JP2003019113A - 内視鏡用オートクレーブ装置 - Google Patents

内視鏡用オートクレーブ装置

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JP2003019113A
JP2003019113A JP2002134348A JP2002134348A JP2003019113A JP 2003019113 A JP2003019113 A JP 2003019113A JP 2002134348 A JP2002134348 A JP 2002134348A JP 2002134348 A JP2002134348 A JP 2002134348A JP 2003019113 A JP2003019113 A JP 2003019113A
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JP
Japan
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endoscope
flexible
autoclave device
tube
autoclave
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Pending
Application number
JP2002134348A
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English (en)
Inventor
Hiroki Moriyama
宏樹 森山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、軟性な挿入部を有した内視鏡を滅菌
処理可能とした内視鏡用オートクレーブ装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】本発明は、内視鏡1を収納可能なオートク
レーブ装置において、該装置内に軟性な挿入部2を有し
た内視鏡1を吊持する支持部材85を設け、この支持部
材85に少なくとも前記挿入部2を吊り下げるようにし
て内視鏡1をセットして、軟性な挿入部2を有した内視
鏡1を滅菌処理可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、滅菌処理する内視
鏡を収納可能なオートクレーブ装置に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】オート
クレーブ装置で内視鏡を滅菌処理することが行なわれて
きたが、本発明は特に軟性な挿入部を有した内視鏡を少
なくとも前記挿入部を吊り下げて滅菌処理可能とした内
視鏡用オートクレーブ装置を提供しようとするものであ
る。 【0003】 【課題を解決するための手段】本発明は、内視鏡を収納
可能なオートクレーブ装置において、該装置内に軟性な
挿入部を有した内視鏡を吊持する支持部材を設け、この
支持部材に少なくとも前記挿入部を吊り下げるようにし
て内視鏡をセットし、軟性な挿入部を有した内視鏡を滅
菌処理するようにしたものである。 【0004】 【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して本発明の
一実施形態に係る内視鏡用オートクレーブ装置について
説明する。まず、オートクレーブ装置の構造を説明する
前に、これによって滅菌処理される内視鏡1について説
明する。 【0005】図1は大腸に用いる内視鏡1の一例を示し
ており、この内視鏡1は挿入部2、操作部3及びユニバ
ーサルコード4を主体として構成されている。ユニバー
サルコード4の延出先端にはコネクタ5が取着されてい
る。また、挿入部2は先端部6、湾曲部7、軟性部8を
有してなり、それらは先端からその順に配列されてい
る。先端部6の先端には図示しない対物レンズを組み込
んだ観察窓の他、照明窓、チャンネル開口、前記観察窓
に向けたノズル等が設けられている。先端部6内には観
察窓を通じて観察される視野を撮像する撮像素子装置が
設けられている。湾曲部7は操作部3に設けた図示しな
い操作ノブによって湾曲操作ワイヤを介して湾曲操作さ
れる。軟性部8は可撓管からなり、比較的柔軟な構成に
なっている。軟性部8は前方側に位置する第1の軟性部
分8aと手元側に位置する第2の軟性部分8bとからな
り、その軟性部分8aと軟性部分8bは金属等の硬質な
接続管9を介して接続されている。 【0006】挿入部2内には前記照明窓に接続されるラ
イトガイド用ファイバ束11、前記撮像素子装置に接続
される撮像用信号線、前記チャンネル開口に接続された
処置具チャンネル用チューブ、前記ノズルに接続された
送気・送水チューブ、前記湾曲操作ワイヤ等の内蔵物が
配置してある。湾曲部7は軟性部8より内腔が狭く、ま
た比較的強い湾曲が加えられるため、その内腔に挿入さ
れる内蔵物はダメージを受け易い。そこで、耐久性の低
い内蔵物には特に必要であるが、少なくとも1つの内蔵
物12にはダメージの受け易い湾曲部7の領域において
保護チューブ(筒体)13を被せ、その内蔵物12を保
護するようにしている。 【0007】接続管9には外部に開放する開口部15が
形成されている。この開口部15にはL字状に屈曲した
接続パイプ16の一端が接続されている。接続管9は硬
質な部材である。このため、開口部15および接続パイ
プ16を気密的に形成することが容易である。そして、
接続パイプ16の他端には流体通路、つまり脱気用管路
を形成する可撓性の脱気チューブ17の先端が接続され
ている。この接続パイプ16及び脱気チューブ17は前
記保護チューブ13の手元側端の位置より後方に位置し
ている。脱気チューブ17の手元側は第2の軟性部分8
bから操作部3及びユニバーサルコード4の各内部を通
じてコネクタ5に導かれ、そのコネクタ5に設けた口金
18に接続されている。口金18には外部チューブ(外
界連通路)19の一端が着脱自在に接続され、外部チュ
ーブ19の他端は排気と共に排出する汚物等の排出物を
受ける汚物収納室を形成する容器20に着脱自在な状態
で接続されている。容器20には外気に開口する開口2
0aが形成されている。容器20は着脱自在であるた
め、使い捨て方式にすることができる。 【0008】次に、前記軟性内視鏡1を滅菌処理するオ
ートクレーブ装置について説明する。オートクレーブ装
置は本体84を備え、本体84の内部には軟性の内視鏡
1を吊持する支持部材85が設けられている。この支持
部材85に内視鏡1の挿入部2とユニバーサルコード4
を吊り下げて前記内視鏡1を滅菌するようになってい
る。挿入部2とユニバーサルコード4は支持部材85に
吊り下げてセットされるため、高温高圧の雰囲気下でも
曲り癖がつかない。したがって、症例時に内視鏡1の挿
入性能等に支障を与えない。 【0009】また、内視鏡1はコネクタ5からユニバー
サルコード4、操作部3および挿入部2内を通じてチュ
ーブ等からなる冷却用送風管路86を内蔵する。この冷
却用送風管路86の先端は内視鏡1の先端部に組み込ま
れた撮像素子装置の固体撮像素子付近に達する。冷却用
送風管路86の基端はコネクタ5の口金部87に接続さ
れる。口金部87はオートクレーブ装置の外部に設置さ
れた冷却装置88に接続される。図1中符号89で示す
ものは床面である。 【0010】そして、内視鏡1を滅菌処理中、冷却装置
88から冷却用送風管路86を通じて前記固体撮像素子
に冷却風を吹き付け、その固体撮像素子を冷却するよう
になっている。吹き付けた冷却風は内視鏡1の内空部を
通じてコネクタ5の口金部87を通じて外に排出され
る。 【0011】これによれば、滅菌処理中、内視鏡1の内
部、特に固体撮像素子を冷却することができるため、外
部が加熱されても内視鏡1の耐熱性が向上する。 【0012】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形例が考えられるものである。内視鏡は下部消
化管用のみならず、管腔のある部位に使用する、例えば
上部消化管用のものにも適用可能である。 【0013】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、軟
性な挿入部を有した内視鏡を高温高圧の雰囲気下でも曲
り癖をつかせないで滅菌処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係るオートクレーブ装置
を用いる内視鏡の説明図。 【図2】本発明の一実施形態に係るオートクレーブ装置
の説明図。 【符号の説明】 1…内視鏡、2…挿入部、3…操作部、4…ユニバーサ
ルコード、5…コネクタ、6…先端部、7…湾曲部、8
…軟性部、84…オートクレーブ装置の本体、85…支
持部材、86…冷却用送風管路、87…口金部、88…
冷却装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内視鏡を収納可能なオートクレーブ装置
    において、 該装置内に軟性な挿入部を有した内視鏡を吊持する支持
    部材を設け、この支持部材に少なくとも前記挿入部を吊
    り下げるようにして内視鏡をセットして、軟性な挿入部
    を有した内視鏡を滅菌処理可能としたことを特徴とする
    内視鏡用オートクレーブ装置。
JP2002134348A 2002-05-09 2002-05-09 内視鏡用オートクレーブ装置 Pending JP2003019113A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005198734A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Pentax Corp 冷却システム
JP2007181687A (ja) * 2005-12-29 2007-07-19 Ethicon Inc キャビネット型内視鏡プロセッサ

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