JP2003019127A - X線デジタル撮影装置 - Google Patents
X線デジタル撮影装置Info
- Publication number
- JP2003019127A JP2003019127A JP2001206081A JP2001206081A JP2003019127A JP 2003019127 A JP2003019127 A JP 2003019127A JP 2001206081 A JP2001206081 A JP 2001206081A JP 2001206081 A JP2001206081 A JP 2001206081A JP 2003019127 A JP2003019127 A JP 2003019127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- data transfer
- transfer route
- sensor unit
- ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims abstract description 10
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 16
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 abstract description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 25
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 10
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 6
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004092 self-diagnosis Methods 0.000 description 3
- 101100033865 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) RFA1 gene Proteins 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 101100524516 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) RFA2 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 センサユニットと制御部とのインターフェイ
スには、画像データ転送用を光ファイバ、撮影タイミン
グ制御用と電源供給用をメタルケーブル、といった具合
に接続ケーブルの種類を使い分けるケースが増えてきて
いる。光ファイバには、高速・大容量、細径、軽量など
利点が多いが、一方で、その構造上、折り曲げ等に対し
て、壊れ易い、損失が大きくなり伝送特性が劣化する、
などの欠点がある。そこで、画像データ転送ラインが故
障等により通信不能となった場合でも、正常に撮影動作
が行なえる構成にすることを目的とする。 【解決手段】 センサユニットから制御部に転送される
画像データの転送ルートの異常を検出する手段を設け、
異常検出時に、画像データ転送ルートを自動切換えする
手段を設ける。また、前記自動切換え手段により、相異
なる画像データ転送ルートを使用して、画像データ転送
ルートの自己診断を行なうことができる構成にする。
スには、画像データ転送用を光ファイバ、撮影タイミン
グ制御用と電源供給用をメタルケーブル、といった具合
に接続ケーブルの種類を使い分けるケースが増えてきて
いる。光ファイバには、高速・大容量、細径、軽量など
利点が多いが、一方で、その構造上、折り曲げ等に対し
て、壊れ易い、損失が大きくなり伝送特性が劣化する、
などの欠点がある。そこで、画像データ転送ラインが故
障等により通信不能となった場合でも、正常に撮影動作
が行なえる構成にすることを目的とする。 【解決手段】 センサユニットから制御部に転送される
画像データの転送ルートの異常を検出する手段を設け、
異常検出時に、画像データ転送ルートを自動切換えする
手段を設ける。また、前記自動切換え手段により、相異
なる画像データ転送ルートを使用して、画像データ転送
ルートの自己診断を行なうことができる構成にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体撮像装置を用い
たX線デジタル撮影装置に関するものである。
たX線デジタル撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】医療診断を目的とするX線撮影は、増感
紙とX線写真フィルムを組み合わせたフィルム/スクリ
ーンシステムがよく行われている。この方法によれば、
被写体を通過したX線は、被写体の内部情報を含み、そ
れが増感紙によってX線の強度に比例した可視光に変換
され、X線写真フィルムを感光させ、X線画像をフィル
ム上に形成する。
紙とX線写真フィルムを組み合わせたフィルム/スクリ
ーンシステムがよく行われている。この方法によれば、
被写体を通過したX線は、被写体の内部情報を含み、そ
れが増感紙によってX線の強度に比例した可視光に変換
され、X線写真フィルムを感光させ、X線画像をフィル
ム上に形成する。
【0003】また、最近では、X線を蛍光体によってX
線の強度に比例した可視光に変換し、それを光電変換素
子を用いて電気信号に変換し、それをA/D変換回路で
デジタル変換するX線デジタル撮影装置が使用されはじ
めている。
線の強度に比例した可視光に変換し、それを光電変換素
子を用いて電気信号に変換し、それをA/D変換回路で
デジタル変換するX線デジタル撮影装置が使用されはじ
めている。
【0004】図2にX線デジタル撮影装置を用いた一般
撮影の従来例を示す。
撮影の従来例を示す。
【0005】撮影室には立位用スタンド107に取り付
けられたセンサユニット103があり、操作室の制御部
108に接続されている。X線技師は、まず、患者10
2に対して、立位用スタンド107の前で、適切なポジ
ショニングを行なう。X線技師は、操作室に戻り、X線
曝射スイッチを押す。X線発生装置101から照射され
たX線は、患者102を透過し、患者102の内部情報
をもってセンサユニット103に入射する。センサユニ
ット103内の固体撮像装置104は、X線を強度に比
例した可視光に変換する蛍光体105を、可視光を強度
に比例した電気信号に変換する光電変換装置106に貼
り付けた形で構成されている。光電変換装置106で電
気信号に変換されたX線画像データは、AD変換され、
デジタルデータとして制御部108に転送され、表示部
109に表示される。
けられたセンサユニット103があり、操作室の制御部
108に接続されている。X線技師は、まず、患者10
2に対して、立位用スタンド107の前で、適切なポジ
ショニングを行なう。X線技師は、操作室に戻り、X線
曝射スイッチを押す。X線発生装置101から照射され
たX線は、患者102を透過し、患者102の内部情報
をもってセンサユニット103に入射する。センサユニ
ット103内の固体撮像装置104は、X線を強度に比
例した可視光に変換する蛍光体105を、可視光を強度
に比例した電気信号に変換する光電変換装置106に貼
り付けた形で構成されている。光電変換装置106で電
気信号に変換されたX線画像データは、AD変換され、
デジタルデータとして制御部108に転送され、表示部
109に表示される。
【0006】ここで、センサユニット103と制御部1
08とのインターフェイスにおいては、通常メタル等で
構成されたケーブル110が使用される。そして、使用
される信号としては、目的により,(a)画像データ転
送用,(b)撮影タイミング制御用,(c)電源供給用
に大別することができる。
08とのインターフェイスにおいては、通常メタル等で
構成されたケーブル110が使用される。そして、使用
される信号としては、目的により,(a)画像データ転
送用,(b)撮影タイミング制御用,(c)電源供給用
に大別することができる。
【0007】ところで、近年、固体撮像装置の解像度、
大きさは、日々進歩し、現在では、2000×2000
以上の画素数も出てきており、総画素数は、4Mピクセ
ル以上にもなる。これら多量のデータを短時間で転送す
るためには、画素読み出し用のクロック周波数を上げて
いかなければならない。しかし、クロック周波数を上げ
ることによって画像を記憶するフレームメモリには、高
速なアクセス速度が要求され、通常高速SRAMなどを
使用するため高価なものになってしまう。また、フレー
ムメモリのアクセス速度にも限界があるため、一定以上
早く画像を読み出すことはできない。そこで、データ線
の数を増やしクロックレートを落とすことによって確実
なデータ転送を行なうことが必要になる。つまり、画像
データ転送用としてメタルケーブルを使用する場合に
は、ケーブルの径が太くなる、といった問題が生じてく
る。また、メタルケーブルには、ノイズの影響を受け易
い、という問題も存在する。そこで、最近は、画像デー
タの電気信号を光信号に変換してから送信し、受信側で
はその光信号を電気信号に変換して処理を行なう、とい
う光ファイバケーブルを用いたデータ転送手段がとられ
るようになってきている。この光ファイバケーブルに
は、高速・大容量、細径、軽量、電磁誘導を受けない、
送受信間が電気的に絶縁できる、など多くの利点があ
る。つまり、センサユニットから制御部へ画像データを
転送する際、データ転送速度の高速化を達成する為に、
目的に応じて、画像データ転送用を光ファイバ、撮影タ
イミング制御用と電源供給用をメタルケーブル、といっ
た具合に接続ケーブルの種類を使い分けるというケース
が増えてきている。
大きさは、日々進歩し、現在では、2000×2000
以上の画素数も出てきており、総画素数は、4Mピクセ
ル以上にもなる。これら多量のデータを短時間で転送す
るためには、画素読み出し用のクロック周波数を上げて
いかなければならない。しかし、クロック周波数を上げ
ることによって画像を記憶するフレームメモリには、高
速なアクセス速度が要求され、通常高速SRAMなどを
使用するため高価なものになってしまう。また、フレー
ムメモリのアクセス速度にも限界があるため、一定以上
早く画像を読み出すことはできない。そこで、データ線
の数を増やしクロックレートを落とすことによって確実
なデータ転送を行なうことが必要になる。つまり、画像
データ転送用としてメタルケーブルを使用する場合に
は、ケーブルの径が太くなる、といった問題が生じてく
る。また、メタルケーブルには、ノイズの影響を受け易
い、という問題も存在する。そこで、最近は、画像デー
タの電気信号を光信号に変換してから送信し、受信側で
はその光信号を電気信号に変換して処理を行なう、とい
う光ファイバケーブルを用いたデータ転送手段がとられ
るようになってきている。この光ファイバケーブルに
は、高速・大容量、細径、軽量、電磁誘導を受けない、
送受信間が電気的に絶縁できる、など多くの利点があ
る。つまり、センサユニットから制御部へ画像データを
転送する際、データ転送速度の高速化を達成する為に、
目的に応じて、画像データ転送用を光ファイバ、撮影タ
イミング制御用と電源供給用をメタルケーブル、といっ
た具合に接続ケーブルの種類を使い分けるというケース
が増えてきている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、光ファイ
バケーブルは、高速データ転送に非常に優れているとい
う利点を有している。しかし一方で、その構造上、メタ
ルケーブルと比較して、折り曲げ等に対して、壊れ易
い、あるいは損失が大きくなりデータ伝送特性が劣化す
る、などの欠点がある。
バケーブルは、高速データ転送に非常に優れているとい
う利点を有している。しかし一方で、その構造上、メタ
ルケーブルと比較して、折り曲げ等に対して、壊れ易
い、あるいは損失が大きくなりデータ伝送特性が劣化す
る、などの欠点がある。
【0009】また、画像データ転送用ルートと撮影タイ
ミング制御用ルートのように複数の信号ルートを有して
いる場合に、どちらか一方でも故障等により通信不能と
なると、その部分を交換しない限り、装置の正常動作が
できなくなってしまう、という問題もある。
ミング制御用ルートのように複数の信号ルートを有して
いる場合に、どちらか一方でも故障等により通信不能と
なると、その部分を交換しない限り、装置の正常動作が
できなくなってしまう、という問題もある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、 (1)X線に感度がある固体撮像装置を有するX線セン
サユニットを1つの制御部より制御する形態を持ったX
線デジタル撮影装置において、前記X線センサユニット
から制御部に転送される画像データの転送ルートの異常
を検出する手段を設け、異常検出時に、画像データ転送
ルートを自動切換えする手段を設けたことを特徴とする
X線デジタル撮影装置を提供する。
に、 (1)X線に感度がある固体撮像装置を有するX線セン
サユニットを1つの制御部より制御する形態を持ったX
線デジタル撮影装置において、前記X線センサユニット
から制御部に転送される画像データの転送ルートの異常
を検出する手段を設け、異常検出時に、画像データ転送
ルートを自動切換えする手段を設けたことを特徴とする
X線デジタル撮影装置を提供する。
【0011】(2)前記画像データ転送ルートの正常ま
たは異常を検出する手段を設け、異常検出時に、画像デ
ータ転送ルートを自動切換えする手段を設けたことを特
徴とする前記(1)記載のX線デジタル撮影装置を提供
する。
たは異常を検出する手段を設け、異常検出時に、画像デ
ータ転送ルートを自動切換えする手段を設けたことを特
徴とする前記(1)記載のX線デジタル撮影装置を提供
する。
【0012】(3)前記自動切換え手段により、相異な
る画像データ転送ルートを使用して、画像データ転送ル
ートの自己診断を行なうことができることを特徴とする
前記(1)記載のX線デジタル撮影装置を提供する。
る画像データ転送ルートを使用して、画像データ転送ル
ートの自己診断を行なうことができることを特徴とする
前記(1)記載のX線デジタル撮影装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、前記センサユニット10
3及び制御部108の概略内部形態を示したものであ
る。センサユニット内部には、光電変換素子をマトリク
ス状にならべた光電変換装置の表面にX線を可視光に変
換する蛍光体を付着させた固体撮像装置104および、
固体撮像装置104を制御するセンサ部制御用電気回路
1を有している。2は前記図2の説明のように取り込ま
れた画像データをセンサユニット外部に転送する為の画
像データ転送ライン用コネクタ、3はセンサユニット1
03と制御部108との通信あるいはX線撮影タイミン
グ制御等に使用される撮影タイミング制御ライン用コネ
クタ、4はセンサユニットに電源を供給する為の電源供
給ライン用コネクタを示している。また、制御部108
の内部は、同様に画像データ転送ライン用コネクタ6、
撮影タイミング制御ライン用コネクタ7、電源供給ライ
ン用コネクタ8、電源9、画像取り込み用電気回路5を
有している。そして、前記従来技術でも述べたように、
画像データ転送ルートとして光ファイバケーブル10
が、撮影タイミング制御ルート及び電源供給ルートとし
てメタルケーブル11が、それぞれセンサユニット10
3と制御部108とを接続する形態となっている。
3及び制御部108の概略内部形態を示したものであ
る。センサユニット内部には、光電変換素子をマトリク
ス状にならべた光電変換装置の表面にX線を可視光に変
換する蛍光体を付着させた固体撮像装置104および、
固体撮像装置104を制御するセンサ部制御用電気回路
1を有している。2は前記図2の説明のように取り込ま
れた画像データをセンサユニット外部に転送する為の画
像データ転送ライン用コネクタ、3はセンサユニット1
03と制御部108との通信あるいはX線撮影タイミン
グ制御等に使用される撮影タイミング制御ライン用コネ
クタ、4はセンサユニットに電源を供給する為の電源供
給ライン用コネクタを示している。また、制御部108
の内部は、同様に画像データ転送ライン用コネクタ6、
撮影タイミング制御ライン用コネクタ7、電源供給ライ
ン用コネクタ8、電源9、画像取り込み用電気回路5を
有している。そして、前記従来技術でも述べたように、
画像データ転送ルートとして光ファイバケーブル10
が、撮影タイミング制御ルート及び電源供給ルートとし
てメタルケーブル11が、それぞれセンサユニット10
3と制御部108とを接続する形態となっている。
【0014】図2の説明で述べたように、センサユニッ
ト103内の固体撮像装置104において、蛍光体10
5から発せられた可視光は、光電変換装置106におい
て電気信号に変換される。そして、電気信号に変換され
たX線画像データが、制御用電気回路内のAD変換回路
ADによりデジタルデータに変換される。AD変換回路
には、バッファメモリBM、パラレル/シリアル変換回
路PS1,PS2、電気/光変換モジュールEO、ライ
ンドライバDRVがそれぞれ接続されている。通常は、
バッファメモリBMに蓄えられた画像データは、パラシ
リ変換回路PS1、電気/光変換モジュールEOを経由
し、光ファイバケーブル10により制御部108に転送
される。
ト103内の固体撮像装置104において、蛍光体10
5から発せられた可視光は、光電変換装置106におい
て電気信号に変換される。そして、電気信号に変換され
たX線画像データが、制御用電気回路内のAD変換回路
ADによりデジタルデータに変換される。AD変換回路
には、バッファメモリBM、パラレル/シリアル変換回
路PS1,PS2、電気/光変換モジュールEO、ライ
ンドライバDRVがそれぞれ接続されている。通常は、
バッファメモリBMに蓄えられた画像データは、パラシ
リ変換回路PS1、電気/光変換モジュールEOを経由
し、光ファイバケーブル10により制御部108に転送
される。
【0015】このようにして転送される画像データは、
制御部108内の画像取り込み用電気回路5に入り、光
/電気変換モジュールOE、シリアル/パラレル変換回
路SP1を経由し、フレームメモリFMに書込まれる。
制御部108内の画像取り込み用電気回路5に入り、光
/電気変換モジュールOE、シリアル/パラレル変換回
路SP1を経由し、フレームメモリFMに書込まれる。
【0016】ここで、光/電気変換モジュールOEと接
続されているシリパラ変換回路SP1には、光モジュー
ル同士による光通信が正常に行なわれているかどうかを
検出する為のリンクレディ信号LRDYが設けられてい
る。この機能を使用することにより、制御部内の処理装
置CPU2は画像データ転送ラインの故障等による通信
異常を検出することが可能である。該故障検出手段によ
り異常を検出すると、処理装置CPU2は、コミュニケ
ーションコントローラSC2、ラインバッファBUF2
により、メタルケーブル11のラインにより、センサユ
ニット103内の処理装置CPU1に故障情報を伝達す
る。これを受けた処理装置CPU1は、画像データ転送
ルートの切換えを行なう。つまり、パラシリ変換回路P
S1を無効にし、バッファメモリBM内の画像データ
を、通常は撮影タイミング制御用に使用しているパラシ
リ変換回路PS2及びラインドライバDRVを経由し
て、メタルケーブル11のラインにより、制御部103
に転送を行なう。そして、制御部内の処理装置CPU2
では、ラインレシーバRCV及びシリパラ変換回路SP
2を経由して送られてきた画像データを、フレームメモ
リFMに書込む。この場合、X線撮影と画像転送とは、
同じタイミングで行なうことはできなくなるが、バッフ
ァメモリBMに画像データを一時記憶しておき、画像デ
ータ転送タイミングを制御することにより、撮影及び転
送は正常に行なうことができるようになる。
続されているシリパラ変換回路SP1には、光モジュー
ル同士による光通信が正常に行なわれているかどうかを
検出する為のリンクレディ信号LRDYが設けられてい
る。この機能を使用することにより、制御部内の処理装
置CPU2は画像データ転送ラインの故障等による通信
異常を検出することが可能である。該故障検出手段によ
り異常を検出すると、処理装置CPU2は、コミュニケ
ーションコントローラSC2、ラインバッファBUF2
により、メタルケーブル11のラインにより、センサユ
ニット103内の処理装置CPU1に故障情報を伝達す
る。これを受けた処理装置CPU1は、画像データ転送
ルートの切換えを行なう。つまり、パラシリ変換回路P
S1を無効にし、バッファメモリBM内の画像データ
を、通常は撮影タイミング制御用に使用しているパラシ
リ変換回路PS2及びラインドライバDRVを経由し
て、メタルケーブル11のラインにより、制御部103
に転送を行なう。そして、制御部内の処理装置CPU2
では、ラインレシーバRCV及びシリパラ変換回路SP
2を経由して送られてきた画像データを、フレームメモ
リFMに書込む。この場合、X線撮影と画像転送とは、
同じタイミングで行なうことはできなくなるが、バッフ
ァメモリBMに画像データを一時記憶しておき、画像デ
ータ転送タイミングを制御することにより、撮影及び転
送は正常に行なうことができるようになる。
【0017】また、本実施例においては、画像データ転
送ルートとして光ファイバケーブルを使用する例に挙げ
たが、これは光ファイバ以外のもの、例えば、ワイヤレ
ス通信により画像データを転送する場合であってもよ
い。
送ルートとして光ファイバケーブルを使用する例に挙げ
たが、これは光ファイバ以外のもの、例えば、ワイヤレ
ス通信により画像データを転送する場合であってもよ
い。
【0018】また、通常の自己診断時においては、前記
画像データ転送ルート自動切換え機構を使用して、故障
経路を検出することも可能になる。
画像データ転送ルート自動切換え機構を使用して、故障
経路を検出することも可能になる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、X線センサユニッ
トから制御部に転送される画像データの転送ルートの異
常を検出する手段を設け、異常検出時に、画像データ転
送ルートを自動切換えする手段を設けることによって、
画像データ転送ラインが故障した場合でも、ケーブル等
の故障箇所を交換することなく、正常にX線撮影を行な
うことが可能になる。
トから制御部に転送される画像データの転送ルートの異
常を検出する手段を設け、異常検出時に、画像データ転
送ルートを自動切換えする手段を設けることによって、
画像データ転送ラインが故障した場合でも、ケーブル等
の故障箇所を交換することなく、正常にX線撮影を行な
うことが可能になる。
【0020】また、前記自動切換え手段により、相異な
る画像データ転送ルートを使用して、画像データ転送ル
ートの自己診断を行なうことができるため、故障の有
無、故障箇所の特定等も自動的に行なうことができるよ
うになる。
る画像データ転送ルートを使用して、画像データ転送ル
ートの自己診断を行なうことができるため、故障の有
無、故障箇所の特定等も自動的に行なうことができるよ
うになる。
【図1】 本発明のシステム全体の実施形態を示す図
【図2】 従来例を示す図
1 センサ部制御用電気回路
2、6 画像データ転送ライン用コネクタ
3、7 撮影タイミング制御ライン用コネクタ
4、8 電源供給ライン用コネクタ
5 画像取り込み用電気回路
9 電源
10 光ファイバケーブル
11 メタルケーブル
CPU1、CPU2 処理装置
AD AD変換回路
BM バッファメモリ
PS1、PS2 パラレル/シリアル変換回路
EO 電気/光変換モジュール
DRV ラインドライバ
OE 光/電気変換モジュール
SP1、SP2 シリアル/パラレル変換回路
RCV ラインレシーバ
BUF1、BUF2 ラインバッファ
SC1、SC2 コミュニケーションコントローラ
FM フレームメモリ
LRDY リンクレディ信号
フロントページの続き
Fターム(参考) 2G088 EE01 FF02 JJ05 JJ33 JJ35
JJ36 KK20 KK24 KK32 LL27
4C093 AA01 AA16 CA35 EB12 EB13
FA34 FA60 FB11 FH06
5C054 CA02 CC01 DA10 EA01 EA03
EB05 EH07 HA12
Claims (3)
- 【請求項1】 X線に感度がある固体撮像装置を有する
X線センサユニットを1つの制御部より制御する形態を
持ったX線デジタル撮影装置において、前記X線センサ
ユニットから制御部に転送される画像データの転送ルー
トを、別ルートに自動切換え可能な手段を設けたことを
特徴とするX線デジタル撮影装置。 - 【請求項2】 前記画像データ転送ルートの正常または
異常を検出する手段を設け、異常検出時に、画像データ
転送ルートを自動切換えする手段を設けたことを特徴と
する請求項1記載のX線デジタル撮影装置。 - 【請求項3】 相異なる前記画像データ転送ルートを使
用して、画像データ転送ルートの自己診断を行なうこと
ができることを特徴とする請求項1記載のX線デジタル
撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001206081A JP2003019127A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | X線デジタル撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001206081A JP2003019127A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | X線デジタル撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003019127A true JP2003019127A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19042272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001206081A Withdrawn JP2003019127A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | X線デジタル撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003019127A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1862118A1 (en) * | 2005-03-25 | 2007-12-05 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Radiographic imaging system |
JP2009247522A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Toshiba Corp | X線ct装置 |
JP2012135381A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Fujifilm Corp | 可搬型放射線画像撮影装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影システム |
WO2016002415A1 (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-07 | オリンパス株式会社 | 撮像装置、内視鏡システム、および、内視鏡装置 |
KR20160056572A (ko) * | 2014-11-12 | 2016-05-20 | 주식회사바텍 | 디지털 엑스선 영상획득 장치 및 이를 포함하는 디지털 엑스선 영상획득 시스템 |
JP6116781B1 (ja) * | 2016-02-25 | 2017-04-19 | オリンパス株式会社 | 内視鏡システム、内視鏡システムの作動方法 |
WO2017145418A1 (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | オリンパス株式会社 | 内視鏡システム、内視鏡システムの作動方法 |
-
2001
- 2001-07-06 JP JP2001206081A patent/JP2003019127A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1862118A4 (en) * | 2005-03-25 | 2012-03-28 | Konica Minolta Med & Graphic | RADIOGRAPHIC IMAGING SYSTEM |
EP1862118A1 (en) * | 2005-03-25 | 2007-12-05 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Radiographic imaging system |
JP2009247522A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Toshiba Corp | X線ct装置 |
JP2012135381A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Fujifilm Corp | 可搬型放射線画像撮影装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影システム |
US9861266B2 (en) | 2014-07-02 | 2018-01-09 | Olympus Corporation | Imaging device, endoscope system, and endoscope device |
WO2016002415A1 (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-07 | オリンパス株式会社 | 撮像装置、内視鏡システム、および、内視鏡装置 |
JP5869194B1 (ja) * | 2014-07-02 | 2016-02-24 | オリンパス株式会社 | 撮像装置、内視鏡システム、および、内視鏡装置 |
KR20160056572A (ko) * | 2014-11-12 | 2016-05-20 | 주식회사바텍 | 디지털 엑스선 영상획득 장치 및 이를 포함하는 디지털 엑스선 영상획득 시스템 |
KR102339060B1 (ko) | 2014-11-12 | 2021-12-14 | 주식회사 바텍 | 디지털 엑스선 영상획득 장치 및 이를 포함하는 디지털 엑스선 영상획득 시스템 |
WO2017145418A1 (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | オリンパス株式会社 | 内視鏡システム、内視鏡システムの作動方法 |
CN107306492A (zh) * | 2016-02-25 | 2017-10-31 | 奥林巴斯株式会社 | 内窥镜系统和内窥镜系统的工作方法 |
JP6116781B1 (ja) * | 2016-02-25 | 2017-04-19 | オリンパス株式会社 | 内視鏡システム、内視鏡システムの作動方法 |
US10076230B2 (en) | 2016-02-25 | 2018-09-18 | Olympus Corporation | Endoscope system and operation method of endoscope system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8582973B2 (en) | Data communication apparatus, electronic camera, and data communication system | |
US7952641B2 (en) | Sensor for imaging inside equipment | |
JP2002248095A (ja) | X線デジタル撮影装置 | |
WO2015064846A1 (en) | Apparatus and method for head mounted display indicating process of 3d printing | |
JP2013214952A (ja) | 撮像装置 | |
US20170184837A1 (en) | Apparatus for transferring image data and endoscopy system including the same | |
US11849912B2 (en) | Endoscopic camera system and image signal transmission method thereof | |
WO2017111332A1 (ko) | 전자 장치 및 전자 장치의 제어 방법 | |
JP2006181021A (ja) | 電子内視鏡装置 | |
JP4262388B2 (ja) | 電子カメラ | |
US20180309923A1 (en) | Information processing device and information processing method, solid-state imaging device and solid-state imaging device operation method, program, and electronic apparatus | |
WO2020130654A1 (en) | Camera module having multi-cell structure and portable communication device including the same | |
KR20140030204A (ko) | 입체 영상 촬상 시스템 및 동기 제어 방법 | |
JP2012084968A (ja) | デジタルカメラ | |
JP2003019127A (ja) | X線デジタル撮影装置 | |
US20140125832A1 (en) | Information processing device, imaging device, and information processing method | |
JP2012084973A (ja) | デジタルカメラ | |
CN211830923U (zh) | 一种可连接双摄像头的装置 | |
CN113556497A (zh) | 一种传输多摄像头数据的方法 | |
WO2019156486A1 (ko) | 디스플레이 장치 | |
WO2018020769A1 (ja) | 映像システム装置 | |
WO2017002752A1 (ja) | 情報通信システム及びインターフェース装置 | |
JP2007235725A (ja) | 撮影システム | |
CN113556498A (zh) | 一种连接多摄像头的方法 | |
JP2021044747A (ja) | 撮像装置及びその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |