JP2003018470A - 撮像装置、撮像方法、プログラム、および媒体 - Google Patents
撮像装置、撮像方法、プログラム、および媒体Info
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 デジタルビデオカメラなどの静止画撮影時に
おけるノイズ低減を効率よく行うことができなかった。 【解決手段】 動画の生成を行うか静止画の生成を行う
かに関わらず同じ画素数に基づく撮像信号を所定の一単
位ごとに生成するCCD1(1−1〜1−3)と、生成
された撮像信号を所定の一単位ごとに読み込んでノイズ
を低減するための処理を行う3次元NR回路4と、所定
の一単位ごとに処理された撮像信号を記憶するメモリ9
と、3次元NR回路4によって処理された撮像信号に対
して動画または静止画の生成を行うための演算を行うマ
トリクス回路5とを備え、所定の一単位ごとの撮像信号
のノイズを低減するための処理は、その所定の一単位よ
り前に記憶されている所定の一単位の撮像信号を利用し
て行われる撮像装置である。
おけるノイズ低減を効率よく行うことができなかった。 【解決手段】 動画の生成を行うか静止画の生成を行う
かに関わらず同じ画素数に基づく撮像信号を所定の一単
位ごとに生成するCCD1(1−1〜1−3)と、生成
された撮像信号を所定の一単位ごとに読み込んでノイズ
を低減するための処理を行う3次元NR回路4と、所定
の一単位ごとに処理された撮像信号を記憶するメモリ9
と、3次元NR回路4によって処理された撮像信号に対
して動画または静止画の生成を行うための演算を行うマ
トリクス回路5とを備え、所定の一単位ごとの撮像信号
のノイズを低減するための処理は、その所定の一単位よ
り前に記憶されている所定の一単位の撮像信号を利用し
て行われる撮像装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルビデオカ
メラ、デジタルスチルカメラなどの撮像装置、撮像方
法、プログラム、および媒体に関する。
メラ、デジタルスチルカメラなどの撮像装置、撮像方
法、プログラム、および媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルスチルカメラの普及に伴
い、デジタルビデオカメラの静止画画質向上が望まれて
いる。
い、デジタルビデオカメラの静止画画質向上が望まれて
いる。
【0003】しかし、デジタルビデオカメラはDV規格
で動画出力画素数が規定されており、NTSC方式のD
V規格では水平・垂直方向に(720×480画素)と
決められているため、静止画の画質はVGA(640×
480画素)程度が限界であった。
で動画出力画素数が規定されており、NTSC方式のD
V規格では水平・垂直方向に(720×480画素)と
決められているため、静止画の画質はVGA(640×
480画素)程度が限界であった。
【0004】これに対し、多画素のCCDを用いて動画
撮影時はその一部の画素だけを切り出して出力、または
DV規格で規定されている画素数に縮小して出力し、静
止画撮影時は全画素を出力することで静止画画質をXG
A(1024×768画素)やSXGA(1280×9
60画素)相当にまで向上させたデジタルビデオカメラ
がすでに発売されている。
撮影時はその一部の画素だけを切り出して出力、または
DV規格で規定されている画素数に縮小して出力し、静
止画撮影時は全画素を出力することで静止画画質をXG
A(1024×768画素)やSXGA(1280×9
60画素)相当にまで向上させたデジタルビデオカメラ
がすでに発売されている。
【0005】そこで、このような従来の撮像装置の構成
および動作について説明する。
および動作について説明する。
【0006】図9は多画素のインターレース方式CCD
を1個用い、動画撮影時はCCDから一部の画素を切り
出して出力する単板撮像装置の構成図である。
を1個用い、動画撮影時はCCDから一部の画素を切り
出して出力する単板撮像装置の構成図である。
【0007】まず動画撮影時について説明する。
【0008】CCD101は、前述したように、多画素
のCCDを用いてその一部の画素だけを切り出して出力
するために、撮像した信号の画面上下端の信号を垂直高
速転送により切り捨て、中央部の垂直480ラインをイ
ンターレース走査で出力する。すなわち、垂直480本
の走査線から構成される1フレームの映像を、奇数番目
の240本の走査線から構成される奇数フィールドと偶
数番目の240本の走査線から構成される偶数フィール
ドに分割し、最初の1/60秒間に奇数フィールドだけ
を撮像し、次の1/60秒間に偶数フィールドだけを撮
像し出力する。
のCCDを用いてその一部の画素だけを切り出して出力
するために、撮像した信号の画面上下端の信号を垂直高
速転送により切り捨て、中央部の垂直480ラインをイ
ンターレース走査で出力する。すなわち、垂直480本
の走査線から構成される1フレームの映像を、奇数番目
の240本の走査線から構成される奇数フィールドと偶
数番目の240本の走査線から構成される偶数フィール
ドに分割し、最初の1/60秒間に奇数フィールドだけ
を撮像し、次の1/60秒間に偶数フィールドだけを撮
像し出力する。
【0009】CCD101の出力信号はアナログ信号処
理回路102、A/D変換器103を経て、マトリクス
回路104において処理され、輝度(Y)信号及び色差
(C)信号となる。マトリクス回路104の出力信号は
ノイズ低減回路105に入力され、メモリ108を用い
てフレーム巡回型ノイズ低減処理が行われる。
理回路102、A/D変換器103を経て、マトリクス
回路104において処理され、輝度(Y)信号及び色差
(C)信号となる。マトリクス回路104の出力信号は
ノイズ低減回路105に入力され、メモリ108を用い
てフレーム巡回型ノイズ低減処理が行われる。
【0010】図10はノイズ低減回路105の構成を示
す一例である。説明の便宜上、外部にあるメモリ108
を含めて記載している。ただし、外部にあることを示す
ため破線で記載している。
す一例である。説明の便宜上、外部にあるメモリ108
を含めて記載している。ただし、外部にあることを示す
ため破線で記載している。
【0011】メモリ108には1フレーム前の1フレー
ム分の映像信号が記憶されている。そしてメモリ108
からは、奇数フィールド時には1フレーム前の奇数フィ
ールドのデータが読み出され、偶数フィールド時には1
フレーム前の偶数フィールドのデータが読み出される。
減算器201−1、2では、マトリクス回路104から
の入力信号とメモリ108からの出力信号との差が求め
られる。減算器201−1、2の出力信号であるフレー
ム差分信号には、映像の静止部分のノイズと、フレーム
間の動き信号成分が含まれている。非線形回路202−
1、2では、減算器201−1、2の出力信号からノイ
ズを抽出する。
ム分の映像信号が記憶されている。そしてメモリ108
からは、奇数フィールド時には1フレーム前の奇数フィ
ールドのデータが読み出され、偶数フィールド時には1
フレーム前の偶数フィールドのデータが読み出される。
減算器201−1、2では、マトリクス回路104から
の入力信号とメモリ108からの出力信号との差が求め
られる。減算器201−1、2の出力信号であるフレー
ム差分信号には、映像の静止部分のノイズと、フレーム
間の動き信号成分が含まれている。非線形回路202−
1、2では、減算器201−1、2の出力信号からノイ
ズを抽出する。
【0012】非線形回路の入出力特性を図11に示す。
図11のように、非線形回路202−1、2は入力信号
の振幅の小さい部分のみを抜き出して出力するような特
性を持っている。これは、「一般にノイズは信号に比べ
て振幅が小さい」という統計的事実に基づき、振幅の小
さい部分はノイズと見なして出力し、振幅の大きい部分
は動き信号成分の可能性が高いとして出力を抑えるとい
う処理をするためである。
図11のように、非線形回路202−1、2は入力信号
の振幅の小さい部分のみを抜き出して出力するような特
性を持っている。これは、「一般にノイズは信号に比べ
て振幅が小さい」という統計的事実に基づき、振幅の小
さい部分はノイズと見なして出力し、振幅の大きい部分
は動き信号成分の可能性が高いとして出力を抑えるとい
う処理をするためである。
【0013】減算器203−1、2では、マトリクス回
路104からの入力信号と非線形回路202−1、2の
出力信号との差を求める。非線形回路202−1、2の
出力信号は、フレーム差分信号から抽出したノイズと見
なせるため、減算器203−1、2の出力信号としてノ
イズの低減された信号が得られる。
路104からの入力信号と非線形回路202−1、2の
出力信号との差を求める。非線形回路202−1、2の
出力信号は、フレーム差分信号から抽出したノイズと見
なせるため、減算器203−1、2の出力信号としてノ
イズの低減された信号が得られる。
【0014】減算器203−1、2の出力はメモリ10
8にも入力され、次のフレームの入力信号と差分がとら
れる。
8にも入力され、次のフレームの入力信号と差分がとら
れる。
【0015】以上の処理を繰り返すことにより、ノイズ
低減回路105からはノイズの低減されたYC信号(輝
度(Y)信号及び色差(C)信号)が出力されることに
なる。
低減回路105からはノイズの低減されたYC信号(輝
度(Y)信号及び色差(C)信号)が出力されることに
なる。
【0016】電子ズーム回路106はノイズ低減回路1
05の出力に対し、画面左右端の画素を切り捨てたのち
適当な倍率でズームし、水平720画素の動画として出
力する。
05の出力に対し、画面左右端の画素を切り捨てたのち
適当な倍率でズームし、水平720画素の動画として出
力する。
【0017】次に静止画撮影時について説明する。
【0018】なお、上述した動画撮影時の方式を用いて
も静止画を記録できるが、静止している被写体に対して
は問題なく表示できるものの、動いている被写体の場合
は映像を構成する2つのフィールドが1/60秒の撮像
時間のずれを持つため、静止画にジャギーと呼ばれるブ
レが発生する。
も静止画を記録できるが、静止している被写体に対して
は問題なく表示できるものの、動いている被写体の場合
は映像を構成する2つのフィールドが1/60秒の撮像
時間のずれを持つため、静止画にジャギーと呼ばれるブ
レが発生する。
【0019】そこで、プログレッシブCCDと呼ばれる
全走査線を1/60秒間で走査できる撮像素子を使う方
法もあるが、通常のインターレース方式CCDに比べる
と高価なため、一般的には静止画撮影時には機械的にイ
ンターレースCCDへの入射光を遮断して同一時刻のC
CDでの撮像結果を2つのフィールドに分割して出力す
るシャッターフレーム方式と呼ばれる機能が用いられ
る。
全走査線を1/60秒間で走査できる撮像素子を使う方
法もあるが、通常のインターレース方式CCDに比べる
と高価なため、一般的には静止画撮影時には機械的にイ
ンターレースCCDへの入射光を遮断して同一時刻のC
CDでの撮像結果を2つのフィールドに分割して出力す
るシャッターフレーム方式と呼ばれる機能が用いられ
る。
【0020】すなわち、CCD101は、前述したよう
に、多画素のCCDを用いてその全画素を出力すること
により、2つのフィールドで全ラインを読み出すように
駆動されるが、最初の1/60秒(=1フィールド)期
間が終了した瞬間にCCD101への入力光を遮断する
ように光学シャッターまたは絞りを閉じるように制御す
ることで、最初の1/60秒期間にCCD101に入射
した光によって発生した電荷を、次の1/60秒期間に
奇数フィールドとして、その次の1/60秒期間に偶数
フィールドとして、それぞれ読み出すことになる。すな
わち、1/60秒期間に撮像した全ラインが、奇数フィ
ールド・偶数フィールドに分けられ、それらの順番でC
CD101から出力される。
に、多画素のCCDを用いてその全画素を出力すること
により、2つのフィールドで全ラインを読み出すように
駆動されるが、最初の1/60秒(=1フィールド)期
間が終了した瞬間にCCD101への入力光を遮断する
ように光学シャッターまたは絞りを閉じるように制御す
ることで、最初の1/60秒期間にCCD101に入射
した光によって発生した電荷を、次の1/60秒期間に
奇数フィールドとして、その次の1/60秒期間に偶数
フィールドとして、それぞれ読み出すことになる。すな
わち、1/60秒期間に撮像した全ラインが、奇数フィ
ールド・偶数フィールドに分けられ、それらの順番でC
CD101から出力される。
【0021】メモリ107にはそれらのデータが格納さ
れ、読み出す際に奇数フィールドのラインと偶数フィー
ルドのラインが交互に読み出される。メモリ107から
読み出されたデータは、動画撮影時と同様にマトリクス
回路104を経てYC信号となり、ノイズ低減回路10
5へ出力される。
れ、読み出す際に奇数フィールドのラインと偶数フィー
ルドのラインが交互に読み出される。メモリ107から
読み出されたデータは、動画撮影時と同様にマトリクス
回路104を経てYC信号となり、ノイズ低減回路10
5へ出力される。
【0022】静止画撮影時はノイズ低減回路105に入
力されるデータは多画素のデータであるが、メモリ10
8にはそれまで行っていた動画撮影時の奇数偶数フィー
ルド合わせて480本となるデータ(YC信号)しか格
納されないためフレーム差分を求めることができず、従
ってノイズ低減回路105において、フレーム巡回型ノ
イズ低減処理を行わずに出力される。
力されるデータは多画素のデータであるが、メモリ10
8にはそれまで行っていた動画撮影時の奇数偶数フィー
ルド合わせて480本となるデータ(YC信号)しか格
納されないためフレーム差分を求めることができず、従
ってノイズ低減回路105において、フレーム巡回型ノ
イズ低減処理を行わずに出力される。
【0023】その後電子ズーム回路106において必要
に応じて正方画素変換のためのズーム処理を施され静止
画として出力される。
に応じて正方画素変換のためのズーム処理を施され静止
画として出力される。
【0024】このようにして、動いている被写体の場合
にも、多画素でジャギーの発生しない高精細な静止画を
得ることができる。
にも、多画素でジャギーの発生しない高精細な静止画を
得ることができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成による撮像装置では、動画撮影時におけるフレ
ーム巡回型ノイズ低減処理のような3次元ノイズ低減処
理を行うことが出来ないため、静止画撮影時において動
画撮影時の時よりもS/Nが劣化してしまうことは否め
ない(静止画撮影時はノイズ低減回路として空間LPF
を用いた2次元ノイズ低減回路を使う構成も考えられる
が、その場合、静止画のエッジ部やディテール部が劣化
するという副作用が生じる)。
うな構成による撮像装置では、動画撮影時におけるフレ
ーム巡回型ノイズ低減処理のような3次元ノイズ低減処
理を行うことが出来ないため、静止画撮影時において動
画撮影時の時よりもS/Nが劣化してしまうことは否め
ない(静止画撮影時はノイズ低減回路として空間LPF
を用いた2次元ノイズ低減回路を使う構成も考えられる
が、その場合、静止画のエッジ部やディテール部が劣化
するという副作用が生じる)。
【0026】なお、図12のようにCCDとしてプログ
レッシブCCDを使用する構成にすれば、多画素の全ラ
インデータを1/60秒で読み出すことができるため、
多画素のデータをメモリ108に格納することで、静止
画撮影時も3次元ノイズ低減処理を行うことができる。
しかし、CCDにはインターレースCCDより高価なも
のを使わなければならないし、3次元ノイズ低減処理に
用いるメモリ108には多画素の全ラインデータを格納
するため大容量メモリを用いる必要が生ずるから回路規
模が増加してしまう。また、多画素の全ラインデータを
1/60秒で読み出すため、静止画撮影時にはCCDや
回路のクロック周波数が上がり、消費電力も増大してし
まう。
レッシブCCDを使用する構成にすれば、多画素の全ラ
インデータを1/60秒で読み出すことができるため、
多画素のデータをメモリ108に格納することで、静止
画撮影時も3次元ノイズ低減処理を行うことができる。
しかし、CCDにはインターレースCCDより高価なも
のを使わなければならないし、3次元ノイズ低減処理に
用いるメモリ108には多画素の全ラインデータを格納
するため大容量メモリを用いる必要が生ずるから回路規
模が増加してしまう。また、多画素の全ラインデータを
1/60秒で読み出すため、静止画撮影時にはCCDや
回路のクロック周波数が上がり、消費電力も増大してし
まう。
【0027】本発明は、上記従来のこのような課題を考
慮し、静止画撮影時におけるノイズ低減を効率よく行う
ことができる撮像装置、撮像方法、プログラム、および
媒体を提供することを目的とするものである。
慮し、静止画撮影時におけるノイズ低減を効率よく行う
ことができる撮像装置、撮像方法、プログラム、および
媒体を提供することを目的とするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に対応)は、動画の生成を行うか静止画の生成を行うか
を切り替えて対象物の撮像を行うための撮像装置であっ
て、前記動画の生成を行うか前記静止画の生成を行うか
に関わらず同じ画素数に基づく撮像信号を所定の一単位
ごとに生成する生成手段と、前記生成された撮像信号を
所定の一単位ごとに読み込んでノイズを低減するための
処理を行う処理手段と、前記所定の一単位ごとに処理さ
れた撮像信号を記憶する記憶手段と、前記処理手段によ
って処理され、前記記憶手段に一旦記憶されたまたは記
憶されなかった撮像信号に対して、前記動画の生成また
は前記静止画の生成を行うための演算を行う演算手段と
を備え、前記所定の一単位ごとの撮像信号のノイズを低
減するための処理は、その所定の一単位より前に前記記
憶されている所定の一単位の撮像信号を利用して行われ
る撮像装置である。
に対応)は、動画の生成を行うか静止画の生成を行うか
を切り替えて対象物の撮像を行うための撮像装置であっ
て、前記動画の生成を行うか前記静止画の生成を行うか
に関わらず同じ画素数に基づく撮像信号を所定の一単位
ごとに生成する生成手段と、前記生成された撮像信号を
所定の一単位ごとに読み込んでノイズを低減するための
処理を行う処理手段と、前記所定の一単位ごとに処理さ
れた撮像信号を記憶する記憶手段と、前記処理手段によ
って処理され、前記記憶手段に一旦記憶されたまたは記
憶されなかった撮像信号に対して、前記動画の生成また
は前記静止画の生成を行うための演算を行う演算手段と
を備え、前記所定の一単位ごとの撮像信号のノイズを低
減するための処理は、その所定の一単位より前に前記記
憶されている所定の一単位の撮像信号を利用して行われ
る撮像装置である。
【0029】第二の本発明(請求項2に対応)は、前記
所定の一単位とは、フィールドであり、前記撮像信号の
読み込みは、偶数フィールドと奇数フィールドとに対し
て交互に行われ、前記所定の一単位ごとの撮像信号のノ
イズを低減するための処理は、そのフィールドより前に
前記記憶されているフィールドの撮像信号を利用して行
われる第一の本発明の撮像装置である。
所定の一単位とは、フィールドであり、前記撮像信号の
読み込みは、偶数フィールドと奇数フィールドとに対し
て交互に行われ、前記所定の一単位ごとの撮像信号のノ
イズを低減するための処理は、そのフィールドより前に
前記記憶されているフィールドの撮像信号を利用して行
われる第一の本発明の撮像装置である。
【0030】第三の本発明(請求項3に対応)は、
(a)前記動画の生成を行うときには、前記処理手段に
よって処理され前記記憶手段に記憶されなかった撮像信
号を、(b)前記静止画の生成を行うときには、前記処
理手段によって処理され前記記憶手段によって一旦記憶
された撮像信号を、前記演算を行われるべき撮像信号と
して選択するための選択手段を備えた第二の本発明の撮
像装置である。
(a)前記動画の生成を行うときには、前記処理手段に
よって処理され前記記憶手段に記憶されなかった撮像信
号を、(b)前記静止画の生成を行うときには、前記処
理手段によって処理され前記記憶手段によって一旦記憶
された撮像信号を、前記演算を行われるべき撮像信号と
して選択するための選択手段を備えた第二の本発明の撮
像装置である。
【0031】第四の本発明(請求項4に対応)は、前記
演算手段は、前記選択手段によって選択された撮像信号
に基づいて、第一の輝度信号およびその第一の輝度信号
と空間的にずれた第二の輝度信号を作成する輝度信号作
成手段と、前記作成された第一の輝度信号の水平方向の
サンプリング周波数を変換するサンプリング周波数変換
手段と、前記作成された第一の輝度信号および前記第二
の輝度信号を記憶するメモリと、前記メモリによって記
憶された第一の輝度信号および第二の輝度信号を選択す
るためのセレクタとを有し、(a)前記動画の生成が行
われるときには、前記サンプリング周波数変換手段によ
って変換された第一の輝度信号が前記演算の結果として
出力され、(b)前記静止画の生成が行われるときに
は、前記セレクタによって選択された第一の輝度信号お
よび第二の輝度信号が前記演算の結果として出力される
第三の本発明の撮像装置である。
演算手段は、前記選択手段によって選択された撮像信号
に基づいて、第一の輝度信号およびその第一の輝度信号
と空間的にずれた第二の輝度信号を作成する輝度信号作
成手段と、前記作成された第一の輝度信号の水平方向の
サンプリング周波数を変換するサンプリング周波数変換
手段と、前記作成された第一の輝度信号および前記第二
の輝度信号を記憶するメモリと、前記メモリによって記
憶された第一の輝度信号および第二の輝度信号を選択す
るためのセレクタとを有し、(a)前記動画の生成が行
われるときには、前記サンプリング周波数変換手段によ
って変換された第一の輝度信号が前記演算の結果として
出力され、(b)前記静止画の生成が行われるときに
は、前記セレクタによって選択された第一の輝度信号お
よび第二の輝度信号が前記演算の結果として出力される
第三の本発明の撮像装置である。
【0032】第五の本発明(請求項5に対応)は、前記
生成手段は、前記静止画撮影が行われる際には、同一時
刻における前記撮像信号を前記偶数フィールドと前記奇
数フィールドとに分割して生成する第二の本発明の撮像
装置である。
生成手段は、前記静止画撮影が行われる際には、同一時
刻における前記撮像信号を前記偶数フィールドと前記奇
数フィールドとに分割して生成する第二の本発明の撮像
装置である。
【0033】第六の本発明(請求項6に対応)は、前記
所定の一単位とは、フレームであり、前記撮像信号の読
み込みは、一フレームに対して一挙に行われ、前記所定
の一単位ごとの撮像信号のノイズを低減するための処理
は、そのフレームより前に前記記憶されているフレーム
の撮像信号を利用して行われる第一の本発明の撮像装置
である。
所定の一単位とは、フレームであり、前記撮像信号の読
み込みは、一フレームに対して一挙に行われ、前記所定
の一単位ごとの撮像信号のノイズを低減するための処理
は、そのフレームより前に前記記憶されているフレーム
の撮像信号を利用して行われる第一の本発明の撮像装置
である。
【0034】第七の本発明(請求項7に対応)は、前記
演算手段は、前記処理手段によって処理された撮像信号
に基づいて、第一の輝度信号およびその第一の輝度信号
と空間的にずれた第二の輝度信号を作成する輝度信号作
成手段と、前記作成された第一の輝度信号の水平方向の
サンプリング周波数を変換するサンプリング周波数変換
手段と、前記作成された第一の輝度信号および前記第二
の輝度信号を記憶するメモリと、前記メモリによって記
憶された第一の輝度信号および第二の輝度信号を選択す
るためのセレクタとを有し、(a)前記動画の生成が行
われるときには、前記サンプリング周波数変換手段によ
って変換された第一の輝度信号が前記演算の結果として
出力され、(b)前記静止画の生成が行われるときに
は、前記セレクタによって選択された第一の輝度信号お
よび第二の輝度信号が前記演算の結果として出力される
第六の本発明の撮像装置である。
演算手段は、前記処理手段によって処理された撮像信号
に基づいて、第一の輝度信号およびその第一の輝度信号
と空間的にずれた第二の輝度信号を作成する輝度信号作
成手段と、前記作成された第一の輝度信号の水平方向の
サンプリング周波数を変換するサンプリング周波数変換
手段と、前記作成された第一の輝度信号および前記第二
の輝度信号を記憶するメモリと、前記メモリによって記
憶された第一の輝度信号および第二の輝度信号を選択す
るためのセレクタとを有し、(a)前記動画の生成が行
われるときには、前記サンプリング周波数変換手段によ
って変換された第一の輝度信号が前記演算の結果として
出力され、(b)前記静止画の生成が行われるときに
は、前記セレクタによって選択された第一の輝度信号お
よび第二の輝度信号が前記演算の結果として出力される
第六の本発明の撮像装置である。
【0035】第八の本発明(請求項8に対応)は、前記
画素は、n個の撮像素子を一組として、実質的に水平方
向、垂直方向の配列間隔がそれぞれPh、Pvとなるよ
うマトリックス状に配列されており、前記n個の撮像素
子の内の少なくとも一つの撮像素子は、他の撮像素子に
対して水平方向、垂直方向にそれぞれWh=(Ph/2
+a)、Wv=(Pv/2+b)(a、bは定数)だけ
シフトされている第一の本発明の撮像装置である。
画素は、n個の撮像素子を一組として、実質的に水平方
向、垂直方向の配列間隔がそれぞれPh、Pvとなるよ
うマトリックス状に配列されており、前記n個の撮像素
子の内の少なくとも一つの撮像素子は、他の撮像素子に
対して水平方向、垂直方向にそれぞれWh=(Ph/2
+a)、Wv=(Pv/2+b)(a、bは定数)だけ
シフトされている第一の本発明の撮像装置である。
【0036】第九の本発明(請求項9に対応)は、a=
b=0である第八の本発明の撮像装置である。
b=0である第八の本発明の撮像装置である。
【0037】第十の本発明(請求項10に対応)は、n
=3であり、前記画素は、R、G、Bの色信号をそれぞ
れ出力するための三個の撮像素子が一組となった画素で
あり、前記シフトされている撮像素子は、前記Gの色信
号を出力するための撮像素子であることを特徴とする第
九の本発明の撮像装置である。
=3であり、前記画素は、R、G、Bの色信号をそれぞ
れ出力するための三個の撮像素子が一組となった画素で
あり、前記シフトされている撮像素子は、前記Gの色信
号を出力するための撮像素子であることを特徴とする第
九の本発明の撮像装置である。
【0038】第十一の本発明(請求項11に対応)は、
動画の生成を行うか静止画の生成を行うかを切り替えて
対象物の撮像を行うための撮像方法であって、前記動画
の生成を行うか前記静止画の生成を行うかに関わらず同
じ画素数に基づく撮像信号を所定の一単位ごとに生成す
るステップと、前記生成された撮像信号を所定の一単位
ごとに読み込んでノイズを低減するための処理を行うス
テップと、前記所定の一単位ごとに処理された撮像信号
を記憶するステップと、前記処理され、前記一旦記憶さ
れたまたは記憶されなかった撮像信号に対して、前記動
画の生成または前記静止画の生成を行うための演算を行
うステップとを備え、前記所定の一単位ごとの撮像信号
のノイズを低減するための処理は、その所定の一単位よ
り前に前記記憶されている所定の一単位の撮像信号を利
用して行われる撮像方法である。
動画の生成を行うか静止画の生成を行うかを切り替えて
対象物の撮像を行うための撮像方法であって、前記動画
の生成を行うか前記静止画の生成を行うかに関わらず同
じ画素数に基づく撮像信号を所定の一単位ごとに生成す
るステップと、前記生成された撮像信号を所定の一単位
ごとに読み込んでノイズを低減するための処理を行うス
テップと、前記所定の一単位ごとに処理された撮像信号
を記憶するステップと、前記処理され、前記一旦記憶さ
れたまたは記憶されなかった撮像信号に対して、前記動
画の生成または前記静止画の生成を行うための演算を行
うステップとを備え、前記所定の一単位ごとの撮像信号
のノイズを低減するための処理は、その所定の一単位よ
り前に前記記憶されている所定の一単位の撮像信号を利
用して行われる撮像方法である。
【0039】第十二の本発明(請求項12に対応)は、
第十一の本発明の撮像方法の、前記動画の生成を行うか
前記静止画の生成を行うかに関わらず同じ画素数に基づ
く撮像信号を所定の一単位ごとに生成するステップと、
前記生成された撮像信号を所定の一単位ごとに読み込ん
でノイズを低減するための処理を行うステップと、前記
所定の一単位ごとに処理された撮像信号を記憶するステ
ップと、前記処理され、前記一旦記憶されたまたは記憶
されなかった撮像信号に対して、前記動画の生成または
前記静止画の生成を行うための演算を行うステップとの
全部または一部をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムである。
第十一の本発明の撮像方法の、前記動画の生成を行うか
前記静止画の生成を行うかに関わらず同じ画素数に基づ
く撮像信号を所定の一単位ごとに生成するステップと、
前記生成された撮像信号を所定の一単位ごとに読み込ん
でノイズを低減するための処理を行うステップと、前記
所定の一単位ごとに処理された撮像信号を記憶するステ
ップと、前記処理され、前記一旦記憶されたまたは記憶
されなかった撮像信号に対して、前記動画の生成または
前記静止画の生成を行うための演算を行うステップとの
全部または一部をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムである。
【0040】第十三の本発明(請求項13に対応)は、
第十一の本発明の撮像方法の、前記動画の生成を行うか
前記静止画の生成を行うかに関わらず同じ画素数に基づ
く撮像信号を所定の一単位ごとに生成するステップと、
前記生成された撮像信号を所定の一単位ごとに読み込ん
でノイズを低減するための処理を行うステップと、前記
所定の一単位ごとに処理された撮像信号を記憶するステ
ップと、前記処理され、前記一旦記憶されたまたは記憶
されなかった撮像信号に対して、前記動画の生成または
前記静止画の生成を行うための演算を行うステップとの
全部または一部をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを担持した媒体であって、コンピュータにより処
理可能なことを特徴とする媒体である。
第十一の本発明の撮像方法の、前記動画の生成を行うか
前記静止画の生成を行うかに関わらず同じ画素数に基づ
く撮像信号を所定の一単位ごとに生成するステップと、
前記生成された撮像信号を所定の一単位ごとに読み込ん
でノイズを低減するための処理を行うステップと、前記
所定の一単位ごとに処理された撮像信号を記憶するステ
ップと、前記処理され、前記一旦記憶されたまたは記憶
されなかった撮像信号に対して、前記動画の生成または
前記静止画の生成を行うための演算を行うステップとの
全部または一部をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを担持した媒体であって、コンピュータにより処
理可能なことを特徴とする媒体である。
【0041】
【発明の実施の形態】以下では、本発明にかかる実施の
形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
【0042】(実施の形態1)はじめに、主として図1
を参照しながら、本実施の形態の撮像装置の構成につい
て説明する。なお、図1は、実施の形態1にかかる撮像
装置の基本的な要部構成を例示するブロック図である。
を参照しながら、本実施の形態の撮像装置の構成につい
て説明する。なお、図1は、実施の形態1にかかる撮像
装置の基本的な要部構成を例示するブロック図である。
【0043】図1において1−1〜1−3はそれぞれ
R、G、B用インターレース(飛び越し走査)CCDを
示す。2はCCD1−1〜1−3からの出力に対しアナ
ログ信号処理を行うアナログ処理回路、3−1〜3−3
はアナログ処理回路の出力に対し、アナログ/デジタル
変換(以下A/D変換)を行うA/D変換器、4はA/
D変換器3−1〜3−3の出力に対しメモリ9からの出
力を用いてフレーム巡回型のノイズ低減を行うノイズ低
減手段としての3次元NR回路、メモリ9は3次元NR
回路4の出力を1フレーム分記憶し、記憶したデータを
第1の出力ポートを使用して3次元NR回路4へ、そし
て第2の出力ポートを使用してセレクタ12へ出力する
記憶手段としてのメモリ、12は動画撮影時には3次元
NR回路4の出力を、静止画撮影時にはメモリ9の出力
を選択して後段へ出力する選択手段としてのセレクタ、
5はセレクタ12の出力からY信号2系統、C信号1系
統を作成し出力する輝度信号作成手段としてのマトリク
ス回路、6はマトリクス回路5の出力に対し水平方向の
ズーム処理を行う水平ズーム回路、7は水平ズーム回路
6の出力のうちのY信号1系統、C信号1系統に対し、
サンプリング周波数変換処理を行うサンプリング周波数
変換手段としてのサンプリング周波数変換器、10は水
平ズーム回路6からの出力Y信号2系統及びC信号1系
統を記憶し、そのデータを読み出した後にY信号2系統
については時分割多重を行いセレクタ8へ出力、C信号
1系統についてはインターレース補正回路11へ出力す
る第2の記憶手段としてのメモリ、11はメモリ10か
ら出力されるC信号に対しY信号と同じライン数を作成
するために垂直補間を行うインターレース補正回路、セ
レクタ8は動画撮影時にはサンプリング周波数変換器7
からの出力信号を、静止画撮影時にはY信号はメモリ1
0、C信号はインターレース補正回路11からの出力信
号を選択して出力する第2の選択手段としてのセレクタ
である。
R、G、B用インターレース(飛び越し走査)CCDを
示す。2はCCD1−1〜1−3からの出力に対しアナ
ログ信号処理を行うアナログ処理回路、3−1〜3−3
はアナログ処理回路の出力に対し、アナログ/デジタル
変換(以下A/D変換)を行うA/D変換器、4はA/
D変換器3−1〜3−3の出力に対しメモリ9からの出
力を用いてフレーム巡回型のノイズ低減を行うノイズ低
減手段としての3次元NR回路、メモリ9は3次元NR
回路4の出力を1フレーム分記憶し、記憶したデータを
第1の出力ポートを使用して3次元NR回路4へ、そし
て第2の出力ポートを使用してセレクタ12へ出力する
記憶手段としてのメモリ、12は動画撮影時には3次元
NR回路4の出力を、静止画撮影時にはメモリ9の出力
を選択して後段へ出力する選択手段としてのセレクタ、
5はセレクタ12の出力からY信号2系統、C信号1系
統を作成し出力する輝度信号作成手段としてのマトリク
ス回路、6はマトリクス回路5の出力に対し水平方向の
ズーム処理を行う水平ズーム回路、7は水平ズーム回路
6の出力のうちのY信号1系統、C信号1系統に対し、
サンプリング周波数変換処理を行うサンプリング周波数
変換手段としてのサンプリング周波数変換器、10は水
平ズーム回路6からの出力Y信号2系統及びC信号1系
統を記憶し、そのデータを読み出した後にY信号2系統
については時分割多重を行いセレクタ8へ出力、C信号
1系統についてはインターレース補正回路11へ出力す
る第2の記憶手段としてのメモリ、11はメモリ10か
ら出力されるC信号に対しY信号と同じライン数を作成
するために垂直補間を行うインターレース補正回路、セ
レクタ8は動画撮影時にはサンプリング周波数変換器7
からの出力信号を、静止画撮影時にはY信号はメモリ1
0、C信号はインターレース補正回路11からの出力信
号を選択して出力する第2の選択手段としてのセレクタ
である。
【0044】つぎに、本実施の形態の撮像装置の動作に
ついて説明する。ただし、説明の簡略化のため、CCD
は垂直画素混合をしないものとする。
ついて説明する。ただし、説明の簡略化のため、CCD
は垂直画素混合をしないものとする。
【0045】なお、本実施の形態の撮像装置の動作につ
いて説明しながら、本発明の撮像方法の一実施例につい
ても説明する(以下同様である)。
いて説明しながら、本発明の撮像方法の一実施例につい
ても説明する(以下同様である)。
【0046】はじめに、動画撮影時の動作について説明
する。
する。
【0047】まずCCD1−1〜1−3から出力される
RGB信号は、アナログ処理回路2、A/D変換器3−
1〜3−3でそれぞれアナログ処理、デジタル信号への
変換が行われ、3次元NR回路4に出力される。
RGB信号は、アナログ処理回路2、A/D変換器3−
1〜3−3でそれぞれアナログ処理、デジタル信号への
変換が行われ、3次元NR回路4に出力される。
【0048】図2は、CCD1−1〜1−3の画素の空
間的な位置関係を示すものである。斜め方向の画素ずら
し配置により、G信号の画素G11、G12、...
は、R及びB信号の画素R11、R12、...及びB
11、B12、...に対して、右下方向に水平垂直方
向に1/2画素分ずれている(たとえば、画素R11と
B11とは同一位置にあるため、R11、B11と書くべき
ところを単にR、B11と書いた)。ここで、CCD1−
1〜1−3はインターレースCCDであるため、信号出
力時にはG信号の画素は、奇数フィールドではG11、
G31、...のように、偶数フィールドではG21、
G41、...のように、垂直1ラインおきに出力され
る。R信号、B信号についても同様である。
間的な位置関係を示すものである。斜め方向の画素ずら
し配置により、G信号の画素G11、G12、...
は、R及びB信号の画素R11、R12、...及びB
11、B12、...に対して、右下方向に水平垂直方
向に1/2画素分ずれている(たとえば、画素R11と
B11とは同一位置にあるため、R11、B11と書くべき
ところを単にR、B11と書いた)。ここで、CCD1−
1〜1−3はインターレースCCDであるため、信号出
力時にはG信号の画素は、奇数フィールドではG11、
G31、...のように、偶数フィールドではG21、
G41、...のように、垂直1ラインおきに出力され
る。R信号、B信号についても同様である。
【0049】3次元NR回路4ではこのような空間位置
関係にあるRGB信号に対しフレーム巡回型ノイズ低減
処理が行われる。
関係にあるRGB信号に対しフレーム巡回型ノイズ低減
処理が行われる。
【0050】図3は3次元NR回路4の構成の一例を示
すブロック図である。説明の便宜上、外部にあるメモリ
9を含めて記載している。ただし、外部にあることを示
すため破線で記載している。
すブロック図である。説明の便宜上、外部にあるメモリ
9を含めて記載している。ただし、外部にあることを示
すため破線で記載している。
【0051】メモリ9には3次元NR回路4から出力さ
れる信号の1フレーム(=1/30秒)前の映像信号が
常に2フィールド分記憶されている。そしてメモリ9か
らは、A/D変換器3−1〜3−3の出力が奇数フィー
ルドのデータである場合は、1フレーム前に書き込まれ
た奇数フィールドのデータが第1の出力ポートから読み
出される。偶数フィールドの場合も同様に、1フレーム
前に書き込まれた偶数フィールドのデータが第1の出力
ポートから読み出される。
れる信号の1フレーム(=1/30秒)前の映像信号が
常に2フィールド分記憶されている。そしてメモリ9か
らは、A/D変換器3−1〜3−3の出力が奇数フィー
ルドのデータである場合は、1フレーム前に書き込まれ
た奇数フィールドのデータが第1の出力ポートから読み
出される。偶数フィールドの場合も同様に、1フレーム
前に書き込まれた偶数フィールドのデータが第1の出力
ポートから読み出される。
【0052】減算器21−1〜21−3では、A/D変
換器3−1〜3−3からの入力信号とメモリ9の第1の
出力ポートからの出力信号との差が求められる。減算器
21−1〜21−3の出力信号であるフレーム差分信号
には、映像の静止部分のノイズとフレーム間の動き信号
成分が含まれている。非線形回路22−1〜22−3で
は、減算器21−1〜21−3の出力信号であるフレー
ム差分信号からノイズを抽出する。非線形回路の入出力
特性は図11と同様であり、振幅の小さい部分はノイズ
と見なして出力し、振幅の大きい部分は動き信号成分の
可能性が高いとして出力を抑えるという処理を行う。
換器3−1〜3−3からの入力信号とメモリ9の第1の
出力ポートからの出力信号との差が求められる。減算器
21−1〜21−3の出力信号であるフレーム差分信号
には、映像の静止部分のノイズとフレーム間の動き信号
成分が含まれている。非線形回路22−1〜22−3で
は、減算器21−1〜21−3の出力信号であるフレー
ム差分信号からノイズを抽出する。非線形回路の入出力
特性は図11と同様であり、振幅の小さい部分はノイズ
と見なして出力し、振幅の大きい部分は動き信号成分の
可能性が高いとして出力を抑えるという処理を行う。
【0053】減算器23−1〜23−3では、A/D変
換器3−1〜3−3からの入力信号と非線形回路22−
1〜22−3の出力信号の差を求める。非線形回路22
−1〜22−3の出力信号は、フレーム差分信号から抽
出したノイズと見なせるため、減算器23−1〜23−
3の出力信号としてノイズの低減されたRGB信号が得
られる。
換器3−1〜3−3からの入力信号と非線形回路22−
1〜22−3の出力信号の差を求める。非線形回路22
−1〜22−3の出力信号は、フレーム差分信号から抽
出したノイズと見なせるため、減算器23−1〜23−
3の出力信号としてノイズの低減されたRGB信号が得
られる。
【0054】3次元NR回路4の出力はセレクタ12及
びメモリ9へ入力される。セレクタ12は、動画撮影時
には3次元NR回路4の出力を選択し、マトリクス回路
5へ出力する。マトリクス回路5ではセレクタ12から
出力された、既にノイズ低減処理されたRGB信号を2
系統のY信号及び1系統のC信号に変換する。マトリク
ス回路5の動作を以下に示す。
びメモリ9へ入力される。セレクタ12は、動画撮影時
には3次元NR回路4の出力を選択し、マトリクス回路
5へ出力する。マトリクス回路5ではセレクタ12から
出力された、既にノイズ低減処理されたRGB信号を2
系統のY信号及び1系統のC信号に変換する。マトリク
ス回路5の動作を以下に示す。
【0055】マトリクス回路5には、これらのRGB画
素信号がサンプリング周波数fsで入力され、(数1)
のようにY信号の画素Y21、Y22、...を求め、これ
をY1信号としてサンプリング周波数2fsで出力す
る。
素信号がサンプリング周波数fsで入力され、(数1)
のようにY信号の画素Y21、Y22、...を求め、これ
をY1信号としてサンプリング周波数2fsで出力す
る。
【0056】
【数1】
Y121=0.30R21+0.59G21+0.11B21
Y122=0.30R22+0.59G21+0.11B22
以上のようにY1信号の画素を求めることにより、水平
方向にGの2倍の画素数を持つY信号を得ることができ
る。例として、RGB画素信号が水平768画素、垂直
480画素で、インターレース走査により1フィールド
に240ラインずつCCD1−1〜1−3から出力され
る場合、Y1信号は水平1536画素となる。一方、垂
直方向のライン数は変わらない。従ってこのとき、fs
=15.75MHzとすれば、2fs=31.5MHz
となる。
方向にGの2倍の画素数を持つY信号を得ることができ
る。例として、RGB画素信号が水平768画素、垂直
480画素で、インターレース走査により1フィールド
に240ラインずつCCD1−1〜1−3から出力され
る場合、Y1信号は水平1536画素となる。一方、垂
直方向のライン数は変わらない。従ってこのとき、fs
=15.75MHzとすれば、2fs=31.5MHz
となる。
【0057】また、C信号は(数2)のように求める。
Y1信号及び、C信号の空間位置を図2に●で示す。
Y1信号及び、C信号の空間位置を図2に●で示す。
【0058】
【数2】
C31=0.70Rm−0.59G31−0.11Bm
C32=−0.30Rm−0.59G31+0.89Bm
ただし
Rm=(R31+R32+R51+R52)/4
Bm=(B31+B32+B51+B52)/4
マトリクス回路5の内部構成を図4に示す。入力された
R及びB信号はそれぞれ1Hラインメモリ31(H:水
平方向走査期間)、32及びCマトリクス回路37に入
力される。1Hラインメモリ31、32の出力はY1用
マトリクス回路35、Y2用マトリクス回路36及び、
C用マトリクス回路37に入力される。
R及びB信号はそれぞれ1Hラインメモリ31(H:水
平方向走査期間)、32及びCマトリクス回路37に入
力される。1Hラインメモリ31、32の出力はY1用
マトリクス回路35、Y2用マトリクス回路36及び、
C用マトリクス回路37に入力される。
【0059】一方、入力されたG信号は1Hラインメモ
リ33に入力され、1Hラインメモリ33の出力はY1
用マトリクス回路35及びCマトリクス回路37及び1
Hラインメモリ34に入力される。1Hラインメモリ3
4の出力はY2用マトリクス回路36に入力される。こ
のように構成することにより、Y1用マトリクス回路3
5にはR31、R32、...、G31、G32、...、
B31、B32、...が、Y2用マトリクス回路36には
R31、R32、...、G11、G12、...、B31、
B32、...が、C用マトリクス回路37にはR31、R
32、...、R51、R52、...、G31、
G32、...、B31、B32、...、B51、
B52、...が、それぞれ入力されることになる。
リ33に入力され、1Hラインメモリ33の出力はY1
用マトリクス回路35及びCマトリクス回路37及び1
Hラインメモリ34に入力される。1Hラインメモリ3
4の出力はY2用マトリクス回路36に入力される。こ
のように構成することにより、Y1用マトリクス回路3
5にはR31、R32、...、G31、G32、...、
B31、B32、...が、Y2用マトリクス回路36には
R31、R32、...、G11、G12、...、B31、
B32、...が、C用マトリクス回路37にはR31、R
32、...、R51、R52、...、G31、
G32、...、B31、B32、...、B51、
B52、...が、それぞれ入力されることになる。
【0060】マトリクス回路5から出力されるY1、C
の各信号は、水平ズーム回路6にて画角調整のためのズ
ーム処理が施される。DV規格の場合、動画撮影時の出
力としては、水平720画素、垂直480画素のインタ
ーレース走査されたY信号を13.5MHzレートで出
力する必要がある。しかし、CCDの駆動周波数は一般
に13.5MHzとは異なるため、後述のサンプリング
周波数変換処理を行うことが必要になる。ここで、サン
プリング周波数変換後の画素数を水平720画素とする
ためには、変換前と変換後の水平画素数比をサンプリン
グ周波数変換比と等しくしておけば良いことになる。例
として、前述の水平1536画素、垂直480画素、サ
ンプリング周波数31.5MHzのY信号を水平720
画素、垂直480画素、サンプリング周波数13.5M
Hzのレートにする場合は、周波数比が
の各信号は、水平ズーム回路6にて画角調整のためのズ
ーム処理が施される。DV規格の場合、動画撮影時の出
力としては、水平720画素、垂直480画素のインタ
ーレース走査されたY信号を13.5MHzレートで出
力する必要がある。しかし、CCDの駆動周波数は一般
に13.5MHzとは異なるため、後述のサンプリング
周波数変換処理を行うことが必要になる。ここで、サン
プリング周波数変換後の画素数を水平720画素とする
ためには、変換前と変換後の水平画素数比をサンプリン
グ周波数変換比と等しくしておけば良いことになる。例
として、前述の水平1536画素、垂直480画素、サ
ンプリング周波数31.5MHzのY信号を水平720
画素、垂直480画素、サンプリング周波数13.5M
Hzのレートにする場合は、周波数比が
【0061】
【数3】31.5:13.5=7:3=1680:72
0 であるから、ズーム倍率は
0 であるから、ズーム倍率は
【0062】
【数4】1680/1536=1.093倍
となる。従って、水平ズーム回路6では水平1568画
素の入力に対し、水平画素1680画素にズームするこ
とになる。
素の入力に対し、水平画素1680画素にズームするこ
とになる。
【0063】水平ズーム回路6から出力されるY1、C
の各信号は、サンプリング周波数変換器7において、水
平方向のサンプリング周波数が変換される。
の各信号は、サンプリング周波数変換器7において、水
平方向のサンプリング周波数が変換される。
【0064】この様子を図5に示す。図5は、サンプリ
ング周波数変換のイメージを示すものである。同図は例
としてサンプリング周波数を3/7に変換する場合のイ
メージを示している。Y1、Y2、...は変換前のY信
号画素を、Y1’、Y2’、...は変換後のY信号画素
を、それぞれ示す。まず、Y1を基準とし、変換前のY
信号に帯域制限を施してY1と同じ位置に存在するY1’
を求める。次にY3及びY4からそれぞれ1:2の距離の
位置にY2’を帯域制限と補間により求める。同様にY5
及びY6からそれぞれ2:1の距離の位置にY3’を帯域
制限と補間により求める。以上のことを繰り返せば、水
平方向のサンプリング周波数を3/7に下げることが可
能となる。
ング周波数変換のイメージを示すものである。同図は例
としてサンプリング周波数を3/7に変換する場合のイ
メージを示している。Y1、Y2、...は変換前のY信
号画素を、Y1’、Y2’、...は変換後のY信号画素
を、それぞれ示す。まず、Y1を基準とし、変換前のY
信号に帯域制限を施してY1と同じ位置に存在するY1’
を求める。次にY3及びY4からそれぞれ1:2の距離の
位置にY2’を帯域制限と補間により求める。同様にY5
及びY6からそれぞれ2:1の距離の位置にY3’を帯域
制限と補間により求める。以上のことを繰り返せば、水
平方向のサンプリング周波数を3/7に下げることが可
能となる。
【0065】前述の水平1680画素、サンプリング周
波数31.5MHzのY信号は、サンプリング周波数変
換器7により、水平720画素、サンプリング周波数1
3.5MHzのY信号となって出力される。
波数31.5MHzのY信号は、サンプリング周波数変
換器7により、水平720画素、サンプリング周波数1
3.5MHzのY信号となって出力される。
【0066】サンプリング周波数変換器7の出力は、セ
レクタ8に入力される。セレクタ8は、動画撮影時はサ
ンプリング周波数変換器7の出力を選択し、本撮像装置
の出力として出力する。
レクタ8に入力される。セレクタ8は、動画撮影時はサ
ンプリング周波数変換器7の出力を選択し、本撮像装置
の出力として出力する。
【0067】次に、静止画撮影時の動作について説明す
る。
る。
【0068】CCD1−1〜1−3から出力されるRG
B信号の空間位置を図6に示す。ただし、RGB信号の
空間位置は図2と同じとなる。図6の空間位置関係にあ
るRGB信号は、動画撮影時と同じく垂直方向1ライン
おきに出力される。つまり、CCD1−1〜1−3は2
フィールド期間かけて全ラインを出力するよう駆動され
る。
B信号の空間位置を図6に示す。ただし、RGB信号の
空間位置は図2と同じとなる。図6の空間位置関係にあ
るRGB信号は、動画撮影時と同じく垂直方向1ライン
おきに出力される。つまり、CCD1−1〜1−3は2
フィールド期間かけて全ラインを出力するよう駆動され
る。
【0069】そこで静止画撮影時には従来の撮像装置と
同じくシャッターフレーム方式を使用する。すなわち、
最初の1/60秒期間が終了した瞬間にCCD1−1〜
1−3への入力光を遮断するように光学シャッターまた
は絞りを閉じるように制御する。そして最初の1/60
秒期間にCCD1−1〜1−3に入射した光によって発
生した電荷を、次の1/60秒期間に奇数フィールドと
して、その次の1/60秒期間に偶数フィールドとし
て、それぞれ読み出す。すなわち、1/60秒期間に撮
像した全ラインが、1ライン置きに奇数フィールドと偶
数フィールドに分けられ、それらの順番でCCD1−1
〜1−3から出力される。
同じくシャッターフレーム方式を使用する。すなわち、
最初の1/60秒期間が終了した瞬間にCCD1−1〜
1−3への入力光を遮断するように光学シャッターまた
は絞りを閉じるように制御する。そして最初の1/60
秒期間にCCD1−1〜1−3に入射した光によって発
生した電荷を、次の1/60秒期間に奇数フィールドと
して、その次の1/60秒期間に偶数フィールドとし
て、それぞれ読み出す。すなわち、1/60秒期間に撮
像した全ラインが、1ライン置きに奇数フィールドと偶
数フィールドに分けられ、それらの順番でCCD1−1
〜1−3から出力される。
【0070】そして、それらのデータはアナログ処理回
路2、A/D変換器3−1〜3−3を経て3次元NR回
路4に出力される。
路2、A/D変換器3−1〜3−3を経て3次元NR回
路4に出力される。
【0071】メモリ9は動画撮影から静止画撮影に切り
替える際に書き込みを禁止し、動画撮影時に記憶されて
いた2フィールド分のデータが上書きされないようにす
る。そして、3次元NR回路4に入力されるデータが奇
数フィールドのデータ(RGB信号)である場合は、メ
モリ9内に記憶されている動画撮影時の奇数フィールド
のデータ(RGB信号)が第1の出力ポートから読み出
される。偶数フィールドの場合も同様に、動画撮影時の
偶数フィールドのデータが第1の出力ポートから読み出
される。
替える際に書き込みを禁止し、動画撮影時に記憶されて
いた2フィールド分のデータが上書きされないようにす
る。そして、3次元NR回路4に入力されるデータが奇
数フィールドのデータ(RGB信号)である場合は、メ
モリ9内に記憶されている動画撮影時の奇数フィールド
のデータ(RGB信号)が第1の出力ポートから読み出
される。偶数フィールドの場合も同様に、動画撮影時の
偶数フィールドのデータが第1の出力ポートから読み出
される。
【0072】このように、本実施の形態においては、動
画撮影時か静止画撮影時かに関わらずメモリ9に格納さ
れるデータは同じ画素数に基づいているため、3次元N
R回路4では前述した動画撮影時の時と同様な処理が行
われ、その結果3次元NR回路4からはフレーム巡回型
ノイズ低減処理が施されたRGB信号が出力される。
画撮影時か静止画撮影時かに関わらずメモリ9に格納さ
れるデータは同じ画素数に基づいているため、3次元N
R回路4では前述した動画撮影時の時と同様な処理が行
われ、その結果3次元NR回路4からはフレーム巡回型
ノイズ低減処理が施されたRGB信号が出力される。
【0073】3次元NR回路4から出力されたデータは
メモリ9及びセレクタ12に入力される。この時メモリ
9は書き込みを許可し、その結果、メモリ9にはRGB
の全ライン分のデータがノイズ低減された状態で蓄積さ
れることになる。
メモリ9及びセレクタ12に入力される。この時メモリ
9は書き込みを許可し、その結果、メモリ9にはRGB
の全ライン分のデータがノイズ低減された状態で蓄積さ
れることになる。
【0074】次にメモリ9からは第2の出力ポートを用
いてCCD上の空間位置を再現するようにRGB信号が
読み出される。G信号の画素を例にとると、垂直方向は
G11、G21、G31、...の順で出力される。R信号、
B信号についても同様である。セレクタ12は静止画撮
影時にはメモリ9の第2の出力ポートを選択し、その入
力データをマトリクス回路5へ出力する。
いてCCD上の空間位置を再現するようにRGB信号が
読み出される。G信号の画素を例にとると、垂直方向は
G11、G21、G31、...の順で出力される。R信号、
B信号についても同様である。セレクタ12は静止画撮
影時にはメモリ9の第2の出力ポートを選択し、その入
力データをマトリクス回路5へ出力する。
【0075】マトリクス回路5には、メモリ9からのR
GB画素信号がサンプリング周波数fsで入力され、G
信号の画素G21、G22、...と、R及びB信号の画素
R21、R22、...及びB21、B22、...から、(数
5)のようにY信号の画素Y 21、Y22、...を求め、
これをY1信号としてサンプリング周波数2fsで出力
する。
GB画素信号がサンプリング周波数fsで入力され、G
信号の画素G21、G22、...と、R及びB信号の画素
R21、R22、...及びB21、B22、...から、(数
5)のようにY信号の画素Y 21、Y22、...を求め、
これをY1信号としてサンプリング周波数2fsで出力
する。
【0076】
【数5】
Y121=0.30R21+0.59G21+0.11B21
Y122=0.30R22+0.59G21+0.11B22
同様に、G信号の画素G11、G12、...と、R及びB
信号の画素R21、R22、...及びB21、B22、...
から(数6)のようにY信号の画素Y11、Y12、...
を求め、これをY2信号としてサンプリング周波数2f
sで出力する。
信号の画素R21、R22、...及びB21、B22、...
から(数6)のようにY信号の画素Y11、Y12、...
を求め、これをY2信号としてサンプリング周波数2f
sで出力する。
【0077】
【数6】
Y211=0.30R21+0.59G11+0.11B21
Y212=0.30R22+0.59G11+0.11B22
Y1信号及びY2信号の空間位置を図6に●で示す。以
上のようにY信号の画素を求めることにより、水平方向
にGの2倍の画素数を持つY信号を得ることができ、Y
1、Y2信号を併せると垂直方向にもGの2倍の画素数
を持つY信号が得られることになる。例として、RGB
画素信号が水平768画素、垂直480画素の場合、Y
1及びY2信号は共に水平1536画素、垂直480画
素、となり、Y1とY2を併せると水平1536画素、
垂直960画素のY信号となる。このとき、fs=1
5.75MHzとすれば、2fs=31.5MHzとな
る。
上のようにY信号の画素を求めることにより、水平方向
にGの2倍の画素数を持つY信号を得ることができ、Y
1、Y2信号を併せると垂直方向にもGの2倍の画素数
を持つY信号が得られることになる。例として、RGB
画素信号が水平768画素、垂直480画素の場合、Y
1及びY2信号は共に水平1536画素、垂直480画
素、となり、Y1とY2を併せると水平1536画素、
垂直960画素のY信号となる。このとき、fs=1
5.75MHzとすれば、2fs=31.5MHzとな
る。
【0078】また、C信号は(数7)のように1系統の
み求める。人間の視覚特性からC信号はそれほど高い帯
域を必要としないため1系統で充分である。Cの空間位
置はGと同じ位置となるが図6の簡略化のため図示して
いない。
み求める。人間の視覚特性からC信号はそれほど高い帯
域を必要としないため1系統で充分である。Cの空間位
置はGと同じ位置となるが図6の簡略化のため図示して
いない。
【0079】
【数7】
C21=0.70Rm−0.59G21−0.11Bm
C22=−0.30Rm−0.59G21+0.89Bm
ただし
Rm=(R21+R22+R31+R32)/4
Bm=(B21+B22+B31+B32)/4
そして、マトリクス回路5の出力は、水平ズーム回路6
に入力され、正方画素変換される。
に入力され、正方画素変換される。
【0080】ここで、正方画素変換について説明する。
デジタルスチルカメラ用のCCDでは水平及び垂直方向
の画素間隔が等しくなっている(正方画素配列)が、ビ
デオカメラ用のCCDでは異なった間隔になっており、
これをそのままパソコンの画面に出力すると、縦または
横に延びた画像になってしまうため、電子的に水平方向
にズーム処理を行い、Y及びC信号の水平垂直方向の画
素間隔を揃える、つまり水平垂直の画素数の比を4:3
にすることが必要になる。水平1536画素、垂直96
0画素のY信号を考えた場合、水平方向に約0.83倍
の水平ズームを施すことにより、水平1280画素、垂
直960画素の正方画素データが得られる。
デジタルスチルカメラ用のCCDでは水平及び垂直方向
の画素間隔が等しくなっている(正方画素配列)が、ビ
デオカメラ用のCCDでは異なった間隔になっており、
これをそのままパソコンの画面に出力すると、縦または
横に延びた画像になってしまうため、電子的に水平方向
にズーム処理を行い、Y及びC信号の水平垂直方向の画
素間隔を揃える、つまり水平垂直の画素数の比を4:3
にすることが必要になる。水平1536画素、垂直96
0画素のY信号を考えた場合、水平方向に約0.83倍
の水平ズームを施すことにより、水平1280画素、垂
直960画素の正方画素データが得られる。
【0081】水平ズーム回路6の出力はメモリ10に入
力される。メモリ10では水平ズーム回路6の出力を蓄
積する。この結果、メモリ10には正方画素変換後の
Y、C信号、つまり水平1280画素、垂直480画素
のY1、Y2、C信号が得られる。
力される。メモリ10では水平ズーム回路6の出力を蓄
積する。この結果、メモリ10には正方画素変換後の
Y、C信号、つまり水平1280画素、垂直480画素
のY1、Y2、C信号が得られる。
【0082】メモリ10からのY信号出力は、空間的に
上に位置するY2信号から出力が開始され、以後Y1信
号、Y2信号を1ラインずつ交互に出力することで、垂
直960画素分のY信号を出力し、セレクタ8に入力さ
れる。メモリ10からのC信号出力は、インターレース
補正回路11に入力される。
上に位置するY2信号から出力が開始され、以後Y1信
号、Y2信号を1ラインずつ交互に出力することで、垂
直960画素分のY信号を出力し、セレクタ8に入力さ
れる。メモリ10からのC信号出力は、インターレース
補正回路11に入力される。
【0083】インターレース補正回路11では、垂直4
80画素のC信号を垂直方向に補間し、垂直960画素
のC信号として出力する。
80画素のC信号を垂直方向に補間し、垂直960画素
のC信号として出力する。
【0084】インターレース補正回路の内部構成を図7
に示す。入力されたC信号は1Hラインメモリ41、加
算器42、セレクタ44に入力される。1Hラインメモ
リ41で1H期間遅延されたC信号は、加算器42で入
力C信号と加算され、除算手段43で1/2のゲインが
かけられた後、セレクタ44に入力される。セレクタ4
4は、1H期間毎に入力C信号または除算手段43の出
力信号の一方を選択して出力する。インターレース補正
回路11の出力はセレクタ8(図1参照)に入力され
る。
に示す。入力されたC信号は1Hラインメモリ41、加
算器42、セレクタ44に入力される。1Hラインメモ
リ41で1H期間遅延されたC信号は、加算器42で入
力C信号と加算され、除算手段43で1/2のゲインが
かけられた後、セレクタ44に入力される。セレクタ4
4は、1H期間毎に入力C信号または除算手段43の出
力信号の一方を選択して出力する。インターレース補正
回路11の出力はセレクタ8(図1参照)に入力され
る。
【0085】セレクタ8は静止画撮影時にはメモリ10
の出力及びインターレース補正回路11の出力を選択
し、本撮像装置の出力として出力する。この結果、本撮
像装置の出力は水平1280画素、垂直960画素の
Y、C信号となる。
の出力及びインターレース補正回路11の出力を選択
し、本撮像装置の出力として出力する。この結果、本撮
像装置の出力は水平1280画素、垂直960画素の
Y、C信号となる。
【0086】以上のような構成とすれば、静止画撮影時
も動画撮影時と同じく3次元ノイズ低減処理を行うこと
ができるため、静止画としては動画と同程度にノイズが
少なく、かつ動画を大幅に上回る画素数をもつ、高品位
で高精細な静止画を得ることができる。また、同一静止
画画素数を得るために必要なCCD画素数が単板方式に
比べて1/4で済むことから、同一光学系サイズであれ
ば画素面積を単板方式の4倍まで高めることができ、S
/N及び感度面でも有利となる。
も動画撮影時と同じく3次元ノイズ低減処理を行うこと
ができるため、静止画としては動画と同程度にノイズが
少なく、かつ動画を大幅に上回る画素数をもつ、高品位
で高精細な静止画を得ることができる。また、同一静止
画画素数を得るために必要なCCD画素数が単板方式に
比べて1/4で済むことから、同一光学系サイズであれ
ば画素面積を単板方式の4倍まで高めることができ、S
/N及び感度面でも有利となる。
【0087】なお、実施の形態1では、動画撮影時にイ
ンターレースCCDを垂直画素混合駆動しないものとし
て説明したが、奇数フィールドでは(G11、G21)、
(G31、G41)、...のように、偶数フィールドでは
(G21、G31)、(G41、G51)、...のように、垂
直画素混合駆動する場合も同様に成り立つ。
ンターレースCCDを垂直画素混合駆動しないものとし
て説明したが、奇数フィールドでは(G11、G21)、
(G31、G41)、...のように、偶数フィールドでは
(G21、G31)、(G41、G51)、...のように、垂
直画素混合駆動する場合も同様に成り立つ。
【0088】(実施の形態2)つぎに、主として図8を
参照しながら、本実施の形態の撮像装置の構成について
説明する。なお、図8は、実施の形態2にかかる撮像装
置の基本的な要部構成を例示するブロック図である。
参照しながら、本実施の形態の撮像装置の構成について
説明する。なお、図8は、実施の形態2にかかる撮像装
置の基本的な要部構成を例示するブロック図である。
【0089】図8において実施の形態1の図1と同じ機
能ブロックについては同じ符号を記載しているので、そ
のブロックに対する説明は省略する。また、図8におい
て51−1〜51−3はそれぞれR、G、B用プログレ
ッシブ(順次走査)CCDを示す。
能ブロックについては同じ符号を記載しているので、そ
のブロックに対する説明は省略する。また、図8におい
て51−1〜51−3はそれぞれR、G、B用プログレ
ッシブ(順次走査)CCDを示す。
【0090】つぎに、本実施の形態の撮像装置の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0091】CCD51−1〜51−3の出力信号はア
ナログ処理回路2、A/D変換器3−1〜3−3でそれ
ぞれアナログ処理、デジタル信号への変換が行われ、3
次元NR回路4に入力される。CCD51−1〜51−
3の画素の空間位置関係は実施の形態1と同じく図6の
ように表される。
ナログ処理回路2、A/D変換器3−1〜3−3でそれ
ぞれアナログ処理、デジタル信号への変換が行われ、3
次元NR回路4に入力される。CCD51−1〜51−
3の画素の空間位置関係は実施の形態1と同じく図6の
ように表される。
【0092】ここでCCD51−1〜51−3プログレ
ッシブCCDであるから、1/60秒(=1フレーム)
期間で全ラインがその空間位置関係のままで出力され
る。そのため、動画撮影時、静止画撮影時ともにCCD
を遮光する必要がなく、シャッター機構が不要になる。
ッシブCCDであるから、1/60秒(=1フレーム)
期間で全ラインがその空間位置関係のままで出力され
る。そのため、動画撮影時、静止画撮影時ともにCCD
を遮光する必要がなく、シャッター機構が不要になる。
【0093】3次元NR回路4では動画撮影時、静止画
撮影時ともに、このようなRGB信号に対しフレーム巡
回型ノイズ低減処理が行われる。3次元NR回路4の構
成については実施の形態1と全く同じであるので説明を
省略する。
撮影時ともに、このようなRGB信号に対しフレーム巡
回型ノイズ低減処理が行われる。3次元NR回路4の構
成については実施の形態1と全く同じであるので説明を
省略する。
【0094】メモリ9には3次元NR回路4から出力さ
れる信号の1フレーム前の映像信号が常に1フレーム分
記憶され、そして常に1フレーム前の映像信号が第1の
出力ポートから読み出される。
れる信号の1フレーム前の映像信号が常に1フレーム分
記憶され、そして常に1フレーム前の映像信号が第1の
出力ポートから読み出される。
【0095】3次元NR回路4ではその信号とA/D変
換器3−1〜3−3からの入力信号とを用いてフレーム
差分信号を求め、そこからノイズを抽出することでノイ
ズ低減処理を行い、その結果をマトリクス回路5へ出力
する。この動作については実施の形態1と同様なので詳
細は省略する。
換器3−1〜3−3からの入力信号とを用いてフレーム
差分信号を求め、そこからノイズを抽出することでノイ
ズ低減処理を行い、その結果をマトリクス回路5へ出力
する。この動作については実施の形態1と同様なので詳
細は省略する。
【0096】マトリクス回路5では、動画撮影時、静止
画撮影時ともに、図6に示す空間位置関係の既にノイズ
低減処理されたRGB信号から、(数5)、(数6)に
基づいてY1信号及びY2信号が、(数7)に基づいて
C信号がそれぞれ作成され、出力される。マトリクス回
路5の構成及び動作は実施の形態1と全く同様であるた
め、説明を省略する。この時、Y1、Y2信号の空間位
置は図6と全く同じである。また、C信号の空間位置も
図6のG信号と同じになるため、実施の形態1と同様の
理由で図示していない。
画撮影時ともに、図6に示す空間位置関係の既にノイズ
低減処理されたRGB信号から、(数5)、(数6)に
基づいてY1信号及びY2信号が、(数7)に基づいて
C信号がそれぞれ作成され、出力される。マトリクス回
路5の構成及び動作は実施の形態1と全く同様であるた
め、説明を省略する。この時、Y1、Y2信号の空間位
置は図6と全く同じである。また、C信号の空間位置も
図6のG信号と同じになるため、実施の形態1と同様の
理由で図示していない。
【0097】マトリクス回路5の出力は水平ズーム回路
6に入力され、実施の形態1の場合と同様に、動画撮影
時は画角合わせのための、静止画撮影時は正方画素変換
のための水平ズーム処理がなされる。水平ズーム回路6
の出力は、サンプリング周波数変換器7及びメモリ10
に入力される。
6に入力され、実施の形態1の場合と同様に、動画撮影
時は画角合わせのための、静止画撮影時は正方画素変換
のための水平ズーム処理がなされる。水平ズーム回路6
の出力は、サンプリング周波数変換器7及びメモリ10
に入力される。
【0098】サンプリング周波数変換器7では、実施の
形態1の場合と同様に、動画撮影時のサンプリング周波
数変換が行われる。
形態1の場合と同様に、動画撮影時のサンプリング周波
数変換が行われる。
【0099】いま、プログレッシブCCD51−1〜5
1−3の画素数を水平768画素、垂直480画素、駆
動周波数を31.5MHzとすると、マトリクス回路5
の出力は水平1536画素、サンプリング周波数63M
Hz、水平ズーム回路6の出力は水平1680画素、サ
ンプリング周波数63MHzとなり、サンプリング周波
数変換器7の出力として水平720画素、サンプリング
周波数27MHzのプログレッシブ映像出力が得られる
ことになる。
1−3の画素数を水平768画素、垂直480画素、駆
動周波数を31.5MHzとすると、マトリクス回路5
の出力は水平1536画素、サンプリング周波数63M
Hz、水平ズーム回路6の出力は水平1680画素、サ
ンプリング周波数63MHzとなり、サンプリング周波
数変換器7の出力として水平720画素、サンプリング
周波数27MHzのプログレッシブ映像出力が得られる
ことになる。
【0100】メモリ10は、静止画撮影時に正方画素変
換を行う水平ズーム回路6の出力を蓄積する。この結
果、メモリ10には、正方画素変換後のY、C信号、つ
まり水平1280画素、垂直480画素のY1、Y2、
C信号が得られる。
換を行う水平ズーム回路6の出力を蓄積する。この結
果、メモリ10には、正方画素変換後のY、C信号、つ
まり水平1280画素、垂直480画素のY1、Y2、
C信号が得られる。
【0101】メモリ10からのY信号出力は、空間的に
上に位置するY2信号から出力が開始され、以後Y1信
号、Y2信号を交互に出力することで、垂直960画素
分のY信号を出力し、セレクタ8に入力される。
上に位置するY2信号から出力が開始され、以後Y1信
号、Y2信号を交互に出力することで、垂直960画素
分のY信号を出力し、セレクタ8に入力される。
【0102】メモリ10からのC信号出力は、インター
レース補正回路11に入力される。インターレース補正
回路11では、実施の形態1と同様に垂直480画素の
C信号を垂直方向に補間し、垂直960画素のC信号と
して出力し、セレクタ8に入力される。インターレース
補正回路11の構成及び動作は実施の形態1と全く同様
であるため、説明を省略する。
レース補正回路11に入力される。インターレース補正
回路11では、実施の形態1と同様に垂直480画素の
C信号を垂直方向に補間し、垂直960画素のC信号と
して出力し、セレクタ8に入力される。インターレース
補正回路11の構成及び動作は実施の形態1と全く同様
であるため、説明を省略する。
【0103】セレクタ8は動画撮影時はサンプリング周
波数変換器7の出力を選択し、その結果、本撮像装置の
出力は水平720画素、サンプリング周波数27MHz
のプログレッシブ映像出力となる。一方、静止画撮影時
はメモリ10の出力及びインターレース補正回路11の
出力を選択し、その結果、本撮像装置の出力は水平12
80画素、垂直960画素のY、C信号となる。
波数変換器7の出力を選択し、その結果、本撮像装置の
出力は水平720画素、サンプリング周波数27MHz
のプログレッシブ映像出力となる。一方、静止画撮影時
はメモリ10の出力及びインターレース補正回路11の
出力を選択し、その結果、本撮像装置の出力は水平12
80画素、垂直960画素のY、C信号となる。
【0104】以上のような構成とすれば、CCDとして
プログレッシブのCCDを用いた場合でも、動画撮影時
と静止画撮影時ともに3次元ノイズ低減処理を行うこと
ができ、また、動画としては高画質なプログレッシブ動
画が、静止画としては動画と同程度にノイズが少なく、
かつ動画を大幅に上回る画素数をもつ、高品位で高精細
な静止画が得られる。
プログレッシブのCCDを用いた場合でも、動画撮影時
と静止画撮影時ともに3次元ノイズ低減処理を行うこと
ができ、また、動画としては高画質なプログレッシブ動
画が、静止画としては動画と同程度にノイズが少なく、
かつ動画を大幅に上回る画素数をもつ、高品位で高精細
な静止画が得られる。
【0105】さらに、図12のような従来のプログレッ
シブCCDを用いた単板方式と比較すると、静止画撮影
時のCCD駆動周波数を動画撮影時と等しくできるた
め、消費電力を抑えることが可能になる。加えて、同一
静止画画素数を得るために必要なCCD画素数が単板方
式に比べて1/4となるため、3次元ノイズ低減処理に
用いるメモリは単板方式に比べ1/4×3=3/4で済
み、メモリ容量を削減することもできる。また同一光学
系サイズであれば画素面積を単板方式の4倍まで高める
ことができるため、S/N及び感度面でも有利となる。
シブCCDを用いた単板方式と比較すると、静止画撮影
時のCCD駆動周波数を動画撮影時と等しくできるた
め、消費電力を抑えることが可能になる。加えて、同一
静止画画素数を得るために必要なCCD画素数が単板方
式に比べて1/4となるため、3次元ノイズ低減処理に
用いるメモリは単板方式に比べ1/4×3=3/4で済
み、メモリ容量を削減することもできる。また同一光学
系サイズであれば画素面積を単板方式の4倍まで高める
ことができるため、S/N及び感度面でも有利となる。
【0106】また、前述した本実施の形態1の場合のよ
うにインターレースCCDを使うと、1/60秒期間以
内に全画素を出力することができない。このため、静止
画撮影時には前述のようなシャッターフレーム方式を用
いる必要があり、絞りをシャッター代わりに使わなけれ
ばならなかったが、機械的なシャッターを用いると連写
速度の面では不利である。本実施の形態2においては、
プログレッシブ方式を用いることにより、そのような問
題は解消されている。
うにインターレースCCDを使うと、1/60秒期間以
内に全画素を出力することができない。このため、静止
画撮影時には前述のようなシャッターフレーム方式を用
いる必要があり、絞りをシャッター代わりに使わなけれ
ばならなかったが、機械的なシャッターを用いると連写
速度の面では不利である。本実施の形態2においては、
プログレッシブ方式を用いることにより、そのような問
題は解消されている。
【0107】なお、上述した本実施の形態1〜2では、
メモリ9とメモリ10を別個のものとしたが、必ずしも
そうである必要はなく、1つのメモリの異なる領域を使
うようにしてもよい。
メモリ9とメモリ10を別個のものとしたが、必ずしも
そうである必要はなく、1つのメモリの異なる領域を使
うようにしてもよい。
【0108】また、上述した本実施の形態1〜2では、
説明の都合上、R及びB用CCDの画素に対して、G用
CCDの画素は水平垂直方向に1/2画素ずらして配置
しているものとしたが、実際には光学系の色収差などの
影響により、CCD受光面上での物理的な1/2画素の
空間位置と、光学的な1/2画素の空間位置は必ずしも
一致するとは限らない。従って、R及びB用CCDの画
素に対するG用CCDの画素の水平垂直方向のずらし量
は、物理的な1/2画素ではなく、光学的な1/2画素
である。
説明の都合上、R及びB用CCDの画素に対して、G用
CCDの画素は水平垂直方向に1/2画素ずらして配置
しているものとしたが、実際には光学系の色収差などの
影響により、CCD受光面上での物理的な1/2画素の
空間位置と、光学的な1/2画素の空間位置は必ずしも
一致するとは限らない。従って、R及びB用CCDの画
素に対するG用CCDの画素の水平垂直方向のずらし量
は、物理的な1/2画素ではなく、光学的な1/2画素
である。
【0109】なお、本発明の生成手段は、上述した本実
施の形態においては、CCDを含む手段に対応するが、
これに限らず、要するに、動画の生成を行うか静止画の
生成を行うかに関わらず同じ画素数に基づく撮像信号を
所定の一単位ごとに生成する手段であればよい。
施の形態においては、CCDを含む手段に対応するが、
これに限らず、要するに、動画の生成を行うか静止画の
生成を行うかに関わらず同じ画素数に基づく撮像信号を
所定の一単位ごとに生成する手段であればよい。
【0110】また、本発明の処理手段は、上述した本実
施の形態においては、3次元NR回路4を含む手段に対
応するが、これに限らず、要するに、生成された撮像信
号を所定の一単位ごとに読み込んでノイズを低減するた
めの処理を行う手段であればよい。
施の形態においては、3次元NR回路4を含む手段に対
応するが、これに限らず、要するに、生成された撮像信
号を所定の一単位ごとに読み込んでノイズを低減するた
めの処理を行う手段であればよい。
【0111】また、本発明の記憶手段は、上述した本実
施の形態においては、メモリ9を含む手段に対応する
が、これに限らず、要するに、所定の一単位ごとに処理
された撮像信号を記憶する手段であればよい。
施の形態においては、メモリ9を含む手段に対応する
が、これに限らず、要するに、所定の一単位ごとに処理
された撮像信号を記憶する手段であればよい。
【0112】また、本発明の演算手段は、上述した本実
施の形態においては、マトリクス回路5を含む手段に対
応するが、これに限らず、要するに、処理手段によって
処理され、記憶手段に一旦記憶されたまたは記憶されな
かった撮像信号に対して、動画の生成または静止画の生
成を行うための演算を行う手段であればよい。
施の形態においては、マトリクス回路5を含む手段に対
応するが、これに限らず、要するに、処理手段によって
処理され、記憶手段に一旦記憶されたまたは記憶されな
かった撮像信号に対して、動画の生成または静止画の生
成を行うための演算を行う手段であればよい。
【0113】また、本発明の選択手段は、上述した本実
施の形態においては、セレクタ12を含む手段に対応す
るが、これに限らず、要するに、(a)動画の生成を行
うときには、処理手段によって処理され記憶手段に記憶
されなかった撮像信号を、(b)静止画の生成を行うと
きには、処理手段によって処理され記憶手段によって一
旦記憶された撮像信号を、演算を行われるべき撮像信号
として選択するための手段であればよい。
施の形態においては、セレクタ12を含む手段に対応す
るが、これに限らず、要するに、(a)動画の生成を行
うときには、処理手段によって処理され記憶手段に記憶
されなかった撮像信号を、(b)静止画の生成を行うと
きには、処理手段によって処理され記憶手段によって一
旦記憶された撮像信号を、演算を行われるべき撮像信号
として選択するための手段であればよい。
【0114】要するに、本発明の撮像装置は、動画の生
成を行うか静止画の生成を行うかを切り替えて対象物の
撮像を行うための撮像装置であって、動画の生成を行う
か静止画の生成を行うかに関わらず同じ画素数に基づく
撮像信号を所定の一単位ごとに生成する生成手段と、生
成された撮像信号を所定の一単位ごとに読み込んでノイ
ズを低減するための処理を行う処理手段と、所定の一単
位ごとに処理された撮像信号を記憶する記憶手段と、処
理手段によって処理され、記憶手段に一旦記憶されたま
たは記憶されなかった撮像信号に対して、動画の生成ま
たは静止画の生成を行うための演算を行う演算手段とを
備え、所定の一単位ごとの撮像信号のノイズを低減する
ための処理は、その所定の一単位より前に記憶されてい
る所定の一単位の撮像信号を利用して行われる撮像装置
である。
成を行うか静止画の生成を行うかを切り替えて対象物の
撮像を行うための撮像装置であって、動画の生成を行う
か静止画の生成を行うかに関わらず同じ画素数に基づく
撮像信号を所定の一単位ごとに生成する生成手段と、生
成された撮像信号を所定の一単位ごとに読み込んでノイ
ズを低減するための処理を行う処理手段と、所定の一単
位ごとに処理された撮像信号を記憶する記憶手段と、処
理手段によって処理され、記憶手段に一旦記憶されたま
たは記憶されなかった撮像信号に対して、動画の生成ま
たは静止画の生成を行うための演算を行う演算手段とを
備え、所定の一単位ごとの撮像信号のノイズを低減する
ための処理は、その所定の一単位より前に記憶されてい
る所定の一単位の撮像信号を利用して行われる撮像装置
である。
【0115】なお、本発明は、上述した本発明の撮像装
置の全部または一部の手段(または、装置、素子、回
路、部など)の機能をコンピュータにより実行させるた
めのプログラムであって、コンピュータと協働して動作
するプログラムである。もちろん、本発明のコンピュー
タは、CPUなどの純然たるハードウェアに限らず、フ
ァームウェアやOS、さらに周辺機器を含むものであっ
ても良い。
置の全部または一部の手段(または、装置、素子、回
路、部など)の機能をコンピュータにより実行させるた
めのプログラムであって、コンピュータと協働して動作
するプログラムである。もちろん、本発明のコンピュー
タは、CPUなどの純然たるハードウェアに限らず、フ
ァームウェアやOS、さらに周辺機器を含むものであっ
ても良い。
【0116】また、本発明は、上述した本発明の撮像方
法の全部または一部のステップ(または、工程、動作、
作用など)の動作をコンピュータにより実行させるため
のプログラムであって、コンピュータと協働して動作す
るプログラムである。
法の全部または一部のステップ(または、工程、動作、
作用など)の動作をコンピュータにより実行させるため
のプログラムであって、コンピュータと協働して動作す
るプログラムである。
【0117】なお、本発明の一部の手段(または、装
置、素子、回路、部など)、本発明の一部のステップ
(または、工程、動作、作用など)は、それらの複数の
手段またはステップの内の幾つかの手段またはステップ
を意味する、あるいは一つの手段またはステップの内の
一部の機能または一部の動作を意味するものである。
置、素子、回路、部など)、本発明の一部のステップ
(または、工程、動作、作用など)は、それらの複数の
手段またはステップの内の幾つかの手段またはステップ
を意味する、あるいは一つの手段またはステップの内の
一部の機能または一部の動作を意味するものである。
【0118】また、本発明の一部の装置(または、素
子、回路、部など)は、それら複数の装置の内の幾つか
の装置を意味する、あるいは一つの装置の内の一部の手
段(または、素子、回路、部など)を意味する、あるい
は一つの手段の内の一部の機能を意味するものである。
子、回路、部など)は、それら複数の装置の内の幾つか
の装置を意味する、あるいは一つの装置の内の一部の手
段(または、素子、回路、部など)を意味する、あるい
は一つの手段の内の一部の機能を意味するものである。
【0119】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピ
ュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コン
ピュータと協働して動作する態様であっても良い。ま
た、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を
伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータ
と協働して動作する態様であっても良い。また、記録媒
体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、イ
ンターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等が含まれ
る。
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピ
ュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コン
ピュータと協働して動作する態様であっても良い。ま
た、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を
伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータ
と協働して動作する態様であっても良い。また、記録媒
体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、イ
ンターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等が含まれ
る。
【0120】なお、本発明の構成は、ソフトウェア的に
実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
【0121】また、本発明は、上述した本発明の撮像装
置の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコ
ンピュータにより実行させるためのプログラムを担持し
た媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ読
み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動し
て前記機能を実行する媒体である。
置の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコ
ンピュータにより実行させるためのプログラムを担持し
た媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ読
み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動し
て前記機能を実行する媒体である。
【0122】また、本発明は、上述した本発明の撮像方
法の全部または一部のステップの全部または一部の動作
をコンピュータにより実行させるためのプログラムを担
持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可能か
つ読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協
動して前記動作を実行する媒体である。
法の全部または一部のステップの全部または一部の動作
をコンピュータにより実行させるためのプログラムを担
持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可能か
つ読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協
動して前記動作を実行する媒体である。
【0123】このように、本発明は、たとえば、水平及
び垂直方向の画素配列間隔がそれぞれPh、Pvである
撮像素子を複数有し、その複数の撮像素子のうち少なく
とも一つの撮像素子を他の撮像素子に対して垂直方向W
h=(Ph/2+a)、水平方向Wv=(Pv/2+
b)(a、bは定数)だけシフトさせて配置した撮像手
段と、ノイズ低減手段からの出力信号を記憶する記憶手
段と、前記撮像手段からの出力信号と、前記記憶手段か
らの出力信号とを用いてノイズ低減を行い、その結果を
前記記憶手段及び選択手段へ出力するノイズ低減手段
と、動画撮影時は前記ノイズ低減手段からの出力信号
を、静止画撮影時は前記記憶手段の出力信号を、選択し
て出力する選択手段とを備え、前記選択手段の出力を出
力信号とすることを特徴とした撮像装置である。
び垂直方向の画素配列間隔がそれぞれPh、Pvである
撮像素子を複数有し、その複数の撮像素子のうち少なく
とも一つの撮像素子を他の撮像素子に対して垂直方向W
h=(Ph/2+a)、水平方向Wv=(Pv/2+
b)(a、bは定数)だけシフトさせて配置した撮像手
段と、ノイズ低減手段からの出力信号を記憶する記憶手
段と、前記撮像手段からの出力信号と、前記記憶手段か
らの出力信号とを用いてノイズ低減を行い、その結果を
前記記憶手段及び選択手段へ出力するノイズ低減手段
と、動画撮影時は前記ノイズ低減手段からの出力信号
を、静止画撮影時は前記記憶手段の出力信号を、選択し
て出力する選択手段とを備え、前記選択手段の出力を出
力信号とすることを特徴とした撮像装置である。
【0124】また、本発明は、たとえば、前記選択手段
の出力信号に対して、水平方向画素数が前記撮像素子の
2倍である第1の輝度信号と、第1の輝度信号と空間的
にずれ、なおかつ、水平方向画素数が前記撮像素子の2
倍である第2の輝度信号とを作成する輝度信号作成手段
と、前記第1の輝度信号の水平方向サンプリング周波数
を所定の比に低減し、第3の輝度信号として出力するサ
ンプリング周波数変換手段と、前記第1及び第2の輝度
信号を記憶し、第1及び第2の輝度信号を時分割多重し
て出力する第2の記憶手段と、動画撮影時は前記サンプ
リング周波数変換手段の出力信号を、静止画撮影時は前
記第2の記憶手段の出力信号を、選択して出力する第2
の選択手段とを備えた上述の撮像装置である。
の出力信号に対して、水平方向画素数が前記撮像素子の
2倍である第1の輝度信号と、第1の輝度信号と空間的
にずれ、なおかつ、水平方向画素数が前記撮像素子の2
倍である第2の輝度信号とを作成する輝度信号作成手段
と、前記第1の輝度信号の水平方向サンプリング周波数
を所定の比に低減し、第3の輝度信号として出力するサ
ンプリング周波数変換手段と、前記第1及び第2の輝度
信号を記憶し、第1及び第2の輝度信号を時分割多重し
て出力する第2の記憶手段と、動画撮影時は前記サンプ
リング周波数変換手段の出力信号を、静止画撮影時は前
記第2の記憶手段の出力信号を、選択して出力する第2
の選択手段とを備えた上述の撮像装置である。
【0125】また、本発明は、たとえば、Wh、Wv
は、Wh=Ph/2、Wv=Pv/2であるとした上述
の撮像装置である。
は、Wh=Ph/2、Wv=Pv/2であるとした上述
の撮像装置である。
【0126】また、本発明は、たとえば、前記複数の撮
像素子それぞれから出力される色信号は、G及びR、B
の色信号であり、他の撮像素子に対して一定ピッチだけ
シフトさせて配置した撮像素子は、R、Bの色信号をそ
れぞれ出力する撮像素子、あるいはGの色信号を出力す
る撮像素子のどちらか一方であることを特徴とする上述
の撮像装置である。
像素子それぞれから出力される色信号は、G及びR、B
の色信号であり、他の撮像素子に対して一定ピッチだけ
シフトさせて配置した撮像素子は、R、Bの色信号をそ
れぞれ出力する撮像素子、あるいはGの色信号を出力す
る撮像素子のどちらか一方であることを特徴とする上述
の撮像装置である。
【0127】また、本発明は、たとえば、撮像素子はイ
ンターレース走査駆動をするとした、上述の撮像装置で
ある。
ンターレース走査駆動をするとした、上述の撮像装置で
ある。
【0128】また、本発明は、たとえば、水平及び垂直
方向の画素配列間隔がそれぞれPh、Pvである撮像素
子を複数有し、その複数の撮像素子のうち少なくとも一
つの撮像素子を他の撮像素子に対して垂直方向Wh=
(Ph/2+a)、水平方向Wv=(Pv/2+b)
(a、bは定数)だけシフトさせて配置した撮像手段
と、ノイズ低減手段からの出力信号を記憶する記憶手段
と、前記撮像手段からの出力信号と、前記記憶手段から
の出力信号とを用いてノイズ低減を行い、前記記憶手段
へ出力するノイズ低減手段とを備え、前記ノイズ低減手
段の出力を出力信号とすることを特徴とした撮像装置で
ある。
方向の画素配列間隔がそれぞれPh、Pvである撮像素
子を複数有し、その複数の撮像素子のうち少なくとも一
つの撮像素子を他の撮像素子に対して垂直方向Wh=
(Ph/2+a)、水平方向Wv=(Pv/2+b)
(a、bは定数)だけシフトさせて配置した撮像手段
と、ノイズ低減手段からの出力信号を記憶する記憶手段
と、前記撮像手段からの出力信号と、前記記憶手段から
の出力信号とを用いてノイズ低減を行い、前記記憶手段
へ出力するノイズ低減手段とを備え、前記ノイズ低減手
段の出力を出力信号とすることを特徴とした撮像装置で
ある。
【0129】また、本発明は、たとえば、前記ノイズ低
減手段の出力信号に対して、水平方向画素数が前記撮像
素子の2倍である第1の輝度信号と、第1の輝度信号と
空間的にずれ、なおかつ、水平方向画素数が前記撮像素
子の2倍である第2の輝度信号とを作成する輝度信号作
成手段と、前記第1の輝度信号の水平方向サンプリング
周波数を所定の比に低減し、第3の輝度信号として出力
するサンプリング周波数変換手段と、前記第1及び第2
の輝度信号を記憶し、第1及び第2の輝度信号を時分割
多重して出力する第2の記憶手段と、動画撮影時は前記
サンプリング周波数変換手段の出力信号を、静止画撮影
時は前記第2の記憶手段の出力信号のいずれかを選択し
て出力する選択手段とを備えた上述の撮像装置である。
減手段の出力信号に対して、水平方向画素数が前記撮像
素子の2倍である第1の輝度信号と、第1の輝度信号と
空間的にずれ、なおかつ、水平方向画素数が前記撮像素
子の2倍である第2の輝度信号とを作成する輝度信号作
成手段と、前記第1の輝度信号の水平方向サンプリング
周波数を所定の比に低減し、第3の輝度信号として出力
するサンプリング周波数変換手段と、前記第1及び第2
の輝度信号を記憶し、第1及び第2の輝度信号を時分割
多重して出力する第2の記憶手段と、動画撮影時は前記
サンプリング周波数変換手段の出力信号を、静止画撮影
時は前記第2の記憶手段の出力信号のいずれかを選択し
て出力する選択手段とを備えた上述の撮像装置である。
【0130】また、本発明は、たとえば、前記Wh、W
vは、Wh=Ph/2、Wv=Pv/2であるとした上
述の撮像装置である。
vは、Wh=Ph/2、Wv=Pv/2であるとした上
述の撮像装置である。
【0131】また、本発明は、たとえば、前記複数の撮
像素子それぞれから出力される色信号は、G及びR、B
の色信号であり、他の撮像素子に対して一定ピッチだけ
シフトさせて配置した撮像素子は、R、Bの色信号をそ
れぞれ出力する撮像素子、あるいはGの色信号を出力す
る撮像素子のどちらか一方であることを特徴とする上述
の撮像装置である。
像素子それぞれから出力される色信号は、G及びR、B
の色信号であり、他の撮像素子に対して一定ピッチだけ
シフトさせて配置した撮像素子は、R、Bの色信号をそ
れぞれ出力する撮像素子、あるいはGの色信号を出力す
る撮像素子のどちらか一方であることを特徴とする上述
の撮像装置である。
【0132】また、本発明は、たとえば、撮像素子はプ
ログレッシブ走査駆動をするとした、上述の撮像装置で
ある。
ログレッシブ走査駆動をするとした、上述の撮像装置で
ある。
【0133】よって、本発明によれば、静止画撮影時も
動画撮影時と同じく3次元ノイズ低減処理を行うことが
できるため、静止画としては動画と同程度にノイズが少
なく、かつ動画を大幅に上回る画素数をもつ、高品位で
高精細な静止画を得ることができる。また、同一静止画
画素数を得るために必要なCCD画素数が単板方式に比
べて1/4で済むことから、同一光学系サイズであれば
画素面積を単板方式の4倍まで高めることができ、S/
N及び感度面でも有利となる。
動画撮影時と同じく3次元ノイズ低減処理を行うことが
できるため、静止画としては動画と同程度にノイズが少
なく、かつ動画を大幅に上回る画素数をもつ、高品位で
高精細な静止画を得ることができる。また、同一静止画
画素数を得るために必要なCCD画素数が単板方式に比
べて1/4で済むことから、同一光学系サイズであれば
画素面積を単板方式の4倍まで高めることができ、S/
N及び感度面でも有利となる。
【0134】また、本発明によれば、プログレッシブC
CDを用いた場合でも、動画撮影時と静止画撮影時とも
に3次元ノイズ低減処理を行うことができ、また、ま
た、動画としては高画質なプログレッシブ動画が、静止
画としては動画と同程度にノイズが少なく、かつ動画を
大幅に上回る画素数をもつ、高品位で高精細な静止画が
得られる。さらに、静止画撮影時のCCD駆動周波数を
動画撮影時と等しくできるため、従来のプログレッシブ
CCDを用いた単板方式と比較して、消費電力を抑える
ことが可能になる。加えて、同一静止画画素数を得るた
めに必要なCCD画素数が単板方式に比べて1/4とな
るため、3次元ノイズ低減処理に用いるメモリは単板方
式に比べ1/4×3=3/4で済み、メモリ容量を削減
することもできる。また同一光学系サイズであれば画素
面積を単板方式の4倍まで高めることができるため、S
/N及び感度面でも有利となる。
CDを用いた場合でも、動画撮影時と静止画撮影時とも
に3次元ノイズ低減処理を行うことができ、また、ま
た、動画としては高画質なプログレッシブ動画が、静止
画としては動画と同程度にノイズが少なく、かつ動画を
大幅に上回る画素数をもつ、高品位で高精細な静止画が
得られる。さらに、静止画撮影時のCCD駆動周波数を
動画撮影時と等しくできるため、従来のプログレッシブ
CCDを用いた単板方式と比較して、消費電力を抑える
ことが可能になる。加えて、同一静止画画素数を得るた
めに必要なCCD画素数が単板方式に比べて1/4とな
るため、3次元ノイズ低減処理に用いるメモリは単板方
式に比べ1/4×3=3/4で済み、メモリ容量を削減
することもできる。また同一光学系サイズであれば画素
面積を単板方式の4倍まで高めることができるため、S
/N及び感度面でも有利となる。
【0135】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、静止画撮影時におけるノイズ低減を効率よく
行うことができるという長所を有する。
本発明は、静止画撮影時におけるノイズ低減を効率よく
行うことができるという長所を有する。
【図1】本発明の実施の形態1による撮像装置の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における動画撮影時の画
素の空間位置関係を示す模式図
素の空間位置関係を示す模式図
【図3】本発明の実施の形態1に用いられる3次元NR
回路の構成例を示すブロック図
回路の構成例を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1に用いられるマトリクス
回路の構成例を示すブロック図
回路の構成例を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態1に用いられるサンプリン
グ周波数変換器の処理動作を表す模式図
グ周波数変換器の処理動作を表す模式図
【図6】本発明の実施の形態1における静止画撮影時の
画素の空間位置関係を示す模式図
画素の空間位置関係を示す模式図
【図7】本発明の実施の形態1に用いられるインターレ
ース補正回路の構成例を示すブロック図
ース補正回路の構成例を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態2による撮像装置の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図9】従来のインターレースCCDを用いた撮像装置
の構成例を示すブロック図
の構成例を示すブロック図
【図10】従来のインターレースCCDを用いた撮像装
置に用いられるノイズ低減回路の構成例を示すブロック
図
置に用いられるノイズ低減回路の構成例を示すブロック
図
【図11】従来のインターレースCCDを用いた撮像装
置に用いられるノイズ低減回路における非線形処理回路
の入出力特性を表す特性図
置に用いられるノイズ低減回路における非線形処理回路
の入出力特性を表す特性図
【図12】従来のプログレッシブCCDを用いた撮像装
置の構成例を示すブロック図
置の構成例を示すブロック図
1 CCD
2 アナログ処理回路
3 A/D変換器
4 3次元NR回路
5 マトリクス回路
6 水平ズーム回路
7 サンプリング周波数変換器
8 セレクタ
9 メモリ
10 メモリ
11 インターレース補正回路
12 セレクタ
21 減算器
22 非線形処理回路
23 減算器
31 1Hラインメモリ
32 1Hラインメモリ
33 1Hラインメモリ
34 1Hラインメモリ
35 Y1用マトリクス回路
36 Y2用マトリクス回路
37 C用マトリクス回路
41 1Hラインメモリ
42 加算器
43 除算手段
44 セレクタ
51 CCD
101 CCD
102 アナログ処理回路
103 A/D変換器
104 マトリクス回路
105 ノイズ低減回路
106 電子ズーム回路
107 メモリ
108 メモリ
201 減算器
202 非線形処理回路
203 減算器
301 CCD
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(72)発明者 豊村 浩一
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 5C022 AA13 AB37 AC69
5C024 BX01 CX03 HX58
5C065 AA01 AA03 BB22 GG30
Claims (13)
- 【請求項1】 動画の生成を行うか静止画の生成を行う
かを切り替えて対象物の撮像を行うための撮像装置であ
って、 前記動画の生成を行うか前記静止画の生成を行うかに関
わらず同じ画素数に基づく撮像信号を所定の一単位ごと
に生成する生成手段と、 前記生成された撮像信号を所定の一単位ごとに読み込ん
でノイズを低減するための処理を行う処理手段と、 前記所定の一単位ごとに処理された撮像信号を記憶する
記憶手段と、 前記処理手段によって処理され、前記記憶手段に一旦記
憶されたまたは記憶されなかった撮像信号に対して、前
記動画の生成または前記静止画の生成を行うための演算
を行う演算手段とを備え、 前記所定の一単位ごとの撮像信号のノイズを低減するた
めの処理は、その所定の一単位より前に前記記憶されて
いる所定の一単位の撮像信号を利用して行われる撮像装
置。 - 【請求項2】 前記所定の一単位とは、フィールドであ
り、 前記撮像信号の読み込みは、偶数フィールドと奇数フィ
ールドとに対して交互に行われ、 前記所定の一単位ごとの撮像信号のノイズを低減するた
めの処理は、そのフィールドより前に前記記憶されてい
るフィールドの撮像信号を利用して行われる請求項1記
載の撮像装置。 - 【請求項3】 (a)前記動画の生成を行うときには、
前記処理手段によって処理され前記記憶手段に記憶され
なかった撮像信号を、(b)前記静止画の生成を行うと
きには、前記処理手段によって処理され前記記憶手段に
よって一旦記憶された撮像信号を、前記演算を行われる
べき撮像信号として選択するための選択手段を備えた請
求項2記載の撮像装置。 - 【請求項4】 前記演算手段は、前記選択手段によって
選択された撮像信号に基づいて、第一の輝度信号および
その第一の輝度信号と空間的にずれた第二の輝度信号を
作成する輝度信号作成手段と、前記作成された第一の輝
度信号の水平方向のサンプリング周波数を変換するサン
プリング周波数変換手段と、前記作成された第一の輝度
信号および前記第二の輝度信号を記憶するメモリと、前
記メモリによって記憶された第一の輝度信号および第二
の輝度信号を選択するためのセレクタとを有し、 (a)前記動画の生成が行われるときには、前記サンプ
リング周波数変換手段によって変換された第一の輝度信
号が前記演算の結果として出力され、(b)前記静止画
の生成が行われるときには、前記セレクタによって選択
された第一の輝度信号および第二の輝度信号が前記演算
の結果として出力される請求項3記載の撮像装置。 - 【請求項5】 前記生成手段は、前記静止画撮影が行わ
れる際には、同一時刻における前記撮像信号を前記偶数
フィールドと前記奇数フィールドとに分割して生成する
請求項2記載の撮像装置。 - 【請求項6】 前記所定の一単位とは、フレームであ
り、 前記撮像信号の読み込みは、一フレームに対して一挙に
行われ、 前記所定の一単位ごとの撮像信号のノイズを低減するた
めの処理は、そのフレームより前に前記記憶されている
フレームの撮像信号を利用して行われる請求項1記載の
撮像装置。 - 【請求項7】 前記演算手段は、前記処理手段によって
処理された撮像信号に基づいて、第一の輝度信号および
その第一の輝度信号と空間的にずれた第二の輝度信号を
作成する輝度信号作成手段と、前記作成された第一の輝
度信号の水平方向のサンプリング周波数を変換するサン
プリング周波数変換手段と、前記作成された第一の輝度
信号および前記第二の輝度信号を記憶するメモリと、前
記メモリによって記憶された第一の輝度信号および第二
の輝度信号を選択するためのセレクタとを有し、 (a)前記動画の生成が行われるときには、前記サンプ
リング周波数変換手段によって変換された第一の輝度信
号が前記演算の結果として出力され、(b)前記静止画
の生成が行われるときには、前記セレクタによって選択
された第一の輝度信号および第二の輝度信号が前記演算
の結果として出力される請求項6記載の撮像装置。 - 【請求項8】 前記画素は、n個の撮像素子を一組とし
て、実質的に水平方向、垂直方向の配列間隔がそれぞれ
Ph、Pvとなるようマトリックス状に配列されてお
り、 前記n個の撮像素子の内の少なくとも一つの撮像素子
は、他の撮像素子に対して水平方向、垂直方向にそれぞ
れWh=(Ph/2+a)、Wv=(Pv/2+b)
(a、bは定数)だけシフトされている請求項1記載の
撮像装置。 - 【請求項9】 a=b=0である請求項8記載の撮像装
置。 - 【請求項10】 n=3であり、 前記画素は、R、G、Bの色信号をそれぞれ出力するた
めの三個の撮像素子が一組となった画素であり、 前記シフトされている撮像素子は、前記Gの色信号を出
力するための撮像素子であることを特徴とする請求項9
記載の撮像装置。 - 【請求項11】 動画の生成を行うか静止画の生成を行
うかを切り替えて対象物の撮像を行うための撮像方法で
あって、 前記動画の生成を行うか前記静止画の生成を行うかに関
わらず同じ画素数に基づく撮像信号を所定の一単位ごと
に生成するステップと、 前記生成された撮像信号を所定の一単位ごとに読み込ん
でノイズを低減するための処理を行うステップと、 前記所定の一単位ごとに処理された撮像信号を記憶する
ステップと、 前記処理され、前記一旦記憶されたまたは記憶されなか
った撮像信号に対して、前記動画の生成または前記静止
画の生成を行うための演算を行うステップとを備え、 前記所定の一単位ごとの撮像信号のノイズを低減するた
めの処理は、その所定の一単位より前に前記記憶されて
いる所定の一単位の撮像信号を利用して行われる撮像方
法。 - 【請求項12】 請求項11記載の撮像方法の、前記動
画の生成を行うか前記静止画の生成を行うかに関わらず
同じ画素数に基づく撮像信号を所定の一単位ごとに生成
するステップと、前記生成された撮像信号を所定の一単
位ごとに読み込んでノイズを低減するための処理を行う
ステップと、前記所定の一単位ごとに処理された撮像信
号を記憶するステップと、前記処理され、前記一旦記憶
されたまたは記憶されなかった撮像信号に対して、前記
動画の生成または前記静止画の生成を行うための演算を
行うステップとの全部または一部をコンピュータに実行
させるためのプログラム。 - 【請求項13】 請求項11記載の撮像方法の、前記動
画の生成を行うか前記静止画の生成を行うかに関わらず
同じ画素数に基づく撮像信号を所定の一単位ごとに生成
するステップと、前記生成された撮像信号を所定の一単
位ごとに読み込んでノイズを低減するための処理を行う
ステップと、前記所定の一単位ごとに処理された撮像信
号を記憶するステップと、前記処理され、前記一旦記憶
されたまたは記憶されなかった撮像信号に対して、前記
動画の生成または前記静止画の生成を行うための演算を
行うステップとの全部または一部をコンピュータに実行
させるためのプログラムを担持した媒体であって、コン
ピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001199007A JP2003018470A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 撮像装置、撮像方法、プログラム、および媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001199007A JP2003018470A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 撮像装置、撮像方法、プログラム、および媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003018470A true JP2003018470A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19036357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001199007A Pending JP2003018470A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 撮像装置、撮像方法、プログラム、および媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003018470A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8072511B2 (en) | 2007-10-18 | 2011-12-06 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Noise reduction processing apparatus, noise reduction processing method, and image sensing apparatus |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001199007A patent/JP2003018470A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8072511B2 (en) | 2007-10-18 | 2011-12-06 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Noise reduction processing apparatus, noise reduction processing method, and image sensing apparatus |
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