように、
前後方向(Y方向)に長孔24hが形成されており、そ
の長孔24hにホルダ板23から上方に突出したピン2
3zの先端が挿入されている。これによって、スライド
板24は長孔24hの長さ寸法に応じた距離だけ前後方
向にスライド可能となる。スライド板24は図示されて
いないスライドシリンダに連結されており、そのスライ
ドシリンダが動作することで前進限位置(左限位置)と
後退限位置(右限位置)との間を移動する。なお、図3
において実線は、スライド板24が後退限位置(右限位
置)にある状態を表しており、二点鎖線はスライド板2
4が前進限位置(左限位置)にある状態を表している。
【0015】スライド板24の下面24dには、図1等
に示すように、各々のポンチ12a,12bに対応して
凹部28,29が形成されている。各々の凹部28,2
9は等しい深さ寸法で形成されており、その深さ寸法だ
け各々のポンチ12a,12bが軸方向に変位可能とな
る。凹部28,29には、第一凹部28と第二凹部29
との二種類があり、第一凹部28と第二凹部29とがそ
れぞれ等しい数だけ形成されている。なお、第一凹部2
8と第二凹部29とはX方向及びY方向において互い違
いに配置されている。
【0016】第一凹部28は、図1(A)に示すよう
に、その第一凹部28の内壁面の前部に緩やかな傾斜の
傾斜面28kが形成されており、傾斜面28kの後方に
平らな底面28bが連続して形成されている。第一凹部
28は、スライド板24が後退限位置(右限位置)にあ
る状態(図1(A)の状態)で対応するポンチ12aの
後方に配置されるように形成されている。このため、ス
ライド板24が後退限位置(右限位置)にある状態で、
第一凹部28に対応するポンチ12a(以下、第一ポン
チ12aという)はその基軸13の端部13xがスライ
ド板24の下面24dに当接する。したがって、この状
態で、第一ポンチ12aは下限位置に保持される。
【0017】この状態からスライド板24が前方(左方
向)にスライドすると、スライド過程で第一ポンチ12
aがコイルスプリング18の押上力により第一凹部28
の傾斜面28kに沿って上昇する。そして、スライド板
24が前進限位置(左限位置)に到達して、第一ポンチ
12aの基軸13の端部13xが第一凹部28の底面2
8bに当接した段階で、その第一ポンチ12aの上昇が
停止する。即ち、スライド板24が前進限位置(左限位
置)に到達した状態で第一ポンチ12aは上限位置に保
持される。
【0018】第二凹部29は、図1(B)に示すよう
に、その第二凹部29の内壁面の後部に緩やかに傾斜す
る傾斜面29kが形成されており、傾斜面29kの前方
に平らな底面29bが連続して形成されている。第二凹
部29は、スライド板24が後退限位置(右限位置)に
ある状態(図1(B)の状態)で、対応するポンチとX
Y平面上で同位置になるように形成されている。このた
め、第二凹部29に対応するポンチ12b(以下、第二
ポンチ12bという)はその基軸13の端部13xが第
二凹部29の底面29bに当接している。したがって、
スライド板24が後退限位置(右限位置)にある状態で
は、第二ポンチ12bは上限位置に保持される。
【0019】この状態からスライド板24が前方(左方
向)にスライドすると、スライド過程で第二ポンチ12
bの基軸13の端部13xは第二凹部29の傾斜面29
kに沿って移動し、第二ポンチ12bはコイルスプリン
グ18の押上力に抗して下方に変位する。そして、スラ
イド板24が前進限位置(左限位置)に到達すると、第
二ポンチ12aの基軸13の端部13xが第二凹部29
の外でスライド板24の下面24dに当接する。この状
態で、第二ポンチ12bの下降が停止し、第二ポンチ1
2bは下限位置に保持される。即ち、スライドシリン
ダ、スライド板24及び第一凹部28、第二凹部29等
が本発明の位置替え機構に相当する。
【0020】上記したポンチホルダ20の下には、固定
部材であるポンチガイド30が配置される。ポンチガイ
ド30は、ポンチ12a,12bを軸方向にガイドする
とともに、セラミック基板Wを水平方向にガイドするプ
レートであり、図示されていない支持部材によって水平
に保持された状態で穴明け装置のベッドに取付けられ
る。ポンチガイド30には、ポンチホルダ20の各々の
ポンチ12a,12bに対応する位置に貫通孔32が形
成されており、それらの貫通孔32にブッシュ33が装
着されている。ブッシュ33の中央にはガイド孔33h
が形成されており、各々のブッシュ33のガイド孔33
hに対応するポンチ12a,12bの長軸14が挿入さ
れる。
【0021】ポンチホルダ20とポンチガイド30との
間には、ポンチホルダ20の上下動作をガイドするため
のガイド機構31(図2参照)と、両者20,30間の
距離を一定値に保持するためのバネ部材(図示されてい
ない)とが装着されている。前記バネ部材の働きによ
り、穴明け時以外のタイミングでポンチ12a,12b
の先端(穴明部15)がポンチガイド30のガイド孔3
3hから突出するのを防止できる。
【0022】ポンチガイド30の下には、ポンチガイド
30と共に固定部材を構成するダイプレート40が配置
される。ダイプレート40はポンチガイド30と共にセ
ラミック基板Wを水平方向にガイドするプレートであ
り、水平に保持された状態で穴明け装置のベッドに取付
けられる。ここで、ポンチガイド30の下面30d(図
4等参照)とダイプレート40の上面40uとの隙間
は、セラミック基板Wの厚み寸法+0.03〜0.05mmに設定
される。ダイプレート40は、ポンチガイド30の各々
のガイド孔33hに対応する位置に縦孔44を備えてお
り、各々の縦孔44の上端部にダイブッシング43が取
付けられている。ダイブッシング43は、ポンチ12
a,12bと協働してセラミック基板Wに穴を明ける部
材であり、図1(A)、(B)に示すように、有底円筒
形に形成されて底板43bが上側となるように縦孔44
に固定されている。
【0023】ダイブッシング43の底板43bはダイプ
レート40の上面40uと等しい高さに位置決めされて
おり、その底板43bの中心にポンチ12a,12bの
穴明部15が通される開口43hが形成されている。な
お、図1におけるダイブッシング43と図4、図5にお
けるダイブッシング43とは形状が異なっているが、図
4、図5のダイブッシング43は図1のダイブッシング
43を模式的に表したもので、両者は同じものである。
【0024】ダイブッシング43の外周面には円周方向
に浅溝が形成されている。このため、ダイブッシング4
3が縦孔44に固定された状態で、そのダイブッシング
43の周囲には前記浅溝による通路43tが形成され
る。さらに、ダイブッシング43の側壁には通路43t
と縦孔44の内側とを連通させる横孔43aが形成され
ている。ダイプレート40の内部には、空気通路46が
形成されており、その空気通路46の先端に設けられた
ノズル部47がダイブッシング43の周囲に形成された
通路43tに接続されている。ノズル部47は、そのノ
ズル部47の中心線(図示されていない)がダイブッシ
ング43の横孔43aと開口43hを通過するように傾
斜して形成されている。このため、そのノズル部47か
ら放出された空気は通路43tからダイブッシング43
の横孔43aを通って開口43hに吹付けられる。これ
によって、ダイブッシング43の開口43hの位置で切
断されたセラミック基板Wの穴明け片は、空気に飛ばさ
れて縦孔44の下に落される。
【0025】穴明け装置は、セラミック基板Wを周囲か
ら支持する枠状のワークホルダ(図示されていない)を
備えており、そのワークホルダが金型10の周囲に設け
られたX−Y移動機構(図示されていない)に装着され
る。前記ワークホルダがX−Y移動機構に装着された状
態で、セラミック基板Wはポンチガイド30の下面30
dとダイプレート40の上面40uとの間に配置され
る。X−Y移動機構は、図示されていない制御装置から
の信号を受けてセラミック基板Wを穴明け部位の座標に
応じてX−Y方向に移動させる。
【0026】次に、上記した穴明け装置の動作説明を行
う。ここで、第一ポンチ12aと第二ポンチ12bとに
同じポンチを使用する場合について説明する。先ず、金
型10のポンチホルダ20が穴明け装置のプレスヘッド
にセットされ、ポンチガイド30及びダイプレート40
が穴明け装置のベッド上の所定位置にセットされる。次
に、スライドシリンダによりポンチホルダ20のスライ
ド板24が後退限位置(右限位置)まで移動させられ、
図1等に示すように、第一ポンチ12aが下限位置、第
二ポンチ12bが上限位置に保持される。
【0027】次に、ダイプレート40の空気通路46に
空気が供給され、ノズル部47から放出された空気がダ
イブッシング43の通路43t、横孔43aを介して開
口43hに吹付けられる。さらに、セラミック基板Wが
ワークホルダにセットされ、そのワークホルダが穴明け
装置のX−Y移動機構に装着される。このようにして、
セラミック基板Wの穴明け準備が完了する。なお、第一
ポンチ12aと第二ポンチ12bとを使用位置及び待機
位置に保持する工程と、ダイプレート40の空気通路4
6に空気を供給する工程と、ワークホルダをX−Y移動
機構にセットする工程とはいずれが先であっても良い。
【0028】穴明け準備が完了すると、X−Y移動機構
が駆動され、セラミック基板Wがダイプレート40とポ
ンチガイド30との間を所定座標位置まで動かされ、そ
の位置に保持される。次に、プレスヘッドが動作し、ポ
ンチホルダ20がバネ部材のバネ力に抗して下降すると
ともに、そのポンチホルダ20に装着されている第一ポ
ンチ12a及び第二ポンチ12bがポンチガイド30の
ガイド孔33hに沿って下降する。
【0029】下限位置に保持された第一ポンチ12a
は、ポンチホルダ20が下死点まで下降する際に、先端
の穴明部15が、図4(B)に示すように、ポンチガイ
ド30のガイド孔33hから突出する。これによって、
第一ポンチ12aの穴明部15がダイブッシング43の
開口43hに挿入され、第一ポンチ12aとダイブッシ
ング43とによってセラミック基板Wの穴明けが行われ
る。即ち、ポンチ12a,12bの下限位置が本発明に
おけるポンチの使用位置に相当する。
【0030】一方、上限位置に保持された第二ポンチ1
2bは、ポンチホルダ20が下死点まで下降しても、先
端の穴明部15が、図5(B)に示すように、ポンチガ
イド30のガイド孔33hから突出することはない。こ
のため、第二ポンチ12bがセラミック基板Wに接触す
ることはなく、第二ポンチ12bはセラミック基板Wの
穴明けに使用されない。即ち、ポンチ12a,12bの
上限位置が本発明におけるポンチの待機位置に相当す
る。
【0031】このようにして、第一ポンチ12aにより
セラミック基板Wの穴明けが行われるとポンチホルダ2
0が上昇し、セラミック基板WがX−Y移動機構によっ
て次の座標位置まで動かされる。そして、その位置で前
述のように穴明けが行われる。セラミック基板Wの穴明
けが繰り返し実行されて、第一ポンチ12aが消耗する
と、スライドシリンダによりポンチホルダ20のスライ
ド板24が前進限位置(左限位置)まで動かされ、第一
ポンチ12aが上限位置(待機位置)、第二ポンチ12
bが下限位置(使用位置)に保持される。そして、引き
続き第二ポンチ12bによりセラミック基板Wの穴明け
が行われる。
【0032】このように、本実施形態に係る金型10で
は、使用位置にある第一ポンチ12aが消耗して使用不
能になった場合でも、スライドシリンダ、スライド板2
4等(位置替え機構)によりその第一ポンチ12aを待
機位置まで戻し、待機位置にある第二ポンチ12bを使
用位置まで変位させることができる。即ち、第一ポンチ
12aが消耗した場合でも、位置替え機構でポンチの位
置替えを行えば、第二ポンチ12bで操業を継続するこ
とができる。そして、最終的に第二ポンチ12bが消耗
した時点で、第一ポンチ12a、第二ポンチ12bの交
換を行えば良い。このため、可動部材に対するポンチ1
2a,12bの交換頻度を減少させることができ、穴明
け装置の稼働率が向上する。
【0033】また、ポンチ12a,12bの基軸13の
端部13xが傾斜面28k,29kに当接している状態
で、傾斜面28k,29kを水平に移動させることによ
り、ポンチ12a,12bを軸方向に変位させる構成で
あるため、機構が簡単で位置替え機構の信頼性が高い。
さらに、傾斜面28k,29kに当接するポンチ12
a,12bの基軸13の端部13xが球面状に形成され
ているため、傾斜面28k,29kとポンチ12a,1
2bの端部13xとの摺動抵抗が小さくなって両者の摩
耗が減少する。また、ポンチ12a,12bの基軸13
の端部13xをコイルスプリング18の弾性力で傾斜面
28k,29kに押付ける構成であるため、ポンチ12
a,12bと傾斜面28k,29kとの間でガタ等が発
生し難くなる。
【0034】なお、本実施形態では第一ポンチ12aと
第二ポンチ12bとに同じポンチを使用する例を示した
が、異なる種類のポンチを使用すれば、金型10を交換
することなくセラミック基板Wに二種類の穴を明けるこ
とができる。さらに、本実施形態では、第一ポンチ12
aと第二ポンチ12bとを使用位置と待機位置とに切替
える例を示したが、例えば、三種類のポンチを準備して
それらのポンチを使用位置、第一待機位置あるいは第二
待機位置等に切替えることも可能である。
【0035】また、本実施形態では、傾斜面28k,2
9kの働きでポンチ12a,12bを軸方向に変位させ
る例を示したが、例えばボールネジ&ナットやシリンダ
等の働きで軸方向に変位させることも可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によると、位置替え機構により、
迅速にポンチの交換を行って操業を引き続き継続するこ
とができるため、穴明け装置の稼働率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る金型の要部縦断面図
(A図(図3のIA矢視図)、B図(図3のIB矢視図))
である。
【図2】金型の横断面図である。
【図3】金型の縦断面図である。
【図4】ポンチ及びダイの働きを表す拡大断面図(A
図、B図)である。
【図5】ポンチ及びダイの働きを表す拡大断面図(A
図、B図)である。
【図6】従来の金型の縦断面図である。
【符号の説明】
W セラミック基板(ワーク) 10 金型(穴明け用の型) 12a 第一ポンチ 13x 端部 12b 第二ポンチ 20 ポンチホルダ(可動部材) 23 ホルダ板(支持機構) 23h 縦孔(支持機構) 24 スライド板(平らな板、位置替え機構) 28 第一凹部 28k 傾斜面(位置替え機構) 29 第二凹部 29k 傾斜面(位置替え機構) 30 ポンチガイド(固定部材) 40 ダイプレート(固定部材) 43 ダイブッシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 洋治 岐阜県可児市姫ケ丘1−30 株式会社片山 製作所内 Fターム(参考) 3C060 AA10 BA01 BC01 BC26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部材に設けられたポンチと固定部材
    に設けられたダイとにより、そのポンチとダイとの間に
    位置決めされたワークに穴を明ける穴明け用の型であっ
    て、 前記可動部材において、複数の前記ポンチを軸方向に変
    位可能に支持する支持機構と、 前記支持機構に支持された各々の前記ポンチを軸方向に
    変位させて、使用位置あるいは待機位置に保持する位置
    替え機構と、を有することを特徴とする穴明け用の型。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の穴明け用の型であって、 位置替え機構は、ポンチの一部が傾斜面に当接している
    状態で、前記傾斜面を前記ポンチの軸心に対してほぼ直
    角方向に移動させることにより、前記ポンチを軸方向に
    変位させる構成であることを特徴とする穴明け用の型。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の穴明け用の型であって、 平らな板の下面に形成された凹部に傾斜面が設けられて
    おり、その傾斜面にポンチの上端面が当接していること
    を特徴とする穴明け用の型。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3のいずれかに記載
    の穴明け用の型であって、 傾斜面に当接するポンチの一部は、球面状に形成されて
    いることを特徴とする穴明け用の型。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4のいずれかに記載
    された穴明け用の型であって、 ポンチの一部は弾性力により、傾斜面に押付けられてい
    ることを特徴とする穴明け用の型。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    された穴明け用の型を備える穴明け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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