JP2003018625A - 光スイッチ装置および光スイッチユニット - Google Patents

光スイッチ装置および光スイッチユニット

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JP2003018625A
JP2003018625A JP2001198127A JP2001198127A JP2003018625A JP 2003018625 A JP2003018625 A JP 2003018625A JP 2001198127 A JP2001198127 A JP 2001198127A JP 2001198127 A JP2001198127 A JP 2001198127A JP 2003018625 A JP2003018625 A JP 2003018625A
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port
optical matrix
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Mitsuru Sugawara
満 菅原
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Toshiba Corp
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光信号を接続する経路の設定にかかる複雑さを
解消し、光信号経路の制御を容易にした光スイッチ装置
および光スイッチユニットを提供する。 【解決手段】拡張入力ポートおよび拡張出力ポートを備
えた光マトリクススイッチ#11〜#kkを使用する。
p行目かつq列目の光マトリクススイッチを#pqとし
たとき、光マトリクススイッチ#pq(1≦p≦k−
1,1≦q≦k)の出力ポートを、光マトリクススイッ
チ#(p+1)qの拡張入力ポートに一対一に接続す
る。光マトリクススイッチ#pq(1≦p≦k−1,1
≦q≦k−1)の拡張出力ポートを、光マトリクススイ
ッチ#(p+1)(q+1)の入力ポートに一対一に接
続する。光マトリクススイッチ#pk(1≦p≦k−
1)の拡張出力ポートを、光マトリクススイッチ#(p
+1)1の入力ポートに一対一に接続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報伝送を光領域
で行うフォトニックネットワークのキーデバイスであ
る、光スイッチ装置および光スイッチユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のネットワーク帯域需要の増大に伴
って伝送信号の光化が推し進められており、情報伝送を
光領域で行ういわゆるフォトニックネットワークの実現
に向けた研究が盛んである。フォトニックネットワーク
では、光ファイバを介して伝送される光信号の回線交換
などを行うノード装置がキーデバイスとなる。
【0003】しかしながら、従来のノード装置は伝送路
との光インタフェースを有していても、受信した光信号
を内部で電気信号に変換して電気信号での回線交換を行
うものであった。このような構成では波長数に応じた数
の光/電気変換素子および電気/光変換素子が必要とな
るので、コストの相対的な上昇を招く。そこで、光スイ
ッチを用いて、光信号のまま波長チャネルごとの接続先
切替や回線障害時のルート切替などを行う光スイッチ装
置が考えられている。
【0004】近年のシステムでは、特に基幹網に配設さ
れる光スイッチ装置には数百もの入出力ポートを有する
規模のものが要求されるが、現状では機械式で32ポー
ト、熱光学効果を用いた導波路型で8ポート程度の光マ
トリクススイッチが実現されているに過ぎない。そこ
で、複数の光マトリクススイッチでスイッチネットワー
クを形成することにより、大規模な光スイッチ装置を実
現するようにしている。
【0005】図5に、3段クロス接続方式により形成さ
れた大規模光スイッチ装置の構成を示す。図5に示され
る光スイッチ装置は、k個のn入力m出力(n×m)光
マトリクススイッチ#11〜#k1、m個のk入力k出
力(k×k)光マトリクススイッチ#12〜#m2、お
よび、k個のm入力n出力(m×n)光マトリクススイ
ッチ#13〜#k3を備えて構成される。ここで、n,
k,mは整数である。
【0006】1段目の光マトリクススイッチ#11〜#
k1には、それぞれn系統の入力光信号(IN11〜1
n、IN21〜2n、…、INk1〜kn)が与えら
れ、総数でn×k本の入力光信号IN11〜INknが
入力される。2段目の光マトリクススイッチ#12〜#
m2は、入力側で1段目の光マトリクススイッチ#11
〜#k1とそれぞれ接続され、出力側で3段目の光マト
リクススイッチ#13〜#k3とそれぞれ接続される。
3段目の光マトリクススイッチ13〜#k3からは、そ
れぞれn系統の出力信号(OUT11〜1n、OUT2
1〜2n、…、OUTk1〜kn)が送出され、総数で
n×k本の出力信号OUT11〜OUTknが出力され
る。
【0007】このような構成により、全体としてnk入
力nk出力(nk×nk)の光マトリクススイッチが形
成される。図5に示される構成においては、m≧2n−
1であれば、完全非閉塞となることが知られている。
【0008】ところで、上記方式の光スイッチ装置にお
いては、或る入力光信号と或る出力信号とを接続するに
は、複数の経路を設定することが可能である。例えばI
N11からの信号をOUT11に出力するには、2段目
のm個のスイッチのうちいずれかが経由されるため、m
通りの接続設定が存在することになる。よって所定の接
続を設定するには、m通りの設定から1つを選択する必
要がある。
【0009】また、既に設定されている接続状態に新た
な接続を追加するには、既に設定されている接続を避け
る必要がある。例えば、IN11からの信号をOUT1
1に出力する場合に、#11光マトリクススイッチと#
12光マトリクススイッチとの間の経路が既に占有され
ていたり、#12光マトリクススイッチと#13光マト
リクススイッチとの間の経路が既に占有されている場合
には、#12光マトリクススイッチを経由することがで
きず、他の経路を選択する必要がある。
【0010】すなわち従来の光スイッチ装置には、一つ
の接続を設定するに先立って未使用の経路を検索すると
いった手順を含むアルゴリズムが必要とされ、接続設定
のための処理が複雑になるという不具合があった。
【0011】また従来の光スイッチ装置は、構成を拡張
しようとする場合、変更箇所の影響が及ぶ範囲が大き
い。例えば1段目に一つの光マトリクススイッチを増設
しようとすると、増設された光マトリクススイッチから
2段目の光マトリクススイッチ#12〜#m2の全てに
配線を接続する必要がある。周知のように光ファイバに
よる配線作業は難しいため、増設の作業に非常に手間が
かかる。
【0012】また、2段目の光マトリクススイッチ#1
2〜#m2の全てを、(k×k)型から(k+1)×
(k+1)型にすべて入れ換える必要が生じる。このた
め増設の作業は煩雑になり、コスト的にも負担が大きく
なる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたように従
来の光スイッチ装置には、入力光信号と出力信号との間
に複数の経路が存在するために、接続設定にかかる所定
の制御アルゴリズムを必要とし、そのための処理が複雑
であるという不具合が有った。また従来の光スイッチ装
置は、光マトリクススイッチを増設すると広範囲に影響
が及ぶため、拡張が困難であるという不具合を有してい
た。
【0014】本発明は上記事情によりなされたもので、
その第1の目的は、光信号を接続する経路の設定にかか
る複雑さを解消し、これにより光信号経路の制御を容易
にした光スイッチ装置および光スイッチユニットを提供
することにある。また本発明の第2の目的は、拡張性を
向上させた光スイッチ装置および光スイッチユニットを
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる光スイッチ装置は、入力ポートと、出
力ポートと、前記入力ポートから入力された光信号が前
記出力ポートから出力されない場合には自ポートから入
力された光信号が前記出力ポートから透過的に出力され
る拡張入力ポートと、前記入力ポートから入力された光
信号が前記出力ポートから出力されない場合には当該入
力ポートから入力された光信号が透過的に出力される拡
張出力ポートとを有する複数の光マトリクススイッチを
具備する光スイッチ装置において、前記各光マトリクス
スイッチをk行k列に配列した場合に、p行目かつq列
目の光マトリクススイッチを#pq(1≦p≦k,1≦
q≦k)としたとき、光マトリクススイッチ#pq(1
≦p≦k−1,1≦q≦k)の出力ポートを、光マトリ
クススイッチ#(p+1)qの拡張入力ポートに一対一
に接続し、光マトリクススイッチ#pq(1≦p≦k,
1≦q≦k−1)の拡張出力ポートを、光マトリクスス
イッチ#p(q+1)の入力ポートに一対一に接続し、
光マトリクススイッチ#p1(1≦p≦k)の入力ポー
トに入力された入力光信号を、光マトリクススイッチ#
kq(1≦q≦k)のうちいずれかの出力ポートから出
力するようにしたことを特徴とする。
【0016】上記構成は、例えば図1に示される。この
ような構成とすることで、入力ポートと出力ポートとが
決定されると、光信号が通過する経路は一通りしか存在
しないようになる。このため光信号を接続する経路を設
定することが単純にできるようになり、従って複雑なア
ルゴリズムも不要となる。
【0017】また、本発明にかかる光スイッチユニット
は、入力ポートと、出力ポートと、拡張入力ポートと、
拡張出力ポートとを有する複数の光マトリクススイッチ
を備えた光スイッチユニットであって、前記各光マトリ
クススイッチをk行1列に配列した場合にp行目の光マ
トリクススイッチを#p1(1≦p≦k)としたとき、
光マトリクススイッチ#p1(2≦p≦k)は、拡張入
力ポートを有し、光マトリクススイッチ#p1(1≦p
≦k−1)の出力ポートを、光マトリクススイッチ#
(p+1)1の拡張入力ポートにそれぞれ接続したこと
を特徴とする。
【0018】上記構成は、例えば図1のU1、U2、U
kに示される。ユニットU1だけの構成を拡張するに
は、同様の構成のユニットU2を設け、ユニットU1の
各光マトリクススイッチの拡張出力ポートをユニットU
2の各光マトリクススイッチの入力ポートに接続すると
良い。このように上記構成の光スイッチ装置では、同構
成のユニットを順次接続することで装置の拡張が図れ、
したがって拡張性に富むものとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0020】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わる光スイッチ装置の構成を示すブロッ
ク図である。この光スイッチ装置は、光スイッチユニッ
トU1,U2,〜,Ukを備え、これらを順次接続した
ものである。各光スイッチユニットU1,U2,〜,U
kは、それぞれ複数の入力ポートを備えた光マトリクス
スイッチをk個ずつ備える。
【0021】図2は、光マトリクススイッチ#11〜#
kkの構成を示す図である。図1に示される構成の詳細
に先立ち、各光マトリクススイッチ#11〜#kkの構
成につき説明する。図2に示される光マトリクススイッ
チは、n個の入力ポートa1〜anとn個の出力ポート
b1〜bnとに加え、n個の拡張入力ポートc1〜cn
と、n個の拡張出力ポートd1〜dnとを備えている。
この光マトリクススイッチは、例えば制御信号を与える
ことで内部の光経路を変えることができ、任意の入力ポ
ートar(1≦r≦n)への入力光信号を任意の出力ポ
ートbs(1≦s≦n)から出力することが可能であ
る。
【0022】また、ある入力ポートarへの入力光信号
がいずれの出力ポートb1〜bnからも出力されない場
合には、入力ポートarへの入力光信号は拡張出力ポー
トdrから透過的に出力される。また、入力ポートa1
〜anからの入力光信号のいずれも接続されていない出
力ポートbs(1≦s≦n)からは、拡張入力ポートc
sからの入力光信号が透過的に出力される。
【0023】このような光マトリクススイッチは、各入
力ポートa1〜anと出力ポートb1〜bnとの交点に
極小の鏡を設置し、その鏡を物理的に可動させることで
実現される。鏡に当たった光信号は、その経路を90°
折り曲げられる。
【0024】図1に示される構成につき、以下にその詳
細を説明する。なお以下の図においては、横方向の配列
を行、縦方向の配列を列と称して区別する。図1におい
て、1列目の光マトリクススイッチ#11〜#k1の入
力ポートa1〜anには、入力光信号IN11〜1n,
IN21〜2n,…,INk1〜knがそれぞれ入力さ
れる。
【0025】光マトリクススイッチ#pq(1≦p≦k
−1,1≦q≦k)の出力ポートb1〜bnは、それぞ
れ同じ行の光マトリクススイッチ#(p+1)qの拡張
入力ポートc1〜cnにそれぞれ一対一に接続される。
光マトリクススイッチ#pq(1≦p≦k,1≦q≦k
−1)の拡張出力ポートd1〜dnは、それぞれ同じ列
の光マトリクススイッチ#p(q+1)の入力ポートに
一対一に接続される。
【0026】上記構成において、入力光信号INij
(1≦i≦k,1≦j≦n)を出力OUTi’j’(1
≦i’≦k,1≦j’≦n)に出力する場合を考える。
すなわち、光マトリクススイッチ#1iの入力ポートa
jへの入力光信号を、光マトリクススイッチ#ki’の
出力ポートbj’から出力するとする。
【0027】入力光信号INijは、光マトリクススイ
ッチ#ii’において入力ポートから出力ポート方向
(図中では、90°折り曲げ方向)に出力される。その
他の光マトリクススイッチにおいては、入力光信号IN
ijは入力ポートから拡張出力ポート方向(図中では水
平方向)、または拡張入力ポートから出力ポート方向
(図中では垂直方向)に出力される。
【0028】すなわち、いかなる接続においても、入力
光信号は出力列の光マトリクススイッチに到達するまで
右方向に進行し、到達後は下方向に進行する。なお、光
マトリクススイッチ#ii’においては、光信号は入力
ポートajと出力ポートbj’との交点で折り曲げられ
る。
【0029】例えば、入力光信号IN11をOUT11
に接続するには、光信号は、光マトリクススイッチ#1
1→#21→#31→…→#k1なる経路を辿り、光マ
トリクススイッチ#k1の出力ポートb11から出力さ
れる。
【0030】入力光信号IN11をOUTknに接続す
るには、光信号は、光マトリクススイッチ#11→#1
2→…→#1k→#2k→…→#kkなる経路を辿り、
光マトリクススイッチ#kkの出力ポートbknから出
力される。
【0031】入力光信号INknをOUT11に接続す
るには、光信号は、光マトリクススイッチ#k1内で折
り曲げられて光マトリクススイッチ#k1の出力ポート
b11から出力される。
【0032】入力光信号INknをOUTknに接続す
るには、光信号は、光マトリクススイッチ#k1→#k
2→#k3→…→#kkなる経路を辿り、光マトリクス
スイッチ#kkの出力ポートbknから出力される。
【0033】図1に示される構成によれば、入力ポート
と出力ポートとが決定されると、光信号の接続経路は一
通りしか存在しない。つまり、幾通りかの経路から可能
な経路を選択するといった処理を行わずとも良くなる。
このため、光信号の接続経路にかかる設定の複雑さを容
易に回避することが可能になり、したがって制御に係わ
る複雑なアルゴリズムも不要となる。
【0034】また本実施形態での光スイッチ装置は、拡
張性に富むという特徴を備えている。すなわち、図中の
1点鎖線での囲み部分に相当する光スイッチユニットU
1,U2,〜,Ukの単位での増設が可能である。各光
スイッチユニットU1,U2,〜,Ukはそれぞれk個
の光マトリクススイッチを直列に接続したもので、増設
の際には、互いの拡張出力ポートと入力ポートとが一対
一に接続される。
【0035】例えば、運用の初期には光スイッチユニッ
トU1だけを備えていたとする。ここからU2,U3,
…と順次増設していくことで、光スイッチ装置の規模を
容易に拡張することが可能になる。この場合、最初はn
×nの規模の光スイッチ装置であるが、順次U2,・・
・,Ukと増設してゆくことで、2n×2n,…,kn
×knというように装置の規模を拡張できる。
【0036】また上記構成においては、光スイッチ装置
の動作を停止することなく装置を拡張できるという利点
が有る。すなわち、未使用の状態の拡張出力ポートに、
増設される光スイッチユニットを接続すれば良いからで
ある。これにより、運用中のサービスを停止する必要無
く、装置の規模を拡張することが可能になる。
【0037】(第2の実施形態)次に、本発明にかかる
光スイッチ装置の第2の実施形態につき説明する。図1
に示される光スイッチ装置では、装置内部における光信
号の通過経路によっては、入力されてから出力されるま
でに通過すべき光マトリクススイッチの個数が異なる。
例えば、光マトリクススイッチ#11に入力された入力
光信号IN11〜1nが、光マトリクススイッチ#kk
から出力されるとする。この場合、入力光信号IN11
〜1nはk×k個の光マトリクススイッチを通過するこ
とになる。一方、光マトリクススイッチ#k1に入力さ
れた入力光信号IN11〜1nが、光マトリクススイッ
チ#k2から出力されるとする。この場合、入力光信号
IN11〜1nは、2個の光マトリクススイッチを通過
するだけで良い。
【0038】すなわち図1に示される構成では、個々の
光マトリクススイッチから受ける挿入損失が、光信号に
より変わることになる。このことは、光スイッチ装置か
ら出力される光信号のパワーのばらつきが大きくなるこ
とを意味する。つまり、光信号パワーの最大値と最小値
との差が大きくなり、光受信器などにおいて大きな受信
ダイナミックレンジを必要とするという不具合を生じ
る。本実施形態においては、この不具合を解決可能な構
成を説明する。
【0039】図3は、本発明の第2の実施形態に係わる
光スイッチ装置の構成を示すブロック図である。図3に
おいて1行目の光マトリクススイッチ#11、#12、
…、#1kの入力ポートa1〜anには、それぞれ入力
光信号IN11〜1n、IN21〜2n、…、INk1
〜knが入力される。1行目の光マトリクススイッチ#
1p(1≦p≦k)の出力ポートb1〜bnは、2行目
の同じ列の光マトリクススイッチ#2pの拡張入力ポー
トc1〜cnにそれぞれ接続される。1行目の光マトリ
クススイッチ#1p(1≦p≦k)の拡張出力ポートd
1〜dnは、2行目の隣の列の光マトリクススイッチ#
2(p+1)(ただしp=kの場合には、#21)の入
力ポートa1〜anにそれぞれ接続される。
【0040】2行目からk−1行までの光マトリクスス
イッチ#pq(2≦p,q≦k−1)の入力ポートa1
〜anは、上の行、左隣の列の光マトリクススイッチ#
(p−1)(q−1)(q=1の場合には、#(p−
1)k)の拡張出力ポートd1〜dnにそれぞれ接続さ
れる。光マトリクススイッチ#pq(2≦p,q≦k−
1)の出力ポートb1〜bnは、下の行、同じ列の光マ
トリクススイッチ#(p+1)qの拡張入力ポートc1
〜cnにそれぞれ接続される。光マトリクススイッチ#
pq(2≦p,q≦k−1)の拡張入力ポートc1〜c
nは、上の行、同じ列の光マトリクススイッチ#(p−
1)qの出力ポートb1〜bnにそれぞれ接続される。
光マトリクススイッチ#pq(2≦p,q≦k−1)の
拡張出力ポートd1〜dnは、下の行、右隣の列の光マ
トリクススイッチ#(p+1)(q+1)(q=kの場
合には、#(p+1)1)の入力ポートa1〜anにそ
れぞれ接続される。
【0041】k行目の光マトリクススイッチ#kq(1
≦q≦k)の入力ポートa1〜anは、上の行、左隣の
列の光マトリクススイッチ#(k−1)(q−1)(q
=1の場合には、#(k−1)k)の拡張出力ポートd
1〜dnに接続される。
【0042】光マトリクススイッチ#kq(1≦q≦
k)の拡張入力ポートc1〜cnは、上の行、同じ列の
光マトリクススイッチ#(k−1)qの出力ポートb1
〜bnに接続される。そして、光マトリクススイッチ#
kq(1≦q≦k)の出力ポートb1〜bnが、図1に
示される光スイッチ装置の出力端子となる。
【0043】上記構成において、入力光信号INij
(1≦i≦k,1≦j≦n)を出力OUTi’j’(1
≦i’≦k,1≦j’≦n)に出力する場合を考える。
すなわち、光マトリクススイッチ#1iの入力ポートa
jへの入力光信号を、光マトリクススイッチ#ki’の
出力ポートbj’から出力するとする。
【0044】入力光信号INijは、光マトリクススイ
ッチ#xi’(ただしi’≧iであればx=i’−i+
1、i’<iであればx=i’−i+1+k)におい
て、入力ポートから出力ポート方向(図中では、90°
折り曲げ方向)に出力される。一方、その他の光マトリ
クススイッチにおいては、入力光信号INijは入力ポ
ートから拡張出力ポート方向(図中では水平方向)、ま
たは拡張入力ポートから出力ポート方向(図中では垂直
方向)に出力される。
【0045】すなわち、いかなる接続においても、入力
光信号は出力列の光マトリクススイッチに到達するまで
右下方向(すなわちインデックスp、qが共に1ずつ増
えるように)に進行し、出力列の光マトリクススイッチ
に到達してからは下方向に進行して、k個の光マトリク
ススイッチを経由して出力される。光マトリクススイッ
チ#xi’内においては、入力光信号INijは、入力
ポートajと出力ポートbj’との交点で折り曲げられ
る。
【0046】例えば、入力光信号IN11をOUT11
に接続するには、入力光信号IN11は、光マトリクス
スイッチ#11→#21→#31→…→#k1なる経路
を辿り、光マトリクススイッチ#k1の出力ポートb1
1から出力される。
【0047】入力光信号IN11をOUTknに接続す
るには、入力光信号IN11は、光マトリクススイッチ
#11→#22→#33→…→#kkなる経路を辿り、
光マトリクススイッチ#kkの出力ポートbknから出
力される。
【0048】入力光信号INknをOUT11に接続す
るには、入力光信号INknは、光マトリクススイッチ
#1k→#21→#31→…→#k1なる経路を辿り、
光マトリクススイッチ#k1の出力ポートbk1から出
力される。
【0049】入力光信号INknをOUTknに接続す
る場合は、入力光信号INknは、光マトリクススイッ
チ#1k→#2k→#3k→…→#kkなる経路を辿
り、光マトリクススイッチ#kkの出力ポートbknか
ら出力される。
【0050】このような構成によれば、入力ポートおよ
び出力ポートが決定されると、光信号が通過する経路は
一通りしか存在しない。このため接続経路設定の複雑さ
を容易に回避できるようになり、従って複雑なアルゴリ
ズムも不要となる。
【0051】また上記構成によれば、光スイッチ装置に
入力されてから出力されるまでにいかなる経路が設定さ
れた場合でも、全ての光信号はk個の光マトリクススイ
ッチを通過することになる。つまり、いかなる経路にお
いても光信号が通過する光マトリクススイッチの個数を
等しくできるため、各光マトリクススイッチで受ける挿
入損失の総量が等しくなる。これにより、光信号の通過
経路による挿入損失の差を無くすることが可能になる。
その結果、光信号パワーのばらつきを最小限に抑えるこ
とが可能になる。
【0052】さらに上記構成の光スイッチ装置において
は、全ての入力光信号は、k−1個の光マトリクススイ
ッチを透過し、1個の光マトリクススイッチで折り曲げ
られるという作用を受ける。つまり全ての光信号は、出
力されるまでに1個の光マトリクススイッチで折り曲げ
られるほかは、他のk−1個の光マトリクススイッチ
は、縦方向(拡張入力ポートから出力ポートへの方向)
または横方向(入力ポートから拡張出力ポートへの方
向)に透過する。すなわち、透過する光マトリクススイ
ッチの個数と、内部で折り曲げられる光マトリクススイ
ッチの個数とが、いかなる経路においても同じになる。
【0053】図2に示されるような拡張入力・出力ポー
トを備えた光マトリクススイッチにおいては、図2中に
示す光スイッチ装置内を直線的に透過する経路(入力ポ
ートから拡張ポートへの方向、または拡張入力ポートか
ら出力ポートへの方向)と、スイッチ内で折り曲げられ
る経路と(入力ポートから出力ポートへの方向)とで
は、挿入損失が異なる場合がある。
【0054】これに対し本実施形態の光スイッチ装置で
は、いかなる経路においても、透過する光マトリクスス
イッチの個数と、内部で折り曲げられる光マトリクスス
イッチの個数とを同じにできるので、経路による挿入損
失の差を無くすることができるようになる。その結果、
光信号パワーのばらつきをさらに少なくすることが可能
になる。
【0055】(第3の実施形態)図4は、本発明に係わ
る光スイッチ装置の第3の実施形態を示すブロック図で
ある。図4に示される構成は、図3の構成をベースにし
て拡張性を持たせた光スイッチ装置を示すものである。
なお図4においては、k=4として4×4規模の光スイ
ッチ装置を想定する。
【0056】図4において、1行目の光マトリクススイ
ッチ#11、#12、…、#1kの入力ポートa1〜a
nには、それぞれ入力光信号IN11〜1n、IN21
〜2n、…、INk1〜knが入力される。1行目の光
マトリクススイッチ#1p(1≦p≦k)の出力ポート
b1〜bnは、2行目の同じ列の光マトリクススイッチ
#2pの拡張入力ポートc1〜cnに接続される。1行
目の奇数列の光マトリクススイッチ#1p(p=1,
3)の拡張出力ポートd1〜dnは、2行目の右隣の列
の光マトリクススイッチ#2(p+1)の各入力ポート
a1〜anに接続される。
【0057】1行目の偶数列の光マトリクススイッチ#
1p(p=2,4)の拡張出力ポートd1〜dnは、2
行目の左隣の列の光マトリクススイッチ#2(p−1)
の各入力ポートa1〜anに接続される。2行目の光マ
トリクススイッチ#2p(1≦p≦k)の出力ポートb
1〜bnは、3行目の同じ列の光マトリクススイッチ#
3pの拡張入力ポートd1〜dnに接続される。
【0058】2行目の奇数列の光マトリクススイッチ#
2p(p=1,3)の拡張出力ポートd1〜dnは、3
行目の他の奇数列の光マトリクススイッチ#2p’
(p’=3,1)の各入力ポートa1〜anに接続され
る。2行目の偶数列の光マトリクススイッチ#2p(p
=2,4)の拡張出力ポートd1〜dnは、3行目の他
の偶数列の光マトリクススイッチ#2p’(p’=4,
2)の各入力ポートa1〜anに接続される。
【0059】3行目の光マトリクススイッチ#3p(1
≦p≦k)の出力ポートb1〜bnは、4行目の同じ列
の光マトリクススイッチ#4pの拡張入力ポートc1〜
cnに接続される。3行目の奇数列の光マトリクススイ
ッチ#3p(p=1,3)の拡張出力ポートd1〜dn
は、4行目の右隣の列の光マトリクススイッチ#4(p
+1)の各入力ポートa1〜anに接続される。3行目
の偶数列の光マトリクススイッチ#3p(p=2,4)
の拡張出力ポートd1〜dnは、4行目の左隣の列の光
マトリクススイッチ#4(p−1)の各入力ポートa1
〜anに接続される。そして、4行目の光マトリクスス
イッチ#41〜#4kの出力ポートd1〜dnから、経
路を制御された光信号が出力される。
【0060】すなわち、光マトリクススイッチ#pq
(1≦p≦3,1≦q≦4)の出力ポートb1〜bn
は、光マトリクススイッチ#(p+1)qの拡張入力ポ
ートc1〜cnに一対一に接続される。光マトリクスス
イッチ#11の拡張出力ポートd1〜dnは、光マトリ
クススイッチ#22の入力ポートa1〜anにそれぞれ
接続される。光マトリクススイッチ#12の拡張出力ポ
ートd1〜dnは、光マトリクススイッチ#21の入力
ポートa1〜anにそれぞれ接続される。光マトリクス
スイッチ#13の拡張出力ポートd1〜dnは、光マト
リクススイッチ#24の入力ポートa1〜anにそれぞ
れ接続される。
【0061】光マトリクススイッチ#14の拡張出力ポ
ートd1〜dnは、光マトリクススイッチ#23の入力
ポートa1〜anにそれぞれ接続される。光マトリクス
スイッチ#21の拡張出力ポートd1〜dnは、光マト
リクススイッチ#33のa1〜an入力ポートにそれぞ
れ接続される。光マトリクススイッチ#22の拡張出力
ポートd1〜dnは、光マトリクススイッチ#34の入
力ポートa1〜anにそれぞれ接続される。
【0062】光マトリクススイッチ#23の拡張出力ポ
ートd1〜dnは、光マトリクススイッチ#31の入力
ポートa1〜anにそれぞれ接続される。光マトリクス
スイッチ#24の拡張出力ポートd1〜dnは、光マト
リクススイッチ#32の入力ポートa1〜anにそれぞ
れ接続される。光マトリクススイッチ#31の拡張出力
ポートd1〜dnは、光マトリクススイッチ#42の入
力ポートa1〜anにそれぞれ接続される。
【0063】光マトリクススイッチ#32の拡張出力ポ
ートd1〜dnは、光マトリクススイッチ#41の入力
ポートa1〜anにそれぞれ接続される。光マトリクス
スイッチ#33の拡張出力ポートd1〜dnは、光マト
リクススイッチ#44の入力ポートa1〜anにそれぞ
れ接続される。光マトリクススイッチ#34の拡張出力
ポートd1〜dnは、光マトリクススイッチ#43の入
力ポートa1〜anにそれぞれ接続される。
【0064】上記構成において、入力光信号INij
(1≦i≦4,1≦j≦n)を出力OUTi’j’(1
≦i’≦4,1≦j’≦n)に出力する場合を考える。
すなわち、光マトリクススイッチ#1iの入力ポートa
jへの入力光信号を、光マトリクススイッチ#ki’の
出力ポートbj’から出力するとする。
【0065】入力光信号INijは、光マトリクススイ
ッチ#pi’(なおi,i’に対応するpを表1に示
す)において、入力ポートから出力ポート方向(図中で
は、90°折り曲げ方向)に出力される。また、その他
の光マトリクススイッチにおいては、入力光信号は入力
ポートから拡張出力ポート方向(図中では水平方向)、
または拡張入力ポートから出力ポート方向(図中では垂
直方向)に出力される。
【0066】
【表1】
【0067】すなわち、いかなる接続経路においても、
入力光信号は出力列の光マトリクススイッチに到達する
まで右下または左下方向に進行し、出力列の光マトリク
ススイッチに到達してからは下方向に進行して、k個の
光マトリクススイッチを経由して出力される。光マトリ
クススイッチ#pi’内においては、入力光信号INi
jは、入力ポートajと出力ポートbj’との交点で折
り曲げられる。
【0068】例えば、入力光信号IN11をOUT11
に接続するには、入力光信号IN11は光マトリクスス
イッチ#11→#21→#31→#41なる経路を辿
り、光マトリクススイッチ#41の出力ポートb11か
ら出力される。
【0069】入力光信号IN11をOUT31に接続す
るには、入力光信号IN11は光マトリクススイッチ#
11→#22→#34→#43なる経路を辿り、光マト
リクススイッチ#43の出力ポートb31から出力され
る。
【0070】入力光信号IN4nをOUT11に接続す
るには、入力光信号は光マトリクススイッチ#14→#
23→#31→#41なる経路を辿り、光マトリクスス
イッチ#41の出力ポートb11から出力される。
【0071】入力光信号IN4nをOUT4nに接続す
るには、入力光信号INknは光マトリクススイッチ#
14→#24→#34→#44なる経路を辿り、光マト
リクススイッチ#44の出力ポートb4nから出力され
る。
【0072】このような構成によっても、入力ポートお
よび出力ポートが決定されると、光信号が通過する経路
は一通りしか存在しない。このため接続経路設定の複雑
さを容易に回避できるようになり、従って複雑なアルゴ
リズムも不要となる。
【0073】また上記構成によれば、いかなる経路が設
定された場合でも、光信号が通過する光マトリクススイ
ッチの個数を同じにでき、したがって経路により通過ス
イッチ数が異なることによる挿入損失の差を無くするこ
とができる。また、透過する光マトリクススイッチの個
数と、内部で折り曲げられる光マトリクススイッチの個
数とを、いかなる経路においても同じにできる。これに
より信号の通過方向による挿入損失の差を無くすること
が可能になる。以上のことから本実施形態の光スイッチ
装置は、第2の実施形態に示される光スイッチ装置と同
様の利点を得ることが可能になる。
【0074】さらに本実施形態の光スイッチ装置は、上
記の利点に加え、装置を簡易に拡張できるという効果を
有する。例えば、運用の初期には光スイッチユニットU
1だけを備えているとし、U2,U3,…と順次増設し
ていくことで、光スイッチ装置の規模を容易に拡張でき
る。この場合、最初はn×nの規模の光スイッチ装置で
あるが、順次U2,U3と増設してゆくことで、2n×
2n,4n×4nというように装置の規模を拡張でき
る。
【0075】また上記構成においては、光スイッチ装置
の動作を停止することなく装置を拡張できるという利点
が有る。例えば光スイッチユニットU1にU2を接続す
るには、光マトリクススイッチ#11と#22、#12
と#21、#13と#42、#32と#41を互いに接
続すれば良い。またこの状態に光スイッチユニットU3
を接続するには、光マトリクススイッチ#21と#3
3、#22と#34、#23と#31、#24と#32
を互いに接続すれば良い。
【0076】このとき、互いに接続される光スイッチの
ポート(拡張入力ポート、拡張出力ポート)は、光スイ
ッチ装置が動作中であっても未使用の状態である。この
ことから、本実施形態の光スイッチ装置においても、運
用中のサービスを停止する必要無く、装置の規模を拡張
することが可能になる。
【0077】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば上記第1および第2の実施形態
では、光マトリクススイッチの配列において行数と列数
とが同じである、いわゆる正方配列形の光スイッチ装置
を想定した。これに対して行数と列数とが異なる、長方
形配列型の光スイッチ装置も存在する。しかしながら、
長方形配列型の光スイッチ装置においても部分的には正
方配列形の構成となっており、従って本発明は、この種
の長方形配列型の光スイッチ装置に対しても適用でき
る。
【0078】また上記第3の実施形態においては4×4
規模の光スイッチ装置を示したが、同第3の実施形態で
開示した思想は、一般のk×k規模の光スイッチ装置に
対しても適用可能である。このほか、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形実施を行うことができる。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、光
信号を接続する経路の設定にかかる複雑さを解消し、こ
れにより光信号経路の制御を容易にした光スイッチ装置
および光スイッチユニットを提供することが可能にな
る。また本発明によれば、拡張性を向上させた光スイッ
チ装置および光スイッチユニットを提供することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係わる光スイッチ
装置の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の実施の形態における光マトリクスス
イッチ#11〜#kkの構成を示す図。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係わる光スイッチ
装置の構成を示すブロック図。
【図4】 本発明の第3の実施形態に係わる光スイッチ
装置の構成を示すブロック図。
【図5】 3段クロス接続方式により形成された大規模
光スイッチ装置の従来の構成を示す図。
【符号の説明】
U1,U2,〜,Uk…光スイッチユニット #11〜#kk…光マトリクススイッチ a1〜an…入力ポート b1〜bn…出力ポート c1〜cn…拡張入力ポート d1〜dn…拡張出力ポート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ポートと、出力ポートと、前記入力
    ポートから入力された光信号が前記出力ポートから出力
    されない場合には自ポートから入力された光信号が前記
    出力ポートから透過的に出力される拡張入力ポートと、
    前記入力ポートから入力された光信号が前記出力ポート
    から出力されない場合には当該入力ポートから入力され
    た光信号が透過的に出力される拡張出力ポートとを有す
    る複数の光マトリクススイッチを具備する光スイッチ装
    置において、 前記各光マトリクススイッチをk行k列に配列した場合
    に、p行目かつq列目の光マトリクススイッチを#pq
    (1≦p≦k,1≦q≦k)としたとき、 光マトリクススイッチ#pq(1≦p≦k−1,1≦q
    ≦k)の出力ポートを、光マトリクススイッチ#(p+
    1)qの拡張入力ポートに一対一に接続し、 光マトリクススイッチ#pq(1≦p≦k,1≦q≦k
    −1)の拡張出力ポートを、光マトリクススイッチ#p
    (q+1)の入力ポートに一対一に接続し、 光マトリクススイッチ#p1(1≦p≦k)の入力ポー
    トに入力された入力光信号を、光マトリクススイッチ#
    kq(1≦q≦k)のうちいずれかの出力ポートから出
    力するようにしたことを特徴とする光スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 入力ポートと、出力ポートと、前記入力
    ポートから入力された光信号が前記出力ポートから出力
    されない場合には自ポートから入力された光信号が前記
    出力ポートから透過的に出力される拡張入力ポートと、
    前記入力ポートから入力された光信号が前記出力ポート
    から出力されない場合には当該入力ポートから入力され
    た光信号が透過的に出力される拡張出力ポートとを有す
    る複数の光マトリクススイッチを具備する光スイッチ装
    置において、 前記各光マトリクススイッチをk行k列に配列した場合
    に、p行目かつq列目の光マトリクススイッチを#pq
    (1≦p≦k,1≦q≦k)としたとき、 光マトリクススイッチ#pq(1≦p≦k−1,1≦q
    ≦k)の出力ポートを、光マトリクススイッチ#(p+
    1)qの拡張入力ポートに一対一に接続し、 光マトリクススイッチ#pq(1≦p≦k−1,1≦q
    ≦k−1)の拡張出力ポートを、光マトリクススイッチ
    #(p+1)(q+1)の入力ポートに一対一に接続
    し、 光マトリクススイッチ#pk(1≦p≦k−1)の拡張
    出力ポートを、光マトリクススイッチ#(p+1)1の
    入力ポートに一対一に接続し、 光マトリクススイッチ#1q(1≦q≦k)の入力ポー
    トに入力された入力光信号を、光マトリクススイッチ#
    kq(1≦q≦k)のうちいずれかの出力ポートから出
    力するようにしたことを特徴とする光スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 入力ポートと、出力ポートと、前記入力
    ポートから入力された光信号が前記出力ポートから出力
    されない場合には自ポートから入力された光信号が前記
    出力ポートから透過的に出力される拡張入力ポートと、
    前記入力ポートから入力された光信号が前記出力ポート
    から出力されない場合には当該入力ポートから入力され
    た光信号が透過的に出力される拡張出力ポートとを有す
    る複数の光マトリクススイッチを具備する光スイッチ装
    置において、 前記各光マトリクススイッチを行列型に配列した場合
    に、p行目かつq列目の光マトリクススイッチを#pq
    (1≦p≦4,1≦q≦4)としたとき、 光マトリクススイッチ#pq(1≦p≦3,1≦q≦
    4)の出力ポートを、光マトリクススイッチ#(p+
    1)qの拡張入力ポートに一対一に接続し、 光マトリクススイッチ#11の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#22の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#12の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#21の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#13の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#24の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#14の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#23の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#21の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#33の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#22の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#34の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#23の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#31の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#24の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#32の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#31の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#42の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#32の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#41の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#33の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#44の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#34の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#43の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#1q(1≦q≦4)の入力ポー
    トに入力された入力光信号を、光マトリクススイッチ#
    4q(1≦q≦4)のうちいずれかの出力ポートから出
    力するようにしたことを特徴とする光スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 入力ポートと、出力ポートと、前記入力
    ポートから入力された光信号が前記出力ポートから出力
    されない場合には自ポートから入力された光信号が前記
    出力ポートから透過的に出力される拡張入力ポートと、
    前記入力ポートから入力された光信号が前記出力ポート
    から出力されない場合には当該入力ポートから入力され
    た光信号が透過的に出力される拡張出力ポートとを有す
    る複数の光マトリクススイッチを具備する光スイッチユ
    ニットであって、 前記各光マトリクススイッチをk行1列に配列した場合
    に、p行目の光マトリクススイッチを#p1(1≦p≦
    k)としたとき、 光マトリクススイッチ#p1(1≦p≦k−1)の出力
    ポートを、光マトリクススイッチ#(p+1)1の拡張
    入力ポートにそれぞれ接続したことを特徴とする光スイ
    ッチユニット。
  5. 【請求項5】 入力ポートと、出力ポートと、前記入力
    ポートから入力された光信号が前記出力ポートから出力
    されない場合には自ポートから入力された光信号が前記
    出力ポートから透過的に出力される拡張入力ポートと、
    前記入力ポートから入力された光信号が前記出力ポート
    から出力されない場合には当該入力ポートから入力され
    た光信号が透過的に出力される拡張出力ポートとを有す
    る複数の光マトリクススイッチを具備する光スイッチユ
    ニットであって、 前記各光マトリクススイッチを4行2列に配列した場合
    に、p行目かつq列目の光マトリクススイッチを#pq
    (1≦p≦4,1≦q≦2)としたとき、 光マトリクススイッチ#pq(1≦p≦3,1≦q≦
    2)の出力ポートを、光マトリクススイッチ#(p+
    1)qの拡張入力ポートに一対一に接続し、 光マトリクススイッチ#11の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#22の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#12の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#21の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#31の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#42の入力ポートに接続し、 光マトリクススイッチ#32の拡張出力ポートを、光マ
    トリクススイッチ#41の入力ポートに接続したことを
    特徴とする光スイッチユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7620321B2 (en) 2004-11-10 2009-11-17 Fujitsu Limited Optical transmitting apparatus, method of increasing the number of paths of the apparatus, and optical switch module for increasing the number of paths of the apparatus
KR20140094535A (ko) * 2011-10-28 2014-07-30 네오포토닉스 코포레이션 확장형 광 스위치 및 스위칭 모듈

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