JP2003018746A - 直流系統電圧安定化装置 - Google Patents

直流系統電圧安定化装置

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JP2003018746A JP2001196111A JP2001196111A JP2003018746A JP 2003018746 A JP2003018746 A JP 2003018746A JP 2001196111 A JP2001196111 A JP 2001196111A JP 2001196111 A JP2001196111 A JP 2001196111A JP 2003018746 A JP2003018746 A JP 2003018746A
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    • B60L7/00Electrodynamic brake systems for vehicles in general
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回生電力の有効利用を図り、同時に直流系統
の電圧の安定化を図り得る直流系統電圧安定化装置を提
供する。 【解決手段】 電力貯蔵装置4と直流系統1との間に接
続された双方向チョッパ3のスイッチング動作を、制御
部13で制御することにより、直流系統1から電力貯蔵
装置4に電流を供給するか、又は電力貯蔵装置4から直
流系統1に電流を供給することにより、直流系統1と当
該直流系統電圧安定化装置との接続点7との電圧である
直流系統電圧V1 の安定化を図るものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は直流系統電圧安定化
装置に関し、特に直流系統電圧を安定化する電力変換装
置として有用なものである。 【0002】 【従来の技術】直流系統上では、モータの力行、回生時
等における負荷電流の発生により電圧降下、上昇が起こ
り直流系統上の機器の動作に悪影響を与えることがあ
る。従来、回生電力への対策としては、直流系統に接続
した抵抗を回生電流に応じて変化させ、その抵抗で消費
させるものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】抵抗により回生電力を
消費させた場合には、エネルギーを捨てることになる。
また、力行時の直流系統電圧の低下には対応できないと
いう問題を有している。 【0004】本発明は、上記従来技術に鑑み、回生電力
の有効利用を図り、同時に直流系統の電圧の安定化を図
り得る直流系統電圧安定化装置を提供することを目的と
する。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、次の点を特徴とする。 【0006】1) 直流電源である給電装置から負荷に
電力を供給する直流系統に接続され、この直流系統の電
圧の安定化を図る直流系統電圧安定化装置において、電
力を貯蔵する電力貯蔵装置と、この電力貯蔵装置と直流
系統との間に接続されて前記直流系統からの電力を前記
電力貯蔵装置に導入するとともに、この電力貯蔵装置に
貯蔵した電力を前記直流系統に放出させる双方向チョッ
パと、この双方向チョッパと直流系統との間に接続され
て双方向チョッパのスイッチング動作に起因するリップ
ル電流の直流系統への流出を低減するスイッチング成分
除去フィルタと、前記双方向チョッパのスイッチング動
作を制御する制御部とを有し、この制御部で双方向チョ
ッパのスイッチングタイミングを制御して直流系統から
電力貯蔵装置に電流を供給するか、又は電力貯蔵装置か
ら直流系統に電流を供給することにより、直流系統と当
該直流系統電圧安定化装置との接続点との電圧である直
流系統電圧V1 が一定となるよう調整すること。 【0007】2) 上記1)に記載する直流系統電圧安
定化装置において、直流系統電圧V1 と直流系統電圧指
令値V1 * の偏差を変調率mで割った(V1 −V1 * )/
mを入力としたPI制御を行い、そのPI制御器の出力
を電力貯蔵装置側の電流指令値I2 * として電力貯蔵装
置側の電流I2 との偏差(I2 * −I 2 )を入力とした
PI制御を行い、そのPI制御器の出力をスイッチング
成分除去フィルタの電圧V3 で割ることにより規格化し
て変調率mを得、この変調率mで制御部により双方向チ
ョッパのスイッチング動作を制御して前記直流系統から
当該直流系統電圧安定化装置に流入する補償電流I1
調整し、直流系統電圧V 1 の安定化を図ること。 【0008】3) 上記2)に記載する直流系統電圧安
定化装置において、直流系統電圧V1 のループにおける
PI制御器の入力を、(V1 −V1 * )/m2 の代わり
に、電圧V3 と電力貯蔵装置側の電圧V2 との比を偏差
(V1 −V 1 * )に乗じた(V1 −V1 * )×(V2 /V
3 )とすること。 【0009】4) 上記2)に記載する直流系統電圧安
定化装置において、直流系統電圧V1 のループにおける
PI制御器の入力を、(V1 −V1 * )/mの代りに、
直流系統電圧V1 と電力貯蔵装置側の電圧V2 との比を
偏差(V1−V1 * )に乗じた(V1 −V1 * )×V2
1 としたこと。 【0010】5) 上記2)乃至4)の何れか一つに記
載する直流系統電圧安定化装置において、電力貯蔵装置
側の電流I2 のループにおけるPI制御出力の規格化
を、直流系統電圧V1 で割りそれを変調率mとするこ
と。 【0011】6) 上記2)乃至5)の何れか一つに記
載する直流系統電圧安定化装置において、電力貯蔵装置
側の電流指令値I2 * の下限値を電力貯蔵装置側の電圧
2 にゲインKV2を乗じて符号を反転した値とするこ
と。 【0012】7) 上記2)乃至6)の何れか一つに記
載する直流系統電圧安定化装置において、変調率mの下
限値をV2 /2V3 とすることで制御性能の悪くなる領
域を回避すること。 【0013】8) 上記2)乃至7)の何れか一つに記
載する直流系統電圧安定化装置において、電力貯蔵装置
側の電圧V2 が下限値V2LL 以下の時、負値の電力貯蔵
装置側の電流指令値I2 * を0とし、上限値V2UL 以上
の時、正値の電力貯蔵装置側の電流指令値I2 * を0と
することにより、電力貯蔵装置側の電圧V2 を動作範囲
内に収めるようにしたこと。 【0014】9) 上記2)乃至8)の何れか一つに記
載する直流系統電圧安定化装置において、電力貯蔵装置
側電圧V2 と電力貯蔵装置側指令電圧V2 * の誤差(V
2 −V2 *)を入力としたPI制御を行い、そのPI制御
器の出力を電力貯蔵装置側の電流I2 のループの電力貯
蔵装置側電流指令値I2 * に加えることにより、待機時
の電力貯蔵装置側の電圧V2 を一定にすること。 【0015】10) 上記2)乃至9)の何れか一つに
記載する直流系統電圧安定化装置において、負荷の運用
スケジュールに合せて電力貯蔵装置側の電圧V2 のルー
プの電力貯蔵装置側の電圧指令値V2 * を定め、より効
果的に直流系統電圧V1 の安定化を行うこと。 【0016】11) 上記1)に記載する直流系統電圧
安定化装置において、直流系統側の補償電流I1 とその
電流指令値I1 * との偏差を変調率mで割った(I1 *
1 )/mを入力としたPI制御を行い、そのPI制御
器の出力を電力貯蔵装置側の電流I2 のループの電流指
令値I2 * として電力貯蔵装置側の電流I2 との偏差
(I2 * −I2 )を入力としたPI制御を行い、そのP
I制御器の出力をスイッチング成分除去フィルタの電圧
3 で割ることにより規格化して変調率mを得、この変
調率mで制御部により双方向チョッパのスイッチング動
作を制御して補償電流I1 を調整し、直流系統電圧V1
の安定化を図ること。 【0017】12) 上記11)に記載する直流系統電
圧安定化装置において、直流系統側電流I1 ループのP
I制御器への入力に、誤差(I1 * −I1 )の代りに給
電装置側の直流系統の電流I01を与えることにより直流
系統電圧V1 を安定化すること。 【0018】13) 上記11)に記載する直流系統電
圧安定化装置において、直流系統側の補償電流I1 のル
ープのPI制御器への入力に、誤差(I1 * −I1 )の
代りに負荷側の直流系統の電流I02の符号を反転した値
を与えることにより直流系統電圧V1 を安定化するこ
と。 【0019】14) 上記11)に記載する直流系統電
圧安定化装置において、直流系統側の補償電流I1 のル
ープのPI制御器への入力に、偏差(I1 * −I1 )の
代りに直流系統電圧V1 と給電装置の電圧V0 との偏差
を線路インピーダンスZ1 で割った(V1 −V0 )/Z
1 を与えることにより直流系統電圧V1を安定化するこ
と。 【0020】15) 上記11)乃至14)の何れか一
つに記載する直流系統電圧安定化装置において、直流系
統側の補償電流I1 のループのPI制御器の代りに、P
制御器を用いること。 【0021】16) 上記1)乃至15)の何れか一つ
に記載する直流系統電圧安定化装置において、電力貯蔵
装置を二次電池で構成したこと。 【0022】17) 上記1)乃至16)に記載する何
れか一つの直流系統電圧安定化装置において、スイッチ
ング成分除去フィルタと双方向チョッパとの間にストッ
パースイッチを設け、事故等により直流系統電圧V1
既定値より低下、又はV1 <V2 となった場合、前記ス
トッパースイッチをOFFさせて電力貯蔵装置側から直
流系統側への電流を遮断することにより、大電流発生に
よる機器の破壊を防止するようにしたこと。 【0023】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。 【0024】<第1の実施の形態>図1は本発明の実施
の形態に係る直流系統電圧安定化装置を組み込んだ直流
系統を示すブロック線図である。同図に示すように、直
流系統1は、給電装置10から出力される電圧V0 の電
力を負荷Lに供給するものであり、Z1 は給電装置10
と直流系統電圧安定化装置8との間の線路インピーダン
ス、Z2 は直流系統電圧安定化装置8と負荷Lとの間の
線路インピーダンスである。また、負荷Lは、モータ
等、その力行、回生のように直流系統1への負荷電流I
M が正負の値をとるものを想定する。 【0025】直流系統電圧安定化装置8は、接続点7
で、負荷Lに対して並列に、直流系統1に接続してあ
る。図1では直流系統電圧安定化装置8が、給電装置1
0と負荷Lとの間にあるが、給電装置10と直流系統電
圧安定化装置8との間に負荷Lを接続しても勿論、良
い。 【0026】負荷Lが直流系統1から受電する場合(モ
ータでは力行時)、負荷電流IM は負値をとり、線路イ
ンピーダンスZ2 により直流系統電圧V1 は低下する。
ここで、直流系統電圧安定化装置8から直流系統電圧V
1 の変動を抑えるように、負値の補償電流I1 を流し、
直流系統電圧V1 を安定化する。また、負荷Lが直流系
統1に放電する場合(モータでは回生時)、負荷電流I
M は正値をとり、線路インピーダンスZ2 により直流系
統電圧V1 は上昇する。ここで、直流系統電圧安定化装
置8から直流系統1の電圧V1 の変動を抑えるように、
正値の補償電流I1 を流し、当該電圧V1 を安定化す
る。 【0027】かかる機能を実現すべく、図2に示すよう
に、直流系統電圧安定化装置8は、電力変換装置9及び
電力貯蔵装置4を有する。ここで、電力変換装置9は、
図3にさらに詳細に示すように、スイッチング成分除去
フィルタ2、双方向チョッパ3、制御部13で構成して
ある。図4は、直流系統電圧安定化装置8のさらに具体
的な回路図である。同図に示すように、スイッチング成
分除去フィルタ2は、リアクトルL1 及びコンデンサC
1 で構成し、双方向チョッパ3のスイッチングによるリ
プル電流の直流系統1への流出を低減するローパスフィ
ルタとしている。双方向チョッパ3は、スイッチS
1 、SW2 及び電流I2 の平滑化リアクトルL2 で構
成し、スイッチSW1 の変調率mを操作することにより
電流I2 ,I 3 を制御する。具体的には、図4の回路に
おいて、V1 >V2 となるように双方向チョッパ3を制
御し、電流I1 が正値のとき降圧、電流I1 が負値のと
きに昇圧動作とする。 【0028】電力貯蔵装置4は、大容量コンデンサを用
い、直流系統1の負荷電流IM の充放電を行い直流系統
電圧V1 を安定化する。図4に示す回路における電力貯
蔵装置4は、コンデンサCC と内部抵抗RC とで表わし
ている。 【0029】直流系統1への補償電流I1 は、双方向チ
ョッパ3に用いられているスイッチSW1 の変調率mを
操作することにより制御する。スイッチSW1 は、図5
に示すように、一定の周期で0〜1の大きさをとる三角
波であるキャリア信号S1 と変調率mとを比較し、キャ
リア信号S1 が変調率mより小さい間はON、大きい間
はOFFとする。このときスイッチSW2 は、スイッチ
SW1 と逆の動作とする。ここで、変調率mとキャリア
信号の1周期中のスイッチSW1 がONとなる時間t1
とOFFとなる時間t2 の関係は次式(1)となる。 【0030】 【数1】 【0031】ここで、スイッチング時にスイッチS
1 、SW2 が同時にONとなりフィルタコンデンサC
1 が短絡する危険がある為、通常デッドタイムを設け
る。ターンONのタイミングをデッドタイム分だけ遅ら
せて、一方のスイッチSW1 又はSW2 がOFFした
後、デッドタイム経過後にもう一方のスイッチSW2
はSW 1 がONになるようにすることで、フィルタコン
デンサC1 の短絡を回避する。 【0032】双方向チョッパ3での電力変換による損失
が無い場合、直流系統1側の電圧V 3 、電流I3 と電力
貯蔵装置4側の電圧V4 、電流I2 のキャリア信号S1
の1周期中の平均値は、変調率mを用いて次式(2)で
表される。 【0033】 【数2】 【0034】図5に示すキャリア信号S1 の1周期中の
平均値についての直流系統1側から見た等価回路は、図
6となり次式(3)の関係が成り立つ。 【0035】 【数3】 上式(3)中のsはラプラス変換の演算子を示す。式
(3)より電力貯蔵装置4側の電流I2 、電流I3 と変
調率mの関係は式(4)、式(5)となる。 【0036】 【数4】 【0037】 【数5】 【0038】式(4)に示すように、電力貯蔵装置4側
の電流I2 の微分値は、変調率mの1次式となり線形な
為、比較的簡単に制御できる。式(5)に示すように、
直流系統1側にある電流I3 の微分値と変調率mとの関
係は非線型性が強く制御は難しい。そこで、本形態に係
る直流系統電圧安定化装置8は、電力貯蔵装置4側の電
流I2 を変調率mにより制御するループを形成して制御
性能を良好に保持している。 【0039】本形態に係る直流系統電圧安定化装置8の
制御系のブロック線図を図7に示す。同図に示すよう
に、当該制御系は、直流系統1の電圧V1 を指令値V1
* に近づけるように、操作量となる双方向チョッパ3の
スイッチSW1 の変調率mを計算し、直流系統電圧安定
化装置8の補償電流I1 の制御を行う。当該制御系は直
流系統1の電圧V1 のループ、電力貯蔵装置4側の電流
2 のループからなる。 【0040】電圧V1 のループでは、次式(6)に示す
ように、直流系統1の電圧V1 と直流系統電圧指令値V
1 * の誤差(V1 −V1 * )を入力としたPI制御を行
い、そのPI制御器の出力を電力貯蔵装置4側の電流I
2 のループの電流指令値I2 *'とする。その際、線形性
を確保する為にPI変換器への入力を1/m倍してお
く。 【0041】 【数6】 ここで、PV1は、直流系統1の電圧V1 のループのPI
制御器の比例ゲイン、IV1は同積分ゲインである。 【0042】なお、式(2)を考慮して変調率mの代り
にフィルタ2のコンデンサC1 の電圧V3 と電力貯蔵装
置4側の電圧V2 の測定値の比を用い、式(6)の1/
mをV2 /V3 に置き換えても良い。この場合の計算式
が式(7)である。 【0043】 【数7】 【0044】フィルタ2のコンデンサC1 の電圧V3
はスイッチングリプルが含まれているので、より安定化
した制御を行う為に、この電圧V3 の代りに、ほぼ同じ
値となる直流系統の電圧V1 の測定値を用いることも可
能である。この場合の計算式が式(8)である。 【0045】 【数8】 【0046】上記式(6)〜(8)の何れかにより電力
貯蔵装置4側の電流指令値I2 *'を求める。 【0047】電力貯蔵装置4側の電流I2 は、電力貯蔵
装置4の定格電流I2Lにより制限されるので、前記電流
指令値I2 *'はリミッタ5でリミット処理を行い電流指
令値I2 * とする。ここで、図4に示すように、電力貯
蔵装置4をコンデンサCC と直列に接続された抵抗RC
でモデル化し、抵抗RC の電圧降下による影響を考え
る。この場合、電力貯蔵装置4側の電圧V2 は次式
(9)となる。 【0048】 【数9】 【0049】電力貯蔵装置4側の電流I2 が負値を取る
時、電力貯蔵装置4側の電圧V2 は抵抗RC により低下
する。同じ大きさの直流系統側電流I1 を出力しようと
したとき、この電圧降下により電力貯蔵装置4側の電流
2 を大きくしなければならなくなり、電力貯蔵装置4
側から直流系統1側への電力の変換効率が低下する。こ
のとき、電力貯蔵装置4側の電圧V2 が低いほど変換効
率の低下が大きい。そこで、電力貯蔵装置4側の電流I
2 が負値の時の変換効率低下を避ける為、電力貯蔵装置
4側の電圧V2 にゲインKV2を乗じて符号を反転した値
を電力貯蔵装置4側の電流指令値I2 *'の下限値とす
る。ここでゲインKV2、電力貯蔵装置4の定格電流I2L
は正値とする。電圧V1 のループのPI制御器の出力I
2 *'を、図7に示すように、電力貯蔵装置4側の電流指
令値リミッタ5を通して、式(10)に示す電力貯蔵装
置4側の電流指令値I2 * とする。 【0050】 【数10】 【0051】電流I2 のループでは、変調率mを操作し
て電力貯蔵装置4側の電流I2 の制御を行う。ここで、
電力貯蔵装置4側の電流I2 の指令値I2 * との誤差
(I2 *−I2 )を入力としたPI制御を行い、そのPI
制御器の出力をdI2 とする。これは次式(11)で求
まる。 【0052】 【数11】 ここで、電流I2 ループのPI制御器の比例ゲイン
I2、積分ゲインII2としている。 【0053】次に、式(12)で示すように、dI
2 を、電力貯蔵装置4側の電圧V2 相当の値としてのコ
ンデンサC1 の電圧V3 で割り、規格化を行い変調率
m’を得る。 【0054】 【数12】 【0055】また、フィルタ2のコンデンサC1 の電圧
3 の代りに、ほぼ同じ値でより安定した値となる直流
系統1の電圧V1 の測定値を用いることも可能である。
この場合の演算式を次式(13)に示す。 【0056】 【数13】 【0057】上記式(12)、式(13)のいずれかに
より変調率m’を求める。ここで、変調率m’の初期値
を考える。変調率m’と電力貯蔵装置4側の電流I2
の関係は、式(4)を変形して次式(14)で求まる。 【0058】 【数14】 【0059】上式(14)で微分の項を0とするとm’
=V2 /V3 となる。そこで電流I 2 のループのPI制
御器の積分バッファの初期値をV2 とすることで、本形
態に係る直流系統電圧安定化装置8の初期動作を安定化
することができる。さらに、変量率mには、式(1)か
ら物理的な制約として、0<m’<1になるようにリミ
ッタ6でリミット処理をする。通常、チョッパでは、ス
イッチSW1 、SW2のON,OFF時間が短くなりす
ぎないように、正値となる微小量δを用いてδ<m’<
1・δとする。ここで、直流系統1側の電流I3 の微分
値は、変調率mに関して式(5)を変形した式(15)
のようになる。 【0060】 【数15】 【0061】上式(15)よりsI3 が極小値をとると
きの変調率mLLを式(16)に示す。 【0062】 【数16】 【0063】上式(15)で求まる変調率m’とsI3
との関係の一例を図8に示す。同図に示すように、変調
率m’がmLL以下では、変調率m’が増加してもsI3
が減少する。電流I3 をより減少させる為に変調率m’
を下げてもmLL以下になると、電流I3 の減少率となる
sI3 が減少していき、制御性能が悪化する。変調率m
の下限値をmLLとすることにより、制御性能の悪化を回
避することができる。操作量となる変調率mは、電流I
2 のループのPI制御器の出力を規格化したm’をリミ
ッタ6に通して求める。これを次式(17)に示す。 【0064】 【数17】 【0065】導き出された操作量である変調率mにより
スイッチSW1 ,SW2 のON、OFF時間比を操作
し、電力貯蔵装置4が充電又は放電を行い、それにより
補償電流I1 が定まり、この補償電流I1 により負荷電
流IM が補償され、直流系統1の電圧V1 が安定化す
る。 【0066】なお、図4では電力貯蔵装置4にコンデン
サCc を用いているが、コンデンサCc の代りに各種二
次電池を用いることもできる。また、チョッパ3で使用
しているスイッチSW1 ,SW2 は、図9のように各種
半導体スイッチで好適に構成することができる。半導体
スイッチとしては、図9に示すようなIGBT等の自己
消孤型素子とダイオードとを組み合わせたものが最適で
ある。 【0067】スイッチSW1 に、図9のようにダイオー
ドを用いた場合、事故等により直流系統1の電圧V1
電力貯蔵装置4側の電圧V2 より低下してスイッチSW
1 のダイオードを通して電力貯蔵装置4側から直流系統
1側へ大電流が流れ機器が破壊される虞れがある。そこ
で、図10に示すように、スイッチング成分除去フィル
タ2、双方向チョッパ3の間にストッパースイッチ11
を設けても良い。ストッパースイッチ11は、通常ON
状態にあり双方向に電流を流すが、OFFすることによ
り双方向チョッパ3からスイッチング成分除去フィルタ
2への電流を遮断する機能をもつ。直流系統1の電圧V
1 を監視し、ある既定値以下に下がるか、又はV1 <V
2 となったときに、ストッパースイッチ11をOFFさ
せて電力貯蔵装置4側から直流系統1側への電流を遮断
することにより機器の破壊を防ぐ。かかる制御はストッ
パースイッチ制御部17で行う。 【0068】電力貯蔵装置4側の電圧V2 の動作範囲を
定格電圧や、電力変換効率等により式(18)と定めた
とき、電力貯蔵装置4側の電圧V2 のリミッタ処理を電
力貯蔵装置4側の電流指令値のリミッタ処理の後に行
う。 【0069】 【数18】 ここで、電力貯蔵装置側電圧V2 の下限値V2LL 、上限
値V2UL である。 【0070】リミッタ5の出力を電力貯蔵装置4側の電
流指令値I2 *"として、電力貯蔵装置4側の電圧V2
式(18)の動作範囲をはずれた場合、それ以上動作範
囲から電圧V2 がはなれる方向の電流指令値I2 *"を0
とするようなリミッタをかける。式(19)のように電
力貯蔵装置側電圧V2 が下限値V2LL 以下の時、電力貯
蔵装置4からの放電となる負極の電力貯蔵装置4側の電
流指令値I2 *"を0として、これ以上の電力貯蔵装置4
側の電圧V2 の低下を防ぐ。電力貯蔵装置4側の電圧V
2 が上限値V2UL 以上の時、電力貯蔵装置4への充電と
なる正値の電力貯蔵装置4側の電流指令値I2 *"を0と
して、これ以上の電力貯蔵装置4側の電圧V2 の上昇を
防ぐ。 【0071】 【数19】 この電力貯蔵装置側電圧リミッタの出力を、電力貯蔵装
置4側の電流I2 ループの入力である電力貯蔵装置4側
の電流指令値I2 * とする。 【0072】一方、図11に示すように、待機時の電力
貯蔵装置4側の電圧V2 を、ある一定値に保つために、
図7に示す制御系の電圧V1 を安定化する制御系に、電
力貯蔵装置4側の電圧V2 のループを追加しても良い。
当該電圧V2 のループは、負荷電流IM の発生時に十分
な補償電流I1 を得られるように電力貯蔵装置4側の電
圧V2 を制御する。電力貯蔵装置4側の電圧指令電圧V
2 * の例としては、負荷がモータの場合、回生、力行の
どちらがおこっても補償できるように、式(18)の電
力貯蔵装置4側の電圧V2 の動作範囲のなかで、電力貯
蔵コンデンサC C に貯えられているエネルギーが中央値
となる式(20)の値にする。 【0073】 【数20】 【0074】回生、力行時の負荷の大きさが異なる場合
は、電圧指令電圧V2 * を式(20)の値からより適し
た値に変更する。回生時の負荷が大きい場合は、電圧指
令電圧V2 * を下げ、力行時の負荷が大きい場合は電圧
指令電圧V2 * を上げる。電力貯蔵装置4側の電圧V2
のループでは、式(21)に示すように電力貯蔵装置4
側の電圧V2 と電力貯蔵装置4側の電圧指令電圧V2 *
の誤差(V2 −V2 * )を入力としたPI制御を行う。 【0075】 【数21】 ここで、電圧V2 の制御系のPI制御器の比例ゲインを
V2、積分ゲインをI V2としている。 【0076】上記PI制御器のゲインは、電力貯蔵装置
4側の電圧V2 のループにより直流系統1の電圧V1
大きく変動させないように、また負荷電流補償時に直流
系統1の電圧V1 を安定化する制御ループに大きな影響
を与えないようにするため、PI制御器の時定数が大き
くなるよう低めに設定する。このPI制御器の積分バッ
ファの初期値をV2 とすることで、本発明の直流系統電
圧安定化装置8の初期動作を安定化することができる。 【0077】式(21)のPI制御器の出力I2V2 *'
式(22)に係わる電圧V2 のループのリミッタ12を
通して電力貯蔵装置4側の電流I2 のループの電流指令
値I 2 * に加える。 【0078】 【数22】 ここで、I2V2Lは、電力貯蔵装置側電圧V2 のループ電
流リミッタである。電力貯蔵装置4側の電圧V2 のルー
プ電流リミッタI2V2Lは、直流系統1の電圧V 1 を安定
化する制御ループに大きな影響を与えないように、直流
系統電圧安定化装置8の補償電流I1 の最大値に対して
低めに設定する。 【0079】また、例えば電車のダイヤのような、負荷
の運用スケジュールを予め知ることのできる場合、その
運用スケジュールに合わせて予め予備充放電を行い、待
機時の電力貯蔵装置4側の電圧V2 を最適な値にしてお
くことで、より効果的に直流系統1の電圧V1 の安定化
を行うことができる。例えば負荷がモータの場合、力行
の前にあらかじめ予備充電を行う。モータの負荷電流を
電力貯蔵装置4の放電により十分補償できるような高い
電圧指令値V2 * 、例えば上限値のV2UL に設定する。
また、モータの回生の前に予め予備放電を行う。例え
ば、回生電流により電力貯蔵装置側電圧V2 が上限値V
2UL を超えそうなときは、その回生電流によるエネルギ
ーをPIMとすると、電力貯蔵装置4で十分に吸収でき
るように、式(23)を満たす低い電力貯蔵装置4側の
電圧指令値V2 * を設定する。 【0080】 【数23】 【0081】<第2の実施の形態>本実施の形態も、上
記第1の実施の形態と同様に、図1及び図2に示すよう
に、直流系統1に接続した電力貯蔵装置4を含む直流系
統電圧安定化装置8であって、電力貯蔵装置4から充放
電することにより補償電流I1 を制御するものである。
この点は、上記第1の実施の形態と同様である。そこ
で、図中、第1の実施の形態と同一部分には同一番号を
付し、重複する説明は省略する。 【0082】本形態は、図12に示すように、双方向チ
ョッパ3のスイッチングタイミングを制御する制御部2
1の構成が、第1の実施の形態に対して異なる。すなわ
ち、直流系統1側の補償電流I1 、直流系統1側の電流
指令値I1 * 及び電力貯蔵装置4側の電流I2 とに基づ
き変調率mを決定するものである。 【0083】本実施の形態に係る直流系統電圧安定化装
置8の制御系のブロック線図を図13に示す。同図に示
すように、当該制御系は、補償電流I1 を直流系統1側
の電流指令値I1 * に近づけるように、操作量となる双
方向チョッパ3のスイッチSW1 の変調率mを計算し、
直流系統1側の補償電流I1 の制御を行うものである。
すなわち、直流系統1側の補償電流I1 のループ、電力
貯蔵装置4側の電流I 2 のループを有しており、これに
より変調率mによる直流系統1側の補償電流I 1 の制御
を行う。 【0084】直流系統1側の補償電流I1 のループは、
式(24)のように直流系統1側の補償電流I1 の電流
指令値I1 * との偏差(I1 * −I1 )を入力としたPI
制御を行い、そのPI制御器の出力を電力貯蔵装置4側
の電流I2 のループの電力貯蔵装置4側の電流指令値I
2 *'とする。その際、線形性を確保する為にPI変換器
への入力を1/m倍する。 【0085】 【数24】 ここで、PI1は、直流系統1側の補償電流I1 のループ
のPI制御器の比例ゲイン、II1は積分ゲインである。
また、直流系統1側の補償電流I1 のループのPI制御
の代りにP制御に置き換えても良い。このときの関係式
は、次式(25)の通りとなる。 【0086】 【数25】 【0087】上式(24)、式(25)のいずれかによ
り電力貯蔵装置4側の電流指令値I 2 *'を求める。 【0088】図13に示す制御系におけるリミッタ5以
降の制御は、上記第1の実施の形態における制御系(図
7参照。)と同様である。当該制御系で得る操作量であ
る変調率mによりスイッチSW1 ,SW2 のON,OF
F時間比を操作し、電力貯蔵装置4が充電または放電を
行う。この動作ににより補償電流I1 が定まる。 【0089】図13に示す制御系における直流系統1側
の補償電流I1 のループのPI制御器またはP制御器へ
の入力を、偏差(I1 * −I1 )の代りに給電装置10
側の直流系統1の電流I01(図1参照。)を与えること
により、負荷電流IM による給電装置10側の直流系統
1の電流I01の変動を抑えるように補償電流I1 を制御
して、直流系統電圧V1 を安定化するようにしても良
い。この制御系を図14に示す。ここで、直流系統1側
の補償電流I1 のループでPI制御器を用いている場合
は式(26)、P制御器を用いている場合は式(27)
の演算を行う。 【0090】 【数26】 【0091】 【数27】 【0092】上式(26)、(27)のいずれかにより
電力貯蔵装置4側の電流指令値I2 * 'を求める。また、
直流系統1側の補償電流I1 のループのPI制御器又は
P制御器への入力を、給電装置10側の直流系統1の電
流I01の代りに負荷L側の直流系統1の電流I02を与え
る場合、上式(26)、(27)においてI01をI02
置き換えれば良い。 【0093】図14に示す制御系において、直流系統1
側の補償電流I1 のループのPI制御器またはP制御器
への入力の給電装置10側の直流系統1の電流I01を、
直流系統電圧V1 から求めることにより与え、負荷電流
M による給電装置10側の直流系統1の電流I01の変
動をおさえるように直流系統1側の補償電流I1 を制御
して、直流系統電圧V1 を安定化するようにしても良
い。この制御系を図15に示す。当該制御系において、
負荷電流IM =0の時、給電装置10側の直流系統1の
電流I01=0となり、直流系統電圧V1 は給電装置10
の電圧V0 に等しくなっている。給電装置10側の直流
系統1の電流I01と直流系統電圧V1 の関係式は、次式
(28)で求まる。 【0094】 【数28】 ここで、Z1 は給電装置10と直流系統安定化装置8の
間の線路インピーダンスである。 【0095】上式(28)により直流系統電圧V1 を入
力とした直流系統1側の電流I1 のループを、直流系統
1側の電流I1 のループでPI制御器を用いている場合
は式(29)、P制御器を用いている場合は式(30)
とする。 【0096】 【数29】【0097】 【数30】 上式(29)、式(30)の何れかにより電力貯蔵装置
4側の電流指令値I2 * 'を求める。 【0098】 【発明の効果】以上、実施の形態とともに詳細に説明し
た通り、本願発明によれば、次の様な効果を得る。 1) 回生電流を電力貯蔵装置に充電し、力行時に放電
することによりエネルギーを有効利用できる。また、接
続した直流系統の電圧を安定化できる。 2) 電力貯蔵装置側の電流I2 のループでは、式
(4)に示すように、変調率mによる前記電流I2 の制
御を容易に行うことができ、高い制御性能が得られる。
さらに、直流系統電圧V1 のループの出力値を電力貯蔵
装置側の電流指令値I 2 * として電力貯蔵装置側の電流
2 のループに与えることで直流系統電圧V1の安定化
制御を行うことができる。 3) 制御中のスイッチング成分除去フィルタの電圧V
3 の測定値を使用している箇所で、スイッチングリプル
の除去されていない前記電圧V3 の代りに、平均値とし
てはほぼ同じ大きさとなる直流系統電圧V1 を用いるこ
とにより制御系がより安定することを期待できる。 4) 電力貯蔵装置側の電流指令値I2 * の下限値を電
力貯蔵装置側の電圧V2により変化させることで、補償
電流I1 が負値の時の電力変換効率の低下を避けること
ができる。 5) 変調率mの下限値を設定することにより、制御性
能が悪化する領域を回避できる。 6) ストッパースイッチを設けることにより、事故等
により直流系統V1 が既定値より低下もしくは、V1
2 となった場合の大電流発生による機器の破壊を防ぐ
ことができる。 7) 電力貯蔵装置側の制御系により電力貯蔵装置の予
備充放電を行い、負荷電流IL の発生時に十分な補償電
流I1 を得るようにすることができる。 9) 補償電流I1 のループのPI制御器またはP制御
器への入力に、直流系統における給電装置側の電流I01
又は負荷側の電流I02を与えることにより、直流系統電
圧V1 を安定化することができる。 10) 補償電流I1 のループのPI制御器又はP制御
器への入力に、直流系統電圧V1 と給電装置の電圧V0
の偏差を線路インピーダンスZ1 で割った(V1
0 )/Z1 を与えることにより、直流系統電圧V1
安定化することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る直流系統電圧安定化
装置を組み込んだ直流系統を示すブロック線図である。 【図2】図1における直流系統電圧安定化装置をさらに
詳細に示すブロック線図である。 【図3】図2における直流系統電圧安定化装置をさらに
詳細に示すブロック線図である。 【図4】本発明の第1の実施の形態に係る直流系統電圧
安定化装置の具体的な回路図である。 【図5】図4に示す双方向チョッパ3のスイッチS
1 、SW2 のタイミングチャートである。 【図6】本発明の第1の実施の形態に係る直流系統電圧
安定化装置をその直流系統側から見た等価回路を示す回
路図である。 【図7】図4に示す双方向チョッパ3の制御系を示すブ
ロック線図である。 【図8】図7に示す制御系における変調率m’とsI
3 (電流I3の微分値)との関係を示すグラフである。 【図9】図4に示す双方向チョッパ3のスイッチS
1 、SW2 の具体的構成を示す回路図である。 【図10】図4に示すスイッチング成分除去フィルタと
双方向チョッパとの間にストッパースイッチを設けた場
合の直流系統電圧安定化装置を示すブロック線図であ
る。 【図11】図4に示す双方向チョッパ3の他の制御系を
示すブロック線図である。 【図12】本発明の第2の実施の形態に係る直流系統電
圧安定化装置の具体的な回路図である。 【図13】図12に示す双方向チョッパ3の第1の制御
系を示すブロック線図である。 【図14】図12に示す双方向チョッパ3の第2の制御
系を示すブロック線図である。 【図15】図12に示す双方向チョッパ3の第3の制御
系を示すブロック線図である。 【符号の説明】 1 直流系統 2 スイッチング成分除去フィルタ 3 双方向チョッパ 4 電力貯蔵装置 5 リミッタ 6 リミッタ 7 接続点 8 直流系統電圧安定化装置 9 電力変換装置 10 給電装置 11 ストッパースイッチ 12 リミッタ 13 制御部 14 ストッパスイッチ制御部 21 制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 5G065 EA01 HA16 JA01 LA01 5H115 PA11 PG01 PI03 PI11 PO10 PU01 PV03 PV23 QE10 QI04 SE10 TO12 TO13 TR01 TR05 TU01 TU04 5H730 AA14 AS08 BB13 BB14 BB57 BB86 DD03 EE59 FD01 FD11 FF02 FG05

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 直流電源である給電装置から負荷に電力
    を供給する直流系統に接続され、この直流系統の電圧の
    安定化を図る直流系統電圧安定化装置において、 電力を貯蔵する電力貯蔵装置と、 この電力貯蔵装置と直流系統との間に接続されて前記直
    流系統からの電力を前記電力貯蔵装置に導入するととも
    に、この電力貯蔵装置に貯蔵した電力を前記直流系統に
    放出させる双方向チョッパと、 この双方向チョッパと直流系統との間に接続されて双方
    向チョッパのスイッチング動作に起因するリップル電流
    の直流系統への流出を低減するスイッチング成分除去フ
    ィルタと、 前記双方向チョッパのスイッチング動作を制御する制御
    部とを有し、 この制御部で双方向チョッパのスイッチングタイミング
    を制御して直流系統から電力貯蔵装置に電流を供給する
    か、又は電力貯蔵装置から直流系統に電流を供給するこ
    とにより、直流系統と当該直流系統電圧安定化装置との
    接続点との電圧である直流系統電圧V1 が一定となるよ
    う調整することを特徴とする直流系統電圧安定化装置。 【請求項2】 〔請求項1〕に記載する直流系統電圧安
    定化装置において、 直流系統電圧V1 と直流系統電圧指令値V1 * の偏差を
    変調率mで割った(V1 −V1 * )/mを入力としたPI
    制御を行い、そのPI制御器の出力を電力貯蔵装置側の
    電流指令値I2 * として電力貯蔵装置側の電流I2 との
    偏差(I2 * −I 2 )を入力としたPI制御を行い、そ
    のPI制御器の出力をスイッチング成分除去フィルタの
    電圧V3 で割ることにより規格化して変調率mを得、こ
    の変調率mで制御部により双方向チョッパのスイッチン
    グ動作を制御して前記直流系統から当該直流系統電圧安
    定化装置に流入する補償電流I1 を調整し、直流系統電
    圧V 1 の安定化を図ることを特徴する直流系統電圧安定
    化装置。 【請求項3】 〔請求項2〕に記載する直流系統電圧安
    定化装置において、 直流系統電圧V1 のループにおけるPI制御器の入力
    を、(V1 −V1 * )/m2 の代わりに、電圧V3 と電
    力貯蔵装置側の電圧V2 との比を偏差(V1 −V 1 *
    に乗じた(V1 −V1 * )×(V2 /V3 )とすること
    を特徴とする直流系統電圧安定化装置。 【請求項4】 〔請求項2〕に記載する直流系統電圧安
    定化装置において、 直流系統電圧V1 のループにおけるPI制御器の入力
    を、(V1 −V1 * )/mの代りに、直流系統電圧V1
    と電力貯蔵装置側の電圧V2 との比を偏差(V1
    1 * )に乗じた(V1 −V1 * )×V2 /V1 としたこ
    とを特徴としたことを特徴とする直流系統電圧安定化装
    置。 【請求項5】 〔請求項2〕乃至〔請求項4〕の何れか
    一つに記載する直流系統電圧安定化装置において、 電力貯蔵装置側の電流I2 のループにおけるPI制御出
    力の規格化を、直流系統電圧V1 で割りそれを変調率m
    とすることを特徴とする直流系統電圧安定化装置。 【請求項6】 〔請求項2〕乃至〔請求項5〕の何れか
    一つに記載する直流系統電圧安定化装置において、 電力貯蔵装置側の電流指令値I2 * の下限値を電力貯蔵
    装置側の電圧V2 にゲインKV2を乗じて符号を反転した
    値とすることを特徴する直流系統電圧安定化装置。 【請求項7】 〔請求項2〕乃至〔請求項6〕の何れか
    一つに記載する直流系統電圧安定化装置において、 変調率mの下限値をV2 /2V3 とすることで制御性能
    の悪くなる領域を回避することを特徴とする直流系統電
    圧安定化装置。 【請求項8】 〔請求項2〕乃至〔請求項7〕の何れか
    一つに記載する直流系統電圧安定化装置において、 電力貯蔵装置側の電圧V2 が下限値V2LL 以下の時、負
    値の電力貯蔵装置側の電流指令値I2 * を0とし、上限
    値V2UL 以上の時、正値の電力貯蔵装置側の電流指令値
    2 * を0とすることにより、電力貯蔵装置側の電圧V
    2 を動作範囲内に収めるようにしたことを特徴する直流
    系統電圧安定化装置。 【請求項9】 〔請求項2〕乃至〔請求項8〕の何れか
    一つに記載する直流系統電圧安定化装置において、 電力貯蔵装置側電圧V2 と電力貯蔵装置側指令電圧V2
    * の誤差(V2 −V2 *)を入力としたPI制御を行い、
    そのPI制御器の出力を電力貯蔵装置側の電流I2 のル
    ープの電力貯蔵装置側電流指令値I2 * に加えることに
    より、待機時の電力貯蔵装置側の電圧V2 を一定にする
    ことを特徴する直流系統電圧安定化装置。 【請求項10】 〔請求項2〕乃至〔請求項9〕の何れ
    か一つに記載する直流系統電圧安定化装置において、 負荷の運用スケジュールに合せて電力貯蔵装置側の電圧
    2 のループの電力貯蔵装置側の電圧指令値V2 * を定
    め、より効果的に直流系統電圧V1 の安定化を行うこと
    を特徴とする直流系統電圧安定化装置。 【請求項11】 〔請求項1〕に記載する直流系統電圧
    安定化装置において、 直流系統側の補償電流I1 とその電流指令値I1 * との
    偏差を変調率mで割った(I1 * −I1 )/mを入力と
    したPI制御を行い、そのPI制御器の出力を電力貯蔵
    装置側の電流I2 のループの電流指令値I2 * として電
    力貯蔵装置側の電流I2 との偏差(I2 * −I2 )を入
    力としたPI制御を行い、そのPI制御器の出力をスイ
    ッチング成分除去フィルタの電圧V3 で割ることにより
    規格化して変調率mを得、この変調率mで制御部により
    双方向チョッパのスイッチング動作を制御して補償電流
    1 を調整し、直流系統電圧V1 の安定化を図ることを
    特徴する直流系統電圧安定化装置。 【請求項12】 〔請求項11〕に記載する直流系統電
    圧安定化装置において、 直流系統側電流I1 ループのPI制御器への入力に、誤
    差(I1 * −I1 )の代りに給電装置側の直流系統の電
    流I01を与えることにより直流系統電圧V1 を安定化す
    ることを特徴とする直流系統電圧安定化装置。 【請求項13】 〔請求項11〕に記載する直流系統電
    圧安定化装置において、 直流系統側の補償電流I1 のループのPI制御器への入
    力に、誤差(I1 * −I1 )の代りに負荷側の直流系統
    の電流I02の符号を反転した値を与えることにより直流
    系統電圧V1 を安定化することを特徴とする直流系統電
    圧安定化装置。 【請求項14】 〔請求項11〕に記載する直流系統電
    圧安定化装置において、 直流系統側の補償電流I1 のループのPI制御器への入
    力に、偏差(I1 * −I1 )の代りに直流系統電圧V1
    と給電装置の電圧V0 との偏差を線路インピーダンスZ
    1 で割った(V1 −V0 )/Z1 を与えることにより直
    流系統電圧V1を安定化することを特徴する直流系統電
    圧安定化装置。 【請求項15】 〔請求項11〕乃至〔請求項14〕の
    何れか一つに記載する直流系統電圧安定化装置におい
    て、 直流系統側の補償電流I1 のループのPI制御器の代り
    に、P制御器を用いることを特徴とする直流系統電圧安
    定化装置。 【請求項16】 〔請求項1〕乃至〔請求項15〕の何
    れか一つに記載する直流系統電圧安定化装置において、 電力貯蔵装置を二次電池で構成したことを特徴とする直
    流系統電圧安定化装置。 【請求項17】 〔請求項1〕乃至〔請求項16〕に記
    載する何れか一つの直流系統電圧安定化装置において、 スイッチング成分除去フィルタと双方向チョッパとの間
    にストッパースイッチを設け、事故等により直流系統電
    圧V1 が既定値より低下、又はV1 <V2 となった場
    合、前記ストッパースイッチをOFFさせて電力貯蔵装
    置側から直流系統側への電流を遮断することにより、大
    電流発生による機器の破壊を防止するようにしたことを
    特徴とする直流系統電圧安定化装置。
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